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リベリア共和国


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アフリカアフリカ Africa 2016


○2013年までのニュース、企画案内 → リベリア共和国 〜2013年
○2014年のニュース、企画案内 → リベリア共和国 2014年

○外務省 各国・地域情勢 リベリア共和国

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◆2015/01/03 asahi.com エボラ熱死者、8千人超す 感染者は2万人超 WHO
◆2015/01/03 nikkei.com エボラ熱死者8000人超す 14年、感染者は2万人超
◆2015/01/03 毎日新聞 エボラ出血熱:2014年の死者 世界で8004人
◆2015/01/04 yomiuri.co.jp エボラ出血熱での死者8000人超に
◆2015/01/06 yomiuri.co.jp エボラ熱で休校、2月に全学校再開へ…リベリア
◆2015/01/08 yomiuri.co.jp エボラ感染者100%隔離、未達成…流行3か国
◆2015/01/10 cnn.co.jp エボラワクチンの臨床試験、アフリカで間もなく開始
◆2015/01/16 cnn.co.jp エボラ熱から回復の米医師、再びリベリアへ
◆2015/01/24 時事ドットコム エボラ熱患者、5人に減少=「封じ込め近い」と保健省高官−リベリア
◆2015/01/26 時事ドットコム 貧困の子どもたち知って=「厳しい環境、伝える役割」−後藤さん、訪問の養護施設で
◆2015/01/30 cnn.co.jp エボラ新規感染者が減少、終息へ焦点移る WHO
◆2015/01/30 asahi.com エボラ熱の新規陽性、1週間に100人割る
◆2015/02/06 asahi.com (インタビュー)エボラ最前線の現実 東北大学教授・押谷仁さん
◆2015/02/07 yomiuri.co.jp エボラ封じ込め不完全…西アフリカ死者9千人超
◆2015/02/07 毎日新聞 エボラ出血熱:死者9000人超す 西アフリカ3カ国
◆2015/02/07 asahi.com エボラ熱で親失った児童、西アフリカで1万6600人
◆2015/02/11 nikkei.com 米、エボラ熱で派遣の米兵を撤収へ 西アフリカから
◆2015/02/11 asahi.com 西アフリカ派遣の米兵、大半が撤収へ エボラ熱収束受け
◆2015/02/12 nikkei.com 米大統領、エボラ熱「感染食い止めた」 文民支援に軸足移す
◆2015/02/17 nikkei.com 60日以内にエボラ新規患者「ゼロに」 西アフリカ3カ国首脳
◆2015/02/22 cnn.co.jp リベリア、国境封鎖や夜間外出禁止を解除 エボラ下火に
◆2015/02/25 nikkei.com エボラ対策に200万ドル拠出 政府、国境なき医師団を支援
◆2015/03/06 jp.reuters.com リベリア最後のエボラ患者退院、1カ月発生ゼロなら終息宣言へ
◆2015/03/12 asahi.com エボラ「今年半ばまでの感染停止可能」WHO幹部見通し
◆2015/03/13 yomiuri.co.jp エボラ熱、西アフリカ3か国で死者1万人超
◆2015/03/13 nikkei.com エボラ熱、死者1万人超す 西アフリカの3カ国
◆2015/03/13 asahi.com エボラ出血熱、死者1万人超す 西アフリカ3カ国
◆2015/03/16 nikkei.com 西アフリカ滞在歴がある男性にエボラの可能性 厚労省
◆2015/03/16 nikkei.com エボラ疑い男性はマラリア陽性 厚労省
◆2015/03/18 nikkei.com エボラ感染、5人に1人が18歳未満 西アフリカ
◆2015/03/30 国際移住機関(IOM)駐日事務所メールマガジン 西アフリカにおけるIOMのエボラ出血熱対応
◆2015/04/03 nikkei.com エボラ熱克服へ教育強化訴え 学校支援のユニセフ専門官
◆2015/04/08 AllAfrica.com Liberia: LNOC Boss Commends SG Over Efficiency Despite 'Disability'
◆2015/04/08 The New Dawn Liberia DISABLED PEOPLE APPEAL TO ELLEN
◆2015/04/09 AllAfrica.com Liberia: DEA Agents Kill Disabled Man?
◆2015/04/13 AllAfrica.com Liberia: Union of Disabled Fiscally Strapped
◆2015/04/16 nikkei.com 米大統領、西アフリカ3首脳と会談 エボラ熱など協議
◆2015/04/16 asahi.com エボラ感染ゼロ誓う 西アフリカ3カ国と米が首脳会談
◆2015/05/01 AllAfrica.com Liberia: TDI Launches Health Education in Three Deaf Schools
◆2015/05/02 NHK エボラ出血熱から回復の男性と性交渉で感染か
◆2015/05/04 AllAfrica.com Liberia/Ghana: Deaf Lone Star Prepares for Nations' Cup in Accra
◆2015/05/06 asahi.com リベリア、エボラ終息宣言へ 隣国では流行続く
◆2015/05/09 asahi.com リベリアのエボラ出血熱、WHOが終息宣言
◆2015/05/10 cnn.co.jp リベリアのエボラ出血熱、WHOが終息宣言
◆2015/05/10 asahi.com 「無力感だけ残った」 エボラ終息宣言のリベリア首都
◆2015/05/27 cnn.co.jp 西アフリカから帰国の米国男性、ラッサ熱で死亡
◆2015/07/01 cnn.co.jp リベリア、エボラ熱で新たな死者 終息宣言するも
◆2015/08/27 nikkei.com 日リベリア首脳、女性の社会進出で連携強化確認
◆2015/08/29 nikkei.com 女性教育で途上国に資金 首相表明、国内では創業支援
◆2015/08/29 nikkei.com リベリア大統領「エボラ終息、経済に軸足」
◆2015/09/03 cnn.co.jp FIFA会長選、元ナイジェリア代表主将が名乗り
◆2015/09/04 毎日新聞 車椅子留学生:暴行被害「治療受けた日本で夢の大学に」
◆2015/09/04 毎日新聞 車椅子留学生:留学の道、実現 リベリア出身、夢かなえ 日本人看護師ら支援、大分の大学
◆2015/09/04 cnn.co.jp WHO、リベリアのエボラ熱終息を再宣言
◆2015/10/06 asahi.com (特派員メモ)アフリカ一のすし @リベリア
◆2015/11/20 nikkei.com リベリアでエボラ熱再発 2度目の終息宣言後に
◆2015/11/21 asahi.com エボラ出血熱再び 終息宣言リベリアで3人感染 WHO
◆2015/11/22 cnn.co.jp エボラ終息宣言のリベリア、新たに3人の感染を確認
◆2015/12/27 cnn.co.jp リベリア国民の7割が贈賄経験、アフリカで最悪 NGO調査
◆2015/12/29 asahi.com ギニアのエボラ出血熱、終息宣言 日本の検疫強化解除へ
◆2016/01/14 nikkei.com エボラ熱の完全終息、WHO宣言 引き続き警戒促す
◆2016/01/14 毎日新聞 エボラ出血熱 西アフリカで終息 WHO宣言
◆2016/01/15 cnn.co.jp 西アフリカのエボラ熱、WHOが終息を宣言
◆2016/02/21 THE PAGE <リベリア 〜 パーム油と百姓一揆> − 高橋邦典 第33回
◆2016/03/30 asahi.com エボラ熱、「緊急事態」の終了宣言 WHO
◆2016/03/30 nikkei.com WHO、エボラ熱「緊急事態」解除 宣言から1年8カ月
◆2016/03/30 cnn.co.jp  WHO、エボラ熱の緊急事態宣言を解除
◆2016/04/02 AFP BB News エボラ熱、終息宣言のリベリアで新たな感染者 30歳の女性が死亡
◆2016/04/04 AFP BB News エボラ熱、死亡したリベリア人女性にギニア渡航歴、子どもも感染
◆2016/05/09 The World Bank TICADセミナーシリーズ第6回「リベリアの現況・課題と企業の社会的責任(CSR)の取り組み事例」@世界銀行東京事務所
◆2016/10/25 cnn.co.jp エボラに2次感染の看護師、病院相手取った訴訟で和解 米

元子ども兵士たち:リベリアの復興を阻む『時限爆弾』? 大崎敦司

【参考図書】
戦争と平和の間−紛争勃発後のアフリカと国際社会
武内進一編 日本貿易振興機構アジア経済研究所 5,100円+税255円 A5判 400p 2008年11月 [amazon]

序 章 アフリカの紛争と国際社会   武内進一
第I部 紛争勃発後の和平プロセス
第1章 スーダンという国家の再構築 −重層的紛争展開地域における平和構築活動−   篠田英朗
第2章 歴史の写し画としての和平プロセス −内戦期コートディヴォワール政治における連続性−   佐藤 章
第3章 コンゴ民主共和国の和平プロセス −国際社会の主導性と課題−  武内進一
第4章 DDRとリベリア内戦    山根達郎
第II部 紛争後の制度構築を考える
第5章 ウガンダ1986、南アフリカ1994 −紛争後の包括的政治体制の比較分析−  峯陽一
第6章 シエラレオネにおける地方自治制度改革とチーフ  落合雄彦
第III部 正義と和解の現実
第7章 紛争後の社会への司法介入 −ルワンダとシエラレオネ−  望月康恵
第8章 ルワンダのガチャチャ −その制度と農村社会にとっての意味− 武内進一
第9章 モザンビークにおける平和構築の課題 −国家レベルの共存と地域社会内部での対立の深化−  舩田クラーセン・さやか


戦争が終わっても−ぼくの出会ったリベリアの子どもたち
高橋 邦典著 ポプラ社 1,365円 55ページ 2005年7月 25.8x21x1.4cm [amazon]

アマゾンの内容紹介:内戦のさなかに出会った少年兵や、迫撃砲に被弾した女の子…。西アフリカのリベリア共和国の子どもたちの姿を捉えた写真集。「ぼくの見た戦争」の著者が描く、戦争と子どもたちの物語。

スペシャル・ガール−リベリアの少女と日本の看護師の物語
沢田 俊子著 汐文社 1,365円 55ページ 2007年12月 21.4x15.4x2cm [amazon]


 
 
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エボラ熱死者8000人超す 14年、感染者は2万人超

nikkei.com

2015/1/3 18:59

【ナイロビ=共同】西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)は2日、リベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での感染者(疑い例を含む)が昨年12月31日時点で計2万381人に上り、このうち死者が7989人に達したと発表した。米国やナイジェリアなどで死亡した15人を加えると、2014年のエボラ熱による世界の死者は8千人を超え、8004人だったことになる。

一方、国連エボラ緊急対応支援団(UNMEER)のバンベリー代表は2日、ガーナの首都アクラで退任前の記者会見を開き、エボラ熱を今年中に封じ込めることができるとの見方を示した。ロイター通信が伝えた。

バンベリー氏はエボラ熱の流行が「数週間単位ではなく、数カ月は続くだろう」と述べる一方で「15年中に(封じ込めを)成し遂げられると信じている」と自信を見せた。

昨年9月にUNMEER代表に指名されたバンベリー氏は3日付で、イスマイル・ウルド・シェイク・アフメド氏(モーリタニア)と交代する。



 
 
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エボラ出血熱:2014年の死者 世界で8004人

毎日新聞 2015年01月03日 18時47分

西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)は2日、リベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での感染者(疑い例を含む)が昨年12月31日時点で計2万381人に上り、このうち死者が7989人に達したと発表した。米国やナイジェリアなどで死亡した15人を加えると、2014年のエボラ熱による世界の死者は8000人を超え、8004人だったことになる。

一方、国連エボラ緊急対応支援団のバンベリー代表は2日、ガーナの首都アクラで退任前の記者会見を開き、エボラ熱を今年中に封じ込めることができるとの見方を示した。ロイター通信が伝えた。(共同)



 
 
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エボラ熱で休校、2月に全学校再開へ…リベリア

The Yomiuri Shimbun

2015年01月06日 11時50分

【ヨハネスブルク=上杉洋司】AFP通信によると、西アフリカ・リベリアの教育省が5日、エボラ出血熱の感染対策のため休校としていた全学校を、2月に再開する方針を示した。

同省は声明で、各校が消毒液や体温計を用意することや、同省が推奨する感染防止策を実施するよう求めた。

リベリアの新学期は9月に始まるが、政府は昨年8月、感染拡大を防ぐため、全ての学校を休校とする措置を取っていた。

世界保健機関(WHO)の5日の発表によると、世界全体で確認された感染者は、疑い例も含め2万691人で、死者は8168人。リベリアでは8115人の感染と3471人の死者が確認されているが、最近は新たな感染者が減少するなど、改善の兆しも見えている。



 
 
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エボラ熱から回復の米医師、再びリベリアへ

cnn.co.jp

2015.01.16 Fri posted at 10:23 JST

(CNN) 昨年8月に西アフリカのリベリアでエボラ出血熱を発病、米国に帰国して治療を受け、回復したリック・サクラ医師が15日、医療活動に復帰するためリベリアに向かった。

サクラ医師にとってリベリアは「第2の故郷」。1995〜2010年にかけてこの地で暮らし、その後も10回以上、リベリアと米国を行き来してきた。だが今回は、これまでとは違う思いがあるという。

「リベリアの病棟で3日間を過ごしてみて、病気の人々のことを本当に気の毒だと思えるようになった」とサクラ医師は述べた。

患者にとってリベリアの病院の環境は厳しいとサクラ医師は言う。薄くて寝心地の悪いマットレスに、消毒薬の臭いが鼻をつく。医師も看護師も防護服を着ていて、患者の様子を見に来るのは3時間に1回。何か頼みたくても待つしかない。

「患者は長い時間、ひとりぼっちのままだ」とサクラ医師は言う。こうした体験により、医師として成長できたのではないかと彼は言う。「患者にどんな事情があり、どのように感じ、なぜ気力を失うのかといったことについて、以前よりも敏感になれると思う」

米国人としては3人目のエボラ患者となったサクラ医師は、ネブラスカ医療センターで治療を受けた。ここでエボラ熱に感染して回復した別の医師の血液を輸血され、開発中の新薬を投与されて回復。9月25日に退院した。

免疫ができたため、現在の流行に関しては感染の心配はない。もっともリベリアではエボラ熱患者の数が大きく減っており、戻ってもエボラ熱専門病棟で働く必要はなく、所属するキリスト教系団体が運営する病院で新患の診断にあたるという。



 
 
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エボラ熱患者、5人に減少=「封じ込め近い」と保健省高官−リベリア

時事ドットコム

【モンロビアAFP=時事】西アフリカ・リベリアの保健省高官は24日、AFP通信に対し、国内で確認されたエボラ出血熱の患者が「24日の時点で5人にまで減少した」と述べ、封じ込めは近いとの認識を示した。

同高官によれば、患者のうち3人は首都モンロビア、残りは北東部のボミとグランドケープマウントで確認。「全てが順調に進み、他の場所での感染がなければ、(患者は)ゼロにまで減ることになる」と強調した。ただ、世界保健機関(WHO)はこの数字を検証していない。(2015/01/24-21:04)



 
 
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貧困の子どもたち知って=「厳しい環境、伝える役割」−後藤さん、訪問の養護施設で

時事ドットコム

「貧しい子どもが世界にいることを、日本の子どもにも知ってもらいたい。それが自分の役割」。過激組織「イスラム国」とみられるグループに拘束されたジャーナリスト後藤健二さん(47)は、2010年10月に長崎市の児童養護施設「明星園」を訪問。施設で暮らす子どもたちに、紛争地などで貧困に苦しむ子どもの様子を伝えていた。

訪問は、同市内で開催された平和をテーマにしたアート展で、園を運営する社会福祉法人の伊東潮理事長(71)と知り合った後藤さんが、「一晩泊めてほしい」と打診したことから実現。数日後に宿泊した後藤さんは、子どもたちと一緒に夕飯のカレーを食べたり、図書室で紛争地での体験を話したりした。抱っこをせがむ子どもたちにも喜んで接していたという。

奥貫賢治園長(66)は「4年以上前のたった一晩の触れ合い。だけど、抱っこしてもらった子たちは、今でもしっかり覚えている」と懐かしむ。

当時中学1年だった高校3年の江川翼君(18)は、見せてもらった紛争地の写真や、取材で使う衛星電話が記憶に残るという。「日本の子どもにも、貧しい国の子どものことを知ってほしいと一生懸命訴えていた」と思い出を振り返った。

後藤さんは、同法人運営の長崎市内の保育園も訪れ、医療や教育を受ける機会を奪われたアフリカ・リベリアの子どもについて、写真や地図を示しながら職員に講話。「こういう厳しい環境にいる子どもたちのことを伝えるのが私の役割だ」と語っていた。

その年の暮れ。「すてきなクリスマスを」などと手書きしたメモを添えた、大量のチョコレートが養護施設の子どもたちに届いた。奥貫園長は「体に気を付けて頑張ってください」とメールでお礼を伝えた。後藤さんとのやりとりは、これが最後となった。奥貫さんは「とにかく命だけでも助けてほしい。子どもたちは心待ちにしている」と、無事を祈った。(2015/01/26-05:19)



 
 
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(インタビュー)エボラ最前線の現実 東北大学教授・押谷仁さん

asahi.com

2015年2月6日05時00分

昨年後半に世界を緊張させたエボラ出血熱は、西アフリカでの死者が9千人近くになった。感染の中心地であるリベリアで2カ月弱支援活動に従事してきた、ウイルス学の第一人者である押谷仁さんは、エボラなど未知の感染症が広がる緊急事態への備えが日本には足りないと警告する。体験を踏まえての意見を聞いた。

《エボラ出血熱はアフリカで1970年代から数年おきに流行していたが、感染者数は多い時でも約430人だった。それが2013年末から西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国を中心に起こった流行は桁違いの規模となった。世界保健機関(WHO)によれば3カ国の感染者は今年1月下旬までに約2万2千人。死者は約9千人。》

−−昨年11月中旬から12月下旬までリベリアで、WHOの緊急チームの一員として、感染者や、感染者と接触した人の調査を統括しました。リベリアの感染のピークは?

「昨年の9月から10月です。11月以降、新たな感染者発生は1日10人以下に減りましたが、1人の感染者から他の人へという『感染の鎖』が完全に断ち切れないので、まだ収束には至っていません」

−−「鎖」を断ち切るためには、どんな作業が必要なのでしょうか。

「まず感染者をすべて見つけることです。医療機関に行かない人も多いから感染者をつかむこと自体が難しい。各地から死者が出たという報告を受けると、私たちは遺体から口の粘膜などを採取させてもらい、感染の有無を検査しました」

−−日本では想像もつかない苦労があるのですね。感染者と接触した人が発症しないか、追跡する調査も難しそうです。

「調査対象となった接触者はリベリア全土にいますが、リベリアの国土の9割近くは携帯電話も通じません。直接会いに行かねばならない。車の走れる道がなく、歩いて行くしかない村もたくさんあります」

「ただ、村全体の協力が得られる地方部ではまだ対応が取りやすい。地方からの出稼ぎ住民や犯罪者も流入し、どこに誰が住んでいるか分からないスラム街がある首都モンロビアに感染が広がったため、感染者や接触者の把握が極めて難しくなってしまいました」

−−それにしても今回、なぜこんな大規模に流行したのでしょうか。

「国境を超えて感染症が流行した場合、国際社会ではWHOのリーダーシップの下に協調して対応する体制ができあがっています。昨年3月、感染がリベリアやシエラレオネに広がった時点で、WHOは封じ込めに向けて大規模な支援に動くべきでした。それが遅れてしまった」

−−すばやく対応すれば封じ込められましたか。

「ええ、エボラはインフルエンザなどに比べてコントロールしやすい感染症ですから。血液など体液に触れなければ感染しませんし、感染してから症状がでるまでの潜伏期間中は他の人に感染しません」

《WHOが緊急事態宣言を出したのは既に千人近くが亡くなった後の8月だった。9月の国連総会ではエボラ対策が議論され、国連安全保障理事会も「エボラ出血熱の大流行は世界の平和と安全保障にとって脅威である」と決議した。》

−−エボラ封じ込めに緊急対応する態勢を国連がつくりました。

「WHOだけに任せてはおけないという判断を国連が示した異例の動きでした。WHOの対応遅れの要因については検証が必要ですが、リーマン・ショック以降の経済危機のためWHO予算が大幅に削られ、スタッフも減りました。対応能力低下には加盟国の責任もあるでしょう」

「安保理決議を受け、アメリカやイギリスは数千人、中国も少なくとも数百人を西アフリカに派遣して、仮設病院や臨時検査実験室を作ったり、治療や疫学調査に協力したり、様々な人的支援を始めました。一方、これまでに日本政府から派遣されたのは私を含めて延べ14人です」

−−派遣する人数がこんなに大きく違う背景をどう見ますか。

「アメリカは1990年代後半から、新しい感染症は自国にとっても世界にとっても安全保障上の脅威という意識を明確に示すようになりました。バイオテロへの懸念もあったでしょうが、未知の感染症流行などに対応できる体制を国を挙げて築き、人材育成を進めました。西アフリカへの人的支援もそうした戦略の一環とみるべきです」

「大国意識を強め、アフリカへの進出も活発な中国の場合、アメリカの動きに対抗する思惑もあるでしょうが、いわゆる新型肺炎のSARS(重症急性呼吸器症候群)流行の苦い経験から、やはり感染症対策を安全保障の問題と認識するようになりました。アメリカで感染症対策にあたる疾病対策センター(CDC)に倣って、中国CDCとその支部を各地方にも整備して、感染症対応能力は飛躍的に高まっています」

−−共通するのは、感染症の流行は人々の健康にとどまらず、経済や社会全体に大打撃をもたらす安全保障の課題という意識ですね。

「まさにそうです。片や日本では、まだまだ感染症対策はあくまで公衆衛生上の問題に過ぎないと位置づけられており、そうした意識は薄いですね。ワクチンや治療薬の備蓄など目先の対応に終始して、中長期的な視野の体制作りや人材育成ができていない。WHOの要請に応じて専門家を派遣し、国際貢献しようとしても人材がいないのです」

「アジアはアフリカと並び、新たな感染症の発生源として危険な場所とされます。エボラのような高い致死率の感染症がアジアで流行した場合、このままであれば対応の中心的役割は中国が担うでしょう」

《SARSは、中国を中心にして2003年7月までに8千人余りが感染して、約800人が死亡した。だが日本で感染者は出なかった。》

−−10年余り前、SARSを防ぐことができた日本です。感染症への備えは十分だと考えますか。

「確かにSARSでは感染者が出なかったけれど、多分に幸運の要素が大きかったと私は考えています。09年に世界的に大流行した新型インフルエンザでも被害は大きくありませんでした。ただ、これらの成功体験が『安全神話』を生んでいるのではないでしょうか。日本は島国だから検疫を強化すればいい、感染者が出ても医療体制が整っているから対応できるという思い込みがあるように感じます」

「それは間違っています。もちろん西アフリカのようなエボラの流行が日本で起こることはないでしょう。けれど、通常の医療体制が充実していても未知の感染症にすぐには対応できず、初期対応を間違えれば大混乱しかねない。発生前にいかに備えておくかが勝負なのです」

「問題となりそうな感染症の発生をいち早く探知し、発生した場合は感染者を隔離し、拡大防止の態勢をすぐとれるか。そのためにはふだんから、これまでとは異質なタイプの感染症が国内で起きていないか監視することが不可欠です。こうした監視網の構築は弱体なままですね」

−−では、万が一、世界的に大流行している感染症が日本に入った時どんな事態を懸念しますか。

「大規模な流行が懸念される事態では、『新型インフルエンザ等対策特別措置法』に基づいて対象地域に緊急事態宣言が出されます。政府や都道府県知事に強い権限が与えられ、予防接種の対象者を決めたり、対象地域の住民に外出自粛を要請したりできます。そんな緊迫した非常時の情勢判断や対策立案、情報発信の際に、感染症や疫学などの専門家の意見がきちんと反映されるか。その点が私は心配です」

「想定外とされた出来事に対して、原子力専門家と政治家が連携できずに迷走した福島原発事故のような事態に陥らないために、どうすればいいか。そう考えてみればいいでしょう。そもそも多くの都道府県や、政府の司令塔となる内閣官房、そして厚生労働省には、専門知識や感染症危機管理の経験のある人材が十分にいない。こうした心細い現状の改善から検討せねばなりません」

「たとえばエボラが大流行した西アフリカへの専門家派遣は、修羅場で危機管理にあたる人材を育てることであり、国際貢献を果たすことでもあります。感染症に国境はなく、どんなウイルスがいつ入ってくるか分からない。その危険性は確実に増しています。内向きの『安全神話』に寄りかからず、感染症を人類の安全保障の共通の脅威だと考えて、対応するべき時が日本に来ています」

(聞き手・大岩ゆり)

   *

おしたにひとし 59年生まれ。国際協力機構からザンビアに派遣されたほか、WHO西太平洋地域事務局で新型肺炎SARS対策を担当。専門はウイルス学。

◆キーワード

<エボラ出血熱> エボラウイルスに感染して起こる。発熱やだるさの後、下痢や出血などの症状が出る。患者や死者の血液などの体液に直接ふれて、傷口や目鼻などからウイルスが入ることでうつる。昨年西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネで感染が広がり、スペイン、英国、米国で発症が確認された。日本で発症者は見つかっていない。

(インタビュー)エボラ最前線の現実 東北大学教授・押谷仁さん



 
 
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米、エボラ熱で派遣の米兵を撤収へ 西アフリカから

nikkei.com

2015/2/11 18:30

【ワシントン=川合智之】米国防総省のカービー報道官は10日の声明で、エボラ出血熱対策で昨年秋から西アフリカに派遣している米兵を撤収させると発表した。治療施設の建設などに携わった工兵ら2800人のうち既に約1500人が帰国しており、残りも4月末までに撤退する。

新たな感染者が大幅に減るなど流行に収束の兆しが見えたため、米軍による支援体制を見直す。今後は同省関係者100人が現地に残り、リベリア軍と協力して災害訓練などを実施する。人道支援や医療に従事する民間人の支援にも取り組む。



 
 
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西アフリカ派遣の米兵、大半が撤収へ エボラ熱収束受け

asahi.com

ワシントン=小林哲2015年2月11日23時46分

米オバマ政権は11日、エボラ出血熱対策のため西アフリカに派遣していた米兵約2800人のうち、いまも現地で支援を続ける約1300人の大半を4月末までに撤収する方針を固めた。昨秋のピーク時に比べて、新たな感染者が大幅に減ったことを受けた措置という。

オバマ大統領が11日、計画を表明する。ホワイトハウスによると、西アフリカでエボラ熱が流行していたギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国で、昨年10月に1週間あたり1千人を超えていた新たな感染者(疑い例を含む)が、最近では約150人に減った。今年5月以降、現地に残る米兵は100人ほどになるという。

米軍はリベリアに現地司令部を設置。医療施設の整備や医療従事者の訓練などの支援を続けてきた。住民1万人以上に対し、感染予防の知識や安全な埋葬の仕方などを伝えたほか、1500人以上の医療従事者を訓練したという。(ワシントン=小林哲)



 
 
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米大統領、エボラ熱「感染食い止めた」 文民支援に軸足移す

nikkei.com

2015/2/12 9:47

【ワシントン=川合智之】オバマ米大統領は11日、エボラ出血熱について「感染拡大を食い止めた」と表明した。新規感染者が大幅に減るなど流行に収束の兆しが見えたため、米軍による支援体制を見直す。治療施設の建設などで西アフリカに派遣していた米兵2800人を4月末までに撤収、文民による支援に切り替える。

今後は100人が感染状況の監視のため現地に残り、リベリア軍と協力して災害訓練などを実施する。現地で医療活動や人道支援に取り組む民間団体も支援する。

西アフリカでのエボラ熱の新規感染者数は昨年秋の週800〜千人から8割以上減ったが、オバマ氏は「任務は終わっていない。戦いは次の段階に移る」と強調。「(感染者を)ゼロにするために集中する」と述べた。



 
 
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60日以内にエボラ新規患者「ゼロに」 西アフリカ3カ国首脳

nikkei.com

2015/2/17 10:29

【ナイロビ=共同】エボラ出血熱の感染が深刻な西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国の首脳は16日、60日以内にエボラ熱の新規患者の発生をゼロに抑えるとの目標を設定したと明らかにした。ロイター通信が伝えた。

世界保健機関(WHO)によると、エボラ熱の死者は9千人を超えた。感染拡大のペースは鈍化したが、8日までの1週間の新規感染者は144人と前週や前々週を上回り、予断を許さない状況が続く。

AP通信などによると、国別で最多の死者が出ているリベリアで16日、エボラ熱の感染対策として約半年間閉鎖されていた学校が再開された。感染者数が最多のシエラレオネでも3月末から再開する予定。



 
 
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リベリア、国境封鎖や夜間外出禁止を解除 エボラ下火に

cnn.co.jp

2015.02.22 Sun posted at 14:45 JST

(CNN) アフリカ西部リベリアのサーリーフ大統領は22日までに、エボラ出血熱の感染阻止で昨年7月に打ち出していた国境封鎖を解除すると発表した。また、昨年8月に全土に発令していた夜間外出禁止令も解除した。

いずれの解除も22日から発効する。同国では最近、5カ月間にわたって続いていた学校の閉校措置も中止となっていた。

世界保健機関(WHO)によると、リベリア、ギニアやシエラレオネで集中的な被害が出ていたエボラ出血熱の犠牲者はこれまで計約9365人。リベリアでの死者は約3900人で、一時は遺体収容袋の不足にも追い込まれる事態となっていた。

しかし、WHOは昨年10月、リベリアでの新たな感染件数の減少を発表。今年2月15日までの1週間で新たに判明した感染例は2件のみと流行が下火になっていることを示唆する最新統計も明らかにした。一方、同期間における該当数字はギニアで52件、シエラレオネでは74件だった。

サーリーフ大統領は今後のエボラ熱対策で楽観的な見方を示したものの、現状に満足することなく国境周辺などで今後も必要な衛生対策を講じ続けるよう促した。



 
 
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リベリア最後のエボラ患者退院、1カ月発生ゼロなら終息宣言へ

jp.reuters.com

2015年 03月 6日 08:35 JST

[モンロビア 5日 ロイター] - 西アフリカ・リベリアで5日、エボラ出血熱の感染が同国で最後に確認された患者が退院した。同国では過去13日間、新たな感染者が出ていない。リベリアでは約1年前に最初のエボラ感染者が確認されていた。このまま、あと1カ月間新たな感染者が出なければ、流行の終息が宣言される。

退院した女性は、中国の支援で設置されたエボラ治療施設に2週間入院。この日は施設前に集まった関係者らにあいさつし、「治療施設と全能の神に感謝したい。この日を迎えられるとは思っていなかった」と喜びを口にした。中国人民解放軍の兵士らが見守る中、女性は中国人医療従事者らから次々に祝福され、花束やパンダのぬいぐるみも贈られた。

西アフリカ諸国で猛威を振るったエボラ熱による死者は、約1万人に上っている。



 
 
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エボラ「今年半ばまでの感染停止可能」WHO幹部見通し

asahi.com

ジュネーブ=松尾一郎2015年3月12日03時31分

西アフリカで大流行中のエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)のエイルワード事務局長補は11日に会見を開き、「今年半ばまでに感染を止めることは可能なはずだ」との見通しを明らかにした。ただし、WHOなどの封じ込め対策について、地元社会からの信頼獲得と協力が不可欠との認識も示した。

エイルワード氏は、「とてもポジティブな話」として、リベリアで感染者数の増加が収まっていることを指摘。現在の対策が奏功していることを強調した。

シエラレオネとリベリア、ギニアの3カ国での、疑い例も含む感染者は2万4千人を超えており、死者は1万人に迫っている。(ジュネーブ=松尾一郎)



 
 
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エボラ熱、死者1万人超す 西アフリカの3カ国

nikkei.com

2015/3/13 5:01

【ジュネーブ=原克彦】世界保健機関(WHO)は12日、エボラ出血熱による死者が西アフリカの3カ国で1万4人になったと発表した。10日までの集計で、感染者数は2万4350人にのぼる。リベリアでは既に患者数がゼロになったが、ギニアとシエラレオネで感染が続いている。

エボラ熱は患者や遺体の体液に触れることで感染する。感染が止まらないのは、感染国の辺地にエボラ熱に関する情報が行き渡らず、患者の早期隔離や死者の適切な埋葬が浸透しないことが原因とされる。

感染の勢いは衰えたものの、完全な封じ込めには早くても数カ月を要する見通し。感染国と国境を接するコートジボワールなどでは警戒態勢が続く。西アフリカへの航空便の運航を中止したままの航空会社も多く、終息後も地域経済の復興が課題になる。

今回の感染拡大は2013年12月にギニアで始まった。感染確認が世界に公表されたのは14年3月で、その後は3カ国の都市部で感染者が増え急速に広がった。WHOは14年8月に「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言。感染は一時、ナイジェリアやマリなど近隣国のほか、米国やスペインにも広がった。



 
 
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西アフリカ滞在歴がある男性にエボラの可能性 厚労省

nikkei.com

2015/3/16 5:44

厚生労働省は16日、西アフリカのリベリアに滞在歴があり、今月4日に帰国した東京在住の40代の男性が、15日夜に38度以上の発熱を出し、エボラ出血熱感染の可能性があるとして検査していると明らかにした。〔共同〕



 
 
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エボラ疑い男性はマラリア陽性 厚労省

nikkei.com

2015/3/16 6:11

厚生労働省によると、エボラ出血熱の疑いのある男性は、マラリアの検査で陽性だった。〔共同〕



 
 
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エボラ感染、5人に1人が18歳未満 西アフリカ

nikkei.com

2015/3/18 12:30

【ジュネーブ=共同】国連児童基金(ユニセフ)は18日までに、エボラ出血熱の感染が深刻な西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国の感染者(疑い例を含む)について、5人に1人が18歳未満の子どもだとする報告書を公表した。

ユニセフは、エボラ熱は子どもたちに「破壊的な影響を与えている」と指摘、早期終息に向け取り組みを強化するよう国際社会に呼び掛けた。

報告書によると、2万4千人を超える3カ国の感染者のうち、約5千人が子ども。リベリアなどでは既に学校が再開されたが、3カ国に住む子ども約900万人のうち約500万人が数カ月間にわたって通学できない状況に陥った。親や保護者をエボラ熱で失った子どもは1万6千人以上になったという。

報告書はエボラ熱で死にゆく人々やひどく苦しむ人々を多くの子どもたちが目の当たりにしたと指摘し、心のケアの重要性を訴えている。

世界保健機関(WHO)によると、エボラ熱の感染者は14日までに3カ国で2万4597人に上り、うち死者が1万144人に達した。米国やナイジェリアなどで死亡した15人を加えると、死者は1万159人になる。



 
 
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エボラ熱克服へ教育強化訴え 学校支援のユニセフ専門官

nikkei.com

2015/4/3 11:36

エボラ出血熱の流行が続く西アフリカ3カ国で閉鎖された学校を再開する活動に当たった国連児童基金(ユニセフ)西部・中部アフリカ地域事務所の教育専門官、青木佐代子さんが3日までに、東京都内での現地報告会で「教育システムを強化しないと本当の回復はない」と訴えた。

ユニセフによると、リベリア、ギニア、シエラレオネでは昨年の夏休み後も幼稚園から大学まで約2万4千校が休校し、約500万人が通学できなかった。

青木さんは「緊急の事態に対応できる資金や制度がなかった」と指摘した。〔共同〕



 
 
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米大統領、西アフリカ3首脳と会談 エボラ熱など協議

nikkei.com

2015/4/16 9:30

【ワシントン=川合智之】オバマ米大統領は15日、エボラ出血熱の感染が広がった西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3首脳とホワイトハウスで会談した。オバマ氏は「先週の新規感染者は40人未満で、大きな前進だ」と述べたうえで「感染者ゼロという共通目標に焦点を当てて取り組む」とした。

オバマ氏は「エボラ熱流行は経済危機でもある」とも指摘した。投資や開発の回復が重要だとして、米が支援する考えを伝えた。3首脳は財政再建に向けて世界銀行や国際通貨基金(IMF)とも協議する。



 
 
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エボラ感染ゼロ誓う 西アフリカ3カ国と米が首脳会談

asahi.com

ワシントン=小林哲2015年4月16日12時10分

オバマ米大統領は15日、エボラ出血熱の感染が広がった西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国の大統領とホワイトハウスで会談し、新たな感染者がでない「感染者ゼロ」を目標に連携を続けていくことを確認した。

ホワイトハウスによると、オバマ氏は昨年来のエボラ熱の流行で犠牲になった1万人以上に哀悼の意を表明。先週以降、リベリアでは新たな感染者がでていないことや、シエラレオネとギニアでも新たな感染者が計40人以下に減っているとして、「我々は共通の目標に向かっている。感染者ゼロだ」などと述べた。

ワシントンでは、17日から国際通貨基金(IMF)・世銀総会が予定されており、3カ国の首脳らも参加し、経済支援策などについて話し合う予定。

オバマ氏は昨秋、エボラ熱対策として、3カ国に米兵を3千人規模で派遣する方針を表明。その後、感染者が減ったことを受けて、今月末までに大半を撤収する方針を示している。(ワシントン=小林哲)



 
 
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エボラ出血熱から回復の男性と性交渉で感染か

NHK

5月2日 11時12分

西アフリカのリベリアで、エボラ出血熱から回復して半年近くたった男性と性交渉をした女性がエボラ出血熱を発症したことが分かり、アメリカのCDC=疾病対策センターは、体液に含まれるエボラウイルスがこれまで考えられていたよりも長期間、感染力を維持している可能性があるとして、注意を呼びかけています。

アメリカのCDCによりますと、ことし3月、リベリアでエボラウイルスへの感染が確認された44歳の女性について調べたところ、エボラ出血熱の流行地への渡航歴や患者と接触したことはなく、発症する1週間ほど前に、エボラ出血熱から回復した男性と性交渉をしていたことが分かりました。

この男性の体液を調べた結果、エボラウイルスの一部が検出され、女性は男性との性交渉で、エボラウイルスに感染した可能性があるということです。

男性がエボラ出血熱を発症したのは去年9月で、CDCによりますと、これまで発症後およそ3か月間は、体液からエボラウイルスが検出されることが分かっていましたが、今回、その倍のおよそ6か月後に検出されたことから、これまで考えられていたよりも長期間、ウイルスが感染力を維持している可能性があるとしています。

CDCは「西アフリカでエボラ出血熱の流行が落ち着いても、エボラ出血熱から回復した人との性交渉で、感染するリスクがあることを認識する必要がある」と注意を呼びかけています。



 
 
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リベリア、エボラ終息宣言へ 隣国では流行続く

asahi.com

ジュネーブ=松尾一郎2015年5月6日21時01分

エボラ出血熱が大流行したリベリアのアディ商務産業相は6日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で記者会見し、今月9日にリベリアでのエボラ出血熱の終息が宣言される見通しを明らかにした。

アディ氏は「新たな感染者がなく、我々は『エボラなし』というゴールに近づきつつある。5月9日は特別な意味のある日になる」などと述べた。

世界保健機関(WHO)の5日の発表によると、疑い例も含むリベリアの感染者は1万322人、死者は4608人。このうち、陽性が確認された感染者は3月下旬を最後に3151人から増えておらず、今月9日で目安の42日間を過ぎることから、終息を宣言できる見通しになった。

一方、隣国シエラレオネとギニアでは引き続き流行が続いている。(ジュネーブ=松尾一郎)



 
 
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リベリアのエボラ出血熱、WHOが終息宣言

asahi.com

モンロビア=三浦英之2015年5月9日19時56分

世界保健機関(WHO)は9日、西アフリカのリベリアでのエボラ出血熱の終息を宣言した。大流行した国のうちで最も多くの死者を出したが、終息の目安としている42日間、新たな感染者が確認されなかった。ただWHOは、再び感染が広がることを警戒。今年末までリベリアへの要員派遣などを続ける。

WHOによると、リベリアでの死者は疑い例を含めて4716人、感染者は1万564人。サーリーフ大統領は9日、首都モンロビアで「国際社会から多くの支援が寄せられた。今後も警戒を続ける」と述べた。

エボラ出血熱は2013年12月、ギニアで発生。西アフリカで大流行した。

リベリアでは医療態勢が貧弱な上、治療にあたる医療従事者らに十分な装備が与えられなかったことから感染が拡大した。政府は昨年7月、感染拡大を防ぐため国境を封鎖。同8月には非常事態宣言や夜間外出禁止令を出して抑え込みをはかった。

同10月以降、国際社会から医療装備などの支援が届けられたり、国外から医療従事者が治療に駆けつけたりしたことで、感染者数は徐々に減少。患者の死亡は今年3月27日が最後で、それ以降は感染者の報告数がゼロになっていた。

ギニアやシエラレオネでも、今月3日までの1週間の感染者の確認件数がそれぞれ9件で、以前よりも減っている。(モンロビア=三浦英之)



 
 
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リベリアのエボラ出血熱、WHOが終息宣言

cnn.co.jp

2015.05.10 Sun posted at 11:51 JST

(CNN) 世界保健機関(WHO)は9日、リベリアのエボラ出血熱が終息したと宣言した。

エボラ熱は昨年3月以降、西アフリカのリベリアとギニア、シエラレオネを中心に流行。リベリアでは4000人以上が死亡した。

エボラ熱ウイルスの潜伏期間は21日とされるが、リベリアではその2倍にあたる42日間、新たな症例が出ていないことから、WHOが流行終息と判断した。

ギニアとシエラレオネでは過去1週間にそれぞれ9人の発症が確認された。昨年秋には毎週数百人のペースで患者が増加していた。

米疾病対策センター(CDC)のトーマス・フリーデン所長はこの1年を振り返り、当初はWHOが単独で対応できるとの姿勢を示したため、CDCなどが十分な支援要員を派遣できなかったと指摘した。

WHOの報道官によると、エボラ熱へのWHOの対応を巡っては内部と外部の両方で調査が進められている。WHOはさらに、同様の危機に素早く、効果的に対応するための改革を計画しているという。

一方、米ジョージタウン大学の専門家、ラリー・ゴスティン教授はCNNへのコメントで「世界がもっと早い時期に決然と行動していれば1万人の命が救われ、人々の苦難や健康面、社会面の大きな犠牲が避けられたはずだ」と主張。「今度はエボラ熱よりさらにたちの悪い感染症が流行する可能性もあるが、我々の準備態勢は依然整っていない」と警告した。



 
 
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「無力感だけ残った」 エボラ終息宣言のリベリア首都

asahi.com

モンロビア=三浦英之2015年5月10日01時01分

エボラ出血熱の終息宣言が出たリベリアの人々は、今回の悲劇が、国の医療態勢の強化につながることを期待している。

首都モンロビアでは昨年6月に死者が確認された。「無力感だけが残った11カ月間だった」。総合病院で現在もエボラ出血熱の疑いのある患者の診察にあたるジェリー・ブラウン医師は語った。診察した患者は約500人。うち半数が死亡したという。「医師や看護師は感染の危険性におびえながら、勇気を奮い立たせて患者と向き合った。心身ともにぼろぼろだ」

「ここに連れてこられることは、半分は『死』を意味していた」。いまは閉鎖されたエボラ出血熱の治療施設で、警備担当だった男性(39)はつぶやいた。サッカー場ほどの敷地内にはベニヤ板を貼り合わせた簡易な施設が並び、使われなくなった医療器具などが放置されていた。ここでは約3500人が収容され、うち約1500人が亡くなったという。

教育現場も大きなダメージを受けた。約1500人が通う私立スティアモ小学校は、感染拡大を防ぐため昨年6月末から約8カ月間閉鎖された。

教師たちは閉鎖中の学校に集まり、予防の知識を盛り込んだ歌や人形劇をつくってDVDに記録し、各家庭に配った。子どもたちは全員無事だったが、保護者が数人亡くなったという。ティアング・ジョア校長は「衛生面に関する子どもたちの知識は格段に向上した。今回の悲劇が、医療や衛生態勢の強化につながると信じたい」と話した。(モンロビア=三浦英之)



 
 
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西アフリカから帰国の米国男性、ラッサ熱で死亡

cnn.co.jp

2015.05.27 Wed posted at 11:11 JST

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は、ニュージャージー州の男性がウイルス感染症のラッサ熱を発症し、25日に死亡していたことを明らかにした。男性は最近、西アフリカのリベリアから帰国した。

男性がリベリアを出国したのは5月17日。ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に到着した時点では発症していなかった。

帰国翌日にのどの痛みや発熱を訴えて診察を受けたが、西アフリカへの渡航歴を伝えないまま帰宅。症状が悪化したとして21日に再び病院を訪れ、別の治療施設に収容された。25日早朝に出た検査結果でラッサ熱と判明し、同日夜に隔離病棟で死亡したという。

ラッサ熱はエボラ熱と同様、西アフリカ一帯にみられるウイルス性出血熱。米国での発症が報告されたのは1969年以降、これで6例目とされる。

ラッサ熱の致死率は1%前後と、エボラ熱に比べて低い。感染経路はネズミの排泄(はいせつ)物などで、発症前の患者から感染することはないといわれている。

CDCは、男性から周囲の人に感染した可能性は極めて低いとの見方を示しているが、念のため、密接な接触があった相手を3週間観察する方針だ。



 
 
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リベリア、エボラ熱で新たな死者 終息宣言するも

cnn.co.jp

2015.07.01 Wed posted at 11:56 JST

(CNN) 5月にエボラ出血熱の終息を宣言した西アフリカのリベリアで、6月28日に少年1人がエボラ熱のため死亡していたことが分かった。同国保健省が明らかにした。

死亡したのはリベリア空港の近くに住む17歳の少年で、6月21日に発症していた。当局は死亡するまでの1週間の間に少年と接触した人物の確認作業を進めている。両親ときょうだいは自宅で隔離された。

当局者は「パニックを起こす必要も、恐れる必要もない。事態は制御できている」と強調している。

現地入りしている米疾病対策センター(CDC)の専門家も、今回の症例について状況調査に乗り出した。ほかにも感染者が出る可能性もあると見て、接触した人物全員の特定を急ぎ、経過を観察する方針。

世界保健機関(WHO)は5月9日にリベリアのエボラ熱終息を宣言していた。少年がどのような経緯で感染したのかは不明。まだ流行が続いているギニアやシエラレオネへの渡航歴があるかどうかは確認できていない。

少年は発症後に診療所を受診し、マラリアと診断されていたという。同国のエボラ熱は7週間以上前に終息が宣言されていたことや、症状が他の疾患と似ていることから診断を誤ったとWHOは見ている。

死亡した当日に両親がエボラ熱専門のホットラインに電話で相談し、係員が急行して遺体を安全に埋葬した。



 
 
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日リベリア首脳、女性の社会進出で連携強化確認

nikkei.com

2015/8/27 20:21

安倍晋三首相は27日、来日中のリベリアのサーリーフ大統領と首相官邸で会談した。女性の社会進出やエボラ出血熱対策での連携強化を確認。アフリカ開発会議や国連安全保障理事会改革での協力を盛り込んだ共同声明も発表した。

サーリーフ氏はアフリカで初めて選挙で選ばれた女性大統領で、2011年にノーベル平和賞を受賞した。28日には「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」で基調講演をする。滞在中に国立国際医療研究センターや国立感染症研究所も視察する予定だ。



 
 
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女性教育で途上国に資金 首相表明、国内では創業支援

nikkei.com

2015/8/29 0:53

安倍晋三首相は28日、都内で開いた「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」で講演し、途上国支援で女性教育に重点を置く考えを表明した。2016年度から3年間で420億円以上の政府開発援助(ODA)を女性教育に充てる。女性の起業は地方創生にもつながるとして、女性の創業支援に力を入れる方針も示した。

シンポジウムは女性登用を掲げる安倍政権が「女性版ダボス会議」と位置づけて昨年から開催。米ロッキード・マーチンのヒューソン最高経営責任者(CEO)、リベリアのサーリーフ大統領ら約40カ国から150人近くが参加している。

首相は講演で、途上国の女性支援について女性や女児に質の高い教育を提供する資金支援を表明。420億円のODAを使い発展途上国で学校の校舎を整備したり、自ら収入を得るための職業訓練を実施したりする。首相は「女性も男性も暮らしやすい社会を世界につくるため努力を惜しまない」と強調した。

16年の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で女性に関する課題を「強力に推し進めていきたい」と表明。「例えば女性と起業、自然科学・技術、教育、保健などは特にサミットでも重視したいテーマだ」と話した。

日本国内での女性支援では「女性の起業は新たな需要を開拓し、地方を元気にする」と指摘。創業経験者や地域の中核企業、金融機関と連携して創業スクールを開き、起業の手続きや資金調達の方法、女性の視点を生かした商品開発などを学んでもらう場を用意する。

女性の起業の現状について(1)創業者に占める女性比率は2割弱にとどまる(2)女性創業者は10年以上減少が続いている−−と指摘。創業支援の充実により「女性創業をV字回復させる」と力説した。

シングルマザーの子育てや就業を支援する政策パッケージを年末にまとめる考えも示した。理工系を専攻する女子学生が少ないとして、産学官連携で女子学生に理工系のキャリアプランを描けるよう支援する取り組みにも言及した。



 
 
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リベリア大統領「エボラ終息、経済に軸足」

2015/8/29 23:43

日本経済新聞 電子版

西アフリカ・リベリアのサーリーフ大統領は29日、東京都内で日本経済新聞の取材に応じ、エボラ出血熱の流行で大打撃を受けた同国の経済について「再建のためにはインフラ投資が最重要だ」と述べた。インフラの改善を進めることで、2017年までに経済成長率をエボラ熱流行前と同程度の6%前後まで回復させたい考えだ。

サーリーフ氏は昨年猛威を振るったエボラ熱について「新規の患者は出ておらず、危機は終わった」と終息を明言した。今後は危機対応から経済再建に軸足を移す。

リベリアでは、エボラ熱の流行で5000人近い死者が出たほか、人の移動が制限されて経済活動がストップした。同国や国際通貨基金(IMF)は5.9%と予測していた14年の成長率を1%以下に下方修正。15年もほぼゼロ成長を見込む。

サーリーフ氏は「電力や道路、水道、港湾はリベリアが力を入れる教育、保健、農業の分野に欠かせない」と、インフラ整備を重視する考えを示した。日本には「天然資源に付加価値をつける投資を歓迎する」と、森林資源を合板や家具に加工する企業の投資に期待を寄せた。

アフリカへの関与を強める中国の王毅外相が今月、同国を訪問し支援を約束した。サーリーフ氏は「中国が新たな高速道路建設に関心を示している」と明かしたうえで「中国の投資は歓迎する。ただ、我々の国益はしっかり守る」と述べた。

資源価格の下落でアフリカ経済の失速が懸念されている。サーリーフ氏は中国景気の減速などでアフリカ諸国の国内総生産(GDP)も押し下げられるとの見通しを示した。「それでも他地域と比べればアフリカ経済はよく、成長は続く」とした。1990年代から続く政治改革で「多くの国が民主主義になりアフリカの政治も成熟期に入った」との見方を示した。

(聞き手は国際アジア部 鈴木淳)



 
 
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車椅子留学生:暴行被害「治療受けた日本で夢の大学に」

毎日新聞 2015年09月04日 14時30分(最終更新 09月04日 18時07分)

難民キャンプで受けた暴行のために車椅子生活となった西アフリカ・リベリアの女性、マーサ・ターケットさん(22)が、大分県別府市の立命館アジア太平洋大アジア太平洋学部に入学することになった。母国で入院中に知り合った日本人看護師の支えで、治療のため日本で過ごしたこともあり、再来日となる。卒業後は、国連で人のために働くのが夢だ。今月中旬に来日し、25日に入学式を迎える。

マーサさんは2005年、入院していたリベリアの病院で、「国境なき医師団」の一員だった神戸市出身の看護師、美木(みき)朋子さん(39)と知り合った。「力になりたい」という美木さんに招かれ、歩ける可能性を求めて翌年に来日した。毎日新聞などを通して支援を呼びかけ、治療を試みたが、自力で歩けるまでには回復せず、車椅子の生活を続けている。帰国後に高校を卒業したが、身体的なハンディがあるうえ、女性が働くのは難しい社会環境のため留学の道を探ってきた。

美木さんはいま、ドイツ在住だが、日本の大学なら美木さんの親族や知人のサポートも受けられると考え、英語での講義が多く、在学生の約半数が留学生の同大学を選んだ。

マーサさんは大学が6月にサイトで行った合否発表で合格を確認した。「信じられなくて、何回も見た」と笑う。経済学を学びたいといい、「いろんな人に会えるのが楽しみ。また日本語も勉強したい」と学生生活に期待を抱く。美木さんも「いずれは社会に出て自立し、人を支えられるようになってほしい」と願う。

マーサさんは現在、ドイツの美木さん宅に滞在し、ビザ取得など入学準備をしている。

同大学によると、生活全般を車椅子で過ごす学生の入学は初めてという。マーサさんが暮らすことになる寮の居室にスロープを付けるなど、マーサさん側の要望を聞きながら受け入れ準備を進めている。

マーサさんは、学費の約3分の2が免除される奨学金を受ける。ただ、寮費などもかかり、以前寄せられた支援金の残り約280万円では賄えない見通しだ。美木さんは寄付口座を作り、継続的な支援を呼びかけている。

マーサさんへの支援は、ゆうちょ銀行「マーサを支える会」(店番099口座番号0235532)へ。【五味香織】

車椅子留学生:暴行被害「治療受けた日本で夢の大学に」



 
 
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車椅子留学生:留学の道、実現 リベリア出身、夢かなえ 日本人看護師ら支援、大分の大学

毎日新聞 2015年09月04日 東京夕刊

難民キャンプで受けた暴行のために車椅子生活となった西アフリカ・リベリアの女性、マーサ・ターケットさん(22)が、大分県別府市の立命館アジア太平洋大アジア太平洋学部に入学することになった。母国で入院中に知り合った日本人看護師の支えで、治療のため日本で過ごしたこともあり、再来日となる。卒業後は、国連で人のために働くのが夢だ。今月中旬に来日し、25日に入学式を迎える。【五味香織】

マーサさんは2005年、入院していたリベリアの病院で、「国境なき医師団」の一員だった神戸市出身の看護師、美木(みき)朋子さん(39)と知り合った。「力になりたい」という美木さんに招かれ、歩ける可能性を求めて翌年に来日した。毎日新聞などを通して支援を呼びかけ、治療を試みたが、自力で歩けるまでには回復せず、車椅子の生活を続けている。帰国後に高校を卒業したが、身体的なハンディがあるうえ、女性が働くのは難しい社会環境のため留学の道を探ってきた。

美木さんはいま、ドイツ在住だが、日本の大学なら美木さんの親族や知人のサポートも受けられると考え、英語での講義が多く、在学生の約半数が留学生の同大学を選んだ。

マーサさんは大学が6月にサイトで行った合否発表で合格を確認した。「信じられなくて、何回も見た」と笑う。経済学を学びたいといい、「いろんな人に会えるのが楽しみ。また日本語も勉強したい」と学生生活に期待を抱く。美木さんも「いずれは社会に出て自立し、人を支えられるようになってほしい」と願う。

マーサさんは現在、ドイツの美木さん宅に滞在し、ビザ取得など入学準備をしている。同大学によると、生活全般を車椅子で過ごす学生の入学は初めてという。マーサさんが暮らすことになる寮の居室にスロープを付けるなど、マーサさん側の要望を聞きながら受け入れ準備を進めている。

マーサさんは、学費の約3分の2が免除される奨学金を受ける。ただ、寮費などもかかり、以前の支援金の残り約280万円では賄えない見通しだ。美木さんは寄付口座を作り、継続的な支援を呼びかけている。

マーサさんへの支援は、ゆうちょ銀行「マーサを支える会」(店番099口座番号0235532)へ。

車椅子留学生:留学の道、実現 リベリア出身、夢かなえ 日本人看護師ら支援、大分の大学



 
 
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WHO、リベリアのエボラ熱終息を再宣言

cnn.co.jp

2015.09.04 Fri posted at 15:14 JST

(CNN) 世界保健機関(WHO)は3日、西アフリカのリベリアにおけるエボラ出血熱の再流行は終息したと宣言した。

リベリアとシエラレオネ、ギニアの西アフリカ3カ国を中心としたエボラ熱の流行では、これまでに1万1000人以上が死亡している。

リベリアでは5月9日にいったん終息宣言が出されたが、その後空港の近くに住む少年の感染が確認された。少年は6月下旬に死亡した。

WHOによれば、リベリアでは6月下旬から7月にかけて計6人の発症が確認され、少年を含む2人が死亡したという。

だが最後の感染者の陰性反応が確認されて42日が経過したことから、終息宣言を出す運びとなった。42日間とは、エボラ熱の潜伏期間の2倍にあたる。

WHOは「再流行への対応に成功したことについて、リベリア政府と国民を称賛したい。今後も監視を続ける必要性で同国政府と一致した」としている。

リベリアでは2014年3月に最初の症例が報告されて以降、感染者1万666人のうち4800人以上が死亡した。



 
 
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(特派員メモ)アフリカ一のすし @リベリア

asahi.com

三浦英之2015年10月6日09時30分

アフリカに赴任して1年。最も食事で感動したのは、西アフリカのリベリアの首都モンロビアで、すしを食べた時だった。同業他社から聞いていた。「リベリアのホテルのすし屋がアフリカ一だ」と。

でも、当初は半信半疑だった。アフリカですしなら、南アフリカのケープタウンと決まっている。西アフリカですしが食べられるのか?

リベリアには5月、エボラ出血熱の取材で行った。同熱の流行で食物には必ず火を通すよう注意喚起されていた。

しかし、紹介されたホテルに泊まると、すし屋は営業していた。鮮やかなマグロの赤身を口に入れた瞬間、思わずうなってしまった。

私は東日本大震災後、宮城県南三陸町に駐在し、石巻市や気仙沼市に何度も通った。そこを超えるとまでは言えないが、「アフリカ一」は間違いない。聞けば、日本で修業を積んだフィリピン人の板前が握っているという。店員は「魚は冷凍していない。今朝取れたものばかりだよ」。

エボラ出血熱で同国経済は大打撃を受けた。終息した今、またすしを食べに行こうかと考えている。(三浦英之)



 
 
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リベリアでエボラ熱再発 2度目の終息宣言後に

nikkei.com

2015/11/20 23:29

【バンギ(中央アフリカ)=共同】ロイター通信などによると、西アフリカのリベリアで20日までに、エボラ出血熱の感染者が新たに確認された。リベリアでは5月に流行の終息が宣言された後に感染者が発生し、9月に2度目の終息が宣言されていた。

エボラ熱が大規模に流行した3カ国のうち、今月に入ってシエラレオネで終息が宣言され、ギニアでも感染者がゼロとなった。完全な終息に向けて期待が高まっていたが、リベリアでの再発で終息が遠のいた。

新規感染者は首都モンロビア近郊に住む少年(10)で、感染経路などは明らかにされていない。



 
 
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エボラ出血熱再び 終息宣言リベリアで3人感染 WHO

asahi.com

パリ=松尾一郎2015年11月21日18時34分

世界保健機関(WHO)は20日、エボラ出血熱の終息が宣言されていたリベリアで再び、感染者が3人確認された、と発表した。10歳の男児とその家族2人。

これまでに4800人あまりの死者を出したリベリアは、今年5月にいったん終息を宣言したが、その後患者が再確認され、9月に再び終息を宣言していた。 WHOの18日の発表によると、2013年12月の発生以来、疑い例も含む死者は1万1314人、感染者は2万8634人に達している。(パリ=松尾一郎)



 
 
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エボラ終息宣言のリベリア、新たに3人の感染を確認

cnn.co.jp

2015.11.22 Sun posted at 11:01 JST

(CNN) エボラ出血熱の流行終息を宣言していた西アフリカ・リベリアで、新たに3人の患者が確認されたことが22日までに分かった。

同国保健当局によると、国内の病院に入院した患者1人の血液検査で、19日に感染が確認された。また感染リスクが高いとみられた接触相手のうち、2人が陽性反応を示した。3人は全員、首都モンロビアのエボラ治療センターで治療を受けている。

世界保健機関(WHO)の報道官によれば、このほか40人以上の接触相手が監視対象になっている。同国の保健相は「さらに多くの患者が見つかる恐れもある」としたうえで、「拡大を止めて感染源を見つけ、予防措置を取ることが重要だ」と強調。「希望を失ってはいけない。我々はこの闘いにまた勝つことができる」と述べた。

リベリアでは今年5月にいったんエボラ熱の終息宣言が出たが、その後新たに感染者が確認され、9月に改めて終息が宣言されていた。

WHOのデータによると、西アフリカで流行したエボラ熱の感染者は計2万8600人、死者は計1万1300人余り。死者の数はリベリアが4808人で最も多く、以下シエラレオネ、ギニアの順となっている。



 
 
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リベリア国民の7割が贈賄経験、アフリカで最悪 NGO調査

cnn.co.jp

2015.12.27 Sun posted at 17:02 JST

(CNN) 世界各国の汚職問題などを調査する国際NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」は27日までに、アフリカ西部リベリアでは国民10人のうちの7人が医療や教育面でのサービスを受けるため賄賂支払いを強いられているとの最新報告書を公表した。

この比率はアフリカ諸国で最高水準としている。また、同国の国民58%は賄賂の悪習は一段とはびこりつつあると判断していた。

報告書は、アフリカ諸国の統治能力などを調査する団体「アフロバロメーター」と協力して作成した。調査の対象は、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国28カ国の住民4万3000人以上だった。

報告書によると、これら地域の諸国で過去1年に賄賂を支払った経験を持つ住民は約7500万人。貧困層の被害が最もひどく、富裕層に比べ2倍の規模になっている可能性があるとしている。富裕層はコネを使って賄賂を避けているが、貧困層は汚職の役人に立ち向かえない弱い立場にあることを反映しているとした。

国民の権利を守るべきはずの警察や裁判所が最も腐敗しているとも主張。警官への助力の要請、検問所通過、罰金や逮捕の回避などで警察などと接触した住民の4分の1以上が賄賂を使ったと報告したという。

また、贈賄を認めた住民の半数以上が年間では複数回支払っていると答えていた。 タンザニア

の企業の最高経営責任者(CEO)でサハラ砂漠以南諸国を担当する国際通貨基金(IMF)グループ委員を務めるアリ・ムフルキ氏は、汚職はアフリカの経済成長にとって最大の脅威と主張。腐敗防止には倫理観に支えられた指導力、汚職根絶の関連法規の強力な執行、収賄などに対する厳罰の存在などが必要と強調した。

ただ、大半の諸国で十分な汚職対策が講じられているとは受け止められていない。アフリカの経済大国の国民は汚職問題に対し最も悲観的な見方を示している。南アフリカでは国民5人のうちの4人以上が腐敗は最近悪化したと判断。ナイジェリアではこの比率が75%に達していた。トランスペアレンシー・インターナショナルによると、この2国の社会での汚職の浸透の度合いには大きな差があり、南アでは7%、ナイジェリアでは43%と分析している。

一方で、一部のアフリカ諸国は汚職体質で欧州諸国や北米並みの低い水準を誇っている。モーリシャスとボツワナの公共サービスの受益者で役人に賄賂を支払った経験を持つのはわずか1%だった。報告書は詐欺や汚職対策を専門とする国家機関を創設したセネガルの例にも言及。同国は昨年4月、公選をへた公務員が自らの資産を公表する新法を可決させてもいた。



 
 
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エボラ熱の完全終息、WHO宣言 引き続き警戒促す

nikkei.com

2016/1/14 19:41

【ジュネーブ=原克彦】世界保健機関(WHO)は14日、西アフリカのリベリアでエボラ出血熱の感染が終息したと宣言した。2013年12月にギニアで始まった今回の感染の連鎖は、すべての国で終息が確認された。世界での感染者数は2万8637人、死者数は1万1315人だった。

WHOは今後も新たな感染が起きることを想定し、「当面は強力な監視と対応システムがカギを握る」と引き続き警戒を促した。リベリアでは過去に2度、終息を宣言した後に感染者が確認された。エボラ熱の潜伏期間は最長で21日とされるが、回復した男性患者の一部で9カ月が過ぎても精液からウイルスが検出された事例がある。

回復した患者の社会復帰や、エボラ熱で親を失った孤児への支援も課題として残る。WHOや連携する支援団体は、シエラレオネを合わせた3カ国の政府と連携し、元患者の心のケアなどに取り組んでいるという。 c 今回の感染はギニアで始まり、WHOが14年8月に緊急事態を宣言。医療体制が脆弱な西アフリカでは、正しい情報が伝わりにくかったこともあり1万人以上の死者が出た。一時は米国やイタリアなどでも感染者が確認され、世界に不安が広がった。WHOの対応能力の弱さも露呈し、感染症対策の基金を設けるきっかけになった。



 
 
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西アフリカのエボラ熱、WHOが終息を宣言

cnn.co.jp
2016.01.15 Fri posted at 10:53 JST

(CNN) 世界保健機関(WHO)は14日、西アフリカのリベリア、ギニア、シエラレオネで流行したエボラ出血熱の終息を宣言した。ただしこの3カ国では今後も小規模の流行が起きる可能性が高いとして、引き続き警戒を呼びかけている。

WHOは現時点で、西アフリカで確認された感染の連鎖はすべて食い止めたと認定した。今後も再燃を見越して警戒を怠らず、対応できる態勢を整えておくことが重要だとしている。

リベリアでは昨年5月にエボラ熱の終息宣言が出された。シエラレオネは11月7日、ギニアも12月29日に終息を宣言。その後もリベリアなどで小規模の再発が確認されていたが、3カ国とも最後の患者が確認されて以来、潜伏期間の2倍に当たる42日以上が過ぎた。

終息宣言後も、これまでに10回の再発が確認されている。エボラ熱は回復した後も男性の精液などに最大で1年間ウイルスが残ることがあり、まれにパートナーに感染することがある。

今回の流行は2年前に始まり、1万1300人あまりが命を落とした。感染者は2万8600人を超え、3カ国の社会や経済に大きな打撃を与えた。

WHOが関係国の対応を評価する一方で、国際医療支援団体の国境なき医師団は「今回の経験を教訓として、今後流行が起きた場合の対応を向上させなければならない」と指摘している。



 
 
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エボラ熱、終息宣言のリベリアで新たな感染者 30歳の女性が死亡

AFP BB News

2016年04月02日 14:11 発信地:モンロビア/リベリア

【4月2日 AFP】エボラ出血熱の終息宣言から2か月以上たったリベリアの首都モンロビア(Monrovia)で今週、新たにエボラウイルス感染者の女性(30)が死亡していたことが分かった。

世界保健機関(WHO)は1日の声明で「きのう(3月31日)、モンロビアの病院へ搬送中に死亡した30歳の女性は、検査の結果、エボラウイルスの新たな感染者であることが確認された」と明らかにした。

リベリア保健省の高官はAFPの取材にこの事実を認めた上で、詳細については後ほど公表されると述べた。対応の調整に当たる緊急会議が招集されるという。

隣国ギニアでは地方部でエボラ熱が再燃し、過去数週間に7人が死亡している。ただ、リベリアの新たな感染者との関連は不明だ。

リベリアは2年間に及んだエボラ熱の流行で4800人が死亡するという最も大きな被害を受けた国だが、昨年12月に最後の患者2人が退院し、今月1月にWHOが終息を宣言していた。

WHOは先月29日、西アフリカのエボラ熱流行はもはや国際的な緊急事態ではなくなったとし、発生地での個別の感染は封じ込められると自信を示している。ただ、多数の死者が報告されていないとみられるほか、生存者の体内に残るウイルスに関連した再発が引き続き課題となっている。(c)AFP

エボラ熱、終息宣言のリベリアで新たな感染者 30歳の女性が死亡



 
 
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エボラ熱、死亡したリベリア人女性にギニア渡航歴、子どもも感染

AFP BB News

2016年04月04日 09:38 発信地:モンロビア/リベリア

【4月4日 AFP】リベリアで先週、エボラ出血熱により死亡した30歳の女性が、子ども3人とともにギニアを訪問していたことが分かった。リベリア保健相が3日、明らかにした。保健相報道官の話によると、死亡した女性と一緒にギニアを訪問した子どもの1人もウイルスに感染しているという。

死亡した女性は3月31日、首都モンロビア(Monrovia)に搬送される途中に死亡した。リベリアでは、エボラ出血熱の流行に対する終息宣言が出されてから2か月以上が経過している。

同報道官がAFPに語ったところによると、この身元不明の女性は、エボラ出血熱の感染が再発している隣国ギニアへの渡航歴があった。ギニアでは3月中旬以来、感染が確認された8人のうち7人が死亡している。

リベリアは、感染の再発が報道された3月17日にギニア国境を一時閉鎖。その後、女性が死亡する31日までの数日間は再開していた。ただ、女性のギニアへの渡航は国境閉鎖中だったとみられている。

同報道官によると、ギニアにいた女性の夫はエボラ出血熱により最近死亡しているという。また、女性の子ども1人がウイルスに感染しているため、終息宣言後にリベリアで確認された感染者の数は2人になったという。(c)AFP

エボラ熱、死亡したリベリア人女性にギニア渡航歴、子どもも感染



 
 
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エボラに2次感染の看護師、病院相手取った訴訟で和解 米

cnn.co.jp
2016.10.25 Tue posted at 14:56 JST

(CNN) 米テキサス州の病院に勤務していてエボラ熱に2次感染した看護師は25日までに、病院を相手取って起こしていた裁判で和解に応じた。両者が共同声明を発表して明らかにした。

看護師のニナ・ファムさんは勤務先の病院が適切な対応を怠ったためにエボラ熱に感染し、自身のプライバシーも侵害されたと主張して、2015年3月に病院の親会社THRを提訴した。

共同声明では「THRとファム氏は係争中の訴訟を決着させた」「和解条件については公表しないことで合意した。これ以上の声明は発表せず、メディアの取材にも応じない」としている。

ファムさんと同僚の看護師は2014年、リベリアから渡米後にエボラを発症した男性患者の看護を担当。マスクや防護服を身に着けていたにもかかわらず、男性が死亡した2日後にエボラと診断された。

裁判の中でファムさん側は、エボラに感染する恐れはないと病院に念を押され、家族や友人との接触も禁じられていなかったにもかかわらず2次感染したと主張。米疾病対策センター(CDC)も、定められた手順が守られなかったことが感染につながったと指摘していた。

ファムさん側はさらに、病院側が詳しい病状を公開することによってプライバシーを侵害し、ファムさんに寄せられた同情を病院の宣伝のために利用したと訴えていた。

ファムさんと同僚の看護師は、エボラ対策の設備が整った米国内の病院で治療を受けて回復した。しかし2015年に提訴した時点で、まだ疲労感や身体の痛みを感じると話していた。

看護師の仕事に復帰できたかどうかは不明。24日にコメントを求めたが返答はなかった。



UP:2015 REV:
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