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エジプト・アラブ共和国 2010年4月〜6月

アフリカアフリカ Africa 2014

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○最新のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国

○外務省 各国・地域情勢 エジプト・アラブ共和国

◆2010/04/04 yomiuri.co.jp エルバラダイ氏、エジプト大統領選への遠い道
◆2010/04/04 yomiuri.co.jp エジプト警察、エルバラダイ氏支持者を拘束
◆2010/04/05 毎日新聞 エジプト:エルバラダイ氏関連本を発行、出版社幹部を拘束
◆2010/04/09 asahi.com 奪われた文化財、発祥の地に返して 25カ国がタッグ
◆2010/04/12 AFP BB News LVMHグループ、オマーン&エジプトに高級リゾートホテル
◆2010/04/13 AFP BB News ローマ時代の女性ミイラを発掘、石こう製マスクや金板も エジプト
◆2010/04/13 レコードチャイナ 中国製パクリ携帯を締め出しへ、ユーザーや業者は猛反発―エジプト
◆2010/04/14 cnn.co.jp 「テロの危険迫る」 イスラエルがエジプト滞在者に帰国勧告
◆2010/04/14 cnn.co.jp エジプト西部でローマ時代のミイラ発掘
◆2010/04/19 NIKKEI NET 三菱自、エジプト販社から9億ドルの損害賠償訴訟 契約終了巡り
◆2010/04/19 毎日新聞 古代文化財:「母国に返して」 エジプト、声高に要求 現保有国は管理態勢懸念
◆2010/04/20 NIKKEI NET 2000 年前のトキと判明 1世紀前、エジプトで発掘のミイラ
◆2010/04/21 毎日新聞 エジプト大統領選:エルバラダイ氏始動 ツイッターで発信
◆2010/04/22 jp.reuters.com ヨルダンからイスラエルに2発のロケット弾が発射される、ヨルダン領内に着弾=治安関係者
◆2010/04/24 毎日新聞 エジプト:古代の青銅硬貨見つかる
◆2010/04/26 シネマトゥデイ FURUSATO-宇宙からみた世界遺産-
◆2010/04/26 毎日新聞 アエーシュ(丸パン) エジプト・カイロ
◆2010/04/28 NIKKEI NET イスラエル首相、エジプト大統領と会談へ
◆2010/04/29 asahi.com ルフ・ケビールと英軍特殊部隊
◆2010/04/29 yomiuri.co.jp ガザの地下トンネルをエジプト当局爆破、4人死亡
◆2010/04/29 asahi.com ガザ密輸トンネル内で4人死亡 「毒ガス」ハマスが非難
◆2010/04/29 AFP BB News 49歳上院議員が13歳少女と結婚か、ナイジェリア
◆2010/04/30 cnn.co.jp キリスト教とイスラム教の対立で死者1万2千人超 米報告書
◆2010/04/30 AFP BB News ナイジェリア49歳議員と結婚の少女、学校に在籍を確認 エジプト大使館
◆2010/05/03 Goal.com Goal.comエジプト版、サウジアラビア版スタート
◆2010/05/03 ナショナルジオグラフィック エジプトのワニのミイラ:複数体の骨
◆2010/05/03 yomiuri.co.jp イスラエル首相、エジプト大統領と会談
◆2010/05/03 NIKKEI NET イスラエル首相、和平交渉再開支援を要請 エジプト大統領と会談
◆2010/05/05 毎日新聞 イスラエル:エジプトと会談 「建設的で良好」
◆2010/05/07 AFP BB News プトレマイオス朝のファラオ像見つかる、エジプト
◆2010/05/07 毎日新聞 エジプト:千夜一夜物語は公序良俗違反? 弁護士団体、出版者の逮捕要求
◆2010/05/08 毎日新聞 エジプト大統領選:庶民「変革を」 格差に不満、デモ激化
◆2010/05/10 CNET Japan ICANN、アラビア語ドメイン名を導入--エジプトなど3カ国で使用可能に
◆2010/05/12 毎日新聞 エジプト:「非常事態令」を延長
◆2010/05/15 毎日新聞 エルトン・ジョンさん:「イエスは非常に知的なゲイ」 エジプト問題視、公演中止
◆2010/05/17 毎日新聞 エジプト:地雷に悩む 戦争の負の遺産ーー不発弾含め推計1670万発
◆2010/05/17 毎日新聞 NPT再検討会議:具体的措置をーーエジプト代表団、ヒシャム・バドル在ウィーン大使
◆2010/05/22 NIKKEI NET 日本の大学、北アフリカと連携 太陽光発電など事業獲得に布石
◆2010/05/24 毎日新聞 NEWS25時:エジプト 集団墳墓を発見
◆2010/05/26 毎日新聞 ナイル川:新協定、水と油 9カ国、合意難航
◆2010/05/30 NIKKEI NET 国際協力銀、エジプト政府と提携 日本企業進出促す
◆2010/05/31 NIKKEI NET 国際協力銀、エジプト政府と包括提携
◆2010/05/31 毎日新聞 エジプト:大統領諮問評議会選、あす投票 強権ムバラク体制に反発、草の根候補奮闘
◆2010/06/04 毎日新聞 エジプト・日本科学技術大:開校式典
◆2010/06/06 毎日新聞 NEWS25時:エジプト 与党が74議席獲得
◆2010/06/08 NIKKEI NET 日欧韓の製造業、北アフリカに進出(海外とっておき)
◆2010/06/09 yomiuri.co.jp エジプト大統領諮問議会選、与党が圧勝
◆2010/06/14 EICネット EU、欧州投資銀行とEU気候資金の共同供与を検討
◆2010/06/18 NIKKEI NET オバマ大統領、世界19カ国で支持低下 民間世論調査
◆2010/06/19 毎日新聞 見る世界:帰れる日を信じて
◆2010/06/21 NIKKEI NET IAEA事務局長がエジプト入り
◆2010/06/22 毎日新聞 エジプト:青年の死が波紋…「警察の暴力」か「逮捕時の事故」か 各地で抗議デモ続々
◆2010/06/23 NIKKEI NET 北アフリカ3国、欧州の工場に 電機などシフト
◆2010/06/26 毎日新聞 エジプト:日本人11人けが ツアーバス、車を避け横転
◆2010/06/26 NIKKEI NET エジプトツアーでバス横転、邦人ら12人重軽傷
◆2010/06/26 NIKKEI NET バス横転、11邦人けが エジプト南部で観光ツアー中
◆2010/06/28 TRAVEL VISION JTB、エジプトでバス事故−10名けが、現地ガイド意識不明


 
 
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エルバラダイ氏、エジプト大統領選への遠い道

(読売新聞 - 04月04日 09:18)

【カイロ=福島利之】2011年のエジプト大統領選に出馬する動きを見せているムハンマド・エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長(67)が2日、北部マンスーラで、集まった約700人の群衆を前に演説し、憲法改正や非常事態令撤廃などの「変革」を訴えた。

エルバラダイ氏が2月に帰国して以来、大勢の群衆の前に姿を現すのは初めて。ムバラク大統領(81)の健康不安が高まる中、当局もエルバラダイ氏の動きには神経をとがらせており、同氏への国民的支持が今後、広がりを見せるか注目される。

◆250人の壁◆

「多くの人が集まれば、真の変革をもたらすことができるはずだ」――。エルバラダイ氏は聴衆を前に力強く語った。そのうえで氏は、自身の大統領選出馬を困難にしている憲法の規定を改正し、「自由で公正な大統領選」を可能にするよう訴えた。

現行憲法では、無所属で大統領選に出馬する場合、国会と地方議会議員250人以上の推薦が必要と定めている。ただ、ムバラク現政権の与党・国民民主党(NDP)が国と地方議会で大半を占めており、無所属候補が250人を集めるのは事実上、不可能だ。既存の野党に参加した場合は、1年間党の役職を務めることを条件に立候補出来るが、エルバラダイ氏は既存政党すべてと距離を置いており、これも実現の可能性は薄い。

エジプトでは、1981年のサダト大統領(当時)暗殺直後から非常事態令が続いている。許可のない街頭デモは違法で、デモ参加者が拘束されることは後を絶たない。エルバラダイ氏が2日、違法覚悟で街頭演説に打って出たのは、大衆動員力を見せつけることで、憲法改正を求める国民運動につなげたい思惑とみられる。実際、エルバラダイ氏の演説後は、集まった若者らが「エジプトには民主主義が必要だ!」と拳を上げて叫ぶデモが自然発生的に始まった。

◆当局は警戒◆

当局は今のところ、エルバラダイ氏がノーベル平和賞を受賞した国際的にも著名な人物だけに手出しを控えている。ただ、氏が今後も街頭デモを繰り返すなどした場合は、当局も政権や治安への挑発と受け止めて、何らかの措置に踏み切る可能性が高い。

ムバラク大統領は、11年の大統領選に出馬するか、態度を明らかにしていないが、3月にはドイツで胆のうの摘出手術を受けたばかり。次男ガマル氏(46)への継承が既定路線とされる一方、世襲に対する反発も強く、その反発が知識人や若者を中心とする「エルバラダイ待望論」につながっている面がある。



 
 
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エジプト警察、エルバラダイ氏支持者を拘束

【カイロ=福島利之】エジプトの警察当局は3日、2011年の同国大統領選への出馬が取りざたされるムハンマド・エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長(67)への期待を示す内容の書籍を出版した会社代表の男性を拘束した。

AP通信が同国当局者の話として伝えた。

エジプトの人権団体によると、男性の家宅捜索も行われた。2月に帰国したエルバラダイ氏は、1981年以降、ムバラク大統領(81)の政権下で続く非常事態令の撤廃など民主化を求める街頭行動を展開しており、政権側が同氏支持者の弾圧に乗り出した可能性もある。

(2010年4月4日21時11分 読売新聞)



 
 
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エジプト:エルバラダイ氏関連本を発行、出版社幹部を拘束

【カイロ和田浩明】エジプトの人権団体「アラブ人権情報ネットワーク(ANHRI)」は3日、来年の大統領選挙に出馬する意欲を見せているエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長に関する本の出版社幹部を、エジプト治安当局が同日未明に拘束したと発表した。

同ネットワークによると、拘束されたのはドウィン社のアハマド・マハンナ発行人。1週間前に、「エルバラダイと緑の革命の夢」と題された本を発行していた。国家保安情報局の関係者が自宅で拘束。容疑は不明だが、家宅捜索で同書を押収したという。

ANHRIは声明で拘束について「エルバラダイ氏を支持し変革を求める人々を沈黙させる政府の意図を示したもの」と批判。マハンナ氏の早期解放を求めた。

エルバラダイ氏は、ノーベル平和賞を受賞し国際的知名度も高く、退任後、地元メディアなどに大統領選への立候補意欲を表明。2月の帰国時には約1500人がカイロの空港で出迎えるなど、エジプト国内では民主化を望むリベラル勢の間に待望論もある。一方、81歳と高齢のムバラク大統領の後継候補としては次男のガマル氏が浮上している。

毎日新聞 2010年4月5日 東京朝刊



 
 
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奪われた文化財、発祥の地に返して 25カ国がタッグ

2010年4月9日9時24分

【カイロ=平田篤央】不法に持ち出され、欧米諸国が所蔵する文化財は文明発祥の地に戻されるべきだ――。エジプト、中国、ギリシャなど25カ国の当局者が8日、カイロで開いた初の国際会議で、返還実現のため共同歩調をとることを確認した。

2日間の会議は、7カ国から返還を求める文化財のリストをとりまとめた。今後、必要な法整備を国際機関などに求めていく。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は1970年に「文化財不法輸出入等禁止条約」を採択したが、盗品などが対象で、植民地時代にはさかのぼらない。

エジプトは、大英博物館の所蔵する象形文字の石碑ロゼッタストーンなどの返還を要求。ギリシャも、同博物館にあるパルテノン神殿から19世紀に持ち出された彫刻像を戻すよう訴えてきた。しかし、「戦乱から人類の遺産を守った」と自負する欧米は、植民地時代に手に入れた文化遺産を手放すことはまれだ。

エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は「1カ国で交渉しても難しい。各国が手を携えることが必要だ」と強調した。会議は来年も開催される。



 
 
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LVMHグループ、オマーン&エジプトに高級リゾートホテル

* 2010年04月12日 14:52 発信地:ニューヨーク/米国

【4 月12日 MODE PRESS】仏ラグジュアリー・グループ「LVMH」は、新たにホテルマネージメント事業を展開すると発表した。オラスコム・ディベロップメント・ホールディングス(Orascom Development Holdings)と提携し、オマーンとエジプトに高級リゾートホテルを建設することが明らかになった。開業は2012 年と予想されている。

ロイター通信(Reuters)によれば、オマーンのリゾート施設には、32のヴィラやプライベートビーチを備える予定。一方のエジプトではナイル川沿岸に40室のスイートを構える計画だという。ホテルの建設費はオラスコムから融資され、 LVMH側がホテルを運営する。

どちらのリゾート施設にも、LVMHグループ参加のブランド「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」や「マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)」、「セリーヌ(Celine)」、「ゲラン(Guerlain)」などの販売店が構えられる予定。

LVMHのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)CEOにとっては、06 年にフランスのアルプス地方にオープンした5つ星ホテル「Cheval Blanc」に次ぐホテル。今回の2施設にも同様の名前がつけられるとされている。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS



 
 
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ローマ時代の女性ミイラを発掘、石こう製マスクや金板も エジプト

* 2010年04月13日 14:41 発信地:カイロ/エジプト

【4 月13日 AFP】エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)は12日、カイロ(Cairo)の南西約300キロにあるバハレイヤオアシス(Bahariya Oasis)の古代の墓地跡で、凝った装飾の施された石こうのサルコファガス(石棺)に入れられた、約2300年前のローマ時代のミイラを発掘したと発表した。

全長1メートルのサルコファガスには、ローマ時代の衣服を身につけた女性の装飾が施されており、内部には女性もしくは少女のミイラが収められていた。

エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長はAFPに対し、「われわれは(ミイラが)女性だと確信している。体は小さいが、ミイラになると縮むものだ。または、若い女性なのかもしれない」と語った。

発掘場所からはミイラとともに、石こうのマスクや古代エジプトの天空の神ホルス(Horus)の4人の息子を描いた金板、粘土やガラスの容器などが発掘された。(c)AFP



 
 
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中国製パクリ携帯を締め出しへ、ユーザーや業者は猛反発―エジプト

2010 年4月9日、AFP通信によると、エジプトの国家電気通信規制庁(NTRA)は同国内の携帯キャリア3社が匿名ユーザーと重複する端末識別番号(IMEI)を持つ中国のパクリ携帯電話の使用を禁止することになったと発表した。12日付で中国経済網が伝えた。

これを受け、ボーダフォン・エジプトは10日、未登録の携帯電話5万9000台を使用禁止とした。同社は中国製携帯電話を標的にしたものではないとしているが、使用禁止となった携帯の大部分は中国製だった。NTRAの関係者によると、中国製パクリ携帯の禁止措置は市場の混乱を避けるため、段階を踏んで行われる。中国製パクリ携帯を締め出す理由は、そのほとんどのIMEIが重複しており、ユーザーの特定が困難になっているからだという。

エジプトに中国製携帯が参入したのは6年前。値段の安さから低所得層を中心に爆発的な人気を博し、これまでに200万台を売り上げたと見られている。(翻訳・編集/NN)

2010-04-13 11:36:36 配信



 
 
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2010.04.14 Web posted at: 14:03 JST Updated - CNN

「テロの危険迫る」 イスラエルがエジプト滞在者に帰国勧告

エルサレム(CNN) イスラエルのテロ対策当局はエジプトのシナイ半島にいる自国民に対し、テロ攻撃に遭う危険があるとして、イスラエルに帰国するよう勧告した。

シナイ半島はイスラエルからの観光地として人気が高いが、テロ対策当局によれば、同地で「(イスラエル人が)テロリストにより拉致される危険が差し迫っている」との具体的な情報があるという。

イスラエル政府は頻繁に、シナイ半島などへの渡航について勧告を出している。



 
 
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2010.04.14 Web posted at: 16:55 JST Updated - CNN

エジプト西部でローマ時代のミイラ発掘

(CNN) エジプト西部砂漠のバハリヤ・オアシスにある墓地遺跡で、ローマ時代のミイラ1体が発掘された。

エジプト考古最高評議会が12日発表したところによると、ミイラは女性とみられ、身長90センチ余り。ミイラを覆う石こうの棺には、ローマ時代の衣服や宝飾品をかたどった装飾が施されていた。粘土やガラスの器、貨幣、仮面、グレコローマン様式の墓なども同時に発掘された。

発掘チームの責任者によると、ミイラが見つかった墓は階段や廊下のある珍しい設計で、紀元前300年頃に作られたとみられる。

発掘現場は青少年センターの建設予定地だったが、考古最高評議会が建設中止を決めた。バハリヤ・オアシスでは1996年、17の墓と254体のミイラが発掘されて話題になった。



 
 
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三菱自、エジプト販社から9億ドルの損害賠償訴訟 契約終了巡り

2010/4/19 15:47

三菱自動車(7211)は19日、エジプトでの販売会社マスリアが、販売代理店契約の解除を巡り損害賠償を求めて現地の裁判所に提訴したと発表した。三菱自はマスリアに対し、契約期間満了日の7月20日をもって契約を終了することを通知したものの、マスリア側は解約通知を合理的な根拠がないとして、契約期間の延長を求めているという。

マスリア側は、契約期間の延長が認められない場合の予備的請求として、三菱自の純資産の56%にあたる9億ドル(約837億円)の支払いを求めている。三菱自側は解約通知は合法的なものであり、請求原因には合理性がないとして、争う方針。〔NQN〕



 
 
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古代文化財:「母国に返して」 エジプト、声高に要求 現保有国は管理態勢懸念

国外に流出した古代文化財の返還を求めて、エジプトが各国への働き掛けを強めている。今月初旬にはカイロで国際会議を開いて「被害国」の共闘を演出、「保有国」に圧力を掛けた。ただ「文化財を母国に戻すのが筋」との主張に対し、保有国からは「受け入れ態勢の問題」などを指摘する声もある。「人類共通の財産」ともいわれる貴重な文化財を巡る動きを探った。【カイロ和田浩明】

エジプトが今、特に返還を求めている文化財は6点。古代の神聖文字解読の手掛かりになったロゼッタストーンや、エジプト王ツタンカーメンの義母ネフェルティティの胸像などがある。

ロゼッタストーンを収蔵する大英博物館は取材に「正式な返還要請は受けていない」と回答。その上で「世界中の文化的成果を示すという目的」を果たすため、大英博物館の収蔵品全体を一体として保持し続けることが必要だとの認識を示し、返還する意向がないことを示唆した。

また、ネフェルティティの胸像を収蔵するドイツの新博物館は「正当に入手した」と主張。胸像の状態を調査した結果、長距離移動や貸し出しは無理だと強調した。

エジプトは現在、ギザの3大ピラミッド付近に「大エジプト博物館」を建設する計画を進めている。世界的に有名なロゼッタストーンやネフェルティティ像は新施設の目玉展示となり得る。国家的プライドの充足や、主要な外貨獲得源の観光収入の増加をもたらすと期待できるため、一歩も引かない構えだ。

返還運動を主導するエジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は、02年の現職就任以来、「約5000点の文化財返還に成功した」とされる剛腕だ。返還が実現しない場合、保有国との文化協力や発掘隊の受け入れ拒否など強硬策の可能性もほのめかす。

実際、エジプトは09年10月、フランスのルーブル美術館に対し、エジプト・ルクソールで発見された壁画を「盗品と知りながら展示した」と非難、関係を一時凍結している。

大英博物館は「盗難博物館」とも呼ばれるなど、文化財をかつて違法・不当に強奪したとのイメージがあるが、相手国との合意や売買により獲得したものも少なくない。

一方、エジプトが計画する大博物館建設には日本の円借款約348億円も供与される。3月下旬には併設の保存修復センターでエジプト人スタッフを対象に収蔵品の写真撮影研修が行われた。

だが、博物館の運用に必須な10万点に及ぶ収蔵品データベースの構築や、収蔵品の保管・修復技術者の速成は難しい。内情をよく知る関係者は「文化財の返還自体はいいことだと思うが、きちんと管理できなければ人類全体の損失につながりかねない」と厳しい見方を示した。

◇ギリシャ、インド、中国……20カ国以上が共闘

「我々はこれまで単独で戦ってきた。今こそ連帯する時だ」

7、8の両日、カイロで開かれた「文化遺産の保護と返還のための国際協力に関する会議」で、エジプト考古学界の重鎮、ハワス考古最高評議会事務局長が各国代表や報道陣を前に、腕を振り声を張り上げた。

会議にはギリシャ、イタリア、インド、中国など20カ国以上が参加した。エジプト代表団は「文化遺産は原産国に属し、(原産国の)所有権が消滅することはない」との「一般原則」を発表。7カ国、計31点の返却希望品リストを公表した。

英植民地時代に仏陀像など多数の文化財が流出したと主張するインド。ゴータム・セングプタ考古局長は取材に、被害国の共闘は「返還圧力を高める第一歩として歓迎できる」と述べた。

だが、返還実現への困難さを指摘する声も少なくない。「保有国」に対し、不当に入手したことを証明することが容易でない場合や、売買取引されたケースは補償問題も生じ、各国の国内法や条約では限界がつきまとうからだ。

1972年に発効したユネスコの文化財不法輸出入等禁止条約には119カ国が加盟(2月現在)する。保有国に対し、原産国から要請があれば盗難文化財の返還措置を講じるよう求めている。「盗難」に限られている上に条約発効前について対象外。盗品だと知らず入手した場合は補償の必要があるが、金額の査定交渉は一筋縄ではいかない。

返還規定が強化されたユニドロワ条約(98年発効)もあるが、加盟国は30カ国にとどまっているというのが実情だ。

毎日新聞 2010年4月19日 東京朝刊



 
 
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2000 年前のトキと判明 1世紀前、エジプトで発掘のミイラ

2010/4/20 1:26

1916年に英国から寄贈され京都大総合博物館が保管していた鳥のミイラ2体をエックス線で撮影したところ、約2千年前のトキであることが分かり、同博物館が19日、発表した。

同館によると、ミイラは1914年ごろに英国の調査団がエジプトで発掘。調査への寄付の謝礼として「日本考古学の父」浜田耕作京都帝国大教授に贈られた。長さは約40センチで褐色の麻布に巻かれており、博物館は種類を特定しないまま「鳥の木乃伊(ミイラ)」として保管していた。

エックス線をテーマにした企画展にあわせて撮影したところ、二つ折りにした両脚の間に長いくちばしを挟むようにした鳥の姿がくっきり。松岡広繁助教(古生物学)がさらに骨格を調べ、くちばしの構造などからトキと断定した。

泉拓良教授(先史考古学)によると、約3千年前からエジプトでは、神としてあがめる動物をミイラにする宗教的な慣習があったという。巻いていた布に黒い縁取りがあったことから、時代を割り出した。

エジプトではこの時代のトキのミイラがほかにも発見されているという。

松岡助教は「エジプトでは、トキが文字をつかさどるトト神としてあがめられていたという。大学のお宝としてふさわしいのでは」と話した。

画像は同館で4月28日〜8月29日に開催する企画展「科学技術Xの謎」で公開する。〔共同〕



 
 
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エジプト大統領選:エルバラダイ氏始動 ツイッターで発信

【カイロ和田浩明】11年のエジプト大統領選に出馬する意欲を表明したモハマド・エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長(67)が、支持獲得に向けた動きを徐々に進めている。遊説や集会など伝統的手法に加えてインターネットも活用し、簡易投稿サイト「ツイッター」での発信や、サイトでの支援署名募集を展開。エジプト当局はこうした動きに神経をとがらせ、支持者の摘発も相次いでいる。

「自由と威厳、正義を求める声を抑圧する政権は脆弱(ぜいじゃく)だ。夢を実現しよう」。エルバラダイ氏は17日、ツイッターで支持団体「変化を求める国民協会(NAC)」への参加を呼びかけた。強権的と言われるムバラク政権への非難がにじむ。

投稿は3月27日にスタート。20日までにアラビア語、英語で43件と控えめ。読者登録数は約5000件だ。

NACサイトのエルバラダイ氏の声明には30年近く適用が続く国家非常事態令の解除、立候補規制の排除などの要求が含まれる。賛同者の署名数は4万件近くに達している。

サイトの設計・管理を担当するエルバラダイ氏のIT(情報技術)顧問、ハーリド・ハール氏(31)によると、オンライン署名は二重投稿を識別、排除しており、ほかに紙での署名が約1万件集まっているという。ハール氏は「変革に向け政府への圧力を高めたい」と話す。

エルバラダイ氏は地方遊説や支持者ミニ集会も実施している。

エジプト当局はエルバラダイ氏への対処は控えている模様だ。ノーベル平和賞受賞者で国際的知名度も高い同氏の動向は外国メディアの関心も高く、うかつな対応は国際的悪評を呼びかねないとの懸念があるとみられる。

しかし、エルバラダイ支持者らのデモは「違法」と取り締まり、6日のカイロのデモでは30人を拘束。懸念を示した米国にエジプト外務省は「国内問題への口出し」と反発した。

ただ、エルバラダイ氏の立候補は現状では困難とみられる。憲法によると、立候補には国会と地方議員250人以上の推薦か、5年以上存続する政党の幹部を1年以上務めた必要があるからだ。

毎日新聞 2010年4月21日 東京夕刊



 
 
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ヨルダンからイスラエルに2発のロケット弾が発射される、ヨルダン領内に着弾=治安関係者

2010年 04月 22日 20:01 JST

[アンマン 22日 ロイター] ヨルダンの治安関係者によると、ヨルダンのアカバからイスラエルに向けて2発のロケット弾が発射されたが、ヨルダン国内の無人倉庫に着弾した。

ヨルダンの情報担当大臣は「アカバ北方の冷蔵倉庫で限定的な爆発があり、若干のダメージを受けた」と述べた。

アカバはイスラエルのエイラートに近接している。

一方、イスラエルの治安関係者は、エイラートには何も打ち込まれていないと述べた。

エジプトの関係筋は、シナイ半島からロケット弾が発射された事実はない、と否定した。



 
 
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エジプト:古代の青銅硬貨見つかる

【カイロ共同】エジプト考古最高評議会は22日、中部ファイユームのカルーン湖付近で古代エジプト・プトレマイオス朝の王、プトレマイオス3世(紀元前246〜同221年)時代の青銅製硬貨383枚が見つかったと発表した。

ギリシャと古代エジプトの神を合わせた「アムン・ゼウス」の顔が刻まれたものもあった。

毎日新聞 2010年4月24日 東京夕刊



 
 
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アエーシュ(丸パン) エジプト・カイロ

◇ナイルが生んだ主食

◇ふっくら「赤ちゃんのほっぺ」 補助金暴動にも発展

使い込まれて黒光りする窯から、「アエーシュ」が次々と転がり出てくる。直径15センチほどの平らな丸パンだ。ぷっくりふくれた出来たては、赤ん坊のほっぺさながら。きつね色に焼け、香ばしいにおいを放っている。底の浅い木箱にきっちりと詰められ、配達を待つ。

カイロ中心部エッダーヘル地区のカッシャーブ製パン所。アエーシュは小麦粉に水、イースト、砂糖、塩を混ぜてこね上げ、切り分けてボール状にしたものを平らに伸ばして焼いて作る。全工程は1時間ほどだ。5人のスタッフが、2交代で24時間フル操業し、毎日9万個を製造するのだそうだ。要所は機械化されているとはいえ、長時間の立ち仕事は腰にこたえそう。パン焼き窯の熱気は強く、しばらく近くにいるだけで、汗が噴き出してくる。

同製パン所は1919年の創業だ。現経営者アブドルガニ・エルカッシャーブさん(55)の祖父が始め、アブドルガニさんが3代目になる。「子供のころから毎日やってるから、いいかげん飽きちまったよ」。長いドレスのような伝統衣装のガラベーヤに身を包んだアブドルガニさんは、見事なあごひげを揺らして笑った。

アエーシュは、エジプト人の主食だ。この丸パンに、ソラマメで作ったコロッケ「ターメイヤ」やトマト、キュウリなどを挟んで食べる。食事時は、市内のあちこちにあるフール・ワ・ターメイヤ(サンドイッチ屋)に人が群がる。人気のファストフードなのだ。

エッダーヘル地区のシェリフ・ムスタファさん(17)の店では、0・75〜1エジプトポンド(約12・44〜16・59円)でサンドイッチが売られている。「エジプト人の大好物だよ。これなしじゃ、生活できないだろ」と言う。

国土の9割が砂漠地帯だがナイル川の恵みによって農業も盛んなエジプトでは、古代からパンが食べられてきた。カイロ郊外にあるギザのピラミッドや、南部ルクソールにある「王家の谷」の建設にかかわった労働者たちの給料は、パンで支払われたという。

エジプト政府はパンの一部に補助金を出しており、1枚約150グラムのものが0・05エジプトポンド(約0・83円)で購入できる。人口の約4割が1日2ドル(約183円)以下で生活するなど貧富の差が激しい同国では、アエーシュは貧しい人々に必須の食品だ。

77年に政府が補助金削減を発表すると、国内各地で「パン暴動」が発生。政府は軍隊まで動員したが撤回を強いられた。08年の食糧価格高騰では、カイロなどの都市圏で、パンを購入するため行列した人々が争いを起こし死者が出る騒ぎにもなった。強権的と言われる現在のムバラク政権にとり、パンは国民を味方につける「戦略物資」でもある。

もっとも、現政権の支持者であるアブドルガニさんは、補助金政策には懐疑的だ。補助のある製パン用の小麦粉にはトウモロコシ粉が約10%入っており、味が今一つなのだという。「補助金の財源を使って、公務員の給料を上げた方が、消費が伸びるんじゃないか」と言う。エジプトでは公務員の給料が安く、「アルバイトせずには生活できない」と言われる。エルカッシャーブ製パン所では、補助金なしのアエーシュは0・12エジプトポンド(約1・99円)で卸しているが、「売れ行きは上々」だそうだ。【カイロ和田浩明】

◇好きな具を挟んで

アラブ世界ではアエーシュのような丸パンがよく食べられ、地域によっては「ホブス」とも呼ばれる。そのまま食べてもよいし、焼き肉や、タッブーリと呼ばれるパセリやトマトなどのみじん切りサラダを挟んでもおいしい。

お勧めの具はターメイヤ。ソラマメをひいてニンニク、タマネギなどを混ぜてボール状にし、油であげたコロッケだ。野菜と一緒に食べればヘルシーだし、腹持ちがよい。どこでも買えて、しかも安いのも魅力だ。ナスや、ソラマメを煮た「フール・ムダンス」なども人気がある。日本でもよく知られるモロヘイヤスープやハト料理と並んで、代表的なエジプト料理だ。

毎日新聞 2010年4月26日 東京夕刊

http://mainichi.jp/life/food/syokusaiki/archive/news/2010/20100426dde012100057000c.html



 
 
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イスラエル首相、エジプト大統領と会談へ

2010/4/28 10:23

【カイロ=安部健太郎】イスラエルのネタニヤフ首相は27日、エジプトを5月3日に訪問してシナイ半島の保養地シャルムエルシェイクでムバラク大統領と会談すると明らかにした。頓挫しているイスラエルとパレスチナの和平交渉再開策などを協議する。1日にはアラブ連盟(22カ国・機構)がカイロで開く会合にパレスチナ自治政府のアッバス議長が参加し、和平交渉に臨むかどうかを協議する見通し。

和平交渉は3月に、米国を仲介役とする間接的な交渉の形で再開することでイスラエル、パレスチナの双方がいったん合意した。だが合意翌日に、イスラエルが第3次中東戦争で併合した東エルサレムへ新たに1600戸の入植住宅を建設することを決めたため、パレスチナ側が反発。交渉入りは頓挫している。



 
 
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ルフ・ケビールと英軍特殊部隊

2010年4月29日15時6分

朝、キャンプ地を出発して、グレートサンドシー(GSS)を四輪駆動車で東に4時間。いくつもの砂丘を乗り越えた末に目にしたのは、意外なものだった。黒光りしたタイヤが半分まで砂に埋まった軍用トラックの残骸。それも、第2次世界大戦当時の英国軍のものだという。

実は、ギルフ・ケビールやGSSは、英軍特殊部隊「長距離砂漠軍団(LRDG)」の重要な活動拠点だった。LRDGは、第2次大戦の北アフリカ戦線で「砂漠のキツネ」と呼ばれ、連合軍に恐れられたナチスドイツのロンメル元帥が、「同等規模の敵軍の中で、最も我々に損害を与えた」と評した部隊だ。LRDGの主な任務は、枢軸国イタリア領リビアと連合国英国の間接支配下にあったエジプトの1115キロにおよぶ国境線内外でのパトロールと、リビア国内に奥深く入って行う偵察と情報収集だった。リビア国土の9割以上を占める砂漠を通り、地中海沿岸にあるトリポリ〜ベンガジ間などの主要都市間の幹線道路を行き来する軍用車の動きを、ラジオ無線で報告するのだ。今でも、エジプトとリビアの国境線はコンクリート製の標識が点在するだけだ。当時はもっと自由に出入りできたに違いない。

GSSで見た車は、調べた結果、1941〜42年ごろ使われたカナダ製フォードF30(1.5トン)トラックと判明した。助手席の後ろや荷台にある垂直の鉄棒には、機関銃が取り付けられていたことだろう。LRDGの制服は、アラブ人と同じクーフィーヤと呼ばれる頭巾を被り、足にはエジプト軍人が使っていた革製サンダルを履いていた。パトロールの際には、5、6台が一組となり15〜20人の兵士が乗り込んだというから、うち1台が砂漠にはまって動けなくなり、放置されたのかもしれない。

私たちがギルフ・ケビール周辺に滞在した5日間で、これらLRDGの遺物を見ない日はなかった。計4台の軍用車の残骸や、道路標識代わりに砂漠に秩序だって置かれた大量の石油缶。宿営地跡と思われる場所では、兵士たちの日常生活をも垣間見ることができた。落ちていたのは、ロンドン製のたばこ缶と完璧な形で残ったビール瓶だ。瓶には、「リッチモンド」という社名とトレードマークのトラの顔が浮き彫りにされていた。調べてみると、オーストラリアのメルボルンにあった会社で生産された、国内消費用のビールだった。LRDGは、ニュージーランド人を中心に、オーストラリア人や英国人などが所属する多国籍部隊だった。このビールは、オーストラリア人兵士が自国で買って、エジプトの砂漠で飲んだものなのだろうか。

1940年から3年間、北アフリカの砂漠で戦った兵士たちは、いったいどのような思いだったのか。団長の記録には次のように記されている。「50度を超す暑さは我慢できる。しかし、最悪なのは数日たっても終わらない砂嵐だ」。劣悪な環境で、ときに戦闘も行ったLRDGは、その後、北アフリカ戦線の終焉とともにヨーロッパへと転戦する。

砂漠越えが終わった翌朝、私たちは大型バスに身を委ね、エジプト最西端のオアシス、シーワから13時間かけてカイロへと向かった。途中、休憩のため立ち寄ったのは、エジプト第2の都市アレクサンドリアから西に約100キロの地点にある、エル・アラメインだ。第2次大戦最大の激戦地のひとつで、リビアから、破竹の勢いで地中海沿岸をカイロに向かって進軍したロンメル元帥率いる枢軸軍戦車軍団と、英連邦軍を中心とする連合軍が激突した場所だ。1942年10月下旬から2週間におよぶ激戦で、両軍の死傷者・行方不明者・捕虜の総数は4万4000人以上に上り、ついに、枢軸軍が大敗を喫したのだ。

このエル・アラメインの戦いで第2次大戦の戦局は大きく変わり、それまで劣勢だった連合軍が勝利へと突き進むことになる。のちに英国のチャーチル首相は、「エル・アラメインの前に勝利なし、エル・アラメインの後に敗北なし」と評したほどだ。エル・アラメインの戦いの半年後、チュニジアまで撤退した枢軸軍は壊滅し、北アフリカ戦線も消滅した。

エル・アラメインには、地中海沿岸のリゾート施設の間に埋もれるようにして、両軍の国別の共同墓地や記念碑が点在していた。激戦地に渦巻いた苦悲の感情とは裏腹に、共同墓地に整然と並んだ純白の墓標は、エジプシャンブルーの空に映え、美しくさえあった。

プロフィール

金子貴一(かねこ・たかかず)

 秘境添乗員、フリーライター。1962年生まれ。元不登校児。高校時代、米国アイダホ州で一年間ホームステイ。大学時代は、エジプトの首都カイロに7年間在住し、カイロ・アメリカン大学文化人類学科卒業。留学を通して、「異文化間交流」の大切さを実感。在学中より、観光ガイド、ジャーナリストとして活動を開始。仕事等で訪れた世界の国・地域は100近く。著書に、「秘境添乗員」(文藝春秋)、「報道できなかった自衛隊イラク従軍記」(学習研究社)。

公式ブログ http://sea.ap.teacup.com/hachidaiga/

http://www.asahi.com/travel/hikyou/TKY201004290190.html



 
 
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ガザの地下トンネルをエジプト当局爆破、4人死亡

【エルサレム=加藤賢治】ロイター通信によると、パレスチナ自治区ガザとエジプトの境界線にある地下トンネルで28日、密輸を取り締まるエジプト治安当局がトンネルを爆薬で破壊し、中にいたパレスチナ人4人が死亡した。

パレスチナのマアン通信は、ガザの医療当局者の話として、エジプトがトンネル内に有毒ガスを噴射したと伝えている。爆発による煙を吸い込んで死亡したとの見方もあり、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスはエジプト当局に調査を要求している。

(2010年4月29日23時14分 読売新聞)



 
 
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ガザ密輸トンネル内で4人死亡 「毒ガス」ハマスが非難

2010年4月29日21時 17分

【エルサレム=井上道夫】パレスチナ自治区ガザ南部のラファとエジプトを結ぶ密輸用トンネル内で28日、パレスチナ人4人が死亡、6人が負傷した。医療当局者は、ガスを吸い込み、呼吸ができなくなったのが死因と説明している。

ガザを支配するイスラム組織ハマスの内務省は、エジプト当局がトンネルに毒ガスを注入したと非難している。

同国政府は昨年末ごろから、密輸の取り締まりを強化しており、トンネルを遮断するため地中に鉄壁を埋める作業を始めている。イスラエルはハマスなどの武装勢力がトンネルから武器を密輸していると主張。米国を通じて、エジプト政府に取り締まりの強化を求めているとされる。



 
 
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エジプトのワニのミイラ:複数体の骨

National Geographic News

May 3, 2010

ワニの姿形に包まれたエジプトのミイラをCTスキャンにより分析したところ、2000年前の本物のワニが収められていることが判明したという。ミイラ包みは全長2.4メートル、当時の彩色が施されたリンネルの布地でくるまれ、様式化されたワニ型のマスクも備えている。今月、アメリカ・カリフォルニア州にあるスタンフォード大学医科大学院で、2体のミイラがスキャンされた。

ミイラを保管しているカリフォルニア大学バークレー校フィービー・ハースト人類学博物館の修復保存担当研究員アリソン・ルイス氏は、「写真のミイラには少なくとも2頭のナイルワニの骨が入っている。頭蓋骨が2組、肩甲骨と、おそらく大腿骨(だいたいこつ)が1つだ」と話す。

どちらも、慈善家フィービー・ハースト氏が19世紀末から20世紀初頭のエジプトで入手したとわかっているが、その由来は不明だ。先日、修復と調査が完了し、「保存の技法:エジプトの過去を守る(Conservator's Art: Preserving Egypt's Past)」と題して同館で展示が始まっている。

動物をミイラにする風習は古代エジプトでは一般的で、数千頭のワニを防腐処理して共同墓地に埋葬していたケースも確認された。ワニの神「セベク」へのささげ物だと考えられている。



 
 
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イスラエル首相、エジプト大統領と会談

【エルサレム=加藤賢治】イスラエルのネタニヤフ首相は3日、エジプト東部のシャルムエルシェイクを訪問し、同国のムバラク大統領と会談した。

首相府は、会談の詳細を明らかにしていないが、米国が仲介するパレスチナとの間接和平交渉の開始をにらみ、アラブ穏健派のエジプトにイスラエルの立場を説明したとみられている。

(2010年5月3日21時29分 読売新聞)



 
 
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イスラエル首相、和平交渉再開支援を要請 エジプト大統領と会談

2010/5/3 19:38

【カイロ=安部健太郎】イスラエルのネタニヤフ首相は3日、エジプトのシナイ半島の保養地シャルムエルシェイクを訪れムバラク大統領と会談した。イスラエルとパレスチナの和平交渉再開に向けた調整が大詰めを迎えており、ネタニヤフ首相は交渉再開に向けた協力を要請したもようだ。

和平交渉再開の障害となっているイスラエルによる東エルサレムへの入植活動については、交渉の仲介役である米国の圧力を受け、一定期間は新規に着工しない「実質的凍結」案をイスラエル側が受け入れたとの観測が出ている。ムバラク大統領は同案履行をネタニヤフ首相に求めた可能性がある。同首相はミッチェル米中東和平担当特使と5日にも会談し、詰めの協議をする見通しだ。

イスラエルとパレスチナは3月上旬に米国を仲介役とする間接和平交渉の再開でいったん合意したが、直後にイスラエルが東エルサレムへの新たな入植住宅建設を決めたため、交渉入りは頓挫した。パレスチナの後ろ盾であるアラブ連盟(22カ国・機構)は和平交渉入りを支持する方針を1日に決めている。



 
 
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イスラエル:エジプトと会談 「建設的で良好」

【カイロ和田浩明】エジプトのムバラク大統領は3日、イスラエルのネタニヤフ首相とエジプト東部で首脳会談を行い、近く開かれるとみられるイスラエルとパレスチナの間接和平交渉に関し準備状況の確認などを行った。イスラエル首相府は「会談は建設的で、良好な雰囲気だった」との声明を出した。

間接交渉は仲介役の米国が「近く開催される」と発表。アラブ連盟が支持を決め、イスラエルも歓迎の意向を示した。米国のミッチェル特使は今週中にパレスチナ自治区を訪問、アッバス自治政府議長らと会談する見通し。

毎日新聞 2010年5月5日 東京朝刊



 
 
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プトレマイオス朝のファラオ像見つかる、エジプト

* 2010年05月07日 11:57 発信地:カイロ/エジプト

【5 月7日 AFP】古代エジプト王朝プトレマイオス朝(紀元前323〜30年)時代のファラオ像がエジプトの地中海沿岸都市アレクサンドリア(Alexandria)近郊で発掘された。エジプト考古最高評議会(Egypt's Supreme Council of Antiquities)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長が4日、発表した。

見つかったのは黒い花こう岩製の巨大な像で、ハワス事務局長によると、頭部がないものの、王族の像としてはもっとも保存状態がよいという。

ファラオ像は、ドミニカ共和国のエジプト学者キャスリーン・マルチネス(Kathleen Martinez)氏らの発掘チームが、神殿タップ・オシリス・マグナ(Taposiris Magna)でプトレマイオス朝最後の統治者クレオパトラの墓を探す中で発見した。

ハワス事務局長はこの像について、同神殿を2000年以上前に建造したプトレマイオス4世(King Ptolemy IV)のものとの見方を示した。像の正確な大きさについては言及しなかった。(c)AFP



 
 
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エジプト:千夜一夜物語は公序良俗違反? 弁護士団体、出版者の逮捕要求

【カイロ和田浩明】中東や南アジアの民話を取り入れた古典的説話集「千夜一夜物語」(アラビアンナイト)について、エジプトの弁護士団体が「公序良俗に反する」として出版者の逮捕と同書の押収を検察当局に要求、作家団体が反発する騒ぎに発展している。

地元メディアによると、「制限なき弁護士団」が4月21日にエジプト検事局に告発書を提出。千夜一夜物語を再版した政府部局責任者の逮捕と、発行分の押収を要求した。同書には性的な記述も含まれている。告発した弁護士の一人は「不快な表現があり衝撃を受けた」と述べ、再版は「公金の無駄遣い」と批判した。

同書の出版を担当した政府部局は「内容はイスラム宗教指導者が認可しており、読者の人気も高い」と主張、発行を継続する構え。AFP通信によると、エジプト作家組合も「(アフガニスタンの反政府勢力)タリバンのような文化遺産の破壊行為」と反発している。

アラブ諸国では「ヒスバ(イスラム教徒の勧善懲悪の義務)」を根拠に、作家や記者などを標的にした訴訟が増加。地元人権団体は「反イスラムと見なした主張を抑圧する行為だ」と批判している。

毎日新聞 2010年5月7日 東京朝刊



 
 
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エジプト大統領選:庶民「変革を」 格差に不満、デモ激化

【カイロ和田浩明】エジプトで野党勢力や労働関係のデモが目立っている。経済発展の恩恵を受けられない庶民の不満が強まる中で、11年の大統領選にエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長が立候補の意欲を表明しており、強権的とされる現政権の「チェンジ(変革)」に期待が高まっているからだ。

ムバラク体制は来年で30年を迎える。大統領は6日、カイロで演説し、「変革と混乱の取り違えは受け入れられない」と警告を発し、憲法改正にも否定的な姿勢を示した。

人民議会(国会)前では4月から失業や低賃金などへの対処を求めた座り込みが続く。地方住民の「直訴」だ。現政権に批判的な著名作家のアラー・アスワニー氏は「国民の不満の大きさを示すものだ」と見ている。

女性公務員で北部シャルキーヤ県から来たタグリード・ムハンマドさん(32)は「月給は約100エジプトポンド(約1700円)。生活できない」と憤る。政府が3日に賃上げを約束し、数百人いた参加者の多くは座り込みを中止したが、今も数十人が残る。

カイロ中心部では3日、野党政治家や民主化運動家ら約100人が集結。約30年来続く非常事態令の解除、大統領選の立候補要件を緩和する憲法改正などを要求した。憲法改正要求は、エルバラダイ氏ら独立系政治家の大統領選出馬を可能にするのが目的で、治安要員が包囲する中、参加者は「ムバラクは去れ」などと叫び、小競り合いで逮捕者も出た。

エルバラダイ氏の支持組織幹部で、3日のデモに参加したハムディ・カンディーラ氏は「政府は国民の不満に対処していない。時間がかかっても民主化は必要だ」と言う。

各種デモや労働争議は小規模ながら連続しており、与党国民民主党議員が4月、デモ参加者の扱いに関し「手ぬるい。発砲すべきだ」と国会で発言。5月になって謝罪した。

毎日新聞 2010年5月8日 東京夕刊



 
 
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エジプト:「非常事態令」を延長

【カイロ和田浩明】エジプトの人民議会(国会)は11日、ムバラク大統領が求める非常事態令の2年間延長を承認した。これにより施行期間は30年を超える。

非常事態令は81年サダト大統領暗殺後に導入され、今はムバラク政権の強権的性格の象徴として国内外で批判を浴びてきた。

これまで集会や報道の自由の制限、野党関係者などの拘束に使われてきた。国連人権理事会(本部ジュネーブ)も「基本的人権の制限」として取り上げ、エジプト政府は、テロ対策に特化して運用すると説明してきた。

非常事態令は、今年後半の総選挙、11年の大統領選期間中も継続する。

毎日新聞 2010年5月12日 東京朝刊



 
 
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エルトン・ジョンさん:「イエスは非常に知的なゲイ」 エジプト問題視、公演中止

【カイロ和田浩明】英国の人気歌手エルトン・ジョンさん(63)が18日にカイロで予定していたコンサートが中止された。ジョンさんが同性愛者で、イスラム教でも預言者として敬われるイエス・キリストを同性愛者だと発言したことを、エジプト側が問題視したため。性的指向や表現の自由に関し、欧州と中東の許容度の違いが表面化したケースと言えそうだ。

ジョンさんは米国の雑誌「パレード」に2月に掲載されたインタビューで、「イエスは非常に知的なゲイ(同性愛者)だったと思う」と発言。中東諸国での同性愛のタブー視も批判した。

コンサート開催の許諾権を持つエジプトの音楽家組合のワシミ組合長は毎日新聞の取材に対し、「個人的指向は自由だ」と述べつつ、公演拒否の理由を「アーティストは若者に対する影響力が極めて強い。信仰や預言者を侮辱する人物には演奏してほしくない」と説明した。

ジョンさんは同性愛者であることを公表しており、05年にはパートナーと同性婚関係を結んでいる。今月は同じイスラム国のモロッコでもコンサートがあるが、予定通り行われる見込み。

国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、エジプト治安当局が売春規制法規を拡大適用して同性愛者を拘束しているとして、「基本的人権が侵害されている」と批判している。

毎日新聞 2010年5月15日 東京夕刊



 
 
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エジプト:地雷に悩む 戦争の負の遺産ーー不発弾含め推計1670万発

第二次世界大戦や中東戦争の「亡霊」がエジプトを脅かしている。今も残る地雷や不発弾は推計1670万発と世界最悪レベルで、犠牲者が出続けているのだ。国家間の利害や思惑も交錯して、対策はなかなか進まない。実情を現地に探った。【マルサマトルーフ(エジプト北西部)で和田浩明】

◇最近3年、16人死亡9人負傷

エメラルド色の地中海が眼前に広がるエジプト北西部の町、マルサマトルーフ。夏場は海水浴客でにぎわうリゾート地だが、第二次世界大戦中の42年、当時エジプトを支配していた英国と、侵攻してきたドイツ、イタリアの同盟軍が激突した古戦場跡でもある。周辺には当時の地雷や不発弾が残り、エジプト国際協力省によると、今年2月にも37歳の男性が地雷の爆発で死亡している。

マルサマトルーフに住むアブドラ・オマル・アブドルアジズさん(25)は00年4月、羊を追って砂漠を歩いている最中、直径10センチほどの「チーズ缶のようなもの」を見つけた。手に取っていじっているうちに爆発。左腕をひじの先から失った。当時14歳。1カ月余り入院し、その後3年近く、うつ状態にも悩まされ、引きこもり状態に。「手を失った体を友人や教師に見られるのが嫌で、学校もやめてしまった」という。

補償を求めて政府を訴え、04年に3万エジプトポンド(約51万円)を得たが、4年間の訴訟に4万ポンド(約68万円)かかった。

水道会社への就職を希望しているが、障害の残る体では難しい。今の収入源は月400ポンド(約6800円)の障害者給付金。「政府は就職あっせんなど支援の話はするが、なかなか実現に結び付かない」と嘆く。

「障害者雇用を定めた現行法をきちんと適用すれば、救済の範囲を広げられるはずなのだが」。エジプトの地雷被害者を支援する国際NGO「MENAプロテクション」のアイマン・ソロール事務局長(40)はそう指摘する。

地雷や不発弾が集中するのは、アレクサンドリアからリビア国境にかけての北西部海岸地帯の他に、シナイ半島もある。半島では、エジプトとイスラエルの双方が、中東戦争を通じて敷設したとみられている。

こうした「汚染地域」の総面積は約2480平方キロで東京都の面積(2187平方キロ)を超える。除去作業はエジプト軍中心に行ってきたが、81年から現在にかけて、完了したのは約500平方キロに過ぎない。累計では数百人が被害に遭ったが、今年3月までの3年間に死者16人、負傷者9人に上る。

軍は06年、国連開発計画(UNDP)と共同で地雷除去や被害者支援、危険周知活動などを開始した。エジプトでの旧交戦国である英国、ドイツ、イタリアは資金や地雷探知機を提供、日本も支援して、総額480万ドル(約4億5000万円)の国際援助が集まった。だがエジプト国際協力省の地雷除去担当事務局のファティ・エルシャズリ局長は「まだまだ不十分」と不満げだ。

◇除去に不可欠、中東の安定

エジプトは地雷や不発弾除去に国際支援を求めるが、期待するほど得られないのが実情だ。イスラエルとの間で平和条約(79年)を結んだものの、今も「イスラエルの脅威」を理由に、対人地雷禁止条約(オタワ条約)に加盟していないことが最大の理由だ。

エジプトは対人地雷について「生産」や「他国への移転」を中止したが、今も保有を続けている。加盟国にとっては、そうした国への支援は自国民の理解が得にくいからだ。

エジプト政府は非加盟の理由について、敷設国の除去責任が盛り込まれていない▽国境防護には地雷が必要ーーなどと説明する。国境防護で想定される主な「仮想敵」は、過去に4度も戦火を交えたイスラエルだ。

元陸軍少将で、アハラム政治戦略研究所の軍事問題専門家、ムハンマド・カドリ・サイード氏(67)は「イスラエルに対する蓄積された不信感は根深い」と指摘する。

イスラエルもオタワ条約には加盟していない。しかも事実上の核兵器保有国とされ、エジプトが加盟する核拡散防止条約(NPT)の枠外にいる。国家安全保障上の観点から、各種軍縮条約に距離を置かざるを得ない、というのがエジプトの立場だ。

さらに、人口がナイル川沿いに集中し、国土の9割以上をほぼ無人の砂漠地帯が占めるエジプトにとって、地雷は兵員の配置や航空機、車両などによるパトロールに比べ、「経済的」な国防手段でもある。

サイード氏は、エジプトの姿勢を転換させるためには、「中東地域全体を包括する安全保障の枠組みが必要だ」と指摘する。かつて中東諸国の安全保障に関する会議に関与してきた同氏は「まず話し合って、不信感の軽減に努めるのが第一歩」と考える。

現在ニューヨークで開催中のNPT再検討会議で、エジプトは中東非核化構想を協議する国際会議の開催を提案、最終文書での採択を求めている。だが、NPT未加盟のイスラエルが、自国が参加しない場での決定を受け入れる可能性は極めて低く、包括的な問題解決への道のりは遠い。

毎日新聞 2010年5月17日 東京朝刊



 
 
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NPT再検討会議:具体的措置をーーエジプト代表団、ヒシャム・バドル在ウィーン大使

◇会議の行方はーー「核軍縮」「中東非核化推進」

【ニューヨーク草野和彦】ニューヨークで行われている核拡散防止条約(NPT)再検討会議にエジプト代表団として参加しているヒシャム・バドル在ウィーン国際機関代表部大使(前駐日大使)は、毎日新聞の単独会見に応じた。大使は会議について核軍縮と中東非核地帯の実現を挙げ、「具体的な措置」が最低限必要との認識を示した。イスラエルの核兵器問題についての何らかの進展を求めた発言だ。

エジプトは、会議の最大勢力・非同盟諸国会議(NAM、118カ国・機構)の議長国で、全会一致で採択する最終合意文書にイスラエルの核問題が障害になりうることを改めて示した。

95年の会議で採択された中東非核地帯を含む「中東決議」について大使は、(1)交換条件として再検討会議の無期限延長を受け入れた(2)しかし、15年間、進展がないーーと指摘。エジプトは今回、11年までに中東非核化を交渉するための国際会議開催を求めているが、その提案は「正しい方向への具体的措置」と強調した。中東非核化はイスラエルの核兵器の撤廃のほか、イランなどの核兵器開発防止も念頭に置いている。

大使は会議で、核保有国が非核国に核兵器を使用しない「消極的な安全の保証」や、核軍縮に向けた国際会議を提唱している。この提案は「多くの国の支持を受けている」と主張。14日に提示された合意文書草案にはこの二つが盛り込まれた。

大使は駐日大使時代の広島、長崎訪問の経験も踏まえ、「核軍縮は『願望』ではなく、法的拘束力を持たせなければならない」と指摘。核保有国に対して「厳しい決断」を迫った。

毎日新聞 2010年5月17日 東京朝刊



 
 
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NEWS25時:エジプト 集団墳墓を発見

エジプト考古最高評議会は23日、首都カイロ南方のファイユーム県の遺跡で、古代エジプトの初期王朝時代から末期王朝時代(紀元前3100〜同332年)につくられた集団墳墓が見つかったと発表した。

墳墓は45基の墓で構成され、大部分が中王国時代(同2055〜同1650年)ごろのもの。黄金のマスクで知られるツタンカーメン王が属した第18王朝時代(同1550〜同1295年)の墓からは、彩色が施された12個の木棺も見つかった。それぞれの木棺にはミイラも残っている。【共同】

毎日新聞 2010年5月24日 東京朝刊



 
 
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ナイル川:新協定、水と油 9カ国、合意難航

◇上流ーー取水量拡大を歓迎/下流ーー既得権の死守主張

【ヨハネスブルク高尾具成、カイロ和田浩明】アフリカ大陸を流れる世界最長級の河川ナイル川(全長約6650キロ)流域国の水利新協定「ナイル流域協力枠組み協定」(9カ国対象)を巡り、上流・水源国と下流国間の合意が難航している。新協定は、流域各国が他国に悪影響を与えない範囲で自由に水を使えると規定。水利を拡大したい上流国が歓迎する一方、下流のエジプトとスーダンは、両国の取水権のみを明示した59年の2国間合意に代わる新ルールに反発を強めている。

今月半ば、ウガンダ・エンテベで開催された会合では、ルワンダ、エチオピア、ウガンダ、タンザニアの上流域4カ国が見切り発車的に新協定に署名。反対するエジプトとスーダンのほかブルンジとコンゴ民主共和国(旧ザイール)は欠席した。会合では賛同の意思を示すにとどまったケニアも19日、調印した。

しかし、エジプトとスーダンは、上流7カ国でかんがい施設や発電所建設が拡大した場合、水利が大幅に制限されるとして新協定反対の姿勢を崩していない。エジプトのアブルゲイト外相は声明で新協定が「エジプトを法的に拘束するものではない」と述べ、現行の取水量を死守する構え。一方、エチオピアのメレス首相は中東の衛星テレビ・アルジャジーラで「エジプトの考え方は古い。(上流、下流)双方が利益を得る決着を求める」と反論した。

エジプトは23日、ケニア、コンゴと首脳会談を行い問題を協議したが、決着していない。

ナイルの水配分は1929年にエジプトと当時東アフリカを植民地支配していた英国が結んだものと、59年にエジプトとスーダンが結んだ二つの協定に基づく。蒸発分を除いた年間水量の取水権をエジプト、スーダンに割り当て、他の流域国の取り分については「要求があれば両国が共同対処」(59年協定)とした。また、エジプトは上流国でのナイル川関連事業などに対する事実上の拒否権(29年協定)も保持してきた。

しかし、上流各国は以前から「公正な配分」への変更を要求。エジプト、スーダンも話し合いには応じてきたが、両国は現行協定の大幅な変更は認めないと主張し続けてきた。

9カ国は4月中旬にも、対立解消を目指して閣僚レベル会合を開いたが決裂。上流7カ国は、エジプトとスーダンを除いた新協定を5月中旬にも一方的に結ぶと警告していた。

毎日新聞 2010年5月26日 東京朝刊



 
 
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国際協力銀、エジプト政府と提携 日本企業進出促す

2010/5/30 1:30

【カイロ=安部健太郎】国際協力銀行(JBIC)は30日、エジプト政府との関係強化を目指す包括戦略パートナーシップの覚書に調印する。エジプト政府が進める天然ガスなど資源開発や鉄道などの社会基盤整備でJBICの融資を利用しやすくし、日本企業の受注増につなげたい考えだ。

エジプトの首都カイロで、同国のガリ財務相とJBICの小川晃外事審議役が覚書に調印する予定。融資額は個別の案件ごとに判断し、エジプト政府、事業を受注した企業のどちらでも利用できるようにする。

エジプトでは社会基盤整備などで海外企業が事業を受注しても、手続きや関係機関の調整などに時間がかかることが多い。事前に政府側と包括提携しておくことで、一連の手続きを短縮する効果も見込めそうだ。

日本政府は2008年に開催した第4回アフリカ開発会議で、JBICを通じアフリカ諸国に5年間で25億ドル規模の金融支援をすることを表明している。



 
 
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国際協力銀、エジプト政府と包括提携

2010/5/31 10:05

【カイロ支局】国際協力銀行(JBIC)は30日、エジプトの首都カイロで同国財務省と包括戦略パートナーシップの覚書を締結した。エジプトの経済情勢や財政状況などについて定期的に協議し、社会基盤整備などの事業でJBICの融資を利用した日本企業の受注増を目指す。



 
 
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エジプト:大統領諮問評議会選、あす投票 強権ムバラク体制に反発、草の根候補奮闘

【カイロ和田浩明】エジプト大統領の諮問機関、諮問評議会(定数264、任期6年)選挙の投票が1日行われる。改選88議席に456人が立候補した。30年以上にわたる与党国民民主党(NDP)の権力独占に対する反発が強まる中、今年後半に人民議会(国会)選、来年に大統領選が予定されており、エジプトは「政治の季節」に入りつつある。強権的と言われるムバラク体制だが、国民の声を政治に反映しようと活動する草の根候補も出てきている。

荷車を引くロバや満員のミニバスで込み合う中部ミニア県マラウィの中心部で、アミーラ・アブド・ファタハさん(46)は29日、選挙公約のビラを配った。友人らが手弁当で運動員を務め、タクシーにポスターを張って選挙区を回る手作り選挙だ。

アミーラさんは県庁の女性支援担当幹部で、休職して無所属で出馬した。全国で11人いる女性候補の一人だ。イスラム教徒だがベールはかぶらない。農業が盛んで保守的なミニア県では異色な存在だ。ムバラク政権に対しては「国民の要望に十分応えていない」と距離を置く。

街を歩きながら女性の権利や雇用の拡大などの公約を説明すると、「頑張って」と激励も飛んだが、男性有権者のマクラムさん(28)は「仕事をくれるなら投票するよ。政治家は選挙の時しか姿を見せない」とこぼした。

アミーラさんの選挙区では1議席を12人が争う。資金力、組織力に勝る新人与党候補が優勢だが「私はファイター。あきらめないわ」と意気込む。

一方、カイロの与党候補、アハメド・サリムさん(60)は選挙戦最終日の30日、事務所前に座り有権者の相談を受けていた。周辺の道路には名前の書かれた垂れ幕が多数掲げられ、訪れる支援者も多い。手工業の職人を支持基盤とし、国会議員も務めたサリムさんは「野党は批判だけ。我が党は実績の党だ」と勝利に自信を見せた。

◇与党圧勝の勢い

諮問評議会は大統領や国会の助言役。3分の1を大統領が任命、残りは3年ごとに半数が改選される。NDPが議席の9割以上を持っており、今回も圧勝すると見られている。

毎日新聞 2010年5月31日 東京夕刊



 
 
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エジプト・日本科学技術大:開校式典

【カイロ和田浩明】日本式の教育・研究を行うエジプト・日本科学技術大学(E−JUST)の開校式典が3日、カイロ近郊で行われた。中東諸国やアフリカでの世界レベルの科学技術教育・研究拠点になることを目指す。

式典でエジプトのナジフ首相は「エジプトと周辺地域の科学技術の拠点に育ってほしい」とあいさつ。日本側実施主体の国際協力機構(JICA)の緒方貞子理事長=写真・左手前2人目=は「成熟した日本はこれまでの蓄積を開発支援に生かすべきだ」と話した。

E−JUSTはエジプト北部のボルグ・エル・アラブに建設される。日本側が教官、機材を提供。実践・応用力や実験を重視した日本式教育を織り込んだカリキュラムが特徴だ。学生数は約3000人になる見通し。日本の九州大など12大学、エジプトのカイロ大などが協力。両国の産業界も支援している。

毎日新聞 2010年6月4日 東京朝刊



 
 
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NEWS25時:エジプト 与党が74議席獲得

エジプトの選挙管理委員会は3日、1日に投票された諮問評議会(定数264)選挙の結果を発表した。改選88議席中、与党国民民主党(NDP)が無投票当選の14議席を含め74議席を獲得した。国民進歩統一党、ガッド党など野党は4議席。非合法化されているため無所属で立候補した「ムスリム同胞団」系候補は全員落選した。投票率は30・8%。残った10議席は8日に決選投票が行われる。【カイロ】

毎日新聞 2010年6月6日 東京朝刊



 
 
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エジプト大統領諮問議会選、与党が圧勝

【カイロ=田尾茂樹】エジプトの選挙管理委員会は、1日と8日に行われた、上院にあたる大統領諮問機関「シューラ(諮問)議会」(定数264、任期6年)の選挙で、ムバラク大統領を支える与党「国民民主党」(NDP)が改選88議席のうち、80議席を獲得した、と、9日発表した。

この他は、野党が4議席、無所属が4議席だった。

シューラ議会は大統領の助言機関で立法権はなく、議員の3分の1を大統領が指名、残りは3年ごとに半数が改選される。

(2010年6月9日22時53分 読売新聞)



 
 
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オバマ大統領、世界19カ国で支持低下 民間世論調査

2010/6/18 20:50

【ワシントン支局】米民間調査団体ピュー・リサーチ・センターが17日発表した世界22カ国での世論調査で、米国を含む19カ国でオバマ大統領の外交政策への支持が低下していることが分かった。特にイスラム諸国で大きく落ち込んでおり、アフガニスタン政策への不満などが背景にあるとみられる。

オバマ大統領が「世界の問題に正しく対処する」と期待する人の割合は前年に比べトルコで33%から23%、エジプトでは42%から33%、パキスタンでは13%から8%とそれぞれ大幅に下落。日本でも85%から76%に低下し、欧州諸国でも2〜4ポイント下がった。

また中国を世界第1の経済大国とみる人は31%と前年に比べ5ポイント上昇。米国は43%と逆に5ポイント低下し、両国の差は2008年の 30ポイント、09年の22ポイントから年々縮まっている。調査は4月7日から5月8日にかけて各国の成人約700〜3千人を対象に実施した。



 
 
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見る世界:帰れる日を信じて

エジプトの首都カイロにあるナイル・アフリカン・スクール。3歳から高校生まで約150人が学ぶスーダン難民の学校だ。校舎は賃貸アパートで教師は12人。日本政府などが支援するが、ダック・オトール校長(50)は「1年も家賃を払えていない」と漏らす。終わりの見えない異国暮らしの中、子供たちは、帰国の日を待ちわびている。

スーダンでは、西部ダルフール地方で03年から政府軍と反政府勢力の紛争が続く。南部では別の反政府勢力との内戦が続き、衝突はなくならない。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、スーダンの難民、国内避難民は計約140万人に上る。

20日は「世界難民の日」。世界中で家を追われた4000万人以上の人が、避難先の異郷でこの日を迎える。【和田浩明】

毎日新聞 2010年6月19日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2010/06/19/20100619ddm007030043000c.html



 
 
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IAEA事務局長がエジプト入り

2010/6/21 9:49

【カイロ=共同】エジプトの中東通信によると、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が20日夜、訪問先のエジプトの首都カイロに到着した。同国外務省によると、21日にはアブルゲイト外相らと会談する。

天野事務局長が中東を訪問するのは、昨年12月の就任以来初めて。核拡散防止条約(NPT)再検討会議でも議論になった中東非核地帯構想やイスラエルの核問題などについて協議するとみられる。



 
 
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エジプト:青年の死が波紋…「警察の暴力」か「逮捕時の事故」か 各地で抗議デモ続々

一人の青年の死が、エジプト社会に波紋を広げている。遺族は「警官に殴打されて死亡した」と主張するが、警察側は「隠し持っていた麻薬の袋を飲み込み窒息した」と双方の言い分が全く食い違う。来年に大統領選を控え、人権団体や反体制派は、当局の強権的体質を象徴する事件として政権批判を展開。インターネット上で政府への抗議が広がり各地でデモが発生し、政治問題化する様相を見せている。【アレキサンドリア(エジプト北部)で和田浩明】

アレキサンドリア在住のハーリド・サイードさん(28)が死亡したのは、6日午後11時過ぎ。兄のアハメドさん(40)が複数の目撃者から聞いたところ、自宅近くのインターネットカフェにいたハーリドさんに、2人の私服警官が殴るけるの暴行を加えた。集まった群衆の中にいた医師がハーリドさんの死亡を確認。霊安所でアハメドさんが対面したのは、あごを割られ、後頭部から血を流したハーリドさんの変わり果てた姿だった。

事件は地元メディアが大々的に報道。ひどい損傷を負ったハーリドさんの顔写真が「当局の人権弾圧の象徴」としてインターネットの掲示板やブログ多数に掲載された。地元NGOや国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は徹底調査を要請した。

これに対し、エジプト内務省は12日、異例の声明を発表。「強盗容疑などで指名手配中」というハーリドさんを地元警察の捜査員が発見し逮捕しようとしたが、麻薬入りの袋を飲み込み窒息死したと説明。「事実と異なる報道をした」とメディア批判も行った。

一方で、検察当局が遺体の解剖を命じるなど、再捜査も始まっている。アレキサンドリアでは18日、市内中心部で約200人が抗議集会を開き、事実関係の徹底究明を求めた。来年の大統領選に出馬の意欲を示したエルバラダイ国際原子力機関前事務局長も事件を批判、25日に現地で遺族と面会する予定だ。

ハーリドさんのおじのアリさん(64)は「なぜあれほど悲惨な死に方をしなければならないのか。当局による厳正な対処を期待している」と語った。

事件は米国政府も注視。米国籍を持つ兄のアハメドさんが支援を求めたためで、米大使館はエジプト当局の再捜査を歓迎しつつ、「透明性の高い対処を求める」との声明を出している。

毎日新聞 2010年6月22日 東京夕刊



 
 
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エジプト:日本人11人けが ツアーバス、車を避け横転

大手旅行代理店JTB(東京都品川区)に入った連絡によると、エジプト南部で25日午後4時20分(日本時間同日午後10時20分)ごろ、日本人ツアー客など18人が乗った貸し切りの観光バスが事故に巻き込まれた。エジプト人の現地ガイドの男性(42)が意識不明の重体となり、ツアーに参加した栃木県の男性(59)と東京都の男性(31)が右腕を骨折してカイロ市内の病院に搬送されるなど、日本人11人を含む計13人が重軽傷を負った。同社は情報収集のため社員を現地に派遣した。

ツアーを主催したのは同社のグループ会社のJTBワールドバケーションズ。参加者は東京、神奈川、栃木、埼玉の25〜69歳の男女15人で、23日に6泊8日の日程で成田空港を出発。エジプト南部の観光地・ルクソールのホテルに宿泊して現地の世界遺産を巡り、30日に帰国予定だった。

同社によると、一行は25日、ルクソールからナイル川沿いに南に下り、アスワンを経てさらに南のアブシンベルに向かう途中で事故が発生した。チャーターした大型観光バスは片側1車線の道路を走行中、対向車線のバンが車線をはみ出してきたため避けようとハンドルを切ったが避けきれず、接触して横転した。

残りの客はツアーを中断してアスワンのホテルに引き返し、同社はツアーの中止を検討している。

北島文幸社長は会見し「このような事故を起こし、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。内規通りに全席シートベルトが装備されているバスを手配したが、エアコンの故障で現地のバス会社から別のバスをチャーターしたところ、代替バスにはシートベルトがついていなかったといい、「詳しい経緯は分かっていない」と述べた。【曽田拓、堀智行】

毎日新聞 2010年6月26日 東京夕刊



 
 
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エジプトツアーでバス横転、邦人ら12人重軽傷

2010/6/26 11:11

JTBは26日、同社のグループ会社が主催したエジプトツアーで、バスが横転し日本人観光客と現地ガイドら17人のうち、12人が重軽傷を負ったと発表した。日本人2人がカイロ市内の病院に搬送された。日本人の参加者16人のうち、骨折が1人、打撲などの軽傷が10人、現地ガイドのエジプト人男性が意識不明の重体という。

JTBによると、事故は25日午後4時20分(日本時間同日午後10時20分)ごろエジプト南部で発生。ツアーのバスが片側1車線の道路を走行中、対向車線からはみ出してきた車を避けようとして横転したという。

ツアーは23日に成田空港を出発。関東に住む日本人20代から60代の男女15人と女性添乗員(30)が、8日間の予定でエジプトを観光していた。



 
 
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バス横転、11邦人けが エジプト南部で観光ツアー中

2010/6/26 13:35

JTBに入った連絡によると、同社のグループ会社が主催したエジプトツアーのバスが25日同国南部で横転し、日本人観光客と現地ガイドの 12人が重軽傷を負った。添乗員を含む日本人16人のうち栃木県の男性(59)と東京都の男性(31)が骨折したほか、9人が打撲などの軽傷。現地ガイドのエジプト人男性(42)が意識不明の重体という。

JTBによると、事故は25日午後4時20分(日本時間同日午後10時20分)ごろエジプト南部の都市アスワンから南に約135キロのアスワン州内で発生。ツアーのバスが片側1車線の道路を走行中、対向車線からはみ出してきた車を避けようとして接触、横転したという。

横転したバスには座席のシートベルトがついていなかった。

ツアーは23日に成田空港を出発。関東に住む日本人20代から60代の男女15人と女性添乗員(30)が、8日間の予定でエジプトを観光していた。重傷を負った2人以外は日程を中断し、帰国する予定。

ツアーを主催したJTBワールドバケーションズの北島文幸社長は「心から深くおわびする」と謝罪した。



*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

UP:2010 REV:
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