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ケニア共和国 Republic of Kenya 2014年


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アフリカアフリカ Africa 2016



○2007年大統領選挙関連ニュース → ケニア共和国 Republic of Kenya 大統領選挙と騒乱
○2006年以前のニュース、企画案内 → ケニア共和国 Republic of Kenya 〜2006年
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KENWA

○外務省 各国・地域情勢 ケニア共和国

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。


◆2014/01/06 AllAfrica.com Kenya: Kakamega Disabled Get Crutches >From World Bank
◆2014/01/06 Capital FM Kenya: Disabled Persons Threaten Court Action Over Parastatal Job
◆2014/01/09 毎日新聞 ケニア大統領:公判延期へ 脅迫で証人が証言取りやめ
◆2014/01/11 毎日新聞 街角から:「パキスタン化」の懸念 ケニア・モンバサで服部正法
◆2014/01/22 Ghafla!Kenya Disability Is Not Inability And This Is Proof!
◆2014/01/25 AllAfrica.com Kenya: Clinic for the Deaf Launched
◆2014/01/26 アフリカビジネスニュース 南アフリカ大手食品会社「タイガー・ブランズ」、ケニア製粉・菓子製造会社を買収へ!
◆2014/01/28 AllAfrica.com Kenya: Swaminarayan Gadi Temple Donates to Blind, Deaf Societies
◆2014/01/30 AllAfrica.com Kenya: Kisii to Form Database of the Disabled
◆2014/02/13 nikkei.com 英ボーダフォン、携帯送金を新興国で拡大 アフリカ域外に
◆2014/02/13 nikkei.com 携帯送金、金融機関も需要取り込み狙う
◆2014/02/20 京都大学アフリカ地域研究資料センター 第202回アフリカ地域研究会「アフリカの障害者のコミュニケーション−ケニア手話を事例に−」
◆2014/02/20 AllAfrica.com Kenya: Shanzu Disabled Group Protests Eviction
◆2014/03/01 AFP BB News ケニアの2013年サイ密猟数、前年の2倍に
◆2014/03/02 毎日新聞 びわ湖毎日マラソン:エチオピアのウォルクV 佐々木2位
◆2014/03/03 AllAfrica.com Kenya: Bondo to Fund More Elderly, Disabled
◆2014/03/11 AFP BB News アフリカゾウ、人間の言語を聞き分けている可能性
◆2014/03/13 外務省 石原外務大臣政務官のケニア訪問(概要)
◆2014/03/14 AllAfrica.com Kenya: Deaf Orphans in Kisii Find Welcoming HOME > ◆2014/03/18 nikkei.com 丸紅増員、住商は拠点新設 商社、アフリカ営業増強
◆2014/03/24 毎日新聞 ケニア:武装集団が教会で無差別発砲 4人死亡17人負傷
◆2014/03/24 AFP BB News ケニアで一夫多妻制法案を可決、男性議員が妻の拒否権削除
◆2014/03/25 International Business Times アフリカ最大級の風力発電事業、8億7,000万ドルで締結
◆2014/03/27 京都新聞 ケニアの児童に靴665足贈る 竜王中生
◆2014/03/27 jp.reuters.com ケニアが密猟対策を強化、無人偵察機を導入へ
◆2014/03/29 AFP BB News ジレンマもたらす一夫多妻制法案、ケニア
◆2014/03/31 外務省 日・EAC(東アフリカ共同体)投資セミナー(概要)
◆2014/04/01 yomiuri.co.jp ケニアで爆発3件、26人死傷…テロの可能性
◆2014/04/01 毎日新聞 ケニア:ソマリア難民に「キャンプ」帰還令
◆2014/04/04 毎日新聞 ケニア:イスラム指導者マカブリ師殺害 支持者暴動の恐れ
◆2014/04/04 International Business Times 携帯電話でマラリアに立ち向かうアフリカの試み
◆2014/04/04 外務省 日・ケニア投資協定交渉第1回会合の開催
◆2014/04/05 毎日新聞 ケニア:イスラム指導者殺害 支持者反発、暴動の恐れ
◆2014/04/07 時事ドットコム ルディシャ、5月復帰へ=陸上男子
◆2014/04/07 外務省 ケニア,ナイジェリア及びルワンダに対する無償資金協力「村落環境整備計画」に関する書簡の交換
◆2014/04/08 Capital FM Kenya Safaricom website legible for the visually impaired
◆2014/04/08 毎日新聞 支援活動:「命を守ってくれた」 アフリカに毛布贈り30年に感謝、ケニアからNGO来県 継続へ企業訪問 /山梨
◆2014/04/09 nikkei.com 米大統領の叔母死去 ケニア生まれ、米に亡命
◆2014/04/09 asahi.com アフリカの孤児の絵画170点 展示販売
◆2014/04/10 nikkei.com 三菱ふそうやいすゞ、アフリカでトラック市場開拓
◆2014/04/10 外務省 日・ケニア投資協定交渉第1回会合の開催(結果概要)
◆2014/04/13 時事ドットコム 初マラソンの清水11位=W・キプサング大会新V−ロンドン・マラソン
◆2014/04/13 北海道新聞 マラソン、キプサングが大会新V ロンドン(04/13 23:24)
◆2014/04/13 スポニチ キプサングが大会新V、女子の清水は11位 ロンドン・マラソン
◆2014/04/13 nikkansports.com キプサング大会新V ロンドン・マラソン
◆2014/04/16 The Standard Digital News Visually impaired groom weds his college sweetheart after courting for four years
◆2014/04/17 yomiuri.co.jp [顔]ケニアで無水トイレ普及を目指す 山上遊さん
◆2014/04/22 asahi.com ケニアのジェプトゥー、3度目V ボストン・マラソン
◆2014/04/22 cnn.co.jp テロから1年、ボストン・マラソン 男子は米国人選手が優勝
◆2014/04/24 cnn.co.jp 「最も美しい人」にルピタ・ニョンゴ ピープル誌
◆2014/04/24 The Huffington Post 「世界で最も美しい人」ケニア育ちの女優、ルピタ・ニョンゴってどんな人?
◆2014/04/25 IOM JAPAN ケニア 北部でのコミュニティ安定化支援に日本の援助
◆2014/04/28 asahi.com 「慈善ではなく仕事を」 アフリカの自立支えるデザイナー
◆2014/04/30 nikkei.com 中国首相、アフリカ4カ国歴訪
◆2014/05/04 cnn.co.jp 群衆への手りゅう弾で3人死亡、ホテルでも爆発 ケニア
◆2014/05/04 nikkei.com 中国首相、アフリカ歴訪に出発
◆2014/05/04 nikkei.com ケニアでバス爆発、3人死亡
◆2014/05/05 asahi.com ケニアでテロ?爆発相次ぐ 7人死亡100人近くけが
◆2014/05/05 毎日新聞 ケニア:走行中のバス2台爆発、死傷者多数
◆2014/05/11 nikkei.com トリドール、ケニアに日本食ファストフード店開設
◆2014/05/12 nikkei.com ケニア鉄道事業で合意 中国、資金の9割提供
◆2014/05/12 nikkei.com 中国首相、アフリカでの鉄道網建設支援で合意
◆2014/05/12 NHK 中国がケニアで鉄道建設の契約
◆2014/05/17 cnn.co.jp ケニア・ナイロビで爆発 少なくとも10人死亡
◆2014/05/17 nikkei.com ケニア首都で爆発、10人死亡
◆2014/05/17 yomiuri.co.jp ナイロビで爆弾テロ2件、10人死亡70人負傷
◆2014/05/17 毎日新聞 ケニア:ナイロビで大爆発2回、10人死亡70人負傷
◆2014/05/17 アフリカビジネスニュース 日系外食チェーン初、トリドールがケニアに日本食のファストフード店をオープン
◆2014/06/03 nikkei.com ケニアに研究者らを長期派遣 政府、産学官連携で後押し
◆2014/06/03 cnn.co.jp スター・ウォーズ最新作、オスカー女優のニョンゴを起用
◆2014/06/13 Africa Science News Service Access to Health a challenge to the Kenyan deaf population
◆2014/06/14 nikkei.com 13年のゾウ密猟、推定2万頭超 ワシントン条約事務局
◆2014/06/16 cnn.co.jp 巨大な牙で人気のゾウ、密猟の犠牲に ケニア
◆2014/06/16 cnn.co.jp 武装勢力が町を銃撃・放火、48人死亡 ケニア
◆2014/06/16 asahi.com 過激派「W杯観戦は西洋的」 ケニアでテロ、48人死亡
◆2014/06/16 毎日新聞 ケニア:W杯観戦中にテロ、48人死亡 ソマリア過激派か
◆2014/06/17 yomiuri.co.jp W杯観戦会場など襲撃、50人死亡…ケニア
◆2014/06/18 yomiuri.co.jp ケニア、過激派が警官らを襲撃し15人死亡
◆2014/06/19 asahi.com (ひと)高橋尚子さん ケニアの子どもたちに運動靴を送り続ける
◆2014/06/19 nikkei.com [FT]ケニア、相次ぐテロで観光産業が危機に
◆2014/06/20 nikkei.com ジェトロ、アフリカ7カ国と投資会合創設
◆2014/06/25 nikkei.com アフリカ国債、外貨建て続々 高い利回りで需要
◆2014/06/28 asahi.com 伸び盛りアフリカ市場へようこそ ジェトロが企業支援策
◆2014/07/02 cnn.co.jp 貨物機がビルに墜落、乗員4人死亡か ケニア
◆2014/07/02 asahi.com 貨物機が商業施設に墜落、4人死亡 ケニア・ナイロビ
◆2014/07/02 Kenya Broadcasting Corporation Uhuru: Funding for people with disability to be increased next year
◆2014/07/02 The Standard Digital News Sh30 million drive to aid disabled flagged off
◆2014/07/06 cnn.co.jp ケニア沿岸部で過激派襲撃、22人死亡
◆2014/08/05 nikkei.com 米、官民でアフリカ投資 GE、インフラに20億ドル 政府、環境対策など支援
◆2014/08/13 AllAfrica.com Kenya: Persons With Disability in Bungoma Support for Referendum
◆2014/08/17 cnn.co.jp ケニア、エボラ熱流行国からの入国禁止 飛行機運航も停止
◆2014/08/17 NHK エボラ出血熱 ケニア航空が乗り入れ中止
◆2014/08/17 asahi.com エボラ熱、ケニアが入国禁止措置 感染多い3カ国が対象
◆2014/08/17 yomiuri.co.jp エボラ感染者多い3国からの入国、ケニアが禁止
◆2014/08/21 Kenya Broadcasting Corporation Only 8,000 deaf children are in school out of 200,000
◆2014/08/24 asahi.com エボラ熱、アフリカで入国制限広がる 感染国孤立の恐れ
◆2014/08/25 The Star 13-year-old climbs Mt Kenya to raise Sh5 million for disabled
◆2014/08/28 nikkei.com [FT]「コーヒーのゆりかご」に投資するネスプレッソ
◆2014/09/05 カトリック新聞 ウガンダ、ケニア視察
◆2014/09/10 The Star Limuru police rescue mentally disabled man locked a year in a house
◆2014/09/11 yomiuri.co.jp 密猟象牙の行き先、中国が「75%」…専門家
◆2014/09/15 spyghana.com Persons with disability demand more from assemblies
◆2014/09/28 MSN産経ニュース ケニアのキメットがマラソン世界新
◆2014/09/29 cnn.co.jp ケニアのキメット、2時間2分台の世界新で優勝 ベルリン・マラソン
◆2014/09/30 時事ドットコム アフリカ投資促進で合意=ジェトロ
◆2014/10/04 asahi.com ケニア大統領、国際刑事裁判所に出廷へ 地元で報道
◆2014/10/07 asahi.com ケニア大統領、国際刑事裁判所出廷を表明 「私は無実」
◆2014/10/07 毎日新聞 ケニア:大統領が国際刑事裁判所8日出廷 人道への罪など
◆2014/10/08 asahi.com ケニア大統領、国際刑事裁判所に出廷 現役首脳では初
◆2014/10/09 cnn.co.jp ケニア大統領、国際刑事裁に出廷 現職元首で初
◆2014/10/09 nikkei.com ケニア大統領、国際刑事裁判所に出廷
◆2014/10/21 cnn.co.jp 絶滅危機のキタシロサイ、1頭が死んで6頭に
◆2014/10/23 JICA 自分の健康は自分で守る−−ケニアのコミュニティヘルス戦略拡大への挑戦
◆2014/10/27 nikkei.com エボラ阻止へ周辺国支援 政府、空港検疫や検査体制充実
◆2014/10/28 asahi.com (世界発2014)ナイルパーチ激減 アフリカ・ビクトリア湖の巨大魚
◆2014/11/10 アフリカレポートNo.52 2014 論考:ケニアにおけるテロ関連暴力とその影響 −−2014年6月のコースト・ンペケトニ事件を中心に−−
◆2014/11/12 The Standard Digital News 21-year-old deaf beauty in race for coveted Miss Tourism title
◆2014/11/18 AFP BB News 「女子割礼は犯罪」ケニアの学校が保護者に警告
◆2014/11/20 cnn.co.jp ミニスカの女性が襲われ裸に、「下品な服装」に反発 ケニア
◆2014/11/22 asahi.com イスラム過激派、バス襲撃し28人殺害 ケニア北東部
◆2014/11/23 cnn.co.jp イスラム過激派がバス襲撃、28人殺害 ケニア
◆2014/11/23 毎日新聞 ケニア:バス襲撃、イスラム教徒でない28人射殺
◆2014/11/24 cnn.co.jp ケニア治安部隊が武装勢力に報復、100人殺害か
◆2014/11/24 asahi.com ケニア治安部隊、バス襲撃の武装勢力100人以上を殺害
◆2014/11/27 ロイター 豊田通商、ウガンダ−ケニア間の原油パイプラインの設計受注
◆2014/12/02 asahi.com ケニア北東部で36人殺害 イスラム過激派が犯行声明
◆2014/12/05 nikkei.com ケニアで中国人77人拘束 スパイ活動への関与捜査
◆2014/12/05 asahi.com 中国人ネット犯罪集団、ケニアで摘発 77人を逮捕
◆2014/12/06 asahi.com ICC検察官、ケニア大統領への公訴取り下げ 暴動関与
◆2014/12/06 毎日新聞 ケニア:ケニヤッタ大統領「心からほっと」起訴取り下げに
◆2014/12/11 Daily News Sauti Sol's 'Nishike' tops list of most watched music videos in Kenya
◆2014/12/12 cnn.co.jp ケニアの鉄道支えたインド人移民たち
◆2014/12/13 産経ニュース ケニアで「マサイ・オリンピック」 総合優勝集落に種牛を贈呈
◆2014/12/15 asahi.com ケニアの草原で「マサイ五輪」 やり投げや垂直跳び競う
◆2014/12/16 cnn.co.jp 絶滅危機のキタシロサイ死ぬ、残り世界で5頭のみ
◆2014/12/17 岐阜新聞 岐阜大がケニア国立大と協定 工学部間で学術交流推進
◆2014/12/17 asahi.com ナイロビ近郊で集合住宅倒壊 30家族が居住か
◆2014/12/18 現代ビジネス ナイロビで話題沸騰白人がかしずく飲食店
◆2014/12/20 yomiuri.co.jp マラソン連覇のケニア女子選手、2年間資格停止
◆2014/12/21 東京新聞 共生実現にアートを活用 桐生市出身・瀬谷ルミ子さん
◆2014/12/24 SankeiBiz 企業進出の案内役を期待 政府、アフリカ人材育成支援本格化

○DAILY NATION http://www.nationmedia.com/dailynation/nmgindex.asp
○THE STANDARD http://www.eastandard.net/
○BUSINESS DAILY http://www.bdafrica.com/

[NGO]
●(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo) http://www.cando.or.jp/

【参考】
橋場奈月 伝統社会と近代教育−ケニア・マサイコミュニティを例に−

原山浩輔 途上国における手話言語集団としての生計獲得−−ケニアのろう者の事例に基づいて−−

田坂歩 飢餓人口削減に向けた活動における組織の連携のあり方-ケニアの事例を横浜国際フェスタの事例から考える-

林達雄 25年目の検証『飢え』『援助』『エイズ』 エチオピア・ケニア調査

【参考図書】
現代アフリカ農村と公共圏
児玉由佳編 アジア経済研究所 3990円(税込み) A5判 307p 2009.12 [amazon]

序章 アフリカ農村社会と公共圏の概念/児玉由佳
第1章 エチオピア農村社会における公共圏の形成 -市民社会/共同体の二元論をこえて-/松村圭一郎
第2章 アフリカ農村の生産者組織と市民社会−ガーナの事例から−/高根務

第3章 東アフリカ農村における森林資源管理と生計安全保障-タンザニアとケニアの参加型制度の事例分析-/上田元
第4章 ザンビアの農村における土地の共同保有にみる公共圏と土地法の改正/大山修一
第5章 ルワンダの農村社会と民衆司法-アブンジを中心に−/武内進一
補章1 新しい公共圏の創生と消費の共同体-タンザニア・マテンゴ社会におけるセングの再創造をめぐって-/杉村和彦

開発フロンティアの民族誌-東アフリカ・灌漑計画のなかに生きる人びと
石井洋子著 御茶の水書房 ¥5,040 A5版 310ページ  2007年2月 [amazon]

サブサハラ・アフリカで最も成功したと言われてきた国家的潅漑計画の歴史と、1990年代末から始まった新しい動きを伝える。


アフリカ昆虫学への招待
日高敏隆監修 日本ICIPE協会編 京都大学学術出版会 ¥3,150 A5版 285ページ 2007年4月 [amazon]

ケニアにある国際昆虫生理生態学センター(ICIPE)、ナイジェリアにある国際熱帯農業研究所(IITA)等でアフリカの昆虫研究に従事した日本人研究者が、人びとの健康や農業に関わる昆虫研究の課題を紹介する。


アフリカン・ポップスの誘惑
多摩アフリカセンター編 春風社 ¥1,680 A5版 191ページ 2007年5月 [amazon]

アフリカの人びとがラジオ、カセットテープを通して親しんでいるポップスを多数紹介。最後に収録されたエイズで亡くなった大スター自身のエイズの恐ろしさをえがく歌が印象的。


マウマウの娘-あるケニア人女性の回想
ワンボイ・ワイヤキ・オティエノ (著), コーラ・アン・プレスリー (編さん), 富永 智津子 (翻訳)  未来社 ¥2,730 四六判 266ページ 2007年5月 [amazon]

十代でケニア土地解放軍の闘いに参加し、ケニア独立後は政治家としても活躍した女性の自叙伝の前半。後半の翻訳も待たれる。70歳を超えて、ケニア独立の理念を高く掲げた政党を立ち上げた著者から目が離せない。



 
 
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ケニア大統領:公判延期へ 脅迫で証人が証言取りやめ

毎日新聞 2014年01月09日 20時04分(最終更新 01月09日 20時40分)

【ブリュッセル斎藤義彦】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が現職大統領を裁く初のケースとして注目されていたケニヤッタ・ケニア大統領(52)の2月の公判が無期限に延長される公算が大きくなっている。刑事裁は近く、主任検察官の要請で延長を認める見通しだが、事実上の訴追中断になると危惧されている。脅迫などで証人が証言を取りやめたのが原因で、物証集めも難航。外部で一国の首脳を裁こうという国際刑事裁の限界が表れたとも言えそうだ。

捜査にあたるベンスダ主任検察官は先月19日に公判延期を刑事裁に要請した。重要な証人の一人が昨年、証言拒否の意向を伝えていた。また、昨年12月には別の証人が偽証したことを告白。主任検察官は「公判を維持する証拠が不十分で時間が必要だ」と述べた。

大統領支持派による証人への脅迫は常態化していると言われ、証言拒否につながった可能性がある。刑事裁は昨年8月、証人に賄賂を渡し証言をやめさせようとしたケニアの男に逮捕状を出した。

大統領の公判は元々、昨年11月だったが、9月に発生したテロ事件などに配慮して今年2月に延期。今回は無期限延期になる。報道によると、公判が可能だとしても今年5月以降になる見通し。

刑事裁は、ケニヤッタ大統領とともに起訴され、昨年9月から公判が始まったルト副大統領のケースは予定通り13日から公判を再開する。主任検察官は「ケニアのケースを訴追する意思は強固だ」としている。主任検察官は延期期間中、再出廷するよう証人を説得するほか、新たな証拠獲得に向け捜査する。

しかし、検察官が求めているケニヤッタ大統領らの資産情報の提供をケニアが拒否するなど物証集めも難航しているのが実情だ。

ケニヤッタ大統領の支持派は、公判延期要請を歓迎し公判中止を求めている。これに対して、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは「深い困惑」を表明。被害者団体はケニア政府が国際刑事裁に非協力的な態度を取っていると非難し、証人に頼り過ぎず、携帯電話の通話記録など、物証を重視するよう主任検察官に求めた。

ケニアでは2007年の大統領選後の暴動で1000人以上が死亡。当時、政党幹部だったケニヤッタ大統領とルト副大統領が暴動を指揮したとして主任検察官は人道に対する罪などで、12年1月に両者を起訴した。

◇国際刑事裁判所(ICC)

ジェノサイド(住民虐殺)や人道に対する罪、戦争犯罪を犯した国家指導者など個人を裁く常設の裁判所。1998年に設立条約が採択され、2003年にオランダ・ハーグに設置された。条約加盟国や国連安保理の要請、ICC検察官の職権で裁判が行われる。日本(07年加盟)を含む122カ国(13年5月現在)が加盟。米国や中国、ロシアなどは未加盟。



 
 
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街角から:「パキスタン化」の懸念 ケニア・モンバサで服部正法

毎日新聞 2014年01月11日 東京朝刊

「数年後、ケニアはパキスタンのようになってしまうのではないか」

昨年11月、ケニア東部のインド洋に面したモンバサで、同国で頻発するイスラム過激派のテロとその背景を探った。そのとき地元の事情通がこう言って、表情を曇らせた。過激派のテロが絶えない南アジアの国に、自国の将来を重ね合わせ、不安を覚えているのだ。

パキスタンでは、隣国アフガニスタンの旧支配勢力タリバンと連携する過激派が勢いを伸ばし、最大都市カラチでもテロが激化。ニューデリー支局の同僚の記事によると、地元の元政府高官はカラチ周辺部について、過激派に「事実上支配されている」とまで言い切っている。

パキスタンとケニア。確かに共通点は思い当たる。

国際テロ組織アルカイダとタリバンを抑え込もうと、米国などがアフガンで「テロとの戦い」を展開する裏で、過激派の勢力は国境を越えてパキスタンに広がった。

ケニアにとって隣国ソマリアがアフガンにあたる。同じくアルカイダと連携する過激派アルシャバブは、周辺国の介入でソマリアで弱体化したが、ケニアでは逆に活発化している。

最近は、ケニア当局者の中にアルシャバブとの関係が疑われる者も発覚するなど、社会に深く浸透している様子がうかがえる。

ケニアはキリスト教徒が多数派で、パキスタンとは事情が異なる。安易な比較は慎むべきだと思うが、貧しいキリスト教徒の若者が過激派に取り込まれている現状を考えると、事態を軽視するのは禁物だ。

目の前に広がるモンバサの海岸に、20年以上前の学生時代に訪ねたカラチのアラビア海の砂浜を、ふと重ねてしまった。



 
 
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英ボーダフォン、携帯送金を新興国で拡大 アフリカ域外に

nikkei.com

2014/2/13 1:10

【ロンドン=黄田和宏】英携帯通信大手ボーダフォン・グループは、アフリカなどで展開する従来型携帯電話を使った送金サービスの普及を加速する。現在、主にアフリカで提供しているサービスの対象国を他の新興国にも拡大。国際送金・決済大手の米マネーグラムと提携し、携帯の加入者向けに世界各国から直接送金できるようにする。決済手段としての携帯の利便性を高め、新興国事業を強化する。

ボーダフォンが普及に力を入れるのが「M−Pesa(エムペサ)」と呼ばれる携帯を使った送金サービスだ。携帯のメッセージ機能を使って、送金情報などをやり取りする仕組みで、送金したい人はまずエムペサの代理店で現金を払って電子マネーを買い、携帯電話で相手に送る。送金を受けた相手は、代理店で電子マネーを現金化する。

ボーダフォンが出資するケニア携帯最大手サファリコムが2007年にサービスを開始。送金に加え、請求書の支払いなどの決済手段としても用いられるようになった。

同国では現在、エムペサと同様のサービスが複数普及しており、ケニア中央銀行によると、昨年6月時点で成人人口の7割以上にあたる2300万人強がこの種のサービスを利用。毎月の取引額は1500億ケニアシリング(約1800億円)に達し、前年同月比2割増のペースで伸びている。

近年はケニア以外にも利用が拡大。エムペサの場合、利用者数は昨年9月時点で南アフリカ、エジプトなどアフリカ大陸を中心に約1600万人。ボーダフォンは年内にエムペサを利用できる地域をアフリカ以外にも拡大。成功モデルを域外にも輸出する計画だ。

エムペサは従来、主に国内の携帯利用者同士の送金手段となってきたが、ボーダフォンは今後、国際送金も取り込み、決済規模を拡大する。11日には郵便局などを窓口として国際送金を手がける米マネーグラムと業務提携で合意。今後、マネーグラムの約200カ国・地域の代理店経由でエムペサの利用者に送金できるようにする。

ボーダフォンのエムペサ担当役員、マイケル・ジョゼフ氏は「母国の家族や友人への送金需要は非常に大きい」と語る。

世界の携帯電話会社の業界団体GSMAによると、世界で銀行サービスの利用が困難な途上国では25億人が暮らすが、このうち10億人以上が既に携帯電話を利用。これらの地域では、現在約220の携帯電話を使った送金サービスがあり、うち約半数をサハラ砂漠以南のアフリカ大陸が占めている。このほか、インドなどのアジア太平洋地域や南米でもサービスの利用が進みつつある。

これら地域では、価格の高さからスマートフォンの普及に時間がかかる見通し。このこともボーダフォンなどが従来型携帯を使った送金サービス・ビジネスを拡大する理由となっている。



 
 
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携帯送金、金融機関も需要取り込み狙う

nikkei.com

2014/2/13 1:10

携帯電話を使った送金は、銀行のネットワークを経由しない取引が特徴だったが、金融機関も今後の収益の取り込みを狙い、携帯電話送金網との接続に乗り出す動きが出始めた。現在ではエムペサから銀行口座に直接入金できるようになるなど伝統的な金融サービスとの融合も進んでいる。

さらに、ボーダフォンとサファリコムは、ケニアを拠点とするアフリカ商業銀行と共同で、携帯利用者向けの貯蓄商品やローンの提供も進める方針。インドではICICI銀行がエムペサの送金でボーダフォンと提携関係にある。用途も小口の決済だけでなく、事業資金のやり取りにも広がるなど、さらなる普及が期待されている。

GSMAが2月下旬にスペインのバルセロナで開く携帯見本市「モバイル・ワールド・コングレス」でも、モバイル送金はテーマのひとつで、各社は今後の需要取り込み策を練っている。



 
 
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京都大学アフリカ地域研究資料センター
第202回アフリカ地域研究会のご案内

日 時:2014年2月20日(木)15:00 〜 17:00

場 所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室
   (京都市左京区吉田下阿達町46)

演 題:アフリカの障害者のコミュニケーション−ケニア手話を事例に−

講 師:宮本律子(秋田大学教育文化学部・教授)

要 旨:音声をコミュニケーションの手段として使えないろう者は、手と表情を用いる手話を発達させた。手話は音声言語と並ぶ自然言語である。世界には140ほどの手話があると報告されている。ケニア手話もそのひとつである。多言語地域の代表格であるアフリカにおいてろう者たちはどのようなコミュニケーション手段を用いているのだろうか。実際の映像を用いながら考察する。

*********************************************************

この講演は、日本アフリカ学会関西支部との共催です。

稲盛財団記念館併設の駐車場では、平素から一般の方の駐車スペースは設けておりませんが、とくに現在、6月末より開始された工事の関係で、無断駐車は厳禁となっております。

ご来館の際には、公共の交通機関をご利用下さいますよう、

宜しくお願い申し上げます。



 
 
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ケニアの2013年サイ密猟数、前年の2倍に

AFP BB News

2014年03月01日 08:28 発信地:ナイロビ/ケニア

【3月1日 AFP】近年、野生動物の殺りく件数が急増している中、ケニアで2013年に武装した密猟者によって殺されたサイの数が、前年から倍に増えたと同国当局が27日明らかにした。

ケニア野生生物公社(Kenya Wildlife Service、KWS)の報道官によると、角を目当てに殺されたサイの数は、2012年には30頭だったが、昨年は少なくとも59頭に上った。ケニアでのサイの生息数は現在、約1030頭とされている。

サイは、厳重に警備されている首都の国立公園内でも殺されている。希少動物の殺りくを阻止するために厳しい新法が施行されたにもかかわらず、密猟者らはそれを物ともせず、密猟件数は増加の一途をたどっている。KWSの報道官は「密猟者はより激しさを増している。彼らは獲物を手にするためには何でもする。ゾウやサイの前に立ちはだかる人がいれば、殺すだろう」と指摘している。

近年アフリカでの密猟は急増しており、中でも特に狙われているのはサイとゾウだ。国際刑事警察機構(Interpol、ICPO)が今週発表したところによると、世界各地で押収された象牙は前例のない数に達している。

サイの角は、ヒトの爪と同様にケラチンでできている。密輸されたサイの角を買い取るアジアの消費者は、サイの角に強力な薬効成分が含まれていると信じているとされる。(c)AFP



 
 
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アフリカゾウ、人間の言語を聞き分けている可能性

AFP BB News

2014年03月11日 12:14 発信地:ワシントンD.C./米国

【3月11日 AFP】野生のアフリカゾウは生き延びるために、人間の言語を識別し、脅威と見なしたものから遠ざかる術を身に着けたとする研究論文が10日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。

論文では、すでに知的な生物として知られるゾウが、人間から危害を加えられることに関してこれまで考えられていた以上に洗練されている可能性を示している。

地球上で最大の陸上動物であるアフリカゾウ(学名:Loxodonta Africana)は、生息地の減少と象牙を得るための違法な狩りにより、危急種と考えられている。

研究チームは、ケニアのアンボセリ国立公園(Amboseli National Park)にいるゾウに録音した人間の声を聞かせ、どのような反応を見せるか調べた。

録音した声の中には、地元のマサイ人の男性の声も含まれた。牛の放牧を行うマサイ人は時折、水場や放牧地をめぐってゾウと対立することがあり、まれにゾウやマサイ人男性が死ぬこともある。

他にも、農民や国立公園の従業員が多く、ゾウにめったに危害を加えることのないカンバ人男性の声や、マサイ人の女性や少年の声をゾウに聞かせた。

録音された声はすべて、「おい、あっちを見ろ。ゾウの群れがくるぞ」という同じフレーズを繰り返した。

ゾウは、マサイ人男性の声を聞くと、1か所に集まって探るように匂いを嗅ぎ、注意深く立ち去った。

一方、マサイ人の女性や少年、カンバ人の声を聞いても、何の関心も示さなかった。

■大声で話しているのであれば危険ではないと判断か

論文の共同執筆者、英サセックス大学(University of Sussex)のグレーム・シャノン(Graeme Shannon)客員研究員(心理学)は、「マサイ人とカンバ人の男性がそれぞれの言語で発した同じフレーズをゾウが聞き分けたということは、ゾウが異なる言語を識別している可能性を示している」と話す。

このことは、ゾウが言葉の意味を理解するということではないものの、ゾウがおそらく声の抑揚や母音の使用などを手掛かりに、より歌っているように聞こえるマサイ人の言語をカンバ人の言語と区別している可能性を示している。

アンボセリ・ゾウ研究プロジェクト(Amboseli Elephant Research Project)の科学諮問委員会のメンバーで、保全生物学者のキース・リンゼイ(Keith Lindsay)氏は、多くの動物が、人間による一般的な威嚇だけで逃げ出すのに対し、ゾウはマサイ人男性の声を聞いた時に、警戒した上で立ち去っていると指摘。「マサイ人男性たちは狩りのときには静かにしているので、彼らが声を出して喋っているということは、いま狩りの最中ではないということを考える能力がゾウには備わっている可能性がある」と述べている。(c)AFP/Kerry SHERIDAN



 
 
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ケニア:武装集団が教会で無差別発砲 4人死亡17人負傷

毎日新聞 2014年03月24日 07時30分

【ナイロビ共同】ケニア南東部モンバサ近郊で23日、武装集団が教会を襲撃して無差別に発砲、同国警察幹部によると4人が死亡、17人が負傷した。武装集団は逃走し、犯行声明は出ていない。集団は当初3人組とされたが、2人だったとの情報もある。

地元メディアなどによると、モンバサでは今月17日、大型爆弾を所持していた男2人が警察に逮捕され、テロへの警戒が強まっていた。2人は隣国ソマリアのイスラム過激派組織アルシャバーブとの関係が疑われている。今回の事件との関連は不明。

アルシャバーブは昨年9月、ケニアの首都ナイロビで起きたショッピングモール襲撃事件で犯行を認めた。(共同)



 
 
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ケニアで一夫多妻制法案を可決、男性議員が妻の拒否権削除

AFP BB News

2014年03月24日 20:54 発信地:ナイロビ/ケニア

【3月24日 AFP】ケニア議会は前週20日、女性議員らが憤怒し議場を後にする中、男性が希望するだけ多くの女性と結婚することを認める法案を可決した。

21日の報道によると、現行の結婚に関する法律を改定し、複婚に関する慣習法を正式に法制化した。最初に提出された改定案は、妻に夫の選択を拒否できる権利を付与していたが、男性議員らが超党派でこの条項の削除を推進した。

首都ナイロビ(Nairobi)のラジオ局、キャピタルFM(Capital FM)によれば、ジュネット・モハメド(Junet Mohammed)議員は議会で「アフリカ女性と結婚するとき、その女性は第2の妻、第3の妻がやって来るつもりでいなければならない。それが、アフリカだ」と述べた。

アフリカの多くの地域と同様、ケニアでも伝統的な地域社会やイスラム教徒の社会では、一夫多妻制は一般的で、一夫多妻婚の比率は人口の5分の1を占めている。

現地紙デーリー・ネーション(Daily Nation)によると、ケニアの公正法務委員会のサミュエル・チェプコンガ(Samuel Chepkong'a)委員長は「男性が女性を連れて家に帰れば、第2、第3の妻とみなされる。慣習法の下では自分の妻に、第2、第3の妻を連れて帰ることを知らせる必要はない。連れて帰った女性はみんな妻だ」と語った。

議会多数派の指導者でイスラム教徒のアデン・デュアレ(Aden Duale)議員は、一夫多妻制はイスラム教の信仰の一部だが「キリスト教徒の兄弟たちにも旧約聖書を見て欲しい。ダビデ王(King David)やソロモン王(King Solomon)は、第2の妻と結婚するのに誰にも相談などしていない」と聖書の逸話を引用し、キリスト教徒であっても妻に断らずに第2の妻を迎えられることを正当化した。

深夜の審議で激論が交わされた後、女性議員らは憤激し、議場を後にした。キャピタルFMによると、女性議員のソイパン・チュヤ(Soipan Tuya)氏は議会で「男性たちが、言葉による女性の反撃を何よりも恐れていることを、私たちは分かっている」と述べた上で「けれど結局は、あなたがたが家長であれば、他の相手−−それが2人でも3人でも−−を連れてくる。であれば、せめて妻や子どもたちにそれを知らせることに同意するのは、男性としての義務だ」と主張した。

ケニアでは女性の複婚は認められていない。今後、法案の成立には大統領の署名が必要とされる。(c)AFP/Peter MARTELL



 
 
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記者:KATHLEEN CAULDERWOOD 翻訳者:加藤仁美 | 2014年3月25日 23時19分 更新

International Business Times

アフリカ最大級の風力発電事業、8億7,000万ドルで締結

ケニア北部にアフリカ最大級の風力発電が出現する。数年に及ぶ交渉の結果、首都ナイロビで風力発電プロジェクト8億7,000億ドル(約870億円)の融資契約が最終的な合意に達した。

ケニアのトゥルカナ湖風力発電事業(Lake Turkana Wind Power 略称: LTWP)は2014年の半ばから発電開始予定で、開始時の発電能力は50メガワット(MW)、その後2015年までに300MWの発電能力に達する見込みだ。国家的な配電網で発電所と送電線をつなぎ、低コストで安定した電力供給を目指す。

「同プロジェクトは、ケニア、特に高失業率のトゥルカナ地域に雇用創出を呼ぶなど、経済効果をもたらす。電力は経済活動の重要項目である」と24日の発表文には書かれている。

トゥルカナ湖地域には3つの国立公園があり、総称してトゥルカナ湖国立公園群と呼ばれ、世界遺産に登録されている。東岸にあるシビロイ国立公園(Sibiloi National Park)は1,570平方キロメートルで、エチオピア国境まで約30キロ、湖の中央南の火山島、セントラル・アイランド国立公園(Central Island National Park)5平方キロメートル、南端の火山島サウス・アイランド国立公園(South Island National Park)39平方キロメートルからなり、ケニア野生生物公社(Kenya Wildlife Service: KWS)が管理する。

ユネスコによると「同地域は水鳥の飛来地であり、ナイルワニ、カバ、様々な毒蛇の主要繁殖地である」という。

行政当局は平均毎秒約11メートルの風力が吹くと予測し、同地域は風力発電に適しているとしている。

ケニアは赤道直下に位置し、インド洋やヴィクトリア湖沿岸は年間平均気温26℃の熱帯性気候である。しかし国土の大部分は標高1,100m-1,800mの高原で、年間平均気温が19℃の乾燥した高原サバンナ地帯となっている。11月から3月にかけて北東モンスーン、5月から9月には南東モンスーンと呼ばれる季節風が吹く。最高地点は赤道が通るケニア山(標高5199m)である。

同プロジェクトの現場は、2つの高山の間の南東側に位置する。インド洋からの弱いジェット気流が安定して吹きつけ、風力発電源となる。農業にも適している。

設備が完成すれば、政府当局は燃料輸入の資金数百万ドルを確保する必要がある。現在、ケニアの電力の52%は水力発電で賄われている。「トゥルカナ湖風力発電(LTWP)がケニアの水力発電への依存を大幅に軽減する。ケニアでは水力発電が重要な役割を果しているが、厳しい干ばつの時期には脆弱となる。これに代わり風力発電が安定した電力供給の役割を果すこと望む」とシェホ・マポーレ(Tshepo Mahloele)ハリス・ジェネラル・パートナーズ社最高経営責任者(CEO)は語った。同社は南アフリカを拠点にアフリカ大陸のインフラ整備のため、ファンドマネージャーとして活動している。

LTWPプロジェクト資金は、株式、メザニン債、シニア債の混合により調達される。開発にはケニアとオランダの投資家による合弁企業があたり、デンマークの大手風力発電機ヴェスタスがタービン365基を供給し、スペイン政府が電力網をつなぐ428キロの送電線建設資金への融資を行うことも合意された。電力は、ケニア政府が大部分の株を所有するケニア電力・電灯会社(KPLC)に売却される予定で、20年間の電力購入契約が締結されている。

LTWPはオランダのエネルギー開発会社KP&P BVアフリカ(KP&P BV Africa)、英ロンドンに拠点を置くオルドウィッチ・インターナショナル社(Aldwych International Limited)、デンマークの風力発電機の設計、製造、販売会社ヴェスタス・ウィンド・システム(Vestas Wind Systems)と、ノルウェー、デンマーク、フィンランドなどからの開発資金が含まれた共同開発となる。

*この記事は、米国版 International Business Times の記事を日本向けに抄訳したものです。

アフリカ最大級の風力発電事業、8億7,000万ドルで締結



 
 
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ケニアの児童に靴665足贈る 竜王中生

京都新聞

竜王中(竜王町橋本)の生徒はこのほど、ケニアの小学生に町民らから集めた靴665足を贈った。「はだしの生活による足裏の傷口からの感染症を防ぐのに役立てば」としている。

3月に退職する田中靖雄校長(60)は2007年から3年間、ケニアのナイロビ日本人学校校長を務めた。その際、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんと東京の出版社が連携して行っているケニアの小学生に靴を贈るプロジェクトを知り、参画した。

昨年は生徒の賛同を得て、靴約400足を贈った。今年も出版社から依頼があり、1月から生徒らが町内の自治会にビラで呼び掛け、100人超から幼児用や運動靴、革靴が集まった。田中校長は「石や木くずが落ちているケニアの道をはだしで歩くと、ケガして感染症にかかる危険が高いが、多くの子どもや大人ははだしだ。今年は近隣の方たちの協力の輪が広がった」と手応えを話す。

昨年、ケニアからお礼で届いたヒマワリの種は、学校前の通学路約30メートルに植え、昨夏「ヒマワリの道」となった。2年生の池川勇人君(14)=同町松陽台=は「この靴で快適に過ごしてほしい」と話していた。

【 2014年03月27日 12時20分 】



 
 
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ケニアが密猟対策を強化、無人偵察機を導入へ

jp.reuters.com

2014年 03月 27日 11:46 JST

[ナイロビ 25日 ロイター] -ケニア政府は、近年増加しているゾウやサイの密猟を取り締まるため、無人機を使った上空からの偵察を計画している。当局者が25日明らかにした。

サハラ以南のアフリカではここ数年、武装集団による野生動物の密猟が増えている。殺されたゾウの牙やサイの角などは、装飾品や漢方薬の原料などとしてアジアに密輸されることが多いという。

ケニア野生動物公社のパトリック・オモンディ氏は「われわれは世界最大の国立公園の1つであるトサボ国立公園生態系で、無人機の試験飛行を開始する」と発表。無人偵察機は海外から輸入する意向としているが、具体的な機数や費用については明らかにしなかった。

同公社によると、ケニアでは2012年にサイ30頭とゾウ384頭が密猟された。昨年の密猟数はゾウが302頭に減った一方、サイは59頭に増加。今年はこれまでにサイ18頭とゾウ51頭が殺されたという。

ケニア当局は昨年、港湾都市モンバサで計13.5トンの象牙を押収。今年に入ってからは、野生生物にからむ違法行為で249人以上の容疑者を逮捕している。



 
 
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ジレンマもたらす一夫多妻制法案、ケニア

AFP BB News

2014年03月29日 19:17 発信地:ナイロビ/ケニア

【3月29日 AFP】ケニアでは今月、議会が一夫多妻制を合法化する法案を可決したことを受けて、現代的な価値観やキリスト教の信仰と慣習がぶつかり、激しい論争が巻き起こっている。

法案の反対派は、キリスト教徒が大多数を占める同国の家族観を脅かすと訴え、また女性議員らは女性の権利を脅かしているとして、ウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領に対し法案に署名しないよう働き掛けている。先週の決議の際、抗議のため議場を後にした多くの女性議員らの一人は、男性議員らのあからさまな性差別を非難し、「大統領には、署名して法案を成立させてしまうのではなく、議会に差し戻すよう促したい」と語った。

これに対し賛成派は、法案はケニアの多くの地域で今も多くみられる一夫多妻の慣習を単に成文化するにすぎないと主張している。同国の日刊紙スタンダード(Standard)によると、特に複数の妻を養える富裕層の間で一夫多妻制が普及しており、180万人の女性と70万人の男性が一夫多妻関係にあると推定されるという。

ある一般の27歳の大卒女性は、法律がどうであれ、大半のケニアの女性は夫が他(の女性)にも目を向けることを受け入れている、「そんなに気にしてはいない。(一夫多妻制が)合法化されようとされまいと、ケニアの男性はどうせ2人以上の女性と法的であろうとなかろうと結婚するのだから」と語った。

ケニヤッタ大統領はこれまでのところ、この問題について自身の立場を表明することは拒否している。同大統領は自らもキリスト教徒で、その信仰とアフリカ的価値を支持する気持ちの板挟みで難しい選択を迫られることになる。(c)AFP



 
 
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ケニアで爆発3件、26人死傷…テロの可能性

2014年04月01日 19時33分

【キガリ=上杉洋司】AP通信などによると、ケニアの首都ナイロビで3月31日、3件の連続爆発があり、少なくとも6人が死亡、20人以上が負傷した。

政府関係者はテロの可能性があるとみている。現場は隣国のソマリア人が多い地区。

ナイロビでは昨年9月、高級ショッピングモールが武装集団に襲撃され、60人以上が死亡。ソマリアに拠点を置く国際テロ組織アル・カーイダ系のイスラム過激派組織「アル・シャバブ」が犯行声明を出した。ケニア政府は、アル・シャバブの掃討に軍を派遣しており、報復テロが相次いでいる。



 
 
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ケニア:ソマリア難民に「キャンプ」帰還令

毎日新聞 2014年04月01日 20時45分(最終更新 04月01日 21時05分)

【ヨハネスブルク服部正法】ケニア政府が国内の都市部に居住するソマリア難民に対し、指定された難民キャンプに戻るよう命じる緊急令を発した。「緊急的な治安課題」のためとしている。ケニアでは、隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブによるテロ攻撃が増加。難民の集まる場所がテロの温床となるのを政府が懸念したとみられるが、人権団体からは批判の声も上がっている。

◇都市部テロを懸念

ソマリアは1991年から内戦が続き、ケニアへこれまで約50万人の難民が流入。ソマリア国境近くのダダーブは世界最大の難民キャンプとされる。さらに、首都ナイロビなどにも難民らが集まる大規模なソマリ人地区が形成されている。

一方、ソマリアの過激派アルシャバブが近年、国境を越えてケニアの地域社会に徐々に浸透。アルシャバブ掃討のためケニア軍がソマリアに軍事介入した2011年10月以降、ケニア各地でアルシャバブによる報復テロが頻発している。アルシャバブは昨年9月、ナイロビ随一の高級商業施設「ウエストゲート・モール」を襲撃し、計67人が死亡した。

緊急令は3月25日に発令されたが、ナイロビで3月31日、爆発で6人が死亡した。現場はソマリ系ケニア人やソマリア難民が多く住むイスリー地区で、同地区ではアルシャバブの犯行と疑われる爆弾テロなどがたびたび起きている。

アルシャバブ戦闘員がソマリ人地区に潜伏している疑いもあり、都市部の貧困層地域で若者を勧誘するケースもある。こうしたことを受けた緊急令だが、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(本部・ニューヨーク)は「過密で整備が不十分なキャンプへの強制的な移住計画は再考すべきだ」と反対している。



 
 
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ケニア:イスラム指導者マカブリ師殺害 支持者暴動の恐れ

毎日新聞 2014年04月04日 20時09分(最終更新 04月05日 00時45分)

【ヨハネスブルク服部正法】ケニア南東部モンバサ郊外で、隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブとの関係が指摘されてきた地元のイスラム指導者、アブバカル・シャリフ(通称マカブリ)師が射殺された。地元メディアはマカブリ師は1日、殺害されたと伝えている。同師の支持者による暴動が起きる可能性もあり現地では緊張が高まっている。

支持者らはケニア国内でもテロを行うアルシャバブの鎮圧を目指すケニア治安当局が暗殺したとの疑いを強めているとみられる。

マカブリ師はアルシャバブの資金・要員確保に関与しているとして2012年8月、国連安全保障理事会の専門家委員会によって渡航禁止・資産凍結の対象となった。「白い未亡人」の異名で知られケニア国内でのテロに関与したとの指摘がある英国出身の白人女性、サマンサ・ルスウェイト容疑者(30)を過激派に引き込んだ張本人と名指しされている。

マカブリ師は昨年11月、毎日新聞のインタビューに応じ、アルシャバブやルスウェイト容疑者と自身との関係は否定する一方、「アルシャバブには自分の国を統治する権利がある」などと過激派を擁護していた。

12年以降、モンバサでアルシャバブとの関係が指摘されたイスラム指導者が殺されるのは3人目。以前の2人の事件について当局は関与を否定しているがマカブリ師は当局が暗殺したと確信しており、毎日新聞の取材時には「次は自分の(殺される)番だ」と話していた。

モンバサでは3月23日、アルシャバブと疑われる武装集団がキリスト教会で銃を乱射し6人が死亡している。12年8月のイスラム指導者の射殺直後には、一部のイスラム教徒がキリスト教会を襲撃するなど暴動が発生。今回も暴動発生が懸念されている。



 
 
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記者:Kathleen Caulderwood 翻訳:橋本あかね | 2014年4月4日 23時31分 更新

International Business Times

携帯電話でマラリアに立ち向かうアフリカの試み

アフリカ、特に地方では、4Gのネットワークへのアクセスやスマートフォンを持っている人は少ないが、携帯電話は急速に普及している。スイスの製薬会社ノバルティスが後援した、マラリアの追跡調査と治療に携帯電話を利用する利点についての研究が、先月発表された。

今日のアフリカでは、固定電話よりも携帯電話への加入の方が多くなっている。このことにより急速な環境整備が図られることになった。モバイル決済やソーシャル・ネットワークへのアクセス、職探しにも、コンピュータやスマートフォンさえ必要ないのだ。

研究結果にはさまざまなものが含まれているが、薬の補給や病気の流行状況の追跡に取り組んでいる医療関係者を悩ませる、物流問題を克服する新しい手法が紹介されている。

「ケニア地方部におけるマラリア監視への携帯電話メール機能の利用」と題するこの研究は、『マラリア・ジャーナル(Malaria Journal)』誌に掲載されたものだ。メールでのコミュニケーションは、きわめて重要なデータシェア手段になりうるということを示した。「地方部の医療施設からより高次の施設に、メールのみで、タイムリーに監視データを送れる可能性があることを示している」と報告書では述べている。

研究ではケニアのさまざまなマラリアの事例と携帯ネットワークのある5つの地方を選定した。各地区の医療管理担当者は、マラリア患者の数、治療を受けた人数、薬品の在庫などのデータを、個人の携帯のメールで報告する方法を学んだ。

この研究はノバルティス社の「命のSMS」というプロジェクトの一部として行われた。同社によれば、これは「携帯電話、SMS(ショートメッセージサービス)、インターネットや電子地図などの技術を組み合わせて、公共医療施設の週ごとの在庫レベルを追跡調査するもの」だという。

報告の方法が一貫していないことや、データへのアクセスの難しさが、きちんとしたマラリアの治療に大きな障害となっているとして、同社の情報ページは「アフリカの多くの国々では、供給網の問題から、マラリアの薬を患者に届けることが難しくなっている」と綴っている。

研究結果によれば、携帯電話によってデータへのアクセスが速くなることが明らかとなった。しかし、反応は多かったものの、報告されたデータの半数以上は不正確だった。数え間違いが主な理由だという。ただでさえ不足している熟練した医療従事者が、より緊急性の高い仕事に手を取られ、部下に作業を任せていたのではないかと研究ではみている。

しかし、それでもSMSを使った報告システムには十分な利点があり、命を救われる人もあるという結果が示された。「携帯電話の使用が簡単なおかげで、マラリアの監視データが辺境から地区、地区から国レベルの責任者へ、リアルタイムで、従来よりも迅速かつ頻繁に届けられるということが、さらによく分かった」と研究では述べている。

アフリカの医師たちは、マラリア以外の病気との闘いにも携帯電話を利用しつつある。「技術は急速に広がっており、単に人と人をつなぐということを超えた根本的な変化を引き起こしつつある。規模とコストの低さにおいて前例のない、世界の医療を完全に変容させる可能性を秘めたセンサー・ネットワークが構築されつつあるのだ」と医師で疫学者のセス・バークリー(Seth Berkley)氏はMITテクノロジー・レビュー誌で述べている。

バークリー氏によれば、「誰が何によって死にかけており、誰が病気で、どこで病気の流行が起こっているのかを示す良質のデータを、我々は初めて手に入れつつある」という。同氏はスイスの第三セクター、GAVIアライアンスのCEOでもあるが、GAVI社はボーダフォン等の会社と協力して薬の在庫追跡や健康に関する注意喚起、親たちへのワクチン接種の案内などにも、携帯ネットワークがどのように利用できるかを研究してきた。

大きな問題のためにビッグデータを応用している人は、バークリー氏以外にも数多くいる。Ushahidiは、リアルタイムの情報収集や視覚化、双方向のマッピングを容易にするオープン・ソースのソフトを開発する非営利企業だ。議論のある選挙や政治的暴力、数年前には豚インフルエンザの拡大などをウォッチするのに、携帯の画像やメールのメッセージを利用してきた。

Healthmapも同様に、世界中で病気の発生を追跡しようとする仕組みで、誰でもアクセスでき、どこで病気が発生していて、身を守るにはどうすればいいかを知ることが出来る。

「MHealth現象」と呼ばれるこの現象は、純粋に携帯ネットワークに基づいた研究の最前線の1つだ。昨年はケニアだけでも、アフリカが生んだインターネット接続を必要としない携帯振替サービス、Mpesaを通じ、1兆7,000億ドル(170兆円)が流通した。

「アフリカを携帯第一大陸と呼ぶ人がいるけれど、実際には携帯オンリー大陸です」と南アフリカのジャーナリストで『スタッフ(Stuff)』誌の編集者、トビー・シャプシャク氏は、アフリカにおける技術革新に関するTED Talkの取材で述べた。資源が少なく、インフラが未整備なために、携帯さえあればできるという斬新な問題解決が急速に発展したと説明している。

*この記事は、米国版International Business Timesの記事を日本向けに抄訳したものです。



 
 
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ケニア:イスラム指導者殺害 支持者反発、暴動の恐れ

毎日新聞 2014年04月05日 東京朝刊

【ヨハネスブルク服部正法】ケニア南東部モンバサ郊外で、隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブとの関係が指摘されてきた地元のイスラム指導者、アブバカル・シャリフ(通称マカブリ)師が射殺された。地元メディアはマカブリ師は1日、殺害されたと伝えている。同師の支持者による暴動が起きる可能性もあり現地では緊張が高まっている。

支持者らはケニア国内でもテロを行うアルシャバブの鎮圧を目指すケニア治安当局が暗殺したとの疑いを強めているとみられる。

マカブリ師はアルシャバブの資金・要員確保に関与しているとして2012年8月、国連安全保障理事会の専門家委員会によって渡航禁止・資産凍結の対象となった。「白い未亡人」の異名で知られケニア国内でのテロに関与したとの指摘がある英国出身の白人女性、サマンサ・ルスウェイト容疑者(30)を過激派に引き込んだ張本人と名指しするメディアもある。

マカブリ師は昨年11月、毎日新聞のインタビューに応じ、アルシャバブやルスウェイト容疑者と自身との関係は否定する一方、「アルシャバブには自分の国を統治する権利がある」などと過激派を擁護していた。

12年以降、モンバサでアルシャバブとの関係が指摘されたイスラム指導者が殺されるのは3人目。以前の2人の事件について当局は関与を否定しているがマカブリ師は当局が暗殺したと確信しており、毎日新聞の取材時には「次は自分の(殺される)番だ」と話していた。

モンバサでは3月23日、アルシャバブと疑われる武装集団がキリスト教会で銃を乱射し6人が死亡している。12年8月のイスラム指導者の射殺直後には、一部のイスラム教徒がキリスト教会を襲撃するなど暴動が発生。今回も暴動発生が懸念されている。



 
 
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ルディシャ、5月復帰へ=陸上男子

時事ドットコム

 国際陸連は7日、ロンドン五輪男子800メートルの金メダリストで世界記録保持者のデービッド・ルディシャ(ケニア)が、5月にドーハで行われるダイヤモンドリーグで復帰すると発表した。

ルディシャは昨年5月、練習中に膝を故障。連覇が懸かっていた昨年の世界選手権は欠場した。(AFP時事)。(2014/04/07-23:35)



 
 
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支援活動:「命を守ってくれた」 アフリカに毛布贈り30年に感謝、ケニアからNGO来県 継続へ企業訪問 /山梨

毎日新聞 2014年04月08日 地方版

家庭などで使われていない毛布をアフリカに贈る支援活動が今年で30年を迎え、東アフリカ・ケニアから現地のNGO(非政府組織)メンバーや支援を受けた女性が7日、県内の支援企業などを訪れた。女性らは「寒さや感染症から毛布が命を守ってくれた」と感謝し、支援の継続を訴えた。

活動は1984年、エチオピアで100万人以上が亡くなる大干ばつが起き、ユニセフ(国連児童基金)が国際社会に支援を呼び掛けたのをきっかけに始まった。国際医療NGO「AMDA」(本部・岡山市)などが中心になり、現在はケニア、モザンビークなどで支援を続けている。

来県したのはケニアのNGO「アフリカ開発緊急機構」のベナード・ウェソンガ事務局長(50)、同国の主婦、ディナ・ディンディさん(42)。山梨中央銀行本店(甲府市丸の内1)などを訪れた。同銀は現地の様子を伝える写真展を各支店で開くなど10年以上、協力している。

ディンディさんは夫をエイズで亡くし、自身もエイズに感染しながら、5人の子供を育ててきた。毛布は寝具、日よけ、虫よけなどさまざまな用途があるが、現地では高価で入手できなかったという。

2008年に毛布3枚の支援を受けたディンディさんは「マラリアを媒介する蚊から体を守るために羽織っている。命を守ってくれる大切な毛布」と話す。毛布には「I LOVE YOU」とメッセージが縫い込まれていたといい、「皆さんの愛を感じ、心の支えになった」と感謝した。

ウェソンガさんは「アフリカでは今も干ばつや洪水、エイズで人々が苦しみ、難民や孤児となっている。今後も1枚でも多く協力してほしい」と呼び掛けた。

県内からは02年から昨年までに2万枚以上の毛布がアフリカに贈られた。今年は5月25日に甲州市民文化会館などで毛布(シングルサイズや綿製を除く。洗濯済みで破れがないもの)を募る予定。

問い合わせは「アフリカへ毛布をおくる運動山梨」事務局(055・222・4008)。【片平知宏】



 
 
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米大統領の叔母死去 ケニア生まれ、米に亡命

nikkei.com

2014/4/9 11:49

AP通信によると、オバマ米大統領の叔母でケニア生まれのザイタン・オンヤンゴさんが8日、米東部ボストンで死去した。がんと呼吸器系疾患の治療を受けており、病死とみられる。61歳だった。2000年の渡米後、10年に亡命が認められた。

オバマ氏の亡くなった父親の妹。米国で04年に亡命を申請したが認められずに一時、不法滞在状態となった。

亡命が認められたのはオバマ氏が09年に大統領に就任した後だったことから、特別扱いされたのではないかとの批判が出た。しかしオバマ氏との関係を理由に母国で迫害を受ける懸念があるとの亡命認定理由が明らかになった。(ワシントン=共同)



 
 
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アフリカの孤児の絵画170点 展示販売

asahi.com

2014年4月9日15時30分

病気や紛争、災害で親を亡くしたアフリカの孤児たちの絵画を集めた「世界の子どもの美術展」が19日まで、大阪市中央区伏見町3丁目の谷松屋戸田ギャラリーで開かれている。1枚1千円以上で販売し、収益は支援に充てる。

ケニア・ナイロビのスラムにあるマゴソスクールと、ブルンジの「喜びの家」で暮らす子たちが描いた約170点。両施設を支援する広島市のNGO「ANT−Hiroshima」代表の渡部朋子さん(60)らが企画した。

鮮やかな色彩で現地の風景や動物を描いた作品が多く、「I LOVE JAPAN」といった日本へのメッセージも。渡部さんは「遠い国の子たちを身近に感じ、支えてもらったら」と話す。

13日は休み。問い合わせはギャラリー(06・6121・6150)へ。



 
 
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初マラソンの清水11位=W・キプサング大会新V−ロンドン・マラソン

時事ドットコム

【ロンドン時事】ロンドン・マラソンは13日、ロンドンの市街地コースで行われ、女子で初マラソンの清水裕子(積水化学)は2時間32分0秒で11位だった。世界選手権連覇のエドナ・キプラガト(ケニア)が2時間20分21秒で初優勝した。

男子は世界記録保持者のウィルソン・キプサング(ケニア)が大会新の2時間4分29秒で2年ぶり2度目の優勝を果たした。ロンドン五輪長距離2冠のモハメド・ファラ(英国)は初マラソンに挑み、2時間8分21秒で8位だった。

車いす部門は女子の土田和歌子(サノフィ)が3位。男子の日本勢は洞ノ上浩太(エイベックス)の4位が最高だった。 (2014/04/13-22:48)



 
 
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マラソン、キプサングが大会新V ロンドン(04/13 23:24)

北海道新聞

【ロンドン共同】ロンドン・マラソンは13日に行われ、男子は世界記録保持者のウィルソン・キプサング(ケニア)が2時間4分29秒の大会新記録で優勝した。ロンドン五輪で5000メートルなど2冠を達成し、初マラソンに挑んだモハメド・ファラー(英国)は2時間8分21秒で8位だった。

女子は世界選手権2連覇のエドナ・キプラガト(ケニア)が2時間20分21秒で初優勝し、フローレンス・キプラガト(ケニア)が2位。ロンドン五輪1万メートル金メダルのティルネッシュ・ディババ(エチオピア)が初マラソンで3位になり、マラソン初挑戦の清水裕子(積水化学)は11位だった。



 
 
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キプサングが大会新V、女子の清水は11位 ロンドン・マラソン

スポニチ

ロンドン・マラソンは13日に行われ、男子は世界記録保持者のウィルソン・キプサング(ケニア)が2時間4分29秒の大会新記録で優勝した。ロンドン五輪で5000メートルと1万メートルの2冠を達成し、初マラソンに挑んだモハメド・ファラー(英国)は2時間8分21秒で8位だった。

女子は世界選手権2連覇のエドナ・キプラガト(ケニア)が2時間20分21秒で初優勝した。フローレンス・キプラガト(ケニア)が2位。ロンドン五輪1万メートル金メダルのティルネッシュ・ディババ(エチオピア)が初マラソンで3位になり、マラソン初挑戦の清水裕子(積水化学)は2時間32分0秒で11位だった。

車いすの部は女子の土田和歌子(サノフィ)が3位に入った。男子の洞ノ上浩太(エイベックス)は4位だった。

▼清水裕子の話 マラソンは本当にやってきたことが出る。難しさを痛感したレースだった。30キロすぎで足が止まってしまった。この経験を無駄にせず、次に生かしたい。

▼ウィルソン・キプサングの話 2度目の優勝を誇りに思う。ペースメーカーが速すぎたので自分で計算して走った。31キロ付近で仕掛けて最後にまたスパートできた。強さを見せることができた。

▼エドナ・キプラガトの話 本当にきついレースだったが、勝負強さを示せた。終盤まで何度も仕掛けたが、フローレンスが離れなかった。最後は我慢比べに勝った。(共同)

[ 2014年4月13日 20:36 ]



 
 
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キプサング大会新V ロンドン・マラソン

nikkansports.com

<ロンドン・マラソン>◇13日◇ロンドン

男子は世界記録保持者のウィルソン・キプサング(ケニア)が2時間4分29秒の大会新記録で優勝した。

ロンドン五輪で5000メートルと1万メートルの2冠を達成し、初マラソンに挑んだモハメド・ファラー(英国)は2時間8分21秒で8位だった。

女子は世界選手権2連覇のエドナ・キプラガト(ケニア)が2時間20分21秒で初優勝した。

フローレンス・キプラガト(ケニア)が2位。ロンドン五輪1万メートル金メダルのティルネッシュ・ディババ(エチオピア)が初マラソンで3位になり、マラソン初挑戦の清水裕子(積水化学)は2時間32分0秒で11位だった。

[2014年4月13日20時57分]



 
 
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[顔]ケニアで無水トイレ普及を目指す 山上遊さん

ケニアを訪れて衝撃を受けた。スラムの家にはトイレがなく、住民は排せつ物を袋に入れ、外に投げ捨てる。「フライング・トイレ」と呼ばれていた。

住宅設備メーカー「LIXIL」総合研究所のスタッフとして「何か力になれないか」と考えた。水がいらない「無水トイレ」の普及を目指す。タンク付きの便器で、大小便を微生物の力で分解し、堆肥として活用する。「古くから日本にあったくみ取り式と原理は同じ」

東京出身。大学院で便座の快適性を研究し、都内の女子トイレを丹念に調べて回った。入社後、工場で生産管理を担当していた時も、博物館を巡ってトイレの歴史を学んでいた自称「トイレ好き」。今は、ケニアと日本を毎月往復する生活が続く。

このプロジェクトは、国際協力機構(JICA)の開発途上国向け事業に選ばれた。現地の民間活動団体と協力し、今月末から、住民に使ってもらう実証実験を始める。タンクの中にマンゴーの皮やトウモロコシの芯を混ぜるなどし、どうすれば発酵が進むのか調べる。「日本には蓄積されてきたトイレ文化がある。世界に広げたい」(生活部 崎長敬志)

[顔]ケニアで無水トイレ普及を目指す 山上遊さん

(2014年4月17日 読売新聞)



 
 
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ケニアのジェプトゥー、3度目V ボストン・マラソン

asahi.com

2014年4月22日02時10分

第118回ボストン・マラソンが21日、米マサチューセッツ州ボストン市内であり、一般女子はリタ・ジェプトゥー(ケニア)が2時間18分57秒の大会記録で2連覇を達成し、3度目の優勝を果たした。日本選手の最高は樋口紀子(ワコール)の21位で2時間33分39秒だった。一般男子はメブ・ケフレジギ(米国)が2時間8分37秒で初優勝を飾った。



 
 
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テロから1年、ボストン・マラソン 男子は米国人選手が優勝

cnn.co.jp

2014.04.22 Tue posted at 09:55 JST

(CNN) 米ボストン・マラソン爆破テロ事件から1年が過ぎ、今年の大会が21日に開催された。一般男子は米国のメブ・ケフレジギ選手(38)が優勝した。

ケフレジギ選手の記録は2時間8分37秒。米国人の優勝は31年ぶりとなった。一般女子はケニアのリタ・ジェプトゥー選手(33)が大会記録の2時間18分57秒で、昨年からの2連覇を果たした。

今年の大会には昨年より9000人多い3万6000人が参加。沿道にも記録的な人数の観衆が詰めかけた。ランナーたちは、「ゴールラインを取り戻せ」というアナウンスとともにスタートを切った。

オバマ米大統領はホワイトハウスを通したツイートで、事件後の復興に向けた運動のスローガン「ボストン・ストロング」に言及。「ランナーたちはきょう、この言葉の意味を世界に示した」と述べた。

昨年の事件で負傷しながら数カ月かけて回復を果たし、「不屈の精神を示したい」と出場したランナーもいる。

会場周辺では当局が厳重な警備態勢を敷いた。事件では犯人らが爆弾をリュックサックに入れてゴール付近に仕掛けたとされることから、沿道へのリュックの持ち込みを禁止。顔を覆う服装や1リットル以上の液体が入った容器の持ち込み、ポケット付きベストなどの着用も禁じられた。マサチューセッツ州のパトリック知事は20日、米CBSの番組で「会場は全米で最も安全な場所になるとの声もある」と話した。



 
 
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「最も美しい人」にルピタ・ニョンゴ ピープル誌

cnn.co.jp

2014.04.24 Thu posted at 11:33 JST

(CNN)  米誌ピープルは2014年の「最も美しい人」に、メキシコ出身のケニア人女優ルピタ・ニョンゴを選んだと発表した。ニョンゴは映画「それでも夜は明ける」でアカデミー賞助演女優賞を受賞。黒人として初めて化粧品大手ランコムのアンバサダーに起用されている。

同誌の最も美しい人にはこれまで、ジュリア・ロバーツやシンディ・クロフォード、トム・クルーズ、ビヨンセなどが選ばれてきた。今年の候補には女優のケリー・ラッセルやアンバー・ハード、歌手のピンクなどが挙がっていた。

ニョンゴは今年のアカデミー賞授賞式などでファッションを絶賛され、2月のスピーチでは「私は自分のことを美しくないと強く思っていた時があった」「テレビに映るのは青白い肌ばかり。私は夜の影のような自分の肌についてからかわれ、あざけられた」と語って話題になった。

ピープル誌の表紙を飾る最も美しい人を選ぶのは今年で25回目。第1回目の1990年は女優ミシェル・ファイファー、昨年はグウィネス・パルトローが選ばれていた。



 
 
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「慈善ではなく仕事を」 アフリカの自立支えるデザイナー

asahi.com

2014年4月28日

貧困に苦しむアフリカの人々とアクセサリーを作り、経済的自立に貢献したい。そんな「エシカル(倫理的)ファッション」への取り組みを続ける2人のデザイナーが今春、相次いで来日した。よりよい社会を志向する先進国の消費者にも共感が広がっている。

800人が働き口

アフリカ東部で最も経済発展を遂げた国と言われるケニア。だが、貧富の差が広がり、首都ナイロビに点在するスラム街には、200万人とも言われる人々が暮らしているという。

「そこには貧困や暴力、病がはびこり、弱い立場の女性や子どもが苦しんでいました」。4月、アーバンリサーチ大丸東京店でのイベントに参加したチャン・ルーは語った。

米国ロサンゼルスを拠点に活動するルーは、腕に巻き付ける「ラップブレスレット」で世界的に知られる存在だ。ベトナム出身で、故郷の村にも素材の革を染める工場を作り、雇用を生み出した実績がある。

一昨年から国連の関係機関「国際貿易センター(ITC)」と協力し、ケニアでも商品を作っている。これまでに約800人が働き口を得たという。「1人が職を得れば、周辺にいる5人がスラム街から抜け出せる。私は活動家でもあるのです」とルー。ステラ・マッカートニーやマルニ、ヴィヴィアン・ウエストウッドも同様のプロジェクトに参加している。

こうした社会的メッセージに強い支持を寄せるのが、実は日本人なのだという。ルーは「モノがあふれている中で、生産過程に物語があり、社会をよくすることに寄与する商品を選んでいるのでは」と話した。

生地にゴミ袋

イタリアのバッグブランド「カルミナ・カンプス(ラテン語で「大地の歌」の意)」もITCのプロジェクトに参加しているブランドの一つだ。デザイナーのイラリア・ヴェントゥリーニ・フェンディは、フェンディ創業者の孫娘。革や金具に至るまで、素材は廃材かデッドストック(死蔵品)のみを用い、環境に負荷をかけない「エシカル」であることを貫いている。

3月にはフランスのブランドの規格外ストールを再利用したバッグを、日本で商品を取り扱う高島屋で披露した。生地には、マリ産のオーガニックコットンに、元はゴミ袋だった白いプラスチックを織り込んだものも使っている。

フェンディは「アフリカの女性は、働くことによって家族の中で尊重される存在になれる。合言葉は『慈善ではなく、仕事を』。人々が持続的に人生を歩んでいく手助けをしたい」と話す。アフリカで生産する商品群は、世界で年に1万個も売れているという。

「バッグで世界を変えられるとは思っていない。けれど、新しいファッションのあり方を示し、人々と広く価値観を共有することで、新しい時代に進んでいけると思っています」(中島耕太郎)

「慈善ではなく仕事を」 アフリカの自立支えるデザイナー



 
 
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群衆への手りゅう弾で3人死亡、ホテルでも爆発 ケニア

cnn.co.jp

2014.05.04 Sun posted at 15:45 JST

(CNN) アフリカ東部ケニアの南部にある港湾都市モンバサ中心部で3日、群衆に手りゅう弾が投げ込まれて爆発、少なくとも3人が死亡、多数が負傷した。

同国内務省によると、モンバサ市内の海沿いにある観光地域近くでも爆発が発生。地元のCNN系列局によると、犠牲者はいなかったもののホテルで複数の負傷者が出た。また、このホテルの出入り口で即製の爆発物が見付かった。

内務省は「ツイッター」上で、手りゅう弾事件の負傷者のうち11人が病院に運ばれたと述べた。

ホテル出入り口で発見された爆発物はバッグの中に入っていたとみられ、従業員らが避難したという。

これら一連の事件の背後にいる組織などは不明。

ケニアは隣国ソマリアのアルカイダ系過激派シャバブの掃討作戦に加担。シャバブはこれに反発し、ケニア内でテロ攻撃を起こしている。



 
 
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ケニアでバス爆発、3人死亡

nikkei.com

2014/5/4 20:18

【ナイロビ=共同】ケニア南東部モンバサで3日、バスの車内で爆発があり、少なくとも乗客ら3人が死亡し、十数人が負傷した。地元メディアが伝えた。乗客の1人が手りゅう弾を持って乗り込んだとの情報がある。

また市内のホテルでもかばんの中から爆発物が見つかった。実際に爆発したかは不明だが、けが人は出ていないもよう。

ケニアでは首都ナイロビやモンバサで爆破テロなどが相次ぎ、政府は隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバーブによる犯行だとして警戒を強めていた。



 
 
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ケニアでテロ?爆発相次ぐ 7人死亡100人近くけが

asahi.com

杉山正

2014年5月5日17時37分

ケニアでテロとみられる爆発が相次ぎ、2日間で7人が死亡、100人近くが負傷した。AFP通信などによると、首都ナイロビの高速道路で4日、満員のバス2台が爆発。少なくとも3人が死亡し、62人がけがをした。3日には、沿岸部モンバサでもバス停で手投げ弾が爆発して4人が死亡した。

犯行声明は出ていないが、隣国ソマリアのアルカイダ系武装勢力シャバブの関与が疑われている。ケニアでは当局によるシャバブ支援者への一斉捜査が行われており、それへの反発の可能性がある。(杉山正)



 
 
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ケニア:走行中のバス2台爆発、死傷者多数

毎日新聞 2014年05月05日 08時01分(最終更新 05月05日 08時10分)

ケニアの首都ナイロビで4日、走行中のバス2台が爆発し、3人が死亡した。多数が負傷し、うち20人は重体という。ロイター通信などが伝えた。ケニアでは3日に南東部モンバサのバスターミナルに手投げ弾が投げ込まれ4人が死亡する事件が発生したばかり。

2台は約1キロ離れた場所を走行中で、いずれも乗客で混雑していた。

ナイロビでは昨年9月、隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバーブが同国に展開するケニア軍への報復として商業施設を襲撃し、67人が死亡した。今年に入ってもナイロビやモンバサで爆破テロなどが相次ぎ、政府は警戒を強めていた。(ナイロビ共同)



 
 
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トリドール、ケニアに日本食ファストフード店開設

2014/5/11 23:37

日本経済新聞 電子版

讃岐うどん店「丸亀製麺」などを運営するトリドールはケニアで日本食のファストフード事業を始める。照り焼きチキンや米飯などを1枚のプレートに載せて提供する店を年内に開き、2017年までに20店へ増やす。

4月に現地法人トリドールケニアを設立した。「teriyaki JAPAN」の1号店はナイロビに開く。照り焼きチキンをメーンに米飯やサラダなどを盛り合わせる。客単価は500円程度に設定し、会社員らの利用を見込む。

トリドールは米国など海外10カ国・地域で外食店を運営しているが、アフリカに出店するのは初めて。日本の外食企業全体でも珍しい。



 
 
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ケニア鉄道事業で合意 中国、資金の9割提供

nikkei.com

2014/5/12 8:41

【ナイロビ=共同】中国の李克強首相は11日、訪問中のケニアの首都ナイロビで、東アフリカ各国の首脳と会談した。ロイター通信によると、中国がケニアのナイロビと南東部モンバサを結ぶ約36億ドル(約3670億円)の鉄道建設事業に必要な資金の9割を提供することで合意し、契約書に署名した。

中国企業が事業を受注したが、入札がなかったことにケニア国内から批判も出ている。

約610キロにわたる鉄道事業は今年10月に工事が始まり、2018年の完成を目指す。将来的にはナイロビから、隣国のウガンダやルワンダ、南スーダンに鉄道を延伸する計画で、各国の首脳が署名式に立ち会った。

李首相は5日、エチオピアのアフリカ連合(AU)本部で、アフリカ各国の首都を高速鉄道で結ぶのが夢だと演説していた。



 
 
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中国首相、アフリカでの鉄道網建設支援で合意

nikkei.com

2014/5/12 19:18

【北京=島田学】中国の李克強首相が12日、アフリカ4カ国歴訪を終え帰国した。最後に訪れたケニアでは、インド洋に面する港湾都市モンバサからナイロビを経由し、ルワンダや南スーダンなど東アフリカ諸国をつなぐ鉄道網の建設に協力することで合意。関係国首脳と共同融資協定に調印した。中国政府系インフラ大手の中国交通建設が建設を請け負う。

豊富な資源を持つアフリカ諸国への支援攻勢で資源調達先の多様化を狙う。鉄道網建設を優先するのも、アフリカ内陸部で産出する資源をインド洋沿岸部まで運び、中国まで輸送しやすくするのが狙いだ。

李首相はエチオピアのアフリカ連合(AU)本部で今後3年間で新たに120億ドル(約1兆2000億円)の経済支援を実施すると発表。ナイジェリアでも同国沿海の鉄道建設に131億ドルを投じることで合意した。



 
 
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中国がケニアで鉄道建設の契約

NHK

5月12日 13時35分

アフリカを歴訪した中国の李克強首相は、ケニアで首都ナイロビと地方都市を結ぶ鉄道事業について、中国が建設資金のおよそ9割を融資する契約を交わし、アフリカでのインフラ事業への進出に力を入れる姿勢を強調しました。

アフリカの4か国を歴訪した中国の李克強首相は11日、最後の訪問国となるケニアのナイロビでケニアなど東アフリカの4か国の首脳と会談しました。

ケニア大統領府によりますと、この会談で、中国はケニアの首都ナイロビと南部の港湾都市モンバサの609キロの区間を結ぶ鉄道事業について、36億ドル(日本円でおよそ3670億円)に上る建設費用の9割を融資する契約をケニア政府と交わしました。

李克強首相は記者会見で、「これは始まりにすぎない。この鉄道は今後、東アフリカの7か国をつなげる計画だ」と述べ、中国がアフリカで鉄道や高速道路などのインフラ事業への進出に力を入れる姿勢を強調しました。

ただ、アフリカにおける中国のインフラ事業を巡っては、中国人労働者を多く連れてくるため、地元の雇用につながらないという批判があります。

今回の事業も中国企業が受注しており、地元では契約に際して入札が行われなかったことなどに疑問の声が上がっています。



 
 
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ケニア・ナイロビで爆発 少なくとも10人死亡

cnn.co.jp

2014.05.17 Sat posted at 10:05 JST

ケニア・ナイロビ(CNN) ケニアの首都ナイロビの中心部で16日、市場と小型の乗り合いバス内で爆発があり、少なくとも10人が死亡した。ケニア国家災害対策センターが短文投稿サイト「ツイッター」上で明らかにした。

国家災害対策センターによると、ギコンバ市場と乗り合いバスでの爆発で計76人が負傷したという。

地元警察によると、爆発はいずれも手投げ弾によるもので、爆発に関連して2人の容疑者を拘束したという。今のところ犯行声明は出ていない。

ケニアについては、米国、オーストラリア、英国が、ケニア国内でテロが発生する可能性が極めて高いとして15日に渡航勧告を出し、同日、休暇でケニアを訪れていた数百人の旅行者が同国から避難した。

ケニアでは昨年9月にも、武装集団がナイロビのショッピングモールを襲撃し、少なくとも67人が死亡する事件が発生している。



 
 
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ケニア首都で爆発、10人死亡

nikkei.com

2014/5/17 1:04

ケニアの首都ナイロビの2カ所で16日、爆発があり、少なくとも10人が死亡し、約70人が負傷した。国家災害対策センターが短文投稿サイト「ツイッター」で明らかにした。容疑者が1人拘束されたという。

米国と英国などは今週、ケニア国内でテロが発生する可能性があるとして自国民に警戒を呼び掛ける渡航情報を発表したばかりだった。

災害対策センターによると、最初の爆発はマタツと呼ばれる乗り合いバスの車内で発生したとみられ、2回目は市場の近くだったという。

ケニアではナイロビや南東部モンバサで爆破テロが相次ぎ、政府は隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバーブによる犯行だとして警戒を強めていた。(ナイロビ=共同)



 
 
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ナイロビで爆弾テロ2件、10人死亡70人負傷

The Yomiuri Shimbun

2014年05月17日 10時43分

【カイロ=久保健一】ロイター通信によると、ケニアの首都ナイロビの古着市場で16日、仕掛け爆弾によるテロが2件続けて発生し、計10人が死亡、約70人が負傷した。

犯行声明は出ていないが、ソマリアのイスラム過激派武装組織「アル・シャバブ」による犯行の可能性がある。「アル・シャバブ」は、ソマリアに軍事介入したケニアを批判し、ケニアでテロを繰り返している。昨年9月にはナイロビの高級ショッピングモールを襲撃し、立てこもる事件を起こし、買い物客ら67人が死亡した。

2014年05月17日 10時43分



 
 
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ケニア:ナイロビで大爆発2回、10人死亡70人負傷

毎日新聞 2014年05月17日 10時41分

【ヨハネスブルク服部正法】ケニアの首都ナイロビ市内で16日、大きな爆発が2回あり、ロイター通信によると少なくとも10人が死亡、約70人が負傷した。

現場は地元住民でにぎわう市場で、爆発原因は不明。ナイロビ市内を含めケニアでは最近、隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブの犯行が疑われるテロ事件が頻発している。



 
 
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ケニアに研究者らを長期派遣 政府、産学官連携で後押し

2014/6/3 13:30

日本経済新聞 電子版

政府はアフリカの技術革新拠点となる大学院大学を産学官連携で後押しするため、今月から5年計画で農業・工学の研究者や組織運営の助言役をケニアに長期派遣する。

成長戦略の一環として、欧米諸国や中国などに比べて出遅れているアフリカ市場への進出の足がかりにする狙いもある。

派遣先はケニアの理工系トップ、ジョモ・ケニヤッタ農工大。アフリカ連合(AU)が先端科学研究の拠点と位置付け、アフリカ全土の高度人材を育てる大学院大学が置かれている。

研究者派遣や機材供与などを政府開発援助(ODA)で支援。国立の帯広畜産大、京都大、岡山大、鳥取大、長崎大が研究者派遣などで協力する見通しだ。

農業機械や電機などの関連企業にも協力を呼びかけ、大学院で技術開発の講座を設ける。参加企業にとってはなじみの薄いアフリカで各社の製品と技術を普及する好機。現地での人脈づくりにも生かせる。



 
 
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スター・ウォーズ最新作、オスカー女優のニョンゴを起用

cnn.co.jp

2014.06.03 Tue posted at 16:43 JST

(CNN) 映画スター・ウォーズのシリーズ最新作「エピソード7」の新しい出演者が2日に発表され、アカデミー賞受賞女優ルピタ・ニョンゴや、「ゲーム・オブ・スローンズ」のブライエニー役で知られる女優グウェンドリン・クリスティーが起用された。

ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は、「ルピタとグェンドリンがエピソード7のキャストに加わることに、これ以上ないほどワクワクしている」「才能あふれる2人のアンサンブルが出来上がっていくのが楽しみ」とのコメントを発表した。

J.J.エイブラムス監督が手がけるエピソード7は、1977年の第1作に出演したマーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーがそれぞれ同じ役で登場。新キャストとしてジョン・ボイエガ、デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、オスカー・アイザック、アンディ・サーキス、ドーナル・グリーソン、マックス・フォン・シドーの出演が決まっている。

発表を受けてニョンゴも短文投稿サイトのツイッターで、「やっと胸を張って宣言できようになった。私ははるか彼方の銀河系に行く」とコメントした。

ニョンゴは今年、映画「それでも夜は明ける」でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、米誌ピープルの「最も美しい人」に選ばれている。



 
 
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13年のゾウ密猟、推定2万頭超 ワシントン条約事務局

nikkei.com

2014/6/14 10:29

【ジュネーブ=共同】絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約事務局(ジュネーブ)は14日までに、2013年に象牙目当ての密猟で殺されたアフリカゾウの数は推定2万頭以上に達したと発表した。12年に比べ減少したが、条約事務局は「なお極めて高い水準だ」と警告、摘発などの取り組みを強化するよう各国に促した。

事務局によると、密猟されたアフリカゾウの数はピークだった11年が推定2万5千頭、12年が同2万2千頭。

アフリカゾウの密猟は近年、大きな国際問題となっており、各国が摘発や罰則強化に乗り出していることが減少傾向の背景にあるとみられる。

しかしスキャンロン条約事務局長は13日のジュネーブでの記者会見で「ゾウの密猟は人身取引などと並んで深刻な犯罪。2万頭は依然として危険なほど高い数字だ」と強調した。

押収される象牙量も増えており、特に押収量が多いのはケニア、ウガンダ、タンザニアの3カ国という。

ワシントン条約は1989年にアフリカゾウの国際取引を禁止した。



 
 
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巨大な牙で人気のゾウ、密猟の犠牲に ケニア

cnn.co.jp

2014.06.16 Mon posted at 11:42 JST

(CNN) ケニア南東部の国立公園で、地面を引きずるほどの巨大な牙で観光客の人気を集めていた野生のゾウが、殺されて牙を抜き取られているのが見つかった。

死骸が見つかったのは、ツアボ国立公園に生息していた45歳前後のゾウの「サタオ」。牙があった部分には巨大な2つの穴が空き、顔面はひどく損傷していたが、耳や泥の付き方などの特徴から野生生物保護当局が13日、サタオであることを確認した。

保護団体は、ゾウの牙を狙う密猟集団が毒矢を使ってサタオを殺したとみている。サタオは最近、水を求めて行動範囲を広げ、密猟が多発している地帯に足を踏み入れるようになっていた。

同国立公園では保護団体などがゾウを密猟から守るために監視活動を行っている。しかし人員などの不足から対策は限界に達していて、密猟者の侵入を防げなくなっているという。

インターネットなどを使った象牙の不正取引は2007年以来、世界で2倍に増加。市場は中国や米国を筆頭に、タイ、フィリピン、ベトナムといった国でも需要が増大している。

保護団体によれば、象牙の不正取引が増えた結果、ここ数年は年間3万頭のアフリカゾウが殺されている。現地の武装集団は象牙の不正取引で得た資金で武器や銃弾を入手しているという。



 
 
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武装勢力が町を銃撃・放火、48人死亡 ケニア

cnn.co.jp

2014.06.16 Mon posted at 16:55 JST

(CNN) ケニア東部沿岸の町ムペケトニで15日夕、銃を持った男らが人々に向けて発砲し、同国の赤十字によると、48人が死亡した。

目撃者によると、町の中心部に来た武装集団は、人々に向けて発砲したり刃物を振り回したりした後、民家を一軒ずつ回り住民を殺害したという。

当局は、集団がホテル2棟、民家、商店や車などに火を放ったと発表。アルカイダ系過激派シャバブの犯行だとして非難した。

同国では先月も首都ナイロビで起きた2度の爆発により少なくとも10人が死亡、76人が負傷していた。

同国は2011年、沿岸部での観光客誘拐にシャバブが関わっているとして、隣国ソマリアでのシャバブ掃討作戦に参加。シャバブはこれに反発し、ケニア内でテロ攻撃を起こしている。



 
 
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過激派「W杯観戦は西洋的」 ケニアでテロ、48人死亡

asahi.com

ヨハネスブルク=杉山正2014年6月16日19時57分

ケニア南東部の観光地ラム島近郊のムペケトニで15日夜、イスラム過激派とみられる集団が観光施設や警察施設などを襲撃し、少なくとも48人が死亡した。AFP通信によると、犠牲者の中にはホテルやバーでサッカー・ワールドカップ(W杯)を観戦していた人々も含まれる。

武装集団は50人ほどで3台の車に分乗し、ソマリアのイスラム武装勢力「シャバブ」の旗を掲げていたという。自動小銃などを使い、15日午後9時ごろから数時間にわたって襲撃した。また、ホテルや民家が焼き打ちされたという。

イスラム過激派は、スポーツ観戦を「西洋的だ」として禁止している。ケニアの各国大使館は、W杯開催中に観戦者を狙ったテロの危険が高まっていると警告している。

一方、ボコ・ハラムによって女子生徒200人以上が誘拐されたままになっているナイジェリアでは、人々が集まるパブリックビューイング(PV)がテロの標的になるおそれがあるとして、一部の地域で禁止された。(ヨハネスブルク=杉山正)



 
 
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ケニア:W杯観戦中にテロ、48人死亡 ソマリア過激派か

毎日新聞 2014年06月16日 20時08分(最終更新 06月17日 00時23分)

【ヨハネスブルク服部正法】ケニアからの報道によると、南東部ムペケトニで15日夜(日本時間16日未明)、武装集団が警察署やホテルなどを襲撃し、市民ら少なくとも48人が死亡した。ケニア東部などでテロ攻撃を繰り返す、隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブの犯行が疑われている。

ムペケトニはインド洋に面した観光地ラムから約30キロの町。武装集団は15日夜、車で警察署や銀行、レストランなどに乗りつけ、人々を襲った。当時、多くの人がテレビでサッカーのワールドカップの試合を観戦中だったとみられる。

アルシャバブは、国際テロ組織アルカイダと連携するソマリアの過激派。ケニアでは、イスラム教徒が多いインド洋沿岸部を中心に活動。5月には英国当局の警告を受け、英国人観光客ら約400人が沿岸部の中心都市モンバサから避難する事態にもなった。



 
 
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W杯観戦会場など襲撃、50人死亡…ケニア

The Yomiuri Shimbun

2014年06月17日 00時41分

【ヨハネスブルク=上杉洋司】ロイター通信などによると、ケニア南部ムペケトニで15日、武装集団がサッカー・ワールドカップ(W杯)の観戦会場などを襲撃し、少なくとも50人が死亡した。

ケニアの治安当局は、ソマリアを拠点に国内や周辺国でテロ攻撃を繰り返すイスラム過激派組織「アル・シャバブ」による犯行との見方を示している。

襲撃を行った武装集団は30人以上とみられ、バス2台に分乗し、銀行、ホテル、警察署などでも銃を乱射した。爆発物も使用したという。アル・シャバブは、南アフリカでW杯が開催されていた2010年7月にも、ウガンダの首都カンパラでレストラン2店を爆破。決勝戦をテレビで観戦していた店の客ら70人以上が死亡した。

2014年06月17日 00時41分



 
 
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ケニア、過激派が警官らを襲撃し15人死亡

The Yomiuri Shimbun

2014年06月18日 00時50分

【ヨハネスブルク=上杉洋司】ロイター通信などによると、ケニア南部ポロモコで16日夜、武装集団が警察官らを襲い、少なくとも15人が死亡した。

同じ地区にあるムペケトニでも15日、サッカー・ワールドカップの観戦会場が武装集団に襲撃され、約50人が死亡している。

イスラム過激派アル・シャバブの報道官は同通信に対し、両事件の犯行を認め、「我々の作戦は続く」と警告した。しかし、ケニヤッタ大統領は17日、テレビ演説で両方の事件について、アル・シャバブの関与を否定し、「地域の人間が、民族対立をあおるために犯行に及んだとの証拠がある」と述べた。

2014年06月18日 00時50分



 
 
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(ひと)高橋尚子さん ケニアの子どもたちに運動靴を送り続ける

asahi.com

2014年6月19日05時00分

貧困で靴が買えず、裸足で暮らすアフリカ・ケニアの子どもたちに日本で不用になった運動靴を贈る「スマイル アフリカ プロジェクト」。呼びかけ人として活動の「顔」になり、5年を迎えた。

現役時代、1レースのために同じ靴を50足作った。足にフィットする靴をレース当日の朝までに4足に絞り、ベストの1足を選んで本番に臨む。シドニー五輪で金メダルを獲得した時もそうだった。ぜいたくだとは感じなかった。

レースをともにしたケニアの選手たちから聞いた話が気になっていた。アフリカでは、裸足の子どもが破傷風などの感染症で命を落としている、と。「自分でも何かできるのではないか」。環境問題を扱う雑誌の編集長のアドバイスもあり、取り組みを始めた。

日本で自ら主催するランニング教室の参加者に協力を求めた。ほかのイベントにも積極的に参加し、人々の思いのこもった運動靴を集め続けた。航空機に乗りこみ、首都ナイロビで最貧地区のスラム街・キベラで直接、子どもに渡す。船便で送ったものも含めると、6万2千足にのぼる。

キベラの学校では1年目、マラソン選手になりたいと言った子どもはひとりだけだった。今ではランニング大会を開くまでになり、約50人がマラソン選手を目指し、日本の靴で走っている。「いつか世界で通用する選手が出てくれたら」

(文・写真 小森谷清光)

    *

たかはしなおこ(42歳)



 
 
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[FT]ケニア、相次ぐテロで観光産業が危機に

nikkei.com

2014/6/19 7:00

ケニアの観光産業が新たな危機に見舞われている。ここへ来て再び、イスラム過激派アルシャバーブによる同国沿岸部への攻撃が相次ぎ、業界をさらに震撼(しんかん)させている。

アルカイダと関係のあるソマリアのジハード(聖戦)集団アルシャバーブは16日夜、人気の高いラム島から30キロほど離れた村落を襲撃し、少なくとも15人を殺害した。その前日には近くの町ムペケトニで大虐殺があり、49人が死亡している。

目撃者によると、ムペケトニの襲撃はソマリ語を話せない男性やコーランの祈りの言葉を暗唱できない男性を標的にしており、襲撃後には、アルシャバーブから外国人訪問客に対する背筋の凍るような警告が出された。「ケニアは今、正式に交戦地帯となった。国内にとどまる訪問客の身の安全は保証しない」というものだ。

新たな暴力とケニア国内で増しつつあるアルシャバーブの存在感は、ケニア政府にさらなる圧力をかけ、同国の貴重な観光業への危機を増大させている。「これは観光経済にとって致命的な打撃となる」と、ある西側外交官は言う。

ケニアは訪問者数を年間500万人に増やしたいと考えているが、2013年に行われた選挙のさなかの政情不安と、首都ナイロビのショッピングセンター「ウエストゲート」で起きたアルシャバーブによる67人の大量殺りく以降、訪問者数は急減した。以来、ナイロビその他各地で、破滅的な襲撃が相次いでいる。

英国政府が先月、チャーター便の人気の目的地であるケニア第2の都市モンバサへの「不要不急の渡航」を行わないよう警告すると、ツアー会社のTUIは500人の観光客を武装警備隊の護衛付きで避難させた。

■ナイジェリアの「ボコ・ハラム」と呼応

アルシャバーブは、ケニア軍による2011年のソマリア侵攻と、裁判なしの聖職者殺害、「イスラム教徒への残忍な抑圧」に対する報復としてケニアを攻撃すると誓っていた。

ある外交官は、アルシャバーブによるソフトターゲットの利用は、国に対する信頼の崩壊を目指すことでナイジェリアのジハード主義組織「ボコ・ハラム」に呼応するよう作戦を調整していることを示しているとの懸念を表明した。

ウエストゲート襲撃以降、外交官とテロ専門家は、アルシャバーブからの脅威に対するケニア政府の対応を批判してきた。

ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領は17日、大量殺りくは「国内の政治的ネットワーク」の仕業だと述べ、6年前の暴動からまだ回復途上にある国における民族紛争のリスクを浮き彫りにした。「(これは)アルシャバーブの襲撃ではない」と大統領は断言した。

■観光は外貨獲得手段

観光はケニアにとって2番目に大きい外貨の稼ぎ頭で、年間10億ドルを得る。モンバサ郡のハッサン・アリ・ジョホ知事は「ここは観光に依存している」と語る。

モンバサ近郊にあるトラベラーズ・ビーチ・ホテル(ベッド数586)では、渡航に関する勧告が出て以降、客室稼働率が20%以下に落ち込んだと、同ホテルの営業部長、ボニファス・ワフラさんは言う。

近くにあるリーフ・ホテルの外で売店を営む26歳のサイモン・レンティマスさんは、木の下のかばんに入った爆弾を見つけた日のことについて話してくれた。

「若い男が泳ぎに行く前にかばんを置いていった。戻ってきた時に私の売店で『ケニア』ブレスレットを買った。……けれどかばんを取りに戻ることはなかった」。それが爆弾であることに気づいたレンティマスさんは警告を発したものの、爆発し、カイトサーフィン小屋の屋根を吹き飛ばした。「あの日以来、ここに観光客は来ません」と彼は言う。

覆面の武装警備員を配置したホテルもあれば、監視カメラと荷物検査用スキャナーを追加配備したホテルもある。私服警官も定期的にパトロールを行っている。だが、多くの人にとって、これでは不十分だ。

「ケニア政府は観光産業を失望させている」。以前、ウガンダのホテル業界で働いていたワフラさんはこう言う。「(2010年の)ウガンダでの爆破事件の後、ウガンダ政府は迅速に変革に動いたが、ケニアでは、いつも物事を土壇場になってからやる」

危険を顧みない観光客もいる。「怖くないですよ。テロはどこで起きてもおかしくないんだから」。ドイツ人企業経営者のブルクハルト・カウフホールドさん(44歳)はこう言い、海岸での3週間の休暇を続ける決意だ。英国人のデビッド・グラントさんも9000ポンドを投じたディアニ近郊での家族旅行をやめるつもりはない。「私たちにとっては、これは一生に一度のホリデー。極楽ですよ」と話している。

By Katrina Manson in Nairobi

(2014年6月18日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

(翻訳協力 JBpress)



 
 
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ジェトロ、アフリカ7カ国と投資会合創設

nikkei.com

2014/6/20 20:50

日本貿易振興機構(ジェトロ)は20日、ケニアやエジプトなどアフリカ7カ国の投資誘致機関と連携するための協議会合を創設すると発表した。9月末に各機関の首脳を日本に招き、第1回会合を開催。各国の投資環境や優遇策、行政サービスについて議論する。日本企業向けのセミナーや個別面談会も開く。

創設するのは「アフリカ投資誘致機関フォーラム」。南アフリカ、ナイジェリア、コートジボワール、タンザニア、モロッコからも参加する。在アフリカ日系企業の7割強が、これら7カ国に拠点を置いているという。ジェトロは会合とは別に、アフリカへの進出準備や手続きに関する課題や解決策を探る実証事業も手掛ける。



 
 
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アフリカ国債、外貨建て続々 高い利回りで需要

2014/6/25 12:26

日本経済新聞 電子版

【ロンドン=黄田和宏】アフリカ各国が国際市場で外貨建ての国債発行に動いている。ケニアが初のドル建て債発行を決めたほかモロッコもユーロ建てで起債した。インフラ整備などで資金需要が膨らむ各国は、格付けを取得するなど相次いで債券を発行する準備を進めている。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和などを受けて、比較的利回りの高い債券への投資意欲が高まっていることが背景だ。

ケニアは16日、5年物と10年物のドル建て債を合計20億ドル(約2000億円)発行すると決めた。10年債の利率は6.875%に決まった。調達した資金のうち、6億ドルは協調融資の返済に回し、残りは開発投資などに充てるという。「債券発行はインフラ投資を促し、ケニアの経済成長率を加速させる」(バンクオブアメリカ・メリルリンチ)と市場では前向きな評価が多い。

ケニアは昨年来、初のドル建て債発行のタイミングを探ってきた。12日には国内総生産(GDP)の基準年を2001年から09年に改定。名目GDPが2割増加し、会計上、GDP対比の財政赤字が5%台に縮小したことで資金調達がしやすくなった。

アフリカ国債への投資を巡っては、昨年末に米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和策の縮小を決めて以降、やや慎重な見方が出ていた。ザンビアが4月に発行したドル建て債の利率は8.5%と12年に発行した前回債の5.375%を大きく上回った。その後は、米長期金利が安定して推移していることなどから投資家の資金流入が再び強まり、最近では6%台まで低下している。

こうした起債環境の改善を受け、ガーナが起債に向けた準備を始めたほか、エチオピアは5月中旬に大手格付け機関から初の格付けを取得した。

ECBの追加金融緩和策も、アフリカ投資を促している。モロッコは13日、10年物のユーロ建て債の発行条件を決めた。発行額は10億ユーロ(約1400億円)で、利率は3.5%だった。アフリカ各国の海外市場での資金調達はドル建てが一般的だったが、南欧の国債利回りの急低下で、ユーロ建て債への需要も高まっている。

国際通貨基金(IMF)によると過去最高の800億ドルの資金が今年、アフリカに流入するとみられている。資源開発やインフラ投資が短期的に経済を押し上げる一方、負債の規模も膨らんでいる。対外負債依存度が上昇すれば、海外の金融ショックの波及を受けやすくなる恐れもある。



 
 
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伸び盛りアフリカ市場へようこそ ジェトロが企業支援策

asahi.com

2014年6月28日23時18分

経済成長が続くアフリカへの企業進出を後押しするため、日本貿易振興機構(ジェトロ)が新たな支援に乗り出す。9月にはケニアやナイジェリアなど7カ国の企業誘致機関のトップらを招いたセミナーを開催。食品輸出といった企業の関心が高い分野は、進出時の課題や解決法を情報として発信していく。

セミナーでは、7カ国から現地ビジネスでの優遇制度など最新事情を報告してもらい、各誘致機関による企業との面談も予定する。日本企業が多い南アフリカ共和国については、進出企業が抱える問題点を調べ、今年度末に同国政府に対し制度改善を求める考えだ。

日本のアフリカへの昨年の投資残高は約1・2兆円で、米国や英国の5分の1。ジェトロの石毛博行理事長は「アフリカは、援助からビジネスへの対象に変わった。投資を考える日本企業も多く、進出を円滑にしたい」と話す。



 
 
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貨物機がビルに墜落、乗員4人死亡か ケニア

cnn.co.jp

2014.07.02 Wed posted at 14:39 JST

(CNN) ケニアの航空当局は、4人乗りの貨物機が2日早朝、首都ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港から離陸した直後、商業ビルに墜落したと発表した。

同国赤十字によると、墜落現場から1人の遺体が回収された。

墜落したのはフォッカー50。墜落当時、ビルには誰もいなかったという。



 
 
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貨物機が商業施設に墜落、4人死亡 ケニア・ナイロビ

asahi.com

ヨハネスブルク=杉山正2014年7月2日19時20分

ケニアの首都ナイロビの空港から離陸した貨物機が2日墜落し、少なくとも乗員4人が死亡した。AFP通信が伝えた。貨物機は離陸直後、空港から約3キロ離れた商業施設に落ちた。夜明け前で、商業施設に人はほとんどいなかったとみられる。航空当局は、墜落したのは、ターボプロップ双発機の「フォッカー50」だとしている。(ヨハネスブルク=杉山正)



 
 
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ケニア沿岸部で過激派襲撃、22人死亡 

cnn.co.jp

2014.07.07 Mon posted at 09:27 JST

(CNN) ケニア沿岸部の2カ所が6日未明、武装勢力の襲撃を受け、同国の赤十字によると少なくとも22人が死亡した。

東海岸の観光都市ラム近郊のヒンディでは少なくとも13人が死亡した。この近くのムペケトニでも先月、深夜に武装勢力の襲撃があり、数十人の死者が出ていた。

続いてガンバの警察署が襲われ、9人が死亡、1人が病院に収容された。さらに1人が行方不明となっている。

隣国ソマリアを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系の過激派「シャバブ」が犯行声明を出した。シャバブの報道官はソマリアのラジオ局に「われらの戦士たちは50人を殺害し、無傷で基地に戻った」と発表。今後さらに攻撃を続けると宣言した。

ケニアでは今年5月、「テロ攻撃の危険が高まっている」とする米英両国からの警告を受け、観光客数百人が一斉に避難した。

シャバブはソマリアでの掃討作戦にケニア軍が参加したことに対する報復として、ケニアでのテロ攻撃を繰り返している。首都ナイロビ郊外で昨年起きたショッピングモール襲撃事件では、70人近い死者が出た。



 
 
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ケニア、エボラ熱流行国からの入国禁止 飛行機運航も停止

cnn.co.jp

2014.08.17 Sun posted at 10:24 JST

ナイロビ(CNN) ケニア政府は17日までに、エボラ出血熱の感染が広がるシエラレオネ、ギニア、リベリアからの入国を一時的に禁止する方針を明らかにした。ケニア航空も運航停止措置を発表した。

保健当局によると、感染国から帰国するケニア人の医療専門家や一般市民は入国禁止の対象外となるが、徹底的な検査や監視が義務付けられる。

ケニア航空はリベリア、シエラレオネへの運航を一時的に停止する。ただし西アフリカのナイジェリア、ガーナへの便は運航を続ける方針だ。

世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血熱はギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアで感染が確認され、13日時点の死者は1145人に達した。



 
 
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エボラ出血熱 ケニア航空が乗り入れ中止

NHK

8月17日 10時44分

西アフリカでエボラ出血熱の患者が増え続けているため、アフリカの主要な航空会社の1つ、ケニア航空は、今月19日から西アフリカへの乗り入れを一時的に中止すると発表しました。

ケニア航空は16日に声明を発表し、現在、乗り入れている西アフリカのリベリアとシエラレオネへの路線の運航を今月19日から一時的に中止することを明らかにしました。 そ

の理由として、ケニア政府が19日からエボラ出血熱の患者が特に多いギニア、リベリア、シエラレオネの3か国からの渡航者の入国を認めないことを決めたためとしています。

航空会社の間では、西アフリカへの乗り入れを見合わせる動きが相次いでいて、これまでにイギリスの航空大手ブリティッシュ・エアウェイズや、中東のドバイを拠点としているエミレーツ航空などが運航を中止しています。 WHO=世界保健機関は、「西アフリカからの空の旅でエボラウイルスに感染する可能性は非常に低い」という見解を強調していますが、乗客や乗務員が機内で感染するのではないかという懸念を払拭(ふっしょく)できていません。

ケニア航空は、声明で、「われわれは、これまでエボラ出血熱の広がりに対応するために医療関係者や支援物資などを輸送してきた」と述べており、今回の運航一時中止で現地への支援に影響が出ることも懸念されます。



 
 
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エボラ熱、ケニアが入国禁止措置 感染多い3カ国が対象

asahi.com

ヨハネスブルク=杉山正2014年8月17日19時21分

西アフリカでエボラ出血熱が大流行している問題で、ケニア政府は16日、感染者の多いギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国からの入国を禁止すると発表した。この措置を受けてケニア航空も19日から流行国への乗り入れを中止する。AFP通信が伝えた。

ケニアには、アフリカ最大級のハブ空港があるが、検疫態勢は弱い。世界保健機関(WHO)はケニアへの感染拡大について「リスクが高い」と警告していた。ケニア航空はリベリア、シエラレオネへの定期便を運航しており、乗り入れ中止で支援物資などの物流が滞る懸念がある。

感染拡大を恐れ、航空便の運休が相次いでいる。これまでブリティッシュ・エアウェイズ(BA)やエミレーツ航空などが流行国への乗り入れを中止している。

WHOによると、13日までのエボラ出血熱による死者は1145人だが、実際の数は大幅に多い可能性がある。(ヨハネスブルク=杉山正)



 
 
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エボラ感染者多い3国からの入国、ケニアが禁止

The Yomiuri Shimbun

2014年08月17日 19時17分

【ヨハネスブルク=上杉洋司】ケニア政府は16日、エボラ出血熱の感染者の多いギニア、リベリア、シエラレオネからの旅行客の入国を19日から禁止する方針を決めた。

首都ナイロビの国際空港からはリベリアとシエラレオネへの直行便がある。ハブ空港として中東や欧州などへの定期便も多く就航していることから西アフリカ以外への感染の広がりが懸念されていた。

世界保健機関(WHO)によると、13日までの西アフリカでのエボラ出血熱の疑い例も含めた感染者は2127人、うち死者は1145人。リベリアでは12、13日の2日間で感染者116人、死者58人に上り、深刻な状況が続いている。

2014年08月17日 19時17分



 
 
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密猟象牙の行き先、中国が「75%」…専門家

The Yomiuri Shimbun

2014年09月11日 10時23分

ワシントン条約事務局によると、世界で押収される象牙は2010年から急増、12年は過去最高の50トンだった。

密猟もこれまでにない規模で行われていると考えられ、推計ではアフリカで年2万頭以上殺されている。

ケニアの保護団体「ワイルドライフダイレクト」のポーラ・カフンブ会長(48)は「密猟横行の原因は、取引価格の高騰にある。需要は中国にある」と語る。富裕層が増え、腕輪などの宝飾品や箸などの食器としても人気が高まっているという。

野生動物の取引に詳しいケニアの専門家エズモンド・マーティン氏も「違法象牙の75%は中国に流入している」と指摘した。同氏によると、中国での取引価格は今年、1キロあたり2100ドル(約22万3000円)となり、4年前の3倍近い。1990年代は同100ドル程度だったという。

日本のNPO法人「トラ・ゾウ保護基金」(東京都港区)によると、輸入禁止前の84年、日本は470トン以上を輸入していた。主に印鑑に使われ、年200万個製造されていた時期もあった。坂元雅行事務局長は「日本の市場規模は縮小したが需要はまだある。監視も十分とは言えない。違法象牙の流入を警戒する必要がある」と指摘する。

2014年09月11日 10時23分



 
 
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ケニアのキメットがマラソン世界新

MSN産経ニュース

2014.9.28 18:23 [陸上]

ベルリン・マラソンは28日、ベルリンで行われ、男子は30歳のデニス・キメット(ケニア)が2時間2分57秒(速報タイム)の世界新で優勝した。(共同)



 
 
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ケニアのキメット、2時間2分台の世界新で優勝 ベルリン・マラソン

cnn.co.jp

2014.09.29 Mon posted at 15:09 JST

(CNN) ベルリンで28日、第41回ベルリン・マラソンが開催され、男子はケニアのデニス・キメットが2時間2分57秒の世界新記録で優勝した。

昨年のベルリン・マラソンでケニアのウィルソン・キプサングが出した世界記録を26秒短縮した。2位に入った同国のエマニュエル・ムタイも2時間3分13秒で、この記録を上回った。

キメットはレース終盤にムタイとの競り合いを制し、残り4キロで引き離した。終了後のインタビューで「レースが進むにつれ、いけるという感触を得た」と語った。

キメットは、これまでも多数の長距離ランナーを輩出してきたケニア西部リフトバレー出身。昨年のシカゴ・マラソンでは2時間3分45秒の大会新記録で、2位のムタイを抑えて優勝していた。

ベルリン・マラソンの女子は、エチオピアのティルフィ・ツェガエが2時間20分18秒で優勝した。



 
 
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ケニア大統領、国際刑事裁判所に出廷へ 地元で報道

asahi.com

ナイロビ=三浦英之2014年10月4日15時10分

ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領が来週、オランダ・ハーグにある国際刑事裁判所(ICC)の法廷に現職大統領として初めて出廷する見通しであることがわかった。複数のケニアの地元メディアが報じた。アフリカ諸国は現職首脳を裁判にかけることに強く抵抗しており、アフリカ各国の首脳もオランダ入りし、抗議に加わるとみられている。

ICCは虐殺や人道に対する罪を犯した個人を訴追・処罰する国際機関。ケニアでは2007年の大統領選をめぐり与野党抗争が勃発。1100人以上が死亡し、60万人以上が住居を追われた。ICCは暴動を裏で指示していたとして、ケニヤッタ氏を含む与野党6人を人道に対する罪で訴追していた。ケニヤッタ氏は同国の初代大統領の息子で、昨年、大統領に当選した。

アフリカ諸国は、ICCがアフリカ人ばかりを訴追対象にしていることに強い不満を抱いており、昨年10月にエチオピアで開かれた特別閣僚会議では、ケニヤッタ氏らへの訴追手続きの延期を求めることで一致していた。アフリカでは政局絡みの抗争や紛争が多発しており、各国首脳は訴追が自らに及ぶ事態を懸念しているものとみられる。

地元メディアは、ケニヤッタ大統領のほか、南アフリカのズマ大統領、ルワンダのカガメ大統領ら10人前後の首脳がオランダ入りすると伝えている。実現すれば、各国首脳が国際的な司法機関に抗議を行う異例の事態となる。

ケニアからは120人以上の国会議員もオランダ入りするとみられ、市民の間では早くも「税金の無駄遣い」との批判が起きている。(ナイロビ=三浦英之)



 
 
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ケニア大統領、国際刑事裁判所出廷を表明 「私は無実」

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ナイロビ=三浦英之2014年10月7日07時15分

人道に対する罪などで国際刑事裁判所(ICC)に起訴されたケニアのケニヤッタ大統領は6日、オランダ・ハーグで8日に開かれるICCの公判前の協議に出廷すると、国会で表明した。「私は無実だが、ケニアの尊厳を守るために行く」などと述べた。

ケニアでは2007年の大統領選をめぐり与野党抗争が勃発。1100人以上が死亡し、60万人以上が住居を追われた。ケニヤッタ氏は12年1月、暴動を裏で指示していたとして、殺人や人道に対する罪などで起訴されていた。

現職大統領の出廷は初めて。アフリカ諸国は選挙で選ばれた一国の首脳を、国際司法の場で裁くことに抵抗している。(ナイロビ=三浦英之)



 
 
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ケニア:大統領が国際刑事裁判所8日出廷 人道への罪など

毎日新聞 2014年10月07日 18時45分

【ブリュッセル斎藤義彦】2007年の大統領選後の暴動を巡り、人道に対する罪などで起訴されていたケニアのケニヤッタ大統領は6日、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)で開かれる8日のヒアリングに参加する方針を表明した。訴追された国家元首がICCに出席するのは初めて。

ケニヤッタ大統領は、07年の大統領選後に起きた1000人以上が死亡した暴動を、政党幹部として指揮したとして人道に対する罪などで12年1月に起訴された。副首相だった11年3月に起訴前の聴取に応じたが、13年4月に大統領に就任後、出廷するのは初めて。

主任検察官は先月、証拠不十分で公判は維持できないとの見解を示す一方、大統領が出席せず、ケニアが十分な資料を提出しないままでは起訴を撤回できないとして、大統領に出席を促していた。

大統領の裁判では、偽証や証人が脅迫されるなどしたため証拠固めが十分ではなく、数回にわたり延期されてきた経緯がある。

大統領は、オランダへの往復の旅行期間中、ルト副大統領に大統領権限を一時的に譲り、形式上は「私人」として参加する。昨年、アフリカ連合が現職大統領を訴追すべきでないと公判中止を求めたのに配慮した。

ICCはスーダンのバシル大統領を03年に起きた西部ダルフールでの紛争を巡り集団虐殺(ジェノサイド)の罪で訴追しているが、バシル氏は無視して出廷していない。

ケニアはICCを規定するローマ条約の加盟国。ケニアの大統領がICCの法手続きを順守することは、今後の裁判所の運営に好影響を与えるとみられる。



 
 
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ケニア大統領、国際刑事裁判所に出廷 現役首脳では初

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ハーグ=三浦英之2014年10月8日22時35分

2007年の大統領選に伴う暴動をめぐり、人道に対する罪などに問われているケニアのケニヤッタ大統領は8日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)で開かれた本格審理前の協議に出廷した。現職首脳のICC出廷は初めて。強大な権力を持つ首脳を、どこまで裁くことができるのかが注目される。

ICCは虐殺や人道に対する罪を犯した個人を訴追・処罰するための常設裁判所。ケニアでは07年の大統領選の際に与野党の抗争が起き、1100人以上が死亡、60万人以上が住居を追われたとされる。ICCは12年1月、暴動を背後で指示していたとして、ケニヤッタ氏を殺人や人道に対する罪などで起訴した。ケニヤッタ氏は同国初代大統領の息子。昨年の選挙で大統領に当選した。

検察側は8日の協議で、ケニア政府による証拠提出の拒否のため、裁判が行き詰まっていると主張。弁護側は裁判を終わらせ、ケニヤッタ氏に無実を宣言するよう求めた。

この裁判は、証言や物証が集まりきっていないことなどから、開廷がたびたび延期された。大統領支持派による証人やその家族への脅迫や買収が常態化しているとされ、国際人権団体は「証人が身の安全を保証され、報復を恐れることなく証言できることが必要不可欠だ」と指摘していた。

一方、ケニアから訪れた100人以上の国会議員らは8日、民族衣装などに身を包んでICCの前でケニヤッタ氏の無実を訴えた。ケニアから駆け付けた議員の一人は「ケニヤッタ氏は第2のネルソン・マンデラだ。我々は白人支配に抵抗し、戦い抜く」。オランダで大学に通うマディング・モハヘさん(32)は「ICCはアフリカ人を狙って捜査している。イラクやガザで白人はどれだけ人を殺しているのか。まずそれを裁くべきだ」と批判した。

アフリカ諸国は、ICCの現行捜査の9案件がすべてアフリカを対象としていることに強い不満を抱いている。アフリカ連合(AU)は昨年10月、エチオピアで首脳会議を開き、ICCに現職首脳の訴追を免除することや、ケニヤッタ氏の裁判手続きを延期するよう求めていた。ICCは「公的資格の有無に関係なく訴追できる」との規定を根拠に、AU側の主張を受け入れていない。

ケニヤッタ氏は6日の特別国会で、大統領の権限を一時的に副大統領に委譲。ICCには私人として出廷するとの立場を取っている。(ハーグ=三浦英之)



 
 
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ケニア大統領、国際刑事裁に出廷 現職元首で初

cnn.co.jp

2014.10.09 Thu posted at 16:00 JST

(CNN) 2007年の大統領選挙後の暴動をめぐり、人道に対する罪などに問われているケニアのケニヤッタ大統領(52)は8日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に出廷した。現職の国家元首がICCに出廷するのは初めて。

出国に先立ち、大統領は副大統領を大統領代行に指名。ICCには私人として出廷すると述べた。

07年の暴動では1000人以上が死亡した。数十万人が故郷を追われた。対立候補を支持する異なる民族同士が、住宅に放火したり襲撃したりする暴動が翌年初めまで続いた。

ケニヤッタ大統領は、当時のキバキ大統領を支持しており、対立グループを襲った武装組織に資金援助を行ったとして起訴されている。

7日、検察側はケニア政府が大統領にとって不利になる重要な書類を提出しないと非難。弁護側はそのような事実はないと否定した。

ケニヤッタ大統領は「私はすべての罪状について無実だ」と、オランダに向かう飛行機に搭乗する直前に語った。

検察側はこれまで、証拠が集まらないことなどを理由に公判開始を何度も延期してきた。

ICCは9月、「通常の状況であれば、証拠不足は起訴取り消しの理由となりうる。だがケニア政府がICCの要求に対し、十分な協力をしていないという点から、この段階で起訴を取り下げるのは不適切だ」との立場を明らかにしている。



 
 
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ケニア大統領、国際刑事裁判所に出廷

nikkei.com

2014/10/9 0:11

【ブリュッセル=共同】2007年のケニア大統領選後に起きた暴動を首謀したなどとして、人道に対する罪に問われた同国のケニヤッタ大統領に対する本格審理の事前協議が8日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)で開かれ、ケニヤッタ被告が出廷した。

事前協議で検察側は、被告の有罪を証明するには「現時点の証拠では不十分だ」との見方を再度表明。追加捜査として、ケニア政府に被告の銀行口座記録などの提出を求めたが非協力的だとして、裁判所に対し、協力が得られるまで裁判を無期限延期するよう求めた。

一方、無罪を主張する弁護側は「起訴内容を支える証拠はない。どれだけ証拠を出しても検察側は納得しない」と述べ、訴追手続きを終えるよう訴えた。裁判所は今後対応を決める。

7日に本格審理が開始される予定だったが、検察側の要請で取り消された。検察側は重要証人の証言撤回などで証拠が不十分になったとしている。被害者の代理人は訴追に対する妨害があると指摘している。

ケニア暴動をめぐっては、ルト副大統領も別に起訴され、審理中。同様に関与を否定している。



 
 
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絶滅危機のキタシロサイ、1頭が死んで6頭に

cnn.co.jp

2014.10.21 Tue posted at 14:23 JST

(CNN) ケニアのオルペジェタ自然保護区で先週、絶滅の危機に直面しているキタシロサイ雄1頭が死んでいるのが見つかった。世界で生き残っているキタシロサイはわずか6頭となった。

「スニ」は34歳のキタシロサイ。保護区のスタッフが17日、小屋の中で死んでいるのを発見した。

キタシロサイはかつてアフリカ北部の草原地帯を闊歩(かっぽ)していたが、角を狙った密漁が原因で激減し、野生では1頭もいなくなったとされる。保護区などで飼育されていた7頭のうち、繁殖が可能なのは雄と雌各2頭のみ。スニはそのうちの1頭だったという。

同じシロサイの仲間のミナミシロサイも一時は絶滅の危機に陥ったが、保全活動の結果、世界自然保護基金(WWF)によると今では2万頭に増えた。

保護区のスタッフは、「いつかキタシロサイの赤ちゃんが誕生するという希望を捨てずに努力を続けたい」と話している。



 
 
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エボラ阻止へ周辺国支援 政府、空港検疫や検査体制充実

2014/10/27 2:00

日本経済新聞 電子版

政府は西アフリカで流行しているエボラ出血熱に関して、ケニアやガーナなど周辺国に感染が広がらないよう支援する。感染者の入国の可能性がある空港や国境の検疫体制強化、医療機関への診断機器の供与を進める。感染症拡大の要因の一つには現地の基礎医療体制の遅れも指摘されており、全アフリカを対象に病院の業務改善や保健体制の整備にも取り組む。

エボラ出血熱はギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国を中心に感染が広がる。周辺国に飛び火すれば各国の経済に大きな打撃が及ぶほか、世界的な感染拡大の恐れも高まる。日本政府は流行国への緊急支援に加え、周辺国への波及を水際で封じ込めることも重要だと判断した。

流行地に近いガーナやコートジボワール、ベナンのほか、ケニア、ザンビアなどへの協力も進める。各国の空港や国境での検疫に使う体温測定器や防護服を順次供与する。ケニアでは感染症の発生情報を集約する仕組みを医療機関などに導入する支援を進めているが、これを空港にも広げる。日本が感染症対策で支援を続けてきた医療機関を中心にエボラウイルスの検体検査に必要な機器の供与や技術の指導にも取り組む。

ナイジェリアではすでに国際協力機構(JICA)の協力で、エボラ出血熱に関する知識をまとめたパンフレットを医療従事者と住民向けにそれぞれ作成した。今後、アフリカ各国でも同様の取り組みを検討する。

アフリカでは医療体制が整っておらず、病院への不信感につながっている例も多い。まずケニアをモデルに地方政府の保健・医療政策の立案に協力し、今後、数十億円規模の円借款も検討する。病院のサービス向上に向け、アフリカ各国を対象に医療機関の業務改善研修も進めていく。



 
 
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(世界発2014)ナイルパーチ激減 アフリカ・ビクトリア湖の巨大魚

asahi.com

2014年10月28日05時00分

アフリカのビクトリア湖に生息し、日本にも輸出される巨大淡水魚ナイルパーチが激減している。広大な湖面は緑色のアオコで覆われ、魚が生息しにくい環境だ。湖の汚染や生態系の変化が原因らしい。

■湖面覆うアオコ 「汚染が原因」

ビクトリア湖のケニアとウガンダの国境付近に「宝の島」と呼ばれる岩礁がある。面積約2千平方メートルのミギンゴ島。約2千人が張り付くように暮らす。「宝の島」と呼ばれる理由は、そこがナイルパーチの最良の漁場とされるからだ。

島はかつて、ケニアとウガンダの両政府が領有権を主張しあった。論争はいまも続く。ケニア警察は「ウガンダ政府の感情を損なう」と外国人記者の渡島を拒否。代わりにケニア人助手が船で島に渡った。

多くの漁民が「魚が激減している」と助手に訴えた。漁師組合長のタビアス・オーチンさん(40)は「10年前は1日で20〜50キロ、200ドル(約2万円)は稼げた。最近は10キロ取れれば良い方だ」。島では汚物をそのまま湖に流す。岸辺は汚水やゴミで茶色や緑色になっていた。漁師のコリン・マコンゴさん(32)は「湖の汚染が原因じゃないか」と話した。

湖の西岸、ウガンダのガバ周辺から5キロほど沖に出ると、湖面はびっしりとアオコに覆われていた。漁師に釣果を尋ねると全員が首を振った。漁師ペテル・カテンドさん(34)は「デカいナイルパーチは夢のまた夢だ」。

湖の東岸、ケニアの漁業都市キスムでは、漁師たちが「あがってくるのはペンサイズ(10センチ以下)ばかりだ」とうなだれた。

ケニア政府の統計によると、ナイルパーチを含むケニア側の漁獲量は、1995年の約18万トンから昨年は約12万トンに減った。報道によると、ウガンダとタンザニアでもここ3〜6年間で3〜5割減少した。

漁獲量の激減について、ビクトリア湖の生態系に詳しいマセノ大学(ケニア)のディクソン・オゥイティ水産学部長は「湖の生態系が大きく崩れたためだ」と指摘する。湖にはかつて400種以上の固有種の魚がいた。50年代、食用としてナイルパーチが放流されると、固有種の約半数が食べられて絶滅したという。

このため、固有種が食べていた藻やプランクトンが異常増殖。「湖全体が酸欠状態になり、魚が生存しにくい状況になった」

ナイルパーチのほとんどは輸出用だ。100キロの大物が取れれば、1人の漁師が3カ月は暮らせる。漁民だけでなく、農民や職のない人も殺到。人の移住により、大量の生活排水が湖に流れ込むようになった。

キスムの港では、10年前は約40隻だった漁船が現在は130隻になった。競争は乱獲を引き起こす。港のマウリレ・オウコ管理官は「昔は稚魚は放していたが、今は根こそぎ取っている状態だ」と話した。

■地元水産業に打撃

ナイルパーチの激減で、水産業に頼る地元経済は打撃を受けた。キスムでは、8水産工場のうち4工場がこの4年で廃業した。

稼働する工場の生産責任者(47)が匿名を条件に取材に応じた。この10年間で、ナイルパーチの切り身など加工品の出荷量が8割減少。売り上げも7割減った。「危機的だ。地域は壊滅する」。キスムのアルフレッド・オベイ水産事務所長も、「(約1万人いるとみられる)地区の漁業関係者の6割が失業する可能性がある」と心配する。

日本貿易振興機構によると日本は昨年、ビクトリア湖沿岸3カ国から計約1800トンのナイルパーチを輸入した。ビクトリア湖の水産業を研究する長崎大大学院の松下吉樹教授(水産学)は「日本はウナギやマグロと同様、ナイルパーチをアフリカから輸入してきた。ビクトリア湖の現状を放置してはならない」と話している。

(キスム=三浦英之)

◆キーワード

<ナイルパーチ> スズキ目アカメ科の淡水魚で、最大約2メートル、重さ100キロ以上にもなる。1950年代、ビクトリア湖に放流された。固有の生態系を破壊する「悪者」とされながら、日本や欧州に輸出されて地域経済を支えている。日本では冷凍食品などの「白身魚」として食される。

(世界発2014)ナイルパーチ激減 アフリカ・ビクトリア湖の巨大魚



 
 
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「女子割礼は犯罪」ケニアの学校が保護者に警告

AFP BB News

2014年11月18日 18:28 発信地:ナイロビ/ケニア

【11月18日 AFP】今学期の最終日を迎えたケニアの小学校は、女子児童の保護者らに対し「女子割礼は犯罪にあたる」として、学校が休みの期間中に割礼を行わないよう書面で厳重に警告した。

死亡例もある危険な女子割礼には、陰核の一部の切開や切除、女性器全体の切除などがあり、ケニアでは禁止されているものの依然として一般的に行われている。ケニア検察局は、学校が長期の休みになる12月は「女子割礼(女性器切除、FGM)や幼い少女の強制結婚が多く行われる時期」だとして「深刻な懸念」を表明している。

検察局でFGM対策部を率いるクリスティン・ナンジャラ(Christine Nanjala)氏は、女子児童の保護者や医療関係者らに宛てた書簡の中で、FGMや未成年者の結婚が一般的に行われている地域社会を当局は監視しており「これらに関与した全員に対し、法的措置を講じる」と警告した。

ケニアでは2011年にFGMが非合法化され、処置を行った医師には最低3年の禁固刑または罰金が科されることになっている。さらに処置を受けた女子が死亡した場合には終身刑となる。

世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、アフリカ・中東地域の29か国ではこれまでに1億2500万人以上が女子割礼を受けている。WHOは、この風習は女性に対する「人権侵害」だとして厳しく非難している。(c)AFP

「女子割礼は犯罪」ケニアの学校が保護者に警告



 
 
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ミニスカの女性が襲われ裸に、「下品な服装」に反発 ケニア

cnn.co.jp

2014.11.20 Thu posted at 19:45 JST

(CNN) アフリカ東部ケニアの首都ナイロビなどで20日までに、ミニスカート着用が「下品な服装」と非難された女性が男の集団に路上で襲われ、裸姿にされる事件が起きた。

この襲撃の模様をとらえた動画などはユーチューブや地元テレビで流され、同様の複数の事件が同国第2の都市モンバサなど他地域でも発生したという。

事件を受け、抗議デモがナイロビ中心部で起き、「服装は自分の選択」などと書かれたプラカードが掲げられた。デモにはミニスカートの女性やドレス姿の男性も参加し、事件を非難した。ケニア当局は事件を調べているとしている。

一方で、この抗議デモに対抗するデモも発生し、参加者は「裸になるな」「衣服を着ろ」などと叫んだ。

キリスト教徒が多数派のケニアでは過去にも、ナクルやモンバサなどの主要都市で女性の服装が原因で衣服をはぎ取る騒ぎが起きている。

ユーチューブなどに載った動画によると、ナイロビでの事件はバス停留所で発生。男たちがおびえた女性を小突き回し、「脱がせろ!」などと叫んで、襲っている場面がとらえられていた。

今回の事件については、ケニアが直面する貧困や貧弱な教育制度など対応策が至急に求められる主要課題から注意をそらすメディアの狂奔的な報道との見方もソーシャルメディア上で出ている。

類似の事件はケニアに限らず、マラウイやジンバブエなど他のアフリカ諸国でも発生している。



 
 
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イスラム過激派、バス襲撃し28人殺害 ケニア北東部

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ヨハネスブルク=三浦英之2014年11月22日23時15分

ソマリア国境近くのケニア北東部で22日、武装勢力がバスを襲撃し、イスラム教徒でない乗客28人を殺害した。ソマリアのイスラム過激派「シャバブ」が犯行声明を出した。AP通信などが伝えた。

ケニアの警察当局によると、バスは乗客60人を乗せてナイロビに向かっていた。武装勢力はバスを道路脇に止めさせたうえで、乗客を外に連れ出し、イスラム教徒でない人たちだけを殺害した。

ケニアの治安部隊は最近、南東部でシャバブの支援者らに対する強制捜査をしており、シャバブはその報復だと訴えている。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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イスラム過激派がバス襲撃、28人殺害 ケニア

cnn.co.jp

2014.11.23 Sun posted at 09:25 JST

(CNN) ケニア当局によると、同国のソマリア国境付近で22日早朝、武装グループがバスを襲撃し、乗客少なくとも28人を殺害した。イスラム過激派「シャバブ」が犯行声明を出した。

地元警察幹部がケニア紙に語ったところによると、バスは乗客60人を乗せ、北東端の都市マンデラから首都ナイロビへ向けて出発。30キロ余り走ったところで武装グループの待ち伏せ攻撃を受けた。

グループは乗客らにイスラム教の聖典「コーラン」を暗唱させ、できなかった乗客にその場で銃弾を浴びせたという。

シャバブは犯行声明で、警察が数日前に南東部モンバサのモスク(イスラム礼拝所)を攻撃したことに対する報復として、キリスト教徒を殺害したと述べた。警察は同市内のモスクから爆発物が発見されたとして複数のモスクを捜索し、イスラム教徒の若者らと衝突していた。

同国内務省によると、治安当局が犯行グループを追跡し、拠点への空爆を実施している。犠牲者の遺体はナイロビへ運ばれるという。

ケニアはこの時期、交通機関が1年のうちで最も混雑する帰省シーズンを迎えている。

シャバブはソマリアでの掃討作戦にケニア軍が参加したことに反発し、3年ほど前からケニアでのテロ攻撃を繰り返してきた。ナイロビで昨年起きたショッピングセンター襲撃事件では、70人近い死者が出た。



 
 
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ケニア:バス襲撃、イスラム教徒でない28人射殺

毎日新聞 2014年11月23日 20時38分

【ヨハネスブルク服部正法】東アフリカのケニア北東部で22日、乗り合いバスが武装集団に襲撃され、乗客28人が殺害された。ロイター通信などが報じた。隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブが犯行を認めた。イスラム教徒でない乗客だけを選んで射殺したとみられる。

現場はソマリアとの国境に位置する町マンデラの郊外で、アルシャバブ戦闘員がバスを待ち伏せしていた模様だ。助かった人の話を伝えたAP通信によると、アルシャバブは乗客たちをバスから降ろしてイスラム教徒が日常唱える言葉を言うように強要し、言えなかった人を選んで銃殺したという。

ケニアの捜査当局は17日以降、南東部の主要都市モンバサで、アルシャバブとの関連が疑われるモスク(イスラム礼拝所)数カ所を捜索し、300人以上を逮捕していた。アルシャバブは今回の犯行声明で、バス襲撃が捜索への復讐(ふくしゅう)だと明言した。

国際テロ組織アルカイダと連携するアルシャバブは、ソマリア中・南部の広域で活動するほか、ケニアにも深く浸透し、モンバサなどで戦闘員の勧誘活動などを活発化させている。昨年9月にはケニアの首都ナイロビの高級商業施設を襲撃し、計67人が死亡した。



 
 
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ケニア治安部隊が武装勢力に報復、100人殺害か

cnn.co.jp

2014.11.24 Mon posted at 14:22 JST

(CNN) ケニア北東部でバスが襲撃された事件を受け、同国当局者は23日、治安部隊が隣国ソマリアで報復作戦を実施し、武装勢力メンバー100人を殺害したと発表した。

ケニアのルト副大統領によると、治安部隊はソマリアへ越境し、犯行グループの潜伏先を標的に2つの作戦を実行。バス襲撃の謀議に使われた拠点を破壊したという。

バスは22日早朝、北東端の都市マンデラから首都ナイロビへ向かう途中の山間部で待ち伏せ攻撃を受けた。犯行グループは乗客らにイスラム教の聖典「コーラン」を暗唱させ、できなかった乗客に銃弾を浴びせて少なくとも28人を殺害した。

ソマリアを拠点にケニアでもテロを繰り返しているイスラム過激派「シャバブ」が犯行声明を出していた。



 
 
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ケニア治安部隊、バス襲撃の武装勢力100人以上を殺害

asahi.com

ヨハネスブルク2014年11月24日18時49分

ケニア北東部でバスが襲撃され、イスラム教徒でない乗客28人が殺害された事件で、ケニアのルト副大統領は23日、バスを襲撃した武装勢力の100人以上を殺害したと発表した。

この事件では、ソマリアのイスラム過激派「シャバブ」が犯行声明を出し、シャバブ支援者らに対する強制捜査への報復だと主張していた。

現地報道によると、ケニアの治安部隊はソマリアに越境し、武装勢力がバス襲撃の謀議に使った拠点などを破壊したという。(ヨハネスブルク)



 
 
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豊田通商、ウガンダ−ケニア間の原油パイプラインの設計受注

ロイター

2014年 11月 27日 09:00 JST

[ナイロビ 26日 ロイター] - 豊田通商(8015.T: 株価, ニュース, レポート)は、ウガンダとケニア沖を結ぶ原油輸出パイプラインの設計を受注した。ケニアのエネルギー・石油省高官が26日明らかにした。

高官によると、豊田通商はフィージビリティスタディ(実行可能性調査)と初期段階の技術設計を受注。来年4月半ばまでに最終報告が予定されているという。

ウガンダとケニアで油田、タンザニアとモザンビークではガスの鉱床が発見され、東アフリカでの資源探査に注目が集まっている。

ウガンダは原油生産を2018年に開始する計画で、ケニアではタロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)とアフリカ・オイル(AOI.TO: 株価, 企業情報, レポート)が2015年終盤に開発計画を提出する見通しだ。



 
 
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ケニア北東部で36人殺害 イスラム過激派が犯行声明

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ヨハネスブルク=三浦英之2014年12月2日18時20分

ケニア北東部で2日未明、採石場のテントが武装集団に襲われ、少なくとも36人が殺害された。隣国ソマリアを拠点とするイスラム過激派「シャバブ」は同日、犯行声明を出した。

現地報道によると、武装集団はイスラム教徒ではない人だけを並ばせ、銃で頭を撃ったり、首を切り落としたりしたという。

ケニア北東部では先月、ナイロビ行きの60人乗りバスが襲われ、非イスラム教徒28人が殺害された。シャバブが犯行声明を出したため、ケニア政府は治安部隊をソマリアに越境させ、バスの襲撃メンバーら100人以上を殺害したと発表していた。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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ケニアで中国人77人拘束 スパイ活動への関与捜査

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2014/12/5 22:33

【ナイロビ=共同】ケニアの警察は5日までに、首都ナイロビの高級住宅地で不法に無線通信拠点を設置していたとして、中国人の男女77人を拘束した。インターネット詐欺やスパイ活動をしていた可能性があるとみて捜査している。地元メディアが伝えた。

それぞれが一戸建ての拠点7カ所にはネットに接続したコンピューターがあり、キャッシュカードのマイクロチップを偽造していた形跡があった。警察はネット詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)のほか、ケニア政府のサイトをハッキングしていた疑いがあるとみている。

部屋の窓は全て防音材でふさがれ、室内の様子が外から分からないようになっていた。一部は観光ビザで入国、十数人は身分証明書を持っていないという。11月30日に拠点の一つでネットサーバーが原因とみられる火災があり、発覚した。

ケニア外務省は現地の中国大使を呼び出し、中国政府が事態を事前に把握していたか説明を求めた。拠点があるのは米国大使館や国連ナイロビ事務局に近い住宅地。



 
 
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中国人ネット犯罪集団、ケニアで摘発 77人を逮捕

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ヨハネスブルク=三浦英之2014年12月5日05時05分

ケニアの警察当局は5日までに、中国人70人以上からなる大規模なネット犯罪集団とみられるグループを摘発した。首都ナイロビ近郊に拠点を置き、ネット詐欺などの違法行為を繰り返していたとみられる。

現地報道によると11月30日、グループの七つの拠点の一つで火災が発生し、中国人1人が死亡。この捜査で、居住者らがコンピューターを高速インターネットにつなぎ、ハッキング行為をしたり、キャッシュカードを偽造したりしていたことがわかった。火災はサーバーからの出火が原因とみられる。

警察当局は火災当日に37人を逮捕。3日にはさらに40人を逮捕した。グループが使用していたサーバーには、数十億円分の取引の記録が残されていたとされる。逮捕者の大半は英語を話せず、パスポートを持っていない者もいた。

拠点の一つは米国大使館の近くにあり、部屋の窓は防音材で遮られ、内部の音が外に漏れないようになっていた。警察当局は集団がスパイ行為に関与していた疑いについても調べている。ケニア外務省は3日、駐ケニア中国大使を呼び、中国政府がグループの活動を知っていたか尋ねた。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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ICC検察官、ケニア大統領への公訴取り下げ 暴動関与

asahi.com

ブリュッセル=吉田美智子2014年12月6日02時07分

ケニアで1100人以上が死亡した2008年の大統領選の暴動への関与をめぐり、ケニアのケニヤッタ大統領が人道に対する罪などに問われている裁判で、国際刑事裁判所(ICC、ハーグ)のベンソーダ検察官は5日、大統領に対する公訴を取り下げると発表した。

発表文では、「刑事責任を合理的な疑い超えて立証できるほど、十分な証拠がそろっていない」と説明している。ICCは12年1月、暴動を指示した疑いで、ケニヤッタ氏を人道に対する罪(殺人など)で起訴。ケニア政府の妨害などで証拠が十分に集まっていないとして、検察側が裁判の延期を求めたのに対し、裁判部が3日、1週間以内の証拠の補強または公訴の取り消しを命じていた。(ブリュッセル=吉田美智子)



 
 
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ケニア:ケニヤッタ大統領「心からほっと」起訴取り下げに

毎日新聞 2014年12月06日 11時28分

【ヨハネスブルク服部正法】5日、殺人など「人道に対する罪」に問われたケニアのケニヤッタ大統領に対する起訴を国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が取り下げたことを受け、ケニヤッタ大統領は5日声明を発表し、自身の起訴取り下げについて「心からほっとしている」と述べた。そして「検察官は、あからさまに偏ったやり方で事件を立件することを選択した」と批判した。

アフリカ各国からは「国際刑事裁判所(ICC)が訴追するのはアフリカ人だけだ」との強い反発が以前からある。

昨年10月、アフリカ連合(AU、54カ国・地域)は首脳会議で、ICCなどの国際法廷が、現職首脳を訴追することに反対する意見をまとめていた。



 
 
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ケニアの鉄道支えたインド人移民たち

cnn.co.jp

2014.12.12 Fri posted at 16:20 JST

ケニア・モンバサ(CNN) ケニア南東部、インド洋に面した都市モンバサの港にインド系住民の先祖が上陸したのは100年ほど前。彼らはケニアを通りウガンダに至るアフリカ有数の大鉄道の建設に携わるためにこの国に来た。そして線路とともにインド人コミュニティーやその文化的・経済的影響も内陸部へと広がっていった。

モンバサのレストランで出会ったインド系の自営業者の女性は「(インド系は)日用品や運輸などさまざまなものを握っている」と語る。彼女の祖父は鉄道建設に携わるためにこの国に移り住んだという。

女性の同僚もこう語った。「インド系は商人として、ケニア経済のなかでとても大きな役割を果たしている」

また、近くのスパイス店の店主に言わせれば、インド系住民は建設や小売り、観光業などにも幅広く関わっている。

この鉄道は、建設に膨大な費用がかかり危険を伴ったことから「狂気の路線」と呼ばれた。

1890年代半ばまでにケニアを事実上支配した英国は、ドイツへの対抗上、内陸部や隣国ウガンダの開発をもくろんでいた。

だが鉄道建設の仕事は恐ろしく厳しかった。モンバサから約1000キロメートル離れたビクトリア湖畔のキスムまでの路線を例に取ると、完成までに約2500人の労働者が命を落とした。

インドではその半世紀近く前から鉄道建設が始まっており、エンジニアも建設労働者も必要な技術を身に付けていた。新しい生活を夢見てインドからケニアに渡った労働者は3万人を超えた。

彼らを苦しめたのは厳しい暑さと長時間労働だけではない。

建設現場の周辺に、2頭の人食いライオンが出没したこともある。犠牲者は28人とも100人以上とも言われ、労働者たちがライオンを恐れたあまり、工事自体が中断する事態となった(最終的に2頭は射殺された)。

さらに、人々は病気とも闘わなければならなかった。「建設中、多くがマラリアやカラアザール(鞭毛虫の寄生で起きる病気)で命を落とした。医療機関がなかったことも多くの死につながった」と、インド系3世のコマル・シャーさんは言う。

シャーさんは今、ナイロビでヨガ教室を開いている。ナイロビやモンバサといった大都市には、このように自営業を営むインド系住民が多くいる。

シャーさんにとって、祖父らが地元社会や鉄道建設に貢献してきたことは誇りだ。「私は胸を張って自分がケニア人だと言える」と彼女は言う。

だが地方では、インド系とアフリカ系住民の関係は複雑だ。

鉄道の終着点、キスムのシャキール・アハメド議員はインド系で、妻はアフリカ系だ。アハメド議員は「モンバサや(タンザニアの大都市)ダルエスサラームと違い、(キスムのインド系住民は)真の同化には至っていない」と語る。「同化したと言えるのは買い物やビジネスの場面だけだ」

インド系住民は経済において大きな役割を果たしているものの、社会にさらに溶け込む努力や孤立を防ぐよう努める必要があるとアハメド議員は考えている。

「私たちはケニアの(全人口の)1.4%にも満たないが、経済のおそらく30〜40%を握っている」と議員は言う。「(だが)この地で稼ぎ、生活するならば、この国に貢献しなければならないことを忘れてはならない」 この言葉には、この美しい国に初めて上陸した1世の人たちも、心から同意してくれるはずだ。



 
 
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2014.12.13 17:06

ケニアで「マサイ・オリンピック」 総合優勝集落に種牛を贈呈

産経ニュース

アフリカ最高峰キリマンジャロを望むケニア・アンボセリ国立公園近郊の村キマナで13日、マサイ民族の若者らがやり投げや垂直跳び、中距離走などの6種目で競い合う「マサイ・オリンピック」が開かれた。

勇敢な戦士として知られるマサイの若者は成人の通過儀礼としてライオン狩りをする風習があった。希少動物となったライオンを殺すのを止めようと環境保護団体が代わりにスポーツ大会を提案し、2012年に初開催され、今年で2回目。

「オリンピック」では予選を勝ち抜いた四つの集落の若者らが出場。民族衣装姿の選手もいた。各種目の上位3人にメダルと賞金、総合優勝の集落には種牛が贈られ、5キロ走の上位2人は来年のニューヨークシティー・マラソンに参加できる。(共同)



 
 
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ケニアの草原で「マサイ五輪」 やり投げや垂直跳び競う

asahi.com

アンボセリ=三浦英之2014年12月15日07時26分

ケニア・マサイ族の若者が伝統的に培われてきた能力を競う「マサイ五輪」が13日、ケニア南部のアンボセリ国立公園近郊の草原で開かれた。集落から選抜された若者120人が参加。やり投げや垂直跳び、5キロ走などを競った。

マサイ族は長年、ライオンを殺すことで勇敢さを示してきた。しかし、ライオンの数が激減したため、スポーツで身体能力を競うことにした。草原には伝統衣装を着た女性たちが応援に駆け付けた。勝敗が決まると、男たちは雄たけびをあげて勝者を祝福した。

裸足で800メートル走に出場し、優勝したチュブルス・サンカレ選手(19)は「靴は重いからいらない。マサイはずっと裸足で走ってきた」。同五輪は2012年に続いて今回が2回目。大会関係者によると、昨年は資金が集まらず延期されていた。(アンボセリ=三浦英之)



 
 
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絶滅危機のキタシロサイ死ぬ、残り世界で5頭のみ

cnn.co.jp

2014.12.16 Tue posted at 12:19 JST

(CNN) 米サンディエゴ動物園は、同動物園で飼育していたキタシロサイが、老衰のため14日に死んだと発表した。キタシロサイは絶滅の危機にひんしており、生き残った個体は世界で5頭だけになった。

死んだキタシロサイはオスの「アンガリフ」。44歳だった。世界に残されたキタシロサイは、同動物園で飼育しているメスの「ノラ」や、ケニアの野生生物保護施設にいる数頭を含めて5頭のみ。野生のキタシロサイは確認されていない。

キタシロサイについて国際自然保護連合(IUCN)は昨年、「絶滅寸前」の状態にあると指摘していた。ミナミシロサイとは遺伝子的に違う種に分類されている。

サイは高値で売れる角を目当てに密猟が後を絶たない状況だ。主に東アジアで治療薬としての需要が高く、麻薬よりも実入りがいいとされる。

犯罪集団がヘリコプターや暗視装置、消音装置付きの銃などを駆使する中で、保護活動は後手に回っている。



 
 
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岐阜大がケニア国立大と協定 工学部間で学術交流推進

岐阜新聞

2014年12月17日09:12

岐阜大工学部は16日、ケニアの国立大ディアンキマティ工科大の工学部と学術交流協定を結んだ。学生や研究者の交流を推進し、研究や教育活動で連携を強化するのが狙い。アフリカの大学との締結は初めて。

協定は20年前から同工科大と共同研究を進める岐阜大工学部の佐々木実教授(ロボット工学)が窓口となって実現。岐阜大は一年半前から大学院で工科大教員の留学を受け入れており、今回の協定で社会基盤、機械、電気電子、化学の各工学といった幅広い分野で手を携えることにした。

岐阜大で締結式があり、鈴木文昭理事兼副学長、六郷惠哲工学部長と工科大のキヨニ学長、カニョゴロ工学部長が協定書を交わした。工科大が日本の大学と結ぶのは初めて。

キヨニ学長は「ケニアには地熱発電や太陽光発電の研究フィールドがある。エネルギー分野も含めて人材の交流や共同研究を進めたい」と話した。六郷学部長は「国際化に対応した人材を育成するため、協定によって(授業料免除など)海外で研究しやすい環境を整えていく」と語った。

岐阜大工学部はこの日、インドネシアの私立大ブラヴィジャヤ大、ミャンマーの国立大ヤダナボン大、メティラ大とも学術交流協定を結び、締結先は8カ国の計14大学となった。



 
 
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ナイロビ近郊で集合住宅倒壊 30家族が居住か

asahi.com

ナイロビ近郊=三浦英之2014年12月17日21時53分

ケニアの首都ナイロビ近郊で17日早朝、6階建ての集合住宅が突然、倒壊した。現地報道によると、ビルには30世帯以上が住んでいたとされ、軍や消防隊などが救助活動にあたっている。

現場は低所得層の人々が暮らす地域。建物はれんがなどで建てた非常にもろい構造と見られ、軍の兵士たちが重機を使って壁に穴を開けたり、クレーンでがれきを取り除いたりしている。倒壊の瞬間を目撃した大学生キッキイフ・ニャグワチさん(20)は「建物が傾いて、上の階から徐々に崩れた」。3階に住んでいた運転手エリック・ガチュヒさん(43)は「朝、上から砂が落ちてきて突然崩れた。ドアが開かず、壁の割れ目から外へ飛び降りた」と話した。(ナイロビ近郊=三浦英之)



 
 
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ナイロビで話題沸騰白人がかしずく飲食店

ニューヨーク・タイムズ(USA)より

現代ビジネス

2014年12月18日(木)

「白人のウェイターがいるレストランができたんだって」

ケニアの首都ナイロビにこの秋オープンしたレストラン「キャラメル」が、そんな噂で評判になっている。

同店はドバイの企業が運営する高級レストラン。店で出てくるのはチリフライやマカロニ&チーズといった米国料理だが、客の目当ては米国の味よりも「白人のウェイター」だという。

これまでケニア国民の多くにとって、白人といえば、大企業の従業員や外交官、国連職員やサファリを楽しみにきた観光客など、金銭的に余裕のある人を意味してきた。「米国にはお金がなくて路上で生活している白人もいるんだよ」と言ってみても、笑って首を横に振り、信じようとしない人が少なくなかった。

「キャラメル」の主な客層は、ケニアの近年の経済成長の恩恵を受けてきた同国の中流階級の人々。自分が食べ終わった皿を本当に白人のウェイターが下げるのかどうかを見たくて来店する客もいるようだ。

店で働く白人は、マケドニア出身の若い男性や米国ラスベガス出身の女性接客係、サンディエゴ出身の女性バーテンダーなど。常連客の女性は言う。

「この国には、植民地時代の遺風のようなものがまだ残っているの。黒人と白人の立場が逆転している光景を見られるなら割増料金を払うという人は、少なくないでしょうね」

ナイロビで話題沸騰白人がかしずく飲食店



 
 
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マラソン連覇のケニア女子選手、2年間資格停止

The Yomiuri Shimbun

2014年12月20日 13時03分

ケニア陸連は19日、ボストンとシカゴの両マラソンを2連覇した女子のリタ・ジェプトゥーが、ドーピング検査のB検体でも陽性反応を示し、2年間の資格停止となることを明らかにした。

9月に行われた競技外検査で、持久力向上効果があるエリスロポエチン(EPO)が検出された。(AFP時事)



 
 
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共生実現にアートを活用 桐生市出身・瀬谷ルミ子さん

東京新聞

2014年12月21日

民族間の紛争や貧困で心身ともに傷付いた子どもや大人の支援を探る講義「アートにできること〜平和構築のために」が二十日、前橋市千代田町のシネマまえばしで開かれた。同じ建物にある市の美術館「アーツ前橋」の住友文彦館長を聞き手に、桐生市出身でNPO法人日本紛争予防センター(JCCP、東京)の理事長、瀬谷ルミ子さんがアフリカなどでの取り組みを語った。 (伊藤弘喜)

瀬谷さんは一九七七年生まれ。高校三年の時、ルワンダ内戦の写真を新聞で見て衝撃を受け、紛争問題の専門家を志したという。

英国の大学院で学んだ後、国連や外務省で勤務し、シエラレオネ、アフガニスタン、ルワンダなどで兵士の武装解除や社会復帰を担当した。

二〇〇七年、「日本に紛争問題の専門機関をつくりたい」と国連を辞め、JCCPで紛争の解決や予防に取り組み、アーツ前橋の運営評議員も務める。

講義では、〇七年の大統領選後に大規模な暴動が起き、一千人以上が死亡したケニアでの活動を例に、和解を進めるためのポイントを解説。「和解なんてしたくない人こそ、巻き込む必要がある」。民族や住む地域が異なるさまざまな若者を招き、音楽やダンスのイベント、貧民街の清掃活動などで「一体感をつくることが大事」と話した。

南スーダンでは親を亡くすなどして路上で生きる「ストリートチルドレン」の支援でアートを活用。シンナーを吸って空腹や不安をしのいできた子どもたちに、「社会に認められる経験」をしてもらおうと、粘土作品を作ってもらい、展覧会を現地のマスコミに取り上げてもらった。

こうした活動について、住友館長は「表現活動を通して他の人と関係をつくっている」と評価。美術館とはそもそも「価値観が違う人たちが共存できるよう、他人の感じ方を知るために誕生した」という説を例に挙げ、平和を実現するに当たってアートの大切さを強調した。

アーツ前橋が主催する連続講座「アートでつなぐひと・もの・こと」の一環。約六十人が来場した。

共生実現にアートを活用 桐生市出身・瀬谷ルミ子さん



 
 
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企業進出の案内役を期待 政府、アフリカ人材育成支援本格化

SankeiBiz

2014.12.24 05:00

日本政府がアフリカの人材育成を支援する事業「ABEイニシアチブ」が本格的に始まった。既に留学生150人超が来日。大学院で修士号を取得後、企業に体験入社するインターンシップに参加する。政府や経済界は、日本への理解を深めた留学生に帰国後、日本企業のアフリカ進出を後押しする「水先案内人」になってもらいたいと期待している。

「土を使わず、安定的にレタスを収穫できる」。9月下旬、横浜市の高層ビル街のドーム型植物工場を訪れた留学生約30人に対し、運営企業「グランパ」の担当者が説明した。「ほかの野菜も作れるのか」「花は」。質問は途切れなかった。ドームは現在撤去されている。

ケニアの農業コンサルタント、マルタ・ケムントさん(28)は「人手をかけずに収穫量が多く有益だ」と話した。東京農工大で学んだ後、「アフリカで持続可能な農業に挑戦したい」と意気込む。

日本学生支援機構によると、アフリカからの留学生は2013年5月1日時点で約1200人。アジアからの12万4000人超の1%に満たない。

政府は13年6月、横浜市で開かれたアフリカ開発会議(TICAD)で、5年間に最大約3兆2000億円の資金を官民で拠出すると発表。留学生を受け入れるABEイニシアチブはその一環だ。

受け入れる対象は、大卒後に政府機関や民間企業で働くアフリカ54カ国の若者。第1弾として、ケニアやタンザニアなど計8カ国から来日した。

人材育成の分野は農学や理工学、経営学など幅広く、今年は48大学が受け入れた。企業約120社がインターン採用や留学生との交流を希望。経済成長の著しいアフリカへの日本企業の熱い視線が見て取れる。

外務省の担当者は「資源獲得だけでなく、市場としての魅力が高まった」と力説。「アフリカ各国からも開発支援に加え、投資希望が多く、両者の意見が合った」と説明する。

日本の企業文化や日本人の「心」に理解を深めたアフリカの若者が、現地法人や取引先の幹部になれば、アフリカ進出への足がかりになる−。日本の政財界は東南アジアで成功したモデルをアフリカにも応用したい考えだ。

グランパには、食料問題が深刻な中東やアフリカ諸国から植物工場の誘致の申し込みが相次ぐ。阿部隆昭社長(71)は「過酷な環境でも技術力で作物ができると留学生に感じてほしい。みんなが食べられるようなアフリカにしたい」と思いを語った。

企業進出の案内役を期待 政府、アフリカ人材育成支援本格化



UP:2014 REV:
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