外務省、ベナンへの無償資金協力を発表
2007年05月31日 20:53更新
30日、外務省は、日本政府がベナン政府に対し、「ラギューン母子病院整備計画」の実施を目的として、総額12億2400万円を限度額とする無償資金協力を行うことに関する書簡交換が、ベナンのコトヌにて、西内和彦在ベナン臨時代理大使とイジドール・ビオベナン外務次官補代理との間で行われたと発表した。
ベナンは、西アフリカに位置し、総人口840万人(2006年)、1人当たりのGDPは約591米ドル(同年)。乳幼児死亡率は出生1000件当たり90人(2004年)、妊産婦死亡率は出生10万件あたり850人(2003年)と高く、医療保健分野における一層の改善が必要な状況にある。
ラギューン母子病院は、1958年に産院として開設されて以来、現在に至るまでベナンにおける最大かつ最も歴史がある母子病院であり、近年では同病院は母子及び小児医療に従事する医師、助産婦、看護士、臨床検査技師などを対象とした教育病院としての役割を果たしている。
しかし、同病院の既存施設の大半は建設された当時のままであり、特に老朽化や狭小化が著しいために機能が低下し、病棟では保健医療活動に著しく支障をきたしているという。入院患者の増加によるベッドも不足しており、臨時に通路や廊下に仕切りを設けて患者を収容することが恒常化しており、患者への適切な医療活動が十分行えない状況にあるが、財政難によりその改善が困難な状況にある。
同計画は、ベナン保健省が、ラギューン母子病院をベナンにおける最上医療機関の1つとしての役割を担う医療機関として機能回復させることで衛生的な医療サービスの提供を図るため、小児外来部門及び新生児病棟を含む新病棟、分娩棟など3施設の新築、ベッド、分娩台、手術台、保育器、超音波診察装置、X線撮影装置等の機材の整備を行うというもので、日本政府はそのための資金を供与する。
外務書では、計画の実施により、ベナン保健省が目指している同国における母子保健分野での最上位医療機関としての役割を担うための基盤が整備されるとともに、将来的には、同国の妊産婦死亡率や乳幼児死亡率の低下に寄与することが期待されるとしている。
ネクスト運営のコミュニティサイト「地域活性大使」に二代目そのまんま東さんが就任(2007年06月13日 )
ネクスト(井上高志社長)が企画・運営するライフネットワーキングコミュニティサイト・Lococom(ロココム)はこのほど、「あなたと地域の夢叶えます」キャンペーンの一環として、タレントの「二代目そのまんま東」ことゾマホンさんを「Lococom地域活性大使」に任命した。
ロココムは、従来のSNS・ブログサービスに、家計簿やスケジュールなどの管理機能を備えたマイページ(個人空間)や、マイタウン(地域空間)、店ブログなどで構成される地域を軸としたコミュニティサイト。昨年10月16日のオープンからわずか164日で、会員登録数が10万人を突破している。
ネクストは、二代目そのまんま東さんを地域活性大使に任命した理由について、「タレントとして活躍する一方で母国ベナンに小学校を作るという活動を続け、これまでに4校の開校を実現している。ベナンの子供たちの夢を実現してきた二代目そのまんま東さんは、『あなたと地域の夢叶えます』キャンペーンが目指す姿」としている。
アフリカのスペイン語圏17ヶ国に福音を 映画「ジーザス」
キリストの生涯を描いた映画「ジーザス」(Jesus=原題:Gospel of Luke)を用いて、世界中の人々に母国語で福音を伝えようと活動する宣教団体「ジーザス・フィルム・プロジェクト」が、アフリカのスペイン語圏国を対象とした宣教企画「オペレーション・エリコ」(Operation Jericho)のために祈りを求めている。
「オペレーション・エリコ」は、伝道(evangelism)、弟子化(discipleship)、訓練(training)から成り、アフリカのスペイン語圏17ヶ国ですでに行われている。同プロジェクトによれば、昨年は約30回の上映を行い、約8万人を動員。そのうち、約9千人がイエス・キリストを救い主として受け入れ、救われた。西アフリカのベナン共和国でのある夕方の上映会では、数千人の来場者のうち600人がイエスをキリストと告白した。
現在、映画の上映に必要な機材と映画「ジーザス」のフィルムを各国に無事に持ち運ぶことが出来るように、また神の霊が満ち溢れ、多くの人々がキリストを信じるよう世界中のキリスト教徒に祈りを求めている。
映画「ジーザス」は1979年、カンヌ映画祭で受賞しているジョン・ヘイマンを監督に起用し、ルカの福音書を忠実に再現するかたちで製作した。収録時間は約2時間。聖書と史実に忠実であることを目指し、聖書学者や考古学者ら約200人を動員した。ロケ地には聖書にある実際の場所を選び、出演者やエキストラの大部分にユダヤ人、アラブ人を起用。特に、イエス・キリストの配役で慎重な審査を行い、約1000人の候補者の中から、英国のシェイクスピア俳優で著名なブライアン・ディカンを選んだ。
これまでに1023言語に翻訳され、1500のキリスト教団体と協力して世界中で上映している。映画が製作されて以来、60億人以上が鑑賞し、2億人以上が同映画を通してイエス・キリストを受け入れた。
[2007-08-08]
ユニセフ親善大使の歌手アンジェリーク・キジョー、ベナンで女児の就学促進キャンペーン
* 2007年09月14日 11:08 発信地:コトヌー/ベナン
【9月14日 AFP】アフリカのベナン共和国南部So-Avaで12日、ユニセフ親善大使を務める歌手アンジェリーク・キジョー(Angelique Kidjo)が参加し、女児の就労を禁止し学校に通うことを促進するキャンペーンが開始された。(c)AFP
青年海外協力隊員 アフリカで貢献を! 滑川 高原さん 市長に抱負
2007年9月21日
独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊に参加する滑川市上小泉、高原真理さん(25)が二十日、出国前に同市役所を訪問し、中屋一博市長に抱負を語った。
高原さんはアフリカのベナンに村落開発普及員として派遣される。エイズ予防や環境教育などの啓発活動の企画・運営の補助と保健センターの活動支援に協力する。派遣期間は二年間。
高原さんは中学生時代、文化祭で国際交流について調べた時から関心を持ち、その後、国際関係の高校、大学に進学。大学時代は中国に一年半、留学した。中国語を生かしたいと中国に工場を持つ繊維関係の会社に勤務したが、長年の夢をかなえようと今回、青年海外協力隊への参加を決意。派遣先のベナンはフランス語圏で、高原さんも事前にフランス語の語学訓練を受けた。
中屋市長が激励金を高原さんに手渡し「健康に気を付けて、協力隊員としての経験を人生の財産にしてください。帰国後は経験を市民に伝えてほしい」と激励。高原さんは「女性の自立支援や小学校でのエイズの予防啓発など、現地の生活改善のために貢献したい」と活動への思いを語った。高原さんは二十五日に出国する予定。 (武田寛史)
10/1「ひとつぶ募金〜毎日のご飯をお福わけ〜」を開始
* 2007年10月18日 01:34 発信地:東京
■たとえば、募金はこんな風に使われます■
・ブルキナファソのお粥 1食45円
5人に1人の赤ちゃんのが、5歳になる前に命を落とすブルキナファソ。
お母さんに栄養粥の作り方を教え、赤ちゃんが健康に育つよう支援します。
【ハンガー・フリー・ワールド】
世界の飢餓をなくすことを目的に活動するNPO法人ハンガー・フリー・ワールドは、毎日の食事から1食10円を世界の人々の栄養改善にあてる「ひとつぶ募金」を10月1日に開始しました。
世界では、十分な食料が生産されているのに、
飢餓が原因で5秒に一人、子どもが亡くなっています。
世界中から、あらゆる食材が届く日本。
一方、日本で捨てられている食料は、
世界の食料援助量の約2倍という現実も。
「あ、賞味期限が切れちゃった」
と、食べ物を捨てる。そんな経験はありませんか?
「食べ残しを減らす」「食べられる分だけ買う」
そんな工夫も、世界の飢餓をなくすことにつながります。
お米ひとつぶを大切に食べる気持ちは、きっと世界の人に届くはず。
毎日の食事から、あなたにできることがあります。
■ひとつぶ募金 〜1食10円で、世界の食卓を笑顔で満たそう〜
「世界中の人たちと食べる喜びを分かち合えたら」と考えた方にぴったりなのが『ひとつぶ募金』。国際協力NGOハンガー・フリー・ワールドが実施する、一口1000円/月(1食10円 x 3食 x 30日≒1ヵ月1000円)からの継続的な募金制度です。集まった募金は、バングラデシュ、ベナン、ウガンダ、ブルキナファソで行われる栄養改善事業(赤ちゃんへのお粥の提供、養蜂、有機農業、学校給食の提供など)に活用されます。ポストカードや年次報告書にで、事業の様子や世界の飢餓の現状をお伝えします。
■連絡先
特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド
住所 〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-11-24笹岡ビル3階
TEL:03-3261-4700 FAX:03-3261-4701
E-MAIL:hfwoffice@hungerfree.net
http://www.hungerfree.net/
(c)hunger free world
トルシエ氏、ベナンの代表監督就任か アフリカ選手権
2007.11.09
Web posted at: 19:05 JST - CNN
ヨハネスブルク――サッカーの元日本代表監督、フィリップ・トルシエ氏(52)は8日、アフリカ西部のベナンから代表監督就任の打診を受けたことを明らかにした。アフリカ選手権大会に向けた誘いとしている。
トルシエ氏は、受諾はまだしていないと指摘、今後2、3日内に最終判断を示すとしている。ただ、約2年間、試合の現場から離れ、チームさい配への意欲が強まっているとも述べた。
同大会は来年1月20日から2月10日までガーナで開催する。
トルシエ氏は2002年のW杯で日本を指導した後、カタールの代表監督に就任。2004年─05年にはフランス1部リーグのマルセイユを指揮している。アフリカ諸国の監督経験は豊富で、ナイジェリア、南アフリカ、モロッコ、ブルキナファソなどで務めている。
<フランス・リーグ1 第14節> ルマン競り勝つも松井は欠場
リーグ1は10日、第14節の7試合が各地で行なわれ、MF松井大輔が所属するルマンはホームでサンテチエンヌと対戦。1−1の前半27分にベナン代表MFセセニョンが一発退場となり一人少ない戦いを強いられたが、トゥーリオの2本のPKゴールなどで3−2と競り勝った。
これによりチームは勝点を23として暫定4位に浮上。松井は腰痛のためベンチ入りメンバーから外れている。
バランシエンヌはセボの2発などでカーンを3−0と一蹴し、勝点21で暫定6位に。モナコも同じく3−0でストラスブールを下し、勝点20で7位につけた。
このほか、ランスはアウェーのメツ戦を2−1でモノにし、リール対ニース、ソショー対オセールはともに1−1のドロー。パリ・サンジェルマン対ナンシーはスコアレスドローだった。
ベナンがトルシエ氏に監督就任の要請
元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(52)が、アフリカ選手権(来年1〜2月)に出場するベナンから代表監督就任の要請を受けていることを明かした。同氏は「まだ連絡を受けたばかりなので受諾するには早すぎる」としながらも、「私にとっても大きな挑戦だ」と話した。
[2007年11月10日8時51分 紙面から]
アリシアも惚れ込んだ、西アフリカの天才シンガーまもなく来日
ANGELIQUE KIDJO : 2007-11-26
“アンジェリーク・キジョー”というアーティストを知っていますか?
彼女は西アフリカ・ベナン出身の女性シンガー。これまでにグラミー賞に4度ノミネートされ、シンガー、作曲家、そしてパフォーマーとしても名高いアーティスト。
6歳の時に音楽キャリアをスタートさせ、後に母国ベナン共和国の政情不安により、パリ、そしてニューヨークへ移住。国境を越えた幅広い活動を行い、ユニセフ親善大使としての立場から、世界の子供たちの声を代弁する意見も伝えてくるなど、他のアーティストたちからも一目置かれる存在である。
そんなアンジェリーク・キジョーが、11月28日にポップスとワールド・ミュージックが融合したキャリア最高のアルバム『ジン・ジン』をリリースすることになった。
ジン・ジン
アンジェリーク・キジョー
彼女の元には様々なアーティストが集まり、今作では素晴らしい共演をみせている。参加アーティストとして集ったミュージシャンは、アリシア・キーズ、カルロス・サンタナ、ジョス・ストーン、ジギー・マーリー、ピーター・ガブリエル、ジョシュ・グローバンなどなど…。さらにプロデューサーにはトニー・ヴィスコンティを起用し、数々の国際的アーティストを自らの母国の音楽の世界へといざなっている。
彼女の音楽的ルーツに立ち戻った意欲作を携え、アンジェリーク・キジョーの来日公演がまもなく開催される。世界を振るわせる彼女の素晴らしいパフォーマンスを味わってみては?
公演日:2007年12月9日(日)〜2007年12月12日(水)
会 場:ブルーノート東京
http://www.bluenote.co.jp/
参考リンク Alicia Keys | Santana | Joss Stone | Ziggy Marley & The Melody... | Peter Gabriel | Josh Groban | Tony Visconti |
>>ANGELIQUE KIDJO プロフィール
グラミー賞に4度ノミネートされ、シンガー、作曲家、そしてパフォーマーとして名高いアンジェリーク・キジョーは、ベナン共和国のコトヌーという港町の出身。彼女がそこで音楽キャリアをスタートさせたのは、6歳の時である。母国の政情不安により、やがて彼女はワールド・ミュージックの中心地であるパリへと移住。そして最終的には、現在も彼女が暮らしているニューヨークに落ち着いた。聴き手を惹き付けてやまないその声や、ステージでの存在感、また様々な文化や言語に精通していることによって、他のアーティストたちからもリスペクトされ、国境を越えた幅広いファンを獲得した彼女。またそれにより、彼女の曲の歌詞にヒューマニズム的な情熱を感じとった人道主義の人々との交流も生まれ、結果として彼女は長期に亘り、グローバルなチャリティ活動にも携わるようになっている。
※以上、オフィシャルより
2007-11-26 BARKS
アフリカで大洪水 20カ国以上被災
2007年12月06日01時08分
サハラ以南のアフリカ諸国が広範囲にわたり、記録的な洪水に見舞われている。影響は20カ国以上に及び、150万人以上が被災。砂漠化に悩まされてきた国々にとっては、状況が一変した形だ。伝染病も心配され、国際機関が支援を呼びかけている。
西アフリカのトーゴと東隣のベナンの国境を流れるモノ川の水位は雨期の9月、上流に降った大量の雨で、例年のレベルを超える10メートル以上も上昇した。「5年に1度の周期で大水になるが、こんな洪水は初めて」と、国境の渡し船の船頭アペド・ソスさん(57)。水は周辺の村に流れ込んだ。
人口6000人弱の川岸の村アゴメグロズでは多くの家屋が水につかり、被災者100人余りが共同穀物庫に避難した。10月7日夕、床上浸水した地元中学校の木造校舎が突然崩壊。校舎ではこの日1年生の授業があったが、直前に全員が校庭に出て無事だった。「シロアリで弱っていた柱が水に耐えられなかったようだ」とアメドゥ・ガニウ副校長(35)。
一帯は9〜10月に完全に孤立し、フランス軍が物資を空輸。11月以降水は引いたが、川岸に多かった畑の作物は収穫を前に奪われた。
飢餓への懸念も広がる。国連児童基金(ユニセフ)によると、国内で24人が死亡、1万1000人が避難生活を余儀なくされた。
アフリカ大陸中部では、サハラ砂漠以南を中心にこの夏以降、洪水被害が広がっている。スーダンでは60万人以上が被災。ウガンダでは援助を必要とする人口が一時40万人に達した。大陸での死者の総計は300人に達している。世界保健機関(WHO)や赤十字・赤新月社連盟は、コレラやマラリアの流行の危険性を指摘している。
原因について、FAOなど国際機関の多くは、地球温暖化による気候変動が影響していると主張。ただ、気象専門家の間では太平洋の一部の海水温低下が異常気象をもたらすラニーニャ現象の影響を指摘する声が強い。
ジル、ベベウ、セウが3人揃って、グラミー賞の同じ部門にノミネート!
Gilberto Gil(ジルベルト・ジル)、Bebel Gilberto(ベベウ・ジルベルト)、Ceu(セウ)の3人がグラミー賞のベスト・ワールドミュージック部門にノミネートされた。
それぞれのノミネートアルバムは、現文化大臣であるジルベルト・ジルが“Gil Luminoso(ジル・ルミノーゾ)”、ジョアン・ジルベルトの娘、ベベウ・ジルベルトは“Momento(モメント)”、セウは同名の “Ceu(セウ)”。セウはブラジル出身の新世代アーティストの中でも目立った存在で、今回のアルバムはブラジルだけでなく、アメリカでもスターバックスのレーベルから発売され、アメリカのヒットチャートにも名を連ねた。
同じ部門にノミネートされた他のアーティストは、西アフリカ、ベナン出身のアンジェリーク・キジョー(アルバムは“Djin Djin”)、またカナダ出身のロリーナ・マッケニット(アルバムは“An Ancient Muse”)など。
ちなみにグラミー賞受賞者は来年2月10日にロサンジェルスにて行われるセレモニーで発表される。T
ベナン代表監督候補のトルシエ氏が落選
トルシエ氏が、また職にありつけなかった。アフリカのベナン協会は、新監督に元ケニア代表監督のラインハルト・ファビシュ氏(57)を任命した。契約は2年で、1月にガーナで開幕するアフリカ選手権が最初の国際大会になる。候補に挙がっていた元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏(52)は、最後の最後で落選してしまった。
トルシエ氏は05年10月から2カ月間、モロッコを率いたのを最後に、無職状態が続いている。今年11月には、ベナン監督の最終候補に挙がっていることを自ら告白し、「私にとって大きな挑戦だ」と就任に強い意欲を見せていた。昨年7月、コートジボワールの監督候補にリストアップされたのを皮切りに、ここ1年半で7代表の監督候補に名を連ねている。だが、射止めたポストはゼロ。得点力不足に泣いた日本代表監督時代と同じように、就職活動でも詰めの甘さを露呈している。
[2007年12月9日8時50分 紙面から]
ベナン共和国からの家きん肉等の輸入を一時停止 −農水省(12/6)
農水省は12月6日、ベナン共和国(アフリカ)が同国で鳥インフルエンザ(血清亜型不明)が発生したとOIE(国際獣疫事務局)に報告したことを受けて、同日付で同国からの家きん肉等の輸入を一時停止したと発表した。
輸入を停止するのは、同病が日本に侵入して日本の家きん等がウイルスに感染するのを防ぐため。
ベナン共和国からの家きん肉等の輸入は、過去5年間で実績がない。
(2007.12.10)
少女たちが成長した1週間 〜ベナンのキャンプGLOW〜
* 2007年12月12日 14:56 発信地:東京
【プラン・ジャパン】
2007年6月17日〜23日までベナンのポルトノボにて、48人の10代の女の子(半数はプランの活動地域出身)とコミュニティ・アドバイザー5人が参加し「キャンプGLOW (Girls Leading Our World)」が開催されました。
アメリカ平和部隊のボランティア(日本の青年海外協力隊のようなもの)が主催するこのキャンプを通じて、ベナンのティーンエイジャーたちは1人の女性として意識を高めました。
【1日目】 アメリカ平和部隊のボランティアたちは、参加者である少女たちやコミュニティ・アドバイザーを出迎え、このキャンプのルールや団体戦の説明をしました。少女たちは5チームに分かれ、キャンプの期間中競い合います。講習会で知的な質問や回答をしたり、礼儀正しくしたり、部屋を清潔に保ったり、他の少女を助けたりするとポイント獲得。逆に、講習会中に居眠りやおしゃべり、キャンプのルールを破ると減点です。
【5日目】 助産師による思春期と生殖に関する講義を聞き、栄養やMoringa の使い方も学びました。Moringaはベナンで多く繁茂する木で、その成分に優れた栄養素を持つことで知られています。少女たちは木の見分け方、食事への取り入れ方を学びました。そして午後には近代的農業施設であるProject Songhaiを訪問。夜はダンスパーティーで大盛り上がり!
キャンプが終わる頃には、少女たちは学校では教わらない大切な知識を得た満足感と、自信に溢れていました。彼女たちは学んだことを、キャンプに同行していたコミュニティ・アドバイザーのサポートのもと、コミュニティの他の少女たちに伝えています。少女たちは確かに知識のバトンをつないでいます。
キャンプの詳しい様子は、プラン・ジャパンホームページにてご紹介しています。
(c)プラン・ジャパン
ベナンの指揮官八百長もちかけられた
アフリカ選手権に出場しているベナンのファビッシュ監督が21日の初戦、マリ戦の前に八百長をもちかけられたと告白した。出身地ドイツのメディアに語った。同監督は「アジアの人間のために働いているという男からホテルで声を掛けられ、試合結果を操作できれば2万ドル(約216万円)を支払うと言われた」という。しかし「すぐに去らなければ警察を呼ぶぞ」と拒否したため未遂に終わった。なお、試合はベナンが0―1で敗れている。
[ 2008年01月26日付 紙面記事 ]
米大統領、アフリカ歴訪開始、ベナンに到着
* 2008年02月16日 20:58 発信地:コトヌー/ベナン
【2月16日 AFP】アフリカ5か国歴訪を開始した米国のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は16日、最初の訪問先であるベナンに到着した。
首都コトヌー(Cotonou)のCadjehoun国際空港にはボニ・ヤイ(Boni Yayi)大統領と妻のシャンタル(Chantal)夫人が出迎えに訪れ、ブッシュ大統領とローラ(Laura)夫人、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)国務長官との会談が行われた。空港での歓迎式典では民族舞踊などが披露され、儀仗隊が最後を締めくくった。
ブッシュ大統領のアフリカ訪問は、2003年のセネガル、南アフリカ、ボツワナ、ウガンダ、ナイジェリア歴訪以来となる。
今回は6日間の日程で、マラリア対策やエイズ(HIV/AIDS)対策支援、地域紛争の解決に向けた米国の努力を際立たせることが目的とされる。
米国は1990年以降、ベナンに対し教育、医療、汚職対策推進分野において約2億5000万ドル(約270億円)相当の援助を行っている。(c)AFP
開港記念会館でゾマホンさん講演会−アフリカと日本の未来語る
今年5月に横浜で開催される「第4回アフリカ開発会議」(TICAD IV)に合わせ、横浜市開港記念会館(横浜市中区本町)で5月10日、アフリカ出身のゾマホンさんによる講演会が開催される。中区が主催する「横浜開港150周年記念プレイベント なかアフリカンウィーク」の一環。
テレビ出演や執筆活動で知られるゾマホンさんは、著作の印税などを祖国の教育施設建設に役立てるほか、若者支援や、アフリカと日本の交流に尽力してきた。「ゾマホン、大いに語る!」と題した講演会ではアフリカと日本の暮らしの中にあるそれぞれの問題点や、ゾマホンさんが考える未来への希望を語る。ゾマホンさんは講演について「ベナンの学校ではいじめや、学級崩壊という問題はなく、先生や、親は神様のような存在。さまざまな問題を抱える日本の教育現場や、不景気がもたらす困難の中、頑張っているビジネスマンの方など皆様にエールを送りたい」と自身のサイトにコメントを寄せている。
イベントを担当する中区役所地域振興課の上田暢子さんは「祖国の学校建設などの支援活動に尽力するゾマホンさんの熱意には圧倒されるものがある。普段、日本人が意識していない日本人の美徳、または、日本人が失いつつある家族やコミュニティーとのつながりをもつアフリカの人々の素晴らしさなどを交えながら、アフリカと日本の未来への展望を熱く語ってもらう」と話している。
中区では「なかアフリカンウィーク」と題して同講演を皮切りに25日まで、区内各所で、アフリカンダンスやアフリカの太鼓「ジャンベ」のワークショップ、ケニア獣医師日本人第1号の神戸俊平さんによる講演会など15のイベントを開催する。
ゾマホンさん講演会開演時間は19時。観覧無料。申し込みは「横浜市電子申請サービス」サイトもしくはFAX(045-224-8215)から。締め切りは4月30日。
横浜市電子申請サービス(講演会申し込み)
なか区民活動センター(イベント詳細)
(2008-04-23)
L’Autre Quotidien (コトヌー)
ベナン:最貧困層へのマイクロクレジットと若者雇用
‐Reckya Madougouが紹介する省の大いなる活動
Didier Houndedou 著
2009年11月23日
先の金曜日に、マイクロファイナンス・青年女性雇用省のReckya Madougouが、テレビ局ORTBの番組「手中にある案件」にゲスト出演した。この放送は、貧困との戦いにおいて有効な解決策である自治化について収録された。その収録は、彼女が省の職務に就いてから行ってきた大いなる活動について振り返る機会であった。
「貧困との戦い:自治化は有効な解決策」これが、マイクロファイナンス・青年女性雇用省大臣のメディア登場のために設定されたテーマであった。「2008年10月に私が職務に就いた時、私のビジョンを提示しました。断言しますが、日々私はこのビジョンの実現に向けて最善の努力をしています。では成功したのか、それを言うのはまだ早すぎます」こういった言葉でReckya Madougouは、この放送中にその情景を描き出した。彼女は、マイクロファイナンス・セクターを実現性のあるセクターに進化させたいという政府の希望を表明した。
彼女のビジョンのテーマ体系活動について、とりわけセクター活性化・健全化及び革新について述べた後、彼女は最貧困層へのマイクロクレジット・プログラムの大枠について、その概略を説明した。マイクロファイナンス省大臣は、このプログラムは数あるプログラムのうちのひとつであり、国家元首のビジョンに応えるもので、開発に参加したくとも金融機関にアクセス出来ない人々の自治化のためである、と強調した。彼女はまた、このプログラムは償還6ヶ月の30,000 CFAの貸付による第一段階から始まり、この返済が行われた際には、受益者は50,000 CFAの第二段階目の貸付を得る事が出来る、と強調した。また既に15,000人の女性がこの貸付の恩恵に預かったという事も言い忘れはしなかった。「このプログラムは進化の一環を成すものなのです」
このプログラムには、研修と保証という面も同様に付加される。Reckya Madougouは、このプログラムに対する評価が実施され、これによりプログラム修正及び強化が可能になった、と発表した。新たに創設された措置について、新たな信頼環境が生まれた、と彼女は指摘した。管理上の間違いの問題に関しては、マイクロファイナンスの管理運営ドキュメントの推敲がなされ、過失を証明するものを持つパートナー達に対して救済措置がとられた。彼女は、このプログラムは人々の間に熱意を生み出した、とみなしている。「重要なのは人々の満足なのです」と彼女は語った。貸付分配における差別と言う局面に対しては、人生において完璧など無く、しかも撹乱が完全にまかり通っているベナンにおいては尚更である、と彼女は指摘した。この撹乱に気がついた政治家達はこの問題に対して広い理解力を示している、と彼女は語った。良い事には、最貧困層へのマイクロクレジット・プログラムが間接的にではあるが貧困削減に貢献するという事を、彼女は知らしめる事が出来た。
しかし彼女は、熱意とその証拠だけでも満足せねばならないと語る。バイオメトリクス(生体認証)の導入に関しては、これはあらゆる国の様々な分野で採択されている解決策であり、この解決策によって、公的資金の安全化を図る事が出来、同時にニーズにより対応させる事が出来る、と彼女は評価した。受益者のネットワーク化については、組織を結成し、受益者間の団結を生み出し、そして良い受益者の価値付けをもたらす、と言った結果が見られた、と彼女は明言した。マイクロファイナンス省大臣は、組織化とバイオメトリクスは、(マイクロファイナンスが)国内により浸透する助けとなる、と断言した。「マイクロファイナンスの資金はよく管理運営されています。よいガバナンスです。これが我々のパートナーを安心させるのです」と彼女は証言した。若者の雇用に関してReckya Madougouは、雇用問題を吸収させるためのメカニズムを準備している、と語った。
西アフリカ沖で海賊がタンカー襲撃、ウクライナ人乗組員が死亡
* 2009年11月25日 13:37 発信地:コトヌー/ベナン
【11月25日 AFP】西アフリカ・ベナン沖で、原油タンカーが海賊の襲撃を受け、ウクライナ人乗組員1人が死亡した。積荷の原油は無事だった。船主やベナン海軍司令官が24日、明らかにした。
ベナン海軍司令官によると、このタンカーはリベリア船籍の「Cancale Star」号。同タンカーのラトビア人船長によると、ナイジェリアのニジェールデルタ(Niger Delta)から原油8万9000立方メートルを運んでいた。乗組員は24人で、ロシア人やフィリピン人、ラトビア人、ウクライナ人などだという。
海賊は6〜7人で、スピードボートで近づいてきたという。暗闇の中、タンカーに乗船してきた際、ウクライナ人船員を射殺した。同タンカーに乗船した医療関係者によると、乗組員4人が負傷しており、うち1人は重体だという。
海賊は、タンカー乗組員がサイレンを鳴らして警告を発すると逃げ出した。その際、海賊の1人が乗組員によって取り押さえられ、警察に引き渡された。捕まった海賊は警察に対し、ナイジェリア国境の町から来たと供述しているという。
国際海事局(International Maritime Bureau、IMB)によると、西アフリカ海域での海賊行為は増加傾向にあり、前年は100件以上発生しているという。
世界各国の海軍は、世界有数の海上輸送路で行われている身代金目的の海賊行為を取り締まるため、アデン湾(Gulf of Aden)に戦艦などを派遣した。これを受け、海賊グループは広大すぎてパトロールが困難なインド洋全域に散らばり、セイシェル近辺にも出没している。(c)AFP/Fiacre Vidjingninou
食用昆虫を栽培?コスタリカで進む昆虫食の研究
* 2010年02月04日 11:16 発信地:サントドミンゴ・デ・エレディア/コスタリカ
【2月4日 AFP】中米のコスタリカで科学者たちが食用昆虫の「栽培」に取り組んでいる。レストランでガーリック風味のバッタや、幼虫の串焼きが供される日が近づいているのかもしれない。
昆虫学者のマヌエル・スンバド(Manuel Zumbado)氏は、アフリカで昔から昆虫が食べられていることを知って食用昆虫の研究を始めた。熱帯雨林に多様な昆虫が生息するコスタリカは研究に最適の場所だ。この国はエコツーリズムも盛んだが、おいしそうな昆虫が次の観光資源になるのだろうか?
首都サンホセ(San Jose)に近い小都市、サントドミンゴ・デ・エレディア(Santo Domingo de Heredia)にある国立生物多様性研究所(National Biodiversity Institute、INBIO)は同国の昆虫だけでなく、キノコについても研究している。キノコはヒマラヤの王国ブータンでは重要な食品だ。
■西アフリカのベナン、ヒマラヤのブータンと共同研究
この研究所では、コスタリカの科学者らがブータンの菌類学者、ウギェン・ヤンチェン(Ugyen Yangchen)氏、ベナンの昆虫学者、エリザベス・ザヌー(Elisabeth Zannou)氏とともに研究活動にいそしんでいる。植民地時代に多くの奴隷が西アフリカから中米に連れてこられたことから、コスタリカとベナンには歴史的なつながりがある。
「ベナンは昆虫食に関する知識が豊富で、ブータンではキノコがよく食べられている。コスタリカは生物多様性の維持の面で経験を積んでいる」と研究プログラムを調整している財団のマリアネラ・フェオリ(Marianella Feoli)氏は話す。
数人の同僚とともに研究のためコスタリカにやって来たスンバド氏によると、ベナンではシロアリ、バッタ類、コオロギ、チョウやガの幼虫は一般的な食材だ。「高級レストランで昆虫を出す国もある。最初私たちは、頭がおかしいのではないかと思われたが、昆虫食は人類の生存のための食べ物であるだけでなく、 1つの文化でもあるんです」
■観光地のレストランですでに提供
コスタリカの森や農村地域によく見られるエスペランサス(Esperanzas)と呼ばれる大型のバッタの1種は、ニンニクで料理すると「エビよりずっとおいしい」と研究者たちは話す。コスタリカとベナンで何度も調査旅行の経験があるスンバド氏もきっと賞味したことがあるのだろう。「一度食べてみる価値はありますよ。フライにしてもいいし、焼いても、タマネギと一緒に串焼きにしてもいけます」。ベナンでは昆虫を魚と一緒に料理するのが人気だという。
気持ちのわるい虫をむしゃむしゃ食べるという考えにしり込みする人も多いが、スンバド氏は街で評判のレストランの料理に昆虫を加えることから始めてみてはと提案する。
コスタリカ北部にある同国随一の人気観光地グアナカステ(Guanacaste)にある、あるリゾートホテルはこの提案を受け入れ、ワインとともに昆虫を使った料理を提供している。
「料理には大きい値札をつけておくべきだと思いますね。そうすれば価値がわかるでしょ」とスンバド氏はニヤリと笑った。(c)AFP/Francisco Jara
覚せい剤3億6,000万円相当を隠し持ち入国しようとしたスペイン国籍の女を逮捕・起訴
二重底のスーツケースを使って覚せい剤を隠し持ち、入国しようとしたスペイン国籍の女が、関税法・覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕・起訴された。
この女は9月21日、アフリカのベナン共和国から成田空港に到着した際、覚せい剤およそ4kg、末端価格3億6,000万円相当を隠し持っていたという。
調べに対し、「アフリカ人の友人から成功報酬5,000ユーロで依頼された」と話しているという。
(10/12 17:39)
薬物密輸の疑い、成田で18歳逮捕 ポーランド人
2010/10/23 12:40
東京税関成田税関支署と千葉県警は23日までに、覚せい剤約4.2キロ(末端価格約3億8千万円)をスーツケースに隠して持ち込んだとして、ポーランド人の無職少年(18)を覚せい剤取締法違反と関税法違反の疑いで逮捕したと発表した。千葉地検が22日千葉家裁に送致した。
成田税関支署によると、成田空港開港以来、同支署が公表した覚せい剤の密輸の摘発では最年少のケース。少年は10月2日、アフリカのベナンからエジプトなどを経由して成田空港に到着した際、スーツケースを細工して隠した覚せい剤を持ち込んだ疑い。「日本には観光目的で来た。スーツケースはポーランドで購入した」と供述し、容疑を否認しているという。
成田空港の覚せい剤押収量、過去最多150キロ超す
10月末時点
2010/11/13 18:54
成田空港の今年の覚せい剤押収量が、10月末で150キロ(末端価格約135億円相当)を超え、過去最多となったことが13日、成田税関支署のまとめで分かった。
うち約100キロは、昨年まで押収量の少ないアフリカ諸国からの密輸で、同支署は西アフリカを拠点とする大規模な組織が暗躍しているとみて警戒を強めている。
同支署によると、昨年まで年間押収量が最も多かったのは、2004年の102キロ。中国、台湾、マレーシアなどアジアからの持ち込みが大半を占めたが、近年は中国で取り締まりが強化され、減少傾向が続いていた。
ところが今年春以降、昨年まで年間で10キロ未満だったアフリカ諸国からの持ち込みが急増。西アフリカのベナンや南アフリカなどから、欧州国籍の白人が二重底に細工したスーツケースなどに隠して運ぶ手口が目立つ。
アフリカからの密輸は、一度に大量に運ぶのも特徴。今年の1件あたりの押収量は平均約2キロだが、アフリカ発に限れば同約4キロと倍増する。
同支署は「不況に苦しむ国の白人が運び屋に仕立てられるケースが目立つ。一度に多くの報酬を得るため大量に持ち込んでいるのではないか」と指摘している。〔共同〕
海賊がイタリアのタンカー乗っ取り 西アフリカ・ギニア湾
2011/7/25 19:30
西アフリカ・ベナンからの報道によると、同国沖のギニア湾で24日、イタリアのディーゼルタンカーが3人の海賊に乗っ取られた。海賊の国籍などは不明で、ベナン海軍が追跡している。
タンカーにはフィリピン人20人とイタリア人2人、ルーマニア人1人の計23人が乗り組んでいたが、全員けがはないという。
ギニア湾では海賊による襲撃が増加傾向にあり、今月中旬にもギリシャの石油タンカーが乗っ取られた。(ナイロビ=共同)
オバマ大統領、西アフリカ4首脳と会談
2011/7/30 19:32
【ワシントン=共同】オバマ米大統領は29日、ホワイトハウスでベナンのヤイ大統領ら西アフリカの4首脳と会談、ソマリアなど東アフリカの干ばつによる食料危機への対応などで、米国と西アフリカ諸国が連携することの重要性を強調した。
オバマ氏はまた、アフリカの民主化は「世界の安定と繁栄に不可欠」と述べた。
ほかの3首脳はギニアのコンデ大統領、ニジェールのイスフ大統領、コートジボワールのワタラ大統領。
NEWS25時:米国 アフリカ4首脳と会談
オバマ米大統領は29日、ホワイトハウスでベナンのヤイ大統領ら西アフリカの4首脳と会談、ソマリアなど東アフリカの干ばつによる食料危機への対応などで、米国と西アフリカ諸国が連携することの重要性を強調した。
オバマ氏はまた、アフリカの民主化は「世界の安定と繁栄に不可欠」と述べた。【共同】
毎日新聞 2011年7月31日 東京朝刊
eLearning Africa 2012 to explore eLearning and Sustainability
http://www.trainingpressreleases.com/newsstory.asp?NewsID=6828
17-Nov-2011 "Training Press Releases" Next year's eLearning Africa, the Continent's leading conference on ICT for development, education and training, will take place in Cotonou, Benin, from May 23rd to 25th, 2012, under the patronage of the Republic of Benin. eLearning Africa is the key networking event for developing eLearning capacities in Africa, and the call for papers is now open. eLearning Africa is a dynamic forum for sharing the latest research, best practice guidance and case studies on the integration of ICT into education and training for all sectors of economic development, including business, education, agriculture, health delivery and governance.
The overall theme of the conference is eLearning and Sustainability, a topic that sets the stage for lively dialogue on how eLearning can help Africa's development to move onto a sustainable path. eLearning Africa 2012 is inviting practitioners and academics engaged in an African context to submit their proposals about this important topic, which will be explored under five themes:
- sustainable communities;
- appropriate and sustainable technologies;
- sustainable change management;
- sustainable resources and
- sustainable economy, culture and society.
The deadline for receipt of all suggestions for sessions, presentations, workshops and discussions is Monday, January 9th, 2012.
eLearning Africa is a must for anyone involved in or wanting to find out more about ICT for development, education and training in Africa. As the largest gathering of eLearning and ICT-supported education and training professionals in Africa, participants are able to develop multinational, cross-industry contacts and enhance their knowledge, expertise and abilities. eLearning Africa is accompanied by an exhibition area which serves as a central meeting and networking point within the conference, and provides participants with the opportunity to find out about the latest ICT products, services and initiatives.
バチカン放送局がアフリカのミュージシャンとコラボ ローマ法王のベナン訪問を記念
2011年11月18日 12:00
人気ミュージシャンとタッグ
ローマ法王ベネディクト16世のベナン訪問に合わせ、アフリカの人気ミュージシャン3人とバチカン放送局が組んだCDがリリースされる。
参加するのは「ルンバ・ロック」のスタイルを確立した、コンゴのパパ・ウェンバ、アンゴラ出身のシンガー・ソングライター、ボンガ、そしてギニアのミュージシャンFifito。
音楽でメッセージを広く普及
CDのタイトルはスワヒリ語で「アフリカの和平」を意味する『Africa Tenda Amani!』。一般発売に先駆け、アフリカ大陸の全司教およびバチカン放送局に配布されるという。
ベネディクト16世は18日−20日の日程でベナンを訪問する予定。同国の福音宣教150周年を祝うほか、2009年10月にバチカンで開催された「第2回アフリカのための特別シノドス(代表司教会議)」後の司牧的指針となる使徒的勧告を行うという。
http://www.africa-news.jp/news_pr2WwrDQ6.html?right
AU首脳会議、閉会
2012-01-31 16:47:19 cri
第18回アフリカ連合(AU)首脳会議が31日午前、エチオピアの首都アジスアベバで閉会しました。会議に出席したアフリカ諸国の指導者らは局部的な紛争の解決、危機への対応、地域の政治・安全の強化、アフリカ地域における貿易の発展促進、一体化の加速などの議題について共通認識に達しました。
AUの新たな輪番議長であるベニンのトマス・ボニ・ヤイイ大統領の主催の下、アフリカ53カ国の代表は2日間と1夜にわたる討議を行いました。会議は、全てのリビア人の和解を促進するリビア新政権の措置に満足の意を示し、まもなく開かれるロンドン会議がアフリカの和平プロセスにより大きな後ろ盾となることに期待を寄せました。また、スーダンと南スーダンで発生したこのほどの紛争がエスカレートすることに憂慮を示し、石油分野におけるあらゆる一方的な行動を中止するよう両国指導者に呼びかけました。
今回の会議でアフリカ諸国は、2017年までにアフリカ自由貿易区を設立するとの目標を打ち立てました。(董燕華、中原)
West Africa faces increase in e-waste, UN says
http://www.pcadvisor.co.uk/news/green-computing/3339126/west-africa-faces-increase-in-e-waste-un-says/
The West African region is facing a significant increase in e-waste generated by electronic equipment, which poses mounting health and environmental risks, according to a new report by the U.N.
The report found that 85 percent of the waste produced in the region comes from domestic consumption. But the problem is further exacerbated by industrialized countries exporting used electronic equipment that often proves to be unusable and ends up being discarded.
The report singled out the U.K. as the dominant exporting country to Africa for both new and used electrical and electronic equipment, followed by France and Germany. The report assessed the situation over two years in five West African countries -- Benin, Cote d'Ivoire, Ghana, Liberia and Nigeria -- and found that they produce between 650,000 and 1,000,000 tons of domestic e-waste each year.
According to the U.N. Environmental Program (UNEP), although the use of electrical and electronic equipment is still low in Africa compared to other regions, it is growing at a staggering pace as more people start using mobile phones and personal computers.
The usage of personal computers in the last decade in Africa has increased by a factor of 10 and the number of mobile subscribers has increased by a factor of 100 in the same time period, the consumption of these gadgets has driven up e-waste levels," the report said.
The report, which was prepared by the secretariat of the Basel Convention on the Control of Transboundary Movement of Hazardous Wastes and their Disposal and Partners, also documents the economic and environmental potential of building a resource recovery and waste management system for electronic waste. Africa is experiencing increasing imports of ICT equipment but without a corresponding rise in recycling capacity.
The problem is that several countries in Africa do not yet have ICT policies in place to support the establishment of e-waste plants. In East Africa, only Kenya has an e-waste recycling plant while in Southern Africa, only South Africa has recycling plants. Most computers imported to Africa from Europe cannot be upgraded or repaired and are carelessly discarded because many African countries lack the capacity and regulatory framework to dispose of them in an environmental friendly manner, government officials say.
Some countries are moving to change that. Rwandan IT minister Ignace Gatare said last week that, "my office has formed a taskforce team to draft an e-waste policy, in collaboration with Rwanda Utility Regulation Authority and other stakeholders."
アフリカ西部ベナンで米民間人1人が誘拐
2012.05.28 Mon posted at: 12:05 JST
(CNN) 米国務省は27日、アフリカ西部ベナンで米民間人1人が誘拐されたと明らかにした。氏名などは公表していない。
国務省によれば、同省の職員がこの件について、地元当局の支援を行っているという。米国人がいつ、どのようにして誘拐されたのかなどは明らかにされていない。
ベナンはかつてフランスの植民地だった。人口は約900万人。国務省のウェブサイトによれば、米国とベナンは、ベナンが1990年に社会主義から民主主義路線へ転換して以来、良好な関係にあるという。
ベナンで大統領殺害の企て めいら3人逮捕
nikkei.com
2012/10/23 20:33
西アフリカ・ベナンからの報道によると、同国司法当局は23日までに、ヤイ大統領に毒を飲ませ殺害しようとしたとして、大統領の邸宅で働くめいと主治医、元閣僚の3人を逮捕したと明らかにした。
企ては失敗し、3人は21日に逮捕された。司法当局は、ヤイ氏と対立する同国の実業家が犯行をけしかけたとみて逮捕状を出す方針。実業家は国外にいるという。
ヤイ氏は2006年に大統領に就任し、昨年再選された。現在、アフリカ連合(AU)の議長を務めている。(ナイロビ=共同)
(2)随筆・紀行賞「旅立つ理由」 旦(だん)敬介さん 54
The Yomiuri Shimbun
2014年02月04日
受賞の報を受けた場所は、昨年4月から滞在している西アフリカの小国ベナン。「ベナンで一番の仲良し」というブラジルの大使に取材中だった。2人で抱き合い、喜びを分かち合った。
ベナン滞在の理由は、ブラジルで解放されてアフリカに帰還した元黒人奴隷たちの子孫を調べることだ。解放奴隷の子孫たちが、植民地時代に西アフリカで最大の奴隷搬出港があったベナンで、どのような帰属意識を持って生きているのか。そんな疑問を持って旅することが、これまでも執筆意欲をかきたててきた。
受賞作は2008〜10年、ANAグループの機内誌「翼の王国」に連載された21の短編で構成。アフリカや中南米などの旅先で出会った人々とのふれあいが描かれている。滞在先の伝統的な食べ物や地元住民との会話など、ありふれた日常の描写に異国情緒が漂う。
アフリカや中南米では、戦争や飢饉(ききん)、経済的な困窮など、やむにやまれぬ理由で故郷を追われ、旅に出る人が多い。「そういう人たちの人生に触れてみたい。旅立つ理由に触れてみたい」。作品の根底には、そんな思いがある。
受賞作では、筆者自身の体験が主人公の「彼」の視点で描かれる。後半の短編では、ウガンダ反政府組織の元兵士だった女性アミーナが、移住先のケニアのナイロビで「彼」のアパートに寝泊まりするようになる。2人は結婚して男の子が生まれる。「彼」の名前は「ダン」。「僕自身が経験したことばかり、いわば、あったままのことを書いた」
大学1年の時にガルシア=マルケスの『百年の孤独』を読んで衝撃を受け、ラテンアメリカ文学にのめり込んだ。大学院を中退し、スペイン語の翻訳や旅行雑誌への執筆などをしていたが、1989年、植民地時代のブラジルの首都バイーアで初めてアフリカ系文化と出会った。「フランクな人間関係、ストレートな生き方」にあこがれ、92年から95年まで過ごした。受賞作の中の「カポエイリスタの日常」の舞台だ。
ベナン滞在中は、隣国ナイジェリアの商都ラゴスも訪れ、ブラジル系住民が多く住む旧市街などで調査を行っている。治安上の心配から、外国人はあまり近寄らない地域だが、現地の住民に紛れて乗り合いバスで移動し、元奴隷の子孫らに話を聞いて回っている。
「刺激のある外に出て行きたい。自分に何か穴を開けてくれる人がいるようなところに行きたい」と自身の「旅立つ理由」を語る。これからも、旅はまだ続きそうだ。(ヨハネスブルク支局 黒岩竹志、写真も)
2014年02月04日
カレティック社はシアバターの品質を守る
Jeune Afrique
2014年3月28日(金)16:57 オリビエ・カスラン
キャロルとグルワディス・タウェマの2人の姉妹は、未精製のシアバターを主成分にした化粧品の企画と商業化を目的に、共同でキャレティック社を設立した。3月31日には、オンラインショップもオープンする予定である。
シアバターは、なぜアフリカ人女性の経済的な発展と解放に、もっと貢献することができないのか?この問いに対する答えを見つけるため、キャロル・タウェマと姉のグルワディスは一緒に、未精製のシアバターを主成分にした化粧品の製造企画と商業化を目的に、カレティック社を2005年に立ち上げた。「これは本物です。女性が現地で生産し、フランスでは手に入らないものです。」と、フランスとベナンに拠点を置く中小企業の創業者で代表取締役でもある32歳の妹のキャロルは言う。彼女は同社で、タウェマ家の二人の娘に加えて、ケレク大統領の下で、大臣と顧問を務めたことのある父親の選挙地盤である北ベナンの11の協同組合に集められた約700人の女性に、雇用を間接的に提供している。
社会改革
キャロルは、父親が推進することができた社会改革とのつながりも認めている。父親の目指した社会改革も、伝統的な生産者との連帯を強化し、「重要な社会経済的な効果」をもたらそうとしたものであるが、これはマルセイユのユーロメッド大学に論文を提出したキャロルにとっては、身近なテーマでもあると彼女は主張する。カレティック社も、化粧品と国際企業向けの未精製のシアバターの販売で、2013年に150,000ユーロの売上を達成した。
会社の成長をより確かなものとするため、二人の姉妹は、役割を分担している。すなわち、グルワディスは国に戻り、生産者の近くに留まる一方、キャロルはフランスで、顧客のニーズを探っている。キャロルは、ここ数年で提携した多くのサロンの1つで、エキビオ社の経営者であるディディエ・ペレオルに出会い、彼から、商品群を開発し、それらすべてをオーガニックなコンセプト上に位置付ける手伝いをするよう頼まれた。その結果、カレティックの石鹸は、オーガニック商品の最優秀賞を昨年授与し、その他4つの商品も今年、「オブセルバトワール・デ・コスメティック(化粧品研究所)」の賞を受けた。
既存のバターよりも4倍の価値
「我々のシアバターは、伝統的なシアバターに比べて4倍も高いので、市場で高い地位を得ている」と女性社長は確言する。彼女は、今やパートナーの持ち分も買い取り、この出足の高評価を利用し、ターゲットを拡げようとしている。手始めに2015年にも発売を開始する予定の蜂蜜をはじめ、食料品分野に乗り出す。ここでも、カレティリック社は利益の追求だけでなく、養蜂を通じて通年で活動できる機会を、地元のコミュニティに保証しようとしている。
生産物へのアクセスを容易にするため、二人のタウェマ姉妹は、3月31日にオンラインショップを開く。一方、ロシアや韓国でも、代理店がコンタクトを始めた。そう遠くないいつの日か、アフリカ市場の開拓ができるのに備え、「アフリカ大陸に自社で化粧品の生産ラインをもてる日がくること」をキャロル・タウェマは早くも構想している。【翻訳:大竹秀明、AJF】
Jeune Afrique : Karethic défend la qualité karité
(書評)『ウイダーの副王』 ブルース・チャトウィン〈著〉
asahi.com
2015年7月12日05時00分
◇波乱にみちた奴隷商人の生涯
19世紀初頭のアフリカ西部ダホメー王国の奴隷積み出し港ウイダーに、ブラジルから一人の奴隷商人がやってきた。王に捕らえられ、不吉な白い肌を黒く染めるためインディゴ(青藍)の樽(たる)に漬けられた男は、救出してくれた王子のクーデターを支援して特権的な地位を得、「西アフリカで最も富裕な男」になったのだが−−。ダホメーの、またヨーロッパの伝承がこのように伝える歴史上の人物に材をとった本作は、1980年に刊行されたブルース・チャトウィン二作目の小説。
1970年代、社会主義を掲げていたベナン人民共和国時代のウイダーで、フランシスコ・マノエル・ダ・シルヴァの一族が追悼式典を行う場面から話は始まる。土地の人々と結ばれて子孫が増え、事実上アフリカ人となっても、かれらはブラジルを祖先の地として心に抱きつづけている。ジジジと回るセピア色のフィルムが、途中で鮮やかな原色に変わって見る者を驚かすように、細部の描写がなによりつよい印象を残す。かれらの肌色や手指や髪のかたち、豪華だが荒廃した邸宅、衣装や車や建築の色と手触り。肖像画や遺物の数々が、波乱にみちた一族の物語を誘導する。
ダホメー王の残虐ぶり、奴隷商人の冷酷さ、互いを利用し裏切る各国政府や商人たちの確執は、事実(物語上の)に即して、淡々と述べられる。感情の波はむしろ、ブラジルへの帰還や出世の約束が果たされず、着ることのない夜会衣装や必要のない懐中時計のコレクションをひとり見つめる胸に逆巻くのだ。
眩惑(げんわく)的なほど華やかだが緻密(ちみつ)で簡明な文章。読み終えた手元を見て、思いのほか短い本であることに驚く。西アフリカとブラジルを自ら行き来する訳者による巻末解説は、複数の民・複数の土地が交錯する物語の背景、史実とフィクションの境目、奴隷制の実態、さらには現在の観光地ウイダーにも及び、秀逸だ。
評・中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
*
旦敬介訳、みすず書房・3672円/Bruce Chatwin 1940〜89年。『パタゴニア』『ソングライン』など。
【1月19日 AFP】西アフリカ・ベナンの首都ポルトノボ(Porto-Novo)の沿道で、1人の女性が3つの大きな鍋でコメと豆を調理している。同国ではよく見られる光景だが、この女性が使っているのは木を燃やして火をたくストーブではなく、森林伐採や温室効果ガスの排出を抑制できると期待されている、ココナツの殻を燃料とし太陽光発電を利用する調理器だ。
「Mivo(ミボ、地元の言葉で「気楽にやれよ」の意味)」と呼ばれるこの調理器具は非政府組織(NGO)「Autre Vie(オートル・ビー)」によって販売されている。同団体は過去3年間、ベナンでは5世帯に4世帯が調理に使っているまきや木炭への依存を減らすため活動してきた。
この調理器具を購入した人々の大半はその理由として、まきを燃料とするよりココナツの殻のほうが経済的だというだけでなく、より環境に優しいことが理解できたからだと語る。
沿道で調理していたい女性は「私たちは森の木に手を出さない。そうすることで雨が降れば植物などが育ち、結果的に私たちを守ってくれる」と語った。
団体の代表者は「この調理器具は森林伐採や温室効果ガスの排出を減らす」、「4人家族ならココナツの殻1袋で半年もつ。木炭なら1袋半が毎月必要だ」と話した。
ベナンの森林・天然資源局によれば、同国の国土で森林が占める割合はわずか17%。しかも、毎年約7万ヘクタールの森林が消滅しているという。その一因は木炭の生産にある。
調理器具の価格は5万5000CFAフラン(約1万1000円)でベナンでは高額だが、国連(UN)の資金援助を得て、これまでに約800台が売れた。団体の代表者によれば、高い需要に製造が追いつかず、購入を希望する人が120人も待っているという。また、世界の指導者たちは、自分がやっているような取り組みが大きなインパクトを与えることを知るべきだ、と彼は付け加えた。(c)AFP/Delphine BOUSQUET
アジアからの油製品に対する対策を模索するベナンの諸企業
Jeune Afrique
2016年2月16日10:22発表
Fiacre Vidjingninou記
既に供給面での制約を受けている国内の諸精油企業は、東南アジアからの製品との競争にもさらされている。破綻を回避するための唯一の選択肢は「多様化」である。
1月に着工し2月に開業するFludorの加工工場は、年間5,000トンのカシューナッツを脱穀し、従業員(主に女性)350人を雇用するが、最終的に年間20,000トン/年、従業員1,400人まで増えることが期待されている。
国内生産(11万トン)の15%以下しか加工されない同国で、1,000万ドル(910万ユーロ)の投資は、綿実油企業の指導者たちにとって、成長に寄与するだけでなく、ベナンで危機に直面している綿花とその加工に依存している収益構造の多角化を図る方法ととらえられている。
精油企業Fludorの売上高は、2012年比で18%減少した。一方、業界2位のla Societe des huileries du Benin (SHB)は、2013-2014年の収穫年度以降、年間で20億CFAフラン(300万ユーロ)の損金処理をした。
「我々は、いずれはこの国内で唯一の産業からも撤退しなければならなくなってしまうかもしれない重圧を受けている」とFludor社CEOのRoland Riboux氏は苦々しく嘆息する。収穫シーズン入りの遅れや生産者への支払いの遅延のため、精油業者は綿花の実の調達に以前にもまして苦労するようになった。加えて、独占的な立場にある農業促進公社は、トン当たり6万CFAフランという精油業者にとって高すぎる価格で綿花の実を販売している。一方、精油業者側にとって、需要が年間13万トンであるのに対して、10万トンしか調達できない状況となっている。それにもかかわらず、シーズンの終わりには、精油業者は非常に低い価格(トン当たり2万CFAフラン、時には1万CFAフラン)で、セメント業者に燃料用として何千トンも販売することを余儀なくされている。
しかしとりわけ東南アジアから輸入される製品との競争が、FludorとSHBにとって負担となっている。国内の食用油需要は年間12万トンと推定されるが、国内生産はわずか2万トンしかないため、輸入の方は、ベナンの税関当局によると、90万トンにも達する。
中継地
現実には、そのすべてが国内で消費されるわけではない、と業界関係者はみている。各種情報から判断して、ベナンは、国内生産が80万トンであるのに対して年間の総需要が250万トン超に及ぶ 隣国ナイジェリアへの単なる中継国であるに過ぎない。課税や関税を回避するため、輸入業者は以下の策略を弄している。即ち、まず油製品を地域の他の国に輸入し、それを梱包し直した上で、あたかもそれが西アフリカ諸国経済共同体内で製造された製品であるかのように見せかけ、ベナンに運び込んでいる。こうすることで、25リットルの油缶のコストは、輸入業者にとって1万1,900CFAフランと、現地の生産者の1万5,272CFAフランに比べて安くなる。
「我々は、国内事業者の抱える問題を理解しており、その解決を図ろうとしている」と、ベナン政府の経済財政大臣であるKomi Koutche氏は語る。数か月前、Fludor BeninとSHBは、破綻リスクを低下させるため、輸入される油製品に1リットル当たり2CFAフラン課税し、それを補助金の原資とするよう政府に嘆願した。「我々は、重要な税収(約580億CFAフラン)を国家にもたらしている現行の課税システムの廃止を要求している訳ではなく、18億CFAフランの補助金を例えば税額控除に回し、我々の失ったものを補償してもらいたいだけである」とRoland Riboux は説明する。
Les entreprises béninoises cherchent une parade aux huiles asiatiques