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南アフリカ共和国 2014年7月〜12月


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アフリカアフリカ Africa 2017


Achmat, Zackie
Mandela
Xolani Nkosi (Nkosi Johnson)

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○外務省 各国・地域情勢 南アフリカ共和国

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。


◆2014/07/01 nikkei.com 商品11時30分 金が上げ幅拡大、2カ月半ぶり高値 白金は続伸
◆2014/07/02 nikkei.com 商品9時30分 白金が5日続伸、米新車販売好調で トウモロコシは反発
◆2014/07/02 nikkei.com 商品15時30分 白金が一段高、自動車関連株が堅調で ゴムは続伸
◆2014/07/02 時事ドットコム LIXIL、南アの水栓金具メーカーに51%出資=アフリカ市場開拓へ
◆2014/07/02 asahi.com (虹をたどって:8)そこにはすべての色がある
◆2014/07/03 nikkei.com 白金価格が上昇、南ア全土で新たなスト
◆2014/07/03 nikkei.com 商品9時30分 金が反発、米緩和期待で 白金は夜間で1年1カ月半ぶり高値
◆2014/07/03 asahi.com (虹をたどって:9)並んで見ている別のもの
◆2014/07/03 The Guardian Nigeria ‘Pistorius suffers disability stress, anxiety’
◆2014/07/03 Zee News Murder trial told disability made Pistorius feel vulnerable
◆2014/07/05 nikkei.com 米GM、南アで生産一時停止 ストで部品調達に支障
◆2014/07/06 毎日新聞 音楽イベント:太鼓のリズム、会場一体に 南アフリカ出身・ンコシさんら、福井大で /福井
◆2014/07/07 jp.reuters.com UPDATE 1-米GM、南ア工場の生産停止続く 金属労組ストで
◆2014/07/07 毎日新聞 第一次大戦100年:世界はいま 黒人兵、戦友と共に 南ア、埋葬差別を解消−−仏・ソンムの慰霊施設
◆2014/07/07 nikkei.com 商品9時30分 金が反落 白金は続伸 産地のスト問題で買い
◆2014/07/07 nikkei.com 商品15時30分 金はもみ合い、白金は朝高の後小反落
◆2014/07/07 South African Broadcasting Corporation Special Olympics aims to celebrate intellectually disabled people
◆2014/07/08 毎日新聞 ラグビー:W杯誘致表明・釜石訪問 市長にエール、元南ア代表・ウイリアムスさん /岩手
◆2014/07/08 nikkei.com 商品15時30分 原油が下げ渋り、NY原油上昇で 白金は続落
◆2014/07/08 nikkei.com パラジウム、東京で高値 南アの新たなストで
◆2014/07/10 nikkei.com BRICS開銀本部「上海に」 ロシア高官表明
◆2014/07/13 nikkei.com BRICS開発銀、合意なるか 首脳会議15日開幕
◆2014/07/13 毎日新聞 BRICS:15日から首脳会議 開発銀設立に向け協議
◆2014/07/14 nikkei.com BRICS首脳会議、15日に開催
◆2014/07/14 AllAfrica.com South A frica: Audio Books for KZN Visually Impaired
◆2014/07/15 東京新聞 BRICSを米への対抗軸に プーチン氏、孤立回避狙い
◆2014/07/15 時事ドットコム BRICSで対抗措置検討を=G7制裁でロシア大統領
◆2014/07/15 nikkei.com 商品9時30分 金が続落、ポルトガルの金融不安後退 原油は反発
◆2014/07/15 asahi.com 南アのゴーディマ氏死去 反人種差別のノーベル賞作家
◆2014/07/15 nikkei.com BRICS、国際機構の改革要求で一致 貿易相会合
◆2014/07/15 nikkei.com [FT]BRICS、新たな世界秩序求め集結(社説)
◆2014/07/16 nikkei.com ロシア、孤立回避へ外交戦 BRICS首脳会議
◆2014/07/16 nikkei.com BRICS開発銀創設で正式合意 本部は上海に
◆2014/07/16 nikkei.com BRICS開銀、上海に インドから初代総裁
◆2014/07/16 毎日新聞 BRICS首脳会議:開銀設立を正式合意 外貨準備基金も
◆2014/07/16 毎日新聞 BRICS:露、新興国連携に軸足
◆2014/07/16 毎日新聞 BRICS:中国、新経済秩序を模索
◆2014/07/16 毎日新聞 BRICS:金融改革、組織化は結実…政治力発展は困難
◆2014/07/16 毎日新聞 BRICS:習近平主席講演、歴史問題けん制…首脳会議
◆2014/07/17 yomiuri.co.jp 本部・中国、総裁はインド…BRICS銀行設立
◆2014/07/17 yomiuri.co.jp BRICS首脳会議、閉幕…南米諸国首脳と会合
◆2014/07/17 nikkei.com BRICS、米主導の金融秩序に対抗 開銀設立合意
◆2014/07/17 毎日新聞 BRICS:南米12首脳が一堂に 会議は閉幕
◆2014/07/17 毎日新聞 BRICS:新開発銀を南米11カ国が支持
◆2014/07/18 nikkei.com 南ア中銀、0.25%利上げ
◆2014/07/22 nikkei.com 南アでストライキ頻発 進出企業に操業リスク
◆2014/07/23 cnn.co.jp 世界最大級の水生昆虫を発見、21センチのヘビトンボ 中国
◆2014/07/23 nikkei.com 阪急阪神エクスプレス、アフリカ南部で貨物輸送開拓
◆2014/07/31 Independent Online Vital op for deaf girl put off
◆2014/08/04 外務省 三ツ矢外務副大臣のモザンビーク,南アフリカ,ナミビア訪問(概要)
◆2014/08/08 nikkei.com 三菱東京UFJ銀、南ア大手銀と提携 アフリカ開拓
◆2014/08/13 Independent Online Trio hijack disabled man
◆2014/08/14 cnn.co.jp アフリカ最後のシロクマ死ぬ、長年の「伴侶」のもとへ
◆2014/08/15 nikkei.com 電通、南アフリカの広告企業を傘下に
◆2014/08/22 毎日新聞 エボラ出血熱:南アも入国禁止 感染国の孤立化進む
◆2014/08/24 asahi.com エボラ熱、アフリカで入国制限広がる 感染国孤立の恐れ
◆2014/08/26 nikkei.com 南アGDP4〜6月期0.6%増
◆2014/08/26 jp.reuters.com UPDATE 1-南アのロンミン、国内で5700人削減するとの報道を否定
◆2014/08/26 ブルームバーグ 南アフリカ:4−6月のリセッション入り回避−0.6%成長で
◆2014/09/01 CD Journal “アフリカン・ピアノ”の継承者、カイル・シェパードがソロ・アルバムを引っ提げて来日
◆2014/09/05 asahi.com ダライ・ラマのビザ、南アフリカが発給拒否
◆2014/09/06 yomiuri.co.jp 南アフリカ政府、ダライ・ラマのビザ発給拒否
◆2014/09/09 Independent Online Mining may contribute to disability levels
◆2014/09/11 Eyewitness News MASIPA: PISTORIUS'S DISABILITY NO EXCUSE FOR HIS ACTIONS
◆2014/09/12 cnn.co.jp 南アの義足ランナーに判決、計画殺人には当たらず
◆2014/09/12 nikkei.com 河北鋼鉄、南アフリカに製鉄所建設
◆2014/09/13 asahi.com 義足ランナーの殺人罪見送り ピストリウス被告への判決
◆2014/09/16 asahi.com 連載:特派員リポート(@プレトリア)ヒーローが駆け抜けた風景
◆2014/09/22 Independent Online Deaf woman ‘butchered’ in hospital
◆2014/09/23 MSN産経ニュース ロシアが南アと原子力協定、最大8基の原発建設か
◆2014/09/26 AllAfrica.com South Africa: The State of South African Sign Language
◆2014/09/28 StarAfrica.com 7.5 percent of S/Africans living with a disability - Official
◆2014/09/30 時事ドットコム アフリカ投資促進で合意=ジェトロ
◆2014/10/01 nikkei.com 中東・アフリカの太陽光発電、約12GWが建設予定
◆2014/10/01 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 業績不振サムスン電子、事業再編急ピッチ
◆2014/10/01 時事ドットコム マツダ、南アに「アクセラ」「アテンザ」投入=新販売統括会社が営業開始
◆2014/10/03 yomiuri.co.jp 中国に配慮?南アのノーベル平和賞サミット中止
◆2014/10/09 nikkei.com 住友ゴム、南アのタイヤ生産能力5割増
◆2014/10/21 yomiuri.co.jp 義足ピストリウス被告、交際相手射殺で禁錮5年
◆2014/10/21 asahi.com ピストリウス被告に禁錮5年の量刑言い渡し
◆2014/10/21 毎日新聞 南アフリカ:義足のピストリウス被告に禁錮5年 恋人射殺
◆2014/10/21 AllAfrica.com South Africa: Basic Education Department Is Neglecting Deaf Learners
◆2014/10/22 cnn.co.jp ピストリウス被告、恋人射殺事件で禁錮5年
◆2014/10/22 nikkei.com 南アが成長率を下方修正 14年1.4%、資源安などダメージ
◆2014/10/23 Jeune Afrique 遺伝子組み換え作物(OGM):アフリカで最も進んでいる国はどこか?
◆2014/10/30 AllAfrica.com South Africa: Taking Basic Education to Greater Heights
◆2014/11/05 nikkei.com [FT]亀裂が見え始めたBRICS
◆2014/11/15 nikkei.com BRICS首脳が非公式会合、米主導の国際秩序に対抗
◆2014/11/15 毎日新聞 G20:強気のロシア BRICS結束で四面楚歌を回避
◆2014/11/25 nikkei.com 南アの実質GDP1.4%増 7〜9月期、回復力は鈍く
◆2014/11/26 nikkei.com [FT]南ア家具スタインホフ、小売り大手を買収
◆2014/12/02 AllAfrica.com South Africa: Social Development to Host Disability Awards
◆2014/12/03 AllAfrica.com South Africa: Parliament Hosts Successful Disability Rights Event
◆2014/12/05 yomiuri.co.jp マンデラ氏死去1年、「建国の父」しのぶ…南ア
◆2014/12/08 nikkei.com 豪英BHPビリトン、新会社名は「サウス32」
◆2014/12/08 South Africa.info SA offers incentives for hotels to retrofit for disabled
◆2014/12/15 Response エミレーツ航空、南アのラグビーチーム「ライオンズ」とスポンサー契約を締結
◆2014/12/15 cnn.co.jp ミス・ワールドに南アのロレーヌ・ストラウスさん
◆2014/12/15 jp.reuters.com ミス・ワールド、22歳の南アフリカ代表に栄冠
◆2014/12/16 JICA 東日本大震災で活躍した南アフリカの緊急援助隊が来日−−原動力は人を助けたいと思う心
◆2014/12/18 毎日新聞 写真展:アフリカの雄大さ感じて サイやキリン、迫力の50点 今治の武田さん撮影−−25日まで /愛媛


○楠原彰 日本の反アパルトヘイト運動小史とその問題点
○小山えり子 ニバルレキレ

【参考図書】
南アフリカを知るための60章
峯陽一編 明石書店 2100円(税込み) 四六判 2010年4月

1 南アフリカの成り立ち――歴史、人種、エスニシティ
第1章 南アフリカは「アフリカ」の国である―多数派を占める先住民の歴史【峯陽一】
第2章  「白いアフリカ人」の誕生―アフリカーナー社会の形成と大移動【峯陽一】
第3章 イギリス人、コーサ人、「ゴールドラッシュ」の時代―南アフリカ史の大転換【峯陽一】
第4章  人種隔離からアパルトヘイトへ―アフリカ大陸をさまようナチスの亡霊【峯陽一】
【コラム1】南アフリカのユダヤ人左翼【峯陽一】
第5章 土地法から強制移住へ―アパルトヘイトの根幹をなした土地問題【佐藤千鶴子】
第6章 反アパルトヘイト運動の展開―ANCに流れ込んだ3つの潮流【峯陽一】
【コラム2】国旗と国章【坂田有弥】
第7章 ズールー王国の勃興とシャカ―神話から歴史へ【佐藤千鶴子】
第8章 「カラード」の歴史―歴史がつくった「カラード」【海野るみ】
第9章 インド人社会の形成と「サティヤーグラハ」―ガンディーが過ごした21年間【鶴見直城】
【コラム3】国花と国歌【楠瀬佳子】
2 ポスト・アパルトヘイト時代の南アフリカ政治
第10章 「虹の国」としての再出発―1994年を振り返る【峯陽一】
第11章 ポスト・アパルトヘイト体制への移行と暴力の再生産―政治暴力と「タクシー戦争」【遠藤貢】
第12章 真実和解委員会(TRC)を通じた和解の模索―その限界と意義【阿部利洋】
第13章 ANCはどこへ行く―南ア共産党との歴史的関係を通して見えてくるもの【福島康真】
第14章 「闘いは続く!」―都市の社会運動・労働運動とANCの緊張関係【牧野久美子】
第15章 マンデラ、ムベキ、ズマ―個性豊かな指導者群像【長田雅子】
第16章 国民党の消滅と民主連合の伸長―ポスト・アパルトヘイト時代の白人政党【長田雅子】
【コラム4】核兵器を廃絶した南ア【藤本義彦】
第17章 伝統的指導者の新しい役割―「伝統」と「近代」の分裂は超えられるか【佐藤千鶴子】
第18章 スティーヴ・ビコと黒人意識運動の遺産【峯陽一】
【コラム5】エイミー・ビール事件【峯陽一】
3 世界が注目する南アフリカ経済
第19章 「レアメタル」がないと車は走らない―日本の自動車産業を支える南アフリカ鉱業【西浦昭雄】
第20章 「財閥」の変容―アングロ・アメリカンとデビアス【西浦昭雄】
第21章 アフリカから世界へ―資源メジャーBHPビリトンを創ったビジネスマン【平野克己】
第22章 「オール電化」の夢―南アフリカの電力不足とアフリカ電力網【西浦昭雄】
第23章  南アフリカ企業のアフリカ進出―スーパーから携帯電話まで【西浦昭雄】
第24章 スタンダード銀行と中国――南アフリカと中国の深い関係【平野克己】
第25章 BEEとブラックダイヤモンド―黒人は豊かになれるか【西浦昭雄】
第26章 拡大する所得格差―なぜ一部の黒人だけが豊かになるのか【岡田茂樹】
第27章 日本企業の動向―拡大する自動車・鉱業分野での投資【岡田茂樹】
第28章 日本と南アフリカの経済関係―過去と現在の鳥瞰図【西浦昭雄】
第29章 世界経済と南アフリカ経済―旺盛な民間活力が強み【平野克己】
【コラム6】お金の話―通貨ランド【長田雅子】
4 ダイナミックに変わる南アフリカ社会
第30章 犯罪―市民生活を脅かす南アフリカ社会の暗部【白戸圭一】
第31章 北から南へ―ジョハネスバーグの多様な顔【津山直子】
第32章 ポスト・アパルトヘイト時代の社会保障―ベーシック・インカムを中心に【牧野久美子】
第33章 草の根の国際協力―JVCの活動から【津山直子】
第34章 エイズとともに生きる―タウンシップの苦悩と支え合い【小山えり子】
第35章 南アフリカの医療問題―頭脳流出と伝統医療【佐藤千鶴子】
第36章 ズールー人の魅力―「戦闘的」なだけではない、前向きであったか〜い人びと【平林薫】
第37章 私のタウンシップ経験―ジョバーグからケープへ【木村香子】
第38章 南アフリカのジェンダー問題―アフリカ人女性の存在感【楠瀬佳子】
【コラム7】南アフリカの宗教【牧野久美子】
第39章 土地返還運動からコミュニティの再生へ―ルースブームの事例【佐藤千鶴子】
第40章 南アフリカにおける動物保護と共生―クルーガー国立公園を事例に【佐藤千鶴子】
5 底流をなす文化力
第41章 南アフリカ観光―ひと味ちがう見どころ紹介【長田雅子】
【コラム8】「南アフリカ料理」入門【佐竹純子】
第42章 雄大な自然と多様な文化―ケープを味わい尽くす【福島康真】
【コラム9】ワインとルイボス【福島康真】
第43章 南アフリカのスポーツは宗教である―観戦型も参加型もおまかせ【長田雅子】
第44章 「遠い夜明け」は来たか―南アフリカ映画あれこれ【海野るみ】
第45章 南ア黒人音楽の魅力―大地から響く、魂の歌声【佐竹純子】
第46章 南アフリカの演劇―「総合芸術」の魅力【楠瀬佳子】
第47章 多言語社会南アフリカ―11もの公用語【宮本正興】
第48章 教育改革の課題―「読み書きのパワー」を中心に【楠瀬佳子】
第49章 アパルトヘイト時代の文学―E・ムパシェーレの仕事を中心に【宮本正興】
第50章 ポスト・アパルトヘイト時代の文学―ゾイ・ウィカムの作品から見える新社会の課題【楠瀬佳子】
【コラム10】厳しさと柔和さと―ノーベル賞作家ク―ェー【くぼたのぞみ】
第51章 南アフリカのマスメディア・出版界―新しい動き【楠瀬佳子】
6 日本と南アフリカ、アフリカのなかの南アフリカ
第52章 21世紀の草の根交流――長野での「実験」【城島徹】
第53章  日本の反アパルトヘイト運動の歴史―JAACの運動を中心に【楠原彰】
【コラム11】反アパルトヘイト運動を支えた出版人【城島徹】
第54章  マンデラ歓迎西日本集会に2万8000人――関西の反アパ市民運動が原動力で開催【下垣桂二】
【コラム12】アパルトヘイト否!国際美術展【前田礼】
第55章 「名誉白人」とよばれた人びと―日本人コミュニティの歴史【山本めゆ】
第56章 移民―南アフリカと南部アフリカ・世界を結ぶ人の流れ【峯陽一】
第57章  モザンビークから見た南アフリカ―関係の歴史【舩田クラーセンさやか】
第58章  ジンバブエから見た南アフリカ―大規模農業とガーデニング【壽賀一仁】
第59章 「サウス・アフリカ」へ続く道―ボツワナのブッシュマンと南アフリカ【丸山淳子】
第60章 「虹の国」とゼノフォビア―アフリカ人としてのアイデンティティ【佐藤誠】
もっと知りたい人のための文献ガイド

南アフリカの衝撃
平野克己著 日本経済新聞社 850円+税 新書判 206p 2009.12.8 [amazon]

著者自身の南ア在住体験がアパルトヘイト法体制廃絶では片づかない課題を明らかに。南ア企業、経済人の活躍を紹介する章が興味深い。

南アフリカの土地改革
佐藤千鶴子著 日本経済評論社 3800円+税 A5判 252p 2009年2月 [amazon]

序章 土地改革の意義
第1章 アフリカ人農村社会研究
第2章 土地問題の歴史的形成と農村の抵抗運動
第3章 政治的移行と土地改革
第4章 新生南アフリカの土地改革政策
第5章 民衆闘争と土地返還
第6章 土地闘争と和解の力学
第7章 土地改革と農村開発
終章 総括と展望

ジンバブエの土地問題を考える上でも参考になりそうです。

南アフリカ経済論 企業研究からの視座
西浦昭雄著 日本評論社 5400円+税 A5判 325p 2008年11月 [amazon]

南ア企業の歴史、経済活動、アフリカ諸国への進出、国際経済との関係に注目した研究。経済発展が注目される南アを知る貴重な視点が提示される。

国家の仮面が剥がされるとき―南アフリカ「真実和解委員会」の記録
アレックス ボレイン著 下村則夫訳 第三書館 2625円 四六判 285p 2008年12月 [amazon]

真実和解委員会副委員長だった著者が、真実和解委員会設立・活動の意義と現在にもつながる課題について体験を踏まえて記述している。真実和解委員会と法廷および法曹界との関係、証言を拒んだボタ元大統領の裁判めぐる記録がことに重要と感じた。真実を語り記録する動きと、被害者への補償を行い和解につながる道筋をさらに大きくしていく取り組みをスタートさせる出発点としての真実和解委員会の意味を考える必要があるとも感じている。


真実委員会という選択―紛争後社会の再生のために
阿部 利洋著 岩波書店 2310円 216p 2008年4月 [amazon]

紛争後社会と向き合う―南アフリカ真実和解委員会
阿部 利洋著 京都大学学術出版会 4620円 366p 2007年12月 [amazon]


 
 
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商品11時30分 金が上げ幅拡大、2カ月半ぶり高値 白金は続伸

nikkei.com

2014/7/1 11:51

1日午前の東京商品取引所で金は上げ幅を拡大。ニューヨーク金先物の上昇を受けて東京の金も買いが増えた。外国為替市場で円相場が対ドルで下げに転じ、円建て価格の割安感も意識された。中心限月の2015年6月物は一時1グラム4348円と中心限月としては4月15日以来2カ月半ぶりの高値を更新した。

ニューヨーク金先物も日本時間午前の時間外取引で堅調。中心限月の8月物は一時1トロイオンス1334.9ドルと中心限月としては3月24日以来約3カ月ぶりの高値を付けた。外国為替市場でドルが対主要通貨で下落していることが金市場への資金流入を促している。イラク情勢の緊迫化に伴う「有事の金買い」も引き続き支援材料。

白金は続伸。金相場の上昇につられた。主要生産国・南アフリカの鉱山会社でストライキは終結したものの、生産再開までは時間がかかる見通しであるため引き続き供給懸念を意識した買いが入った。

以下は主な商品(期先)の午前の価格。

・金        4335円   46円高

・白金       4890円   28円高

・ガソリン   7万9780円   110円高

・原油     6万7830円  (新ぽ)

・ゴム       212.5円   1.8円高

・トウモロコシ 2万5500円   690円安

・一般大豆   5万3400円  1210円安

※単位は金と白金が1グラム、ガソリンと原油が1キロリットル、ゴムが1キログラム、トウモロコシと一般大豆が1トン。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕



 
 
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商品9時30分 白金が5日続伸、米新車販売好調で トウモロコシは反発

nikkei.com

2014/7/2 9:53

2日朝方の東京商品取引所で白金が続伸して始まった。取引の中心である15年6月物は前日清算値と比べ55円高い1グラム4941円で寄り付いた。2日未明の夜間取引で東京白金は一時1グラム4965円と、1月末以来およそ5カ月ぶりの高値に上昇する場面もあった。米調査会社オートデータが1日にまとめた6月の米新車販売台数が前年同月比1.2%の増加となり、市場予想(3.1%減)に反して増えた。白金の工業用需要の中では自動車触媒向けが最大。また、供給懸念も買い材料となった。主産国の南アフリカ共和国で、同国最大の労働組合が大規模なストライキを開始した。電力、鉄鋼、化学など様々な業種に広がっている。特に電力会社のストが長期化すれば、多大な電力を消費する白金鉱山の生産にも影響が出るとの観測が浮上。「需給の引き締まりから買われている」(商品先物会社)

原油は上昇して始まった。中心限月の12月物は70円高の1キロリットル6万8010円で取引を始めた。中国の製造業関連の指標が改善傾向にあるため同国のエネルギー需要の増加期待が広がり続伸した。

トウモロコシは5日ぶりに反発している。中心限月の15年7月物は同40円高の1トン2万5310円で始まった。主産国である米国の豊作観測から前日に1月7日以来およそ半年ぶりの安値を付けた。売られすぎとの見方から「安値拾いの買いが入っている」(商品先物会社)という。〔日経QUICKニュース(NQN)〕



 
 
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商品15時30分 白金が一段高、自動車関連株が堅調で ゴムは続伸

nikkei.com

2014/7/2 16:02

2日の東京商品取引所で白金が続伸して始まった後、一段高。米調査会社オートデータが1日にまとめた6月の米新車販売台数は市場予想に反して増加した。2日の東京株式市場でもトヨタが約5カ月ぶりの高値を付ける場面があるなど、自動車株が堅調に推移。白金の工業用需要が増加するとの観測から買いが膨らんだ。主産国の南アフリカ共和国で大規模なストライキが始まったことも、需給の引き締まりを意識させた。

ゴムは続伸。朝方は株高や原油高に支えられ堅調に推移していた。12時前後に世界最大のゴム消費国である中国・上海市場で「短期筋の大口の売りが出た」(商品先物会社)ことをきっかけに、上海ゴム相場が急落、東京ゴムにもその流れが波及する場面があった。ただ、ゴムの消費量が多い自動車関連の株価が堅調に推移したことで、取引後半にかけて買いが膨らんだ。

以下は主な商品(期先)の清算値。

・金        4329円   3円安

・白金       4948円   62円高

・ガソリン   8万0540円  540円高

・原油     6万8120円  180円高

・ゴム       211.9円  0.8円高

・トウモロコシ 2万5420円  150円高

・一般大豆   5万3270円  220円高

※単位は金と白金が1グラム、ガソリンと原油が1キロリットル、ゴムが1キログラム、トウモロコシと一般大豆が1トン。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕



 
 
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LIXIL、南アの水栓金具メーカーに51%出資=アフリカ市場開拓へ

時事ドットコム

LIXILグループは2日、南アフリカの物流会社ドーン社(本社ヨハネスブルク)の子会社で、水栓金具や衛生陶器を製造、販売する「グローエ・ドーン・ウオーターテック・ホールディングス」(同)の株式の51%を取得すると発表した。取得額は明らかにしていない。(2014/07/02-18:44)



 
 
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(虹をたどって:8)そこにはすべての色がある

asahi.com

2014年7月2日16時30分

レインボーフラッグは赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、紫の6色のしまからなる。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーといった性的少数者の権利を求める象徴として、世界に広まっている。

だが、ギルバート・ベーカーさん(63)が最初にデザインした旗は、8色だった。一番上に「性」を意味するピンク。ターコイズもあった。

問題が生じた。少数者の権利を求める運動が広がりを見せるにつれ、その象徴としての旗がたくさん必要になった。だが、技術的な問題から8色の旗をプリントしてくれるところはなかった。曲折をへて6色に落ち着いた。

「虹の旗ということが大事なんだ。虹にはすべての色が含まれるのだから」。広まれば6色でもいいのだとベーカーさんは話す。

ここで一歩引いて考えてみる。虹は美しく、希望、平和を象徴する。でも、違うとらえ方も昔からされてきた。民族学者の大林太良(おおばやしたりょう)さんの「銀河の道 虹の架け橋」(小学館)によれば、性の禁忌を示したり、悪いことが起きる兆しだったり。日本を含め世界各地に、虹を指さしてはいけないという言い伝えが残る。

加えて、たどってもたどり着けないし、はかなく消えてしまう。そんな虹を、旗やスローガンにいただくのは賢明なことなのか。

「虹の国」と人々が呼ぶ南アフリカへ行こう。月の虹を眺めるツアーまであるハワイのような、虹の名所ではない。にもかかわらず虹を冠するわけは、1994年のネルソン・マンデラさんの大統領就任演説にある。

「私たちは誓約する。すべての南アフリカ人が、黒人、白人ともに、心に何の恐れも抱かず、不可侵の尊厳を保障され、胸を張って歩けるような社会、すなわち、自らとも世界とも平和に共存する『虹の国』をつくることを」

アパルトヘイト(人種隔離)の深い闇から一歩を踏み出す時の、誓い。虹の国は存在するのではなく、目指すべき理想の姿だった。

この言葉には元がある。マンデラさんと同じくノーベル平和賞を受賞した元大主教のデズモンド・ツツさん(82)が89年に口にした。まだ、人種差別が国を支配していた。

9月に黒人を排除した選挙があり、そのさなか、南部の都市ケープタウンで黒人20人あまりが殺された。抗議のデモが計画されたが、デモは非合法だった。ツツさんは平和行進と言い換え、ケープタウン市長を巻き込み強行した。

ここからは、ツツさんの元秘書でその場にいた白人女性のラビニア・クロフォード・ブラウンさん(70)の話による。政権は、デモと知って目をつぶったが、3万人の参加者は緊張のうちにいた。行進の後、市庁舎前でツツさんは人々に手を挙げるように言った。民衆が暴徒化するのを恐れ、両手を挙げさせることでそれを防ごうとしたらしい。

反アパルトヘイトのデモに集まったのは、黒人だけではなかった。白人、東洋系、多彩な手が振られるのを見て、ツツさんは言った。

「あなたたちは、神の、虹の人々だ」(江木慎吾)



 
 
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白金価格が上昇、南ア全土で新たなスト

nikkei.com

2014/7/3 17:54

白金が一段と上昇している。主産国の南アフリカ共和国の白金鉱山で、約半年間続いたストライキが1週間前に終了したが、より規模の大きい新たなストが1日から南ア全土で始まった。南ア最大の労働組合が、白金労組の「成功体験」に続こうと、幅広い業種で賃金増を求めている。対象に国営電力会社も含まれることから「白金鉱山への電力供給が減るのでは」と供給不安が再燃している。ニューヨーク白金先物は1トロイオンス1500ドルの節目を突破、東京白金も1グラム5000円に迫っている。

国際指標であるニューヨーク白金先物の2日の清算値(中心限月)は1トロイオンス1511.5ドル。鉱山スト終結で需給逼迫懸念が緩み、売られたのは一時的だった。すぐに買い戻され、新たなストが勃発した1日には1トロイオンス1500ドルを10カ月ぶりに上抜けし、その後も1500ドル台で推移している。つられて東京市場でもじわじわと下値を切り上げ、2日深夜の夜間取引で、一時1グラム4994円と昨年5月16日以来、およそ1年2カ月ぶりの高値を付けた。売買も活気づいている。2日の東京商品取引所で白金の売買枚数は計4万9175枚と2010年5月21日以来、およそ4年1カ月ぶりの高水準を記録した。

南ア最大の労組である南ア全国金属労組(NUMSA)の組合員22万人超による無期限ストが1日、始まった。2ケタ台の賃上げを求めた労組に企業側が1ケタ台の回答しか示さなかったためだ。NUMSAの強硬姿勢は、3年契約で基本給で年率2割増を獲得した白金労組の「成功体験」(日本ユニコムの菊川弘之主席アナリスト)に刺激を受けたようだ。参加人数は鉱山ストの3倍以上、業種も化学、鉄鋼、自動車関連など幅広い企業に渡る。南アの経営者団体である南ア鉄鋼・エンジニアリング産業連盟(SEIFSA)は、今回のストによる南ア経済の被害額が1日あたり、3億ランド(約30億円)以上に及ぶと推計する。外為市場でもランドは対ドルで1ドル=10ランド後半とやや売られている。対ユーロや対円でも下落している。

懸念されているのは、国営電力会社エスコムも対象となっていることだ。一部の労働者が労働裁判所のスト禁止命令を無視し、職場放棄している。鉱物の発掘や精製に欠かせない電力供給に支障が出れば、生産再開に向けて動き出した白金鉱山にも将来的に影響するとの懸念が、白金の上昇要因となっている。

NUMSAは現地時間3日夜にも、賃金交渉を行う。交渉の行方が焦点だが、ストが終結しても「長期的には年末にむけて、さらに上昇する」(スタンダードバンク東京支店の池水雄一支店長)との見方が多い。白金鉱山大手の在庫は枯渇している。生産再開は遅くても3カ月はかかる見通しで、鉱山会社は不採算鉱山の売却や、リストラについて本格的な検討を始めた。東京市場では、久しぶりの高値圏で利益確定の売りも出やすく、5000円の壁は分厚いが、年末にむけて「5200円まで上昇余地はある」(池水氏)との指摘がある。

〔日経QUICKニュース(NQN) 佐々木たくみ〕



 
 
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商品9時30分 金が反発、米緩和期待で 白金は夜間で1年1カ月半ぶり高値

nikkei.com

2014/7/3 9:49

3日朝方の東京商品取引所で金が反発して始まった。取引の中心である15年6月物は前日の清算値と比べ12円高い1グラム4341円で寄り付いた。

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が講演で金融政策について「当面、変更はしない」と発言。米で緩和的な金融政策が長期化するとの期待から金が買われた海外市場の流れを引き継いで始まった。

白金は続伸して始まった。中心限月の15年6月物は13円高の1グラム4961円で取引を始めた。米自動車販売の増加で排ガス触媒用の白金需要の増加観測が高まっている。主産国である南アフリカ共和国で、同国最大の労働組合が賃金上昇を求めるストライキを展開している。電力会社もストの対象となっており、電力供給に影響が出れば、南ア鉱山の白金の生産回復にも時間がかかるとの懸念が浮上している。東京白金は2日深夜の夜間取引で、一時1グラム4994円と昨年5月16日以来およそ1年1カ月半ぶりの高値を更新。その後「節目である5000円が白金相場の圧迫材料となった」(商品先物会社)として売りが強まったが、けさも5000円に迫る高値圏で取引を始めた。

原油は反落して始まった。中心限月の12月物は330円安の1キロリットル6万7790円で始まった。世界有数の産油国であるリビアで、原油の輸出港を占拠している反政府勢力が港の一部の明け渡しに同意したと伝わった。紛争が続くイラクで、南部の製油所の稼働に影響が出ていないことも背景。〔日経QUICKニュース(NQN)〕



 
 
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(虹をたどって:9)並んで見ている別のもの

asahi.com

2014年7月3日16時30分

「あなたたちは、神の、虹の人々だ」。デズモンド・ツツさん(82)が1989年、南アフリカのケープタウン市庁舎前で民衆に語ったとき、近くにいたラビニア・クロフォード・ブラウンさん(70)は「そう、私たちは一つにならなければ」とうなずいた。

ツツさんの念頭にあったのは、旧約聖書のノアの箱舟の物語だろう。地球を覆い尽くす洪水は二度と起こさないという神の契約の虹は、和解の虹でもあった。

94年に全人種選挙をへてマンデラ大統領が就任したころ虹はくっきり見えたとブラウンさんは言う。20年をへてそれは輝きを失った、とも。

南アの社会、経済に詳しく「南アフリカ 『虹の国』への歩み」(岩波新書)の著作がある同志社大学教授、峯陽一(みねよういち)さん(52)は「最初はいいネーミングだと思った。ただ、虹は近づこうとすると、どんどん逃げていく。いま南アという虹を構成する色は結集するのではなく、分裂しているように見える」と話す。

2011年の国勢調査によれば、黒人の所得は白人の6分の1に過ぎず、アフリカ最大級の格差社会となっている。政権を担い続けるアフリカ民族会議(ANC)の腐敗もさんざん攻撃されている。

ケープタウン郊外を回った。治安のよくないマネンバーグ地区に住む、黒人でも白人でもなくカラードと呼ばれる鉄鋼技師ラシード・エイブラムズさん(27)は、「虹の国」を南アの多様性を表す言葉と受け止めている。一方で、格差社会には疑問がある。「持てる人たちは、持たざる人たちに与える、という考えが必要だ」という。

ググレトゥ地区の黒人の建設作業員ムブレロ・ムバネさん(46)が言うには、南アは「虹の国」の呪縛から逃れられない。南アの多様性を表す言葉を否定すれば、この国の成り立ちをも否定することになるからだ。20年前に感じた選挙への情熱はすでにない。「政治家は選挙の時にしか顔を見せない。金持ちはますます金持ちになり、貧乏人は貧乏人のままだ」

ランガ地区には、住民が建てた、つましい木造の小屋が並ぶ。土曜日の朝、さわやかな晴天の下、たらいを抱えて洗濯にいそしむ黒人女性がいた。青緑色のせっけんを握った手を濁った水の中で動かしていたのは、ノントゥトゥゼロ・オリンビラさん(29)。地方から職を求めてケープタウンに出てきたら、都市の方が仕事はなかった。学校の清掃をしながら、何とか暮らしている。

「虹の国」という言葉は聞いたことがある。でも、それがなにを指すのかはわからない。そう彼女は言った。

「2人が同じ虹を見ることはできない」と喝破したのは13世紀の英国の哲学者ロジャー・ベーコンだった。2人が並んで虹を見ているとしよう。1人が虹に向かって走ると、その人の虹は遠ざかる。止まった人の虹はそのままだ。一つの虹を一緒に眺めているように感じるが、実は一人一人、別の虹を見ている。

「虹の国」もまた、一人一人に違った姿を見せるのかもしれない。(江木慎吾)



 
 
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米GM、南アで生産一時停止 ストで部品調達に支障

nikkei.com

2014/7/5 9:58

【ジュバ(南スーダン)=共同】米ゼネラル・モーターズ(GM)は4日、南アフリカ全国金属労働組合(NUMSA)によるストライキで部品の調達に支障が出たとして、現地工場の生産を一時的に停止したと明らかにした。ロイター通信が報じた。

東部ダーバンにあるトヨタ自動車の工場は通常通り操業しているという。

NUMSAに所属する20万人以上の組合員は賃上げを求めて1日からストを実施している。経営者側は3日に10%の賃上げを提示したが、NUMSA側は12%以上を要求して拒否。GMは3日から南部ポートエリザベスの工場での生産を停止した。

経営者側によると、NUMSAのストによる生産への影響は1日当たり2800万ドル(約28億円)に上るという。

南アでは昨年8〜9月、トヨタのダーバンの工場で従業員のストがあり、操業が一時停止、約9400台が計画通り生産されなかった。



 
 
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音楽イベント:太鼓のリズム、会場一体に 南アフリカ出身・ンコシさんら、福井大で /福井

毎日新聞 2014年07月06日 地方版

アフリカのリズムを体感しようと福井大文京キャンパス(福井市)で5日、マリンバを得意とする南アフリカ出身のミュージシャン、ジョゼフ・ンコシさん(44)らをゲストに迎えた音楽イベント「アフリカの太鼓 ジェンベを楽しもう」が開かれた。集まった約30人の参加者は打楽器や手拍子でンコシさんらの演奏に加わり、セッションを楽しんだ。

会場ではンコシさんと妻の河辺知美さんがマリンバやアフリカの太鼓「ジェンベ」、フットドラムなどの打楽器でスピード感あふれる即興演奏を披露。参加者にもジェンベやコンガが貸し出され、ンコシさんの指導で「ヤンカディ」や「ジョレ」と呼ばれる祭りや祝いで披露されるアフリカ特有のリズムを会場一体となって打ち鳴らした。家族で参加した近くに住む主婦(42)は「リズムの一体感が楽しく、アフリカにいるような気持ちになった」と話した。

ンコシさんは「セッションすることで互いに自分を解き放ち、一瞬でもみんながつながることができたならうれしい」と話した。【山衛守剛】



 
 
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UPDATE 1-米GM、南ア工場の生産停止続く 金属労組ストで

jp.reuters.com

2014年 07月 7日 18:02 JST

(内容を追加しました)

[ケープタウン 7日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は7日、南アフリカ工場の生産停止が現在も続いていることを明らかにした。

全国金属労働組合(NUMSA)に加入する20万人以上の労働者が前週、15%の賃上げを求めてストライキに突入し、部品の供給に影響が出ていることが理由。

ただ、国内向け・輸出向けの在庫は中期的に十分確保しているという。

同社の広報担当は「7月3日以降、生産ラインが動いていない。これまでに3日分の生産を失った」と述べた。

なお、独ダイムラー 傘下の高級車部門メルセデスベンツは、今のところ現地の操業に影響は出ていないと説明。トヨタ自動車 はフル稼働を続けていると述べた。

UPDATE 1-米GM、南ア工場の生産停止続く 金属労組ストで



 
 
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第一次大戦100年:世界はいま 黒人兵、戦友と共に 南ア、埋葬差別を解消−−仏・ソンムの慰霊施設

毎日新聞 2014年07月07日 東京夕刊

【ヨハネスブルク服部正法】第一次世界大戦で戦死した南アフリカの黒人兵1人のひつぎが6日、南ア白人兵たちが眠るフランス北部ソンム地方の慰霊施設に埋葬された。黒人を長年差別してきた南アの白人政権が白人兵と同じ場所で追悼するのを拒んだため、黒人兵戦死者はこれまで一般市民の墓地に埋葬されていた。大戦勃発100年の節目に、南ア軍戦死者間に残っていた人種差別をなくす取り組みだ。

1916年11月に戦死した黒人兵、ミエングワ・ベレザ2等兵はフランス北部ルアーブルの市民墓地に埋葬されていたが6日、南ア政府が多数の白人兵を追悼するソンム地方の慰霊施設に埋葬し直された。式典にはラマポーサ南ア副大統領も出席。AFP通信によると、副大統領報道官は「世界平和に多大な貢献をした南ア黒人の尊厳を回復する政府の取り組みだ」と話した。

英自治領だった南ア連邦(当時)は第一次大戦に20万人以上の将兵を動員し、激戦となったソンムの戦い(16年)などでドイツ軍と交戦した。終戦までに約1万人が戦死したとされるが、うち黒人兵の戦死者数は不明。黒人兵はフランス各地の市民墓地に埋葬されたという。



 
 
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商品9時30分 金が反落 白金は続伸 産地のスト問題で買い

nikkei.com

2014/7/7 9:43

7日朝方の東京商品取引所で金が反落して始まった。取引の中心である2015年6月物は前週末の清算値と比べ9円安い1グラム4327円で寄り付いた。先週末の米国市場は独立記念日のため休場。3連休明けのニューヨーク金先物市場を見極めたいと様子見姿勢が強い中、「米雇用市場の改善から、金がやや売られやすい」(地金大手)との指摘があった。東京外国為替市場で円が続落して始まったものの、円建て金のへの買いは限られている。

原油は反落して始まった。中心限月の12月物は150円安の1キロリットル6万7690円で取引を始めた。イラク情勢の不透明感は払拭されていないが、同国南部の原油の生産や輸出に混乱はないとの見方が広がっているほか、政情不安が続いていたリビアからの原油輸出が再開するとの見通しが伝わり、売りが先行している。ただ地政学リスクがくるぶるため「下値は堅いだろう」(原油アナリスト)との見方がある。

白金の中心限月の15年6月物は7円高の1グラム4964円と続伸して始まった。南アフリカ共和国の白金鉱山で先週末から新たなストライキが始まった。鉱山世界2位のインパラ・プラチナムでは、先月ストが終わった地域と別の白金鉱山で、一部労働者が労働条件の改善を求め仕事を放棄している。需給の引き締まり感から、東京白金は「5000円が上値抵抗として控えているものの、引き続き上昇傾向にある」(商品先物会社)との指摘があった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕



 
 
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商品15時30分 金はもみ合い、白金は朝高の後小反落

nikkei.com

2014/7/7 15:59

7日の東京商品取引所で金は反落して始まった後、もみ合う展開となった。先週末に発表された米国や中国の良好な経済指標や米株高を背景に、安全資産とされる金は売りが先行した。だが、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が6日、世界経済の成長率予想を引き下げる可能性を示唆したことや、イラク情勢を巡る不透明感が払拭されないことから、一方的に金を売り進める流れにはならなかった。「連休明けのニューヨーク金先物市場を見極めたいとして商いも総じて薄かった」(商品先物会社)

白金は続伸して始まった後、売買が交錯し小反落で引けた。世界最大の白金産出国である南アフリカ共和国では、およそ半年間続いたストライキが終結したばかりだが、先週から賃金増を求める新たなストが幅広い業種で始まった。白金の生産再開への影響が懸念され買いが入った。一方、およそ1年2カ月ぶりの高値圏にあることから、「手じまい売りも出ている」(商品先物会社)といい、心理的節目である1グラム5000円台目前でもみ合いの展開だった。

以下は主な商品(期先)の午前の価格。

・金        4309円   27円安

・白金       4951円   6円安

・ガソリン   8万0960円  260円高

・原油     6万7750円   90円安

・ゴム       203.2円  8.7円安

・トウモロコシ 2万5300円   20円安

・一般大豆   5万2600円  260円安

※単位は金と白金が1グラム、ガソリンと原油が1キロリットル、ゴムが1キログラム、トウモロコシと一般大豆が1トン。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕



 
 
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ラグビー:W杯誘致表明・釜石訪問 市長にエール、元南ア代表・ウイリアムスさん /岩手

毎日新聞 2014年07月08日 地方版

2019年のラグビーワールドカップ大会(W杯)の開催地誘致を正式表明した釜石市を応援しようと、元南アフリカ代表でWTBとして活躍したチェスター・ウイリアムスさん(43)が7日、野田武則市長らを訪ねた。

ウイリアムスさんは、95年に南アで開催された第3回大会を制した同国代表チームで唯一の黒人選手。人種差別はもちろん、選手としては174センチと小柄な体も努力で乗り越えてきただけに、「ハンディや困難があっても努力を重ねることが夢の実現につながる」とエールを送った。

同国では、世界的歌手のイボンヌ・チャカチャカさんが「釜石市応援ふるさと大使」に任命されており、ウイリアムスさんも「我々は国難な時代を克服してきた。困っている人がいれば力になれないか、と思う国民性がある。彼女と一緒に応援したい」と話した。

ウイリアムスさんは00年まで代表入りし、現在はルーマニア代表コーチ。今回は、南アの観光促進イベントのため来日し、スポーツ観光大使として釜石市を初訪問した。W杯で立候補を目指す自治体を訪ねるのは同市だけだという。【中田博維】

◇財政的支援覚悟 W杯誘致で知事

釜石市が2019年ラグビーワールドカップ大会(W杯)の誘致を正式表明したことについて、達増拓也知事は7日の記者会見で「県として応援したい。財政的な支援は覚悟している」と述べた。一方で「W杯が復興の妨げになってはならない。オールジャパンの強力な支援があって初めて開催が可能になる」と国に支援を求める考えを示した。【手塚さや香】



 
 
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商品15時30分 原油が下げ渋り、NY原油上昇で 白金は続落

nikkei.com

2014/7/8 15:58

8日の東京商品取引所で原油が下げ渋り。朝方は下落して始まり、中心限月の12月物は一時1キロリットル6万7000円と中心限月としては6月13日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。もっとも、ニューヨーク原油先物が時間外取引で上昇に転じたため東京の原油の売り圧力が弱まった。

白金は続落。前日のニューヨーク市場で白金相場が下落した流れが東京の白金の売りを誘った。外国為替市場で円高・ドル安が進み、円建て価格の割高感を意識した売りも出た。

パラジウムは続伸。主要生産国・南アフリカ共和国の鉱山労働者ストライキ問題に加えて、同じく主要な生産国であるロシアからの供給が減っているため、供給懸念が強く意識されている。「白金よりも在庫不足への懸念が強い」(商品先物会社)との声が聞かれた。

以下は主な商品(期先)の清算値。

・金        4317円   8円高

・白金       4928円   23円安

・ガソリン   8万0740円  220円安

・原油     6万7290円  460円安

・ゴム       204.0円  0.8円高

・トウモロコシ 2万5030円  270円安

・一般大豆   5万2270円  330円安

※単位は金と白金が1グラム、ガソリンと原油が1キロリットル、ゴムが1キログラム、トウモロコシと一般大豆が1トン。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕



 
 
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パラジウム、東京で高値 南アの新たなストで

2014/7/8 22:58

日本経済新聞 電子版

自動車の排ガス触媒に使う貴金属、パラジウムが東京商品取引所で9営業日連続で上昇した。主要生産国、南アフリカ共和国で鉱山労働者のストライキが終結したが、7月に新たなストが発生し、強材料視されている。8月分の対日出荷量は、当初計画の半分ほどになる見通し。現物需給は締まった状態が続きそうだ。

東商取の8日の清算値は、1グラム2844円で前日比14円高になった。6月中旬の水準と並び、13年3カ月ぶりの高値圏になった。国際指標となるニューヨーク市場の先物価格は、8日の時間外取引で1トロイオンス870ドル近辺まで上昇。13年4カ月ぶりの高値を付けた。

東京の価格は6月26日から続伸している。鉱山ストが同月24日に終了したことで、下げ材料が出尽くしたとみられ、投資家が買いを先行させた。

南アでは5カ月間に及ぶ鉱山ストで組合が賃上げを獲得。7月からは同国最大規模の労働組合が新たにストに入った。金属業界を中心とする労組で、製錬関連会社も含まれる。電力会社でも労働者らが賃上げを求めている。今のところ新たに起こったストによる生産への影響は出ていない。

6月のスト終結後、鉱山では資源各社が生産の回復をめざし、点検や生産設備の見直しなどを始めた。秋ごろに供給は鉱山スト前の水準に戻る見通しだが、足元では品薄感が強い。

インパラ・プラチナムなど資源会社は、貴金属関連会社といった日本の需要家などに8月のパラジウムの出荷量を減らすと通知した。需要家によって異なるが、おおむね事前の契約量に対して半分程度になるもよう。7月分で、南アからの供給量がほぼゼロとされた需要家もいた。欧米の需要家への供給も抑制しているとみられる。

資源会社は生産再開にメドがついたことから在庫からの放出を増やしている。ただ、需給の引き締まりが続く中で、新たなストが起きたことで、パラジウムの高値が続くとの見方が多い。



 
 
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BRICS開銀本部「上海に」 ロシア高官表明

nikkei.com

2014/7/10 22:55

ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は10日、モスクワで記者団に、同国と中国、インド、ブラジル、南アフリカの新興5カ国(BRICS)が共同で設立する計画のBRICS開発銀行の本部が「(中国の)上海に置かれるだろう」と語った。

BRICS各国は開発銀行の運営に影響力を強めるため、本部を自国に誘致しようと激しい駆け引きをしていた。同行を創設する合意文書は、15〜16日にブラジルで開くBRICS首脳会議での署名を目指している。(モスクワ=石川陽平)



 
 
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BRICS開発銀、合意なるか 首脳会議15日開幕
出資比率や本部所在地を議論

2014/7/13 0:00

日本経済新聞 電子版

ブラジルや中国など新興5カ国が集まるBRICS首脳会議(サミット)が15日、ブラジル北東部フォルタレザで開幕する。途上国のインフラ整備を支援する開発銀行のあり方を協議する。出資比率や本部の場所、設立時期などの細部に踏み込めるかが焦点。国際通貨基金(IMF)や世界銀行など欧米主導の国際金融システムに対抗する。

基本合意している「BRICS開発銀行」は、アジアや中南米、アフリカの開発事業に融資する。2016年ごろに融資を始める。5カ国が均等に100億ドル(約1兆円)ずつ出資する案などが検討され、首脳会議での合意をめざす。

本部の所在地は上海とニューデリーが有力候補となっているようで「今回の会議で首脳が決断する」(ブラジル外務省幹部)という。ロシア政府高官は10日「上海に置かれるだろう」との見通しを示した。

BRICS開発銀行の役割は、世銀やアジア開発銀行と似ている。新興国の経済規模はここ10年で大幅に拡大したが、現在の国際金融機関の運営は欧米主導。人事や組織運営で新興国の「発言力や権限は変わらない」(ブラジル政府関係者)との不満が独自の開銀設立の背景にある。

ただ中国はアジアで「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の創設を主導しており、役割分担が課題になる。

外貨準備の共同積立基金も正式合意する見通し。総額は1千億ドル(約10兆円)で、金融危機の際などに資金を融通しあう。中国が410億ドル、南アフリカが50億ドル、残り3カ国は180億ドルを出す案が検討されている。

1997年のアジア通貨危機の再発を防ぐために作られた「チェンマイ・イニシアチブ」、欧州連合(EU)の「欧州安定メカニズム(ESM)」と同様の仕組みだが、新興国が主導している点が従来と大きく異なる。

ロシアがウクライナ南部クリミア半島を編入した後は、日米など先進7カ国(G7)が対ロ制裁網を敷いた。プーチン大統領が「非欧米」からの支持を取り付けられるかも注目点となりそうだ。

(サンパウロ=宮本英威)

▼BRICS首脳会議 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの政治指導者が集まる会議。2001年に米ゴールドマン・サックスが「BRICs」と名付けたのを契機に各国の関係が深まり09年に始まった。当初は4カ国で、南アフリカが11年から参加し、南アを指す最後の「S」の小文字が大文字に変わった。



 
 
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BRICS:15日から首脳会議 開発銀設立に向け協議

毎日新聞 2014年07月13日 10時03分

【サンパウロ朴鐘珠】新興5カ国(BRICS=ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)首脳会議が15、16日、ブラジル北東部フォルタレザと首都ブラジリアで開催される。発展途上国支援を目的とする国際金融機関「BRICS開発銀行」の2016年設立に向け、運営方法などを煮詰める。これまで世界銀行が担ってきた欧米主導の途上国支援の仕組みを変える狙いがある。

09年に始まった年次首脳会議は今年が6回目。ブラジル会議では、昨年発足に基本合意した、「BRICS開発銀行」の本部所在地や運営方法などが決定される。露財務省によれば、名称は新銀行か新開発銀行となり、各国の批准や法令改正などの準備を経て16年にも設立される。タス通信は、ウシャコフ大統領補佐官が本部地は中国・上海になると明言した、と報じた。資本金500億ドル(約5兆円)はBRICS5カ国が100億ドルずつ出資する予定。

また今回の会議で、5カ国が金融危機の際に総額1000億ドルを融通し合う外貨準備基金も正式に発足する。これも欧米主導の国際通貨基金(IMF)に頼らない金融安定化策として注目される。

中露首脳は会議に前後してキューバ、アルゼンチンなど反米左派国を公式訪問し、左派政権が大勢を占める中南米各国との関係を強化していく構えだ。インドのモディ首相はブータン訪問に次ぐ外遊。ブラジルでは中露首脳との個別会談も行う見通しで、本格的な外交デビューとなる。

BRICS首脳は15日にフォルタレザで首脳会議を行い、16日にブラジリアで南米各国首脳と会談する。



 
 
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BRICS首脳会議、15日に開催

nikkei.com

2014/7/14 20:15

【リオデジャネイロ、北京、モスクワ=共同】中国やロシアなど新興5カ国(BRICS)の首脳会議が15日、ブラジル北東部フォルタレザで開かれる。発展途上国を支援するBRICS開発銀行の設立が主要議題だが、米国と対立するロシアや中国は国際的孤立感の払拭を狙い、ブラジルは地域大国としての足場固めを目指すなど、それぞれの思惑を抱えて集う。

中国の習近平国家主席は首脳会議に合わせて、ロシアのプーチン大統領と今年3回目となる首脳会談に臨むほか、世界第2位の経済力を背景にBRICSでの主導的役割をアピールする構え。

海洋権益をめぐり日本を含めた近隣国と緊張が高まる中、今月9、10日に北京で開かれた「米中戦略・経済対話」では米国との対立が鮮明になった。首脳会議を米国不在の国際舞台として最大限活用するとみられる。

ロシアのプーチン大統領も、米国主導の世界秩序に対抗する勢力形成の足掛かりにしたい考え。ウクライナ危機で欧米から非難されており、表立った批判の少なかったBRICS諸国との関係強化を図ることで「多極化した世界」の構築を目指す。

今回の中南米歴訪では、キューバなど反米諸国の指導者らと長年の親密な関係を再確認。米国と距離を置く国々の結束も訴え、形勢逆転の足場としたい思惑だ。

ブラジルのルセフ大統領は首脳会議翌日の16日、首都ブラジリアに南米諸国首脳を集めてBRICS首脳と引き合わせ、地域のリーダーとして振る舞う。近年、ポルトガル語圏を中心にアフリカへの医療やインフラ整備、農地開発支援を急増させており、開発銀を通じて「南の大国」としての地位確立を狙う。

インドのモディ首相にとっては事実上の外交デビュー。世界最大の民主主義国家での選挙を圧勝した影響力の大きさを国際社会にアピールする。南アフリカのズマ大統領も中ロ首脳らとの2国間会談などを通じて存在感を示す。



 
 
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BRICSを米への対抗軸に プーチン氏、孤立回避狙い

東京新聞

2014年7月15日 11時05分

【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は、ロシアや中国、インド、南アフリカ、ブラジルでつくる新興5カ国(BRICS)を、米国による政治・経済的な一極支配への対抗軸とすべきだとの考えを示した。ブラジルで開かれるBRICS首脳会議に先立ち、タス通信が単独会見の内容を15日に報じた。

3月のウクライナ南部クリミア半島編入で非難を浴び、主要国(G8)会合への参加を停止されたロシアとしては、BRICSの影響力を政治・経済面で高めることで国際的孤立を回避する狙いがあるとみられる。



 
 
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BRICSで対抗措置検討を=G7制裁でロシア大統領

時事ドットコム

【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は、日米など先進7カ国(G7)による対ロ制裁への対抗措置を、15、16日にブラジル・フォルタレザで開かれる新興5カ国(BRICS)首脳会議で検討するよう訴える考えを示した。タス通信のインタビューで語った。

大統領府が15日に公表した会見録によると、プーチン氏はウクライナ問題を受けた対ロ制裁について、G7による一方的な「攻撃」と非難。BRICSはこうした制裁措置に異を唱えてロシアを擁護してきたとして、中国をはじめとする他の4カ国に謝意を表明した。(2014/07/15-12:02)



 
 
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商品9時30分 金が続落、ポルトガルの金融不安後退 原油は反発

nikkei.com

2014/7/15 9:44

15日朝方の東京商品取引所で金が続落して始まった。取引の中心である15年6月物は前日の清算値と比べ24円安い1グラム4278円で寄り付いた。ポルトガルの金融不安が拡大していないことや、堅調な米株価や日経平均株価を背景に「買い玉整理の動きが広がっている」(商品先物会社)。さらに7月に入ってからは、3月後半以来およそ3カ月半ぶりの高値水準で推移していたことから「割高感を解消する売りも出た」(同)との指摘もあった。

白金は反発して始まった。中心限月の15年6月物は7円高の1グラム4930円で取引を始めた。主産国である南アフリカ共和国で同国最大の労働組合によるストライキが続いている。今後の動きが不透明。電力会社もストの対象となっており、電力供給が滞れば、白金鉱山の生産再開にも支障が出るとの観測が買い材料となっている。ただ、同じ貴金属である金価格の急落が白金の上値を抑えている。

原油は反発している。中心限月の12月物は460円高の1キロリットル6万6870円で始まった。輸出が再開されると伝わったリビア産原油だが、「本格供給には時間が必要なことや、原油の短期的な下げすぎ感から安値是正の動きが強まった」(商品先物会社)という。〔日経QUICKニュース(NQN)〕



 
 
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南アのゴーディマ氏死去 反人種差別のノーベル賞作家 casahi.com

ヨハネスブルク=杉山正2014年7月15日01時04分

南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)政策に反対する作品を多く発表し、ノーベル文学賞を受賞した女性作家ナディン・ゴーディマさんが13日、ヨハネスブルクの自宅で死去した。90歳だった。AFP通信などが伝えた。

ヨハネスブルク近郊のユダヤ系の家庭に生まれた。アパルトヘイトに苦しむ黒人や、反対して弾圧された白人などを描く作品を発表。たびたび、発禁処分を受けたが、差別がもたらす不毛さを書き続けた。

代表作は「保護管理人」「バーガーの娘」など。人道主義と文学性を評価され、1991年にノーベル文学賞を受賞。賞金の一部を黒人作家の支援にあてた。故ネルソン・マンデラ元大統領と長い交流があったことでも知られる。(ヨハネスブルク=杉山正)



 
 
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BRICS、国際機構の改革要求で一致 貿易相会合

nikkei.com

2014/7/15 10:21

中国やインドなど新興5カ国のBRICSは14日、ブラジル北東部のフォルタレザで貿易相会合を開き、国際機関の改革を求めることで一致した。拡大する経済規模に見合った関与や権限を新興国に認めるよう欧米に変更を迫る。

開催国ブラジルのボルジェス開発・工業・貿易相が14日、会合後の記者会見で合意内容を説明した。「より良い政策協調や世界経済の繁栄のためには国際機関の改革が必要だ」と訴えた。世界貿易機関(WTO)や世界銀行などの運営や人事への関与拡大を念頭に置いているとみられる。

WTOの多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)は昨年12月、インドネシア・バリ島で部分合意として貿易円滑化措置を決めた。これについてBRICS5カ国の合意文書で「成功だった。自由貿易は非常に重要だ」と記し、支持した。インドがWTO協定に追加することに難色を示していることには「軽視してはならない」(ボルジェス氏)として配慮する姿勢をにじませた。

足元の世界経済については「回復の勢いが弱く、貿易と投資を妨げている」と分析した。「先進国の政策変更が金融市場の不確実性を増幅している」と指摘し、米国の金融緩和解除のペースに注文をつけた。

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国は15、16日に首脳会合を開く。基本合意している開発銀行の本部所在地や出資比率を議論する予定で、詳細まで踏み込めるかが焦点。

(フォルタレザ=宮本英威)



 
 
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[FT]BRICS、新たな世界秩序求め集結(社説)

nikkei.com

2014/7/15 14:05

象徴を通じて物事をとらえることが好きな人にとって、ブラジルのフォルタレザで今週開かれるBRICS(新興5カ国)首脳会議(サミット)は、世界の政治秩序がどう変わろうとしているのかを知る絶好の機会だ。

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国は米国の管理にとらわれない多国間の開発に関わる課題を詰めようとする。BRICS開発銀行の創設で合意する見通しで、これは「パックスアメリカーナ」(米国による平和)の下で設けられた世界銀行や国際通貨基金(IMF)の弱体化を狙う試みだとみられる。「代替秩序」という概念を打ち出し、程度の差こそあれ米政府を快く思わない首脳たちが協議を重ねる予定だ。

■共通点少ない5カ国

一方、今回のサミットが表明するもの(BRICS開発銀行)の裏付けを求めると、あてが外れるかもしれない。5カ国に共通するのは、米ゴールドマン・サックスが生み出したマーケティング向けの頭字語の一部であるというくらいだ。多くの多国間グループとは異なり、地理的に離れているため、距離の近さによる関連はない。経済規模は中国が南アフリカの24倍だ。国のサイズや影響力に大きな差があるため、各国に同等な発言力を与えようとすれば、争いになる可能性がある。

5カ国が安定した友好国なのかも定かではない。1962年に国境紛争が勃発したインドと中国は、海軍が影響力を行使する領域、パキスタンとの関係、インド政府がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の亡命を受け入れた事実をめぐり、つばぜり合いを繰り広げている。ロシアと中国の関係は今年、かなり改善したが、過去の数十年間に及ぶ相互不信がくすぶっている。

今回のサミットの目的が欧米に対する憂さ晴らしだけならば、ここであげたような問題はBRICSの活動に影響しない。だが、その目的は、単なる憂さ晴らしにとどまらない。開発銀行設立の構想を掲げることで、新興5カ国の協調と重要さは異なる段階に引き上げられる。この銀行は急成長する新興国に開発資金を融資するだけでなく、代替的な開発ビジョンも示す方針だ。銀行の設立を準備する専門家は、先進国によるアドバイスを受け付けず、世界銀行を思わせる官僚的な融資条件を採用しない構えだ。

■中国のリーダーシップに疑問

BRICSが直面する最大の課題は、こうした銀行を設立し運営するうえで求められる高いレベルでの協力だ。この重責は主に、新興5カ国のなかで最大の債権国である中国が負うことになりそうだ。だが、中国政府は多くの国と協調して行動することに慣れていないため、効果的なリーダーシップを発揮できるかどうか疑わざるを得ない。

中国がBRICSのために自国の利益を譲ることができるかどうかが試金石となる。例えば、開発銀行の本部をどこに置くのかという問題は議論を呼ぶ。混乱を避けるため、中国政府が中国の開発銀行や輸出入銀行という独自の国際開発機関の行動を調整できるかどうかも焦点になる。中国は最近「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の設立を支持しており、融資の財源を求める争いが先鋭化するだろう。AIIBはBRICS開発銀行よりも優先される可能性が高い。

米国とその同盟国は今回のサミットの成り行きを注視しながら、中国に対して世界経済における同国の重要性に見合うだけのIMFでの議決権を与えなかったことがBRICS開発銀行の設立構想につながったと反省するかもしれない。この銀行は開発資金の提供においてIMFや世界銀行と競合するかもしれないが、ワシントンに本部を置くIMFや世界銀行の厳しい融資基準は緩めるべきでない。新興5カ国が構想する開発銀行の課題は多い。5カ国は「BRICS」という頭字語だけでなく、ほかの何かを創り出すために結束できることを、まだ証明できていない。

(2014年7月15日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)



 
 
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ロシア、孤立回避へ外交戦 BRICS首脳会議

2014/7/16 1:15

日本経済新聞 電子版

【フォルタレザ(ブラジル北東部)=石川陽平】中国やロシアなど新興5カ国によるBRICS首脳会議が15日午前(日本時間同日夜)、開幕した。ロシアのプーチン大統領は開幕に先立ち、中国やブラジル首脳らと相次ぎ会談。資源分野を軸に関係強化で合意した。積極的な外交戦の背景には国際社会での孤立を回避し、日米欧への対抗軸を探る狙いがある。

プーチン氏は14日に中国の習近平国家主席と会談。ロシア大統領府によると、中ロ関係の一段の発展に期待を表明した。中国の新華社によると、習氏は「軍事や安全保障でより連携した行動を取りたい」と応じた。

プーチン氏は同日、ブラジルのルセフ大統領とも会談した。国営石油ロスネフチがブラジルでの合弁会社を子会社化し、資源探査事業を強化する方針を表明。国営原子力会社ロスアトムがブラジルの原発整備に協力することも決まった。

12日にはアルゼンチンで首脳会談を開き、原子力の平和的な利用協力に関する協定に調印するなど、キューバ、ニカラグアを含む今回の中南米歴訪ではプーチン氏の積極的な外交姿勢が目立つ。

背景にあるのは欧米との関係の冷え込みだ。中南米諸国の多くは米国流の自由主義経済に批判的な左派政権で、米国に反発してきた。ブラジルも米政府によるルセフ大統領の電話盗聴問題が発覚して以降、対米関係がぎくしゃくしている。

プーチン氏はこうした反米感情を利用して、中南米諸国との連携を強化。BRICSの結束も固め、ロシアへの経済制裁を続ける日米欧をけん制する狙いとみられる。

ただBRICSも一枚岩ではない。インドのモディ新首相は米国を含む全方位外交を展開する方針。中国の習主席は17〜23日にアルゼンチンやベネズエラ、キューバを歴訪する予定で、中ロが中南米外交で競う構図も見えている。

▼BRICS 成長が著しいブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国に南アフリカを加えた新興5カ国の英語の頭文字を並べた呼称。米ゴールドマン・サックスが4カ国を「BRICs」と表現し、その後、南アフリカが加わって「BRICS」となった。5カ国の国内総生産(GDP)は世界の約2割を占める。2009年から毎年、首脳会談を開いている。



 
 
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BRICS開発銀創設で正式合意 本部は上海に
初代総裁はインドから

nikkei.com

2014/7/16 5:19

【フォルタレザ=宮本英威】インドや中国など新興5カ国のBRICSは15日、ブラジル北東部フォルタレザで首脳会議を開き、「新開発銀行」(BRICS開発銀行)の創設で正式に合意した。本部は中国・上海に置き、初代総裁はインドから選ぶ。欧米が主導する国際金融体制に対抗する狙いだ。

資本金は当初500億ドル(約5兆円)で、5カ国が均等に出資する。将来的には1000億ドルに増やす。新開発銀はアジアやアフリカの途上国のインフラプロジェクトに融資する。南アフリカに「アフリカ地域センター」を設ける。

首脳会議の議長を務めたブラジルのルセフ大統領は、新開発銀について「世界経済の安定に貢献する」と語った。



 
 
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BRICS開銀、上海に インドから初代総裁

nikkei.com

2014/7/16 11:44

【フォルタレザ=石川陽平】新興5カ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)がつくるBRICSは15日、ブラジル北東部フォルタレザで首脳会議を開き、「新開発銀行」(BRICS開発銀行)の創設で正式に合意した。焦点だった本部の場所は中国・上海に決まり、初代総裁はインドから選ぶ。新興国の独自の開発銀行の創設で、米欧が主導する国際金融体制に対抗する。

BRICS開発銀行の資本金は当初500億ドル(約5兆円)で、5カ国が均等に出資する。7年間で1000億ドルに増やす。アジアやアフリカ、中南米の途上国のインフラ事業に融資する。地域の案件を発掘するため、まず南アフリカに「アフリカ地域センター」を設ける。

首脳会議の議長を務めたブラジルのルセフ大統領は15日、BRICS開発銀行について「世界経済の安定に貢献する」と意義を強調した。開発銀行の設立が提案された2012年以降、本部の設置場所や資本金を巡る中印などの激しい主導権争いが続き、最終的な合意が遅れていた。

共同で外貨準備を積み立てる基金の発足でも正式に合意した。総額は1000億ドルで、金融危機で流動性資金が不足した際などに外貨を融通しあう。国別の拠出額は公表されていないが、中国が410億ドル、南アフリカが50億ドル、残り3カ国はそれぞれ180億ドルを出すと報じられた。

首脳会談で採択した「フォルタレザ宣言」では、国際通貨基金(IMF)への出資で新興国による比率を引き上げ、米欧分を引き下げる改革を急ぐように求める項目も盛り込んだ。BRICSがめざす新興国の意見をより反映した国際金融体制の構築への一歩といえる。

また、政府と親ロ派の戦闘が続くウクライナ情勢に懸念を表明し、関係者に「包括的な対話」を求めた。



 
 
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BRICS首脳会議:開銀設立を正式合意 外貨準備基金も

毎日新聞 2014年07月16日 00時23分(最終更新 07月16日 00時25分)

【フォルタレザ(ブラジル北東部)朴鐘珠】新興5カ国(BRICS=ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)首脳会議が15日午前(日本時間同日深夜)、フォルタレザで開幕した。5カ国首脳は同日午後、BRICS開発銀行と外貨準備基金の設立に正式合意する共同宣言に署名。16日は首都ブラジリアに移動し、南米各国首脳との会合を開く。

2009年に始まった年次会議だが、今回はウクライナ危機でロシアが主要8カ国(G8)から排除されて以降、初めての開催。ロシアや中国が今後、BRICSをG7や北大西洋条約機構(NATO)などに対抗する枠組みとして利用するのか、共同宣言はその方向性を見極める指針となる。

またBRICS首脳会議に他国の首脳が招待されたのも今回が初めて。反米左派政権が多い中南米諸国は、中露と利害が一致する。中露はこれを機に「米国の裏庭」と言われるこの地域での影響力拡大を狙う。



 
 
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BRICS:露、新興国連携に軸足

毎日新聞 2014年07月16日 00時25分(最終更新 07月16日 00時26分)

「BRICSを世界の安定成長に不可欠な統治システムの一部とする時がきた」。ロシアのプーチン大統領は首脳会議に先立つタス通信とのインタビューで、BRICSの役割を新たな段階に引き上げるよう主張した。

ウクライナ南部クリミアを一方的に編入したことで主要8カ国(G8)首脳会議から排除され、欧米から制裁を受けるロシアは、中国、インドなど新興国との連携強化に軸足を置く姿勢を鮮明にした形だ。

プーチン大統領は「BRICS諸国はいろんな形で(欧米のロシア制裁を)非難している」として感謝を表明。さらに「米国とその同盟国の外交政策を支持しない国々に対する攻撃は許されず、その方法を一緒に検討すべきだ」と強調した。

大統領は、「ロシアと中国が国連安保理でシリア問題について原則的立場(制裁反対)を取らなければ、リビアやイラクのシナリオ(体制転換)が起きていた」と自賛。BRICSとして国連を重視するとともに、「気に入らない体制の転換や、危機的状況の一方的な解決策を国際社会に押し付ける試みに反対する」と述べた。

経済面でも「国際通貨システムはドルと米国の通貨・財政政策に依存しすぎている。BRICSはこの状況を変えたい」と述べ、米国と張り合う構えを明確にした。

またプーチン氏はBRICSの将来的な加盟国拡大に前向きな姿勢を示す一方、「軍事・政治的な同盟を構築する計画はない」と言明した。【モスクワ田中洋之】



 
 
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BRICS:金融改革、組織化は結実…政治力発展は困難

毎日新聞 2014年07月16日 22時29分(最終更新 07月17日 01時15分)

【フォルタレザ(ブラジル北東部)朴鐘珠、ニューデリー金子淳】新興5カ国(BRICS=ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)は15日、ブラジルのフォルタレザで第6回首脳会議を開き、新開発銀行と外貨準備基金の設立に合意する宣言に署名した。世界銀行や国際通貨基金(IMF)に対抗する組織設立に合意したことで、米国主導の国際金融秩序に改革を迫る試みは実を結んだ。一方、中露は欧米に対抗する政治的な足場として、BRICSを利用することにも一定程度成功したものの、主要7カ国(G7)と並ぶ政治グループへ発展させることには困難が伴う。

共同宣言によると、新開発銀行の本部は中国の上海。初代総裁はインドから選出される。資本額は当初500億ドル(約5兆円)で、5カ国が均等出資。その後、1000億ドルまで増やし、新興国や途上国のインフラ事業に融資される。また、金融危機時に新興国が融通し合う外貨準備基金に計1000億ドルを拠出する。

BRICSは2009年の初会議から世銀とIMFの改革を訴えてきた。改革が進まないことに不満を持ち、成長する経済力を背景に銀行設置に踏み切った。

外交面ではブラジルのルセフ大統領が宣言文書署名式で「BRICSは政治的な重みを増した」と強調。

ロシアが主要8カ国(G8)から排除され、欧米の経済制裁を受ける原因となったウクライナ危機に関し、共同宣言は「深い懸念」を表明。別条項で「一方的な軍事行動や経済制裁を非難」することで、間接的にロシアを支持した。

BRICSは3月、クリミアのロシア編入の根拠となった住民投票結果を無効とする国連決議が賛成多数で採択された際も、4カ国が棄権することで、ロシアと協調行動をとった。また、首脳会議で、シリア紛争、イラン核開発問題、国連安保理改革といった政治問題を取り上げ、欧米をけん制してきた。



 
 
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本部・中国、総裁はインド…BRICS銀行設立

The Yomiuri Shimbun

2014年07月17日 07時41分

【フォルタレザ=吉田健一、竹内誠一郎】ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5か国(BRICS)は15日、ブラジル北東部フォルタレザで首脳会議を開き、「新開発銀行」(BRICS開発銀行)の設立を正式に決めた。

米欧主導の国際金融秩序に対抗する姿勢を鮮明にしたが、銀行の本部を中国・上海に置く一方、初代総裁はインドから起用するなど、各国の思惑が交錯した妥協の産物となった。新秩序構築が構想通りに進むかは不透明だ。

◆設立期限は示せず

「歴史的な宣言だ。私たちは国際社会での地歩を一層固めた」

議長国ブラジルのルセフ大統領は15日午後、同銀行設立を盛り込んだフォルタレザ宣言採択後の演説で胸を張った。2012年の首脳会議で設立が提案されて2年。再選を目指す大統領選を10月に控え、懸案を議長として取りまとめた安堵(あんど)感からか、笑みもこぼれた。

新開発銀行は5か国がまず100億ドルずつ均等に出資し、アジアやアフリカの途上国の社会基盤(インフラ)整備を支援する。同時に創設に合意した、金融危機などに備えて1000億ドルの外貨準備を共同で積み立てる基金と併せ、世界銀行や国際通貨基金(IMF)とは一線を画す新興国主導の金融秩序構築を目指す。

中国の金融当局関係者によると、BRICSの名をつけない新開発銀行になったのには、「旧秩序」(世銀・IMF)に対抗し、BRICS以外にも参加国を拡大する狙いがあるという。

首脳会議前には16年までに銀行を設立するとされていたが、宣言では期限は示されず、ルセフ氏も「できるだけ早期に」と述べるにとどまった。ブラジルの東南アジア外交筋は「今会議での設立表明という結論が先にあり、議論がまとまらなかった可能性がある」と言う。設立表明がさらに遅れれば、BRICSの一体感や意思決定能力のなさを国際社会に疑われかねない、との懸念をもつ首脳らが合意を急いだ、との分析だ。

◆主導権争う中国とインド

その懸念を払拭するかのように、中国の習近平(シージンピン)国家主席は15日の演説で「十分に準備し、できるだけ早く銀行を稼働させたい」と宣言した。

銀行設立に向けた議論では、本部の設置場所や出資比率を巡り、資金力の豊かな中国と設立提案国のインドが主導権争いを演じ、交渉が長引いたとされる。

2014年07月17日 07時41分



 
 
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BRICS首脳会議、閉幕…南米諸国首脳と会合

The Yomiuri Shimbun

2014年07月17日 11時05分

【ブラジリア=吉田健一】ブラジルで開かれていた新興5か国(BRICS=ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)首脳会議は2日目の16日、首都ブラジリアでBRICS首脳と南米諸国首脳の会合を行い、閉幕した。

会合では、再度の債務不履行(デフォルト)に陥る懸念が強まっているアルゼンチンのフェルナンデス大統領が債権者の米投資ファンドなどを批判し、問題解決に向けてBRICSなどの支援を訴えた。

2014年07月17日 11時05分



 
 
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BRICS、米主導の金融秩序に対抗 開銀設立合意

日本経済新聞 電子版

2014/7/17 0:32

【フォルタレザ(ブラジル北東部)=宮本英威】BRICS5カ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)首脳が、世界銀行と同様の役割を果たす独自の開発銀行を設立することで正式に合意した。BRICSにとって実体を持つ初めての国際機構となり、アジアやアフリカなど途上国のインフラ整備を支援する。国際社会での影響力を強め、米国が主導してきた戦後の国際金融秩序に対抗する狙いがある。

15日にブラジル北東部フォルタレザで開いたBRICS首脳会議で「新開発銀行」の設立を決めた。当初の資本金は500億ドル(約5兆円)。5カ国が均等に出資する。7年間で資本金を1000億ドルに増やす計画で、参加国も増える可能性があるという。インドの提案から2年がかりで正式合意にこぎ着けた形だが、設立の具体的な時期は明らかにしなかった。

開発銀行の本部は中国・上海に置き、初代総裁はインドから選出する。南アフリカに出張所を設けることも決めており、途上国の多いアフリカやアジアで融資先を増やす。中国の習近平国家主席は「世界経済の長期で安定した成長に貢献できる」と展望した。

首脳会議では、金融危機で流動性資金が不足した際などに外貨を融通し合うため、総額1000億ドルの基金を設立することでも合意した。

BRICS開銀の役割は米ワシントンに本部を置く世界銀行と重なる。1944年のブレトンウッズ会議を経て、国際通貨基金(IMF)とともに設立され、第2次大戦後の世界経済の復興と安定を担ってきた国際機関だ。61年には、日本の東海道新幹線向けに融資契約を結ぶなど、世界各地のインフラ整備に力を発揮してきた経緯がある。

途上国支援を巡り新興国と先進国が主導権を争う

  世界銀行 国際通貨基金 (IMF) 新開発銀行 (BRICS開発銀行)
設 立 1944年 1944年 言及せず
所在地 米ワシントン 米ワシントン 中国・上海
代 表 キム総裁(米) ラガルド専務理事(仏) インドから初代総裁を選出
資金規模 貸出上限額は約2000億ドル、今後10年で3000億ドルに増やす 加盟国からの出資割当額は総額3680億ドル 資本金500億ドル、7年間で1000億ドルに増やす
概 要 188カ国が加盟し、途上国向け融資や政策助言を実施。出資比率上位は3位の中国を除き先進国が占める 188カ国が加盟し、加盟国への融資や金融システムの監督を実施 BRICS5カ国が均等に出資。アジアやアフリカ、中南米の途上国のインフラ事業に融資する

BRICSが世銀に対抗するような開発銀行設立に動くのは、「ブレトンウッズ体制は現在の世界経済の実体を反映していない」(ブラジルのマンテガ財務相)との不満があるからだ。

BRICSは世界の国内総生産(GDP)の約2割を占めるまでになったが、世銀やIMFの運営や人事で十分に影響力を行使できない。主要20カ国(G20)で決まった中国などのIMFでの議決権拡大も、米議会の承認が得られずいまだに実現できていない。

首脳会議共同声明の骨子
○「新開発銀行」の設立で正式合意
○外貨準備の共同積立基金を1000億ドルで設立
○国際機構は現状の世界経済を反映していない
○世界経済は改善傾向だが、下振れリスクが存在
○WTOの多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)の成功に向けて努力
○ウクライナ情勢に深い懸念を表明

BRICSは米ゴールドマン・サックスが有力新興4カ国をまとめた総称に端を発しており、2009年から首脳会議を重ねてきた。11年には南アフリカが加わり5カ国の集まりとなったが、これまでは具体的な連携策が乏しかった。開銀の設立によって「BRICSが実体を伴うようになる」(ブラジルのルセフ大統領)と各国は期待している。

中国はBRICS開発銀行に加え、アジアで自らが最大の出資者となるアジアインフラ投資銀行の創設も目指している。4兆ドルの外貨準備を新興国のインフラ投資に振り向けて対象国に対する影響力を拡大するとともに、国内で生産過剰にあえぐ国有企業の海外進出を後押ししていく思惑がある。

とはいえ、先行きはそう簡単ではなさそうだ。5カ国は国の規模や経済の水準が大きく異なり、必ずしも一枚岩とはいえない。今回も本部所在地を巡り、上海とニューデリーで意見が割れた。世界の中心的な金融市場の一つである上海で意見をまとめられたのは、合意文書を公表する直前だったとされる。実際に融資が始まるまでにも、なお時間がかかりそうだ。



 
 
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BRICS:南米12首脳が一堂に 会議は閉幕

毎日新聞 2014年07月17日 13時37分(最終更新 07月17日 13時57分)

【ブラジリア朴鐘珠】ブラジルで開かれている新興5カ国(BRICS)首脳会議は16日、会場を首都ブラジリアに移して南米の全首脳との拡大会合を開き、2日間の日程を終了した。今年で6回目となるBRICS首脳会議だが、公式行事として周辺国の首脳を招待したのは初めて。主催国のブラジルを含む南米12カ国の首脳が一堂に会し、BRICS運営による新開発銀行の設立を歓迎した。

ブラジル外交筋によると、新開発銀行は2016年に貸し付けを始める予定だが、運営開始から2〜3年はBRICS加盟国のみが貸し付け対象となる。南米やアフリカの途上国に資金が回るのはその後からになるが、拡大会合に出席した首脳はいずれも、小国の金融不安を解消する有効な手立てになると期待感を表明したという。

また、南米の中では親米的とみなされているチリが中国と、コロンビアがロシアと個別に首脳会談をした。BRICSをてこに中露が中南米で影響力を拡大させる狙いは顕著になっており、習近平・中国国家主席は17日もブラジルにとどまり、キューバ、エクアドル、コスタリカの首脳らと会談する。



 
 
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BRICS:新開発銀を南米11カ国が支持

毎日新聞 2014年07月17日 21時29分(最終更新 07月17日 23時35分)

【ブラジリア朴鐘珠、ワシントン平地修】新興5カ国(BRICS=ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が新開発銀行と外貨準備基金の設立に合意したことに関し、南米11カ国の首脳は16日、BRICS首脳とブラジリアで会談し、「選択肢が増える」と支持した。新興国や途上国の多くが抱える世界銀行や国際通貨基金(IMF)への不満を利用して、BRICSが存在感を高めれば、世銀・IMFの相対的な地位低下もありうる。

BRICSは、米国主導の国際金融秩序に挑戦し、「公正で平等」(ブラジルのルセフ大統領)な制度の構築を目指す。南米の首脳は全員、この動きを歓迎した。

ブラジル国営放送によると、ボリビアのモラレス大統領はIMF・世銀による貸付制度を「脅迫まがい」と非難し「それに代わる枠組みを世界は待ち望んでいた。新自由主義と新植民地主義の台頭に歯止めをきかすことができる」と力説。ウルグアイのムヒカ大統領も「財政難の小国にとって選択肢が増えるのは良い」と期待を寄せた。

世銀やIMFは融資の際、緊縮財政や規制緩和、国営企業の民営化などの厳しい条件を課して「欧米型経済」への移行を迫る。「ワシントン・コンセンサス」と呼ばれるこの運営方法は、1990年代に最貧国の債務と貧富の格差を拡大させる一因となった。97年のアジア通貨危機で、アジア、中南米にも債務問題が拡大。世銀・IMFを批判する声が高まった。

債務を前倒しで返済する新興・途上国も一時的に増えたが、2008〜09年の金融危機以降、世銀とIMFの融資額は再び増大している。世界銀行の14年度(13年7月〜14年6月)の途上国向け支援額は610億ドルと04年度の倍以上だ。

一方で、経済力にみあう発言権を求める新興・途上国が支持するIMF改革は、米議会で批准の見通しが立たず棚上げ状態。これも新興・途上国の不満の原因となっている。

米シンクタンク、ブルッキングス研究所上級研究員のエスワー・プラサド氏は、BRICS開銀や外貨準備基金の設立について、「新興国の国際的地位の高まりを表す象徴だ。IMFなど既存の体制への挑戦開始であり、改革の遅れに不満を示すものだ」と指摘する。

一方、IMFのラガルド専務理事は16日、「金融安定維持のための国際的な安全網の連携強化を目的に協力できることを喜ばしく思う」と歓迎する声明を発表した。



 
 
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南ア中銀、0.25%利上げ

nikkei.com

2014/7/18 0:56

【ロンドン=黄田和宏】南アフリカ準備銀行(中央銀行)は17日開いた金融政策委員会で、政策金利を0.25%引き上げ、5.75%にすることを決めた。利上げは1月以来、半年ぶり。18日から適用する。5月の消費者物価指数が前年同月比6.6%の上昇となり、中銀目標の上限の6%を上回って推移している。南アではストライキの頻発により経済に停滞感が出ているが、景気回復よりも物価の安定を優先する。

南アでは通貨ランドが対ドルで1ドル=10.7ランド前後で推移し、前回5月の会合と比べてランド安が進行。輸入物価の上昇を通じて国内物価に上昇圧力が高まっている。一方、鉱山労働者によるストが6月下旬に収束したものの、今月は製造業でもストの影響が広がるなど、景気の先行きには不透明感が強い。



 
 
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南アでストライキ頻発 進出企業に操業リスク

2014/7/22 1:00

日本経済新聞 電子版

南アフリカに進出している企業が頻発するストライキによる操業リスクに直面している。金属業界の労働組合がストに突入して自動車などの製造業で部品の供給不足が広がり、操業停止に追い込まれている。日系企業を含め、南アはアフリカ攻略の拠点としてグローバル企業が数多く進出しているが、各社は戦略の練り直しを迫られている。

今月15日、トヨタ自動車は南ア東部ダーバンの工場で「カローラ」などの生産を中止した。日産自動車も行政の首都プレトリアにある工場の操業を停止。南アには欧米自動車大手も進出しているが、操業を続けているのは独フォルクスワーゲンなどわずかだ。

自動車業界の労働者がストに参加しているわけではない。部品メーカーでのストで調達に支障が出ているためだ。自動車は南アの製造業の代表格で、昨年は27万6000台を輸出した。アフリカ向けのほか欧州や北米などへの輸出拠点としても重要な役割を担っており、影響は世界に広がる。

ストを率いるのが最大労組の南アフリカ全国金属労働組合(NUMSA)だ。うち鉄鋼・エンジニアリング業界が今月初めにストを決行。1万2000社以上に影響が出たとみられる。南アではプラチナ鉱山労働者が6月に大幅な賃上げで合意し、ストの連鎖が起きている。NUMSAは企業側に10%を超える賃上げを求めている。

自動車業界は昨年もストの影響で操業が停止した。「企業はこうした事業リスクを想定して、利幅を厚めに取っている」(自動車ディーラー)といい、ツケは車体価格に跳ね返っている。例えば、トヨタの「カローラ」の場合、南アでの小売価格は21万ランド(約200万円)からと、日本に比べても高価だ。

日本貿易振興機構(ジェトロ)ヨハネスブルク事務所によると、南アには製造業や商社を中心に100社を超える日系企業が進出している。政情不安のあるナイジェリアなどより政治や経済が相対的に安定し、事業リスクが低いと判断しているためだ。各社は南アをサハラ砂漠以南(サブサハラ)に進出するための拠点として位置づけ、最近では丸紅などが大幅に人員を増やしている。

一方、欧米企業のなかには、南ア戦略を見直す動きが出始めている。英資源大手アングロ・アメリカンは、ストの影響で4〜6月期のプラチナ生産が前年同期より4割減った。ストの影響を緩和するため、労働集約的な鉱山から機械化の容易な鉱山に開発をシフトする方針だ。

南アでは1994年の人種隔離(アパルトヘイト)政策の廃止以降、労働組合が与党アフリカ民族会議(ANC)の支持母体となっており、影響力が強い。ただ最近は一部の黒人層が富を独占し、黒人間で貧富の差が拡大するなど、労働者の不満が高まっている。

鉱山の労組では新興勢力が影響力を持ち始め、労組も一枚岩ではなくなっている。こうした複雑な構図が賃金交渉を難しくし、スト頻発を招いている。新興国専門の調査会社ルネサンス・キャピタルのエコノミスト、タビ・レオカ氏は「南ア事業を縮小する心理的影響は無視できなくなってきた」と説明する。グローバル企業のアフリカ戦略は過渡期を迎えている。

(ロンドン=黄田和宏)



 
 
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世界最大級の水生昆虫を発見、21センチのヘビトンボ 中国

cnn.co.jp

2014.07.23 Wed posted at 10:33 JST

(CNN) 中国の四川省で、羽を広げた時の幅が21センチにもなるトンボのような巨大昆虫が見つかった。飛べる水生昆虫の中では世界最大だという。

同国西部の昆虫博物館によると、この昆虫は四川省・成都の郊外で地元の人が見つけて博物館に持ち込んだ。あごが長く伸びた巨大なトンボのような姿が特徴で、同博物館で数匹を調べた結果、中国やベトナムに生息する大型ヘビトンボの巨大種と判明した。

最も大きな個体は羽を広げた時の幅が21センチと、人間の大人の顔面を覆うほどの大きさがあった。これまでに見つかった水生昆虫の中では、南アフリカに生息するイトトンボの仲間の19.1センチが最大とされていた。

同博物館によると、大型のヘビトンボは澄んだ水のある場所に生息し、水質の変化に敏感に反応する。水が少しでも汚染されると、清浄な水を求めて別の場所に移るという。

中国各地のほかインドのアッサム州やベトナム北部に生息するが、四川省で見つかったのは初めてだった。



 
 
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阪急阪神エクスプレス、アフリカ南部で貨物輸送開拓

2014/7/23 23:49

日本経済新聞 電子版

国際物流の阪急阪神エクスプレス(大阪市)はサハラ以南のアフリカ市場を開拓する。南アフリカの拠点で日系の自動車や建設機械など製造業から貨物輸送の受注を目指す。ケニアやナイジェリアなど他の主要国でも日系企業の進出が増えており、現地物流業者との提携で輸送網を整える。

南アの駐在員事務所が現地で物流を手がける大手代理店と提携し、主に建設機械部品を配送する。現地法人化後には東海岸のタンザニアや西海岸のガーナにも南アから営業担当者が出張して顧客企業を開拓する。

阪急阪神エクスプレスは複数の企業の荷物をまとめて海外輸送する国際混載貨物(フォワーダー)4位で、2014年3月期の売上高は約376億円。欧米やアジアで事業を展開してきたが、成長が見込めるアフリカ市場に本格進出する。

アフリカは欧米やアジア地域よりもカントリーリスクは高いが、日系の物流業界で先行できれば高い収益の確保が可能だとみている。



 
 
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三菱東京UFJ銀、南ア大手銀と提携 アフリカ開拓

2014/8/8 14:01

日本経済新聞 電子版

三菱東京UFJ銀行は南アフリカ共和国の大手銀行、ファースト・ランド・バンクと提携する。三菱東京UFJ銀にとってアフリカ大陸で初の提携。ファースト・ランド・バンクが持つ顧客基盤を生かし、同国だけでなく、成長の見込めるサハラ砂漠以南の地域を中心に幅広く案件獲得を目指す。

両行は業務提携することで合意。8日に発表する。

南アフリカでは、みずほ銀行がスタンダードバンク、三井住友銀行がアブサという現地大手銀行とそれぞれすでに提携しており、3メガバンクのアフリカ市場の開拓の基盤が出そろう。

ファースト・ランド・バンクは資産規模で南アフリカ3位。成長率の高いモザンビークやナイジェリア、ケニアなどにも強い営業基盤を持つ。

三菱東京UFJ銀は現在は南アフリカに出張所をもうけているが、提携することで、顧客を相互に紹介したり、資源やインフラの融資案件を共同で発掘できたりするようになる。

アフリカに進出する日系顧客向けの決済サービスの提供や、大型プロジェクトで南アフリカランドなど現地通貨建てで融資することも可能になる。現在40〜50社程度の現地企業との取引数拡大につなげる狙いがある。

アフリカでは、1日当たり収入が4〜20ドルの中間層がこの10年で6割増の3億5000万人に増え、消費やインフラ需要が急拡大している。日本政府も援助から円借款などを活用した直接投融資へとアフリカ戦略を切り替えている。邦銀も現地の基盤整備を急ぎ、英バークレイズ銀行など先行する欧州勢を追う。(欧州総局)



 
 
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アフリカ最後のシロクマ死ぬ、長年の「伴侶」のもとへ

cnn.co.jp

2014.08.14 Thu posted at 11:46 JST

(CNN) 南アフリカのヨハネスブルク動物園は、アフリカ大陸で最後のホッキョクグマだったオスの「ワン」の健康状態が悪化したため、13日に安楽死させたと発表した。28歳だった。慢性関節炎にかかり、肝不全に陥っていたという。

ワンは日本の動物園で生まれ、1986年にライオンとの交換プログラムでやって来て以来、同動物園の人気者だった。しかし今年1月、28年間連れ添ったメスの「ジービー」が死んだ後はずっと悲しそうな様子を見せ、元気をなくしていた。

ワンとジービーは生後半年の時から一緒に過ごし、孤独を好む傾向のあるホッキョクグマでは異例の仲の良さだった。

ジービーが死んだ後のワンは食欲も失い、ジービーがいたころのように水の中で泳ぐこともしなくなった。

動物園は好物をプレゼントするなどして何とかワンを元気付けようと試み、ファンからもたくさんの贈り物が届いた。造雪機 などもあった。ただ、温暖な気候の中で過ごしてきた高齢のワンにとって、突然の環境の変化は致命的になるかもしれないと動物園は予想していた。野生のホッキョクグマの場合、20歳を超すことはまれだという。

ヨハネスブルク動物園は、ワンに代わるホッキョクグマの導入は予定していない。



 
 
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電通、南アフリカの広告企業を傘下に

nikkei.com

2014/8/15 20:08

電通は15日、南アフリカの広告会社クリムゾン・ルーム・コミュニケーションズ(ヨハネスブルク市)の発行済み株式60%を取得すると発表した。2013年3月に買収した英子会社の電通イージス・ネットワークを通じて取得する。取得金額は非公表。電通は最近アジアや米州など世界各地の広告会社の買収を加速している。広告市場が2桁ペースで伸びている南アにも基盤を築く。

クリムゾン・ルームの設立は2005年で、13年12月期の売上総利益(売上高から媒体費などを除いた額)は約1億8千万円。商業施設などの店頭で商品の試供品を配ったりイベントを開いたりといった体験型の販促支援事業に強みを持つ。

電通は南アフリカでは、グループ会社を通じてマス媒体向けやインターネットなどの広告事業を手がけてきた。体験型販促のクリムゾン・ルームの買収で、広告から販促の全領域のサービス提供を可能にする。電通の予測では14年の南アフリカの広告市場は前年比で2割伸びる見通しだ。



 
 
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エボラ出血熱:南アも入国禁止 感染国の孤立化進む

毎日新聞 2014年08月22日 19時13分(最終更新 08月22日 20時31分)

【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカでエボラ出血熱が猛威を振るっているため、南アフリカは21日、感染者の多い▽ギニア▽リベリア▽シエラレオネ−−の3カ国からの入国を原則禁止とすると発表した。セネガルも同日、隣国ギニアとの国境閉鎖などを発表。世界保健機関(WHO)は移動の制限などは必要ないとの立場だが、各国が次々に感染国からの人の流入を禁じており、感染国の「孤立化」が進んでいる。

すでにギニア、リベリアと国境を接するコートジボワールが今月11日、3カ国からの航空機乗り入れを禁止。東アフリカのケニアも、3カ国からケニア人と医療関係者以外が入国するのを禁じた。感染国との定期便運休を決めた航空会社もある。

WHOは「航空機による旅行でエボラ出血熱に感染する危険性は低い」との見解を公表し、移動制限は勧めていない。しかし、一向に歯止めがかからない感染拡大に、アフリカ各国が「自衛手段」を講じている。

一方、孤立化した感染国では、患者が多く隔離された地域などで深刻な食糧不足となる可能性も指摘されている。AP通信によると、世界食糧計画(WFP)は今後数カ月で100万人程度に食糧支援が必要になる可能性を示している。



 
 
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エボラ熱、アフリカで入国制限広がる 感染国孤立の恐れ

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2014年8月24日18時35分

西アフリカでエボラ出血熱の感染者が急増している問題で、南アフリカやケニア、セネガルなどアフリカの主要国が相次いで、ギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国からの入国を制限し始めた。こういった動きはアフリカ全土に広がりつつあり、感染国が孤立する心配が出ている。

西アフリカから多くの航空便が乗り入れるケニアは16日、感染が拡大する3カ国からの入国禁止を発表。ケニア航空も感染国への乗り入れを中止した。

アフリカ経済の牽引(けんいん)役である南アフリカも21日、3カ国からの外国人の入国禁止措置を発表。自国民は感染国からの帰国を認めるものの、厳しい検査を実施するとし、西アフリカからの中継地点となるケニアとエチオピア、少数の感染が確認されているナイジェリアからの入国者についても、「中レベルの危険国」として検疫を強化する考えだ。

現在、ヨハネスブルクの国際空港内では水色の医療用マスクをつけた観光客らの姿が見られ、入国審査では、担当官が赤外線カメラを使って、乗客の発熱の有無を検査している。

広がる感染にセネガルは21日、隣国ギニアとの国境を封鎖。ロイター通信によると、コートジボワールも、ギニアやリベリアとの国境を封鎖している。

影響は欧州にも広がっている。英ブリティッシュ・エアウェイズは感染国への8月中の乗り入れを休止。仏エールフランスは現在も継続しているものの、AFP通信は、一部の客室乗務員が感染国への路線勤務を拒否し、労働組合が乗り入れの中止を求めて署名活動を始めたと伝えている。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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南アGDP4〜6月期0.6%増

nikkei.com

2014/8/26 20:22

【ロンドン=小滝麻理子】南アフリカ政府統計局は26日、4〜6月期の実質国内総生産(GDP)が前期比年率0.6%増になったと発表した。農業や金融分野が堅調に成長し、プラチナ鉱山で続くストライキなどによる生産活動の停滞を吸収。約5年ぶりにマイナス成長に陥った1〜3月期から回復した。

部門別では「農業・林業・漁業」が約5%、「金融・不動産」が1.5%伸び、全体をけん引。一方、ストライキの影響で「鉱業・採石業」は9.4%落ち込んだ。消費低迷を映し、製造業も2.1%減となり、GDPにマイナスに作用した。



 
 
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UPDATE 1-南アのロンミン、国内で5700人削減するとの報道を否定

jp.reuters.com

2014年 08月 26日 08:30 JST

[ヨハネスブルク/ロンドン 25日 ロイター] - 南アフリカのプラチナ生産会社ロンミン のベン・マガラ最高経営責任者(CEO)は25日、国内で約21%に相当する5700人程度の従業員を削減するとの報道を否定した。

CEOはロイターに対し「そのような計画はない。当社は増産を最優先としている」と述べたが、詳細については明言しなかった。

業界関係筋2人はロイターに対し、ロンミンは人員削減を計画していると述べ、11基の鉱山シャフトのうち4−6基を閉鎖する見込みだと明らかにした。今年に入り5カ月間続いた賃上げストが同社の業績を圧迫しており、人員整理は利益回復に向けた計画の一環だと説明していた。



 
 
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南アフリカ:4−6月のリセッション入り回避−0.6%成長で

ブルームバーグ

8月26日(ブルームバーグ):南アフリカ共和国の4−6月(第2四半期)国内総生産(GDP)は前期比年率0.6%増となり、過去5年で2回目のリセッション(景気後退)を回避した。

南アフリカ統計局の26日の発表によると、1−3月(第1四半期)GDP は同0.6%減だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト23人の調査中央値では、4−6月GDPは0.9%増が見込まれていた。

原題:South Africa Avoids Recession as Economy Expands 0.6% inQuarter(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ヨハネスブルク Rene Vollgraaff rvollgraaff@bloomberg.net;ヨハネスブルク Amogelang Mbatha ambatha@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nasreen Seria nseria@bloomberg.netGordon Bell
更新日時: 2014/08/26 18:50 JST



 
 
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ダライ・ラマのビザ、南アフリカが発給拒否

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2014年9月5日20時47分

南アフリカ政府が、同国で開催される「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」に招待されていたチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世について、ビザの発給を拒否したことがわかった。ダライ・ラマの関係者がAFP通信に明らかにした。南ア政府が最大の貿易相手国・中国に配慮したものとみられる。ダライ・ラマは同サミットへの出席を辞退するという。

同サミットは、ノーベル平和賞の受賞経験者が集まり、1999年からほぼ毎年開催。今回は南アフリカの受賞経験者が主催し、ネルソン・マンデラ元大統領の死去1年にあわせ10月13〜15日、ケープタウンで開かれる予定だった。アパルトヘイト(人種隔離)政策撤廃で指導的な役割を果たした南アのツツ元大主教やデクラーク元大統領、旧ソ連のゴルバチョフ元大統領らが出席を予定している。

AFP通信によると、南ア政府は、中国との関係を理由にビザの発給はできない、とダライ・ラマ側に電話で伝えたという。これを受け、ツツ元大主教の広報担当者は「ダライ・ラマの入国が認められなければ、他の招待者も来ないと言っていると聞いた」と話しているという。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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南アフリカ政府、ダライ・ラマのビザ発給拒否

The Yomiuri Shimbun

2014年09月06日 08時48分

【ヨハネスブルク=上杉洋司】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が、南アフリカ政府にビザ発給を拒否され、同国での会議への参加を断念していたことが分かった。

ダライ・ラマの広報官が5日、読売新聞の取材に明らかにした。

同国政府高官が「中国との関係悪化につながるためビザを発給できない」と述べたという。南アフリカ政府は「ダライ・ラマが会議参加をやめたため、ビザ発給の手続きを止めた」と説明している。

地元メディアなどによると、同国がダライ・ラマのビザ発給を拒否するのは過去5年間で3度目。ダライ・ラマは、今年10月に開かれるノーベル平和賞受賞者を集めた会議に招待されていた。

2014年09月06日 08時48分



 
 
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南アの義足ランナーに判決、計画殺人には当たらず

cnn.co.jp

2014.09.12 Fri posted at 10:22 JST

南アフリカ・プレトリア(CNN) 恋人殺害の罪に問われた南アフリカの両足義足ランナー、オスカー・ピストリウス被告の判決公判が11日に開かれた。裁判官は、ピストリウス被告に殺意はなかったと認め、計画殺人には当たらないと判断した。

一方で、被告の行為には過失があったとも述べ、過失致死罪で有罪判決を言い渡す公算が強まった。

ピストリウス被告は昨年2月14日、首都プレトリアの自宅で浴室に銃弾4発を撃ち込んで恋人だったリーバ・スティーンカンプさんを死亡させた。

裁判官は、ピストリウス被告が「ドアの向こうにいる相手を殺害する可能性」を予見していなかったと認定。スティーンカンプさんは寝室にいると思っていたため、まさかその相手がスティーンカンプさんだとは考えなかったと指摘した。

ただ、侵入者だと思ったとしても、「携帯電話で警察を呼ぶことはできたはず」だと述べ、「被告人はあまりに性急に過剰な武力を行使した」と認定。「被告の行為が過失だったことは明らか」と指摘した。

ピストリウス被告は泣きながら判決の言い渡しを聞いていた。



 
 
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河北鋼鉄、南アフリカに製鉄所建設

nikkei.com

2014/9/12 23:26

■河北鋼鉄集団(中国国有鉄鋼大手、河北省) 南アフリカに製鉄所を建設する。2013年8月に買収した同地の鉱山会社が産出する鉄鉱石を有効活用し、17年から建設用鋼材などを生産するという。投資額は明らかにしていない。

15年に年300万トンの棒鋼生産能力を持つ製鉄所を着工、17年末までの稼働を目指す。次いで年200万トン分のH形鋼などをつくる設備を導入し、19年には年500万トンの生産能力に高める計画だ。

中国鉄鋼大手では宝鋼集団(上海市)が07年にブラジル資源大手のヴァーレとブラジルで製鉄所を建設することで合意したが、その後の金融危機で断念。武漢鋼鉄集団(湖北省)は09年にブラジル現地企業と合弁製鉄所プロジェクトを立ち上げたが、12年に中断した。

鞍山鋼鉄集団(遼寧省)もインドで、首鋼集団(北京市)はマレーシアで製鉄所計画があるがいずれも難航しているもようだ。中国勢は海外でのマネジメント経験が乏しく、「海外製鉄所の建設・運営は時期尚早」(業界関係者)との声もある。(上海=菅原透)



 
 
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義足ランナーの殺人罪見送り ピストリウス被告への判決

asahi.com

プレトリア=三浦英之2014年9月13日00時32分

恋人を射殺したとして殺人罪などに問われた、両足義足のランナー、オスカー・ピストリウス被告(27)の判決公判が12日、南アフリカの首都プレトリアの高等裁判所であった。トコジール・マシパ判事は「被害者を意図的に殺害する必要性は認められない」と殺人罪の適用は見送り、過失致死罪を適用して有罪判決を言い渡した。量刑は10月中旬にも言い渡される見通し。

ピストリウス被告は、両足義足のランナーとして史上初めて五輪出場を果たした同国の英雄。

判決によると、ピストリウス被告は昨年2月14日未明、プレトリア近郊の自宅で、トイレにいた恋人でモデルのリーバ・スティーンカンプさん(当時29)の頭などを銃で撃って死亡させた。

ピストリウス被告は初公判で、「侵入者と間違えて撃った」と主張。判事はこの主張をほぼ認めたが、「警察を呼ぶこともできたはず。性急で過度な行動だ」などとして過失致死罪を適用する判断を示した。同国の法律では、過失致死罪は最高で禁錮15年。

ピストリウス被告は、先天性の身体障害により、生後まもなくひざから下を切断。J字形のカーボン繊維の義足をつけて走る姿から「ブレード(刀)ランナー」との異名で呼ばれ、2012年のロンドン五輪に出場するなどして人気を博した。(プレトリア=三浦英之)



 
 
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連載:特派員リポート
(@プレトリア)ヒーローが駆け抜けた風景

asahi.com

2014年9月16日00時00分

■特派員リポート 三浦英之(ヨハネスブルク支局長)

判事から「殺人罪については無罪」との判断が示された瞬間、両足義足の「ヒーロー」は拳を固く握りしめ、ブルブルと肩をふるわせながら泣いた。

南アフリカの首都プレトリアの高等裁判所で9月12日、「ブレードランナー」の異名で親しまれた義足の短距離走者オスカー・ピストリウス被告に有罪判決が言い渡された。恋人でモデルのリーバ・スティーンカンプさん(当時29)を自宅の浴室で撃ち殺したという容疑に対し、裁判所は殺人罪の適用は見送った上で、量刑の軽い過失致死罪を適用するという判断を下した。両足の切断、短距離走との出合い、史上初の五輪出場、美女との恋愛、そして、有罪判決。法廷の硬い木の椅子に座り、私は彼の27年間の人生は果たして幸せだったのだろうかと考えた。

春を迎えた首都プレトリアの朝の気温は17度。支援者が作った「オスカー、あなたは、過去も未来もヒーローよ!」と書かれた垂れ幕に見守られながら、ピストリウス被告は高等裁判所に入った。

法廷はすでに傍聴者と報道陣ですし詰め状態。扉が開いてトコジール・マシパ判事が姿を見せると、全員が起立し、ピストリウス被告もわずかに頭を下げた。

アパルトヘイト(人種隔離)政策撤廃後に任命された2人目の黒人女性となる判事の、長い長い朗読が続く。ピストリウス被告はその一つひとつに小さくうなずきながら身を固くしていた。そして、「総合的に証拠を考えた場合、被告が被害者を意図的に殺害した必要性は認められない」との判事の言葉を聞いたとき、一瞬大きく息を吸い込み、肩を揺らしてその場で泣いた。かつて風のように競技場を駆け抜け、表彰台の上でにこやかな笑顔を振りまいていたアスリートの姿はそこにはなかった。

私が彼の姿を初めて見たのは2012年8月、ロンドン五輪の生中継だった。カーボン繊維でできたJ字形の義足を身につけ、フィールドを飛ぶように走る「ブレードランナー」。逆風を追い風に変えながら、新しい世界に切り込もうとする若者の姿に称賛を送り、彼の著作「オスカー・ピストリウス自伝/義足こそが僕の足」(白水社)を読んだ。

彼は1986年に生まれた。両足共にひざから足首までの外側をつなぐ腓骨(ひこつ)がなかった男の子は、生後11カ月でひざから下を切断し、義足をつけてわずか1歳で歩き始めた。

母親はそんな息子に「障害を障害と思わせない」ことで大きな山を乗り越えさせようとした。「カール(兄)、靴を履きなさい。オスカー、義足をつけなさい」。ピストリウス被告はロンドン五輪に出場した12年、メディアで「僕は障害があると思ったことはない。この義足は、僕にとっては靴と一緒なんだ」と述べた。

義足の少年はその後も「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」(長く曲がりくねった道)を歩み続ける。6歳の時に両親が離婚。彼は母のもとでラグビーや水球、テニスなどを愛するスポーツ少年に育ったが、15歳の時、その母が他界してしまう。

転機は突然訪れた。17歳の時、ラグビーで右ひざを故障したのをきっかけに陸上競技へと転向すると、わずか8カ月後のアテネ・パラリンピック(陸上男子200メートル)で金メダルを獲得してしまう。

偶然とも呼べる突然の快挙は、彼に新たな目標を植え付けた。健常者によって競われる五輪競技への出場である。

彼は07年の南アフリカ選手権に出場し、陸上男子400メートルで2位という結果をおさめる。同年、ローマ大会にも同競技で出場し、北京五輪の参加標準記録Bに0秒95まで迫る好タイムを記録した。

ところが突如、予期せぬハードルが立ちはだかる。国際陸連は「競技力向上のための人工装置の使用を禁止する」という規則に彼の義足が抵触するとして、ピストリウス被告の一般大会への出場を禁止してしまったのだ。ピストリウス被告はこの決定を不服として、スポーツ仲裁裁判所に提訴。裁判所は、義足で受ける利益が十分証明できないとして、ピストリウス被告の一般大会への出場を認めた。

ロンドン五輪の陸上男子400メートル。彼は義足ランナーとして8万人の大観衆の前に立った。予選は2位で通過。準決勝に進み、2組8着という結果で終えた。

競技終了後、報道陣にこう述べている。「悔いはない。支えてくれたすべての人に感謝したい」

自らの力でつかみ取った五輪出場。その人生の絶頂とも言える瞬間の陰で、あるいは彼の人生はすでに、かすかに歯車が狂い始めていたのかもしれない。

直後に開催されたロンドン・パラリンピックの陸上男子200メートル。彼はスタート直後からずっと1位をキープしながらも、残り20メートルでブラジルの選手に追い抜かれ、100分の7秒差で金メダルを逃してしまう。

競技終了後、彼が発した言葉に報道陣は耳を疑った。

「あいつの義足は長すぎる」

それはかつて、彼が健常者たちから常に指摘されてきた「義足は健常者の足より有利なのではないか」という「疑念」と似たような響きを持って周囲には受け止められた。優勝したブラジルの選手は足の残存部分がピストリウス被告よりも短かったため、彼より長い義足の使用が許可されていた。しかし、そのルールで決められた「公平性」に疑義を挟めば、健常者の中で義足をつけて競技に臨む、自らについての「疑念」についても否定することが難しくなってしまう。

それでも、南アフリカの国民は、彼を「逆境を乗り越えた不屈の英雄」として、熱狂的に母国に迎え入れた。27年間も収監されながら、アパルトヘイト政策を撤廃へと導いた、あのネルソン・マンデラ元大統領のように。

しかしそれ以後、「英雄」は徐々に変容していく。

彼を取材した多くのジャーナリストたちが「五輪への出場を境に、彼は大きく変わってしまった」と各メディアで書きつづっている。誰に対しても傍若無人で、ささいなことで怒り始める。「まるでモンスターのようになってしまった」と次第に周囲から友人や知人が離れていった。

そんななか、彼はあるパーティーの会場で一人の女性と巡り合う。

リーバ・スティーンカンプさん。ピンク色の彼女のかわいらしいドレス姿を見た瞬間に「ビビっと来たんだ」と彼は友人に打ち明けている。

リーバさんは彼女の母親と共に、暴力や虐待に悩む女性を支援する活動に取り組んでいた。当初は弁護士を目指していたが、その美貌(びぼう)ゆえに、当時はモデルとして活動していた。

事件が起きた13年2月14日はバレンタインデーだった。リーバさんはその日、高校でレイプ撲滅運動のスピーチをすることになっていた。

14日未明の発砲後、現場に駆け付けたとされる警察官は、米誌上で作家の調査に次のように答えている。

「玄関を入ると、まずリーバさんの遺体が目に入った。腕と耳の上、尻の計3カ所を撃たれていた。大理石の階段を上ると、寝室と続きになった浴室があり、そこには、シャワーと浴槽があった。ドアはクリケット用のバッドでたたき壊されていた。血まみれのバットが床に転がっており、近くに二つの携帯と9ミリの拳銃があった」

ピストリウス被告は警察の調べに「強盗と間違えて撃った。彼女を殺すつもりはなかった」と主張し、裁判では彼の証言の信頼性が争点となった。

今年3月には、事件直後に駆け付けた隣人の放射線科医師が出廷し、「駆けつけた時にはリーバさんの傷は深すぎて、私には何もできなかった」「彼はずっと泣き続け、彼女を生かしてほしい、と神に祈っていた」と証言。4月に被告人尋問が実施されると、彼は「この場を借りて、ご両親におわびしたい」と涙を流して遺族に対して謝罪した。

そして、12日の有罪判決。彼はどんな気持ちで、その判決の意味を聞いたのだろう。

裁判所の分厚い木の扉を抜け、車で取材拠点のあるヨハネスブルクへと戻る途中、私はふと「人間万事塞翁(さいおう)が馬」という中国の故事を思い浮かべた。

中国で、ある老人の飼い馬が逃げる。周囲が老人を慰めると、逃げた馬がたくさんの優れた馬をつれて戻ってくる。それを周囲が祝福すると、今度は老人の息子が落馬して骨を折る。しかし、そのケガが幸いし、息子は戦争に行かずにすんで命拾いをする。「人生、何が良くて、何が悪いかはわからない」という教訓を例示する故事だ。

量刑については10月中旬に下されることになっている。ピストリウス被告は今後、どのような人生を生きるのだろう。法廷で計画殺人を否定されても、一人の女性の命を奪った事実は決して消えない。彼はまた走り出すのだろうか。それとも……。

彼はこの日、もう一つ、重い荷物を背負った。

    ◇

三浦英之(みうら・ひでゆき) ヨハネスブルク支局長。2000年入社。東京社会部、南三陸駐在などを経て、9月から現職。40歳。著書に被災地で暮らした1年間をつづった『南三陸日記』(朝日新聞出版)、JR東日本による信濃川の大量不正取水事件を追った『水が消えた大河で』(現代書館)がある。



 
 
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ロシアが南アと原子力協定、最大8基の原発建設か

MSN産経ニュース

2014.9.23 15:23

ロシアと南アフリカの両政府は22日、原子力分野での戦略的パートナーシップ協定に署名した。南ア政府の声明によると、ロシア系企業が南アで最大8基(計960万キロワット)の原発を建設することを可能にする協定だという。

南アのピーターソン・エネルギー相は声明で「ロシアとの協力によって、2030年までに原子力で960万キロワットを出力するというわれわれの計画が実現するだろう」と述べた。

南アは1980年代に運転を開始した2基の原発を保有している。政府は電力不足の解消や石炭への依存度を減らすため、大規模原発を新規に建設する計画を明らかにし、ロシアのほかにも日本や中国、欧米の企業が受注に関心を示していた。(共同)



 
 
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アフリカ投資促進で合意=ジェトロ

時事ドットコム

日本貿易振興機構(ジェトロ)は30日、アフリカの主要7カ国と協議し、日本企業の投資促進に向けた取り組みを進めることで合意した。今後、情報発信や交流で連携するほか、法制度などの課題を定期的に協議し、投資環境の整備を図る。

7カ国は南アフリカ、ケニア、ナイジェリア、エジプト、コートジボワール、モロッコ、タンザニア。アフリカに進出する日系企業の約7割がこれらの国々に拠点を置く。(2014/09/30-19:05)



 
 
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中東・アフリカの太陽光発電、約12GWが建設予定

nikkei.com

2014/10/1 6:30

米NPD Groupの太陽電池部門であるSolarbuzzは2014年9月、中東・アフリカ地域の太陽光発電システム設置市場の見通しを発表した。

中東・アフリカ地域では、計画中、または、計画前段階にある数メガワット(MW)規模のメガソーラー(大規模太陽光発電所)建設プロジェクトが多くあり、今後の高成長が見込まれている。

調査対象としたアフリカの29カ国と中東の7カ国において、今後、建設される太陽光発電所の潜在的な計画の合計出力はアフリカで11ギガワット(GW)以上、中東で少なくとも1.3GWに達している。

計画の99%は地上設置型となっている。また、平均出力の規模は、既存の計画に比べて大きい傾向にある。特に、これまでメガソーラーが建設されていなかった国や、建設が盛んでなかった国ほど、大規模なメガソーラーを計画する傾向がある。

中東・アフリカ地域において、これまで太陽光発電所の建設が進んできたのは、経済的に豊かな限られた国だった。市場の中心となってきたのは、南アフリカとイスラエルである。この両国とサウジアラビアでは、今後数年間、安定した太陽光発電システム設置が見込まれている。

今後は、中東・アフリカ地域の他の国々でも、大規模な建設プロジェクトが進むことで、他国の市場シェアが上昇しつつあるとしている。アフリカで建設予定の太陽光発電所の合計出力が最も大きいのは、ケニアとジンバブエとなっている。

アフリカでは最近、アルジェリア、カメルーン、エジプト、エチオピア、ガーナ、ケニア、モロッコ、ナイジェリア、セネガル、南アフリカ、スワジランド、チュニジア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエにおいて、出力50MW以上のメガソーラーの建設が発表されている。

アフリカの稼働済みの太陽光発電所の大半は、南アフリカに集中している。南アフリカに完成済みの太陽光発電所の合計出力は約700MWに達しており、他のアフリカの国の合計の10倍以上となっている。

アフリカで計画されている太陽光発電所のうち、稼働済みのプロジェクトは7%にとどまっている。

南アフリカ以外でメガソーラーが稼働済みの国は、ベナン、カーボベルデ、モーリタニア、セネガル、ウガンダのみとなっている。

アフリカ市場が活発になりつつある理由として、サハラ以南を中心とする電力供給のニーズに加え、欧州市場の冷え込みから、プロジェクト開発事業者がアフリカ市場の開拓に注力しているためとしている。

ただし、アフリカ市場にはリスクもある。エネルギー・インフラの脆弱さや、汚職や腐敗といった政治的リスク、社会的な不安定さなどを挙げている。

中東では、最大市場のイスラエルにおいて、合計出力260MW以上の太陽光発電所が稼働済みで、稼働済みのプロジェクトは22%と、アフリカに比べて高い。今後も同300MW以上の太陽光発電所の建設が予定されている。

計画のうち、95%以上を地上設置型が占めているものの、イスラエルでは屋根設置型が大きく伸びている。

(日経BPクリーンテック研究所 加藤伸一)

[日経テクノロジーオンライン 2014年9月30日掲載]



 
 
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業績不振サムスン電子、事業再編急ピッチ

欧州でノートパソコンの販売中止

独自OSの開発者を家電事業部などに配置転換

「年末に希望退職募集」とのうわさも

サムスン電子が先ごろ、欧州市場でのノートパソコン販売を中止した。今年5月には南アフリカ、昨年10−12月期には東アフリカ地域でもノートパソコン事業から撤退した。販売が振るわないパソコン事業を整理しているのだ。

スマートフォン(多機能携帯電話端末)事業の不振で危機に陥っているサムスン電子が、近ごろ限界にぶち当たった事業を整理し、社員を配置転換するなど、再編を加速させている。好況を謳歌していたここ数年間で肥大化しすぎた組織をスリム化し、新たな成長エンジンを見つけるための非常対策の一環だ。

■危機のサムスン電子、事業を整理し社員を配置転換

サムスン電子の再編ムードは、今年初めにすでに捉えられていた。現在、闘病中の李健熙(イ・ゴンヒ)同社会長は今年1月にハワイへ出国する際、「マッハ経営」に言及。ジェット機が音速(マッハ1=秒速340メートル)を突破するには設計からエンジン、素材、部品などを全て変えなければならないように、サムスンも体質と構造を刷新する必要があるというわけだ。こうした中、4−6月期の業績が予想以上に悪かったことから、サムスン電子は本格的な構造調整に乗り出した。

同社は事業調整と並行して社員の大々的な配置転換も行っている。先月には無線(IM)事業部のソフトウェア担当者500人を生活家電、映像ディスプレー事業部などに異動させた。大半は同社が中心となって取り組んでいる基本ソフト(OS)「タイゼン」の開発担当者とされる。

無線事業部ではタイゼンを搭載したスマートフォンの発売がなかなか進まないが、ほかの事業部ではすでにタイゼンを利用したテレビやスマートホームサービスなどの公開を控えているため、こちらにソフトウェア担当者を充員し、スマートホームの構築を急ぐ考えだ。同社のキム・ヒョンソク映像ディスプレー事業部長(副社長)は「来年の(家電見本市)CESではタイゼンテレビをたくさん公開する予定だ」と話している。

また、7月にはソウル市瑞草区の社屋に勤務していた財務・人事担当者の15%(約150人)を京畿道の水原市や竜仁市器興区などの事業所に配置転換した。

業績悪化の「主犯」に挙げられる無線事業部では、すでにコスト削減などの緊縮に乗り出している。役員クラスも飛行時間が10時間以内の海外出張ではエコノミークラスを利用し、成果給も25%ずつ返納した。各事業部の消耗経費も来年は大幅にカットされる見通しだ。

カン・ドンチョル記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版



 
 
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マツダ、南アに「アクセラ」「アテンザ」投入=新販売統括会社が営業開始

時事ドットコム

マツダは1日、南アフリカに設立した新しい販売統括会社「マツダサザンアフリカ」が同日、営業を開始したと発表した。新型の「マツダ3」(日本名アクセラ)「マツダ6」(同アテンザ)を新たに投入するほか、ガソリン車だけ販売していたスポーツ用多目的車(SUV)「CX−5」もクリーンディーゼル車を追加するなどラインアップを拡充する。(2014/10/01-18:37)



 
 
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中国に配慮?南アのノーベル平和賞サミット中止

The Yomiuri Shimbun

2014年10月03日 21時12分

【ニューデリー=田原徳容】南アフリカで13日から開催予定の「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」が中止に追い込まれたことがわかった。

参加予定だったチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世に南アのビザが発給されないことが理由で、他の参加予定者が、ダライ・ラマが出席できないサミットへの不参加を表明していた。ビザの発給拒否は、最大の貿易相手である中国に南アが配慮したためとされる。

サミット主催者側の発表によると、他の参加予定者は、9月に南アのズマ大統領にダライ・ラマへのビザ発給を求める書簡を送ったが、反応がなかったという。

このサミットは1999年から世界各地でほぼ毎年実施。歴代の平和賞受賞者が集まって国際平和を訴える場として知られる。

2014年10月03日 21時12分



 
 
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住友ゴム、南アのタイヤ生産能力5割増

nikkei.com

2014/10/9 20:24

住友ゴム工業は9日、南アフリカのタイヤ工場の生産能力を増強すると発表した。2017年にはタイヤの生産能力を13年に比べて5割増となる1日当たり1万4500本にする。投資額は約110億円。同工場からはアフリカ全土に「ダンロップ」ブランドのタイヤとして輸出する。

同社は新興国で生産拡大を急いでおり、長期的な成長を見込めるアフリカで大型投資に踏み切る。アフリカのタイヤ売上高を15年に340億円、20年に570億円にする計画だ。

住友ゴムは南アフリカ東南部クワズール・ナタール州にある工場で生産設備を追加導入する。13年に住友ゴムがインドのタイヤメーカーのアポロタイヤ(ハリヤナ州)から買収した工場で、敷地面積は約31万平方メートルと大きく、設備増設の余地がある。生産能力は現在、1日当たり9600本だが、まず16年には同1万2200本にする。現地で売れ筋の多目的スポーツ車(SUV)向けの大型タイヤも生産する。

住友ゴムはタイヤの世界シェアで5位。15年には世界販売に占める新興国の比率を13年の11%から14%に高める方針だ。昨年にはブラジルで新工場が稼働した。トルコでは現在、総額400億円を投じて合弁工場(来年夏に稼働予定)を建設しているほか、ロシアやインドにも新工場の建設を計画している。



 
 
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義足ピストリウス被告、交際相手射殺で禁錮5年

The Yomiuri Shimbun

2014年10月21日 20時24分

義足の陸上選手として2012年ロンドン五輪に出場後、交際相手を射殺したとして過失殺人罪で有罪となった南アフリカのオスカー・ピストリウス被告(27)について、首都プレトリアの裁判所は21日、禁錮5年の量刑を言い渡した。

判決によると、ピストリウス被告は、昨年2月14日午前3時頃、プレトリアの自宅に何者かが侵入したと誤認し、トイレのドア越しにピストルを4度発砲、交際相手のリーバ・スティンカンプさん(当時29歳)が死亡した。

ピストリウス被告は12年ロンドン五輪で、義足の陸上選手として初めて五輪に出場。同パラリンピックでは、金メダルを獲得した。(ヨハネスブルク支局 上杉洋司)

2014年10月21日 20時24分



 
 
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ピストリウス被告に禁錮5年の量刑言い渡し

asahi.com

2014年10月21日21時16分

両足義足のランナーとして史上初めて五輪出場を果たした南アフリカの英雄、オスカー・ピストリウス被告(27)が恋人を射殺した事件で、同国の裁判所は21日、被告に禁錮5年を言い渡した。AP通信などが報じた。裁判所は先月12日、「計画的な殺人」と主張した検察側の意見を退け、過失致死罪で有罪判決を言い渡していた。

判決によると、ピストリウス被告は昨年2月、首都プレトリア近郊の自宅で、トイレにいた恋人でモデルのリーバ・スティーンカンプさん(当時29)の頭などを銃で撃って死亡させた。



 
 
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南アフリカ:義足のピストリウス被告に禁錮5年 恋人射殺

毎日新聞 2014年10月21日 18時57分(最終更新 10月21日 20時06分)

【ヨハネスブルク服部正法】恋人の女性を銃で撃って死なせたとして過失殺人罪で有罪判決を受けた南アフリカの義足の陸上短距離選手、オスカー・ピストリウス被告(27)に対し、プレトリアの高裁は21日、禁錮5年の量刑を言い渡した。

判決によると、ピストリウス被告は昨年2月14日、プレトリアの自宅で恋人のリーバ・スティンカンプさん(当時29歳)を射殺した。

公判では、検察側が計画的な殺人と主張。被告側は侵入者と間違えて発砲したと訴えた。先月の公判で裁判官は、故意の殺人だったことを立証できないとの判断を示し、過失殺人罪による有罪を言い渡していた。

ピストリウス被告は先天性の障害で生後11カ月で両脚の膝下を切断。しかし、義足で陸上競技に取り組みパラリンピックで多数のメダルを獲得。2012年にはロンドン五輪に出場し話題を集めた。



 
 
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ピストリウス被告、恋人射殺事件で禁錮5年

cnn.co.jp

2014.10.22 Wed posted at 10:51 JST

(CNN) 南アフリカの義足ランナー、オスカー・ピストリウス被告(27)が恋人の女性を射殺した罪に問われていた裁判で、同国の裁判所は21日、禁錮5年の刑を言い渡した。

裁判では、ピストリウス被告に恋人のリーバ・スティーンカンプさんを殺害する意図はなかったとして、過失致死罪の判決が下っていた。

南アの法律によると、同被告は刑期の6分の1に当たる10カ月以上を服役した後、申請により自宅での監視などが認められる場合がある。この日はさらに、事件前にレストランで発砲したとされる罪で禁錮3年、執行猶予5年の刑が言い渡された。

被告は法廷でスティーンカンプさんの名前が出ただけで泣き出すなど感情的な姿を見せることが多かったが、量刑が読み上げられた時にはほとんど表情を変えなかった。

数日前のCNNとのインタビューでは「刑務所に行くことを恐れてはいない」と語り、獄中で読み書きやトレーニングを教える奉仕活動に従事したいと話していた。

ピストリウス被告は昨年2月14日の未明、プレトリア市内の自宅で、浴室内のトイレにいたスティーンカンプさんを銃で撃って殺害したとして起訴された。裁判では、浴室からの物音を聞いて何者かが侵入したと思い込み、スティーンカンプさんとは知らずに発砲したと主張した。

検察側が計画的殺人だったとの立場から禁錮10年以上を求刑したのに対し、弁護側は自宅での監視と社会奉仕活動にとどめるべきだと主張していた。

判事は、トイレにだれかがいることを知りながら発砲した行為自体が重大な過失だったと断じる一方、初犯であることや本人が反省していることなどを考慮したと述べた。また、被告が有名人であることは量刑に一切影響していないと強調した。検察は量刑の言い渡しを受け、上訴するかどうかは未定だと述べた。



 
 
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南アが成長率を下方修正 14年1.4%、資源安などダメージ

nikkei.com

2014/10/22 23:12

【ロンドン=黄田和宏】南アフリカ財務省は22日、今後3年の中期的な予算編成方針を発表した。頻発するストライキの影響などで、2014年の経済成長率の見通しを下方修正したほか、財政赤字も拡大する見込み。資源輸出に依存する南アは資源安で成長のけん引役を失っている。通貨安でインフレ率が高止まりし、賃上げ要求が根強いことも労働市場の不安定さを高めている。

ネネ財務相は22日、南ア議会で演説し、「投資を増やし、長期の生産停滞を避け、経済の信頼を高めるために努力が必要だ」と述べた。

予算編成方針は15年度予算のたたき台となる。経済見通しでは、14年の実質国内総生産(GDP)成長率を前年比1.4%増と2月の14年度予算発表時点の2.7%増から大幅に下方改定した。13年の1.9%増を下回り、世界金融危機でマイナス成長となった09年以来の低成長となる。17年には3%増と緩やかな回復を予想する。

プラチナなど資源頼みの南ア経済は、資源価格の下落で厳しい状況に直面している。年前半のプラチナ鉱山労働者による5カ月に及んだ賃上げストに続き、金属業界でもストが広がり、経済活動に影を落としている。資源大手は南アでの操業見直しや人員削減の検討を始めている。

税収低迷で財政も悪化が懸念される。14年度の財政赤字見通しはGDP比4.1%と、2月時点(同4%)から悪化した。17年度には2.5%に縮小すると予測するが、不透明感は残る。

スタンダード・アンド・プアーズは南アの外貨建て格付けを投資適格級で最低水準のトリプルBマイナスと置く。ここから格下げがあれば、通貨ランドの下落やインフレの加速を招きかねない。ランドは1ドル=11ランド台と8カ月ぶりの安値圏で推移しており、インフレ率は6%前後と南ア準備銀行(中央銀行)の目標上限に達している。

5月の総選挙で与党のアフリカ民族会議(ANC)が勝利し、2期目を迎えたズマ政権は、低成長と財政悪化という難局に直面している。政府は教育改革を通じた新規雇用の創出やインフラへの投資で成長を促したい考えで、貧困問題や格差是正にも取り組む方針だ。



 
 
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[FT]亀裂が見え始めたBRICS

nikkei.com

2014/11/5 7:00

BRICSの熱狂は2014年のサッカー・ワールドカップ・ブラジル大会が開かれているときにピークを迎えた−−。歴史家はこう記すことになるかもしれない。ブラジルのジルマ・ルセフ大統領はこのイベントを利用してBRICSの5カ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の首脳会議を開催した。この席では、本部を上海に置く新しい開発銀行の設立が発表された。

ルセフ氏主催のこのパーティーにけちをつけたのは、大会でブラジル代表がドイツ代表に7対1という大敗を喫したことだけだった。あれから数カ月たった今、BRICSはブラジル代表と同じくらい残念な結果に終わるかもしれないという雰囲気が生じている。

■失われた土台

BRICSの物語を巡っては、大きな問題が3つ浮上している。第1の問題は経済だ。5カ国のうちブラジル、ロシア、南アフリカは経済の不振に苦しんでいる。インドで今年行われた総選挙も、経済成長がここ数年停滞している中での戦いだった。中国だけは年率7%超の成長をまだ続けているものの、困難な改革に取り組んでいる真っ最中でもある。

経済の活力を共有することがBRICSという物語の土台になるはずだったが、少なくとも今のところは、この土台は失われてしまっている。

第2の問題は政治だ。BRICSが好調だったころは、メンバー各国の政治システムも順調に機能していると見るのが自然だった。今では複数のメンバーがトラブルを抱えており、汚職をはじめとする政治的弱点がますますあらわになっている。

第3の問題は、BRICSのメンバーが協調していないことに関係する。このグループが非西側世界の代弁者になろうとしていることは間違いないが、メンバー間の違いは非常に大きい。例えば、ブラジルや南アフリカの発展を見たところで、中国の将来が展望しやすくなるわけではない。中国はあまりに強大であるため、それ自体で一つのカテゴリーになってしまうのが実情だ。また、ロシアは西側との関係において独特かつ深刻な危機にはまり込んでいる。

実際にメンバー同士が似ているところでさえ、類似点は取り立てて優れたものではない。筆者は先週南アフリカを訪れた際に、同国の抱える問題がブラジルのそれとそっくりであることに驚かされた。ルセフ氏が大統領に初当選した2010年、ブラジルは年率7.5%の経済成長を遂げていたが、今年の成長率は同1%を下回りそうだ。片や南アフリカでも、今年の成長率は恐らく同1.4%にとどまり、同国の国家開発計画での予測(同5%超)を大きく下回るだろう。

どちらの国も息をのむほど美しい自然に恵まれており、魅惑的なライフスタイルを実現できる可能性もあるが、犯罪への恐怖心が国中を覆っているという難点がある。筆者がヨハネスブルクで目にしたある晩のニュース速報では、最初の4本がすべて別々の殺人事件に関するものだった。そのなかに、サッカーの南アフリカ代表チームのゴールキーパーが殺害された話もあった。

また、どちらの国でもかなりの数の国民が最も貧しい階層に属しており、基本的なサービスやちゃんとした住宅にも欠いている。中間層の間では当てにならないインフラに対する不満が募っている。ヨハネスブルクの高級な建物が並ぶ地区でさえ、ここ数週間は停電や断水に見舞われている。

■汚職が主要テーマ

汚職に対する不満はブラジルと南アフリカの両方で政治の主要なテーマになっており、この点はBRICSのほかの3カ国でも同様だ。中国では、習近平国家主席が汚職の取り締まりを政権の主要テーマの一つに位置づけている。インドでは、ナレンドラ・モディ氏の禁欲的なイメージと政府の汚職を一掃するという公約が先の総選挙での大きな勝因になった。またロシアでは、ウラジーミル・プーチン大統領の率いる政党「統一ロシア」が、プーチン氏に対抗する勢力から「悪者と盗人の党」と呼ばれている。

南アフリカのジェイコブ・ズマ大統領がプーチン氏と親密な関係を築いたことは、ズマ政権を覆う不道徳の印象を強めるだけだった。だが、プーチン・ズマ関係は、BRICS諸国同士の外交的な絆を表す兆候でもある。ロシアのBRICS特使は数週間前にモスクワで、BRICS諸国のうち、ロシアによるクリミア併合を非難する国連決議に賛成票を投じた国はないと筆者に指摘した。同氏いわく、BRICSは米国に支配された世界に対する共通の敵意で団結しているという。

だが、BRICSは確かに西側が世界を支配する時期が長すぎたという大まかな感情を共有しているかもしれないが、各国が抱く基本的な世界観には大きな相違もある。ブラジルの半ば平和主義の多国間主義と現代ロシアの猛烈なナショナリズムの間には、とてつもなく大きな違いがある。一方、中国は明らかに、他のBRICS諸国が何を考えていようとお構いなしに、国際的に独自の道筋を描くだろう。

恐らくBRICS諸国にとって本当の地政学的な難問は、ちょうど米国が西側の同盟の中核の役目を果たしているように、中国がグループの中核を形成する力や意思を持っているかどうかだ。

BRICSの銀行本部を上海に置いたこと−−そして新銀行はワシントンに本拠を構える世界銀行の潜在的なライバルだと示唆したこと−−は、意図的、象徴的メッセージを発した。

だが、象徴から実体に至るまでには大きな移行が必要だ。ロシア政府とインド政府はともに、ワシントンを中心とした「一極」世界に悩まされているかもしれない。だが、どちらも急いで北京の言いなりになる気はない。

BRICS諸国の5カ国すべてが国内の腐敗に苦しんでいる事実は、各国が強固な国内機構を築くうえで直面する共通の困難を浮き彫りにしている。そしてこれは間違いなく、各国が共同で新しい国際機関の創設というさらに難しい課題をこなせるかどうかに疑問を投げかける。5つのもろいBRICS(同じ発音を持つ「bricks」=れんが=にかけている)だけでは、恐らく新しい世界秩序を築けないだろう。

By Gideon Rachman

(2014年11月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

(翻訳協力 JBpress)



 
 
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BRICS首脳が非公式会合、米主導の国際秩序に対抗

2014/11/15 23:40

日本経済新聞 電子版

【ブリスベン=大越匡洋】中国、ロシアなど新興5カ国のBRICS首脳は15日、オーストラリアのブリスベンで非公式会合を開いた。米議会の反対で滞る国際通貨基金(IMF)の改革の実現を改めて訴えた。BRICSは経済協力が表向きの看板だが、大国意識を強める中国やウクライナ問題を抱えるロシアの思惑も絡み、米主導の国際秩序に対抗するという政治色を濃くしている。

「BRICSは協力して政治と経済の両輪を動かし、世界経済のエンジン、国際平和の盾となる必要がある」。中国の習近平国家主席は会合でこう強調した。20カ国・地域(G20)首脳会議の開幕直前に、中ロのほかインド、ブラジル、南アフリカのBRICSが政治、経済の両面で足並みをそろえる姿勢を示した。

会合では、7月に均等出資での設立に合意したBRICS開発銀行を早期に開業するため、準備作業を加速することで一致した。金融危機時に外貨を融通し合う1千億ドルの基金の創設もすでに決めている。新銀行は「新興国版の世界銀行」、基金は「新興国版のIMF」と位置づけている。

中国が中心となり、日米が加わらないアジアインフラ投資銀行(AIIB)も来年中に設立する。米国はこうした新興国側の動きを自国が主導してきた国際金融秩序への挑戦として警戒する。

もっとも、新興国側の主張は異なる。象徴はIMF改革の遅れだ。2010年に新興国の発言権を高める改革案を決めたものの、米議会の承認が得られず、全体がたなざらしになっている。

BRICSはIMF改革の早期実現へ連携を一段と強化することを改めて確認した。米国への不満を重ねて表明し、新興国が独自に国際機関の創設に動くのは、新興国の台頭を認めない米国に責任があるとの対立点を浮き彫りにする狙いだ。G20の枠組みは利害が複雑に交錯し、調整力への期待は後退しつつある。それが発言力の強化を求めるBRICSの政治化に拍車をかけている。

ウクライナ問題で欧米と対立するロシアにとっても、対先進国で協調を演出しやすいBRICSは外交上の孤立を回避する格好の場だ。主要8カ国(G8)への出席を拒否されているプーチン大統領は15日、G20の歓迎式典で南アのズマ大統領と笑顔で握手し、長く歓談する姿を見せつけた。

BRICSを足場に「新興国代表」として自信を深める中国は、16年のG20開催に意欲をみせる。北京で開催したばかりのアジア太平洋経済協力会議(APEC)に続き、存在感を内外に示す外交舞台に仕立てる考え。豪州の現地紙は15日、中国が日本などを抑えて16年のG20議長国に「当確した」と伝えた。



 
 
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G20:強気のロシア BRICS結束で四面楚歌を回避

毎日新聞 2014年11月15日 21時41分(最終更新 11月15日 23時04分)

【ブリスベーン真野森作】オーストラリア・ブリスベーンで15日に始まった主要20カ国・地域(G20)首脳会議に参加するロシアは、G20を利用価値が高い外交舞台と位置づけている。ウクライナ情勢を巡り主要8カ国(G8)首脳会議から追い出されたロシアだが、日米欧の主要7カ国(G7)とは立場を異にする中国やインドなど新興国が多数参加し、「四面楚歌(そか)」の状態となる恐れがないためだ。この日、プーチン露大統領は欧米首脳の「非難の合唱」(AP通信)に見舞われたが、強気の姿勢を貫いた。

G20開幕に先立つ15日午前、中露印とブラジル、南アフリカでつくる「新興5カ国(BRICS)」の首脳が集まり、「先進国の政策によって状況が不利となる中、新興国の経済は高い成長率を保って世界経済に貢献している」との認識で一致した。中国の習近平国家主席が「BRICSは世界経済の中で発言権を高めねばならない」と主張するなど、気勢を上げた。

G7側では、オバマ米大統領が15日の地元大学での演説でロシアを名指しして、「ウクライナに対する侵略行為は世界に脅威を与えた」と強く非難した。インタファクス通信にによると、カナダのハーパー首相もプーチン氏と立ち話した際、「ウクライナから出て行くべきだ」と直言した。だが、ペスコフ露大統領報道官によると、プーチン氏は「そもそもいないのだから不可能だ」と一蹴した。

プーチン氏は同日、ウクライナ問題を中心にフランス、英国など欧州各国首脳と個別会談したが、「ロシアは紛争当事国ではない」との従来の主張を押し通した。オランド仏大統領には「両国関係のリスクを最小限にすべく努力を尽くすことが有益」と訴えた。

G20について、プーチン政権に近いフョードル・ルキヤノフ「外交防衛政策評議会」議長はロシア新聞への寄稿で「米国に追従しない有力な国々が参加し、ロシアが孤立することのない枠組み」と評価。「経済協議の場として発足したG20が政治へと関心を広げることをロシアは歓迎している」と指摘した。



 
 
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南アの実質GDP1.4%増 7〜9月期、回復力は鈍く

nikkei.com

2014/11/25 20:24

【ロンドン=黄田和宏】南アフリカ政府統計局は25日、2014年7〜9月期の実質国内総生産(GDP)が前期比の年率換算で1.4%増だったと発表した。自動車販売の回復などを受け4〜6月期(0.5%増)よりも成長率は高まった。ただ今年前半のプラチナ鉱山でのストライキの影響が一巡したという要因が大きく、回復の力強さは欠いたままだ。

南アのGDP統計は業種別に生産額をはじく。7〜9月期に卸売り・小売りなどの消費関連産業は3.4%増と堅調だった。自動車ディーラーやレンタル業向けの販売が特に大きく伸びた。

自動車、電機などを核とする製造業は3.4%減と3四半期連続で落ち込んだ。鉱業・採石業は1.6%増にとどまり、プラスだったとはいえ、5カ月に及んだ年前半のストによる影響が尾を引いている。

今回は5年に1度の統計の見直しで、基準年を2010年に改定した。これに伴い1〜3月期が1.6%減と、当初の0.6%減から大きく下げられた。当初0.6%増としていた4〜6月期は0.5%増になった。

プラチナなど資源輸出に頼る南ア経済は貿易の主な相手国である中国の需要の鈍化を受け勢いを失っている。米国の量的緩和策の終了を背景にドル高・ランド安が進み、輸入物価の上昇を通じてインフレ率は高止まりしている。このため金融引き締め観測が根強い。

経済成長の見通しはさえない。南アフリカ準備銀行(中央銀行)は20日の金融政策委員会で、成長率の見通しを下方修正した。14年は前年比1.4%、15年も2.5%にとどまると予想し、一時3%台を続けた局面になかなか戻らない。

不安定な労働市場も足かせだ。南アでは今月、企業との賃金交渉をまとめてきた労働組合連合が分裂した。労組の乱立はストの頻発に加え、賃金交渉も複雑にする。

このため南アで操業する魅力は薄れつつある。米フォード・モーターは生産が不安定なことを理由に「南アへの投資継続が困難に直面している」と懸念を示している。



 
 
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[FT]南ア家具スタインホフ、小売り大手を買収

nikkei.com

2014/11/26 14:00

南アフリカの家具製造・販売大手スタインホフ・インターナショナルが、アフリカの小売り最大手ペプコーを買収することで合意した。金額は現金と株式交換による57億ドルで、アフリカでは最大規模の買収案件となる。

スタインホフは利益の大半を欧州で生み出しており、未公開のペプコー株の92.3%を630億ランドで取得する方針を明かした。ペプコーは低価格の衣料品が主力で、アフリカを中心にオーストラリアやポーランドを含む16カ国で3700店以上を展開している。

スタインホフはヨハネスブルク市場に株式を上場し、低価格品を好む消費者をターゲットにしている。今回の買収により、急拡大するアフリカ市場で顧客を獲得する機会が大幅に増える。東欧における存在感も高まる。

南アの小売り各社は、アフリカ大陸では規模が大きい。戦略として、国外に事業を拡大するか、他社の買収対象になるかを選択する傾向がある。

ケープタウンが拠点のウールワースは今年、豪州の百貨店デビッド・ジョーンズを21億4000万豪ドル(18億米ドル)で買収すると発表した。2011年には米ウォルマートが南アフリカの小売り大手マスマートの発行済み株式の過半を24億ドルで取得した。

スタインホフは「スタインホフはペプコーを買収することで、市場における地位を強化できる」と指摘した。今回の買収により、スタインホフは「ファストファッション」市場に参入することになる。

スタインホフはプライベート・エクイティ・グループのブレイトからペプコー株の37.06%を、現金150億ランドと、2億株のスタインホフ株との交換で購入する。これに加え、1965年にペプコーを創業した南アの富豪クリスト・ウィーズ氏が経営権を保有する複数の非上場企業から52.47%を取得する。1株57ランドの計算で6億910万株のスタインホフ株と交換する。

ウィーズ氏は小売り大手ショップライトの創業者でもあり、同社の大株主だ。同氏はブライト、スタインホフの両社の非業務執行取締役を務め、株式も保有している。

米フォーブス誌は、ウィーズ氏の資産を54億ドルと推定している。

■新会社、英ネクストや米ギャップに比肩

スタインホフの売上高は直近の決算年度で1170億ランドにのぼり、ペプコーの経営陣からも同社株の2.81%を取得する。ペプコーの売上高は直近の決算年度で382億ランドだ。

スタインホフ株を保有する運用会社インベステック・アセット・マネジメントの調査部門トップ、ロブ・フォーサイス氏は、今回の買収後の新会社の時価総額が約137億ユーロに達し、衣料小売りの英ネクストや米ギャップに肩を並べると推測する。同氏は「戦略の観点から、両社の合併は自然な流れだ」と語り、いずれも南ア、豪州、東欧の各市場を対象にすると指摘した。

ウィーズ氏とスタインホフのマークス・ヨースト最高経営責任者(CEO)は長年の友人同士とされる。フォーサイス氏は「スタインホフは欧州の小売業界での経験が豊富で、ペプコーの大きな利点の一つは東欧のポーランドに進出していることだ」と語った。

ペプコーの売り上げの60%超は南アで、豪州が23%、東欧は9%と続く。

一方、フランクフルト市場に株式を上場する計画を表明済みのスタインホフは、売上高の4分の3を南ア以外で稼いでいる。

スタインホフは今回の買収により、大型店でペプコーの販売方式を実践する「ワンストップ店舗」が実現できると強調している。

By Andrew England

(2014年11月26日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)



 
 
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マンデラ氏死去1年、「建国の父」しのぶ…南ア

The Yomiuri Shimbun

2014年12月05日 10時57分

【ヨハネスブルク=上杉洋司】南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃に導いたネルソン・マンデラ元大統領の死から1年を前に、ヨハネスブルク郊外の元黒人居住区ソウェトの市民が4日夜、マンデラ氏の旧宅近くなどでろうそくをともし、「建国の父」をしのんだ。

シリル・ラマポーザ副大統領は4日、マンデラ氏について、「南アフリカが生んだ最も崇拝される指導者の一人」とたたえ、国民に追悼を呼びかけた。

マンデラ氏は、白人政権に国家反逆罪などで約27年間投獄されながらも、人種差別撤廃と白人を含めた人種融和を訴えた。1994年に同国初の黒人大統領に就任し、1期を務めた。昨年12月5日、95歳で死去した。

2014年12月05日 10時57分



 
 
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豪英BHPビリトン、新会社名は「サウス32」

nikkei.com

2014/12/8 20:15

【シドニー=高橋香織】豪英資源大手BHPビリトンは8日、2015年前半に非中核事業を切り離して設立する新会社の名称を「サウス32」とすると発表した。本社を置く豪西部パースは南緯32度で、アルミニウムやマンガンなど新会社の資産が集中する南アフリカも同じ緯度にあることが由来。最高経営責任者(CEO)就任予定のグラハム・カー氏は新会社の事業は「市場で競争力がある」と強調した。

サウス32は来年5月にBHPビリトンが開く株主総会での承認を経て発足する。豪英、南アで上場する。従業員は2万4000人。

BHPビリトンは分社化により鉄鉱石や銅、石油、石炭の中核事業に経営資源を集中させ、生産性向上やコスト削減を急ぐ方針だ。



 
 
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2014年12月15日(月) 05時00分

エミレーツ航空、南アのラグビーチーム「ライオンズ」とスポンサー契約を締結

Response

エミレーツ航空は12月11日、南アフリカのラグビーリーグ所属チーム「ゴールデン・ライオンズ」と5年間のスポンサー契約を締結したと発表した。

チーム名の「ゴールデン・ライオンズ」は15年1月から「エミレーツ・ライオンズ」に改まる。ユニフォームとトレーニングウェアに「Fly Emirates」のロゴが入るほか、ヨハネスブルグにあるスタジアムの名称も「エリス・パーク」から「エミレーツ・エアライン・パーク」に変更。エミレーツとライオンズが結んだ契約には肖像利用権なども含まれる。

エミレーツのアッバス上級副社長(アフリカ中南部地区コマーシャルオペレージョンズ担当)は「南アフリカのチームと大規模なスポンサー契約を結ぶのは初めてとなる。エミレーツの文字を目にする機会が南アはもちろん、重要なマーケットであるニュージーランドやオーストラリアでも増えていくはずだ」と述べ、南アとオセアニア2カ国のリーグ所属チームが参戦する国際リーグ戦「スーパーラグビー」での露出に期待感を示した。

《日下部みずき》



 
 
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ミス・ワールドに南アのロレーヌ・ストラウスさん

cnn.co.jp

2014.12.15 Mon posted at 10:18 JST

(CNN) 英ロンドンで14日に開かれたミス・ワールドの最終選考で、南アフリカ代表のロレーヌ・ストラウスさん(22)が今年のミス・ワールドに選ばれた。

ストラウスさんは2013年大会で優勝したミーガン・ヤングさん(フィリピン)から栄冠を引き継いだ。2位はハンガリー代表、3位は米国代表だった。

ストラウスさんは医科大学の4年生。3月に南アフリカ代表に選ばれた。自己紹介ビデオの中で、故ネルソン・マンデラ元大統領のおかげで南アフリカは民主化を果たし、自分が医学に進む道が開けたと語っていた。

今後は人道プロジェクトを支援する慈善団体の活動に取り組む。同団体の活動には、水着審査など女性の表面的な外観ばかりが重視されるというミスコンへの批判をかわす狙いもある。ストラウスさんは南アフリカ国内で、女性の権利向上や健康増進のためのプロジェクトを支援してきた。



 
 
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ミス・ワールド、22歳の南アフリカ代表に栄冠

jp.reuters.com

2014年 12月 15日 08:05 JST

[ロンドン 14日 ロイター] - 世界3大ミスコンテストの一つ「ミス・ワールド」の最終選考会が14日、ロンドンで開かれ、南アフリカ代表のロレーヌ・ストラウスさん(22)が栄冠に輝いた。

2位はハンガリー代表、3位は米国代表が入った。

今年で64回目を迎えた同大会だが、ホンジュラス代表が英国に出発する前に射殺されるという悲劇も起きた。



 
 
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写真展:アフリカの雄大さ感じて サイやキリン、迫力の50点 今治の武田さん撮影−−25日まで /愛媛

毎日新聞 2014年12月18日 地方版

アフリカ南部の動植物や雄大な自然の写真50点を並べた「旅の風景(南アフリカ)」が、今治市朝倉下の朝倉ふるさと美術古墳館で開かれている。撮影した同市玉川町三反地のアマチュア写真家、武田俊郎さん(67)は「広大なスケールと迫力を楽しんでいただければ」と話している。【松倉展人】

武田さんは小学6年生の時にカメラを始め、撮影歴は半世紀以上に及ぶ。これまでに2回、パタゴニア、トルコを訪れた際の作品展を開いた。

今回は一昨年に旅仲間と訪れた南アフリカ、ナミビア、ジンバブエなど5カ国で撮影した作品を展示。10メートルまで近づいて撮ったサイの夫婦や、自然の中でゆったりと水を飲むキリンの姿など、日本では見られない姿も多い。

武田さんは「案内人のおかげでぎりぎりまで近づくことができました。二度とできない体験です」と振り返った。

写真展は25日まで(月曜休館)。入場無料。



UP:2014 REV:
アフリカ  ◇世界  ◇HIV/AIDS峯 陽一牧野 久美子
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