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ケニア共和国 Republic of Kenya 2010年7月〜12月

アフリカアフリカ Africa 2014

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last update: 20161025


○2007年大統領選挙関連ニュース → ケニア共和国 Republic of Kenya 大統領選挙と騒乱
○2006年以前のニュース、企画案内 → ケニア共和国 Republic of Kenya 〜2006年
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KENWA

○外務省 各国・地域情勢 ケニア共和国

◆2010/07/05 Daily Nation Unsung sports hero in race to end poverty
◆2010/07/06 kBC Kenyan VP reaches out to people with disabilities
◆2010/07/07 The Nation Kenya: Schools for the Disabled Given Sh102 Million Boost
◆2010/07/11 The Nation Kenya: Document is Alive to the Needs of Disabled
◆2010/07/12 EENA HOUZYAMA Turning a disability into a great vision
◆2010/07/13 The Nation Kenya: Bishop Urges Faithful to Reject New Law
◆2010/07/21 TechWave モバイルサービス市場は途上国がけん引=ラクダに乗ってP2P送金?【湯川】
◆2010/07/21 AFP BB News オバマ米大統領の異父姉、国際エイズ会議でアフリカ支援訴え
◆2010/07/24 NIKKEI NET 中国経産局、水技術など海外売り込み 大使ら招き
◆2010/07/25 毎日新聞 乾きと命:東アフリカ報告/上 干ばつ、細る乳児−−ケニア・トゥルカナ地方
◆2010/08/04 時事ドットコム 新憲法目指し国民投票=賛成・反対両派の衝突警戒−ケニア
◆2010/08/04 毎日新聞 ケニア:新憲法、国民投票へ 部族・宗教対立、混乱懸念
◆2010/08/04 cnn.co.jp 新憲法制定で国民投票、早朝から長い列 ケニア
◆2010/08/05 時事ドットコム ケニア国民投票が終了
◆2010/08/05 時事通信 新憲法の承認確実=賛成多数、安定化に道―ケニア
◆2010/08/05 PR TIMES 発表!地球にやさしい12のプロジェクト「ワールドチャレンジ2010」ファイナリストをBBCワールドニュースで10月2日(土)より放送
◆2010/08/06 毎日新聞 ケニア:国民投票で新憲法承認 民主化促進へ一歩
◆2010/08/07 毎日新聞 ケニア:新憲法承認 国民投票で賛成が過半数
◆2010/08/14 毎日新聞 乾きと命:’10海外難民救援キャンペーン〜ケニアの首都から 生きたい
◆2010/08/19 Daily Nation Kenya: You Have Failed Us, Albinos Protest
◆2010/08/23 TechCrunch クラウドソーシングによる災害救助
◆2010/08/24 cnn.co.jp ケニアの空港で密輸容疑者を逮捕 象牙とサイの角も押収
◆2010/08/26 ニューズウィーク ソマリア無視の大きすぎる代償
◆2010/08/27 yomiuri.co.jp アフリカ向け中古車輸出支援サイト、遅延改善にAkamai DSASを採用
◆2010/08/27 毎日新聞 ケニア:新憲法に大統領が署名
◆2010/08/27 cnn.co.jp 国民投票から3週間、新憲法制定へ ケニア
◆2010/08/28 asahi.com ケニア新憲法式典にスーダン大統領 ICC逮捕状を無視
◆2010/08/28 スポニチ 波乱!セメンヤ敗れた…男子100はゲイが快勝
◆2010/08/29 スポニチ セメンヤ 復帰4戦目で初めて敗れる
◆2010/09/01 ニューズウィーク 共同市場創設が促す「大陸統合」の可能性
◆2010/09/04 毎日新聞 ケニア:07年の暴動捜査、国際刑事裁判所が事務所設置
◆2010/09/09 フォーリン・アフェアーズ リポート 民族と腐敗で引き裂かれた国家 ―― ケニアの国家統合への長い道のり
◆2010/09/09 タウンニュース町田版 野生動物保護団体 JWC(ジャパンワイルドライフセンター)が設立20周年 9/15(水)〜28(火) 国際版画美術館でアート展も開催
◆2010/09/13 jp.reuters.com アブダビのインベストAD、SBIとアフリカ投資ファンドを設立
◆2010/09/14 AFP BB News 栄養価の高い家畜飼料で気候変動を抑制可能、ケニア研究所
◆2010/09/16 ITmedia News Nokiaのエロップ新CEO、Nokia Worldに飛び入り登場――開発者にラブコール
◆2010/09/19 Techinsight 遺体の一部を売買に。未だ残る「身も凍る悪しき儀式」。(ケニア)
◆2010/09/22 cnn.co.jp ケニアの森で新種のハネジネズミ発見か
◆2010/09/28 TRAVEL VISION ツアーオブザイヤー、体験・学びのテーマ多く−国交大臣賞はワールド航空に
◆2010/10/04 VOGUE.COM トム・ムンロの処女写真集、発売!
◆2010/10/04 時事ドットコム 大きすぎる訪問客=ケニア
◆2010/10/08 TRAVEL VISION ケニア、2年間で日本人訪問者倍増へ−観光大臣が誘致に積極姿勢を表明
◆2010/10/07 cnn.co.jp 妻百人の男性死亡、子供160人 病気で ケニア
◆2010/10/11 yomiuri.co.jp シカゴ・マラソン、男子はワンジルが連覇
◆2010/10/11 NIKKEI NET ケニア沖で日本船、連絡途絶える 政府、連絡室設置
◆2010/10/11 NHKニュース ケニア沖 日本船に海賊
◆2010/10/11 AFP BB News 日本船、ケニア沖で海賊船に囲まれる 国交省
◆2010/10/11 共同通信 日本の貨物船、乗っ取りか ケニアのモンバサ沖
◆2010/10/11 yomiuri.co.jp 日之出郵船の貨物船に海賊…ケニア沖
◆2010/10/11 asahi.com 日之出郵船の船に海賊か、デンマーク海軍追尾 ケニア沖
◆2010/10/11 時事通信 日本の貨物船、海賊が乗っ取り=ケニア沖、ソマリアに向かう―国交省
◆2010/10/11 毎日新聞 海賊:ケニア沖乗っ取り 船長「海賊のコントロール下に」
◆2010/10/11 LNEWS 日之出郵船/在来貨物船「IZUMI」ケニアモンバサ沖で消息不明
◆2010/10/11 tv-asahi 日本企業運航の貨物船がケニア沖で海賊被害(10/11 22:32)
◆2010/10/11 AFP BB News ワンジルとショブホワが連覇、シカゴ・マラソン
◆2010/10/12 NIKKEI NET 郵船系の船、海賊が乗っ取り ケニア沖
◆2010/10/12 毎日新聞 海賊:日之出郵船運航の貨物船を乗っ取り 比人船員の安否不明−−ケニア沖
◆2010/10/12 産経新聞 日本船、ケニア沖で海賊被害
◆2010/10/12 トムソンロイター ソマリア海賊が日本の貨物船をケニア沖合いで乗っ取り
◆2010/10/12 AFP BB News 「海賊に乗っ取られた」、船長がデンマーク軍艦と交信
◆2010/10/15 Plus News ケニア:結婚した青年期の少女へのHIV予防
◆2010/10/17 NIKKEI NET 海賊が韓国漁船乗っ取り ケニア沖、43人乗り
◆2010/10/22 NIKKEI NET COP10、新興・途上国が先進国に資金支援要望
◆2010/10/23 AFP BB News ブラスバンドで子どもに将来の機会を、ケニア・スラムの取り組み
◆2010/10/24 yomiuri.co.jp サッカー試合に殺到、ファン7人圧死…ケニア
◆2010/10/25 NIKKEI NET インド重電大手、ケニアで変圧器生産
◆2010/10/25 National Geographic News 消滅寸前の文化遺産:スワヒリの街ラム
◆2010/10/25 NIKKEI NET ケニア沖で海賊被害相次ぐ LPGタンカーや貨物船
◆2010/10/30-31 日本手話学会 「日本手話学会第36回大会」の開催ご案内
◆2010/11/01 National Geographic News 携帯電話とマイクロ保険で農家を支援
◆2010/11/01 シネマトゥデイ 世界最高齢小学校入学者!84歳で小学校入学のケニア元戦士の実話-第54回ロンドン映画祭
◆2010/11/01 AFP BB News 日本女子、3連勝で2次リーグ進出 世界バレー
◆2010/11/08 AFP BB News 男子マラソン世界記録のゲブレセラシェが引退表明
◆2010/11/08 時事ドットコム ゲブレマリアム、初挑戦でV=ニューヨークマラソン
◆2010/11/08 時事ドットコム ゲブレマリアムが初優勝=藤原新は棄権−NYマラソン
◆2010/11/08 MODE PRESS アフリカのファッション&アートを盛り上げる祭典、FATA開催
◆2010/11/23 AFP BB News 言語の復活でアイデンティティーを救え、ケニアのヤーク人たちの闘い
◆2010/11/24 AFP BB News 女性器切除の廃絶、「敵対」ではなく社会的アプローチを 国連機関
◆2010/11/25 特定非営利活動法人日本水フォーラム Charity for Water キックオフイベント
◆2010/11/25 留学ニュース.com 留学生がファッションショーを開催
◆2010/11/26 NPO日本ケニア協会 ケニアだよりカフェ「KENYA SCHOOL PROJECT報告会」
◆2010/11/26 Daily Nation Parents demand to be part of the policy team for mentally disabled
◆2010/11/27 AFP BB News オバマ米大統領が「イスラムに改宗するように」祈った、祖母語る
◆2010/11/29 cnn.co.jp 英国で飼育のチーター2頭、ケニアのサバンナへ
◆2010/11/30 WirelessWire News 新興国に広がるモバイル・バンキング - 潜在成長力に期待する欧州系通信キャリア
◆2010/12/01 Human Rights Watch Kenya: Support Disclosure of HIV Status to Children
◆2010/12/06 WirelessWire News [動画]ケニアの「M-Pesa」 - モバイルバンキングが変える社会の例
◆2010/12/06 MODE PRESS ケニア「ソマリア・カルチュアル・ナイト」、エキゾチックなファッションショー
◆2010/12/09 タウンニュースさがみはら中央区版 喜びや楽しさ引き出したい 新人先生のための「国際教育」
◆2010/12/09 毎日新聞 eye:ナイロビ・スラムの小学校 貧困脱出へ、学ぶ
◆2010/12/10 AFP BB News 「毛むくじゃらの」希少バエ、60年ぶりに再発見 ケニア
◆2010/12/12 AJF・DPI日本会議・GCOE生存学合同学習会 「アフリカの障害者の現状と課題:ろう者の取り組み、JICA研修の波紋」
◆2010/12/12 AJF・DPI日本会議・gCOE生存学合同学習会 「アフリカの障害者の現状と課題:ろう者の取り組み、JICA研修の波紋」報告
◆2010/12/12 原山浩輔 AJF・DPI日本会議・GCOE生存学合同学習会プレゼン「ケニア・首都ナイロビにおけるろう者の経済活動領域に関する報告」
◆2010/12/13 毎日新聞 乾きと命:貧困の街で/上 HIV陽性での出産
◆2010/12/12 kBC Man kills father and disabled brother in Nyahururu
◆2010/12/13 RBB TODAY ブライトスター社、BlackBerryをサハラ南地域7か国で流通
◆2010/12/13 インド新聞 【インド社会】コカイン密売人に転落するアフリカ人留学生が増加
◆2010/12/14 毎日新聞 乾きと命:貧困の街で/中 途方に暮れる母
◆2010/12/15 毎日新聞 乾きと命:貧困の街で/下 ストリートチルドレン
◆2010/12/16 毎日新聞 ケニア:「大暴動主導は人道に対する罪」 副首相らの召喚請求−−ICC検察局
◆2010/12/21 毎日新聞 ラブケーキプロジェクト:ケーキ1人分で途上国の子供を支援 20都道府県・110店が参加
◆2010/12/22 cnn.co.jp ケニアでバス爆発 犯人はソマリア武装勢力に関連か
◆2010/12/22 Global AIDS Update ケニア:妊婦を救う携帯電話の役割
◆2010/12/28 NIKKEI NET 途上国の貧困層ビジネス、官民で開拓 JICA
◆2010/12/30 yomiuri.co.jp オレこそエースだ
◆2010/12/31 AFP BB News ケニアの死刑囚、大腸に携帯電話を隠す

○DAILY NATION http://www.nationmedia.com/dailynation/nmgindex.asp
○THE STANDARD http://www.eastandard.net/
○BUSINESS DAILY http://www.bdafrica.com/

[NGO]
●(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo) http://www.cando.or.jp/

【参考】
25年目の検証『飢え』『援助』『エイズ』 エチオピア・ケニア調査 http://www.arsvi.com/2000/1001ht.htm

【参考図書】
現代アフリカ農村と公共圏
児玉由佳編 アジア経済研究所 3990円(税込み) A5判 307p 2009.12 [amazon]

序章 アフリカ農村社会と公共圏の概念/児玉由佳
第1章 エチオピア農村社会における公共圏の形成 ―市民社会/共同体の二元論をこえて―/松村圭一郎
第2章 アフリカ農村の生産者組織と市民社会−ガーナの事例から−/高根務

第3章 東アフリカ農村における森林資源管理と生計安全保障―タンザニアとケニアの参加型制度の事例分析―/上田元
第4章 ザンビアの農村における土地の共同保有にみる公共圏と土地法の改正/大山修一
第5章 ルワンダの農村社会と民衆司法―アブンジを中心に−/武内進一
補章1 新しい公共圏の創生と消費の共同体―タンザニア・マテンゴ社会におけるセングの再創造をめぐって―/杉村和彦

開発フロンティアの民族誌―東アフリカ・灌漑計画のなかに生きる人びと
石井洋子著 御茶の水書房 ¥5,040 A5版 310ページ  2007年2月 [amazon]

サブサハラ・アフリカで最も成功したと言われてきた国家的潅漑計画の歴史と、1990年代末から始まった新しい動きを伝える。


アフリカ昆虫学への招待
日高敏隆監修 日本ICIPE協会編 京都大学学術出版会 ¥3,150 A5版 285ページ 2007年4月 [amazon]

ケニアにある国際昆虫生理生態学センター(ICIPE)、ナイジェリアにある国際熱帯農業研究所(IITA)等でアフリカの昆虫研究に従事した日本人研究者が、人びとの健康や農業に関わる昆虫研究の課題を紹介する。


アフリカン・ポップスの誘惑
多摩アフリカセンター編 春風社 ¥1,680 A5版 191ページ 2007年5月 [amazon]

アフリカの人びとがラジオ、カセットテープを通して親しんでいるポップスを多数紹介。最後に収録されたエイズで亡くなった大スター自身のエイズの恐ろしさをえがく歌が印象的。


マウマウの娘―あるケニア人女性の回想
ワンボイ・ワイヤキ・オティエノ (著), コーラ・アン・プレスリー (編さん), 富永 智津子 (翻訳)  未来社 ¥2,730 四六判 266ページ 2007年5月 [amazon]

十代でケニア土地解放軍の闘いに参加し、ケニア独立後は政治家としても活躍した女性の自叙伝の前半。後半の翻訳も待たれる。70歳を超えて、ケニア独立の理念を高く掲げた政党を立ち上げた著者から目が離せない。





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オバマ米大統領の異父姉、国際エイズ会議でアフリカ支援訴え

* 2010年07月21日 12:51 発信地:ウィーン/オーストリア

【7月21日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の異父姉で、ケニアでエイズ(HIV/AIDS)撲滅運動に取り組んでいるアウマ・オバマ(Auma Obama)さんが20日、「第18回国際エイズ会議(International AIDS Conference)で、アフリカの最も貧しい層の女性たちにもっと支援が必要だと訴えた。

アウマさんはケニアで米国際NGO、CARE(ケア)と協力してエイズ問題に取り組んでいる。この活動についてオーストリア・ウィーン(Vienna)で開催中の同会議で報告し、「若い女性たちが自分たちにできることに目覚めて初めて、物事を変える力を持てるようになる」と述べ、貧しい人たち、特にアフリカの女性たちが自らの運命を自分で切り開くにはもっと支援をと、流暢なドイツ語で呼び掛けた。

またエイズ問題に関するキャンペーンは、人びとの関心を呼ぶことが重要だとも述べた。

ケニアで開発関連の仕事に携わるかたわらエイズに関する啓蒙運動や若者向けのイベントなどに参加しているアウマさんは、オバマ大統領と父親が同じだが、大統領と一緒には育っていない。(c)AFP





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中国経産局、水技術など海外売り込み 大使ら招き

2010/7/24 8:19

中国経済産業局は8月5日、地域の企業が持つ水やエネルギー関連の技術を海外に売り込む目的でビジネスミーティングを開く。アフリカやアジア、中南米などの12カ国の大使、参事官ら関係者を広島市に招き、施設見学や技術を説明、個別に商談をする。

国連工業開発機関(UNIDO)と共催する。サタケ(広島県東広島市)のバイオマス(生物資源)ガス発電や、コアテック(岡山県総社市)の小型風力発電、鳥取再資源化研究所(鳥取県北栄町)の節水型野菜栽培の技術などを紹介する。

前回の2009年の商談後は、ケニアで鳥取再資源化研究所の技術を使った実証研究が始まるなどの成果が上がっている。





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乾きと命:東アフリカ報告/上 干ばつ、細る乳児−−ケニア・トゥルカナ地方

◇大洪水も 350世帯の村、流され

生後1カ月の男児エカイ・フィリップちゃんの手足はやせ細り、右手に刺さった点滴の針が痛々しい。体重は出生直後の2・8キロのまま。母親は「生後10日目ごろから高熱が続き、母乳を飲まない」。病院の医師によると、不衛生な環境での出産による敗血症で、栄養失調の状態だという。

ケニア北西部トゥルカナ地方。中心都市ロドワーの公立病院では重い栄養失調の子どもたちが治療を受ける。国連児童基金(ユニセフ)によると、昨年この地方の5歳未満の栄養失調の割合は23%で、世界保健機関の定める「非常事態レベル」(15%以上)に入った。

最大の要因は度重なる干ばつだ。この地方では家畜のヤギや牛からミルクや肉などの食料や現金収入を得る。干ばつで家畜を失うと、深刻な栄養失調に陥る。ユニセフの担当者によると、6〜7年に1度だった干ばつが最近は2〜3年ごとに起きている。

    ◇     ◇

人々を苦しめているのは干ばつだけではない。

「3人の孫、庭のあった家、数百頭の家畜……。干ばつと洪水がすべてを奪ってしまった」。ビーズを使った伝統的な首飾りをした女性は天を仰いだ。今年5月、トゥルカナ地方の村を襲った突然の洪水は、幼い命と集落を流し去っていた。昨年までは干ばつだった。極端に変化する天候に人々は翻弄(ほんろう)され、悲しみに沈んでいた。

6月末、ロドワー郊外のソウェト村を訪れた。土壁に草ぶきの家が並ぶ集落を抜けると、白砂の大地が広がっていた。「洪水の前はここに約350世帯の集落がありました」。村民のウィルソン・エカレさん(42)の言葉に耳を疑った。集落は消え、乾いた大地には亀裂が走っていた。

洪水で3人の孫を失った女性、エロイヤ・ポーリンさん(61)は災害の様子を振り返った。

激しい雨が一日降り続き、家から約1〜2キロ離れた川がはんらんしたのは5月10日夕方。エロイヤさんは急いで家に向かった。家にはエカイ・エムリア君(7)、アトットちゃん(5)、ナンゴコルちゃん(3)がいた。家に近付くと、胸まで水につかった。濁流の中にエカイ・エムリア君を見つけ、片足をつかんだ。「それも一瞬。激しい流れが彼を押し流した。後は家と家畜が流されるのを見つめるだけだった」

4人いた兄弟で1人だけ生き残った兄ナコウコン君(10)は目に涙を浮かべ「(兄弟と)もうサッカーができない」とつぶやいた。母エイエン・カシンガさん(43)は一言も発せず、遠くを見ていた。当時町中にいて、村へ戻った時にはすべてが流されていたという。

    ◇     ◇

07年、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が出した報告書は「地球温暖化の結果、干ばつや洪水、台風などの異常気象の頻度が高まり、激しさを増すと予想される」と警告している。(次回から社会面に掲載します)

==============

◇救援金募集

災害や戦争、貧困などで苦しむ子どもたちを支援する海外難民救援金を募集しています。

郵便振替または現金書留で送金いただくか、直接ご持参ください。なお物資はお受けできません。紙面記載で「匿名希望」の方は、その旨を明記してください。〒100−8051東京都千代田区一ツ橋1の1の1 毎日新聞東京社会事業団「海外難民救援金」係(郵便振替00120・0・76498)。

毎日新聞 2010年7月25日 東京朝刊





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新憲法目指し国民投票=賛成・反対両派の衝突警戒−ケニア

【ロンドン時事】アフリカ東部ケニアで4日、新憲法をめぐる国民投票が行われた。新憲法は、強大な大統領権限を制限し、大土地所有の見直しに道を開くものだが、既得権益層の反発は強い。賛成・反対両派の衝突が警戒される中での投票となった。

40を超える民族が混在するケニアでは2007年暮れの大統領選後、08年に死者1300人ともいわれる激しい民族対立が顕在化した。今回も対立再燃が懸念される地域があり、08年の虐殺の舞台となった西部リフトバレー州では3日、避難する住民も出ている。

ただ、新憲法に対しては、最大民族キクユ出身のキバキ大統領、有力民族ルオ出身のオディンガ首相が手を組んでおり、共に賛成の立場。08年当時と比べ、民族の対立感情は抑制気味だ。新憲法賛成派の優位は動かないとみられている。

これに対し、モイ前大統領ら大地主からは「新憲法が制定されれば微妙な秩序が崩れ、大混乱が起きる」と警告する声も。少数派イスラム教徒に配慮した条項が加わる点に、キリスト教勢力から強い反発が出ていることも懸念材料だ。(2010/08 /04-14:40)





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ケニア:新憲法、国民投票へ 部族・宗教対立、混乱懸念

【ヨハネスブルク高尾具成】ケニアで4日、新憲法制定の是非を問う国民投票が実施される。大統領権限を抑制するなど民主化を促進する内容。国民投票に合わせた部族・宗教間対立が懸念されており、平穏に投開票できるかが焦点だ。

新憲法は英国から独立後の63年12月に公布された憲法に代わるもの。国民投票の実施は08年2月の連立政権の合意事項に盛り込まれた。新憲法案は国会を2院制にし大統領権限に対する監査を導入。また、部族間対立に対処するために、地方分権の強化や市民権の拡大が盛り込まれた。

連立政権を組むキバキ大統領やオディンガ首相はともに新憲法案を支持、議会も承認している。しかし、イスラム法廷の存続や妊娠中絶の容認につながる条項があり、一部のキリスト教関係者や閣僚が反対している。

07年12月末の大統領選では、与野党対立から部族間対立になり、08年1月にかけての暴動では市民1000人以上が死亡した。そのため、今回、警察官を大量に動員、不正投票防止に対処する。

毎日新聞 2010年8月4日 東京朝刊





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2010.08.04 Web posted at: 17:07 JST Updated - CNN

新憲法制定で国民投票、早朝から長い列 ケニア

ケニア中部エルドレット(CNN) アフリカ東部ケニアで4日、新憲法制定の是非を問う国民投票が実施され、厳戒態勢のなか、投票所には早朝から有権者らの長い列ができた。

暫定独立選挙委員会の報道担当者によると、登録した有権者は約1250万人。投票所は国内2万7000カ所に設置され、午前6時から投票が始まった。投票受付終了の午後5時から即日開票され、結果は6日に発表される。

中部エルドレットの小学校に設けられた投票所では、防寒着に身を包んだ住民らが夜明け前から並んで開場を待った。この街は、2007年の前回選挙後に1000人以上の死者を出した暴動の舞台となった。

新憲法の制定は、その選挙で勝利したキバキ大統領とオディンガ首相が共に公約していた。支持派は、新憲法により大統領権限が制限され、地方分権や国民の権利保障が促進されると主張する。

一方、キリスト教会を中心とする反対派は、土地所有権の見直し条項のほか、人工妊娠中絶の容認につながる「抜け穴」や、イスラム法廷の設置を認める条項を問題視している。同国では国民の88%がキリスト教徒を名乗っているとの統計もあるが、事前の世論調査によると、新憲法には過半数が賛成するとみられる。





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ケニア国民投票が終了

【ロンドン時事】ケニアで4日行われた新憲法をめぐる国民投票は同日午後、大半の地域で投票が終了した。懸念された賛成・反対両派の衝突など、大きな混乱は報告されていない。  同国からの報道によると、投票は即日開票され、5日中にも最終結果が判明する予定。事前の世論調査では賛成票が多数を占めることが見込まれている。(2010/08/05-06:09)





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新憲法の承認確実=賛成多数、安定化に道―ケニア

8月5日19時56分配信 時事通信

【ロンドン時事】アフリカ東部ケニアで4日に行われた新憲法をめぐる国民投票は、一夜明けた5日公表の暫定結果で賛成票が67%に達し、承認されることが確実になった。国民投票が民主的かつ平和的に実施されたことで、地域大国ケニアの安定化につながると期待が寄せられている。

同国からの報道によると、暫定結果を受けて賛成派陣営の代表は「すべての国民にとっての勝利だ。ケニアは真に生まれ変わった」と勝利宣言した。一方、反対派陣営は敗北を認めた。





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ケニア:国民投票で新憲法承認 民主化促進へ一歩

【ヨハネスブルク高尾具成】ケニアで実施された新憲法制定の是非を問う国民投票で、同国選管は5日、賛成が過半数に達したことを受け、新憲法案の承認を宣言した。ケニアは07年末の大統領選で部族間対立を生み、1000人以上が犠牲になった暴動以降、国際社会から安定化を切望されており、民主化促進に向けたステップとなりそうだ。

英植民地支配からの独立後の63年12月に公布された現行憲法は、繰り返しの改正の末に大統領の権限が拡大、批判が相次いでいた。新憲法は、国会を2院制に改編し、大統領権限への監査機能を導入。地方分権の強化や市民権の拡大が盛り込まれている。

選管によると、国民投票は5日夜時点で賛成約67%、反対約30%で、「承認要件を満たした」とした。有権者は約1240万人、投票率は約71%だった。

新憲法承認を受け、キバキ大統領は「新憲法は新たな発展につながる。国民が団結して新たな国家づくりを始めよう」と演説した。

新憲法制定への国民投票実施は08年2月、安定化に向けて旧与野党間で交わされた連立政権の合意事項に盛り込まれていた。

毎日新聞 2010年8月6日 20時20分





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ケニア:新憲法承認 国民投票で賛成が過半数

【ヨハネスブルク高尾具成】ケニアで実施された新憲法制定の是非を問う国民投票で、同国選管は5日、賛成が過半数に達したことを受け、新憲法案の承認を宣言した。ケニアは07年末の大統領選で部族間対立を生み、1000人以上が犠牲になった暴動以降、国際社会から安定化を切望されており、民主化促進に向けたステップとなりそうだ。現行憲法は繰り返しの改正の末に大統領の権限が拡大、批判が相次いでいた。新憲法は、大統領権限への監査機能を導入。市民権の拡大が盛り込まれている。

毎日新聞 2010年8月7日 東京朝刊





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乾きと命:’10海外難民救援キャンペーン〜ケニアの首都から 生きたい

32年目を迎えた毎日新聞社と毎日新聞社会事業団の「海外難民救援キャンペーン」取材班は6〜7月、45日間にわたり、東アフリカを訪れた。ケニアの首都ナイロビのキベラスラムで目にしたのは、急激な人口増加の現状と不衛生な環境で生きる子どもたちの姿だった。<文・遠藤孝康/写真・小松雄介>

◇膨らむスラム100万人

「早く人工呼吸の準備を」。分(ぶん)娩(べん)室から飛び出したスタッフのリディアさん(27)が生まれたばかりの子を逆さに抱えて別室へ駆け込む。口から酸素を送り込まれた子は、尻を2度たたかれ「ギャー」と泣き始めた。

キベラスラムにあるフレパルス産院。妊婦が次々と駆け込み、3床の分娩室で代わる代わる新生児を出産する。1カ月の出産数は約160人。リディアさんは言う。「子どもが増えることでより貧しくなるという悲しい側面はある。だが私には止められない。出産はケニアの女性にとっての誇り、喜びだから」

ケニアの人口増加率は年2・6%(00〜08年)。加えてキベラスラムには干ばつなどの影響で地方からの流入が止まらない。スラム内の人口は100万人を超えたとみられる。

99年に設立されたスラム内の私設学校の一つ「マゴソスクール」は児童数が約340人に増えた。路上生活の少年たちや親を亡くした子どもたち……。厳しい境遇の子も多い。小さな中庭で、音楽コンクールの練習を行っていた子どもたちが空に向かって突き出した手が、希望の糸をたぐり寄せようとしているように見えた。

◇大阪、京都で写真展ーー9・10月

毎日新聞社と毎日新聞大阪社会事業団は、世界子ども救援キャンペーン報道写真展「乾きと命〜ケニア・エチオピアから」を大阪・京都で開く。9月21日午後から26日まで、大阪市北区堂島1の堂島アバンザ1階エントランスホールで。堂島アバンザ協賛、ジュンク堂書店協力。10月1日午後から7日まで、京都市の地下鉄烏丸御池駅ギャラリーで。干ばつ、洪水の被害を受けたエチオピアとケニアで撮影した写真35点を展示する。いずれも入場無料。

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◇「海外難民救援金」にご協力を

災害や戦争、貧困などで苦しむ子どもたちを支援する海外難民救援金を募集しています。郵便振替または現金書留で送金いただくか、直接ご持参ください。なお、物資はお受けできません。紙面記載で「匿名希望」の方はその旨を明記してください。〒100ー8051東京都千代田区一ツ橋1の1の1 毎日新聞東京社会事業団「海外難民救援金」係(郵便振替00120・0・76498)

毎日新聞 2010年8月14日 東京朝刊





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2010.08.24 Web posted at: 14:34 JST Updated - CNN

ケニアの空港で密輸容疑者を逮捕 象牙とサイの角も押収

(CNN) ケニア野生生物庁は23日、ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港で未加工の象牙2トンとサイの角5本を密輸しようとした疑いで、2人を逮捕したと発表した。

同庁は、警察などとの合同捜査により逮捕に至ったとしている。21日夜、空港倉庫の警備員が、ドバイ経由マレーシア行きのエミレーツ航空の貨物に不審を抱き、捜査犬部門に連絡を取った。

貨物はアボカド輸送を装っており、密輸品は検知されにくいようバナナの葉や黒い紙に包まれ、アボカドとともに木箱に入れられていたという。

同庁の発表によると、押収された象牙の大半は、過去20年間に自然死した150頭ほどの象から取られたものとみられ、最近のものでは約半年前とみられるものもあるという。いずれの象牙にも政府の所有であることを示すマークは付いておらず、出所を確かめるためDNAテストを行う予定だという。

同庁によると、ケニアで昨年、違法に殺された象は204頭に上り、2008年の94頭、2007年の47頭から増加している。また昨年、同国で違法に殺されたサイは2008年の5頭から13頭に増えている。

1979年当時、アフリカには約130万頭の象が生息していたが、主に象牙を目的とした狩猟により、1989年には60万頭に激減した。現在の生息数は約40万頭だという。

1989年、ワシントン条約で象牙の国際取引が禁止された。その後、アフリカ南部で生息数が一部回復したことを受け、1997年と2002年に規制が緩和され、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエから日本への象牙の輸出が限定的に許可された。





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アフリカ向け中古車輸出支援サイト、遅延改善にAkamai DSASを採用

コンテンツ配信事業のアカマイ・テクノロジーズは2010年8月26日、カービューの運営する海外向け中古車輸出支援サイト「tradecarview」で、Akamai のサイト配信ソリューション「Dynamic Site Accelerator Secure」(DSAS)が採用された、と発表した。

DSAS は、ダイナミックに生成されたコンテンツとリッチメディアを高速配信するサイト配信ソリューション。

カービューは Akamai の DSAS 導入で、現地でサーバーを増強せずに、サイトパフォーマンスを改善できるようになった、とのことだ。

カービューでは、今後の人口増加が期待できるが、車の保有率が低いアフリカ諸国をターゲットに、tradecarview サイトを展開、中古車を販売してきた。

しかし、ケニアなどの中央アフリカからのサイトへのアクセスが遅延し、そのため、購買率が停滞、アフリカでの事業拡大の障害となっていた。

(2010年8月27日 読売新聞)





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ケニア:新憲法に大統領が署名

【ヨハネスブルク高尾具成】ケニアの首都ナイロビで27日、今月4日の国民投票で承認された新憲法公布式典が開かれ、キバキ大統領が新憲法の順守を宣誓し、署名した。同国は07年末の大統領選直後に政治勢力間抗争で1000人以上が犠牲になり、各勢力の要求を取り入れた新憲法制定が課題になっていた。

新憲法は63年の独立時に公布された憲法に代わり市民権拡大などが盛り込まれた。

式典には、スーダン・ダルフール紛争での集団殺害などの罪で国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を発付しているバシル・スーダン大統領が出席。ICCはケニアを含む条約加盟国に逮捕状執行を要請してきたが、アフリカ連合(AU)は昨年7月、執行に協力しない方針を決めており、今回のケニア訪問でも執行されなかった。

毎日新聞 2010年8月27日 21時49分





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2010.08.27 Web posted at: 16:34 JST Updated - CNN

国民投票から3週間、新憲法制定へ ケニア

(CNN) ケニアで4日行われた国民投票で新憲法案が承認されたことを受け、27日にも大統領の署名を経て新憲法が公布される見通しだ。

ケニアの憲法改正をめぐっては20年にわたり対立が続いており、2008年には1000人以上の死者を出した。

キバキ大統領は、国民投票の結果判明後の今月上旬に「20年にわたる我が国の歴史的な旅はハッピーエンドを迎えた」と述べていた。しかし、その後の道のりは平坦ではないとし、前進を志向することが重要と訴えた。

憲法改正では、大統領の権限制限や地方分権、土地所有権制度の改定、国外移住者の関心が高い市民権の再定義などが盛り込まれる。





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共同市場創設が促す「大陸統合」の可能性

Opinion: East Africa Getting It Together

ケニア、タンザニア、ルワンダなど5カ国で発足した統一市場は「アフリカ合衆国」の先駆けになるかもしれない

2010年08月26日(木)14時54分

ロバート・ロトバーグ(アフリカ専門家、元ハーバード大学教授)

[2010年9月 1日号掲載]

7月1日に共同市場が発足した東アフリカ共同体。加盟国5カ国(ケニア、タンザニア、ウガンダ、ブルンジ、ルワンダ)は既に域内の関税を撤廃し、12年までに通貨同盟の成立も目指している。さらに15年までには統一政府を設立する計画もあり、実現すれば人口1億3400万人を抱える「国家」の誕生だ。

各国のGDPの合計は約750億ドルで、今も成長を続けている。共同市場による相乗効果で、外国からの投資増加や域内資源の効果的な配分も期待されている。

域内では既に資本や労働力の自由な移動が始まっているほか、政治的、経済的な調和を図るため各国の法律を調整中。統一パスポートの発行も始まり、ビザ統一に向けた協議が行われている。

アフリカ統合に向けた構想は50〜60年代に浮上したが、当時は時期尚早とされた。67〜77年にはウガンダ、タンザニア、ケニアの3カ国で東アフリカ共同体がつくられたが失敗。75年に西アフリカ15カ国で設立した西アフリカ諸国経済共同体も、効果を挙げていない。

それでも00年を境に、結束を徐々に強めてきた第2の東アフリカ共同体はうまく機能するかもしれない。統合に意欲的なルワンダのカガメ大統領が、8月9日に圧倒的な支持を集め再選されたことは、共同体を後押しする力になる。8月4日にケニアで行われた国民投票で、民主化を促す新憲法が支持されたことも追い風になるだろう。

将来的にはソマリアやマラウイ、ザンビアなども共同体に加盟する可能性がある。東アフリカ共同体が「アフリカ合衆国」の先駆けになるかもしれない。





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ケニア:07年の暴動捜査、国際刑事裁判所が事務所設置

【ヨハネスブルク共同】ケニア政府と国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)は3日、07年末のケニア大統領選後に与野党支持者の対立で1000人以上が死亡した暴動の捜査のため、ICCが同国に事務所を設置することで合意した。

ICC加盟国のケニアは8月27日の新憲法公布式典に、ダルフール紛争をめぐる戦争犯罪などでICCが逮捕状を出しているスーダンのバシル大統領を招待。ケニア当局は出席したバシル氏を拘束せず、欧米諸国から批判されたばかり。

毎日新聞 2010年9月4日 東京夕刊





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民族と腐敗で引き裂かれた国家 ―― ケニアの国家統合への長い道のり

ジョン・ジソンゴ/元ケニア政府統治・道徳(反政治腐敗)担当事務次官

■暴動の果ての連立政権

2007年末の大統領選挙の混迷に端を発するケニアの暴動と殺戮は、世界に大きな衝撃を与えた。とかく問題の多いこの地域にあって、かつては平和と安定のオアシスとみなされてきたケニアが、突如、無秩序と激しい暴力に包み込まれてしまったからだ(訳注 2007年のケニアの大統領選挙で、選挙委員会は現職のムワイ・キバキの勝利を宣言したが、対立候補だったライラ・オディンガの支持者たちが選挙結果に対する抗議行動を展開し、これが次第に「ルオ族その他」と「キクユ族」を対立構図とする全国レベルの部族対立に発展し、政治危機、そして国家的な危機へとエスカレートしていった)。

欧米の多くの人々にとって、イギリス文化を身につけた都市住民、近代的な都市、適度に整備されたインフラを持つケニアは、アフリカの前向きな部分を象徴する存在だった。

「ケニアは(他のアフリカ諸国とは)どこか違う」。息を呑むほどに美しいこの国の自然、そしてケニアが輩出する世界トップクラスのスポーツ選手たちが他の地域の人々に与えるイメージも、この認識を支えてきた。

特にケニアの中産階級は、「自分たちは違う」という意識を強く持っている。自負心が強いだけに、この国の中産階級の人々は、近隣諸国からの訪問者がケニアの政治的混迷に同情を示すと、逆に怒りを露わにする。これまでは、他のアフリカ諸国が困難な現実に直面するのをみて、ケニアはつねに同情する側だった。だが、かねてケニアが難民を受け入れてきた近隣諸国でさえも、いまではケニアに同情している。この現実に、ケニアの人々は大いに困惑している。

だが、「ケニアはどこか違う」とみなす例外論は多くの意味で、いつ崩れてもおかしくない神話にすぎなかった。

2008年初頭、ウガンダ人の作家で評論家のカルンディ・セルマガは、「まともでない状態さえも日常として受け入れる」ケニア人の中産階級の姿勢をテーマに文章をまとめている。だが、不可解なのは「尋常でない状態を平常として受け入れる時代が終わるのに非常に長い時間がかかったこと」だろう。

今回、暴動が起きた背景には多くの理由があった。ケニアでは大統領から一介の役人までのすべてが政治腐敗にまみれ、世界的にみても、もっとも大きな経済格差が生じていた。しかも、腐敗した支配層エリートは民族ラインに沿って分裂し、人口構成はいびつなまでに若年層に偏っていた。怒りで煮えたぎっていた大釜が2007年に吹きこぼれ、暴動として具体化したというのが真実に近い。大統領選挙の失敗がきっかけとなって、いずれ表面化するのが避けられなかった問題が表に引きずり出されたにすぎない。

すでに長い間、ケニア人の多くは疎外感を抱いていた。特に、他から切り離されていると強く感じていたケニアの若者にとって、選挙後の暴動はかつて経験したことのない極めて大きな力を得る機会となった。国中で暴動を起こした若者たちが、自分たちの行動を後悔していないのは、その結果、力を得たと感じているからだろう。

暴動が沈静化する2008年2月までに、死者は数千人に達し、30万人以上が国内避難民として家を後にせざるを得ない状況に追い込まれた。以来、この国のもっともコスモポリタン的な都市で暮らしていたさまざまな人々が、自分の民族が多数派の地域に移り住もうと、移動し始めている。こうした都市部からの人口流出は、人々の生活を守るという点での政府への信頼が無残なまでに失われていることの何よりの証拠だろう。

大統領選挙後の政治危機は、2月28日にそれまで対立していた二つの政党の指導者が、交渉を通じて一つの内閣を組織することで、ようやく決着した。問題含みの選挙で勝者とされた現職のムワイ・キバキが大統領ポストに踏みとどまり、対立していた政党のリーダー、ライラ・オディンガが首相に就任した。

選挙が社会暴力を誘発し、この事態を前に対話による連立政権が組織されるという流れが生じるのはケニアが初めてではなく、ジンバブエという先例がある。マダガスカルでも同様のことが起きている。

さまざまな勢力を取り込むことができる呉越同舟の連立政権モデルを、アフリカの民主主義の新しいモデルとして評価する政治家や研究者もいる。

しかし、呉越同舟モデルなど存在するはずはない。こうした流れのなかで組織される連立政権は、民主主義が機能した結果ではない。それが失敗した結果にすぎない。実際、対立している人々を一つの屋根の下に集めるという政治的試みは、政策決定を麻痺させ、「いまの政府は自分たちの選んだ政府ではない」と、有権者の怒りを買うことになった。ケニアはまさにその典型的なケースだ。

   ◇

John Githongo ジャーナリストを経て、2003年から、国外追放処分とされる2005年まで、ケニア政府の(反政治腐敗対策を担当する)統治・道徳担当事務次官を務めた。2008年にケニアに帰国。グローバル市民としてのケニア人のアイデンティティを重視する市民団体イヌカ・ケニア・トラストの会長で、非政府組織トワエザの責任者。

<フォーリン・アフェアーズ・リポート2010年9月号掲載>





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野生動物保護団体 JWC(ジャパンワイルドライフセンター)が設立20周年 9/15(水)〜28(火) 国際版画美術館でアート展も開催

2010年9月 9日号

町田市内を中心に野生動物保護・治療事業を積極的に行ってきたNPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC=代表・佐草一優氏)が今年度で20周年を迎えた。さらに、同団体が主催するアート展が9月15日(水)から国際版画美術館で開催。世界各地で活躍する有名アーティスト23名の作品が展示され、野生動物の大切さを存分に体感出来る。 

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JWCは世界各地で絶滅の危機にある野生動物に対し、日本人として何らかの支援を行えないかという思いから佐草代表が中心となって1990年に設立。本部を町田に置き保護活動に努めてきた。野津田山や山崎町などで発見される傷ついたタヌキやイノシシ、鳥類などの治療を20年経った今も変わらず継続中。

佐草代表が院長を務める「のづた動物病院」には年間約100件を越える野生動物が交通事故などで搬送されてくる。子どもの場合は治療後、里山に無事帰れるようになるまで我が子のように育てる。現在4頭の赤ちゃんタヌキを飼育中で、「町田や多摩が舞台になった映画『平成狸合戦ぽんぽこ』、あのストーリーのようにしない為にも私たちが一匹でも多くの動物を救いたい」と同団体は話す。

世界各地に飛び回り、精力的に救助活動も行っている。これまで、2004年チータープロジェクト発足、2006年マサイマラオフィス設置、2007年 JWCケニア支局設立、ワクチン投与など、様々な野生動物保護団体と連携をとりながら展開をしてきた。「困難な問題は沢山あるが、全ては動物たちのため。日本の方に動物たちの大切さを伝えていければ」と話す。会員メンバー募集中で、募金活動も行っている。





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栄養価の高い家畜飼料で気候変動を抑制可能、ケニア研究所

* 2010年09月14日 18:33 発信地:ナイロビ/ケニア

【9月14日 AFP】ケニア・ナイロビ(Nairobi)にある国際家畜研究所(International Livestock Research Institute、ILRI)は10日、家畜の飼料を変えることで気候変動の抑制が可能だとする論文を発表した。

論文によると、畜産業は、牧草地にするための森林伐採や牛のおなら、げっぷに含まれるメタンガス、牛の糞尿に含まれる亜酸化窒素などにより、地球全体の約18%にあたる温室効果ガスを排出している。

そこで同研究所は、熱帯地方の国で、栄養価の高い牧草や作物の残りかすを補助的な飼料として家畜に与えること、劣化した牧草地を再生すること、繁殖率の高い種を飼育することなどを推奨している。

論文は、中南米で牛を「ブラキアリア」という栄養価の高い牧草の種をまいた放牧地に移したところ、ミルクの生産量が増加し、体重の増加も最大で3倍になった事例を挙げ、「中南米の牧場主の約3割が飼料をブラキアリアに変えるだけで二酸化炭素(CO2)排出量を年間約3000万トン減らせる可能性がある」としている。

論文を執筆したフィリップ・ソーントン(Philip Thornton)氏は、家畜の飼育方法の変更は、熱帯地方の貧困農家5億人にとって大きな負担になることを認めている。

しかし、もし欧州の温暖化ガス排出量取引所の欧州気候取引所(European Climate Exchange)での最近の相場、1トン=20ドル(約1700円)程度で熱帯地方の牧場主が温暖化ガスの排出権を売ることができれば、年間約 13億ドル(約1000億円)の収入になると試算し、「農家にとって大きなインセンティブになる」としている。(c)AFP





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Nokiaのエロップ新CEO、Nokia Worldに飛び入り登場――開発者にラブコール

Microsoft幹部からNokiaのCEOに転身するエロップ氏がNokiaの年次カンファレンスに飛び入りで登場し、開発者にエールを送った。

2010年09月16日 15時12分 更新

フィンランドのNokiaの新 CEOに就任するスティーブン・エロップ氏は、これまで在籍してきた企業のCEOのまねをして、ロンドンで開催された「Nokia World 2010」カンファレンスを「開発者、開発者、開発者!」というシュプレヒコールで締めくくった。

エロップ氏はまだ米Microsoftのビジネス部門の社長という肩書で、同氏が正式にNokiaのトップに就任するのは9月21日だが(Microsoftは9月20日付で退社するもようだ)、Nokiaのユーザー、パートナー、開発者、支援者たちが集う年次カンファレンスに姿を見せたいという誘惑には勝てなかったようだ。今年はNokia Developer SummitとNokia Worldの同時開催となり、エロップ氏はDeveloper Summitの最後を飾る「Calling All Innovators」イベントに登場し、「Venture Challenge Award」部門で受賞したケニアの開発会社に100万ドルの賞金を贈呈した。

「NokiaのCEOに指名されたわたしの最初の役割が、貴社に100万ドルを渡すことになったのをとても光栄に思っている」とエロップ氏はケニヤのキリマニに本社を置くVirtual Cityに賞金を贈呈した。同社は、新興市場の中小・零細企業向けに携帯電話向けソリューションを提供している企業だ。

エロップ氏の元上司であるMicrosoftのスティーブ・バルマーCEOがかつて、開発者イベントで「開発者、開発者、開発者!」と絶叫したのは有名な話だ。Microsoftの成功にとって開発者のベースが重要だと同氏は訴えたのだ。その数年後の「Microsoft MIX」カンファレンスでバルマー氏は、このメッセージをWeb開発者向けに「Web開発者、Web開発者、Web開発者!」と修正した。

一方、Nokia Worldに出席したエロップ氏は、参加者の熱狂と拍手の渦に包まれた。同氏は明らかに開発者に照準を合わせていたようだ。「あなた方がいなければ、われわれはグローバルな競争を勝ち抜くために必要な活力とエコシステムを生み出すことができない」と同氏は述べた。Nokiaのエコシステムにとっての開発者の重要性をさらに指摘した上で、「皆さんはすごいことをしている」と称賛した。

エロップ氏が強固な開発者ベースの重要性を認識しているのは重要なことだ。これは同氏がその昔、Microsoftおよびバルマー氏から学んだ教訓だ。MicrosoftはIT業界の中で開発者ベースと最も強い信頼関係を築いた企業の1社であり、エロップ氏はその例を見習うだけでいいのだ。

Nokiaのリッチ・グリーンCTO(最高技術責任者)は、今後もより優れた強力なツールでNokia系開発者を支援するつもりだとしている。一方、Forum Nokia――Nokiaが構築した開発者ネットワークで、Microsoft Developer Network(MSDN)に近い――のプルニマ・コチカー副会長によると、開発者との関係を維持するために、彼らがNokiaプラットフォーム向けに開発したアプリケーションで収益を得るのを支援するなどの施策を講じる予定だという。

カンファレンス閉幕直前ではあったが、エロップ氏の登場は参加者を元気付け、彼らの連帯感を高める効果があったようだ。今回のNokia Worldは、NokiaがSymbian 搭載スマートフォンの新シリーズや開発ツールの改良版を発表するなど、活気に満ちたイベントとなった。2日間の開催期間中、通信事業者、開発者、ビジネスパートナー、メディア関係者など全世界から5000人を超える参加者がNokia World 2010の会場を訪れた。





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遺体の一部を売買に。未だ残る「身も凍る悪しき儀式」。(ケニア)

(Techinsight Japan - 09月19日 16:23)

ケニアの首都ナイロビでぞっとするような事件がおきた。ナイロビの遺体安置所に置かれていた一体の遺体から両耳と両目がなくなっていたのだ。遺体安置所では猫かねずみが食べたのかもしれないと主張しているが、遺族は全面否定、一体犯人は誰なのか?

遺体は男性で、ナイロビ市遺体安置所に安置されていたが、いつの間にか男性の両耳と両目がなくなっていた。遺体安置所係の者はそれらがどこへ行ったのか、どのようにしてなくなってしまったのか全くわからない、おそらく安置所に住む猫かねずみに食べられたのかもしれないと言った。

しかしこれに猛反論するのは男性の遺族。遺族や友人が安置所を訪れ、遺体になんの問題もないことを確認していたからだ。

この事件が発覚する前日、警察はナイロビ銀行の前で男性の性器を売っていた男2人を逮捕していた。遺体からの窃盗も彼らであると思われたが、これに関しては無実となった。

現在ナイロビ警察の見解は、なくなった遺体の一部はすでにタンザニアに行っているのではないかというもの。ケニアでは人体が売られることは非常にまれであるが、タンザニアではアルビノ(先天性白皮症−メラニンの欠乏により体毛や皮膚が白くなる遺伝子疾患)の体には特別な力が宿ると信じられているのでアルビノの人々を殺害し、その遺体の一部を売るという悪事がはびこっているからだ。

何の罪もない人々が、アフリカに残る悪質な伝統の犠牲者になってもらいたくはない。

(TechinsightJapan 編集部 近藤仁美)





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ケニアの森で新種のハネジネズミ発見か

2010.09.22 Wed posted at: 10:59 JST

ケニア・ナイロビ(CNN) 新種の可能性があるハネジネズミが、ケニアとソマリランドの国境付近の森林で発見された。

ロンドン動物学協会とケニア野生生物庁の研究チームが、この動物の撮影に成功した。今後、DNAサンプルの遺伝子分析を行い、このハネジネズミが新種かどうかを確認する。

この地域は紛争地帯のソマリアに近いため、これまで生態系調査がほとんど行われていない。だが、新種の動物がいることが明らかになればその動物を保護する必要性を訴えることができ、この地域への関心が高まると、研究チームは期待を寄せている。

象の牙のような形の鼻が特徴のハネジネズミは、これまで17種が確認されており、すべてがアフリカに生息している。





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妻百人の男性死亡、子供160人 病気で ケニア

2010.10.07 Thu posted at: 18:02 JST

ナイロビ(CNN) アフリカ東部のケニアの国営メディアは7日、100人の妻をめとっていた同国人男性が最近、短期間患った病気で死亡したと報じた。同国では一夫多妻主義が認められている。

国営ケニア放送協会によると、男性のアセントゥス・アククさんには約160人の子供がいた。詳しい死因は伝えられていないが、年齢は90歳代とされる。

アククさんは背が高くてやせぎすの体形で、女性を口説く能力などから同国では「危険な男」のニックネームで呼ばれていた。

同放送協会によると、家族が多いためアククさんは居住地の西部キスム市に教会や学校を自ら創設したという。





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シカゴ・マラソン、男子はワンジルが連覇

【シカゴ=霜田聖】シカゴ・マラソンが10日行われ、男子は北京五輪金メダリストのサムエル・ワンジル(ケニア)が同五輪銅のツェガエ・ケベデ(エチオピア)をデッドヒートの末、残り500メートルで振り切り、2時間6分24秒で連覇を飾った。

女子もリリア・ショブホワ(ロシア)が2時間20分25秒で昨年に続く優勝。日本勢では吉田香織(アミノバイタルAC)が2時間29分45秒で8位に入ったのが最高で、町田祐子(日本ケミコン)は14位、アテネ五輪7位の坂本直子(天満屋)は29位だった。

車いすの部では男子は副島正純(シーズアスリート)が、女子は土田和歌子(サノフィ・アベンティス)がそれぞれ2位に入った。

(2010年10月11日00時51分 読売新聞)





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ケニア沖で日本船、連絡途絶える 政府、連絡室設置

2010/10/11 18:05

アフリカ東部ケニア沖で、日之出郵船が運航する多目的船からの連絡が途絶えたことをうけ、政府は11日午後1時、官邸内の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

同室によると、10日午後2時50分(日本時間)ごろ、ケニア沖を航行中の日之出郵船の船が、緊急通報を発信した後、連絡が途絶えた。その後、11日正午ごろ(同)、付近を航行する外国船から、日之出郵船の船が海賊船に乗り込まれているとの情報が入った。

同室は「事実関係を含め、情報収集を急ぐ」と話している。





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ケニア沖 日本船に海賊

10月11日 19時49分

日本時間の10日午後、ケニア沖で、日之出郵船が運航する船舶が海賊に襲われ、連絡が取れなくなり、国土交通省で情報収集を行っています。船の乗組員は全員フィリピン人で、安否はわかっていません。

日本時間の10日午後3時前、ケニアのモンバサ沖を航行していた日之出郵船が運航する鉄鋼製品の運搬船「IZUMI」(1万4162トン)から緊急事態を知らせる通報が入りました。このため、日之出郵船が周辺の警備船に安否確認を求めていたところ、11日正午ごろ、デンマークの艦船から「運搬船が海賊に乗り込まれている」と情報が寄せられました。現在、運搬船とは連絡が取れず、国土交通省は関係省庁や現地の政府機関と連絡を取って情報収集に当たっています。運搬船は、先月12日に千葉県の君津を出港して、シンガポールを経由したあと、ケニアのモンバサの港に入港する直前で、20人の乗組員は全員がフィリピン人で、安否はわかっていません。現場は、海賊の被害が出ているソマリアに近く、日之出郵船も警戒していたということです。日之出郵船は「情報収集を続けているが、音信不通の状態が続いていて、乗組員の安否が心配だ」と話しています。





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日本船、ケニア沖で海賊船に囲まれる 国交省

* 2010年10月11日 18:56 発信地:東京

【10月11日 AFP】日本の多目的船がケニア沖で海賊船に包囲された。国交省が11日、明らかにした。

国交省によると、日本時間同日午後5時ごろに日本の船舶が海賊船に包囲されたとの報告があったという。

時事通信(Jiji Press)は、国交省関係者の話として、この船が日本の日之出郵船(NYK-Hinode Line)のパナマ船籍の船舶だと伝えた。(c)AFP





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日本の貨物船、乗っ取りか ケニアのモンバサ沖

2010年10月11日(月)20:26

日本船、乗っ取り被害か ケニア沖、連絡絶つ

(共同通信)

国土交通省に入った連絡によると、ケニアのモンバサ沖を航行中の日之出郵船の貨物船「IZUMI」(パナマ船籍、1万4162トン)が、10日午後2時50分ごろ緊急信号を海上保安庁などに出した後、連絡が途絶えた。11日正午ごろ、「本船が、海賊に乗り込まれている」との無線を付近航行中の外国艦船が受信。国交省海事局は「海事局情報連絡室」を設置。政府も官邸内に情報連絡室を設置、情報を集めている。





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日之出郵船の貨物船に海賊…ケニア沖

2010年10月11日(月)19:46

国土交通省に入った連絡によると、ケニア・モンバサ沖で10日午前8時50分頃(日本時間10日午後2時50分頃)、日之出郵船(東京都)が運航する貨物船「IZUMI」(パナマ船籍、1万4162トン)が、緊急事態を知らせる信号を発したまま行方不明となり、11日正午頃(日本時間)、付近を航行中のデンマーク艦船から、貨物船が海賊に乗り込まれているとの情報が入った。

同船には、フィリピン人船員20人が乗っており、日本人はいない。同省ではケニア政府などに救出や情報収集の協力を求めているが、詳しい状況は不明という。

日之出郵船では「現場の海域は比較的安全とされていたので、海賊に襲われたのならば驚きだ。船とは連絡が取れず、船員の無事を願っている」としている。





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日之出郵船の船に海賊か、デンマーク海軍追尾 ケニア沖

2010年10月11日20時8分

国土交通省に入った連絡によると、アフリカ東部のケニア・モンバサ沖で11日、日之出郵船(本社・東京)の運航する貨物船IZUMI(パナマ船籍、1万4162トン)が海賊に襲われ、乗っ取られた。同船にはフィリピン人20人が乗っている。今のところ身代金などの要求はないが、船は予定したコースを外れて北上しており、デンマークやフランスなど欧州連合(EU)の船が追尾している。

同省などによると、IZUMIは鉄鋼などを積み、日本を9月12日に出港。シンガポールを経てモンバサに向かっていた。

モンバサ沖南南東約65キロを航行していた10日午後2時50分ごろ(日本時間)から断続的に5回、同船から緊急通報が発信され、衛星電話やメールでの問い合わせにも応じなくなった。11日正午ごろ(同)、ソマリア沖を航行中のデンマーク海軍艦艇から「IZUMIが海賊に乗り込まれている」との情報が日本政府に寄せられたという。

この海域では今年129件の海賊被害があり、うち乗っ取りは35件。同社はIZUMIに迂回(うかい)ルートでモンバサへ入港するよう指示していた。





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日本の貨物船、海賊が乗っ取り=ケニア沖、ソマリアに向かう―国交省

時事通信2010年10月11日(月)18:03

国土交通省などに入った連絡によると、10日午前8時50分(日本時間同日午後2時50分)ごろ、アフリカ東部ケニア・モンバサの南東約70キロのインド洋で、日本郵船子会社の日之出郵船の貨物船「IZUMI」(パナマ船籍、1万4162トン)が、緊急事態を示す通報を発した。

その後連絡が途絶えたが、11日午前6時(同正午)ごろ、北大西洋条約機構(NATO)のデンマーク艦船が発見。IZUMIの船長は無線で「海賊に乗っ取られた」と伝えた。同船は目的地のモンバサとは異なる北東に航行し、欧州連合(EU)の仏艦船がソマリアの首都モガディシオの南約315キロの海上で監視している。

乗組員は20人で、全員フィリピン人。日本政府は同日午後、首相官邸に情報連絡室を設置した。

国交省や日之出郵船によると、同船は緊急通報の後、全地球測位システム(GPS)を利用した装置に位置データが表示されなくなり、電話連絡が取れなくなった。

同船は9月12日、千葉県の君津港を出港。シンガポールで燃料を補給し、モンバサに向かっていた。積み荷はスチールコイル1万7000トン。





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海賊:ケニア沖乗っ取り 船長「海賊のコントロール下に」

【カイロ和田浩明】日本の日之出郵船が運航するパナマ船籍の多目的船「IZUMI」がケニア・モンバサ沖で緊急通報を発した事件で、欧州連合(EU)の海賊対策本部は11日、毎日新聞の電話取材に、同船のフィリピン人船長が、調査のため現場に急行中のデンマーク海軍船に対し、「海賊のコントロール下にある」と現地時間の同日未明に無線連絡してきたことを明らかにした。

海賊の武装の有無や乗船してきたか、フィリピン人船員20人の負傷の有無などは明らかになっていない。

ソマリアからケニアにかけての東アフリカ沖では海賊の活動が活発で、EU諸国の海軍艦船や日本の自衛艦をなどが商船を護衛する活動を続けている。

毎日新聞 2010年10月11日 19時48分





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ワンジルとショブホワが連覇、シカゴ・マラソン

* 2010年10月11日 09:01 発信地:シカゴ/米国

【10月11日 AFP】シカゴ・マラソン(Bank of America Chicago Marathon 2010)は10日、シカゴで行われ、男子は北京五輪金メダルのサムエル・ワンジル(Samuel Kamau Wansiru、ケニア)が2時間6分24秒で2連覇を果たした。

2位には19秒遅れで同五輪銅メダルのツェガエ・ケベデ(Tsegaye Kebede、エチオピア)、3位にはフェイサ・リレサ(Feyisa Lelisa、エチオピア)が入った。

女子もリリア・ショブホワ(Liliya Shobukhova、ロシア)が2時間20分25秒で2連覇した。2位には3分15秒遅れでアセデ・バイサ(Astede Baysa、エチオピア)、3位にはマリア・コノワロワ(Maria Konovalova、ロシア)が入った。

日本勢は吉田香織(Kaori Yoshida)の8位が最高だった。(c)AFP





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2010年10月11日

日之出郵船/在来貨物船「IZUMI」ケニアモンバサ沖で消息不明

日本郵船の子会社、日之出郵船の運航在来船「IZUMI」が10月10日現地時間午前8時53分(日本時間午後2時53分)に、船主宛に SSAS(船舶保安警報装置)にて警報を発信した後に連絡が取れなくなった。

IZUMIは総トン数14,162トンで、ケニアモンバサ沖南南東65kmを航行中だったが、その後何度か、本船からの一方的なSSAS警報を受信したが、こちらからの連絡がとれないため、海賊に拉致された可能性が高い、と判断されている。

一方で、関係当局からの連絡によれば、デンマーク艦船より本船が海賊に乗り込まれているとの情報があり、確認を急いでいる。

本船は日本で主として鉄鋼製品を積載後、アフリカモンバサ港に向け航行中だった。

乗組員は、フィリピン人20名、計20名(船長を含む)。





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日本企業運航の貨物船がケニア沖で海賊被害(10/11 22:32)

東京・千代田区の日之出郵船が運航する貨物船「IZUMI」がケニアのモンバサ沖を航行中、海賊に乗り込まれたことが分かりました。

日本時間の10日午後3時前、「IZUMI」から緊急通報の発信があり、その後、連絡は途絶えていました。11日正午過ぎになって、デンマークの艦船から「IZUMI」が海賊に乗り込まれているとの情報が入りました。

日之出郵船・橋之口勉海技グループ長:「最近、東アフリカ近辺で海賊の出没があるということで、う回ルートとして最近、採用しておりました」

日之出郵船によると、乗組員20人は全員フィリピン人で、日本人は乗っていません。積み荷は主に鉄鋼製品だということです。





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郵船系の船、海賊が乗っ取り ケニア沖

2010/10/12 12:39

国土交通省は12日までに、日本郵船子会社の日之出郵船が運航する多目的船が、アフリカ東部ケニア沖で10日午後に緊急通報を発信後、連絡が途絶え、付近を航行する外国船から海賊に乗り込まれたとの情報が11日正午ごろにあったと明らかにした。乗組員20人に日本人はいない模様。政府は 11日午後に首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

馬淵澄夫国土交通相は12日の閣議後の記者会見で「国際海事機関(IMO)と協力しながら今後の対応を考えていきたい」と指摘。「(船舶は)パナマ船籍、日本用船なので今後の推移はしっかり見守りたい」と語った。国交省によると、日本の関係船が海賊に乗り込まれた事案は2007年10月に発生したが、船員は外国人で2カ月後に解放された。





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海賊:日之出郵船運航の貨物船を乗っ取り 比人船員の安否不明−−ケニア沖

日之出郵船(東京都千代田区)が運航する貨物船「IZUMI」(パナマ船籍、1万4162トン)が、ケニア・モンバサ港沖約90キロのインド洋で海賊に乗っ取られたことが分かった。フィリピン人の船員20人が乗り組んでいるが、安否は不明。同社によると、船は日本時間の12日朝現在、ソマリア沖に停泊しており、海賊対策のために派遣されたデンマーク軍の艦船が監視しているという。

国土交通省などによると、10日午後2時53分ごろ(現地時間10日午前8時53分ごろ)、モンバサ港に入港直前だった「IZUMI」から日之出郵船に緊急事態の通報があった。その直後に船は進路を反転し、連絡が取れなくなったため、ケニア軍に安否確認を要請。付近を航行中のデンマーク軍の艦船から11日正午ごろ「海賊に乗り込まれているようだ」と連絡があったという。現場は海上自衛隊の護衛活動海域から離れている。

「IZUMI」はスチールコイルなどを積んで9月12日に千葉県君津港を出港。10月10日午前11時ごろモンバサ港に到着予定だった。

国交省によると、日本関係船舶の海賊被害は今年に入って11件目。乗っ取られたのは07年10月、ソマリア沖での日本籍タンカー「ゴールデン・ノリ」以来。【石原聖】

毎日新聞 2010年10月12日 東京夕刊





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日本船、ケニア沖で海賊被害

産経新聞2010年10月12日(火)15:03

アフリカ東部のケニア・モンバサ沖を航行していた日之出郵船(東京)の多目的船「IZUMI」(パナマ船籍)が海賊に乗っ取られたとみられる事件があり、馬淵澄夫国土交通相は12日午前の会見で「非常に緊張した思いで推移を見守っている。IMO(国際海事機関)と協力しながら対応を考えていきたい」と述べた。同船はフィリピン人20人が乗り組み、鉄鋼製品を積んで千葉県の君津港からモンバサへ向かっていた。





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ソマリア海賊が日本の貨物船をケニア沖合いで乗っ取り

トムソンロイター2010年10月12日(火)03:34

[モガディシオ 11日 ロイター] 日本の日之出郵船が運航するパナマ船籍の貨物船「IZUMI」(1万4000トン)が11日、ケニアの沖合いでソマリアの海賊に乗っ取られた。

国土交通省によると「IZUMI」はフィリピンから出航し乗組員は20人強。日之出郵船によれば同船の積荷は鉄で、ケニアのモンバサに向かっていた。

ケニアに本部を置くイースト・アフリカン・シーフェアラーズ・アソシエーションのアンドリュー・ムワングラ氏は、乗っ取りは11日未明、モンバサの沖合い80カイリの海域で発生したと述べた。これまでのところけが人の報告は受けていないとしている。

同氏によると、同海域ではこの週末にかけ10件以上の乗っ取り未遂事件が発生していた。

日本の海運会社が運航する船舶、もしくは日本企業が所有する船舶が乗っ取られる事件は年初から少なくとも10件発生している。





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「海賊に乗っ取られた」、船長がデンマーク軍艦と交信

* 2010年10月12日 12:38 発信地:ブリュッセル/ベルギー

【10月11日 AFP】(一部更新、写真追加)欧州連合(EU)の海賊対策本部は11日、日本の日之出郵船(NYK-Hinode Line)の貨物船「Izumi」(パナマ船籍)が、アフリカ・ソマリア沖で海賊船に乗っ取られたと発表した。Izumiの乗組員はフィリピン人船員20人。

アフリカ沖を航行していた同船から10日、海賊の襲撃を受けたことを示す緊急通報があり、デンマークの軍艦が調査のため現場に派遣された。

同本部によると11日、Izumiの船長がデンマーク軍艦と交信し、海賊に乗っ取られたと述べたという。

現在、Izumiの動きを監視しているフランス軍艦によると、Izumiはソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)の南方沖170海里の位置にいるという。

国土交通省も同日、日之出郵船の多目的船がケニア南部モンバサ(Mombasa)沖で海賊に包囲されたと発表した。

日之出郵船によると、同船は鉄鋼製品を積載して千葉県の君津(Kimitsu)港を出港。シンガポール経由でモンバサに向かっていた。

時事通信(Jiji Press)は、国交省関係者の話として、Izumiを乗っ取った海賊はソマリアに向かっていると報じた。(c)AFP





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海賊が韓国漁船乗っ取り ケニア沖、43人乗り

2010/10/17 18:37

【ソウル=共同】韓国外交通商省当局者は17日、同国釜山の水産会社所属の漁船(241トン)がケニア沖で9日、ソマリアの海賊に乗っ取られたことを明らかにした。聯合ニュースが伝えた。

同ニュースによると、漁船には船長ら韓国人2人、中国人2人、ケニア人39人の計43人が乗り込んでいた。乗組員は現在、ソマリアの首都モガディシオ北方の海賊の本拠地で抑留されている。

今年4月4日にはイラクから米国に向かっていた韓国のタンカー(約31万9千トン)がソマリアの海賊に乗っ取られる事件があったが、韓国人5人とフィリピン人19人の計24人の船員はまだ解放されていない。





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COP10、新興・途上国が先進国に資金支援要望

2010/10/22 13:26

名古屋市で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)は22日午前、作業部会を開き、新興・途上国が先進国に資金支援の具体的な要望を示した。植林や外来種の駆除など多様性を保全する資金として2012年までに少なくとも年間100億ドル、13年から20年までは同300億ドル提供するよう求めた。先進国は支援の必要性を認めているが、具体額への言及は避けた。

作業部会で資金支援を具体的に要求したのはインド。中国やブラジル、マレーシア、ケニアなども先進国による新興・途上国支援の必要性を強く訴えた。

新興・途上国側は、11年から20年を約束期間とする生態系保全目標の実施には資金が不足していると指摘。10年を対象とする現行目標の失敗も原因は資金不足にあると主張、先進国側の増額を要請した。

生態系の保全には、動物の生息地を再生する植林の実施や、保護区の管理費、固有種を駆逐する恐れがある外来種の駆除などで、費用がかかる。また、動植物の生息数を調査する観測機材や、情報を保管するデータベースも必要になる。現在の支援資金額は、政府開発援助(ODA)で年間20億ドルほどとされている。





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ブラスバンドで子どもに将来の機会を、ケニア・スラムの取り組み

* 2010年10月23日 11:59 発信地:ナイロビ/ケニア

ケニア・ナイロビ(Nairobi)のスラム街コロゴチョ(Korogocho)で、ブラスバンド活動を通じて若者たちに貧困から抜け出す機会を与えようとの取り組みが行われている。楽器はすべて借り物で、活動資金の制限からレッスン指導への謝礼金もままならないため、練習は2週間に1回しかできない。それでも25人の子どもたちが、地元の学校を会場に練習に励んでいる。

この取り組み「Ghetto Classics Project(ゲットー・クラシックス・プロジェクト)」は、ケニアで子どもの音楽教育を推進するアート・オブ・ミュージック基金(Art of Music Foundation)と、地元の教会教区で組織するスラム支援組織「Kutoka Network(クトカ・ネットワーク」とが実施するプロジェクト。音楽を通じて得られる精神修養によって生活能力を高め、子どもたちやその出身コミュニティが貧困から脱出する機会を提供することを目的としている。

写真は、地元の学校で練習するブラスバンド・メンバーの子どもたち(2010年10月16日撮影)。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2768625/6350046?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics





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サッカー試合に殺到、ファン7人圧死…ケニア

【ヨハネスブルク支局】ロイター通信などによると、ケニアの首都ナイロビの国立競技場で23日、人気チーム同士のサッカーの試合を見ようとしたファンが入り口に殺到、その場で倒れ、踏みつけられるなどした7人が死亡、30人以上が負傷した。

同国サッカー連盟によると、事故当時、競技場では入場制限措置が取られ、それに怒ったファンが入り口を壊して押し寄せた。試合はいったん中断された後、続行されたという。

同競技場では2005年のワールドカップ最終予選でも同様の事故が起き、1人が死亡した。

(2010年10月24日17時27分 読売新聞)





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インド重電大手、ケニアで変圧器生産

2010/10/25 12:18

【ニューデリー=長沢倫一郎】インド政府系の重電大手BHELはケニアで変圧器の生産に乗り出す。ケニア政府との合弁で工場を設立し、この工場をアフリカ諸国への発電設備の供給拠点とする計画だ。有望市場のアフリカでは中国企業が急速に存在感を高めているが、BHELも現地生産でコスト競争力を強化する。

工場建設は14日にケニアの首都ナイロビで開いた印ケニア合同貿易委員会で明らかにした。電力不足の解消を急ぐアフリカ諸国では火力や水力発電所の建設計画が相次いでおり、BHELはこうしたプロジェクトへの設備納入を目指す。

BHELは海外からの受注を昨年度の357億ルピー(約700億円)から2012年度には1030億ルピーに増やす目標を立て、アフリカを重点市場に位置付けている。同社のケニアへの投資は、資源国が多いアフリカへの関与を強める印政府の戦略の一環でもある。





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消滅寸前の文化遺産:スワヒリの街ラム

National Geographic News

October 25, 2010

ケニア南東部の都市ラム。空から眺めると、密集した屋根がまるで美しいモザイク画のようだ。アフリカ東部で非常に長い歴史を持ち、かつ最高レベルの保存状態を保つスワヒリの町である。ラム旧市街(Lamu Old Town)で最古の地区は12世紀にさかのぼるが、現在でもスワヒリ文化の伝統的な建築様式が見事に息づいており、ユネスコの世界遺産に登録されている。

インド洋に面した小さなラム島にも、さまざまな脅威が迫っている。特に、港湾の建設計画と石油産業向けインフラストラクチャー整備が問題視される。米カリフォルニア州に拠点を置く非営利団体「グローバル・ヘリテージ・ファンド」は、「開発が進むと人口が急激に増大すると考えられ、この地域の文化的・自然的価値に多大な影響を及ぼす恐れがある」と懸念を表明している。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010102502&expand&source=gnews





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ケニア沖で海賊被害相次ぐ LPGタンカーや貨物船

2010/10/25 10:19

【ナイロビ=共同】ソマリア近海で海賊対策を行う欧州連合(EU)部隊によると、ケニア・モンバサの東約90キロの沖合で23日、シンガポール船籍のLPGタンカー「ヨーク」(5076トン)が海賊に乗っ取られた。またAP通信によると、24日朝にはモンバサ沖でドイツの会社が所有する貨物船が海賊被害に遭った。

ケニア沖では今月、東京の日之出郵船の貨物船や韓国人らが乗り組んだ漁船などが、相次いで海賊に乗っ取られている。

同部隊によると、ヨークはモンバサからセーシェルに向かう途中だった。乗組員はドイツ人とウクライナ人2人、フィリピン人14人の計17 人。武器を持った海賊が乗り込んでいるのが、上空から確認されたという。

ソマリアの海賊は現在、今回のドイツの貨物船を除き、乗っ取った19隻の計428人を拘束している。





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携帯電話とマイクロ保険で農家を支援

Ochieng' Ogodo in Nairobi

for National Geographic News

November 1, 2010

2009年の秋、ケニアの農夫ジェーン・ガトーニ氏は携帯電話に送られてきた短いテキストメッセージを見て喜んだ。アフリカのマイクロインシュアランス(小口保険)業者UAPが、その年の干ばつによって収穫が減ってしまったガトーニ氏へ29米ドル(約2300円)を送金したのだ。

ケニアでは、太陽電池式の測候所を利用して気候データを集め、農作物の損失と補償額を査定するという新しい保険プログラムが始まっている。9500 人以上の農家が小口保険を掛けており、ガトーニ氏もその一人だ。

2009年に開始された「キリモ・サラマ(Kilimo Salama:スワヒリ語で“安全な農業”の意)」プログラムは、ケニアの小規模農家に対して「ペイ・アズ・ユー・プラント(pay as you plant:植えた分だけ支払う)」保険を提供している。この保険があれば、収穫に損失が生じても来期に農業を続けられる。

実子1人と孤児2人を育てる彼女が0.8ヘクタールの土地で農業を初めて11年。プログラムが開始されるとすぐに参加した。支払われた保険料は新しい種の購入に使ったという。「素晴らしいアイデアだ。農作物収入がゼロの時でも、補償のおかげで次の農期の仕入れができるので大変助かる」と話す。

キリモ・サラマの基本にはテクノロジーをベースにした新しい手法がある。0.4ヘクタール以上の土地を所有する小規模農家が天候による損失に対して備えられるようになった。

ケニアのナイロビに本拠を置く国際アグロフォレストリー研究センターの土壌科学者キース・シェパード氏によると、アフリカでは雨水に依存した農業が多く、主に鉱業開発などが原因で土壌の栄養分が枯渇したため、過去数十年間で収穫高が減少しているという。

アフリカの土壌は環境変化の影響を受けやすく、持続可能な耕作をしないとすぐに質が低下する。栄養分の不足と当てにならない天候パターンが重なって状況が悪化しているという。

UAPの経営責任者ジェームズ・ワンブグ(James Wambugu)氏は、「キリモ・サラマは保険に変革をもたらすと確信している。農家にとって保険が身近になるはずだ」と語る。「地域の天候状況は測候所のデータから得て、不信感の募りやすい面倒な保険請求手続きを不要にした。マイクロインシュアランスが小規模農家にとって手頃で魅力的になり、ケニアのような発展途上国の保険会社にとっても採算の合う事業になった」。

参加する農家はキリモ・サラマと提携する営農企業、MEA Fertilizersかシンジェンタ東アフリカ(Syngenta East Africa Limited)から多収穫品種の種子、化学薬品、肥料を購入し、価格の5%分の保険料を支払う。両社も農家と同額の5%分を負担し、プログラムの費用を賄うために必要な10%の保険料をカバーする。

スイスに本拠を置くシンジェンタ持続可能農業財団と、ケニアの携帯電話サービス会社Safaricomも提携企業として参加している。

農家が2社のどちらかから資材を購入する際に、カメラ付き携帯電話で特殊なバーコードが読み取られる。瞬時にSafaricomのネットワークを通じて UAPの保険契約に登録され、シンジェンタ財団が開発した最先端の携帯電話アプリケーションによって、農家の携帯電話に保険契約を確認するテキストメッセージが送信されるという。

農家は参加にあたり、ケニア国内の30カ所の太陽電池式測候所の1つに登録する。各測候所は半径15〜20キロの範囲を観測している。

ケニアのナンユキに本拠を置く「乾燥・半乾燥地域開発に関する研修・総合研究センター(CETRAD:Centre for Training and Integrated Research in Arid and Semi-arid Lands Development)」のフィリップ・クング(Philip Kungu)氏によると、太陽電池式の自動測候所にはセンサー付き雨量計が設置されており、そこから情報が遠隔伝送装置に送られる。伝送装置には中央データセンターと情報の送受信を行うSafaricomのSIMカードが装着されている。

作物生産に必要な雨量と自動測候所の測定データに基づいて、システムが深刻な干ばつや過度の降雨の有無を計算する。計算結果は農家が作物の損失に対する補償を受けるための証明となる。農家は保険料の受け取りが決定すると携帯電話による送金システムで支払いを受ける。農作物の被害状況を実際に見せる必要はない。

Safaricomの最高技術責任者ジョン・バロロト(John Barorot)氏は、「雨不足や過度の降雨による作物の損失を判定できる非常に革新的な手法だ」と話す。バロロト氏は、近い将来ケニアで5万人の農家が参加すると見込んでいる。「これまで農家は、雨が降っても心配そうに空を見つめるしかなかった。私たちは逆に、雨を利用してこの革新的な保険プログラムを生み出した」と同氏は述べている。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101101001&expand&source=gnews





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言語の復活でアイデンティティーを救え、ケニアのヤーク人たちの闘い

* 2010年11月23日 19:00 発信地:ドルドル/ケニア

【11月23日 AFP】ケニア山(Mount Kenya)のふもとのアカシアの木の下で、伝統的な布をまとった6人の老人が集まり、ヤーク語で世間話をしている。彼らはヤーク語の最後の担い手たちだ。

ヤーク語が絶滅しても、おそらく紙面をにぎわすことはないだろう。ユネスコ(UNESCO)によると、過去3世代の間に世界で200以上の言語が絶滅した。絶滅の危機にひんしているものは2500言語にのぼる。

歯が抜け落ちてしまったかなりの高齢者も含まれる6人は、ヤーク語が生き残れるよう全力を尽くすことを心に誓っている。ジョハナ・サロネイ・オレ・マトゥンゲ(Johana Saroney Ole Matunge)さん(87)は、「われわれの世代が消える前に知識を子孫に継承する必要がある」と語った。

■20世紀にマサイ人に同化

ヤーク人はもともと森の中の洞くつをすみかとする狩猟採集民で、養蜂も営んでいたが、20世紀に他部族と混交するようになって生活様式が一変した。

1930年代からは、勇猛な戦士として知られるマサイ(Maasai)人の文化に同化した。牧畜を営むようになり、マサイ人がまとっているような赤いチェック柄の布を身につけるようになった。

この過程で、クシ語派のヤーク語とは根本的に異なるナイロティック語系のマサイ語(マー語)が好んで使われるようになった。背景には、自分たちがマサイ人より劣っているという意識があった。

ヤーク人が自分たちのアイデンティティーを叫ぶようになったのは、つい最近のことだ。

「われわれは社会からつまはじきにされ、マサイからはアイデンティティーを持たない人間と見なされてきた。われわれは一体何者なのかと、自分に問いかけた」と、元小学校教師のマナセー・マトゥンゲ(Manasseh Matunge)さん(48)は振り返った。

■ヤーク語の復活がもたらすもの

ヤーク語を復活させる試みは、1960年代後半、ナイロビ大(Nairobi University)の客員教授だったドイツ人言語学者ベルント・ハイネ(Bernd Heine)によって行われた。ヤーク人を大学に連れてきて、ヤーク語を教えさせたのだ。しかしこのヤーク人はわずか2週間後に姿を消してしまった。犯罪に巻き込まれて命を落としたと見られている。

長い空白期間の末、2004年になって、オランダの言語学者のチームが、ヤーク語のマニュアルを完成させた。

前述のマナセーさんは、地元の学校で週1回ヤーク語を教えている。だが、比較的若いマナセーさん自身はヤーク語があまり流ちょうではなく、生徒に教えるのは基本的な語彙に限られている。

2009年には養蜂の道具などを展示する小さな博物館も作られた。「マサイ族はハチを怖がるんですよ」とマナセーさんは笑う。博物館はできたが、オランダの言語学チームが6年前に「本物のヤーク語」の最後の話者として特定した3人は、すでに亡くなっている。

しかしユネスコは絶滅した言語を生き返らせることは可能だとしている。それを目指しているヤーク人コミュニティーは、老人たちによるヤーク語教室開設の資金をフランス大使館に拠出してもらうことに成功した。

言語がよみがえることで、ヤーク人はアイデンティティーを取り戻し、ひいては現在森林省が管轄している「自分たちの」ムコゴド(Mukogodo)の森を取り返すことも可能になるかも知れない。

3か月前に公布されたケニアの新憲法は、先祖代々の土地に対する先住民の権利を認めている。ヤーク人は文化的アイデンティティーが武器になるということを学んだのだ。(c)AFP/Boris Bachorz





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オバマ米大統領が「イスラムに改宗するように」祈った、祖母語る

* 2010年11月27日 19:47 発信地:リヤド/サウジアラビア

【11月27日 AFP】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の祖母で、ケニア人のイスラム教徒であるサラ・オマー(Sarah Omar)さん(88)が、今年行ったイスラムの聖地メッカ(Mecca)への巡礼(ハッジ)で、オバマ氏が「イスラム教へ改宗するよう祈った」と語った。現地紙アルワタン(Al-Watan)が25日、報じた。

ハッジを終えたオマーさんはジッダ(Jeddah)でアルワタンの取材に応じ、「孫のバラクがイスラムに改宗してくれますようにと祈りました」と明かした。同紙によるとオマーさんは、オバマ大統領のおじにあたる息子のサイード・フセイン・オバマ(Saeed Hussein Obama)氏と孫 4人とともに巡礼を果たした。

また、オバマ氏のことで自分が語るのはハッジなどに関することだけで、オバマ氏の政治については話すことはないと述べた。

オマーさん家族のハッジは、サウジアラビア政府の招きで実現したものとみられ、サイード氏はアブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdul-Aziz)国王に感謝の言葉を述べた。

米国の8月の世論調査では、国民の約5人に1人がオバマ大統領はイスラム教徒だと考えていることが示されているが、ホワイトハウスは一貫してこれを否定し、オバマ氏は「敬虔なキリスト教徒だ」と発表している。(c)AFP





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英国で飼育のチーター2頭、ケニアのサバンナへ

2010.11.29 Mon posted at: 16:04 JST

ロンドン(CNN) 英国内の野生動物公園で飼育されているチーターのオスとメスそれぞれ1頭が、来年早々にもケニアのサバンナ(草原)に放されることになった。野生に復帰して繁殖することが期待される。

オスは3歳のボウマニ(マラウイ語で戦士の意味)で体重85キロ、メスは生後12カ月のジナ(スワヒリ語で美女の意味)で体重50キロだ。ボウマニはすでに、野原でウサギを追う訓練などを始めている。

イングランド南東部ケント州のイーグルハイツ野生動物公園で飼育を担当してきたジョナサン・エイムズさんによると、このような形でチーターを放すのは初めての試み。「野生に復帰できなければ、チーターを人工飼育する意味がない」と、成功に期待をかける。

エイムズさんらは、ケニアのツァボ国立公園に隣接する約200万平方メートルの区域を借り受ける交渉を進めている。来月にはケニアの首都ナイロビを訪問し、計画について同国当局と話し合う予定だという。

チーターは1900年代初頭には少なくとも44カ国で計10万頭が生息していたと推計されるが、現在は約1万から1万2500頭がアジア、アフリカ地域に、約100頭がイランに生息するとみられている。





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喜びや楽しさ引き出したい 新人先生のための「国際教育」

2010年12月 9日号

市内の小・中学校に今年新たに赴任した1年生教師を対象とした初任者研修講座「国際教育」が、先月25日と30日に市総合学習センターで行われた。

30日の研修には約65人の教師が参加。参加者は5つのグループに分かれ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィリピンなどの文化・言語が体験できる各ブースを見学。最後にはTURIZAと呼ばれるケニアのダンスを踊り、親交の輪を深めた。

今回の講座では、市内の小・中学校に所属する14人の外国人英語指導助手がブースでの企画を主催。普段は授業を行う側の参加者からは「学習活動の中で、喜びや楽しさを引き出すことがどれだけ大切かがわかった」と今回のプログラムが参考になった様子。一方で、「もっと勉強して国際的な視野と感覚を持った子どもたちを育てていきたい」と新たな情熱が芽生えていた。





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eye:ナイロビ・スラムの小学校 貧困脱出へ、学ぶ

明かりも教科書もない教室で授業を受ける子どもたち。彼らにとっては黒板と先生の言葉だけが全てだった。

ケニアの首都ナイロビのダンドーラ地区に広がるスラムに「エバズデイ・ジュニアスクール」という小学校がある。子どもたちは、普段見ることのない外国人である私を、珍しさと興味を持った顔で迎えてくれた。

低学年の教室では、歌詞に合わせて手を動かしながら楽しそうに歌う姿に、思わず私の表情も緩んだ。一方で、生徒が増えると机と椅子を片付け、床に座って授業を進めざるを得ない学校側の現実も見えた。

この小学校に通うのは、スラムの中でも特に貧しい家庭の子どもたちだ。学費は月に50シリング(1シリング=約1円)だが、ゴミ拾いをさせた方が家計の助けになるため、親は学校に通わせたがらないという。

「学校に行かないと将来、今よりひどい状況になる。10年後にもっと稼げる子にしよう」。自身もスラム出身のデイビット・ジョナサン・オキウィリさん(28)や教師が、各家庭に何度も足を運んで保護者を説得する。

外部からの援助がほとんどない中での運営は厳しい。それでも貧しさが生む悪い連鎖を断ち、子どもたちに少しでも明るい将来をと奮闘する教師の姿。そして、彼らに温かく見守られている子どもたちの表情に、一筋の光が差しているのが見えたような気がした。<写真・文、三浦博之>

◇「みんなが自立できる社会を」

オキウィリさんたちはスラムの中でも特に学校に通わせることが難しい経済環境の家庭の子どもたちを探す。学費を払えない保護者たちのために学費を稼ぐための支援をし、自分たちの力で子どもを学校に行かせるようにするのが目標だ。

保護者は週に1度、小学校でお土産のアクセサリーなどを作る訓練を受ける。完成品を同校の卒業生が街で売り、その収益を学費に回して子どもたちを学校で学ばせるという仕組みだ。オキウィリさんは「みんなが自立していけるような社会をつくりたい」と話す。

「エバズデイ・ジュニアスクール」は教師7人が175人の子どもたちに英語、スワヒリ語、算数や美術など7教科を教えている。授業料はスラムにある他の小学校に比べて安く、給食費は無料。電力配給で生計を立てるオキウィリさんと、その意思に共感した仲間が寄付する5000シリング(1カ月)、そして各家庭が支払う50シリング(同)で運営されている。

毎日新聞 2010年12月9日 東京夕刊





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「毛むくじゃらの」希少バエ、60年ぶりに再発見 ケニア

* 2010年12月10日 18:26 発信地:ナイロビ/ケニア

【12月10日 AFP】ケニア東部のウカジ・ヒル(Ukazi Hill)の岩場で、世界でも極めて珍しい「毛むくじゃらの」ハエが約60年ぶりに再発見されたと、科学者グループが8日発表した。

このハエが過去に採集されたのは1933年と1948年の2回だけで以来、目撃証言が途絶えていたこともあり、科学者らは声明で「世界中の昆虫博物館が喜びにわいている」と述べた。

このハエ(学名:Mormotomyia Hirsuta)は、洞窟(どうくつ)状になった岩の裂け目の中で発見された。「見た目はクモのようで奇妙な風体。体は比較的大きく、オスの脚の長さは伸ばすと1センチ以上ある。全身黄色い毛で覆われており、目は小さく、役立たずの羽を持っている」と表現されている。

このハエは飛行できないため、生息地はウカジ・ヒルの小さなエリアに限られている可能性が極めて高いという。

研究を率いたナイロビ(Nairobi)の国際昆虫生理生態学センター(ICIPE)のロバート・コープランド(Robert Copeland)博士は、「(生息地がウカジ・ヒルに限られる場合)ウカジ・ヒルが国家遺産に指定されて適切な保護活動が行われるのが望ましい」と話している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2778622/6562643





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乾きと命:貧困の街で/上 HIV陽性での出産

◇感染より生活心配

急速な経済発展を象徴するように、高層ビルが建ち並ぶ東アフリカ最大の都市ナイロビ(ケニア)。その一角に、土壁のバラックが軒を連ねる地区がある。キベラスラム。ケニアの農村部は干ばつなどの異常気象で打撃を受け、生活できなくなった人々が流入して人口が急増している。水道やガスさえ通らず、路上のごみが異臭を放つ貧困の街で、懸命に生きる人々の姿を報告する。

産院のベッドで体重3200グラムの女児が生まれた。呼吸状態が悪く、スタッフが慌てて処置にあたる。5分後、女児は目と口を大きく開けて「ギャー」と泣き始めた。母親は汚れたTシャツ姿の女性。安心した様子はなく、表情に拭えない影があった。

ユニス・アチェンさん(24)。スラムで5歳の娘と暮らし、小魚を売る。この日は、市場に仕入れに向かう途中で産気づいて倒れ運び込まれた。2カ月前、エイズウイルス(HIV)感染を宣告された。同居していた女児の父親はそれを聞いて姿を消したという。

ユニスさんは身の上を語り始めた。ケニア西部生まれ。学校に通えず、子守をしていた15歳の時、気の毒に思った親類の女性が、ユニスさんをナイロビに呼び寄せ、家政婦にした。しかし女性の夫から性的虐待を受け、家を飛び出した。流れ着いたのがキベラスラムだった。

取材中、産院のスタッフがHIVの再検査に訪れた。結果はやはり陽性。感染した原因は分からないという。眠る女児の顔を見つめ「この子は大丈夫だと信じたい」とつぶやく。ユニスさんにはHIV感染よりも今後の生活が心配だ。日収は20ケニアシリング(日本円で約20円)。半分を使って買うトウモロコシ3本が一日の食事という。「明日にも仕事を始めなければ、子どもに食べさせる物がない」と頭を抱えた。

国連機関「国連合同エイズ計画」によるとケニアの09年のHIV感染者数は150万人で、新規感染者数は11万人に上る。生活が貧しく治療を受けられない患者が多く、死者は年間に約8万人とされる。【遠藤孝康】

◇「難民救援金」協力を

災害や戦争、貧困などで苦しむ子どもたちを支援する海外難民救援金を募集しています。郵便振替または現金書留で送金いただくか、直接ご持参ください。なお、物資はお受けできません。紙面記載で「匿名希望」の方はその旨を明記してください。〒100−8051 東京都千代田区一ツ橋1の1の1 毎日新聞東京社会事業団「海外難民救援金」係(郵便振替00120・0・76498)

毎日新聞 2010年12月13日 東京夕刊





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乾きと命:貧困の街で/中 途方に暮れる母

◇支援、受け方知らず

3床だけの分娩(ぶんべん)室に次々と妊婦が運ばれ、新生児が生まれる。ケニアの首都ナイロビのキベラスラム内のフレパルス産院は、スラムの人口急増の現場だ。女性スタッフは「今朝は1分ごとに4人が生まれた」と汗を拭った。

出産を終え、病棟で休む母親たちの表情はさまざまだ。結婚4年目で待望の初子を産んだベルマ・コバさん(23)は「もう(子どもは)あきらめていたから奇跡みたい」と眠る男児を幸せそうに見つめる。双子を産んだアイリーン・ナトゥンゴさん(35)は途方に暮れていた。「4人の息子を残して夫は死に、この子たちの父親とも別れた。私一人で養わなきゃいけないのに双子だなんて……」

出産の翌日、HIV感染者のユニス・アチェンさん(24)は産院から自宅に戻った。家の外で走り回る娘シェリルちゃん(5)の姿を2日ぶりに見て「昨晩は娘が心配で眠れなかった」とほっとした表情を浮かべた。

トタンを打ち付けただけの自宅は3畳しかなく隣のごみ捨て場から真っ黒な水が流れ出す。家賃は月1000ケニアシリング(日本円で約1000円)。他の家より高い。家主に足元を見られている可能性もあるという。

スラム内の診療所ではNGO「国境なき医師団」がHIV感染者にエイズ発症を抑える薬を無料で配る。だがユニスさんは診療所に通っていないため薬を処方されていない。長年キベラスラムに通い貧しい子どもを支援する日本人女性、早川千晶さん(44)は「ユニスさんは小学校さえ卒業しておらず、周囲の助けもないため、どうすれば支援を受けられるのか分かっていない。スラムでは教育をまともに受けていない人が多く貧困の悪循環を生んでいる」と話す。

出産1カ月半後。ユニスさんの生活支援に乗り出した早川さんから悲報が届いた。「アニャンゴちゃん(ユニスさんの赤ちゃん)が昨夜亡くなりました。下痢が続き、本当にあっけなく死んでしまいました」【遠藤孝康】

◇「難民救援金」協力を

災害や戦争、貧困などで苦しむ子どもたちを支援する海外難民救援金を募集しています。郵便振替または現金書留で送金いただくか、直接ご持参ください。なお、物資はお受けできません。紙面記載で「匿名希望」の方はその旨を明記してください。〒100−8051 東京都千代田区一ツ橋1の1の1 毎日新聞東京社会事業団「海外難民救援金」係(郵便振替00120・0・76498)

毎日新聞 2010年12月14日 東京夕刊





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乾きと命:貧困の街で/下 ストリートチルドレン

◇「学校に行きたい」

気温10度近くに下がるケニアの首都ナイロビの夜。キベラスラムに隣接する大型スーパーマーケットの駐車場の外には、厚着をした少年数人がたむろする。買い物を終えた客が駐車場に現れると、柵の外から手を差し出して食料品を乞う。ストリートチルドレンたちだ。毛糸の帽子をかぶったギリオン・マカンガ君(13)は言う。「夜は路上で布を敷いて寝る。実は高学年まで小学校に通っていたんだ。親の事情で家から追い出された」。流ちょうな英語で話す。

キベラスラムには私設学校が複数あるが、学費を払えないストリートチルドレンを受け入れる学校はほとんどない。昼間、スラム周辺の露天市場脇には、学校に通わない少年たちが集まる。

年上の仲間たちと談笑していたのはモハメッド・ムエッティ君(10)。厚手の上着姿なのに裸足だった。「靴を盗まれた。新しいのが欲しいけど、お金がない」と話す。取材中、突然黒い布を自分の唇に押し当てた。吸っていたのは布に浸したシンナー。すぐに目の焦点が合わなくなり、辺りを歩き始めた。

スラムで貧しい子どもたちのための学校を運営する早川千晶さん(44)は言う。「シンナーで空腹や寒さ、悲しみさえ分からなくなる。心の苦しさを忘れるためになけなしのお金でシンナーを買ってしまうんでしょう」

ピーター・ジョン君(12)は市場のごみ捨て場で、ひとり黙々とプラスチックや鉄くずをスーパーの袋に拾い集めていた。1キロ分で10〜12ケニアシリング(約10円)。「1日数回、問屋に持ち込んで、やっと食費を稼げる」と話す。

父が数年前に病気で亡くなり、母は仕事をせず、昼間から酒に浸るようになったという。将来の夢を尋ねると、「体操選手になりたいんだ」と答え、側転してみせた。ごみ拾いを始めて2年。「もうこんな生活は嫌だ。人生をやり直したい。キベラを抜け出して、ちゃんと学校に行きたい」【遠藤孝康】

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◇「難民救援金」協力を

災害や戦争、貧困などで苦しむ子どもたちを支援する海外難民救援金を募集しています。郵便振替または現金書留で送金いただくか、直接ご持参ください。なお、物資はお受けできません。紙面記載で「匿名希望」の方はその旨を明記してください。〒100−8051 東京都千代田区一ツ橋1の1の1 毎日新聞東京社会事業団「海外難民救援金」係(郵便振替00120・0・76498)

毎日新聞 2010年12月15日 東京夕刊





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ケニア:「大暴動主導は人道に対する罪」 副首相らの召喚請求−−ICC検察局

【ブリュッセル福島良典、ヨハネスブルク高尾具成】オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)検察局は15日、07年末のケニア大統領選後に発生した暴動を首謀し「人道に対する罪」を犯したとして、ケニヤッタ副首相兼財務相ら同国現職閣僚を含む6人の召喚状発行をICC裁判部に請求したと発表した。有力政治家が暴動責任者と名指しされたことで、12年に次期大統領選を控えるケニアの内政に大きな影響を与えそうだ。

ケニヤッタ副首相はケニヤッタ初代大統領の息子。召喚請求されたのは他にルト高等教育・科学技術相(汚職疑惑で停職中)、コスゲイ産業化相ら。次期大統領選では、オディンガ首相とケニヤッタ、ルト両氏の計3人が有力候補とみられている。

ICCのモレノオカンポ主任検察官は15日会見し、6人が自主的に召喚に応じなければ逮捕状が請求されると述べた。また、大統領選を争ったキバキ大統領とオディンガ首相を訴追するに足る証拠は見つからなかったと語った。

英BBC放送によると、ケニヤッタ副首相は15日、無罪を主張した。キバキ大統領は国内法廷を設置して暴動責任者を裁く意向を示しており、6人がICCに出頭するかどうかが今後の焦点だ。

07年12月の大統領選では一騎打ちとなったキバキ大統領とオディンガ首相の両陣営が対立。「不正選挙」を主張したオディンガ氏支持派がキバキ大統領の出身民族を襲撃するなどして暴動が起き、1200人以上が死亡、50万人以上が国内避難民となった。

両派は、国連の仲介で08年4月にオディンガ氏を新設の首相ポストにすえた連立政権を発足させた。ケニア政府はその後、「真実正義和解委員会」を設置して調査を行い、暴動に関与した疑いがある約20人の人物リストを作成。調査結果はICCに渡され、判断が委ねられていた。

毎日新聞 2010年12月16日 東京夕刊





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ラブケーキプロジェクト:ケーキ1人分で途上国の子供を支援 20都道府県・110店が参加

国際NPO「ワールド・ビジョン・ジャパン」は、パティシエが作るオリジナルのケーキで途上国の子供たちを救うプロジェクト「LOVE CAKE PROJECT(ラブケーキプロジェクト)」を実施する。プロジェクトに参加するパティシエを全国から募っており、8日現在で20都道府県110店からパティシエの参加が決定している。 

プロジェクトは、参加したパティシエが1人分欠けたオリジナルのホールケーキ「ラブケーキ」を作って通常のホールケーキの価格で販売。欠けた1人分のケーキの金額を集めて、「ワールド・ビジョン・ジャパン」がケニアで展開している食糧支援に活用する。09年は首都圏の7人のパティシエが参加して、303台の「ラブケーキ」を販売、募金総額は9万273円となり、国連世界食糧計画(WFP)と共同してケニア北部のツルカナ県、マルサビット県、モヤレ県、サンブル県でとうもろこし、大豆、油、豆類などを配布するなどした。

参加するパティシエの店舗、ケーキの仕様や価格、販売期間、寄付金額などは同NPOのホームページで紹介されている。(毎日新聞デジタル)

2010年12月21日 17時01分





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ケニアでバス爆発 犯人はソマリア武装勢力に関連か

2010.12.22 Wed posted at: 19:30 JST

(CNN) ケニアの首都ナイロビの中心街で20日、隣国ウガンダ行きのバスが爆発し、犯人とみられる男(35)が死亡、乗客少なくとも40人が負傷した。ケニア警察の報道官は22日、男がソマリアのイスラム武装勢力アルシャバブとつながっていたとの見方を示した。

バスはウガンダの首都カンパラ行きで、乗客の大半は休暇で帰省するウガンダ人だった。男は落ち着かない表情で荷物の検査を拒否し、警官との口論の末、持っていたかばんを落とした。この時点でかばんに入っていた爆弾が爆発した。共犯者がいたかどうかは明らかでない。

アルシャバブは国際テロ組織アルカイダとの関連が指摘される反政府組織で、アフリカ連合(AU)のソマリア平和維持部隊に派兵するウガンダ、ブルンジへの攻撃を予告してきた。7月にはカンパラのレストランでサッカー観戦客ら70人以上が死亡した連続爆弾テロで犯行声明を出した。

ケニア、ウガンダ両国は休暇で旅行者が増えるシーズンを控え、国境沿いなどの警備を強化していた。





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途上国の貧困層ビジネス、官民で開拓 JICA

伊藤忠・三洋など20事業に資金支援

2010/12/28 13:38

日本政府は民間企業などと連携し、アジア、アフリカなどでの貧困問題の解決に向けた低所得者層向けビジネスの事業化支援を本格化する。国際協力機構(JICA)が資金支援の第1弾として、伊藤忠商事や三洋電機などが手掛ける計20事業を選んだ。1件につき最大5000万円を支給し、貧困層の需要の把握や地元企業の発掘など事業化に向けた事前調査を支援する。来年度以降も年2回ずつ事業選抜し、現地での事業化を後押しする。

途上国などで年間3000ドル(約25万円)未満で暮らす層はBOP(ボトム・オブ・ピラミッド)と呼ばれ、同層の潜在的市場規模は5兆ドル(約410兆円)に上るとされる。ただ、欧米企業に比べ日本企業は出遅れていた。

JICAは今年8月から10月にかけて事業化調査の支援制度を利用したい企業を公募。商社や家電メーカーなど計124社から92件の応募があり、うち20事業を選抜した。伊藤忠商事はインドで飲料水の浄化剤販売や浄化装置の設置に乗り出す。三洋電機はケニアでソーラーランタンのレンタルや販売のビジネスモデルの開発に取り組む。味の素はガーナで、離乳期の栄養サプリメントの開発・普及の事業化を目指す。

JICAによると、(1)貧困問題解決につながる(2)事業化のメドが立っている(3)現地の環境に配慮し、現地の流通事業者を活用できる−−などを勘案し選考した。JICAはこれまで、途上国での非政府組織(NGO)による草の根支援などは行ってきたが、営利が絡む企業活動に資金提供するのは初めて。

この分野では欧米企業が先行しており、例えば英蘭ユニリーバは、インド農村部でシャンプーを安く小分けにし現地の女性を通じて販売、雇用も創出している。

JICAは昨年、有識者からなる「BOPビジネス研究会」を立ち上げ、日本企業の参入に向けた検討を続けてきた。「日本ではもう古くなった技術や、開発しても日の目を見なかった技術でも途上国では需要がある」(民間連携室)といい、来年度以降の事業化調査選考に向け、地方の中小企業からの応募にも期待を寄せている。

日経新聞ウェブ版





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オレこそエースだ 

第87回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は1月2、3日、東京・大手町の読売新聞旧東京本社(建て替え中)前から箱根・芦ノ湖を往復する10区間217・9キロで行われる。優勝争い、シード争いを大きく左右するのが、各チームのエースたちの活躍。5区で2年連続区間新をマークした東洋大・柏原竜二(3年)ら学生長距離界を代表するスピードランナーたちは、母校の名誉と自らのプライドをかけて、火花を散らす。

集大成「主将の走り」…山梨学院大 高瀬無量(4年)

4年連続となる箱根路を、今大会は主将として迎える。「主将の走りは、重要な部分を占める」。大学生活最後のレースで、集大成となる走りを見せる覚悟だ。

全日本駅伝ではシード権を逃した。「この悔しさは箱根で晴らすしかない」と、全日本の出場権を得られる総合3位以内を、チームの目標に定めている。自身は各校のエースが集う2区を2年連続で走る。「注目されている選手が多い中で区間賞をとり、目標とする総合3位以内に貢献したい」と力強く言い切る。

過去3年の箱根路で、特に忘れられない思い出がある。2年時は、5区を走って区間22位。「がむしゃらさがあだになった」という走りを終えた時、絶望的な気分を味わった。だが、「そこから自分の陸上に対する姿勢が変わった。あのレースがなければ今の自分はない」と今は思える。

「ピークをしっかり仕上げていきたい。そうすれば、持っている力は出せる」。主将でエースの大黒柱は、自信に満ちている。

学生駅伝3冠へ、自信の脚力…早大 矢沢曜(3年)

前々回は1区区間賞。再び1区を走った前回は2分8秒も縮めて堂々の2位。3年生になった今回は、3区で一回り成長した姿を披露するつもりだ。

実績と将来性を買われ、3月に行われた日本陸連主催のニュージーランド合宿に、東洋大の柏原らと共に参加した。8月には実業団の欧州遠征にも帯同し、トラックで脚力に磨きをかけた。「高いレベルの選手と競い合えたことで、目指すべき世界を見ることができた。学生の枠にとらわれてはいけないと思った」と、収穫を口にする。

疲れの残る中、9月の日本学生対校5000メートルで2位に入ると、10月の出雲駅伝でも1区を制すなど、有言実行してみせた。ただ、11月の全日本駅伝は1区で9位と低迷。レース続きで腰を据えた練習が積めなかったのが原因だが、渡辺康幸監督は、「彼は同じ失敗はしない。今度は大丈夫」と、信頼は揺るがない。

チームは史上3校目となる学生駅伝3冠がかかるが、「任された区間で最大限の力を出すだけ。プレッシャーを力に変えて走りたい」。早大のエースは、静かに闘志を燃やしている。

古豪復活へ静かな闘志…明大 鎧坂(よろいざか)哲哉(3年)

「明大復活」の鍵を握るエース。そう呼ばれる重圧と格闘してきた。気持ちを前面に出すタイプではないが、重い責任を受け入れ、今は「箱根でもやれると思う」と静かに闘志を燃やしている。

広島・世羅高では全国高校駅伝を制し、初の箱根は1年ながら1区3位、前回も3区で3位。力のある4年生が抜けた今季、自然とチームの中心になった。4月には世界大学クロカンで優勝し、「スピード感を肌で感じ、成長できた」。10月の出雲駅伝では3区2位と実力を発揮し、箱根に向けて上り調子に見えた。

だが、出雲直後、蓄積していた股関節の痛みが悪化。11月の全日本は故障を抱えた状態で臨んだが、エースの意地をここで見せた。2区で区間賞の快走。全日本後には疲労から帯状疱疹に見舞われたが、逆境で精神を鍛えてきた。

東洋大の柏原竜二、東海大の村沢明伸の名を挙げ、「負けたくない」と対抗意識を隠さない。たくましさを増した鎧坂が、古豪の誇りを背負って駆ける。

負けてもがいて 「3度目」挑む…東洋大 柏原竜二(3年)

目には涙が浮かんでいた。11月7日の全日本駅伝。1区の設楽啓太(1年)が首位で運んできたタスキを受けて走り出したが、ペースが上がらない。2区で区間4位にとどまり、早大との差をつめられ、逆転の足がかりを与えてしまった。「ふがいない。せっかく1年生が良いスタートを切ってくれたのに、申し訳ない」と声をつまらせた。

その敗戦を逆に好機と捉えていたのが、柏原を1年生のころから見ている佐藤尚コーチだ。「負けて燃えるものがある。これでいいんじゃないか」と内心考えていたという。

コーチの思惑通り、エースは調子を上げてきた。全日本の後は、ロードでの練習を多くしたり、全体練習後に個人でプラスアルファの練習をしたり、「もがく」ことを意識した。そんな泥臭い練習が、苦行のような山登りの快走につながる。

5区の区間記録を前々回は1時間17分18秒に、前回は1時間17分8秒に更新。酒井俊幸監督は今回も柏原を5区に起用し、「(記録更新は)あり得ると思う。本人は16分台を出してみたいと言っているので」と期待する。

本人は「区間新は(気象など)条件的なものもあるので分からないが、それに近いタイムでは絶対に走りたい」と闘志を燃やす。今季は調子が上がらずに苦しんだ。屈辱も味わった。しかし、その苦難を乗り越えた。3度目の5区で箱根の峠を越えた先に、どんなゴールが待ち構えているだろうか。

芽生えた自覚、記録も成長…駒大 上野渉(2年)

大八木弘明監督から常々、「エースとしての自覚を持て。練習でも試合でもチームを引っ張れ」と言われている。箱根駅伝で再び頂点に立つためには、その成長が欠かせない。2年生エースには大きな期待がかかっている。

宮城・仙台育英高3年の時に出場した全国高校駅伝で、エース区間1区の区間賞を獲得。「駒大なら、もっと成長できる」と入学した。故障もなく、順調に走り込めた今季は、体幹がしっかりして、脚筋力もアップ。7月に5000メートルで13分47秒10の自己ベストをマークしたが、そのスピードに加え、長い距離にも対応できるスタミナも身につけた。

10月の出雲では5区で区間新を樹立し、チームが2位に入った11月の全日本は、志願してエース区間の2区を走り、目標をクリアする区間5位。「ほかのチームと勝負できることがわかった」と手応えをつかんだ。

前回の箱根は、全日本の後の合宿で右ひざを痛めた影響で、出場できなかった。大会当日、寮や沿道でレースを見ていたら、悔しさがこみ上げてきたという。胸に期するものがある今大会。「自分の実力をしっかりと出し切りたい」と思っている。

「上りも下りも自信ある」…拓大 ジョン・マイナ(1年)

10月の予選会を全体のトップで駆け抜けたかと思えば、風邪で点滴を打って臨んだ11月の1万メートル記録会でも27分53秒50の好記録。ケニアからやってきた20歳の進化は止まらない。絶対的な力を持つ1年生エースは、「駅伝はみんなで力を合わせなければ勝てないが、僕は拓大を1番にするために走るだけ」。大舞台を目前にしても、臆するところがない。

1メートル86の長身から繰り出すストライドの大きな走りが特長。「トラックもロードも、上りも下りも全部自信がある」と、将来の五輪出場を目標に置くルーキーは、走るのが楽しくて仕方ない様子だ。実業団などで指導経験が豊富な岡田正裕監督も、「どれだけの能力を持っているか計り知れない」。一流ランナーを育ててきた指揮官をもうならせる。

各校のエースが集う2区を走ることは、本人の希望でもある。「1時間6分を切りたい」とケニアの先輩、モグスが前々回に出した区間記録更新を意識する。宣言通りの快走を見せれば、チームに大きな弾みをつけることになる。

(2010年12月30日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/sports/ekiden/2011/feature/ek_fe_20101230_01.htm





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ケニアの死刑囚、大腸に携帯電話を隠す

2010年12月31日 15:30 発信地:ナイバシャ/ケニア

【12月31日 AFP】ケニアで死刑囚が大腸の中に隠していた携帯電話を摘出する手術が行われた。刑務所看守が22日、語った。

手術は21日夜、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)の北西にあるナイバシャ(Naivasha)の病院で行われ、死刑囚の腸からビニール袋に入った携帯電話が摘出された。

携帯電話が大腸に隠された経緯は分かっていない。刑務所長は、記者団に「携帯電話が体の中にあった。刑務所内にいったいどれほどの物を持ち込むことが可能なのか、不安になった」と語った。

刑務所での金属探知機による検査で同死刑囚から金属反応があり、看守らが身体検査したが何も見つかなかった。そこでレントゲン検査をしたところ、大腸に携帯電話があるのを発見したという。医師は1か月前から腸の中にあったとしている。(c)AFP



*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

UP:2010 REV: 20161025
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