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ケニア共和国 Republic of Kenya 2008年2月

アフリカアフリカ Africa 2014


○2007年大統領選挙関連ニュース → ケニア共和国 Republic of Kenya 大統領選挙と騒乱
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KENWA

○外務省 各国・地域情勢 ケニア共和国

◆2008/02/01 AFP BB News ケニア避難民に緊急無償資金協力、外務省
◆2008/02/01 AFP BB News ケニア野党議員射殺、両指導者の協議延期に
◆2008/02/01 NIKKEI NET AU首脳会議、ケニア情勢など収拾目指し協議
◆2008/02/01 NIKKEI NET 国連事務総長がケニア入り・与野党対立、早期収拾目指す
◆2008/02/01 外務省 ケニア人国内避難民に対する緊急無償資金協力について
◆2008/02/02 時事ドットコム 2008/02/02-01:00 暴力停止を呼び掛け=国連総長ケニア入り
◆2008/02/02 AFP BB News ケニアの与野党、国連の仲介で紛争解決の行程表に合意
◆2008/02/02 NIKKEI NET ケニア与野党が和解で合意
◆2008/02/02 yomiuri.co.jp ケニアの与野党、危機打開策まとめで合意…アナン氏発表
◆2008/02/02 MSN産経ニュース ケニアのアナン調停 暴力停止など4項目行程表で合意
◆2008/02/02 asahi.com 国連事務総長がケニア入り 政情不安解決を支援へ
◆2008/02/02 時事ドットコム 2008/02/02-06:45 暴力停止へ交渉行程表で合意=ケニア与野党−前国連総長らが仲介
◆2008/02/02 東亜日報 [オピニオン]民族浄化
◆2008/02/03 yomiuri.co.jp 女子はフィレス優勝、男子はジョロゲ…丸亀ハーフマラソン
◆2008/02/03 中日新聞/東京新聞 続く暴動、死者1000人 ケニア 和平行程表合意したが…
◆2008/02/03 nikkansports.com 男女ともケニア人が優勝/ハーフマラソン
◆2008/02/04 中国情報局NEWS 中国交通建設:ケニアで道路建設の受注を獲得
◆2008/02/04 AFP BB News ケニア、与野党合意後も衝突続く
◆2008/02/04 中日新聞 ガティム選手、熱い声援背に力走 名岐駅伝で2年連続の区間賞
◆2008/02/04 yomiuri.co.jp 丸亀ハーフ 最多5061人
◆2008/02/05 JANJAN ケニア暴動の原因は部族憎悪、選挙だけではない
◆2008/02/05 jp.reuters.com ケニアの暴動による死者、1000人を突破=赤十字
◆2008/02/06 asahi.com オバマ氏祖母、当選祈る「大統領になりケニアに平和を」
◆2008/02/06 UNHCR UNHCR、増え続けるケニアの国内避難民に支援物資を配給
◆2008/02/06 AFP BB News <08米大統領選挙>オバマ上院議員の父の故郷に報道陣大挙、困惑する村民
◆2008/02/06 AFP BB News ケニア与野党代表、政権協議開始
◆2008/02/06 blog.mag2.com ケニアにホルムズ事務次長を派遣
◆2008/02/07 AFP BB News UNHCR、ケニアの国内避難民に支援物資を提供【UNHCR】
◆2008/02/07 時事ドットコム 2008/02/07-08:57 ケニア情勢に深い懸念=安保理
◆2008/02/07 MSN産経ニュース ケニアに暴力の即時停止を要求 安保理議長声明
◆2008/02/07 NIKKEI NET ケニア与野党、和解協議入り
◆2008/02/07 UNHCR Japan-News ウガンダに避難するケニア難民の数が1万2000人に増加
◆2008/02/09 AFP BB News ケニア与野党が協議に合意、集会禁止令も解除
◆2008/02/09 cnn.co.jp 与野党が共同政権樹立で合意か、大統領選後のケニア抗争
◆2008/02/10 時事ドットコム 2008/02/10-17:52 飛松が日本勢最高の3位=千葉国際クロカン
◆2008/02/10 AFP BB News 世界報道写真大賞にアフガニスタンの米兵を撮った作品
◆2008/02/12 国境なき医師団 ケニア:MSF、ナクルとナイバシャで負傷者を治療
◆2008/02/12 AFP BB News サッカークラブに癒しを求めるケニアスラムの子どもたち
◆2008/02/12 cnn.co.jp 与野党、大統領選の再開票なしで合意と ケニア民族抗争
◆2008/02/12 yomiuri.co.jp フェアトレードのチョコ販売
◆2008/02/13 JANJAN 国連事務総長、現地職員の安全確保を優先
◆2008/02/14 MSN産経ニュース ご尽力くだサイ! アナン総長ゆずりの「面の皮」?
◆2008/02/14 AFP BB News 英ボーダフォン、アフガニスタンで送金サービス開始へ
◆2008/02/14 AFP BB News バレンタイン景気にわくインドのバラ栽培企業
◆2008/02/14 sanspo.com 【マラソン】早大・竹沢が“オレ流”で五輪切符獲り目指す!
◆2008/02/15 TBS News i ケニアの国立公園で象30頭が脱走
◆2008/02/15 yomiuri.co.jp 東京マラソン 17日号砲 実力者ズラリ 混戦必至
◆2008/02/15 MSN産経ニュース ライス米国務長官 ケニアへ
◆2008/02/15 AFP BB News 混乱続くケニア、与野党が事態収束に向け合意
◆2008/02/15 AFP BB News ブッシュ大統領15日からアフリカ歴訪、ケニア和解交渉支援へ
◆2008/02/15 日本赤十字社 日赤看護師2名の緊急派遣と3,500万円の支援 ケニア大統領選挙後の暴動による影響で
◆2008/02/15 usfl.com 選挙結果の再調査で合意 混乱続くケニア
◆2008/02/16 東京新聞 ケニア 大統領選で検証委 与野党が設置合意 1年以内の改憲も
◆2008/02/16 usfl.com ケニア各勢力は暴力停止を アフリカ歴訪の米大統領
◆2008/02/17 JANJAN 欧州の「死の商人」たち
◆2008/02/18 AFP BB News ケニア政府、連立めぐる米国からの圧力を拒絶
◆2008/02/18 NIKKEI NET ケニア和解協議、与野党が暫定合意
◆2008/02/18 中国情報局 ケニアに環境配慮の「エコトイレ」プレゼント
◆2008/02/18 AFP BB News 【緊急募金アピール】ケニアでの援助活動にご協力をお願い致します!【UNHCR】
◆2008/02/18 NIKKEI NET ライス米国務長官、ケニア入り・混乱の調停急ぐ
◆2008/02/20 時事ドットコム 2008/02/20-21:33 野党、交渉決裂ならデモ再開=暴動再燃の懸念も−ケニア
◆2008/02/20 東京中日スポーツ 大崎が北京へ逆転狙う 3月2日びわ湖マラソン出場
◆2008/02/21 asahi.com マータイさんに殺害脅迫文 政権批判が原因か ケニア
◆2008/02/22 japanjournals.com 2/22 紅茶もビール値上げ! ビールは1パイント4ポンド時代がくる?
◆2008/02/25 JANJAN ケニア:大連立にあと一歩
◆2008/02/25 東亜日報 ケニア・ナクル公園の3分の1が焼けた
◆2008/02/25 AllAfrica.com Kenya: 29 Disabled Killed in Poll Violence
◆2008/02/26 AFP BB News ケニア暴動、死者1500人以上
◆2008/02/26 国境なき医師団 ケニア:西部モロ地域における避難民の窮状
◆2008/02/26 東京新聞 マータイさんに殺害脅迫 ケニア、政権批判理由に
◆2008/02/26 AFP BB News <08米大統領選挙>オバマ候補の「ターバン写真」、出どころはクリントン陣営か?
◆2008/02/26 MSN産経ニュース ノーベル平和賞のマータイさんに殺害脅迫
◆2008/02/27 MSN産経ニュース ケニアの和解協議が一時中断
◆2008/02/27 NIKKEI NET ケニアの与野党協議を停止
◆2008/02/27 christiantoday.co.jp イムマヌエル綜合伝道団、ケニア難民支援を全国に呼びかけ
◆2008/02/27 AFP BB News 混乱続くケニア、進展みられず与野党間の交渉を一時中断へ
◆2008/02/27 UNHCR 恐怖のため故郷に帰還できないウガンダのケニア難民
◆2008/02/28 MSN産経ニュース ケニア、与野党が連立政権樹立で合意
◆2008/02/29 AFP BB News 【緊急募金アピール】ケニア難民への緊急援助活動に奔走するUNHCR日本人職員 高嶋由美子から緊急報告【UNHCR】
◆2008/02/29 cnn.co.jp 与野党が連立政権樹立で合意、首相も決まる ケニア政局
◆2008/02/29 AFP BB News 暴動で経済悪化のケニア西部、土地めぐる部族対立が戦争に発展
◆2008/02/29 時事ドットコム 2008/02/29-00:27 与野党、連立で合意=騒乱拡大回避へ−ケニア
◆2008/02/29 AFP BB News ケニア大統領と野党指導者、「連立政権」合意文書に正式調印
◆2008/02/29 asahi.com ケニア与野党、連立政権に合意 アナン氏が仲介
◆2008/02/29 MSN産経ニュース 民族衣装問題、ケニアの町がオバマ氏を応援
◆2008/02/29 外務省 ケニアにおける連立政権の協力原則に関する合意について

○DAILY NATION http://www.nationmedia.com/dailynation/nmgindex.asp
○THE STANDARD http://www.eastandard.net/
○BUSINESS DAILY http://www.bdafrica.com/

ケニアで大統領選挙をめぐって生じている騒乱について、政治指導者に早急な解決を呼びかける国際署名についてのメールをお送りします。

○以下の国際署名文案(日本語訳・英語原文)をお読みいただき、賛同できる方は署名してくださるとありがたいです。

○また、本メールについて、差し支えない範囲で、関心のありそうな友人・知人の方にご自由にご転送下さい。

ケニア大統領選挙後の事態については、以下もご覧下さい。

マイシャ・ラハ http://www.maisha-raha.com/Riot%20in%20Kenya%20Top.html

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■ケニア騒乱の早急な解決を求める国際署名■
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(特活)アフリカ日本協議会 紛争問題タスクグループ担当 稲場 雅紀

ご存知のように、ケニア共和国では、昨年末に行われた大統領選挙の結果をめぐって、大規模な騒乱状態が生じています。これについては、日本のメディアを含む多くの報道機関などでも大々的に報じられています。報道によると、1月5日現在、数百人が死亡し、17〜25万人が国内避難民となっています。

この危機に際して、ノーベル平和賞受賞者である南アフリカ共和国のデズモンド・ツツ大司教がナイロビ入りし、ふたりの大統領候補者の間の調停を積極的に進めています。ケニアの報道機関が連合を組んで報道規制に抵抗しながら活発な報道を続けているほか、ケニア国内の各種市民社会による、平和を求める動きなども生じてきつつあるようです。

ここに紹介するのは、英国・南アフリカ・ケニアに事務所を置くNGO「FAHAMU」の主要メンバーにより展開されている国際署名「ケニアの選挙に関わる危機への緊急の解決を呼びかける」です。FAHAMUは、情報とコミュニケーションの促進を通じて、アフリカに於ける社会正義の確立をめざすネットワークNGOで、アフリカの各種情報や論説を集めたメール・ニュースマガジン「Pambazuka News」を発行しています。

ここに紹介する署名は、Fahamuの共同ディレクターを務めるケニア人フィロゼ・マンジ氏を中心に、在英のケニア人作家・詩人・市民活動家が起草したものです。二人の大統領候補に対して、協力して危機の解決策を模索することを求めると同時に、平和を愛する全ての人々に対して、ケニアに平和をもたらすための署名を呼びかけています。

■署名の方法について■

(1)以下の日本語訳(および必要ならば英語訳)をお読み下さい。

(2)署名に賛同したいと思われる方は、以下のウェブサイトにアクセスしてください。

Petitiononline.Com “CALL FOR URGENT RESOLUTION OF KENYA ELECTORAL CRISIS” http://www.petitiononline.com/kenya08/petition.html

(3)このウェブサイトの以下のURLから署名できます。

http://www.petitiononline.com/kenya08/petition-sign.htmlhttp://www.petitiononline.com/kenya08/petition-sign.html

(4)現在の署名数および署名者を確認するためには、以下のURLを見てください。

http://www.petitiononline.com/mod_perl/signed.cgi?kenya08

(5)ワード版もありますので必要な方はご連絡下さい。(info@ajf.gr.jpまで)

■日本語訳「ケニアの選挙に関わる危機への緊急の解決を呼びかける」■

※英語原文は、日本語訳の後についています。

==========================================================
ケニアの選挙に関わる危機への緊急の解決を呼びかける
〜ケニア国家統一党およびオレンジ民主運動の指導者への書簡〜
==========================================================

(翻訳:(特活)アフリカ日本協議会 稲場雅紀)

私たちは、オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement)と国家統一党(Party of National Unity)の指導者たちに対して、ただちに、ケニアで現在生じている、選挙に関わる危機への解決策を模索し、その指導力を通じて、国家の平和と調和を再建するよう呼びかけるものです。

私たちは、高い投票率によって多くの人々に印象を残したこの選挙に続いて生じた、事態の悪化に懸念を表明します。私たちは、ケニアの人々の尊厳と勇気を称賛するとともに、ここ数日間の不要な暴力によって命を失った人々とその家族、また、傷ついた多くの人々に対して、哀悼の意を表します。ケニアの人々にとって、今は、忍耐し、尊厳を守り、大多数の人々にとって最も利益のある解決策を探すことが必要な時なのです。

私たちは、この国において、生命を奪い、資産を破壊し、全体的な騒乱状況をもたらす原因となったこの混乱について、痛苦に受け止めます。選挙の結果が論争となったことにより、ケニアのみでなく、アフリカ全体において、民主主義と平和に向けた展望が傷つけられました。ケニアの歴史上、最も激しく闘われたこの選挙の結果について、暗雲がたれ込めていることを、私たちは悲嘆の思いで受け止めています。私たちは、自由で公正な結果を得るためにも、緊急の課題として平和が取り戻されることが必要だと信じています。

私たちは、今は挑発的な行動をする時ではないこと、相争うパートナーを交渉の席に着かせるためにリーダーシップを発揮するべき時であることを信じます。この危機は、未だ対立するプレイヤーたちが、調停と和解のメカニズムを活用することによって解決することが出来ます。危機の平和的解決を立案することこそ緊急の課題であることに気づくべきなのです。もし必要なら、アフリカ連合(African Union)や、その他選挙監視を行った組織などの第三者の調停を活用することも可能です。私たちは、相争う指導者たちに対して、民主主義の精神にしたがって行動すること、透明性のある方法によって、ここ数日の騒乱によって生じた傷をいやすことを追求することを要請します。

私たちは、多くの人々が、今回の選挙において不正義が生じたと考えていること、また、それについて裏切られたという感情を持っていることを認識しています。私たちは、こうした人々に対して、適切な説明とアカウンタビリティを要求すること、また、市民としての責任に関する自覚に沿って行動することにより、選挙プロセスに参画していくことを求めます。

私たちは、国家統一党およびオレンジ民主運動の指導者たちに対して、国家の利益のために、現在の危機を解決し、和解を模索していくことを呼びかけます。私たちは、調停と和解のメカニズムを緊急に設置し、どこにも勝者はなく、ただ敗者のみが存在する現在の状況により生じたすべての不満や苦悩に声を与えることを求めます。また、現在までに行われている仲裁プロセスを歓迎します。私たちは、治安部隊および他の全ての勢力によって生じている暴力を直ちに停止することを求めます。私たちは、治安部隊が平和と秩序を維持する役割を有していることを認識しますが、一方で、ここ数日において、治安部隊が非武装の市民に対して行っている、過剰でなおかつ非中立的な暴力の行使を非難します。

私たちは、選挙プロセス全体およびその結果について、競合する政党の間での認識の違いを解決するための、独立した透明性のある検証を要求します。選挙の結果と、報告されたすべての違反行為、とくに、最終結果の集計作業にかかわる各種の不整合について、検証の対象にする必要があります。

私たちは、信用に足る独立した司法調査委員会を即座に設立することを呼びかけます。これはすでに選挙監理委員によっても呼びかけられています。

私たちは、国際社会に対して、提案されているこれらの検証プロセスの結果を忍耐強く待つことを呼びかけます。ムワイ・キバキ政権 Mwai Kibaki Governmentもしくはライラ・オディンガ政権 Raila Odinga Government の下で生きていかなければならないのは、他ならぬケニア国民です。国際社会は、これらの選挙が「自由で公正であった」と宣言する前に、独立した検証プロセスによる提言を踏まえる必要があります。

私たちは、平和で民主的なケニアを求める人々、とくにアフリカ連合の人々に対して、この危機について、対話と和解による早急な解決をもたらしうるイニシアティブを支援することを求めます。

私たちは、報道機関に対して課されている報道規制に対して、深い懸念を表明します。こうした報道規制は、すでに一触即発の状況にあるケニアにおいて、疑念と憶測を拡大する効果しか生みません。表現の自由は、ケニアの人々によってここ数年勝ち取られてきた最も偉大な民主主義の成果であり、私たちはこれを後退させることは出来ません。

私たちは、報道規制を直ちに撤回し、ケニアの人々が、今何が生じているかを即座に知ることが出来るようにする事を求めます。私たちは、ケニアの報道機関が、この危機に関する情報を流し続けていることについて、これを賞賛します。危機の時期にあっては、憶測ではなく事実に基づいた民主主義の確立にとって、自由で独立した報道機関の存在が不可欠です。

私たちは、この危機に当たって、国際的な各種の報道機関が、ケニアの報道機関を支援すること、自由で独立した報道の権利を促進し続けることを求めます。私たちは、平和を愛する全ての人々が、ケニアが通常の状態に戻り、人々が恐怖と不安を抱えることなく生き続けていけるように、私たちとともに、この危機の早急な解決を求めていくことを呼びかけます。

(署名)

本書簡の起草は、いずれも在英のケニア人作家・詩人・市民活動家であるワングイ・ワ=ゴロ Wangui wa Goro、フィロゼ・マンジ Firoze Manji、ムコマ・ワ=グギ Mukoma wa Ngugi、ロナルド・エリー・ワンダ Ronald Elly Wanda、キング・オモガ King Omoga、セニャ・シイェンディ Cenya Ciyendiによってなされ、フィロゼ・マンジによって執筆された。

■英語原文「CALL FOR URGENT RESOLUTION OF KENYA ELECTORAL CRISIS」■

CALL FOR URGENT RESOLUTION OF KENYA ELECTORAL CRISIS

http://www.petitiononline.com/kenya08/petition.html

To: Leaders of PNU and ODM

CALL FOR URGENT RESOLUTION OF KENYA ELECTORAL CRISIS

We the undersigned call on the ODM and PNU leaders to urgently seek a resolution to the current electoral crisis in the country and restore peace and harmony in the country through leadership.

We express our concern at the deteriorating situation in Kenya following what has been widely acknowledged as an impressive election turn-out. We commend the Kenyan people for their dignity and courage but also express our condolences to the families of those who have lost their lives and to the many who have been injured in the course of needless violence over the last few days. This is a time for Kenyans to be patient, dignified and to look for solutions that are in the best interest of the majority.

We regret the chaos which has caused loss of life, destruction of property and general unrest in the country. The contested outcome has marred the prospects of democracy and peace not only in Kenya but also in Africa. The cloud which hangs over the conclusion of one of the most fiercely-fought elections in Kenya?s history is regrettable. We believe that peace should be regained as a matter of urgency so that a free and fair outcome can be reached.

We believe that this is not the time for provocative actions, but a time for demonstrating leadership through bringing the contending partners to the table. This crisis can be resolved by the players in disagreement using conciliation and arbitration mechanisms as a matter of urgency to plan a peaceful resolution of the crisis. If necessary, this could be done with the involvement of others such as the African Union and others, such as those who acted as election observers. We urge the contending leaders to act within the spirit of democracy and seek to heal the wounds that have been opened by recent events and to do so in transparent ways.

We are aware of the betrayal that many may feel in what they consider to be an electoral injustice. We ask them to engage in the process by seeking explanation and accountability and to be guided by their own sense of civic responsibility.

We call on the PNU and ODM leaders to seek conciliation and resolution of the current crisis for the sake of the country.

We call for mechanisms for mediation and conciliation to be put in place urgently to give voice to all grievances that have arisen from the present situation in which there can be no winners, only losers. We welcome the mediation processes that have been initiated

We call for an immediate ending of violence by the security forces and all other parties. Whilst we recognize that the security forces have a role to play in maintaining peace and order, we condemn the disproportionate and excessive use of force by the security forces against unarmed civilians that has been manifest over the last few days.

We call for an independent transparent review of the whole electoral process and its outcomes so as to resolve any differences between contesting parties. This should include reviewing the results of the election and all reported irregularities, especially those related to the disparities in the tallying of the final results.

We call for a swift formation of an independent and credible Judicial Commission of Enquiry by endorsing the call by the Electoral Commissioners who have called for one.

We urge the international community to be patient pending the outcome of such a proposed review process. As it is Kenyans who have to live with the consequences of a Mwai Kibaki or Raila Odinga government, the international community can only follow the recommendations of an independent review before declaring the elections free and fair.

We call on those who wish to see a peaceful democratic Kenya, especially in the African Union, to support initiatives that can bring this crisis to a swift conclusion by facilitating dialogue and reconciliation.

We are deeply concerned by the gagging of the media, especially as this has only fueled suspicion and encouraged speculation in an already highly volatile situation. Freedom of expression has been one of our greatest democratic prizes won by Kenyans during the last few years and we cannot afford to go backwards.

We call for an immediate and unconditional lifting of the reporting ban so as to ensure that Kenyans are able to keep abreast of what is happening. We commend the Kenyan press for the work they have done to keep information flowing. It is precisely in the time of crisis that a free and independent media is essential to ensure a democracy that is based on information not speculation.

We urge the international media community to support the Kenyan press during this time and continue promoting the right for a free and independent press especially during such a period.

We call on all peace loving people to join us in calling for a swift conclusion to the crisis so that Kenya can return to normality and people can continue their lives without fear and anxiety.

Sincerely,

(Signature)

The Call for Urgent Resolution of Kenya Electoral Crisis Petition to Leaders of PNU and ODM was created by Wangui wa Goro, Firoze Manji, Mukoma wa Ngugi, Ronald Elly Wanda, King Omoga, Cenya Ciyendi and written by Firoze Manji (firoze@fahamu.org). This petition is hosted here at www.PetitionOnline.com as a public service. There is no endorsement of this petition, express or implied, by Artifice, Inc. or our sponsors. For technical support please use our simple Petition Help form.


【参考図書】
開発フロンティアの民族誌―東アフリカ・灌漑計画のなかに生きる人びと
石井洋子著 御茶の水書房 ¥5,040 A5版 310ページ  2007年2月 [amazon]

サブサハラ・アフリカで最も成功したと言われてきた国家的潅漑計画の歴史と、1990年代末から始まった新しい動きを伝える。


アフリカ昆虫学への招待
日高敏隆監修 日本ICIPE協会編 京都大学学術出版会 ¥3,150 A5版 285ページ 2007年4月 [amazon]

ケニアにある国際昆虫生理生態学センター(ICIPE)、ナイジェリアにある国際熱帯農業研究所(IITA)等でアフリカの昆虫研究に従事した日本人研究者が、人びとの健康や農業に関わる昆虫研究の課題を紹介する。


アフリカン・ポップスの誘惑
多摩アフリカセンター編 春風社 ¥1,680 A5版 191ページ 2007年5月 [amazon]

アフリカの人びとがラジオ、カセットテープを通して親しんでいるポップスを多数紹介。最後に収録されたエイズで亡くなった大スター自身のエイズの恐ろしさをえがく歌が印象的。


マウマウの娘―あるケニア人女性の回想
ワンボイ・ワイヤキ・オティエノ (著), コーラ・アン・プレスリー (編さん), 富永 智津子 (翻訳)  未来社 ¥2,730 四六判 266ページ 2007年5月 [amazon]

十代でケニア土地解放軍の闘いに参加し、ケニア独立後は政治家としても活躍した女性の自叙伝の前半。後半の翻訳も待たれる。70歳を超えて、ケニア独立の理念を高く掲げた政党を立ち上げた著者から目が離せない。



 
 
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ケニア避難民に緊急無償資金協力、外務省

* 2008年02月01日 22:21 発信地:東京

【2月1日 AFP】外務省は1日、大統領選挙をきっかけとする暴動で約25万人の国内避難民が発生しているアフリカのケニアに対して、約4億7800万円の緊急無償資金協力を実施すると発表した。世界食糧計画(World Food Programme、WFP)、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)を通じて避難民支援を行う。

エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)でアフリカ連合(African Union、AU)首脳会議に出席した森喜朗(Yoshiro Mori)元首相は、ケニアの危機的状況に懸念を示すとともに、同国の与野党指導者に対して、協力して和解に努めるよう訴えた。

外務省もまた、ケニア国民の生活環境改善に向けた支援継続を表明し、コフィ・アナン(Kofi Annan)前国連事務総長を代表とするAU賢人会の仲介努力を通じて、早期に政治的解決が実現するよう期待するとの声明を発表した。

ケニアでは前年12月27日の大統領選挙で、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領の再選が発表されて以来、暴動や衝突でこれまでに約1000人が死亡、およそ30万人が避難生活を余儀なくされている。(c)AFP



 
 
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ケニア野党議員射殺、両指導者の協議延期に

* 2008年02月01日 07:59 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月1日 AFP】大統領選後の混乱が続くケニアで1月31日、野党議員が警察官によって射殺されたことを受け、仲裁役のコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長は同日行われる予定だった事態解決に向けた協議を延期した。

アナン氏は首都ナイロビ(Nairobi)で記者団に対し、「午後の協議を延期した。与野党の指導者が緊急事態に注意を払うことができるよう、あす協議を再開する」と述べた。

混乱の解決に向け、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領と野党オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement、ODM)のライラ・オディンガ(Raila Odinga)党首は、前年12月の投票以来初となる協議を29日に開始していた。

同国西部エルドレット(Eldoret)で射殺されたのはODMのDavid Kimutai Too議員で、29日にも野党議員が射殺されており、野党議員2人目の犠牲者となった。

警察当局は、今回の事件について、政治衝突とは関係なく、恋愛関係のもつれが原因だとしている。

この事件を受け、同地では射殺に抗議する暴動が発生、少なくとも2人が死亡した。また、ケリチョ(Kericho)近郊やキスム(Kisumu)では、警察官が道路を封鎖したり、放火して抗議する住民に催涙ガスを用いて取り締まった。(c)AFP/Bogonko Bosire



 
 
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AU首脳会議、ケニア情勢など収拾目指し協議

AU首脳会議で握手するケニアのキバキ大統領(左)と国連の潘基文事務総長=31日〔AP〕

【ロンドン=岐部秀光】アフリカ連合(AU、加盟53カ国)は31日、エチオピアの首都アディスアベバで首脳会議を開いた。大統領選を機に混乱が広がったケニアの与野党対立は、物流寸断など周辺国経済にも打撃が広がっており、各国首脳は早期の収拾をめざし対応を協議した。

会議に出席した国連の潘基文(バン・キムン)事務総長はケニアの首都ナイロビを2月1日に訪問すると発表した。ケニアではアナン前事務総長が与野党の仲介にあたっているが、不正が横行したとされる選挙のやり直しを巡り双方の対立が解けていない。

会議にはケニアのキバキ大統領も出席。野党指導者のオディンガ氏は、各国にキバキ政権を承認しないよう訴えている。首脳会議は当初スーダン情勢が中心議題とみられたが、同国への国連とAUによる合同部隊派遣についてもケニアの混乱で実現が遅れる見通しだ。(08:46)



 
 
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国連事務総長がケニア入り・与野党対立、早期収拾目指す

【ロンドン=岐部秀光】国連の潘基文・事務総長は1日、与野党対立で混乱が続くケニアの首都ナイロビを訪問した。現地入りしているアナン前事務総長の仲介を後押しし、事態の早期収拾を目指す。

前日、エチオピアでアフリカ連合(AU)首脳会議に出席しケニアのキバキ大統領と会談した事務総長は1日、野党指導者のオディンガ氏とも会談。非難合戦を続けている双方指導者に歩み寄りを促した。

ケニアでは1月31日、警官の発砲により野党議員が死亡した。今週、野党議員が殺害されるのは2人目で、野党側は警察の過剰な暴力を非難している。(01日 22:36)



 
 
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2008/02/02-01:00 暴力停止を呼び掛け=国連総長ケニア入り

【ロンドン1日時事】ケニアからの報道によると、国連の潘基文事務総長は1日、ナイロビ入りし、対立する大統領派と野党勢力に対し、暴力をやめて平和的解決に努めるよう呼び掛けた。

潘事務総長は記者団に「ケニア政府と国民へのわたしのメッセージは、暴力を停止し、対話を通じて問題を解決しようということだ」と表明。前日にエチオピアで開幕したアフリカ連合(AU)首脳会議の際、キバキ・ケニア大統領と会談した同事務総長は、この後野党オレンジ民主運動(ODM)指導者のオディンガ氏と会った。



 
 
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ケニアの与野党、国連の仲介で紛争解決の行程表に合意

* 2008年02月02日 12:21 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月2日 AFP】大統領選に端を発した暴動が続くケニアで、与野党勢力が1日、国連(UN)の仲介により紛争解決へ向けた4項目を定めたロードマップ(行程表)に合意した。コフィ・アナン(Kofi Annan)前国連事務総長が首都ナイロビ(Nairobi)で発表した。

1週間以上前に同国入りしたアナン前事務総長は、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領と野党指導者ライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏の代表と会談を続けていた。

アナン前事務総長は、最優先事項として暴力の即時停止ならびに国民の基本的権利と自由の保障を掲げ、これに加えて人道支援および政治危機の打開の3項目について、7日から15日以内に実行に移すよう求めた。失業、貧困、土地改革など長期的な取り組みがもとめられる議題も含まれているが、政治危機の解決について具体的な解決策は示されていない。

野党勢力は、一連の提案に慎重な立場をとりつつも、これを歓迎し受け入れた。

前年12月27日に実施された大統領選の結果を巡る部族間紛の衝突や暴力での死者は、これまでのところ1000人近くに上っている。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2345065/2584561



 
 
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ケニア与野党が和解で合意

【ロンドン=岐部秀光】ロイター通信などによると、昨年12月の大統領選挙投票をきっかけに混乱が広がっているケニアで与野党の代表が1日夜に会談し、暴力の沈静化と政治的和解に向け即時行動することで合意した。仲介にあたっていたアナン国連前事務総長が発表した。

双方は暴力の停止、人道上の問題解決、政治対立の解消について、7日から15日の間に実現を目指すことを確認した。具体的には双方が挑発的な発言をすることを控え、違法な民兵の武装解除を進める。週明けから和解に向けた協議を始めるという。

ただ、所得格差や部族対立を背景とした与野党支持者の対立は根深いものがあり、今回の合意がどれだけ効果を及ぼすかは不透明だ。(11:16)



 
 
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ケニアの与野党、危機打開策まとめで合意…アナン氏発表

【ヨハネスブルク=角谷志保美】昨年12月の大統領選を巡るケニアの部族衝突で、調停役を務めるアナン前国連事務総長は1日、キバキ大統領側と最大野党党首のオディンガ氏側が、衝突の即時停止など危機打開策をまとめることで合意した、と発表した。

アナン氏は首都ナイロビで記者会見し、双方が「まず暴力の即時停止に取り組む」と説明。約30万人とされる避難民への人道支援なども協議対象とし、「15日以内」に一定の結論を出すことで合意したという。失業、財産、土地改革など長期的課題についても、1年以内に解決策を模索する。

ただ、大統領選での「再選」を既成事実化するキバキ氏と不正選挙を訴えるオディンガ氏の対立は根深く、協議の難航は必至だ。

(2008年2月2日20時40分 読売新聞)



 
 
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ケニアのアナン調停 暴力停止など4項目行程表で合意

2008.2.2 18:22

【ロンドン=木村正人】大統領選をめぐる混乱が深刻な民族対立を引き起こしているケニアで調停努力を続けるアナン前国連事務総長は1日、与野党双方が暴力停止や政治危機回避など和解に向けた行程表に合意したことを明らかにした。緊急課題については15日以内の行動開始を双方に求めているが、悪化した民族感情をどれだけ和らげられるかは不透明だ。

現地からの報道によると、アナン氏は1日夜、キバキ大統領と最大野党オレンジ民主運動(ODM)指導者、オディンガ氏双方の代表と協議した。「民族浄化」(フレーザー米国務次官補)の様相を見せ始めた国内情勢に対する危機感を背景に、3者は(1)暴力停止(2)人道支援(3)政治危機の回避(4)失業、貧困、土地改革などへの対策−の4項目に関する行程表に合意した。

これを受け、アナン氏は「最優先課題は暴力を止めるための行動をすぐに起こすことだ」と宣言した。和解に向けた3者協議は今後1カ月間、続けられる。行程表のうち急を要する(1)〜(3)については双方に7〜15日以内の行動を求めている。

潘基文国連事務総長も1日、首都ナイロビに入り、記者団に「私のメッセージは、暴力を停止し、対話を通じて問題を解決しようということだ」と述べ、アナン氏の調停努力を後押しした。

しかし、3者協議の数時間前、キバキ大統領が「大統領選は公正だったが、不正があったようにオディンガ氏が国民を扇動している」と改めて非難した。過去に政争を繰り広げてきた両氏の対立は根深く、対話の先行きを不安視する声もある。

ケニアでは昨年12月27日の大統領選をめぐる混乱を発端に、ODMを支持する有力民族ルオや少数民族カレンジンが、ナイロビの貧困地区や西部リフトバレー地区などでキバキ大統領の出身である最大民族キクユを襲撃。1月下旬から、キクユが組織的に反撃に出るなど「報復の連鎖」が犠牲者を拡大させている。

ナイロビ郊外では29日朝、ODMの国会議員が2発の銃弾で両目を撃ち抜かれて死亡。31日にもリフトバレー地区でODMの国会議員が警察官に射殺されている。フランス通信(AFP)によると、死者は1000人近くに、避難民は30万人に達している。



 
 
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国連事務総長がケニア入り 政情不安解決を支援へ

2008年02月02日10時34分

昨年末の大統領選を機にしたケニアでの暴動や政情不安の解決を支援するため、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が1日、ナイロビ入りした。対立する与野党トップを仲介しているアナン前国連事務総長や、再選したキバキ大統領に敗れた最大野党のオディンガ氏と会談した後、記者会見で「個人や党派的な利害を超えて、ケニア政府と国民は平和的な対話で暴力やすべての問題を解決してほしい。そのために国連は最大限の支援をする」と訴えた。

ケニアの暴動は西部のリフトバレー州を中心に収まる兆しがない。1月31日にはエルドレトで、最大野党の国会議員が警官による銃撃で死亡、国会議員の犠牲者は2人に増えた。全体の死者数は約850人に上っている。



 
 
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2008/02/02-06:45 暴力停止へ交渉行程表で合意=ケニア与野党−前国連総長らが仲介

【ロンドン1日時事】ナイロビからの報道によると、ケニアの部族衝突終結へ仲介工作を続けるアナン前国連事務総長は1日、即時暴力停止や政治危機打開など4項目の交渉議題を定めたロードマップ(行程表)に与野党勢力が合意したことを明らかにした。

アナン氏は同日、キバキ大統領と野党指導者オディンガ氏のそれぞれの代表と協議。合意は(1)暴力停止の方策(2)人道支援の方法(3)当面の政治危機の解決策(4)失業、貧困、土地改革など長期的な問題の解決策−の議題4項目から成る。交渉は今後1カ月程度続けられる見通しだが、暴力停止に結び付くかは流動的だ。



 
 
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[オピニオン]民族浄化

FEBRUARY 02, 2008 08:35

汚れた服や布などを洗う「洗浄」という単語の前に金がつけば「資金洗浄」(Money Laundering)という知能型犯罪になる。汚れを落としてきれいにする「浄化」も、前に民族がつけば民族浄化(Ethnic Cleansing)という大量殺戮(さつりく)に変わる。戦闘要員になりうる男性は殺害し、女性は暴行する民族浄化を見れば、人間はもともと邪悪な存在で、本性の深い所に「悪」が宿っているのではないかとすら思えてくる。

◆組織的に特定民族を抹殺する民族浄化は、ナチス・ドイツによる600万人のユダヤ人虐殺が代表的だ。ナチスの亡霊は消えたが、民族浄化は21世紀にも依然として生きている。最近、アフリカのケニアで民族浄化が行われ、犠牲者が続出した。昨年12月の大統領選挙後に発生した流血事態が悪化したものだ。現大統領が属するキクユ族と野党指導者のルオ族との間に攻撃と復讐が相次ぎ、約1000人が殺害され、30万人が避難キャンプを求めて家を離れた。

◆ケニアの隣国、スーダンの民族浄化はさらに残酷だ。ダルフール地域に住むキリスト教アフリカ系住民が独立を要求すると、「ジャンジャウィード」と呼ばれる新政府に支援されたアラブ系民兵が03年から民族浄化を行い、これまで20万人以上が犠牲になった。集団虐殺を逃れて故郷を離れた難民は250万人を上回る。ケニアから遠くないルワンダでも、94年にフツ族とツチ族の殺戮争いで、100万人以上が虐殺された。

◆にもかかわらず、国際社会は無気力だ。国連主導で、民族浄化を含む「人道に対する罪(Crime against Humanity)」に対しては時効の適用を排除する協約を締結し、犯罪者を最後まで追跡して処罰するよう取り決めたが、虐殺劇を防げていない。ケニアの惨状を見かねて、アフリカの53カ国首脳が緊急対策会議を開いた。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も出席した。民族浄化を終息させる解決策が期待される。人間の本性はもともと善良だという信頼が、間違っていなかったことを確認したい。

方炯南(パン・ヒョンナム)論説委員 hnbhang@donga.com



 
 
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女子はフィレス優勝、男子はジョロゲ…丸亀ハーフマラソン

陸上・香川丸亀ハーフマラソン(3日・香川県立丸亀競技場発着)――女子はケニア出身で世界選手権一万メートル8位のオンゴリ・モラー・フィレス(ホクレン)が1時間7分57秒で初優勝。

北京五輪最終選考会となる3月の名古屋国際女子マラソン出場予定の尾崎好美(第一生命)が1時間9分30秒で2位、39歳のベテラン弘山晴美(資生堂)も1時間10分9秒で4位と順調な調整ぶりを見せた。

男子はケニア出身のアルン・ジョロゲ(小森コーポレーション)が1時間1分35秒で初優勝。日本選手は松下龍治(富士通)の4位が最高だった。

(2008年2月3日18時32分 読売新聞)



 
 
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続く暴動、死者1000人 ケニア 和平行程表合意したが…

2008年2月3日 朝刊

【ロンドン=池田千晶】ナイロビからの報道によると、昨年末の大統領選を機に混乱が続くケニアの与野党勢力が1日、紛争解決へ向けた枠組みを示したロードマップ(行程表)に合意した。調停役のアナン前国連事務総長が発表した。和平への取り組みが続く一方で暴動は治まる兆しが見られず、死者数は1000人に達する勢い。避難民は30万人に上り、深刻な人道危機が続いている。

合意は(1)暴力の停止(2)人道支援(3)政治危機の解決(4)長期的な課題である貧困、土地改革−など計4項目。具体策として民兵の武装解除や挑発的言動の抑制などを確認した。政治危機解決に向け、大統領選で敗れた野党オレンジ民主運動(ODM)のオディンガ氏を首相とする連立政権樹立案などが検討されるとみられる。

アナン氏は「まずは暴力停止と、国民の基本的権利、自由を回復することだ」と強調、3項目については7−15日の間に実現するよう求めた。

これに先立ち、潘基文(バン・キムン)国連事務総長はナイロビを訪問。エチオピアの首都アディスアベバで開かれていたアフリカ連合(AU)首脳会議でケニアのキバキ大統領と会談。オディンガ氏とも会い、対話による平和的解決を呼びかけた。

1カ月続く混乱収束へ向けた取り組みがようやく始まったが、解決に結びつくかは不透明だ。選挙の正当性を譲らないキバキ大統領と、選挙のやり直しを求めるオディンガ氏の溝は深く、混乱の責任についても非難合戦を繰り返している。

政治的、民族的対立による暴動は、西部リフトバレー州を中心に深刻化している。

1月29日にODMの議員が首都ナイロビで射殺されたのに続き、31日には同州エルドレットで別の同党議員が警官に射殺され、その後報復とみられる襲撃で8人が死亡。AFP通信は死者が約1000人に上ったと伝えている。



 
 
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男女ともケニア人が優勝/ハーフマラソン

<第62回香川丸亀ハーフマラソン>◇3日◇香川県立丸亀競技場発着の21・0975キロ

男女ともケニア人選手が制した。男子はアルン・ジョロゲ(19=小森コーポレーション)がトラック勝負を制して1時間1分35秒で優勝。女子はオンゴリ・フィレス(21=ホクレン)が1時間7分57秒で圧勝した。日本人最上位は男子が松下龍治(27=富士通)で4位、女子が尾崎好美(26=第一生命)で2位だった。弘山晴美(39=資生堂)は4位。

ジョロゲは「2週間前にケニアから来て、寒くて体調は悪かったが、記録には満足している」と笑顔。一方のフィレスは「(福士の大会記録)1時間7分26秒を破りたかった」と不満げだった。

[2008年2月3日13時49分]



 
 
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ケニア、与野党合意後も衝突続く

* 2008年02月04日 12:03 発信地:Sotik/ケニア

【2月4日 AFP】(一部更新)大統領選に端を発した混乱が続くケニアで3日、西部Sotikで少数民族カレンジン(Kalenjin)人とキシイ(Kisii)人の間で衝突が発生し、警察発表によると少なくとも13人が死亡した。双方が伝統的な武器である弓矢を用いた。

1日には首都ナイロビ(Nairobi)で、コフィ・アナン(Kofi Annan)前国連事務総長の仲介により、対立する与野党勢力が紛争解決へ向けたロードマップ(行程表)に合意したばかりだが、情勢に好転の兆しはみえていない。

ケニア国内では前週末以来、民族間衝突により各地で70人以上が死亡している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2345965/2593820



 
 
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ガティム選手、熱い声援背に力走 名岐駅伝で2年連続の区間賞

2008年2月4日

3日に開かれた第62回名岐駅伝競走大会に、名古屋市からは一般の部に9チーム、高校の部に8チーム、日進市から一般、高校の部にそれぞれ1チームが出場した。名古屋勢は、一般の部では中央発条が8位、守山自衛隊が躍進して10位に入賞。高校の部は、愛工大名電の12位が最高で、愛知が13位に続いた。冷たい雨が降る厳しい気象条件。各チームはたすきをつなぐため、沿道からの歓声を背に、熱い走りでゴールを目指していた。

慣れない雨をものともせず、ケニア出身のアガスティン・ガティム選手(23)が市内を駆け抜けた。2年連続の区間賞。「とにかくゴールをめがけて走った。うれしい」と笑顔で話した。

「これまでで一番寒かった」。母親が昨年末に手術したのと、祖国の政情不安から10日前までケニアに帰国。それでも「レースが大事」と日本に戻り、夏の母国とは正反対の冷たい雨中の駅伝に臨んだ。

中央発条は創部55年目の伝統ある実業団チーム。沿道には従業員らが駆けつけ、各選手ののぼり旗を立てて応援。上位入賞に期待がかかったが、山田実監督は「1、2区の出遅れが響いた。後手後手に回ったのは残念」と振り返る。

1分半の差なら何とかしてくれる絶対的なエースの6区ガティム選手には8、9位争いでたすきが渡った。目標の7位とは3分差。1分ほど差を縮めたものの、前の走者はとらえられず、ガティム選手も「まあまあの走り」と控えめ。次の大会でのさらなる活躍を誓っていた。



 
 
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丸亀ハーフ 最多5061人

丸亀市金倉町の県立丸亀競技場を発着点に3日行われた香川丸亀ハーフマラソン大会(丸亀市など主催)は、今年から5キロの部が中止となる一方で制限時間が30分延長され、過去最高の5061人が出場。沿道に詰めかけた約12万人の観客の熱い声援を受け、健脚を競った。

ハーフの部3997人、3キロの部886人、小学生1キロの部178人が出走。ハーフの部が始まる午前10時35分ごろには、前日からの雪交じりの雨もやみ、市民ランナーらはベテランの弘山晴美選手(資生堂)や小崎まり選手(ノーリツ)ら招待選手とともに、新井哲二市長の号砲を合図にスタートを切った。市中心部や折り返し点の坂出市などでは、コース沿いの観客が小旗を盛んに振って応援。レースは男女とも激しい上位争いとなり、ケニア出身3選手の接戦となった男子はアルン・ジョロゲ選手(茨城・小森コーポレーション)が1時間1分35秒、女子はケニア出身のオンゴリ・フィレス・モラー選手(北海道・ホクレン)が1時間7分57秒で優勝した。

最高齢は、ハーフの部に出場した高知県土佐市の青木壮太郎さん(85)で、制限時間を約3分残す2時間57分07秒でゴール。「風邪であまり練習できず、マイペースで完走するのが目標だった。次は10日に坂出市で行われる坂出天狗(てんぐ)マラソンに出ます」と元気に話していた。県関係の優勝は次の皆さん。

▽3キロ一般・高校男子 小林正章(善通寺・尽誠学園)▽1キロ小学生男子 正岡大基(丸亀・城西)

(2008年2月4日 読売新聞)



 
 
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ケニアの暴動による死者、1000人を突破=赤十字

2008年 02月 5日 20:16 JST

[ナイロビ 5日 ロイター] 昨年の大統領選を機に混乱が続くケニアでは、民族対立などによる暴動の死者が1000人を超えた。また30万人以上が避難民となっている。現地の赤十字が5日に明らかにした。

赤十字のスポークスマンは「週末に起きたキシイやミゴリなどでの殺害を含め、昨日時点で死者が1000人を超えた」としている。また、避難民の数は今後さらに増える可能性があるとの見方を示している。



 
 
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オバマ氏祖母、当選祈る「大統領になりケニアに平和を」

2008年02月06日17時30分

米大統領選候補指名争いの山場「スーパーチューズデー」の行方を、ケニア西部コゲロ村の住民も注目している。勢いを増すオバマ上院議員(民主)のルーツの村だからだ。ケニアでは昨年末の大統領選後に民族衝突が激化しており、オバマ氏の祖母サラさん(86)は「孫が大統領になったらケニアの平和も助けてくれるはず」とラジオに聴き入っている。

ケニア西部キスムから車で西へ1時間半。のどかなコゲロ村に、祖母サラさんらが暮らす実家がある。サラさんは5日朝、日本製ラジオから流れる米国発のニュースに熱心に耳を傾けていた。

「順調な結果を祈っているよ。孫は読書好きで平和好き。大統領に一番向いている。この前も、ケニアの心配をして電話をくれたんだ」

82年に事故死したオバマ氏の父親は、コゲロ村で生まれ育ったルオ族。米国人女性と結婚し、ハワイでオバマ氏が生まれた。オバマ氏が06年8月に村に「帰省」した時はケニア人、ルオ族として大歓迎を受けた。

近所の中学はオバマ氏が米上院議員になったのを機に、校名を「オバマ上院議員コゲロ中学校」に変えた。校長は「彼はルオの誇りだ」。

ケニアでは大統領は最大勢力キクユ族とカレンジン族が占め、2番目に大きいルオ族からはまだ出ていない。大統領輩出はルオ族の悲願だ。

昨年末の大統領選ではルオ族のオディンガ候補に期待がかかったが、キクユ族の現職キバキ氏に惜敗。その無念さが、その後の民族対立の一因となった。



 
 
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<08米大統領選挙>オバマ上院議員の父の故郷に報道陣大挙、困惑する村民

* 2008年02月06日 02:08 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月6日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員の父の故郷であるケニアの村Nyang'omaに報道陣が大挙して押しかけ、大騒ぎとなっている。しかもオバマ氏の親族によれば、一族の談話がメディアによりゆがめて伝えられているようだ。

オバマ氏のおじに当たるSaid Obamaさんは、オバマ氏の身内を名乗る村民らのコメントが正しく報道されていないと指摘。また、オバマ氏の祖母に当たるSarahさんのコメントも通訳者に誤訳されたと語った。

Saidさんはケニアでオバマ一族の公式なスポークスマン役を担っている人物。4日、電話でインタビューに応じたSaidさんは、「10人もの記者が村に押しかけて、どうにもならない状況だ」と不満を語り、事前にアポを取ってくれないと困るし、親族が話したとおりに報道してほしい、と述べた。

海外メディアのなかには、オバマ一族がイスラム教徒であることや、85歳になる祖母のSarahさんがいまも住む村が貧困にあえいでいることばかり大きく報じるところもある。

村には現在、オバマ上院議員の親族が30人ほど住んでいる。父のバラク・シニアはこの村で生まれ、のちにハワイ(Hawaii)に移住。ハーバード大学(Harvard University)に進み、経済学者となった。

オバマ上院議員は2006年に村を訪問して村民から大歓迎を受け、英語を話せない祖母とも対面を果たした。

オバマ一族はケニア西部の有力部族、ルオ民族の出身。一族の故郷は前年12月の大統領選挙後1000人以上の命を奪った暴動からは免れているという。(c)AFP



 
 
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ケニア与野党代表、政権協議開始

* 2008年02月06日 00:26 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月6日 AFP】大統領選に端を発した民族衝突の続くケニアで5日、与野党が権力分担について協議を開始した。

外務省高官は「協議が始まった。権力分担について話し合っている」と述べ、見通しについては「厳しい」との認識を示した。

与野党の協議は、コフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長を仲介役として、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領と、選挙で敗れた野党「オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement、ODM)」のライラ・オディンガ(Raila Odinga)党首がそれぞれ結成した代表団により行われている。アナン前事務総長は4日、記者団に対して、政治的対立の問題から話し合いを始めるとの方針を明らかにした。

オディンガ党首は、キバキ大統領が再選のために選挙を不正操作したと主張している。選挙結果をめぐる与野党の対立は、独立以来、最も深刻な民族衝突に発展し、少なくとも1000人が死亡、25万人が避難民となった。

多くの専門家は、大統領の権限を縮小した上でキバキ大統領の再選を認め、憲法を改正して首相職を創設し、オディンガ党首を首班とする内閣を発足させるのが、行き詰まり打開に向けたもっとも実行可能な方策と見ている。ただし、与野党どちらもそうした権力配分の調整を受け入れる用意はないと正式にコメントしている。(c)AFP



 
 
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2008/02/06 18:10

ケニアにホルムズ事務次長を派遣

[ ケニア情勢 ]

潘事務総長は昨年12月の選挙以降の混乱で31万人が避難を強いられているケニアにホルムズ人道問題担当事務次長を派遣することを発表した。

[元記事] ・Ban Ki-moon to send top UN humanitarian official to Kenya

【背景】

先日の事務総長のアフリカ訪問でケニアのキバキ大統領(← President Mwai Kibaki と記事本文には書いているのですが、法的には今どういう状態なのでしょう?)とも対立候補のオディンガ氏とも会見し、現状は受け入れがたく、平和的な問題解決を要請しましたが、ケニアの情勢は一向に落ち着く気配を見せません。選挙後の混乱で800人以上が亡くなっています。

難民高等弁務官事務所では、ケニアに隣接するウガンダへの難民12,000人の到着を確認しており対策を始めており、人権高等弁務官事務所でもケニアにミッションを派遣し、人道状況の把握に努める予定になっています。  国連としては各国からの支援も呼びかけていますが、記事を読んでいて気になるのは、「警察官○名を派遣」とか、具体的な情勢安定化への行動が見られないことです。



 
 
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UNHCR、ケニアの国内避難民に支援物資を提供【UNHCR】

* 2008年02月07日 10:03 発信地:東京

【日本UNHCR協会】

UNHCRケニア(2008年2月1日)発:

UNHCRは、ティゴニ(Tigoni)にある紅茶や花の栽培センター周辺やキクユ系の人々の町、またカベテ(Kabete)から追い出され、ナイロビ郊外の3ヶ所の避難場所に身を寄せる約1万人の人々に支援物資を提供しました。

1月31日(木)、UNHCRはこの3ヶ所に避難する人々のために、1800家族分の支援物資(9000人の支援物資に充当)と25の軽量テントをケニアの赤十字と共同で提供しました。国内避難民はその土地に移り住んだ人々で、その多くは紅茶や花の栽培で生計を立てていました。

ナイロビから約30キロメートル離れたティゴニに、家財道具を高く積み上げたトラックに乗って大勢の人が押し寄せ、31日の午後までに、ティゴニの警察署まで約7000人にのぼる人々が集まりました。2000人以上の人々が、キクユ系の人々の町やカベテの警察署内に身を寄せています。

ケニア政府とケニアの赤十字は、25万人以上の人々が、国内避難民として300ヶ所以上の避難所に避難していると考えています。

問合せ先:
特定非営利活動法人 日本UNHCR協会
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)国内委員会
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル(UNハウス)6F
info@japanforunhcr.org
TEL/03-3499-2450(受付時間 10:30〜17:30)FAX/03-3499-2273

(c)日本UNHCR協会



 
 
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2008/02/07-08:57 ケニア情勢に深い懸念=安保理

【ニューヨーク6日時事】国連安保理は6日、昨年末の大統領選以降、混乱に陥っているケニア情勢に関し全会一致で議長声明を採択し、一般市民の殺害や性的暴行が続いていることに深い懸念を表明した。声明は同時に、アナン前国連事務総長による与野党の仲介努力を全面的に支持すると強調した。



 
 
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ケニアに暴力の即時停止を要求 安保理議長声明

2008.2.7 12:03

国連安全保障理事会は6日、昨年12月の大統領選以降続く混乱で800人以上が死亡したケニアに対し、「民族的な動機に基づく攻撃を含めた暴力の即時停止」への措置を講じるよう求める議長声明を採択した。

安保理は先月末、同様の内容の報道陣向け声明で合意したが、状況が改善しないため、位置付けの高い議長声明採択で圧力を強めた。(共同)



 
 
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ケニア与野党、和解協議入り

【ロンドン=岐部秀光】ケニアからの報道によると、同国で昨年12月の大統領選挙投票をきっかけに広がった混乱の収拾を目指すことで合意した与野党は、政治対立解消に向けた本格協議に入った。7日には双方が具体策を提案するなど一定の前進がみられたという。

ただ、選挙のやり直しを求める野党とこれを拒否する与党の隔たりは大きい。(07日 23:01)



 
 
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ケニア与野党が協議に合意、集会禁止令も解除

* 2008年02月09日 13:35 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月8日 AFP】大統領選に端を発した民族衝突が続くケニアで8日、混乱の拡大を避けるため与野党が協議を行うことで合意した。コフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長が発表した。

両者の仲介役を務めるアナン前事務総長は、次週にも一定の成果が得られることを期待すると述べた。

これまでの協議の平行線を打開するためにアナン前国連事務総長は、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領および最大野党のライラ・オディンガ(Raila Odinga)党首と会談を行っていた。

アナン前事務総長は会見で、「紛争解決への4項目の1つである政治対立の解消の実現に向け、次週前半までに与野党が合意に達することを強く望む」と述べた。

ケニア政府は同日、治安が改善したとして集会禁止令を解除したが、国務省は、集会は「平和と国民融和の促進」のために行われるべきとの立場を示した。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2348266/2617824



 
 
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与野党が共同政権樹立で合意か、大統領選後のケニア抗争

ナイロビ――昨年12月27日投開票のケニア大統領選で現職大統領再選、不正選挙に抗議する最大野党、オレンジ民主運動(ODM)支持者らが暴動を起こし、民族抗争にも悪化した問題で、与野党が共同政権樹立で合意したことが8日分かった。AP通信によると、ODMのルト議員が明らかにした。

政府首班の人選、両党の政権での具体的な役割や新政権の発足時期などで調整をさらに進めているという。

暴動やその後の衝突は、ODMの大統領候補だったオディンガ氏の西部有力民族ルオと与党・国家統一党(PNU)の現職、キバキ大統領の最大民族キクユの間の血みどろの抗争にもつながっていた。これまでの衝突で住民ら千人以上が死亡している。議員2人も殺害されている。

ODMは大統領選の無効を主張、選挙のやり直しを求めていた。与野党が歩み寄らない中で、アナン前国連事務総長ら仲裁に入り、与野党指導者の会談などに尽力していた。



 
 
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2008/02/10-17:52 飛松が日本勢最高の3位=千葉国際クロカン

陸上の第43回千葉国際クロスカントリー大会は10日、世界クロスカントリー選手権(3月30日、英エディンバラ)の代表選考会を兼ねて千葉市の昭和の森で行われ、男子12キロは飛松誠(安川電機)が36分12秒で日本選手最高の3位に入った。3日の香川丸亀ハーフマラソンを制したケニア選手のアルン・ジョロゲ(小森コーポレーション)が35分27秒で優勝。昨夏の世界選手権大阪大会5000メートル代表の松宮隆行(コニカミノルタ)は欠場した。

女子6キロは初出場の若月一夏(TOTO)が20分20秒で日本選手最高の3位。ケニア選手のルーシー・ワゴイ(スズキ)が19分50秒で圧勝した。

ジュニアでは男子8キロで村沢明伸(長野・佐久長聖高)が優勝、女子5キロは森彩夏(兵庫・須磨学園高)が勝った。 (了)



 
 
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世界報道写真大賞にアフガニスタンの米兵を撮った作品

* 2008年02月10日 18:58 発信地:アムステルダム/オランダ

【2月10日 AFP】世界報道写真(World Press Photo)財団(本部・オランダ)は8日、世界報道写真大賞(World Press Photo Award)に英国の写真家ティム・ヘザリントン(Tim Hetherington)氏のアフガニスタンの前線で疲れ果てた米兵を撮った写真が選ばれたと発表した。

大賞となった写真は米雑誌バニティ・フェア(Vanity Fair)との契約によるもので、2007年9月16日に撮影された。兵士がいるのは武装勢力に殺された隊員の名前の付いたバンカー「Restrepo」。

ヘザリントン氏は4月27日にオランダの首都アムステルダム(Amsterdam)で行われる授賞式で賞と賞金1万ユーロ(約160万円)を受け取る。

10部門に23か国59人の写真家が選ばれた今回のコンテストで、AFPからはケニアの首都ナイロビ(Nairobi)を拠点にするRoberto Schmidtが大統領選に端を発した紛争の写真で「スポット・ニュース」部門の組写真で、Miguel Riopaがスペインのバレンシア(Valencia)で行われたアメリカス・カップ(America's Cup)の写真で「スポーツ・フィーチャー」部門の単写真で、それぞれ2位を受賞した。

ニュース部門では2007年もアフガニスタンやパキスタンのベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相の暗殺、ケニアの民族衝突や中東の紛争など政情不安や紛争の続く地域が舞台となった作品で占められた。

「ポートレート」部門では米タイム(Time)誌の表紙を飾ったロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の肖像写真が選ばれた。この写真では、光に包まれたプーチン大統領が感情のこもらない目でカメラの方を見つめている。

同財団はアムステルダムに拠点を置く非営利独立団体。(c)AFP



 
 
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サッカークラブに癒しを求めるケニアスラムの子どもたち

* 2008年02月12日 12:22 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月11日 AFP】2007年12月の大統領選後の混乱が続くケニアの首都ナイロビ(Nairobi)のマザレ(Mathare)スラムでは、民族間の対立を忘れ、もう一度サッカーをしようとする子どもたちの姿が見られる。

全国の子どもたち同様、マザレスラムの12歳から18歳の子どもたちも選挙後の混乱に巻き込まれている。しかし、この地区の子どもたちは、1987年に設立されたマザレ青少年スポーツ協会(Mathare Youth Sports Association、MYSA)のおかげでほかの地区とは異なる存在となっている。

2003年にはノーベル平和賞にノミネートされた経歴を持つ同協会は設立以来、住民約30万人のマザレスラムの子どもたち数千人を支援してきた。民族を超えた子どもたちのサッカーチームを作るのもその一環で、協会はスポーツと社会発展活動を結びつける草分け的存在となってきた。

このサッカークラブは、2006年にドイツで開催された国際サッカー連盟(FIFA)主催のストリートフットボール・ワールドカップで優勝を果たし、その名を世界に知らしめることにもなったが、選挙後の混乱でばらばらになってしまった。

■サッカーが埋める民族の壁 

マザレスラムでは、住民数万人が暴動により避難を余儀なくされ、サッカークラブに所属する子ども182人が行方不明になった。同協会のStephen Muchoki氏は、スラムに住むすべてのコミュニティーからメンバーを集めているため、大きな打撃を受けていると語る。

同協会はメンバーリストを基にキャンプ地や教会から行方不明の子どもたちを探し出し、ドナーからの寄付により、食料、衣服、教科書、ユニホームを与えた。マザレ警察署からは近くのスタジアムでの試合実施許可と試合中の警備の提供の約束を得ることができたものの、Muchoki氏によると、スタジアムに行って狙われることを恐れる子どももいるという。

「子どもたちは怖がっている。友達同士が会うこともできないのです」と同氏は語る。

しかし、現在ガーナで開催中のサッカー、2008アフリカ・ネイションズカップ(African Nations Cup 2008)が、統一に向けての大きな契機になっているという。

「トーナメントは最高の時期に開催された。子どもたちは試合を見るために小さな売店に集まり、お互いを応援しあっている。本当に癒してくれている」とMYSAのPeter Karanja代表は語る。

「カメルーンが好きなんだ。彼らは楽しませるサッカーをするから」と、親と引き離されて教会の近くに住む13歳の少年は語る。彼もMYSAに探し出されて再びクラブに参加できた1人だ。

クラブの運営は再開されたが、登録されているチームの数は200と、前年同期の1300に比べると大幅に少ないという。(c)AFP/Aileen Kimutai



 
 
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与野党、大統領選の再開票なしで合意と ケニア民族抗争

ナイロビ――昨年12月27日投開票のケニア大統領選で現職大統領再選、不正選挙に抗議する最大野党、オレンジ民主運動(ODM)支持者らが暴動を起こし、民族抗争にも悪化した問題で、与野間の調停に当たるアナン前国連事務総長は11日、双方が投票の再開票を求めないことで合意したと述べた。

これが本当なら、野党がキバキ大統領の再選を承認したことを意味する。野党議員は先に、与野党が共同政権樹立で合意したとも述べていた。

アナン氏はこれを確認、与野党が次回の大統領選前に憲法改正を検討することで意見が一致したことも明らかにした。また、独立委員会を創設し12月の大統領選での不法行為を調査、選挙制度の改革案を作成するとも語った。

共同政権の構想については今月23日までに最終合意が得られるとの見通しも示した。

暴動やその後の衝突は、ODMの大統領候補だったオディンガ氏の西部有力民族ルオと与党・国家統一党(PNU)の現職、キバキ大統領の最大民族キクユの間の血みどろの抗争にもつながっていた。これまでの衝突で住民ら少なくとも千人が死亡している。議員2人も殺害されている。住民約30万人が避難を強いられてもいる。

ODMは大統領選の無効を主張、選挙のやり直しを求めていた。与野党が歩み寄らない中で、アナン氏らが仲裁に入り、与野党指導者の会談設定などに尽力していた。



 
 
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フェアトレードのチョコ販売

山口の輸入雑貨店

青年海外協力隊員としてケニアに派遣され、帰国後に山口市平井で輸入雑貨店「ウペポ」を経営する高見早苗さん(48)が、バレンタインデーに合わせてフェアトレード(公正貿易)で輸入された発展途上国のチョコレートを販売、支援の購入を呼びかけている。

フェアトレードは、生産者と適正な価格で直接取引することで、途上国の労働者が労働に見合った収入を得られるようにして自立を支援する仕組み。チョコレートはボリビアのココアやフィリピンのサトウキビなどを使って作られた約20種類をそろえた。

高見さんは「途上国の労働者や貿易の仕組みを考えるきっかけにしてもらえれば」と話している。

高見さんは畜産の指導のため1993年にケニアに派遣された。同時に「山口ケニアを知る会」を設立。学校や診療所運営への助言などの支援をして交流を続けている。

問い合わせは同店(083・928・5582)へ。(小笠原瞳)

(2008年2月13日 読売新聞)



 
 
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ご尽力くだサイ! アナン総長ゆずりの「面の皮」?

2008.2.14 15:51

大統領選後、与野党の間で激しい対立の続くケニアで、生まれたばかりのサイの赤ちゃんに「コフィ・アナン」という名前が授けられた。

前国連事務総長と同じ名前。英BBC放送によると、現在ケニアで双方の調停に尽力するアナン氏への敬意が込められているという。

「アナン」同士に類似点はなさそうだが、一部からは、難しい交渉を進展させるためには、サイのような分厚い面の皮がアナン氏に必要との指摘も。(共同)



 
 
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英ボーダフォン、アフガニスタンで送金サービス開始へ

* 2008年02月14日 07:48 発信地:バルセロナ/スペイン

【2月14日 AFP】多くの貧困国や新興国では、広く普及した携帯電話で銀行インフラの整備の遅れを補うことが、新たなビジネスチャンスとなっている。携帯電話事業者はこの機会を利用しようと躍起になっている。

英携帯電話サービス大手ボーダフォン(Vodafone)は11日、スペインのバルセロナ(Barcelona)で開催されている通信・インターネット・報道関連業界の展示会「GSMA Mobile World Congress 2008」で、アフガニスタンで送金サービスを開始することを明らかにした。同社はケニアで類似の事業を成功させている。

2007年3月にサービスが開始されて以来、携帯電話利用者1000万人のケニアでは、推計160万人がボーダフォンの送金サービスを利用しているという。同国には銀行の支店が400店舗、現金自動預払機が600台しかない。

「まだごく初期の段階だが、新興市場での銀行サービスの普及率の低さと急速な携帯電話普及速度を見れば、可能性が非常に大きいことが分かる」と同社の支払い問題対策担当者は語る。

世界的な携帯電話業界団体GSMアソシエーション(GSM Association)の推計によると、世界中でこのような送金サービス実施例は10件ほどあり、約1000万人が利用しているという。

ボーダフォンはインドやアフリカ諸国でも間もなくサービスを開始する構えだ。サービスでは送金のほか、現金の引き出し、請求書やローンの支払いなどが瞬時に行えるという。利用者が現金を預け、受取人にショート・メッセージ・サービス(SMS)で送金額を知らせると、全国どこの携帯電話ショップでも現金を受け取ることができるという。

このサービスでの携帯電話事業者の利点は3つある。少額だが手数料を受けとれること、新規ユーザーを呼び込めること、携帯電話利用量を増やせることだ。

一方、現段階での問題、あるいはビジネスチャンスは、送金可能範囲が国内に限られていることだ。ケニアなどでは海外で働き、定期的に自国に送金する労働者も多い。

この問題が解決されれば、2012年までに資金の流れは現在の4倍の1兆ドル(約107兆円)に達するとGSMは予想している。(c)AFP/Katell Abiven



 
 
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バレンタイン景気にわくインドのバラ栽培企業

* 2008年02月14日 18:24 発信地:バンガロール/インド

【2月14日 AFP】2月14日のバレンタインデーは、インドではイスラム教やヒンズー教の原理主義者たちを激高させかねない行事だが、同国のあるバラ栽培企業はこの日を前に、世界の生花栽培業の中で最も多くのバラを輸出している。

バンガロール(Bangalore)に拠点を置くこの世界一のバラメーカー、カルトゥリ・ネットワークス(Karuturi Networks)は、インド、ケニア、エチオピアで生花を栽培している。今年のバレンタインデーに向けては欧州を中心とする世界市場に約1800万本のバラを輸出した。同社幹部によるとこの本数は昨年の4倍だという。地元インドでの売り上げも100万本で、前年比25%の伸びとなっている。

カルトゥリは2007年10月、オランダの生花メーカー、シェアホランド(Sher Holland)がケニアで展開していた事業を5000万ユーロ(約80億円)で買収した。これによりカルトゥリの年間バラ生産高はそれまでの1億3000万本から6億5000万本に急増。同社では今後3年間で10億本まで増産する方針だ。

■イスラム、ヒンズー強硬派による「バレンタイン襲撃」

インドではこれまで、バレンタインデーにデート中のカップルをヒンズー教やイスラム教のグループが襲撃する事件もあった。

カシミール(Kashmir)地方の分離独立を掲げる女性たちばかりのグループは前月、地元のイスラム教徒らに対し「不道徳」をあおるバレンタインデーを祝わないよう呼び掛けた。「信仰の娘たち」と名乗るこのグループは、特に若い世代に警告を発した。

一方「愛の祭りを祝うことは伝統文化に反する」と主張するヒンズー教強硬派も近年、バレンタイン商品を売る店舗やカップルを襲撃している。

しかし、人口11億人の半数以上が25歳以下を占めるインドで、バレンタインデー人気は高まる一方だ。

カルトゥリ・ネットワークスは、実業家のラーマクリシュナ・カルトゥリ(Ramakrishna Karuturi)氏が家業だった電線と送電塔製造を止め、バラ生産に切り替えたことをきっかけに設立された。(c)AFP



 
 
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【マラソン】早大・竹沢が“オレ流”で五輪切符獲り目指す!

ケニアか? それとも欧米か!? 07年大阪世界選手権男子1万メートル代表の竹沢健介(21)=早大、写真=ら23歳以下の有望選手を対象とした日本陸連男子長距離研修会が13日、都内で開かれた。

研修ではトレーニングのほか選手の体力や血液分析など4項目の検査を行う。また、世界トップのケニア勢に注目する日本陸連は、国内の実業団チームに在籍するケニア人選手からも今後、同様のサンプルを収集。竹沢らの練習に取り込み“ケニア化”させる方針だ。

昨年末に痛めた左の腸脛(ちょうけい)じん帯炎が引かずに、現在も治療を優先している竹沢は理解はしながらも、「ボクは欧州や米国選手の足の接地の仕方が印象的」とむしろ“欧米派”だ。

北京五輪選考会を兼ねた日本選手権(6月)にぶっつけ出場の可能性もあるが、「日本人には日本人のやり方がある」と、心は「日の丸か」。大和魂で北京切符を奪いにいく。



 
 
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ケニアの国立公園で象30頭が脱走

アフリカのケニアにあるツァボ国立公園で13日、象の群れが脱走しました。脱走した象は少なくとも30頭以上で、近くの村の農作物を荒らしているということです。

ケニア野生生物保護局はヘリコプターなどを使い数頭を捕獲しましたが、まだすべての象は捕まっておらず、近くの村の農作物を荒らしているということです。

国立公園には象を保護するためのフェンスが作られていましたが、一部が未完成で、そのすきまから逃げ出したとみられます。(15日11:21)



 
 
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東京マラソン 17日号砲

実力者ズラリ 混戦必至

3万人が都心を駆けるアジア最大級のレース、東京マラソン2008が17日、開催される。昨年にスタートしたこの大会は、今回初めて五輪選考会の舞台ともなり、男子のトップ選手が北京五輪のマラソン代表入りをかけて激突する。海外からも実力派ランナーが参加。混戦必至の大会を彩る有力選手を紹介する。

実績十分の顔ぶれがそろい、終盤まで激しい競り合いが予想される。

連覇を狙うダニエル・ジェンガ(ヤクルト)を筆頭に、世界選手権大阪大会銅のビクトル・ロスリン(スイス)、同7位の諏訪利成(日清食品)、五輪2度メダル獲得のエリック・ワイナイナ(ケニア)が優勝争いの軸。昨年ベルリン2位のアベル・キルイ(ケニア)、一昨年ベルリン3位の梅木蔵雄(中国電力)も侮れない存在。昨年3位の入船敏(カネボウ)、同4位の林昌史(ヤクルト)らも優勝を狙う。

スタートから6キロ付近まで一気に下るコースは、スピードに乗りやすい一方、オーバーペースの危険もある。終盤までどれだけスタミナを温存出来るか。昨年のジェンガも、序盤は抑え気味で25キロから一気に爆発して王座に輝いた。

悲願の初Vで「北京」目指す

諏訪利成 31(日清食品)

北京五輪の代表選考会でもあった昨夏の大阪世界陸上では、日本勢3番目の7位。「メダルを獲得した日本人トップ」の内定条件を満たせず、五輪代表の一番乗りを果たせなかった。

「忘れようと思っても、ちょっとヒマができると考えてしまう」。練習中に右足親指に血マメができ、レースの約2週間前にその親指のツメがはがれてしまった。本番ではそこが痛み、不安を抱えるあまり消極的な走りをしてしまったことが、頭を離れない。

無気力な状態で1か月を過ごした。走るのが嫌になり、ほとんど運動もしなかった。9月25日、悪夢を振り払うには、もう一度、力を証明するしかないと練習を再開した。最終選考会のびわ湖(3月2日)という選択肢もありながら、その前の東京を再挑戦の場に選んだのは「世界陸上の結果を早く忘れるため」だ。

東海大時代は、注目される存在ではなかった。箱根で活躍した同年代の選手を目標に、実業団で走りに磨きをかけ、アテネ五輪選考会の03年福岡で2時間7分55秒の自己最高で2位。五輪で6位入賞を果たした。

「けがしたり、クビになったり、いつ走れなくなるかわからない。毎回、これが最後という気持ちで走っている」。悲願のマラソン初優勝も見据える瞳には、力強さが戻っている。

連覇で五輪狙う

ダニエル・ジェンガ 31(ヤクルト)

沖縄・国頭村で約1か月の合宿を終えて、自信を深めた。「連覇を狙う。いい流れに乗ればいい記録が出ると思う」。強風が吹く海岸沿いのコースで3度の40キロ走、スピード練習もしっかりこなしてきた。

ケニア代表が確実視されながら落選したアテネ五輪の悔しさは忘れない。有力選手の集まる東京で勝てば、北京五輪の代表がぐっと近づく。「スポーツマンとして最高の舞台だから今度こそ出たい」。宮城・仙台育英高からの日本生活が人生の半分を超えたランナーは、五輪の舞台での快走を夢に見、確信している。

家族が住む母国では、大統領選挙に端を発した部族間紛争で混乱が続く。「僕たちが頑張ることが、国の励ましになると思う」。自分と家族、支えてくれる人、そして母国のために。たくさんの負けられない理由を胸に本番に挑む。

「五輪への集大成」

入船 敏 32

「世界最高の選手と北京で戦いたい」。11度目のマラソンを前に、かつてないほど闘志を燃やしている。

昨年9月、ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)が世界新を樹立したベルリンマラソンに出場。結果は16位だったが、20キロまでゲブレシラシエの背中を粘り強く追ったことで「戦える」と思えた。世界レベルを肌で感じたことも収穫だった。練習では「経験を積んで自分をコントロールできるようになった」。仕上がりはほぼ万全だ。「五輪へのラストチャンス」という集大成の舞台に挑む。

「思い切りいきたい」

梅木 蔵雄 32

次々と世界レベルのマラソンランナーが巣立つ中国電力の中でも、その素材は申し分ない。早大時代、箱根駅伝の1区と2区で区間賞を獲得。入社6年目の2003年ベルリンでは、2時間9分52秒をマークした。しかし、国内でのベスト記録は2時間14分台。「五輪や世界選手権の選考がからんで、大事に行き過ぎていた。今回はノビノビ走りたい」

今年元日の全日本実業団対抗駅伝では、4区区間賞と勢いもある。「調子はいい。思い切りのある走りをしたい」。32歳のベテランが、ついに殻を破るか。

粘り強さ披露

4大会連続の五輪出場を狙うエリック・ワイナイナ(34)は「自分が住んでいる街だし、応援も多いと思うので楽しみ」。アトランタ銅、シドニー銀と過去3度の五輪で二つのメダルを獲得した実力者は「北京にも出て金メダルを狙う。全部のメダルの色をそろえたい」と意欲。1か月間平均1200キロの走り込みでスタミナを蓄えており、本番では持ち味の粘り強さを存分に披露するつもりだ。

(2008年2月15日 読売新聞)



 
 
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ライス米国務長官 ケニアへ

2008.2.15 08:18

ロイター通信によると、ブッシュ米大統領は14日、ワシントン市内で演説し、ライス国務長官に昨年12月の大統領選以降、混乱が続くケニアを訪問するよう指示したと明らかにした。

ブッシュ大統領は15日からアフリカ歴訪に出発し、ライス長官も同行。大統領の訪問先にケニアは含まれていないが、ライス長官が途中でケニアに向かい、指導層に対して暴力行為を直ちにやめることなどを求めるという。(共同)



 
 
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混乱続くケニア、与野党が事態収束に向け合意 

* 2008年02月15日 08:20 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月15日 AFP】大統領選に端を発した民族衝突が続くケニアで14日、混乱の拡大を避けるために協議を行っていた与野党が、事態収束を図ることで合意に達した。仲介役のコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長の報道担当者が明らかにした。

アナン前事務総長は、「この48時間にわたる協議の合意内容について説明する」として、15日に記者会見を開くとしているが、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領は、「最終的な合意」には達していないと語っている。

政府高官がAFPに語ったところによると、キバキ大統領側は野党側の政権参加には合意したが、大統領の権力縮小の要求は拒否したという。さらに、与野党は1年間の憲法見直しに合意したという。

アナン前事務総長は、全国規模の暴動に発展した前年12月27日の大統領選の結果をめぐる混乱の解決を図るため、権力分担に関する協議を進めてきた。

米国は、アナン前事務総長による仲介活動を支援するため、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官をケニアに派遣することを決定している。(c)AFP/Otto Bakano



 
 
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ブッシュ大統領15日からアフリカ歴訪、ケニア和解交渉支援へ

* 2008年02月15日 05:26 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月15日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は14日、1週間のアフリカ歴訪で、大統領選をめぐり混乱が続くケニアの和解交渉を促進し、アフリカに対する米国の支援を強調する考えを示した。

ブッシュ大統領は15日から、ベナン、タンザニア、ルワンダ、ガーナ、リベリアを歴訪する予定。イラク戦争で国際社会から非難を浴びる中、米政府の政策の「寛大な面」をアピールするのが狙いとみられる。

また、ケニアの政治和解に向けた努力を後押しするため、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)国務長官を同国に派遣することを決めた。さらに、スーダンのダルフール(Darfur)地方で紛争を続ける勢力に対しては、厳しい制裁を科す意向を明らかにした。

ワシントンD.C.(Washington D.C.)のスミソニアン(Smithsonian)博物館で演説したブッシュ大統領は、「ケニアの危機を収束するため、仲裁役を務めるコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)g事務総長を支援する」と述べた。(c)AFP



 
 
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日赤看護師2名の緊急派遣と3,500万円の支援

ケニア大統領選挙後の暴動による影響で

2008/2/15

日本赤十字社は、2007年12月末以降発生しているケニア共和国の混乱に対するケニア赤十字社と国際赤十字の緊急アピールに応え、約3,500万円の資金援助を行いました。また、赤十字国際委員会(ICRC)の要請を受け、首都ナイロビを拠点に医療支援をする外科チームの一員として看護師2名を派遣します。

■混乱の状況

2007 年12月の大統領選挙で再選を果たしたキバキ大統領と同じ民族のキクユ族は、野党で選挙に敗れたオディンガ氏と同じ民族のルオ族に家を焼かれたりナタで殺害されたりする事態が生じています。またその逆襲が起こるなどの影響で、死者は1,000人以上、国内避難民は32万人以上に上っています。

■ケニア赤十字社の対応

ケニア赤十字社は人道支援の中心的役割を担い、全国にある支部の職員とボランティアを動員して、国連機関などとも連携し救援物資・食料の配付、基礎保健サービスの提供や心のケアなどを行っています。また赤十字の重要な活動の一つである離れ離れになった家族の再会を支援する安否調査活動も行っています。 今回、日本赤十字社が送金した約3,500万円の緊急支援は、避難民の避難所設置やその運営活動、公衆衛生の普及活動や性的暴力を受けた人の心のケアなどに活用されます。

■国際赤十字の対応

赤十字国際委員会(ICRC)は1月1日から、エルドレッドの病院へ外科チームを約3週間派遣し、けが人の手術や医療スタッフの教育にあたりました。また、1万5,000世帯にビニールシートなどの救援物資や飲料水を提供したり、高カロリービスケットなど食料を配布しています。

■日本赤十字社による支援

平成19年10月より首都ナイロビに駐在している秦野環看護師がケニア赤十字社で救援スタッフの支援をしています。そして、今般、ICRCの要請を受け、名古屋第二赤十字病院の伊藤明子看護師と花井美和看護師をICRC外科チームの一員として3ヶ月間派遣します。両看護師は、ナイロビを拠点に、けが人が多く運ばれてくる周辺の病院へ出向き、外科手術や、病院スタッフの教育を行う予定です。

  ■今回被災地入りする日赤看護師

(派遣期間:2008年2月19日〜2008年5月19日予定)

○伊藤明子(いとう あきこ)看護師(名古屋第二赤十字病院):島根県出身

国際医療救援部 国際医療救援課長。1990年ケニア、2000年東ティモール、2001年アフガニスタン等をはじめ、多くのICRCミッションに参加。 2005年スマトラ島沖地震、2006年パキスタン北部地震、ジャワ島中部地震では日赤のERUメンバーとして派遣される。

○花井美和(はない みわ)看護師(名古屋第二赤十字病院):愛知県出身

手術室看護師。7年間にわたるイギリス留学の際、University of Derbyにて「健康と地域」を専攻し、放射線の学位を取得。イギリスの総合病院にて入院患者及び外来患者の放射線業務に約1年間半従事。

■派遣スケジュール

成田空港発   2月19日11:10発 チューリッヒ行 LX169便16:00着

チューリッヒ発 2月19日16:50発 ジュネーブ行  LX2808便17:40着

ジュネーブ発  2月21日07:55発 チューリッヒ行 LX2805便08:50着

チューリッヒ発 2月21日09:35発 ナイロビ行   LX292便19:10着

※19日ジュネーブ着後、20日にはスイスにあるICRCにてブリーフィングのあと、翌21日にケニアのナイロビに向けて出発となります。

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日本赤十字社(東京都港区芝大門1−1−3)

企画広報室 広報担当  

(デスク)03−3437−7071



 
 
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選挙結果の再調査で合意 混乱続くケニア

昨年末の大統領選後に民族対立などの混乱が続くケニアで、キバキ大統領と野党オレンジ民主運動(ODM)のオディンガ氏との調停を仲介するアナン前国連事務総長は15日、選挙結果を再調査することで双方が合意したと発表した。ロイター通信が伝えた。

キバキ大統領が再選された選挙結果をめぐり、オディンガ氏は不正を指摘し反発。支援者の一部が暴徒化し、キバキ氏の出身民族キクユと対立する民族間の衝突に発展、これまでに1000人が死亡、30万人が住居を追われたとされる。(共同)



 
 
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ケニア 大統領選で検証委 与野党が設置合意 1年以内の改憲も

2008年2月16日 朝刊

【ロンドン=池田千晶】ケニアの紛争解決に向け、与野党協議を仲介するアナン前国連事務総長は十五日、ナイロビで記者会見し、野党側が不正を指摘している昨年末の大統領選を検証する独立委員会設置や、一年以内の憲法改正案起草で双方が一致したことを明らかにした。最大の焦点だった与野党の連立政権樹立については対立が解けず、最終的な合意は週明け以降に持ち越された。AP通信などが伝えた。

与党側が大統領選の見直しを受け入れたのは初めて。内外の専門家で構成される独立委員会は、三月十五日から活動を始め、三−六カ月で報告書をまとめるという。アナン氏は「めざましい進展があった。あと一息だ」と強調。週明けにキバキ大統領、最大野党の指導者オディンガ氏と会談する考えを明らかにした。

憲法改正は、現在規定のない首相ポストを新設して与野党間で権力を分け合う体制へ道を開き、政治危機打開を目指すのが目的とされる。大統領選で敗れたオディンガ氏を首相とする与野党大連立の政権樹立が検討されているが、調整が難航しているもようだ。

一方、米国は十四日、アナン氏の調停を支援するため、十八日にライス国務長官を現地へ派遣することを明らかにした。大統領選をめぐる与野党の対立は民族間の抗争に発展。全国規模で暴動が起き約千人が死亡、数十万人が避難民となった。



 
 
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ケニア各勢力は暴力停止を アフリカ歴訪の米大統領

西アフリカ・ベナンからの報道によると、ブッシュ米大統領は16日、アフリカ歴訪の最初の訪問国ベナンの主要都市コトヌーで、昨年末の大統領選後の混乱が続くケニア情勢に言及、各勢力に暴力の停止を求めた。ベナンのヤイ大統領との共同記者会見で述べた。

ライス米国務長官は18日、単独でケニアを訪問する予定。ブッシュ大統領は「ケニアの指導者らはライス長官から直接(与野党の)合意に向けた要請を受けることになるだろう」と述べた。

大統領はこの後、タンザニア、ルワンダ、ガーナ、リベリアを歴訪。アフリカの中でも比較的政情が安定しているこれら各国への支援や、米国との良好な関係を強調することで、ケニアやダルフール紛争を抱えるスーダンなど、ほかのアフリカ諸国に対する紛争停止、民主化推進へのメッセージにしたい思惑がある。(共同)



 
 
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ケニア政府、連立めぐる米国からの圧力を拒絶

* 2008年02月18日 03:27 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月18日 AFP】ケニアのMoses Wetangula外相は17日、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官の訪問を翌日に控え、支援国に「誰の頭にも銃を向けない」よう求めると述べ、連立政権樹立に圧力をかける米国への批判を示唆した。

ライス長官は18日、連立政権樹立を後押しするため首都ナイロビ(Nairobi)を訪れ、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領と野党指導者のライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏と会談する。

両氏は前年12月27日の大統領選の結果をめぐり対立、安定していたケニアで暴動が発生し、これまでに1000人以上が死亡している。

Wetangula外相は、「われわれの友にはサポートや激励をお願いしたいが、銃を頭に向け二者択一を迫るようなまねはしてもらいたくない」と記者団に語った。

同外相は、はっきりと米国には言及しなかったが、「支援国には、『これをしろとかこれをするな』などと言われているように思える断定的な言葉を用いてほしくない。ケニア国民やわれわれが尽力しているように、解決策はわれわれ自身が見つける」と述べた。

ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領はアフリカ歴訪を開始した16日、連立政権の樹立を呼び掛けた。さらに、連立に向けた和解協議が難航しているため、仲裁役を担うコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長の支援に、ライス長官のケニア派遣を決めた。(c)AFP/Carole Landry



 
 
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ケニア政府、連立めぐる米国からの圧力を拒絶

ケニア和解協議、与野党が暫定合意

【ロンドン=岐部秀光】ケニアで昨年末の大統領選挙をきっかけに対立が深まった与野党による和解協議の仲介役を務めるアナン前国連事務総長は15日、双方が憲法改正などを柱とする暫定合意文書に署名したと発表した。ロイター通信が伝えた。対立を背景に同国各地で広がった暴力の収拾につながる一歩になるとみられている。

アナン氏は問題解決には与野党による「大連立政権の発足が不可欠だ」と述べた。双方は(1)選挙での不正を巡る独立調査委員会の設置(2)1年以内の新憲法起草(3)暴力に加担した人物の特定と処罰――などで合意した。



 
 
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ケニアに環境配慮の「エコトイレ」プレゼント

2008/02/18(月) 09:58:52更新

 中国政府は国連環境計画(UNEP)を通じてケニア政府に対して、し尿の処理に水ではなく微生物を使うなど環境に配慮した「エコトイレ」を寄贈した。14日には記念式典が開かれ、在ケニア中国大使館の張明大使は「わが国は国連がケニアで進めている生活環境の改善を一貫して支持してきた。エコトイレは衛生状況の改善と生活レベルの向上に役立つ」と述べた。15日付で新華社が伝えた。(編集担当:菅原大輔)



 
 
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【緊急募金アピール】ケニアでの援助活動にご協力をお願い致します!【UNHCR】

【日本UNHCR協会】

ケニアでは2007年末に行われた大統領選挙後の混乱が続いています。暴動や治安部隊との衝突で犠牲者が出るとともに、25万人以上の人々が国内避難民となっています。ウガンダに逃れた難民の数はさらに増えて1万2000人に達し、UNHCRは緊急援助活動に追われています。

ケニアのエルドレット(Eldoret)でUNHCR緊急対応チームの保護担当官として支援にあたる松下千津(まつしたちづ)が、ふるさとを追われ、悲嘆に暮れる国内避難民となった人々の声や、現場でのニーズなどを緊急報告します。

「村が攻撃されている。まわりから火の手が上がっている。キャンプの中にも入ってくるかもしれない。」

夜中の2時。民族の違いなどを理由に住んでいた村を追われ、UNHCRがケニア国内に一時的に設置したキャンプで避難生活を強いられている男性が、 UNHCR職員の携帯電話に連絡してきました。幸いにもこの夜は何事も起こりませんでしたが、現在ケニア国内に300以上あるといわれる国内避難民のキャンプでは、迫害によってふるさとから逃れなければならなかった人々が、こうして夜毎脅え、緊張して暮らしているのが実情です。2007年末から2008年 2月現在に至るまでほぼ毎日、ケニアのどこかで暴動が起き、人が殺され、家畜や家財道具が強奪され、家に火をつけられ、新たな国内避難民が次々に発生しています。殺されずに、ずっと暮らしてきた家と村から出て行く猶予と荷物を持って出る時間のあった人はむしろ幸運で、多くの人は着の身着のままでキャンプにたどり着いています。

9人の小さな子供を抱え未亡人となってしまったある女性は、夫が目の前で生き埋めにされた様子を放心した目で語りました。また別のキャンプでは、16、 17歳の女の子2人が、ついこの間まで通っていた高校に戻って友達と勉強できない悲しさを話し、どうにかしてほしい、と涙ながらに訴えました。多くの人々は、「もう二度と戻ってくるな。キバキ(大統領)のいるところへ行ってしまえ。お前の先祖のいたところへ帰れ。(※)」などと言われて村を追われ、近隣の教会、行政官の事務所、農地などに集まって暮らしています。このように、自分の国にいながら国内避難民となってしまった人たちは、本当に一夜にしてそれまでの生活が破壊され、突然に厳しいキャンプでの生活を強いられ、そしてこれから一体どうしたらよいのか途方に暮れています。

UNHCRは、ケニアの首都ナイロビ、そして西部のリフト・ヴァレー(Rift Valley)地域にエルドレット(Eldoret)、ナクル(Nakuru)二箇所に拠点を置いて国内避難民への緊急対応にあたっています。エルドレットでは、4人の職員が地域に広がる大小さまざまなキャンプを日々訪れ、国内避難民となってしまった人々と話をし、ニーズをたずねては他の機関との調整をしながら対応しています。幸い、「ケニア赤十字社」という非常に機動性・対応能力の高い機関がリードを執って支援を行っています。UNHCRは、「国内避難民の保護」、「キャンプの運営と調整」、そして「緊急用の仮設住居(及び食糧以外の援助アイテム)」の分野で、多くの援助関係団体を取りまとめる役割を果たすべく、ケニア赤十字社と協力し、専門的・技術的アドバイスをしながら活動しています。

国内避難民となってしまった人々への中には、住んだこともない「先祖がいた場所」を求めて移動したり、親戚のいる土地へ移ったりと、暴力を逃れひとつのキャンプから別のキャンプ、別の地域へと動いている人もたくさんいます。その「人の流れ」の情報を集めることもUNHCRの仕事です。一方、まったく行き先のない人々、すべての財産が焼かれたり強奪されたりした人々は、今避難しているキャンプにしばらくは留まることになるでしょう。また、国内避難民となった人々を受け入れている地域のコミュニティーの負担軽減や、自分の家に留まりながらも、国内避難民と同じように暴力や被害を被った人々たちへの支援もこれからさらに必要になると思われます。

ケニア国内で、民族の違いなどを理由に暴動や衝突が起きるような出来事は、過去に何度か繰り返されていることですが、現在ほどのすさまじい暴力行為と大規模な人権侵害が、これほどの規模でほぼ公然と行われたことはありませんでした。首都ナイロビでは、政治的な和解への取り組みが進んでいます。しかし、それがどれほどの影響を今回の民族対立の解決に及ぼすことが出来るのか、それが明らかになるまでにまだまだ時間が必要だと思われています。また、選挙後の混乱が始まって1ヵ月以上になりますが、この間の暴力行為が破壊したケニア経済の回復には何年もかかるといわれています。

一方、明るいニュースもあります。市民社会グループが、和解と共生に向けた民族間の対話、暴力を非難した平和モニュメントの建設などを計画しています。ケニアが平和を取り戻し、二度と今回のような混乱を招くことのないように、民族による不公平感を人々が感じなくて済むような社会になるよう、様々なレベルでの長期的な支援と国際社会の見守りが必要です。

緊急事態であるケニア国内避難民への支援活動に、皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。

※2007年末に行われたケニア大統領選挙では、キクユ系のキバキ大統領が当選。この影響などを受け民族衝突へと発展し、暴動や治安部隊との衝突が起きており、犠牲者が出るとともに、住んでいた村を追われ別の地域での避難生活を強いられたり、人々が国外に難民として逃れたりしている状況が続いています。

■オンラインでは様々なご寄附の方法を用意しています。

http://www.japanforunhcr.org/donate/index.html

※「アフリカ地域」への指定寄附ができます。  通信欄に「AFPBB News:ケニア」とご記入ください。

問合せ先:

特定非営利活動法人 日本UNHCR協会

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)国内委員会

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル(UNハウス)6F

info@japanforunhcr.org

TEL/03-3499-2450(受付時間 10:30〜17:30)FAX/03-3499-2273

(c)日本UNHCR協会



 
 
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ライス米国務長官、ケニア入り・混乱の調停急ぐ

ライス米国務長官は18日、昨年末の大統領選をきっかけに激化したケニアでの政治・民族対立の解決に協力するため、ケニアを訪問した。ライス氏は首都ナイロビで与野党の仲介役を務めるアナン前国連事務総長と会談。現地からの報道によるとライス氏は会談後に「与野党が協力して大連立政権をつくる準備が必要だ」と強調した。

ケニアの混乱はすでに1000人以上の死者を出す惨事となっている。アフリカを歴訪中のブッシュ米大統領は早期に連立政権を樹立し、事態を収拾するよう提唱。大物閣僚であるライス氏の派遣で調停の加速を目指すブッシュ政権の立場を鮮明にした。

19日は与野党が連立政権の最終合意を目指して本格的な協議を開始する予定となっている。ライス氏は滞在中にキバキ大統領、野党指導者のオディンガ氏とそれぞれ会談。ブッシュ政権としては本格協議を目前に双方の歩み寄りを促す意思を示した格好だ。(ロンドン=清水泰雅)(18日 23:47)



 
 
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2008/02/20-21:33 野党、交渉決裂ならデモ再開=暴動再燃の懸念も−ケニア

【ロンドン20日時事】ケニアからの報道によると、昨年の同国大統領選挙の不正を訴える野党オレンジ民主運動(ODM)は20日、アナン前国連事務総長の仲介で行われている与野党間の交渉が1週間以内にまとまらない場合、抗議行動を再開する方針を明らかにした。

ODMは声明で「政府はまじめな話し相手ではない」と非難。1週間以内に議会が招集され、調停案の実行に必要な憲法改正が行われない限り、「平和的な大規模行動」を再び始めると警告した。

1月下旬から続く与野党協議は、連立政権のポスト配分などで折り合いがつかず難航。デモが再開された場合、死者1000人に上った暴動の再燃が懸念される。



 
 
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大崎が北京へ逆転狙う 3月2日びわ湖マラソン出場

2008年2月20日 紙面から

男子マラソンの北京五輪代表選考レース最終戦、びわ湖毎日マラソン(3月2日、大津市皇子山陸上競技場)の主催者は19日、昨夏の大阪世界選手権6位の大崎悟史(31=NTT西日本)、同代表の佐藤智之(29=旭化成)ら出場選手を発表した。

海外からは、ケニア出身で大阪世界選手権銀メダルのムバラク・シャミ(カタール)、同4位のヤレド・アスメロン(エリトリア)、2時間7分15秒のベストを持つドミトロ・バラノフスキー(ウクライナ)ら猛者が参戦する。

代表争いは昨年12月の福岡国際3位の佐藤敦之(中国電力)がリードし、世界選手権で日本人最高5位の尾方剛(同)、東京2位の新星・藤原新(JR東日本)が追う展開。ここに食い込むには藤原の2時間8分40秒が目安となる。

日本勢で注目されるのは大崎だ。ドーハ・アジア大会銅メダルなど猛暑のレースに実績がある。びわ湖で日本人トップとなれば、「経験」という隠れた評価材料を持つだけに代表選考は混沌(こんとん)としてくる。 (井上学)



 
 
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マータイさんに殺害脅迫文 政権批判が原因か ケニア

2008年02月21日22時06分

アフリカ女性として初めて04年にノーベル平和賞を受賞し、「モッタイナイ」の合言葉で知られるケニアのワンガリ・マータイさん(67)が20日、同国で続く政情不安に絡み、殺害すると脅されていることを明らかにした。昨年12月に再選されたキバキ政権が暴力を放置していると、批判したのが原因だという。

マータイさんの発表文によると、脅迫文は19日、本人や支援者の携帯電話にメールで送信された。「いつも政府に反対するから、おれたちはあんたの首をとることにした。もうすぐだぞ」と英文で記した後、スワヒリ語で「チュンガ・マイシャ・ヤコ(命を大事にしな)」と続く。脅迫犯は、ケニア最大の民族キクユの民兵でもあるギャング団「ムンギキ」とみられている。

マータイさんはキバキ大統領と同じキクユ。02年の国会議員選で与党から立候補して初当選したが、07年末の同選挙では与党公認が出ずに落選。大統領選後の混乱について「殺人や略奪を野放しにしている」と政府を批判した直後の1月下旬、国がつけていた警護官が外された。

今回の脅迫を受け、マータイさんは「ノーベル賞受賞者としての役割は、最も公平で正しい立場を支持すること。人々が良心に従って考えるよう訴えていく」とコメントしている。



 
 
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2/22 紅茶もビール値上げ! ビールは1パイント4ポンド時代がくる?

英国人の楽しみである1杯の紅茶、そしてビールが、もうすぐ軒並み値上がりするおそれのあることが、この程明らかになった。

紅茶については、昨年の大統領選挙以降、混乱の続くケニアから輸出される紅茶が激減しているのが最大の原因とされている。ケニアは、英国に輸入される紅茶の葉に関していうと最大の産出国だが、現在の内乱がまだまだ続く様子であるのに加え、天候不順で雨季が遅れており、紅茶原価は25%の上昇を見せているという。

英国のティーバッグの中では、最も人気のあるブランドのひとつ、「PGティップス」などの商品で知られる「Unilever」社によると、もしこれ以上、原材料である紅茶の急騰が続けば、商品の価格設定にも影響が出かねないと述べている。

一方、原料の値上がりに価格が影響されるのはビールも同じで、昨年、大麦は80%という記録的な値上がりを見せ、これが業界に打撃を与えているという。

すでに先週、ラガーの「Forster's」とビターの「John Smith」は卸値を平均5.7%アップ。ビール1パイント(約568ミリリットル)が4ポンド(約800円)になる日も近いと、英国ビールとパブの関係者からなる団体「The British Beer and Pub Association」では、警鐘を鳴らしている。

チーズとカカオ豆の急騰で、今年はピザとチョコレートの値上がりも予想されており、消費者には痛いニュースが続きそうだ。

*本ホームページ中の記事を無断で複写複製(コピー、ペースト)することを厳禁します。



 
 
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ケニア・ナクル公園の3分の1が焼けた

FEBRUARY 25, 2008 03:14

23日、ケニアのナクル・リフトバレー国立公園で人々が木の枝で山火事の消火にあたっている。ケニア当局は、この山火事で国立公園の面積188平方キロメートルの3分の1程度を焼失し、野生動物の棲息地が大きく荒らされたと発表した。



 
 
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ケニア暴動、死者1500人以上

* 2008年02月26日 04:00 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月26日 AFP】ケニアの警察当局は25日、2007年12月から続く大統領選の結果に端を発した民族衝突による死者数が、前回発表された1000人から急増し1500人以上に上っていることを明らかにした。

匿名を条件にAFPの取材に応えた警察関係者は、「選挙後の暴動および民族間抗争の死者は、1500人以上だとみられる」と証言している。

ケニアでは前年12月30日、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領の再選が発表されて以来、同国西部および首都ナイロビ(Nairobi)の貧困地域などで暴動が発生。政財界を支配する民族キクユ(Kikuyu)、土地争い、貧困などに対する不満が一気に爆発した。過去に例のない接戦を繰り広げた野党オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement、ODM)のライラ・オディンガ(Raila Odinga)党首は、開票結果が不正に操作されたと主張している。

与野党は、コフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長を仲介役として現在協議中で、関係者らは連立政権樹立の可能性を示唆しているが、最終的な合意には達していない。(c)AFP



 
 
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マータイさんに殺害脅迫 ケニア、政権批判理由に

2008年2月26日 15時37分

【ナイロビ26日共同】ケニアのノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんが、何者かから殺害の脅迫を受けていたことが分かった。ケニアでは昨年末の大統領選をめぐり与野党が激しく対立。脅迫の理由はマータイさんの政権批判とみられ、長引く政情混乱に世界的な環境活動家も巻き込まれた形だ。

マータイさんの発表文によると、2月19日、本人の携帯電話にメールで脅迫文が送られた。「いつも政権に反対しているので、われわれは近いうちに首を取ってやる」などと英語で書かれた後、スワヒリ語で「チュンガ・マイシャ・ヤコ(命を大切にな)」と記されていたという。

マータイさんは「ノーベル平和賞受賞者の役割は、どちらかの政治的立場ではなく最も公平で正しい立場を支持することだ」として、今後も脅迫に屈せず信念を貫く意思を示した。



 
 
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<08米大統領選挙>オバマ候補の「ターバン写真」、出どころはクリントン陣営か?

【2月26日 AFP】米大統領選の民主党候補指名争いで優位に立つバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員のターバンをまとった写真が25日、ウェブ上に出回った。ライバルのヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員の選挙陣営は同日、オバマ氏に対する中傷キャンペーンとして同陣営が写真を流出したとの非難を真っ向から否定した。

クリントン陣営のマギー・ウィリアムズ(Maggie Williams)選対主任は声明を発表し、「もうたくさん。オバマ陣営がソマリ(Somali)人の伝統衣装を着ることがマイナスイメージになると考えるなら、彼らこそ恥じるべき」と述べた。

問題の写真はケニア人の父を持つオバマ氏が2006年にケニアを訪れた時のもので、同氏はアフリカのソマリ人の伝統衣装とターバンを着用している。米国のゴシップサイト「ドラッジ・リポート(Drudge Report)」には、クリントン陣営がこの写真を流しているとして紹介された。

ウィリアムズ主任は、「わが国が直面している解決すべき重要課題から関心をそらそうとする非常にわかりやすい手法だが、わたしたちはだまされない」と語った。

一方、オバマ陣営は、この写真でクリントン陣営が国民の「恐怖をあおり立て」ようとしていると主張している。

オバマ氏の選挙参謀デービッド・プルーフ(David Plouffe)氏も声明を発表。「今回の選挙戦で、民主・共和両党を通じて最も恥ずべき攻撃」とし、「こんな卑劣なことをしているから国民が党を見放し、国際社会も米国を見下す」とクリントン陣営を痛烈に批判した。(c)AFP



 
 
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ノーベル平和賞のマータイさんに殺害脅迫

2008.2.26 16:25

ケニアのノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんが、何者かから殺害の脅迫を受けていたことが分かった。ケニアでは昨年末の大統領選をめぐり与野党が激しく対立。脅迫の理由はマータイさんの政権批判とみられ、長引く政情混乱に世界的な環境活動家も巻き込まれた形だ。

マータイさんの発表文によると、2月19日、本人の携帯電話にメールで脅迫文が送られた。「いつも政権に反対しているので、われわれは近いうちに首を取ってやる」などと英語で書かれた後、スワヒリ語で「チュンガ・マイシャ・ヤコ(命を大切にな)」と記されていたという。

マータイさんは2002年に国会議員に当選し、04年にアフリカ女性で初めてノーベル平和賞を受賞した。昨年末、大統領選と同時に実施された議会選では与党国家統一党(PNU)の推薦が得られず、落選した。

大統領選後、キバキ大統領の出身民族キクユと野党オレンジ民主運動(ODM)のオディンガ氏の出身民族ルオなど、反目する民族の対立が激化、1000人以上の死者が出る暴動に発展した。マータイさんはキクユ出身だが「野党との連立政権を目指すべきだ」とキバキ政権を批判していた。

マータイさんは「ノーベル平和賞受賞者の役割は、どちらかの政治的立場ではなく最も公平で正しい立場を支持することだ」として、今後も脅迫に屈せず信念を貫く意思を示した。(共同)



 
 
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ケニアの和解協議が一時中断

2008.2.27 17:51

大統領選に端を発したケニアの混乱を収拾するための与野党和解協議が暗礁に乗り上げ、調停役のアナン前国連事務総長は26日、「与野党指導者が互いに譲らない状況では調停を継続できない」と協議の一時中断を発表した。混乱に伴う死者は1000人を超えており、協議が決裂すれば、被害が再び拡大する恐れがある。

現地からの報道によると、双方は首相ポストを新設し、最大野党のオレンジ民主運動(ODM)指導者、オディンガ氏が就任する方向で調整を進めていたが、首相の権限をめぐり対立。アナン氏が25日、キバキ大統領とオディンガ氏と会談したが、折り合えなかった。

ライス米国務長官も双方の対応を非難、アフリカ連合(AU)議長のキクウェテ・タンザニア大統領が27日、ケニア入りし、双方に譲歩を促す。

(ロンドン 木村正人)



 
 
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ケニアの与野党協議を停止

【ロンドン=岐部秀光】ケニアからの報道によると、同国の与野党対立解消に向けた協議を仲介しているアナン前国連事務総長は26日、双方の指導者を批判し、協議をいったん停止すると発表した。国際社会が求めている大連立政権発足に向けた権力配分に対し、両者とも譲歩姿勢を見せていない。協議難航で各地に広がる暴力が一段と激化する恐れがある。

アナン氏は今後、キバキ大統領や野党指導者オディンガ氏らと別々に話し合いを続け、譲歩を促す見通し。与野党は先週、野党側が握る首相ポストの新設で合意し、アナン氏は協議の先行きに楽観的な見方を示していた。

ケニア警察によると与野党対立を背景とする暴動による死者は1500人を上回った。オディンガ氏は今週、大規模な反政府デモを実施すると警告しており、混乱が広がる懸念が強まっている。(16:03)



 
 
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イムマヌエル綜合伝道団、ケニア難民支援を全国に呼びかけ

イムマヌエル綜合伝道団(東京都千代田区)が、ケニアへの支援献金を募るための「ケニア国内難民支援献金 趣意書」を全国のインマヌエル教会に送り、難民援助への賛同を促している。締切は3月5日。同団体が宣教師を派遣している中、暴動や政治危機が続くケニアで、再び人々の暮らしに平安が訪れるように、平和のために少しでも力になりたいという思いから、今回の具体的な動きになった。

趣意書には「生活物資」「医療」など、緊急にケニアの人々への援助が必要な事柄が挙げられており、困難な状況の中にいる人々に対して出来る限りのことをしたいという願いが記されている。

ケニアでの暴動の発端は、昨年末に行われた大統領選挙で、開票に不正があったという疑惑から候補者間で争いが始まったことによる。争いが暴力に発展し、多民族国家である同国の情勢と相まって部族抗争が勃発した。各地で暴動が起こり、教会が焼き討ちに会うという被害も起こった。30万人の国内避難民が発生し、暴動や衝突による死者は1000人以上にのぼる。

ケニアの教会や地域の人々が懸命に祈り、平和を訴え続けている現状で、同団体はその声に応え「キリストの愛の具体的な表れ」として難民キャンプでの支援活動に加わっていく意向だ。

すでに同団体と協力関係にある宣教団体ワールド・ゴスペル・ミッション(WGM)ケニアは早くから赤十字などと協力し、これまで宣教を通して関わってきた同国内の諸教会や病院と連携し様々な支援活動を行っている。

食料、水、下水設備、毛布、衣服といった緊急に必要なものから、学校の通学費、業務再開の支援、魂のカウンセリング、平和と和解のための支援、地元での再建の援助、移動の援助、聖書とトラクトの配布など長期的な支援が行われており、身体的、精神的、霊的なサポートと、様々な援助の手段があることを伝えている。

私たちは自分と何らかの関わりがある時「何かしなければ」という思いがうまれ、放っておくことの罪責感から解放されるために援助の手を差し伸べるというケースが多い。世界中で起こる多くの悲劇に対し、日常の生活に流されて傍観者としてのスタンスでいることに慣れきっているのではないか。

しかし、私たちクリスチャンには、すべての民の争いに対する責任がある。あらゆる者がみな共に生き、平和を成していくための「福音」という希望を託されている私たちは、人々の争いの中に神の痛みがあることを知り、壊れてしまった関係を回復し、平和を成すために主の愛を伝えなければならない。

1000人以上のケニア人の死は、ただの数字として認識されるべきものではなく、共に福音によって生きるために送られた、かけがえの無い大切ないのちである。

今回の支援の呼びかけも、ただ宣教地として関わりがあるからという理由だけではなく、十字架による和解が神と自分との関係を復活させた素晴らしい奇跡を、この地に住むすべての人々に伝え、「赦す」ことの希望を伝えたいという切なる願いと情熱の現われであり、海の向こうの出来事として傍観者になれない「クリスチャン」の姿が証しされているものであることを願う。

[2008-02-27]



 
 
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混乱続くケニア、進展みられず与野党間の交渉を一時中断へ

【2月27日 AFP】大統領選に端を発した民族衝突が続くケニアで26日、混乱の拡大を避けるために行っていた与野党間の協議が、事態打開への進展がみられないことを理由に一時中断された。仲介役のコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長が明らかにした。

アナン前事務総長は、「与野党の指導者は、自らの責任を負う必要があり、交渉に直接関与すべきだ」と指摘した。

権力分担をめぐる交渉は、首相ポストの設置と権限をめぐって難航。交渉決裂後の25日、アナン前事務総長は、ムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領と野党・オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement、ODM)のライラ・オディンガ(Raila Odinga)党首と会談を行っていた。(c)AFP



 
 
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ケニア、与野党が連立政権樹立で合意

2008.2.28 23:22

ケニアからの報道によると、昨年末の大統領選をめぐり混乱する同国のキバキ大統領と野党オレンジ民主運動(ODM)指導者オディンガ氏が28日、連立政権の樹立で合意した。調停役のアナン前国連事務総長は26日、和解協議の一時中断を発表していたが、この日、アフリカ連合(AU)のキクウェテ議長を交えた4者会談で合意が成立したと記者団に語った。英BBC放送によるとこれまでに死者は1500人、避難民は60万人にのぼっている。(ロンドン 木村正人)



 
 
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【緊急募金アピール】ケニア難民への緊急援助活動に奔走するUNHCR日本人職員 高嶋由美子から緊急報告【UNHCR】

* 2008年02月29日 19:40 発信地:東京

【日本UNHCR協会】

ケニアでは昨年末に行われた大統領選挙後の混乱を受け、暴動や治安部隊との衝突で犠牲者が出るとともに約25万人が国内避難民となっています。ウガンダに逃れた難民の数はさらに増えて1万2000人に達し、周辺諸国への影響が懸念され、UNHCRは緊急援助活動に追われています。

ウガンダのUNHCRリラ事務所の高嶋由美子所長は、現在、ケニアの国境沿いにあるウガンダの町・トロロ(Tororo)にて、緊急対応チームのリーダーとして支援活動に奔走しています。

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ケニア大統領選挙後に発生した暴動や治安部隊との衝突を受け、ウガンダに避難したケニア難民を受け入れるため、パートナー機関の協力も得て、UNHCRはムランダ(Mulanda)の一時避難所を1月23日に設営しました。当初、難民は避難先の地域住民とウガンダ政府が受け入れを行なっていましたが、ケニアの情勢に回復の兆しが見られないことから、UNHCRは国境から80キロメートルほど離れたムランダ地区に難民を移動させることにしました。ちなみに国際的な基準では、安全性の確保の観点から、国境から50キロメートル以上離れた場所となっています。移動をするか、留まるかは難民の意思に委ねられていますが、一時避難所ではUNHCRが難民の保護と支援を行なえる唯一の場所となっており、また難民は水や食糧、衛生設備や教育といった基本的な支援が受けられます。

2月18日現在、1850名のケニア難民が一時避難所で避難生活を強いられています。新たに避難してきた難民には、テントやマットレス、台所用品、手桶等が配られ、また医療センターも用意されています。

2000人近くの避難民が大挙する一時避難所をどのように運営していくか、難民と共に計画・相談できるよう、難民のリーダーを選出する選挙を実施しました。5つのブロックにわけ、各ブロックから男性・女性それぞれのリーダーと、またムランダの一時避難所の代表者3名が選出されました。

難民の心配事項の一つに、教育と医療サービスが限られていることがあげられます。現在、教育に関しては一時避難所では初等教育しか受けられません。

23歳になるモハメドさんは、毎日のようにムランダのUNHCR事務所を訪ねてくる難民の1人です。成人である彼はムランダで仕事を求めています。日々何もせずに過ごしていると、故郷の町で起こった恐ろしいことしか考えられなくなる、と言います。

UNHCRはパートナー機関と共同で、心理的・社会的カウンセリングと、難民キャンプ内で成人が有意義に過ごせる活動の必要性を訴えています。

緊急事態であるケニア国内避難民への支援活動に、皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。

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関連ニュースを下記サイトよりご覧いただけます。

2月7日 ウガンダに避難するケニア難民の数が1万2000人に増加

http://www.unhcr.or.jp/news/2008/080207_3.html

2月6日 UNHCR、増え続けるケニアの国内避難民に支援物資を配給

http://www.unhcr.or.jp/news/2008/080206_6.html

UNHCRは緊急支援物資として、仮設住居(あるいはシェルター)用のビニールシート、毛布、マット、台所用品、蚊帳、石鹸を配布しています。

皆様のご寄附でできることを、下記サイトにご紹介しています。

http://www.japanforunhcr.org/donate/enable.html

人道支援の最前線で緊急事態への対応に追われるUNHCR職員にとって、日本の皆様からのご支援は大きな励みとなります。

UNHCRの活動は、多くの皆様による支援に支えられています。

たとえ一人にできることは小さくても、集まることによって大きな力となります。

ぜひ、ご協力をお願い申し上げます。

■オンラインでは様々なご寄附の方法を用意しています。

http://www.japanforunhcr.org/donate/index.html

※ 「アフリカ地域」への指定寄附ができます。

通信欄に「AFPBB News:ケニア」とご記入ください。

問合せ先:
特定非営利活動法人 日本UNHCR協会
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)国内委員会
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル(UNハウス)6F
info@japanforunhcr.org
TEL/03-3499-2450(受付時間 10:30〜17:30)FAX/03-3499-2273

(c)日本UNHCR協会



 
 
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与野党が連立政権樹立で合意、首相も決まる ケニア政局

ナイロビ――昨年12月27日投開票の大統領選で現職大統領再選、不正選挙に抗議する最大野党、オレンジ民主運動(ODM)支持者らが暴動を起こし、民族抗争にも悪化したケニア政局で、与野党首脳は28日、アナン前国連事務総長の仲介などで連立政権づくりに合意した。

ODMの大統領候補だったオディンガ氏が首相に就任する。新政権の発足時期は不明。与党・国家統一党(PNU)のキバキ大統領は3月6日に議会を再招集、連立政権合意の法制化作業を開始すると述べた。

他の合意事項は、議席数に応じた閣僚ポストの配分などとなっている。

暴動などでは千人以上が死亡。オディンガ氏の西部有力民族ルオとキバキ大統領の最大民族キクユの間の血みどろの抗争にもつながった。経済活動への悪影響も甚大だ。民族間で燃え上がった憎悪の感情が連立政権樹立で容易に消え去ることは考えられず、ケニア政局は今後も波乱含みとなっている。



 
 
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暴動で経済悪化のケニア西部、土地めぐる部族対立が戦争に発展

* 2008年02月29日 16:50 発信地:ケニア

【2月29日 AFP】ケニア西部では、土地の所有権をめぐって長年対立してきたマサイ(Massai)人とカレンジン(Kalenjin)人の間で戦争が起きている。

2007年12月の大統領選挙をきっかけに始まった暴動で、同国の経済は深刻な影響を受けたが、そこから土地争いや貧困、独立以来続くキクユ(Kikuyu)人支配などをめぐってくすぶっていた敵意に火がついた。

ケニアの暴動では、これまでに首都ナイロビ(Nairobi)のスラムや肥沃な西部地域などで、数十万人が家を追われている。(c)AFP



 
 
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2008/02/29-00:27 与野党、連立で合意=騒乱拡大回避へ−ケニア

【ロンドン28日時事】ケニアからの報道によると、昨年末の大統領選挙の結果をめぐり対立していた同国政府と野党オレンジ民主運動(ODM)は28日、連立政権の樹立に向けた合意文書に調印した。「独立以来最悪の危機」とされる対立勢力の衝突で、これまでに1500人以上が死亡し、60万人の避難民が発生。懸念されていた暴力の拡大は、これでひとまず回避されそうだ。



 
 
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ケニア大統領と野党指導者、「連立政権」合意文書に正式調印

* 2008年02月29日 05:59 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月29日 AFP】ケニアのムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領と野党オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement、ODM)のライラ・オディンガ(Raila Odinga)党首は28日、コフィ・アナン(Kofi Annan)前国連(UN)事務総長らの立ち会いの下、連立政権樹立にむけた合意文書に正式に調印した。

ケニアでは、前年12月の大統領選の結果に端を発する民族衝突が続いており、アナン前事務総長らによる仲介で、事態解決に向けた与野党間の協議が行われていた。(c)AFP



 
 
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ケニア与野党、連立政権に合意 アナン氏が仲介

2008年02月29日01時30分

昨年末の大統領選以来、政情不安が続くケニアで、選挙結果をめぐって対立してきた与野党トップが28日、アナン前国連事務総長の仲介で連立政権づくりに合意した。約2カ月間の政治的空白にようやく終止符が打たれる見通し。だが、選挙を機に1000人以上が死亡した民族対立は、様々な要因が絡んで解消は難しいと見られている。

対立してきたキバキ大統領と最大野党のオディンガ党首はこの日、国会議員から選ぶ首相職の新設、議席数に応じた閣僚ポストの配分などを盛り込んだ合意書に署名した。首相にはオディンガ氏が就く見通しだが、権限は明らかでない。



 
 
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民族衣装問題、ケニアの町がオバマ氏を応援

2008.2.29 22:00

米民主党の大統領候補争いに絡んで、ターバンを巻いて民族衣装を着たオバマ上院議員の写真が、米情報サイトに流れた問題で、オバマ氏を接待し民族衣装を提供したケニアのソマリ族が、「なにか悪いことでもしたかのような印象をかき立てている」と、クリントン上院議員の陣営と米政府に対し、怒りをつのらせている。

問題の写真は2月25日、情報サイト「ドラッジ・リポート」が掲載。オバマ氏が2006年、父方の故郷ケニアを訪れた際のもの。

オバマ氏はキリスト教徒だが、「フセイン」のミドルネームを持つことから、インドネシア人の継父と過ごした少年時代にイスラム原理主義に接したとの風評が根強かった。写真はクリントン陣営がオバマ氏を中傷するために流したとされる。

ロイター通信によると、ソマリ族の長老らは28日、緊急集会を開き、「なぜ、自分たちの民族衣装を贈って歓迎の意を表すことが白い目で見られるのか。米政府に謝罪を求める」などとして、抗議デモを行うことを決めた。米政府から謝罪がなければ、ケニア北西部に駐留する米軍を追い出してやるなどと、勢いは増すばかり。

ソマリ族は、父親がケニア出身のオバマ氏を支持しているだけに、クリントン陣営は新たな“敵”を作ってしまったようだ。(ロンドン 木村正人)



*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

REV:....20030216,20,22,0810 20040216, 20070502
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