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*幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。

◆1991/09/30 毎日新聞 混迷のエチオペア 民主化の行方 分離・独立への「自信」 エリトリア
◆1991/10/01 朝日ジャーナル 紅海の出入り口にある「アフリカの角」 この世界戦略の要に政治が凝縮する
◆1992/01/07 朝日新聞 特派員報告 独立への道ひた走る エルトリア暫定政府 「首都」には解放感 飢饉克服まず課題
◆1992/01/07 朝日新聞 紅海の港の使用で合意 エチオピアと
◆2007/05/28 外務省 エリトリアに対する無償資金協力(デブブ州地方都市給水計画)に関する書簡の交換について
◆2007/05/30 IBTimes 外務省、エリトリアへの無償資金協力を発表
◆2007/07/31 外務省 パレスチナ及びイエメン、スーダン、エリトリア、エチオピアに対するFAO(国連食糧農業機関)を通じた貧困農民支援について
◆2007/08/04 AFP BB News 安保理決議を受けダルフールの反政府勢力が会合
◆2007/08/18 毎日新聞 エリトリア:米がテロ支援国家指定を検討 ソマリア紛争で
◆2007/08/18 NIKKEI NET 米、エリトリア「テロ支援国家」指定を検討
◆2007/08/19 毎日新聞 米国:テロ支援国家、エリトリア指定検討 「ソマリア過激派に武器」
◆2007/08/19 時事ドットコム エリトリア、フレーザー米次官補発言を一蹴=テロ支援国家指定検討で
◆2007/08/27 asahi.com エリトリアの選手の宿泊でミス 予約の重複 世界陸上
◆2007/08/29 時事ドットコム 「最初の段階で混乱あった」=エリトリア選手団の宿泊問題で−世界陸上
◆2007/08/29 毎日新聞 [世界陸上]手配ミスで部屋ない エリトリア選手、床で一夜
◆2007/08/30 Daily Sports 世界陸上 開幕前に宿舎不足
◆2007/09/03 ZAKZAK 高すぎたハードル…世界陸上ボロボロ舞台裏
◆2007/09/05 外務省 エリトリアに対する一般プロジェクト無償資金協力(地域医療向上計画)に関する書簡の交換について
◆2007/09/06 IBTimes 外務省、エリトリアへの無償資金協力を発表
◆2007/09/15 東京新聞 『中国、五輪前に宗教弾圧』 米年次報告書『懸念される国』に指定
◆2007/09/15 中日新聞 信教の自由、8カ国に懸念 米国務省が年次報告書
◆2007/09/17 朝鮮日報 宗教の自由:北朝鮮・中国など8カ国が特別関心国に
◆2007/10/13 AFP BB News 世界の飢餓人口、8億5000万人以上
◆2007/10/14 時事ドットコム 佐藤がハーフマラソンで日本新記録=世界ロードランニング選手権
◆2007/10/17 時事ドットコム 日本37位、最下位はエリトリア=報道の自由度ランク−国境なき記者団
◆2007/10/30 中日新聞 街の環境守るヒーロー 仮装の若者、名駅周辺で毎月ごみ拾い
◆2007/11/04 時事ドットコム アテネ銀メダリスト落選=米男子マラソン選考会―北京五輪
◆2007/11/09 外務省海外安全ホームページ エリトリア:エチオピアとの国境地帯緊迫化に伴う注意喚起
◆2007/11/18 JANJAN 米国:ブッシュの「反テロ戦争」に新たな危機
◆2007/11/24 asahi.com 25歳女性らエリトリアを自転車旅 「アフリカ知って」
◆2007/11/29 外務省海外安全ホームページ エリトリアに対する渡航情報(危険情報)の発出
◆2007/12/02 JANJAN 国連、世界の衛生向上に焦点
◆2007/12/04 AllAfrica.com Eritrea: International Day of the Disabled Marked Here
◆2007/12/05 Ecolomy 気温53度砂漠の世界(07/12/05)
◆2007/12/06 外務省 エリトリアに対する無償資金協力(食糧援助)について
◆2007/12/07 jiten4u.iza.ne.jp 何も判決が出されないまま留置される6人のジャーナリスト!
◆2008/01/10 varietyjapan.com 山田洋次監督『母べえ』、ベルリン映画祭のコンペ決定
◆2008/01/15 AllAfrica.com Eritrea: National Rehabilitation Commission Branch in Gash-Barka Region Extends Interest-Free Loan to War-Disabled Citizens And Demobilized Women
◆2008/01/25 AllAfrica.com Eritrea: Ministry Extends Interest-Free Loan to 67 War-Disabled Nationals in Berikh Sub-Zone
◆2008/02/05 blog.mag2.com エリトリアの燃料供給制限続く
◆2008/02/06 Ecolomy 自転車王国エリトリア(08/02/06)
◆2008/02/15 時事ドットコム 2008/02/15-12:16 PKO部隊が一時撤収=エリトリア
◆2008/02/16 usfl.com エリトリアの妨害非難 国連安保理が議長声明
◆2008/02/20 東京中日スポーツ 大崎が北京へ逆転狙う 3月2日びわ湖マラソン出場
◆2008/03/03 東京新聞 大崎3位 北京手中に
◆2008/03/03 中日スポーツ 大崎、五輪つかんだ びわ湖毎日マラソンで日本人トップ3位
◆2008/03/03 GREENPEACE 捕鯨支持の値段交渉セミナー?
◆2008/03/03 IBTimes びわ湖毎日マラソン、大崎3位で北京五輪代表確実
◆2008/03/11 AllAfrica.com Eritrea: Inhabitants of Agordat Sub-Zone Extend Assistance to Eritrean National War-Disabled Veterans Association
◆2008/05/24 毎日新聞 エリトリア:大統領「イランと強い協力体制を」
◆2008/05/28 公明新聞 アフリカの発展を後押し
◆2008/07/31 asahi.com 国連部隊、完全撤退へ エチオピア・エリトリア国境
◆2008/07/31 yomiuri.co.jp 国境停戦監視、国連エチオピア・エリトリア派遣団の任務終了へ
◆2008/08/04 外務省 エリトリアに対する無償資金協力(食糧援助)について
◆2009/03/23 asahi.com スーダン大統領が外国訪問 逮捕状の発行後初めて
◆2009/06/03 AllAfrica.com Eritrea: Ministry Undertakes Effective Activities in Support of War-Disabled Veterans, Orphans And Families of Martyrs
◆2009/06/07 AllAfrica.com Eritrea: More Contributions in Support of Martyrs' Families, War-Disabled Veterans And Needy Citizens
◆2009/06/12 AllAfrica.com Eritrea: Enad Holds Annual Meeting
◆2009/06/19 cnn.co.jp 世界的な不況で「人身売買」状況が悪化と、米国務省報告
◆2009/07/10 AllAfrica.com Eritrea: Ministry Stepping Up Efforts to Enable Disabled And Needy Nationals Become Self-Supporting
◆2009/07/29 AllAfrica.com Eritrea: Enwdva Branch Office in Sweden Extends 11 Wheelchairs in Assistance to the Association
◆2009/08/18 cnn.co.jp 世界陸上、男子1万Mでベケレ4連覇
◆2009/08/18 AFP BB News ベケレが男子10000で大会4連覇、世界陸上ベルリン大会
◆2009/10/21 cnn.co.jp 「報道の自由」最悪はエリトリア 日本17位、米国20位に上昇
◆2009/12/16 cnn.co.jp サッカーのエリトリア代表12人が行方不明、捜索中
◆2009/12/22 asahi.com エリトリアのサッカー代表12人、ケニア遠征で難民申請
◆2009/12/24 cnn.co.jp エリトリアに武器禁輸などの制裁決議を採択、国連安保理
◆2009/12/24 時事通信 エリトリアに初の制裁決議=ソマリア反政府勢力支援で−安保理
◆2009/12/24 asahi.com エリトリア制裁、国連安保理が決議 武器禁輸など
◆2009/12/24 yomiuri.co.jp エリトリアに武器禁輸など制裁決議…安保理
◆2010/02/24 AFP BB News スーダン政府と主要反政府組織、紛争終結に向けた枠組み合意に正式署名
◆2010/03/07 毎日新聞 びわ湖毎日マラソン:佐藤が2位 優勝はツェガエ
◆2010/06/22 AllAfrica.com Eritrea: Dekemhare Sub-Zone - Efforts to Assist Disabled Nationals And Orphans Bearing Encouraging Outcome
◆2010/07/23 ABN Newswire オーストラリア市場レポート 2010年7月23日
◆2010/07/28 毎日新聞 アフリカ連合:ソマリアに数千人増派 イスラム勢力と対決--首脳会議合意
◆2010/08/20 cnn.co.jp アフガンとアフリカ 食料不足の危険性大 国連調査
◆2010/11/14 AllAfrica.com Eritrea: Association of War-Disabled Veterans Extends Support to Members
◆2010/11/15 News2u 【ブラステル国際電話】エリトリアまでの国際通話料を値下げ!
◆2010/11/23 AllAfrica.com Eritrea: Assistance and Lectures Offered to Disabled Nationals in Dekemhare Sub-Zone
◆2011/07/06 asahi.com 密航船が炎上沈没、197人死亡か スーダン北東沖
◆2011/07/06 yomiuri.co.jp スーダン沖で不法移民船沈没、197人死亡
◆2011/08/10 AFP BB News 世界の宗教弾圧が増加傾向に、06〜09年調査
◆2011/11/30 Shaebia Digitization of the Eritrean Sign Language
◆2012/01/10 アフリカビジネスニュース アフリカで、新郵便システムを導入
◆2012/02/01 アフリカビジネスニュース 2011年、経済成長TOPはアフリカ
◆2012/02/06 AllAfrica.com Eritrea: Endeavors to Ensure Equal Opportunity for Hearing-Impaired Nationals Register Encouraging Outcome
◆2012/03/16 asahi.com エチオピア軍、エリトリア侵攻 反政府勢力を攻撃
◆2012/03/22 外務省 エチオピア・エリトリア情勢について(外務報道官談話)
◆2012/08/01 cnn.co.jp 宗教の自由、エジプトや中国などで悪化 米国務省が年次報告
◆2013/01/22 asahi.com エリトリアでクーデターか AFP通信など報道
◆2013/01/22 AllAfrica.com Eritrea: Disabled Citizens Witnessing Improvement of Livelihood
◆2013/10/03 毎日新聞 アフリカ難民:イタリア沖で難破、94人死亡
◆2013/10/04 AFP BB News アフリカ難民船がイタリア沖で沈没、死者300人超える恐れ
◆2013/10/04 yomiuri.co.jp イタリア最南端沖の難民船沈没、死者300人か
◆2013/10/04 asahi.com アフリカからの移民船炎上、死者110人超 イタリア
◆2013/10/05 毎日新聞 イタリア沖難民船:毛布に火「救難信号」あだ…生存者証言
◆2013/10/05 asahi.com イタリア移民船事故、救助難航 死者300人超の可能性
◆2013/10/08 yomiuri.co.jp 沈没難民船から新たに100遺体…死者211人
◆2013/10/25 asahi.com 伊・ランペドゥーサ島にまた難民船 127人全員救出
◆2013/11/02 AllAfrica.com Eritrea: Workshop Aimed At Reinforcing Activities of Eritrean War-Disabled Women Conducted
◆2013/11/21 yomiuri.co.jp イタリア沖難民船沈没、生存者のうち89人失踪
◆2014/01/05 AllAfrica.com Eritrean National Association of War Disabled Veterans Provide Assistance for 140 Members
◆2014/01/07 LaborNet Japan アフリカの熱風の前に立ったイスラエル [寄稿]アフリカ難民5万人がストライキ
◆2014/02/11 Human Rights Watch エジプト/スーダン:人身売買業者による拷問
◆2014/06/08 ニューヨーク・タイムズ・ニュースサービス 難民になったサッカーナショナルチーム エリトリア
◆2015/03/05 AllAfrica.com Eritrea: War-Disabled Nationals Making Good Use of Credit Scheme - Report
◆2015/05/26 AllAfrica.com Eritrea: Schools for the Blind, the Deaf and Dawn Syndrome Stage Cultural Performances At Cinema Roma
◆2015/06/10 cnn.co.jp 「恐怖が支配」、エリトリアで重大な人権侵害 国連調査
◆2015/07/02 cnn.co.jp 上半期の地中海難民、過去最多の13万7千人 UNHCR
◆2015/08/22 The Sankei Shimbun 【世界陸上】ゲブレスラシエが優勝 日本勢惨敗、藤原21位、前田40位 男子マラソン
◆2015/09/09 asahi.com 地中海経由の難民、今年は40万人 UNHCR推計
◆2016/02/14 Christian Today 世界自転車旅行記(18)エリトリア 木下滋雄
◆2016/02/24 カナロコ エリトリア選手と交流 県内キャンプを機に 東京五輪
◆2016/02/24 産経ニュース 【2020神奈川】マラソン選手と園児触れ合い 知って!!エリトリア 県など交流事業を本格化
◆2017/01/07 AFP BB News エリトリア人移民の密入国を支援した男性に無罪判決、フランス
◆2017/06/16 Al Jazeera (Doha) Djibouti Accuses Eritrea of Occupying Disputed Area
◆2017/06/17 野口雅昭 カタール問題の余波(ジブチ・エリトリアの緊張)
◆2017/06/17 時事ドットコムニュース ジブチとエリトリア緊迫=カタール問題、思わぬ余波
◆2017/06/17 Al Jazeera (Doha) Djibouti: AU Calls for Calm Amid Djibouti-Eritrea Border Tensions
◆2018/01/23 The Economist A bitter rivalry between Arab states is spilling into Africa
◆2018/02/07 asahi.com (世界発2018)アフリカ、多い長期支配 エリトリア、ウガンダ
◆2018/02/26 This Is Africa Watch: Deaf Eritrean twins Heroda and Hermon Berhane break disability barriers in fashion world
◆2018/04/02 BBC Ethiopia PM Abiy Ahmed wants to resolve Eritrea disputes
◆2018/04/03 cnn.co.jp イスラエル、アフリカ難民1.6万人をカナダや欧州へ
◆2018/04/05 REUTERS Israel frees detained migrants set for Rwanda after relocation deal collapses
◆2018/04/17 asahi.com 55歳まで低賃金の公務員や兵士に アフリカの国で義務
◆2018/05/19 AFP BB News 動画:仏パリの橋の下に移民1600人、支援団体が警鐘
◆2018/06/06 徳島新聞 エチオピア、隣国との国境線容認 エリトリアと関係修復へ
◆2018/06/06 REUTERS Ethiopia says will 'fully accept, implement' 2000 deal with Eritrea
◆2018/06/08 The New York Times When Peace Is a Problem
◆2018/06/20 Business Day Eritrea bolsters hope for peace with positive response to Ethiopia’s overture
◆2018/06/25 AFP BB News エチオピアとエリトリア、和解なるか=宿敵同士、関係改善模索
◆2018/06/26 REUTERS Ethiopia greets Eritreans with flowers for first talks since war
◆2018/07/08 asahi.com エチオピアとエリトリア、20年ぶりの首脳会談
◆2018/07/09 AFP BB News エチオピアとエリトリア、国交正常化へ 20年の対立に終止符
◆2018/07/09 AFP BB News 戦争終結、共同宣言に調印=エリトリアとエチオピア
◆2018/07/09 nikkei.com エチオピア、エリトリアと関係正常化 戦争状態の終結で合意
◆2018/07/10 cnn.co.jp エチオピアとエリトリア、戦争終結を宣言 両首脳が共同文書に調印
◆2018/07/15 AFP BB News エリトリア大統領がエチオピアを歴史的訪問、大使館再開へ
◆2018/09/13 AFP BB News 動画:エチオピアとエリトリア、20年ぶり国境往来再開
◆2018/11/15 asahi.com エリトリアへの国連制裁を解除、安保理が決議案を採択
◆2018/12/02 asahi.com 【詳報】服部、36キロから抜け出す 福岡国際マラソン
◆2019/04/05 共同通信 見えない国境に振り回され 紛争に幕、歓喜の再会 エチオピア・エリトリア
◆2019/05/31 GLOBE+ 「アフリカの北朝鮮」は本当? エリトリアで独立記念式典 アフリカを旅する
◆2019/06/07 GLOBE+ なぜエリトリアはイタリア建築満載なのか? 世界遺産の町を歩いて見えたこと アフリカを旅する
◆2019/07/29 AFP BB News 8歳の少年が列車にはねられ死亡、面識のない男に押される 独
◆2019/07/30 AFP BB News ドイツの駅で8歳児押し死亡させた男、精神鑑定へ 外国籍で3児の父親
◆2019/08/03 asahi.com 離婚した両親、取り戻した会話 国境紛争越え、春はきた
◆2019/10/11 nikkei.com エチオピア首相、隣国と国交回復 ノーベル平和賞
◆2020/11/15 nikkei.com エチオピア戦闘拡大、市民虐殺か 国連「戦争犯罪」
◆2020/11/15 AFP BB News エチオピア州政府、隣国エリトリアを攻撃 紛争拡大の恐れ
◆2020/11/16 jp.reuters.com エチオピア政府軍、北部で1都市制圧 隣国エリトリアも関与か
◆2020/11/16 nikkei.com エチオピア戦闘、隣国に飛び火 エリトリア首都に攻撃
◆2021/4/2 AFP BB News エチオピア・ティグレから撤退を G7、エリトリア軍に要求
◆2021/4/4 時事ドットコム 「エリトリア軍撤収開始」 北部ティグレ州から―エチオピア
◆2021/4/6 朝日新聞デジタル エリトリア軍、撤退開始 エチオピア北部から G7が要求
◆2021/4/7 AFP BB News 「軍服見ただけで怖い」 兵士からのレイプ被害訴えるエチオピア女性たち
◆2021/5/22 東京新聞 「エリトリア軍が市民を殺害」 隣国エチオピア、報告書を発表
◆2021/5/13 日本経済新聞 エチオピア北部戦闘半年 人道危機に懸念、経済成長陰る
◆2021/5/24 ロイター 米政府、エチオピアへの支援縮小 北部ティグレ州での虐殺巡り
◆2021/6/10 ロイター エチオピア北部ティグレ州、推計35万人が飢餓状態=国連文書
◆2021/6/20 毎日新聞 エチオピア首相に審判 19年平和賞 内戦下、あす総選挙
◆2021/6/24 CNN エチオピア・ティグレ州で市場空爆、30人死亡 目撃者が証言
◆2021/6/29 CNN エチオピア軍、北部ティグレ州州都から撤退 住民は祝福
◆2021/6/30 BBC エチオピアの反政府勢力、北部の州都を奪還 政府軍は停戦宣言
◆2021/7/5 BBC エチオピアの反政府勢力、「正当な政府と認めよ」 停戦条件として要求
◆2021/7/19 Wedge 国家としての統一性が揺らぎはじめたエチオピア内戦
◆2021/7/23 毎日新聞 難民選手団「夢がかなったみたいだ」 エリトリアから逃れた旗手
◆2021/7/28 共同 ドイツの自転車関係者が差別発言
◆2021/8/7 ロイター 五輪=人種差別発言のドイツ自転車連盟関係者、年末まで資格停止
◆2021/8/19 読売新聞 世界地図のどこにもない、なのに不思議な存在感…思惑うごめくアフリカの「国」
◆2021/10/1 Sputnik 「世界最長寿の男性」 エリトリアで127歳で死去
◆2021/10/19 CNN エチオピア北部ティグレ州の州都で空爆、目撃者が証言
◆2021/10/21 CNN エチオピア・ティグレ州で再び空爆、被害の情報も
◆2021/10/25 CNN エチオピア軍、ティグレ州で新たに2回の空爆
◆2021/10/29 National Gepgraphic エチオピアの苦悩:内戦の背景にある対立や分断はどこから生じたのか
◆2021/11/10 時事ドットコム エチオピア、国連職員16人拘束 早期解放求める―報道官
◆2021/11/13 日本経済新聞 米、エリトリア軍に制裁 エチオピア紛争関与で
◆2021/11/13 時事ドットコム エチオピア内戦で制裁 介入のエリトリア軍など対象―米
◆2021/11/30 Spuntnik 日本の外相 紛争のエスカレーションから邦人にエチオピアからの退避を勧告
◆2021/12/21 CNN 反政府勢力が撤退、停戦の可能性も エチオピア
◆2021/12/28 産経新聞 ベトナムのダナンに日本総領事館新設へ エリトリアは駐在官事務所
◆2022/2/5 映画.com 難民の少女から人身売買組織の大物に 実話題材の新作「Madame Luna」に「モービウス」監督
◆2022/2/14 日本経済新聞 ジャンフランコ・ロージ 映画は「芭蕉の俳句のように」
◆2022/2/15 中日新聞 ジブチで難民支援奮闘 湖西出身・柴田さんオンライン講演
◆2022/3/1 時事ドットコム ウクライナ情勢で3日に緊急会合 中ロ反対、インド棄権―国連人権理
◆2022/3/3 ロイター 国連総会、ロシア非難決議採択 軍の即時撤退を要求 141カ国賛成
◆2022/3/3 聯合ニュース 国連総会 ロシア非難決議採択=韓国など141カ国が賛成
◆2022/3/3 毎日新聞 対ロシア非難決議案採択 141カ国が賛成 国連特別総会
◆2022/3/3 テレ朝News 【速報】国連総会 ロシア軍の即時撤退などを求める非難決議案を賛成多数で採択
◆2022/3/3 朝日新聞デジタル 国連総会、ロシア非難決議を141カ国賛成で採択 反対5カ国のみ
◆2022/3/3 Aviation Wire ロシア機の米国飛行禁止 バイデン大統領「プーチン1人の責任」
◆2022/3/3 Bloomberg ロシアの孤立化鮮明、国連総会が非難決議−株式も指数除外の憂き目
◆2022/3/3 Huffpost エリトリアってどんな国? ロシア非難決議に反対、「アフリカの北朝鮮」と呼ばれることも
◆2022/3/3 Newsweek 国連総会でロシア非難決議採択、軍の即時撤退を要求 141カ国賛成、中国は棄権
◆2022/3/3 日本経済新聞 「ロシア即時撤退を」国連決議141カ国賛成、5カ国反対
◆2022/3/3 産経新聞 ウクライナ「侵略」認めない 国連の意思示すロシア非難決議、総会で採択
◆2022/3/3 東京新聞 「銃を置け、今すぐに」「国連はまだ生きている」141カ国がロシア非難決議に賛成、反対は5カ国 中国など35カ国は棄権
◆2022/3/4 朝日新聞デジタル ロシア非難の国連決議に「反対」 エリトリアってどんな国?
◆2022/3/4 しんぶん赤旗 国連総会決議 ロシア非難 141カ国賛成
◆2022/3/4 時事ドットコム 国連総会、圧倒多数でロシア非難決議 「憲章違反」、孤立鮮明―北朝鮮・シリア反対、中印は棄権
◆2022/3/5 アゴラ ウクライナ危機が示した国連の弱点
◆2022/3/5 NHK 国連 人権理事会 ウクライナの人権状況調査の独立委設置を決定
◆2022/3/6 日刊ゲンダイ 国連総会でロシア軍の完全撤退に反対した「エリトリア」ってどんな国? 日本と意外な関わりも
◆2022/3/7 ロイター 国連人権理事会、ロシアのウクライナ人権侵害で調査委設置へ
◆2022/3/9 NewSphere ロシア非難の国連決議に賛成しなかった40ヶ国の背景
◆2022/3/25 ロイター 国連総会、ウクライナの人道決議採択 民間人の保護要請
◆2022/3/25 朝日新聞デジタル 国連総会「ロシアは即時撤退を」 決議採択もウクライナ大使は怒った
◆2022/3/25 朝日新聞デジタル 国連総会、ウクライナの人道決議採択 民間人の保護要請
◆2022/3/25 時事ドットコム ウクライナ人道決議採択 140カ国賛成、ロシア再び孤立―国連総会
◆2022/3/25 Newsphere 国連総会、ウクライナの人道決議採択 民間人の保護要請
◆2022/3/27 河北新報 社説(3/27):国連の安保機能強化/日本への期待に応えたい
◆2022/4/11 国際オリンピック委員会 エリトリア生まれの難民アスリート、ルナ・ソロモンとハブトム・アマニエル:スポーツが平和への道を照らす
◆2022/4/25 KBS ワクチン未接種国の北韓とエリトリア 人道的危機の懸念高まる
◆2022/4/28 NewSphere いまだ「接種ゼロ」は2国、北朝鮮は国際支援を拒否 「変異株の震源地」になる懸念も


 
 
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1991.10.1

紅海の出入り口にある「アフリカの角」 この世界戦略の要に政治が凝縮する

朝日ジャーナル臨時増刊号「ソ連の急転回と民族の激流」

恵谷 治(国際問題アナリスト。1949年東京生まれ。著書に『アフガニスタン最前線』『ギアナ高地を行く』など)

その形状から「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ大陸東端には、現在ソマリア、ジプチ、エチオペアの三ヵ国がある。

アフリカ諸国の中で、エチオペアだけはヨーロッパの植民地とならず、独立を維持したことは有名だ。アフリカ大陸が次々と西欧植民地主義の犠牲になっていった19世紀後半に実は、エチオペア(アムハラ人)は西欧列強と同様に、近隣の領土拡大に躍起となっていたのである。

現在のエチオペアの領土は、エリトリア州を除いて、皇帝メネリク2世(1889 1913年)の時代に形成された。メネリク皇帝は、オロモ人やソマリア人の土地を勢力的に獲得したが、それまでの 伝統的なエチオペアは、アビシニア高原の小さな内陸国だったのである。

エチオペアの支配民族であるアムハラ人居住地の北に、ティグリニャ人、南にオロモ人、さらにその東にソマリ人が住んでいる。過去においては、オロモ人もティグリニャ人も、アチオペアを支配した時代があり、アムハラ人に対抗する意識が強い。

19世紀末までに、伊領エリトリア、仏領アファル・イッサ(現ジプチ)、英領ソマリランド、伊領ソマリアの植民地が成立した。英領ソマリランドと伊領ソマリアが合体したのが、現在のソマリア共和国である。

ソマリア人はソマリア以外に、ジプチ南部、エチオペアのオガデン地方、ケニアの北東州など、広大な地域に住んでいる。ソマリアは独立以来、ソマリア人が住む土地を糾合する「大ソマリア主義」を国是としてきた。エチオペア支配下の西ソマリ(オガデン地方)を奪回しようという野望は、1977 78年の“アフリカの角戦争”を引き起こした。

ソマリアは1969年以来、バーレ大統領が社会主義的独裁体制を固めていたが91年1月放逐された。バーレ政権崩壊後、ソマリアでは長い間、くすぶっていた部族対立が噴出した。ソマリアはアフリカ諸国では珍しく、言語、宗教、文化が同じで、民族的一体性の強い国として知られていた。だが、植民地分断政策の後遺症である部族主義が残っていたのである。

バーレ政権が崩壊した四ヵ月後、エチオペアでもメンギスツ独裁政権が打倒された。その内戦で、首都アディスアベバを陥落させた主力は「エチオペア人民革命民主戦線」(EPRDF)、オロモ解放戦線(OLF)も重要な役割を果たした。EPLFはエチオペアに対して、長い間、エリトリアの解放闘争を闘ってきた組織である。一方、OLFは、エチオペア最大の人口を誇るオロモ人の民族自決を求めるゲリラ組織である。

メンギスツ政権打倒後の新政府樹立のために、国家再建政治会議が開かれ、エチオペアの25政治勢力が結集した。しかし、エチオペアからの分離・独立を目指し、メンギスツ政権崩壊後は、実質的にエリトリアを支配しているEPLFは、オブザーバーという形で参加した。この会議で、「エリトリアの独立闘争は、民族自決権の回復のための闘いだった」と明確に規定された。そして、エチオペア暫定政府は、国際監視下でエリトリアの独立の賛否を問う住民投票を、1993年までに実施することを承認したのである。

エリトリアの独立運動がイスラエルの将来を握る

エチオペアの北部に位置し、紅海に面するエリトリアは、1962年、ハイレ・セラシュ皇帝の強引な政策により、エチオペア第14番目の州に合併された。西欧列強によるアフリカ争奪戦の結果、1890年、イタリア領植民地としてエリトリアが誕生した。第二次大戦でイタリアが敗れると、エリトリアはイギリスの軍政下に入った。その将来について国連で、さまざまな形態が討議されたが、1952年、エチオペアと連邦という形で、エリトリア問題は一応の決着をみた。エチオペアとの連邦制とはいえ、エリトリアは独自の憲法を制定し、その国旗、国章、そして、国語を定めるなど実質的な主権国家となったのである。

しかし、“アフリカの年”と呼ばれた1960年代、同じイタリア植民地だったリビアとソマリアは、独立を達成したにもかかわらず、エリトリアは隣国のアフリカ人同胞によって、武力で独立と自由を奪われ、新生国家は地図上から消滅したのだった。

エリトリアの独立を求める住民たちは、1961年、エリトリア解放戦線(ELF)を結成した。以後30年間、熾烈なゲリラ戦が展開された。ELF内部の路線闘争により1971年、EPLFは少数派だったが、その果敢な戦闘力で支持者を増やし、最大組織に成長した。そして、絶え間ない武力闘争により、遂に、EPLFはエリトリア全土を解放し、その支配権を確立したのである。

紅海を望むエリトリアには、マッサワとアッサブという二つの良港がある。エリトリアが独立国家となれば、エチオペアは再び港を持たない陸封国となる。そのため、暫定政府はEPLFとの間で、首都に近いアッサブ港を自由港とすることで合意した、と伝えられている。

エリトリア解放闘争は、アラブ諸国の支援を受けていたため、独立の暁には、エリトリアはアラブ連盟に加盟すると、考えられている。エリトリアがアラブ国家となれば、紅海は完全に“アラブの湖”いとなってしまう。

アフリカの角は、地中海とインド洋を結ぶ紅海の出入り口にあり、世界戦略上、重要な位置にある。この地勢学的理由から、フランスは今なお、5000余の外人部隊をジプチに駐留させているのだ。そして、アメリカは勿論、ソ連も、エリトリアのエチオペアからの分離独立を望んでいない。エチオペア正教とはいえ、同じキリスト教国が内陸国に追いやられるのを、阻止しようとする外部勢力は多い。紅海がアラブの完全な支配下になれば、最大の被害者がイスラエルになることは言うまでもない。こうした状況を知れば、エリトリアの真の独立が認められるのは、まだ先のようである。

同族を統合しようとする「大ソマリア主義」と、植民地主義の残滓である部族主義に悩むソマリ人。最大の人口を誇るオロモ人の民族自決運動と、エチオペア新政府への影響力増加。過去の栄光を再現しようと権力を握りつつあるティグリニャ人。世界戦略を揺るがす位置にいるエリトリア人の独立運動。そして、エチオペアの支配民族のアムハラ人と、シダモやアファールなどの少数民族。アフリカの角は、こうした民族的緊張に満ちており、加えて、部族抗争、宗教対立、歴史背景などが複雑に交錯しており、現在のアフリカが抱えている政治状況が凝縮されている舞台なのである。



 
 
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1992.1.7

特派員報告 独立への道ひた走る エルトリア暫定政府 「首都」には解放感 飢饉克服まず課題

朝日新聞 アスマラ(エチオピア.エリトリア)五十嵐浩司

エチオピア北都のエリトリアが、独立への道をひた走っている。昨年五月に州都アスマラを押さえ「完全解放を果たした「エリトリア人民解放戦線」(EPLF)の暫定政府は、「エチオピアとの連邦制は考えていない」と、言い切る。三十年の内戦で疲弊した経済、日照りの被害が続く農業、大量の難民の帰国、と難題は多いが、エチオピアによる「植民地支配」から脱した解放感が、人々に明るい表情をもたらしている。

●勝利祝うアーチ

エチオピアの人々は、エリトリアを依然「州の一つ」と見なしている。だが、州都アスマラに一歩入ると、そこはすでに「首都」だった。独自のビザ、外貨申請。エチオピア航空も、「エリトリア航空」と変わる。町のビルには、一部だけ外された看板が目立つ。「エチオピア」の名が付く企業、公社名をすべて「エリトリア」にしたため、大急ぎ取り外したのだ。

旧政府軍は昨年五月、首都アディスアベバの陥落を見通し、アスマラを明け渡した。旧宗主国イタリア風の美しい町並みは、ほとんど無傷のまま。EPLFのポスターや勝利を祝うアーチを除けば三十年の内戦で攻防の焦点となってきた町だとうかがわせるものはない。

だが、港湾都市マッサワに入ると様相は一変した。一昨年、EPLFが制圧して以来、旧政府軍の激しい空爆が続いた。住民は砂漠に避難したものの、死者約三百人が出た。破壊されたビル、家屋……。今も多くが廃虚や路上に住む。町には推定計二万トンの戦車、軍用車の残がいがうずたかく積まれ、まるでスクラップ置き場だ。

●連邦制は考えず

農村部も、元々やせた土壌に日照りが加わり、飢饉(ききん)が続く。

世界食糧計画(WFP)によると全人口約三百万人の八割が食料援助に依存。さらに五十万人の難民が帰国予定で、すでに一日約百人が帰り始めている。

暫定政府は、昨年七月にアディスアベバで開くかれた全政党.団体会議の決定に基づき、九三年の国民投票で独立か否かを決める。政府スポークスマンのアラフォイブ国家指導局次官(副大臣)は「あくまで住民の決定しだいだが、EPLFはエチオピアとの連邦制は考えいない」と語る。独立決定、新憲法の制定を経て複数政党制に移行の方針だ。

●外目の投資期待

一方、諸外国にはアディスアベバの大使館を通じてではなく、独自の接触を要求する。幾つかの国連機関もエリトリア独自の事務所を開いた。エリトリアの大半を長年、統治してきたEPLFの自負がのぞく。

暫定政府の当面の課題はまず飢饉の克服。そして経済再建だ。イタリア資本を中心とした軽工業け「エチオピアに搾取されてきた」(同次官)。自由な投資法の制定で、外国からの投資も望めると期待する。

教育の使用言語も、旧政府の公言語アムハラ語一本やりから、九部族それぞれの言語に変わった。ティグレ語、アラビア語を必修とし、共通語化を図る。

だが、エリトリアの独立は九部族の多くを再度、分断することになる。エリトリアの文化的独自性は、卜ルコ、イタリアに植民地化されてエチオピアから分断されてから四百年のものに過ざない。それでも同次官は「民主的な政治の運営で、民族問題は克服出来る」と楽観的だ。

昨年十二月初め、アスマラで国家再建勤労奉仕制度を歓迎する学生五万人のデモがあった。「官製デモ」ではあったが、熱狂があった。アムハラ人を中心とするエチオピア政府の支配は終わり「独立エリトリア」という一点で、人々が団結し、未来に期侍をふくらませているように見えた。



 
 
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外務省、エリトリアへの無償資金協力を発表

2007年05月30日 11:33更新

28日、外務省は、日本政府がエリトリア政府に対し、「デブブ州地方都市給水計画」の実施を目的として、15億2400万円を限度額とする無償資金協力を行うことに関する書簡交換が、ケニアの首都ナイロビにて、大村昌彦在エリトリア臨時代理大使(ケニアにて兼轄)とサリフ・オマル・アブドゥ駐ケニア・エリトリア大使との間で行われたと発表した。

エリトリアは、アフリカ東北岸に位置する人口約420万人の国で、国土の大部分が乾燥・半乾燥地帯に属するため、全国の平均給水率は約30%と低いうえ、近年数年おきに発生する干魃により、給水事情は悪化している。このため、住民は非衛生的な河川、伏流水の使用を迫られ、それも乾期には渇水し、婦人、児童が遠方まで徒歩の水汲みを余儀なくされているという。

1993年のエチオピアからの独立以来、国境紛争などにより各種施設も破壊され、1人当たりGNI(国民所得)は約220米ドルと世界でも最も低い水準にある。同国政府は、長期的な国民生活の向上を目的として貧困削減に取り組んでいるが、特に生活の基本である安定的な飲料水の供給などを目的として、「国家水供給・衛生緊急行動計画」を策定し、地方、農村を中心とする全国的な水不足への対応を図っている。しかし、財政状況も厳しく、各地の給水施設の整備を自助努力のみで行うのは困難であるため、諸外国や援助機関に対する支援を要請している。

このような背景の下、同国政府は、中南部のデブブ州水資源局が同州のデバルワ、デケムハレ、マイディマ、アディケイの地方4都市において、地下水の水源開発、高架配水施設の建設を実施するための資金について、日本政府に対し無償資金協力を要請してきた。

外務省では、同計画の実施により、同4都市の給水率が現在の約22%から2015年には100%となり、安全な水の利用により衛生状況が改善され、水因性疾患が減少し、生活環境の改善にも貢献することが期待されるとしている。



 
 
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エリトリア:米がテロ支援国家指定を検討 ソマリア紛争で

【ワシントン笠原敏彦】米政府は17日、紅海に面したアフリカのエリトリアが近隣のソマリアのイスラム過激派を支援しているとしてテロ支援国家への指定を検討している、と公表した。政情不安が続くソマリアには国際テロ組織アルカイダの幹部が潜伏しているとみられ、米国の対テロ戦争の主要な舞台となっている。エリトリアが実際にテロ支援国家に指定されれば、1993年のスーダン以来となる。

フレーザー国務次官補(アフリカ担当)が記者会見で発表した。次官補は「我々はまだ(指定に向けた)準備段階にある。エリトリアが態度を変えれば、テロ支援国家指定を回避することは可能だ」と述べ、同国にイスラム過激派への支援を中止するよう求めた。

ソマリアでは、暫定政府に対するイスラム過激派勢力の武装抵抗が続く。国連監視団は先月、過激派勢力が主にエリトリアからの密輸により地対空ミサイルや弾薬など十分な装備を維持していると報告した。エリトリアは否定しているが、米国にも国連報告を確認する情報があるという。

米国は、ソマリアの一部イスラム過激派がアルカイダと密接な関係を持ち、98年のケニアとタンザニアでの米大使館爆破テロの容疑者をかくまっていると主張している。「破綻(はたん)国家」ソマリアがアルカイダの拠点化することを警戒し、今年、2度にわたりアルカイダ幹部を狙った空爆などを行った。

テロ支援国家に指定されているのは現在、北朝鮮、イラン、シリア、キューバ、スーダンの5カ国。指定されると、さまざまな制裁の対象となるほか、世界銀行や国際通貨基金(IMF)の融資を受けるのが事実上不可能となり、国際的に孤立が深まる。

毎日新聞 2007年8月18日 19時30分 (最終更新時間 8月18日 23時49分)



 
 
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米、エリトリア「テロ支援国家」指定を検討

【ワシントン支局】フレーザー米国務次官補(アフリカ担当)は17日の記者会見で、エリトリアをテロ支援国家に指定することを検討していると明らかにした。内戦が続くソマリアで活動するイスラム武装勢力に武器を供給しているとの「説得力のある」情報を得ていると説明した。

テロ支援国家に指定されれば、武器禁輸や経済援助の停止などの制裁の対象となる。北朝鮮やイランなどが指定を受けている。次官補は、エリトリアが米大使館の郵便物を違法に検閲するなど活動を妨害していることへの報復措置として、カリフォルニア州にある同国領事館の閉鎖を命じたことも明らかにした。 (11:00)



 
 
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米国:テロ支援国家、エリトリア指定検討 「ソマリア過激派に武器」

【ワシントン笠原敏彦】米政府は17日、紅海に面したアフリカのエリトリアが近隣のソマリアのイスラム過激派を支援しているとしてテロ支援国家への指定を検討している、と公表した。政情不安が続くソマリアには国際テロ組織アルカイダの幹部が潜伏しているとみられ、米国の対テロ戦争の主要な舞台となっている。エリトリアが実際にテロ支援国家に指定されれば、1993年のスーダン以来となる。

フレーザー国務次官補(アフリカ担当)が記者会見で発表した。次官補は「我々はまだ(指定に向けた)準備段階にある。エリトリアが態度を変えれば、テロ支援国家指定を回避することは可能だ」と述べ、同国にイスラム過激派への支援を中止するよう求めた。

ソマリアでは、暫定政府に対するイスラム過激派勢力の武装抵抗が続く。国連監視団は先月、過激派勢力が主にエリトリアからの密輸により地対空ミサイルや弾薬など十分な装備を維持していると報告した。エリトリアは否定しているが、米国にも国連報告を確認する情報があるという。

米国は、ソマリアの一部イスラム過激派がアルカイダと密接な関係を持ち、98年のケニアとタンザニアでの米大使館爆破テロの容疑者をかくまっていると主張している。「破綻(はたん)国家」ソマリアがアルカイダの拠点化することを警戒し、今年、2度にわたりアルカイダ幹部を狙った空爆などを行った。

テロ支援国家に指定されると、さまざまな制裁の対象となり、国際的に孤立が深まる。

毎日新聞 2007年8月19日 東京朝刊



 
 
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2007/08/19-10:19 エリトリア、フレーザー米次官補発言を一蹴=テロ支援国家指定検討で

【アスマラ18日AFP=時事】エリトリアのアリ情報相は18日、エリトリアをテロ支援国家に指定することを検討しているとのフレーザー米国務次官補(アフリカ担当、写真)の17日の発言を一蹴(いっしゅう)するとともに、同次官補がエリトリア国民に対して悪意を抱いていることをさらけ出したことに感謝すると皮肉った。

フレーザー次官補は17日の記者会見で、ソマリアの武装勢力への武器と資金の供給をエリトリアと結びつける国連専門家の最近の報告に米国は同意するとも述べた。ソマリアの大部分を実効支配していたイスラム武装勢力は、昨年12月に暫定政府を支援するエチオピア軍の攻撃を受けて同月末に首都モガディシオから敗退。エチオピア軍と暫定政府の合同部隊は2007年初めにはほぼ全土を制圧した。しかし、その後も武装勢力はゲリラ型の襲撃を繰り返している。

エリトリアはまた、エリトリアがエチオピアに拠点を置く武装勢力と共謀して、隣国ソマリアの政府を標的にした襲撃を企て同国を不安定にしようとしているとのエチオピアの主張を退けた。エリトリア外務省は17日声明を発表し、エチオピアの主張を「全くばかげている」として一蹴し、逆にエリトリアのイスラム反政府勢力を支援しているとして、エチオピアと米国を非難した。声明は「エチオピアがさまざまな反政府勢力を公然と支持していることは、動かしようのない事実である」と指摘している。 〔AFP=時事〕



 
 
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エリトリアの選手の宿泊でミス 予約の重複 世界陸上

2007年08月27日

世界陸上大阪大会に出場しているアフリカのエリトリアの選手が26日夜、宿泊するはずの大阪市内のホテルに移れないトラブルがあった。

組織委によると、同国の選手らは前日に泊まった大阪市内のホテルから、26日夜に同市内の別のホテルに移る予定だった。だが、移る先のホテルは満室で部屋がなく、急きょ元のホテルで待機することにした。組織委の広報担当者は「オーバーブッキング(予約の重複)があった」と話している。

エリトリアは北東アフリカの紅海に面した国。長距離でメダル候補がいる。



 
 
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2007/08/29-20:02 「最初の段階で混乱あった」=エリトリア選手団の宿泊問題で−世界陸上

国際陸連(IAAF)と世界陸上大阪大会組織委員会は29日、長居陸上競技場で記者会見し、不手際があったとされるエリトリア選手団の宿舎に関して「最初の段階では混乱もあったが、現在全選手の宿泊は確保できている」と説明した。

組織委ではエリトリアの選手団が26日にようやく全員同じホテルに泊まれた事実は把握。問題とされる23日夜は、男子のコーチ、選手各1人と女子選手1人の計3人が宿泊しようとしたが、予定のホテルに部屋の空きがなく、代わりのホテルを用意したという。

組織委の内山泰博広報室長は「同じ国の選手団を違うホテルに分けて泊まらせたことは謝らないといけない」と不手際があったことは認めた。ただ、一部で報じられたホテルの床に選手が寝たとされることについては「ロビーにも床にも誰も残っていないことは確認できている」と話した。 (了)



 
 
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[世界陸上]手配ミスで部屋ない エリトリア選手、床で一夜

2007年08月29日08時55分

開催中の世界陸上大阪大会で、エリトリア選手団の選手ら5人が開幕2日前の23日、指定先のホテルに宿泊しようとしたが部屋が確保されず、1階ラウンジの床に毛布を敷いて夜を明かしたことが分かった。マラソンと一万メートルでそれぞれ4位となった男子選手2人もいた。その後も宿泊を巡る混乱は続き、ベイエネ・ルサム団長(54)は「いいコンディションで競技に臨みたかった」と大会運営に強い不満を訴えている。【石川隆宣、渋江千春、花岡洋二】

滞在先は大阪市などで作る大会組織委員会が市内6カ所のホテルを選手村として用意し、滞在先の割り当ても担当していた。同選手団は、団長が20日に来日、23日夜に男女選手とコーチの5人が大阪市内の指定先ホテルに到着した。事前に申告した人数だった。

同選手団によると、ホテルにいた組織委の担当者に「部屋がない」と言われた。担当者は待機を指示。だが、結局部屋は用意されず、選手らは24日未明になって、1階ロビーから続くラウンジの隅に椅子を動かして場所をあけ、フロントで借りた毛布12枚を敷いて夜を明かしたという。

24日早朝、見かねた同国の隣国であるジブチ選手団が、自室の空きベッドを提供し3人が休んだ。同日夜、3人は別のホテルに用意された部屋に泊まったが、2人は部屋がなかったため、ジブチ側の好意により相部屋で3泊したという。ジブチ選手団関係者も「組織委が大混乱していた。相部屋ではリラックスできない」と話した。

マラソンに出場したヤレド・アスメロン選手(27)は24日以降、ジブチ選手団と相部屋。同日夜、コーチと別々の場所に泊まることになったため、朝早く始まったマラソンに向け、十分な打ち合わせをすることができなかったという。団長は「肉体的にも精神的にも、大きな影響があった。今更、謝罪されても、どうしようもない」と嘆いた。

◇足りないのは事実

▽大会組織委の内山泰博広報室長の話 全体に選手・関係者の来日が多く、指定のホテルの部屋が足りなくなったのは事実だ。だが、別のホテルを用意していた。エリトリアの選手が床で寝たことは報告も受けていないし、確認していない。



 
 
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世界陸上 開幕前に宿舎不足

国際陸連(IAAF)のバイス事務局長は30日、大阪市で開催中の世界選手権で大会前に宿舎不足が発生し、約100人分のホテルの部屋を急きょ手配したことを明らかにした。一部で混乱が生じたが、開幕前にすべて解決したという。

同事務局長によると、参加人数の把握は、予備エントリーと正式エントリーの2段階で行われ、正式エントリー数は選手の故障や参加標準記録を突破できなかったなどの理由で予備エントリー数から約10%減になるのが通例という。大阪大会では約3600人の予備エントリーがあったため、3200人分の宿舎を用意したが、実際にはこれを上回る数の選手、役員が来日した。

一部報道で宿舎のないエリトリア選手がホテルの床に毛布を敷いて寝たとされたが、国際陸連のフレデリクス選手代表は「宿舎は用意されたが、役員と選手が別のホテルだった。一緒に宿泊したいと主張して居座ったが、夜中に移動に応じた」と説明した。



 
 
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高すぎたハードル…世界陸上ボロボロ舞台裏

選手人数把握できず…組織委は機能不全

2日に閉会した「世界陸上大阪大会」は、女子マラソンの土佐礼子選手が銅メダルを獲得し、日本が一矢を報いた。最終日に向けて客の入りも上々だったが、大会運営はボロボロ。4165人のボランティアのシフト管理に不具合が生じ、管理者として強制参加させられた大阪市職員たちの無責任に大会組織委員会の不作為が重なり、出場選手にまでしわ寄せが及んだ。舞台裏は「世界」にふさわしくないお粗末さだったようだ。

最初にトラブルが表面化したのが8月23日。エリトリア選手団の宿泊予約が入っておらず、ホテルマンの制止を振り切って1階のラウンジ床上で“宿泊”せざるを得なくなったのだ。

24日未明、見かねた隣国ジブチの選手団に自室の空きベッドを提供されたものの、翌25日のマラソンで4位に入賞したヤレド・アスメロン選手は「コンディション維持もままならなかった。もっと上位に行けたのに」と不満を爆発させたという。

エリトリア大使館は、夕刊フジの取材に「終了後には何らかの措置をとります」と怒りのコメント。さらに「そもそも世界大会を名乗るならば、遅くとも1カ月前までには選手団の招待状を送るのがマナー。今回は10日前にやっと届きました。その時からイヤな予感はしていました」と、ずさんな運営を予期していたことまで明らかにした。

ホテル側の予約関係者も、組織委への不満をこうぶちまける。

「指定された717室を、実際にチェックイン業務を取り仕切った旅行会社に提供しました。ホテルの責任で予約管理をしていれば、お客さまをロビーに放置することは絶対にありえません」

当該の旅行会社も「組織委から指定された客室数は、正確に準備していました」と回答しており、選手の人数を正確に把握できない組織委への非難は免れない。

問題のホテル以外にも、大阪市内の大型ホテルは選手とボランティアでどこも大混乱に陥った。30代の女性ボランティアは「ピーク時にはチェックインに3−4時間待ちがザラでした。組織委の宿泊管理部門が機能不全で、指示系統もゼロ。次々に選手団が来るのに、だれも何も分からない状態に陥っていた」と怒りを隠さない。

このスタッフによると、ボランティアの配置場所もずさんで前日に変更されたホテルへ赴くと、現場に自分の名前がなかった。ボランティアセンター職員に確認すると、「そんな変更知らない」と逆ギレされるほどの混乱ぶりで、ユニホームすら受け取れなかったスタッフもいたという。

メーン会場の長居陸上競技場は1、2の両日、ほぼ満員となったが、前宣伝が足りなかったためか、前売り券の売れ行きは10−20%にとどまった。大会上部組織のIAAF(国際陸上競技連盟)のラミーネ・ディアック会長も開幕直前に、「チケットの売れ行きが危機的な状況だ」と異例の苦言を呈したほどだった。自分の担当以外は責任を取らない役人たちには、「世界」は少々荷が重かったのかもしれない。

ZAKZAK 2007/09/03



 
 
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外務省、エリトリアへの無償資金協力を発表

2007年09月06日 18:22更新

外務省は5日、日本政府がエリトリア政府に対し、「地域医療向上計画」の実施を目的として、2億9600万円を限度額とする一般プロジェクト無償資金協力を行うことに関する書簡交換が、ケニアの首都ナイロビにて、大村昌弘在エリトリア臨時代理大使とトゥームズギ・テスファ在ケニア・エリトリア臨時代理大使との間で行われたと発表した。

エリトリアでは、1998年から2000年の国境紛争により多くの医療施設が破壊され、医療水準の基本指標である5歳未満児死亡率が82人/1000人(2005年)と未だ厳しい状況にある。このため、同国政府は、医療施設の修復と新設などを目的とする「保健セクター10か年戦略計画」(2005年 ‐2014年)を策定し、診療所などの整備を進めている。

これまで、地域診療所などの一次医療施設を優先的に建設し、住民の医療事情の改善を図っており、5歳未満児死亡率も、かつての237人/1000人(1970年)などと比較すると相当下がってきている。しかし、地域の診療所では対応出来ない、手術を必要とするようなケガ、病気など比較的症状の重い患者を対象とする二次診療施設の整備が遅れている。同国政府では、限られた保健分野の予算の中、こうした病院の整備を自助努力で行うことが困難なため、二次医療施設である4箇所の県立病院の機材整備と、機材の自立的な維持管理を目的として、日本政府に対し国立医療機材保守管理センターの検査機器等の整備のための無償資金協力を要請してきた。

同計画の実施により、エリトリアの首都アスマラの県立ハリベット病院、ビラッジオジニオ病院、近郊のアルゴダッド病院、紅海に面するマッサワ市のマッサワ病院が地域の第二次診療病院として整備され、診療圏の人口約92万人の医療環境が改善される見込み。



 
 
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『中国、五輪前に宗教弾圧』 米年次報告書『懸念される国』に指定

2007年9月15日 夕刊

【ワシントン=立尾良二】米国務省は十四日、宗教の自由に関する二〇〇七年版年次報告書を発表。中国、北朝鮮、ミャンマー、エリトリア、イラン、サウジアラビア、スーダン、ウズベキスタンの八カ国を「特に懸念される国」に指定した。

中でも、中国について「〇八年の北京五輪を前に、外国人宣教師百人以上を追放したり、キリスト教会の取り締まりを強化している報告がある」と指摘。人権や宗教抑圧問題などから五輪開催を批判する動きがあり、中国政府が抗議行動を事前に封じようとしている疑いがあるという。

北朝鮮については「金正日(キム・ジョンイル)総書記と父親の故金日成(キム・イルソン)主席の個人崇拝が、政治体制の重要なイデオロギーの支柱になっている」と断定。「憲法は宗教の自由を認めているが、本当の意味での自由は存在しない」とした。ミャンマーについても「軍事政権が宗教活動を抑圧し、しばしば宗教の自由の権利を迫害している」と批判した。



 
 
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信教の自由、8カ国に懸念 米国務省が年次報告書

2007年9月15日 10時22分

【ワシントン14日共同】ライス米国務長官は14日、世界各国の信教の自由に関する年次報告書を発表し、宗教弾圧など「特に懸念のある国」としてウズベキスタンなど計8カ国を挙げ、状況の改善を促した。

8カ国はウズベクと北朝鮮、中国、ミャンマー、エリトリア、イラン、サウジアラビア、スーダン。指定されると、米国が経済制裁を科す際などの根拠の1つとなる。カリモフ大統領の独裁が続くウズベクは「多くの宗教団体が法的地位を得ることが不可能」と指摘、宗教指導者の逮捕が行われていると批判した。

北朝鮮に対しては、憲法で信教の自由をうたいながら「組織だった宗教活動は、政府関連団体によって厳しく管理されたものしか認められていない」と指摘。報告書とりまとめに当たったハンフォード大使は記者会見で「信教の自由を最も侵害している国」と非難した。



 
 
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宗教の自由:北朝鮮・中国など8カ国が特別関心国に

米国務省は14日、北朝鮮・中国・イラン・ミャンマー・エリトリア・サウジアラビア・スーダン・ウズベキスタンの8カ国を宗教の自由弾圧「特別関心国(CPC)」に指定した。

国務省は同日、世界各国の「宗教の自由」の実態を調査・発表する年次報告書で、昨年同様この8カ国を「特別関心国」に指定したことを明らかにした。これで北朝鮮は、2001年から7年連続で「宗教弾圧国」に指定されたことになる。

同報告書は「“北朝鮮で地下教会のクリスチャンたちが逮捕・処刑されるのを目撃した”という脱北者らの証言が相次いでいる。06年3月にスパイ容疑で死刑宣告されたソン・ジョンナム氏のケースも、“中国でキリスト教団体関係者らに会った後、北朝鮮に戻り宣教活動をしたため”と複数の非政府組織(NGO)関係者が主張している」としている。

ワシントン=崔宇晢(チェ・ウソク)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS



 
 
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2007/10/14-21:56 佐藤がハーフマラソンで日本新記録=世界ロードランニング選手権

【ロンドン14日時事】陸上の第2回世界ロードランニング選手権は14日、イタリアのウディネで男女ハーフマラソンが行われ、男子で佐藤敦之(中国電力)が1時間0分25秒の日本新記録を樹立して9位に入った。従来の記録は高橋健一(富士通)が2000年1月にマークした1時間0分30秒。女子では大崎千聖(三井住友海上)が1時間8分56秒で7位に入ったのが日本勢最高だった。

女子はケニア出身のローナー・キプラガト(オランダ)が1分6秒25の世界新記録で、男子はセルセナイ・タゼッセ(エリトリア)が58分59秒で、それぞれ20キロで行われた前回に続き連覇した。

団体は男女ともケニアが制し、日本は女子が3位、男子は7位だった。 (了)



 
 
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2007/10/17-05:48 日本37位、最下位はエリトリア=報道の自由度ランク−国境なき記者団

【パリ16日時事】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は16日、世界169カ国・地域を対象とした毎年恒例の報告書「報道の自由度ランキング」を発表した。日本は「過激なナショナリストによる報道機関への襲撃の減少が見られる」とされ、前年の51位から37位に順位が上がった。

5年連続最下位だった北朝鮮は168位。代わって記者4人が拘束中に死亡したとされるアフリカ東部のエリトリアが最下位に転落した。



 
 
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街の環境守るヒーロー 仮装の若者、名駅周辺で毎月ごみ拾い

2007年10月30日

「ア∞ス(アース)戦隊ゴミ拾いレンジャー」と称した仮装の若者たちが、名古屋市中村区の名古屋駅周辺で月一回、ごみ拾いをしている。仮装という遊び心で若い社会人らを引き込み、参加者は増え続けている。

呼び掛けているのは非政府組織(NGO)のア∞ス。代表を務める会社員玉川幸枝さん(23)=岐阜県瑞浪市=の「無関心な社会を変えたい」との願いがきっかけだった。

昨年、仕事を休んでNGOピースボートの世界をめぐる船旅に参加。アフリカの小国エリトリアで貧困に衝撃を受ける一方、助け合う人々の温かさも感じた。帰国してギャップを感じ「みんながもっと周りを気遣うきっかけに」とごみ拾いを決意した。仮装は「ごみ拾いを『仕方なくする』のではなく、面白く」という工夫。通行人の関心を引くことで、ポイ捨てを抑止する効果も狙った。

活動は原則、第一日曜日。初回の五月に十数人だった参加者は、十月には県内や岐阜県から二十代の社会人を中心とした六十一人に膨らんだ。テレビや映画のヒーロー、動物に扮(ふん)して「こんにちは」と通行人に声を掛けながら駅西地区を歩き、空き缶や弁当容器をごみ袋に。十七袋がいっぱいになった。

初参加の千種区の市邨中学校一年、岡村篤志君(13)は好きな映画の主人公姿で「まちなかで堂々と着られてうれしい」と気合たっぷり。「わいわいやるから楽しい」という自営業手伝い神谷寿さん(27)=岡崎市岡町=も「先月拾ったばかりなのにたくさん捨ててある」と真剣だ。

玉川さんは「きっかけがなかっただけ。『実は何かやってみたかった』という熱い人がたくさんいた」と手応えを語る。活動日時はホームページhttp://www.earth-infinity.com/で案内。貸衣装もある。

(太田鉄弥)



 
 
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2007/11/04-22:35 アテネ銀メダリスト落選=米男子マラソン選考会―北京五輪

【ニューヨーク3日AFP=時事】ニューヨークで3日、北京五輪のマラソン男子代表選考会が行われ、アテネ五輪男子マラソン銀メダルのメブ・ケフレジギと元世界記録保持者ハリド・ハヌーシはいずれも代表から漏れた。(写真は2004年のニューヨークシティー・マラソンで2位となり、喜ぶケフレジギ)

エリトリア出身のケフレジギは、2時間15分9秒で8位に終わった。ケフレジギは「代表入りしたかったが、厳しいレースだった。開始から1時間19分たったころ、両ふくらはぎがけいれんを起こした」と語った。一方、モロッコ生まれのハヌーシは2時間12分34秒で4位となり、補欠にとどまった。

代表に選ばれたのは、2時間9分2秒で優勝したライアン・ホールと2位のデーサン・リッツェンハイン、3位のブライアン・セルの3人。選考会では、有力選手のライアン・シェイがレース中に死亡する悲劇が起きた。 〔AFP=時事〕



 
 
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米国:ブッシュの「反テロ戦争」に新たな危機 2007/11/18

【ワシントンIPS=ジム・ローブ、11月8日】

米ブッシュ政権による「テロとの闘い」の最前線であるイラクに加えて、その周辺部分であるトルコ、パキスタン、「アフリカの角」地域において新たな危機が生まれている。

中でも、トルコとイラク北部クルド人地域との間の緊張状況は、イラクの国内情勢に直接の影響を与えている。11月5日、ブッシュ大統領は、訪米したトルコのエルドアン大統領に対して、クルド労働者党(PKK)との戦いにおいて情報面で協力すると約束した。少なくとも、PKK部隊が冬のカンディル山脈で動きが取れなくなるまでは、トルコ軍によるクルド人地域への越境攻撃を防ごうというのが狙いだ。

しかし、もしトルコが越境攻撃を行えば、イラク北部は一挙に不安定化し、米軍の訓練した新生イラク軍への新兵募集も難しくなるだろう。

他方、パキスタンでは、ムシャラフ大統領が非常事態宣言という事実上の「クーデター」に踏み切った。米国の諜報当局の見方では、ムシャラフ政権の強化によって、アルカイダやタリバン系の勢力はますます強力になっているという。

ブッシュ政権はムシャラフ大統領に対して、陸軍参謀長との兼任を早期にやめ、自由選挙を行うよう要求している。選挙が行われれば、先日パキスタンに帰国した「穏健派」のベナジール・ブット元首相がふたたび首相になるものと予想されている。

「アフリカの角」地域では、エチオピア・エリトリア間の地域紛争が激しさを増している。国際危機グループ(ICG)のガレス・エバンス代表によると、「数週間以内に」戦争が勃発してもおかしくないという。同地域では、米国が肩入れするエチオピア軍の支援でソマリアの「イスラム法廷連合」が首都モガディシュから追放されたものの、その後、イラクと同じく、泥沼の占領状況に陥っている。

トルコ、パキスタン、「アフリカの角」地域における危機について報告する。(原文へ)

翻訳/サマリー=山口響/IPS Japan浅霧勝浩



 
 
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25歳女性らエリトリアを自転車旅 「アフリカ知って」

2007年11月24日15時12分

アフリカ大陸を自転車で縦断した経験を持つ山崎美緒さん(25)が、アフリカの新興国家、エリトリアの各地を自転車で回る親善サイクリングをしている。日程は25日までの8日間。帰国後に同行メンバーと講演会や写真展を開く予定で、「これを機会にエリトリアやアフリカのことを知ってほしい」と話す。

山崎さんは大阪府出身で、現在は東京都内の会社に勤務している。大阪外国語大学に在学中の04年8月から05年1月にかけ、ケニアから南アフリカまで8カ国約5000キロを自転車で単独縦断した。

エリトリアは紅海に面した人口約420万人の小国で93年にエチオピアから独立。イタリアの植民地時代から自転車競技が盛んで、アフリカ縦断の話を知ったエリトリアの駐日大使から「我が国にも来て」と誘われた。

今回は両国の交流が目的で、日本から19歳の女子学生や85歳の男性など様々な経歴の7人を誘った。エリトリアでは自転車選手とサイクリングしたり市民と話し合ったりしながら、互いの理解を深めたいという。山崎さんは「アフリカは生活が苦しい人が多いけれど、毎日一生懸命に笑顔で生きている。置かれた状況を最大限に楽しもうとしている姿を知ってもらえれば」と話す。

また、アフリカ縦断時にエイズ患者の多さを知った山崎さんは、世界エイズデーの12月1日、自転車に乗りながらエイズ拡大防止を訴えるイベントを東京都内で開く予定だ。



 
 
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国連、世界の衛生向上に焦点 2007/12/02

【国連IPS=タリフ・ディーン、11月21日】

11月21日、国連は、2006年12月の国連総会合意に基づき、2008年国際衛生年(IYS)を正式にスタートさせた。

潘事務総長は、開会式において、今後1年間、衛生問題を国際社会の優先課題とする計画を提供してゆくと語った。また、これに合わせ「2015年までに安全な飲料水、基本的衛生サービスを受けられずにいる人々の数を半減する」との国連ミレニアム開発目標(MDG)の1つの達成に邁進すると述べた。来年には、学校衛生を議題とする大規模な地方会議が予定されている。

国連の水/衛生問題諮問委員会の議長を務めるオランダのウィレム皇太子も、「本日をもって計画の段階から実行の段階へ移行する。MDG達成のためには、行動の迅速化が不可欠だ」と語った。

国連は、1990〜2004年の間に12億人強が衛生向上の恩恵に浴したが、それでも速度は遅く、現在のペースが続けば2015年の期限を迎えても約24億人が基本的衛生サービスを受けられないと予測している。

WTOによれば、世界の病院のベッドの半数は、常に水を原因とする病気の患者で占められているという。また、サブサハラ・アフリカでは、下痢による新生児の死亡は欧米の250倍に達するという。

ロンドンを拠点とする「ウォーターエイド」が11月19日に発表した報告書によると、世界で最も衛生状態の悪い国は、アフガニスタン、チャド、エリトリア、ブルキナファソ、エチオピアの5カ国。また、数の上では、中国(7億3,240万人)、インド(7億2,830万人)、インドネシア(9,900万人)、バングラデシュ(8,490万人)、ナイジェリア(7,200万人)となっている。国連が開始した2008国際衛生年について報告する。(原文へ)

翻訳/サマリー=山口ひろみ(Diplomatt)/IPS Japan加藤律子



 
 
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何も判決が出されないまま留置される6人のジャーナリスト!

2007/12/07 19:14

Editor and Publisherは2007年12月5日に、CPJ(Committee to Protect Journalists/ジャーナリスト保護委員会)からの最新の情報として、世界中で、何の判決も出されない、調べることもないまま何カ月も何年も留置 され、すべて秘密にされているジャーナリストが6人いると報告した。

http://www.jiten.com/index.php?itemid=8045

恐ろしい!

文句をいうと、殴られるだけナノでしょう。

その多くは、エリトリアとイランで起こっているが、まったく同じ戦術を米国も使用していると報告している。

おいおい!

米国は、何を裏でやって居るんだ〜

恐ろしい国ですね〜

もしかすると、北朝鮮並み!

そう言えば、アフガニスタンで捕まっていたドイツ在住のKhaled el-Masriも、バケーションへ行く途中に突然、逮捕され、何も調べられないまま留置され、突然釈放された!

最初は、偶然が重なったのかと思ったが---そうではなさそうです。

米国最高裁判所はCIAの誘拐犯を保護!

http://www.jiten.com/index.php?itemid=7475

ミュンヘン州検察官、ジャーナリストの調査を中断!

http://www.jiten.com/index.php?itemid=6923

CIAの誤認逮捕で長期休暇が吹っ飛んだドイツ人!

http://www.jiten.com/index.php?itemid=7259

ドイツのジャーナリストは、全て不起訴にすべき!

http://www.jiten.com/index.php?itemid=6886

ドイツ人ジャーナリスト、議会機密情報漏洩で調査中!

http://www.jiten.com/index.php?itemid=6849

CIA東欧刑務所物語を書いた軍事調査新聞

http://www.jiten.com/index.php?itemid=3212

ヨーロッパCIA刑務所情報で起訴されたジャーナリスト免罪!

http://www.jiten.com/index.php?itemid=5910

欧州議会はCIAの秘密の刑務所に関するレポートを公開した。

http://www.jiten.com/index.php?itemid=3818

CIAは東欧の秘密刑務所でテロ容疑者を尋問している

http://www.jiten.com/index.php?itemid=2844

世界には2007年12月1日現在、同様の境遇の127人のニュース関係者が刑務所にいる。

まだジャーナリスト以外にも、このような何の判決も、取り調べもなく、留置されている人が一杯いそうですね!

実は私もこれに近い経験をしたことがあり、正面からは無理と判った!

もし、北京へオリンピック取材に行って、突然極秘に逮捕され、まったく知られていない刑務所に送られ、何の判決も、取り調べもなく、放置されたら---気が狂いそうです。

米国DVビザと詐欺、テロリストの複雑な関係

http://www.jiten.com/index.php?itemid=7281

警察が利用する「YouTube」

http://www.jiten.com/index.php?itemid=5521

米軍はジャーナリスト賞を受賞したAli Fadhilを逮捕!

http://www.jiten.com/index.php?itemid=3198

誤りを犯しがちな指紋?

http://www.jiten.com/index.php?itemid=2607

米国国土安全保障省が次世代嘘発見器を開発認可?

http://www.jiten.com/index.php?itemid=2552



 
 
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山田洋次監督『母べえ』、ベルリン映画祭のコンペ決定

2008/01/10

ベルリン映画祭のコンペティション部門に参加する作品のうち、新たに9本が発表された。日本からは山田洋次監督の『母べえ』が出品される。

今回の注目作品は、ペネロペ・クルスが出演するイザベル・コイシェ監督の“Elegy”や、マイク・リー監督の“Happy-Go-Lucky”など。

フィリップ・ロスの「ダイング・アニマル」を映画化した“Elegy”は、24歳の大学院生との恋愛に夢中になる年老いた教授を描いた作品で、ベン・キングズレーとデニス・ホッパーが出演する。コイシェ監督の作品がベルリン映画祭のコンペティション部門に出品されたのは、2002年の『死ぬまでにしたい 10のこと』以来となる。

同様にベルリン映画祭にカムバックを果たすのは、“Restless”が上映されるアモス・コレック。イスラエル出身の同監督の『Bridget ブリジット』も2002年にコンペティション部門で上映された。

他の上映作品では、エリトリア内戦中に実在した少女兵士を描くルイジ・ファロルニ(『らくだの涙』)の “Hear of Fire”、ティルダ・スウィントン主演、エリック・ゾンカ監督のフランス製スリラー“Julia”、05年にベルリン映画祭で“The Last Mitterand”が上映されたフランス人監督ロベール・ゲディギャンの“Last Jane”などがある。

また、イタリアからは、ナンニ・モレッティが主演のアントネッロ・グリマルディ監督作品“Quiet Chaos”。アジアからは、香港のジョニー・トー監督の“Sparrow”と、山田洋次監督の『母べえ』が参加。山田監督の『隠し剣 鬼の爪』は 2005年に同映画祭で上映され、金熊賞候補になっている。

これまでにコンペ部門の作品は8本発表されており、これで3分の2近くが確定したことになる。

第58回ベルリン映画祭は、2月7日から17日まで開催される。



 
 
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2008/02/05 11:53

エリトリアの燃料供給制限続く

[ エチオピア・エリトリア情勢 ] [ 2008/02/05 18:16更新 ]

エリトリアによるUNMEEへの燃料供給制限を水曜日までに解除しなければエリトリアからの移動を開始すると潘事務総長は発表した。

[元記事] # UN mission to relocate unless Eritrea lifts fuel restrictions in next two days

【背景】

潘事務総長は1日に安全保障理事会に書簡を送り、UNMEEの燃料ストックが残り少ない状況であと数日で枯渇してしまいそうなので、2月6日までにエリトリアが燃料供給制限を解除しない限り、移動できないなどの危険からミッション及び要員を守るために移動を開始すると発表しました。

というのはエリトリアは昨年12月1日からUNMEEへの燃料供給を停止しており、最近採択された安保理決議第1798号でも、この解除を要請していますが、エリトリアは応えていません。

エリトリアとエチオピアは国境をめぐって係争状態にあり、国境策定委員会が暫定安全地帯を設置し、この遵守を両国に要請しているのですが、最近両軍がこの安全地帯に軍を送り、緊迫した情勢になっています。

ニュースを見ていても、具体的にエリトリアが何かを要請したとは書いていないので、単に嫌がらせなのか、何かを意図したものなのかはわかりませんが、このままUNMEEのスタッフがエリトリアから移動となりますと、ミッションの活動に大きな支障が出てしまいます。



 
 
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2008/02/15-12:16 PKO部隊が一時撤収=エリトリア

【ニューヨーク14日時事】国連は14日、エチオピア・エリトリア間の停戦を監視する平和維持活動(PKO)、国連エチオピア・エリトリア派遣団(UNMEE)の所属部隊がエリトリア領内の駐留地から国境を越えて移動を始めたと発表した。両国は国境付近に軍を集結させており、UNMEE撤収により、現地の緊張が一段と高まるのは必至だ。



 
 
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エリトリアの妨害非難 国連安保理が議長声明

国連安全保障理事会は15日、エリトリアとエチオピアの国境地帯の停戦監視に当たる国連エチオピア・エリトリア派遣団(UNMEE)に対するエリトリアの妨害行為を非難する議長声明を全会一致で採択した。

国連によると、エリトリアはUNMEEに対し、燃料や食料の補給を制限したり、エチオピア領内への自由な部隊移動を認めない措置を取り、任務遂行が困難な状況に陥っている。

エリトリアは15日に声明を発表、「(国連の説明は)事実無根で、エチオピアによる不法領有という根本的な問題にまじめに取り組んでいない怠慢をもみ消すため」と主張した。(共同)



 
 
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大崎3位 北京手中に

2008年3月3日 朝刊

北京五輪男子マラソンの代表選考会最終戦、びわ湖毎日マラソンは2日、大津市の皇子山陸上競技場発着で行われ、昨夏の世界選手権銀メダルのムバラク・シャミ(カタール)が2時間8分23秒で優勝した。大崎悟史(NTT西日本)は2時間8分36秒で日本人トップの3位に入り、世界選手権6位の実績もあり代表入りが確実となった。

30キロ付近でシャミとヤレド・アスメロン(エリトリア)が集団から抜け出したが、大崎は自分のペースをキープ。最後まで崩れることなく、自己ベストを10秒更新した。2位のアスメロンは2時間8分34秒。終盤に盛り返した大西雄三(日清食品)が4位、清水智也(佐川急便)が5位に入り、佐藤智之(旭化成)は7位だった。

男子の五輪代表3人には、福岡国際で2時間7分台をマークして3位の佐藤敦之(中国電力)、世界選手権5位の尾方剛(同)と、大崎が選ばれる可能性が高まった。10日の日本陸連理事会、評議委員会で男女3人ずつ計6人の日本代表が決まる。

(スタート時晴れ、気温10・2度、湿度58%、東北東の風1・7メートル)



 
 
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大崎、五輪つかんだ びわ湖毎日マラソンで日本人トップ3位

2008年3月3日 紙面から

前回アテネ五輪の代表選考で「次点落選」した大崎悟史(31)=NTT西日本=が、4年分の思いをぶつけた。自己ベストの2時間8分36秒で日本人最高の3位に入り、北京切符をほぼ確実にした。37キロ付近から独走した昨夏の大阪世界選手権銀メダルのケニア出身、ムバラク・シャミ(27)=カタール=が2時間8分23秒で優勝。同4位のヤレド・アスメロン(28)=エリトリア=が11秒差の2位に続き、一般参加の大西雄三(30)=日清食品=が2時間8分54秒の4位と健闘した。

これで文句は言わせない。フィニッシュ寸前、大崎は小さく握った右のコブシに大きな意地を込めた。「4年前の借りを返せた。すごく、うれしい」。東京マラソンの藤原を上回る満点快走。五輪切符は、もう間違いない。悲運の男は言葉を詰まらせた。

忘れることはできない。04年2月の東京国際マラソン。2時間8分46秒で2位に入った大崎は「代表確実」と言われたが、まさかの落選。「かなりショックを受けていた」と清水康次監督。しかし、だからこそ、今の大崎がある。06年アジア大会で3位、昨夏の大阪世界選手権は6位。結果を残し続けることで、悪夢を振り払ってきた。

大阪では尾方に次ぐ日本人2位。国内選考会をパスして、陸連の選考に判断を委ねる選択肢も考えた。清水監督も「待ったらどうか」と提案した。だが、大崎は「自分の手で文句なしに決めたい。誰にも文句を言われずに(五輪切符を)取りたい」と、自らの足で勝負する道を選んだ。

終盤の3位争い。「本当にきつかった」と振り返る大崎の心を支えたのは、五輪への熱き思いだけ。「ここで離されたら何もかもがパーになる。何としても北京に行きたい」。2カ月前に左足付け根を痛め、2週間休養した影響を感じさせない粘り腰。執念が乗り移った足は、ラスト2・195キロを最速の6分43秒で駆け抜けた。

「今の力は出し切った。満足してます。長かったようで短かった。4年はアッという間だった」。4年間待ち続けた夢舞台が、現実に近づいた。やるべきことは、すべてやった。あとは吉報を待つだけだ。

(井上学)

【大崎悟史(おおさき・さとし)】 1976年6月4日、堺市出身の31歳。177センチ、58キロ。清風高時代に高校総体で千五百メートル5位。山梨学院大では3、4年と2年連続で箱根駅伝10区を走り、区間1位と2位。NTT西日本入社当初はフルタイム勤務の営業マンだったが、04年の東京国際2位で社に活動が認められ、正式に陸上部が発足した。06年ドーハ・アジア大会銅メダル。07年大阪世界選手権6位。家族は妻美緒さん(29)と長男達也くん(2)。



 
 
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エリトリア:大統領「イランと強い協力体制を」

【アスマラ(エリトリア)高尾具成】アフリカ東部エリトリアのイサイアス大統領(62)は23日、首都アスマラの大統領公邸で毎日新聞と単独会見し、イランと「強い協力体制を築くことになる」と述べた。近隣のソマリアでイスラム原理主義勢力を支援しているとされるエリトリアは、暫定政府を後押しする米国と厳しく対立している。米国に対抗するイランとの関係強化で、エリトリアがさらに反米色を強める可能性もある。

イサイアス大統領が海外メディアの取材を受けるのは異例。28日から横浜で開かれるアフリカ開発会議(TICAD)への出席を前に会見に応じた。

大統領は19日にイランを訪問し、アフマディネジャド大統領や最高指導者ハメネイ師と新たな協力関係構築で合意した点について「イランとの関係は数十年前のエリトリア独立闘争時代にさかのぼる。(今後)強い協力体制を築くことになる」と述べた。ただ、核エネルギー分野についての話し合いはなかったと述べた。

大統領はまた、エリトリアの「テロ支援」を非難している米国に対し、「事実に反する」と強く反論した。

エリトリアがソマリアでイスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」を支援している、との米国側の主張について、大統領は「米国が(勝手に)ソマリアの反政府勢力を『テロリスト』と分類しているだけだ」と反論。ソマリア情勢については「安定のためにあらゆる分野での支援をいとわない」とした。

一方、日本について「投資やインフラ整備、産業支援などで貢献を期待し、雇用創出に向け緊密な関係を築きたい」とTICADへの期待を語った。

大統領は77年にエリトリア人民解放戦線創設に加わり、87年書記長に。独立した93年から同国大統領。97年からは暫定的に任期を延長し、独裁色を強めている。

毎日新聞 2008年5月24日 21時21分



 
 
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国連部隊、完全撤退へ エチオピア・エリトリア国境

2008年7月31日1時35分

【ニューヨーク=松下佳世】国連安全保障理事会は30日、アフリカ北東部のエチオピア・エリトリア国境で停戦監視をしてきた国連エチオピア・エリトリア派遣団(UNMEE)の任務を終了する決議を全会一致で採択した。エリトリア政府による燃料供給停止などの妨害により、任務継続は不可能と判断した。

国連平和維持活動(PKO)が、当事国の妨害で打ち切られた特殊なケース。代替策がないままの全面撤退により、地域情勢の不安定化が懸念されている。

決議はすでに一時的に撤退を始めているUNMEEの任期を月末で打ち切り、エチオピア側を中心に残る数百人の部隊を全面撤退させる内容。両国に挑発的な軍事行為の回避など「最大限の自制」を求め、今後の国連の関与については潘基文(パン・ギムン)事務総長と両国の協議に委ねるとしている。

燃料供給停止などの妨害行為を受け、潘事務総長は4月の報告書で「派遣団の任務の前提が損なわれた」と説明。代替策として国境のエチオピア側での小規模な軍事監視団の展開や、現地事務所の設置などを提案したが、両国とも受け入れを拒否したため、全面撤退を余儀なくされた。

エチオピア、エリトリア両国は、国境のバドメ村の領有権などをめぐる国境紛争の停戦後の00年に和平に合意。同年からUNMEEが国境の暫定安全地帯を中心に停戦監視を続け、一時撤退を決めた今年2月の段階で部隊は1700人規模だった。

この問題は、同村のエリトリア帰属を認めた03年の国境画定委員会の裁定を無視する形でエチオピア軍が占拠を継続したため、エリトリアが反発。国連がこれを黙認しているとしてUNMEEに領空のヘリコプター飛行禁止や一部要員の締め出しなどの規制を加え、昨年末からは燃料供給を停止していた。



 
 
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国境停戦監視、国連エチオピア・エリトリア派遣団の任務終了へ

【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会は7月30日、アフリカ北東部のエチオピア・エリトリア国境で停戦監視を行う国連エチオピア・エリトリア派遣団(UNMEE)の任務を同31日で終了させる決議案を全会一致で採択した。

エリトリアが、国境画定で国連がエチオピア寄りだとして、UNMEE部隊への燃料供給を停止するなど任務を妨害し、続行が困難になった。約1700人の部隊のうち、エリトリア側要員は今年2月に撤退し始めていた。

今回の決議でエチオピア側に残る要員数百人も含めて完全撤退することになり、両国間の緊張激化が懸念される。

(2008年7月31日20時36分 読売新聞)



 
 
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2009.10.21 Web posted at: 17:00 JST Updated - CNN

「報道の自由」最悪はエリトリア 日本17位、米国20位に上昇

(CNN) 言論や報道の自由を守る国際ジャーナリスト団体、国境なき記者団(RSF)は20日、毎年恒例の「報道の自由」ランキングを発表、最悪の175位はアフリカ東部エリトリアだった。

RSFは2008年9月1日から09年8月31日にかけ、40項目の設問を世界175カ国・地域のジャーナリストに答えてもらい、集計した。

その結果、最も報道の自由度が高かったのはデンマークとフィンランド、アイルランド、ノルウェー、スウェーデンが同ポイントの首位で、次点がエストニアと、上位6カ国のうち5カ国をバルト海沿岸諸国が占めた。

日本は昨年の29位から上昇して17位に。米国も、オバマ大統領の就任でブッシュ前政権よりメディアに対する姿勢が改善したとして、昨年の40位から20位に急上昇した。

一方、フランスが昨年の35位から43位に、イタリアが同44位から49位に、それぞれ評価が落ちており、RSFはこれまで規範となってきた欧州に置ける報道の自由度が無くなりつつあると指摘している。

また、パレスチナ自治区ガザ攻撃時、記者が逮捕されたイスラエルは昨年の46位から47ランク下げ、93位となった。

また、最下位のエリトリアに次いで報道の自由がないのは、174位の北朝鮮、173位トルクメニスタン、172位イラン、171位ミャンマー(ビルマ)、170位キューバとなっている。



 
 
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2009.12.24 Web posted at: 17:55 JST Updated - CNN

エリトリアに武器禁輸などの制裁決議を採択、国連安保理

国連本部(CNN) 国連安全保障理事会は23日、アフリカ東部ソマリアの反政府武装勢力を支援しているとして、エリトリアに武器禁輸などの制裁を科す決議を採択した。賛成13、反対はリビアの1、中国が棄権した。エリトリアに対する安保理制裁決議は初めて。

武器の全面禁輸のほか、決議は制裁に違反した個人、団体に資産凍結や渡航禁止などを打ち出す内容。加盟国にはソマリアとエリトリアに出入りする貨物の検査などの措置を促した。

エリトリアは、ソマリア暫定政府軍と武装衝突する反政府勢力への武器供給を主導しているとされる。反政府勢力の中には、国際テロ組織アルカイダとつながりがあるともされるイスラム過激派シャバブも含まれる。

決議採択を受け、エリトリアの国連大使は、決議は米国やエチオピアが作り出したうそに基づくもので恥ずべき内容と非難した。



 
 
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エリトリアに初の制裁決議=ソマリア反政府勢力支援で−安保理

12月24日6時47分配信 時事通信

【ニューヨーク時事】国連安保理は23日、アフリカ北東部のエリトリアがソマリアのイスラム系過激組織アル・シャバブを支援しているとして、エリトリアとの武器全面禁輸などを盛り込んだ初の制裁決議を賛成多数で採択した。

決議はソマリア暫定政府を不安定化させる活動をすべてやめるようエリトリアに要求。全加盟国に対し、エリトリアとの間で兵器類の輸出入をしないよう求めたほか、制裁委員会が定める個人などの資産凍結や渡航禁止も決定した。



 
 
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エリトリア制裁、国連安保理が決議 武器禁輸など

2009年12月24日10時10分

【ニューヨーク=松下佳世】国連安全保障理事会は23日、ソマリアの反政府武装勢力を支援しているとして、エリトリアに武器禁輸などの制裁を科す初めての決議を賛成13、反対1(リビア)、棄権1(中国)で採択した。

決議は、武器の全面禁輸のほか、制裁委員会が定める個人・団体に資産凍結や渡航禁止などの制裁を科す内容。加盟国にはソマリアとエリトリアに出入りする貨物の検査などの措置を要請。エリトリアに対しては、武装勢力への武器供与や訓練なども行わないよう求めている。

ソマリアでは、暫定政府支援のために展開中のアフリカ連合(AU)の平和維持部隊が反政府勢力の攻撃にあっており、近隣諸国からエリトリアへの非難が高まっていた。



 
 
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エリトリアに武器禁輸など制裁決議…安保理

【ニューヨーク=吉形祐司】国連安全保障理事会は23日、アフリカ東部のソマリア内戦で、イスラム過激派の反政府武装勢力「アル・シャバブ」を支援しているとされるエリトリアに制裁を科す決議案を、賛成13、反対1(リビア)、棄権1(中国)で採択した。

武器禁輸と、政治指導者や軍幹部の資産凍結が柱で、ソマリア内戦を巡って安保理がエリトリアに制裁を科すのは初めて。

決議は、エリトリアへの武器の売却や提供を阻止することを決定し、エリトリアによる武器輸出も禁じた。国連加盟国に対して、禁輸物資を積んでいるとの十分な根拠がある船舶や航空機について、自国領内で貨物検査を行うことも求めている。

(2009年12月24日10時47分 読売新聞)



 
 
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2010年7月23日

オーストラリア市場レポート 2010年7月23日

ABN Newswire Sydney, 2010年7月23日, (ABN Newswire) - 昨夜ウォール街とヨーロッパ市場が反発したことから、金曜日のオーストラリア株式市場は開場時に力強い上昇を記録した。前向きな企業業績や予測よりも良い内容の中古住宅売上報告により、米国の株式は押し上げられた。

今朝の S&P/ASX200 基準指数は1.58%上昇、全株指数は1.51%上昇で取引を開始した。

経済ニュースとしては、オーストラリア統計局による6月の国際貿易価格指数が発表される。

企業ニュース

Leighton Holdings Limited (ASX:LEI) は米国において3億5,000万米ドルの保証優先債券の発行を完了した。米国を拠点とする18の機関投資家とオーストラリアの1機関投資家からの応募を受けたこの私慕は、同社の主要負債の満期をさらに多様化・延長させるためのものであった。この私慕には、5年 (9,000万米ドル) ・7年 (1億4,500万米ドル) ・10年 (1億1,500万米ドル) の満期種類がある。

Woodside Petroleum (ASX:WPL) は今日、第2四半期における生産量が1,750万石油換算バレル、前四半期比で9%減となったと語った。これは主に、予定されていたメンテナンスのための閉場、前四半期における資産売却、石油生産の自然減によるものである。同期間の売上収入は2010年第1四半期比で4%増加した。これは一次産品価格の上昇や Vincent と Stybarrow からの生産増により先導された。また同社は、前年の7億2,800万米ドルから48%増となる第2四半期売上収入10億7,000万米ドルを報告した。これは石油価格の上昇によるものである。7,000万から7,500万石油換算バレルという2010年の生産目標は変更無しである、と Woodside は語った。

空港運営企業 MAp (ASX:MAP) は、シドニー空港が2010年上半期の金利税金償却前利益3億6,720万豪ドルを報告、これは前年同期比12.7%増となったと語った。経営責任者の Russell Balding 氏は、乗客数増加を上回る金利税金償却前利益が継続、同空港は優れた業績を達成したと語った。この業績は国内線における2桁成長や国際線での搭載能力の大幅な拡大によるものである。全事業からの合計収入は11.9%増加し、4億5,260万豪ドルとなった。これに対し2009年の同半期における収入は4億 450万豪ドルであった。

Chalice Gold Mines Limited (ASX:CHN) は東アフリカのエリトリアでの金の探掘に向け、 Newmont Mining Corporation (NYSE:NEM) (ASX:NEM) の子会社である Newmont Ventures Limited との地域的ジョイントベンチャーについて合意した。このジョイントベンチャーは2万4千平方キロメートルの面積をカバーする予定で、現在エリトリア政府からの承認取得に向けた申請が条件となっている。

お問合せ先:
Tetsuya Okada
Asia Business News Asia Bureau
Email: tetsuya.okada@abnnewswire.net



 
 
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アフリカで、新郵便システムを導入

http://www.africa-news.jp/news_s1xhrrRya.html

新郵便システムを導入したのはエリトリア郵政公社

エリトリア郵政公社(Eritrean Postal Service)は昨年より新情報技術システムを導入した。そのおかげで、スピーディーで良質なサービスが提供できているという。

エリトリア郵政公社によると昨年はじめた新システムは、郵便物のコントロールとインターネットを通した郵便物の追跡に極めて重要な働きをしており、特に、受取人による郵便物配達状況の追跡を可能にしたという。

さらに郵便物の状況を知らせるために、エリトリア郵政公社は新たなホームページをはじめた。例え、郵便物が紛失してしまった場合でも、発注者へ補償するという。そうした活発な努力、サービスが利用者の満足につながっている。

エリトリア郵政公社はベストサービス供給事業賞に選ばれる

エリトリア郵政公社は2011年に万国郵便連合よりベストサービス供給事業賞に選ばれ、最優秀賞は2012年に発表される予定だ。



 
 
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2013年01月22日11時00分

asahi.com エリトリアでクーデターか AFP通信など報道

【カイロ=関根和弘】アフリカ北東部エリトリアの首都アスマラで21日早朝、中心部にある情報省を約200人の国軍兵士や戦車が包囲した。兵士らは政治犯の釈放や憲法の施行などを求めているという。AFP通信などが伝えた。

同国は与党・民主正義人民戦線の一党制で、エチオピアから分離独立した1993年に大統領に就任したイサイアス・アフェウェルキ氏による独裁が続いている。

この日、兵士らが情報省を包囲し、一時職員らを人質に取って立てこもったという。その中には大統領の娘も含まれていたとの情報もある。兵士らは省内にある国営テレビ・ラジオ局に対し、政治犯の釈放や、97年に採択された憲法の施行などの政治改革を要求する声明を放送するよう命じたほか、空港も包囲し、首都に通じる主要道路も封鎖したという。また、中東の衛星放送アルジャジーラは、国防相や空軍司令官らが狙撃兵によって殺されたとも報じたが、真偽は不明だ。

エリトリアでは国政選挙が無期延期されており、政治活動の自由はほとんどない。米国のNPOジャーナリスト保護委員会は2012年の「検閲国家ワースト10」の1位にエリトリアを選んでいる。



 
 
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アフリカ難民:イタリア沖で難破、94人死亡

毎日新聞 2013年10月03日 19時03分(最終更新 10月04日 07時15分)

【ローマ福島良典】地中海に浮かぶイタリア最南端ランペドゥーサ島の沖で3日、約500人のアフリカ難民が乗っていた船が難破、94人が死亡、少なくとも船内に40人の遺体がある。イタリア・メディアが伝えた。欧州を目指す移民・難民の遭難としては近年で最悪の事故。

地元市長によると、主にエリトリア、ソマリアを脱出した難民が犠牲となった。ANSA通信によると、約150人が救出されたが、捜索が続いており、死者は増えそうだ。

イタリアの衛星テレビ・スカイによると、船は燃料に引火し、火災が発生したという。

ランペドゥーサ島はイタリア南部シチリア島とリビア、チュニジアの間の地中海に浮かぶ面積約20平方キロの島。アフリカや中東から欧州を目指す移民や難民の「玄関口」となっている。

人権保護団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」によると、1998年以来、北アフリカから欧州に渡る途中の地中海で1万3500人以上が死亡した。昨年の死者・不明数は推定約500人。



 
 
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アフリカ難民船がイタリア沖で沈没、死者300人超える恐れ

AFP BB News

2013年10月04日 07:00 発信地:ランペドゥーザ/イタリア

【10月4日 AFP】イタリア沖で3日、500人近くのアフリカ難民を乗せた船が出火後に沈没した事故は、犠牲者が300人を超える恐れが出てきた。地中海ではこれまでにも多数の難民が命を落としているが、近年では最悪の事故となった。

現場近くのランペドゥーザ(Lampedusa)島入りしたアンジェリーノ・アルファノ(Angelino Alfano)内相は、「子ども3人と妊娠中の女性2人を含む93人が犠牲になった」と発表。救助に当たったダイバーらによると、島からわずか数百メートル付近で水深約40メートルに沈んだ船の内部とその周辺に40人以上の遺体があるという。

事故発生から12時間以上経過しているにもかかわらず、海中から救助された人は150人程度にとどまっていることから、最終的な死者数は300人を超える恐れがあるとみられている。

早朝に発生したこの大惨事について、救助隊と地元の漁業従事者は、海中で必死に手を振り、叫び声を上げる難民で「海一面が人の頭で埋め尽くされていた」と、衝撃を隠せない様子で語った。

■沿岸警備隊の注意を引くため毛布に火

生存者によると、同船にはエリトリアとソマリアの出身者が乗っており、リビアのミスラタ(Misrata)港から出航したという。また出火原因について生存者が救助隊に語ったところでは、船内へ浸水が始まり、近くを通過した漁船に無視されたため、沿岸警備隊の注意を引こうと毛布に火を付けたという。その火は間もなく燃え広がって船内は騒然となり、避難する人々がめいめい海に飛び込んだため船は転覆・沈没したものとみられる。

ランペドゥーザ島は、北アフリカや地中海東部沿岸から欧州連合(EU)に亡命を求めて渡って来る移民の主な玄関口の一つ。移民支援団体のネットワーク「Migreurop」によると、過去20年間に粗末な漁船や小型ボートで欧州へ渡ろうとして海上で絶命した移民の数は推定で約1万7000人に上るという。

イタリアのエンリコ・レッタ(Enrico Letta)首相はこの事故を「計り知れない悲劇」と表現し、4日を国喪日に指定し全学校で1分間の黙とうをささげると発表した。同首相はまた、この事故は「欧州全体にとっての悲劇」でもあるとして、欧州に上陸する難民数の急増に対応するため、欧州連合(EU)からさらなる支援を得たいという考えも示した。(c)AFP/Ella Ide



 
 
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asahi.com 2013年10月04日01時05分

アフリカからの移民船炎上、死者110人超 イタリア

【ローマ=喜田尚】アフリカ北部から多くの不法移民が漂着するイタリア南部のランペドゥーサ島近くで3日早朝、移民らを乗せた船が火災を起こして転覆、移民らが海に投げ出された。AP通信によると、死者は少なくとも114人に上った。

約150人が救助された。ただ、船には500人前後が乗っていたとされ、死者がさらに増える可能性が高い。沿岸警備隊によると、エリトリア、ガーナ、ソマリアなどからの移民らで、近くを通る船に発見されようと自ら火をつけた可能性があるという。



 
 
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イタリア沖難民船:毛布に火「救難信号」あだ…生存者証言

毎日新聞 2013年10月05日 11時57分(最終更新 10月05日 12時14分)

【ローマ福島良典】地中海に浮かぶイタリア最南端ランペドゥーサ島の沖でアフリカ難民を乗せた船が炎上、沈没した事故の詳細が、生き残った難民や救助にあたった漁民らの証言で明らかになりつつある。毛布に火を付けて救難信号を発しようとしたことがあだとなってパニックを引き起こした。イタリア・メディアが伝えた。

「島近くでエンジンが壊れたが、島や船の明かりが見えたので大丈夫だと思った」「仲間の一人が漁船の注意を引こうと毛布に火をつけた。燃え出したので他の毛布と海水で消火しようとしたが駄目だった。やけどしないように皆が船の片側に寄ったところ船が転覆した」。救出された難民155人の一人、エリトリア人のベラクヘ・イバルさん(32)がイタリア紙レプブリカに語った。

ヌダヘプルカさん(21)は診療所で「気が付くと炎に包まれて何も見えず、仲間の叫び声だけが聞こえた」と振り返った。診療所では、両親を亡くした少女が「ママはどこ?」と周囲に問いかけていたという。イタリア紙コリエレ・デラ・セラによると、アミナさん(20)は行き先がイタリアであることも知らなかったという。

4日までに遺体が確認されたのは111人で、内訳は子供4人、成人とみられる女性49人、男性58人という。AP通信によると、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の担当者は4日、推定で約250人が行方不明との見方を示した。4日の捜索は悪天候のため難航した。

島では4日夜、「死者ではなく、生きている人たちを迎えたい」などと書かれた横断幕や十字架を手に住民が犠牲者を追悼して行進した。



 
 
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asahi.com 2013年10月05日19時40分

イタリア移民船事故、救助難航 死者300人超の可能性

【ローマ=喜田尚】イタリア南部ランペドゥーサ島沖で起きた不法移民船の火災・転覆事故は救助作業が難航し、死者が300人を超える可能性が出てきた。アフリカ北部からの不法移民が多数到着する同島で最大級の事故になりそうだ。

同島の自治体などによると、これまでに111人の遺体を収容。155人が救助されたが、行方不明者が200〜250人いる可能性がある。船は島の約1キロ沖の水深40メートルほどの海底に沈み、ダイバーによる捜索は4、5日とも波が高く中断した。

船は全長約20メートルで、エリトリアやソマリア出身の移民ら約500人を乗せて出発。救助された移民らの証言によると、3日早朝、到着を目前にエンジンが停止した。救助を求め毛布を燃やした火が広がり、乗船者らが船体の一方に押し寄せたため転覆したという。

通りかかった漁船が暗闇の海中で助けを求める人に気付き、事故が分かった。

ランペドゥーサ島はシチリア島の南で、チュニジアの海岸から約110キロ。移民らを乗せた船はリビアなどから出発する。途中の海上で起きる事故は把握されず、「知られざる死者」も多数いるとされる。国連難民高等弁務官事務所によると、北アフリカからイタリア、マルタに到着した移民は昨年の約1万500人に対し、今年は9月までに3万人を超えたという。



 
 
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沈没難民船から新たに100遺体…死者211人

【ローマ=青木佐知子】イタリア最南端ランペドゥーザ島沖で北アフリカからの難民を乗せた船が沈没した事故で、地元当局は6日、荒天で中断していた捜索活動を再開し、7日までに海底に沈んだ船体から100人の遺体を新たに収容した。

犠牲者数は少なくとも211人に上っている。

沈没事故では約150人が行方不明のままで、多くはエリトリアやソマリアの出身者とみられる。同島まで約1キロ・メートルの地点で、陸に向かって助けを求めようと、船上で布類を燃やしたところ、誤って燃料に引火したことが事故の原因とみられている。

同島は北アフリカから欧州を目指す不法移民の玄関口になっており、イタリアは欧州連合(EU)に支援を要請した。EUの執行機関・欧州委員会のバローゾ委員長は9日、同島を訪れる予定だ。

(2013年10月8日00時30分 読売新聞)



 
 
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イタリア沖難民船沈没、生存者のうち89人失踪

【ローマ=青木佐知子】イタリア最南端ランペドゥーザ島沖で10月、難民を乗せた船が沈没した事故で、生存者約150人のうちローマに移送されたエリトリア人89人が失踪したことが分かった。

ローマ市当局が21日、認めた。一行は12日にローマに到着。17〜18日に一時滞在先として提供した住居から姿を消したという。

難民の大半は、北欧など他の欧州諸国での難民申請を希望することから、他国に向かったとみられる。だが、欧州連合(e)の協定では、初めに入国した国が難民を保護する責務を負うとしており、他国からの批判を呼びそうだ。

(2013年11月21日20時59分 読売新聞)



 
 
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難民になったサッカーナショナルチーム エリトリア

ニューヨーク・タイムズ・ニュースサービス

2014年6月8日17時56分

サッカー・ワールドカップ(W杯)を前に、一つのナショナルチームが祖国を捨て、異土の難民チームとなった。何があったのか?

アフリカ北東部、紅海に面したエリトリアから18人の難民がオランダ・ロッテルダムの東約30キロの街ホルクムに漂着したのは5月のことだった。

アフリカとヨーロッパ大陸を漂流すること18カ月、不安と恐怖に駆られながら、彼らは二つの難民キャンプを経てたどり着いた。

オランダに難民、といっても別段珍しいことではない。非合法な経済移民も大勢流入するが、オランダでは毎年500人以上を合法的な難民として自治体が受け入れている。

しかし、この18人は一風変わった難民だった。

エリトリアのサッカー、ナショナルチームの主要メンバーとチームドクターだった。

しかも、オランダでは難民は2、3人ずつに分けられて各自治体に受け入れられるのが通例だが、今回は18人のチーム丸ごとホルクムに受け入れられたのだ。

エリトリア・チームの到着は、人口約3万5千人、運河と橋の静かなホルクムの外まで興奮と騒動を巻き起こした。

「若い選手たちがチームとしてあらゆる困難に立ち向かって亡命してくるなんて、ロマンチックなことではないですか」。ホルクムのアントン・バルスケ市長は言う。

2012年12月。このエリトリアのチームはウガンダで開かれた国際試合に出場したのち、突如として姿を消した。再び現れたのは2、3時間後、ウガンダの首都カンパラにある国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)であった。彼らは政治亡命を申請した。

なぜ、彼らは祖国を捨てたのか。

エリトリアは長い武装闘争の末、1993年にエチオピアから独立した。しかし、民主主義は実現されず、表現の自由もなく、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウオッチや国連調査団によると、世界で最も人権侵害のひどい国の一つになった。しかも、アフリカで最も貧しい国に数えられている。拷問は日常的に行われ、若者は繰り返し徴兵される。国境は銃で監視されているが、逃亡しようとする人々は1週間に数千人単位という。ヒューマン・ライツ・ウオッチの2011年推計では、5万人の難民がエチオピアの難民キャンプで暮らしている。

ナショナルチームは外国に出られるチャンスがあるだけに、今回の亡命も可能になったといえる。エリトリアから逃亡するサッカー選手は09年のケニアでの試合以降続出し、今回の18人を入れるとその数は50人以上。オランダのほかオーストラリアなど各地に散っている。

今回の亡命申請後、チームはウガンダの難民収容所で半年間過ごした。そして、大半の選手たちはルーマニア西部ティミショアラの緊急難民キャンプに移った。迫害の危険性が高い難民のための一時収容所だ。そして、ようやく「終(つい)のすみか」としてオランダのホルクムにたどり着いたのだった。

左派政党グリーン・レフトのバルスケ市長はもろ手を挙げて歓迎。「彼らはナショナルチーム。我々はおもてなしの国であり市である。彼らを歓迎するのに何のためらいもない」と言明する。

だが、すべてのオランダ人が喜んでいるわけではない。

18人が到着すると、右派政党の自由党は国会で「なぜエリトリアの選手たちの入国が許され、オランダ市民より先に住宅や現金が支給されるのか?」とただした。5月22日投票の欧州議会選挙を前に、移民排斥運動を展開する同党は反移民票を集めようと活発に動いた。その自由党のウィルダース党首は言う。「今回の難民に、国民は怒っている。彼らは亡命が受け入れられ、ルーマニアで安全に暮らしていたのだ」「われわれの税金をすっからかんにする、まさに反逆的行為だ」。そして、「いまや数千人のエリトリア人がオランダに行けば歓迎され手厚く保護されるだろうと思っているだろう」とも。

ナショナルチームの18人は今後、どうなるのか?

今のところ、全員がすべてのインタビューを拒否している。オランダの難民協会によると、まだ自分たちの生命の安全、そして祖国エリトリアに残してきた家族がどうなっているのか、恐れているのだ。20年前にオランダに亡命し現在、高校で数学教師をし、彼らにオランダ語を教えているテスファイさん(47)は、「エリトリアに残された彼らの家族は約5千ユーロ(約70万円)の支払いを請求され、65歳以上の母親で金がない場合、3、4カ月は監獄にぶちこまれるだろう」という。

エリトリアのナショナルチームは国際サッカー連盟(FIFA)のランキングでは200位(最下位は207位)。W杯アフリカ枠にもほど遠い。けれど、地元のサッカークラブでは「ナショナルチームがまとまってやってきたなんてすごい。たぶん彼らは我々と一緒にプレーをすることになろう」などと、歓迎している。

18人は今、市内の橋建設の工場で働きながら、地元サッカーチームの中でボールを蹴っている。(抄訳)

(James Montague)

(C)New York Times Service(ニューヨーク・タイムズ・ニュースサービス)



 
 
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「恐怖が支配」、エリトリアで重大な人権侵害 国連調査

cnn.co.jp

2015.06.10 Wed posted at 19:08 JST

(CNN) 「法ではなく恐怖が支配する国」−−。アフリカ北東部エリトリアの人権状況を調べていた国連の調査委員会がこのほど、同国政府による重大な人権侵害を指摘する報告をまとめた。

国連は匿名の証言者500人余りを対象に聞き取り調査を実施。事実上の性奴隷制度や、裁判手続きなしで横行する処刑、強制労働などの実態を調べた。

報告書によると、エリトリアの国民は政府に人権を奪われ、日常生活のあらゆる面に干渉されて「絶え間ない不安状態」にある。

国民は政府に常時監視されて、その結果得られた情報を理由に拘束されたり、拷問を受けたりする。行方不明者や死者も後を絶たないという。

国外への渡航は厳しく制限される。一時は逃亡を図った者をその場で射殺するルールが施行されていた。国連の調査でも、一部の証言者は「標的になったことがある」と話した。国境に近付いただけで厳しく処罰され、外国から帰国した後で拘束され、拷問を受ける人もいる。国内での移動にも旅行許可証や身分証明書が必要だ。

政府に何か質問するだけで処罰され、平和的な抗議行動も阻止される。デモ参加者が裁判なしで処刑されることもある。

政府が認定する宗教はカトリックやイスラム教スンニ派など4つだけ。ほかの宗教は02年以降すべて非合法化された。信者は法律上の人格さえ認められない。書物などが押収され、信者らが姿を消したケースも少なくないという。

国連の報告書は、「司法によって基本的人権を守れる状況ではない」「この国で公正な裁判は不可能だ」と結論付けている。

強姦や拷問によって自供を強制されたとの証言もある。理由も分からずに拘束され、そのまま行方不明になる人が多い。行方を尋ねた親族は「同じ目に遭う」と脅される。

組織的な人権侵害がこれほどの範囲と規模に及ぶ例はほとんどないと、国連は指摘する。

同国では1995年に徴兵制が敷かれ、さらに02年には18歳未満の少年少女に6カ月間の軍事訓練が義務付けられた。訓練所では性暴力が横行している。訓練以外の場でも未成年の生徒らが脅されて労働を強いられるなど、「奴隷制に近い」状況がみられる。

こうした現状から逃れようと、昨年半ばまでに35万7000人余りが国外へ脱出。現在も毎月5000人前後が、地中海を渡るなどして逃亡を図る。

この調査結果は今月、ジュネーブで開催される国連人権委員会の会合で正式に報告される。

国連はエリトリア政府に調査許可や情報を求めたが、応答は得られていない。同国の大統領報道官や外務省は、この報告を「作り話だ」などと強く批判している。



 
 
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上半期の地中海難民、過去最多の13万7千人 UNHCR

cnn.co.jp

2015.07.02 Thu posted at 15:56 JST

(CNN) 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は2日までに、2015年上半期(1〜6月)に欧州を目指して地中海を渡った難民や移民の数が史上最高の約13万7000人に達したと発表した。

14年1〜6月の7万5000人より83%増加した。大半は経済的なチャンスを求めてきた移民ではなく、戦乱や迫害を逃れてきた難民だという。

シリア出身者が3分の1を占めて最も多く、アフガニスタンやエリトリアからの人々がそれに続く。到着する先はほとんどがギリシャかイタリアだという。

グテーレス国連難民高等弁務官は「欧州が地中海における危機の増大への対処をめぐって議論するなか、はっきりさせておかなければならない点がある。海を越えて欧州に来る人々のほとんどは戦争や迫害からの保護を求めてきた難民だということだ」と述べた。

夏の海は穏やかなことから、例年、下半期には上半期を大きく上回る人数の難民が押し寄せる。UNHCRは、欧州に入る合法的なルートがないため、難民は命の危険を冒して海に出るしかないと指摘する。

地中海を渡る際に溺死したり行方不明になったりした難民の数は4月に1308人を数えるなど過去最悪の水準に達したが、国際救援活動が活発化したことなどにより5〜6月の死者・行方不明者は激減した。

グテーレス国連難民高等弁務官は「欧州には戦争や迫害から保護を求めてきた人々を助けるという明確な責任がある。この責任を否定することは、欧州が苦労して築いてきた人道システムの基礎を自ら揺るがすも同然だ」と指摘した。



 
 
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2015.8.22 11:41

【世界陸上】 ゲブレスラシエが優勝 日本勢惨敗、藤原21位、前田40位 男子マラソン

The Sankei Shimbun

【北京=宝田将志、丸山和郎】陸上の世界選手権第1日は22日、北京で行われ、北京の市街地を走り、2008年北京五輪のメーン会場だった国家体育場にゴールするコースの男子マラソンは19歳の伏兵、ギルメイ・ゲブレスラシエ(エリトリア)が2時間12分27秒で優勝した。

序盤からスローペースで進んでいった。35キロすぎに抜け出してトップに立ったゲブレスラシエが終盤のイエマネ・ツェガエ(エチオピア)との一騎打ちを制した。

1999年セビリア大会以降8大会連続して8位以内の入賞を続けてきた日本勢は中盤で遅れ惨敗。藤原正和(ホンダ)が2時間21分5秒で21位、前田和浩(九電工)は2時間32分48秒で40位だった。(記録は速報)  島では4日夜、「死者ではなく、生きている人たちを迎えたい」などと書かれた横断幕や十字架を手に住民が犠牲者を追悼して行進した。



 
 
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地中海経由の難民、今年は40万人 UNHCR推計

asahi.com 

ジュネーブ=松尾一郎2015年9月9日12時17分

欧州に地中海経由で流入する難民らについて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は8日付の初期対応計画書で、2015年は約40万人、16年は45万人かそれ以上に達する可能性を示した。

計画書によると、今年8月末時点で、シリアやアフガニスタン、エリトリアなどから32万2500人が海路で欧州に到着し、2750人が死亡か行方不明という。14年は年間で21万9千人が海路で到着し、3500人が死亡か行方不明になっていた。(ジュネーブ=松尾一郎)



 
 
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2016.2.24 07:08

【2020神奈川】
マラソン選手と園児触れ合い 知って!!エリトリア 県など交流事業を本格化

産経ニュース

県などは23日、県内で2020(平成32)年の東京五輪・パラリンピックの事前キャンプを行う北東アフリカのエリトリアとの交流事業「SKY(スカイ)プロジェクト」の本格展開を始めた。同日には第1弾として、北京、ロンドン両五輪男子マラソンに出場したヤレド・アスメロン選手(36)と幼稚園児らとの交流イベントを開催。今後も同様の交流やエリトリアのPR発信を行っていく。(古川有希)

ヤレド選手はこの日、県内2カ所の幼稚園や保育園を訪問。このうち、横浜市青葉区の星槎グループ・青葉台幼稚園と青葉台保育園では、園児ら一人一人と笑顔でハイタッチしたり、一緒に校庭を走ったりと触れ合いを楽しんだ。

ヤレド選手は「真面目に練習を続ければ、将来はスポーツか、それ以外の分野でもみんなチャンピオンになれるよ」と園児らにエールを送った。青葉台幼稚園の天川知花ちゃん(5)は「ヤレド選手に抜かれたけど楽しかった。走るのを頑張りたいな」と話していた。

ヤレド選手がマラソン競技を本格的に始めたのは24歳。マラソン選手としては遅咲きだが、2011年には2時間7分27秒のエリトリア記録をたたき出すなど長年にわたって同国のトップ選手として君臨してきた。今夏のリオデジャネイロ五輪でも3度目の代表入りを目指し、代表選考レースの一つとなる5月のチェコ・プラハマラソンに照準を合わせて練習を続けている。

ヤレド選手によると、エリトリアの首都、アスマラは標高約2300メートルの高地に位置し、長距離練習に向いているという。昨年の世界陸上男子マラソンでは同国のギルメイ・ゲブレスラシエ選手が初優勝しており、ヤレド選手は「才能あふれる若い選手が育ってきて、世界でも活躍している」と語る。

「互いを尊敬し合い、勤勉な日本人が大好き」というヤレド選手。40歳で迎える東京五輪は「(出たいという)気持ちはあるが、体の調子次第だね」と明言を避けたが、「神奈川での事前キャンプが楽しみ」と大きな目を輝かせた。



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