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アフリカ Africa 2010 5月


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アフリカアフリカ Africa 2016


おかねおくれ


作成:斉藤龍一郎
 *(特活)アフリカ日本協議会事務局長

アフリカ日本協議会(AJF)2010
HIV/AIDS 2010
グローバル・エイズ・アップデイト
Gender in Africa
アフリカの子ども
アフリカ障害者の10年
アフリカ開発会議(TICAD)
気候変動とアフリカ
アフリカと中国
アフリカとスポーツ
アフリカの食料・農業問題
アフリカの石油、資源
アフリカの保健・医療
アフリカのICT
ケニア共和国 Republic of Kenya 大統領選挙と騒乱
ソマリア海賊対策と自衛隊派遣問題
アルジェリア民主人民共和国アンゴラ共和国ウガンダ共和国エジプト・アラブ共和国エチオピア連邦民主共和国エリトリア国ガーナ共和国カーボヴェルデ共和国ガボン共和国カメルーン共和国ガンビア共和国ギニア共和国ギニアビサウ共和国ケニア共和国コートジボワール共和国コモロ連合コンゴ共和国コンゴ民主共和国サハラ・アラブ民主共和国サントメ・プリンシペ民主共和国ザンビア共和国シエラレオネ共和国ジンバブエ共和国スーダン共和国スペイン領カナリア諸島スワジランド王国セーシェル共和国赤道ギニア共和国セネガル共和国ソマリア民主共和国タンザニア連合共和国チャド共和国チュニジア共和国中央アフリカ共和国トーゴ共和国ナイジェリア連邦共和国ナミビア共和国ニジェール共和国ブルキナファソブルンジ共和国ベナン共和国ボツワナ共和国マダガスカル共和国マラウイ共和国マリ共和国南アフリカ共和国南スーダン共和国モーリシャス共和国モーリタニア・イスラム共和国モザンビーク共和国モロッコ王国リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国)リベリア共和国ルワンダ共和国レソト王国
※外務省ウェブサイトを基に、国名を表記しています。

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。



◆2010/05/ JICA 途上国の農業開発なしに維持できない日本人の食生活(JICA’s World 2010年5月号、PDF/667KB)
◆2010/05/01 PJNEWS マラリアを患うアフリカ・マリの少女=ルポ「国境なき医師団」
◆2010/05/01 NIKKEI NET ブラジルの資源大手、ギニア鉄鉱山買収
◆2010/05/01 毎日新聞 南アW杯:トラブル多発のツアー業者…銀行が口座凍結
◆2010/05/01 cnn.co.jp FIFAの厳格な商標使用規制に批判の声高まる 南アフリカ
◆2010/05/02 朝鮮日報 海外建設事業の収益性低下に嘆く韓国企業
◆2010/05/02 F1TopNews エクレストンとトッド、ツーリングカーのためモロッコへ
◆2010/05/02 NIKKEI NET 外相、ODA倍増を確約 アフリカ開発会議
◆2010/05/02 毎日新聞 ソマリア:首都のモスク爆発、30人死亡
◆2010/05/02 cnn.co.jp ソマリアのモスクで連続爆発、死者35人以上
◆2010/05/02 The Standard Couple’s silent vows stun packed congregation
◆2010/05/02 J-CASTテレビウォッチ 「大地の力は我々のもの」 資源大陸アフリカの挑戦
◆2010/05/03 AUTOSPORTS web F2第3・4戦マラケシュ:ストンマンとエングが優勝
◆2010/05/03 AUTOSPORTS web WTCC第3・4戦マラケシュ:タルキーニが2勝目。プリオールは今季初勝利
◆2010/05/03 Goal.com Goal.comエジプト版、サウジアラビア版スタート
◆2010/05/03 ナショナルジオグラフィック エジプトのワニのミイラ:複数体の骨
◆2010/05/03 yomiuri.co.jp イスラエル首相、エジプト大統領と会談
◆2010/05/03 NIKKEI NET イスラエル首相、和平交渉再開支援を要請 エジプト大統領と会談
◆2010/05/03 asahi.com アフリカ訪問の岡田外相、ODA倍増など改めて表明
◆2010/05/03 asahi.com 「インフラ支援強化」採択 アフリカ開発会議閣僚級会合
◆2010/05/03 yomiuri.co.jp ソマリア首都でテロと見られる爆発、39人死亡
◆2010/05/03 Ghana News Agency Funds for support of disabled ceded from District Assemblies
◆2010/05/04 NIKKEI NET 豪ニュークレスト、リヒールを8300億円で買収
◆2010/05/04 NIKKEI NET W杯ツアー業者が音信不通 20人が警察に相談
◆2010/05/04 毎日新聞 インサイド:日本人が見た対戦国 W杯1次リーグE組分析/上 カメルーン
◆2010/05/04 毎日新聞 特集:きょうは「みどりの日」 セネガル、進む砂漠化ーーサール駐日大使が講演
◆2010/05/04 毎日新聞 ファイル:内政・外交・安保 「アフリカ支援履行を」ーーTICAD
◆2010/05/04 URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE NIKE(RED)プロジェクトに協力
◆2010/05/04 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】13歳の少女と結婚した49歳の上院議員。(ナイジェリア)
◆2010/05/04 亀井伸孝 アラビア手話をめぐる話題
◆2010/05/04 AllAfrica.com Nigeria: Orphanages, Others Deserve Subvention
◆2010/05/04 AllAfrica.com Zimbabwe: Disability is Not Inability
◆2010/05/04 J-CASTテレビウォッチ 楽々ゴールのはずが…信じらんない!サッカーの大バカ珍プレー
◆2010/05/05 PJNEWS 「サッカーができなくなる」マラリア患者の証言、マリのアブロ・コネ(10)君=ルポ国境なき医師団
◆2010/05/05 cnn.co.jp サッカーW杯コンサート 地元アーティストら多数出演へ
◆2010/05/05 CNET Japan LIVESTRONG(R)、南アフリカのグローバルがんキャンペーンのパートナーとして、有名団体が参加
◆2010/05/05 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】高速バス2台が襲撃される。警察がとった仰天対策。(南ア)
◆2010/05/05 朝鮮日報 サッカーW杯:「韓国の決勝T進出可能性、B組最低」
◆2010/05/05 cnn.co.jp ベール着用のイスラム女性に条例違反で罰金 イタリア北部
◆2010/05/05 毎日新聞 イスラエル:エジプトと会談 「建設的で良好」
◆2010/05/05 AFP BB News 『タンタンのコンゴ探険』は人種差別的、コンゴ人が出版元を訴える
◆2010/05/06 外務省 第二回TICAD閣僚級フォローアップ会合(概要)
◆2010/05/06 cnn.co.jp ナイジェリアのヤラドゥア大統領が死去 心臓病で姿見せず
◆2010/05/06 asahi.com ナイジェリア大統領が死去 09年11月から病気療養
◆2010/05/06 yomiuri.co.jp ナイジェリア大統領が死去、心臓病で療養中
◆2010/05/06 毎日新聞 ナイジェリア:大統領が死去 昨年から闘病
◆2010/05/06 AFP BB News ナイジェリア大統領が死去
◆2010/05/06 yomiuri.co.jp ナイジェリア大統領死去、与党の主導権争い激化へ
◆2010/05/06 毎日新聞 南アW杯:MISIA公式CDで“アジア代表”に
◆2010/05/06 Goal.com W杯選手名鑑・南アフリカ:シボニソ・ガクサ
◆2010/05/06 livedoorスポーツ 【Sports Watch】W杯ツアー業者が音信不通、被害額は1500万円超!?
◆2010/05/06 NIKKEI NET W杯観戦ツアー苦戦 「高い・怖い・代表ふがいない」
◆2010/05/06 NIKKEI NET W杯観戦ツアー、業者が音信不通 代金預かったまま
◆2010/05/06 NIKKEI NET 直行便なし 片道約20時間 「長い割に滞在短い」
◆2010/05/06 Kotaku JAPAN マジモンの『モダンウォーフェア』:海兵隊VS海賊(1人称視点動画あり)
◆2010/05/06 cnn.co.jp アデン湾で海賊がタンカー乗っ取る、ロシア海軍が救出
◆2010/05/06 NIKKEI NET PKO調査団、スーダンに派遣 政府、ヘリ部隊検討
◆2010/05/06 MSN産経ニュース 政府7日に調査団派遣 スーダンにヘリ部隊検討で
◆2010/05/06 MSN エンタメ MISIA、アジアの歌姫から世界の歌姫へ! 世界デビュー決定!
◆2010/05/06 MSN エンタメ MISIA、FIFA公式アルバムで世界デビュー
◆2010/05/06 TimeWarp C・ロナウド対ドログバ W杯対戦前に裸の勝負!
◆2010/05/06 ナショナルジオグラフィック エンビサットがとらえたアフリカの火山
◆2010/05/06 Cameroon Radio Television Disabled persons express thanks to Government
◆2010/05/06 AllAfrica.com Cameroon: Disabled Persons - Say ((Thank You)) President Paul Biya
◆2010/05/06 magharebia.com Campaign spotlights disabled Tunisians' right to work
◆2010/05/06 Wildlife Conservation Society Treehuggers of the Congo
◆2010/05/07 NIKKEI NET ネアンデルタール人、現生人類と混血? ゲノム解読
◆2010/05/07 NIKKEI NET ナイジェリア大統領が死去 後継にジョナサン氏
◆2010/05/07 cnn.co.jp ナイジェリア大統領後継、ジョナサン氏が就任式
◆2010/05/07 AFP BB News ナイジェリア、ジョナサン氏が大統領に就任
◆2010/05/07 cnn.co.jp ケープタウンにグリーンタクシー W杯に向け環境保護に貢献
◆2010/05/07 cnn.co.jp サッカーW杯トロフィー、南アに到着 マンデラ氏が迎える
◆2010/05/07 cri 国連、「アフリカは中国都市発展モデルを参考に」
◆2010/05/07 OOPS! MISIA、ワールドカップ公式アルバムで世界デビュー!
◆2010/05/07 楽天woman MISIA、FIFAワールドカップ公式アルバムで世界デビュー
◆2010/05/07 cri 国連大会、欧州戦場終戦65周年の記念会議を開催
◆2010/05/07 AFP BB News プトレマイオス朝のファラオ像見つかる、エジプト
◆2010/05/07 毎日新聞 エジプト:千夜一夜物語は公序良俗違反? 弁護士団体、出版者の逮捕要求
◆2010/05/07 国境なき医師団日本 ソマリア:戦闘によりモガディシオ近郊の診療所の活動を一時中断
◆2010/05/07 ABNNews IMX (ASX:IXR) が Sichuan Taifeng から発行に対する資金を受領
◆2010/05/07 AFP BB News 止まらぬアルビノ殺害、今月だけで被害者3人 アフリカ
◆2010/05/08 NIKKEI NET トーゴの出場停止解除へ アフリカ・サッカー連盟
◆2010/05/08 cnn.co.jp W杯開幕控えた南アの治安維持、ツツ元大主教が「保障」
◆2010/05/08 AFP BB News オバマ氏の警備だけは勘弁を!南ア警察トップ「米国は早く敗退して」
◆2010/05/08 毎日新聞 エジプト大統領選:庶民「変革を」 格差に不満、デモ激化
◆2010/05/08 毎日新聞 ファイル:数字・言葉・経済 スーダン調査団派遣ーー政府
◆2010/05/08 MSN産経ニュース PKO要員2人殺害 ダルフールで武装集団
◆2010/05/08 MSN産経ニュース 政府調査団スーダンへ出発 ヘリ部隊派遣検討で
◆2010/05/09 NGOムリンディジャパン/ワンラブプロジェクト日本事務所代表:吉田真美さん ワンラブ・プロジェクト活動報告会
◆2010/05/09 AFP BB News アフリカ初の高速鉄道、W杯前に開通 南ア
◆2010/05/10 NIKKEI NET 生物多様性保護、ケニアで会合 次期目標を協議
◆2010/05/10 STARNEWS パク・シニャンのツイッターは韓英日3カ国語
◆2010/05/10 国境なき医師団 ケニア:成功を収めたHIV/エイズ治療の統合アプローチ
◆2010/05/10 CNET Japan ICANN、アラビア語ドメイン名を導入--エジプトなど3カ国で使用可能に
◆2010/05/10 OOPS! AI、10周年記念コラボ・シングル第2弾決定! AK-69ら豪華アーティストが参加
◆2010/05/10 OOPS! AIとソマリア出身シンガーK'NAANとのコラボ曲が実現
◆2010/05/10 国境なき医師団日本 ソマリア:医療施設の中立性を尊重するよう訴える
◆2010/05/10 Record China 中国の投資増加、アフリカ経済を刺激―米メディア
◆2010/05/11 Goal.com ドログバ:「プロになって最高のシーズン」
◆2010/05/11 NIKKEI NET 丸紅、仏産穀物を輸出 中東・アフリカ向け拡大
◆2010/05/11 シネマトゥデイ たった40セントで1日生き延びられる ペネロペ・クルスらがアフリカにおける医薬品キャンペーンに参加
◆2010/05/11 シネマトゥデイ アフリカのエイズ患者の死亡率はこうして減った!奇跡のプロダクト(RED)プロジェクト
◆2010/05/11 AFP BB News 360度の大パノラマ、80年続くテーブルマウンテンのケーブルカー 南ア
◆2010/05/11 Listen Japan AI、AK-69、故マイケル・ジャクソンのコーラスシンガーらと共演
◆2010/05/11 BARKS KOKIA、芸術の都・パリで写真展を開催
◆2010/05/11 yomiuri.co.jp 学食から海外食料援助…徳島
◆2010/05/12 yomiuri.co.jp リビア機墜落、子供1人救出103人死亡
◆2010/05/12 cnn.co.jp リビアの空港で旅客機が墜落 96人死亡、1人救出との情報
◆2010/05/12 毎日新聞 エジプト:「非常事態令」を延長
◆2010/05/12 毎日新聞 南部アフリカ開発共同体:観光促進策話し合うーー東京・在日アンゴラ大使館
◆2010/05/12 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】犬が漁っていたゴミ袋に赤ちゃんが・・・同じ町で赤ちゃんの遺体が4体。(南ア)
◆2010/05/12 AFP BB News W杯観戦で会いにいける、南アのヌデベレ人
◆2010/05/12 MSN産経ニュース 戦闘再開の可能性を示唆 ダルフール反政府組織
◆2010/05/12 TRAVEL VISION エチオピア航空、香港/アディスアベバ線を増便、週4便に
◆2010/05/13 日経ビジネスオンライン 【BOP新大陸 ビジネスパーソンのためのアフリカの相場観】遠くのようで、実は近いアフリカと日本 織田信長には、最後まで仕えたアフリカ人がいた
◆2010/05/13 asahi.com リビア首都で航空機墜落、103人死亡 少年1人救出
◆2010/05/13 yomiuri.co.jp リビア旅客機墜落、生存男児が危険な状態脱す
◆2010/05/13 毎日新聞 リビア:旅客機墜落、103人死亡か 8歳の男児を救出
◆2010/05/13 毎日新聞 リビア旅客機墜落:たった一人の生存者
◆2010/05/13 cnn.co.jp 唯一の生存者はオランダの少年 リビア機墜落事故
◆2010/05/13 国境なき医師団日本 南アフリカ共和国:危機的な状態が続くジンバブエからの難民 -MSFが懸念を表明-
◆2010/05/14 cnn.co.jp リビア機墜落のオランダ人死者70人、生存少年の家族も
◆2010/05/14 毎日新聞 国連:人権理事国、リビアが初当選
◆2010/05/14 ニューズウィーク 飛行機事故で生き残る方法
◆2010/05/14 NIKKEI NET  中国企業、南ア投資拡大 W杯契機
◆2010/05/14 AFP BB News 船乗りたちの道しるべ、南アの喜望峰
◆2010/05/15 毎日新聞 エルトン・ジョンさん:「イエスは非常に知的なゲイ」 エジプト問題視、公演中止
◆2010/05/15 MSN産経ニュース 反政府組織の108人殺害 スーダン軍、ダルフールで
◆2010/05/16 NGOムリンディジャパン/ワンラブプロジェクト日本事務所代表:吉田真美さん ワンラブ・プロジェクト活動報告会
◆2010/05/16 cnn.co.jp ソマリア海賊、英国籍のタンカーを解放 身代金受領後
◆2010/05/16 cnn.co.jp リビアの航空機事故で唯一救出された少年、オランダに帰国
◆2010/05/16 asahi.com スーダン反政府派、160人超死亡 政府軍と戦闘相次ぐ
◆2010/05/16 NIKKEI NET W杯南ア大会、エスコートキッズ11人決定 日本代表と入場
◆2010/05/17 毎日新聞 エジプト:地雷に悩む 戦争の負の遺産ーー不発弾含め推計1670万発
◆2010/05/17 毎日新聞 NPT再検討会議:具体的措置をーーエジプト代表団、ヒシャム・バドル在ウィーン大使
◆2010/05/17 Record China 中国が南アフリカに2億ドル規模の投資、資源大国におけるパートナー関係の強化狙い―英紙
◆2010/05/18 cnn.co.jp オバマ大統領の叔母に米国在留許可 不法状態ようやく解消
◆2010/05/19 AJF/HFW/JVC/PRIME 2010年度「飢餓を考えるヒント」第1回:「飢えに立ちむかう政府」とNGOの関係を考える @明治学院大学白金校舎
◆2010/05/19 cnn.co.jp 海賊事件で起訴のソマリア人、米国の公判で罪認める
◆2010/05/19 cnn.co.jp 「婚約」で逮捕の同性愛カップルが有罪に マラウイ
◆2010/05/19 AFP BB News 実は「少ない」、観光客狙いの凶悪犯罪 南ア
◆2010/05/19 AFP BB News キーホルダーもキャンディーもダメ、著作権侵害に厳しいFIFA 南アに不満募る
◆2010/05/19 MSN産経ニュース 米国人女性ら援助関係者3人を誘拐 スーダン・ダルフール
◆2010/05/19 土木学会 「土のう」が人々の生活と意識を変えた!
◆2010/05/20 AJF/TAAA AJF公開セミナー「南アフリカ:基礎教育改善に向けた取り組み」
◆2010/05/20 日経ビジネスオンライン 【BOP新大陸 ビジネスパーソンのためのアフリカの相場観】先進国の援助、中国の進出が「アフリカの今」を形作る
◆2010/05/21 cnn.co.jp マラウイの同性カップルに14年の刑 英政治家らが非難
◆2010/05/21 cnn.co.jp テイラー元大統領の戦争犯罪裁判でナオミ・キャンベルを証人申請
◆2010/05/21 WirelessWire News 米フェイスブック、パケット代無料モバイルサービス「ゼロ」を開始
◆2010/05/22 NIKKEI NET 日本の大学、北アフリカと連携 太陽光発電など事業獲得に布石
◆2010/05/22 cnn.co.jp マルコムX とキング牧師、知られざる2人の親密な関係
◆2010/05/22 NIKKEI NET ナイジェリア大統領が死去 後継にジョナサン氏
◆2010/05/23 NGOムリンディジャパン/ワンラブプロジェクト日本事務所代表:吉田真美さん ワンラブ・プロジェクト活動報告会
◆2010/05/24 NIKKEI NET W杯代表戦士、食でサポート 福島練習施設シェフが南ア同行
◆2010/05/24 AFP BB News マラドーナ監督、W杯では「豪華特注トイレ」を利用
◆2010/05/24 毎日新聞 アフリカ:各国で同性愛者への締め付け強まる 非難の声も
◆2010/05/24 毎日新聞 NEWS25時:エジプト 集団墳墓を発見
◆2010/05/24 ロイター エチオピア総選挙、投票所で「政府ちゃん」誕生
◆2010/05/24 FC JAPAN トゥーロン国際大会、U-21日本代表は3戦全敗
◆2010/05/25 毎日新聞 イスラエル:「核売却」75年、南アと合意の公文書ーー英紙報道
◆2010/05/25 asahi.com 折って祈る生き物たちの未来 ケニアの国際会議で折り紙
◆2010/05/25 AFP BB News 5歳未満児の死者数は年770万人、40年で6割減 米研究
◆2010/05/25 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】なぜ?「白人を殺せ」と歌った政治家が今度は「白人にキスを」。(南ア)
◆2010/05/25 マイコミジャーナル ビジネス視点で防衛産業ウォッチング25 軍隊のキモ・戦闘任務まで民間企業に委託する国々
◆2010/05/25 MovieWalker カンヌ国際映画祭、開催後半の話題作を紹介
◆2010/05/25 神戸経済新聞 スポーツ教室の子どもにウガンダの現状伝える-神戸でワークショップ
◆2010/05/25 verita 旅先でのファッション&ビューティtips byスーパーモデルのアレック・ウェック
◆2010/05/26 毎日新聞 ナイル川:新協定、水と油 9カ国、合意難航
◆2010/05/26 asahi.com チャドPKO撤退を採択 政府の要請で安保理
◆2010/05/26 CDJournal.com ケイナーン、コカ・コーラのグローバル・キャンペーン・ソングがついにリリース!
◆2010/05/27 毎日新聞 <南アW杯>「ディスキー・ダンス」人気 南ア観光局が考案
◆2010/05/27 AFP BB News ナイジェリア発「ノリウッド映画」が台頭、ハリウッドを抜く
◆2010/05/27 NIKKEI NET W杯の豪代表が南ア入り 出場チームで一番乗り
◆2010/05/27 cnn.co.jp マダガスカル固有の鳥類、絶滅種に指定
◆2010/05/27 国境なき医師団日本 ソマリア:ガルカイヨの「眼科手術キャンプ」
◆2010/05/27 日経ビジネスオンライン 【BOP新大陸 ビジネスパーソンのためのアフリカの相場観】在日ガーナ人が直面する日本との30年間
◆2010/05/27 ニューズウィーク 北朝鮮の合宿も中止で泣くジンバブエ
◆2010/05/28 ロイター サッカー=W杯公式コンサート、J・レジェンドの出演決定
◆2010/05/28 ロイター 南アの「うるさい」応援グッズ、W杯組織委が騒音調査
◆2010/05/28 ロイター サッカー=ガーナ、ひざ負傷のエシエンがW杯欠場へ
◆2010/05/28 ロイター サッカー=デンマーク、セネガルとの親善試合に勝利
◆2010/05/28 JICA 日本のノウハウで製造現場の生産性向上を(エチオピア)
◆2010/05/29 NGOムリンディジャパン/ワンラブプロジェクト日本事務所代表:吉田真美さん ルワンダ応援祭り  大量虐殺(ジェノサイド)を越えて
◆2010/05/29 cnn.co.jp W杯に向け、南アフリカ旅行者にテロ警戒呼びかけ 米国務省
◆2010/05/29 The African Child Policy Forum SOUTH AFRICA: Digital Porn Regulations Published
◆2010/05/29 原口武彦 ウフエ・ボワニ年譜(1905〜1993)
◆2010/05/30 NGOムリンディジャパン/ワンラブプロジェクト日本事務所代表:吉田真美さん カトリック茅ヶ崎教会バザー(ルワンダの民芸品を販売)
◆2010/05/30 NIKKEI NET アルジェリア、エネルギー・鉱業相が交代
◆2010/05/30 NIKKEI NET 国際協力銀、エジプト政府と提携 日本企業進出促す
◆2010/05/30 ロイター サッカー=カメルーン主将のエトー、W杯欠場の可能性を示唆
◆2010/05/31 ロイター サッカー=「W杯攻撃の確率80%」との報道、南ア当局は否定
◆2010/05/31 asahi.com W杯招待のスーダン大統領「来たら逮捕」 南ア大統領
◆2010/05/31 NIKKEI NET 国際協力銀、エジプト政府と包括提携
◆2010/05/31 毎日新聞 エジプト:大統領諮問評議会選、あす投票 強権ムバラク体制に反発、草の根候補奮闘
◆2010/05/31 ロイター 映画化控えた「タンタン」、発祥の地ベルギーで論争も
◆2010/05/31 AllAfrica.com Nigeria: FCT Celebrates Democracy Day for the Physically Challenged
◆2010/05/31 毎日新聞 マラウイ:有罪の同性愛者カップルに恩赦
◆2010/05/31 MoneywebTax.co.za Tax and "disabilities" - enable the "disabled"

【News Sites】
○allafrica.com http://allafrica.com/
○Jeune Afrique http://www.jeuneafrique.com
○Inter Press Service: Africa http://ipsnews.net/africa/index.asp

【参考】
25年目の検証『飢え』『援助』『エイズ』 エチオピア・ケニア調査 http://www.arsvi.com/2000/1001ht.htm

○asahi.com:魅惑大陸アフリカ http://www.asahi.com/international/africa/

【参考文献】
◇曽田 夏記 2008/03/01 「紛争後のルワンダにおける障害者の周辺化」 東京大学教養学部国際関係論分科卒業論文

【参考図書】
南アフリカを知るための60章
峯陽一編 明石書店 2100円(税込み) 四六判 2010年4月

1 南アフリカの成り立ち――歴史、人種、エスニシティ
第1章 南アフリカは「アフリカ」の国である―多数派を占める先住民の歴史【峯陽一】
第2章  「白いアフリカ人」の誕生―アフリカーナー社会の形成と大移動【峯陽一】
第3章 イギリス人、コーサ人、「ゴールドラッシュ」の時代―南アフリカ史の大転換【峯陽一】
第4章  人種隔離からアパルトヘイトへ―アフリカ大陸をさまようナチスの亡霊【峯陽一】
【コラム1】南アフリカのユダヤ人左翼【峯陽一】
第5章 土地法から強制移住へ―アパルトヘイトの根幹をなした土地問題【佐藤千鶴子】
第6章 反アパルトヘイト運動の展開―ANCに流れ込んだ3つの潮流【峯陽一】
【コラム2】国旗と国章【坂田有弥】
第7章 ズールー王国の勃興とシャカ―神話から歴史へ【佐藤千鶴子】
第8章 「カラード」の歴史―歴史がつくった「カラード」【海野るみ】
第9章 インド人社会の形成と「サティヤーグラハ」―ガンディーが過ごした21年間【鶴見直城】
【コラム3】国花と国歌【楠瀬佳子】
2 ポスト・アパルトヘイト時代の南アフリカ政治
第10章 「虹の国」としての再出発―1994年を振り返る【峯陽一】
第11章 ポスト・アパルトヘイト体制への移行と暴力の再生産―政治暴力と「タクシー戦争」【遠藤貢】
第12章 真実和解委員会(TRC)を通じた和解の模索―その限界と意義【阿部利洋】
第13章 ANCはどこへ行く―南ア共産党との歴史的関係を通して見えてくるもの【福島康真】
第14章 「闘いは続く!」―都市の社会運動・労働運動とANCの緊張関係【牧野久美子】
第15章 マンデラ、ムベキ、ズマ―個性豊かな指導者群像【長田雅子】
第16章 国民党の消滅と民主連合の伸長―ポスト・アパルトヘイト時代の白人政党【長田雅子】
【コラム4】核兵器を廃絶した南ア【藤本義彦】
第17章 伝統的指導者の新しい役割―「伝統」と「近代」の分裂は超えられるか【佐藤千鶴子】
第18章 スティーヴ・ビコと黒人意識運動の遺産【峯陽一】
【コラム5】エイミー・ビール事件【峯陽一】
3 世界が注目する南アフリカ経済
第19章 「レアメタル」がないと車は走らない―日本の自動車産業を支える南アフリカ鉱業【西浦昭雄】
第20章 「財閥」の変容―アングロ・アメリカンとデビアス【西浦昭雄】
第21章 アフリカから世界へ―資源メジャーBHPビリトンを創ったビジネスマン【平野克己】
第22章 「オール電化」の夢―南アフリカの電力不足とアフリカ電力網【西浦昭雄】
第23章  南アフリカ企業のアフリカ進出―スーパーから携帯電話まで【西浦昭雄】
第24章 スタンダード銀行と中国――南アフリカと中国の深い関係【平野克己】
第25章 BEEとブラックダイヤモンド―黒人は豊かになれるか【西浦昭雄】
第26章 拡大する所得格差―なぜ一部の黒人だけが豊かになるのか【岡田茂樹】
第27章 日本企業の動向―拡大する自動車・鉱業分野での投資【岡田茂樹】
第28章 日本と南アフリカの経済関係―過去と現在の鳥瞰図【西浦昭雄】
第29章 世界経済と南アフリカ経済―旺盛な民間活力が強み【平野克己】
【コラム6】お金の話―通貨ランド【長田雅子】
4 ダイナミックに変わる南アフリカ社会
第30章 犯罪―市民生活を脅かす南アフリカ社会の暗部【白戸圭一】
第31章 北から南へ―ジョハネスバーグの多様な顔【津山直子】
第32章 ポスト・アパルトヘイト時代の社会保障―ベーシック・インカムを中心に【牧野久美子】
第33章 草の根の国際協力―JVCの活動から【津山直子】
第34章 エイズとともに生きる―タウンシップの苦悩と支え合い【小山えり子】
第35章 南アフリカの医療問題―頭脳流出と伝統医療【佐藤千鶴子】
第36章 ズールー人の魅力―「戦闘的」なだけではない、前向きであったか〜い人びと【平林薫】
第37章 私のタウンシップ経験―ジョバーグからケープへ【木村香子】
第38章 南アフリカのジェンダー問題―アフリカ人女性の存在感【楠瀬佳子】
【コラム7】南アフリカの宗教【牧野久美子】
第39章 土地返還運動からコミュニティの再生へ―ルースブームの事例【佐藤千鶴子】
第40章 南アフリカにおける動物保護と共生―クルーガー国立公園を事例に【佐藤千鶴子】
5 底流をなす文化力
第41章 南アフリカ観光―ひと味ちがう見どころ紹介【長田雅子】
【コラム8】「南アフリカ料理」入門【佐竹純子】
第42章 雄大な自然と多様な文化―ケープを味わい尽くす【福島康真】
【コラム9】ワインとルイボス【福島康真】
第43章 南アフリカのスポーツは宗教である―観戦型も参加型もおまかせ【長田雅子】
第44章 「遠い夜明け」は来たか―南アフリカ映画あれこれ【海野るみ】
第45章 南ア黒人音楽の魅力―大地から響く、魂の歌声【佐竹純子】
第46章 南アフリカの演劇―「総合芸術」の魅力【楠瀬佳子】
第47章 多言語社会南アフリカ―11もの公用語【宮本正興】
第48章 教育改革の課題―「読み書きのパワー」を中心に【楠瀬佳子】
第49章 アパルトヘイト時代の文学―E・ムパシェーレの仕事を中心に【宮本正興】
第50章 ポスト・アパルトヘイト時代の文学―ゾイ・ウィカムの作品から見える新社会の課題【楠瀬佳子】
【コラム10】厳しさと柔和さと―ノーベル賞作家ク―ェー【くぼたのぞみ】
第51章 南アフリカのマスメディア・出版界―新しい動き【楠瀬佳子】
6 日本と南アフリカ、アフリカのなかの南アフリカ
第52章 21世紀の草の根交流――長野での「実験」【城島徹】
第53章  日本の反アパルトヘイト運動の歴史―JAACの運動を中心に【楠原彰】
【コラム11】反アパルトヘイト運動を支えた出版人【城島徹】
第54章  マンデラ歓迎西日本集会に2万8000人――関西の反アパ市民運動が原動力で開催【下垣桂二】
【コラム12】アパルトヘイト否!国際美術展【前田礼】
第55章 「名誉白人」とよばれた人びと―日本人コミュニティの歴史【山本めゆ】
第56章 移民―南アフリカと南部アフリカ・世界を結ぶ人の流れ【峯陽一】
第57章  モザンビークから見た南アフリカ―関係の歴史【舩田クラーセンさやか】
第58章  ジンバブエから見た南アフリカ―大規模農業とガーデニング【壽賀一仁】
第59章 「サウス・アフリカ」へ続く道―ボツワナのブッシュマンと南アフリカ【丸山淳子】
第60章 「虹の国」とゼノフォビア―アフリカ人としてのアイデンティティ【佐藤誠】
もっと知りたい人のための文献ガイド


視覚障害学生支援技法 増補版
青木慎太朗編 立命館大学生存学研究センター A5判 182p 2010年3月 送料実費で頒布

第一部 
 第1章 大学における視覚障害者支援の概要 青木 慎太朗 12-30
 第2章 文字情報へのアクセスとその支援 韓 星民 31-68

第二部 
 第3章 視覚障害者への情報支援と著作権法上の課題 青木 慎太朗 70-81
 第4章 出版社の対応とその背景 植村 要 82-108

第三部 
 第5章 スーダンと日本、障害当事者による支援の可能性 斉藤 龍一郎 110-126
 第6章 異なる身体のもとでの交信――COE&新学術領域研究で目指すもの 立岩 真也 127-147

資料編 テキスト校正ガイドブック 立命館大学障害学生支援室 150-178


森の小さな〈ハンター〉たち 狩猟採集民の子どもの民族誌
亀井伸孝著 京都大学学術出版会 3400円+税 A5判292p 2010年2月 [amazon]

10億を超えたアフリカの人口の過半数は15歳以下、アフリカの子どもに関わる報告やニュースがもっともっと紹介されてもいいのではと感じています(CF.アフリカの子ども)。そうした中、2006年に「アフリカのろう者と手話の歴史」を書いた亀井伸孝さんが、「森の小さな〈ハンター〉たち 狩猟採集民の子どもの民族誌」という興味深い本を出しました。

「おわりに」から印象に残った部分を抜き書きします

今日、「万人のための教育(Education for All)」が国際機関によって唱導され、また、人間の豊かさと可能性を測る「人間開発指数(Human Development Index)」の重要な要素のひとつとして「教育」が位置付けられている。教育がなされないことは子どもにおける権利の剥奪であり、自由が奪われていることにほかならないとする価値観は、人類共通の了解事項になったかのようである。
 私もこの思想には一理あると考えており、それを支持する趣旨の文章を書いたこともある。しかし、どこか心の底で、本当にそうなのであろうかと疑う視角も残っている。

本書で取り上げた、ミッションの学校をめぐって起きた様々な事件(第六章 ※森の中での狩猟が可能になる乾季になると子どもたちも森の中へ移動してしまい学校を休校にせざるをえなくなったことなどが書かれている)は、一見失敗のように見えるかもしれない。しかし、よく見れば、普遍的価値の追求を個別状況に沿わせて多少なりとも実現させ、子どもたちが取りうる選択肢を拡充しようとする、ひとつの達成と言えなくもない。子どもたちが秘めた潜在能力とそれが生み出す文花を受け入れつつ、現地の文脈に沿わせて教育を達成していこうとする姿勢は、今日の教育問題を考える上でも有効なヒントとなるのではないだろうか。


開発と国家 アフリカ政治経済論序説
高橋基樹著 勁草書房 4410円(税込み) A5判 541p 2010年1月 [amazon]

以下、目次と「はじめに」からの抜き書きです。

序章 個別と普遍:政治研究者のアフリカへの眼差しから
第1章 方法論:開発研究と地域研究の架橋を目指して
第2章 権力と収奪:新政治経済学の再検討
第3章 農業と政府:穀物土地生産性とその決定要因
第4章 民族と近代:難問としての「部族」主義
第5章 希少性と「国民」:独立の見果てぬ夢
結章 対話と国家:21世紀のための覚書

「はじめに」から
 わたしたちにいま最も必要とされているのは、富裕さの反対側へ視野を広げることである。日本にとって、西欧・北米の諸国は世界の富裕さを共有する同類であり、東アジアはその同類となることを目指してきた追走者である。大雑把にいえば、すべて昨日より今日、富裕になる過程を経験してきた社会ばかりである。農業・農村の停滞に足をとられず、工業化に足を踏み出すことのできた社会ばかりである。
 だが、自分と同じ側にあるものをつぶさに知ったところで、決して世界全体を認識したことにはならない。自分と大きく異なるもの、対極に位置するものを知らなければ包括的理解は生まれない。明らかに日本人および日本の知は、この点の努力を怠ってきた。世界の中で、文化、社会、自然などさまざまなな面において、国と社会のかたちにおいて、そして、とりわけ経済的富裕さにおいて日本と対極にあるのが、サハラ以南のアフリカ地域に属する貧困諸国だろう。アフリカには、形式的には他と変わらない主権国家があり、政府行政機構が存在しているが、それは、わたしたちが日常的に思い浮かべる国家や政府行政機構とは似て非なるものである。21世紀になり、アフリカ諸国は全体として経済成長を経験し、この地域に若干の注目が寄せられている。しかし、マクロ的な成長の陰には、広範な大衆の相も変わらぬ貧困が放置されている。この地域を理解することは、わたしたちの、人類社会全体の理解にとって不可欠の作業である。


現代アフリカ農村と公共圏
児玉由佳編 アジア経済研究所 3990円(税込み) A5判 307p 2009.12 [amazon]

序章 アフリカ農村社会と公共圏の概念/児玉由佳
第1章 エチオピア農村社会における公共圏の形成 ―市民社会/共同体の二元論をこえて―/松村圭一郎
第2章 アフリカ農村の生産者組織と市民社会−ガーナの事例から−/高根務

第3章 東アフリカ農村における森林資源管理と生計安全保障―タンザニアとケニアの参加型制度の事例分析―/上田元
第4章 ザンビアの農村における土地の共同保有にみる公共圏と土地法の改正/大山修一
第5章 ルワンダの農村社会と民衆司法―アブンジを中心に−/武内進一
補章1 新しい公共圏の創生と消費の共同体―タンザニア・マテンゴ社会におけるセングの再創造をめぐって―/杉村和彦


南アフリカの衝撃
平野克己著 日本経済新聞社 850円+税 新書判 206p 2009.12.8 [amazon]

著者自身の南ア在住体験がアパルトヘイト法体制廃絶では片づかない課題を明らかに。南ア企業、経済人の活躍を紹介する章が興味深い。


アフリカ問題 開発と援助の世界史
平野克己著 日本評論社 3300円+税 A5判 332p 2009.11.10 [amazon]

利用可能な数値・統計から浮かび上がる「アフリカ問題」を解説する。



 
 
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海外建設事業の収益性低下に嘆く韓国企業

「業績は伸びたが、中身が乏しい」

これは、ある大手建設会社の海外担当役員の発言です。今年、海外建設受注額は過去最高の317億ドル(約3兆円)を記録しています。しかし、その中身はやや事情が異なるようです。

200億ドル(約1兆9000億円)規模のアラブ首長国連邦(UAE)の原子力発電所事業を除けば117億ドル(約1兆1000億円)で、 2008年の175億ドル(約1兆6000億円)よりも低い水準です。加えて海外建設市場は、中国・インド企業の攻勢や韓国企業間の競争により収益性が急落しています。

未来アセット証券のピョン・ソンジン次長は、「ユーロ安で欧州建設企業の価格競争力が改善され、韓国企業は中国、インドはもとより、欧州企業とも競争しなければならない状況にあり、これらの企業間で板挟みになっている」と説明しました。

また、発注先の「横暴」もひどくなっています。これらは国内企業間の加熱競争に付け込み、あらゆる無理な要求をしています。

アフリカ・コンゴに進出した建設会社A社は、工事代金の代わりに10億ドル(約940億円)の鉱山採掘権しか譲渡されませんでした。国内大手のB 社は最近、中東の最高層ビルの入札を自ら断念しました。発注先が、超高層ビルの付属施設と基盤施設を無償で建設してほしいと要求してきたため、収益性がないと判断したわけです。

こうした理由から建設会社は最近、新たな地域や事業対象の開拓に目を向け始めています。UAEやクウェートなど中東から離れ、北アフリカや中南米などの地域に事業対象を拡大するとともに、淡水プラントや原発分野などにも積極的に取り組んでいます。

現代建設は4月25日、カタールで4億3000万ドル(約400億円)規模の複合開発事業プロジェクトを受注しました。これまでプラント・原発工事を中心に手掛けてきた現代建設にとって、中東地域で進める初の都心複合開発事業です。

海外建設協会の関係者は、「国内の建設景気が低迷しているからといって、むやみに海外に進出しても失敗するのがオチ。海外建設も、ブルーオーシャン(未開拓市場)を開拓し、新たな事業と地域を戦略的にアプローチする必要がある」と話しました。

パク・ソンホ朝鮮経済i記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版



 
 
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ネアンデルタール人、現生人類と混血? ゲノム解読

絶滅と拡大、命運分けた鍵は

2010/5/7 3:00

約3万年前に絶滅した旧人「ネアンデルタール人」のゲノム(全遺伝情報)を骨の化石から解読し、現生人類とわずかに混血していたと推定されるとの研究結果をドイツのマックス・プランク進化人類学研究所などの国際チームが7日付の米科学誌サイエンスに発表した。今後、ネアンデルタール人と現生人類とで、絶滅と拡大の命運を分けた鍵は何だったのかという理解が進みそうだ。 ゲノム解読に使われたネアンデルタール人の骨の化石=マックス・プランク進化人類学研究所提供

旧人と現生人類は数十万年前にアフリカで共通の祖先から枝分かれした近縁種で、ある時期、地球上で共存していたとされる。混血の有無は人類学上の論争の一つで、これまでは無かったとする説が有力だった。今回の研究では、両者のゲノムの比較で現生人類だけに特徴的な遺伝子も判明した。

研究チームは、クロアチアの洞窟(どうくつ)で見つかった約4万年前の旧人女性3人の骨粉標本を分析し、ゲノム全体の約60%を解読した。一方でアフリカの南部と西部、フランス、中国、パプアニューギニアの現生人類5人のゲノムも解析。旧人と比較した結果、枝分かれの地であるアフリカの人より、それ以外の現生人類の方が旧人のゲノム配列に似ており、ゲノムの約1〜4%が旧人由来と推計された。

人類学では、共通祖先の一部がアフリカから欧州に渡り旧人に進化、欧州や西アジアで生活する一方、アフリカに残った共通祖先から現生人類が現れ、約7万〜8万年前に中東に進出、その後、欧州やアジア、米大陸などに広がったと考えられている。研究チームは、現生人類がアフリカを出て各地に広がる前の中東時代に、旧人と混血したと結論づけた。

また、現生人類に特徴的な遺伝子として、精神や認知の発達、代謝、頭骨や胸郭の形成にかかわるものなどが見つかった。

〔共同〕



 
 
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丸紅、仏産穀物を輸出 中東・アフリカ向け拡大

2010/5/11 0:13

丸紅はフランスの穀物用倉庫会社と提携し、仏産穀物の輸出事業に参入する。今夏にもパリに折半出資で合弁会社を設立し、小麦などの調達・集荷を始める。集めた穀物は中近東やアフリカに輸出する。中近東などでは経済成長に伴い、穀物需要が増えている。丸紅は世界的な穀物の取り扱いを増やす方針で、仏を新たな産地として確保する。

仏セナリア社(ルーアン)とこのほど提携した。同社はルーアンに年間700万トンの穀物を扱える大規模倉庫を保有している。合弁会社が穀物の集荷を手掛け、この倉庫を経由して輸出する。丸紅の出資額は約5億円。2〜3年後に約70万トンの穀物の輸出を目指す。

仏は欧州最大の穀物輸出国で、年間約1500万トンの小麦などを輸出している。日本の商社が仏産穀物の継続的な取り扱いにかかわるのは初めてという。

丸紅はこれまでウクライナなどから中近東、アフリカへの穀物取引を手がけており、中近東などに有力な買い手を持つ。仏を新たな産地に加え、 2009年度に1850万トンだった穀物取扱量を10年度は2千万トンに増やす計画だ。



 
 
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2010.05.22 Web posted at: 17:19 JST Updated - CNN

マルコムX とキング牧師、知られざる2人の親密な関係

(CNN) 公民権運動の指導者でプロテスタントの牧師、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア氏がある日、記者会見を終えて立ち去ろうとすると、長身でブロンズ色の肌の男が歩み寄り、キング氏の前に立ち塞がった。

その男の名はマルコムX。アフリカ系アメリカ人のイスラム教指導者で、融和的なキング氏を「弱腰」と批判した男だ。マルコムXとキング氏は互いに握手を交わし、笑みを浮かべた。

1964年3月26日に実現した2人の対面はわずか1分ほどで終わった。しかし、この写真が45年以上にわたって学者や2人の支持者らをじらしてきた。

19日にマルコムXは生誕85周年を迎えたが、彼はこれまで一貫して白人を「青い目の悪魔」とみなす怒りに満ちた黒人分離主義者と考えられてきた。

しかし実は、マルコムXは晩年、キング氏に似て穏やかになり、一方キング氏は晩年、マルコムXに似て攻撃的になった、そう語るのは作家のデビッド・ハワード・ピットニー氏だ。ピットニー氏は自著の中で2人の対面について詳しく書いている。

■ マルコムXは「文化革命家」に

2人の対面は1度きりだったが、当時、米国民の間では長きにわたって2人は敵対関係にあると考えられていた。

マルコムXが表舞台に登場したのは1959年のことだ。あるドキュメンタリー番組でマルコムXとネーション・オブ・イスラム教団が取り上げられたのがきっかけだった。マルコムXは、ニューヨークの自身の拠点でネーション・オブ・イスラム教団の最も目立つスポークスマンとなった。

マルコムXの辛口のレトリックのおかげで、アフリカ系住民はアフリカ人としての誇りに目覚めた、と語るのは作家のジェームス・コーン氏だ。コーン氏は「キング氏は政治革命家であり、マルコムは文化革命家」とし、「マルコムの登場で、われわれはアフリカ系アメリカ人という意識を持つようになった」と指摘する。

しかしピットニー氏は、キング氏とマルコムXは対照的だが、彼らの政治的実践主義の起源は同じだと語る。「彼らの社会的、政治的活動ばかりが思い出されがちだが、彼らは根本的には信仰の厚い人間だ」(ピットニー氏)

■ キング牧師のマルコムXへの影響

しかし、マルコムXは文化的革命家では飽き足らなかった。1964年3月にネーション・オブ・イスラム教団を脱退し、政治組織「アフリカ系アメリカ人統一機構(OAAU)」を立ち上げる計画を発表した。

マルコムXはキング氏など複数の公民権運動の指導者を訪ねた。1965年には、キング氏が運動を展開していたアラバマ州セルマに赴き、キング氏に支援を申し出た。

マルコムXはキング氏を高く評価していた、と語るのはOAAUの発足当時のメンバーでマルコムXの友人でもあるピーター・ベイリー氏だ。

「キング氏は非暴力に信念を持っていた。決して見せかけの信念ではなかった。マルコムは、命をかける人には敬意を表しなければならないと語っていた」(ベイリー氏)

マルコムXは公民権運動に参加したかったのかもしれない。しかし、彼は決して非暴力に賛同しなかったし、イスラム信仰も捨てなかった、とベイリー氏は語る。

■ マルコムXのキング牧師への影響

一方、キング氏がマルコムXに似てきたのは、キング氏が公民権運動を北部に移した時だ、とキング氏の友人や学者は語る。

キング氏は最後の3年間はより急進的になっていった。黒人の誇りについて説き始めると、キング氏はマルコムXのようなレトリックを多用するようになった、とピットニー氏は語る。

また、キング氏の妻コレッタ・スコット・キング夫人も「マーチンはマルコムを大変尊敬していた」と述べている。

しかし、マルコムXとキング氏が手を組むことはなかった。マルコムXは1965年にハーレムで暗殺され、その3年後にキング氏も殺害された。

しかし、2人の対面の写真は今も残っている。この写真が取られたのは、その日、2人がたまたま米公民権法(1964年)に関する論議を聞くために連邦議会議事堂を訪れていたためだ。

この写真が今も残っているのは、2人がアフリカ系アメリカ人の魂の奥底で「陰陽」を体現しているからだ、と作家のコーン氏は語る。キング氏はアメリカを変えていた。しかし同時に、非暴力を掲げて穏やかと言われたキング氏自身もマルコムXの影響で変わっていることに気付いていたという。コーン氏はその象徴的なエピソードとして次のように述べている。

「マーチン・ルーサー・キングはマルコムの発言を聞いて、さすがの彼も怒りを覚えたと言っていたよ」

http://www.cnn.co.jp/fringe/AIC201005220012.html



UP:2010 REV:
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