HOME > World / Africa >

アフリカ Africa 2010 4月


Tweet


アフリカアフリカ Africa 2016


おかねおくれ


作成:斉藤龍一郎
 *(特活)アフリカ日本協議会事務局長

アフリカ日本協議会(AJF)2010
HIV/AIDS 2010
グローバル・エイズ・アップデイト
Gender in Africa
アフリカの子ども
アフリカ障害者の10年
アフリカ開発会議(TICAD)
気候変動とアフリカ
アフリカと中国
アフリカとスポーツ
アフリカの食料・農業問題
アフリカの石油、資源
アフリカの保健・医療
アフリカのICT
ケニア共和国 Republic of Kenya 大統領選挙と騒乱
ソマリア海賊対策と自衛隊派遣問題
アルジェリア民主人民共和国アンゴラ共和国ウガンダ共和国エジプト・アラブ共和国エチオピア連邦民主共和国エリトリア国ガーナ共和国カーボヴェルデ共和国ガボン共和国カメルーン共和国ガンビア共和国ギニア共和国ギニアビサウ共和国ケニア共和国コートジボワール共和国コモロ連合コンゴ共和国コンゴ民主共和国サハラ・アラブ民主共和国サントメ・プリンシペ民主共和国ザンビア共和国シエラレオネ共和国ジンバブエ共和国スーダン共和国スペイン領カナリア諸島スワジランド王国セーシェル共和国赤道ギニア共和国セネガル共和国ソマリア民主共和国タンザニア連合共和国チャド共和国チュニジア共和国中央アフリカ共和国トーゴ共和国ナイジェリア連邦共和国ナミビア共和国ニジェール共和国ブルキナファソブルンジ共和国ベナン共和国ボツワナ共和国マダガスカル共和国マラウイ共和国マリ共和国南アフリカ共和国南スーダン共和国モーリシャス共和国モーリタニア・イスラム共和国モザンビーク共和国モロッコ王国リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国)リベリア共和国ルワンダ共和国レソト王国
※外務省ウェブサイトを基に、国名を表記しています。

新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。


◆2010/04/ Africa Renewal アフリカの若い世代が作り出す新しいネット社会
◆2010/04/01 NIKKEI NET スーダンに選挙監視団を派遣
◆2010/04/01 asahi.com スーダン大統領選、現職バシル氏当確に 野党が擁立断念
◆2010/04/01 NIKKEI NET ケニア沖で海賊が北朝鮮船を襲撃、9人重傷
◆2010/04/01 スポーツニッポン 性別疑惑のセメンヤ、声明文で競技会復帰の意向表明
◆2010/04/01 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】南アフリカ人アーティストを探し出せ! 開会式までの問題点山積み。(南ア)
◆2010/04/01 ロケットニュース24 古い自動車から部品を集めて自作ヘリに挑戦
◆2010/04/01 AFP BB News 南アフリカの荒野にアンテナ群、巨大電波干渉計の誘致目指す
◆2010/04/01 JICA 視覚障害者の自立を「あん摩」で支援(ケニア)
◆2010/04/02 cnn.co.jp 米軍艦に海賊が発砲、5人拘束 セーシェル沖
◆2010/04/02 yomiuri.co.jp ソマリアの海賊ボートを米艦撃沈、5人拘束
◆2010/04/02 cnn.co.jp 軍将校らが首相を一時拘束 西アフリカ・ギニアビサウ
◆2010/04/03 毎日新聞 <ジンバブエ>大統領選の混乱から2年 失業9割…苦境続く
◆2010/04/03 asahi.com スーダンの野党、選挙不参加へ 与党の不正を懸念
◆2010/04/03 yomiuri.co.jp ナイジェリア大統領「会話困難」、権限移行加速?
◆2010/04/03 毎日新聞 ソマリア:首都モガディシオで戦闘 市民20人が死亡
◆2010/04/03 cnn.co.jp 99歳で大学を卒業した元教師、アフリカからの頭脳流出に危機感
◆2010/04/03 MSN Philippines News ルワンダのTwa族への支援、障害者や女性に比べて十分行き渡らず
◆2010/04/04 yomiuri.co.jp エルバラダイ氏、エジプト大統領選への遠い道
◆2010/04/04 yomiuri.co.jp エジプト警察、エルバラダイ氏支持者を拘束
◆2010/04/04 cnn.co.jp 南アの白人至上主義団体リーダー、殺害される
◆2010/04/04 毎日新聞 南アフリカ:極右指導者殺害される
◆2010/04/04 AFP BB News 極右白人至上団体指導者が殺害される、南ア 賃金未払いで口論
◆2010/04/04 cnn.co.jp セネガルが世界最大の像を公開、北朝鮮が祝辞
◆2010/04/05 yomiuri.co.jp 南アで極右組織の指導者殺害、大統領が緊急声明
◆2010/04/05 asahi.com 南アフリカの白人至上主義指導者、黒人に殺される
◆2010/04/05 AFP BB News 白人極右指導者の殺害で緊張する南ア情勢、「報復」懸念も
◆2010/04/05 毎日新聞 エジプト:エルバラダイ氏関連本を発行、出版社幹部を拘束
◆2010/04/05 毎日新聞 スーダン大統領選:最大野党ボイコット、与党の不正を主張 バシル氏の「信任投票」に
◆2010/04/05 NIKKEI NET 海賊収容もう限界!訴追引き受けケニア「連れてくるな」
◆2010/04/05 WirelessWire News ケニアのサファリコムが4Gテストを計画 - LTEを採用か
◆2010/04/05 NIKKEI NET (ニュースの理由)北アフリカ 企業が注目 太陽熱・バイオに可能性
◆2010/04/06 NIKKEI NET 「アフリカの経済統合不可欠」 アフリカ開発銀総裁
◆2010/04/06 Nigerian Bulletin Zain Partners CYDI to Empower Physically Challenged Nigerians
◆2010/04/06 AllAfrica.com Uganda: 'Straight Talk' For The Blind
◆2010/04/06 AFP BB News 南アの白人極右指導者殺害、反アパルトヘイトの歌がやり玉に
◆2010/04/07 AngolaPress Peace eases implementation of children's project
◆2010/04/07 cnn.co.jp マドンナさんの女子学校、建設に着工 マラウイ
◆2010/04/07 AFP BB News 性別疑惑のセメンヤ 6月に復帰の意向
◆2010/04/07 ニューズウィーク 治安悪過ぎで売れ残るW杯チケット
◆2010/04/08 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】南ア極右翼党首殺害。イースターホリディが一転緊迫。
◆2010/04/08 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】6歳の少年、飛んできたタイヤにぶつかり死亡。(南ア)
◆2010/04/09 cnn.co.jp 人類の祖先? 南アフリカで新種の猿人の頭がい骨発見
◆2010/04/09 AFP BB News 南アフリカで新種の猿人化石を発見、親族の少年と女性か
◆2010/04/09 AFP BB News 南アの白人極右指導者殺害、浮き彫りになった人種間の格差
◆2010/04/09 NIKKEI NET 190万年前の猿人化石 南アで発見、現代人につながる新種か
◆2010/04/09 asahi.com 奪われた文化財、発祥の地に返して 25カ国がタッグ
◆2010/04/09 Plus News ルワンダのコンドーム普及キャンペーン、障害者に向けてメッセージを発することに失敗
◆2010/04/09 AngolaPress Angolans appointed for CPLP disabled people federation
◆2010/04/10 NIKKEI NET アフリカ資源、新興国が争奪戦
◆2010/04/10 NIKKEI NET スーダン、混迷深まる 野党が大統領・国会選挙不参加表明
◆2010/04/11 NIKKEI NET スーダンで大統領選など始まる 現職バシル氏再選の情勢
◆2010/04/11 asahi.com スーダンで大統領選・国民議会選など投票始まる
◆2010/04/11 AFP BB News 「テロ容疑者の無実、ブッシュ大統領も知っていた」、元米国務長官の側近が証言
◆2010/04/12 NIKKEI NET スーダンで大統領選など開始 24年ぶり複数政党参加
◆2010/04/12 NIKKEI NET  スーダン同時選挙、投票2日延長 大統領の再選確実な情勢
◆2010/04/12 cnn.co.jp 24年ぶり複数政党参加の選挙、野党はボイコット スーダン
◆2010/04/12 AFP BB News スーダンで大統領選などの投票始まる、初日からトラブル相次ぐ
◆2010/04/12 East African Business Week Injured Tz workers to get compensation for life
◆2010/04/12 VSO International Rwandan HIV and AIDS campaign 'ignored the disabled'
◆2010/04/12 AllAfrica.com Cameroon: Disabled Persons Undergo Physical Exercises
◆2010/04/12 シネマトゥデイ 映画『ジョニー・マッド・ドッグ』チャリティーTシャツを購入すれば300円がアフリカの恵まれない子どもたちに寄付
◆2010/04/12 AFP BB News LVMHグループ、オマーン&エジプトに高級リゾートホテル
◆2010/04/12 BCNランキング ソニーとFIFA、サッカーW杯25試合を3D映像化、オランダ対日本戦も
◆2010/04/12 AFP BB News シー・シェパードの妨害受けた調査捕鯨母船が帰港
◆2010/04/13 cnn.co.jp PKO要員4人が行方不明 スーダン西部ダルフール
◆2010/04/13 yomiuri.co.jp スーダン選挙、トラブル多発で投票日延長
◆2010/04/13 cnn.co.jp ソマリア首都で戦闘、子ども含む18人以上が死亡
◆2010/04/13 CDJournal.com スティーヴィー・ワンダーら、サマソニ第6弾ラインナップ&日程別ラインナップが発表!
◆2010/04/13 AFP BB News ローマ時代の女性ミイラを発掘、石こう製マスクや金板も エジプト
◆2010/04/13 レコードチャイナ 中国製パクリ携帯を締め出しへ、ユーザーや業者は猛反発―エジプト
◆2010/04/13 Botswana Press Agency Ministry to train people with disability
◆2010/04/13 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】ますます心配W杯。激化する外国人排斥。またしても外人惨殺。(南ア)
◆2010/04/13 日経エコロジー ワシントン条約は日本の勝利か? マグロ資源管理の無策を露呈
◆2010/04/14 AJF 学習会:コンゴにおける野生動物と地域社会
◆2010/04/14 cnn.co.jp 「テロの危険迫る」 イスラエルがエジプト滞在者に帰国勧告
◆2010/04/14 cnn.co.jp エジプト西部でローマ時代のミイラ発掘
◆2010/04/14 cnn.co.jp ソマリアのラジオ局、音楽を禁止され動物の鳴き声を放送
◆2010/04/14 NIKKEI NET 日本のODA、前年比1%減 OECD集計
◆2010/04/14 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】W杯本当にヤバイ。。人種差別の歌を歌う政治家と高まる緊張。(南ア)
◆2010/04/14 地球が見える 縮小する砂漠の湖、チャド湖
◆2010/04/14 New Vision Over 350 deaf get training
◆2010/04/14 Daily Nation Kenya: Stigma Much Reduced Due to Awareness Campaign
◆2010/04/14 毎日新聞 デフレの深層:/2 格安の新商品続々 中国・義烏の雑貨市場「100均のふるさと」
◆2010/04/14 LNEWS 商船三井/南アフリカ共和国のクーハ港利用でアフリカ航路改編
◆2010/04/14 ニューズウィーク 南アのソテツ泥棒を捕まえろ
◆2010/04/14 ナショナルジオグラフィック ニュース 農薬で毒殺されるケニアの動物たち
◆2010/04/15 cnn.co.jp ナイジェリア大統領11月以来姿見せず 大統領代行インタビュー
◆2010/04/15 新華社新華網ニュース モザンビークBenga炭鉱が着工、総埋蔵量は40億トン前後
◆2010/04/15 AFP BB News 核の保安体制に高まる懸念、過去20年に発生した核関連事件
◆2010/04/15 Sowetan Disabled value their dignity
◆2010/04/15 Botswana Press Agency Dj Poly proves disability is not inability
◆2010/04/15 サンプリング.jp CD7千枚を無料配布し、武力組織と戦う11人のメンバー
◆2010/04/15 CDJournal.com ハービー・ハンコックの新作はジェフ・ベックら参加の豪華コラボ作!新曲の無料DL配信も実施中
◆2010/04/16 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】W杯開催に一筋の光明?混乱に大統領がようやく一喝。(南ア)
◆2010/04/16 外務省 ブルンジ共和国に対する無償資金協力「気候変動による自然災害対処能力向上計画」に関する書簡の交換
◆2010/04/17 cnn.co.jp スーダンで24年ぶり実施の選挙 集計作業が開始に
◆2010/04/17 asahi.com 安保理大使らのアフリカ訪問中止 アイスランドの噴火で
◆2010/04/17 AFP BB News ワオキツネザルの親子、ドイツ動物園
◆2010/04/18 Daily Nation Couple seals pledge with silent ‘I do’
◆2010/04/18 カナロコ ♪♪親子でアフリカンドラムを楽しもう!♪♪
◆2010/04/18 innolife.net “サッカー大好き”キム・ヒョンジュン、「Never Alone」キャンペーンのサポーター
◆2010/04/19 cnn.co.jp ウガンダの世界最年少の国王18歳の誕生日を迎える
◆2010/04/19 毎日新聞 虹の国の行方:南ア白人極右殺害/上 葬儀にアパルトヘイト時代の国旗
◆2010/04/19 毎日新聞 見る世界:マドンナさん、どこにいるの?ーー東アフリカ・マラウイ
◆2010/04/19 NIKKEI NET 三菱自、エジプト販社から9億ドルの損害賠償訴訟 契約終了巡り
◆2010/04/19 毎日新聞 古代文化財:「母国に返して」 エジプト、声高に要求 現保有国は管理態勢懸念
◆2010/04/19 スポーツ朝鮮 サッカーW杯:北朝鮮代表、世界各国から冷遇
◆2010/04/19 外務省 コートジボワール共和国に対する無償資金協力「森林保全計画」に関する書簡の交換
◆2010/04/19 Independent Online Boat wins deaf Khayelitsha residents accolade
◆2010/04/20 NIKKEI NET 2000 年前のトキと判明 1世紀前、エジプトで発掘のミイラ
◆2010/04/20 VOGUE.COM クリスティ・ターリントン、今度は監督に挑戦。
◆2010/04/21 毎日新聞 エジプト大統領選:エルバラダイ氏始動 ツイッターで発信
◆2010/04/21 外務省 ジャック・ディウフ国連食糧農業機関(FAO)事務局長の来日
◆2010/04/21 外務省 スーダン総選挙について
◆2010/04/21 yomiuri.co.jp 途上国の妊産婦 支援キャンペーン
◆2010/04/22 asahi.com 南アフリカの豪華列車「ロボスレール」脱線、2人死亡
◆2010/04/22 cnn.co.jp 南アフリカで豪華列車が脱線、2人が死亡
◆2010/04/22 NIKKEI NET [FT] 南アW杯の外国人観客数、当初予想を11万人下回る見通し
◆2010/04/22 yomiuri.co.jp 南アの豪華列車が脱線、2人死亡20人負傷
◆2010/04/22 日経ビジネスオンライン アフリカがBRICsに熱視線
◆2010/04/22 cnn.co.jp 海賊事件が前年比で減少、ソマリア沖の海軍展開が奏功
◆2010/04/22 欧州通信 リベリ、ベンゼマらを“虜”にした売春婦の供述
◆2010/04/22 eiga.com ブラッド・ピットの実弟が、タンザニアの親善大使に
◆2010/04/22 ITmedia News Twitterで著名人がつぶやくマラリア撲滅キャンペーン ビル・ゲイツ氏も参加
◆2010/04/22 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】イルカに嫌がらせをした男、逮捕される。(南ア)
◆2010/04/22 THE SECOND TIMES アフリカの子供たちにサッカーボールを届けよう!PlayStation(R)Homeがチャリティを実施
◆2010/04/22 innolife.net 外交官・銀行職員詐称して、巨額手数料を奪う
◆2010/04/22 jp.reuters.com ヨルダンからイスラエルに2発のロケット弾が発射される、ヨルダン領内に着弾=治安関係者
◆2010/04/22 財経新聞 IWC議長提案、日本沿岸捕鯨で今後10年間、年120頭を容認
◆2010/04/23 NIKKEI NET コバルト1年5カ月ぶり高値 直近安値比25%高
◆2010/04/23 AFP BB News ルワンダで「絶滅」寸前のトワ民族、ピグミー系への偏見根深く
◆2010/04/23 AFP BB News アフリカ大陸上空の巨大積乱雲
◆2010/04/23 上野経済新聞 谷中のアフリカ雑貨店「タムタム」閉店へー半額セール開催
◆2010/04/23 ORICON STYLE ワールドカップ鑑賞&“3Dライブ”に豪華アーティスト出演
◆2010/04/23 PR TIMES [ソニー株式会社]開始約1ヶ月で、ボール寄贈予定数約700個に到達 「Earth F.C.」の活動、今後さらに本格化
◆2010/04/23 毎日新聞 陸上:ワンジルら特別機で到着 ロンドン・マラソン出場へ
◆2010/04/23 PJNEWS 国境なき医師団、スーダン東部にカラアザール治療センターを開設
◆2010/04/23 共同通信PRワイヤー ゲイツ財団が信託基金に参加  小規模農民の貧困脱出支援
◆2010/04/23 国境なき医師団 マリにおけるマラリア対策プログラム
◆2010/04/23 国境なき医師団 マリ:幼いマラリア患者の証言(アブロ・コネ、10歳)
◆2010/04/23 国境なき医師団 マリ:幼いマラリア患者の証言(ナンタネ・トラオレ、13歳)
◆2010/04/23 国境なき医師団 マリ:幼いマラリア患者の証言(カンダ・コネ、5歳)
◆2010/04/23 国境なき医師団 マリ:「もうマラリアで命を落とす子はいません」
◆2010/04/23 カラーコードテクノロジーズ株式会社 『Color C Code』のカラーコード・テクノロジーズ株式会社、ナイジェリア企業と合弁会社設立決定
◆2010/04/24 NIKKEI NET リビア高官「アジア企業に積極投資」 技術交流にも意欲
◆2010/04/24 AFP BB News 世界の人気指導者にオバマ大統領やダライ・ラマ 仏調査
◆2010/04/24 NIKKEI NET 農業投資、手続き透明に 日米・アフリカ連合が指針
◆2010/04/24 cnn.co.jp 米軍艦攻撃容疑のソマリアの海賊、米国の裁判所に出廷へ
◆2010/04/24 毎日新聞 エジプト:古代の青銅硬貨見つかる
◆2010/04/24 毎日新聞 フランス:ニカブ着て運転「違反」 「人権侵害」女性が仏当局告発 禁止法案に影響も
◆2010/04/24 Tunisia Online News “Around the World in solidarity” for the benefit of disabled
◆2010/04/25 Goal.com エッシェン、W杯欠場の可能性も?
◆2010/04/25 毎日新聞 ロンドン・マラソン:赤羽、日本勢最高の6位 小崎は9位
◆2010/04/25 国境なき医師団 世界マラリアデー 2010
◆2010/04/26 cnn.co.jp ナイジェリアで誘拐されたドイツ人解放
◆2010/04/26 cnn.co.jp 武装勢力と海賊が対立 首都では戦闘で死傷者 ソマリア
◆2010/04/26 NIKKEI NET [FT] ダイヤモンド価格上昇へ 最大手デ・ビアスが生産削減
◆2010/04/26 AFP BB News 南ア大統領、HIV検査の推進キャンペーンで自ら結果公表
◆2010/04/26 NIKKEI NET スーダン・ダルフールで衝突、58人死亡
◆2010/04/26 ロイター スーダンで武力衝突により58人死亡、85人負傷
◆2010/04/26 yomiuri.co.jp スーダン大統領選、逮捕状のバシル氏再選
◆2010/04/26 毎日新聞 スーダン:大統領選、バシル氏が再選
◆2010/04/26 シネマトゥデイ FURUSATO-宇宙からみた世界遺産-
◆2010/04/26 毎日新聞 アエーシュ(丸パン) エジプト・カイロ
◆2010/04/26 シネマトゥデイ ソウル・パワー
◆2010/04/26 AFP BB News ケベデ初優勝、女子はショブホワが制す ロンドン・マラソン
◆2010/04/26 Ghana News Agency Abandoned cripple dies
◆2010/04/27 NIKKEI NET 個人マネー、成長国に的 投信の外貨建て資産3割増
◆2010/04/27 NIKKEI NET 外相、 28日からアフリカ訪問
◆2010/04/27 NIKKEI NET スーダン大統領選 現職バシル氏が再選
◆2010/04/27 asahi.com スーダン大統領に現職「当選」 野党は「不正」と批判
◆2010/04/27 cnn.co.jp スーダン選挙、バシル大統領が再選
◆2010/04/27 AFP BB News スーダン大統領選、現職バシル氏が圧勝
◆2010/04/27 毎日新聞 野生チンパンジー:母、子の死骸と生活 背中におぶい毛づくろいーーギニア
◆2010/04/27 AFP BB News チンパンジーにも「死」の意識?人間と似た死者への対応も
◆2010/04/27 外務省 岡田外務大臣の南アフリカ,タンザニア訪問
◆2010/04/27 tripolipost NOC Provides Job Opportunities for 157 Deaf and Dumb Libyans
◆2010/04/27 AngolaPress First Lady gets distinction for promoting disabled people s sports
◆2010/04/27 AngolaPress Luanda hosts ASCOD executive committee meeting
◆2010/04/27 Daily Nation Menjo shines as giants eye world marks
◆2010/04/27 postzambia.com Disabled UNZA student dependant on friend’s goodwill
◆2010/04/27 ABNNews オーストラリア市場レポート  2010年4月27日:メタル価格を受け上昇する株式
◆2010/04/28 NIKKEI NET イスラエル首相、エジプト大統領と会談へ
◆2010/04/28 yomiuri.co.jp 中国、戦闘機ビジネス本格化…米機より「割安」
◆2010/04/28 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】「新しいおっぱいと現金の詰まったバッグをプレゼント」3万人の女性が殺到。(南ア)
◆2010/04/28 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】「女性をレイプしたことある」。ありえない南アフリカ大統領、HIV検査を受けていた。
◆2010/04/28 Tunisia Online News Manouba University hosts event for professional integration of the disabled
◆2010/04/28 時事ドットコム 海賊の訴追・収監徹底策を=事務総長に報告要請-国連安保理
◆2010/04/28 NIKKEI NET 南アフリカ離陸 新時代 光と影(上) 若さ・中間層、成長けん引
◆2010/04/28 ニューズウィーク 「伝書バトより遅い」ネット接続に変化
◆2010/04/28 JICA 人々が切望する「交通インフラ」-内陸国マリの生命線を握る国境橋建設に着工-
◆2010/04/29 asahi.com ルフ・ケビールと英軍特殊部隊
◆2010/04/29 yomiuri.co.jp ガザの地下トンネルをエジプト当局爆破、4人死亡
◆2010/04/29 asahi.com ガザ密輸トンネル内で4人死亡 「毒ガス」ハマスが非難
◆2010/04/29 毎日新聞 出版:サッカーW杯直前、関心高まり南ア本次々
◆2010/04/29 NIKKEI NET 南アフリカ離陸 新時代 光と影(下) “脱欧”外交前面に
◆2010/04/29 NIKKEI NET ロシアとカタール、天然ガス生産で連携 相互に事業参加
◆2010/04/29 AFP BB News 49歳上院議員が13歳少女と結婚か、ナイジェリア
◆2010/04/29 スポーツ朝鮮 FIFAランキング:韓国47位、日本は45位
◆2010/04/29 innolife.net ハン・ジミン、今週の日曜日明洞に寄付しに来て下さい!
◆2010/04/29 ウーマンエキサイト 最高品質のシアバターを贅沢に使ったプレミアムローズクリーム
◆2010/04/29 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】仰天。全裸で女子アナがニュースを読む番組が登場。(南ア)
◆2010/04/29 AFP BB News 岡田外相、初のアフリカ訪問へ 中国の影響力拡大に対抗
◆2010/04/29 AFP BB News ゾウは怒ったハチの羽音が苦手、音声で仲間に避難を促すことも
◆2010/04/30 毎日新聞 サッカーW杯:ツアー業者と連絡取れず 相談相次ぐ
◆2010/04/30 毎日新聞 ソマリランド:独立宣言から20年 国家承認されぬまま
◆2010/04/30 毎日新聞 PKO:スーダンに部隊派遣 政府検討、連休明けに調査団
◆2010/04/30 cnn.co.jp キリスト教とイスラム教の対立で死者1万2千人超 米報告書
◆2010/04/30 AFP BB News ナイジェリア49歳議員と結婚の少女、学校に在籍を確認 エジプト大使館
◆2010/04/30 AFP BB News 【世界の医療団】 写真展 『第1回 - 絆 - NGOが見たアフリカ』 に参加します
◆2010/04/30 AFP BB News シャーリーズ・セロンがアフリカを支援!ディオールとヴォーグがチャリティ・ディナー
◆2010/04/30 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】国民が失望。ワールドカップ開会式に、南アフリカの父『マディバ』は欠席。(南ア)
◆2010/04/30 PJNEWS マリに住む幼いマラリア患者の証言=ルポ「国境なき医師団」
◆2010/04/30 PJNEWS バシル大統領再選のスーダンで混乱続く、南部で選挙をめぐる衝突で負傷者
◆2010/04/30 NIKE JAPAN 横浜F・マリノス、鹿島アントラーズ、浦和レッドダイヤモンズの選手たちが、アフリカのエイズ撲滅運動とサポーターを結ぶ「LACE UP. SAVE LIVES.」を呼びかける!
◆2010/04/30 cri <上海万博>世界各国、上海万博の開催を祝福する

【News Sites】
○allafrica.com http://allafrica.com/
○Jeune Afrique http://www.jeuneafrique.com
○Inter Press Service: Africa http://ipsnews.net/africa/index.asp

【参考】
25年目の検証『飢え』『援助』『エイズ』 エチオピア・ケニア調査 http://www.arsvi.com/2000/1001ht.htm

○asahi.com:魅惑大陸アフリカ http://www.asahi.com/international/africa/

【参考文献】
◇曽田 夏記 2008/03/01 「紛争後のルワンダにおける障害者の周辺化」 東京大学教養学部国際関係論分科卒業論文

【参考図書】
南アフリカを知るための60章
峯陽一編 明石書店 2100円(税込み) 四六判 2010年4月 [amazon]

1 南アフリカの成り立ち――歴史、人種、エスニシティ
第1章 南アフリカは「アフリカ」の国である―多数派を占める先住民の歴史【峯陽一】
第2章  「白いアフリカ人」の誕生―アフリカーナー社会の形成と大移動【峯陽一】
第3章 イギリス人、コーサ人、「ゴールドラッシュ」の時代―南アフリカ史の大転換【峯陽一】
第4章  人種隔離からアパルトヘイトへ―アフリカ大陸をさまようナチスの亡霊【峯陽一】
【コラム1】南アフリカのユダヤ人左翼【峯陽一】
第5章 土地法から強制移住へ―アパルトヘイトの根幹をなした土地問題【佐藤千鶴子】
第6章 反アパルトヘイト運動の展開―ANCに流れ込んだ3つの潮流【峯陽一】
【コラム2】国旗と国章【坂田有弥】
第7章 ズールー王国の勃興とシャカ―神話から歴史へ【佐藤千鶴子】
第8章 「カラード」の歴史―歴史がつくった「カラード」【海野るみ】
第9章 インド人社会の形成と「サティヤーグラハ」―ガンディーが過ごした21年間【鶴見直城】
【コラム3】国花と国歌【楠瀬佳子】
2 ポスト・アパルトヘイト時代の南アフリカ政治
第10章 「虹の国」としての再出発―1994年を振り返る【峯陽一】
第11章 ポスト・アパルトヘイト体制への移行と暴力の再生産―政治暴力と「タクシー戦争」【遠藤貢】
第12章 真実和解委員会(TRC)を通じた和解の模索―その限界と意義【阿部利洋】
第13章 ANCはどこへ行く―南ア共産党との歴史的関係を通して見えてくるもの【福島康真】
第14章 「闘いは続く!」―都市の社会運動・労働運動とANCの緊張関係【牧野久美子】
第15章 マンデラ、ムベキ、ズマ―個性豊かな指導者群像【長田雅子】
第16章 国民党の消滅と民主連合の伸長―ポスト・アパルトヘイト時代の白人政党【長田雅子】
【コラム4】核兵器を廃絶した南ア【藤本義彦】
第17章 伝統的指導者の新しい役割―「伝統」と「近代」の分裂は超えられるか【佐藤千鶴子】
第18章 スティーヴ・ビコと黒人意識運動の遺産【峯陽一】
【コラム5】エイミー・ビール事件【峯陽一】
3 世界が注目する南アフリカ経済
第19章 「レアメタル」がないと車は走らない―日本の自動車産業を支える南アフリカ鉱業【西浦昭雄】
第20章 「財閥」の変容―アングロ・アメリカンとデビアス【西浦昭雄】
第21章 アフリカから世界へ―資源メジャーBHPビリトンを創ったビジネスマン【平野克己】
第22章 「オール電化」の夢―南アフリカの電力不足とアフリカ電力網【西浦昭雄】
第23章  南アフリカ企業のアフリカ進出―スーパーから携帯電話まで【西浦昭雄】
第24章 スタンダード銀行と中国――南アフリカと中国の深い関係【平野克己】
第25章 BEEとブラックダイヤモンド―黒人は豊かになれるか【西浦昭雄】
第26章 拡大する所得格差―なぜ一部の黒人だけが豊かになるのか【岡田茂樹】
第27章 日本企業の動向―拡大する自動車・鉱業分野での投資【岡田茂樹】
第28章 日本と南アフリカの経済関係―過去と現在の鳥瞰図【西浦昭雄】
第29章 世界経済と南アフリカ経済―旺盛な民間活力が強み【平野克己】
【コラム6】お金の話―通貨ランド【長田雅子】
4 ダイナミックに変わる南アフリカ社会
第30章 犯罪―市民生活を脅かす南アフリカ社会の暗部【白戸圭一】
第31章 北から南へ―ジョハネスバーグの多様な顔【津山直子】
第32章 ポスト・アパルトヘイト時代の社会保障―ベーシック・インカムを中心に【牧野久美子】
第33章 草の根の国際協力―JVCの活動から【津山直子】
第34章 エイズとともに生きる―タウンシップの苦悩と支え合い【小山えり子】
第35章 南アフリカの医療問題―頭脳流出と伝統医療【佐藤千鶴子】
第36章 ズールー人の魅力―「戦闘的」なだけではない、前向きであったか~い人びと【平林薫】
第37章 私のタウンシップ経験―ジョバーグからケープへ【木村香子】
第38章 南アフリカのジェンダー問題―アフリカ人女性の存在感【楠瀬佳子】
【コラム7】南アフリカの宗教【牧野久美子】
第39章 土地返還運動からコミュニティの再生へ―ルースブームの事例【佐藤千鶴子】
第40章 南アフリカにおける動物保護と共生―クルーガー国立公園を事例に【佐藤千鶴子】
5 底流をなす文化力
第41章 南アフリカ観光―ひと味ちがう見どころ紹介【長田雅子】
【コラム8】「南アフリカ料理」入門【佐竹純子】
第42章 雄大な自然と多様な文化―ケープを味わい尽くす【福島康真】
【コラム9】ワインとルイボス【福島康真】
第43章 南アフリカのスポーツは宗教である―観戦型も参加型もおまかせ【長田雅子】
第44章 「遠い夜明け」は来たか―南アフリカ映画あれこれ【海野るみ】
第45章 南ア黒人音楽の魅力―大地から響く、魂の歌声【佐竹純子】
第46章 南アフリカの演劇―「総合芸術」の魅力【楠瀬佳子】
第47章 多言語社会南アフリカ―11もの公用語【宮本正興】
第48章 教育改革の課題―「読み書きのパワー」を中心に【楠瀬佳子】
第49章 アパルトヘイト時代の文学―E・ムパシェーレの仕事を中心に【宮本正興】
第50章 ポスト・アパルトヘイト時代の文学―ゾイ・ウィカムの作品から見える新社会の課題【楠瀬佳子】
【コラム10】厳しさと柔和さと―ノーベル賞作家ク―ェー【くぼたのぞみ】
第51章 南アフリカのマスメディア・出版界―新しい動き【楠瀬佳子】
6 日本と南アフリカ、アフリカのなかの南アフリカ
第52章 21世紀の草の根交流――長野での「実験」【城島徹】
第53章  日本の反アパルトヘイト運動の歴史―JAACの運動を中心に【楠原彰】
【コラム11】反アパルトヘイト運動を支えた出版人【城島徹】
第54章  マンデラ歓迎西日本集会に2万8000人――関西の反アパ市民運動が原動力で開催【下垣桂二】
【コラム12】アパルトヘイト否!国際美術展【前田礼】
第55章 「名誉白人」とよばれた人びと―日本人コミュニティの歴史【山本めゆ】
第56章 移民―南アフリカと南部アフリカ・世界を結ぶ人の流れ【峯陽一】
第57章  モザンビークから見た南アフリカ―関係の歴史【舩田クラーセンさやか】
第58章  ジンバブエから見た南アフリカ―大規模農業とガーデニング【壽賀一仁】
第59章 「サウス・アフリカ」へ続く道―ボツワナのブッシュマンと南アフリカ【丸山淳子】
第60章 「虹の国」とゼノフォビア―アフリカ人としてのアイデンティティ【佐藤誠】
もっと知りたい人のための文献ガイド


視覚障害学生支援技法 増補版
青木慎太朗編 立命館大学生存学研究センター A5判 182p 2010年3月 送料実費で頒布

第一部 
 第1章 大学における視覚障害者支援の概要 青木 慎太朗 12-30
 第2章 文字情報へのアクセスとその支援 韓 星民 31-68

第二部 
 第3章 視覚障害者への情報支援と著作権法上の課題 青木 慎太朗 70-81
 第4章 出版社の対応とその背景 植村 要 82-108

第三部 
 第5章 スーダンと日本、障害当事者による支援の可能性 斉藤 龍一郎 110-126
 第6章 異なる身体のもとでの交信――COE&新学術領域研究で目指すもの 立岩 真也 127-147

資料編 テキスト校正ガイドブック 立命館大学障害学生支援室 150-178


森の小さな〈ハンター〉たち 狩猟採集民の子どもの民族誌
亀井伸孝著 京都大学学術出版会 3400円+税 A5判292p 2010年2月 [amazon]

10億を超えたアフリカの人口の過半数は15歳以下、アフリカの子どもに関わる報告やニュースがもっともっと紹介されてもいいのではと感じています(CF.アフリカの子ども)。そうした中、2006年に「アフリカのろう者と手話の歴史」を書いた亀井伸孝さんが、「森の小さな〈ハンター〉たち 狩猟採集民の子どもの民族誌」という興味深い本を出しました。

「おわりに」から印象に残った部分を抜き書きします

今日、「万人のための教育(Education for All)」が国際機関によって唱導され、また、人間の豊かさと可能性を測る「人間開発指数(Human Development Index)」の重要な要素のひとつとして「教育」が位置付けられている。教育がなされないことは子どもにおける権利の剥奪であり、自由が奪われていることにほかならないとする価値観は、人類共通の了解事項になったかのようである。
 私もこの思想には一理あると考えており、それを支持する趣旨の文章を書いたこともある。しかし、どこか心の底で、本当にそうなのであろうかと疑う視角も残っている。

本書で取り上げた、ミッションの学校をめぐって起きた様々な事件(第六章 ※森の中での狩猟が可能になる乾季になると子どもたちも森の中へ移動してしまい学校を休校にせざるをえなくなったことなどが書かれている)は、一見失敗のように見えるかもしれない。しかし、よく見れば、普遍的価値の追求を個別状況に沿わせて多少なりとも実現させ、子どもたちが取りうる選択肢を拡充しようとする、ひとつの達成と言えなくもない。子どもたちが秘めた潜在能力とそれが生み出す文花を受け入れつつ、現地の文脈に沿わせて教育を達成していこうとする姿勢は、今日の教育問題を考える上でも有効なヒントとなるのではないだろうか。


開発と国家 アフリカ政治経済論序説
高橋基樹著 勁草書房 4410円(税込み) A5判 541p 2010年1月 [amazon]

以下、目次と「はじめに」からの抜き書きです。

序章 個別と普遍:政治研究者のアフリカへの眼差しから
第1章 方法論:開発研究と地域研究の架橋を目指して
第2章 権力と収奪:新政治経済学の再検討
第3章 農業と政府:穀物土地生産性とその決定要因
第4章 民族と近代:難問としての「部族」主義
第5章 希少性と「国民」:独立の見果てぬ夢
結章 対話と国家:21世紀のための覚書

「はじめに」から
 わたしたちにいま最も必要とされているのは、富裕さの反対側へ視野を広げることである。日本にとって、西欧・北米の諸国は世界の富裕さを共有する同類であり、東アジアはその同類となることを目指してきた追走者である。大雑把にいえば、すべて昨日より今日、富裕になる過程を経験してきた社会ばかりである。農業・農村の停滞に足をとられず、工業化に足を踏み出すことのできた社会ばかりである。
 だが、自分と同じ側にあるものをつぶさに知ったところで、決して世界全体を認識したことにはならない。自分と大きく異なるもの、対極に位置するものを知らなければ包括的理解は生まれない。明らかに日本人および日本の知は、この点の努力を怠ってきた。世界の中で、文化、社会、自然などさまざまなな面において、国と社会のかたちにおいて、そして、とりわけ経済的富裕さにおいて日本と対極にあるのが、サハラ以南のアフリカ地域に属する貧困諸国だろう。アフリカには、形式的には他と変わらない主権国家があり、政府行政機構が存在しているが、それは、わたしたちが日常的に思い浮かべる国家や政府行政機構とは似て非なるものである。21世紀になり、アフリカ諸国は全体として経済成長を経験し、この地域に若干の注目が寄せられている。しかし、マクロ的な成長の陰には、広範な大衆の相も変わらぬ貧困が放置されている。この地域を理解することは、わたしたちの、人類社会全体の理解にとって不可欠の作業である。


現代アフリカ農村と公共圏
児玉由佳編 アジア経済研究所 3990円(税込み) A5判 307p 2009.12 [amazon]

序章 アフリカ農村社会と公共圏の概念/児玉由佳
第1章 エチオピア農村社会における公共圏の形成 ―市民社会/共同体の二元論をこえて―/松村圭一郎
第2章 アフリカ農村の生産者組織と市民社会-ガーナの事例から-/高根務

第3章 東アフリカ農村における森林資源管理と生計安全保障―タンザニアとケニアの参加型制度の事例分析―/上田元
第4章 ザンビアの農村における土地の共同保有にみる公共圏と土地法の改正/大山修一
第5章 ルワンダの農村社会と民衆司法―アブンジを中心に-/武内進一
補章1 新しい公共圏の創生と消費の共同体―タンザニア・マテンゴ社会におけるセングの再創造をめぐって―/杉村和彦


アフリカ問題 開発と援助の世界史
平野克己著 日本評論社 3300円+税 A5判 332p 2009.11.10 [amazon]

利用可能な数値・統計から浮かび上がる「アフリカ問題」を解説する。


国際協力と学校 アフリカにおけるまなびの現場 山田肖子著 創成社 800円+税 新書判 230p 2009年11月 [amazon]

「はじめに」に

「なぜ国際協力をするのか」、「何のための教育なのか」についての自問自答を、公然と書いてしまった代物

とあるように、山田さん自身の経験や考えの変遷の振り返りがうかがえるところが、実に面白い本になっています。

たとえば10pには、

私自身、まさにこうした(国際協力に関わる大学院が創られ、留学制度が整えられるという)時代背景のなかから排出された人材である。私は学部生のときは法学部で、国際経済法のゼミに所属していた。もともと教育学部出身でもない私が、教育開発専門家として育っていったのは、この分野ですでに出来上がった人材が不足していて、活躍の場が与えられたからでもあったし、そうして仕事をするなかで、より高度な知識を身につけようと留学を考えると、奨学金制度が用意されていたからでもある。

という記述があります。自分自身のことを「人材」ととらえる距離感、重要ですね。

また、12pに

私は自分にも一端の責任があるかもしれないと思うのだが、情報が豊富になった分、悩んだり求めたりする前に、教科書的な答えが与えられ、教育開発の正解はこれで、それに対する理由付けはこう、とパターン化して覚えてしまう傾向があるような気がするのである。

と書かれているのを読むと、「教科書的な答え」を検討するところから大学院での研究が始まると思っていたので、びっくりしました(これまで読んだいくつかの修士論文の中で、先行研究の整理をしている部分はどれもたいへん役立ちました)。

終章の

大きな問題は、教育開発をやろうとする人々が、意外と日本の教育政策や現状に疎いことだ。他人の国の教育問題を云々する前に、自分の国の教育行政制度がどうなっていて、自分の身近なところにどんな教育問題があるのかを考えたことがなければ、どうして飛行機で何時間も飛ばなければ行けない国の教育問題が理解できるだろう。何かを理解するためには、自分のなかに、新しい知識や情報を関連付けられる基礎知識がなければならない。日本にも、学校を中退した人のためのノンフォーマル教育はある。そういう人はなぜ中退することになり、なぜまた教育を受けたいと思ったのだろう。そこで教えている教師はどんな課題ややり甲斐を感じているのだろう。あるいは、日本でも、ニューカマーの子どもたちは、日本語で学ぶことが困難で、学校になじめなかったりする。そういう子どものたちのために、日本語の習得を支援しながら、学校の勉強を教えてくれる特別教室もある。日本で、日本語を話せない子たちが抱える問題を知る努力をしたら、アフリカの他言語社会での教育についても、想像力が少し働くのではないか。

という記述には、山田さんが直面している大学院教育の現場の課題が凝縮されているのかもしれません。


脱植民地化とイギリス帝国 (イギリス帝国と20世紀)
北川勝彦著 ミネルヴァ書房 3,990円(税込み) 四六判 400p 2009年6月 [amazon]

イギリスから見た植民地支配からの離脱の意味。

現代アフリカの紛争と国家 ポストコロニアル家産制国家とルワンダ・ジェノサイド
武内進一著 明石書店 6,825円(税込み) A5判 462p 2009年2月 [amazon]

南アフリカの土地改革
佐藤千鶴子著 日本経済評論社 3800円+税 A5判 252p 2009年2月 [amazon]

序章 土地改革の意義
第1章 アフリカ人農村社会研究
第2章 土地問題の歴史的形成と農村の抵抗運動
第3章 政治的移行と土地改革
第4章 新生南アフリカの土地改革政策
第5章 民衆闘争と土地返還
第6章 土地闘争と和解の力学
第7章 土地改革と農村開発
終章 総括と展望

ジンバブエの土地問題を考える上でも参考になりそうです。



 
 
>TOP

「アフリカの経済統合不可欠」 アフリカ開発銀総裁

2010/4/6 0:18

来日しているアフリカ開発銀行のカベルカ総裁は5日、都内で記者会見し「アフリカが持続的に発展するにはアフリカ諸国の経済統合が欠かせない」と語った。アフリカでは南アフリカなどが参加する南部アフリカ開発共同体(SADC)など、経済統合を目指す動きがあり、総裁の発言はこうした取り組みを促進するよう求めるものだ。

総裁は「アフリカには紛争など多くの問題があることは確かだ」としながらも「アフリカ各国で中産階級が育っており(日本企業など)外国企業にとって魅力ある市場だ」と指摘。「日本には支援だけでなく、投資を求めたい」と、日本企業の対アフリカ投資の拡大を求めた。



 
 
>TOP

日本のODA、前年比1%減 OECD集計

2010/4/14 20:11

【パリ=古谷茂久】経済協力開発機構(OECD)は14日、2009年の政府開発援助(ODA)実績の暫定値を発表した。日本の純支出額は08年比1%減の94億8000万ドル(約8860億円)だった。世界での順位は米仏独英に次ぎ、前年と同じ5位。開発援助委員会(DAC)加盟23カ国の合計は同2.2%減の1195億7300万ドルだった。

日本のODAの国民総所得(GNI)に対する割合は0.18%にとどまり、23カ国中21位だった。国連は各国のODAのGNI比を 0.7%程度まで引き上げる目標を掲げている。スウェーデンやノルウェーなど北欧諸国が1%を超えている。

日本政府は05年に英国で開かれた主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)で、05年から09年までに100億ドル積み増す公約を掲げていたが達成できなかった。他の主要援助国も10年に向けたODAの増額目標を示したものの、全体での達成は難しい見通しだ。

グリア事務総長は「目標達成のためにOECD諸国はさらなる努力が必要だ」と指摘した。09年は米仏などがODA純支出を前年比で大きく伸ばした。



 
 
>TOP

デフレの深層:/2 格安の新商品続々 中国・義烏の雑貨市場「100均のふるさと」

<追跡>

◇国内業者、安価にシフト

ボールペン、スプーン、バケツ、Tシャツに化粧品。ショッピングセンター風の建物に日用雑貨問屋がびっしりと軒を連ねる。中国・上海から車で南西へ4時間。浙江省義烏(イーウー)市にある中国義烏国際商貿城(通称、福田市場)は「世界最大の雑貨卸売市場」だ。

4~5階建ての市場は、東京ドーム約53個分。約4万店が並び、すべて見て回るには1週間以上かかる。アジア各国はもとより、ロシア人やアフリカ諸国のバイヤーまで押し寄せ、電卓片手に商談する姿が目に付く。日本では破格の安さから「100円均一商品のふるさと」と言われる。

3月中旬、福田市場の3階。100均ショップ向けの中堅専門商社「マコト」(堺市、年商30億円)海外事業部の田渕宏行課長(40)がワイヤ製の小型の洗濯物干しを手に取った。1個3・2元(45円、1元=約14円)。プラスチック製(11元)よりもはるかに安い。日本では見慣れない掃除用の手袋状スポンジは、5時間近く市場を歩き1個4・2元の店を見つけ、4000個発注して4元まで値切った。

大手100均への納入価格は50~70円。プラスチック製のカチューシャ(髪留め)の場合、価格が約1・3元(18円)。包装費などを含めると約30円になる。さらに日本への輸送費や倉庫代、人件費の10円を加えると約40円。納入価格を50円とすると、10円が手元に残るが、不良品率を勘案すると、利益は1個6~8円にとどまる。

手袋状スポンジは、包装費や輸送費などを加えた総コストが70円となる。利益は出ないが、田渕さんは「スーパーなどに100円以下の商品が増える中、客を集める目玉商品が求められる」と価格競争の厳しさを説明した。

   ■

義烏市内の入り組んだ路地にあるレンガ積みの3階建ての建物。福田市場の問屋にヘアピンを納入する工場だ。薄暗い1階の土間で、15人の工員が網の上に黙々とヘアピンを並べる。奥の土間では、蛍光灯の明かりを頼りに男性作業員2人が並んだヘアピンに塗料を吹き付ける。原価0・2元で生産されたヘアピンは、世界各地に輸出される。マコトの発注単位は2万~3万個で、包装代などを含めて10個30円程度。米小売り大手・ウォルマートの場合、発注は20万~30万個単位で価格はさらに安くなる。

工員の平均月給は1800~2100元(2万5000~2万9000円)。工員は全員、隣の安徽省からの出稼ぎだ。2階の寮に泊まり込み、月1、2回の休日を除き、1日12時間以上、働き詰めだ。月給の約半分を故郷の高校生の弟(18)と妹(16)の学費に仕送りする段紅岩さん(24)は「弟たちを学校に行かせたいから、仕事がつらいとは思わない」とほほ笑む。

   ■

金融危機で小売業界が打撃を受けているにもかかわらず、100均の業界最大手、大創産業やキャンドゥ、セリアの売上高はほぼ横ばいを維持。背景には、新商品の発掘と徹底したコスト削減がある。約2万アイテムを扱うセリアでは、年約7200もの新商品を投入。マコトなど専門商社が仕入れを支える。

マコトは、07年12月に義烏に事務所兼倉庫を開設し、直接仕入れでコストを削減。年商の7割を中国で稼ぎ出す。広州など沿海部と比べ低品質なため品質指導は欠かせないが、豊富な品ぞろえと安い人件費が魅力だ。中村喜吉治社長(44)は「中国抜きには商売が成り立たない。人件費は上がっても、まだ安い奥地があるし、ベトナムなど海外もある」と次の進出先を視野に入れている。

   ■

続々と投入される安価で目新しい100均商品は、国内産業の地殻変動をもたらしている。洋食器で有名な新潟県燕市。格安商品が流入する中、高級化だけでは生き残れず、08年までの8年間で金属製品の事業所数は3割近くも減少、100均向け商品にシフトする業者が増えている。

08年に100均にスプーン販売を始めた食器メーカー社長は「職人魂はある。安い商品ばかり作っていたくはないが、生活ができない」と打ち明ける。長引くデフレとグローバル化で、高付加価値商品の生産だけでは生き残れなくなっている。=つづく

毎日新聞 2010年4月14日 東京朝刊



 
 
>TOP

農業投資、手続き透明に 日米・アフリカ連合が指針

2010/4/24 13:30

日米両政府とアフリカ連合が25日にワシントンで開く農業投資の国際会議で、新たにまとめる国際投資の指針が明らかになった。アフリカや南米など投資受け入れ国の土地や天然資源の権利を尊重し、手続きを透明にするよう求める内容。投資を拡大しているアジアや中東に順守を促し、海外の農地取得に動く日本企業が公正な土俵で競争できるようにする狙いだ。

6月にカナダで開く20カ国・地域(G20)首脳会議などでも、新指針の順守を呼びかける。新指針は「責任ある農業投資に関する原則」。日本が主導し、世界銀行や国連食糧農業機関(FAO)と共同でまとめた。

その柱は(1)投資対象となる土地や付随する天然資源の所有者の権利尊重(2)契約の透明性と説明責任の確保(3)投資によって物理的に影響を受ける地元住民らとの協議や合意事項の記録の作成ーーなど7項目となっている。

日本政府は今後、国際法の整備も働きかけていく考えだ。農業分野では食料やバイオ燃料などの獲得に向け、中国や韓国、中東の産油国がアフリカなどでの農業生産を拡大。一方で契約を巡る投資受け入れ国とのトラブルも増えている。

食料自給率が50%に満たない日本でも食料の安定確保は重要な課題だ。政府は新指針の徹底を図ることで、農業投資を巡る国際トラブルを減らし、日本企業がビジネスを広げやすい環境を整える目的もある。

マダガスカルでは政府が韓国企業に広大な土地を無償で貸借する契約を交わし、国民の反発を招いて政権交代の一因になったとされる。

UP:2010 REV:
アフリカ  ◇世界 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)