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ケニア共和国 Republic of Kenya 2009年

アフリカアフリカ Africa 2014



○2007年大統領選挙関連ニュース → ケニア共和国 Republic of Kenya 大統領選挙と騒乱
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KENWA

○外務省 各国・地域情勢 ケニア共和国

◆2009/01/01 内外タイムス 2009箱根駅伝予想
◆2009/01/06 TN F1 : アロンソ、ケニアの飛行機事故で無傷
◆2009/01/08 TRAVEL VISION リージェント・セブンシーズ・クルーズ、2010年ワールドクルーズを発売
◆2009/01/20 PC online 「オバマ携帯電話」、ケニアで発売:FMラジオと懐中電灯付き(WIRED VISION)
◆2009/01/20 AFP BB News オバマニアたちの巡礼の地、ケニアの「オバマランド」
◆2009/01/21 asahi.com オバマ家のルーツ・コゲロ村は大宴会 おかげでインフラ
◆2009/01/21 yomiuri.co.jp ニャンゴマコゲロ村は大騒ぎ…オバマパパの出身地です
◆2009/01/21 NIKKEI NET 父の故郷ケニア、期待は「米国以上」 オバマ米大統領
◆2009/01/21 毎日新聞 オバマ米新大統領:就任 世界が注目――ケニア
◆2009/01/22 AFP BB News オバマ米大統領誕生と同時刻に生まれた赤ちゃん、ケニア
◆2009/01/23 外務省 ケニア共和国に対する無償資金協力に関する交換公文署名式について(「平和と和解のためのシェルター建設及び生計手段確立計画」)
◆2009/01/28 外務省 ケニア共和国に対する無償資金協力2案件に関する交換公文署名式について
◆2009/02/01 AFP BB News オバマ米大統領の異母弟を逮捕、大麻所持容疑 ケニア警察
◆2009/02/01 asahi.com ケニア、燃料トラック横転 油に引火、111人死亡
◆2009/02/01 asahi.com オバマ大統領の異母弟、マリフアナ所持容疑 ケニア
◆2009/02/01 yomiuri.co.jp オバマ米大統領の異母弟、大麻所持容疑などで逮捕
◆2009/02/01 yomiuri.co.jp 横転タンクローリーから油漏れ爆発、111人死亡…ケニア
◆2009/02/01 NIKKEI NET 漏れた油に引火、50人死亡 ケニア
◆2009/02/01 asahi.com 男子モグスV 女子は土佐4位 香川丸亀ハーフマラソン
◆2009/02/02 毎日新聞 ケニア:事故車の油引火、住民113人が死亡
◆2009/02/04 Daily Nation Lobby: Enforce new policy on disability
◆2009/02/09 コーヒーアワー「障害と開発」シリーズ 第18回 ろう者のテレビ会議交流〜若者が見る日本とモンゴルの教育と社会
◆2009/02/12 asahi.com 山梨学院大・モグス選手の車が事故、コーチ重体 ケニア
◆2009/02/15 asahi.com 解放されたが…満載の兵器どこへ 海賊乗っ取り貨物船
◆2009/02/17 MSN産経ニュース 母国ケニアで事故死 日立電線、駅伝などで活躍のシェケイ選手
◆2009/02/27 AFP BB News 150万年前も今と同じ歩き方、ケニアで原人の足跡発見
◆2009/03/02 ナショナルジオグラフィック ニュース ケニアで希少なボンゴの新集団を発見
◆2009/03/04 ヨコハマ経済新聞 ZAIMでケニアでの「粘土団子緑化プロジェクト」活動報告会
◆2009/03/06 WIRED VISION 途上国では「携帯電話が銀行」:世界人口の6割が携帯を使う時代
◆2009/03/09 毎日新聞 ケニア:密猟者、デジカメで押さえたい 自然保護NGO「中古品、寄付して」
◆2009/03/15 The Associated Press Mentally ill in Africa get little help
◆2009/03/30 毎日新聞 粘土団子:活用し、ケニアに緑を作る
◆2009/04/22 AFP BB News 自警団と暴力団が衝突、29人死亡 ケニア
◆2009/04/25 AFP BB News ケニアでアルビノのバッファローを確認、同国初
◆2009/04/26 asahi.com ワンジル初優勝、佐藤8位 ロンドン・マラソン
◆2009/04/27 AFP BB News ケニアで裁判予定の海賊、「武装した漁船」と主張 弁護人
◆2009/04/28 外務省 西村康稔外務大臣政務官のウズベキスタン、アゼルバイジャン、グルジア、オーストリア、シリア、ヨルダン、エチオピア、ジブチ、ケニア、南ア、モザンビーグ及び英国訪問
◆2009/04/30 Business Daily Africa Make buildings user-friendly for everyone
◆2009/04/30 NSJ日本証券新聞 イマージング・マーケット ケニア編
◆2009/05/01 cnn.co.jp 連立政権に抗議、女性に「セックス拒否」呼び掛け ケニア
◆2009/05/04 毎日新聞 緑のMOTTAINAIプロジェクト:ケニアで森づくり 3年かけ20万本
◆2009/05/09 cnn.co.jp 結婚生活に支障と損賠訴訟、ケニアの「セックス拒否」運動
◆2009/05/12 AllAfrica.com Kenya: State Should Count the Disabled And Plan for Them
◆2009/05/17 AFP BB News ケニアの小便小僧像、「小児性愛を誘発する」と男性団体が糾弾
◆2009/05/19 外務省 ケニア共和国に対する無償資金協力に関する交換公文署名式(「気候変動への適応のためのニャンド川流域コミュニティ洪水対策計画」)
◆2009/05/28 CNETニュース 直感で使えるスマートフォン「docomo PRO series T-01A」--CMに中田英寿氏を起用
◆2009/05/28 asahi.com 東芝、携帯広告で中田英寿氏とコラボ ケニアに給食支援
◆2009/05/29 東京ウォーカー あの中田英寿さんが始めた“ワンクリック運動”ってなんだ?
◆2009/06/03 ナショナルジオグラフィック ニュース ケニアの野生動物を脅かす中国の採石場
◆2009/06/04 cnn.co.jp TSA、デルタ航空のナイロビ直行便など認可せず
◆2009/06/12 Daily Nation Caesar’s new challenge is to define ‘disabled person’
◆2009/06/15 CNN International Locked away: Kenya's health anguish
◆2009/06/16 cnn.co.jp 発展途上国の感染症、携帯電話で拡大阻止 ケニア
◆2009/06/18 ecool [環境CSR]中国、ケニアとアフリカでの太陽エネルギー利用に着手
◆2009/06/22 Business Daily Africa Harmonise activities targeting disabled people, government urged
◆2009/06/23 cnn.co.jp ケニアが部隊派遣を拒絶、内乱続くソマリア政府が要請
◆2009/06/26 国境なき医師団 プログラム責任者ダナ・カナリの日記 第一編 ー ケニア・ダダーブ難民キャンプより ー
◆2009/06/26 国境なき医師団 プログラム責任者ダナ・カナリの日記 第二編 ー ケニア・ダダーブ難民キャンプより ー
◆2009/06/26 国境なき医師団 プログラム責任者ダナ・カナリの日記 第三編 ー ケニア・ダダーブ難民キャンプより ー
◆2009/06/30 AFP BB News サッカーと「呪術」の根深い関係、ケニア
◆2009/07/06 Daily Nation Dispute erupts over hiring of disabled youth
◆2009/07/06 外務省 ケニア共和国に対する無償資金協力に関する交換公文署名式
◆2009/07/09 Techinsight 飼い犬を刑務所に入れようとした男(ケニア)
◆2009/07/12 毎日新聞 緑のMOTTAINAI:オバマ米大統領祖母ら、ケニアで植樹
◆2009/07/14 Business Daily Africa CCK to donate computers to schools for the disabled
◆2009/07/15 世界銀行コーヒーアワー ろう運動は今〜中国、モンゴル、ケニアの経験
◆2009/07/18 ChristianToday Warwickshire Christian bringing water to deaf children in Kenya
◆2009/07/24 cri IAEA、ケニアの核計画推進を支持
◆2009/07/29 インド新聞 インド国営通信BSNL、アフリカ市場に進出へ
◆2009/08/02 cnn.co.jp 小型機が3階建てアパートビルに墜落、死傷者 ナイロビ
◆2009/08/02 毎日新聞 米国務長官:アフリカ歴訪へ ソマリア大統領らと会談
◆2009/08/04 cnn.co.jp クリントン米国務長官、アフリカ7カ国訪問に出発
◆2009/08/05 NIKKEI NET 米国務長官がケニア入り アフリカ7カ国歴訪を開始
◆2009/08/05 yomiuri.co.jp クリントン長官、アフリカ歴訪開始
◆2009/08/05 AFP BB News 米国務長官がアフリカ歴訪、「パトロンではなくパートナーに」
◆2009/08/06 NIKKEI NET 米国務長官がアフリカ訪問「民主主義推進を」
◆2009/08/07 cnn.co.jp ケニア人男性がクリントン氏娘に「求愛」、貢ぎ品は牛20頭と
◆2009/08/15 it news AFRICA Safaricom acquires Packet Stream Data Networks
◆2009/08/15 MSN産経ニュース 世界最高齢小学生が死去 ケニアの90歳 卒業まで2年、がんに屈す
◆2009/08/16 asahi.com ケニアの世界最高齢小学生死去 89歳「死ぬまで勉強」
◆2009/08/16 AFP BB News マサイが女子1万メートルを制す 中村は7位、世界陸上ベルリン大会
◆2009/08/17 NIKKEI NET 台湾中油、中国企業と連携加速 ガス田鉱区開発など
◆2009/08/17 AFP BB News ラドクリフがハーフマラソンで優勝
◆2009/08/17 AFP BB News メートロングが3000障害予選トップ 岩水は予選敗退、世界陸上ベルリン大会
◆2009/08/18 ロイター ケニアのライオンが20年で絶滅の恐れ、毎年100頭減少
◆2009/08/18 AFP BB News ライオンが年100頭ペースで減少、ケニア
◆2009/08/18 cnn.co.jp 世界陸上、男子1万Mでベケレ4連覇
◆2009/08/18 日経ビジネスオンライン 水力発電も一極型から分散指向へ? 第三世界を救うかマイクロ水力発電
◆2009/08/18 AFP BB News ドミンゲスが女子3000障害で優勝、世界陸上ベルリン大会
◆2009/08/19 Techinsight 【アフリカ発!Breaking News】世界最年長の小学生が死亡。(ケニア)
◆2009/08/19 AFP BB News ケンボイ 4度目の挑戦で金メダル、世界陸上ベルリン大会
◆2009/08/20 毎日新聞 世界こぼれ話:「最高齢」小学生が死去
◆2009/08/22 AFP BB News ケニアに足止めの女性、カナダ政府に2億円超の賠償請求
◆2009/08/22 AFP BB News ケニアのキルイが男子マラソン優勝 佐藤が6位入賞、世界陸上ベルリン大会
◆2009/08/23 cnn.co.jp 男子400Mリレーでジャマイカ優勝、ボルト3冠 世界陸上
◆2009/08/23 AFP BB News チェルヨトが女子5000を制す 小林11位中村12位、世界陸上ベルリン大会
◆2009/08/24 外務省 ケニア共和国に対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換
◆2009/08/24 AFP BB News ムラウジが男子800メートルを制す、世界陸上ベルリン大会
◆2009/08/26 cnn.co.jp ソーラー電池で充電可能な携帯電話、ケニアに初登場
◆2009/08/27 cnn.co.jp 干ばつ被害のケニア、2億3千万ドルの緊急支援必要と WFP
◆2009/09/03 TRAVEL VISION 日本航空、アフリカ行きの正規割引運賃を新設−南回りと北回りの併用可能に
◆2009/09/06 ナショナルジオグラフィック ニュース ケニアの野生動物を脅かす中国の採石場
◆2009/09/07 毎日新聞 ケニア・ナイロビ大:MOTTAINAI学科、循環型社会を目指し設立
◆2009/09/07 Afrik-news.com Kenya: "Solar ya Simu”" a solar powered mobile phone to cope with Africa’s electricity challenges
◆2009/09/09 EIC ネット ケニヤ・マウ複合林の保全プロジェクトを開始
◆2009/09/15 AFP BB News ケニア・モンバサのホテル爆破容疑者、米特殊部隊がソマリアで殺害
◆2009/09/21 Daily Nation "Disabled boy holds clue to boda boda mystery"
◆2009/09/23 ナショナルジオグラフィック ニュース 干ばつ続くケニア、野生動物は激減
◆2009/09/24 外務省 ケニア共和国に対するノン・プロジェクト無償資金協力に関する書簡の交換
◆2009/09/24 Daily Nation "Disabled walk set for Moi Day"
◆2009/09/24 ecool 日本、ケニアの貧困削減にノン・プロジェクト無償資金協力
◆2009/09/25 中日新聞 Qちゃん、アフリカに運動靴を 母校で児童から1000足受け取る
◆2009/09/26 cri 東アフリカ5カ国、統一市場の確立で合意
◆2009/09/29 毎日新聞 ひと:稲田頼太郎さん エイズ治療のためケニア移住を決意
◆2009/09/30 AFP BB News コンドームへの信頼を取り戻せ! ケニアが品質検査装置を購入
◆2009/09/30 cnn.co.jp ケニア大統領選後の部族衝突、国際刑事裁判所が関係者訴追へ
◆2009/10/05 cnn.co.jp アナン前国連事務総長がケニア入り 改革推進を要請へ
◆2009/10/06 cri 東アフリカ共同体、安全問題について討議
◆2009/10/09 asahi.com ケニアの親族「幸運、名誉」 オバマ氏平和賞
◆2009/10/10 The Standard Translating for the deaf
◆2009/10/12 asahi.com シカゴ・マラソン、男子はワンジルが大会新で優勝
◆2009/10/12 47NEWS サッカー、チュニジア首位守る W杯各大陸予選
◆2009/10/15 KBC STANCHART: Cash prize for disabled increased
◆2009/10/16 EICネット UNEP 環境とスポーツをテーマにイベントを開催
◆2009/10/18 cnn.co.jp 干ばつ被害の東アフリカ、雨期を目前に大洪水の恐れ
◆2009/10/18 毎日新聞 ケニア:「渇」色の大地、ゾウも干からび 大干ばつ、過去10年で最悪
◆2009/10/21 Business Daily Africa Why donors must do more than doling out hearing aids
◆2009/10/26 cnn.co.jp ケニアで英国人観光客2人殺害 英外務省が発表
◆2009/11/11 Record China 西側に中国を批判する資格はない!「中国の接近を警戒すべき」論にアフリカ各紙が反論―中国紙
◆2009/11/13 asahi.com 人食いライオン、35人犠牲…19世紀の話ですが
◆2009/11/15 cnn.co.jp サッカーW杯アフリカ予選、カメルーンなど本大会進出
◆2009/11/15 毎日新聞 女子マラソン:アビトワ優勝、2位は嶋原 横浜国際
◆2009/11/16 ナショナルジオグラフィック ニュース 農薬を食べて幼児死亡、ケニア
◆2009/11/17 EICネット 「アグロフォレストリーに関するシンポジウム」開催
◆2009/11/19 J-CASTニュース 辻元氏、鈴木宗男氏に陳謝 「疑惑の総合商社」発言
◆2009/11/20 AFP BB News アルビノを呪術師の魔の手から守れ!歌手サリフ・ケイタと赤十字社が緊急アピール
◆2009/11/23 毎日新聞 国際千葉駅伝:日本が2年ぶり優勝 V候補のケニアは3位
◆2009/11/24 外務省 ケニア共和国に対する一般文化無償資金協力「ケニア国立博物館古人類学遺物保存及び視聴覚機材整備計画」に関する交換公文署名式
◆2009/11/27 TRAVEL VISION ベトナム航空のスカイチーム加盟が確定、10年6月に正式加盟
◆2009/11/30 AFP BB News 「アルビノ殺人」恐れ、1万人が避難 アフリカ南東部
◆2009/12/01 cnn.co.jp 象牙2トン押収、逮捕者100人超 アフリカ6カ国で密売摘発
◆2009/12/04 asahi.com 福岡国際マラソン、連覇狙うケベデ「勝つためにきた」
◆2009/12/04 外務省 「経済協力調整員」募集のお知らせ
◆2009/12/06 asahi.com 出るか2時間5分台 福岡国際マラソン、6日号砲
◆2009/12/06 asahi.com 福岡国際マラソン ツェガエ・ケベデ連覇 国内初5分台
◆2009/12/14 The Standard Deaf graduate gets scholarship
◆2009/12/16 cnn.co.jp サッカーのエリトリア代表12人が行方不明、捜索中
◆2009/12/18 NIKKEI NET 東アフリカ、「待望の雨」なく飢餓悪化 NGOが警告
◆2009/12/20 毎日新聞 全国高校駅伝:世羅、余裕のV 豊川も全員が安定し連覇
◆2009/12/22 asahi.com エリトリアのサッカー代表12人、ケニア遠征で難民申請

○DAILY NATION http://www.nationmedia.com/dailynation/nmgindex.asp
○THE STANDARD http://www.eastandard.net/
○BUSINESS DAILY http://www.bdafrica.com/

[NGO]
●(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo) http://www.cando.or.jp/


ケニアで大統領選挙をめぐって生じている騒乱について、政治指導者に早急な解決を呼びかける国際署名についてのメールをお送りします。

○以下の国際署名文案(日本語訳・英語原文)をお読みいただき、賛同できる方は署名してくださるとありがたいです。

○また、本メールについて、差し支えない範囲で、関心のありそうな友人・知人の方にご自由にご転送下さい。

ケニア大統領選挙後の事態については、以下もご覧下さい。

マイシャ・ラハ http://www.maisha-raha.com/Riot%20in%20Kenya%20Top.html

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■ケニア騒乱の早急な解決を求める国際署名■
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(特活)アフリカ日本協議会 紛争問題タスクグループ担当 稲場 雅紀

ご存知のように、ケニア共和国では、昨年末に行われた大統領選挙の結果をめぐって、大規模な騒乱状態が生じています。これについては、日本のメディアを含む多くの報道機関などでも大々的に報じられています。報道によると、1月5日現在、数百人が死亡し、17〜25万人が国内避難民となっています。

この危機に際して、ノーベル平和賞受賞者である南アフリカ共和国のデズモンド・ツツ大司教がナイロビ入りし、ふたりの大統領候補者の間の調停を積極的に進めています。ケニアの報道機関が連合を組んで報道規制に抵抗しながら活発な報道を続けているほか、ケニア国内の各種市民社会による、平和を求める動きなども生じてきつつあるようです。

ここに紹介するのは、英国・南アフリカ・ケニアに事務所を置くNGO「FAHAMU」の主要メンバーにより展開されている国際署名「ケニアの選挙に関わる危機への緊急の解決を呼びかける」です。FAHAMUは、情報とコミュニケーションの促進を通じて、アフリカに於ける社会正義の確立をめざすネットワークNGOで、アフリカの各種情報や論説を集めたメール・ニュースマガジン「Pambazuka News」を発行しています。

ここに紹介する署名は、Fahamuの共同ディレクターを務めるケニア人フィロゼ・マンジ氏を中心に、在英のケニア人作家・詩人・市民活動家が起草したものです。二人の大統領候補に対して、協力して危機の解決策を模索することを求めると同時に、平和を愛する全ての人々に対して、ケニアに平和をもたらすための署名を呼びかけています。

■署名の方法について■

(1)以下の日本語訳(および必要ならば英語訳)をお読み下さい。

(2)署名に賛同したいと思われる方は、以下のウェブサイトにアクセスしてください。

Petitiononline.Com “CALL FOR URGENT RESOLUTION OF KENYA ELECTORAL CRISIS” http://www.petitiononline.com/kenya08/petition.html

(3)このウェブサイトの以下のURLから署名できます。

http://www.petitiononline.com/kenya08/petition-sign.htmlhttp://www.petitiononline.com/kenya08/petition-sign.html

(4)現在の署名数および署名者を確認するためには、以下のURLを見てください。

http://www.petitiononline.com/mod_perl/signed.cgi?kenya08

(5)ワード版もありますので必要な方はご連絡下さい。(info@ajf.gr.jpまで)

■日本語訳「ケニアの選挙に関わる危機への緊急の解決を呼びかける」■

※英語原文は、日本語訳の後についています。

==========================================================
ケニアの選挙に関わる危機への緊急の解決を呼びかける
〜ケニア国家統一党およびオレンジ民主運動の指導者への書簡〜
==========================================================

(翻訳:(特活)アフリカ日本協議会 稲場雅紀)

私たちは、オレンジ民主運動(Orange Democratic Movement)と国家統一党(Party of National Unity)の指導者たちに対して、ただちに、ケニアで現在生じている、選挙に関わる危機への解決策を模索し、その指導力を通じて、国家の平和と調和を再建するよう呼びかけるものです。

私たちは、高い投票率によって多くの人々に印象を残したこの選挙に続いて生じた、事態の悪化に懸念を表明します。私たちは、ケニアの人々の尊厳と勇気を称賛するとともに、ここ数日間の不要な暴力によって命を失った人々とその家族、また、傷ついた多くの人々に対して、哀悼の意を表します。ケニアの人々にとって、今は、忍耐し、尊厳を守り、大多数の人々にとって最も利益のある解決策を探すことが必要な時なのです。

私たちは、この国において、生命を奪い、資産を破壊し、全体的な騒乱状況をもたらす原因となったこの混乱について、痛苦に受け止めます。選挙の結果が論争となったことにより、ケニアのみでなく、アフリカ全体において、民主主義と平和に向けた展望が傷つけられました。ケニアの歴史上、最も激しく闘われたこの選挙の結果について、暗雲がたれ込めていることを、私たちは悲嘆の思いで受け止めています。私たちは、自由で公正な結果を得るためにも、緊急の課題として平和が取り戻されることが必要だと信じています。

私たちは、今は挑発的な行動をする時ではないこと、相争うパートナーを交渉の席に着かせるためにリーダーシップを発揮するべき時であることを信じます。この危機は、未だ対立するプレイヤーたちが、調停と和解のメカニズムを活用することによって解決することが出来ます。危機の平和的解決を立案することこそ緊急の課題であることに気づくべきなのです。もし必要なら、アフリカ連合(African Union)や、その他選挙監視を行った組織などの第三者の調停を活用することも可能です。私たちは、相争う指導者たちに対して、民主主義の精神にしたがって行動すること、透明性のある方法によって、ここ数日の騒乱によって生じた傷をいやすことを追求することを要請します。

私たちは、多くの人々が、今回の選挙において不正義が生じたと考えていること、また、それについて裏切られたという感情を持っていることを認識しています。私たちは、こうした人々に対して、適切な説明とアカウンタビリティを要求すること、また、市民としての責任に関する自覚に沿って行動することにより、選挙プロセスに参画していくことを求めます。

私たちは、国家統一党およびオレンジ民主運動の指導者たちに対して、国家の利益のために、現在の危機を解決し、和解を模索していくことを呼びかけます。私たちは、調停と和解のメカニズムを緊急に設置し、どこにも勝者はなく、ただ敗者のみが存在する現在の状況により生じたすべての不満や苦悩に声を与えることを求めます。また、現在までに行われている仲裁プロセスを歓迎します。私たちは、治安部隊および他の全ての勢力によって生じている暴力を直ちに停止することを求めます。私たちは、治安部隊が平和と秩序を維持する役割を有していることを認識しますが、一方で、ここ数日において、治安部隊が非武装の市民に対して行っている、過剰でなおかつ非中立的な暴力の行使を非難します。

私たちは、選挙プロセス全体およびその結果について、競合する政党の間での認識の違いを解決するための、独立した透明性のある検証を要求します。選挙の結果と、報告されたすべての違反行為、とくに、最終結果の集計作業にかかわる各種の不整合について、検証の対象にする必要があります。

私たちは、信用に足る独立した司法調査委員会を即座に設立することを呼びかけます。これはすでに選挙監理委員によっても呼びかけられています。

私たちは、国際社会に対して、提案されているこれらの検証プロセスの結果を忍耐強く待つことを呼びかけます。ムワイ・キバキ政権 Mwai Kibaki Governmentもしくはライラ・オディンガ政権 Raila Odinga Government の下で生きていかなければならないのは、他ならぬケニア国民です。国際社会は、これらの選挙が「自由で公正であった」と宣言する前に、独立した検証プロセスによる提言を踏まえる必要があります。

私たちは、平和で民主的なケニアを求める人々、とくにアフリカ連合の人々に対して、この危機について、対話と和解による早急な解決をもたらしうるイニシアティブを支援することを求めます。

私たちは、報道機関に対して課されている報道規制に対して、深い懸念を表明します。こうした報道規制は、すでに一触即発の状況にあるケニアにおいて、疑念と憶測を拡大する効果しか生みません。表現の自由は、ケニアの人々によってここ数年勝ち取られてきた最も偉大な民主主義の成果であり、私たちはこれを後退させることは出来ません。

私たちは、報道規制を直ちに撤回し、ケニアの人々が、今何が生じているかを即座に知ることが出来るようにする事を求めます。私たちは、ケニアの報道機関が、この危機に関する情報を流し続けていることについて、これを賞賛します。危機の時期にあっては、憶測ではなく事実に基づいた民主主義の確立にとって、自由で独立した報道機関の存在が不可欠です。

私たちは、この危機に当たって、国際的な各種の報道機関が、ケニアの報道機関を支援すること、自由で独立した報道の権利を促進し続けることを求めます。私たちは、平和を愛する全ての人々が、ケニアが通常の状態に戻り、人々が恐怖と不安を抱えることなく生き続けていけるように、私たちとともに、この危機の早急な解決を求めていくことを呼びかけます。

(署名)

本書簡の起草は、いずれも在英のケニア人作家・詩人・市民活動家であるワングイ・ワ=ゴロ Wangui wa Goro、フィロゼ・マンジ Firoze Manji、ムコマ・ワ=グギ Mukoma wa Ngugi、ロナルド・エリー・ワンダ Ronald Elly Wanda、キング・オモガ King Omoga、セニャ・シイェンディ Cenya Ciyendiによってなされ、フィロゼ・マンジによって執筆された。

■英語原文「CALL FOR URGENT RESOLUTION OF KENYA ELECTORAL CRISIS」■

CALL FOR URGENT RESOLUTION OF KENYA ELECTORAL CRISIS

http://www.petitiononline.com/kenya08/petition.html

To: Leaders of PNU and ODM

CALL FOR URGENT RESOLUTION OF KENYA ELECTORAL CRISIS

We the undersigned call on the ODM and PNU leaders to urgently seek a resolution to the current electoral crisis in the country and restore peace and harmony in the country through leadership.

We express our concern at the deteriorating situation in Kenya following what has been widely acknowledged as an impressive election turn-out. We commend the Kenyan people for their dignity and courage but also express our condolences to the families of those who have lost their lives and to the many who have been injured in the course of needless violence over the last few days. This is a time for Kenyans to be patient, dignified and to look for solutions that are in the best interest of the majority.

We regret the chaos which has caused loss of life, destruction of property and general unrest in the country. The contested outcome has marred the prospects of democracy and peace not only in Kenya but also in Africa. The cloud which hangs over the conclusion of one of the most fiercely-fought elections in Kenya?s history is regrettable. We believe that peace should be regained as a matter of urgency so that a free and fair outcome can be reached.

We believe that this is not the time for provocative actions, but a time for demonstrating leadership through bringing the contending partners to the table. This crisis can be resolved by the players in disagreement using conciliation and arbitration mechanisms as a matter of urgency to plan a peaceful resolution of the crisis. If necessary, this could be done with the involvement of others such as the African Union and others, such as those who acted as election observers. We urge the contending leaders to act within the spirit of democracy and seek to heal the wounds that have been opened by recent events and to do so in transparent ways.

We are aware of the betrayal that many may feel in what they consider to be an electoral injustice. We ask them to engage in the process by seeking explanation and accountability and to be guided by their own sense of civic responsibility.

We call on the PNU and ODM leaders to seek conciliation and resolution of the current crisis for the sake of the country.

We call for mechanisms for mediation and conciliation to be put in place urgently to give voice to all grievances that have arisen from the present situation in which there can be no winners, only losers. We welcome the mediation processes that have been initiated

We call for an immediate ending of violence by the security forces and all other parties. Whilst we recognize that the security forces have a role to play in maintaining peace and order, we condemn the disproportionate and excessive use of force by the security forces against unarmed civilians that has been manifest over the last few days.

We call for an independent transparent review of the whole electoral process and its outcomes so as to resolve any differences between contesting parties. This should include reviewing the results of the election and all reported irregularities, especially those related to the disparities in the tallying of the final results.

We call for a swift formation of an independent and credible Judicial Commission of Enquiry by endorsing the call by the Electoral Commissioners who have called for one.

We urge the international community to be patient pending the outcome of such a proposed review process. As it is Kenyans who have to live with the consequences of a Mwai Kibaki or Raila Odinga government, the international community can only follow the recommendations of an independent review before declaring the elections free and fair.

We call on those who wish to see a peaceful democratic Kenya, especially in the African Union, to support initiatives that can bring this crisis to a swift conclusion by facilitating dialogue and reconciliation.

We are deeply concerned by the gagging of the media, especially as this has only fueled suspicion and encouraged speculation in an already highly volatile situation. Freedom of expression has been one of our greatest democratic prizes won by Kenyans during the last few years and we cannot afford to go backwards.

We call for an immediate and unconditional lifting of the reporting ban so as to ensure that Kenyans are able to keep abreast of what is happening. We commend the Kenyan press for the work they have done to keep information flowing. It is precisely in the time of crisis that a free and independent media is essential to ensure a democracy that is based on information not speculation.

We urge the international media community to support the Kenyan press during this time and continue promoting the right for a free and independent press especially during such a period.

We call on all peace loving people to join us in calling for a swift conclusion to the crisis so that Kenya can return to normality and people can continue their lives without fear and anxiety.

Sincerely,

(Signature)

The Call for Urgent Resolution of Kenya Electoral Crisis Petition to Leaders of PNU and ODM was created by Wangui wa Goro, Firoze Manji, Mukoma wa Ngugi, Ronald Elly Wanda, King Omoga, Cenya Ciyendi and written by Firoze Manji (firoze@fahamu.org). This petition is hosted here at www.PetitionOnline.com as a public service. There is no endorsement of this petition, express or implied, by Artifice, Inc. or our sponsors. For technical support please use our simple Petition Help form.


【参考図書】
開発フロンティアの民族誌―東アフリカ・灌漑計画のなかに生きる人びと
石井洋子著 御茶の水書房 ¥5,040 A5版 310ページ  2007年2月 [amazon]

サブサハラ・アフリカで最も成功したと言われてきた国家的潅漑計画の歴史と、1990年代末から始まった新しい動きを伝える。


アフリカ昆虫学への招待
日高敏隆監修 日本ICIPE協会編 京都大学学術出版会 ¥3,150 A5版 285ページ 2007年4月 [amazon]

ケニアにある国際昆虫生理生態学センター(ICIPE)、ナイジェリアにある国際熱帯農業研究所(IITA)等でアフリカの昆虫研究に従事した日本人研究者が、人びとの健康や農業に関わる昆虫研究の課題を紹介する。


アフリカン・ポップスの誘惑
多摩アフリカセンター編 春風社 ¥1,680 A5版 191ページ 2007年5月 [amazon]

アフリカの人びとがラジオ、カセットテープを通して親しんでいるポップスを多数紹介。最後に収録されたエイズで亡くなった大スター自身のエイズの恐ろしさをえがく歌が印象的。


マウマウの娘―あるケニア人女性の回想
ワンボイ・ワイヤキ・オティエノ (著), コーラ・アン・プレスリー (編さん), 富永 智津子 (翻訳)  未来社 ¥2,730 四六判 266ページ 2007年5月 [amazon]

十代でケニア土地解放軍の闘いに参加し、ケニア独立後は政治家としても活躍した女性の自叙伝の前半。後半の翻訳も待たれる。70歳を超えて、ケニア独立の理念を高く掲げた政党を立ち上げた著者から目が離せない。



 
 
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2009箱根駅伝予想

第85回東京箱根間往復大学駅伝競走(東京・大手町読売新聞社前〜神奈川・箱根芦ノ湖間、往路108.0キロメートル復路109.9キロメートル=計 10区間217.9キロメートル)は正月2、3の両日、史上最多23チームの健脚が激突する。本紙予想では、実力伯仲の“戦国駅伝”を制するのは東洋大。陸上部員の不祥事で出場すら危ぶまれたが、今大会はずば抜けて戦力が充実しているほか、チーム一丸で逆境を乗り越えた精神面も評価する。下馬評では、連覇のかかる駒沢大、伝統校早稲田大が優勝候補双璧。混戦となりそうだ。

埼玉・川越の陸上部グラウンド。東洋の駅伝メンバーは、部員逮捕、監督辞任の動揺を押し隠すように務めてリラックスした表情で走っていた。大西一輝主将(4年=岐阜・県岐阜商)は「まだ動揺を引きずっている下級生もいる。僕ら4年がしっかりして結果を出したい」と話した。

“未完の大砲”柏原竜二(1年=福島・いわき総合)が加わった今大会は優勝を狙える。もう失うものは何もない。大一番直前に引責辞任した川嶋伸次前監督(42)のために走るだけ。恩返しランが快走を呼ぶとみる。

前回覇者の駒沢は分厚い選手層を誇る。“鬼軍曹”大八木弘明監督のもと、3年生カルテットの宇賀地強(栃木・作新学院)、深津卓也(群馬・農大二)、高林祐介(三重・上野工)、星創太(福島・会津工)が成長。前哨戦の出雲(10月)を2位、全日本(11月)を優勝と、常勝軍団らしく着実に調子を上げてきた。

読みにくいのは早稲田だ。北京五輪代表の竹澤健介(4年=兵庫・報徳学園)がどの区間を任されるか分からない。大型ルーキーの八木勇樹(兵庫・西脇工)という秘密兵器もスタンバイ。優勝候補からは外せない。

追うのは、山梨学院、日本、関東学連選抜か。

山学は、最上級生になったケニアの留学生“ロケット砲”メクボ・J・モグス(山梨・山梨学院大附)が2区で有終の爆走確実。上田誠仁監督は「チームを引っ張るアツい心を持った青年」と全幅の信頼を寄せる。

日大は、出雲最終区で駒大・宇賀地を捕らえた逆転優勝の立役者、“ジェット砲”ギダウ・ダニエル(3年=ケニア・ガル高)のつくった貯金を守る戦術になりそう。花の2区で先輩格モグスとぶつかれば、相乗効果で好記録も期待できる。

前回4位の学連選抜は、予選会で6秒差に泣いた法政のメンバーが核。平成国際、学習院、立教から有力ランナーを迎え、上位校を脅かす。前回3位躍進の中央学院、古豪・中央も好レースを展開しそう。

10位以内に与えられる翌年のシード権争いは、残るシード校の亜細亜、帝京に、前回途中棄権の東海、順天堂が猛追。城西、神奈川、大東文化にも地力があるほか、初出場の上武、33年ぶり出場の青山学院に“一発”がありそうだ。(駅伝特別取材班)

○東洋大学 失うものは何もない、本番直前の再出発

箱根本番を1カ月後に控えた12月1日、東洋大学陸上競技部に衝撃が走った。陸上部所属の元部員が電車内で女子高生に痴漢をしたとして強制わいせつの現行犯で逮捕。その2日後のミーティングで、川嶋前監督が責任をとって辞任することを選手たちに伝えた。

部員不祥事と、就任以来7年連続で箱根出場に導いてきた名将の辞任。選手には2度のショックだった。一時は出場すら危ぶまれたが、関東学生陸上競技連盟は出場を条件付きで認めた。

川嶋前監督の後を引き継いだ佐藤尚監督代行(55)は「事件後、練習を自粛したのは5日間。でも精神的には10日ぐらい他校にハンデを負ったでしょう」と打ち明ける。

それでもここでめげないのが今年の東洋。主将の大西一輝を中心に必死に立て直しをはかった。「自分も最初は信じませんでした。でも自分が落ち込んでる暇はないので、積極的に『これから練習がんばっていこう』と声を掛けてきました」(大西主将)と、どこか吹っ切れた雰囲気がある。

箱根経験者11人の厚い選手層に柏原竜二というスーパールーキーも加わった今年は史上最高の布陣となり、川嶋前監督に捧げる箱根初制覇も夢ではない。事件は事件として、本番直前に再出発した東洋の走りに期待したい。(関淳一)

○早稲田大学 花の2区回避?絶対エース竹澤をどこで出すか

今大会ナンバーワンの選手を挙げるとすれば、間違いなく早稲田のエース竹澤健介だろう。北京五輪では現役学生として44年ぶりに長距離種目で日の丸を背負った。

その絶対エースが、前回大会は本番2週間前の朝練習で一歩も歩けなくなった。痛み止めを打ちながらのぶっつけ本番。その結果が往路優勝であり、総合でも駒大に次ぐ2位。伸びしろは余りある。

竹澤は今回も本調子とはいえず、2区回避もウワサされる。だが渡辺康幸監督(35)は「昨年に比べれば仕上がりは十分」と太鼓判を押す。

竹澤にとって最後の箱根となる今大会、1年の八木勇樹、矢澤曜(神奈川・多摩)らスーパールーキーも加わり、総合力は近年まれにみるほど高まった。エンジ軍団はすでに、駒大の背中を射程圏内にとらえている。

○青山学院イケメン軍団 中継車接近作戦!?

33年ぶり出場を6秒差でもぎとった青山学院は、おしゃれな青学生のイメージそのままイケメンぞろいの布陣。04年から指揮を執る原晋監督(41)は「うちの選手は明るい性格。男前も多いし、注目されることをパワーの源にしてしまう」と笑う。

校内は大盛り上がり。在校生の歌手・谷村奈南(21)は「頑張って!」と激励メッセージを寄せた。

「ふだんは地味で泥臭い練習をさせていますが、取材が来ると選手の目の色が変わるので、マスコミにはあえてポイント練習に来てもらっているんです。本番では沿道は観戦者で埋め尽くされるから怠けず走るだろうし、中継車の近くにおったらもっと張り切るかもしれん(笑い)」と原監督。

箱根路にイケメン旋風は吹くか。 (渡辺高嗣)

○初出場上武大 いぶし銀のたすき

予選会を3位通過。群馬の大学として初出場を決めた。04年、当時のマネジャーがオリンピアンの花田勝彦監督(37)に送った指導依頼のメールが実った瞬間だった。

群馬の無名大学から箱根を目指すことには困難が付きまとった。県内の有力選手を勧誘しても都内の大学に逃げられてしまう。花田監督は「きみたちが4年のときに箱根を走れるチームにしたい」と口説き、その約束を守った。

練習では赤城山(1827m)から吹き下ろす関東平野特有の空っ風に悩まされた。たすきは、強さを表す黒にシルバー。「シルバーは磨かないと黒ずんでしまう。うちには金やダイヤモンドみたいな選手はいないが、しっかり磨いた。本番では渋い光を放ってほしい」と監督。

国定忠治の「赤城の山」からいざ箱根へ。



 
 
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「オバマ携帯電話」、ケニアで発売:FMラジオと懐中電灯付き(WIRED VISION)

2009年1月20日 page:1/1

『oPhone』と呼ばれることが必至の、この安っぽい携帯電話は、ケニアのメーカーであるMi-Phone社が、Barack Obama次期米大統領のスローガンをブランドにしたものだ。

民族的なつながりから、Obama氏はケニアでも人気がある模様で、この携帯電話はそれにつけ込んだものだ(あるいは、支持者たちに支援を表明する手段を提供するためのものだ)。

30ドルという価格で想像できるように、この携帯電話にはめぼしい機能はほとんど付いていない。3Gもなく、タッチスクリーンもなく、何もない。

いや、ほとんど何もないというべきだろう。FMラジオと懐中電灯は付いている。どちらも、対象となる市場においては便利な追加機能だ。

しかし一番優れているのは、仕様書の表現だろう。電話機の色が「黒+オバマ色」と表現されているのだ。これで次期米大統領は、赤と青の両方を自分のものだと明確に主張したことになる。[青と赤は米国星条旗の色だが、それぞれ民主党、共和党のシンボルカラーとされる]

ドイツのDeutsche Telekom社が、マゼンタ色の色商標を所有しているとして、『Engadget』にロゴの色を変えるようメールを送ったことを思い出そう。[ドイツのT-Mobile社を所有するDeutsche Telekom社は、マゼンタ色についての色商標(日本語版記事)を所有していると主張しているが、その法的根拠については批判もある]

『Boing Boing Gadgets』と『cellular-news』の記事を参考にした。



 
 
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オバマニアたちの巡礼の地、ケニアの「オバマランド」

* 2009年01月20日 20:55 発信地:コゲロ/ケニア

【1月20日 AFP】マサイマラ(Maasai Mara)、「ビッグファイブ」、ケニア山(Mount Kenya)、インド洋のビーチ――ケニアに観光スポットはあまたあれど、今最もクールな観光スポットは「オバマランド」だ。

ビクトリア湖(Lake Victoria)畔の丘にある住民数百人の小さな村、コゲロ(Kogelo)は、バラク・オバマ(Barack Obama)米次期大統領の父親が生まれた場所としてにわかに脚光を浴びるようになった。英雄の父祖の地を巡礼する米国の「オバマニア」たちから、オバマ氏を誇りに思うケニア国民まで、このところ、この村を訪れる観光客の姿は絶えない。

ロサンゼルスからの観光客、ブライアン・クルソン(Brian Coulson)さんは、首都ナイロビ(Nairobi)からバスで半日かけてビクトリア湖畔のキスム(Kisumu)に到着し、そこからタクシーに乗って村にやってきた。観光施設は何もないが、オバマ氏の名前が冠されたオバマ議員中等学校など、オバマ氏ゆかりの場所を見て回った。祖母のサラ(Sarah Obama)さん宅は、警備が厳重で中を見ることができなかったものの、「価値ある旅だった。自分の目でいろいろ見ることによって、次期大統領の人となりを前よりも理解できたと思う」と満足げだ。

■コゲロ村を目指す米国人のツアー

住民の話では、村には毎日平均して300人もの観光客が訪れている。春の観光シーズンには、さらなる観光客が予想される。

米国などの旅行代理店は、コゲロ村訪問を加えたパッケージをすでに精力的に売り出している。ニューヨーク(New York)のアフリカ旅行専門店2Afrika Incは、オバマ氏の大統領「当確」直後に、11日間の「プレジデント・ヘリテージ・サファリ」を発売した。ケニア山、ナクル湖(Lake Nakuru)、マライマラなどケニア観光の基本を押さえた上で、コゲロ村、そしてオバマ氏のルーツであるルオ人(Luo)ゆかりの場所に2泊する。料金は2999ドル(約27万円)。

■ケニア観光業の救世主?

一方で、地元ケニアの観光産業は、これといった観光資源のないコゲロ村や周辺地域に関し、オバマ氏関連での人気の潜在性に気付くのが遅く、出遅れた感がある。

コゲロ村初のツアーオペレーターのジョセフ・オルオコ(Joseph Oluoko)さん(30)によると、この村にはみやげ店もホテルと呼べるものもなく、ドライバーガイドもいない。冷蔵庫もないので、冷たいソーダも飲めない。

観光客を泊める時は、自宅の敷地内にテントを張っていたというジョセフさんは最近、オバマ氏の祖母のサラさん宅から数分のところに、エコロッジを建設した。

オバマ氏への世界的な熱狂をあてこんだビジネスチャンスには、地元の起業家たちのみならず政府観光局も遅ればせながら注目し、オバマ博物館の建設、バードウォッチングツアーの企画などのプロジェクトが進行中だ。貧困の村コゲロは、2年前のケニア大統領選後の混乱の影響冷めやらぬ同国観光業の救世主になるかもしれない。(c)AFP/Jean-Marc Mojon



 
 
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オバマ家のルーツ・コゲロ村は大宴会 おかげでインフラ

2009年1月21日18時21分

ケニアからの報道によると、オバマ米大統領の父の出身地ケニアでは20日、人々が各地で就任式をテレビで見守った。父方の祖母サラさん(86)や親族は、米ワシントンでの就任式に参加した。

サラさんの住むケニア西部コゲロ村では、人口を大幅に上回る数千人が集まり、牛やヤギをふるまう大宴会。歌と踊りで祝福した。就任式を映す大画面の周りには「おめでとう。我々の息子。我々の希望」とのメッセージが添えられた。

コゲロ村は、オバマ氏の父の出身でもあるルオ族が大半。主要民族キクユが政財界の中心を占めるケニアで開発が遅れた地域の一つだった。だが、オバマ氏の大統領選当選を機に道路が舗装され、電気や水道も整備。ケニア政府がにわかにインフラ建設を進めている。

キバキ大統領は20日、「両国の互いの利益のため、さらに強い関係を期待します」とのメッセージをオバマ氏に送った。(古谷祐伸)

■インドネシア

オバマ氏が小学生時代を過ごしたインドネシアでは20日、カラ副大統領が「オバマ氏の絶大な人気は世界を変えることができる。中東などに平和をもたらすことができるだろう」と記者団に語った。テレビ各局は特別番組を放映。大手紙ジャカルタ・ポストは「オバマ氏の心の中でインドネシアが特別な場所であると信じている。米国の東南アジアへの影響力を歓迎したい」との識者論文を掲載した。

オバマ氏がかつて学んだジャカルタの小学校では21日、当時の級友ら100人以上が集まって大統領就任を祝う。(ジャカルタ=矢野英基)

■英国

ブラウン英首相は20日、「世界中の人々が米国史、いや世界史の新しい幕開けを目撃した」とオバマ氏を祝福。大統領宣誓式の直前に書簡を送り、「世界的な金融危機や中東和平問題で緊密に協力していこう」と呼びかけた。

英メディアでは、どの国の首脳が最初にオバマ大統領と会うかが話題になっている。今年4月、ロンドンでのG20金融サミットがオバマ大統領の最初の外遊になる可能性があるが、首相官邸は「重要なのはオバマ氏といつ会うかではなく、同じ価値観を共有し、問題の解決に向けて一緒に行動できるかどうかだ」と火消しに回っている。(ロンドン=土佐茂生)

■フランス

フランスのサルコジ大統領は20日、オバマ米大統領の就任にあたって声明を発表し「友人であり同盟国である米国と手を取り合って働く決意がある」と述べた。

サルコジ氏はオバマ氏を「米国民が進歩と将来に向けて固い決意を抱く表れだ。開かれた、新しく強く強固な米国を体現している」と評価。「個人的にも、仏市民を代表しても、米国の指導者としての任務遂行に成功することを願う」と述べた。(パリ=国末憲人)

■バチカン

ローマ法王ベネディクト16世は20日、「高い責任を行使するために、知恵と精神力を神が授けるよう祈ります」との祝電をオバマ大統領に送った。法王は祝電の中で「世界中の人々が貧困や飢餓、暴力からの自由を切望している時に、国家間の友好関係と平和を促すことを願います」と期待を寄せた。(ローマ=南島信也)



 
 
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ニャンゴマコゲロ村は大騒ぎ…オバマパパの出身地です

【ヨハネスブルク=角谷志保美】オバマ米大統領の父親の出身地であるケニア西部ニャンゴマコゲロ村では、村の人口を上回る数千人が集会場の特設スクリーンでオバマ氏の就任式を見守り、歌い踊って米大統領の誕生を祝った。

現地からの報道などによると、今も村で暮らすオバマ氏の祖母サラさん(86)ら親しい親族は就任式に出席するために渡米したが、村民らはこの日のために牛やヤギをつぶして盛大な祝宴を開催。集会場には「おめでとう、我々の息子、我々の希望」と書かれたメッセージが張り出され、「地域の誇りだ」と、村は歓喜に包まれた。

ケニアの首都ナイロビでも、飲食店などがテレビで就任式の生中継映像を流し、集まった市民らが歓声を上げた。

(2009年1月21日13時25分 読売新聞)



 
 
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父の故郷ケニア、期待は「米国以上」 オバマ米大統領

【ナイロビ=共同】オバマ米新大統領の父親の故郷ケニアでは、オバマ氏の就任で、米国からの観光客や投資が増えると歓迎、期待の高まりは「米国以上」(地元紙)とさえいわれている。

ケニア外務省のキボイ・ワイトゥル広報官は「ケニア人の血が流れるオバマ氏の米大統領就任はきっとケニアにも良い影響を与えるはずだ」と語る。政府は観光やコーヒー産業といった同国の主産業を米国市場に売り込む「好機」ととらえているようだ。

貧困に苦しむ一般市民も、オバマ氏が学校や病院建設などの支援をしてくれると期待する。一方で「オバマ氏はれっきとした米国人で、決してケニアの大統領ではない」(地元紙)と、過度の期待にくぎを刺す意見も出始めている。 (00:25)



 
 
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オバマ米新大統領:就任 世界が注目――ケニア

【ヨハネスブルク高尾具成】熱狂的な「オバマ・ブーム」が続くオバマ米大統領の父の故郷ケニア。20日、祖母のサラさんが住むニャンゴマ・コゲロでは、住民約2000人が伝統的な踊りや歌でオバマ氏の就任を祝った。学校の校庭に巨大スクリーンを設置し、就任式を見守った。また、首都ナイロビや西部キスムでは、オバマ氏のTシャツ姿や星条旗を手にした市民が酒場などで祝宴を開いた。

毎日新聞 2009年1月21日 東京夕刊



 
 
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オバマ米大統領誕生と同時刻に生まれた赤ちゃん、ケニア

* 2009年01月22日 23:50 発信地:キスム/ケニア

【1月22日 AFP】ケニア西部キスム(Kisumu)のニューニャンザ総合病院(New Nyanza General Hospital )で21日、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で米国史上初のアフリカ系大統領となったバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の就任式とほぼ同時刻に女の赤ちゃんが生まれ、オバマ夫人にちなんでミシェル・オバマ(Michelle Obama)ちゃんと名付けられた。母親は「この子にも偉大な指導者になってほしいわ。米国大統領は無理でもね」と話している。(c)AFP



 
 
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オバマ米大統領の異母弟を逮捕、大麻所持容疑 ケニア警察

* 2009年02月01日 11:35 発信地:ナイロビ/ケニア

【2月1日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の異母弟、ジョージ・オバマ(George Obama)容疑者が30日、大麻所持の疑いで逮捕されていたことが明らかになった。匿名のケニア警察幹部が31日、AFPに明らかにした。

これによるとジョージ容疑者は30日、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)のフルマ(Huruma)地区で、大麻を所持していたとして他の3人の若い男とともに逮捕された。逮捕された4人は2日に出廷する予定だという。

オバマ大統領は著書でジョージ容疑者との出会いを「つらい出来事だった」と書いていた。ジョージ容疑者は前月20日、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で行われたオバマ大統領の就任式に参加しなかった数少ない近親者の1人。(c)AFP



 
 
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ケニア、燃料トラック横転 油に引火、111人死亡

2009年2月1日20時22分

【カイロ=田井中雅人】ケニア中部モロで31日、走行中の燃料トラックが事故に巻き込まれて横転。油を盗もうと大勢の住民が集まったところで、こぼれた油に引火して燃え広がり、111人が死亡した。ロイター通信が報じた。

救急隊員らによると、たばこの火が引火した疑いがあるほか、現場付近の道路封鎖に怒った人が火を放った疑いもあるという。



 
 
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オバマ大統領の異母弟、マリフアナ所持容疑 ケニア

2009年2月1日22時5分

オバマ米大統領の異母弟であるジョージ・オバマ容疑者を、マリフアナ所持の疑いで逮捕したと、ケニアの警察当局が31日発表した。本人は容疑を否認しているという。

AP通信などによると、ナイロビ郊外の貧民街に住むオバマ容疑者は昨年、「誰もおれの存在を知らない」と語るインタビュー記事がイタリアの芸能雑誌に載り、注目されるようになった。82年に事故死したオバマ大統領の亡父の最後の息子だが、オバマ大統領とは2度しか会ったことがなく、就任式にも出席しなかったという。(古谷祐伸)



 
 
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オバマ米大統領の異母弟、大麻所持容疑などで逮捕

【ワシントン=宮崎健雄】米CNNテレビによると、ケニア警察当局は31日、オバマ米大統領の異母弟で、20歳代半ばのジョージ・オバマ容疑者を大麻所持容疑などで逮捕したことを明らかにした。

オバマ容疑者はナイロビの警察施設で拘置されており、2日に裁判所へ出廷する予定。同容疑者は同テレビの記者に対し、「自宅から連れてこられた。なぜ容疑をかけられているのかわからない」と容疑を否認している。

オバマ大統領のケニア人の父親は離婚後、ケニアで再婚した。オバマ大統領はケニアを訪問した際、異母弟と会ったことはあるが、ほとんど交流はなく、同容疑者は就任式にも出席しなかった。

(2009年2月1日21時04分 読売新聞)



 
 
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横転タンクローリーから油漏れ爆発、111人死亡…ケニア

【ヨハネスブルク=中西賢司】ケニアからの報道によると、同国南西部の町モロ近郊の幹線道路で31日、ガソリンを積載したタンクローリーが横転。

漏れ出した油を盗もうと、多数の住民が殺到したところで爆発、炎上し、AP通信によると、111人が死亡した。

現場は首都ナイロビの北西約150キロの田舎町。目撃証言では、タンクローリーが別の事故に巻き込まれて道路の路肩で横転。ガソリンが漏れ広がるのを見た地元住民が空き缶や容器を手に大挙して近づき、爆発に巻き込まれた。群衆の規制にあたった警察官4人も死亡した模様。

オディンガ首相は1日の記者会見で、何者かが落としたたばこの火が引火した可能性があるとの見方を示した。規制にあたった警官に腹を立てた住民が、火を放ったとの情報もある。

(2009年2月1日23時18分 読売新聞)



 
 
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漏れた油に引火、50人死亡 ケニア

【モンロビア(リベリア)1日共同】ロイター通信によると、ケニア中部モロ近郊の路上で31日、トラックの横転事故で漏れた油が燃え上がり、油を盗もうと集まっていた住民ら少なくとも50人が死亡、約80人が重傷を負った。

救助関係者によると、何者かがたばこの火をうっかり落とした可能性があるという。一方、横転事故現場で警察が道路封鎖したことに怒った人が故意に火を放った疑いもある。 (11:01)



 
 
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男子モグスV 女子は土佐4位 香川丸亀ハーフマラソン

2009年2月1日15時20分

第63回香川丸亀国際ハーフマラソンは1日、香川県立丸亀競技場発着の21.0975キロのコースで行われた。男子はメクボ・モグス(山梨学院大)が1時間0分37秒で2年ぶり2度目の優勝。北京五輪マラソン代表の佐藤敦之(中国電力)が3位に入った。女子は北京五輪マラソン6位のマーラ・ヤマウチ(英国)が制した。土佐礼子(三井住友海上)は1時間10分58秒の4位だった。



 
 
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ケニア:事故車の油引火、住民113人が死亡

【ヨハネスブルク高尾具成】東アフリカ・ケニア中部モロの幹線道路で31日、トレーラーが横転し、積み荷のガソリンが漏れ出て引火。AP通信によると、ガソリンを手に入れようと集まっていた地元住民少なくとも113人が死亡、多数が負傷した。

ケニア赤十字によると、たばこの火が引火した可能性もあるとしている。ロイター通信によると事故に伴う道路封鎖に怒った住民が火を放った疑いもあるという。現地では消防活動の緊急対応の遅れに批判が出ている。



 
 
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山梨学院大・モグス選手の車が事故、コーチ重体 ケニア

2009年2月12日22時12分

今年の箱根駅伝の2区で2年連続となる区間新記録を出した山梨学院大4年のメクボ・モグスさん(22)の乗った車が9日夕、母国ケニアで事故に遭い、同乗者でモグスさんが今春から所属するアイデム(本社・東京)陸上部コーチの木村翔さん(26)が意識不明の重体となった。モグスさんも軽傷。連絡を受けた同大陸上部の上田誠仁監督が12日、現地に向かった。

上田監督によると、木村さんは同大陸上部OBで甲府市在住。練習環境の視察などを目的に現地を訪れていた。4月からモグスさんと二人三脚で、12年ロンドン五輪のマラソンに向けた本格的な練習を始める予定だったという。

上田監督がモグスさんに聞いたところでは、モグスさんが運転する車が前方の故障車をよけようとした際に対向車と正面衝突したらしい。運転免許は昨年、ケニアで取得したばかりだったという。今月1日に香川県であった丸亀ハーフマラソンで優勝した直後から一時帰国していた。(原田亜紀夫)



 
 
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解放されたが…満載の兵器どこへ 海賊乗っ取り貨物船

2009年2月15日7時35分

【モンバサ(ケニア東部)=古谷祐伸】戦車などの兵器を満載してソマリア沖で海賊に08年9月に乗っ取られ、今月5日解放されたウクライナの貨物船「ファイナ」が、12日午後、ケニア東部のモンバサ港に着いた。行き先に疑問符が付いている兵器の行方が今後の焦点となる。

午後5時過ぎ、船上からウクライナ人やロシア人の船員らが順に下りてきた。武装した海賊にもらったのか、そろいの迷彩ズボンを着た船員が数人。船員21人のうち、08年9月24日の乗っ取り直後、ロシア人船長が病死している。ビクトル・ニコルスキ船長代理は「感想を言うのは難しい。みな早く帰りたがっている」。13日に帰国した。

問題は積み荷。旧ソ連製のT72型戦車33台などの兵器が注目を集めた。表向きはウクライナ、ケニア両政府の取引だが、乗っ取った海賊や監視してきた米海軍などは、本当の受取人は南部スーダン自治政府だと訴えてきた。

だがウクライナ、ケニア両政府の関係者はこの日、改めて疑惑を否定。ケニア政府報道官は「隠すものはない。数カ月以内に報道陣に訓練の様子を公開する」。荷下ろしは13日の予定。

身代金はウクライナの船会社が払ったとされ、金額は320万ドル(約2億9千万円)と言われる。



 
 
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母国ケニアで事故死 日立電線、駅伝などで活躍のシェケイ選手

2009.2.17 00:11

陸上の日立電線は16日、所属するケニア出身のジェファーソン・シェケイ選手(25)がケニアに帰国中、バイク事故で死亡したことを明らかにした。

日立電線によると、2007年に入社し、全日本実業団対抗駅伝などで活躍してきた同選手は、今月上旬に個人合宿を兼ねて帰国。ナイロビで大会に出場するためバイクで移動中、トラックと正面衝突する事故を起こして亡くなったという。現在は北口学監督らがケニアを訪れている。

陸上界では同じケニア出身のメクボ・モグス選手(山梨学院大)も、今月9日に母国で自動車事故を起こしている。

毎日新聞 2009年2月2日 東京朝刊



 
 
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150万年前も今と同じ歩き方、ケニアで原人の足跡発見

* 2009年02月27日 16:06 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月27日 AFP】約150万年前のものと見られる原人の足跡の化石がケニア北部の地層で発見されたと、27日付の米科学誌「サイエンス(Science)」で発表された。原人が現生人類と同様の歩き方をしていたことを示す最古の証拠だという。

論文を発表した人類学の国際研究チームによると、同国北部イレレット(Ileret)近くの2つの地層で発見された足跡は、現生人類(ホモ・サピエンス)と同様の長い脚と短い腕を持った最初のヒト科であるホモ・エルガステルまたは初期のホモ・エレクトスのものとみられ、足の構造が基本的に現生人類と同じであることが明らかとなった。

また、今回発見された足跡からは、通常、化石化した骨からは得ることができない軟部組織の形状や構造に関する情報が得られたと、論文の主執筆者、英ボーンマス大学(Bournemouth University)のマシュー・ベネット(Matthew Bennett)氏は説明する。

足跡が見つかった2つの地層のうち、上部の地層からは足跡が3か所で発見された。そのうちの2か所ではそれぞれ2歩分の足跡が見つかり、もう1か所では7歩分の足跡と、ばらばらの足跡が複数見つかった。

5メートル下のもう一方の地層からは、歩行する2つの足跡のほかに、小さな足跡が1つ発見され、チームは子どものものではないかと見ている。

また、すべての足跡は、親指がほかの指と並行になっており、木の枝をつかみやすいように親指が離れている類人猿とは異なる。また、土踏まずがあり、短い指をしているが、これらの要素は通常は2足歩行とかかわりのあるもので、現生人類に似たものだ。

イレレットで発見された足跡と同時代のホモ・エルガステルやホモ・エレクトスの化石は、これまでにもタンザニア、エチオピア、ケニア、南アフリカで発見されている。

1978年、タンザニアのラエトリ(Laetoli)で、360万年前のアファール猿人の足跡が英国の考古学者・人類学者メアリー・リーキー(Mary Leakey)氏によって発見されているが、土踏まずはなく、類人猿のように離れた親指を持っていた。(c)AFP



 
 
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ケニア:密猟者、デジカメで押さえたい 自然保護NGO「中古品、寄付して」

ケニア・マサイマラ国立保護区の「マラ・トライアングル」を管理するNGO「マラ・コンサーバンシー」(ブライアン・ヒース代表)は、野生動物の宝庫である同区域での密猟を取り締まるため、中古デジタルカメラの寄付を募っている。

このNGOは地元州政府の委託を受け、東京23区とほぼ同じ面積を85人のスタッフで管理。しかし密猟などの不法行為が後を絶たず、デジカメでこうした状況を「証拠」として撮影し取り締まる。デジカメは野生動物の病気やけがなどを記録するのにも役立っている。

ケニアではデジカメが高価で、事務員の平均給与の2カ月分にもなる。同NGOには現在6台の中古デジカメがあるが、これでは足りないという。NGOの獣医を務める滝田明日香さん(33)は「デジカメは環境保護に取り組む人たちの活動を世界に発信する役割も果たす。寄付に協力してほしい」と話す。

デジカメは故障しておらず、充電器やバッテリー、記録メディアなどがそろっていることが条件で、新品でも可。集まったカメラをケニアに運んでくれる人も募集している。問い合わせは滝田さんの電子メール(drasuka@hotmail.com)へ。【佐藤岳幸】

毎日新聞 2009年3月9日 東京朝刊



 
 
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粘土団子:活用し、ケニアに緑を作る

砂漠化が進むケニアで、神奈川県鎌倉市のNPO「横浜アートプロジェクト」が緑化に取り組んでいる。日本生まれの自然農法「粘土団子」を使って、森林とその周囲に里山をつくる試みだ。2月、メンバーとともに現地を訪ねた。【足立旬子】

◆伐採進み砂漠化

首都ナイロビの郊外。雑草が生えた土地で、女性たちが歌いながら直径2〜3センチの粘土団子をまいた。団子の中にはアカシア科とトウダイグサ科の5種類の種子が入っている。土地を提供したアラン・シメカーさん(40)は「以前は森があった。森を取り戻したい」とつぶやいた。

アランさんによると、森が失われた理由は二つある。英領ケニアが63年に独立した際、森に隠れた住民を捜し出すために英軍が木を大規模に伐採した。さらに住民が、切った木をまきや炭、建材に使うことで、伐採が加速した。

映像を通した環境教育に取り組む「横浜アートプロジェクト」の榎田竜路(えのきだりゅうじ)代表(44)が、ケニアの砂漠化の深刻さを知り、粘土団子プロジェクトを始めたのは06年のことだ。

種子を粘土でくるんだ団子は、水や肥料を与えなくても発芽する。植樹のように苗木を育てる手間が不要なうえ、過酷な環境でも生き延びる。インドやギリシャなどの乾燥地で大規模な緑化に効果をあげている。

榎田さんたちはこれまで、ケニアの7カ所で住民と一緒に粘土団子をまき、順調に育つことを確かめた。ケニアの国土で森林が占める割合はわずか2%。ケニアでは異常気象が続き、ここ数年は雨期になってもまとまった雨が降らなくなったという。「緑化のスピードを上げなければ砂漠化を防げない」と、榎田さんは危機感を募らせる。

◆手のひらで丸めて

アランさんの土地にまく粘土団子を、榎田さんたちは住民と一緒に作った。土に種や水を加え、女性や子どもたちが手のひらでくるくると丸めて約500個を作った。まいた後、同行した横浜国立大の藤原一絵(かずえ)教授(植生生態学)やナイロビ大の研究者らが団子の位置を図面に記録した。今後、2カ月に1度、ナイロビ大チームが成長をチェックし、発芽率などのデータを取る。藤原教授は「粘土団子の効果は経験的に知られているが、本当に団子の中の種子が成長したことを科学的に裏付けたい」と語る。

アランさんは子どものころ親と離別し、DJのアルバイトで学費をかせぎながら学校に通った。苦学の経験から、貧しい子どもたちのための寄宿舎を造りたいと願い、この土地を購入した。敷地の一角、約200平方メートルを粘土団子で森にし、周囲には薬効のある樹木を植えて、寄宿舎の子どもたちに活用してもらいたいと考えている。

◆守る森と利用する森

一行はさらにナイロビの南東約250キロのキブエジ地区を訪ねた。ケニア最大の動物保護区である「ツアボ国立公園」に近いこの地区は、溶岩層の大地が広がる半乾燥地帯で、樹木はまばらにしか生えず、電気も来ていない。榎田さんらは同地区でコスマス・ムチンダさん(35)が経営する孤児院に、太陽光発電装置を設置した。

ムチンダさんは孤児約30人を夫婦で育て、学校に通わせている。「住民は、国立公園を保護するため、やせた土地に立ち退かされた。貧困とマラリアで両親を失い、多くの子どもたちが孤児になった」という。

地区内の小学校には、うわさを聞いて400人以上の子どもが、種を持って集まった。目を輝かせながら、大きなマンゴーの種を持ってきた子どももいる。榎田さんと藤原教授の指導で、思い思いに粘土団子を作り、校庭にまいた。

榎田さんは「電気もガスもないケニアの農村で『木を切るな』とは言えない。だが、守る森と利用する森を分けることはできる。粘土団子を使って、持続可能な森づくりを目指したい」と話す。

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■ことば

◇粘土団子

自然農法の創始者でマグサイサイ賞などを受賞した故・福岡正信さんが提唱。粘土に数〜数十種類の種子を混ぜ、団子状に丸めて乾燥させたものを地面にまく。粘土は細菌の繁殖を防ぐと同時に、発芽に必要な養分を蓄える。種子を粘土で覆うことで鳥や虫のえさになることを防ぎ、種子自体を乾燥から守る。球形のため割れにくく、地面と接した部分に昼夜の気温差で生じた結露が集まり、それが発芽をうながす。

毎日新聞 2009年3月30日 東京朝刊



 
 
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自警団と暴力団が衝突、29人死亡 ケニア

* 2009年04月22日 17:32 発信地:カラチナ/ケニア

【4月22日 AFP】ケニア中部のカラチナ(Karatina)で20日、武装した自警団が、最大民族キクユ(Kikuyu)人が組織する暴力集団「ムンギキ(Mungiki)」と衝突し、21日までに少なくとも29人が投石を受けたりやなたで切られるなどして死亡した。警察および病院関係者が21日明らかにした。

「ムンギキ」は、マフィアに似た暴力集団で、頭を切断したり皮をはぐといった蛮行で恐れられている。現地の病院によると、これまでに確認された29遺体はすべて、腕を切断されていたという。

治安当局によると、21日までに60人以上の容疑者が拘束された。事件を受けて、ジョージ・サイトリ(George Saitoti)内相は、ムンギキの徹底摘発を誓った。

カラチナとその周辺では、ムンギキが絡んだ暴力事件が多発している。住民が自警団を組織するなどして抵抗すると、ムンギキは組織を立て直して住民への報復を行うといったことが繰り返され、これらの地域は戦場のような様相を呈しているという。

こうした住民とムンギキとの「全面戦争」のなか、過去10日間で、ムンギキ側にも少なくとも15人の死者が出ている。

■「ムンギキ」の由来

ムンギキは主にムワイ・キバキ(Mwai Kibaki)大統領の出身民族、キクユ人により組織される集団だ。ムンギキはキクユ語で「群衆」を意味し、英国植民地時代に独立闘争を担ったマウマウ団(Mau Mau)の元戦士らが結成したとされている。当初は伝統を重んじる若者を中心とした半宗教的な組織だったが、暴力集団化したため、2002年に非合法化された。

2007年前半には警察や治安部隊による解体が進められたが、大統領選挙の結果をめぐって暴力が吹き荒れた2008年初頭、ムンギキは政府系の民兵組織として活動していたとの報告もある。(c)AFP/Ben Simon



 
 
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ケニアでアルビノのバッファローを確認、同国初

* 2009年04月25日 09:45 発信地:ナイバシャ/ケニア

【4月25日 AFP】ケニアにあるヘルズゲート国立公園(Hellsgate National Park)でアルビノ(先天性白皮症)のバッファローが確認された。公園当局が24日明らかにした。同国でアルビノのバッファローの存在が確認されたのはこれが初めて。

このバッファローは生後3か月で、大きな群れの中にいるのを同公園の警備員らが目撃した。茶色のバッファローの群れの中ではとても目立つため、肉食動物から狙われやすいと公園当局者は話す。

ケニアのマサイ族の社会ではアルビノは不吉な前兆とされ、アルビノの動物や人間に対して文化的な偏見がある。この地域は最近、大干ばつに見舞われていることから、住民らが「干ばつによる飢饉は、このバッファローのせいだ」と考えて殺す可能性もあると、公園当局者は指摘している。

アルビノのバッファローはケニアでは初めて目撃されたが、他の複数の国ではすでに目撃情報がある。(c)AFP



 
 
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ワンジル初優勝、佐藤8位 ロンドン・マラソン

2009年4月26日21時5分

【ロンドン=村上研志】ロンドン・マラソンは26日、当地の市街地コースで行われ、男子は北京五輪金メダリストで、ケニアのサムエル・ワンジル(明治製菓と契約し、所属先はザバス)が世界歴代7位の2時間5分10秒で初優勝した。佐藤敦之(中国電力)が2時間9分16秒で8位に入り、8月の世界選手権(ベルリン)の代表入りが確実となった。

快晴無風の中、25キロでは8人が世界記録を上回って通過したが、後半ペースが落ち、ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)の世界記録2時間3分59秒に及ばなかった。

女子はイリーナ・ミキテンコ(独)が2連覇し、日本を拠点にしているマーラ・ヤマウチ(英)が自己新で2位。日本勢は森本友(天満屋)の2時間26分29秒で8位だったのが最高だった。北京金のコンスタンティナ・ディタ(ルーマニア)は途中棄権。

今大会は男女1枠ずつが残る世界選手権日本代表の選考レースでもあり、佐藤は昨年の福岡国際2位の入船敏(カネボウ)の2時間9分23秒を上回った。女子は今年の大阪国際女子2位の赤羽有紀子(ホクレン)が出した2時間25分40秒に届かなかった。代表は5月7日に発表される。



 
 
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ケニアで裁判予定の海賊、「武装した漁船」と主張 弁護人

* 2009年04月27日 17:06 発信地:モンバサ/ケニア

【4月27日 AFP】ケニア沖アデン湾(Gulf of Aden)でフランス海軍に捕捉されたソマリアの海賊11人の弁護人は25日、「海賊ではなく武装した漁船」だという主張を根拠に罪を否認する構えを明らかにした。

海賊の「母船」の乗組員として15日に捕捉された11人は、海賊対策で派遣されている仏艦船によって連行され、現在ケニアのモンバサ(Mombasa)にこう留されており、8月初旬に現地での公判が予定されている。

海賊容疑者らとの接見を終えたフランシス・カディマ(Francis Kadima)弁護士はAFPの取材に対し、ケニアで裁判が開かれることの正当性についても異議を申し立てる意向を明らかにした。

欧州連合(EU)、英政府、米政府はそれぞれケニアに海賊容疑者を引き渡し、ケニアで裁判を行う協定を結んでいるが、これらの協定はケニア議会で批准されていないと同弁護士は指摘する。

またカディマ弁護士は「(容疑者らは)自分たちは漁をしているのだと言っている。他人の弁明を笑うものもいるが、それが彼らなりの弁明だ。彼らは銃や何かを持ってはいたが、自分たちの安全のためには普通のことだと言っている。銃は市場で売っていたそうだ」

ケニア警察では、AK47自動小銃4丁と銃弾200発を裁判証拠として提出しているが、カディマ弁護士はケニアで裁判が行われることの正当性自体を問うとしている。(c)AFP



 
 
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2009.05.01 Web posted at: 21:37 JST Updated - CNN

連立政権に抗議、女性に「セックス拒否」呼び掛け ケニア

ナイロビ(CNN) 2007年末の大統領選挙を機に起こった与野党間の争いが暴動となり、1000人を超える死者が出たケニアで、連立政権に不満を持つ女性弁護士グループが抗議のため、パートナーに対して1週間「セックスを拒否」するよう呼び掛けている。公の場で性的な話題がタブー視される同国で、大きな議論になっている。

この運動は、ケニアの様々な女性団体が協力しており、ムワイ・キバキ大統領やライラ・オディンガ首相の妻にも参加するよう呼び掛け。オディンガ首相の妻イダさんは4月30日、CNNに対し、「夫の考えには納得できない」として、この運動を「100%」支持すると述べている。

女性弁護士連合のパトリシア・ニャウンディさんは、「性産業に従事する女性にも呼び掛けている。その場合は、彼女たちに私たちが賃金を支払う」と強気だ。

この呼び掛けに、ある男性は「困った。罰せられているようだ。何も悪いことはしていないのに。7日間は長すぎる」と困惑している。しかし、別の男性は「7日間なんてあっという間。1年でも待てる」と、意に介していない様子だった。

一方政府は、キバキ大統領はいつも国の問題を解決するため、政治改革に取り組んでいると、この運動を非難している。

しかし、運動を進める女性らは、パートーナーとの間に議論を持ち込み、変化を求める後押しをしているだけだと強調。「大きな決断は、寝室で決まることが多い。より良い国のために究極の犠牲を払うべきだ」と語っている。

ケニアでは2007年末の大統領選で、現職のキバキ氏が接戦で勝利したが、野党側は選挙に不正があったと主張。与野党間の対立が暴動、部族対立に発展し、アフリカ連合やコフィ・アナン前国連事務総長、潘基文国連事務総長、米国などが仲介にあたって与野党による連立政権が発足していた。



 
 
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緑のMOTTAINAIプロジェクト:ケニアで森づくり 3年かけ20万本

◇1300平方キロ

森林伐採などのために多くの土地が草原地帯と化したケニアで、森づくりを目指す「緑のMOTTAINAIプロジェクト」が始まった。計画では、東京23区の2倍に当たる約1300平方キロに、今春から3年かけて約20万本を植える。

植林が行われているのは、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさん(69)の故郷に近いキエニ地区。ケニアでは、77年からマータイさんが設立したNGO「グリーンベルト運動」が各地で植林を続けている。このプロジェクトは、マータイさんと毎日新聞社が呼びかけた「MOTTAINAIキャンペーン」に賛同した伊藤忠商事ほか企業71社の収益金約2000万円などをあてた、初の実践活動になる。

まばゆい太陽が照りつけるなか、子供たちは目を輝かせながらくわを入れ、数種類の苗木を植えた。指揮していたジェームス・カマンガさん(45)は「雨量も少なく育てていくのは大変だが、緑をよみがえらせた世界の象徴の地になるように頑張りたい」と語った。<写真・文、梅村直承>

毎日新聞 2009年5月4日 東京朝刊



 
 
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2009.05.09 Web posted at: 17:13 JST Updated - CNN

結婚生活に支障と損賠訴訟、ケニアの「セックス拒否」運動

ナイロビ(CNN) ケニア連立政権が原因とする政治の混迷に不満を持つ女性弁護士グループが抗議のため女性に対してパートナーとの1週間の「セックス拒否」を呼び掛けた問題で、睡眠不足、ストレスや「背中の痛み」などの被害を受けたとする男性が8日、同グループに損害賠償を求める訴訟を起こした。同国の国営テレビが報じた。

「セックス拒否」運動は今週中に終了している。求める損害賠償額は不明。男性の弁護士によると、セックス拒否は結婚生活に支障を及ぼしたとも説明している。男性の年齢は不明。

女性弁護士グループはこれに対し、訴状の到着を待っているとしながらも、「国のために慎みを持ちたくない男性の顔を見るのは興味深い」と法廷闘争を受けて立つ構え。

また、「セックス拒否」運動の成果について「成功だった」と強調。政府首脳陣が会議を持って、政治協議を行い、同グループが近くキバキ大統領やオディンガ首相と会見する計画もあるという。オディンガ首相の妻も「夫の考えには納得できない」として、この運動への全面支持を表明していた。

ケニアでは2007年末の大統領選で、現職のキバキ氏が接戦で勝利したが、野党側は選挙に不正があったと主張。与野党間の対立が暴動、部族対立に発展し、アフリカ連合やコフィ・アナン前国連事務総長、潘基文国連事務総長、米国などが仲介にあたって与野党による連立政権が発足していた。

しかし、大統領、首相間の確執は解消せず、政局は緊迫していた。



 
 
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東芝、携帯広告で中田英寿氏とコラボ ケニアに給食支援

2009年5月28日20時57分

東芝は携帯電話「T−01A」の広告に、サッカー元日本代表の中田英寿さんを起用。中田さん主催の「+1クリックアクション」を支援する。6月17日からホームページ(http://1clicktakeactionfoundation.net)の募金ボタンを押すと、1回ごとに1食分の学校給食が東芝からケニアの子どもに贈られる。10万食(約300万円)が目標。



 
 
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2009.06.04 Web posted at: 20:36 JST Updated - CNN

TSA、デルタ航空のナイロビ直行便など認可せず

(CNN) 米運輸保安局(TSA)は3日、デルタ航空が申請していたケニア・ナイロビ、リベリア・モンロビアへの直行便について、認可しないと発表した。警備安全上の基準を満たしてないためとしている。

デルタ航空は昨年秋、ケニアとリベリア、ナイジェリアへの直行便の認可を申請。今年6月から就航を予定していた。

しかし、ジョージア州アトランタ─ナイロビ、ニューヨーク─モンロビアの2路線について、国土安全保障省から2日、同社に認可できないとの連絡があったという。

ナイジェリア・アブジャ路線は認可された。

デルタ航空はアフリカ大陸への路線は重要だとして、認可に向けて対策を取るとしている。



 
 
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2009.06.16 Web posted at: 21:37 JST Updated - CNN

発展途上国の感染症、携帯電話で拡大阻止 ケニア

(CNN) アフリカ東部ケニアの保健当局が、携帯電話を使って感染症の拡大阻止に成果を上げている。オープンソースなソフトウェアを利用して現場の状況をいちはやく収集、適切な対応をとることで多くの命を救っている。

ケニアでは2007年、約20年以上ぶりにポリオ・ウイルス感染者が確認された。ここ数年は特に、政情不安が続く隣国ソマリアからの難民が流入することから、衛生状況は悪化するばかりだ。

こういった中、現場の状況を調査して統計をとるために、携帯電話が活用されている。

ケニア保健当局のアジャック・イブライム氏によると、オープンソースで無料の、携帯通信機器向けに開発された感染症の調査ソフト「エピ・サーベイアー」を使って、成果を上げているという。

このソフトは米ワシントンのジョージタウン大学病院で小児科を教えるジョエル・セラニキオ博士が中心となっって開発。利用者が自由にカスタマイズでき、インターネットに接続できる携帯電話にダウンロードして、現場で情報収集することができる。

紙を使った調査では、情報を集めるためだけに数年を必要とし、感染症の対策に取りかかる際には手遅れになる場合も多い。しかし、携帯電話をつかって瞬時にデータを収集することで、より素早い対応が可能となり、感染症の拡大防止に有効だという。

国連などによると、全世界で使われる携帯電話は40億台で、このうち半数を超える22億台が発展途上国で使われており、利用者の64%が途上国で暮らしている。そのため、「エピ・サーベイヤー」などは感染症の拡大防止に役立つと期待されている。



 
 
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2009.06.23 Web posted at: 17:44 JST Updated - CNN

ケニアが部隊派遣を拒絶、内乱続くソマリア政府が要請

(CNN) 暫定政府軍とイスラム反政府武装勢力の戦闘が激化するアフリカ東部のソマリア情勢で、隣国のケニア政府報道官は22日、ソマリア政府が要請した軍事支援に応じない考えを示した。軍事協力は、アフリカ連合(AU)の組織として検討すべきとし、ケニアは非軍事以外の支援を考慮すると述べた。

反政府武装勢力の進撃に手を焼くソマリア暫定政府は22日、ケニアのほか、エチオピア、イエメンやジブチの近隣諸国に部隊派遣を求めていた。

武装勢力はイスラム系の「シャバブ」「ヘズブ・イスラム」などで、今年5月初旬から暫定政府打倒の攻撃を加速し、首都でも交戦は起きている。最近では暫定政府の治安相らが武装勢力の攻撃で殺害されている。米政府は国際テロ組織アルカイダがシャバブなどに浸透していると警戒している。

米情報機関当局者は先に、アルカイダの戦闘員らがアフガニスタン、パキスタン国境周辺の拠点を離れ、中東イエメンやアフリカ東部のソマリアへ移動、訓練基地などを設ける動きを示していることを明らかにしている。米軍がパキスタン政府直轄部族地域などでアルカイダ構成員らを標的にしている無人武装偵察機によるミサイル攻撃が成果を得ていることの証拠ともしていた。

ソマリアは1990年代初期から、軍閥などが覇権を狙って抗争を繰り返し、中央政府の統治から機能しない無政府状態に陥っている。エチオピア軍、アフリカ連合軍が介入しているが、事態は改善していない。



 
 
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サッカーと「呪術」の根深い関係、ケニア

* 2009年06月30日 15:31 発信地:モンバサ/ケニア

【6月30日 AFP】ケニア・モンバサ(Mombasa)の泥で作られた伝統的な小屋が立ち並ぶある集落。その1つの小屋の中で火がたかれ、あぐらをかいた2人の年配の男が「仕事」に没頭している。1人の男が白い砂で覆われた黒板にアラビア文字を刻むと、突然、「ヤラビ!」と叫んだ。この様子を、部屋の隅から、かたずをのんで見守っているのは、英イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)の熱狂的なファンである地元の若者たちだ。この地方屈指の呪術師ムゼー・シャハ(Mzee Shaha)に、この4シーズン優勝を逃しているアーセナルの将来を占ってもらっているのだ。

このような光景は、この地域のサッカーファンの間では日常的に見られるものだ。ケニアの沿岸地方では、現在も呪術が広く行われている。呪術とは伝統的な薬を使った治療に過ぎないと言う人がいる一方で、不可解な死や事故は呪術によるものだと信じている人もいる。

ともあれ、サッカークラブの幹部も選手も試合の「勝利」を呪術師に頼りすぎる傾向が、この地方のサッカーを一種の「オカルティズム(超常現象)」に変質させている。ある審判は、「非常に迷信深い人びとが多い沿岸地域のサッカーは、呪術師なしではやっていけない」と言い切る。

■タンザニアのサッカー試合での珍風景

このような呪術盲信傾向は、ケニアに限ったものではない。

ムゼー・シャハと助手のムゼー・シャリフ(Mzee Shariff)は、タンザニアのザンジバル(Zanzibari)島近くに位置するトゥンバトゥ(Tumbatu)島の出身。2人は、アフリカ東部と中部で活況を呈しつつある呪術ビジネスの最前線で活躍する。

2004年9月に行われたタンザニア国内サッカーリーグの優勝クラブが決まるヤンガ(Yanga)対シンバ(Simba)の試合開始前、ある風変わりな儀式がみられた。シンバの選手たちが、相手側のゴール付近に奇妙な粉末と生卵をばらまいた。これに対しヤンガ側は、選手2人をピッチに送り出し放尿させた。

両チームの行為について、タンザニアサッカー協会(Football Association of Tanzania)は、「容認できない」として、双方に500ドル(約5万円)の罰金を課した。ちなみに試合の結果は2-2の引き分けだった。

■現代呪術は「遠隔操作」が可能

かつて、サッカーにまつわる呪術といえば、ヤギやウシ、ヘビなど動物の血をグラウンドにまいたり、死体置き場などからくすねてきた人間の身体の一部をグラウンドに埋めるなどしていたものだ。

しかし、ケニア沿岸地域のサッカークラブで「雇われ呪術師」を務めるジュマ(Juma Mohammed Mwanachuwoni)さんによると、現在では、わざわざ現場まで行く必要はないのだという。遠隔操作が可能だからだ。「木の幹に(対戦相手チームの)スター選手たちの名前を書き、それを黒い布で覆う。すると、その選手たちは試合でボールが見えなくなるというわけさ」

また、審判の判断を惑わせ、ひいきのチームを勝利に導くための「お守り」もあるという。

なかには、呪術料の支払いを渋るチームもあるが、こうした場合、「呪い」は自チームに降りかかり、試合には勝てない仕組みになっているという。

■呪術を恐れて有力選手が国外流出

ケニアのサッカークラブ関係者は、こうした実態を公式には明らかにしていないが、ある関係者は、優秀な選手が呪術のターゲットにされる傾向があり、これを恐れたり嫌って国外に去る選手もいるという事実を明かした。

実際、ケニアでは「Feisal FC」「Mombasa Wanderers」「Mwenge」などの国内クラブが、近年になって閉鎖に追い込まれ、「Bandari」や「Coast Stars」は選手の大量流出に見舞われている。そうした選手の中には、チームを去る理由として同地方の「オカルト的」雰囲気を指摘する者も少なくない。

■呪術のために財産を投げ打つサポーター

一方、ケニアのサポーターも、チームの勝利を過度に呪術に頼るという現実がある。あるスポーツジャーナリストは、「彼らは、財産や土地の権利や担保を売ってまで、呪術師のもとに通う。試合の結果に、大金を賭けているからだ」と、呪術盲信の危険性を指摘する。ひいきのチームが負けた場合には、しばしば悲劇的な結末が待ち受ける。今年になって、サポーターの1人が首をつり、1人がインド洋に身を投げて自殺している。(c)AFP/Aileen Kimutai



 
 
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緑のMOTTAINAI:オバマ米大統領祖母ら、ケニアで植樹

【キスム(ケニア西部)山本建】ケニア各地で3年間に約20万本を植林する「緑のMOTTAINAI」が始まったのを記念する植樹祭が11日午前(日本時間同日午後)、キスム市郊外のコゲロ村にある「オバマ上院議員コゲロ中高校」で開かれた。同校の校舎は、オバマ米大統領の父の寄付で建設。会場にはオバマ大統領の祖母サラさん(86)も顔を出し、生徒ら約400人と一緒に100本の苗を植えた。

毎日新聞社と同校が主催した。来賓の岩谷滋雄・駐ケニア日本大使は「森と水は生活に欠かせない。育てていくことが大切だ」とあいさつ。サラさんも「地域の環境に貢献する日本の取り組みに感謝します」と語った。

苗はマメ科などの固有種で、MOTTAINAIキャンペーン名誉会長のワンガリ・マータイさんが進める植林活動「グリーンベルト運動」で育てられた。

毎日新聞 2009年7月12日 東京朝刊



 
 
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IAEA、ケニアの核計画推進を支持

2009-07-24 18:51:37 cri

IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は24日、ケニアの首都ナイロビで、同国のキバキ大統領と会談し、「ケニアの工業化プロセスを促すため、核計画の推進を支持する」との考えを表明しました。

これについて、エルバラダイ事務局長は「ケニアは別のエネルギーを利用しているが、工業化のプロセスを速めたいなら、長期的な視点から核エネルギーの開発を考えることが必要だ」と述べました。その上で、「IAEAはケニアに関連する技術訓練を提供することができる」と強調しました。

これに対して、キバキ大統領は「エルバラダイ事務局長とIAEAは核エネルギーの発展や技術の譲渡などの面で多大な貢献をしている」と評価し、さらに「わが国の農業や牧畜業、医療・衛生、水資源や核エネルギー計画で大きな援助を提供してくれている」と感謝の意を示しました。(朱丹陽)



 
 
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07/29/2009 07:27 AM

インド国営通信BSNL、アフリカ市場に進出へ

28日付のエコノミック・タイムズ紙(8面)によると、国営通信事業会社、バーラト・サンチャル・ニガム(BSNL)は、エッサー・グループのケニア子会社、エッサー・テレコム・ケニアの株式の持分10-15%を取得するという。これにより、BSNLは世界でもっとも成長スピードの速い、アフリカの通信事業に進出する。

エッサー・グループは、現在、エッサー・テレコム・ケニアの株式を80%保有している。両社は、適正株価について協議を行っているという。エッサー・グループによるBSNLへの株式売却は、両社にとって戦略的なメリットを生み出すとしている。BSNLにとっては、アフリカ進出の基盤が完成し、現在計画中のチュニジアとナイジェリアへの進出への大きな足がかりとなる。一方、エッサー・グループにとっては、BSNLとの提携を通じて、アフリカ市場での事業拡大が可能となる。



 
 
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2009.08.02 Web posted at: 16:32 JST Updated - CNN

小型機が3階建てアパートビルに墜落、死傷者 ナイロビ

ナイロビ(CNN) アフリカ中央部、ケニアの首都ナイロビの警察当局者は1日、小型航空機が同日、市内の3階建てビルに墜落、操縦士1人が死亡、搭乗者3人が負傷したと述べた。1人が重体。

死傷者は全員が米国人。スラムを材料にしたドキュメンタリー製作の撮影を実施していたという。直撃を受けたビルはアパートだが、巻き込まれた負傷した入居者らはいなかった。

事故機は単発エンジンのプロペラ機で、墜落前、低空飛行していた。同機はナイロビにある小型航空機専用の空港へ向かっていたという。



 
 
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米国務長官:アフリカ歴訪へ ソマリア大統領らと会談

【ヨハネスブルク高尾具成】クリントン米国務長官は5日から就任後初めてケニアや南アフリカなどサハラ砂漠以南のアフリカ7カ国を訪問する。ケニアの首都ナイロビではバーレ政権崩壊後の91年以降、事実上の無政府状態が続くソマリアのユスフ暫定政府大統領と会談予定。イスラム武装勢力との戦闘が続く暫定政府支援を伝える。また、南アフリカでは、隣国ジンバブエで、2月の連立政権発足後も強硬路線をとるムガベ大統領に対して、ズマ・南ア政権に強い態度で臨むよう求めるとみられる。

クリントン氏は5月、南ア国営テレビのインタビューで、ムガベ大統領について「退陣が最も人のためになる」と述べた。連立政権成立を称賛したが「対ジンバブエ制裁を変更する用意はないが、政策面の見直しを進めている。援助はジンバブエ国民に届くことが重要」と話した。また、5月組閣された南アのズマ新政権に対し、ジンバブエ再建に向けた南アの役割への期待を強調した。

ジンバブエではムガベ大統領と対立関係にあった旧最大野党「民主変革運動」のツァンギライ議長が首相に就任。2月、連立政権が発足したがムガベ大統領の権力は依然強く、難局が続いている。ツァンギライ首相からもズマ大統領への救援要請が続いている。

一方、ソマリアは夫のクリントン政権時の90年代前半、平和維持部隊を投入するも米軍に多数の死者を出すなどして撤退している。クリントン氏は資源大国のコンゴ民主共和国、アンゴラ、ナイジェリアや米大陸などからの解放奴隷が建国した西アフリカ・リベリアや島国カボベルデも訪れる。

毎日新聞 2009年8月2日 20時50分(最終更新 8月3日 1時45分)



 
 
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2009.08.04 Web posted at: 13:02 JST Updated - CNN

クリントン米国務長官、アフリカ7カ国訪問に出発

ワシントン(CNN) クリントン米国務長官は3日から11日間の日程で、サハラ砂漠以南のアフリカ7カ国訪問に出発した。国務省によると、オバマ大統領のガーナ訪問に続いて歴代の大統領・国務長官の中では就任以来最も早いアフリカ訪問となり、オバマ政権のアフリカ重視を印象付ける。

最初の訪問国ケニアでは、首都ナイロビで5日に開かれる米国とサハラ以南アフリカ諸国の貿易経済協力フォーラム開会式で演説。キバキ大統領、オディンガ首相と会談するほか、ソマリア大統領とも会談予定。

次いで南アフリカを訪れてズマ大統領と会談し、隣国ジンバブエへの対応やエイズ対策などについて話し合う。

その後アンゴラ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)、ナイジェリア、リベリア、大西洋の島国カーボベルデを訪問する予定。



 
 
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米国務長官がケニア入り アフリカ7カ国歴訪を開始

【ナイロビ=共同】クリントン米国務長官が4日、アフリカ7カ国歴訪の最初の訪問地ケニアの首都ナイロビに到着した。長官のサハラ砂漠以南のアフリカ訪問は就任後初めて。

長官は5日、ナイロビで開かれる第8回アフリカ貿易・経済協力フォーラムで演説。ケニアのキバキ大統領、オディンガ首相と会談する。

6日にはソマリア暫定政府のアハメド大統領とも会談、国際テロ組織アルカイダとの関連が指摘される急進的イスラム組織の勢力拡大が懸念されるソマリア情勢について話し合う予定。(12:01)



 
 
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クリントン長官、アフリカ歴訪開始

【ヨハネスブルク=中西賢司】クリントン米国務長官は4日、ケニアの首都ナイロビを訪問し、就任後初となるサハラ砂漠以南のアフリカ歴訪を開始した。11日間の日程で7か国を訪問する。

5日は、同国で昨年4月に連立政権を組んだキバキ大統領と、旧最大野党党首のオディンガ首相と会談する。米国務省によると、長官は、両氏に協調体制の強化を促し、イスラム過激派が勢力を増すソマリアと国境を接しテロ対策で重要な同盟国ケニアの政情安定化を重視する姿勢を示す。

ケニアでは、2007年末の大統領選で争った両氏の支持者間の対立が部族衝突に発展し1300人以上が死亡した。オディンガ氏の首相就任で混乱が収束した。

(2009年8月5日19時06分 読売新聞)



 
 
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米国務長官がアフリカ歴訪、「パトロンではなくパートナーに」

* 2009年08月05日 22:37 発信地:ナイロビ/ケニア

【8月5日 AFP】アフリカ歴訪の最初の訪問地ケニアに前日到着したヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は5日、悪政がアフリカ大陸の発展を阻害していると述べ、アフリカ諸国に対し、汚職と犯罪の撲滅に向けて主導権をとっていくよう求めた。

ケニアで行われたクリントン長官の基調演説では、同国で人気の高いバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領による突然のビデオメッセージが放映され、クリントン長官の発言を後押しした。

ケニア生まれの父親をもつオバマ米大統領は、「アフリカ人にしか、アフリカの可能性を解き放つことはできない」と述べ、前月ガーナを訪問した際にオバマ氏が強調した「良い統治」というテーマを訴えた。

「希望と機会のある未来を求めるすべてのアフリカ人は、このことを知って欲しい。米国には、あなたのパートナー、そして友人がいることを」(バラク・オバマ米大統領)

クリントン長官は、米市場で優遇を受ける40か国が参加する「アフリカ成長機会法(African Growth and Opportunity Act、AGOA)」フォーラムで演説し、米国はアフリカ大陸の「パトロンではなくパートナー」になりたいと語った。また、米国が、投資拡大や飢餓撲滅に向けた農業支援などでアフリカ支援に携わってきたことを述べた。

しかし、クリントン長官は、「(各国の)指導者が主導しなければならない」と注意を促し、「アフリカの真の経済発展は、汚職を拒否し、法による支配を行い、国民に成果をもたらすような責任ある政府にかかっている」と語った。

クリントン氏は、「これは良い統治、というだけではなく、良い経済についてのことでもある」と訴えた。(c)AFP/Shaun Tandon



 
 
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米国務長官がアフリカ訪問「民主主義推進を」

クリントン米国務長官は5日、アフリカ7カ国歴訪の最初の訪問地、ケニアの首都ナイロビで経済問題について演説した。現地からの報道によると長官は「アフリカの経済発展は信頼に足る政府が腐敗を拒絶し、法の支配を守らせられるかどうかにかかっている」と主張。米国など外資の誘致拡大には公正な手続きを保証できる民主的な体制が必要だと強調した。

「第8回アフリカ貿易・経済協力フォーラム」で演説した同長官はそのうえで「米国はアフリカの保護者ではなくパートナーになりたい」と経済関係の強化を約束した。再生可能エネルギーなどを活用した新産業の育成を提言したほか、女性の人権状況改善の必要性にも言及した。

クリントン長官は14日までの日程で南アフリカ共和国、アンゴラ、コンゴ(旧ザイール)、ナイジェリア、リベリア、カボベルデを訪れる。ナイジェリアとアンゴラは有力な産油国。7月にガーナを訪れたオバマ大統領に続く矢継ぎ早の訪問には資源獲得へ向けて、アフリカとの関係を深めたいとの狙いがあるとみられる。(07:00)



 
 
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2009.08.07 Web posted at: 21:57 JST Updated - CNN

ケニア人男性がクリントン氏娘に「求愛」、貢ぎ品は牛20頭と

(CNN) アフリカ諸国歴訪中のクリントン米国務長官は6日、訪問先のケニアで住民との対話集会を開いたが、同国人男性(39)が2000年に敢行した、クリントン一家の一人娘チェルシーさんへの「プロポーズ」の質問を受け、「娘は自立した女性で独立している。ただ、この親切な申し出は伝える」と回答、場内の笑いを誘った。

この男性は2000年、ケニア外相を通じて当時のクリントン大統領に書簡を送り、チェルシーさんへ結婚を申し込んでいた。ケニアの慣習に従い、「ヤギ40匹、牛20頭」の貢ぎ品も約束していた。クリントン一家が同年、アフリカを訪れた際、見初めたらしい。

ただ、この手紙はケニア治安当局の注意を引き、男性は外務省への出頭を命じられたが無視していたという。

クリントン長官のケニア訪問に合わせ、男性はCNNの取材に応じ、チェルシーさんの美しさ、規律正しさなどに魅惑されたとも説明。プロポーズはまだ有効で、チェルシーさんと会い、愛を告白したいと希望している。

ただ、2006年に大学時代に知り合った女性と既に結婚。チェルシーさんが求愛に応じれば、「第2夫人」となる。ケニアでは一夫多妻が認められているという。男性はしかし、チェルシーさんの連絡先も知らず、愛が実る可能性は少ないとも認めている。

男性は首都ナイロビから北西へ離れたナクール市でコンピューター店を営んでいる。



 
 
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世界最高齢小学生が死去 ケニアの90歳 卒業まで2年、がんに屈す

2009.8.15 10:48

ギネスブックに世界最高齢小学生として認定されていたケニアのキマニ・マルゲさん(90)が14日、胃がんのため、卒業まで2年を残して同国内で死去した。ロイター通信や地元メディアが伝えた。

マルゲさんは1950年代に英国からの独立闘争を戦った秘密結社の元戦士。家庭の事情で通学できず読み書きができなかったが、ケニア政府が2003年から義務教育を無料化したため、「聖書を読みたい。お金を間違えずに計算できるようになりたい」などとして04年1月から通学を始めた。

ロイターによると、マルゲさんは今年に入ってがんと診断され、手術を受けるなどしていたが健康状態は回復しなかったという。マルゲさんは08年、共同通信の取材に対し、地元スワヒリ語で聖書を読めるようになったことを明かし「大学を出て獣医師になるのが目標」と話していた。(共同)



 
 
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ケニアの世界最高齢小学生死去 89歳「死ぬまで勉強」

2009年8月16日1時29分

【ナイロビ=古谷祐伸】「世界最高齢の小学生」として知られる、ケニアのキマニ・ンガンガ・マルゲさんが14日、胃がんで亡くなった。89歳だった。小学校(8年制)の7年生。卒業まであと1年4カ月だった。

マルゲさんはケニア政府の初等教育無料化を知り、84歳だった04年1月、地元の西部エルドレトの小学校に1年生として入学した。同年、ギネスブックに「世界最高齢の小学校入学」と認定された。

英国からの独立を目指す武装組織マウマウの戦士として育ち、貧しさもあって教育を受けていなかった。お金の計算や聖書を読むことが目標だった。

07年末以降のケニア暴動で避難民キャンプ生活となって通学できず、退学の不安を抱えた。習ったスワヒリ語でケニア赤十字に手紙を書き、08年6月にナイロビの老人ホームへ引っ越して近所の学校に転校、「死ぬまで勉強する」と喜んだ。だが、まもなく胃がんが判明した。

地元紙によると、マルゲさんを題材にしたハリウッド映画「1年生」が近く、撮影予定だという。



 
 
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マサイが女子1万メートルを制す 中村は7位、世界陸上ベルリン大会

* 2009年08月16日 10:28 発信地:ベルリン/ドイツ

【8月16日 AFP】(17日写真追加)第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)女子10000メートル決勝。リネト・チェプケモイ・マサイ(Linet Chepkwemoi Masai、ケニア)が、30分51秒24で優勝した。同種目でのケニア勢の優勝は、1997年アテネ大会のサリー・バルソシオ(Sally Barsosio)以来、6大会ぶり。

マサイが最後の直線でエチオピアのメセレク・メルカム(Meselech Melkamu)とウデ・アヤレウ(Wude Ayalew)を振り切って優勝し、エチオピア勢の同種目での連勝記録が途切れた。前回大会の覇者ティルネシュ・ディババ(Tirunesh Dibaba)は欠場していた。

4位にはグレース・モマニー(Grace Momanyi、ケニア)、5位にはメセレット・デファー(Meseret Defar、エチオピア)が入った。

日本勢は中村友梨香(Yurika Nakamura)が31分14秒39で7位、福士加代子(Kayoko Fukushi)が31分23秒49で9位、佐伯由香里(Yukari Sahaku)は33分41秒17で20位だった。(c)AFP



 
 
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メートロングが3000障害予選トップ 岩水は予選敗退、世界陸上ベルリン大会

* 2009年08月17日 11:15 発信地:ベルリン/ドイツ

【8月17日 AFP】第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)男子3000メートル障害予選。リチャード・キプケンボイ・メートロング(Richard Kipkemboi Mateelong、ケニア)が、8分17秒99を記録し全体1位で決勝へ進んだ。

北京五輪同種目の金メダリストで大会連覇を目指すブリミンキプロプ・キプルト(Brimin Kiprop Kipruto、ケニア)は、8分18秒07の全体2位で決勝進出を果たした。

日本の岩水嘉孝(Yoshitaka Iwamizu)は、8分39秒03の全体27位で予選落ちした。(c)AFP



 
 
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ケニアのライオンが20年で絶滅の恐れ、毎年100頭減少

(ロイター - 08月18日 16:55)

[ナイロビ 17日 ロイター] ケニアの政府機関は17日、同国のライオンが、気候変動や生息地の破壊、病気、人間の手で殺されていることなどを理由に、20年後に絶滅する可能性があることを明らかにした 

観光収入への依存度が高いケニアで、ライオンはゾウや水牛、ヒョウ、サイと並び、観光客に人気の動物「ビッグファイブ」に含まれている。

ケニア野生生物公社(KWS)によると、2002年に2749頭だったライオンの生息数は約2000頭にまで落ち込んでおり、平均で毎年100頭ずつ減少したことになる。 

同公社は声明で、「ライオンの生息数減少は憂慮すべき事態で、現在生き残っている2000頭を減らさないようにするか、生態系に問題のないレベルまで増やす努力が必要だ」と強調した。



 
 
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ライオンが年100頭ペースで減少、ケニア

* 2009年08月18日 10:25 発信地:ナイロビ/ケニア

【8月18日 AFP】ケニアではライオンの生息数が2002年から毎年平均100頭のペースで減り続けており、今後20年以内に絶滅する恐れがある――。ケニア野生生物庁(Kenya Wildlife Service)は17日、このような警鐘を鳴らした。

同庁によると、7年前には2749頭いたライオンが、現在は2000頭にまで激減している。その最大の要因は、家畜を襲ったライオンを牧畜民が「成敗する」慣習にあり、そのほか生息域の破壊や病気、人口増加なども理由に挙げられる。

同庁は、ライオンなどのネコ科の動物にとっての最大の脅威は人間のコミュニティーであると考え、観光業におけるネコ科動物の重要性やマナーについての教育を最優先に進める考えだ。(c)AFP



 
 
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ドミンゲスが女子3000障害で優勝、世界陸上ベルリン大会

* 2009年08月18日 11:01 発信地:ベルリン/ドイツ

【8月18日 AFP】第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)女子3000メートル障害決勝。スペインのマルタ・ドミンゲス(Marta Dominguez)が9分7秒32で優勝した。

銀メダルは自己ベストの9分8秒39を記録したユリヤ・ザルドネワ(Yuliya Zarudneva、ロシア)、銅メダルは9分8秒57を記録したMilcah Chemos Cheywa(ケニア)が獲得した。(c)AFP



 
 
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ケンボイ 4度目の挑戦で金メダル、世界陸上ベルリン大会

* 2009年08月19日 10:11 発信地:ベルリン/ドイツ

【8月19日 AFP】第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)男子3000メートル障害決勝。アテネ五輪同種目金メダリストのエゼキエル・ケンボイ(Ezekiel Kemboi、ケニア)が、大会記録の8分00秒43で優勝した。

過去3大会連続で銀メダルを獲得していたケンボイは、4度目の挑戦で金メダルに輝いた。

2位にはケンボイと0秒46差の8分00秒89でリチャード・キプケンボイ・メートロング(Richard Kipkemboi Mateelong、ケニア)が、3位には8分01秒18でブアブダラ・ターリ(Bouabdellah Tahri、フランス)が入った。(c)AFP



 
 
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世界こぼれ話:「最高齢」小学生が死去

ギネスブックに「世界最高齢の小学生」との認定を受けていたケニアのウンガウンガ・マルゲさんが14日、ナイロビの高齢者施設で、胃がんのため死去した。89歳だった。

04年、政府が初等教育を無料にしたのをきっかけに入学。制服を着て通学した。

昨年のケニア暴動では避難民キャンプで過ごすなど困難に見舞われたが、「学ぶのに年を取りすぎることはない」と話し、勉強を継続。「聖書を読みたい」という生涯の夢を達成した。【ヨハネスブルク支局】

毎日新聞 2009年8月20日 東京朝刊



 
 
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ケニアに足止めの女性、カナダ政府に2億円超の賠償請求

* 2009年08月22日 13:37 発信地:オタワ/カナダ

【8月22日 AFP】身分詐称の疑いで数か月わたりケニアに足止めされていたカナダ人女性が21日、250万カナダドル(約2億2000万円)の賠償を求めてカナダ政府を提訴した。

スアード・ハギ・モハムド(Suaad Hagi Mohamud)さん(31)は母親に会うためにケニアを訪れた。5月にカナダに帰国するため旅客機に搭乗しようとしたところ、ケニア出入国管理当局により身分詐称の疑いで8日間拘束された。モハムドさんのパスポートは4年前に発行されたもので、口の形が写真のものと異なるように見えたことが理由だった。

モハムドさんは前週、DNAテストで身元が証明され、ようやく帰国した。

モハムドさんは訴状で、カナダ政府の対応のまずさにより、「アイデンティティーを奪われ、カナダ国民としての権利が否定され、ケニア当局のなすがままにされる結果となった」と主張している。

モハムドさんは記者会見で「お金は問題ではない。同じことがほかのカナダ人の身に起こらないようにするため訴訟を起こす」と述べた。

カナダ政府はこの件について、カナダ国境サービス庁(Canada Border Services Agency)の対応に関する調査を開始した。(c)AFP



 
 
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ケニアのキルイが男子マラソン優勝 佐藤が6位入賞、世界陸上ベルリン大会

* 2009年08月22日 21:21 発信地:ベルリン/ドイツ

【8月22日 AFP】(23日記事更新、写真追加)第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)男子マラソン。ケニアのアベル・キルイ(Abel Kirui)が、大会新記録となる2時間6分54秒で優勝した。

2位には2時間7分48秒でエマヌエル・ムタイ(Emmanuel Kipchirchir Mutai)が入り、ケニア勢力が1・2フィニッシュを果たした。3位には2時間8分35秒でエチオピアのツェガエ・ケベデ(Tsegay Kebede)が入っている。

日本勢は佐藤敦之(Atsushi Sato)が2時間12分5秒で6位入賞を果たし、清水将也(Masaya Shimizu)は11位、入船敏(Satoshi Irifune)は14位、前田和浩(Kazuhiro Maeda)は39位、藤原新(Arata Fujiwara)は61位に終わった。日本は上位3人で争う団体戦で3位に入り、銅メダルを獲得した。(c)AFP



 
 
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2009.08.23 Web posted at: 11:52 JST Updated - CNN

男子400Mリレーでジャマイカ優勝、ボルト3冠 世界陸上

(CNN) 陸上の世界選手権は22日、ベルリンの五輪スタジアムで男子400メートルリレー決勝を行い、ジャマイカが37秒31の大会新記録で優勝した。

ジャマイカの第3走者ウサイン・ボルトは、男子100メートルと同200メートルに続く3個目の金メダルを獲得した。2位トリニダード・トバゴ、3位は英国で、日本は4位と健闘した。

男子マラソンはアベル・キルイ(ケニア)が2時間6分54秒の大会新記録をマークして優勝。佐藤敦之は6位に入賞した。女子5000メートルはビビアン・チェルイヨット(ケニア)が優勝した。

男子棒高跳びはスティーブン・フッカー(オーストラリア)、男子走り幅跳びはドワイト・フィリップス(米国)、女子ハンマー投げはアニタ・ボロダルクジク(ポーランド)がそれぞれ金メダルを獲得した。



 
 
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チェルヨトが女子5000を制す 小林11位中村12位、世界陸上ベルリン大会

* 2009年08月23日 09:53 発信地:ベルリン/ドイツ

【8月23日 AFP】第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)女子5000メートル決勝。2007年大阪大会(11th IAAF World Championships in Athletics Osaka)の同種目銀メダリストのビビアン・チェルヨト(Vivian Cheruiyot、ケニア)が、14分57秒97で優勝した。

14分58秒33でシルビア・チェビワット・キベト(Sylvia Jebiwott Kibet、ケニア)が2位、14分58秒41で大阪大会の金メダリストのメセレット・デファー(Meseret Defar、エチオピア)が3位に入った。

日本勢は、小林祐梨子(Yuriko Kobayashi)が15分12秒44で11位、中村友梨香(Yurika Nakamura)が15分13秒01で12位だった。(c)AFP



 
 
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2009.08.26 Web posted at: 20:15 JST Updated - CNN

ソーラー電池で充電可能な携帯電話、ケニアに初登場

(CNN) インフラ設備が整っていないアフリカ東部ケニアでこのほど、太陽電池でも充電できる携帯電話が発売開始となった。1台35ドルで、ケニアの携帯電話最大手サファリコムは手始めに、10万台を投入する。

ケニアの人口は約3700万人だが、電気がつかえる状態にあるのは約130万人に過ぎない。このため、基地局を設置するだけの携帯電話も、充電出来る場所が限られているため、普及への壁となっていた。

サファリコムのマイケル・ジョセフ最高経営責任者(CEO)はCNNに対し、発売する携帯電話の製造元は中国のZTEで、通常の充電器とソーラーパネルを利用する充電器が同梱されており、電気が通っていないところでも利用可能と強調する。

太陽光で充電できる携帯電話は、サムスンも今年2月に発表し、6月中旬からインドで販売されている。



 
 
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2009.08.27 Web posted at: 21:54 JST Updated - CNN

干ばつ被害のケニア、2億3千万ドルの緊急支援必要と WFP

ナイロビ(CNN) 国連の世界食糧計画(WFP)は25日、干ばつの大被害を受けるアフリカ東部ケニアに今後半年間で2億3000万ドルの緊急支援が必要だとの報告書を発表した。

ケニアでは過去3年にわたって十分な雨が降らず、農作物が収穫できない状態に陥っており、約380万人へ緊急に食糧を届ける必要があるとしている。また、状況は今後半年間で更に悪化すると見られている。

報告書によると、5歳以下の乳幼児のうち15─20%が栄養失調状態に陥っているという。

WFPは10月末までに、ケニア政府と協力して食糧支援を行う。



 
 
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ケニア・ナイロビ大:MOTTAINAI学科、循環型社会を目指し設立

省資源や循環型社会を構築しようと、ケニア・ナイロビ大は日本文化やものを大切にする精神を学ぶMOTTAINAI学科を設立することを決めた。現在、学士や修士を取得できるカリキュラムの編成や教授陣の人選を進めており、数年以内の開講を目指す。「資源の奪い合いが紛争を起こす」と訴えるノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの考えを実践する人材の育成が目的。講義では、マータイさんがノーベル平和賞を受賞した植林活動「グリーンベルト運動」を通じて培った草の根運動の手法や倫理観、哲学を学ぶ。

キャンパスはナイロビ市の丘陵地にある農・獣医学部の一角20ヘクタールで、ワンガリ・マータイ環境・平和研究所や日本文化を紹介する施設を建設する。生物多様性に配慮し、樹木や水辺はそのまま残す。ジェンガ・ムネネ学部長は「各国の大学と連携しながら、環境と平和に関する知恵を、学問として体系化していく」と話す。マータイさんは「世界中の学生と、それぞれの経験や成果を分かち合いたい。『行動から学ぶ』という私の哲学を伝えていく」と意気込む。【山本建】

毎日新聞 2009年9月7日 東京朝刊



 
 
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Qちゃん、アフリカに運動靴を 母校で児童から1000足受け取る 

2009年9月25日 朝刊

シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが24日、母校の芥見東(あくたみひがし)小(岐阜市)を訪れ、児童が集めた約1000足の運動靴を受け取った。素足で暮らすアフリカの子どもたちに靴を贈る運動の一環。「みんなの温かい気持ちが届くと思います」とQちゃんスマイルで“後輩”らと触れ合った。

靴を贈る「スマイル アフリカ プロジェクト」は、出版社の木楽舎(東京都中央区)が高橋さんと協力し、今年から始めた。破傷風などの感染を防ぎ元気に遊んでもらおうと、全国の個人や企業から靴を収集。5月には高橋さんが約1500足をケニアの小学校などに届けた。全国の学校へ協力を呼び掛けており、高橋さんは善意の学校第1号に母校を選んだ。

笑顔でグラウンドに駆けつけた高橋さんを、全校児童約640人が拍手で迎えた。高橋さんは「ケニアには靴のない子が大勢いました。そのせいでけがをしたり時に命を落とす子がいます」と語りかけた。

児童は自分や兄弟の古靴を持参し高橋さんに手渡した。靴は今月末にケニアに贈る予定で、6年生の市川園子さん(11)は「贈った靴で元気に遊んでほしい」と願いを込めた。プロジェクトでは他のアフリカ各国にも善意を届ける計画。



 
 
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東アフリカ5カ国、統一市場の確立で合意

2009-09-26 14:16:30 cri

EAC・東アフリカ共同体5カ国の代表が25日、ウガンダの首都カンバラで、統一市場の確立で合意し、決議草案に調印しました。これで、1年半にわたった EAC統一市場確立をめぐる交渉は実質的な成果を上げ、来年1月からEAC統一市場が正式に発足することになります。

ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ5カ国の担当閣僚は人的流動や土地使用権の問題解決への意見が一致したということです。(翻訳:コオリ・ミン)



 
 
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ひと:稲田頼太郎さん エイズ治療のためケニア移住を決意

サハラ砂漠以南のアフリカ諸国ではエイズの流行が深刻だ。治療薬の効かない耐性ウイルスも広がり始めている。「専門家が継続的にいないとえらいことになる」と、ケニアの首都ナイロビ郊外のスラム地区プムワニ村に単身移住を決めた。早ければ年内にも診療所を開く。

大学院修了後、米コロンビア大付属病院でエイズを研究してきた。93年に同僚と自費で財団を設立、エイズ治療の研修活動も続け、00年からはナイロビ郊外で年2回、短期診療キャンプを開いてきた。スタッフは日米の研修修了者で、いずれもボランティアだ。

ケニア政府は、96年に開発されたエイズ治療薬を無料で配っている。だが、新薬は服薬の管理がとても難しく、耐性ウイルスという新しい問題が起こっている。

1日3回の服用で大きな効果を発揮するが、1カ月に4〜5回、服用が2時間以上遅れるだけで耐性ウイルスが生まれてしまうのだ。既に感染者の20%程度に耐性ウイルスが出現しているとみられる。「適切に服薬させられる医療体制がなければ、耐性ウイルスは国中に広がってしまう」

医師の少ないケニアでは計算上、1人の医師が1万人のエイズ患者を診なければならない。「ケニアだけの問題じゃない。放置すれば先進国、もちろん日本も痛いしっぺ返しを食らう」。フットワークに優れた心の熱い医師である。【山田泰蔵】

【略歴】いなだ・よりたろう 米国在住。医師。寄付はイナダーラングエイズ研究財団(シティバンク青山支店普通7006802)へ。63歳。

毎日新聞 2009年9月29日 0時13分



 
 
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コンドームへの信頼を取り戻せ! ケニアが品質検査装置を購入

* 2009年09月30日 11:54 発信地:ナイロビ/ケニア

【9月30日 AFP】ケニアは、不良品コンドームが出回っていた問題を受け、コンドームの品質を検査する装置をオーストラリアから取り寄せた。国立品質管理研究所の所長が29日、明らかにした。

この装置は、価格が17万5000ドル(約1570万円)で、国連人口基金(UN Population Fund)により調達された。「ホット(Hot)」というブランドのコンドームが、全く効果がないことが判明し、市場から撤去されたことを受けたもの。

同国のエイズ・性感染症制御計画(National AIDS/STD Control Programme)のニコラス・ムラグリ(Nicholas Muraguri)氏は、国民に対し、「政府は品質管理体制を強化するので、コンドームへの信頼を失わないで」と話している。

2007年のエイズ関連疾患による死者は1日あたり約150人だったとの政府統計がある。コンドームはHIV予防に大変有効とされているが、同国では、ローマカトリック教会やファーストレディーのルーシー・キバキ(Lucy Kibaki)氏が、コンドームの使用を痛烈に非難している。

ムラグリ氏は、ラテックス製コンドームに水性ではなく油性の潤滑剤を使用した場合は、効果がなくなると警鐘を鳴らす。「ナイロビ(Nairobi)ではワセリンが使用されているかもしれないが、村落部では料理用油、時には車のガソリンが使用されているという話を聞く。コンドームと石油系の潤滑剤は合わないので注意して欲しい」(c)AFP



 
 
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2009.09.30 Web posted at: 21:39 JST Updated - CNN

ケニア大統領選後の部族衝突、国際刑事裁判所が関係者訴追へ

ナイロビ(CNN) アフリカ東部、ケニアで2007年末に実施した大統領選後、与野党支持の部族間の血みどろの衝突が起き、多数が死亡した政争で、国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ)は30日、検察局が抗争の経緯を捜査し、責任があると判明した人物は訴追対象にするとの方針を示した。

ケニアでは抗争後、与野党間の連立政府が昨年4月に発足し、騒乱に関し特別法廷を設置し、扇動者を処罰すると約束していたが、これが実現しないことを受けた措置。国際刑事裁判所は、最も「重罪」の人物を罰する方針。

ケニア代表団は今年7月、同裁判所と対応策を協議、裁判所による訴追、処罰に同意したという。また、同政府は抗争の真相を究明し、部族間の和解を進め、将来の衝突を防ぐ手立てを検討する特別委員会の設置にも合意した。

大統領選では、現大統領のキバキ氏が再選したが、選挙不正を訴える最大野党・オレンジ民主運動のオディンガ党首の出身部族ルオなどがキバキ氏のキクユ部族を襲撃、1000人以上が死亡、数十万人が国内避難民となる騒乱に発展していた。



 
 
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2009.10.05 Web posted at: 13:46 JST Updated - CNN

アナン前国連事務総長がケニア入り 改革推進を要請へ

ナイロビ(CNN) ケニア大統領選をめぐる騒乱の末、昨年4月に発足した与野党連立政府による改革の実現を促そうと、アナン前国連事務総長が4日から3日間の予定で同国を訪問している。

アナン氏は到着後のインタビューで、「ケニア国民は連立政府に、改革の進展や汚職防止策など、多くのことを期待している。連立政府はその声に耳を傾けるべきだ」と強調した。

同国では07年12月の大統領選でキバキ大統領が再選されたが、最大野党・オレンジ民主運動(ODM)のオディンガ党首らが選挙の不正を主張して激しく反発。衝突は全土に広がり、1000人以上の死者が出る事態となった。その後アナン氏らの仲介により、キバキ氏を大統領、オディンガ氏を首相とする連立政府が発足。憲法改正や政治改革、大統領選後の暴力に責任を負う者の処罰などを約束していた。

だがこれらが実行される兆しはみられず、米政府が最近、改革反対勢力に制裁を科す可能性を示唆するなど、欧米諸国からの批判が強まってきた。改革が実行されなければ衝突が再燃するとの懸念も指摘されている。

アナン氏は滞在中にキバキ大統領、オディンガ首相らと会談。12年の次回大統領へ向けた選挙運動が始まる時期までに、改革を完了させる必要があると訴える構えだ。



 
 
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ケニアの親族「幸運、名誉」 オバマ氏平和賞

2009年10月9日20時37分

【ナイロビ=古谷祐伸】オバマ米大統領の亡父の出身地ケニアでは、西部の中心都市キスムに住む叔父サイード・オバマさんが9日、地元記者からノーベル平和賞受賞を聞いた。「家族の一員が世界的な賞を受けたことをとても幸運に思うし、名誉に感じている」と話した。

貧しく電気もない農村だったコゲロ村は、オバマ氏の大統領当選後、ケニア政府の肝いりで急速にインフラ整備が進んだ。9月には村が国の保護地区に指定されたばかり。海外の観光客も多数訪れている。



 
 
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シカゴ・マラソン、男子はワンジルが大会新で優勝

2009年10月12日4時35分

シカゴ・マラソンは11日、シカゴで行われ、男子は北京五輪金メダリストでケニアのサムエル・ワンジル(ザバス)が世界記録更新は逃したが2時間5分41秒の大会新記録で優勝した。アブデラヒム・グムリ(モロッコ)が2位でビンセント・キプルト(ケニア)が3位。

女子はリリア・ショブホワ(ロシア)が2時間25分56秒で制し、4月のロンドン・マラソン優勝のイリーナ・ミキテンコ(ドイツ)が2位。3月の東京マラソンを制した那須川瑞穂(アルゼ)は7位だった。(共同)



 
 
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2009.10.18 Web posted at: 14:24 JST Updated - CNN

干ばつ被害の東アフリカ、雨期を目前に大洪水の恐れ

ナイロビ(CNN) 干ばつの被害を大きく受けているアフリカ東部の各国が、目前に控えている雨期に入ると大洪水や地滑りなどの大打撃を受ける可能性が今年は非常に高いと、国連人道問題調整事務所(OCHA)が16日、警告を発した。

アフリカ東部のケニア、ソマリア、タンザニア、ウガンダなどは10月中旬から年末まで、雨期となる。今年はエルニーニョ現象により太平洋とインド洋の水温が上った影響で、アフリカ東部に豪雨が予想されている。

特に、干ばつ被害の大きな地域では、樹木や草木が枯れており、一度に大量の雨が降ると地盤が緩んで地滑りを起こしやすい。また、洪水により汚水が流れ、衛生状況の悪化により感染症がまん延する恐れがある。

OCHAはアフリカ東部で農業や放牧で生計を立てている人々のほか、難民も含めて2300万人以上が被災者になる可能性があると指摘している。

また、上記4カ国のほかエリトリアとジブチ、エチオピアも被害を受けるとしている。



 
 
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ケニア:「渇」色の大地、ゾウも干からび 大干ばつ、過去10年で最悪

【ヨハネスブルク支局】東アフリカ諸国が大規模な干ばつに見舞われている。ここ10年で最悪の被害といわれ、ロイター通信によると、ケニア南部にある同国最大の動物保護区「ツアボ国立公園」ではゾウの死が相次ぎ=写真・ロイター、その数は約80頭に達するとみられる。植物が枯れ、特に若いゾウは鼻が短く、木の上部にある食べ物に届かないため影響が大きいという。

干ばつ被害はエチオピア、ソマリアなどにも広がり、2300万人以上が食料支援が必要な状態に置かれている。

毎日新聞 2009年10月18日 東京朝刊



 
 
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2009.10.26 Web posted at: 10:48 JST Updated - CNN

ケニアで英国人観光客2人殺害 英外務省が発表

ナイロビ(CNN) 英外務省は25日、ケニアの港湾都市モンバサで今月、同国から訪れていた観光客2人が殺害されていたことを明らかにした。

発表によると、英国人のノーマン・ジョエルさんら2人は15日に殺害され、親族はすでに連絡を受けた。当局は検視結果などに基づき捜査を続けている。殺害された状況や2人の関係などは公表されていない。

英国からは昨年、12万人以上がケニアを訪れた。外務省はウェブサイト上で、モンバサや首都ナイロビでは外国人観光客を狙った路上強盗や襲撃に十分注意するよう呼び掛けてきた。昨年は英国人2人が自宅での強盗事件で殺害されたという。



 
 
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西側に中国を批判する資格はない!「中国の接近を警戒すべき」論にアフリカ各紙が反論―中国紙

2009年11月11日14時37分 / 提供:Record China

2009年11月10日、中国紙・環球時報は、第4回「中国・アフリカ協力フォーラム」の開催を受け、西側諸国がアフリカに「中国による植民地化」を警戒するよう求めたことに対し、アフリカ各紙が「西側国家にそのようなことを言う資格はない」と反論したと報じた。

同紙によれば、ケニア紙「Daily Nation」は5日、同国のトゥジュ外相が06年に英紙フィナンシャル・タイムズの取材で、中国との関係について同様の指摘を受けた際、「中国による『大進軍』だと言われてもいい。だが、我々は喜んで受け入れているのだ。世界中のどこにタダで食べられるランチがあるのか」と声を荒げたと報じた。

また、ナイジェリア紙「Daily Trust」は8日、アフリカと中国の協力関係に嫉妬した西側の記者や政治家たちが嫌がらせをしていると報道。かつてアフリカを植民地化した西側諸国に中国を警戒するよう求める資格はない、たとえ日本が説得しに来ても、南京大虐殺を認めず、教科書の記述も変えないような国の言うことなど聞けない、と報じたという。(翻訳・編集/NN)



 
 
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人食いライオン、35人犠牲…19世紀の話ですが

2009年11月13日1時21分

ケニアで1898年に2頭のライオンが次々に人々を襲った事件の犠牲者を35人と推定した研究論文を、米国のカリフォルニア大サンタクルーズ校やフィールド博物館を中心とするグループが米科学アカデミー紀要に発表した。これまで28人や135人といった人数が伝えられていたが、1世紀以上を経て科学的な検証が実施された。

論文などによると、この年、人食いライオンの恐怖に包まれたのはケニア南部のツァボ地域。ふだんライオンが餌とする草食動物が干ばつや病気で減ったこと、鉄道建設工事の作業員が集まっていたことから、人が襲われやすい条件が生まれていた。

2頭は同年末に相次いで射殺され、現在は同博物館に展示されている。グループは、残されていた2頭の骨や毛から、炭素と窒素の安定同位体を分析。餌となる草食動物と人間では同位体の比率が違うことなどを利用して、事件が始まってから解決するまでの約9カ月間に食べたと考えられる人数を、モデル計算によって求めた。

その結果、1頭は11人、もう1頭は24人を食べたとみられ、犠牲者の合計は35人にのぼると推定できた。24人を食べたと思われるライオンは、歯やあごの障害をかかえていたため、より捕らえやすい人間を襲って食べるようになったらしい。

この惨劇は、米映画「ゴースト&ダークネス」(1996年)といった作品の題材としても、しばしば取り上げられてきている。(米山正寛)



 
 
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女子マラソン:アビトワ優勝、2位は嶋原 横浜国際

アジア大会(来年11月、中国・広州)の代表選考会を兼ねた横浜国際女子マラソンは15日、横浜市の山下公園前をスタートし、市内を3周するコースで行われ、インガ・アビトワ(ロシア)が2時間27分18秒で優勝した。2位には2時間28分51秒の嶋原清子(セカンドウィンドAC)が入った。3位は08年北京五輪銀メダルのキャサリン・ヌデレバ(ケニア)で、同金メダルのコンスタンティナ・ディタ(ルーマニア)は11位に終わった。

昨年で幕を閉じた東京国際女子マラソンに代わり、横浜に舞台を移して新設された今大会は、日本陸連主催大会では初の複数周回コースで実施された。レースは30キロ手前からアビトワがスピードを生かして先頭集団を抜け出した後、追走するヌデレバとの距離を広げて独走態勢に入り、逃げ切った。嶋原は36キロ過ぎに2位を走っていたヌデレバを抜いた。(スタート時の気象条件=晴れ、気温20.5度、湿度42%、東南東の風0.8メートル)

毎日新聞 2009年11月15日 14時46分(最終更新 11月15日 17時19分)



 
 
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辻元氏、鈴木宗男氏に陳謝 「疑惑の総合商社」発言

2009/11/19 16:59

社民党の辻元清美国土交通副大臣が2009年11月18日の衆院外務委員会で、02年の衆院予算委員会で証人喚問された鈴木宗男氏を「疑惑の総合商社」と呼んだことを陳謝した。当時辻元氏は、ケニアへのODA事業に関して鈴木氏が口利きをしたのではないかと追求していたが「裁判でもその事実は出ておらず、そのような言葉遣いをしたことを反省している」と話した。



 
 
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国際千葉駅伝:日本が2年ぶり優勝 V候補のケニアは3位

国際千葉駅伝は23日、千葉市の千葉県総合スポーツセンター陸上競技場を発着点に、男女各3人が交互につなぐ6区間42.195キロのコースで13カ国の15チームが出場して行われ、日本が2時間5分58秒で2年ぶりに優勝した。07年に現行の男女混合方式に変更されてからは2回目の優勝。2区の小林祐梨子(豊田自動織機)が区間賞の走りでトップを奪うと、3区の竹沢健介(エスビー食品)が独走態勢を築き、2位の日本学生選抜に1分49秒の大差をつけて圧勝した。優勝候補と目されたケニアは序盤の出遅れが響いて3位に終わった。

毎日新聞 2009年11月23日 20時33分(最終更新 11月23日 20時36分)



 
 
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2009.12.16 Web posted at: 15:00 JST Updated - CNN

サッカーのエリトリア代表12人が行方不明、捜索中

(CNN) 東部中部アフリカサッカー協会(CECAFA)が主催する地方大会、CECAFAカップに出場したエリトリア代表25人中12人が、13日にケニアの首都ナイロビで行われた試合終了後に行方不明になり、捜索活動が行われている。ケニア警察の関係者が明らかにした。

大会主催者によると、エリトリア代表は試合会場入りや会場から移動する際に警察に護衛されていたが、自由時間中に一部選手が宿舎から逃亡した。残り13人は帰国の途に着いたという。

12人は、ケニアに引き続き滞在できる査証の発給を受けていない。警察は逃亡範囲が限定的だとして、選手らが近く発見されるとの見方にある。

エリトリア政府は当初選手の失踪を認めていなかったが、アリ情報相が15日にBBCに対し、国を「裏切った」選手らの帰国を歓迎すると発言した。同国政府は人権団体から、抑圧体制が強まっていると指摘されている。

エリトリア代表が帰国を拒否する動きは、タンザニアで開催された2006─07年大会でも見られた。主催者は今後の大会で、同国代表の全行程に警察の護衛をつける考えを明らかにした。



 
 
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東アフリカ、「待望の雨」なく飢餓悪化 NGOが警告

【ナイロビ=共同】国際非政府組織(NGO)オックスファムは17日、今年深刻な干ばつに見舞われているケニアやソマリアなど東アフリカ一帯で、雨期に当たる11月に雨がほとんど降らず、新たに数百万人が飢餓に直面する恐れがあると警告、国際社会に早急な支援を促した。

オックスファムは「11月の雨は多くの人々にとって『最後の望み』だったが、またしても降らなかった」としている。

オックスファムによると、ケニア北部トゥルカナ地方やエチオピア東部オガデン地方などでは11月、例年の5%未満しか雨が降らなかった。ケニア、タンザニア、ウガンダではこれまでに干ばつで計150万頭以上の家畜が死んだという。

AP通信によると、欧州連合(EU)欧州委員会は17日、干ばつが広がる東アフリカ諸国に対し、計7500万ドル(約67億円)の追加資金支援を行うと発表した。(18日 21:01)



 
 
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全国高校駅伝:世羅、余裕のV 豊川も全員が安定し連覇

20日、京都・都大路を舞台に行われた全国高校駅伝。「還暦」を迎えた男子を制した世羅(広島)は、3区のカロキ(3年)が8人抜きでトップに浮上し、4区の竹内(3年)も区間賞の走りでリードを広げ、そのまま逃げ切った。優勝6回は報徳学園(兵庫)と並ぶ歴代4位。2位は西脇工(近畿・兵庫)、3位は青森山田(青森)。

女子は、豊川(愛知)が2連覇。1区・伊沢(3年)、5区・ムルギ(1年)をはじめ、全員が安定した走りを見せた。女子の連覇は仙台育英(5、6回大会)、埼玉栄(7〜9回大会)に次いで3校目。2位は須磨学園(兵庫)、3位は興譲館(岡山)。

(スタート時の気象▽女子=晴れ、気温11.0度、湿度40%、南南西の風2.0メートル▽男子=晴れ、気温10.0度、湿度38%、南南西の風1.8メートル)    ◇風で記録低調に

今大会の上位校の記録は、最近の大会に比べて伸び悩んだ。男子優勝の世羅は2時間4分9秒で、2時間4分を切れなかったのは05年の仙台育英(2時間5分4秒)以来4年ぶり。女子優勝の豊川の1時間8分27秒は、02年の筑紫女学園(1時間8分24秒)以来7年ぶりに1時間8分台にとどまった。

一因として風の影響が考えられる。男子・西脇工3区の志方は「所々で強い向かい風があった」と話し、男子4区を沿道から見た渡辺高夫・前仙台育英監督も「風が舞っていて走りにくかったと思う」と言う。難しい風が選手らのスピードを妨げたようだ。

ただ、男子は2時間10分を切ったチームが37校あり、01年と並び大会最多。記念大会で出場校が多かったとはいえ、全体に上位校とのタイム差も縮まり、レベルの向上がうかがえる。女子は1時間12分を切ったチームが18校で、92年の第4回大会以降では最少となった。【石井朗生】

【男子】   

【レース経過】

中盤以降、世羅が独走した。

序盤の主導権を握ったのは佐久長聖。1区で大迫が先頭に立ち、2区で松下が差を広げた。世羅は2区を終えて先頭に47秒差の9位とやや出遅れたが、3区のカロキが8人抜きの快走を見せてトップに躍り出た。2位に26秒差をつけると、4区の竹内が差を58秒にまで広げ、その後は余裕の展開だった。

西脇工は3区の志方が好走。終盤の青森山田との競り合いを最後に制して2位に入った。3位の青森山田は県勢初のメダルとなった。【平本泰章】

◇計算通りの展開で勝機つかむ…世羅

駅伝は計算のレースだ。監督は区間タイムを想定し、展開を予想する。前日、世羅の岩本監督は「(留学生のカロキの3区ではなく)4区が終わって1分のリードがあれば勝機がある」と話していた。あえて4区を意識したのは、残り距離が短いだけではなく、自信のあるプラス材料があったからだ。

4区の竹内。カロキからたすきを受けた時は2位・西脇工と26秒差。しかし、竹内は「トップで来ると信じていたから何も考えなかった」と言う。下り区間を腰を高く保つフォームで突き進む。「沿道から差が聞こえたので、広がっているんだなと力になった」。5区にたすきをつなぐと、差はほぼ想定通りの58秒に広がっていた。

竹内にたすきが渡るまでは計算が少しだけ狂っていた。2区への第1中継所で、たすきを落とすミスで5秒のロス。カロキも後半に伸びを欠き、思うほど差をつけられない。だが、竹内は後方から追われる焦りによるオーバーペースもなく、岩本監督から「人間的に成長した」という落ち着きぶりを見せた。

3年前に優勝した時から練習内容はほとんど変わらない。その中で集団ではなく単独走の時間を増やした。自分の体調などに合わせたレースペースづくりを体に覚えさせたことが、大舞台での竹内の快走につながった。

指導者にとって難しいと言われる2度目の優勝を、ほぼ計算通りに勝ち取った岩本監督。「古豪でなく、強豪と呼ばれたい」。全国高校駅伝の初代王者が、還暦を迎えた大会で新たな道を歩み始めた。【百留康隆】

◇志方文典(3区)=西脇工・3年

◆「村沢超え」果たし区間賞

猛然と迫り来る世羅のカロキには、3キロ過ぎに並ぶ間もなく、かわされた。が、「追いかけたら後半に響く」と慌てる様子は見せず、一人旅になっても自らのペースで押し切る持ち味を発揮。2年連続で外国人留学生と争う3区を志願した心意気で前を行く佐久長聖をかわし、2位で4区にたすきをつないだ。

兵庫予選、近畿大会とライバルの須磨学園に連敗し、苦しいシーズンだった。普段は物静かだが、近畿大会後のミーティングでは意を決して立ち上がった。「このままじゃ入賞すらできない。全員駅伝で優勝戦線に絡もう」。足立監督は「あの言葉でみんなが奮い立った」とたたえた。

この日の「23分34秒」は、前回大会で佐久長聖の村沢明伸(現東海大)が記録した日本人歴代1位のタイムを4秒更新するもの。あこがれの存在という「村沢超え」を果たし、「トップの記録に名前が残るのは初めて。戸惑っています」とはにかんだ。【井沢真】

○…前回日本高校最高記録を樹立し、連覇を狙った佐久長聖(長野)は、1区の大迫が先輩の上野裕一郎(エスビー食品)が6年前に記録した28分54秒に次ぐ日本選手歴代2位の29分6秒の好走で区間賞をたたき出したが、及ばなかった。両角監督は「4位は悔しいが、選手は持っている力を出してくれた」とねぎらった。得意の下りとなる7キロ過ぎから一気に抜け出した大迫はアンカーを務めた昨年に続く区間賞。「今年の方が価値はあるが、駅伝は全体の種目だから」と表情は晴れなかった。

○…青森山田(青森)が県勢過去最高の3位に食い込んだ。トラック勝負となった2位争い。アンカーの1年生・山本は積極的に前に出た。「トラックが勝負と思っていた」と言うが、最後のコーナーでスパートをかけた西脇工の横山を追いきれなかった。準優勝まであと一歩だっただけに、レース後の選手たちは「悔しい」と口をそろえた。だが、二階堂監督は「(終盤の)粘りは力をつけてきた証拠。1度メダルを取れば、その先も見えてくるよ」と2位争いに敗れたことよりも、メダル奪取を評価した。

【メモ】◇世羅 1896年創立の県立校。男子第1、2回大会を制した古豪。今年で4年連続男女アベック出場を果たした。学校がある広島県世羅町は「駅伝のまち」と呼ばれ、選手は町民の熱いサポートを受ける。 

【女子】  

【レース経過】

豊川は全5区間のうち、4人が区間1、2位に入る総合力の高さで逃げ切った。

1区の伊沢が5キロ手前で先頭に立ち、2位に2秒差のトップで流れをつくった。2区で千原台に抜かれたが、3区の鈴木が5秒差を逆転。4区の下村もトップを譲らず、最後はムルギが突き放した。区間途中で並走しても、中継所手前では前に出る勝負強さも光った。

2位の須磨学園は、3区・中新井が豊川に4秒差まで詰め寄ったが、押し切れず。興譲館は1区で12位と出遅れたのが響いた。【井沢真】

◇「留学生頼み」言わせぬ…豊川

切り札を出す前に、豊川は連覇を決定づけた。4区・下村はラスト500メートルで須磨学園・原を一気に突き放し、6秒のリードを奪って最終5区につないだ。「故障で苦しんだ1年だったけれど、全国の舞台で最高の走りができた。たすきを渡した瞬間、勝ったと思いました」。みるみる小さくなるムルギの背中を頼もしく見送った。

留学生で勝ったとは言わせたくなかった。トップで5区につなぐことは、チームのひそかな目標だった。エース区間の1区で流れを作ったのはただ一人の3年生・伊沢。終盤のスパートでライバルを振り落とし、「狙っていた」という3年連続の区間賞を達成した。

勢いを得た下級生は、後続の追い上げにもひるまず粘りの走り。「4区までで、豊川に30秒差をつけたい」という他の有力チームのもくろみを崩した。

選手は10、11月と、連覇の重圧に押しつぶされかけていたという。「『陸上を楽しむ』という初心を忘れるな」。森監督の助言で、何とか大会に調子を合わせることができた。

「心細いときもあったけれど、みんなの支えでここまでやってこられた」と振り返る伊沢を、「よく頑張った。120点をやりたい」とねぎらった森監督。全員の満面の笑みが、レースを存分に楽しんだことを物語っていた。【田内隆弘】 

◇小崎裕里子(1区)=成田・1年

◆区間賞あと一歩…初の大舞台で快走

積極的に前に出た。競い合うのは、豊川、興譲館といった優勝を狙うチーム。豊川・伊沢のスパートには付いていけなかったが、中継所前で追い上げて2秒差の2位。初の大舞台で快走を見せた。

11月の関東大会で靴が脱げたまま走って左ひざを痛め、練習を再開したのは1週間前。「出られるか不安だったので、走れることがうれしかった」。しかし、区間賞を取れなかったことには「大事な大会に万全で臨めないから。治さないと」と悔しさを隠さない。

2月の千葉国際クロスカントリーで中学1位。この春の入学以来「1区で使おうと思っていた」という松沢監督はスピード強化のため、千五百メートルに限って起用してきた。「(磨いたスピードが)駅伝に生きている。けがをしない選手になりたい」。来年は完調で大会に臨み、トップを狙う。【鈴木英世】 

◇須磨学園・原「あそこで粘れれば」…勝敗決めた4区終盤

須磨学園の4区・原は苦渋の表情で振り返った。「あそこで粘れていれば……」。豊川に突き放されてしまったラスト500メートルのことだ。

4秒差でたすきを受けたが、すぐさま豊川の下村をとらえて並走した。「残り400メートルぐらいからスパートするつもりだった」と原。だが、下村に先に仕掛けられると、「(足が)止まってしまった」。結局6秒差をつけられて、5区では豊川のケニア人留学生・ムルギに引き離されてしまった。

「追いついては離される、小さなミスの繰り返しだった」と長谷川監督。2、3区でも同じように追い上げを見せながら、持ち味のスパートがさえなかった。長谷川監督は「5区までに少しでも差をつけたい気持ちが出て、前半に突っ込んでしまった」。豊川のアンカーに控える絶対的エースの存在が与えた重圧は、それほどに大きかった。【平本泰章】 

○…4位に入った神村学園(鹿児島)の選手たちは、2年ぶりの入賞にも喜び半分だった。有川監督は「心のどこかで優勝を考えていたし、悪くても3位と思っていたのだろう」と気持ちを代弁した。1区は11位スタートだったが、体調不良で県予選、九州大会を欠場した田辺が2区で6人抜きを見せ、入賞争いに浮上。しかし、4位争いが精いっぱいで先頭をとらえるまではいかなかった。有川監督は「(3人の)2年生にはいい経験になった。もう少し走力をつけないと、全国では勝てない」と話した。

○…興譲館は1区の出遅れが響いた。スタートからレースを引っ張った赤松真が3キロ手前で転倒。すぐに先頭集団に戻ったが、終盤失速して12位まで後退した。本人は「冷静に対応したつもり」と振り返るが、森政監督は「(転倒の遅れを取り戻そうと)急に上げてしまった。焦ったんじゃないかと思う」と悔やんだ。2区以降で盛り返しての3位にも、優勝だけが目標だった選手に笑顔はない。赤松真は「どんな時でも100%の力を出せる選手になりたい」と、最終学年となる来年の雪辱を誓った。 

○…通算12回目の入賞を果たした諫早(長崎)の松元監督は「今年は感激。選手を胴上げしたいくらい」と感無量の面持ちだった。末吉、松本の3年生2人が秋に故障で苦しみ、チームの態勢が整ったのは12月に入ってから。厳しい状況だったが、末吉が1区で3位と奮闘。以後も流れに乗り6位に食い込んだ。「こんなにいい形で終われるとは。最高の結果」と話した末吉は、仲間一人一人に「ありがとう」と感謝の言葉をかけていた。 

○…今季限りで退任する志水監督が率いる千原台(熊本)は過去、準優勝3回。悲願の優勝こそかなわなかったが、2区・野田が「気持ちよかった」と振り返る区間賞の走りで、一時は先頭に立つ健闘を見せた。結果は3年連続で入賞となる5位。志水監督は「ハッピーエンドとはいかなかったが、僕は十分です」と笑顔で選手たちをねぎらった。 

【メモ】◇豊川(愛知県豊川市) 1928年、曹洞宗の寺院である豊川稲荷を母体に、夜間中学として開校。女子駅伝部は創部2年目の07年に都大路に初出場し、昨年は2度目の出場で初優勝した。

毎日新聞 2009年12月20日 19時46分(最終更新 12月20日 23時25分)



 
 
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エリトリアのサッカー代表12人、ケニア遠征で難民申請

2009年12月22日12時5分

【ナイロビ=古谷祐伸】アフリカ東部エリトリアのサッカー代表選手12人が、ケニアでの国際大会後、ケニア政府へ難民申請した。政府が強権的と批判される母国への帰国を拒んでいる。

大会は、東部・中部アフリカサッカー協会(CECAFA)主催のシニアチャレンジ杯。ルワンダやザンビアなど地域12カ国の代表が参加して11月下旬から今月13日まであり、ウガンダが優勝した。

エリトリアは予選リーグを経て、12日の準々決勝でタンザニアに0―4で敗退。同夜、ナイロビ空港から帰国の予定だったが12人は現れず、16日、国連難民高等弁務官事務所のケニア事務所に来て難民認定を申し出た。ケニア政府の保護を受け、移民省で手続き中だという。

エリトリアは1993年にエチオピアから分離独立、反エチオピア闘争の指導者イサイアス氏が大統領になった。政府の報道や宗教などへの締め付けが厳しいと批判され、国民の国外流出が深刻化している。国連推計では、2009年だけで人口約500万人中数万人が難民化した。

サッカー選手も例外ではない。帰国を拒んだケースは06年以降、これで3回目。政府は07年から国外遠征する全スポーツ選手に、10万ナクファ(約60万円)の預託を義務づけている。

CECAFAのムソニェ事務局長は「今後、エリトリア政府が代表選手の国際大会参加を認めないのではと懸念している」と話している。



*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

REV:....20030216,20,22,0810 20040216, 20070502
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