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エチオピア連邦民主共和国 2010年〜2014年


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アフリカアフリカ Africa 2019

○2007年までのニュース・情報 エチオピア連邦民主共和国 〜2007年
○2008年〜2009年のニュース・情報 エチオピア連邦民主共和国 2008年〜2009年
○最新のニュース・情報 エチオピア連邦民主共和国

○外務省 各国・地域情勢 エチオピア連邦民主共和国

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。


◆2010/01/06 AJF・明治学院大学国際平和研究所 林達雄エチオピア・ケニア調査報告会:25年目の検証「飢え」「援助」「エイズ」
◆2010/01/22 毎日新聞 ドバイ・マラソン:ゲブレシラシエ、3連覇も世界新逃す
◆2010/01/24 財経新聞 エチオピア航空機、離陸5分後にレバノン沖に墜落、搭乗者は85人
◆2010/01/25 cnn.co.jp エチオピア機、離陸直後に海に墜落 レバノン
◆2010/01/25 asahi.com エチオピア機、地中海に墜落 ベイルート離陸直後
◆2010/01/25 yomiuri.co.jp エチオピア航空機が墜落…レバノン沖の地中海
◆2010/01/25 NIKKEI NET エチオピアの航空機が墜落 レバノン沖、乗客85人
◆2010/01/25 毎日新聞 墜落:地中海にエチオピア機 乗客90人 レバノン離陸後
◆2010/01/25 cnn.co.jp 収容の遺体増加、生存者なし 悪天候下でのエチオピア機墜落
◆2010/01/25 jp.reuters.com エチオピア航空機、ベイルート離陸後に墜落
◆2010/01/25 NIKKEI NET エチオピア航空機墜落事故、乗員・乗客90人は絶望か
◆2010/01/25 ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版 投機フィーバーにおどらされるアフリカ農地
◆2010/01/25 AFP BB News エチオピア航空機が地中海に墜落、レバノン沖
◆2010/01/25 AFP BB News エチオピア航空墜落、生存は絶望的か
◆2010/01/26 外務省 エチオピア連邦民主共和国に対する無償資金協力に関する書簡の交換(「ティグライ州地方給水計画(詳細設計)」)
◆2010/01/26 AFP BB News エチオピア機墜落事故、24遺体を収容 乗客乗員の生存は絶望的
◆2010/01/26 cri エチオピア機墜落 34人遺体で収容 残りの生存は絶望
◆2010/01/27 cnn.co.jp 管制塔が直前に航路修正を指示、レバノン沖のエチオピア機墜落
◆2010/01/27 毎日新聞 NEWS25時:エチオピア 北朝鮮の大使館員亡命
◆2010/01/28 cnn.co.jp 飛行記録装置を発見、回収と レバノン沖のエチオピア機墜落
◆2010/01/31 NIKKEI NET ゴベナ初優勝、小崎が3位 大阪国際女子マラソン
◆2010/01/31 毎日新聞 大阪国際女子マラソン:ゴベナ初V 小崎3位、赤羽は棄権
◆2010/02/01 cri エチオピアでAU首脳会議が開幕
◆2010/02/01 外務省 福山外務副大臣のエチオピア訪問(概要)
◆2010/02/04 AFP BB News 中国主導で建設進むアフリカ連合の新本部、エチオピア
◆2010/02/08 朝鮮日報 ケニアに「LG希望学校」、13カ所を指定・支援
◆2010/02/25 notrax マッドリブの連作CD、2月はブラジル、3月はアフリカ。
◆2010/03/07 毎日新聞 びわ湖毎日マラソン:佐藤が2位 優勝はツェガエ
◆2010/03/07 NIKKEI NET ツェガエが初優勝、佐藤が2位 びわ湖毎日マラソン
◆2010/03/21 cnn.co.jp エチオピア首相がVOAを非難、電波妨害促す 米国反発
◆2010/03/30 毎日新聞 コーヒー豆論争:エチオピア勝訴 知財高裁、「商標」と認める
◆2010/04/25 毎日新聞 ロンドン・マラソン:赤羽、日本勢最高の6位 小崎は9位
◆2010/04/26 AFP BB News ケベデ初優勝、女子はショブホワが制す ロンドン・マラソン
◆2010/05/12 TRAVEL VISION エチオピア航空、香港/アディスアベバ線を増便、週4便に
◆2010/05/19 AJF/HFW/JVC/PRIME 2010年度「飢餓を考えるヒント」第1回:「飢えに立ちむかう政府」とNGOの関係を考える @明治学院大学白金校舎
◆2010/05/24 ロイター エチオピア総選挙、投票所で「政府ちゃん」誕生
◆2010/05/26 毎日新聞 ナイル川:新協定、水と油 9カ国、合意難航
◆2010/05/28 JICA 日本のノウハウで製造現場の生産性向上を(エチオピア)
◆2010/06/13 NIKKEI NET 人類は森で誕生? 常識覆す「ラミダス猿人」
◆2010/06/22 yomiuri.co.jp エチオピア選挙、与党圧勝
◆2010/06/23 毎日新聞 ソマリア:増え続ける難民 希望はどこに
◆2010/07/02 毎日新聞 エチオピア:内戦孤児「未来見えない」−−難民キャンプ
◆2010/07/08 AJF/HFW/JVC/PRIME 2010年度「飢餓を考えるヒント」第2回:アフリカの食料安全保障と国際的土地取引 タンザニア、エチオピア取材で感じたこと、考えたこと @明治学院大学白金校舎
◆2010/07/09 タウンニュース中原区版 インターナショナルフェスティバル 1万4500人が世界を堪能
◆2010/07/26 毎日新聞 海外乾きと命:東アフリカ報告/中 ソマリアからあふれる避難民
◆2010/07/27 毎日新聞 乾きと命:東アフリカ報告/下 出稼ぎ、若者襲う事故の悲劇
◆2010/07/29 Web担当者 Forum 【ブラステル国際電話】エチオピアまでの国際通話料を2010年8月2日から値下げ!
◆2010/08/04 ニューズウィーク 独裁者の代理人がうごめく
◆2010/08/06 タウンニュース中原区版 ミュージカル俳優らの本格パフォーマンス
◆2010/08/12 NIKKEI NET 340 万年前の動物化石に人類最古の石器使用跡
◆2010/08/12 AFP BB News 人類最古の石器使用跡、エチオピアで発掘された動物の骨で確認
◆2010/08/20 cnn.co.jp アフガンとアフリカ 食料不足の危険性大 国連調査
◆2010/09/17 Record China 中国はいまだ世界の飢餓大国―中国紙
◆2010/09/30 NIKKEI NET 最古の猿人「アルディ」全身骨格展示 東大博物館
◆2010/10/01 TRAVEL VISION スターアライアンス、エチオピア航空の加盟決定−アフリカ戦略を強化
◆2010/10/11 yomiuri.co.jp シカゴ・マラソン、男子はワンジルが連覇
◆2010/10/19 BUSINESS WIRE Diplocom Communications:世界保健機関たばこ規制ガイドラインは「アフリカの貧困と飢餓を促進」
◆2010/10/19 Human Rights Watch エチオピア:海外からの援助が弾圧を助長
◆2010/10/23 NIKKEI NET ゲイツ財団、エチオピア農業支援で日本の団体に助成
◆2010/11/08 NHKニュース マラソンの記録保持者 引退へ
◆2010/11/08 AFP BB News 男子マラソン世界記録のゲブレセラシェが引退表明
◆2010/11/08 時事ドットコム ゲブレマリアム、初挑戦でV=ニューヨークマラソン
◆2010/11/08 時事ドットコム ゲブレマリアムが初優勝=藤原新は棄権−NYマラソン
◆2010/11/11 cnn.co.jp 引退表明のゲブレシラシエが復帰示唆、男子マラソン
◆2010/11/11 毎日新聞 カラス:人間の男女の顔を識別…エチオピア人留学生が発表
◆2010/11/24 AFP BB News 女性器切除の廃絶、「敵対」ではなく社会的アプローチを 国連機関
◆2010/12/05 cri 中国選手、マカオ国際マラソンで金メダル獲得
◆2010/12/06 TRAVEL VISION エチオピア航空、ボーイングB777-200LR型機を受領−長距離路線網を強化ヘ
◆2010/12/09 TRAVEL VISION エチオピア航空、中央アフリカのバンギに就航−B737で週4便
◆2010/12/15 トラベルビジョン エチオピア航空、キリマンジャロに就航−週7便、モンバサ線で経由
◆2010/12/17 Human Rights Watch Ethiopia: Donors Should Investigate Misuse of Aid Money
◆2011/01/04 cnn.co.jp イエメン沖で船が転覆 アフリカ人80人が死亡か
◆2011/01/04 毎日新聞 海難事故:アフリカ難民、80人超死亡か−−イエメン沖
◆2011/01/11 時事ドットコム 日本政府が食料支援=単独で最大の160億円−WFP
◆2011/02/11 NIKKEI NET 320万年前の人類も二足歩行 足裏に土踏まず、米大が分析
◆2011/02/14 AFP BB News 320万年前の猿人の化石に土踏まず、直立歩行の証拠 エチオピア
◆2011/04/20 Christian Chronicle Signs of love: Churches of Christ in Ethiopia serve the hearing-impaired
◆2011/05/23 毎日新聞 インド:アフリカと緊密化 経済支援や人材育成−−あすから首脳会議
◆2011/06/20 エチオピアン・カフェ・ルーシー 早稲田に新たなエチオピア料理店「ルーシー」がオープン
◆2011/06/21 asahi.com 南北スーダン、境界上地域の非武装化に合意 AUが仲介
◆2011/06/21 nikkei.com 係争地非武装化で正式合意 南北スーダンが署名
◆2011/06/21 毎日新聞 スーダン:境界油田を非武装化 南北正式合意、PKO受け入れ
◆2011/06/24 外務省 エチオピア政府からの義援金の寄付
◆2011/06/25 yomiuri.co.jp 親日国のエチオピア、「友好の証し」と義援金
◆2011/06/28 yomiuri.co.jp アフリカ東部で干ばつ、1千万人以上に影響
◆2011/06/29 AFP BB News 東アフリカ、過去60年で最悪の干ばつ 飢饉がせまる
◆2011/06/29 エチオピアン・カフェ・ルーシー 新たなエチオピア料理店が伝統のコーヒーセレモニー・コースをスタート
◆2011/07/04 AJF/Human Rights Watch アフリカ開発と人権シンポジウム「アフリカの将来を問う:開発と人権確立をいかに両立させるか?――エチオピアにおける開発と人権の矛盾を例に――」 @明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー
◆2011/07/11 AFP BB News 【ソマリア緊急支援】【第2報:2011年7月8日】ソマリアの内戦と飢饉から逃れる人々
◆2011/07/12 Portfolio News ソマリア、過去60年で最悪の飢饉
◆2011/07/13 エチオピアン・カフェ・ルーシー エチオピア料理のランチ・バイキングがスタート
◆2011/07/13 cnn.co.jp アフリカが浮上で欧米後退、東京は2位 世界生計費ランキング
◆2011/07/18 UNHCR UNHCR 、ソマリア難民緊急支援、ケニアとエチオピアに空輸を開始
◆2011/07/21 毎日新聞 アフリカ:北東部、1100万人が食料不足 少雨や無政府要因
◆2011/07/29 AFP BB News アフリカで農地を買収する中国を批判、独首相個人代表
◆2011/07/29 nikkei.com アフリカ東部大干ばつ 60年で最悪、1200万人が食料不足
◆2011/08/03 asahi.com スーダンPKOで4人死亡 エチオピア人隊員、地雷で
◆2011/08/03 nikkei.com 地雷でPKO兵士4人死亡 南北スーダン係争地
◆2011/08/06 AFP BB News 森林かサバンナか、人類が二足歩行を獲得した場所は?
◆2011/08/10 jp.reuters.com B・マーリーの曲で東アフリカの飢餓救済、ガガらがSNSで訴え
◆2011/08/10 AFP BB News 【国連UNHCR協会】【ソマリア緊急支援】広がる被害、つなげる支援の輪
◆2011/08/10 アジアエックス シティのトレードハブ、貿易決済の交換局に
◆2011/08/13 nikkei.com 中国、BRICs隣国に接近 ライバル国けん制か
◆2011/08/17 国境なき医師団 エチオピア:飢えと紛争に追われて−−ソマリアからの難民の証言
◆2011/08/20 cnn.co.jp 世界のネットユーザー数は21億人、総人口の3割 日本は8割弱
◆2011/08/26 ラジオイラン ソマリアの飢饉で90名が死亡
◆2011/08/28 AFP BB News ジェイランが男子1万メートルを制す ベケレは棄権、世界陸上大邱大会
◆2011/08/29 ラジオイラン ソマリアで、コレラにより67名が死亡
◆2011/09/03 AFP BB News カダフィ大佐の息子妻から虐待、「熱湯かけられやけど」乳母が訴え
◆2011/09/04 AFP BB News ジャマイカが男子4×100mリレーで世界新、世界陸上
◆2011/09/04 AFP BB News キルイが男子マラソン連覇、世界陸上
◆2011/09/04 アフリカビジネスニュース WFP インタラクティブ・ハンガーマップ公開 「アフリカの角」の飢餓状況が一目で
◆2011/09/06 usfl.com 2万人がエチオピアに避難 スーダン南部から
◆2011/09/07 毎日新聞 南北スーダン:国境激戦 難民2万人が流出
◆2011/09/07 外務省 「アフリカの角」地域における干ばつ支援(エチオピア国内の難民キャンプを支援するための緊急援助物資の供与)
◆2011/09/10 nikkei.com アフリカ投資、欧米勢が加速 舞台はサハラ砂漠以南
◆2011/09/12 IT NEWS AFRICA New Cash Transfer Program for Tigray Region in Ethiopia
◆2011/09/15 トラベルビジョン エチオピア航空、アシアナ航空とコードシェア、スター加盟社との協力強化
◆2011/09/17 asahi.com ウィキ暴露で実害 エチオピアの記者が当局尋問受け脱出
◆2011/09/17 yomiuri.co.jp ウィキリークスで実害、記者が脅迫で国外逃亡
◆2011/09/20 Sierra Express Media African Union hosts workshop on mainstreaming disability Issues in the prevention, management and resolution of conflicts
◆2011/09/21 nikkei.com 米がアフリカに無人機基地 米紙報道、テロ組織対策で
◆2011/10/13 トラベルビジョン エチオピア航空、セイシェル線開設へ、11月15日予定
◆2011/10/28 asahi.com 米軍、エチオピアに無人機基地 ソマリアの武装勢力攻撃
◆2011/10/31 トラベルビジョン エチオピア航空、オンライン・チェックインを開始
◆2011/11/14 WirelessWire News アフリカのモバイルヘルスで活用されるテキストメッセージのFrontlineSMS
◆2011/11/18 AFP BB News 【国連UNHCR協会】【ソマリア緊急支援:11月14日】悪化するソマリアの状況
◆2011/11/18 AFP BB News 【国連UNHCR協会】【エチオピア(スーダン難民):11月16日】スーダン難民キャンプへの爆撃
◆2011/11/29 外務省 外務大臣会見記録(地球温暖化問題に関する閣僚委員会,ハイレマリアム・エチオピア連邦民主共和国副首相兼外務大臣の訪日,原子力協定等)
◆2011/11/29 外務省 ハイレマリアム・デサレン・エチオピア副首相兼外務大臣の来日
◆2011/12/01 外務省 技術協力に関する日本国政府とエチオピア連邦民主共和国政府との間の協定の署名
◆2011/12/01 外務省 日・エチオピア外相会談
◆2011/12/05 外務省 藤村官房長官とハイレマリアム・エチオピア副首相兼外務大臣との会談
◆2011/12/08 外務省 ハイレマリアム・エチオピア副首相兼外務大臣の来日(概要)
◆2011/12/09 国境なき医師団 東アフリカ: HIV/エイズ治療にカラアザール対策を
◆2011/12/13 トラベルビジョン エチオピア航空、スターアライアンス加盟、アフリカ3社目
◆2011/12/20 アフリカビジネスニュース ボーイング787型機がアフリカに初飛来
◆2011/12/24 Manchester Evening News Student arrested for using Skype in Ethiopia allowed to stay in UK - for now
◆2012/01/19 AFP BB News 武装集団、欧州人観光客を襲撃 5人死亡 エチオピア
◆2012/01/19 asahi.com 欧州の観光客5人殺害 エチオピア北部で武装集団
◆2012/01/29 nikkei.com 中国出資のアフリカ連合新本部施設が完成
◆2012/01/29 nikkei.com 中国「アフリカへの贈り物」 AU新本部が完成
◆2012/01/30 asahi.com 中国、アフリカ詣で強化 党序列4位、首脳会議へ
◆2012/01/30 毎日新聞 エチオピア:中国が丸抱え、AUビル完成
◆2012/02/01 cri 国連、アフリカにエネルギー政策樹立を呼びかけ
◆2012/02/01 アフリカビジネスニュース 2011年、経済成長TOPはアフリカ
◆2012/02/08 itweb 80 African schools to get digital hubs
◆2012/02/09 神戸経済新聞 神戸で「探究実践演習」−アフリカ8カ国の政府高官ら受け入れ
◆2012/02/14 Ezega.com Public Still Unhappy About Poor, Expensive ICT Services
◆2012/02/17 塾ニュース 子供1人にコンピュータ1台を。次はタブレット
◆2012/02/24 THE AFRICA REPORT Ethiopia launches ICT Park, after Kenya
◆2012/02/26 AFP BB News 男子はキピエゴ、女子はベスエが優勝 東京マラソン
◆2012/02/26 アフリカビジネスニュース アフリカで2番目の経済成長率
◆2012/02/28 日テレNEWS24  インターネットで国際交流授業
◆2012/03/16 asahi.com エチオピア軍、エリトリア侵攻 反政府勢力を攻撃
◆2012/03/22 外務省 エチオピア・エリトリア情勢について(外務報道官談話)
◆2012/03/26 トラベルビジョン エチオピア航空、ベナンのコトヌーに就航へ、6月15日
◆2012/03/30 外務省 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じた難民・国内避難民等への支援
◆2012/05/09 MoneyWeb  Google sees Africa profit by 2017
◆2012/05/16 Vogue Vogue Italiaが厳選した最新アフリカファッションをyoox.comにて限定発売。
◆2012/05/23 毎日新聞 幸せの学び:<その7> コーヒーモノガタリ=城島徹
◆2012/05/25 nikkei.com 南北スーダン、29日に和平協議再開
◆2012/05/25 asahi.com 南北スーダン、和平協議再開へ 29日エチオピアで開催
◆2012/06/05 ニューズウィーク日本版 イスラエルの過激なアフリカ系移民排斥運動
◆2012/06/13 開発メディアganas 干上がるアフリカ大陸、外国企業の土地収奪が増大
◆2012/06/15 TechCrunch エチオピア政府、Skype、Google TalkなどVoIPサービスを全面禁止
◆2012/06/23 毎日新聞 散歩道:エチオピアにポンプ車寄贈−−笠間 /茨城
◆2012/07/09 外務省 山根外務副大臣のエチオピア・ギリシャ出張
◆2012/07/10 外務省 山根外務副大臣会見記録(エチオピア・ギリシャ出張,ASEAN関連外相会議,アフガニスタンに関する東京会合)
◆2012/07/24 タイナビニュース エネルギーを販売!「ソーラーキオスク」がエチオピアにオープン
◆2012/08/05 yomiuri.co.jp 高橋尚子の記録破られる…ゲラナが五輪新
◆2012/08/07 cnn.co.jp 結婚を強制される少女、世界に5100万人 写真家が悪習廃絶訴え
◆2012/08/11 AFP BB News デファーが女子5000メートルで金メダル獲得
◆2012/08/12 AFP BB News ファラーが男子5000メートル制し長距離2冠
◆2012/08/16 法務ニュース 日本貿易保険、B787輸出を支援
◆2012/08/21 時事ドットコム エチオピアのメレス首相が死去=20年の強権支配に幕
◆2012/08/21 cnn.co.jp エチオピア首相が病死、約20年にわたり最高指導者の地位維持
◆2012/08/21 yomiuri.co.jp 強権支配を続けたエチオピア首相、死去
◆2012/08/21 asahi.com エチオピアのメレス首相死亡 強権政治20年に幕
◆2012/08/21 nikkei.com エチオピア首相が死去 最高指導者のメレス氏
◆2012/08/21 毎日新聞 エチオピア:メレス首相が死去 病死の可能性
◆2012/08/21 トラベルビジョン エチオピア航空、B787の1号機を受領−12月までに5機に
◆2012/08/29 Human Rights Watch エチオピア:軍が拷問やレイプ
◆2012/09/04 cnn.co.jp エチオピア航空にボーイング787納入 日本2社以外で初
◆2012/09/07 MSN産経ニュース エチオピア農業支援の活動を報告 茨城
◆2012/09/22 EMEye - 新興国情報 サウジアラビア、海外農地開発を活発化
◆2012/09/27 日本エコツーリズム協会 エコツーカフェ 『エチオピア -世界自然遺産・シミエン国立公園-』
◆2012/10/12 情報通信総合研究所 エチオピア:急成長の携帯電話市場と現地生産を行う中華系メーカ
◆2012/12/18 Down To Earth India inc involved in land grab abroad too, says international non-profit
◆2013/01/28 トラベルビジョン エチオピア航空、マラウイ共和国のブランタイヤに就航へ、週3便
◆2013/02/19 トラベルビジョン エチオピア航空、ザンビア共和国のンドラに就航へ、週3便
◆2013/02/24 yomiuri.co.jp 男子は前田4位、女子は尾崎5位…東京マラソン
◆2013/03/06 時事ドットコム 岸田外相、アフリカ準備会合出席へ
◆2013/03/12 AllAfrica.com Ethiopia: Circus Debre Berhan's 'Theatre for Social Development'
◆2013/03/16 MSN産経ニュース アフリカ支援5百億円 外相、邦人安全を重視
◆2013/03/16 NHK 外相 アフリカ支援宣言説明へ
◆2013/03/17 NHK 官民連携でアフリカ支援 宣言採択へ
◆2013/03/18 NHK 外相 貿易や投資につながる支援重点的に
◆2013/04/22 The Hindu A disability that has not turned his life upside down
◆2013/04/27 nikkei.com エチオピア航空がB787運航再開 世界で初めて
◆2013/04/30 nikkei.com 日清食品HD、アフリカ・中南米に進出 中期計画発表
◆2013/05/17 nikkei.com ビール世界大手、途上国で事業拡大 エチオピアやミャンマー
◆2013/05/25 nikkei.com 政府、エチオピアに地熱発電技術 見返りに温暖化ガス排出枠
◆2013/05/27 AFP BB News アフリカ連合創設50周年、経済成長の背後に紛争の影
◆2013/06/01 毎日新聞 アフリカ開発会議:次回はアフリカ開催も…エチオピア首相
◆2013/06/02 時事ドットコム せっかくの支援が無駄に=アフリカ撤退後が肝心−日本のNGO
◆2013/06/03 asahi.com エチオピア、高品質PR アクセサリーなど百貨店で販売
◆2013/07/25 asahi.com 女性器切除、1億2500万人以上が被害 ユニセフ調査
◆2013/08/09 cnn.co.jp ソマリア首都でエチオピア軍機が炎上
◆2013/08/17 スポニチ “155位”キプロティク、五輪に続き金メダル!
◆2013/08/17 asahi.com キプロティク、巧みなギアさばき 世界陸上男子マラソン
◆2013/08/17 ニッカンスポーツ・コム ファラー2連覇喜び爆発/世界陸上
◆2013/08/23 MSN産経ニュース アフリカで防衛駐在官を大幅増強 人質事件教訓に 中国にも対抗
◆2013/09/16 Christian Science Monitor In Ethiopia, more land grabs, more indigenous people pushed out
◆2013/10/08 nikkei.com エチオピア新大統領に元駐日大使
◆2013/10/23 AFP BB News 東アフリカ最大の天文台も、エチオピアが宇宙探査計画
◆2013/11/07 NHK アフリカ技術者児童と浄水実験−NHK神奈川県のニュース
◆2013/11/11 cnn.co.jp 外国人労働者と警察が衝突 2人死亡、68人負傷 サウジ
◆2013/11/17 asahi.com ナイジェリア、コートジボワール本大会出場へ W杯
◆2013/11/17 yomiuri.co.jp ナイジェリア・コートジボワールにW杯切符
◆2013/11/17 nikkei.com ナイジェリアなどサッカーW杯へ アフリカ最終予選
◆2013/11/17 時事ドットコム ナイジェリア、コートジボワール本大会へ=サッカーW杯アフリカ予選
◆2013/11/18 nikkei.com アフリカで高級バッグ作り 海外協力隊から転身 女子力起業(7)
◆2013/11/21 アフリカビジネスニュース アフリカの政府若手職員 四国3県巡り観光もてなし研修
◆2013/11/25 nikkei.com (フォーカス)アフリカに徴税システム売り込むメーカー社長 山田哲夫氏
◆2013/11/26 時事ドットコム 安倍首相、エチオピアへ=1月のアフリカ訪問
◆2013/11/28 トラベルビジョン エチオピアと航空協議、路線開設の可能性も
◆2013/12/22 nikkei.com 南スーダン、内戦の懸念強まる 戦闘が各地に広がる
◆2013/12/25 外務省 日・エチオピア外相電話会談
◆2013/12/26 毎日新聞 南スーダン:ケニア大統領ら調停活動へ
◆2013/12/27 AFP BB news 南スーダン、油田地帯で戦闘激化 和平協議に「進展」
◆2013/12/27 毎日新聞 南スーダン:約6万人が国連施設に避難 内戦の激化で
◆2013/12/28 yomiuri.co.jp 南スーダン戦闘、大統領が即時停戦に合意
◆2014/01/06 nikkei.com モザンビークに600億円超供与 首相表明へ、インフラ整備支援
◆2014/01/07 yomiuri.co.jp 中国外相、アフリカで存在感誇示…日本けん制も
◆2014/01/07 nikkei.com 中国外相、南スーダン両派代表団と個別会談
◆2014/01/07 nikkei.com 首相、9日から中東・アフリカ4カ国歴訪
◆2014/01/07 外務省 安倍総理のオマーン・コートジボワール・モザンビーク・エチオピア訪問
◆2014/01/08 nikkei.com エチオピア首相「日本からの技術移転に期待」
◆2014/01/08 nikkei.com エチオピア首相、南スーダン「近く停戦可能」
◆2014/01/08 nikkei.com エチオピア首相、繊維・アパレル「将来にわたり有望」
◆2014/01/08 毎日新聞 中国:王毅外相のアフリカ訪問 日本けん制の狙いも
◆2014/01/08 nikkei.com 首相、9日から中東・アフリカ歴訪 30社・大学が同行
◆2014/01/10 nikkei.com 首相、自ら市場開拓旗振り 中東・アフリカ4カ国歴訪開始
◆2014/01/14 nikkei.com エチオピアにジェトロ事務所、政府が開設検討
◆2014/01/14 nikkei.com エチオピアへの円借款、再開を検討 首相が表明
◆2014/01/14 nikkei.com 首相、故アベベ選手の次男と懇談
◆2014/01/28 外務省 三ツ矢外務副大臣のアフリカ連合(AU)総会出席およびタンザニア訪問
◆2014/01/28 セルバ出版 尾幡 佳徳『エチオピア駐在見聞録』
◆2014/02/14 asahi.com 北朝鮮とアフリカ、軍事取引で違反か 国連が調査
◆2014/02/17 cnn.co.jp エチオピア航空機ハイジャック、スイスの空港に着陸
◆2014/02/17 yomiuri.co.jp エチオピア航空機、副操縦士がハイジャックか
◆2014/02/17 nikkei.com エチオピア機乗っ取りの容疑者拘束 乗客ら無事
◆2014/02/17 毎日新聞 乗っ取り:エチオピア機が緊急着陸、容疑者拘束 スイス
◆2014/02/18 cnn.co.jp エチオピア航空機乗っ取り、副操縦士を逮捕 スイス
◆2014/02/24 INTERNATONAL BUSINESS TIMES 米国:エチオピアで地熱発電を開発 アフリカに積極投資
◆2014/03/02 毎日新聞 びわ湖毎日マラソン:エチオピアのウォルクV 佐々木2位
◆2014/03/20 外務省 エチオピア国際平和維持訓練センターへの自衛官の派遣
◆2014/03/20 アフリカビジネスニュース ユニリーバ、2015年中のエチオピア工場建設を検討中
◆2014/03/25 Mail&Guardian Ethiopia next to pass anti-gay Bill
◆2014/04/06 時事ドットコム ベケレ、2時間5分4秒で優勝=初マラソンで快記録
◆2014/04/13 北海道新聞 マラソン男子で山本亮が6位 ウィーン(04/13 22:13、04/13 22:49 更新)
◆2014/04/25 asahi.com 海自護衛艦、船で漂流中の75人救助 アフリカ東部
◆2014/04/30 nikkei.com 中国首相、アフリカ4カ国歴訪
◆2014/05/04 nikkei.com 中国首相、アフリカ歴訪に出発
◆2014/06/10 asahi.com 獄中のエチオピア人記者に「金のペン賞」 世界新聞大会
◆2014/06/11 asahi.com アフリカとの唯一の直行便、10月就航 エチオピア航空
◆2014/06/17 Tadias Magazine Yetnebersh Nigussie Talks About the Challenges for the Disabled in Ethiopia
◆2014/06/25 nikkei.com ウィルマー、エチオピア企業に投資
◆2014/07/08 日経ビジネスオンライン 第2回 なぜアフリカに米づくりを伝授するのか
◆2014/07/23 cnn.co.jp 旅客機のルート、紛争地帯の上空に設定多数
◆2014/07/23 Bloomberg &Ethiopia Becomes China’s China in Search for Cheap Labor
◆2014/08/21 神奈川新聞 「世界一の革製品を」 横浜・元町「ヒロキ」がエチオピアに自社工場
◆2014/08/27 サーチナ 中国がアフリカに路面電車を初めて輸出へ エチオピア向けに低床車両
◆2014/08/28 nikkei.com [FT]「コーヒーのゆりかご」に投資するネスプレッソ
◆2014/09/17 nikkei.com 生まれた日に死亡、世界で100万人 ユニセフ調査
◆2014/09/29 cnn.co.jp ケニアのキメット、2時間2分台の世界新で優勝 ベルリン・マラソン
◆2014/10/15 日経ビジネスオンライン 税所 篤快:第5回:ソマリランドの大学院構想は空中分解寸前
◆2014/10/16 nikkei.com 全日空、エチオピア航空と共同運航 26日から
◆2014/10/18 NHK 日本とアフリカ結ぶ定期便 就航延期に
◆2014/10/21 IOM タンザニア エチオピア人移民の自主的帰国支援
◆2014/12/17 開発メディアganas 元協力隊員が立ち上げたエチオピア発高級レザーバッグブランド「andu amet」、目指すは「完璧なエシカル」
◆2014/12/17 産経ニュース 奈良の60歳「国際協力レポーター」、エチオピアのODA現場で日本人の誇り見た
◆2014/12/24 FlyTeam エチオピア航空、成田/香港/アディスアベバ線の航空券販売をスタート

【参考】
25年目の検証『飢え』『援助』『エイズ』 エチオピア・ケニア調査 http://www.arsvi.com/2000/1001ht.htm

【参考図書】
現代アフリカ農村と公共圏
児玉由佳編 アジア経済研究所 3990円(税込み) A5判 307p 2009.12 [amazon]

序章 アフリカ農村社会と公共圏の概念/児玉由佳
第1章 エチオピア農村社会における公共圏の形成 ―市民社会/共同体の二元論をこえて―/松村圭一郎
第2章 アフリカ農村の生産者組織と市民社会−ガーナの事例から−/高根務

第3章 東アフリカ農村における森林資源管理と生計安全保障―タンザニアとケニアの参加型制度の事例分析―/上田元
第4章 ザンビアの農村における土地の共同保有にみる公共圏と土地法の改正/大山修一
第5章 ルワンダの農村社会と民衆司法―アブンジを中心に−/武内進一
補章1 新しい公共圏の創生と消費の共同体―タンザニア・マテンゴ社会におけるセングの再創造をめぐって―/杉村和彦

現代アフリカの公共性―エチオピア社会にみるコミュニティ・開発・政治実践
西真如著 昭和堂 4935円(税込み) A5版 266p 2009年2月 [amazon]

首都アジスアベバに住む人々が故郷の地に道路や学校を作るために立ち上げたグラゲ道路建設協会、アジスアベバの人々の多くが参加する様々な葬儀講の活動を、引き裂かれた社会をつなぎとめる努力、構成員とそうではない人との間の線引きに常に揺らぎを抱え込む共同体のあり方という視点から読み解いた興味深い本です。

エチオピアを知るための50章
岡倉 登志著 明石書店 2100円 四六判 375p 2007年12月 [amazon]

旅行人 2007年冬号エチオピア
田中真知/増田研 (著), 旅行人 (編集)  旅行人 1029円 B5判 128p 2007年1月 [amazon]

アクション別フィールドワーク入門
武田丈・亀井伸孝編 世界思想社 1995円 四六判 270p 2008年3月 [amazon]

西さんによる「病と共存する社会をのぞむ エチオピアのHIV/AIDS予防運動」を読むと、西さんらが「リスクと公共性研究会」に寄せる思いを感じることができます。
全盲の人類学者・廣瀬浩二郎さんの発案をもとに実施された民族学博物館の触文化展は興味をそそります。何年か前、やはり全盲である社会学者の石川准さんが、たまたま博物館で触ることのできる展示に出会った際の感動を語っていたことを思い出しました。
内藤順子さんの『「途上国」の相手に教える チリにおける開発援助の現場から』は、「圧倒的に優位にある存在による援助の持つ暴力性」を鮮明にえがきだしています。
亀井さんの「異文化理解の姿勢を教室で教える ろう者の文化を学ぶワークショップ」は、彼と連れ合いの秋山さんの共著である「手話で行こう」にえがかれた講義保障要求運動の成果なのでしょう。

■はじめる
 アクションから見えるフィールドワーカーの姿[亀井伸孝・武田丈]
Action1
■ふみだす
1 遠い世界にふみだす[西崎伸子]
2 身近なフィールドにふみだす[三宅加奈子]
Action2
■まきこまれる
1 暴力問題にまきこまれる[飯嶋秀治]
2 政治論争にまきこまれる[丸山淳子]
Action3
■分かちあう
1 調査対象者と分かちあう[中川加奈子]
2 研究成果を分かちあう[服部志帆]
Action4
■教える
1 「途上国」の相手に教える[内藤順子]
2 異文化理解の姿勢を教室で教える[亀井伸孝]
Action5
■創る
1 ユニバーサル・ミュージアムを創る[広瀬浩二郎]
2 移住者たちと博物館展示を創る[城田愛]
Action6
■手伝う
1 教育プロジェクトを手伝う[吉野太郎]
2 日常生活を手伝う[黒崎龍悟]
Action7
■のぞむ
1 病と共存する社会をのぞむ[西真如]
2 多言語社会のゆくえをのぞむ[米田信子]
Action8
■行き来する
フィールドとホームを行き来する[武田丈]
■おわる
フィールドとホームの急接近の時代に[飯嶋秀治・吉野太郎]
〔Column〕
1 手話の世界に飛びこんだ頃[亀井伸孝]
2 「真実」を受けとめる[有薗真代]
3 映画にされた調査者の告白[寺尾智史]
4 フィールドセンスの教え方[西崎伸子]
5 美味しいフィールドワーク[武田丈]
6 調査者に期待されること[白石壮一郎]
7 「文化」か、それとも「自由」か[白石壮一郎]
8 異質なものを結びつける[西真如]


所有と分配の人類学−エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学
松村圭一郎著 世界思想社 4830円(税込み) 四六判 324p 2008年3月 [amazon]

人びとは、富をいかに分け与え、「自分のもの」として独占しているのか? エチオピアの農村社会を舞台に、「所有」という装置が、いかに生成・維持されているのか、緻密に描き出す。「私的所有」という命題へ人類学から挑戦する、気鋭の力作。




 
 
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ドバイ・マラソン:ゲブレシラシエ、3連覇も世界新逃す

ドバイ・マラソンは22日、アラブ首長国連邦のドバイで行われ、男子は世界記録保持者のハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)が2時間6分9秒で3連覇を達成したが、08年9月にベルリンで樹立した2時間3分59秒の世界記録には遠く及ばなかった。優勝賞金25万ドル(約2250万円)を獲得した。

恒例となった世界新ボーナス100万ドル(約9000万円)を懸けた同マラソンは、日中の暑さを避けて早朝にスタート。AP電によると、36歳のゲブレシラシエは腰痛の影響もあり、序盤から1キロを3分ペースで推移したが、中間点を過ぎてからもペースアップできなかった。

女子はマミツ・ダスカモリサ(エチオピア)が2時間24分18秒で制した。(共同)

毎日新聞 2010年1月22日 18時47分(最終更新 1月22日 20時18分)



 
 
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2010年01月24日 16:06更新

エチオピア航空機、離陸5分後にレバノン沖に墜落、搭乗者は85人

中東・レバノン(Lebanon)で25日、首都ベイルート(Beirut)の空港離陸5分後にレーダーから機影が消え交信が取れなくなったと航空当局が伝えた。

旅客機はエチオピア航空(Ethiopian Airlines)のボーイング(Boeing)737型でベイルート国際空港を離陸しレバノン沖の地中海に墜落したと見られている。

旅客機はエチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)に向かっていて、85人が搭乗していた。その内約50人がレバノン人で他の人はエチオピア人と報道されている。米ロイターが報じた。



 
 
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2010.01.25 Web posted at: 14:55 JST Updated - CNN

エチオピア機、離陸直後に海に墜落 レバノン

(CNN) 90人が乗ったエチオピアの旅客機が25日未明、中東レバノンのベイルート国際空港を離陸した直後、地中海に墜落した。当局が明らかにした。

レバノン軍と国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が、レバノン沖の墜落現場とみられる海域を捜索中だが、今のところ機体の残がいは発見されていない。

旅客機はボーイング737で、エチオピアの首都アディスアベバに向けて午前2時27分に離陸し、その数分後にレーダーから姿を消した。乗っていた90人は乗員7人と乗客83人で、乗客のうち54人はレバノン人、22人はエチオピア人だった。

墜落原因は今のところ不明。



 
 
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エチオピア機、地中海に墜落 ベイルート離陸直後

2010年1月25日13時20分

ロイター通信によると、80人余りの乗客を乗せたエチオピア航空機が25日未明、レバノンの首都ベイルートの空港を離陸直後に地中海に墜落した。空港関係者の話として報じた。日本外務省によると、乗客に日本人はいないという。

同通信が関係者の話として伝えたところによると、航空機はエチオピアの首都アディスアベバ行きのボーイング737型機。乗客のうち約50人がレバノン人、その他のほとんどがエチオピア人で、乗員は7人とみられる。離陸して約5分後にレーダーから消えたという。AFP通信は当時、天候が荒れていたと伝えた。



 
 
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エチオピア航空機が墜落…レバノン沖の地中海

【カイロ支局】25日未明(日本時間同日午前)、エチオピア航空機(乗員乗客90人)がレバノンの首都ベイルートの国際空港から離陸直後、地中海へ墜落した。

ロイター通信などが伝えた。エチオピアの首都アディスアベバ行きのボーイング737型機とみられ、乗客の大半がレバノン人とエチオピア人だという。外務省によると、同機の搭乗者名簿に日本人とみられる名前はない。

同通信によると、同機は、離陸約5分後にレーダーから消えた。炎上しながら墜落したとの目撃情報もある。

(2010年1月25日14時28分 読売新聞)



 
 
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エチオピアの航空機が墜落 レバノン沖、乗客85人

【カイロ共同】ロイター通信によると、乗客85人を乗せたエチオピア航空機が25日未明、レバノンの首都ベイルートの空港を離陸した直後、地中海に墜落した。レバノンの空港関係者の話として伝えた。

離陸後間もなく、レーダーから機影が消えたという。

日本政府関係者は25日、同機の乗客に日本人はいないと述べた。(12:39)



 
 
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墜落:地中海にエチオピア機 乗客90人 レバノン離陸後

【カイロ支局】レバノンのベイルート国際空港を離陸したエチオピア航空機が25日未明(日本時間同日午前)、離陸直後に地中海に墜落した。ロイター通信が空港関係者の話として伝えた。

航空機はエチオピアの首都アディスアベバ行きで乗客は90人。うち約50人がレバノン人、残りはほとんどがエチオピア人。乗務員は7人とみられている。日本の外務省によると日本人が乗っていたとの情報はない。

同通信は海岸沿いの住民の「航空機が燃えながら墜落した」との目撃証言を報じた。

毎日新聞 2010年1月25日 12時00分(最終更新 1月25日 15時09分)



 
 
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2010.01.25 Web posted at: 21:14 JST Updated - CNN

収容の遺体増加、生存者なし 悪天候下でのエチオピア機墜落

ベイルート(CNN) 中東ベイルート沖の地中海で25日発生したエチオピア航空機の墜落で、レバノンの国営通信社は同日、これまで乗客ら23人の遺体を収容したと報じた。生存者は見付かっていない。悪天候で捜索作業が難航している。

エチオピア航空によると、墜落機はベイルート国際空港を現地時間の同日午前2時半ごろに離陸、エチオピアの首都アディスアベバへ向かったボーイング737型機の409便で、乗客82人、乗員8人の計90人が搭乗。乗客らの国籍では、レバノン人51人、エチオピア人23人、英国人2人、イラク、トルコなどの各1人となっている。

墜落の詳しい原因は不明だが、25日は悪天候に見舞われていた。離陸から数分後にレーダーから機影が消え、ベイルート南方にある町の沖合約3.5キロの海上で墜落していた。レバノンのスレイマン大統領はテロ行為などが関与している形跡はないとしている。

エチオピア航空は国営で、大きな事故はこれまでほとんど起こしていない。欧州連合(EU)は安全運航態勢の不備でアフリカの一部航空会社に域内への乗り入れを禁止しているが、エチオピア航空はこの対象でない。

ただ、同航空機は1996年11月にハイジャック事件が起き、アフリカ東部のコモロ近くで緊急着陸を試みて失敗、乗客乗員172人のうち約130人が死亡していた。



 
 
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エチオピア航空機、ベイルート離陸後に墜落

2010年1月25日

[ベイルート 25日 ロイター] 乗客85人が乗ったエチオピア航空[ETHA.UL]の旅客機が25日未明、レバノンの首都ベイルート(ラフィク・ハリリ)国際空港を離陸した直後、地中海に墜落した。空港関係者が明らかにした。

関係者によると、同機はボーイング737型機で、予定時刻の午前3時10分(日本時間午前9時10分)をやや過ぎて離陸した後、約5分後にレーダーから消えたという。乗客はレバノン人が約50人、そのほかはエチオピア人が多く、乗客のほかに7人の乗員が乗っていたとみられている。

エチオピア航空からは現時点でコメントが取れていない。

地中海沿岸部の住民が、火のついた航空機が墜落するのを見たという情報もあるという。



 
 
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エチオピア航空機墜落事故、乗員・乗客90人は絶望か

【カイロ=安部健太郎】レバノンで25日、首都ベイルートの空港を離陸した直後のエチオピア航空ボーイング737型機が海上に墜落し、レバノン当局は捜索活動を進めたが、現地からの報道によると、乗員・乗客90人の生存を絶望視する見方が強まっている。

ロイター通信によると21人の遺体が収容された。海上は高波で捜索は難航している。墜落原因は不明だが、レバノンのスレイマン大統領はテロなどによる「破壊工作ではなさそうだ」と述べた。離陸当時は激しい雷雨で、事故との見方が出ている。レバノンの日本大使館によると乗客に日本人はいないという。

同機はベイルートからエチオピアの首都アディスアベバに向かっていた。離陸後5分ほどで管制レーダーから機影が消え、ベイルート南西の沖合4キロメートル弱の海上に墜落。乗客のうち54人がレバノン人、22人がエチオピア人で、駐レバノンのフランス大使夫人も搭乗していた。(21:01)



 
 
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エチオピア航空機が地中海に墜落、レバノン沖

* 2010年01月25日 14:25 発信地:ベイルート/レバノン

【1月25日 AFP】乗客乗員90人を乗せたエチオピア航空(Ethiopian Airlines)のボーイング(Boeing)737型機が25日、レバノン・ベイルート国際空港(Beirut International Airport)を離陸直後、地中海に墜落した。事故当時、空港周辺は荒れた天候だった。

匿名の空港関係者がAFPに明らかにしたところによると、墜落したエチオピア航空409便は、25日午前2時30分(日本時間同午前9時30分)に離陸したが、約5分後に墜落した。現在、救助隊が現場に向かっている。

海に墜落した際に炎上していたとの目撃証言があるという。

ガジ・アリディ(Ghazi Aridi)運輸相は、409便は離陸直後に空港管制との通信が途絶え、空港沖およそ12キロ地点に墜落したと発表した。通信が途絶えた理由は不明としている。乗客はレバノン人54名、エチオピア人22名、イラク人・フランス人・シリア人1名ずつで、乗員は4名。その他、二重国籍の乗客が数名いるという。フランスの駐レバノン大使夫人が搭乗していたとの情報もある。

別の当局者によると、同機はエチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)行き。

レバノンではここ2日間、悪天候が続いており、国内の一部地域では洪水や水の被害が発生していた。(c)AFP



 
 
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エチオピア航空墜落、生存は絶望的か

* 2010年01月25日 23:23 発信地:ベイルート/レバノン

【1月25日 AFP】エチオピア航空(Ethiopian Airlines)のボーイング(Boeing)737型機が25日、レバノン・ベイルート国際空港(Beirut International Airport)を離陸直後、地中海に墜落した事故で、同空港に集まった乗客の家族らは最悪の事態も覚悟して、消息を知らせる報を待っている。

同機には乗客83人、乗員7人の計90人が搭乗していた。

ベイルート空港のVIPラウンジには家族らが集まっているが、当局者らの暗い表情は、生存者発見の可能性が低いことを示している。延々とすすり泣く者や、うめき声をあげる者、ひっきりなしに電話をかけまくる者など、家族の反応はさまざまだ。気を失い、赤十字のボランティアによってラウンジから運び出された家族もいる。

夫が乗っていたという女性は「彼はわたしの人生そのもの。なのに、もう彼は見つからないんでしょう。分かってるわ、見つからないのよ」と嘆き、かたわらから母親が女性を抱きしめていた。

同機がベイルート南方のナーメ村沖に墜落したのは離陸直後の現地時間午前2時30分(日本時間午前9時30分)。周辺の海岸には、座席や荷物、乗客の持ち物などが打ち上げられており、救援部隊が集まっている。

レバノン国防省の高官によると墜落前に同機は爆発し、4つの部分に分かれたという。目撃者は急降下していく同機が炎に包まれていたと証言している。調査チームは落雷の可能性についても検討している。

墜落現場の近くのガソリンスタンドの店員は、大きな爆発音を聞いた後、同機が墜落して「巨大な火の玉」が見えたと語った。また別の目撃者は、「海全体が燃え上がったようだった」と述べた。(c)AFP/Rita Daou



 
 
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エチオピア機墜落事故、24遺体を収容 乗客乗員の生存は絶望的

* 2010年01月26日 10:59 発信地:ベイルート/レバノン

【1月26日 AFP】エチオピア航空(Ethiopian Airlines)のボーイング(Boeing)737型機が地中海に墜落した事故で25日、墜落現場周辺で行われた大規模な捜索で複数の遺体が発見された。だが生存者は発見されておらず、乗員乗客90人の生存は絶望視されている。

エチオピア航空409便は、レバノン・ベイルート国際空港(Beirut International Airport)を離陸直後の同日午前2時37分(日本時間午前9時37分)に連絡が途絶え、同空港南方ナーメ(Naameh)沖2.5カイリの海上に墜落した。当時は荒れた天候だった。

レバノンのタレク・ミトリ(Tarek Mitr)情報相は、「関係者の話を総合すると、破壊工作などを示すものは何もない」と述べ、墜落は悪天候が原因だとするミシェル・スレイマン(Michel Sleiman)同国大統領やエリアス・ムル(Elias Murr)国防相と同様の見方を示した。

ムル国防相はテレビ番組のインタビューで、「管制塔の録音記録によると、管制官はパイロットに嵐を回避するよう指示したが、事故機は逆の方向に進んでいった」と説明。事故機は何らかの理由で管制官の指示に従うことができなかったとの見方を示したが、「何が起きたのか、不可抗力だったのかは不明だ」と語った。

救助隊によると、現場周辺では25日夕方までに少なくとも24人の遺体が収容された。この中には3歳の子ども1人の遺体も含まれているという。(c)AFP/Jocelyne Zablit



 
 
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エチオピア機墜落 34人遺体で収容 残りの生存は絶望

2010-01-26 16:49:39 cri

エチオピア航空のET409便ボーイング737型機は現地時間25日2時30分、レバノンの首都ベイルート国際空港から離陸し、エチオピアの首都アディスアベバに向かいましたが、離陸してわずか4分後に、機影がレーダーから見えなくなり、ベイルート南方にある町の沖合約3.5キロの海上に墜落しました。

レバノン当局によりますと、墜落した航空機に乗客83人と乗員7人、合わせて90人が搭乗していました。

乗客らの国籍は、レバノン人54人、エチオピア人22人、イラク、トルコ、フランスの各1人、二重国籍が数人おり、レバノン駐在フランス大使の夫人も搭乗していました。

現在、34人の遺体が収容されましたが、残りの乗客乗員らの生存は絶望視されています。

レバノン軍と国連レバノン暫定軍が出動し、キプロスもヘリコプターを投入しましたが、悪天候による高波で捜索と救助活動は難航しました。

レバノンのスレイマン大統領は「捜索と救助に努力する」と語りました。

墜落原因について、スレイマン大統領はテロの可能性を否定しました。

墜落現場付近の住民は「火のついた航空機が海に墜落した」と証言しており、当局では「激しい雷雨の中で離陸し、被雷した可能性が大きい」と見ています。

1946年に設立されたエチオピア航空は国営で、アフリカで最大規模の航空会社の一つとして死者が出た墜落事故は1980年以来2件にとどまっています。

(ジョウ&村田)



 
 
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2010.01.27 Web posted at: 19:39 JST Updated - CNN

管制塔が直前に航路修正を指示、レバノン沖のエチオピア機墜落

ベイルート(CNN) 中東ベイルート沖の地中海で25日発生したエチオピア航空機墜落で、レバノン運輸省当局者は26日、管制官が同機に対し墜落直前、飛行航路を修正するよう指示していたとの事実を明らかにした。

この事実が墜落の要因になったのかは不明だが、パイロットの操縦ミスの可能性も視野に入れ墜落原因を調べていることを示唆したとみられる。同機は悪天候の中を飛行していたとされる。正しい航路をそれていた理由は不明。飛行記録装置などが収納されるいわゆる「ブラックボックス」を回収して原因を究明する方針。

エチオピア航空機によると、墜落機の機長は20年以上の経験を持つベテラン。機体は昨年12月25日に飛行安全検査を受け、問題がないと判断されていた。

レバノン軍などが遺体、残がいの収容作業に当たっているが、これまで見付けた遺体は14体。生存者は見付かっていない。乗客82人、乗員8人の計90人が搭乗していた。レバノンのスレイマン大統領は、テロなどが関与した形跡はないと言明している。

墜落機はベイルート国際空港を現地時間の25日午前2時半ごろに離陸、エチオピアの首都アディスアベバへ向かったボーイング737型機の409便。乗客らの国籍は、レバノン人51人、エチオピア人23人、英国人2人などとなっている。

離陸から数分後にレーダーから機影が消え、ベイルート南方にある町の沖合約3.5キロの海上で墜落していた。



 
 
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NEWS25時:エチオピア 北朝鮮の大使館員亡命

聯合ニュースは26日、エチオピアの北朝鮮大使館職員が昨年10月中旬、現地の韓国大使館に亡命申請し、同年11月、韓国に入国したことが明らかになったと報じた。報道によると、亡命したのは北朝鮮大使館の医師(40)。当時、現地の北朝鮮大使が韓国大使に直接電話をかけて「威嚇」したほか、北朝鮮大使館の車が韓国大使館の入り口に並んで抗議行動をしたという。【ソウル】

毎日新聞 2010年1月27日 東京朝刊



 
 
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2010.01.28 Web posted at: 16:46 JST Updated - CNN

飛行記録装置を発見、回収と レバノン沖のエチオピア機墜落

ベイルート(CNN) 中東ベイルート沖の地中海で25日発生したエチオピア航空機墜落で、レバノン軍当局者は28日、同機の飛行記録装置を回収したと発表した。墜落海域の深度約1300メートルの海中で発見した。

同装置は通常、操縦室の音声記録装置と共に「ブラックボックス」と呼ばれる箱に収納されている。音声記録装置も回収したのかは明らかでない。詳しい墜落原因は不明で、飛行記録装置の分析で手掛かりを探す。

レバノン運輸省当局者は26日、管制官が同機に対し墜落直前、飛行航路を修正するよう指示していたとの事実を明らかにしている。この事実が墜落の要因になったのかは不明だが、パイロットの操縦ミスの可能性も視野に入れ墜落原因を調べていることを示唆したとみられる。同機は悪天候の中を飛行していたとされる。正しい航路をそれていた理由は不明。

レバノンのスレイマン大統領は、墜落でテロなどが関与した形跡はないと言明している。

墜落機はベイルート国際空港を現地時間の25日午前2時半ごろに離陸、エチオピアの首都アディスアベバへ向かったボーイング737型機の409便。乗客82人、乗員8人の計90人が搭乗し、これまで収容された遺体は14体。生存者は発見されていない。



 
 
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ゴベナ初優勝、小崎が3位 大阪国際女子マラソン

11月のアジア大会(中国・広州)代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは31日、大阪市の長居陸上競技場発着のコースで行われ、27歳のアマネ・ゴベナ(エチオピア)が2時間25分14秒で初優勝を果たした。30秒差の2位がマリサ・バロス(ポルトガル)で、34歳の小崎まり(ノーリツ)が2時間26分27秒で日本勢最高の3位に入った。

シドニー五輪銀メダリストのリディア・シモン(ルーマニア)は4位。引退レースとなった38歳の小幡佳代子(アコム)が5位で、初マラソンの木崎良子(ダイハツ)は6位だった。左ひざ故障の影響が懸念された赤羽有紀子(ホクレン)は39キロ手前で途中棄権した。

前半ハイペースとなった雨中のレースは、27キロ付近で赤羽、30キロすぎに小崎が後退。終盤にゴベナがバロスとの一騎打ちを制した。(スタート時雨、気温5.8度、湿度70%、西の風0.5メートル)〔共同〕



 
 
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大阪国際女子マラソン:ゴベナ初V 小崎3位、赤羽は棄権

2010年1月31日 18時8分

広州アジア大会(11月、中国)代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは31日、大阪市・長居陸上競技場を発着点に行われ、アマネ・ゴベナ(エチオピア)が2時間25分14秒で初優勝した。2位は09年世界選手権6位のマリサ・バロス(ポルトガル)で、小崎まり(ノーリツ)が3位に入った。今大会で引退する38歳の小幡佳代子(アコム)が5位、左ひざを痛めていた赤羽有紀子(ホクレン)は38キロ過ぎに棄権した。

前半は赤羽が大会記録に迫るハイペースで先頭集団を引っ張った。25キロ付近で集団は4人となり、27キロ過ぎに赤羽が後退。雨脚が強くなった30キロ過ぎに小崎も遅れた。ゴベナは39キロ手前で先頭に立ち、バロスをじりじりと引き離した。(スタート時の気象条件=雨、気温5.8度、湿度70%、西の風0.5メートル)



 
 
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エチオピアでAU首脳会議が開幕

2010-02-01 10:58:49 cri

AU・アフリカ連合の第14回首脳会議が31日、エチオピアの首都アディスアベバで開幕しました。

会議のテーマは「アフリカにおける情報と通信技術:チャレンジと発展の見通し」です。

アフリカ連合委員会のジャン・ピン委員長は開幕式で、先進国との格差を縮めるため、情報と通信技術の発展推進に全力を挙げるようアフリカ諸国に呼びかけました。

国連のパン・ギムン事務総長はその挨拶で「情報と通信技術の発展は、アフリカにおける銀行業、教育と医療衛生など分野に改革的な変化をもたらした。アフリカ諸国はこの技術を最も幅広い分野で利用すべきだ」と強調しました。

閉幕式の後開かれた非公開会議で、マラウイのムタリカ大統領がアフリカ連合議長に当選しましたが、任期は1年です。ムタリカ大統領はそのあと、貧困、飢饉と戦争などの困難に共同で立ち向かうようアフリカ諸国に呼びかけました。(万)



 
 
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中国主導で建設進むアフリカ連合の新本部、エチオピア

* 2010年02月04日 12:40 発信地:アディスアベバ/エチオピア

【2月4日 AFP】アフリカの石油にしか関心がないといわれることが多い中国はいま、エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)で、今後数十年にわたってアフリカの政治の中心になるかもしれない大建造物を作っている。それも無料でだ。これまでに中国がこのような施設をアフリカに建てたことはなかった。

2日閉幕したアフリカ連合(African Union、AU)の首脳会議のためアディスアベバを訪れていたアフリカ各国の指導者は、巨大な建物を作っている大勢の中国人労働者を目にしたことだろう。2年後の首脳会議はこの建物で開かれるはずだ。

「この建物は中国とアフリカが長期にわたる強い友好関係を持つという非常に強いメッセージです。このセンターは中国とアフリカの連帯の象徴なのです」と、プロジェクトを調整しているエチオピア政府のファンタフン・マイケル(Fantahun Michael)氏は語る。

■高さ100メートルの連帯の象徴

あたりではヘルメットをかぶった数百人の中国人とエチオピア人の建設作業員と、表意文字が描かれた黄色い重機が53か国が加盟するAUの新本部の基礎工事を行っている。

「プロジェクトは2009年1月に始まりました。竣工は2011年12月の予定です。これは中国が設計し、中国が管理し、中国が資金を出し、中国が建設する中国からAUへの贈り物です」とマイケル氏は語る。「品質を保証するためAUも独自のチームを出しています。贈り物であっても、われわれが必要としていることについては口を出すのは当然のことでしょう」(マイケル氏)

完成すれば約500のオフィスを持つ高さ100メートル、23階建てのアディスアベバで最も高いビルになる。2550人を収容できるカンファレンスセンターや大きな会議室、2つのヘリポートなどの施設も入る。

同じ区画ではエチオピア随一の民間投資家であるモハメド・アムディ(Mohammed Al-Amoudi)氏によって、276室を持つ5つ星ホテルの建設も進められている。

これらのプロジェクト全体で、早ければ2012年にはAUは定例首脳会議を自前で開催できるようになる。かつては国連(UN)の施設を借りて開催していた時期もあった。

■対アフリカ関係強化、中国の意図は

「われわれは中国との間でこれまでに総額1億2000万ドル(約110億円)の複数の契約を結んでいますが、総工費がいくらになるのかはまだ分かりません。これは贈り物なのであり、交換条件や担保などは一切ありません」(マイケル氏)

世界第2位の経済大国になろうとしている中国がひも付きでないプロジェクトを気前よくアフリカに与えている姿は、植民地時代の西欧諸国をほうふつとさせるとして批判する声もある。

中国政府は、エジプト・紅海(Red Sea)沿岸のリゾート地、シャルムエルシェイク(Sharm El-Sheikh)で前年11月に開催された「中国アフリカ協力フォーラム(Forum on China-Africa Cooperation)」で、今後3年間でアフリカの途上国に100億ドル(約9100億円)の低利融資を行うと約束した。

中国は、アフリカのいくつかの国でアディスアベバで建設中のものと同様の施設の建設を進めている。

人権やグッド・ガバナンスについてアフリカに上からの目線で講義するのではなく、アフリカを対等のパートナーとして扱っていると中国は主張している。中国はいまのところ経済を前面に出してアフリカと付き合っているが、その裏にどんな政治的な意図があるかわからないと指摘する声もある。

2008年の中国とアフリカ間の貿易額は1070億ドル(約9兆7000億円)になり、それまでの10年間で10倍に拡大した。中国のアフリカ投資額は、国際的な大手金融機関のそれに匹敵する規模になっている。(c)AFP/Emmanuel Goujon



 
 
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びわ湖毎日マラソン:佐藤が2位 優勝はツェガエ

2010年3月7日 12時33分 更新:3月7日 15時45分

11月のアジア競技大会(中国・広州)の代表選考会を兼ねた第65回びわ湖毎日マラソン大会(日本陸連、毎日新聞社など主催、ケイ・オプティコム特別協賛)は7日、大津市の皇子山陸上競技場を発着点とする42.195キロの公認コースで行われ、09年世界選手権ベルリン大会4位のイエマネ・ツェガエ(エチオピア)が2時間9分34秒で初優勝した。2位は佐藤智之(旭化成)で2時間10分7秒。

3位はアブラハム・タデッセ(エリトリア)で2時間10分46秒。初マラソンの北岡幸浩(NTN)が2時間10分51秒で4位と健闘した。



 
 
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ツェガエが初優勝、佐藤が2位 びわ湖毎日マラソン

びわ湖毎日マラソンは7日、アジア大会(11月・中国=広州)代表の最終選考会を兼ねて大津市皇子山陸上競技場発着で行われ、昨年の世界選手権4位で24歳のイエマネ・ツェガエ(エチオピア)が初優勝した。

29歳の佐藤智之(旭化成)が日本勢トップの2位に入り、初マラソンの北岡幸浩(NTN)は4位と健闘した。

雨中のレースは24キロ手前でツェガエがペースメーカーとともに先頭集団から抜け出し、終盤ペースを大幅に落としたが、佐藤の追い上げをかわした。〔共同〕 (15:02)



 
 
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2010.03.21 Web posted at: 19:17 JST Updated - CNN

エチオピア首相がVOAを非難、電波妨害促す 米国反発

(CNN) アフリカ東部、エチオピアのゼナウィ首相は21日までに、米政府系の海外向け放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」によるエチオピアの公用語アムハラ語での放送を批判、同放送の電波妨害を容認するとの考えを示した。

ニューヨークに本部を置く民間組織「ジャーナリスト保護委員会」(CPJ)が明らかにした。同首相はVOAの放送内容を秩序を不安定化させるプロパガンダと非難、アフリカ・ルワンダで1994年に発生した大虐殺を煽った同国ラジオ局に相当するとも主張した。

この発言を受け、米国務省当局者は尊敬されるニュース専門機関に対する根拠のない主張と反発し、放送事業への介入はエチオピア憲法が定める表現の自由に反すると反論している。

VOAによると、アムハラ語放送は今年2月以降、聴取に障害が出ているという。CPJなどによると、エチオピアでは今年5月に選挙を控え、政府による取材活動規制の動きも表面化している。



 
 
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コーヒー豆論争:エチオピア勝訴 知財高裁、「商標」と認める

エチオピア産のコーヒー豆「シダモ」「イルガッチェフェ」は商標か、単なる産地名かが争われた訴訟の判決で、1審の知財高裁は29日、エチオピア政府の商標登録を無効とした特許庁の審決を取り消した。中野哲弘裁判長は「我が国では地名ではなく、銘柄として認識されている」として商標と認めた。【伊藤一郎】

エチオピア政府は06年、二つの名称を特許庁に商標登録したが、全日本コーヒー協会が07年、商標を無効とする審判を請求。特許庁は09年3月、協会の請求を認めて登録を無効と審決したため、エチオピア政府が協会を相手に提訴していた。

判決は「取引業者や消費者は二つの名称が高品質のコーヒー豆やコーヒーを指すと認識しており、商標として認められる」と判断。一方で、協会が「エチオピア政府は、シダモ地方やイルガッチェフェ地域以外のエチオピア産コーヒー豆にも名称を使用する可能性がある」と主張した点については「誤認を生じさせる恐れがある」として、その場合は商標は認められないと指摘した。

コーヒー豆論争:エチオピア勝訴 エチオピア政府の弁護士と全日本協会の話

◇エチオピア政府の弁護士の話

事実上、主張が全面的に認められた。

◇全日本コーヒー協会の話

判決文が届いていないのでコメントできない。

毎日新聞 2010年3月30日 東京朝刊



 
 
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ロンドン・マラソン:赤羽、日本勢最高の6位 小崎は9位

ロンドン・マラソンは25日、ロンドンの市街コースで行われ、女子は昨秋のシカゴ・マラソンを制したリリア・ショブホワ(ロシア)が2時間22分0秒で初優勝した。昨年の世界選手権代表の赤羽有紀子(ホクレン)が自己ベストを大幅に更新する2時間24分55秒で日本勢最高の6位に入った。小崎まり(ノーリツ)は9位だった。

男子は北京五輪銅メダリストのツェガエ・ケベデ(エチオピア)が初優勝した。(タイムは非公式)(共同)

◇赤羽、苦難乗り越え自己ベスト

レース前の故障、棄権ーー。赤羽は過去2度のマラソンで味わった苦い経験を、2年後の五輪開催地でぬぐい去った。「フルマラソンへのチャレンジ」をテーマにしたママさんランナーは、強豪ひしめく大会で粘り強い走りを見せ、目標だった2時間25分40秒の自己ベストを更新して日本選手最高の6位でゴール。「自己ベストが出てすごくうれしい」と喜びをかみしめた。

序盤は雨に見舞われ、時折強く降った。大会直前、航空便の混乱で移動に苦労した影響からか、3連覇を目指すミキテンコ(ドイツ)ら有力選手が徐々に優勝争いから脱落。赤羽も33キロ付近で遅れたが、最後まであきらめなかった。

昨年の世界選手権前は右足に痛みが出て、レースでは31位に沈んだ。今年1月の大阪国際では、直前に左ひざを痛めて途中棄権。今回は2度の反省を生かし「追い込んだ練習はしなかった。設定した計画通りにできて自信になった」と練習量を抑えて臨んだ。

3歳になった長女の優苗(ゆうな)ちゃんは、夫の周平コーチの実家に預けての参戦。「家族にたくさん協力してもらって、いろいろと迷惑をかけてきた。これでやっと恩返しができたというか、やったよと言える」と胸を張った。(共同)

毎日新聞 2010年4月25日 21時16分(最終更新 4月25日 23時29分)



 
 
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ケベデ初優勝、女子はショブホワが制す ロンドン・マラソン

* 2010年04月26日 10:24 発信地:ロンドン/英国

【4 月26日 AFP】第30回ロンドン・マラソン(30th London Marathon)が 25日、行われ、男子は北京五輪で銅メダルを獲得したツェガエ・ケベデ(Tsegaye Kebede、エチオピア)が2時間5分 19秒で初優勝した。

2位には2時間6分23秒でエマヌエル・ムタイ(Emmanuel Kipchirchir Mutai、ケニア)、3位には2時間6分55秒でジャウアド・ガリブ(Jaouad Gharib、モロッコ)が入った。

同五輪の金メダリストで前年大会優勝のサムエル・ワンジル(Samuel Wanjiru、ケニア)はひざを痛めて途中棄権した。

日本勢は入船敏(Satoshi Irifune)が16位、松宮隆行(Takayuki Matsumiya)が23位だった。

女子はリリア・ショブホワ(Liliya Shobukhova、ロシア)が2時間22分0秒で優勝した。

2位には19秒遅れでインガ・アビトワ(Inga Abitova)が入り、ロシア勢がワンツーフィニッシュを果たした。3位には2時間22分38秒でアセレフェチ・メルギア(Aselefech Mergia、エチオピア)が続いた。

日本勢は赤羽有紀子(Yukiko Akaba)が6位、小崎まり(Mari Ozaki)が9位に入り、尾崎好美(Yoshimi Ozaki)は13位だった。(c)AFP



 
 
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エチオピア総選挙、投票所で「政府ちゃん」誕生

(ロイター - 05月24日 12:05)

[アディスアベバ 23日 ロイター] 総選挙が行われたエチオピアで23日、女性2人が投票所で出産し、生まれた子どもにそれぞれ現地の言葉で「政府」と「投票者」という名前を付けた。国営メディアが伝えた。

エチオピア通信(ENA)によると、オロミア州の別々の投票所で同日朝、2人の赤ちゃんが誕生。男児には政府を意味するMengist、女児には投票所を意味するMerachという名前が付けられた。選管当局者の話では、出産した女性2人は、ほかの投票者の助けを借りて投票も済ませたという。

また国営テレビは、北部マケレの投票所でも女性が産気づき、近くの自宅で誕生した子どもに「選挙」と名付けたとしている。



 
 
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人類は森で誕生? 常識覆す「ラミダス猿人」

2010/6/13 10:23日本経済新聞 電子版

世界で最も古い人類骨格の化石がアフリカ・エチオピアで見つかった。これまで最古とされてきた人類の骨格より100万年以上も古く、ラミダス猿人の「アルディ」と名付けられた。人類は森林から草原に出たサルから進化したとする常識を覆す発見で、ほかの研究者からは反論も出ている。人類の起源に迫る議論は白熱しそうだ。

「アルディは開けた森から(樹木が散在する)疎開林で生きていた」。ラミダス猿人の発掘に携わった東京…(有料購読記事です)



 
 
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エチオピア選挙、与党圧勝

【ヨハネスブルク=中西賢司】東アフリカ、エチオピアからの報道によると、同国の選挙管理委員会は21日、5月23日に行われた総選挙(下院、547議席)の結果、メレス首相の与党エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)が499議席を獲得し、勝利したと発表した。

連携政党を含めると545議席を独占することになる。

野党は不正を訴えて選挙結果の受け入れを拒否している。

(2010年6月22日18時14分 読売新聞)



 
 
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エチオピア:内戦孤児「未来見えない」−−難民キャンプ

【ドロアド(エチオピア南東部)遠藤孝康】「頑張って勉強するのよ」。優しく諭してくれた母親はもう少年のそばにはいない。エチオピア南東部ドロアド近郊にあるメルカディダ難民キャンプ。ソマリアの首都モガディシオから避難してきたムハンマド・アリ・ユーゼフ君(10)はキャンプ内のテントで1人夜を過ごす。今年4月、自宅への爆撃で、携帯電話の修理販売業を営んでいた両親と妹を失った。外でサッカーをしていて助かったが、孤児になった。

キャンプ内にいる国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の職員に「靴磨きの仕事をするためのブラシが欲しいんです」と訴えた。働きたいが、道具が手に入らないという。「どうやって生きていけばいいのか分からない」。内戦がもたらした過酷な運命に、戸惑っているように見えた。

UNHCRによると、ドロアド近郊の二つのキャンプ内で暮らす子どもは約2万1000人。そのうち1人で暮らす孤児の数は約350人にのぼる。大半は内戦で両親を亡くした子どもたちだ。

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毎日新聞 2010年7月2日 東京夕刊



 
 
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2010年7月 9日号

インターナショナルフェスティバル 1万4500人が世界を堪能

「2010インターナショナルフェスティバルinカワサキ」が4日、国際交流センターで開催された。近隣住民や外国人市民など約1万4500人の来場者が各国の伝統芸能などを楽しみ、屋台には行列ができていた。

今年はエチオピア、エジプト、キルギス、タンザニアの4大使館の全権大使も来場。阿部市長と交流する姿も見られた。主催者は「例年より多くの来場者があり盛況に終わった」と話していた。



 
 
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乾きと命:東アフリカ報告/中 ソマリアからあふれる避難民

◇牛もヤギも死に絶えた

ソマリアからの避難民が難民キャンプへの移送を待つエチオピア・ドロアドの一時滞在センター。6月9日、ソマリア南部から避難してきた女性、シンド・アリさん(25)は目に涙を浮かべる次男アブドゥラヘちゃん(3)を胸に抱き、センター内の診療所で順番を待っていた。「3年間ほとんど雨が降らず、畑の穀物が枯れ、飼っていた牛とヤギも死に絶えた。2年前からは支援物資も届かない」と厳しい表情だ。

アブドゥラヘちゃんは足がまひし、歩けないという。医師はポリオと診断した。有効な治療法はなく後遺症が残る可能性が高い。シンドさんは「もっと早くソマリアを離れて治療を受けさせたかったが、国境まで移動する費用さえなかった」と視線を落とした。

ソマリアでは約20年間にわたる内戦に加え、昨年まで3年間、干ばつにも見舞われた。治安の悪化が国連などによる食糧や医療の援助を妨げ、被害は広がった。ドロアドの難民キャンプには都市部だけでなく、遊牧民が暮らす周辺部からも避難民が押し寄せる。キャンプを運営する国連難民高等弁務官事務所のジャミール・シャハフ・ドロアド事務所長は「内戦や干ばつ、食糧難。避難民を生む要因は複合的だ」と話す。

6人の子どもを連れて4月に難民キャンプに来た女性、ハリモ・アリ・ユーゼフさん(30)も遊牧民だったが、2年前に干ばつで家畜を失った。遊牧生活をあきらめて町に定住し、集めたまきを売って食いつないでいた。今年、町を支配する武装勢力がまき集めを禁じたため、それも困難になり、母国を出た。ハリモさんは生後9カ月の末っ子、カウサルちゃんを抱き、「干ばつも戦争ももう私を追いかけてこないで」と悲痛な表情で語った。

難民を支援するエチオピアのNGOのアブドゥラミッド・オスマンさん(38)は言う。「遊牧民は干ばつで家畜を失っても、親族で残った家畜を分け合い生きてきた。しかしこんなに長く干ばつが続いては、もう限界だ」

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【関連記事】

* 乾きと命:東アフリカ報告/上 干ばつ、細る乳児−−ケニア・トゥルカナ地方

* 乾きと命:東アフリカ報告/下 出稼ぎ、若者襲う事故の悲劇

毎日新聞 2010年7月26日 東京朝刊



 
 
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乾きと命:東アフリカ報告/下 出稼ぎ、若者襲う事故の悲劇

◇「生き残った」運命恨む

牛やヤギが路上を行き交うエチオピア中部アムハラ州の町センベテ。17歳の少年は小さな部屋で人目を避けるように暮らしていた。モハメッド・アハメッド・ハッサン君。昨年10月、干ばつに悩む家族を助けようとジブチへ出稼ぎに向かう途中で列車から転落し、両足と右腕を失った。

8人兄弟の長男で、学校に行かず、両親の農作業を手伝っていた。降雨に頼る天水農業の収穫は不安定で、政府の食糧援助に頼る日々。「僕が家を出て働けば弟妹も空腹に苦しまない」。両親は反対したが、ジブチ行きの列車に乗った。列車は満員で、ドアのない乗降口に立っていた。国境付近で大きく揺れ、バランスを崩した。2カ月後、ジブチの病院で意識を取り戻した。「なぜ生き残ったのか」。運命を恨んだ。

今年1月、故郷に戻った。母は言葉もなく、涙を流した。今は親族が借りてくれた部屋で、世話をしてくれる弟(16)、妹(10)と一緒に住む。他の兄弟も部屋を訪れ、励ましてくれる。モハメッド君は「弟や妹の顔を見ると、助けてやれなくなったことが悔しい」と唇をかむ。

この地区の農村からは仕事を求めてジブチや中東に向かう若者が相次ぐ。中東へのルートはジブチやソマリアからの密航。両国と中東の間のアデン湾では密航船の沈没が続く。昨年は376人が死亡・行方不明になった。

地区の行政担当者は「人口が増える一方で、収穫を左右する降水量は不安定さを増している」と背景を説明する。国際移住機関は対策として、日本政府の資金援助で、若者に農業技術を訓練、家畜を提供している。しかしモハメッド君は「危険だが、出稼ぎに向かう若者を止められない。食糧も仕事もないのだから。僕も他に選択肢はなかった」と話す。

気候変動に関する政府間パネルは07年の報告書で「気候変動の影響でアフリカの数カ国では20年までに、天水農業による収穫量が最大50%減る可能性がある」と指摘している。(この企画は遠藤孝康が担当しました)

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毎日新聞 2010年7月27日 東京朝刊



 
 
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ミュージカル俳優らの本格パフォーマンス

2010年8月 6日号

元劇団四季の友石竜也さんらによる「シング!シング!!シング!!!」が8月21日(土)、22日(日)の両日、ラゾーナ川崎プラザソルで開催される。開演は21日が午後5時、22日は正午と午後4時より。

劇団四季時代にライオンキングのシンバ役を務めた友石さんを始め、本格派ミュージカル俳優が集合。手話コーディネーターで、各メディアで大活躍の RIMIさんも登場する。

料金は大人4000円、中学生以下2000円(前売・当日共通/全席指定)。当日はエチオピアチャリティグッズの販売も行われる。グッズの売上金は、 NPO法人「子どものための机基金」に全額寄付するという。

申し込みはメール(astellas@tc.main.jp)にて。問い合わせは(株)officeASTELLAS(【電話】03・6226・ 4877)まで。



 
 
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340 万年前の動物化石に人類最古の石器使用跡

2010/8/12 10:35

アフリカ東部のエチオピアで見つかった約340万年前の動物の化石から、人類が石器を使った最も古い証拠になるとみられる傷が発見された。これまで石器の使用が始まったとされてきた時期を、約80万年さかのぼることになる。米国とドイツの研究グループが、12日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

傷は、初期人類のアファール猿人(アウストラロピテクス・アファレンシス)が食用に動物の肉を骨から切り離したり、骨髄を取り出したりするときにできたらしい。人類の進化における石器の使用や、その発展の考察に一石を投じそうだ。

グループは、同国北部・アワッシュ渓谷下流域の339万〜342万年前の地層で、牛ぐらいの動物の肋骨と、ヤギぐらいの動物の大腿骨の化石を発見。いずれも切り傷のほか、引っかいたり、たたいたりした跡があった。

電子顕微鏡で調べた結果、傷は骨が化石になる前に付いていたと判明。歯ではなく石器による傷だということも分かり、一部には石器とみられる成分が残っていた。ただ、石器が加工してつくられたものか、自然界にあるままのものだったのかは不明という。

アファール猿人が生きていた時代や地域と合致することから、グループは同猿人が石器を使った痕跡だと結論付けた。

アファール猿人は脳の大きさがチンパンジーぐらいで直立二足歩行をする。全身骨格の約40%がそろっている代表的な女性の化石は「ルーシー」の愛称で呼ばれている。〔共同〕



 
 
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人類最古の石器使用跡、エチオピアで発掘された動物の骨で確認

* 2010年08月12日 09:30 発信地:パリ/フランス

【8月12日 AFP】エチオピア・アファール(Afar)地方の約340万年前の地層から、先のとがった石器で肉をこそぎとったような跡が残る大型ほ乳類の骨の化石を発見したとする論文が、12日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。人類の祖先は、定説より約100万年も前から、石器を使用していたことになる。

米カリフォルニア科学アカデミー(California Academy of Sciences)などの国際調査隊は、それぞれウシとヤギほどの大きさの動物の骨の断片2個を発掘した。石器自体は見つかっていないが、骨に付いた跡から、石器で肉をこそぎ取ったり、たたき割って骨髄を吸っていたりしたとみられる。

これまでで最古とされる石器は、約250万年前のものだった。 

石器が見つかったアワシュ渓谷(Awash Valley)の発掘現場では、2000年、同じ調査隊が約330万年前の人類の祖先アウストラロピテクス・アファレンシスのほぼ完全な骨格化石を発掘している。女児のものと断定され、「セラム(Selam)」と名付けられた。

調査隊リーダーのZeresenay Alemseged氏は、「今回の発見と照らし合わせると、セラムは石片を持ち歩いていて、家族が動物を解体するのを手伝っていた可能性は高い」と話している。(c)AFP/Marlowe Hood

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2747511/6067115



 
 
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最古の猿人「アルディ」全身骨格展示 東大博物館

2010/9/30 23:23

東京大は1日から30日まで、約440万年前に生きていた最古の人類「ラミダス猿人」の全身骨格(レプリカ)を同大総合研究博物館(東京・文京)で展示・公開する。入場無料。発見地のエチオピア以外で全身骨格が長期公開されるのは初めて。展示するのは「アルディ」と名付けられたラミダス猿人の成人女性。



 
 
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ゲイツ財団、エチオピア農業支援で日本の団体に助成

2010/10/23 8:15

【シリコンバレー=岡田信行】米マイクロソフト創業者、ビル・ゲイツ氏の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」はエチオピアの農業支援のため、573万ドル(約4億7000万円)を日本の援助団体に助成した。助成を受けたのはエチオピアで農民の経済的自立を支援している笹川アフリカ協会(SAA、東京・港)。

ゲイツ財団は米国、スペインなど4カ国の政府と協力して2012年までに約9億ドル(約730億円)の基金を設け、発展途上国の農家の貧困脱却を支援する計画を進めている。エチオピアで実績のあるSAAと組み、アフリカでの展開を急ぐ。



 
 
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マラソンの記録保持者 引退へ

11月8日 6時51分

2時間3分59秒の男子マラソンの世界記録を持つエチオピアのハイレ・ゲブレシラシエ選手が現役引退を表明しました。

ゲブレシラシエ選手は7日、「ニューヨークシティー・マラソン」に出場しましたが、25キロすぎで右ひざのけがを理由に途中棄権しました。レースのあと、足をひきずって記者会見場に現れたゲブレシラシエ選手は「引退を考えたのは初めてだが、若い選手にチャンスを与えるときが来たのだと思う」と述べ、現役を引退することを明らかにしました。優勝したのはマラソン初挑戦の26歳のエチオピアの選手でした。ゲブレシラシエ選手はエチオピア出身の37歳。1996年のアトランタオリンピックと2000年のシドニーオリンピックの男子1万メートルの金メダリストで、その後マラソンにも挑戦し、2007年のベルリンマラソンでは当時の世界記録をマークして優勝しました。おととしの北京オリンピックのマラソンには北京の大気汚染を理由に出場しませんでしたが、そのあと9月に行われたベルリンマラソンでは、史上初めて2時間4分をきる2時間3分59秒のタイムをマークし、みずからの世界記録を更新していました。



 
 
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男子マラソン世界記録のゲブレセラシェが引退表明

* 2010年11月08日 17:08 発信地:ニューヨーク/米国

【11月8日 AFP】陸上男子マラソンの世界記録保持者、ハイレ・ゲブレセラシェ(Haile Gebrselassie、エチオピア)が7日、現役引退を表明した。

ゲブレセラシェは同日、右ひざ痛のため、25キロ過ぎで初出場したニューヨークシティマラソン(New York City Marathon 2010)を途中棄権していた。

会見でゲブレセラシェは「引退について考えたこともなかったが、今日が初めて、その日だと思った」と話している。

ゲブレセラシェは1996年アトランタと2000年シドニーの両五輪、男子1000メートルで金メダルを獲得、ベルリン・マラソンでは2006年から4 連覇、ドバイマラソンでは2008年から3連覇を達成。2008年のベルリン・マラソンでは2時間3分59秒を記録し、世界記録を樹立していた。

同大会男子は2時間8分14秒でゲブレ・エグジャバー・ゲブレマリアム(Gebre Egziabher Gebremariam、エチオピア)、女子は2時間28分20秒でエドナ・キプラガト(Edna Kiplagat、ケニア)が優勝を果たしている (c)AFP



 
 
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ゲブレマリアム、初挑戦でV=ニューヨークマラソン

優勝候補のゲブレシラシエが途中棄権した波乱のレースは、初マラソンに臨んだ同じエチオピア出身のゲブレマリアムが優勝をさらった。最後まで競り合っていたムタイ(ケニア)を40キロ手前で振り切ってゴールに飛び込み「幸せな気分。待ち切れなかった」と喜びを表した。

マラソンは初挑戦ながら、昨年の世界クロスカントリー選手権で優勝するなど、ロードレースでの実績はある。「友人とよく準備してきた。マラソンに出ると決めてから、2、3カ月練習を積んできた」と胸を張った。(ニューヨーク時事)

(2010/11 /08-09:14)



 
 
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ゲブレマリアムが初優勝=藤原新は棄権−NYマラソン

【ニューヨーク時事】第41回ニューヨークシティー・マラソンは7日、当地のスタテン島からマンハッタンのセントラルパークまでの片道コースに約4万人が参加して行われ、男子は初マラソンのゲブレグジャベル・ゲブレマリアム(エチオピア)が2時間8分14秒で優勝した。昨年の世界選手権マラソン代表の藤原新(レモシステム)は25キロ付近で先頭集団から遅れ、37キロ付近で棄権。世界記録保持者のハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は25キロすぎに棄権し、レース後に現役引退を表明した。

女子は今年のロサンゼルスマラソンを制したエドナ・キプラガト(ケニア)が2時間28分20秒で初優勝した。

車いすの部では、男子の副島正純(シーズアスリート)が2位、洞ノ上浩太(SUNDISK)が6位に入った。 (2010/11/08-08:54)



 
 
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引退表明のゲブレシラシエが復帰示唆、男子マラソン

2010.11.11 Thu posted at: 16:33 JST

(CNN) 7日に行われたニューヨークシティー・マラソンでひざ痛のため途中棄権し、引退を表明した男子の世界記録保持者ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア、37)は10日、レースに復帰する可能性があることを強く示唆した。自らの簡易投稿サイト「ツイッター」で表明した。

ゲブレシラシエはこの中で、多くのことを考えなければならない時期だとし、「走ることを愛しているし、いつも走っているだろう。走ることを考えるつもりだ」と語った。また、ニューヨークシティー・マラソンでの不本意な成績を受け、「このような状態でエチオピアに戻る考えはなかった。ニューヨークで成功したかった」との気持ちも吐露した。

ゲブレシラシエは過去に1万メートルで4度、世界王者に輝き、アトランタ、シドニー両五輪では金メダルを獲得した。マラソンへの挑戦は近年のことで、世界記録を保持しながらも主要大会での優勝はなかった。2012年のロンドン五輪への出場への意欲を示していただけに、今回の引退表明はマラソン界に衝撃を与えていた。

スター選手として参加したニューヨークシティー・マラソンでも優勝候補の筆頭だったが、レース開始前にはひざ痛を抱えていることを白状していた。レースでは先頭グループの中にいたが、約25キロ過ぎの地点で棄権していた。



 
 
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カラス:人間の男女の顔を識別…エチオピア人留学生が発表

カラスが人間の男女の顔を識別する能力があることを、宇都宮大と東京農工大の連合大学院博士課程のエチオピア人留学生、ベザワーク・アフェウォークさん(32)が実験で証明し、米国の科学雑誌に発表した。顔の輪郭などの情報を基に、男女の差を見分けている可能性が高いという。【山下俊輔】

住宅街でよく見かけるハシブトガラス4羽を使い、男女の顔写真を見分けられるかを実験。最初に髪形を隠したカラーの写真を見せ、男性の写真を選ぶと餌のチーズがもらえる▽女性の写真を選ぶとチーズがもらえる−−という二つのグループに分け、カゴの中で訓練を繰り返した。

その後、同様に髪形を隠した別の男女の写真を加え、組み合わせや位置を入れ替えながら提示したところ、4羽のうち3羽は事前訓練を受けた性別の写真を20回中20回選び、残る1羽も70%の確率で見分け、チーズを獲得した。一方、写真を白黒にした場合、見分ける確率は50%に低下。顔の輪郭を丸く加工し、性別が分かりにくくした場合も確率が下がることが判明した。

カラスの生態に詳しく、「カラス博士」として知られる杉田昭栄(しょうえい)・宇都宮大農学部教授(神経解剖学)によると、カラスが男女の顔を分類することが分かったのは世界初。杉田教授は「この特性を利用すれば、カラスを寄せ付けない方法を考えることができるかもしれない」と評価する。

◇「人間と同じような能力、共存思想の基盤に」

ベザワークさんは「人間と動物には摩擦があるが、人間と同じような能力があることを知ることは、共存思想の基盤にもなる」と話している。

毎日新聞 2010年11月11日 10時36分(最終更新 11月11日 12時27分)



 
 
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中国選手、マカオ国際マラソンで金メダル獲得

2010-12-05 16:07:15 cri

中国の王雪芹選手は5日、第29回マカオ国際マラソンで、2時間37分37秒で女子フルの金メダルを獲得しました。

今回のマラソンは5日朝6時に始まり、54の国と地域からの選手4600人余りがフル・マラソン(42.195km)、ハーフ・マラソン(21.0975km)、ミニマラソン(6.5km)に参加し、参加人数はこれまでで最も多いということです。

男子フルでは、エチオピアの選手が金メダルを獲得しました。(翻訳:玉華)



 
 
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イエメン沖で船が転覆 アフリカ人80人が死亡か

2011.01.04 Tue posted at: 09:58 JST

(CNN) イエメン沿岸で3日、2隻の船が転覆し、アフリカ出身者少なくとも80人が溺(でき)死した模様だと現地当局が伝えている。

2隻は別々の事故で転覆した。イエメン国営のサバ通信によると、1隻はエチオピア人を中心に45人を乗せており、紅海で転覆した。ソマリア人とみられる3人はイエメン沿岸で生存が確認された。

同通信が内務省の発表として報じたところによると、2隻目はラハジ州沖で転覆し、35〜40人が乗船していた。

イエメン与党の公式ウェブサイトによると、乗船者の多くは女性と子供で、2隻目に乗っていたのは全員エチオピア人だったという。

現在、行方不明者の捜索が行われている。

経済的苦境や戦争を理由に国を逃れるアフリカ出身者にとって、イエメンは地理的理由から中東地域への玄関口とみられている。国連の難民機関によれば、毎年数千人が危険を冒してもアデン湾を渡っているという。



 
 
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海難事故:アフリカ難民、80人超死亡か−−イエメン沖

【カイロ共同】ロイター通信によると、イエメン南部沖で3日、エチオピア人らアフリカからの難民を乗せた船が強風と高波で転覆、少なくとも43人が死亡した。約40人を乗せたもう1隻も別の場所で行方不明となっており、死者は2隻で計80人を超える可能性がある。イエメン内務省が明らかにした。いずれも生活の困窮からサウジアラビアなどを目指していたアフリカからの難民とみられる。

毎日新聞 2011年1月4日 東京夕刊



 
 
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320万年前の人類も二足歩行 足裏に土踏まず、米大が分析

2011/2/11 4:00

初期の人類で、「ルーシー」の愛称を持つ化石でも知られるアファール猿人(アウストラロピテクス・アファレンシス)は、足裏にヒトと同じ土踏まずのアーチ(弓)状の形があったとする研究結果を米ミズーリ大などのチームが11日付の米科学誌サイエンスに発表した。アフリカ東部・エチオピアで発掘した約320万年前の足の骨を分析した。

アファール猿人は樹上での生活ではなく、地上で直立二足歩行していたとの説を裏付ける内容。チームは、足は木の枝など物をつかむ構造から、ヒトのような二足歩行を可能にする構造に進化したとみている。

チームはエチオピアのハダールで、左足の薬指と足首の間の部分にある「第4中足骨」の完全な形の化石を発見。

チンパンジーやゴリラ、ヒトの骨と比較したところ、骨の先端が地面に平らに着くようねじれ、骨が地面に対して傾きを持つなど、アーチを持つヒトの骨と同じ特徴を持つことが分かった。地面をけり出す強さと衝撃を吸収する柔軟さがあったと考えられるという。



 
 
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320万年前の猿人の化石に土踏まず、直立歩行の証拠 エチオピア

2011年02月14日 13:25 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月14日 AFP】エチオピアで320万年前のアファール猿人(Australopithecus afarensis)の左足の「第4中足骨」の化石が新たに発見され、現生人類と同様、アーチ型の「土踏まず」があったことが明らかになり、研究チームは直立二足歩行をしていた証拠だと述べている。

「ルーシー(Lucy)」と名付けられた女性の化石が知られるアファール猿人は、群れでアフリカ東部を放浪していたと考えられている。10日の米科学誌サイエンス(Science)に論文を発表した米アリゾナ州立大(Arizona State University)などのチームは今回の発見について、アファール猿人が樹上生活から直立二足歩行をする生活に移行していたことを裏付ける初めての証拠だと述べている。

類人猿の足は木の枝をつかみやすいよう、もっと平らでつま先が大きいが、今回発見されたアファール猿人の中足骨にはそうした特徴は見いだせず、現生人類に非常に近い足の構造だったことが示された。

土踏まずは、足を踏み出す時に地面に対してばねのように働くと同時に、足が着地する際に衝撃を吸収する役割も果たす。研究チームは「現生人類に至る進化のかなり初期に土踏まずができたということは、われわれの足の独特の構造が、人類の移動に不可欠だということを表している」と説明している。

アファール猿人よりも前の約440万年前に生息していたラミダス猿人(Ardipithecus ramidus)は、これまでにまとまった骨格が発見されている中では最も古い現生人類の祖先だが、この猿人の足はもっと類人猿に近く、時々しか直立しなかったことを示していると言う。(c)AFP



 
 
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インド:アフリカと緊密化 経済支援や人材育成−−あすから首脳会議

【ニューデリー杉尾直哉】インドのシン首相は24、25日にエチオピアの首都アディスアベバで開かれるインドとアフリカ諸国の首脳会議に出席する。報道によると、インド側は5億ドルのアフリカ支援を表明し、貿易や情報技術(IT)、鉱業分野などで今後5年間で2万人の人材育成を実施する計画を表明する。

首脳会議は「印アフリカ・フォーラム・サミット」の名称で08年にインドの首都ニューデリーで初めて開かれ、アフリカでの開催は初めて。今回はシン首相と、アフリカ連合(AU)議長のヌゲマ・赤道ギニア大統領が共同議長を務め、アフリカ側から16カ国程度の首脳が参加する見通し。

近年、中国が資源獲得を狙ってアフリカへの積極的な進出を展開しているが、中国と並ぶ高成長国インドは、アフリカを「21世紀の経済成長のカギを握る地域」と位置づけ、人材育成などを通じて関係強化を図る狙いだ。

インドが表明する5億ドルの支援は、これまでに表明済みの54億ドルに上乗せする形。インド側は、中国のような直接的な資源開発への投資ではなく、得意とするIT分野などでの人材育成を通じてアフリカ側の信頼を得た上で、将来的に農業や資源、製造業の拠点作りを図る構想という。

アフリカ諸国は、内戦に揺れるリビアなどの政情不安が問題となっているが、インド側は政治問題には深入りせず、経済協力に専念する考えとみられる。

インド側の狙いについて、ナイジェリアやコートジボワールで駐在インド大使を歴任したビシュワナタン氏は、「2030年代以降、インドも高齢化社会となり、いずれ人的資源を求める先がアフリカとなる時代が来る。今から先手を打って、製造業やサービス業の育成を図る必要がある。中国に対抗しているわけではない」と指摘する。その一方で、「アフリカ諸国側は極めて実利的で、中国やインドをてんびんにかけ、最大の利益を得ようとするだろう」と話している。

毎日新聞 2011年5月23日 東京夕刊



 
 
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親日国のエチオピア、「友好の証し」と義援金

東アフリカのエチオピア政府は、東日本大震災の義援金として、544万ブル(約2500万円)を在エチオピア日本大使館に寄付した。

同大使館などによると、帝国主義の時代、欧州列強に抵抗したエチオピアは、日露戦争でロシアに勝利した日本を近代国家建設の模範とした親日国。国民の1割が食料支援に頼る最貧国ながら、「約80年の外交関係がある友好国のために」と、震災後に日本支援委員会を発足させ、現地企業などに寄付を呼びかけていた。

義援金を岸野博之大使に手渡したハイレマリアム副首相兼外相は、「日本の長年の支援に感謝している。友好の証しとして日本の皆様に義援金を渡したい」と語った。(ヨハネスブルク 中西賢司)

(2011年6月25日23時21分 読売新聞)



 
 
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森林かサバンナか、人類が二足歩行を獲得した場所は?

2011年08月06日 15:48 発信地:パリ/フランス

【8月6日 AFP】アフリカ東部のサバンナは、従来広く考えられていたよりも古くから広い範囲にわたって存在していたという論文が、4日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。サバンナが人類の進化に影響を与えたという学説を補強するものだ。

1920年代に提案されたいわゆる「サバンナ仮説」によると、森林が徐々にサバンナになっていったことが、二足歩行や脳容積の増大などといった人類の特徴の発展に寄与したとされている。背の高い草の上を見渡して捕食動物を見つける必要もあって人類は二足歩行をするようになり、狩猟を始めたことで長距離を移動する必要にも迫られたと考えられている。

しかし、人類が二足歩行を獲得した理由としてそれ以外の要因を重視し、猿人化石が多く発見されているアフリカ東部の2つの地域、いずれもエチオピアのアワッシュ渓谷(Awash Valley)とオモ・トゥルカナ盆地(Omo-Turkana Basin)の森林被覆の状態は多様だったと主張する科学者もおり、サバンナ仮説は論争を呼んできた。

たとえば一部の学者は、これまでに化石が発見されたなかで最も古い初期人類の1つ、ラミダス猿人(Ardipithecus ramidus)は主に森林地帯に住んでいたと主張している。

■初期人類はサバンナとともに?

研究を主導した米ユタ大学(University of Utah)のトゥーレ・サーリング(Thure Cerling)教授は「過去600万年の間、初期人類の重要な化石が見つかっているアフリカ東部には開けた土地が広がっていた。人類の祖先の化石が見つかったところには、森林というよりもサバンナに似た開けた土地があったという証拠を発見した」と声明で述べた。

研究者たちは土壌サンプルの分析結果と世界の熱帯地帯の衛星写真を総合して、アルディピテクス(Ardipithecus)属、アウストラロピテクス(Australopithecus)属、パラントロプス(Paranthropus)属、現生人類が属するヒト(Homo)属などの化石が見つかった地域の植生の推移をまとめた。その結果、過去740万年間の森林被覆率は75%から5%まで幅があることが分かった。

しかし「化石が見つかっている初期人類が生きていた過去430万年間を通じて」、サバンナ(森林被覆率が40%未満)の相当部分は常時存在していたことも分かったという。「人類は約400万年前に二足歩行に移行しつつあったと考えられているが、今回の研究は、この時に森林ではない開けた土地が存在し、それもかなり広い範囲に広がっていたことを示している」とサーリング氏は語った。

現在のところ、多くの科学者は、アフリカ東部は200万年前まで森林に覆われていたと考えている。(c)AFP



 
 
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シティのトレードハブ、貿易決済の交換局に

シンガポール2011年08月10日 07:20

米金融のシティは4月にアジア・トレード・ハブ・シンガポール(ATHS)を設けたが、域内と域外の銀行取引の中継点として利用度が高まっており、これまでにほぼ40億米ドル(約3,128億円)の貿易金融を手掛け、シンガポールの地位向上に貢献している。

業務責任者のスティーブン・チュア氏によると、ATHSは輸出業者の代金決済を請け負う銀行同士をつなぐ仲介者で、電話交換機と同じ役割を果たしている。つなぐ相手は160カ国・地域の銀行。

扱うのは信用状(LC)、銀行引受手形などで、銀行がなじみのない国の銀行と取引を行う際に、特に有用だという。

ATHSは既に、エチオピア、ガーナの銀行の業務を代行しており、ロシアの銀行とも取引を開始した。最近はフィリピンの銀行とパラグアイの銀行との間のLCを仲介した。これらの銀行は相手銀行との面倒な手続きをATHSに委託することができる。

これまでならシンガポールにとり無関係だった取引にシンガポールがかかわることを可能にしており、ATHSは、従来のやり方を一変させるゲームチェンジャーの役割を果たしている。

ATHS同様のハブはニューヨークとダブリンにあるが、アジアでは初めて。



 
 
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ジェイランが男子1万メートルを制す ベケレは棄権、世界陸上大邱大会

2011年08月28日 22:42 発信地:大邱/韓国

【8月28日 AFP】第13回世界陸上大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)は28日、2日目の競技が行われ、男子1万メートルではエチオピアのイブラヒム・ジェイラン(Ibrahim Jeilan)が27分13秒81で金メダルを獲得した。

銀メダルには27分14秒07で英国のモハメド・ファラー(Mohammed Farah)、銅メダルには27分19秒14でエチオピアのイマネ・メルガ(Imane Merga)が続いた。この種目で5連覇を狙ったエチオピアのケネニサ・ベケレ(Kenenisa Bekele)は、残り約10周の地点でレースを棄権している。

また、男子20キロメートル競歩決勝ではロシアのワレリー・ボルチン(Valeriy Borchin)が1時間19分56秒で金メダル、ロシアのウラジミール・カナイキン(Vladimir Kanaykin)が1時間20分27秒で銀メダル、コロンビアのルイス・フェルナンド・ロペス(Luis Fernando Lopez)が1時間20分38秒で銅メダルをそれぞれ獲得した。

一方、27日と28日の2日間に渡って行われた十種競技では、米国のトレイ・ハーディ(Trey Hardee)が8607点で金メダルを獲得した。銀メダルには8505点で米国のアシュトン・イートン(Ashton Eaton)、銅メダルには8501点でキューバのレオネル・スアレス(Leonel Suarez)が輝いた。(c)AFP



 
 
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2011年09月06日 23:17米国東部時間

2万人がエチオピアに避難 スーダン南部から

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は6日、スーダン軍と南スーダン系武装勢力の戦闘が続くスーダン南部青ナイル州から約2万人の難民が隣国エチオピア北部に避難したことを明らかにした。

UNHCRは戦闘が始まった今月2日以降、青ナイル州で数万人規模で家を追われたと指摘。難民の健康状態は悪くはないが、食料や水などが必要としている。

エチオピアには、干ばつの影響で食料危機が続く隣国ソマリアから既に多数の難民が流入。フランス公共ラジオによると、スーダンからの難民に対応するため、エチオピア国内に三つのキャンプが新設された。(共同)



 
 
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New Cash Transfer Program for Tigray Region in Ethiopia

http://www.africagoodnews.com/development/poverty/2722-new-cash-transfer-program-for-tigray-region-in-ethiopia.html

In an effort to help some of the most vulnerable people in one of Ethiopia's most food insecure regions, the government of Tigray has launched a pilot scheme to transfer cash to those least able to earn money for themselves. If successful, it could be adopted country-wide.

The scheme follows a series of interventions by the local government designed to improve food security among a fast-growing, predominantly rural population. According to a recent report published by the journal Ecology and Society, recent initiatives "such as water harvesting schemes, employment generation schemes, and promotion of technology adoption significantly contribute to a higher likelihood of household food security status" in Tigray.

According to the country's Central Statistics Office, the region, whose population is around 4.5 million has more than 217,000 orphans and 69,000 people with disabilities, as well as 119,000 destitute elders and 6,734 child-headed households

A document from the Labour Bureau explains that "the needs of this vulnerable segment of the population cannot be fully addressed with the current limited government and donor support."

Among the beneficiaries of the pilot is Tigisti Adhano, 38, a widow living in Hintalo-Wejerat.

"I have three children, all of them still in school. With the growing problem at home, I was struggling to keep them there," she said. "But now I don't think I should ever worry about that," she said, referring to a new social protection initiative from which she is benefiting.

The Social Cash Transfer Pilot Programme aims to benefit "extremely poor and at the same time labour-constrained" families, according to the region's Bureau of Labour and Social Affairs.

In addition, the programme aims at "increasing school enrolment and attendance and improving health and nutrition of children living in the target group".

Due to the effects of persistent drought, past wars, HIV/AIDS and poverty, along with the global food price hikes, the number of vulnerable people such as Tigisti and her children is high.

The project aims to set up social protection mechanisms for vulnerable groups and transfers a small amount of resources to them and assesses the impact of these transfers on their lives. It operates through Community Care Coalitions (CCCs).

The bureau is piloting a social protection minimum package in two woredas (districts), Abiadi and Hintalo-Wajirat (with a population of 17,000 and 152,000 respectively).

Across both woredas, a total of about 3,300 households will receive one or a combination of instruments, consisting of social pensions, basic household poverty grant, disability grant and child support grant. The project began on 12 August.

The grants range from 80 to 160 birr or US$4.80-$9.70 per month per household, depending on specific composition, and the project is expected to cost a total $2.3 million to March 2014.

Targeting school enrolment

Douglas Webb, one of the designers of the project, from the UN Children's Fund (UNICEF) said the programme was different from existing safety net initiatives "as it is designed to benefit those vulnerable people that can't work or who shouldn't be working, like under-aged children".

The indicators in other African countries show that such programmes "tend to improve school enrolment, [and] nutritional and health status of this particular community", he said.

"This is an important step to provide a social protection safety net for vulnerable population groups in a manner that is affordable, community-based and which limits dependency," said UNICEF representative to Ethiopia, Ted Chaiban.

He said it would help to provide an "important lesson that can be brought into policy dialogue around how Ethiopia can build on existing social protection strictures".

The Federal Minister of Social and Labour Affairs, Abdulfetah Abdulahi, said the programme would be referred to for a new social protection policy being drawn up. "Based on its result, we will use it intensively throughout the country," said the minister.



 
 
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2011年9月17日13時20分

ウィキ暴露で実害 エチオピアの記者が当局尋問受け脱出

米ジャーナリスト保護委員会(CPJ、本部・ニューヨーク)は、内部告発サイト「ウィキリークス(WL)」が公開した米外交公電に氏名が掲載されていたエチオピアの記者が、当局に尋問された末に国外脱出したと発表した。

CPJの14日の発表によると、WLの公電公開で、言論活動に実害が確認されたのは初めてだという。

この記者へのCPJの聞き取りによると、今月5、6日以降、エチオピア政府の通信当局と警察から尋問を受けた。2009年10月26日付の在エチオピア米国大使館発の公電に、エチオピア政府内の対米情報提供者がこの記者と話したとする内容が記されており、警察は情報提供者の名前を明かすよう強く迫ったという。危険を感じた記者はまもなく国外に逃れた。AP通信によると、同政府は記者への圧力を否定している。



 
 
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ウィキリークスで実害、記者が脅迫で国外逃亡

【ヨハネスブルク=中西賢司】AP通信などは15日、内部告発サイト「ウィキリークス」が8月に暴露したエチオピア関連の米外交公電に名前を引用されたエチオピア人記者が、同国当局による脅迫を受け、先週末に国外逃亡したと報じた。

行き先は本人の希望により公表されていない。米民間団体「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」は、ウィキリークスの暴露による被害が確認された初の事例だとしている。

この記者はエチオピア当局筋から「政府に批判的な新聞社を黙らせるため、幹部名簿を作成している」と聞きつけ、この話が2009年10月の在エチオピア米大使館発の公電に記された。同新聞は約1か月後に廃刊となり、一部編集者が国外逃亡したという。

(2011年9月17日01時55分 読売新聞)



 
 
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米がアフリカに無人機基地 米紙報道、テロ組織対策で

2011/9/21 18:59

米紙ワシントン・ポストは21日、オバマ政権が中東イエメンや東アフリカのソマリアを拠点とするテロ組織への攻撃を強化するため、東アフリカとアラビア半島に無人機の秘密基地を設置していると報じた。東アフリカのエチオピアとインド洋の島国セーシェルに拠点が設置された。(ワシントン=共同)



 
 
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米軍、エチオピアに無人機基地 ソマリアの武装勢力攻撃

米軍が、アフリカ東部ソマリアのアルカイダ系組織の攻撃を目的に、隣国エチオピア南部に軍事拠点を極秘に開いたことが分かった。米紙ワシントン・ポストが27日、米空軍の話として報じた。エチオピア政府はこの拠点の存在を否定しているという。

同紙によると、軍事拠点は首都アディスアベバから南に約500キロの町にある民間空港の一部を転用。米空軍の要員が駐留して無人機リーパーを運用している。米空軍は「エチオピア政府が受け入れる限り(無人機攻撃を)続ける」と同紙にコメントしている。攻撃対象はソマリア中南部を支配するイスラム武装勢力シャバブ。米軍はこのほかに、東アフリカのジブチや島国セーシェルにも、無人機の運用拠点を設けているという。

オバマ政権はアフガン、イラク、イエメンなど世界の6カ国で無人機による攻撃をしている。テロ容疑者を裁判を経ずに殺害するうえ、民間人の巻き添えも出ていることから、批判が高まっている。(ワシントン=望月洋嗣)



 
 
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アフリカのモバイルヘルスで活用されるテキストメッセージのFrontlineSMS

2011.11.14

世界の人口が70億人に増え、携帯電話契約数は昨年50億を超えたとされていて、世界人口の90%程度は携帯電話の電波が届くエリアに住んでいるということだが、アフリカの新興国や開発途上国で携帯電話を利用したモバイルヘルスが注目を集めている。

ここで言う携帯電話はカメラなどを搭載したフィーチャーフォンや、通話やテキスト送受のみが行えるベーシックフォンなどのことで、必ずしも多機能で高機能なスマートフォンは必須ではない。電話やSMS(ショートメッセージサービス)だけでも通常の医療水準の向上や災害対策で大きな効果を上げることが可能であることが各地で証明されつつある。

エチオピアではTechnology for Change InternationalというNGOが音頭を取って、例えば医療関係者に携帯端末を1,000台配布して全国から妊婦の情報を収集し、また、妊婦にはtxt4EnatというSMSのサービスを提供する。txt4Enatに加入すると週に2回、妊婦が知っておくべき情報が送られる。対象とする妊婦は第1フェーズで10万人。システム化はエチオピアン・テレコム(ETC(Ethiopian Telecom Corporation))が開発中。オープンソースのFrontlineSMSをベースに開発することで、無償提供を目指している。

FrontlineSMSは地域の小規模NGOを活性化することを目的に英ケンブリッジのKen Banks氏が発案したSMS提供用アプリケーションで2005年にオリジナル版が開発され、その後、基金を得て改良が続けられている。

他の活用例としては、NPO法人であるMedic Mobileの活動がある。同法人のCEOであるJosh Nesbit氏(24歳)はスタンフォード大学の大学生だった2007年に、SMSによってアフリカ諸国の医療水準を大幅に引き上げることができることを思いつき、5000ドル(1ドル=77.8円換算で約38万9000円)の資金とバックパック一杯に詰め込んだ中古の携帯電話機とノートPCを持ってアフリカのマラウイに渡った。ノートPCにはGSMのモデムとFrontlineSMSがインストールされていた。彼は医師と患者をテキストメッセージでつなぐシステムを構築し、患者や医師が診察のために移動する時間を半年で1200時間削減し、医師の診察を受けることのできる結核患者の数を倍増させたという。また、その地域で初めて、急患などを知らせる緊急サービスが提供可能となった。6ヶ月間の運営費用は500ドル程度だったそうだ。

Nesbit氏は、アメリカなどで不要になり、物置などで眠っている携帯電話機(ベーシックフォン)をアフリカに運んで医療に役立てる活動を続けている。

http://wirelesswire.jp/Watching_World/201111141500.html



 
 
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【国連UNHCR協会】【エチオピア(スーダン難民):11月16日】スーダン難民キャンプへの爆撃

2011年11月18日 17:50 発信地:東京

【国連UNHCR協会】

11月10日に南スーダンのユニティー州の難民キャンプが空爆されたことに対して、UNHCRは大きな懸念を表明しました。最近、混乱が大きくなっているコードファン州のヌバ山から約2万人の難民が逃れてきましたが、11月3日、彼らの一時的な避難場所となっている地域に、数発の爆弾が投下されました。そのうちの2発はイェデ難民キャンプに落とされ、残る1発は学校のすぐそばで爆発しました。今のところ死者は確認されていませんが、UNHCRは現在、周辺地域を含め被害状況の調査を行っています。また、イェデ難民キャンプから新しい場所への人々の移動が、激しい雨のために大変困難な状況です。

UNHCRは、6月から続くスーダンと南スーダンの紛争により、多くの人々がふるさとを追われている事態を大変深刻に受け止めています。先週にはアッパー・ナイル州のニュー・グファ村でも空爆があり、村人に負傷者がでたという報告があります。スーダン中部のダマジンとカームック(第2報参照)地域から約5万5000人がスーダン南部のブルーナイル州に向かったといわれています。スーダン国内で爆撃を受けている人々は、南下して南スーダン国境を越えたり、東に向かってエチオピアとの国境を越えて逃れていると言われています。エチオピアにはすでに3万人のスーダン難民が避難しています。

南スーダンに辿り着いた人々によると、カームック地域の南部に位置する村々には、人々はほとんど残っていないということです。UNHCRは、国境付近にこれらの人々を受け入れるための一時避難所を開設し、1万5000人分の緊急援助物資を準備しました。

▼国連UNHCR協会では、難民支援への募金を受け付けています。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
https://www.japanforunhcr.org/cgi-bin/index.php?action_donate=true

◆ご寄付でできること(一例)
5,000円で、毛布10枚。
10,000円で、体を横たえるマット4枚。
30,000円で、テント2張。

●【国連UNHCR協会 メールニュース登録】●
難民支援の情報をお届けします!ぜひご登録ください。
https://www.japanforunhcr.org/cgi-bin/index.php?action_formmail=true



 
 
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ボーイング787型機がアフリカに初飛来

2011年12月20日 22:00 

「ドリームライナー」 エチオピアへ!

11日、米ボーイング社の787型機「ドリームライナー」は6か月におよぶ世界巡回ツアーの一環として、初めてアフリカ大陸に飛来した。

787型機は、中国、海口を離陸し、エチオピア航空の拠点、首都アディスアベバに、エチオピア航空の機長の操縦で着陸した。エチオピア政府、エチオピア航空関係者などを含む多くの観客に迎えられた。エチオピア航空は、787型機を10機発注している。

「アフリカにおいて、航空機の需要は世界標準と比べ早いペースで成長している。画期的な787型機のような航空機やエチオピア航空がその成長ペースに拍車をかけるだろう。787型機は定員数、サイズ、低運航費用等においてアフリカの未来に羽ばたく最適の航空機だ。ボーイング社は、航空機の最新技術やボーイング社に信頼いただいているお客様にこの航空機を披露できたことをうれしく思っている。」

とアフリカ・ラテンアメリカ・カリビアンセールス担当部長、ヴァン・レックス・ガラード氏は述べた。

787型機は、初の中型ジェット旅客機で大型ジェット旅客機並みの航続距離をノンストップで飛行することが可能。内装も、最新テクノロジーを駆使した大きな窓や発光ダイオード(LED)照明などを採用している。

「エチオピア航空は、アフリカで初めてこの最新マシンを操縦する航空会社になる。」

とエチオピア航空最高経営責任者(CEO)、 Tewolde Gebremariam氏。

14日、エチオピアのアディスアベバを離陸した787型機は、ケニアの首都ナイロビに飛来した。ケニア航空は、9機発注している。

その後、787型機は、中東、カタールの首都ドーハへ向かう。

編集部 殿塚

http://www.africa-news.jp/news_ryFu7e3p2.html?right



 
 
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Student arrested for using Skype in Ethiopia allowed to stay in UK - for now

http://menmedia.co.uk/manchestereveningnews/news/s/1468953_student-arrested-for-using-skype-in-ethiopia-allowed-to-stay-in-uk--for-now

A student who says he was arrested for using Skype in Ethiopia has had his deportation to his homeland blocked - for now.

Yidnek Haile, 31, a post-graduate student at Manchester University, was due to be flown back to Ethiopia on Thursday, until a high court judge ruled that he needed more time to look at the case.

Supporters of Yidnek say he would face a lengthy jail term and police beatings if he was sent back, just for using Skype - an internet telephone service that is illegal in Ethiopia.

The ruling means that the Home Office, who planned to deport Yidnek at 7pm on Thursday, cannot do so until a final decision is reached by the court.

Yidnek, an IT trainer, was charged by police in Ethiopia - where using non-government telephone companies is banned - last year after showing people how to use Skype in the internet cafe in which he worked.

The former Ethiopian student leader fled to the UK and sought asylum last December, saying he had been repeatedly arrested and beaten by the Ethiopian authorities.

But the Home Office said there was no evidence to support his story.

Richard Heeks, a Manchester University professor who is supporting Yidnek’s appeal, welcomed the temporary reprieve.

He said: "It is only now that someone in this country has looked at Yidnek’s case, and seen that he is clearly being tried on trumped up charges. But the battle is far from over."

Prof Heeks said a final decision on Yidnek’s case is likely to be made shortly after Christmas.

More than 1,400 people have signed an online petition against Yidnek’s deportation.



 
 
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武装集団、欧州人観光客を襲撃 5人死亡 エチオピア

2012年01月19日 08:24 発信地:アディスアベバ/エチオピア

【1月19日 AFP】エチオピア政府は18日、同国北部アファール(Afar)州で17日未明、武装集団が欧州の観光客のグループを襲撃し、5人が死亡、2人が誘拐されたと発表した。

殺害されたのは、ドイツ人2人、ハンガリー人2人、オーストリア人1人で、誘拐されたのはドイツ人2人とみられる。この他、エチオピア人2人も誘拐されたもよう。

エチオピア外務省によると、一行22人はエルタアレ(Erta Ale)火山をトレッキング中だった。政府は隣国エリトリアの仕業と見ており、拉致された4人はエリトリアに連れ去られた可能性が高いとしているが、エリトリアは犯行への関与を否定している。

この地域では2007年、英国大使館員を含む欧州人5人がアファール革命民主統一戦線(Afar Revolutionary Democratic Unity Front、ARDUF)により誘拐され、12日後に解放されるという事件が発生している。エチオピア、エリトリア、ジブチの国境に分断されたアファール人の統一を目指すARDUFは、2003年にエチオピア政府と和平合意したが、これに不満を持つ一派は現在も活動を続けている。(c)AFP



 
 
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2012年1月19日2時15分

欧州の観光客5人殺害 エチオピア北部で武装集団

エチオピア政府は18日、北部のアファール州で、火山地帯の観光に訪れていたヨーロッパ人5人が、銃を持った武装集団に襲われて殺害されたと発表した。ほかに運転手や警察官が負傷したとの情報もある。AP通信が伝えた。

襲撃は16日に発生した。現場は、エリトリアとの国境近くで、エチオピア政府は、エリトリアの支援を受けたテロリストの犯行と非難。エリトリア政府は関与を否定している。(ジュバ〈南スーダン〉)



 
 
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中国出資のアフリカ連合新本部施設が完成

2012/1/29 19:10

中国政府が総工費2億ドル(約153億円)を出資したアフリカ連合(AU)の新本部施設が29日までに、エチオピアの首都アディスアベバに完成した。高さ約100メートルのビルと会議場からなる新本部は、資源外交を通じて近年アフリカとの関係を深める中国からアフリカへの「贈り物」と呼ばれている。

AUは29日から、同施設では初の首脳会議を開催。開幕式には中国代表として過去最高クラスの賈慶林全国政治協商会議主席が出席する予定。

中国外務省によると、賈主席は28日に行われた新本部施設の落成式で、同施設はアフリカ各国と人民に対する「大切な贈り物」とアピールし、アフリカ諸国との関係強化を図っていく考えを強調した。

エチオピアからの報道では、新本部ビルは20階建てで、アディスアベバで最も高い建物となった。工事は2009年1月に始まり、大半の建築資材は中国から輸入、約1200人の中国人とエチオピア人の労働者が投入されたという。

中国は多くのアフリカの国で鉱物資源の獲得を推進する一方、道路などのインフラ投資も強化し、各国政府と密接な関係を築いている。欧米などからは「新植民地主義」との指摘も出ている。

今回のAU首脳会議は「アフリカ内の貿易強化」がテーマだが、治安悪化が問題化しているナイジェリアやソマリア、リビアなどの情勢についても話し合う見込み。(ナイロビ=共同)



 
 
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2012年1月30日3時3分

中国、アフリカ詣で強化 党序列4位、首脳会議へ

中国が2億ドル(約153億円)を援助したアフリカ連合(AU)会議センターの落成式が28日、エチオピアの首都アディスアベバで開かれた。これを機に中国は、AUへの6億元(約72億円)の無償援助を表明。アフリカとの関係強化を進める姿勢を鮮明にした。

同センターは2006年に北京で開かれた中国・アフリカ協力フォーラムの首脳会議で決まった援助のひとつ。高さ100メートル、建築面積5万平方メートル。29日開幕したAU首脳会議に先立って開かれた落成式には、中国共産党の序列4位の賈慶林(チア・チンリン)全国政治協商会議主席が出席した。

賈氏は過去にAU首脳会議に参加した中国高官の中で最高位。中国国営新華社通信によると、賈氏は落成式で「センターは新世紀の中ア関係が発展を深める象徴だ」と述べ、AU議長のヌゲマ赤道ギニア大統領は「アフリカには『建物は愛の表現』という言葉がある」と応じた。賈氏はヌゲマ大統領との会見で、AUへの今後3年間で6億元の追加無償援助を表明した。



 
 
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エチオピア:中国が丸抱え、AUビル完成

【北京・成沢健一】中国政府が総工費2億ドル(約153億円)を拠出したアフリカ連合(AU)の新本部施設がエチオピアの首都アディスアベバに完成し、28日に落成式が開かれた。中国メディアが29日、伝えた。新施設は2500人収容の会議場と20階建てのビルから成り、建築面積は約5万平方メートルと東京ドームがすっぽり入る。

落成式には中国共産党ナンバー4の賈慶林全国政治協商会議主席が出席し、「(施設は)中国からアフリカへの贈り物」とあいさつした。賈主席は、ジャン・ピンAU委員長と会談した際、今後3年間でAUに6億元(約73億円)の無償援助を提供することも表明した。

中国のアフリカとの関係強化は資源確保が目的との見方が強い。

毎日新聞 2012年1月30日 東京朝刊



 
 
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Public Still Unhappy About Poor, Expensive ICT Services

http://www.ezega.com/News/NewsDetails.aspx?Page=heads&NewsID=3216

February 14, 2012 - Amid persistent complaint from Ethiopian customers about continued poor service, Ethio-Telecom has implied that the problem was the French company, according to the African Report. The two sides are said to be renegotiation their contract agreement according to the report.

In November 2010, Ethiopia awarded France telecom a 30 million Euro two year contract to manage Ethio-Telecom. But the past few weeks have seen Ethio-Telecom customers launch massive complaints over the company's poor service.

Many say the company's mobile phone credit cards are defective.

"It took me two days to enter the number on my scratch card. I don't really understand why this company can't improve its service. We heard that France Telecom took over the management, but we are yet to see any improvement," Tesema Belay, an irate customer, said.

Like Belay, many customers are expressing their bitter dissatisfaction over the company's mobile and internet services, saying that "it is easier to win a lottery than to recharge your credit".

"While telephone services in Ethiopia are the most expensive in Africa, we are not as lucky to get the desired service" Belay continued.

Customers have also complained at the price of SIM cards, which were lowered from US$10 last year to a little over US$2 recently, saying they still remained too expensive.

International companies and business organisations that depend on the state owned telecommunications company's services, have also expressed their dissatisfaction over the poor services.



 
 
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子供1人にコンピュータ1台を。次はタブレット

2012年2月17日 掲載

マイナビニュースは、早くから教育改善のために「子供1人にノートPC1台を」を目標に取り組んでいる、OLPCプロジェクトの活動を紹介している。

OLPCは2005年、当時画期的だった100ドルPCを、ネパール、アフガニスタン、ウルグアイ、エチオピア、ナイジェリアなどに普及させた。現在は25言語に対し、約40ヵ国で300万台を出荷した。子供1人に1台を達成しつつある国が1国、このほか2つの国でも近い状態にある。

現在、OLPCが進めている最新の取り組みの1つが、2009年に明らかにしたタブレット。OLPCのタブレットはソーラーパネルカバーを持つほか、防水・防塵、耐久性を特徴とする。30フィート(約9メートル)の高さから落下しても壊れない。

モバイルネットワークやモバイルデバイスの進化はビジネスに限らず、教育にも大きなメリットを与え、ITと教育を組み合わせた取り組みが増えている。

http://www.shijyukukai.jp/news/?id=4463



 
 
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アフリカで2番目の経済成長率

2012年2月26日 08:00 

エチオピア、経済成長率11.4%

国連アフリカ経済委員会は、ガーナに続き、エチオピアが、2011年アフリカで、2番目に大幅な経済成長を遂げたと報告した。

地球温暖化との戦い

エチオピア政府は、経済成長率プラス11.4%だったと報告したのに対し、国際通貨基金(IMF)と国際復興開発銀行(世界銀行)によると、エチオピアの経済成長率は、プラス8.7%だったと報告した。

エチオピアは、小規模なビジネスや農業の分野での生産能力が上がり、過去7年間で今までの倍の経済成長を遂げた。

過去のエチオピアは、アフリカで1番の食料不足と高い乳児死亡率で知られていた。しかし、これらの問題を年々少しずつ改善し、特に、健康、教育、インフラストラクチャーに力を入れたことにより、経済を成長させることができた。

しかし未だ、多くのエチオピア国民は、地球温暖化の影響で、乾期がより長く続き、作物が予想していたように収穫できず、貧しい生活を強いられている。

編集部 殿塚



 
 
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インターネットで国際交流授業

http://news24.jp/nnn/news8721782.html

曽於市末吉小学校の5年生108人が、インターネットを使った交流で外国の文化に触れ、海外に興味を持ってもらおうと行われた授業で、エチオピアの子どもたちと国際交流した。末吉小学校の子どもたちは、大型テレビの前で着物を着たり習字を見せたりして、日本文化を紹介した。エチオピアの子どもたちも歌や踊りを披露。末吉小学校に映像が音声が届くと、教室では自然と手拍子が湧きおこった。末吉小の子どもたちは、「同い年の人と明るく接することが出来た。これからも手紙のやりとりなどをして交流したい」と話した。



 
 
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エチオピア軍、エリトリア侵攻 反政府勢力を攻撃

asahi.com
2012年3月16日1時32分

 エチオピア軍は15日、反政府勢力の拠点を攻撃するため隣国エリトリアに侵攻した。ロイター通信などが伝えた。エチオピア軍がエリトリア領内に入るのは、両国の国境紛争が終結した2000年以来となる。

 エチオピア軍は、国境から約16キロのエリトリア南東の街3カ所を攻撃したという。エチオピア側は今年1月に国内で反政府勢力によって5人のヨーロッパ人観光客が殺害されたことを受けた措置だとしている。エチオピア側は、反政府勢力がエリトリア政府から援助を受けていると主張しているが、エリトリア側は否定している。

 両国は、未解決の領土問題を抱えており、今回の攻撃でさらに関係が悪化することが懸念される。(ナイロビ=杉山正)



 
 
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Google sees Africa profit by 2017

http://www.moneyweb.co.za/mw/view/mw/en/page295023?oid=568657&sn=2009+Detail

As users search for porn, jobs.

May 9 (Bloomberg) -- Google Inc., the world’s largest Web-search provider, said it may make a profit in Africa by 2017 as more Internet users sign on to look for items including pornography, news and jobs.

“It’s achievable to be profitable in five to 10 years in key markets,” Ory Okolloh, head of government relations for Google in sub-Saharan Africa, said in an interview today at the World Economic Forum on Africa in Addis Ababa, Ethiopia’s capital. Africa is no different from other regions in that people want to search for items including pornography, sports news and employment opportunities online, she said.

Google, the Mountain View, California-based company, started operations in Africa in 2007 and now has offices in South Africa, Nigeria, Kenya, Senegal, Ghana and Uganda. Along with other multinational companies, including Wal-Mart Stores Inc. and Barclays Plc, Google is chasing returns from a continent with more than 1 billion people and faster growth rates than developed nations.

“We’re making positive revenue in South Africa,” Okolloh said. Google is also starting commercial lines of business in Kenya and Nigeria, she said. About 10 percent of people in Africa have access to the Internet and this number may rise to as many as 400 million people by 2015, she said.

“We can’t make money if people aren’t online,” Okolloh said. Negotiating policy across the largest of Africa’s more than 50 countries is also a “huge challenge.”

The issues include getting cables to connect Africa to the Internet and lobbying for competition rules to be relaxed, she said.



 
 
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イスラエルの過激なアフリカ系移民排斥運動

Israel to Deport African Migrants

6万人の不法移民が流入して治安が悪化、イスラエル市民との対立はついに流血の事態に

2012年06月05日(火)17時09分

トリスタン・マコネル

イスラエルはアフリカ諸国からの不法移民が押し寄せる移民大国。貧困国からの経済難民や母国での政治的抑圧を逃れてきた亡命者など、およそ6万人ものアフリカ系移民が暮らしている。

だが、彼らの存在はイスラエル社会にとって頭痛のタネ。犯罪の増加や社会の不安定化の元凶だとして、アフリカ系移民に対する市民の反感は爆発寸前に高まっている。

亡命希望者は砂漠の真ん中に収容

ベンジャミン・ネタニヤフ首相は6月3日、エチオピアやガーナ、コートジボアール、南スーダンなどから来た不法移民2万5000人を迅速に国外追放するよう指示。さらにエリトリア、ソマリア、スーダンからの亡命希望者の収容施設を砂漠の真ん中に建設するよう命じた。ネタニヤフは「(国外)に送還できる人は全員、できるだけ早くそうすべきだ」と閣僚らに語ったと伝えられる。

英BBCは、不法移民を射殺すべきだと訴える年配のイスラエル人男性や、アフリカ系移民によるセクハラや犯罪行為を糾弾し、彼らがイスラエル人の雇用と住宅を奪っていると訴える若い女性のインタビューを放映した。アフリカ系移民が「侵入者」と呼ばれることが多いなか、与党のある政治家は彼らを「癌」だと言い切った。

イスラエル人とアフリカ系移民コミュニティの反目は数カ月前から一段とヒートアップしている。イスラエル政府は昨年12月、不法移民の侵入を食い止めるために1億6000万ドルを投じると表明。先月、テルアビブで行われた反移民デモでは一部のデモ隊が暴徒化し、対立が納まる気配はない。

(GlobalPost.com特約)



 
 
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散歩道:エチオピアにポンプ車寄贈−−笠間 /茨城

毎日新聞 2012年06月23日 地方版

笠間市は22日、エチオピアで農業支援などに取り組むNPO法人「エチオピアの未来の子供」に対し、消防車1台を寄贈した。同法人理事長で同市在住の陶芸家、タスファイエ・ガライヤさん(65)=エチオピア国籍=の申し入れに応えた。今月28日に横浜港を出発し、約1カ月でエチオピアに届く予定。農業用水の運搬や給水活動に使われる。

寄贈されたのは消防団が93年から使用していた1500リットルの水槽付ポンプ車。市消防本部での寄贈式には、山口伸樹市長やガライヤさんらが出席。山口市長が「長い間地域の防災のために活躍してきた。見た目は古いが、ぜひ機能的に活用して」と話すと、ガライヤさんは「雨が少ないエチオピアにはポンプ車が必要。笠間の文字を掲げて走らせます」と礼を述べた。【松本尚也】



 
 
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高橋尚子の記録破られる…ゲラナが五輪新

ロンドン五輪の女子マラソンで優勝したティキ・ゲラナ(エチオピア)の2時間23分07秒は五輪新記録。

高橋尚子が2000年シドニー大会で記録した2時間23分14秒が破られた。 

(2012年8月5日21時46分 読売新聞)



 
 
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結婚を強制される少女、世界に5100万人 写真家が悪習廃絶訴え

2012.08.07 Tue posted at 15:20 JST

(CNN) できることなら学校を出て先生になりたかった−−。アフガニスタンの11歳の花嫁は40歳男性との結婚を控え、写真家にそう語った。得意な学科は地元の言葉のダリ語。結婚のために退学しなければならないと、悲しそうな表情を見せた。

同じような境遇の少女は世界各国で5100万人に上る。写真家のステファニー・シンクレア氏は各地を旅してそうした子どもたちの姿をカメラに収め、写真集を出版した。

アフガニスタンで幼い時に結婚させられた少女たちの夫婦生活について尋ねると、多くの場合、夫は妻が成熟するまで待つとの答えが返ってきた。しかし女性たちはこっそりと、実際には未成熟な妻が相手をさせられていると耳打ちしたという。

イエメンでは6歳の時に軍人の夫と結婚させられた少女を撮影した。結婚式の当日まで自分が結婚することは知らされず、結婚してしばらくの間は「夫の姿を見るたびに身を隠した。顔を会わせるのが嫌でたまらなかった」という。

シンクレア氏は「子どもを結婚させる悪しき伝統はこうした一部の文化に深く刻み込まれていて、家族も子どもを守ってくれない」と語る。

イスラム教国以外でも、エチオピアのキリスト教の集落では14歳の少女がラバに乗せられ、逃げ帰る道が分からないようにと顔を隠されて連れて行かれる光景を取材した。

インドやネパールではヒンドゥー教の5歳の少女と姉2人の合同結婚式が行われていた。少女だけでなく少年も幼いうちに結婚させられることがあるという。シンクレア氏は、自分の写真をきっかけとしてこの問題に脚光を当て、悪しき伝統を変えさせたいと話している。



 
 
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デファーが女子5000メートルで金メダル獲得

2012年08月11日 06:47 発信地:ロンドン/英国

【8月11日 AFP】ロンドン五輪は10日、オリンピックスタジアム(Olympic Stadium)で陸上女子5000メートル決勝が行われ、2004年アテネ五輪の金メダリストでエチオピアのメセレット・デファー(Meseret Defar)が15分4秒25で金メダルを獲得した。

第13回世界陸上大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)で優勝したケニアのビビアン・チェルヨト(Vivian Cheruiyot、ケニア)が15分4秒73で銀メダル、北京五輪の金メダリストでエチオピアのティルネシュ・ディババ(Tirunesh Dibaba)が15分5秒15で銅メダルを獲得した。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/london2012/london2012-athletics/2894455/9349020



 
 
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ファラーが男子5000メートル制し長距離2冠

2012年08月12日 05:50 発信地:ロンドン/英国

【8月12日 AFP】ロンドン五輪は11日、オリンピックスタジアム(Olympic Stadium)で陸上男子5000メートル決勝が行われ、英国のモハメド・ファラー(Mohammed Farah)が13分41秒66で金メダルを獲得した。

ファラーは、残り600メートルからラストスパートを仕掛けて、10000メートルとの2冠を達成した。

29歳のファラーはこの2冠でチェコのエミル・ザートペック(Emil Zatopek)氏、フィンランドのラッセ・ヴィレン(Lasse Viren)氏、エチオピアのミルツ・イフター(Miruts Yifter)氏やケネニサ・ベケレ(Kenenisa Bekele)ら一流ランナーと肩を並べた。

エチオピアのデジェン・ゲブレメスケル(Dejen Gebremeskel)が13分41秒98で銀メダル、ケニアの トーマス・ロンゴシワ(Thomas Longosiwa)が13分42秒36で銅メダルを獲得した。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/london2012/london2012-athletics/2894610/9352174



 
 
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エチオピアのメレス首相が死去=20年の強権支配に幕

【アディスアベバAFP=時事】20年以上にわたりエチオピアの強権支配体制を率いたメレス首相が20日夜、入院していた国外の病院で死去した。57歳だった。エチオピア政府が21日、発表した。

メレス首相は過去2カ月、公の場から姿を消していた。ブリュッセルの病院に入院中と報じられていたが、エチオピア政府は詳細について確認を避けた。政府報道官は「順調に回復していたが、容体が急変した。集中治療室(ICU)に運び込まれたが、20日深夜、恐らく午前0時に近い時間帯に死去した」と説明した。

憲法の規定では、ハイレマリアム副首相が「首相不在時の首相代行」となる。ただ、メレス首相は6月から執務不能だったと伝えられているが、これまでエチオピア政府がどういう形で運営されてきたのか、在エチオピア外交官の間でも謎のままだ。

反政府勢力エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)の書記長だったメレス氏は1991年、メンギスツ独裁政権を倒して政権を握った。大統領を儀礼的存在に祭り上げる一方、自身は首相となって国政の全権を手中にした。複雑な民族対立を抱える国内を、地方分権を通じた巧みな懐柔策でまとめ上げたとも評されるが、実態は強力な中央政府による強権支配が維持されている。(2012/08/21-16:25)



 
 
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エチオピア首相が病死、約20年にわたり最高指導者の地位維持

2012.08.21 Tue posted at 16:23 JST

(CNN) エチオピアの国営テレビは21日、同国のメレス首相(57)が病死したと伝えた。同国ではここ数週間姿を見せない首相の安否に関する憶測が飛び交っていた。

国営テレビは、首相が感染症により死亡したと発表したが、詳しい病名は明らかにしていない。首相の職務はハイレマリアム副首相が代行しているという。

政府は先月、メレス首相が病気療養中であると発表していた。先週には政府報道官が「首相は回復している。国家元首としての職務も遂行している」と説明したものの、首相の所在や病名については言及しなかった。首相が姿を見せないことについて、同国内では陰謀説まで飛び出していた。

先月、首都アディスアベバで開かれたアフリカ連合(AU)首脳会議では、メレス首相はスーダンと南スーダンの対話で重要な役割を果たすとみられていたが、欠席していた。

メレス氏は元ゲリラ組織のリーダーで、1991年にメンギスツ独裁政権を打倒。その後、政情不安定な周辺国に囲まれながら、同国の経済成長と治安維持につとめてきた。

一方、人権保護団体からは、報道の自由の制限や野党の弾圧などを非難する声も上がっていた。同国では昨年、スウェーデン人のジャーナリストに対して、テロを支援したとして禁錮11年の有罪判決が言い渡されていた。



 
 
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強権支配を続けたエチオピア首相、死去

【ヨハネスブルク支局】エチオピアのメレス・ゼナウィ首相(57)が20日、死去した。

ロイター通信が伝えた国営テレビの報道によると、メレス氏は、国外の病院で2か月間、療養していたが容体が急変したという。

メレス氏は、1991年にメンギスツ政権を打倒して暫定大統領に就任。95年から首相を務め、実権を握って強権支配を続けた。

(2012年8月21日14時34分 読売新聞)



 
 
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2012年8月21日21時18分

エチオピアのメレス首相死亡 強権政治20年に幕

エチオピア国営テレビによると、メレス首相(57)が20日、死亡した。国外の病院で療養していたが容体が急変したという。メレス氏は、約2カ月間公の場に姿を見せておらず、ベルギーの病院に入院しているとの情報や死亡説も度々出ていた。

メレス氏は、1991年にメンギスツ独裁政権を倒し、暫定大統領に就任。95年から首相を務めていた。米国から東アフリカの安全保障のパートナーと位置づけられ、多額の支援を受ける一方、国内では少数民族の抑圧や報道規制などを強め、強権政治を敷いた。人権団体からは度々、「アフリカ最大の人権抑圧者」などと非難を受けてきた。

05年の選挙では、結果に不満を持ちデモを行った野党支持者を治安部隊が弾圧し、数百人の死者が出た。(ナイロビ=杉山正)



 
 
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エチオピア首相が死去 最高指導者のメレス氏

2012/8/21 19:09

【モガディシオ=共同】エチオピアからの報道によると、同国国営テレビは21日、同国の事実上の最高指導者、メレス・ゼナウィ首相が20日夜に死去したと伝えた。57歳だった。外国の病院に入院中、感染症にかかったという。

メレス氏はゲリラ闘争の元指導者。1990年代前半に権力掌握後、議会制民主主義や市場経済を導入する一方、野党弾圧を続けるなど強権体質に批判も上がっていた。

7月中旬に首都アディスアベバで開かれたアフリカ連合(AU)首脳会議を欠席、ベルギーで闘病中との説が流れたが、政府側は重病説を否定していた。

国営テレビによると、ハイレマリアム副首相兼外相が首相代行を務める。メレス政権は対テロ政策で親米路線をとり、隣国ソマリアなどに影響力を及ぼしてきた。

メレス氏は89年、当時の反政府ゲリラ組織ティグレ人民解放戦線(TPLF)議長に就任。他のゲリラとの共闘組織エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)を結成、書記長となり、91年にメンギスツ社会主義独裁政権を打倒。暫定大統領に選出され、95年の初の下院選を受けて首相に就いた。



 
 
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エチオピア:メレス首相が死去 病死の可能性

毎日新聞 2012年08月21日 18時40分(最終更新 08月21日 19時16分)

【ヨハネスブルク服部正法】エチオピアのメレス・ゼナウィ首相が20日、死去した。57歳。死因は公表されていないが病死とみられる。エチオピア国営テレビが伝えた。メレス首相は最近約2カ月、公の場に姿を見せておらず、重病説が流れていた。ハイレマリアム副首相兼外相が首相を代行する。

メレス首相は反政府組織の指導者としてゲリラ闘争を行い、91年にメンギスツ政権を打倒。95年に首相に選ばれてから17年にわたりエチオピアを率いた。強権政治への批判がある一方、高い経済成長を導き指導力を評価する声も多く、新世代のアフリカのリーダーの筆頭格と見られていた。「テロとの戦い」を巡り、米国との関係強化にも熱心だった。



 
 
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エチオピア航空にボーイング787納入 日本2社以外で初

2012.09.04 Tue posted at 15:24 JST

(CNN) 世界で現在、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の2社のみが導入しているボーイング787ドリームライナーが、エチオピア航空に納入された。世界的な経済危機の中で、同社は高成長を続けている。

同社はドリームライナー計10機を発注し、すでに1機を受け取った。ジェブレマリアム最高経営責任者(CEO)によると、まずアフリカ路線で就航し、2機目は米ワシントン線に導入する。年内に計4機が納品される計画だという。

同氏はCNNとのインタビューでドリームライナーの乗り心地を問われ、「機内の湿度が高く、快適で疲れにくい。窓も従来よりずっと大きい。機体が軽いため、燃費は約2割向上している」と説明した。

同社の事業全体については、過去10年間にわたり国内総生産(GDP)成長率11%を維持してきたエチオピア経済を背景に、2025年までに年間収益100億ドル(約7800億円)を目指す計画を示した。120機、90路線の運航で乗客1800万人超、貨物72万トンの輸送を目指す。中国とアフリカ、インド、ブラジルという新興経済を結んだ中心に位置する同国の地理的条件も、追い風になるという。

同氏はアフリカ航空業界が直面する課題として、空港をはじめとするインフラ整備と人材育成を挙げた。インフラについては各国政府との協力で改善に取り組み、人材については大規模な養成機関の設置を計画している。年間の卒業生は、現在の150人から1000人に増える見通しだという。



 
 
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エチオピア農業支援の活動を報告 茨城

2012.9.7 02:03

アフリカ・エチオピアの農業支援に取り組むNPO法人「エチオピアの未来の子供」のメンバーが6日、県庁を訪れ、平成21年8月〜24年7月までの小規模農業改善活動支援事業の成果を報告した。

事業は国際協力機構(JICA)の支援で実施。県職員OBで、海外経験が豊富な鯉渕登さん(77)をプロジェクトマネジャーに3年間派遣。1年の4分の3が乾期という気候に合わせ、限られた水で作物の収量を増やす「節水潅漑(かんがい)」などを普及させた。

現地に実習用の農場を開設するなど農民との交流を深めた鯉渕さんは「3年は短くささやかな支援に終わったが、活動の点を、線にも面にも広げたい」と話した。



 
 
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エチオピア:急成長の携帯電話市場と現地生産を行う中華系メーカ

情報通信総合研究所

http://www.icr.co.jp/newsletter/global_perspective/2012/Gpre201282.html

8,280万人の人口を抱えているが、まだ携帯電話普及率が約20%のエチオピアの近況を見ていこう。

エチオピアの携帯電話事業者は、エチオピア国営で独占企業のエチオピアテレコム(ETC)のみである。2010年12月にフランステレコムとeTOM関連で提携を行った(関連レポート)。当時はまだ携帯電話普及率が10%未満だった。

エチオピアで携帯電話を製造する中華系メーカー

エチオピアは現在でも携帯電話普及率は20%程度である。これからますます多くの人が携帯電話を利用していくようになるだろう。

そのエチオピア市場に目をつけて積極的に進出しているのが中華系メーカーである。彼らはエチオピアでの携帯電話の製造を開始している。市場に近いところで製造し、すぐにマーケットに流通させることができる。更にエチオピアでの雇用創出にもつながっている。

(1)香港「Tecno」

香港の携帯電話メーカー「Tecno」は2006年7月に香港で設立された携帯電話メーカーで2008年からアフリカをメインターゲットとしており、エチオピア以外でもナイジェリア、ケニア、ガーナなどで事業展開しており、アフリカ市場において、ローエンドからハイエンドまでの端末を供給しており、アフリカではよく見かけるブランドになっている。

同社は、2012年夏にエチオピアで携帯電話の現地での生産を開始した。今後、同社では約400ドルのAndroid OS搭載のスマートフォン「Tecno T3」というハイエンド端末をエチオピアで製造し市場へ投入する予定である。平均月収が約23ドルで、国民の大半が1日1ドル以下で生活をしているエチオピアでは相当に高い端末である。

(2)中国「SMADL」

2007年5月に中国の深センで設立された携帯電話メーカー「SMADL」もエチオピアで携帯電話製造を行っている。同社も2008年からアフリカ市場に注力しており、ケニア、モロッコに支店を持っている。

【参考動画】エチオピアでのSMADL社の広告

現地の言葉に対応した携帯電話

現在エチオピアで流通している携帯電話の大半は周辺諸国からの中古端末である。Nokiaの中古端末が人気はあるが、他の新興国よりも携帯電話市場の発達が出遅れたため、Nokiaブランドが他国と比較するとそれ程は強くない。

周辺諸国から中古携帯電話はエチオピアの公用語のアムハラ語には対応していない。エチオピアでは就学率が高くないため、全国民が英語や周辺諸国のアラビア語を理解できる訳ではない。今後、地方への更なる携帯電話普及を考えると現地語に対応していない携帯電話には限界がある。

現地に進出しているメーカーでは、アムハラ語以外に他に現地のオロモ語、ティグリニャ語にも対応した端末を投入している。これは現地での普及にとっては大きなメリットである。

そして、エチオピアに進出し現地で生産しているメーカーにとっては、現地の人達が携わることによってアムハラ語に対応したソフトウェアの確認、試験を現地人が行うことができる。開発や設計は中国など他国で行われていても、現地の言語は日常利用している人でないと伝わらないニュアンスや使い方がある。

エチオピア携帯電話事情

人口8,280万人で携帯電話加入者数が1,840万(普及率約21%)である。普及率こそまだ20%程度だが、その成長の勢いは物凄く、毎月約80〜100万の加入者増加である。新興国だけでなく、海外ではプリペイド方式が主流のため、1人が複数枚のSIMカードを保有していることから、普及率が100%を超えることが多い。つまり、1人が複数の携帯電話会社のSIMカードを保有しているのだが、現在、エチオピアでは独占のETC1社のため、ETCのSIMカードだけを複数枚保有している人はそれほど多くない。

エチオピアでは、携帯電話市場の更なる成長が期待される。中華系の携帯電話メーカーが現地で積極的な事業展開を行い、競争も行われ、各社のブランドも確立しつつある。今後は通信事業者の競争が求められるようになるだろう。

アフリカの様々な国では携帯電話の普及とともに、ただの電話とテキストメッセージの利用だけでなくモバイル送金や農業分野等で活用されている。携帯電話の普及がエチオピアの社会にどのような変化と影響をもたらしていくのか、注視していきたい。

*本情報は2012年10月9日時点の情報である。



 
 
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岸田外相、アフリカ準備会合出席へ

時事ドットコム

岸田文雄外相はエチオピアで16、17両日に開かれる第5回アフリカ開発会議(TICAD)の閣僚級準備会合に出席する。6月に横浜市で開催されるTICADでの主要議題などを調整する。政府関係者が6日、明らかにした。(2013/03/06-21:11)



 
 
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アフリカ支援5百億円 外相、邦人安全を重視

MSN産経ニュース

2013.3.16 18:10

岸田文雄外相は16日、エチオピアの首都アディスアベバで開会したアフリカ開発会議(TICAD)閣僚級準備会合に出席し、テロ・治安対策を柱とした約5億5千万ドル(約523億円)の対アフリカ支援を表明した。外務省が同日、発表した。日本人10人が犠牲になったアルジェリア人質事件を踏まえ、邦人の安全につながる各国の治安対策を重視している。

政府は、日本企業のアフリカ進出の後押しを強化する方針。資源確保やインフラ整備だけでなく、平和と安定も優先課題に据えた。アフリカでの動きが活発な中国に対抗する狙いもある。

岸田氏は「人々が安心して経済社会活動に取り組める平和で安全な社会が成長の基盤だ」と演説し、貿易や投資の促進には治安改善が不可欠だと強調した。

会合は17日までの2日間で、アフリカを中心に約70カ国の外相らが参加。岸田氏は各国代表らの意見を持ち帰り、6月に横浜市で開くTICAD首脳級会合で打ち出す「横浜宣言」に反映させる方針だ。



 
 
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外相 アフリカ支援宣言説明へ

NHK

3月16日 6時50分

岸田外務大臣は16日からエチオピアを訪れ、アフリカ各国の閣僚らに6月に横浜市で開かれるTICAD=アフリカ開発会議で、アフリカの成長に不可欠なインフラ整備などを日本が支援する方針を「横浜宣言」として打ち出す方針を説明することにしています。

政府は6月に横浜市で、アフリカ各国の首脳や国際機関の代表らを招いて、TICAD=アフリカ開発会議を開きます。

これについて、岸田外務大臣はアフリカ各国の閣僚らに会議で採択する「横浜宣言」の内容を説明するため、エチオピアに向けて15日夜、日本をたちました。

「横浜宣言」の草案は、アフリカの成長には持続可能な経済、強じんな社会、平和と安定の3つが重要だとしています。

そのうえで、民間部門が成長の原動力としての役割を果たせるようにするため、法制度の整備、技術移転、貿易促進に向けた地域統合などを支援するとしています。

また、特にエネルギー、輸送、水資源のインフラ整備を加速させ、企業に必要とされる人材を育てるための職業訓練なども支援するとしています。

一方で、地域の平和と安定のためには、テロ、海賊行為、国境を越えた組織犯罪への対応が急務だとして、各国の治安維持能力の向上に関わるとしており、日本が幅広い分野で支援する方針を打ち出しています。



 
 
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官民連携でアフリカ支援 宣言採択へ

NHK

3月17日 6時53分

エチオピアを訪問中の岸田外務大臣はアフリカ各国の閣僚らとの会合に出席し、6月に横浜市で開かれる、TICAD=アフリカ開発会議で、日本が官民連携してインフラ整備などの支援を進めていくとした「横浜宣言」を採択することを提案し、おおむね了承されました。

政府は、アフリカ各国の首脳や国際機関の代表らを招いて、6月に横浜市で、TICAD=アフリカ開発会議を5年ぶりに開きます。

エチオピアを訪問中の岸田外務大臣は、16日、アフリカのおよそ50か国の閣僚らとの会合に出席し、「アフリカ側は、援助だけでなく、貿易・投資を促進してほしいと訴えている。一方、日本の民間企業はアフリカの市場としての将来に大きな期待を持っている。両者の意欲をつなぎ、民間部門が主導する成長の実現を目指したい」と述べました。

そのうえで岸田大臣は、6月の会議で「横浜宣言」を採択することを提案しました。

宣言は、エネルギー、輸送、水資源などのインフラ整備、雇用につながる教育、法制度の整備などを日本が官民連携して支援していくことが柱となっています。

これに対し、アフリカ側からは、「民間投資を進めてもらうことで、産業の育成につなげたい」、「感染症対策にも力を入れてほしい」などといった意見が出され、宣言の内容はおおむね了承されました。



 
 
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外相 貿易や投資につながる支援重点的に

NHK

3月18日 6時27分

アフリカ支援策を話し合うためエチオピアを訪問した岸田外務大臣は現地で記者会見し、6月に横浜市で開くTICAD=アフリカ開発会議では、民間企業による投資や貿易の促進につながる支援を重点的に打ち出す考えを示しました。

エチオピアの首都アディスアベバでは、6月のTICAD=アフリカ開発会議に向けて日本やアフリカ各国の閣僚らが事前調整を行う会合が開かれ、6月の会議では、日本が官民連携してインフラ整備などの支援を進めていくとした「横浜宣言」を採択することなどを確認して、17日に閉会しました。

このあと共同記者会見が行われ、エチオピアのテウォドロス外相は、「アフリカでは、特にインフラ整備、農業の発展、保健衛生の充実などに優先的に取り組む必要があることが確認できた」と述べました。

また岸田外務大臣は、「会合ではTICADへの大きな期待の表れを感じた。これからは貿易や投資に対する支援が大事で、TICADで具体的な成果を出せるよう努力したい。アフリカ諸国の多様なニーズをくみ取りながらきめ細かい支援を行いたい」と述べ、6月の会議では、民間企業による投資や貿易の促進につながる支援を重点的に打ち出す考えを示しました。



 
 
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エチオピア航空がB787運航再開 世界で初めて

nikkei.com

2013/4/27 17:16 (2013/4/27 19:16更新)

【ナイロビ=共同】アフリカのエチオピア航空は27日、バッテリーのトラブルで運航停止となっていた米航空機大手ボーイングの最新鋭機787の商業運航を世界で初めて再開し、第1便がエチオピアの首都アディスアベバからケニアの首都ナイロビに到着した。

米連邦航空局(FAA)が、787の運航停止命令を26日付で解除したのを受けた再開。FAAは、改良したバッテリーシステムの搭載を条件としたが、トラブルの根本原因が不明のままでの再開となった。

エチオピア航空は2012年、アフリカで初めて787を導入。今年1月に「予防的検査」で運航を見合わせると表明するまで4機を北京便やワシントン便などに使用していた。

日本の国土交通省は26日、FAAの解除を受け、全日空と日航の787の運航再開を正式承認。両社は改修後の6月以降、商業運航を再び始める見通し。〔共同〕



 
 
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ビール世界大手、途上国で事業拡大 エチオピアやミャンマー

nikkei.com

2013/5/17 1:17

【ジュネーブ=原克彦】世界のビール大手が相次いで途上国で事業を拡大している。世界3位のハイネケン(オランダ)がエチオピア、2位の英SABミラーがナミビアに新工場を設けるほか、4位のカールスバーグ(デンマーク)もミャンマーで生産に乗り出す。中国など新興国に加え、成長の余地が大きい途上国を新たな収益源に育てる考えだ。

ハイネケンがエチオピアに設ける新工場は首都アディスアベバで2014年中に操業する。投資額は約1億5600万ドル(約156億円)程度。生産能力は年間15万キロリットルと同国では最大になる。「ハイネケン」のほか、地場ブランドの「ハラール」「ベデレ」も製造する。

同社は11年にエチオピアで2つの国営ビール工場を買収。市場が過去5年で2倍に伸び、なお1人当たりのビール消費量は隣国のケニアなどに比べ低く成長が期待できると判断した。

英SABミラーは4千万ドルを投資してナミビア中部のオカハンジャに年間2万6千キロリットルを製造できるビール工場を建設する。14年後半に稼働する予定。これまでは同社発祥の地である南アフリカから商品を輸出してきた。

東南アジアではカールスバーグがミャンマーで合弁会社を設立した。軍事政権への経済制裁で同国からいったん撤退する前に輸出で取引があった地元ビール会社と組み、今後数年で2億7500万デンマーククローネ(約48億円)を工場建設などに投じる。同国のビール消費量は周辺の東南アジア各国に比べると7分の1程度で、いずれ周辺国に追いつくと判断した。

各社が途上国市場を開拓するのは、中長期的に人口の増加と中間所得層の拡大が見込めるためだ。他の酒類に比べ装置産業の色合いが濃いビールは一定規模の市場が確立されると価格が大幅に下がり、かつて日本で清酒の市場を奪ったように各地で地酒からのシフトも進むとみられている。

キリンホールディングスの調べによると11年の世界のビール消費量は約1億8800万キロリットルと前年に比べ3.8%増え、26年連続で増加した。消費量の上位国では日米やドイツ、英国などの主要先進国で減少する一方、中国、ブラジル、メキシコが伸びをけん引する構図が顕著。世界大手はそれぞれ新興国でM&A(合併・買収)を手掛けてきた。



 
 
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政府、エチオピアに地熱発電技術 見返りに温暖化ガス排出枠

nikkei.com

2013/5/25 14:00

政府は最先端の環境技術を提供し、見返りに温暖化ガスの排出枠をもらう取り組みで、エチオピア政府と週明けにも合意する。まず火山帯を生かす地熱発電を現地に普及させ、温暖化ガス削減につなげる。技術と排出枠を交換する仕組みをアフリカの国と共同で手掛けるのは初めて。6月にアフリカ開発会議を横浜市で開くのと併せ、地球温暖化対策を軸にアフリカとの外交を強化する。

日本は京都議定書が終わる2020年以降の新制度として、環境技術の提供で温暖化ガスの排出を相殺する「2国間クレジット制度」を提唱している。今回の合意もこの制度を活用する。

日本がまず提供する技術は地熱発電となる見通し。エチオピアは経済成長と人口の急拡大で、主力の水力発電以外の電源の確保を急いでいる。

東アフリカには火山が連なる大地溝帯があり、地熱発電が有望視されている。エチオピア政府は首都アディスアベバの南部にあるアルトランガノ地域など数カ所で地熱発電所の新増設を計画している。経済産業省は日本企業の現地調査を支援しており、制度導入を契機に事業化につなげたい考え。

政府は6月にはインドネシアとも合意を目指す。環境省が大都市を中心に日本の環境技術を活用したインフラ整備を支援し、温暖化ガスの削減につなげる。

アジア、アフリカ各国に制度導入を働きかけている背景には、国内での温暖化対策に限りがあるなか、新興国との対策強化が欠かせないとの認識がある。今月中旬には外務省が東アジアサミット参加18カ国の閣僚級の会議を開き、温暖化問題の解決に向けた連携を話し合った。

さらに国際交渉の場で存在感が増すアジア、アフリカ各国の理解を取り付け、温暖化ガスの排出規制交渉を有利に進める狙いもある。



 
 
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アフリカ連合創設50周年、経済成長の背後に紛争の影

AFP BB News

2013年05月27日 19:23 発信地:アディスアベバ/エチオピア

【5月27日 AFP】アフリカ連合(AU)加盟各国の首脳は25日、エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)に集い、前身のアフリカ統一機構(OAU)の発足50周年を祝う記念式典が開催された。

議長国エチオピアのハイレマリアム・デザレン(Hailemariam Desalegn)首相は記念式典のはじめに「貧困や紛争のない大陸、市民が中程度の収入を享受できるアフリカを作ろう」と呼び掛けた。

■急速に成長する経済、増える外国投資

現在のAU(53か国と西サハラが加盟)は、アフリカ大陸全土が次々と植民地支配から独立を果たしていた最中の1963年に創設されたOAUを引き継いだものだ。アフリカは今でも世界で最も貧しく、最も紛争の多い大陸だ。しかし保健衛生や教育、乳幼児死亡率、経済成長、民主化度といった開発指標は、この50年間で着実に向上してきた。国際通貨基金(IMF)によれば、世界で最も急速に成長している経済が集中するのもアフリカで、近年は巨額の外国投資を引き付けている。

50周年の式典には国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長をはじめ、フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領、米国のジョン・ケリー(John Kerry)国務長官、ブラジルのジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領らと並び、中国の汪洋(Wang Yang)副首相も出席した。高位の中国閣僚の出席は、アフリカ大陸における中国の存在感が増していることを示唆している。またブラジルは25日、関係強化のためのより広い戦略の一環として、アフリカ12か国が負っている債務総額9億ドル(約900億円)を帳消しにすると発表した。

■紛争による荒廃、テロリズムの台頭

ただ現状では、国連の人間開発指数の下位25か国中24か国はアフリカの国で、さらにその何か国かは紛争などにより荒廃している。オランド仏大統領は昨年12月、パリ(Paris)に各国首脳を招いて開催した安全保障会議で、アフリカ大陸が直面している「テロリズムの惨劇」に危機感を表明した。

50周年の祝賀によって汎アフリカ主義が推進され、分断されがちな大陸を一つにすると語る指導者たちは、ホールに鳴り響くジャマイカのレゲエ・シンガー、ピーター・トッシュ(Peter Tosh)のヒット曲の「あなたはアフリカ人」というフレーズにリズムとともにうなづく。AUの執行機関にあたるAU委員会(AU Commission)のヌコサザナ・ドラミニ・ズマ(Nkosazana Dlamini Zuma)委員長は「私たちがアフリカ問題に対するアフリカの解決策を語るのは、それは(アフリカ全体が)一致団結して行動することでしか、永遠に銃を黙らせることはできないと分かっているからだ」と言う。しかし中国が全額を負担して昨年完成したAU本部ビルでの演説でズマ氏は「私たちの(国の)創始者たちが語っていた自立や経済的独立はいまだつかめず、社会的不平等も残っている」とも指摘した。

満員のホールで打楽器奏者やダンサー、ミュージシャンらが歌と踊りに乗せて、アフリカの歴史を語ったが、その壮大なプログラムは6時間ずれ込み、米国の新しい外交トップとしてアフリカを訪れたケリー米国務長官のスピーチは、後に開催されたの私的な夕食会での短い挨拶に変わってしまった。そのケリー氏は「過去半世紀にわたるアフリカ連合の進歩の遺産は、今後50年の可能性を思わせる、非常に心躍るものだ。今日のアフリカにおける戦争や衝突は、自由や発展よりもまれで、強権政治は複数政党による民主主義よりもまれだ」と述べた。

国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)と繋がりのあるイスラム過激派とのソマリアでの戦いなど、近年の紛争地域におけるAUの活動は、たとえその作戦遂行のための資金が欧米の支援を柱としながらも、具体的な行動でその役割を果たしてきた。

しかし一方では、2011年のリビア内戦で故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐支持か、反体制派支持かでAU加盟国が割れた際、その対立により亀裂が生じ、大陸全体に及ぶ影響力の欠如が露呈した。(c)AFP/Jenny VAUGHAN



 
 
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アフリカ開発会議:次回はアフリカ開催も…エチオピア首相

毎日新聞 2013年06月01日 11時37分(最終更新 06月01日 12時27分)

横浜市で開かれている第5回アフリカ開発会議(TICAD5)で共同議長を務めるエチオピアのハイレマリアム首相は1日、「アフリカの国々が2018年にTICADのホストに選ばれることを信じている」と述べ次回はアフリカで開催する意欲を示した。

TICADは日本が世界銀行などと共催しており、第1回(1993年)以降すべて日本で開かれている。だが関係者によると、3月にエチオピアの首都アディスアベバで開かれた準備会合で、今回から共催者となったアフリカ連合(AU)側から「今後はTICADをアフリカでも開催してほしい」との強い要望が上がっていた。中国やインドなどが同様の国際会議をアフリカでも開催していることが念頭にあるとみられる。【金子淳】



 
 
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せっかくの支援が無駄に=アフリカ撤退後が肝心−日本のNGO

時事ドットコム

第5回アフリカ開発会議(TICAD5)開催中の横浜市で2日、アフリカ支援を行ってきた日本のNGOによるシンポジウムが開かれ、NGOの連合体「ジャパン・プラットフォーム」の柴田裕子海外事業部長は「援助を終え(撤退後)しばらくして現地に行ってみると、せっかく造ったトイレは管理できず使われていなかったり、井戸は壊れて放置されていたりすることがある」と述べ、アフリカの人々だけで維持できる仕組みの構築が重要と訴えた。

エチオピアに逃れていたスーダン難民の帰還事業を行ってきたNPO法人「ADRA Japan(アドラ・ジャパン)」の橋本笙子理事も「援助漬け」で無気力になった人々を立ち直らせるのは難しいと実感した。しかし、20数年ぶりに故郷へ戻った難民が大地にひざまずいて喜ぶ姿も見た。やがてADRAの現地事務所に「自分が作った農作物を売りに来た元難民も現れ(自立した姿が)素直にうれしかったこともある」と語った。

(2013/06/02−16:12)



 
 
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asahi.com 2013年06月03日10時11分

エチオピア、高品質PR アクセサリーなど百貨店で販売

【神田明美】銅や真鍮(しんちゅう)のビーズをつないだネックレスは、ユニークで素朴だ。鮮やかに染め上げられたストールは手織りの品だ。エチオピアの人々が日本など先進国を目指して作った品々が、東京・渋谷で10日までの期間限定で販売されている。

飢饉(ききん)や貧困といったイメージがあるエチオピアだが、最近、日本の途上国援助も活用し、先進国への輸出拡大を目指す取り組みが官民挙げて進められている。中でも、ユニークな素材やデザインを生かした高品質の品を「チャンピオン商品」と位置づけて売り出している。

東急百貨店の渋谷駅・東横店に設けられた売り場には、アクセサリーやストールが並ぶ。百貨店のイベント販売を企画する会社「チーム・グリーンズ」がチャンピオン商品の中から選んで輸入した。川上征人代表は「自信を持ってすばらしいと言える物、気に入って使ってもらえる物を厳選した」と話す。価格は3千円から1万3千円ほど。

これらの品が作られる過程に目を移すと、かの国の現実も見えてくる。

アクセサリー材料の金属は、元は銃弾だった。エリトリアと接する北部国境付近には、2000年代前半まで続いた紛争の影響で銃弾が散らばっており、これを再利用した。製作するのは教会に集まったエイズ患者の女性たちだという。

エチオピアでは一般に、布を織る職業は地位が低いという。だが、ストールを作った女性は訓練を受けて技術を高めた。天然染料を用いるなど価値を高める工夫もほどこしている。

国内では高額商品を買える層はまだ限られており、産業を育てるには、先進国への輸出をいかに広げるかが課題だ。

横浜市で1〜3日に開かれた第5回アフリカ開発会議に合わせ、輸出振興チームが来日した。売り場を視察したエチオピア商工会議所のエンダルカチョウ・シメ副事務局長は「ほかにも多様な製品がある。日本に合った品を提供したい」と語った。



 
 
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ファラー2連覇喜び爆発/世界陸上

◇第7日◇16日◇モスクワ◇男子5000メートル

ニッカンスポーツ・コム

2013年8月17日8時13分

地力の差を発揮した。男子5000メートルはファラーが2連覇。1万メートルとの2冠達成は世界選手権では2009年大会のケネニサ・ベケレ(エチオピア)に続いて2人目の快挙だ。「大きなことを成し遂げた」と喜びを爆発させた。

残り700メートルを切って一気にスピードを上げた。束になって追ったエチオピア、ケニア、米国勢を絶対の自信を持つスパートで振り切った。

昨年のロンドン五輪でも2冠に輝き、今や無敵。ベケレが持つ両種目の世界記録更新に「アスリートとして挑戦したい」と意欲をのぞかせた。さらに「来年は間違いなくマラソンを走る」と活躍の場を広げようとしている。



 
 
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In Ethiopia, more land grabs, more indigenous people pushed out

Christian Science Monitor

16 September 2013

A journalist's visit to South Omo, where rights groups say police have raped women and otherwise pressured locals to leave an area tagged to become a huge sugar plantation, was quickly curtailed by authorities.

By Will Davison

Close by, in a clutch of thorn trees and grass huts, an ethnic Mursi man tried to explain to outsiders why he is so concerned for his people, who have lived here as semi-nomads for generations but may soon be evicted to make way for a giant sugar plantation.

"We Mursi [people] do not accept this ambitious government ideology," the man said of an official state plan to house them in new villages in exchange for their compliant departure. He is speaking in the village of Hailewuha, his face lit by flashlight. Cattle shuffle and grunt nearby.

"What we want is to use our own traditional way of cultivation," he says.

Ethiopian officials say the Mursi, like a growing number of ethnic or tribal groups in Ethiopia, are voluntarily moving out of their ancient lands; human rights groups say this is untrue.

The ongoing controversy is not new in Ethiopia, and "land grabs" by governments for lucrative leasing deals have become a story across the continent.

For example, in Ethiopia's lush Gambella region, in the western area bordering Sudan, locals have been forcibly relocated to make way for the leasing of farms to foreign firms. This year, the World Bank and British aid agencies were swept into controversy over charges they helped fund the relocation including salary payments to local officials involved in the clearing of land.

The Mursi have lived in Omo for centuries. Partly for this reason they get frequent visits by tourists and anthropologists alike. Tall and elaborately decorated, their scarified bodies are daubed with paint and ornamented by hooped earrings and bicep bangles.

But now the Mursi may be those most affected by government operations to overhaul South Omo, an area that officials in Addis Ababa are calling economically and socially backward.

The plan would turn this scrub and savanna into about 700 square miles of state-owned sugar plantations that would in turn require building Ethiopia’s largest irrigation project.

The water to feed the sugar cane year-round is to come from the Omo river, and is made possible by Gibe III, a partly Chinese-funded hydropower dam that may be completed as early as next year. The cane will be processed at some five local factories.

The people of this valley, the Mursi, Bodi, and Karo, some of whom number only a few thousand, would need to reduce their cattle - their most prized possessions. Then many if not all will move into enlarged permanent villages.

Controlling the flow of the river will mean the end of an annual flood that makes fertile a strip of land for crops once the seasonal waters recede. An ongoing attempt to control Mursi traditions now means that at public meetings, state authorities implore the group to end “very bad” cultural practices like stick fighting and their characteristic lip-plates.

To be sure, Ethiopian authorities promise new jobs, public services, and plenty of irrigation for every Omo household that agrees to move out.

But this is not the view of international human rights groups who claim that Ethiopia is broadly and constantly harming locals as part of an authoritarian model of development.

In the most recent salvo, the Oakland Institute accused the state of using killings, beatings, and rapes as methods of forcing South Omo residents to accept the sugar cane projects. The California-based advocacy group also accused Western aid agencies and some US and British officials of covering up evidence of the abuses they heard about on research missions.

Instead of investigating claims made by Survival International, Human Rights Watch, and the Oakland Institute, Ethiopian authorities smear them as anti-development.

These groups help "drag Ethiopia back to the Stone Age," is how the prime minister's spokesperson, Getachew Reda, recently described Oakland's agenda.

“We have a scar from them [critics]," says the chief administrator of South Omo, Molloka Wubneh Toricha, about the activists and journalists who make the 400 mile journey from Addis Ababa to the Kenya-border area, hoping to monitor developments. "They try and blacken our image."

Yet in the single nighttime interview the Monitor was able to conduct with the Mursi, the criticism of the rights groups were echoed: "The government uses our ignorance and backwardness to control us,” said the Mursi man. “They force us to do farming…. Those who have been in the bush shall settle together in common village and be brothers. But our leaders do not accept this."

It is impossible to verify whether these comments reflect the community's opinion since officials and police prevented further inquiries by reporters in a trip there in August.

While regional officials at first permitted access to the Mursi, a few hours later, the administration backtracked.

Reporters on an independent visit were forced to camp next to the Hailewuha police station. A security commander regularly called in on a shortwave radio to check that the journalists were still corralled. Senior regional police arrived the next morning to escort them back to the regional capital, Jinka.

Later, apologetic officials in Jinka all had the same explanation: there had been a "misunderstanding."

Yet rather than a genuine mix-up, the obstruction seemed to stem from a basic mistrust of outside eyes and voices. Mr. Molloka said journalists frequently "divert" the views of residents: "This is what burns our hearts," he says, "at public meetings we told all the people not to give information to journalists."

With media muzzled and most civil society initiatives stifled by restrictive laws, there is little independent information about what is happening in South Omo.

Along with the plight of the Mursi, for example, little is known about the impact of as many as 700,000 migrant workers that may move here to work on the sugar cane plantations.

Tewolde Woldemariam, a scholar and senior figure in the ruling party, who left in 2001, and an academician, Fana Gebresenbet, argue that the people, cultures, language and rights of South Omo people, which are theoretically protected by the constitution, are threatened by the new influx of migrant workers.

“Unless the problem is realized and mechanisms to tackle it are put in place, this demographic change puts the cultural and linguistic rights of the indigenous ethnic groups…at great risk," they wrote for a conference in April at the Institute for Peace and Security Studies at Addis Ababa University. "If we will be mixed with external people, perhaps we will be exposed to some contagious diseases like HIV/AIDS which we have never experienced in life."

The sugar and resettlement projects are well-intended but note little authentic official response about possible adverse effects, they wrote.

“The attitude of lumping everyone who raises the possibility of negative consequence of the development project on the local culture as one who wants to permanently perpetuate the pastoral lifestyle for tourist purposes is rampant at all levels of the region," they said.

An important failing of trying to engineer and control the future of Omo is that local residents are kept from the design and involvement in policies concerning themselves, is the consensus view of a number of analysts sympathetic to the nomads.

As the Mursi man who we spoke to asked reporters late at night: "The government forces us to accept this project. Do you think this is a good way?"



 
 
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エチオピア新大統領に元駐日大使

nikkei.com

2013/10/8 20:23

【ナイロビ=共同】エチオピア議会は7日、ギルマ大統領の任期満了を受け、新大統領にムラトゥ・テショメ元農相を選出した。任期は6年。在エチオピア日本大使館によると、ムラトゥ氏は1992〜94年に駐日エチオピア大使を務めた。

エチオピアの事実上の最高指導者は首相で、大統領は名誉職的な意味合いが強い。ムラトゥ氏は同国の主要民族のオロモ人で、駐中国大使なども歴任。大統領に選ばれる直前までは、駐トルコ大使を務めていた。



 
 
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東アフリカ最大の天文台も、エチオピアが宇宙探査計画

AFP BB News

2013年10月23日 19:15 発信地:アディスアベバ/エチオピア

【10月23日 AFP】エチオピアは18日、東アフリカでの天文学研究の促進を目的とする同地域最大規模の天文台開設を含む宇宙探査計画の第1段階を発表した。

19日に正式開設したこの天文台には、口径1メートルの望遠鏡が2台設置されている。天文台長のソロモン・ベライ(Solomon Belay)氏は「この光学式天体望遠鏡は、天文学および宇宙物理学の観測研究を主な目的としている」と語る。観測対象は「太陽系外惑星、種々の恒星、天の川銀河(Milky Way)や深宇宙の銀河」だと同氏は補足した。

エチオピア宇宙科学協会(Ethiopian Space Science Society、ESSS)が運営する総工費340万ドル(約3億3000万円)の天文台は、同国とサウジアラビアで活動する実業家のモハメド・アムディ(Mohammed Al-Amoudi)氏による出資を受けている。

首都アディスアベバ(Addis Ababa)郊外、緑生い茂るエントト(Entoto)山中の海抜3200メートル地点にある天文台周辺は、雲の量が最小限で風は穏やか、湿度も低いため、観測に理想的な場所だと専門家らはいう。

ESSSによると、同協会は2004年の設立時には「狂った人々のクラブ」というレッテルを貼られたが、大学に天文学課程が導入され、また徐々に政治的支援を獲得したことなどによって、この10年間で信頼を得てきたという。

■宇宙政策から、天文学ツーリズムにも熱意

エチオピア政府は今後数年のうちに、宇宙政策を発表する予定だ。

ソロモン氏によると、これまで長らく飢餓と動乱に苦しんできたアフリカ最貧国の一つであるエチオピアにとって、宇宙探査が資源の賢明な使い道なのかどうかを疑問視する国内外の声に当初、ESSSは直面したという。

だが科学の推進は、農業を基盤に今日アフリカで最も急成長する国の一つとなったエチオピアの発展の鍵を握っているとソロモン氏は言う。「経済が科学と強力に結び付けば、貧弱な農業技術を産業化し、さらには近代農業に転換することも可能だ」

ESSSは現在、古代の岩窟教会群で知られる北部の都市、ラリベラ(Lalibela)の山岳地帯の海抜4200メートル地点に2番目の天文台を開設することを目指している。

また宇宙計画を世界で最も持ちそうにない国の一つに足を運ぶことに興味を持つ天文ファン向けに「天文学ツーリズム」を推進し、付加的な経済利益を得ることもソロモン氏は願っている。

ESSSによると、エチオピアは今後3年以内に、気象学研究と通信の促進のための同国初の人工衛星を打ち上げる予定だという。(c)AFP/Jenny VAUGHAN

東アフリカ最大の天文台も、エチオピアが宇宙探査計画



 
 
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アフリカ技術者児童と浄水実験−NHK神奈川県のニュース

NHK

上水道の技術を学ぶため来日しているアフリカ各国の技術者が横浜市の小学校を訪れ、子どもたちと水をきれいにする実験を行いました。

これは、横浜市とJICA・国際協力機構が企画し、11月4日から来日しているエチオピアやナイジェリアなどアフリカの8か国の技術者12人が、横浜市戸塚区の大正小学校を訪れました。

技術者たちは小学4年生のクラスで、子どもたちと一緒にペットボトルに砂や砂利を入れたろ過装置を作り、水を入れて浄化されているか確認していました。

実験のあと、子どもたちからアフリカの水道事情について質問された技術者たちは「都市には浄水場がありますが、地方などには水道が整備されてない地域もたくさんあります」と答えていました。

ナイジェリアの女性技術者は「自分の国に戻ったら子どもたちや水道のない地域の人たちに安全な水の大切さを伝えていきたい」と話していました。

4年生の男子児童は「アフリカの人たちの話を聞いて水の大切さを再認識しました。これからは水を出しっぱなしにせず大切に使いたいです」と話していました。

11月07日 16時59分



 
 
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外国人労働者と警察が衝突 2人死亡、68人負傷 サウジ

cnn.co.jp

2013.11.11 Mon posted at 12:23 JST

(CNN) サウジアラビアの首都リヤドで9日、不法就労者の摘発を巡って警察と外国人労働者が衝突し、2人が死亡、68人が負傷した。国営サウジ通信が伝えた。

同通信によると、この騒乱で561人が警察に逮捕されたという。

警察は、暴徒化した集団が路地をバリケードで封鎖し、住民に対する投石や商店の略奪、車両破壊などを行ったと発表。今回の事件を受けて不法就労者に対し、リヤドの施設に出頭するよう促している。出頭者は本国に送還される可能性がある。

サウジアラビアでは今月に入り、警察が「防犯対策」として不法就労者の摘発を強化。摘発の対象はアフリカ出身者が大半を占めている。先週はエチオピア人の男性が死亡したと報じられ、エチオピア外務省は、「エチオピア人の殺害と、サウジアラビア在住のエチオピア国民に対する不当な処遇を非難する」との声明を発表した。



 
 
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アフリカで高級バッグ作り 海外協力隊から転身 女子力起業(7)

編集委員 石鍋仁美

nikkei.com

2013/11/18 6:30

流行が終われば捨てられるのを前提にした化粧品。これは自分のやりたいものづくりじゃない。そう気づいたデザイナーの鮫島弘子さんは、青年海外協力隊の一員としてアフリカのエチオピアに旅立つ。この地で知った素材を生かし女性用の高級バッグを作ろうと、自分の会社「アンドゥアメット」を昨年設立。現地工場も稼働した。いま予約待ちの人も多い人気商品になっている。

■エチオピアの色彩感覚の日本の伝統ミックス

商品の一例が「Big Hug(ビッグ・ハグ)」。「世界最高峰」の素材と自負するエチオピア産の羊の革を使った、ふわふわと柔らかいトートバッグ。「ぎゅっと抱きしめると、絹のようになめらかな肌触りと革の香りを楽しめる」と鮫島さん。1泊の旅行にも使える大きさだが重さは950グラムと「同じサイズの一般的な牛革バッグの半分以下」だそうだ。

ハンドル部分をよく見ると、モザイクのような装飾がある。これが鮫島さんのブランド「アンドゥアメット」のシンボル。日本の伝統工芸である寄せ木細工に着想を得て、多彩なエチオピアの羊の革を重ねて作った。「エチオピアの職人の色彩感覚と日本の伝統工芸の融合」だという。価格は1個10万2900円(税込み)だ。

現地の素材や文化と日本文化の融合は鮫島さんのものづくりの大きなテーマ。もう1つ、こちらも羊革トートの「Gift(ギフト)」は大きなリボンがついている。「日本の着物の帯結びにインスピレーションを得たデザイン」だ。価格は9万1350円(税込み)となっている。

ものを作ること、絵を描くことが好きで現代美術を専攻。学生時代、起業やビジネス、数字には「全く興味がなかった」。アーティストでは生活するのが難しそうだとデザイナーの道を選び、国内の化粧品メーカーに就職した。小さな会社で、商品の企画から価格設定まで任された。

■自分は“きれいなゴミ”をつくっているだけかも……

「最初は楽しかった」。若い女性向けに、次々に新商品を考える。それが半年後には形となり、ドラッグストアや雑貨店に並び、「かわいい」と言われ、売れていく。その繰り返しの中で、「自分は何をやっているんだろう」という疑問が膨らんでいった。

価格は1個1000円くらい。1シーズンの使い捨て商品を、季節ごとに何十、何百と送り出す。例えば口紅なら、ふつう3カ月で使い切ることはない。そうした使いかけの商品を捨てさせるために、色や形を変え新商品をどんどん出す。売れ残りの商品も、もちろんゴミになる。

すでに10個の口紅を持っている人に、11個目の口紅を売る仕事。展示会に行けば、業界全体では無数の新商品が並んでいる。「自分は『きれいなゴミ』を作っているだけじゃないか」。仕事への自信がなくなっていった。

しかし「流れるプールと一緒」で、会社に身を置く限り、1人だけ逆方向に泳ぐことはできない。もんもんとした日々を過ごす中で、青年海外協力隊に関心が向いた。求められる技能の中に「デザイナー」があった。求めている国は「エチオピア」。予備知識はなかったが、思い切って飛び込んだ。「途上国のために何かしたいというよりも、今のものづくりに疑問を感じ、あるべきものづくりの姿を模索したかった。それが私の出発点なんです」。派遣先は政府の観光関連の団体だ。

しかしここでも壁にぶつかる。そもそもは、工芸品を作るクラフトセンターの「デザイン室」に籍を置き、外国人に売れるようなセンスのいいお土産を開発する手助けをする、という触れ込みだった。

■アフリカの「援助慣れ」に戸惑う

しかし現実は違った。「デザイン室」といっても、主な業務はホテルや病院など建築デザイン。腕を振るう余地がなかった。しかも先方の人々は、いわゆる「援助慣れ」していた。期待しているのは、例えば「デザインに必要な品ということで、パソコンを買ってくれないか」。工芸品のデザインを提案しても、受け取ってはくれても、形になる可能性はなかった。

「悩んで、覚悟を決め、会社を辞めて裸一貫で来たのに」。再びもんもんとする日々。研修でタンザニアに行き、工芸品のレベルの高さに驚く。同じアフリカなのに。「エチオピアの可能性を、自分でリサーチしよう」。派遣先の政府系団体に出勤するのはやめ、街に出て、どんどん人と会った。経費はすべて自腹だ。仕事熱心で、何か新しい事をしたい、この国を良くしたいと思うプライベートセクター(民間)の人々に知り合いが増えていく。

そうした人たちと、さまざまな企画を立て、実現していった。例えばファッションショー。鮫島さんがエチオピアで得たインスピレーションを、エチオピアの素材だけで形にし、服に仕立てた。「大した謝礼はあげられない」と最初に言ったにもかかわらず、多くの人が協力してくれた。

■ものづくりの楽しさに目覚める若者たち

「エチオピアでは新しいアートやデザインに触れる機会は少ない。ヒロコと一緒に新しいものをつくっていると、ワクワクするんだ」。そう言われた。それを聞いて、はっと気づいた。

自分もものづくりが好きなんだ。だからもんもんとしても離れられなかったんだ。わくわくしながらものをつくりたい。そして、それを日本に届け、受け入れられたら、エチオピアも、日本も、自分もハッピーじゃないか。かつての「捨てられる化粧品」とは正反対だ。こういうものづくりが、私の探していたものだ−−。

エチオピアに赴任していたのが2002年から04年まで。ただし最初の半年は「もんもんとしていた」ので、実質1年強だ。このうち5カ月をファッションショーに費やした。05年にはガーナに場所を移し、フェアトレード商品の開発を指導した。少しデザインの工夫を入れると、それまで二束三文だった彼らの工芸品が、外国人に高く売れるようになる。最初は遅刻者も多かった現地の若者たちの目の色が、それによって変わっていった。

■高級ブランドに勤め、起業に備える

援助よりもビジネスのチャンスが必要なんだ。そう感じた。「援助が必要な人も、もちろんいる。しかしエチオピアでもガーナでも、現地の人の8割か9割は、仕事や職場があれば働ける人たちなんです」。彼らのビジネスをつくろう。そのために起業しようか。そう思いながら帰国した。

しかし自分はデザインしかできない。起業となれば、お金を集め、人を動かし、物流を整えなければいけない。今の自分にはできないことばかりだ。「これじゃダメだ。ビジネスを身につけないと」。フランス系の高級ブランドの日本オフィスに、デザイナーではなくマーケティング担当として就職した。

5年間働くうちに、苦手だった数字の扱いに慣れた。トップブランドがその地位を守るために何をしているのかも分かってきた。「ここに入る前は、ブランドというものに興味がなくて。ロゴがつくだけでバッグが1つ何十万円って、なぜなんだろう、と。虚飾のため、くらいに思っていたんです」。実はその裏で、品質や魅力を高めるための小さな努力を積み重ねていると知った。

「虚飾ではなく、こうしたブランドビジネスこそがエシカル(倫理的)だ」と分かった。「きれいなゴミをつくる」仕事とは対極の、長く愛されるものをつくる仕事。寿命があるのに捨てられるものではなく、壊れても修理して使いたいもの。

■生産過程も美しくありたい

ブランドが価値を持ち続けるためには、創業者が哲学を持ち、その哲学を100年伝えることも大事。こうした経験と気づきは、自分の会社とブランドにも生かす。

現在商品は8種類。鮫島さんがデザインし、日本でベテラン職人が型を作り、現地で生産する。自社工房で働く工員は10人。価格では中国などの大量生産品には勝てない。流行に乗ったデザインではなく、個性でファンを増やす。

商品だけではなく「生産過程も美しく」ありたい。そう考える。革は食肉産業の副産物として生まれるものだけを使う。素材を作る取引先の工場も、排水の浄化システムを備え、きちんと稼働しているかどうか、自分の目で確かめた。

これまでエチオピアは、いい革がありながら、素材のまま輸出してきた。アンドゥアメットは現地で付加価値を高めて輸出する。来年から日本の職人が現地の工房に入り、より高度な段階まで手がけられるよう指導する予定だ。「最貧国の1つから、スーパーブランドが作れたらかっこいいんじゃないか」。そう考えている。

大勢の人に威張りたい。ライバルをつぶしたい。全国制覇、世界制覇をしたい……。そんな従来の起業家の原動力とは、全く違う志で起業やビジネスに取り組む女性たちが目立ちます。仕事を楽しみ、自分や周囲の悩みを解決するために起業し、共感や感謝の声を「次」への元気につなげる。そんな新世代の女子力起業家の生き方を紹介していきます。

アフリカで高級バッグ作り 海外協力隊から転身 女子力起業(7)



 
 
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(フォーカス)アフリカに徴税システム売り込むメーカー社長 山田哲夫氏

2013/11/25付

日本経済新聞 夕刊

今週はエチオピア、来週はコンゴ−−。65歳になった今も、月に数回はアフリカと日本を往復する。レジ端末メーカー、ビーエムシー・インターナショナル(大阪市)の社長として徴税システムを売り込むためだ。

システムは小売店のレジに無線端末を取り付け、収集した売り上げデータをもとに当局が消費税を徴収するもの。データ改ざん余地がほとんどないのが売りだ。

10月にガンビア政府とシステム開発で基本合意にこぎ着けた。来年から順次、同国に無線端末500台を導入する。「ガンビアの税収は年4億円増える」。エチオピアやモザンビークなど10カ国以上とも交渉中だ。

以前は欧州中心に売り上げデータの記録媒体を搭載したレジを売っていた。だが中国や韓国企業の攻勢で苦境に陥る。「ならば次世代機を」と開発したのが無線端末システムだ。

最も将来性がある地域としてアフリカに目を付けた。販売員などの不正が横行し、公平な徴税が課題だからだ。10人程度の小さな会社で社長自らが営業マンとしてアフリカを訪れ、政治家や官僚に説明して回る。

約束をすっぽかされるなどのトラブルは日常茶飯事。不正な徴税で利益を得ていると思われるグループから「アフリカを歩けなくなるぞ」と脅されたこともあった。

「キーマンに会えるまで色々な人にしぶとく、厚かましく頼み込む」。中小企業ならではのフットワークの軽さがアフリカ開拓の原動力だ。

=やまだ・てつお、65歳



 
 
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安倍首相、エチオピアへ=1月のアフリカ訪問

時事ドットコム

安倍晋三首相は来年1月のアフリカ訪問で、当初検討していた3カ国のうち南アフリカを見送り、エチオピアを訪れる意向を固めた。政府関係者が26日明らかにした。アフリカの訪問先はモザンビーク、コートジボワールを含む3カ国。

日本の首相のエチオピア訪問は2006年当時の小泉純一郎首相以来。首都アディスアベバにアフリカ連合(AU)の本部が置かれるなど、アフリカで一定の影響力がある同国と関係強化を図る。

首相はアフリカ訪問に合わせて中東のオマーンも訪れる意向だ。(2013/11/26−20:47)



 
 
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中国外相、アフリカで存在感誇示…日本けん制も

【北京=五十嵐文】中国の王毅外相は6日、エチオピアの首都アディスアベバに到着し、アフリカ4か国歴訪を開始した。

王外相は同日、内戦の危機にある南スーダン政府と反政府勢力の代表とそれぞれ会談して停戦に向けた調整に乗り出し、アフリカでの中国の存在感を誇示した。

中国外務省によると、王外相は双方との会談で、「南スーダンは新生国家で、当面の急務は社会の安定と経済の振興発展だ」と述べ、戦闘の即時停止を求めた。

中国は南スーダンの油田開発で最大の投資国だが、今回の部族間対立で油田の生産停止に追い込まれている。南スーダンには、約350人の中国の国連平和維持活動(PKO)部隊も展開中だ。

王外相は6日のエチオピアのハイレマリアム首相との会談では、日本と対立する沖縄県・尖閣諸島などを念頭に中国の「核心的利益」への支持を求めるのも忘れなかった。王外相はエチオピアに続きジブチ、ガーナ、セネガルを訪問する。

中国は1991年以降、外相が毎年最初の外国出張でアフリカ諸国を訪問し、アフリカ重視の姿勢をアピールしてきた。石油などの天然資源の獲得や、国連での中国への支持拡大が狙いだ。

アフリカは急成長市場としても注目が高まっており、安倍首相も9日から中東オマーンとアフリカのエチオピア、モザンビーク、コートジボワールを歴訪する予定だ。中国側にはアフリカとの結びつきを強めようとする日本をけん制する狙いもあるとみられる。

(2014年1月7日19時26分 読売新聞)



 
 
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エチオピア首相「日本からの技術移転に期待」
直行便就航「政治レベルで合意」

nikkei.com

2014/1/8 1:28

【アディスアベバ=押野真也】エチオピアのハイレマリアム首相は6日、日本経済新聞の取材に応じ、持続的な経済成長実現のため「日本からの(投資を通じた)技術移転に期待している」として両国関係の強化に意欲を示した。投資や人材交流を促すため、エチオピア航空に日本への直行便も就航させたい考え。直行便開設については13日に安倍晋三首相がエチオピアを訪問する際に、正式に合意する見通しだ。

エチオピアは年率7〜8%と、アフリカの中でも高い経済成長を続けている。現状は米国などの援助と農業に依存しているが、ハイレマリアム首相は「工業化を進めたい」と強調。まず外資の進出が始まった繊維・アパレル産業の輸出額を「現状の3億ドル(約312億円)から今後3年間で10億ドルに拡大したい」として、日本の投資や協力による人材開発、生産性向上を期待すると述べた。

直行便の就航は昨年6月の訪日時に安倍首相に直接要請したもので、ハイレマリアム首相は「両国の政治レベルでは合意している」と明言した。現在、エジプト航空が日本との直行便の運航を休止しており、エチオピア航空の就航が実現すれば、成長が期待されるアフリカ大陸と日本を結ぶ唯一の直行便となる見込みだ。

一方、同首相は政府派と反政府派の戦闘が続く南スーダンについては、エチオピア政府が両勢力と対話を行っていると説明。「停戦に向けた合意に(近く)達すると信じている」と楽観的な見通しを示した。



 
 
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エチオピア首相、南スーダン「近く停戦可能」
仲介外交に自信

2014/1/8 1:28

日本経済新聞 電子版

【アディスアベバ=押野真也】エチオピアのハイレマリアム首相は日本経済新聞との会見で、政府軍と反政府派との衝突が続く南スーダン情勢について「近い時期に停戦が可能だ」と語り、エチオピア政府が続ける仲介外交に自信を見せた。ただ、南スーダン情勢を巡る双方の主張の溝は大きく、停戦交渉が順調にまとまるかは予断を許さない。

エチオピアはアフリカ政治・外交のキープレーヤーで、ハイレマリアム首相は地域の首脳の中でも大きな影響力を持つ。アフリカ連合の本部もある首都アディスアベバでは、隣国である南スーダンの政府軍と反政府派が停戦を目指した直接交渉を開始。混乱が拡大すれば地域の経済にも影響が出るとの危機感からエチオピアも仲介に乗り出している。

協議の状況についてハイレマリアム首相は「(南スーダンの)双方と対話を続けており、停戦の合意が近くなされるだろう」と強調。内戦に陥る可能性に関しては「一時的な衝突にすぎない」と否定した。

南スーダンのキール大統領が昨年7月にマシャール前副大統領を解任したことに端を発する今回の衝突死者は1千人を超えたとみられる。政府側は無条件の即時停戦を呼び掛ける一方、反政府派は政治犯として拘束されているメンバーの釈放などを要求している。

和平交渉が行われているホテル内ではコピー機で大量の文書を印刷しては破棄する光景が見られ、合意に向けた詰めの協議が行われているもようだが、双方が歩み寄ったという情報はまだない。

南スーダン情勢を巡ってはエチオピアのほか、ケニアなどの周辺国や南スーダンの石油産業に多額の投資を続ける中国などが停戦を求めている。ハイレマリアム首相は「(南スーダンの)双方と今後も対話を続ける」と強調。両者が提示する条件を精査するとともに妥協を呼び掛ける方針だ。



 
 
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エチオピア首相、繊維・アパレル「将来にわたり有望」

2014/1/8 1:34

日本経済新聞 電子版

【アディスアベバ=押野真也】エチオピアのハイレマリアム首相は今後の産業政策として繊維・アパレル産業が「将来にわたり有望だ」と強調した。東南アジアと比べ賃金上昇が抑えられている点などを強調。外国からの投資を積極的に受け入れて高成長を維持する考えを示した。

エチオピアは人口約8900万人を擁し、サハラ砂漠以南のサブサハラ地域ではナイジェリアについで2番目の人口規模を誇る。エチオピア経済は現時点では米国からの援助や農業に依存しているが、近年では繊維・アパレルの生産拠点としても注目を集めている。

すでに中国やトルコ企業が相次ぎ進出。エチオピア政府は両国とともに産業団地も整備し、一段の投資を呼び掛けている。現在、トルコの繊維・アパレルの中小企業数十社のほか、スウェーデンの衣料小売り大手ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)も生産を計画しているようだ。

もっとも外資企業をさらに呼び込むには課題もある。エチオピアでは電力を日常的に利用できる人口の割合は2割以下とされ、電力不足が慢性化している。外資系金融機関の営業も事実上できず、外貨の持ち出しや送金にも制限がある。



 
 
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中国:王毅外相のアフリカ訪問 日本けん制の狙いも

毎日新聞 2014年01月08日 20時58分

【北京・工藤哲】中国の王毅(おうき)外相は6日から6日間の日程でアフリカ各国を訪問している。安倍晋三首相の中東、アフリカ訪問の直前の時期にあたり、各国に対する大規模な支援を背景に、アフリカでの日本の影響力拡大をけん制する狙いもありそうだ。

王外相の訪問先はエチオピア、ジブチ、ガーナ、セネガルの4カ国。中国は1991年から外相が年初にアフリカを訪問することが慣例化している。王外相は6日のハイレマリアム・エチオピア首相との会談で尖閣諸島などを念頭に「双方の核心的利益と重大な関心事を相互に支持すべきだ」と述べた。

さらに王外相は同日のテドロス外相との会談後の共同記者会見で「中国のアフリカに対する援助と協力にはいかなる私利もない。しかしアフリカの域外の国が、アフリカ諸国を自国の仲間に引き入れようとすることには賛成しない」と発言。名指しは避けたものの、安倍首相のアフリカ諸国との協力強化を警戒したものとみられる。

王外相は7日、日本の自衛隊の活動拠点があるジブチも訪問し、首脳らとの一連の会談で「港や交通インフラ整備に積極的に協力する」と述べ、中国との協力を呼び掛けた。

中国社会科学院西アジア・アフリカ研究所の張宏明副所長は8日付の香港紙「明報」で「安倍首相のアフリカ訪問には中国のアフリカでの影響力を弱める意図がある。日本はアフリカ諸国の協力を得ることで、国連安全保障理事会の常任理事国入りや資源の輸入元の多元化を進めようとしている」との見方を示した。



 
 
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エチオピアにジェトロ事務所、政府が開設検討

nikkei.com

2014/1/14 9:44

【アディスアベバ(エチオピア)=川手伊織】政府は日本貿易振興機構(ジェトロ)の事務所をエチオピアのアディスアベバに開設する検討に入った。13日夕(日本時間同日夜)の日エチオピア首脳会談で、エチオピアのハイレマリアム首相が安倍晋三首相に要請した。日本企業の投資額など条件を満たせば開設に向けて詳細を詰める。

開設すれば、同機構のアフリカの事務所はエジプト、ケニア、コートジボワール、ナイジェリア、南アフリカに続いて6カ所目となる。



 
 
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エチオピアへの円借款、再開を検討 首相が表明

nikkei.com

2014/1/14 1:33

【アディスアベバ(エチオピア)=川手伊織】安倍晋三首相は13日午後(日本時間同日夜)、中東・アフリカ歴訪の最後の訪問国エチオピアに到着し、ハイレマリアム首相と会談した。火山が連なる大地溝帯への地熱発電所建設を支援するため、同国の債務状況悪化を理由に停止した円借款の再開検討を表明した。

首脳会談に合わせ、エチオピアと成田空港を結ぶ直行便を就航するための協定に署名。2国間のビジネス関係を強化し、投資や人材交流を増やす狙いだ。協定署名を受け、エチオピア航空は今夏に直行便を就航させる。

両首脳は日本が環境技術を提供する一方、削減できた温暖化ガスの排出量を日本分の削減分に算入する「2国間クレジット制度」の実施へ協力することを確認。安倍首相はソマリア、スーダン難民への人道支援に約12億円を拠出すると発表した。14日午前(日本時間同日夕)、エチオピアにあるアフリカ連合(AU)本部で日本のアフリカ政策を演説する。



 
 
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首相、故アベベ選手の次男と懇談

nikkei.com

2014/1/14 0:34

安倍晋三首相は13日午後(日本時間同日夜)、エチオピアのアディスアベバ市内で1964年東京五輪の男子マラソン金メダリスト故アベベ選手の次男らと懇談した。「アベベ選手は圧倒的な強さで優勝した。哲学者が走るような静かな雰囲気で極めて美しかった」と振り返り、「私の名前はアベだから、学校でアベベと呼ばれていた」と場を盛り上げた。「2020年の東京五輪でエチオピアの多くの選手が活躍されることを期待したい」と語った。



 
 
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北朝鮮とアフリカ、軍事取引で違反か 国連が調査

asahi.com

2014年2月14日05時00分

国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行状況を調査する専門家パネル(委員団)が、北朝鮮と東アフリカの複数の国との軍事的な取引を調べていることが分かった。いくつかの事例は、北朝鮮との武器輸出入を禁じた制裁に違反する可能性があるという。

安保理理事国の関係者によると、委員団はエチオピアの弾薬製造会社と、北朝鮮側の団体が関係を持っている可能性を把握。北朝鮮との武器輸出入を禁じた制裁に違反する可能性があるとして調査している。また、2011年5月に北朝鮮からエリトリアに送られた工作機械についても、両国の武器協力に関係する可能性が指摘されており、エリトリアに情報提供を求めている。

このほか、タンザニアが所有するF―7戦闘機の整備に北朝鮮の技術者が関与▽北朝鮮がウガンダの警察を訓練▽ソマリアで北朝鮮の弾薬が見つかった――といった情報についても調べている。委員団はこうした事例を、今月作成の報告書に盛り込む見通しだ。

委員団は一方、キューバから出港した北朝鮮籍の貨物船が未申告の兵器を積んでパナマ運河を通ろうとした問題について、キューバと北朝鮮の間の取引と、兵器輸送の両方が制裁違反だったと判断。兵器を用意周到に隠していたことなどから、「規制を回避するための、明確で確実な意思があった」としている。

ロイター通信によると、パナマが拿捕(だほ)していた船の関係者は12日までに約70万ドルの罰金を支払っており、近く同国を離れる見通しだ。ただ、船長など3人は兵器密輸などの疑いで、引き続き拘束するという。(ニューヨーク=中井大助)

■実は60年代から協力

北朝鮮は故金日成(キムイルソン)主席の時代に非同盟諸国との関係を深め、その一環としてアフリカへの経済、軍事支援に乗り出した。韓国に対抗し、北朝鮮への支持拡大を図る狙いがあったとみられている。

関係筋によると、1960年代から80年代にかけて北朝鮮はアフリカ諸国に医者や農業技術者、土木技術者らを派遣。まだ国力に余裕がある時期で、トウモロコシなどの食糧を支援したこともあるという。また、一部の国には軍人を派遣しての軍事教練や、自動小銃などの武器供与もしたという。

だが、ソ連崩壊などで大規模援助がなくなり、災害も相次いだ90年代半ばから、北朝鮮の経済は多数の餓死者が出るほど悪化。アフリカへの支援どころではなくなった。2000年代半ばから状況がやや改善すると、北朝鮮はアフリカに各種の代表団を派遣するなど、再び関係強化を図っているとみられる。

ただ、関係筋は「現在は一方的な支援ではなく、武器の取引などによって利益を得ようとしている」とみている。(ソウル)



 
 
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エチオピア航空機ハイジャック、スイスの空港に着陸

cnn.co.jp

2014.02.17 Mon posted at 16:14 JST

(CNN) エチオピア航空のアディスアベバ発ローマ行き702便が17日午前、ハイジャックされ、スイスのジュネーブ国際空港に着陸した。

当局によると、犯人の男が拘束された。男の国籍などは明らかになっていない。乗員乗客は無事だという。

ジュネーブ国際空港は事件を受け閉鎖された。



 
 
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エチオピア航空機、副操縦士がハイジャックか

【ブリュッセル=寺口亮一】ロイター通信などによると、エチオピアの首都アディスアベバからローマに向かっていたエチオピア航空の旅客機が17日朝、乗っ取られ、スイス・ジュネーブの国際空港に着陸した。

スイスの警察は、乗っ取り犯とみられるエチオピア人で副操縦士の男1人を拘束した。ほかの乗客や乗員約200人にケガはなかった。副操縦士はスイスへの亡命を希望しているといい、操縦士がトイレに行ったすきに機を奪ったという。

副操縦士は、爆発物や武器は所持していなかった。空港は事件の影響で一時閉鎖された。

(2014年2月17日18時06分 読売新聞)



 
 
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エチオピア機乗っ取りの容疑者拘束 乗客ら無事

nikkei.com

2014/2/17 21:37

エチオピア航空の旅客機が17日未明、飛行中に乗っ取られ、ジュネーブのコアントラン国際空港に同日早朝、緊急着陸した。地元警察当局者によると、容疑者は旅客機の副操縦士の男で間もなく拘束された。乗客乗員約200人は無事だった。

男はエチオピア国籍で、自国で身の危険を感じているとしてスイスへの亡命を求めているという。事件当時、武器は所持していなかった。日本の在ジュネーブ国際機関代表部によると、日本人が乗っていたとの情報はない。(ジュネーブ=共同)



 
 
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乗っ取り:エチオピア機が緊急着陸、容疑者拘束 スイス

毎日新聞 2014年02月17日 16時51分

スイスのメディアなどによると、エチオピア航空機が17日未明、飛行中に乗っ取られ、同日早朝にジュネーブのコアントラン国際空港に緊急着陸した。空港当局者によると、容疑者とみられる人物の身柄が数時間後に拘束された。乗客乗員は無事という。

エチオピア航空の声明によると、同機は現地時間の同日午前0時半にエチオピアの首都アディスアベバを出発し、ローマに向かう予定だったが、途中でジュネーブ行きを余儀なくされた。

容疑者とみられる人物はスイスへの政治亡命を求めているとの情報もある。日本人の搭乗の有無など詳細は不明。この影響で、同空港は閉鎖された。(ジュネーブ共同)



 
 
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エチオピア航空機乗っ取り、副操縦士を逮捕 スイス

cnn.co.jp

2014.02.18 Tue posted at 09:24 JST

(CNN) イタリア・ローマに向かっていたエチオピア航空の旅客機が乗っ取られた事件で、同機は17日早朝、スイスのジュネーブ国際空港に着陸した。警察は30代前半のエチオピア人の男を逮捕。乗客乗員202人は無事だった。

エチオピア航空702便(ボーイング767−300型機)は同国の首都アディスアベバからローマに向かう途中で乗っ取られた。スイスの警察によると、機長がトイレに立ったすきに、副操縦士がコックピットに立てこもって同機を乗っ取り、針路をジュネーブに変更したという。

同機はジュネーブの上空を旋回しながら、管制塔に亡命を許可するよう要求したとされる。

ジュネーブ国際空港に着陸すると、副操縦士は「私は窓から降りる」と管制塔に告げ、ロープでコックピットの窓から脱出して警察に拘束された。武器は持っていなかったという。

副操縦士は警察の調べに対し、エチオピアで身の危険を感じ、スイスで亡命を申請するつもりだったと供述している。乗客が脅されたり危険にさらされたりする事態にはならなかったという。

ジュネーブ国際空港は事件への対応に当たっている間、一時的に閉鎖されたが、同日の午前中に再開された。

エチオピア航空の旅客機は1996年にもオーストラリアへの亡命を要求する集団に乗っ取られる事件が起きている。この時は燃料を使い果たしてインド洋に墜落し、125人全員が死亡した。



 
 
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★INTERNATONAL BUSINESS TIMESより★

米国:エチオピアで地熱発電を開発 アフリカに積極投資

記者:Jacey Fortin、翻訳者:臼村さおり | 2014年2月24日 08時15分 更新

2月初旬のある暑くて乾燥した日だった。アイスランドの科学者チーム、アメリカの援助機関、および世界の投資家たちは、エチオピア南部の村「コルベッティ(Corbetti)」の岩がちな地形を歩いていた。巨大な地熱発電プロジェクトの予定地を視察していたのだ。もし計画通りに進めば、世界一の規模となる。

地元の学生や農民たちが、視察団の後をついて行く。彼らの中には、ブロック体の大きな文字で「オバマ(Obama)」と印刷されたシャツを着ている者も複数いる。そのシャツは、その地域では老若男女に着用されており、珍しい光景ではない。とはいえ、パワー・アフリカ(Power Africa)の援助によって、コルベッティで地熱発電プロジェクトが始まる日に着用するのはふさわしいと言える。同プロジェクトは米国政府がイニシアチブをとっており、今後5年間で70億米ドル(約7,000億円)の援助がされる予定である。

パワー・アフリカ(Power Africa)のやり方は、世界一の経済国である米国とアフリカ諸国の付き合い方が変わりつつあることを示している。70億米ドルは寄付ではなく、外部からの投資を容易にするための仕組みである。パワー・アフリカは、最終的には、西洋の営利企業と急速な経済成長を誇るいくつかのアフリカ諸国の間に、恒久的なパートナーシップを構築することを目的としている。

オバマ米大統領は2013年6月、南アフリカにあるケープタウン大学の学生への演説で、「私たちは、アシスタント、あるいは海外援助といったシンプルな枠を超えて、アメリカとアフリカのパートナーシップを新しいモデルに移行しています」と述べた。

その7か月後、パワー・アフリカの動きが本格化している。コルベッティの地熱発電プロジェクトである。昨年9月に締結されたエチオピア政府初の合意であり、パワー・アフリカ初めての公式業務である。今後のケース・スタディとなるであろう。

パワー・アフリカが注目しているのは、エチオピア、ガーナ、ケニア、リベリア、ナイジェリア、タンザニアの6か国である。70億米ドルは、さまざまな形態で投資される。10億米ドルは、ミレニアム・チャレンジ・コーポレーション(the Millennium Challenge Corporation)の投資、15億米ドル(約1,500億円)は、海外民間投資公社(OPIC)からの財政援助と保険である。50億米ドル(約5,000億円)は米輸出入銀行(Ex-Im)から米国への輸出支援、2億8,500万米ドル(約285億円)は米国際開発庁(USAID)からの技術支援である。

資金は、サブサハラ・アフリカ地域に電気を普及させるというオバマ米大統領の野望を完成するには足りない。同地域では、3人に2人が電力なしで生活している。国際エネルギー機関(IEA)は、2030年までに電気を世界中に普及させるためには、3,000億米ドル(約3兆円)の投資が必要であると推測する。

そのために、パワー・アフリカが果たす役割は大きい。パワー・アフリカは、プロジェクト遂行のために、OPICやEx-Imといった機関を利用するだけではなく、解決が必要な問題を見極め、当該国の政府と強調して取り組む。途上国の投資環境を改善することに寄与しているのだ。

USAIDのアフリカ地域の次長補であるアール・ガスト(Earl Gast)氏は「私たちのプロジェクトを助けてくれています。警察との協力、法律改正などもやりやすくなっています」と述べた。

パワー・アフリカでコーディネーターを務めるアンドリュー・ハースコウィッツ(Andrew Herscowitz)氏は、先だってタンザニアで計画された太陽発電プロジェクトについて言及する。それは小さなプロジェクトであり、10メガワットを生産する企画であった。しかし、政府や投資家と話を進めていくうちに、パワー・アフリカは、大きな障害があることに気づいた。タンザニアでは電力購入契約の一般的な期間は15年という短さであり、そのことが多くの投資家を躊躇させてしまっていたのである。

ハースコウィッツ氏は、「パワー・アフリカは、他の支援者と協力して、タンザニア政府に、契約期間を15年から25年に延長することに合意してもらいました。その結果、10メガワットの太陽発電企画は現在進行中です。また、他の滞っている計画も進行することになるでしょう。なぜなら、今は投資に見合うものになったのですから」と説明した。

米国政府は、アフリカ大陸が、世界の投資家から見て魅力的な場所になることを望んでいる。しかし、パワー・アフリカの歴史はまだ浅い。

世界開発センター(the Center for Global Development)のアナリストであるベン・レオ(Ben Leo)氏は、「パワー・アフリカが、アフリカ大陸や米国の期待を満たすかどうか判断するのは時期尚早です。エネルギープロジェクトは時間がかかります。もっとも、パワー・アフリカは、米国が初の米・アフリカ諸国首脳会談を主宰する8月までに、なんらかの成果を示す必要があるでしょう」とコメントした。

地熱発電プロジェクトが進行しているコルベッティの住民は、同プロジェクトを歓迎している。理由は電力ではなく、水である。例えば、発電所の建設予定地から遠くないところで、数十人が水を待つ列を作っていた。ラガサ・セカコ(Ragassa Sekako)氏(30)は、親戚が、ときたま片道3時間を歩いてアワサ湖(Lake Awassa)に水を汲みに行くと説明した。

しかし、地熱発電所ができれば、状況が変わる可能性がある。地熱発電所を建築するためには大量の水が必要なので、建設の過程でインフラが整備される可能性があるのだ。その結果、住民たちも水を得やすくなるかもしれない。

ラガサ氏は「このプロジェクトは人々の利益になります。道路と仕事を提供してくれると期待しています」と述べた。同氏は、家族が日暮れ後に、電気を使えるようになる日を楽しみにしている。

とはいえ、同プロジェクトが、すぐにコルベッティの住民に電力をもたらすとは限らない。生産されたエネルギーは、エチオピアの国営企業に購入されることが決まっているのだ。

USAIDのガスト氏は、「技術や財政の問題だけではありません。プロジェクトを進めるために外交的な手腕が必要になります。米国政府がプロジェクトを推進しようとサポートしている姿勢が、米国企業に伝わることが大切です。そうすれば、多くの利益が生み出されるでしょう」と述べた。

*この記事は、米国版 International Business Times の記事を日本向けに抄訳したものです。



 
 
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びわ湖毎日マラソン:エチオピアのウォルクV 佐々木2位

毎日新聞 2014年03月02日 14時46分(最終更新 03月02日 18時35分)

アジア競技大会(9月開幕、韓国・仁川)の代表選考会を兼ねた第69回びわ湖毎日マラソン大会(毎日新聞社、日本陸上競技連盟、滋賀県、大津市、両教育委員会主催、NHK共催、住友電工特別協賛)が2日、大津市の皇子山陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで行われ、2時間5分台の自己ベストを持つバズ・ウォルク(23)=エチオピア=が2時間9分10秒で初優勝した。

佐々木悟(28)=旭化成=が2時間9分47秒で日本選手最高の2位に入り、連覇を狙ったビンセント・キプルト(26)=ケニア=が3位。2011、13年世界選手権代表の川内優輝(26)=埼玉県庁=は4位だった。レースは40キロ過ぎにウォルクがスパート。佐々木は最後に粘り、トラックでキプルトをかわした。【藤田健志】



 
 
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ユニリーバ、2015年中のエチオピア工場建設を検討中

アフリカビジネスニュース

2014年3月20日 18:00

●エチオピアへ進出

家庭用品を扱う一般消費財メーカー大手ユニリーバが、ブルームバーグの取材に対し来年中にもエチオピアへ工場建設を検討中であると述べている。

 オランダとイギリスに本拠地を置くユニリーバは、エチオピア市場を非常に有望視しており、2015年中にエチオピアへの工場建設を希望しているという。建設予定地は首都アジスアベバ郊外にあり、中国資本により立ち上げられた工業団地Eastern Industry Zoneである。

●ベトナムでの成功を再現

 ユニリーバは同社の事業拡大戦略としてエチオピアへ長期的に投資していく方針だ。消費者の多さや近年の経済成長が魅力的なことに加え、包括的かつ持続可能な起業モデルを一から構築可能である点もエチオピア進出の動機となったという。

 すでにエチオピアの4分の1程度の規模ではあるが同様のビジネスをベトナムで行い、十分な成功を収めているためエチオピアでベトナムのケースを再現させたい意向。

 工場ではまず手始めに洗濯石けんを製造しエチオピア国内向けに販売することになりそうだ。原材料は地元企業から調達する予定であるという。



 
 
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Ethiopia next to pass anti-gay Bill

Mail&Guardian

25 Mar 2014 12:24| Sapa-AP

Lawmakers in Ethiopia are to pass a Bill that effectively makes homosexuality, which is illegal in the country, "nonpardonable" under its amnesty law.

Ethiopia next to pass anti-gay Bill



 
 
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ベケレ、2時間5分4秒で優勝=初マラソンで快記録

時事ドットコム

【パリAFP=時事】パリ・マラソンは6日、パリの市街地コースで行われ、男子5000、1万メートルの世界記録保持者で、マラソン初挑戦のケネニサ・ベケレ(エチオピア)が2時間5分4秒の大会新で優勝した。

31歳のベケレはアテネ、北京両五輪の5000、1万メートルで三つの金メダルを獲得。世界選手権では両種目で5度優勝。この日のレースでは25キロ付近から抜け出して独走。昨年9月のベルリン・マラソンでウィルソン・キプサング(ケニア)がマークした世界記録の2時間3分23秒には及ばなかったが、初マラソンとしては驚異的な快走を見せた。

ベケレは「経験がなかったから、非常にきつかったが、予想通りのタイムだ。25キロすぎてから太もも裏がけいれんしたが、もう大丈夫。あす朝には良くなるだろう」と話した。 (2014/04/06-22:31)



 
 
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マラソン男子で山本亮が6位 ウィーン(04/13 22:13、04/13 22:49 更新)

北海道新聞

ウィーン・マラソンは13日に行われ、男子でロンドン五輪代表の山本亮(SGHグループさがわ)は2時間10分59秒で6位に入った。ゲトゥ・フェレケ(エチオピア)が、大会記録を1分17秒更新する2時間5分41秒で優勝した。

女子の伊藤舞(大塚製薬)は2時間35分15秒で7位だった。アンナ・ハーナー(ドイツ)が2時間28分59秒で制した。(AP=共同)



 
 
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獄中のエチオピア人記者に「金のペン賞」 世界新聞大会

asahi.com

トリノ=林亜季2014年6月10日00時25分

世界新聞・ニュース発行者協会(WAN−IFRA)の世界新聞大会が9日、イタリア・トリノで開幕し、反テロ法違反として懲役刑に処せられているエチオピア人記者エスキンダー・ネガ氏に、言論の自由に貢献した言論人が対象の「自由のための金のペン賞」が贈られた。

ネガ氏はエチオピア政府を批判する記事を公表した後の2011年9月に逮捕され、12年1月に懲役18年の判決を受けた。同協会のトーマス・ブルンネゴード会長は「厳しくかつ行き過ぎた反テロ法によるリスクにもかかわらず、声を上げたネガ氏の勇気をたたえる」と評価した。

同協会によると、世界で211人のジャーナリストが投獄されている。同協会は授賞に際し「ジャーナリストの投獄は反テロ法の悪用」などとエチオピア政府を非難する声明を出した。

大会は11日まで。世界の新聞社の幹部ら約千人が参加し、デジタル時代の報道のあり方や、新聞社が今後取るべき戦略などを議論する。西村陽一・朝日新聞社取締役(デジタル・国際担当)も参加している。(トリノ=林亜季)



 
 
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アフリカとの唯一の直行便、10月就航 エチオピア航空

asahi.com

2014年6月11日08時57分

エチオピア航空は、成田との初の直行便を10月中旬に就航させる。来日中のテウォルデ・ゲブレマリアム最高経営責任者(CEO)が10日、明らかにした。首都アディスアベバまでボーイング787型機で、週に3往復させる。アフリカ大陸と日本を結ぶ便は、エジプト航空が成田・関空−カイロ便を政情悪化で昨年から運休中で、これが唯一の直行便になりそうだ。テウォルデ氏は「マラソンのアベベ選手が東京五輪で優勝した50年前の10月を、初フライトで祝いたい」と話した。



 
 
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ウィルマー、エチオピア企業に投資

nikkei.com

2014/6/25 23:15

■ウィルマー・インターナショナル(シンガポールのパーム油大手) エチオピアのパーム油精製施設に地元大手レピ・ソープ&デタージェントと共同投資する。ウィルマーにとってエチオピアで初の投資で投資額は非公表。

ウィルマーはアフリカで生産・販売の両面で事業を拡大している。アフリカで拠点を持つ国は11カ国目。共同投資は2つの分野で構成される。1つはレピの既存工場の改修で、もう1つは、食品用特殊油脂、軟質油、せっけん、洗剤などの生産工場、およびゴマ油の精製施設などを統合した新たな複合生産施設の建設だ。「両社の専門能力をもちよればエチオピアの輸出の拡大と雇用創出に貢献できる」(ウィルマー)。

レピは1974年にスイスとギリシャの投資家によって設立された。一時エチオピア政府が保有した後、民営化された。粉末洗剤「ROL」や「AJAX」、また液体洗剤の「LARGO」というブランドで知られ西アフリカで販売している。

(シンガポール=谷繭子)



 
 
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旅客機のルート、紛争地帯の上空に設定多数

cnn.co.jp

2014.07.23 Wed posted at 15:37 JST

(CNN) マレーシア航空の旅客機がウクライナ上空で撃墜された事件に続き、イスラエルの空港近くにロケット弾が着弾したことを受けて航空各社がテルアビブ便の運航を停止した。相次ぐ事態は旅客機が紛争地帯の上空を頻繁に飛行している現実を浮き彫りにした。

米連邦航空局(FAA)は米国の航空会社による紛争地帯上空の飛行に制限をかけている。

イラク上空では2万フィート(約6000メートル)以上の高度に限って飛行できる。この高度を飛行すればほとんどのミサイルの射程は外れる。

だがマレーシア機の場合、ウクライナ当局が定めた最低高度は3万2000フィート(約1万メートル)。この高度なら安全なはずだった。

ほかにもシリアやアフガニスタンなど8地域についてミサイルや小火器の発射に関する警告が出されているが、飛行は禁止されていない。最低条件を定めた政府の規制に従うか、それ以上の安全措置を取るかは航空会社の判断による。

イスラム教武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と政府軍の戦闘が続くイラクの上空は、交通量の多いハイウェイのような状態だ。

アメリカン航空のドバイ発アトランタ行きの便は毎日イラク上空を飛行する。ユナイテッド航空はアフガニスタン上空を通って米ニューアーク空港からインドのデリーに向かう便を毎日運航している。飛行時間を増やすことなくこうした便のルートを変更するのは難しい。

撃墜されたマレーシア航空のアムステルダム発クアラルンプール行きの便がたどったルートは、事件前まで週に800便以上が利用していた。「欧州の航空当局が認めていて、他社の便も多数がこのルートを通過しており、安全だと信じていた」とマレーシア航空の幹部は話す。

パイロットや運行管理者の経験をもつ航空アナリストのレス・アベンド氏は、ウクライナ東部上空を飛行していたマレーシア航空に過失はなかったとする論説を寄稿し、「危険情報の有効性は、航空管制官や協力関係にある政府機関が提供する情報の範囲内に限られる」と指摘した。

撃墜事件を受けて米航空各社は、クリミア半島、北朝鮮、エチオピア北部、リビア、ソマリアに加えてウクライナ東部上空の飛行を中止した。



 
 
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「世界一の革製品を」 横浜・元町「ヒロキ」がエチオピアに自社工場

神奈川新聞

2014.08.21 03:00:00

革製品の製造や販売を手掛けるヒロキ(横浜市中区)は、バッグやジャケットなどを製造する自社工場を、日本企業として初めてエチオピアに設立した。輸出許可が7月に下り、商品が近く店舗に並ぶ。これまでは同国で材料を仕入れた後は中国で縫製していたが、材料調達から製造までをトータルで行える拠点を整備したことで、コスト面での強みにもなる。権田浩幸社長(47)は「日本の技術を現地に伝え、定着させることはエチオピアの利益にもなる。世界一の商品をここから出していきたい」と意気込みを語る。

同社は1952年に創業。現在は、元町と横浜駅地下街のポルタに店舗を構えている。エチオピアの羊の革は、しっとりとして柔らかく、丈夫なのが特徴。ほれ込んだ同社は、8年ほど前からこの革を使った製品を展開してきた。

これまでは現地で革を仕入れた後は、中国・北京にある工場で縫製して、日本に輸出していた。関税などコスト面での課題もあったため、材料調達から製造まで行える拠点の整備を2〜3年前から検討。2013年9月ごろからエチオピアでの工場設立作業を進めてきた。工場は同国最大州のオロミアに位置し、原料取引先の敷地内に設置。現在では日本から3人の社員が縫製の仕方などを現地社員に指導している。

権田社長は進出の狙いとして、「エチオピアからの輸入品に対しては、関税がゼロになる制度があるため、コスト競争面でもメリットがある」と話す。その一方で、こんな思いもある。「工場の進出は、縫製などの細やかな技術を現地に伝えることになる。それがエチオピアの発展にもつながると考えている」

事実、エチオピア側も大きな期待を寄せている。今年1月、権田社長が安倍晋三首相のアフリカ歴訪に同行した際、ハイレマリアム・デサレン首相と面会。「エチオピアの材料でよい商品を作ってくれた。ぜひこの技術を早くわが国に持ってきてほしい」と要望されたという。8月中旬には、オロミア州の大統領が元町店に来店。革製品を試着するなどして意見交換した。

同社は今後も工場拡大や現地社員の増強などを進める計画だ。西岡正樹会長(74)も「海外に進出した当時は、『小売り屋が行って何ができる』と言われた。今回のエチオピア進出で他の企業も刺激され、進出が相次ぐようになれば」と話している。



 
 
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中国がアフリカに路面電車を初めて輸出へ エチオピア向けに低床車両

サーチナ

2014-08-27 10:17

中国鉄道車両メーカーの中国北車集団長春軌道客車が26日、東アフリカのエチオピア向けに輸出する「70%低床型」の路面電車車両をラインオフした。中国からアフリカ向けに路面電車の車両を輸出するのは初めてだという。車両はエチオピアの首都、アディスアベバで間もなく開通する鉄道に投入される。(写真は「CNSPHOTO」提供)(編集担当:古川弥生)

中国がアフリカに路面電車を初めて輸出へ エチオピア向けに低床車両 



 
 
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生まれた日に死亡、世界で100万人 ユニセフ調査

nikkei.com

2014/9/17 9:58

【ニューヨーク=共同】国連児童基金(ユニセフ、本部ニューヨーク)は16日、昨年1年間に世界で死亡した新生児約280万人のうち、約100万人は誕生した日のうちに死亡したと発表した。出産直後の母子へのケア強化など、重点的な対応が必要だと訴えている。

同日発表の報告書は、生後1時間以内に母乳を与え始めれば、免疫力がついて新生児死亡のリスクを44%も減らせるのに、半数以上の新生児は与えられていないと指摘。

一昨年には、新生児の3人に1人が適切な医療ケアのない状態で出生したとし、改善を促した。

来年が達成期限となる国連ミレニアム開発目標(MDGs)は、新生児を含む5歳未満の乳幼児の死亡率を「1990年比3分の1に削減」としている。報告書は、死亡率が90年比でほぼ半減したものの「現在の傾向が全ての国で続くなら、2026年まで目標は達成できない」と指摘し、困難視した。

ユニセフは「(達成が困難なことは)残念だが、バングラデシュやエチオピアなど低所得国の多くが目標を既に達成したことには勇気づけられる」と強調。MDGsの後継目標では「新生児の死亡への対応を中心課題とすべきだ」としている。



 
 
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全日空、エチオピア航空と共同運航 26日から

nikkei.com

2014/10/16 21:01

全日本空輸は26日からエチオピア航空と共同運航(コードシェア)を始める。全日空が運航中の成田−香港線、羽田−バンコク線の2路線と、エチオピア航空が香港とバンコクからアディスアベバまで運航している2路線について、相互に便名を付与して旅客獲得で連携する。

同時にエチオピア航空がフランクフルトとパリ、ロンドンからアディスアベバまで運航している路線についても全日空の便名を付与し、欧州経由でも全日空便としてエチオピアに旅行できるようにする。全日空がアフリカの航空会社と共同運航で提携するのは南アフリカ航空に次いで2社目。



 
 
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日本とアフリカ結ぶ定期便 就航延期に

NHK

10月18日 7時41分

日本とアフリカ結ぶ定期便 就航延期に

西アフリカを中心に患者が増え続けているエボラ出血熱の影響で、アフリカへの渡航客数が低迷していることから、ことし12月から成田空港に就航する予定だったアフリカの「エチオピア航空」は、来年4月に延期することを決めました。

エチオピアの国営航空会社「エチオピア航空」は、成田空港と東アフリカにあるエチオピアの首都、アディスアベバとの間を香港を経由して結ぶ定期便をことし12月20日から週3便、運航する予定でした。

しかし、ギニアやリベリアなど西アフリカを中心に患者が増え続けているエボラ出血熱の影響で、世界的にアフリカへの渡航客数が低迷しているとして、就航時期を来年4月21日に延期することを決めました。

アフリカ諸国と日本を結ぶ路線としては、エジプト航空がカイロと成田空港などを結ぶ路線を運休しているため、「エチオピア航空」が唯一の路線となる予定でした。

「エチオピア航空」から日本での業務を請け負っている代理店は、今回の延期について「エボラ出血熱の影響で旅行客のニーズは著しく低くなっており、採算性を踏まえた判断だ」としています。



 
 
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奈良の60歳「国際協力レポーター」、エチオピアのODA現場で日本人の誇り見た

産経ニュース

2014.12.17 07:09

日本のODA(政府開発援助)が海外で使われている現場を視察するJICA(国際協力機構)の「国際協力レポーター」として、奈良県王寺町の心理カウンセラー、井口久美子さん(60)が今年9月、エチオピアを訪問した。現地で感じたのは、「ODAの本質とは『援助』ではなく、持っているものを互いに分け合うこと」と話す井口さん。現在は仲間と活動報告などを通じての“草の根援助”に取り組んでいる。

きっかけは、たまたま目にした募集広告。「めったに行けないところ。ぜひ自分の目で見てみたい」と応募し、今年8月末、大学生や社会人ら10人の仲間とエチオピアに飛んだ。

「国際協力レポーター」は、平成11年に外務省が「ODA民間モニター」事業として始めた、日本の国際協力の現場を国民に直接視察してもらう活動。往復の渡航費は支給され、現地での滞在費や食事代を参加者が自己負担する。

井口さんらは現地に約1週間滞在。最初に視察した靴工場では、トヨタ自動車提唱の生産方式「カイゼン」を導入。整理、整頓、清潔、清掃、習慣の「5S」を基本に、無駄を省いて効率を高めるーというもので、実際に生産効率は3割上昇したという。工場の壁には「KAIZEN」と書いた紙が張られていた。

日本の技術者が現地の人々を指導して建設中の「アワシュ橋」も視察。物資の流通路として、隣国ジブチとを結ぶ重要な幹線道路に架かる橋だ。既存の橋は築43年、老朽化のため重量制限があったといい、現地では「日本の橋は100年もつ」と評判が高かった。

そんな現場で、ある日本人の男性ボランティアは「紙一つにだって税金がかかる」と、名刺も持たずに黙々と技術指導に取り組んでいた。「同じ日本人として誇りに感じた」、井口さんが忘れられないODAの現場の一つだ。陽光の下、人々の笑顔はまぶしくて、「女性の笑顔が本当に美しかった」と振り返った。

積極的に活動する井口さんだが、海外に関わり始めたのは50歳のとき。それまでは国内旅行の経験もほとんどなく、家事や子育てに追われる専業主婦だった。

「外の世界を見ないままの人生はもったいない」と平成16年10月、たまたま見つけた県主催の海外派遣事業に応募。“海外デビュー”は、10日間のドイツ・スイス視察で、ここで見た起業する女性たちの姿に「日本にいるだけでは気づかない価値観や考え方がある」と確信。それから、井口さんの世界は広がった。

6年後には、娘とツアー旅行でカンボジアへ。観光ガイドの男性が話す国の情勢に興味を持ち、「自分ができること」を考えて、井戸を掘るための寄付金を送る活動を始めた。

気が付けば、この10年間でヨーロッパや中国など16カ国を訪問。「何に挑戦するにも年齢は関係ない。気づいたときがスタート」。育児の傍ら放送大学に4年間通って心理士の資格を取得し、長年スクールカウンセラーとして活動してきた井口さん。「若い人にこそ、いつでも挑戦はできると伝えたい」と話す。

エチオピアから帰国後は、仲間と現地で撮影した写真の展示会を開催したり、地元のFMラジオで体験を話すことも。「それぞれが持つ知識や技術を共有し合うような、思いやりの連鎖が広がればうれしい」。エチオピアの現場で学んだことを胸に刻み、これからも「できること」を続けていくつもりだ。 

井口さんはエチオピアについて、視察の活動報告や情報提供を行っている。問い合わせは井口さんのEメール(yasuragisalon@yahoo.co.jp)まで。



UP:2010 REV:20190121
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