HOME > WORLD >

エジプト・アラブ共和国 2013年1月〜6月

アフリカアフリカ Africa 2014

○2007年6月以前のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 〜2007年6月
○2007年7月〜9月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2007年7月〜9月
○2007年10月〜12月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2007年10月〜12月
○2008年1月〜3月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2008年1月〜3月
○2008年4月〜6月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2008年4月〜6月
○2008年7月〜12月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2008年7月〜12月
○2009年のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2009年
○2010年1月〜3月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2010年1月〜3月
○2010年4月〜6月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2010年4月〜6月
○2010年7月〜12月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2010年7月〜12月
○2011年1月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年1月
○2011年2月1日〜5日のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年2月1日〜5日
○2011年2月6日〜10日のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年2月6日〜10日
○2011年2月11日〜15日のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年2月11日〜15日
○2011年2月16日〜28日のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年2月16日〜28日
○2011年3月〜5月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年3月〜5月
○2011年6月〜7月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年6月〜7月
○2011年8月〜12月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年8月〜12月
○2012年1月〜6月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2012年1月〜6月
○2012年7月〜9月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2012年7月〜9月
○2012年10月〜12月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2012年10月〜12月
○最新のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国

○外務省 各国・地域情勢 エジプト・アラブ共和国

◆2013/01/05 時事ドットコム エジプト国境にフェンス建設=240キロ超、不法移民・治安対策−イスラエル
◆2013/01/07 nikkei.com エジプト、財務相ら閣僚10人が交代
◆2013/01/07 nikkei.com エジプトのコプト教徒、イスラム化に不安
◆2013/01/07 cnn.co.jp 「アサド氏はICCで裁きを」 エジプト大統領が訴追支持
◆2013/01/07 nikkei.com エジプト大統領、シリア大統領の訴追を支持
◆2013/01/07 nikkei.com エジプト通貨急落、物価高で政権弱体化の懸念
◆2013/01/07 時事ドットコム イスラム化に不安も=モルシ政権誕生後初のXマス−エジプト少数派
◆2013/01/08 nikkei.com IMF、エジプトに専門家派遣 中東・中央アジア局長明かす
◆2013/01/08 nikkei.com エジプト通貨、対ドルで最安値更新
◆2013/01/09 毎日新聞 エジプト:海外支援滞り経済混乱 政情不安拍車の恐れ
◆2013/01/09 毎日新聞 エジプト:預金引き出し、カイロで増加
◆2013/01/10 nikkei.com 仏大手銀、エジプト・ギリシャから撤退 財務健全化急ぐ
◆2013/01/11 毎日新聞 エジプト:「前政権より状況悪化」…作家のサーダウィ氏
◆2013/01/13 nikkei.com ムバラク前大統領の審理やり直し エジプト裁判所
◆2013/01/13 yomiuri.co.jp ムバラク前大統領控訴認め、再裁判へ…エジプト
◆2013/01/13 asahi.com ムバラク前大統領の裁判やり直し エジプト上級審が判断
◆2013/01/13 毎日新聞 エジプト:ムバラク前大統領、終身刑判決の1審差し戻し
◆2013/01/14 cnn.co.jp ムバラク前大統領の裁判やり直しへ エジプト
◆2013/01/14 毎日新聞 アラブの春2年:勢い失う民主化のうねり
◆2013/01/14 毎日新聞 アラブの春2年:急激イスラム化に危機感 エジプト活動家
◆2013/01/15 cnn.co.jp 列車が脱線し19人死亡、107人負傷 エジプト
◆2013/01/16 asahi.com エジプト大統領、ユダヤ人侮辱発言 3年前に 米紙報道
◆2013/01/16 毎日新聞 エジプト:憲法起草委巡り、最高憲法裁判所が審理再開
◆2013/01/17 毎日新聞 シンポジウム:エジプトの「春」今や、「砂嵐」 アラブの政治変動めぐり
◆2013/01/20 nikkei.com 日本の情報ルートに穴 駐在武官、アフリカに2人
◆2013/01/22 asahi.com エジプト大統領、仏のマリ介入に「反対」 サウジで演説
◆2013/01/26 東京新聞 「反ムバラク」開始から丸2年 現政権に失望 デモやまず エジプト
◆2013/01/26 cnn.co.jp エジプト全土で衝突、死傷者数百人 政変から2年
◆2013/01/26 nikkei.com 革命2年、エジプト分裂 経済低迷や大統領強権
◆2013/01/26 nikkei.com エジプトで大規模デモ 警官隊と衝突、6人死亡
◆2013/01/26 yomiuri.co.jp エジプト反政府デモ、警官隊との衝突で7人死亡
◆2013/01/26 asahi.com 革命2年、エジプトで大規模デモ 全土で10人死亡
◆2013/01/26 asahi.com サッカー場暴動で21人に死刑判決 エジプト
◆2013/01/26 毎日新聞 エジプト:サッカー場暴動で21人に死刑判決
◆2013/01/27 cnn.co.jp サッカー暴動巡る死刑判決に抗議デモ、死者30人 エジプト
◆2013/01/28 cnn.co.jp エジプト3都市に夜間外出禁止令 デモの死者38人に
◆2013/01/28 cnn.co.jp エジプト大統領、非常事態を宣言 野党に対話呼びかけ
◆2013/01/28 nikkei.com エジプト大統領、3県に非常事態宣言 デモ多発で
◆2013/01/28 nikkei.com エジプトで車横転、邦人観光客重傷 走行中にタイヤが破裂
◆2013/01/28 asahi.com エジプト3県に非常事態宣言 デモ衝突で緊迫
◆2013/01/28 毎日新聞 エジプト:暴動3県に非常事態宣言 大統領、野党と対話へ
◆2013/01/29 nikkei.com [FT]エジプトは国内安定に向け政治的合意を(社説)
◆2013/01/29 nikkei.com 反政府デモ「国家崩壊招く」と警告 エジプト国防相
◆2013/01/29 毎日新聞 エジプト:野党連合が対話拒否…大統領側と溝深く
◆2013/01/30 cnn.co.jp 外出禁止令無視のデモ続く、国防相が「国家崩壊」警告 エジプト
◆2013/01/31 cnn.co.jp 混迷するエジプト、イスラム政党と世俗勢力が事態打開に向けて協議
◆2013/01/31 毎日新聞 エジプト大統領:非常事態宣言「沈静化すれば解除」
◆2013/01/31 DPI日本会議 『クリエイティング・チェンジ - 障害の世界からのイノベーション』
◆2013/02/01 asahi.com エジプト与野党、事態収拾へ初協議 野党デモは開催へ
◆2013/02/02 cnn.co.jp エジプト大統領府前でデモ隊と治安部隊が衝突 1人死亡
◆2013/02/02 cnn.co.jp ケリー新米国務長官、初外遊は中東か エジプトやイスラエル
◆2013/02/02 asahi.com デモ暴徒化、1人撃たれ死亡 エジプト・カイロ
◆2013/02/02 yomiuri.co.jp 各地で大規模な反政府デモ、1人死亡…エジプト
◆2013/02/02 毎日新聞 エジプト:大統領宮殿に火炎瓶、数千人デモ、1人死亡
◆2013/02/03 毎日新聞 エジプト最高憲法裁:起草委判決1カ月延期 衝突激化避け
◆2013/02/05 nikkei.com イラン大統領、エジプト訪問 79年の革命後初めて
◆2013/02/05 毎日新聞 イラン大統領:革命後、初のエジプト訪問へ 米欧は警戒
◆2013/02/06 nikkei.com イラン大統領がエジプト訪問 中東情勢に影響
◆2013/02/06 毎日新聞 エジプト:スンニ派指導者、訪問のイラン大統領に苦言
◆2013/02/06 毎日新聞 エジプト:「露出衣装」も政権皮肉の材料に
◆2013/02/06 IT Pro Microsoft、HuaweiやNokiaと協力しアフリカでスマートデバイスの普及促進
◆2013/02/07 cnn.co.jp イラン大統領に靴の「歓迎」 30年ぶりのエジプト訪問で
◆2013/02/07 毎日新聞 アラブの春:評価見直し…EU首脳会議、民主化後退を憂慮
◆2013/02/08 毎日新聞 エジプト:反セクハラ運動が活発化 集団強姦事件契機に
◆2013/02/09 nikkei.com エジプト経済、負の連鎖 独裁政権崩壊から2年
◆2013/02/09 毎日新聞 エジプト:大統領宮殿に火炎瓶 デモ隊の一部
◆2013/02/11 yomiuri.co.jp エジプトのデモ激化、「黒集団」が破壊活動へ
◆2013/02/14 nikkei.com エジプト与党党首「IMFと交渉継続中」
◆2013/02/18 毎日新聞 エジプト:ガザ境界の密輸トンネル注水 イスラエルと協調
◆2013/02/18 トラベルビジョン エジプト航空、以遠路線を20%割引、3月までの出発限定
◆2013/02/20 トラベルビジョン エジプト航空、成田/カイロ線減便、週2便に
◆2013/02/25 時事ドットコム 選挙前の内閣改造拒否=野党に対話呼び掛け−エジプト大統領
◆2013/02/26 AFP BB News エジプトの熱気球爆発、日本人4人含む19人死亡
◆2013/02/27 時事ドットコム ガザ地下トンネルの破壊命令=「密輸経済」に打撃も−エジプト裁判所
◆2013/02/28 毎日新聞 社説:エジプト気球事故 世界遺産を襲った悪夢
◆2013/03/01 nikkei.com 「一刻も早く家に」遺族が悲しみの対面 エジプト気球墜落
◆2013/03/02 時事ドットコム 米国務長官がエジプト入り=政治対立打開を要請へ
◆2013/03/03 nikkei.com 邦人4遺体、帰国の途へ エジプト気球墜落事故
◆2013/03/03 nikkei.com 米国務長官、エジプト訪問 モルシ大統領と会談へ
◆2013/03/04 nikkei.com 米、エジプトに178億円支援 国務長官、大統領と会談
◆2013/03/04 nikkei.com 邦人4遺体、4日夜に日本到着 気球墜落
◆2013/03/04 yomiuri.co.jp 米、エジプトに2億5千万ドル拠出…経済支援策
◆2013/03/04 yomiuri.co.jp エジプトで暴動、5人死亡・500人以上負傷
◆2013/03/04 asahi.com 気球墜落、補償1人600万円程度 エジプトの社長会見
◆2013/03/04 cnn.co.jp ムバラク前大統領、4月に再審 裁判所が請求認める
◆2013/03/04 トラベルビジョン エジプト航空、以遠路線を最大40%割引−キャンペーン第2弾
◆2013/03/05 nikkei.com 気球墜落、燃料ホース外れ出火か 現地旅行会社が会見
◆2013/03/07 DPI日本会議 EPUBバージョン完成:『クリエイティング・チェンジ - 障害の世界からのイノベーション』
◆2013/03/08 nikkei.com エジプト、議会選を取りやめ 混乱拡大も
◆2013/03/08 yomiuri.co.jp エジプト下院選、実施延期…一層の政治混乱も
◆2013/03/09 asahi.com サッカーファンら21人、死刑確定 エジプトの騒乱事件
◆2013/03/09 MSN産経ニュース エジプトでコスプレショー
◆2013/03/10 cnn.co.jp サッカー暴動の判決に抗議デモ、死傷者17人 エジプト
◆2013/03/10 yomiuri.co.jp エジプトのサッカー暴動、サポーターら終身
◆2013/03/12 cnn.co.jp 古代人も動脈硬化 世界各地のミイラで見つかる
◆2013/03/17 AFP BB News エジプト文明とアイルランド文化の出会い、聖パトリック・デーでピラミッドが緑色に
◆2013/03/20 MSN産経ニュース 新生エジプトに日本PR カイロの国際見本市
◆2013/03/25 nikkei.com エジプト気球ツアー、4月再開 安全対策を強化
◆2013/03/27 nikkei.com エジプト議会選、10月に延期
◆2013/03/31 毎日新聞 エジプト:人気テレビ司会者に名誉毀損の疑いで逮捕状
◆2013/04/01 cnn.co.jp エジプトの人気コメディアン、大統領侮辱の疑いで聴取
◆2013/04/01 毎日新聞 エジプト:財政立て直しに苦慮 「第2の革命」懸念も
◆2013/04/03 asahi.com エジプトのコメディアン、検察が聴取 大統領を「侮辱」
◆2013/04/04 cnn.co.jp 米大使館、ツイッターでエジプト政府と応酬 コメディアンの聴取巡り
◆2013/04/07 yomiuri.co.jp 「ドルや石油どこ行った」エジプトのデモ暴徒化
◆2013/04/08 asahi.com ルクソール観光熱気球、5月初め再開へ 事故型機は除外
◆2013/04/08 yomiuri.co.jp カイロ宗教対立で暴動、1人死亡・84人負傷
◆2013/04/08 nikkei.com エジプトで衝突6人死亡 イスラム、キリスト教徒
◆2013/04/08 毎日新聞 エジプト:岐路の若者運動 設立5年、革命の熱気消え デモ暴力化
◆2013/04/08 毎日新聞 エジプト:コプト教徒とイスラム教徒が衝突、6人死亡
◆2013/04/12 nikkei.com エジプト最古の港の跡発見 4600年前、クフ王時代
◆2013/04/12 毎日新聞 エジプト熱気球事故:操縦士を逮捕…過失致死容疑
◆2013/04/13 yomiuri.co.jp エジプト熱気球事故、当局が操縦士を逮捕
◆2013/04/13 毎日新聞 エジプト:ムバラク前大統領の差し戻し審、波乱の幕開け
◆2013/04/14 yomiuri.co.jp ムバラク前大統領裁判、5分で閉廷した理由は…
◆2013/04/14 Onislam.net We’re One Body: Lauren Booth’s Message in Cairo For Humanity and Peace We Strive
◆2013/04/15 asahi.com 熱気球墜落事故、操縦士を拘束 エジプト、過失致死容疑
◆2013/04/18 cnn.co.jp ルクソールの観光熱気球、運航再開 エジプト
◆2013/04/21 asahi.com ルクソールの気球観光、21日に再開へ エジプト
◆2013/04/21 yomiuri.co.jp ルクソールで気球ツアー再開…事故会社除く5社
◆2013/04/21 nikkei.com エジプトの気球ツアーが再開
◆2013/04/21 トラベルビジョン エジプト航空、成田/カイロ線を月、土曜出発に−13年冬期に
◆2013/04/22 asahi.com 熱気球観光を再開 19人死亡事故のエジプト
◆2013/04/25 nikkei.com 東京海上、エジプト現法2社を子会社化
◆2013/04/30 nikkei.com 日清食品HD、アフリカ・中南米に進出 中期計画発表
◆2013/05/09 毎日新聞 惑うアラブ:革命後のエジプト/2 イスラム、影響力拡大 スカーフ着けぬと髪切る
◆2013/05/10 毎日新聞 惑うアラブ:革命後のエジプト/3 外貨不足の解消急務 生活必需品補助金がカギ
◆2013/05/11 毎日新聞 惑うアラブ:革命後のエジプト/4 9歳児が政権批判 自由と抑圧、せめぎ合う社会
◆2013/05/12 毎日新聞 惑うアラブ:革命後のエジプト/5止 「消えた」歴代大統領 現代史教育、迷う現場
◆2013/05/14 asahi.com シリア難民、たくましく エジプトで生活再建 私塾設立・料理店オープン
◆2013/05/16 cnn.co.jp エジプトで米仏大使館の爆破テロ計画 軍施設も標的に
◆2013/05/21 毎日新聞 エジプト:モルシ大統領支持30%に低下
◆2013/05/24 毎日新聞 大相撲夏場所:エジプト出身の大砂嵐が幕下優勝
◆2013/05/26 Daily News Egypt Disabled protesters attacked in Sharqeya
◆2013/05/26 毎日新聞 エジプト:ルクソール神殿に中国の中学生が落書き
◆2013/05/27 nikkei.com エジプトの神殿に中国語落書き 中学生の両親謝罪
◆2013/05/27 asahi.com 中国の中学生、ルクソール神殿に落書き 両親謝罪
◆2013/05/27 cnn.co.jp 「落書きや割り込みはダメ」、中国政府が旅先者にマナー指南
◆2013/06/03 cnn.co.jp エジプト憲法裁、議会上院を無効とする判決
◆2013/06/03 nikkei.com エジプト首相「資源・電力分野に投資を」
◆2013/06/03 毎日新聞 エジプト:反モルシ700万人署名 「同胞団寄り」に批判
◆2013/06/05 Egyptian Gazette Politics in a non-political way
◆2013/06/05 nikkei.com エジプト、米NGO職員ら43人に有罪 違法資金受領
◆2013/06/07 トラベルビジョン エジプト・カイロ、犯罪に関する注意喚起※在エジプト大使館発出情報
◆2013/06/16 cnn.co.jp エジプト航空機が英国に緊急着陸、機内で脅迫メモ見つかる
◆2013/06/16 cnn.co.jp ロ外相が飛行禁止空域拒否、エジプトが断交発表 シリア内戦
◆2013/06/16 asahi.com エジプト、シリアと関係断絶 反体制側の支援集会で発表
◆2013/06/16 yomiuri.co.jp エジプト大統領、アサド政権のシリアと断交表明
◆2013/06/16 nikkei.com エジプト「シリアと断交」 飛行禁止空域を支持
2-disabled201302.htm#◆2013/06/17 nikkei.com エジプト大統領「シリアと断交」 飛行禁止空域を支持
◆2013/06/18 毎日新聞 エジプト:97年テロメンバーがルクソール県の知事に
◆2013/06/21 毎日新聞 チェック:ナイルが育てた大砂嵐 15歳体重120キロ、ダンベル25キロ愛用 断食の名古屋場所へ
◆2013/06/21 毎日新聞 夕感!:エジプト人新十両、大砂嵐のルーツは… 空手は12歳で挫折、相撲で世界ジュニア3位に
◆2013/06/26 nikkei.com エジプト、経済低迷に高まる不満 モルシ大統領就任1年
◆2013/06/26 毎日新聞 エジプト:古代の「太陽の船」引き上げ開始
◆2013/06/26 毎日新聞 エジプト:ルクソールの知事辞職 任命巡り住民が強く反発
◆2013/06/27 cnn.co.jp 衝突で死傷者、30日に大規模デモ控え エジプト
◆2013/06/27 yomiuri.co.jp エジプト大統領「私にも間違い」と対話呼びかけ
◆2013/06/29 cnn.co.jp エジプトで混乱激化 米国人死亡も
◆2013/06/29 asahi.com エジプトで反政府デモ、3人死亡 大統領の辞任要求
◆2013/06/29 nikkei.com エジプトのデモ、米国人ら2人死亡 米「渡航自粛を」
◆2013/06/29 nikkei.com エジプト、デモの死者3人に
◆2013/06/29 毎日新聞 エジプト:デモ隊が衝突、米国人ら2人死亡
◆2013/06/29 毎日新聞 エジプト:モルシ大統領就任1年 デモや集会 緊張高まる
◆2013/06/29 毎日新聞 エジプト:衝突の死者3人、負傷者230人以上に
◆2013/06/29 毎日新聞 エジプト:反・親モルシ派衝突 米国人ら2人死亡
◆2013/06/30 asahi.com エジプト、反政権派が大規模デモ ムルシ大統領就任1年
◆2013/06/30 nikkei.com エジプト、デモ拡大に懸念 死者3人に
◆2013/06/30 nikkei.com エジプト大統領就任1年、全土でデモ 経済低迷に抗議
◆2013/06/30 nikkei.com エジプトで大規模デモ 経済低迷・強権政治に反発
◆2013/06/30 毎日新聞 エジプト:反政権大規模デモ…衝突激化の恐れ


 
 
>TOP

エジプト国境にフェンス建設=240キロ超、不法移民・治安対策−イスラエル

時事ドットコム

【エルサレム時事】イスラエル政府は5日までに、隣国エジプトのシナイ半島から不法移民や武装勢力が侵入するのを防ぐため、エジプト国境沿いに建設していた240キロ超のフェンスの大部分を完成させた。ネタニヤフ首相はヨルダン国境にもフェンスを建設する方針で、中東情勢が不安定化する中、国境の防御を固める狙いがある。

内務省などによると、過去数年間で約6万人の不法移民がスーダンやエリトリアからシナイ半島を経由して侵入し、社会問題化した。こうした事態を受けてフェンス建設は2010年に始まり、不法移民の侵入は12年1月の2153人から12月には36人に激減した。

有刺鉄線が巻かれたフェンスは高さ5メートルで、総工費は16億シェケル(約375億円)。残る12キロは3カ月以内に完成する見込みだ。(2013/01/05-14:18)



 
 
>TOP

エジプト、財務相ら閣僚10人が交代

nikkei.com

2013/1/7 0:16

【カイロ=共同】エジプトの国営テレビによると、同国のカンディール内閣は6日、閣僚10人の交代を決め、財務相に指名されたヘガジ氏ら新閣僚が就任宣誓を行った。

エジプトでは外貨準備高が減少して危機的な水準に陥ったとして、経済破綻の回避が政権の緊急課題に浮上している。

10人のうち、モルシ大統領の出身母体であるイスラム組織ムスリム同胞団から就任したのは運輸相ら3人。他は学識経験者や官僚出身者らが占めた。



 
 
>TOP

エジプトのコプト教徒、イスラム化に不安

nikkei.com

2013/1/7 11:16

AP通信によると、主にエジプトで信仰されているキリスト教の一派、コプト教の教徒らが6日夜、同国の首都カイロの大聖堂でクリスマスイブの深夜ミサに参加した。エジプトではイスラム組織出身のモルシ大統領が誕生し、コプト教徒は社会のイスラム化への不安を訴えている。

コプト教徒はイスラム教を国教とするエジプトで、人口約8300万人のうち1割弱の少数派。将来への不安などから、エジプトを離れることを考えているコプト教徒もいるという。

コプト教では1月7日がクリスマスに当たる。(カイロ=共同)



 
 
>TOP

「アサド氏はICCで裁きを」 エジプト大統領が訴追支持

cnn.co.jp

2013.01.07 Mon posted at 11:55 JST

カイロ(CNN) エジプトのムルシ大統領は6日、首都カイロ市内でCNNとの単独インタビューに応じ、内戦が続くシリア情勢などについて語った。シリア反体制派が求めるアサド大統領の訴追を支持する立場を示した。

ムルシ大統領はアサド大統領に改めて退陣を求めたうえで、「流血が終われば、国民の選んだ議会と政府による新たな時代が始まる。国民に対して犯罪を犯した者たちをどうするのか、それは国民自身が決めることだ」と述べた。国際刑事裁判所(ICC)に戦争犯罪の罪に問うべきかとの質問には「私ではなく、シリア国民がそれを望んでいる」と答えた。

ムルシ大統領はさらに「国民の時代がやって来た。これはエジプト国民と同様、シリアの国民の望みでもある。シリア国民は勝利するだろう。かれらにはその意志がある」と語った。

また、自身が昨年ガザ停戦を仲介したパレスチナ情勢を巡っては、アッバス・パレスチナ自治政府議長と、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの政治部門指導者でカイロ在住のメシャール氏を招き、交渉の場を設ける方針を明らかにした。

エジプトの内政問題では、民主主義や言論の自由の推進、キリスト教の一派コプト教徒を含む少数派の権利保護に努める姿勢を強調した。



 
 
>TOP

エジプト大統領、シリア大統領の訴追を支持

nikkei.com

2013/1/7 20:34

エジプトのモルシ大統領は6日、内戦が続くシリアのアサド大統領の国際刑事裁判所(ICC)による訴追を支持する考えを示した。首都カイロでCNNテレビのインタビューに語った。

また、エジプトでムバラク長期政権が崩壊したことを念頭に「シリア国民が望むことはエジプト国民が望んだことと同様だ。私たちはシリア国民を支持する。彼らは勝利するだろう」と指摘、アサド政権が近く崩壊するとの見通しを示した。(カイロ=共同)



 
 
>TOP

エジプト通貨急落、物価高で政権弱体化の懸念

nikkei.com

2013/1/7 23:38

【カイロ=押野真也】エジプトの政情不安をきっかけに、通貨エジプトポンドが急落している。経済再生に不可欠な国際通貨基金(IMF)の支援は正式決定が遅れており、市場では通貨安がさらに進むとの見方が多い。通貨安で食料価格が上昇すればモルシ政権の支持基盤である低所得層からの反発が強まり、政権基盤がさらに弱体化する懸念も高まっている。

エジプトでは2012年11月から12月にかけ、モルシ大統領の強権姿勢や新憲法案に対する反発が拡大。大統領を支持する勢力と反大統領派が鋭く対立し、社会不安が拡大した。こうした懸念から通貨は売られ、12月上旬に1ドル=6.1エジプトポンド台だった通貨は、足元では6.4エジプトポンドに下落している。

エジプトは小麦や砂糖といった食料や燃料の大半を輸入に依存。通貨安が進んでいることで、既に食品の一部が値上がりしており、低所得層の日常生活を圧迫しつつある。さらに通貨安が進めばモルシ政権への反発が強まるのは確実で、政府は対応を急いでいる。

市場が懸念しているのは、政情不安による経済再生の遅れだ。特に、IMFによる48億ドル(約4200億円)の支援は正式合意が1年近く遅れており、交渉の動向が焦点になっている。IMFの交渉担当者は7日にカイロを訪問し、カンディール首相と会談。具体的な内容は不明だが、正式合意に至るかは不透明だ。

エジプトは深刻な外貨準備不足に陥っており、IMFの支援が不可欠な情勢だ。ムバラク政権崩壊前の11年1月に350億ドルあった外貨準備は12年12月には150億ドルまで減少。外貨準備不足で通貨の買い支えができないことが通貨安に拍車をかけている。

国内では「預金が凍結される」とのうわさも流れ、一部の銀行では、窓口で預金を全額引き出す預金者の姿も見られた。昨年末、中央銀行は預金を全額保護するとの声明を発表。個人に対し1万ドル以上を国外に持ち出すことを禁じる法令を発布したほか、企業にも外貨預金の引き出し制限も実施し、沈静化に躍起だ。

モルシ大統領は暫定政権から主要閣僚を残留させたが、財務相を含む10閣僚の交代を決め、6日に新閣僚が正式就任した。新内閣で経済再生への道筋を早期にまとめる考えだが、政権基盤が揺らぐ中、経済再生に不可欠な増税や補助金の削減などにどこまで切り込めるか疑問視する見方も多い。



 
 
>TOP

イスラム化に不安も=モルシ政権誕生後初のXマス−エジプト少数派

時事ドットコム

【カイロ時事】エジプト各地で6日夜から7日未明にかけ、キリスト教の一派であるコプト教徒の人々が、クリスマスのミサに参加した。イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシ大統領率いる政権の誕生後初めて迎えたクリスマスで、社会のイスラム化を危惧する信徒もいた。

コプト教のクリスマスは1月7日。同教徒は人口の約1割と少数派で、保守的なイスラム教徒が多い南部などではしばしば両教徒間の衝突も起きている。イスラム教の原点回帰を目指すサラフ主義勢力の中には、コプト教徒への敵対的な発言を繰り返す人物もおり、宗教間の緊張は確実に高まっている。

首都カイロのマンシーヤ地区にある教会のミサに参列した教師ブラッソムさん(24)は「モルシ政権は同胞団の政権だ。このままではシャリア(イスラム法)導入の動きが強まる」と悲観。「もっと民主的な政権が誕生するのを願っている」と訴えた。(2013/01/07-07:34)



 
 
>TOP

IMF、エジプトに専門家派遣 中東・中央アジア局長明かす

nikkei.com

2013/1/8 10:24

【ワシントン=岩本昌子】国際通貨基金(IMF)のアフメッド中東・中央アジア局長は7日、48億ドル(4200億円)規模の支援を巡ってエジプトのモルシ大統領らとカイロで会談した。その後、同局長は「IMFは引き続き、エジプトが経済上の問題を改善し、社会的にバランスのとれた経済成長モデルに移行するのを支援する」との声明を発表するとともに、専門家チームをカイロに派遣する方針を明らかにした。

政情不安で自国通貨が急落するエジプトはIMFに早期支援を求めているが、実施が遅れている。



 
 
>TOP

エジプト通貨、対ドルで最安値更新

nikkei.com

2013/1/8 22:04

【カイロ=共同】エジプトの中央銀行は8日、外貨入札制度に基づく通貨エジプト・ポンドの落札価格が同日、1ドル=6.45ポンドをつけ、対ドルで史上最安値を更新したと発表した。6日に比べ0.5%の下落。

一方、中東通信によると、国際通貨基金(IMF)の担当者が7、8両日にエジプトを訪問、経済立て直しに向けた融資をめぐり、モルシ大統領やカンディール首相と協議した。

エジプト政府は、IMFといったん基本合意した48億ドル(約4200億円)の融資受け入れを昨年12月、政治危機などを理由に先送りした。外貨準備高は危機的水準に減少、経済破綻の回避が緊急課題に浮上している。



 
 
>TOP

エジプト:海外支援滞り経済混乱 政情不安拍車の恐れ

毎日新聞 2013年01月09日 10時47分(最終更新 01月09日 12時45分)

エジプトの通貨エジプトポンドが急落し、経済が混乱状態に陥っている。新憲法案などを巡る国内の対立激化で、海外からの投資や国際通貨基金(IMF)による支援が滞っていることが原因。カイロ市街では商品の値上がりや、銀行から預金が流出する動きも出てきた。国民生活の悪化が政情不安に拍車をかける恐れもあり、モルシ政権は苦境に立たされている。【カイロ小倉孝保、ロンドン坂井隆之】

エジプトの外貨準備高は、ムバラク政権崩壊前の360億ドル(約3兆1000億円)から、昨年末には必要最低限の目安とされる輸入額3カ月分の150億ドルまで激減した。エジプト中央銀行は昨年末、「危機的水準」と警告し、個人や企業に投機的取引を控えるよう異例の呼びかけをした。これを反映して、通貨エジプトポンドは過去1カ月で6%も急落し、8日は1ドル=6.45エジプトポンドと史上最安値を更新した。

小麦や燃料の大半を輸入に依存するエジプトにとっては、海外からの直接投資や観光が重要な外貨獲得手段。だが、11年2月のムバラク政権崩壊や、昨秋以降のモルシ大統領派と反大統領派の衝突などで社会混乱が高まり、海外からの資金流入が急減した。

さらに、モルシ政権が国際機関からの支援受け入れに消極的だったことも外貨減少を招いた。昨年11月にはいったんIMFから48億ドル(約4200億円)の支援を受けることで合意したものの、政府がその後、「最終合意を延期した」と突然表明し、混乱に拍車をかけた。IMFは支援にあたって歳出削減や増税などの経済改革を要求しており、政情不安の中で国内の反発を招く改革に政府が二の足を踏んだとみられる。

商店では輸入品を中心に一部商品が値上がりを始めており、「預金口座が凍結される」とのうわさから、銀行預金を全額引き出す動きも出始めた。物価上昇は低所得層の生活を圧迫し、政治の一段の不安定化につながるだけに、8日にカタールが総額25億ドルの金融支援を表明するなど、周辺諸国も懸念を強めている。



 
 
>TOP

エジプト:預金引き出し、カイロで増加

毎日新聞 2013年01月09日 12時22分(最終更新 01月09日 13時14分)

【カイロ小倉孝保】カイロでは銀行から預金を下ろして外貨や金などに換える人が増えている。市内の銀行を訪れた主婦、ホダ・ムスタファさん(34)は「いつ引き下ろしができなくなるか不安だ。これ以上物価が上がる前に現金を物に換えておきたい」と語る。

エジプトポンド安に伴い先月20日ごろから輸入品価格が上昇。「ハラワ・タヒネーヤ」と呼ばれるエジプト菓子を製造するハッサン・ムーサさん(46)によると、菓子主成分のゴマが22%、砂糖が12.5%、それぞれ値上がりし、製造量を通常の半分に抑えながら操業している。ムーサさんは「この状況が続けば、操業の一時中止も検討せざるを得ない」と話す。

エジプトの基幹産業である観光の落ち込みも続いており、カイロの旅行代理店によると、ムバラク政権時代の2010年以前と比べると11、12年の収入は50%以上の落ち込みという。



 
 
>TOP

仏大手銀、エジプト・ギリシャから撤退 財務健全化急ぐ

nikkei.com

2013/1/10 0:51

【パリ=竹内康雄】フランスの金融機関が海外事業を縮小する動きが加速している。仏最大手銀BNPパリバや2位のソシエテ・ジェネラルは相次ぎエジプトからの撤退を決定。ギリシャでの資産処分も進めている。欧州債務危機で収益悪化が予想される部門を切り離すとともに中核事業に集中し、財務健全化につなげる考えだ。

BNPパリバは昨年12月20日、エジプト子会社をアラブ首長国連邦(UAE)の金融大手エミレーツNBDに5億ドル(約437億円)で売却すると発表した。同子会社はエジプトに69支店を持ち、2011年の売上高は1億2100万ドル、最終利益は3700万ドル。今年3月までに手続きを完了する予定だ。

ソシエテ・ジェネラルも12月、カタール・ナショナル・バンク(QNB)にエジプト部門を19億7400万ドルで売却することで合意。それぞれBNPは1億ユーロ(約115億円)、ソシエテは3億5000万ユーロの売却益を見込む。

ソシエテは同月14日、ギリシャ子会社のゲニキ銀行の同国大手銀への売却手続きを終えたと発表。仏第3位のクレディ・アグリコルもギリシャ傘下のエンポリキ銀行を同国大手銀に売却する。エジプトやギリシャは経済が混乱しており、当地での事業が本業の足を引っ張りかねないと判断した。

欧州債務危機の収束が見えないなか、13年から国際的な新銀行資本規制(バーゼル3)が段階的に導入され、各行は19年までに普通株を中心とする「狭義の中核的自己資本比率(コアティア1)」を7%以上にする必要がある。BNPなどは目標達成に問題はないとみられるものの、厳しい事業環境は続いており、経営体力の強化を図る。

そのほかの銀行は目標達成には一段の資本増強が不可欠とみられている。非中核事業を手放すことで、銀行業務に集中する構え。特にフランスの銀行はスペインなどの南欧の国債や民間融資が多く、今後の経済動向次第では、さらなる損失を被りかねないためだ。

フランスに限らず、欧州の金融機関は12年には「380億ユーロ規模にのぼる」(仏経済紙レゼコー)とみられる事業売却を決めた。だが欧州の景気は13年も厳しい状況が続くとみられ、さらなる合従連衡を予想する声もある。



 
 
>TOP

エジプト:「前政権より状況悪化」…作家のサーダウィ氏

毎日新聞 2013年01月11日 18時11分(最終更新 01月11日 21時01分)

【カイロ小倉孝保】現代アラブ社会を代表するエジプト女性作家で、ムバラク前政権の人権侵害と闘い続けたナワル・サーダウィ氏(81)が10日、書面で毎日新聞の質問に回答し、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が主導する政治状況について、「宗教独裁であり、(前政権の)軍事独裁より悪化している」と厳しく批判した。

サーダウィ氏は現在、次の小説の執筆に専念しており、政治状況などに関し考えを表明するのは最近では珍しい。

前大統領追放後に行われた大統領選など複数の選挙についてサーダウィ氏は、「自由な選挙ではなく民主的だったとは言えない」との見方を示し、民主的選挙が実現しない背景について、「投票はメディアの虚報などに影響された。さらに、植民地時代の影響もあって人々が十分な教育を受けていないため民主的な選択がされなかった」と分析した。

新憲法については、「(人権などの点で)1971年制定の前憲法よりも後退している」と指摘した。

また、ムスリム同胞団の影響が強くなっていることについて、「経済的、社会的に問題が噴出し、それが階級や性差、宗教的な分断、抑圧につながっている」とし、「女性は前政権時代よりも抑圧されている」との考えを示した。

そのうえでエジプトの向かうべき道筋について、「(宗教独裁追放のため)ムバラク(前大統領)を追放した市民の力をもう一度結集するしかない」とした。

◇サーダウィ氏の略歴

ナワル・サーダウィ 1931年、カイロ北方の農村生まれ。55年にカイロ大医学部を卒業し10年間、故郷で医者をした後、保健省勤務。女性の権利を主張し体制批判を続けたため保健省を解雇され、81年には政治犯として3カ月投獄された経験もある。「あるフェミニストの告白」「0(ゼロ)度の女 死刑囚フィルダス」など多くの小説が邦訳されている。エジプト在住。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領の審理やり直し エジプト裁判所

nikkei.com

2013/1/13 19:58

【カイロ=押野真也】エジプトの裁判所は13日、2012年6月に終身刑を言い渡されたムバラク前大統領(84)について、前大統領側の要求を受け入れ、審理をやり直すことを決めた。再審の結果、刑が減免されれば、旧政権と敵対した現在のモルシ政権やリベラル派などが強く反発することは必至だ。前大統領は11年1月に起きた反体制デモで、治安部隊などによるデモ参加者の殺害行為を止めなかった責任などに問われている。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領控訴認め、再裁判へ…エジプト

【カイロ=貞広貴志】エジプトの最上級審・破棄院は13日、デモ参加者を殺害した罪などで昨年6月に受けた終身刑判決を不服とするムバラク前大統領とアドリ元内相の申し立てを認め、審理のやり直しを命じた。

1審の特設裁判とは別の判事団による裁判が再び行われる。

特設裁判は、ムバラク、アドリ両被告を有罪とする一方で、元警察幹部6人は無罪としており、再裁判では全被告について審理をやり直す。破棄院はやり直し決定の理由を説明していないが、再裁判も前回と同じ証拠をもとに行われる見込みで、必ずしも終身刑判決を不当と判断したものではない模様だ。再裁判の期日は未定。

破棄院はフランスの裁判制度にならって導入されたエジプト司法の最上級審で、日本の最高裁に当たる。

2011年1月に始まった大規模デモでは、治安当局の発砲などにより市民約850人が死亡した。特設裁判の判決では、前大統領が発砲を直接指示した事実は立証できなかったとしつつ、「殺害を阻止しなかった責任」を問い、有罪と認定した。

(asahi.com 2013年1月13日23時19分 読売新聞)



 
 
>TOP

asahi.com 2013年01月13日

ムバラク前大統領の裁判やり直し エジプト上級審が判断

【カイロ=石合力】エジプト破棄院(最高裁に相当)は13日、2011年の民衆革命中のデモ隊への発砲に関与したとして殺人罪に問われ、昨年6月の一審で終身刑(求刑死刑)の判決を受けたホスニ・ムバラク前大統領(84)や側近らの裁判をやり直す判断を下した。

ムルシ大統領は昨年6月の就任後、旧政権幹部の裁判について、新たな証拠が出た場合やり直す意向を表明し、真相究明委員会による調査報告書(未公表)を検察側に提示済み。今回の司法判断は、政権側の意向に沿うものだ。やり直し裁判では、デモ隊殺害への直接関与の有無に加え、汚職などについても検察側が新証拠を提示する見通しだ。革命中のデモでは治安当局との衝突などで少なくとも800人以上が死亡した。

破棄院はこの日、無罪を主張する被告側、裁判のやり直しを求める検察側双方の上訴を受理した。一審ではムバラク氏と元側近のアドリ元内相に終身刑、長男アラ氏、次男ガマル氏は不起訴、治安機関幹部6人には無罪の判決が出たが、いずれも下級裁判所に差し戻す判断を下した。

ムバラク氏を含む旧政権幹部の裁判やり直しは、ムルシ政権に加え、革命を主導した青年グループや犠牲者の遺族が強く求めていた。ムルシ政権を支持するムスリム同胞団などイスラム勢力と、これに反発する世俗・リベラル勢力との政治的対立には直接の影響はないものとみられる。

エジプトメディアは、同報告書の内容について、ムバラク氏がデモ隊への弾圧について大統領府内でテレビを見て状況を把握していたなどの新たな証拠が含まれていると報じている。これとは別に、検察当局は12日、政府系紙アハラムなどを運営するアハラム社から金品を受け取った容疑でムバラク氏に新たに15日間の拘留を命じた。ムバラク氏は軍病院に収容されており、病院内で取り調べを進める。真相究明委員を務めた弁護士のムハンマド・ダマティ氏は13日、「新証拠に基づく再審は、革命勢力と犠牲者の遺族にとって有利なものになるだろう」との声明を発表した。

ムバラク氏は一審で、国有地売却をめぐる収賄でも訴追されたが、2人の息子とともに時効の判断が下された。



 
 
>TOP

エジプト:ムバラク前大統領、終身刑判決の1審差し戻し

毎日新聞 2013年01月13日 21時34分(最終更新 01月13日 22時55分)

【カイロ小倉孝保、秋山信一】民主化運動への弾圧を指示したとして終身刑の判決を受け、無罪を主張して上訴していたエジプトのムバラク前大統領(84)に対する上訴審で破棄院(最高裁判所に相当)は13日、1審判決を破棄し裁判を差し戻す決定を下した。前大統領は再び下級裁で裁判を受ける。前政権支持者が決定を歓迎する一方、現政権支持者や民主化活動グループが反発し政治・社会状況が一層、混とんとする可能性がある。

アブドルラフマン裁判長はこの日、「被告らの訴えを認め、裁判をやり直すことを命ずる」と述べた。差し戻しの理由についてはこの日、説明はなかった。同じく民主化運動への弾圧指示で終身刑判決を受け、これを不服として上訴していたアドリ元内相に対しても差し戻し決定が出た。

ムバラク前大統領自身は健康状態が悪化しており、この日の公判に出席しなかった。

中東で広がった民主化要求運動「アラブの春」の波を受け、エジプトでは11年1月25日から大規模な民主化要求デモが発生。ムバラク前大統領はデモ参加者への弾圧を指示し、約900人の市民殺害に関与したとして死刑を求刑され、1審カイロの裁判所は昨年6月、前大統領に終身刑を言い渡した。

エジプトでは昨年6月の大統領選決選投票で、前政権が弾圧対象とした穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」のモルシ候補(現大統領)とムバラク政権の最後の首相、シャフィク候補が争ったこともあり、現政権支持者と前政権支持者の対立が深まっている。

さらに、前政権に反対したグループ間でも、イスラム化を進めるモルシ現政権に対し、若者や女性を中心に反発が高まり社会的亀裂が深まっている。今回の決定は、こうした分裂状況に拍車をかける可能性がある。

◇国民、歓喜と憤り

「ムバラクこそが我々の指導者だ」。13日、エジプトのムバラク前大統領の裁判のやり直しを命じた破棄院の決定を受けて、ムバラク氏の支持者らは裁判所で歓喜の声を上げた。

決定が出た直後の午前11時。数十人の警察官が法廷の入り口付近を警備する前で、約100人のムバラク氏の支持者は肖像画を掲げ、拡声機を使って「ムバラクはいつも心の中に」と、繰り返し叫んだ。女性教師のエルハムさん(35)は「彼は30年以上も国のために尽くしてきた」とまくし立てた。

一方、歓喜の輪の周囲には冷めた視線を送る人もいた。弁護士のワイルさん(31)は「殺人者を自由の身にしていいのか」と憤る。また、ムバラク政権の弾圧で殺害されたデモ参加者の遺族の弁護士は「裁判は振り出しに戻るだけだ。新しい証拠が出てくることを期待する」と話した。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領の裁判やり直しへ エジプト

cnn.co.jp

2013.01.14 Mon posted at 10:52 JST

(CNN) エジプトの裁判所は13日、反政府デモ参加者の殺害に関与した罪で終身刑を言い渡されたムバラク前大統領(84)の裁判をやり直す決定を下した。

政府系紙アハラムによると、ムバラク前大統領は同じく終身刑判決を受けたアドリ元内相とともに上訴し、これが受理された。担当弁護士は、次回の出廷は4月になるとの見通しを示した。前大統領は引き続き収監されるという。

判事は同時に、元内務省幹部6人を含むほかの被告についても裁判のやり直しを命じた。

ムルシ大統領が率いる与党・自由公正党のエリアン副党首は、新たな証拠に基づく再審を歓迎すると述べた。

前大統領は昨年6月に終身刑を言い渡された。11年2月に政権を追われた後、健康状態の悪化が伝えられ、裁判でも担架に横たわったまま出廷した。昨年12月には収容先の刑務所病院の浴室で転倒し、軍病院へ移送された。



 
 
>TOP

アラブの春2年:急激イスラム化に危機感 エジプト活動家

毎日新聞 2013年01月14日 19時30分

【カイロ小倉孝保】「アラブの春」発生から2年になるのに合わせエジプトでムバラク前大統領追放を主導した若手民主活動家の一人、シャディ・ガザリハルブ氏(34)が毎日新聞のインタビューに応じ、地域の現状について「(穏健派イスラム原理主義組織)ムスリム同胞団がアラブ全域にイスラム帝国を築こうとしている」と指摘、急激なイスラム化に危機感を示した。

ムスリム同胞団出身のモルシ大統領についてガザリハルブ氏は、「ムバラクでさえやらなかった司法への介入をやり権力を掌握した。広く国民の意見を反映する真の民主化は実現していない」と批判した。

「アラブの春」で独裁者が去った国々でムスリム同胞団が勢力を拡大していることについて、「エジプトのムスリム同胞団であっても彼らの狙いは世界へのイスラム拡大で、エジプト国民のことを第一に考えているわけではない」と説明した。

シリアで内戦が激化していることについては、「エジプトなど(シリア以外)のムスリム同胞団が戦闘員を派遣して、(世俗派の)アサド政権打倒のため戦っている」と述べ、シリアの問題に国外から介入すべきでないとの考えを示した。



 
 
>TOP

列車が脱線し19人死亡、107人負傷 エジプト

cnn.co.jp

2013.01.15 Tue posted at 16:38 JST

(CNN) エジプトの首都カイロ近郊の町ギザで15日未明、同国の軍関係者を乗せた列車が脱線し、地元当局によると、19人が死亡、107人が負傷した。

列車は軍の新兵を乗せてエジプト中部の都市アシュートからカイロに向けて走っていた。

鉄道運営関係者によると、脱線事故は現地時間午前0時45分ごろ発生。国営メディアは、列車の一部が脱線したと伝えた。ギザ市の幹部によれば、負傷者の数は増加する見通し。現地には66台の救急車が集まっているという。

エジプトでは昨年11月にも51人が死亡、17人が負傷する列車事故があった。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年1月16日10時52分

エジプト大統領、ユダヤ人侮辱発言 3年前に 米紙報道

【ニューヨーク=中井大助、ワシントン=望月洋嗣】米紙ニューヨーク・タイムズは15日、エジプトのムルシ大統領が就任前の2010年にユダヤ人を侮辱し、エジプト人が憎悪を維持するよう呼びかける発言をしていた、と報じた。ムルシ氏がこうした発言をしたビデオが二つ見つかったという。米政権も懸念を示した。

同紙によるとビデオの一つは、イスラエルのガザ封鎖に抗議する集会で、ムスリム同胞団幹部だったムルシ氏が発言した内容。「我々は子や孫を、ユダヤ人、シオニストに対する憎悪で育むことを絶対に忘れてはいけない」などと述べていたという。また、別のテレビインタビューでは「シオニスト」を「パレスチナ人を攻撃する吸血動物。戦争をしかける猿と豚の子孫」と呼んだとしている。

カーニー米大統領報道官は15日の記者会見で「こうした発言は完全に拒否する」と述べ、ムルシ氏が「あらゆる宗教の信者を尊重し、民主的なエジプトではこのような発言を容認しないと明確に示すべきだ」と求めた。一方で、大統領就任後のムルシ氏の言動は評価し、発言を過去のこととして扱う姿勢も見せた。



 
 
>TOP

エジプト:憲法起草委巡り、最高憲法裁判所が審理再開

毎日新聞 2013年01月16日 13時53分

【カイロ秋山信一】エジプトで昨年12月に施行された新憲法の草案を作成した憲法起草委員会の正当性を巡る裁判で、最高憲法裁判所は15日、約1カ月半ぶりに審理を再開した。判決は2月3日の予定だが、同委の正当性が否定されれば新憲法が無効となる可能性もあり、裁判は2月下旬以降に人民議会(国会)選を控えるエジプト政界の波乱要因だ。

15日の審理でリベラル派の原告側は、モルシ大統領がイスラム色の強い新憲法の制定を強行したと主張。起草委を中心になって設置した人民議会が昨年6月、選出方法に問題があったとして解散されたため設置も無効と主張した。大統領派は新憲法案は合法的に起草され国民投票で承認されたと訴えた。

憲法起草委はモルシ大統領の出身母体の穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」系委員が多い。昨年12月に最高憲法裁が正当性を判断することになっていたが、大統領派の妨害で審理が停止された。



 
 
>TOP

シンポジウム:エジプトの「春」今や、「砂嵐」 アラブの政治変動めぐり

毎日新聞 2013年01月17日 東京夕刊

一昨年1月に勃発してムバラク政権崩壊につながった「エジプト革命」をはじめ「アラブの春」と呼ばれる政治変動をめぐって、このほど京都大でシンポジウムが開かれた。「アラブの春」の歴史的意味や背景、今後の見通しなどを議論。エジプトでは、新憲法の制定過程で強権を発動するなどした「ムスリム同胞団」出身のモルシ大統領に世俗・リベラル勢力が猛反発しており、シンポも白熱した「『革命』再論」の場となった。その模様を報告する。【高橋弘司】

エジプトでは1952年、「第1共和制」(ムバラク政権まで存続)構築のきっかけとなった「7月革命」が起きた。シンポではその60周年を機に、一昨年の革命との比較が試みられた。昨年の7月革命記念演説での「過去30年を通じてみられたのは、民主主義の試みの失敗であり、腐敗の蔓延(まんえん)に帰結した不正の横行であった」というモルシ大統領の発言を長沢栄治・東京大教授が紹介。一昨年の革命は「第2共和制」を構築する試みだったと述べた。

オラービー大佐ら民族主義者らが、英国のエジプトへの干渉に反発し、自主憲法制定を通じて近代国家を目指したのが、オラービー革命(1881〜82年)だ。栗田禎子・千葉大教授は、オラービー大佐らの初志が一昨年の革命により、130年を経て「ようやく成就した」との見方を示した。栗田さんはまた、エジプト、チュニジア、イエメンなどで政権崩壊や政変が相次いだことについて、これら諸国は米国による「対テロ戦争」で募った国内の不満を抑えるために市民監視を強めたと指摘。それが「対テロ戦争諸革命」になったとし、「世界史に新しい突破口を開く可能性がある」と強調した。

さらに鈴木恵美・早稲田大准教授は、エジプト人民議会では世襲議員が15%前後を占めると明かしたうえで、「近代以降続いてきた彼ら政治エリートの系譜に今回の革命後、大きな変化が起きた」と述べた。

一方、横田貴之・日本大准教授はムスリム同胞団を「現在のエジプトで最も有力な政治アクター」と位置付けた。そのうえで、7月革命当時、同胞団は内部分裂の結果、急進派が暴走し、後に大統領となるナセル氏暗殺未遂事件(54年)に関与するなどして弾圧を受け、非合法化されたと指摘。今回の革命では、支配エリートの総交代までには至らず、軍政下で民政移行が進められたことから、「鉄の結束」を示す同胞団は強固な社会ネットワークを活用し、選挙でその力を発揮できたと分析した。

これらの報告を踏まえ、松本弘・大東文化大教授が、今回の革命前のエジプトでは、イスラム主義を「嫌い」と言えば「まっとうなイスラム教徒でない」と見なされかねなかったが、革命後は胸を張って「嫌い」と言えるようになったと、社会の変化に言及。鈴木さんは革命後、エジプト国民が一致団結できるのは、「反イスラエル」と「強いエジプト」の2点においてだと述べた。

新憲法(昨年末施行)などをめぐり、世論が二極化しているエジプト。革命が当初目指した民主化の先行きは不透明で、「アラブの『春』というより、今や『ハムシーン(春先、エジプトを襲う砂嵐)』状態」(小杉泰・京都大教授、臼杵陽・日本女子大教授)とする見方が大勢を占め、「革命はまだ途上」(長沢さん)との認識が共有された。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年1月22日11時24分

エジプト大統領、仏のマリ介入に「反対」 サウジで演説

【カイロ=石合力】エジプトのムルシ大統領は21日、フランスによる西アフリカ・マリへの軍事介入に反対する考えを示した。アラブ諸国の間では、旧宗主国フランスによるアフリカへの介入について、植民地主義や資源目的によるものとの批判がある。

訪問先のサウジアラビアの首都リヤドで開かれた経済サミットの開会演説の中で言及した。ロイター通信によると、ムルシ氏は、「マリへの軍事介入を容認することはできない。地域紛争にさらに火を注ぐことになるからだ。介入は平和的で発展に資するものであるべきだ」と発言した。

フランス軍事介入への報復をうたうイスラム武装勢力が人質事件を起こしたアルジェリアに対しては「いかなるアラブ諸国が安全面で危機に直面するときも、我々は支持する」と語った。ムルシ氏は2月初旬にフランスを訪問する予定。



 
 
>TOP

「反ムバラク」開始から丸2年 現政権に失望 デモやまず エジプト

asahi.com 2013年1月26日 朝刊

【カイロ=有賀信彦】エジプトで旧ムバラク政権を崩壊させたデモ開始から、二十五日で丸二年を迎えた。「革命記念日」とされるが、祝賀ムードは皆無。リベラル派など野党勢力は、昨年誕生したイスラム政権に反発する大規模デモをカイロ各地で呼び掛け、民主化プロセスの混迷と国民の分断を印象付けた。

デモは、モルシ大統領の新憲法制定に反対した野党勢力や、二年前にデモを主導した青年グループ「四月六日運動」などがそれぞれ計画。カイロ中心部タハリール広場などに集結し、「新たな革命」を求めるシュプレヒコールを上げた。

「モルシ政権打倒」の旗を振っていたムハマドさん(28)は、「食べるのもやっとだが、まずはデモや言論の自由などの権利を守ることが大事だ」。二年前に大学を卒業したが仕事に就けないというムスタファさん(22)は「大統領選ではムバラク体制を完全に終わらせようとモルシ氏に投票したが、裏切られた。さらなる革命が必要だ」と怒りの声を上げた。

同広場では一部のグループが警察と衝突し、催涙弾などにより数十人がけがをしたもようだ。

また、AFP通信によると、北東部の都市イスマイリアやカイロで、反モルシ派の市民が同氏の出身母体である穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の自由公正党の事務所を襲撃、放火した。

エジプト第二の都市アレクサンドリアでは、デモ隊が地方政府庁舎に投石したため、警官隊が発砲するなど衝突した。

ムスリム同胞団は、旧政権打倒では民主化グループなどと団結したが、二年を経て相互の不信感は根深い。

同胞団はデモには参加しない一方で、二十四、二十五の両日には貧困層を対象にした医師巡回や食料の無償配布などの「慈善活動」を実施した。民主化グループなどと緊張が高まるのを避け、四月にも実施される人民議会選を見据えて支持の拡大を狙ったとみられる。

【カイロ=今村実】モルシ政権は政情不安に伴う主力産業の観光業の不振などにより急激に悪化した経済の破綻回避が、喫緊の課題だ。

政権は国際通貨基金(IMF)から四十八億ドルの金融支援を得てしのぐ方針だが、補助金の削減など国民の痛みを伴う改革が迫られることになり、四月にも実施される人民議会選をにらんで綱渡りの政権運営となる。

旧政権末期に三百六十億ドルあった外貨準備高は二年で百五十億ドルまで急減し危険水域に迫った。失業率は9%から12%台に上昇、通貨安が進んでいる。

IMFの承認は、国民の負担増となる経済改革が条件。財政を圧迫しているガソリンやパンなどの食料品といった広範な対象への補助金を削減できるかが、焦点の一つになる。

実行すればガソリン価格などの上昇につながり、国民の反発は確実。アルアハバル紙幹部は「議会選前に実施は不可能」と指摘する。

カイロの中堅観光業者は「一年前は、選挙など民主化プロセスが進めば混乱は収まると楽観していた。だが、いまだに政情は安定せず、期待感は消えた」と話し、将来の見通しに悲観的な見方を示した。



 
 
>TOP

エジプト全土で衝突、死傷者数百人 政変から2年 cnn.co.jp

2013.01.26 Sat posted at 14:48 JST

カイロ(CNN) エジプトの旧ムバラク政権を打倒した国民蜂起の開始からちょうど2年となった25日、全国各地で反政府集会などが開かれ、一部で警官隊や政府支持派との衝突が発生、少なくとも7人が死亡した。国営テレビなどが報じた。

死者が両派のどちらかは不明。保健省によると、この騒乱で全国で少なくとも民間人348人が負傷。警官31人と治安要員97人もけがした。

反政府派とムルシ大統領派が衝突したスエズでは銃撃も発生、6人が死亡した。国営テレビによると同市の治安責任者は部隊がデモ隊に発砲したことを否定した。イスマイリア市でも1人が死亡した。

首都カイロでも反政府派の集会が開かれ、数千人規模が警官隊とにらみ合った。一部が暴徒化して火焔瓶を投げ付け、警察が催涙弾で応酬した。2年前の国民デモの主要舞台となった中心部タハリール広場でも少なくとも1万人参加の抗議行動が発生。同国経済の疲弊はムルシ大統領と支持基盤のムスリム同胞団の責任などと弾劾した。

反政府派は、イスラム組織に支えられたムルシ大統領はムバラク政権を追放した革命の大義実現を追求しておらず、イスラム組織と共に権力集中を図っていると非難。25日の両派の衝突は、2011年1月の政変後の社会の深刻な分裂が癒(い)えていないことを改めて見せ付けた。

ムルシ大統領は短文投稿サイト「ツイッター」の自らのアカウントで声明を発表。国民による平和的な抗議行動の権利は容認しながら、暴力行為の処罰にはちゅうちょしない考えを示した。



 
 
>TOP

革命2年、エジプト分裂 経済低迷や大統領強権

nikkei.com

2013/1/26 1:29

【カイロ=押野真也】エジプトで反体制運動の起こりを記念する「革命記念日」の25日、モルシ大統領の批判勢力と支持勢力が各地で大規模デモを展開し、国内分裂が深刻化していることを浮き彫りにした。イスラム原理主義勢力に支えられて強権姿勢を強めるモルシ政権に旧政権支持者やリベラル派、経済低迷で不満を持つ層が反発する構図だ。独裁政権崩壊から2年。改革期待が後退する中、反大統領派は政党結成など4月の総選挙をにらんで動き出した。

25日は2011年に当時のムバラク政権に反発する大規模な反体制運動が起きた日だ。今年は金曜礼拝日に当たり、カイロや地中海に面するアレクサンドリアなどで、現モルシ政権に抗議する数万人規模のデモが発生。参加者は「モルシは去れ」「革命を取り戻せ」などと叫んだ。大統領支持派も旧ムバラク政権崩壊を祝う集会や反大統領派を非難するデモで「革命は達成された」「旧体制派を許すな」などとシュプレヒコールを上げた。

両グループは離れた場所で行動し、衝突は報告されていないが、反大統領派のデモ隊は一部が警官隊に投石。警官隊が催涙弾を撃ち込むなど、小競り合いが生じた。

反大統領派はキリスト教などイスラム教以外の教徒に加え旧ムバラク政権の支持者、リベラル派らで構成されている。不満の原因は経済低迷と大統領の強権姿勢、社会のイスラム化の3つに集約されるようだ。

経済面では、足元の失業率が約12%と過去最高の水準で推移。若年層は失業率が20%を超え、雇用創出が大きな課題になっている。モルシ氏は海外からの投資誘致を探るが、天然資源にも恵まれないだけに難航。外貨準備も減少傾向にある。

国際通貨基金(IMF)からの48億ドル(約4220億円)の支援交渉も停滞気味。これをうけて通貨エジプトポンドは急落。大半を輸入に頼る食品の高騰が低所得層の生活を直撃している。

モルシ氏の強権姿勢は昨年11月、自身の権限を大幅に強化する法令発布で鮮明になった。大統領決定には司法権も介入できないとする内容。昨年12月には新憲法案が承認され、法令は撤回したが「政権の独裁体質が露呈した」(アラブ連盟元事務局長のアムル・ムーサ氏)と、11年の反体制運動を支持した勢力などは「独裁回帰」に懸念を強める。

モルシ氏は24日の演説でも「(デモは)旧ムバラク政権の残党が主導している」と指摘するなど反発勢力を抑え込む姿勢を明示。25日には各地に治安部隊を配備して厳戒態勢を敷いた。

モルシ政権が「イスラム化」を進めることにも警戒感が隠せない。イスラム原理主義「ムスリム同胞団」はモルシ氏の最大の支持組織。同胞団にはイスラム教義に沿って国内での飲酒制限を求める主張もあり、国内の1割を占めるキリスト教徒は「異教徒迫害を招く」と警戒する。

そうした中、反大統領派には総選挙への動きが出始めた。同派代表格のムーサ氏やエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長らはリベラル派を結集した政党をそれぞれ組織して選挙に臨む構えをみせている。



 
 
>TOP

エジプトで大規模デモ 警官隊と衝突、6人死亡

nikkei.com

2013/1/26 10:16

【カイロ=押野真也】モルシ大統領への批判が強まるエジプトで25日、批判勢力と大統領の支持派が各地で大規模デモを展開し、北東部では6人が死亡した。全国では300人以上が負傷したとみられる。政府施設などに押し寄せたデモ隊の一部が暴徒化し、警官隊と衝突した。警官隊がデモ隊に発砲したとの情報があるが、真偽は不明だ。

25日は、2011年に当時のムバラク政権に反発した反体制運動が起きた日にあたる。今年は金曜礼拝日に当たったため、カイロや地中海に面するアレクサンドリアなどで現在のモルシ政権に反対する数万人規模のデモが発生。北東部のスエズでは警官隊とデモ参加者の衝突が起きた。死者数は6人とされるが、さらに増える可能性もある。

デモ隊の一部は投石を繰り返しながら、政府施設に侵入しようとしたとみられ、これを阻止する警官隊とも衝突。警官隊は催涙ガス弾などを発砲してデモ隊を制止し、小競り合いで一部が死傷したもようだ。



 
 
>TOP

エジプト反政府デモ、警官隊との衝突で7人死亡

【カイロ=貞広貴志】エジプト各地で25日に行われた大規模な反政府デモは、北部の都市スエズなどで警官隊との衝突となり、保健省は全国で計7人が死亡、456人が負傷したと発表した。

軍は26日未明、各地の政府庁舎などを警備するため緊急展開し、モルシ大統領は簡易投稿サイト「ツイッター」を通じ、「市民に暴力を放棄するよう求める」とする声明を出した。

7人の死者のうち6人はスエズで出ており、その多くは胸などを撃たれていた。ロイター通信は「覆面のデモ参加者が発砲したのに対し、治安部隊が応戦した」とする目撃者証言を伝えている。死者1人、負傷者70人が出た北部イスマイリアでは、暴徒化したデモ参加者が政府庁舎やイスラム主義組織「ムスリム同胞団」の事務所を襲撃し、放火するなどした。

(2013年1月26日11時31分 読売新聞)



 
 
>TOP

asahi.com 2013年01月26日19時51分

革命2年、エジプトで大規模デモ 全土で10人死亡

【カイロ=関根和弘、石合力】エジプトでムバラク政権を倒した大規模デモの開始から2年となる25日、首都カイロなどで集会が開かれた。イスラム組織に支えられたムルシ政権に対し、権力の独占だとして反発するグループが各地で治安部隊と衝突し、計10人が死亡した。「エジプト革命」後、社会の分裂の深刻さをあらためて浮き彫りにした。

カイロでは、2年前に多くの人々が泊まり込みでデモを続けた中心部タハリール広場に数万人が集まった。革命を主導した青年グループらに代わって、穏健派イスラム組織ムスリム同胞団がその組織力を発揮して権力を握るなか、「革命を盗むな」などとムルシ政権への不満を訴える声が目立つ。

広場近くの内務省前では、反ムルシ政権派のグループが投石を繰り返したため、治安部隊が催涙弾を発射。大統領府前でもデモ隊に催涙弾が撃ち込まれ、混乱が広がった。デモは25日中にほぼ終わり、26日のタハリール広場、カイロ市内は平静を取り戻している。

国営中東通信などによると、東部スエズで9人、イスマイリアで1人の計10人が死亡、約500人がけがをした。スエズでの死者の多くは銃撃によるもので、治安部隊の関与は不明。覆面をした男が発砲したとの情報もある。

ムルシ大統領は25日夜、自身のツイッターで「全ての国民に、暴力を避け、平和的な方法で意見を表明するよう求める」と自制を促した。「スエズでの死者に哀悼の意を表する。政府は(騒乱に乗じた)犯罪者の訴追に全力を尽くし、平和的なデモを保護する」とも語った。

エジプトではムバラク政権の崩壊後、同胞団を中心とするイスラム勢力が大統領、人民議会(その後解散)の権限を握り、世俗・リベラル派との対立が深まった。同胞団出身のムルシ大統領に対し、世俗・リベラル派は「政治の宗教化が進む」などと反発している。新憲法下の議会選挙の実施は数カ月先になる見通しで、反ムルシ派によるデモが頻発している。

ムルシ氏は昨年11月、司法当局との対立を背景に自らの権限強化を図る大統領令を出した。その後撤回したが、権限の独占や政権の強権体質を警戒する声は根強い。ムバラク政権崩壊後、観光収入や投資の落ち込みなどから低迷を続ける経済や、不安定な治安情勢などに対する不満も高まっている。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年01月26日20時18分

サッカー場暴動で21人に死刑判決 エジプト

【カイロ=石合力】エジプトの刑事法廷(第一審)は26日、昨年2月に北東部ポートサイドのサッカー場で起きた騒乱で74人が死亡した事件をめぐり、殺害に関与したとして、地元チーム「アルマスリ」のサポーターの暴徒ら21人に死刑判決を出した。

判決後、被告らが収監されているポートサイドの刑務所前で、アルマスリのサポーターらと治安部隊が衝突、地元テレビなどによると、警官2人を含む計8人が死亡、約140人が負傷した。デモ隊側が銃器で武装しているとの情報もあり、治安維持のため、エジプト軍が出動。ムスリム同胞団筋によると、エジプト政府は同日昼過ぎ、ポートサイドに「外出禁止令」を出した。

事件は、革命後の治安の低下を象徴する事件で、エジプトのサッカーリーグは事件後、中止された。今年2月に再開を予定している。防止措置を取らなかった当時の軍政や警察らに対する批判も起きている。訴追された警察幹部らの判決は3月に下される予定。

サッカー場での騒乱は、カイロの有力チーム「アルアハリ」との対戦後に起きた。アルアハリのサポーターらはカイロ市内の同チームクラブ前に集まり、判決を歓迎した。



 
 
>TOP

エジプト:サッカー場暴動で21人に死刑判決

毎日新聞 2013年01月26日 21時32分(最終更新 01月27日 14時34分)

エジプト北東部ポートサイドのサッカー場で昨年2月、プロサッカーの試合後に暴動が起き74人が死亡した事件で、カイロの裁判所は26日、殺人罪などに問われた観客21人に対し死刑を言い渡した。判決を不服とする被告の支援者らは暴徒化し、刑務所や警察署などを襲撃。AFP通信などによると、警官2人を含む少なくとも22人が死亡した。

暴動が起きたポートサイドでは判決後、被告の家族や支援者らが刑務所などに詰めかけた。警官隊が催涙ガスで鎮圧しようとしたところ、住民側が発砲するなどして、双方に死傷者が出た。軍は現地に部隊を派遣し、事態の収拾に務めている。

前日の25日は、ムバラク政権打倒につながった反政府デモから2周年にあたり、全国で集会が行われた。地元メディアによると北東部スエズでデモ参加者と治安部隊が衝突し、双方で9人が死亡しており、治安が一層悪化している。【金子淳】



 
 
>TOP

サッカー暴動巡る死刑判決に抗議デモ、死者30人 エジプト cnn.co.jp

2013.01.27 Sun posted at 09:49 JST

カイロ(CNN) エジプト北東部ポートサイドで26日、裁判所の出した死刑判決に抗議するデモ隊が治安部隊と衝突し、少なくとも30人が死亡した。被告らは同市のサッカー場で起きた暴動に関連して死刑を言い渡され、親族らがこれに抗議した。

デモ隊は、被告らが収監されている施設に押しかけて治安部隊と衝突。地元病院トップによると、負傷者も300人以上に上った。

裁判では昨年2月1日に70人以上の死者を出したサッカー場での暴動を巡り、地元チームのサポーターら75人が「計画的殺人および殺人未遂」の罪に問われた。このうち21人に同日死刑が言い渡された。さらに地元警察幹部ら12人が、暴動を阻止しなかったとして「殺人ほう助」で起訴されている。死者の遺族らは、死刑判決を歓迎するとの立場を示している。

同国では旧ムバラク政権を打倒した大規模デモからちょうど2年たった25日にも、ムルシ大統領への抗議デモが各地で続発し、北部スエズなどで7人が死亡した。首都カイロでも26日にかけ、デモ隊と警察の衝突が拡大した。 マクスード情報相は国営テレビを通し、一部地域を対象に非常事態宣言が検討されていると述べた。



 
 
>TOP

エジプト3都市に夜間外出禁止令 デモの死者38人に cnn.co.jp

2013.01.28 Mon posted at 10:19 JST

カイロ(CNN) エジプト北東部の港湾都市ポートサイドで大規模なデモが発生したことを受け、ムルシ大統領は27日、国民に向けて演説し、ポートサイドなど3都市に午後9時から午前6時まで30日間の夜間外出禁止令を出した。デモによる死者は27日までに38人に増え、負傷者は415人を超えた。

ポートサイドでは26日、昨年サッカー場で起きた暴動に関連して21人に死刑判決が言い渡されたことを受け、判決に抗議する被告の親族らと警官隊などが拘置所前で衝突、大規模デモに発展した。

ムルシ大統領は「全エジプトがこうした行為を非難する。国民と国家の安全のため、脅威に対しては厳重に対処する」と述べ、武力による鎮圧を強化する姿勢をにじませた。デモの発端となった判決については、悲しい展開になったのは遺憾だが、司法手続きは尊重しなければならないと強調した。

当局者によると、治安部隊は27日までにポートサイドのデモを鎮圧し、ポートサイドに通じる道路を封鎖した。国軍報道官によれば、スエズ運河管理当局や地元自治体の庁舎、銀行、裁判所などは陸軍の部隊が制圧。電力や水道施設の安全も確保した。

国営メディアによると、こうした庁舎などはデモ隊が占拠したり、略奪や放火を行ったりしていた。

エジプトではここ数日で反政府デモが各地に広がっており、首都カイロではデモ隊と治安部隊との衝突が27日で3日目に入った。警察は、市中心部のタハリール広場周辺の主要道をすべて封鎖。米国や英国の大使館は同日の業務を中止した。



 
 
>TOP

エジプト大統領、非常事態を宣言 野党に対話呼びかけ

cnn.co.jp

2013.01.28 Mon posted at 11:56 JST

(CNN) エジプト北東部の港湾都市ポートサイドで大規模なデモが発生したことを受け、ムルシ大統領は27日夜のテレビ演説で限定的な非常事態を宣言し、スエズ運河に面したポートサイドとイスマイリア、スエズの3都市に午後9時から午前6時まで30日間の夜間外出禁止令を出した。

演説の中でムルシ大統領は「私は行動する」と述べ、暴力を容認しない姿勢を強調した。

スエズやイスマイリアなどの各地では、ムバラク政権を崩壊させた大規模デモから2年目に当たる25日から反政府デモが広がり、デモ隊と政府支持派や警官隊との間で衝突が発生。一方、ポートサイドでは、昨年サッカー場で起きた暴動に関連して21人に死刑判決が言い渡されたことに抗議するデモが激化して38人が死亡、415人を超す死傷者を出した。

ムルシ大統領は、デモ隊が各地で公共施設や民間施設を襲撃し、道路を封鎖したり武器を持ち出したりするなどして「市民を恐怖に陥れた」と非難。こうした「犯罪者」は「できるだけ早期に裁きを受けさせる」と述べ、「国家機関を襲撃する者には力をも用いて適切な対応を取るよう」に内務相に指示したことを明らかにした。エジプト当局には平和と安定を取り戻す能力があるとも強調した。

大統領はさらに、2年前の「1月25日革命」にも言及し、今回のデモで一部が暴徒と化した行為は「エジプト革命とは何の関係もなく、むしろ革命に反する」と指摘。国内に意見の相違があることを認め、「対話のみが安定と治安につながる唯一の道だ」としたうえで、現地時間28日に政党11党の会合を開くと発表し、代表者の参加を呼びかけた。



 
 
>TOP

エジプト大統領、3県に非常事態宣言 デモ多発で

nikkei.com

2013/1/28 9:50

【カイロ=押野真也】エジプト各地で反政府デモが多発していることを受け、モルシ大統領は27日夜(日本時間28日未明)、同国北部のスエズとイスマイリア、ポートサイドの3県に非常事態を宣言し、夜間外出を禁じる命令を発令した。他地域に比べ3県ではデモ隊と警官隊との衝突が深刻化。ポートサイドでは27日にも死傷者が発生し、治安対策が急務になっていた。

非常事態宣言は28日から30日間で、夜間外出は午後9時から翌日午前6時まで禁止される。モルシ大統領の就任後、非常事態宣言の発令は初めて。同大統領は27日夜の声明で一層の治安対策を検討すると表明した。

エジプトは2011年2月の独裁政権の崩壊以降、治安が悪化。27日には北部のポートサイドでデモ隊と警官隊が衝突し、3人が死亡し、約440人が負傷した。12年2月に起きたサッカー場での暴動事件を巡る死刑判決を不服とする勢力が起こしたデモで、一部が暴徒化。実行犯は不明だが、18歳の若者が射殺されたとの情報がある。

これとは別に、モルシ大統領を支持する勢力と反大統領派が度々衝突し、死傷者が発生している。25〜27日にカイロや地中海沿いのアレクサンドリアでは反大統領派と警官隊との衝突で10人以上が死亡し、500人以上が負傷した。

一連の騒動を受け、モルシ政権は軍や警察に与える権限を拡大することなど、治安対策の強化に向けて検討してきた。ただ、治安機関に過大な権限を与えれば強権的との批判を招きかねず、政府は対応に苦慮している。

エジプトでは独裁政権崩壊後、社会の混乱が続いて経済が低迷し、失業率が高まる傾向にある。特に、若者の失業率は20%以上に及び、社会への不満が拡大。反体制デモが続発している。治安改善にはこうした経済問題の解決が不可欠で、事態収拾には時間がかかりそうだ。



 
 
>TOP

エジプトで車横転、邦人観光客重傷 走行中にタイヤが破裂

nikkei.com

2013/1/28 11:42

【カイロ=共同】エジプト南部アスワンの警察に入った連絡によると、アスワンと南部アブシンベルを結ぶ道路で27日午後、日本人観光客4人を乗せた車が横転し、エジプト人ガイドが死亡、日本人男性1人が頭を打ち重傷を負った。

一行は巨大神殿で知られるアブシンベルに向かう途中で、走行中に車のタイヤが破裂し、横転したという。エジプトの日本大使館は情報を確認中としている。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年01月28日20時00分

エジプト3県に非常事態宣言 デモ衝突で緊迫

【カイロ=北川学】エジプトのムルシ大統領は27日夜、国営テレビを通じ、デモ隊と治安部隊が衝突した北東部ポートサイド、東部スエズとイスマイリアの3県に対して30日間の非常事態を宣言し、夜間外出禁止令を出した。それぞれ28日午前0時(日本時間同7時)から発効した。

ムバラク政権を倒した大規模デモの始まりから2年となる25日以降、3県を中心に、イスラム組織に支えられたムルシ政権に反発する抗議行動が発生。治安部隊との衝突で50人近くが死亡している。

政府系アハラム紙(電子版)によると、イスマイリアでは28日未明、非常事態宣言に反発するデモが起きており、事態が収拾するかは予断を許さない。

演説でムルシ氏は「流血の事態を止めるためだ。もしも国が危機にあると感じたら、さらに厳しい措置を取らねばならない。国を守ることは私の義務だ」と述べた。さらに「国民間の対話こそが唯一の解決策だ」とも強調。ムルシ政権に反発する野党勢力を含む各党の指導者に対し、28日に実施する対話への参加を呼びかけた。

3県のうち、特にポートサイドでは26日、昨年2月に起きたサッカー場の騒乱をめぐって暴徒らに死刑判決が出たことを機に、サポーターらと治安部隊が衝突して36人が死亡。27日にも、この葬儀に集まった参列者の一部が暴徒化して警察署の襲撃を試み、少なくとも3人が死亡した。

首都カイロのタハリール広場でも28日朝、衝突があり、保健省によると1人が死亡した。



 
 
>TOP

エジプト:暴動3県に非常事態宣言 大統領、野党と対話へ

毎日新聞 2013年01月28日 11時14分(最終更新 01月28日 17時00分)

【アルジェ秋山信一】エジプトのモルシ大統領は27日夜(日本時間28日未明)、国営テレビで演説を行い、25日以降に暴動が起きた北東部のポートサイド、イスマイリア、スエズの3県について非常事態を宣言し、午後9時〜翌午前6時の間の夜間外出禁止令を出した。期間は28日から30日間。また相次ぐ反政権デモを受けて、28日に野党の政治指導者らと対話する考えを明らかにした。

ただ2月下旬以降に実施される予定の人民議会(国会)選を前に、野党側は大統領の出身組織である穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団との対決姿勢を強めており、対話がどこまで広がるかは不透明だ。

モルシ大統領は演説で「(非常事態宣言など)例外的な措置をとることは望ましくないと思うが、治安が危険にさらされている時にはそうした措置をとらざるを得ない」と説明。「暴力が止まらなければ、さらなる措置をとる用意がある」と述べ、暴動が続いた場合には武力鎮圧することも示唆した。

ロイター通信によると、主要野党勢力の国民救済戦線のスポークスマンは27日、暴動を抑えるための非常事態宣言を歓迎すると発言した。ただ大統領の演説後、イスマイリアで約200人が抗議デモを行っている。

ポートサイドでは、12年2月にサッカーの国内リーグの試合後に暴動が起き、74人が死亡した事件を巡って、同地を本拠とするチームのサポーターら21人に死刑判決が出たことを受けて、判決に抗議するデモ隊の一部が暴徒化。治安部隊との衝突で27日までに少なくとも40人が死亡した。

またイスマイリアとスエズでは25日、ムバラク政権を崩壊に追い込んだ革命から2年を記念して大規模なデモが発生。デモ隊の一部が暴徒化して治安部隊と衝突し、計9人の死者が出た。25日前後からカイロやアレクサンドリアでも反政府デモが起きており、モルシ政権は対応に苦慮している。



 
 
>TOP

[FT]エジプトは国内安定に向け政治的合意を(社説)

nikkei.com

2013/1/29 14:00

(2013年1月29日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

エジプトのモルシ大統領は先週末、反政府デモが多発する北部3都市に非常事態を宣言した。独裁政権崩壊につながる反体制デモから2周年を迎えたが、国内は重苦しい雰囲気につつまれたままだ。

■権力が分散、安定の兆しなく

今回の非常事態宣言は、ムバラク前政権の30年に及ぶ独裁体制に比べれば本質的な混乱とはいえない。だが、モルシ大統領とその出身母体であるイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」が強権姿勢を強めるなか、混乱の悪循環につながる危険な兆候であり、軍の政治の表舞台への復帰を助長しかねない。

エジプトには投資再開や雇用創出の前提となる安定の兆しはみられず、誰がエジプトを統治しているかも不明確だ。権力はムスリム同胞団の延長線上で動く大統領と、軍部、小政党に分裂した野党・デモ活動家の3派になお分散されている。昨年に憲法裁判所から解散を命じられた人民議会は新たな選挙を待つばかりで、警察や司法など中枢機関にも改革が必要だ。

先週末の暴動は、2012年2月のサッカー場での乱闘事件で起訴された被告に死刑判決が下されたことが発端となった。暴動はカイロのサッカーチーム「アルアハリ」の「ウルトラ」と呼ばれる熱狂的ファンに対する報復とみられている。

社会不安が増大し、これに対処する政治的合意もないなかで反体制デモは急増。モルシ大統領とムスリム同胞団には露骨な権力行使や秘密裏での意思決定が目立ち、エジプトの行政組織を自らの手先とみなしているようだ。一方、野党はイスラム勢力拡大への反発に乗じようとするばかりで、政府に対する代替案を掲げられずにいる。

■実効的な合意なければ共倒れに

こうした不毛な政治闘争が激化するなかで、経済は崩壊寸前に陥っている。国際通貨基金(IMF)と交渉中の融資はいまだに実行されていない。政府支出の4分の1を占める補助金の合理化が融資の条件だが、社会的な反発を招くのは必至だ。食料や燃料価格は高騰し、通貨安にも拍車がかかっている。エジプトはカタールからの資金移転で破綻を免れ、カタールによるイスラム同胞団への投資を保護している。これではエジプト国民が思い描いていた「威厳ある改革」にはほど遠い。

エジプトは砂漠の独裁主義国家から抜けだそうとしており、ある程度の混乱は不可避だ。だが、モルシ大統領がイスラム勢力にも統治が可能なことを証明するために、残された時間はあまりない。野党も現状を喜んでいる場合ではない。与野党が実効性のある合意を形成できなければ、共倒れになりかねない。



 
 
>TOP

反政府デモ「国家崩壊招く」と警告 エジプト国防相

nikkei.com

2013/1/29 23:52

エジプト軍司令官を務めるシシ国防相は29日、国内各地で続く反政府デモについて「政治勢力間の争いや国家運営をめぐる意見対立は国家の崩壊を招き、将来の世代を脅かしかねない」と警告する声明を発表した。

軍としてモルシ大統領を含む政治指導者に混乱の早期収拾を強く促す異例の発言。クーデターを示唆したものではないと受け止められている。

国防相は、国民がデモなどを行う権利を認める一方、軍には政府の重要施設を守る任務があるとして、抗議行動は「平和的でなければならない」とくぎを刺した。

デモ隊と治安部隊が衝突した北部ポートサイドなど3県には28日夜から夜間外出禁止令が出たが、住民はこれを無視してデモを行い、軍や治安部隊も鎮圧行動には出なかった。(カイロ=共同)



 
 
>TOP

エジプト:野党連合が対話拒否…大統領側と溝深く

毎日新聞 2013年01月29日 13時08分(最終更新 01月29日 13時47分)

【アルジェ秋山信一】エジプトの主要野党連合「国民救済戦線」は28日、カイロで記者会見し、モルシ大統領が求めた政治対話への出席を拒否する意向を表明した。28日夕に開かれた対話には、大統領の出身母体・穏健派ムスリム同胞団系の自由公正党などイスラム勢力と一部の野党勢力だけが参加。融和演出で25日以降続く暴動の沈静化を図ろうとした大統領のもくろみは外れ、世俗勢力やリベラル派との溝の深さが浮き彫りになった。

前国際原子力機関事務局長のエルバラダイ氏は「今のエジプトには自由や社会正義がない。(11年の)革命の目的が何も果たされていない」とモルシ政権を批判。昨年12月に国民投票での承認を経て施行された新憲法の修正などを対話の条件とした。野党側は「女性や非イスラム教徒の権利を保障する規定があいまいだ」などと新憲法を批判している。革命記念日の25日以降、各地で大規模な反政府デモが続き、暴徒化したデモ隊と治安部隊との衝突で28日までに約50人が死亡。ロイター通信によると、夜間外出禁止令が発効した28日夜も、対象地域で数百人規模の反政府デモが起きた。



 
 
>TOP

外出禁止令無視のデモ続く、国防相が「国家崩壊」警告 エジプト

cnn.co.jp

2013.01.30 Wed posted at 12:24 JST

(CNN) 政治的混乱が続くエジプトで、ムルシ大統領の夜間外出禁止令を無視して反政府デモが続けられ、シシ国防相は29日、「このままさまざまな政治勢力の間で衝突が続けば、国家の崩壊を招きかねず、次の世代の未来が脅かされる」と警告した。

国営メディアの同日の報道によると、ポートサイドではモスクで始まった抗議集会に約4000人が加わって市内をデモ行進。スエズ運河に面した各都市でデモ隊と警察や軍の衝突が続いている。

ムルシ大統領の出身母体、ムスリム同胞団は同日夜、外出禁止令緩和または解除の権限を、大統領からポートサイド、イスマイリア、スエズの3都市の知事に委譲したと発表した。

今回のデモは、ムバラク政権を崩壊させた大規模デモから2年目に当たる25日から各地で拡大。ポートサイドなどで多数の死傷者が出たことを受け、ムルシ大統領は27日に限定的な非常事態を宣言し、3都市に30日の夜間外出禁止令を出していた。

当初は軍がデモ参加者に対して実弾を使ったとも報じられたが、国営メディアは国防相がこの情報を否定したと伝えている。

運輸省によると、ポートサイドの港湾業務やエルアリシュ港の交通には、今回の衝突による支障は出ていない。

同国で死者が相次いだ事態を受けて国連のナビ・ピレー人権高等弁務官は声明を発表し、「未確認情報として、大半が当局による実弾と過剰な催涙弾の使用による犠牲者だったと伝えられている」と非難。さらに、首都カイロのタハリール広場でここ数日の間に女性のデモ参加者25人あまりが性的暴行を受けたと指摘し、政府に対応を促した。



 
 
>TOP

混迷するエジプト、イスラム政党と世俗勢力が事態打開に向けて協議

cnn.co.jp

2013.01.31 Thu posted at 12:12 JST

カイロ(CNN) 政治的混乱が続くエジプトで、ムルシ大統領を支持してきたイスラム厳格派(サラフィー)「光の党」と、複数の世俗政党からなる「救国共同戦線」は30日、混乱の収拾に向けた協議を行った。

光の党が危機収束に向けた解決案を提示し、両者が検討を続けている。

昨年施行されたイスラム法を重視する新憲法制定をめぐっては、イスラム教の強い影響を嫌う勢力からは反対の声が上がる一方で、光の党はムルシ大統領を支持していた。

今週に入り、ムルシ大統領は「安定と安全をもたらす唯一の道は対話だ」として、野党に対し協議を持ちかけた。

これに対し、救国共同戦線のメンバーであるエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長は、対話の条件として新政府樹立や憲法改正委員会の設置を求めていた。

一方、ドイツを訪問したムルシ大統領は30日、メルケル独首相との合同記者会見で「移行期に非常手段を使いたくはない。自分を含めたどの人も、法に反した行動を取ってはならない」と述べるとともに、エジプトの民主化に向けた姿勢を改めて強調した。



 
 
>TOP

エジプト大統領:非常事態宣言「沈静化すれば解除」

毎日新聞 2013年01月31日 10時16分(最終更新 01月31日 10時55分)

【ベルリン篠田航一】エジプトのモルシ大統領は30日、ドイツのメルケル首相とベルリンで会談し、スエズなどの3県に発令した非常事態宣言について「事態が沈静化すればすぐに解除する」と約束した。メルケル首相は「大統領が、全ての政治勢力を尊重するよう望む」と述べ、野党との対話を通じた早期の政情安定化を促した。

モルシ大統領は記者会見で「民主的な改革を進める」「私は反ユダヤ主義者ではない」などと「柔軟な改革者」像をアピール。メルケル首相は「エジプトは中東和平に大きな貢献ができる」と大統領の手腕に期待を示した。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年02月01日12時49分

エジプト与野党、事態収拾へ初協議 野党デモは開催へ

反政府デモが続くエジプトの主要な与野党が31日、事態収拾に向けて初めて協議し、暴力を認めないことで一致した。だが、野党側が呼びかけた1日のデモは予定通り行われる見通しで、不測の事態に発展することも予想される。

協議はイスラム教スンニ派最高権威アズハルのタイイブ総長が仲介。ムルシ政権を支えるムスリム同胞団系の自由公正党のほか、前国際原子力機関事務局長のエルバラダイ氏らが率いる世俗・リベラル野党連合などが参加した。

終了後の会見で、自由公正党のカタトニ党首は「対話こそが問題解決の唯一の道だ」と強調。エルバラダイ氏は「希望はあるが、我々は依然として問題に直面している」と述べた。

エルバラダイ氏らはムルシ大統領が呼びかけた対話を拒んできたが、30日に受け入れを表明。シーシ国防相が29日、「政治対立が続けば国家は崩壊する」と警告したことが背景にあるとみられる。

ムバラク政権を倒した大規模デモの始まりから2年となる1月25日以降、ムルシ政権に反発するデモがエジプト各地で続いている。治安部隊との衝突などで、これまでに50人以上が死亡した。(カイロ=北川学)



 
 
>TOP

エジプト大統領府前でデモ隊と治安部隊が衝突 1人死亡

cnn.co.jp

2013.02.02 Sat posted at 09:59 JST

カイロ(CNN) エジプト大統領府前で1日夜、デモ隊と治安部隊が衝突した。火炎瓶や石を投げるデモ隊に対し、治安部隊は催涙ガスと放水銃で応戦した。カイロのヘリオポリス病院の職員によると、この衝突で1人が銃で撃たれて死亡したという。

エジプトでは、エジプト革命2周年記念日の1月25日以来、暴動が続いている。デモ隊は、改革の遅れや、反政府暴動が続いている地域にムルシ大統領が30日間の夜間外出禁止令を発令したことに反発している。 米外交問題評議会(CFR)のシニア・フェロー、スティーブン・クック氏は「相次ぐ暴動は、中央権力が機能停止に陥っていることを示唆している」とし、「いずれの政治勢力もデモ隊を制御できていない」と指摘した。



 
 
>TOP

ケリー新米国務長官、初外遊は中東か エジプトやイスラエル

cnn.co.jp

2013.02.02 Sat posted at 15:04 JST

ワシントン(CNN) 米政府当局者は2日までに、ジョン・ケリー新国務長官の初の外遊先は中東になる可能性があるとの見方を示した。停滞する中東和平交渉の活性化を狙い、政治の混迷が続くエジプトを視野に入れた訪問としている。

最初の外国訪問は2月中旬と想定され、イスラエルやエジプトなどに立ち寄る見通し。

一方、西側外交筋は、ケリー氏は一部の欧州諸国から2月後半の訪問を招待されていることを明らかにした。

第68代の国務長官としてケリー氏は、中東問題への対応にかなりの時間を割くと予想されている。米上院の外交委員会委員長などとしてこの問題に通じている他、中東の多くの主要指導者を知っているとの背景がある。

消息筋によると、ケリー長官は米国の中東政策の形成で自らが大きな役目を担うことを狙っており、中東和平交渉など難題とされる一部の問題の解決への寄与を図ると予想されている。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年02月02日10時23分

【カイロ=北川学】エジプトの首都カイロの大統領府前で1日夜(日本時間2日未明)、ムルシ政権に反発するデモ隊の一部が暴徒化した。大統領府の敷地には火炎瓶が投げ込まれた。AFP通信は医療当局者の話として、治安部隊との衝突で23歳の男性1人が銃弾を受けて死亡し、53人が負傷したと伝えた。

カイロ東部の大統領府前には数千人が集まり、ムルシ大統領の退陣を求めた。覆面をするなどした100人ほどの若者たちが火炎瓶や石を投げ始めた姿を地元テレビがとらえた。治安部隊は放水銃や催涙弾でデモ隊を遠ざけようとし、衝突は2日未明まで続いた。

この日はカイロに加え、北東部ポートサイドなど少なくとも計13都市でデモがあった。カイロ以外でも治安部隊と衝突した模様だ。

ムバラク政権を倒した大規模デモの始まりから2年となる1月25日以降、ムルシ政権に反発する世俗・リベラル派のデモがエジプト各地で継続。治安部隊との衝突などで、これまでに60人近くが死亡した。主要与野党は31日、事態の収拾に向けて協議し、暴力を認めない点では一致したが、暴動は抑えられていない。

ムルシ大統領は1日夜、フェイスブックを通じ、デモを呼びかけた世俗・リベラルの野党勢力を非難し、「治安部隊は断固とした措置を取るだろう」と警告した。



 
 
>TOP

各地で大規模な反政府デモ、1人死亡…エジプト

【カイロ=井上亜希子】エジプト各地で大規模な反政府デモが行われた1日夜、カイロの大統領府前では一部のデモ参加者が治安部隊と衝突し、ロイター通信によると1人が死亡、数十人が負傷した。

大統領府前では、石や火炎瓶を投げつける若者に、治安部隊が放水し、催涙弾を発射した。AFP通信によると、大統領府は声明を出し、暴力的なデモに対しては治安部隊が断固とした対応をとると警告した。

このほかカイロ中心部のタハリール広場でもデモ隊と治安部隊が衝突したほか、北部アレクサンドリアでは一部デモ参加者が道路を封鎖した。デモに先立ち、与野党の指導者は暴力放棄の宣言に署名するなど抑制に努めたが、暴徒化を抑えられなかった。

(2013年2月2日10時24分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト:大統領宮殿に火炎瓶、数千人デモ、1人死亡

毎日新聞 2013年02月02日 11時25分(最終更新 02月02日 12時35分)

【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロにある大統領宮殿前で1日、モルシ大統領に抗議する数千人規模のデモがあり、暴徒化したデモ隊の一部が宮殿内に火炎瓶を投げ入れた。治安部隊は放水や催涙弾で応戦し、アルアハラム紙(電子版)によると、デモ隊の1人が死亡し、数十人が負傷した。ムバラク政権を倒した1月25日の革命記念日前後から激化しているデモに対して、31日には与野党の政治勢力が一致して暴力を非難したが、一部では暴動が続いた。経済の低迷を背景に、政権への不満はくすぶっており、治安の悪化が懸念されている。

宮殿前では、イスラム教恒例の金曜礼拝後、モルシ大統領の辞任を求めるデモが始まった。一部が暴徒化して宮殿に火炎瓶や石を投げ込んだ。主要野党連合「国民救済戦線」は1日夜、「我々は大統領宮殿前での暴力とは無関係だ。大半の国民の要求を無視している大統領に責任がある」との声明を発表した。大統領府も声明を発表し「断固たる措置を取る」と警告。デモ隊に対し治安部隊は催涙弾や放水で対抗した。

カイロ中心部のタハリール広場でもモルシ政権の打倒を呼びかける数千人規模のデモがあった。国民救済戦線が前日、大統領の出身組織である穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団などと協議し、暴力を非難する文書に署名したこともあり、治安部隊との衝突は起きなかった。

反政権デモは非常事態宣言が出されている北東部ポートサイドなどでもあった。またムスリム同胞団などは、衝突を避けるため、政権支持のデモは行わなかった。

一連の反政権デモは1月24日にカイロで、治安部隊とデモ隊が衝突したことを契機に激化。これまでに約60人が死亡した。野党側は当初、政権側との対話を拒否していたが、死者の増加を受けて対話に応じた。ただ野党側は、昨年12月に施行された新憲法について、女性の人権や表現・信教の自由が保障されていないとして反発を続けており、与野党融和の見通しは立っていない。



 
 
>TOP

エジプト最高憲法裁:起草委判決1カ月延期 衝突激化避け

毎日新聞 2013年02月03日 20時53分(最終更新 02月03日 22時44分)

【カイロ秋山信一】エジプトの新憲法(昨年12月施行)の草案を作成した憲法起草委員会の正当性を巡る裁判で、最高憲法裁判所は3日、判決を1カ月延期することを明らかにした。理由は発表されていない。当初は3日に判決を出す予定だったが、新憲法を巡ってモルシ政権とリベラル派の対立が深まる中、衝突の激化を避けるために判決を先延ばしした可能性がある。

エジプトではムバラク政権崩壊から約2年となる革命記念日(1月25日)前後から、反政権デモが活発化している。暴徒化したデモ隊と治安部隊の衝突などで、これまでに約60人が死亡した。

2日には主要野党の連合体「国民救済戦線」が「政権打倒を求める勢力や国民と歩調を合わせる」との声明を発表。モルシ政権との対決姿勢を強めた。動画サイト「ユーチューブ」には1日のデモでほぼ全裸のデモ参加者の男性が集団で暴行される映像が流れ、国民の反発を招いている。

政治的和解も模索されているが、緊張が高まる中、最高憲法裁が、起草委の正当性を巡る判断を下せば、対立が激化するのは必至だ。起草委の正当性が否定されれば、新憲法が無効となる可能性があり、リベラル派は攻勢を強めるのは確実。一方、正当性が認められた場合、モルシ政権が強硬姿勢に転じる恐れがある。最高憲法裁はひとまず事態が沈静化するのを優先したとみられる。

裁判では、原告のリベラル派弁護士が、起草委設置で中心的役割を果たした人民議会(国会)が昨年6月、選挙区での選出方法に問題があったとして解散されたことから、起草委の設置も無効だと主張。モルシ政権に近い起草委の弁護士は、新憲法案は合法的に作成され、国民投票でも承認されたと訴えている。



 
 
>TOP

イラン大統領、エジプト訪問 79年の革命後初めて

nikkei.com

2013/2/5 20:13

イランのアハマディネジャド大統領が5日、イスラム協力機構(OIC)首脳会議に出席するためエジプトの首都カイロを訪問した。イラン大統領のエジプト訪問は1979年のイラン革命後初めて。エジプトとイランには国交がないが、エジプトで親米のムバラク政権が崩壊後、関係は改善に向かっている。昨年8月にはエジプトのモルシ大統領がイランを初訪問した。(カイロ=共同)



 
 
>TOP

イラン大統領:革命後、初のエジプト訪問へ 米欧は警戒

毎日新聞 2013年02月05日 09時55分(最終更新 02月05日 11時45分)

【テヘラン鵜塚健】イランのアフマディネジャド大統領が6日、イラン首脳としてイスラム革命(79年)以降、初めてエジプトを訪問する。両国の国交はイスラム革命などをきっかけに断絶しているが、11年2月にエジプトのムバラク政権が崩壊して以降、「雪解け」が進んでいる。エジプト国内の一部勢力や米欧諸国、イスラエルが警戒する中、エジプト、イランの関係改善がどこまで進むかが注目される。

アフマディネジャド大統領は、カイロで開催されるイスラム協力機構(OIC)首脳会議に出席し、モルシ大統領とも会談する見通し。イランは、79年のイスラム革命に際し、エジプトがパーレビ国王の亡命を受け入れたほか、イスラエルと平和条約を締結したことに反発し、国交を断絶している。

11年2月、民主化運動「アラブの春」を受け、エジプトのムバラク大統領が退陣。その後誕生したイスラム色の強いモルシ政権は、イスラエルと距離を置く一方、イランとの関係改善も探り始めた。昨年8月にはモルシ大統領がイランを初訪問。今年1月末にはテヘラン−カイロ間の直行便運航に向けて協議を始め、国交回復も視野に入れているとされる。

イラン側は、大国エジプトとの関係回復で、地域での孤立を回避したい考えとみられる。イランの同盟国シリアが内戦状態に陥っているうえ、これまで友好的だった隣国トルコとも、シリア情勢を巡る姿勢の違いから関係が悪化しているためだ。また、イラン側はエジプトを「反イスラエル陣営」に取り込むのも狙いとみられ、イランメディアは大統領訪問前から「両国関係の改善で、イスラエルは最大の敗者になる」などと報じている。

一方、懸念材料もある。昨年8月にイランを訪問し、非同盟諸国首脳会議に出席したモルシ大統領は演説で、反体制派弾圧を続けるシリアのアサド政権を「正統性がない」と批判しており、アサド政権支持のイランとの間に溝もある。エジプトは、財政支援を受ける欧米諸国から反発が高まることも懸念し、慎重に関係構築を進めるとの見方もある。



 
 
>TOP

イラン大統領がエジプト訪問 中東情勢に影響

nikkei.com

2013/2/6 23:49

【カイロ=押野真也】イランのアハマディネジャド大統領がエジプトを訪れ、6日にもモルシ大統領と会談する。イラン大統領の訪問は1979年のイラン革命後の国交断絶以来、初めて。関係改善で国際的な孤立から脱したいイランと、イスラム圏で存在感を高めるエジプトの思惑が背景にある。イランの核開発に警戒を強めるイスラエルを絡め、今後の中東情勢に影響を及ぼす可能性がある。

アハマディネジャド大統領はカイロで6〜7日に開かれるイスラム協力機構(OIC)首脳会議に出席するため、エジプトを訪問した。空港で出迎えたモルシ大統領と両国関係などを巡って意見交換した。

アハマディネジャド大統領はエジプト紙のインタビューで、「大規模な融資枠」を提供する考えを表明。経済混乱に直面するエジプトを支援する意向を示した。

カイロでは6日か7日に首脳会談が予定されているもようだ。国営イラン通信は「(両国首脳は)2国間の問題について話し合う」と伝えた。30年以上も断交が続いてきた両国の関係改善を探るとみられる。

ともに中東の大国であるイランとエジプトの両首脳が関係改善に動くのは、それぞれ思惑を抱えているからだ。

まずイラン。核開発疑惑で欧米との対立を深め、原油禁輸や金融資産の凍結といった経済制裁に直面する。さらにペルシャ湾岸諸国の反体制派を支援していると非難するサウジアラビアとの関係が悪化。シリア内戦でも湾岸諸国とは違ってアサド政権を支援する。国際社会からの孤立を回避するため、エジプトに目を付けたと考えられる。

エジプトにはイランと関係を保つことで、アラブの春以降は薄れがちな存在感を高める思惑がある。昨年8月にはモルシ大統領がイランを訪問するなど、関係改善の兆しが見え始めていた。

親米色が強かった独裁政権が2011年2月に崩壊して以降、モルシ大統領は全方位外交を取ってきた。イランともあえて関係を構築することで中東地域に積極関与する姿勢を示す。

イスラム教シーア派のイランに対して、エジプトではスンニ派が主流を占めるなど、両国の急速な関係改善にはハードルもある。だが両大国の接近には米国やイスラエルが早くも神経をとがらせている。欧米の対イラン制裁やイスラエルとの平和条約に影響が及び、中東地域のパワーバランスに変化をもたらしかねないからだ。

こうした懸念を払拭するため、エジプトのシシ国防相は5日にパネッタ米国防長官と電話会談し、イスラエルとの平和条約を維持する方針を伝えたもようだ。モルシ政権は「全方位」を強調するが、エジプト軍は米軍の支援に依存しているとの事情もある。



 
 
>TOP

エジプト:スンニ派指導者、訪問のイラン大統領に苦言

毎日新聞 2013年02月06日 10時42分(最終更新 02月06日 12時21分)

【カイロ秋山信一】イランのアフマディネジャド大統領は5日、イラン首脳としてイスラム革命(79年)後初めてエジプトを訪問し、首都カイロでイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルの総長タイエブ師と会談した。シーア派が大多数を占めるイランについて、タイエブ師から「スンニ派の権利が保障されていない」などと苦言を呈され、エジプトとの関係改善を狙うアフマディネジャド大統領は出はなをくじかれた格好だ。

アフマディネジャド大統領は5日、カイロ国際空港で、エジプトのモルシ大統領の出迎えを受けた。午後にはタイエブ師と約2時間、会談した。

アズハルによると、アフマディネジャド大統領は会談で「私は宗教学者ではないが、宗派の違いを超えたイスラムの統合について話したい。我々は今、統合を果たす義務を感じている」などと呼びかけた。

これに対して、タイエブ師は「エジプトはスンニ派が多数の国だ。シーア派の拡大は望まない」と断言。さらに「(シーア派が多数を占める)バーレーンを含めたアラブ諸国の内政に、他国が干渉すべきではない」と述べ、中東での影響力拡大を狙うイランをけん制した。さらに内戦が続くシリア情勢についても「これ以上の流血を避けるため、速やかな行動が必要だ」と述べ、アサド政権擁護を続けるイランにくぎを刺した。

会談後の記者会見で、大統領はなおも「エジプトとイランは歴史的に結びつきが強い。今回の訪問が2国間の新たな始まりとなるよう願っている」と友好姿勢を示したが、タイエブ師は「イスラムの統合には取り除くべき障壁が多い」と述べるにとどめた。

エジプトがイスラエルとの和平路線をとった79年以降、イランとエジプトの関係は冷え切っていた。だが11年のムバラク政権崩壊以降は、シリア情勢を巡る対立などを抱えながらも、関係改善を模索している。アフマディネジャド大統領は6日にイスラム協力機構(OIC)の首脳会議に出席し、モルシ大統領とも会談する。



 
 
>TOP

エジプト:「露出衣装」も政権皮肉の材料に

毎日新聞 2013年02月06日 20時30分(最終更新 02月06日 23時35分)

【カイロ秋山信一】エジプトのモルシ大統領の出身組織である穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の政党が参加した会議の関連イベントに、露出が多い衣装の女性歌手が出演したことがエジプトで話題になっている。インターネット上には動画がアップされ、「これが同胞団の目指す社会」などと皮肉るコメントがついている。経済の低迷を背景に反政権デモが激化する中、市民はネット上でも政権の“揚げ足取り”でストレスを解消しているようだ。

会議は1月22日、エジプト東部にある紅海沿いのリゾート地ハルガダで開かれた。地方政府やロシアのメディアなどが共催し、同胞団系の自由公正党などの政党や観光関連団体が参加して、観光振興について協議した。

問題となっているのは、会議後に開かれたパーティー。レバノン人の女性歌手が、上半身の露出が多いミニスカート姿でステージに立った。ステージ後方には会議に参加した団体のロゴマークが並んでいたが、その中に自由公正党のロゴが含まれていたことから話題になった。

1月下旬にインターネットの動画投稿サイトで紹介されると、フェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて広がった。モルシ大統領がステージで女性歌手と共演しているかのような合成写真も出回り、「シャリア(イスラム法)に反しない範囲でやってください」などと風刺している。

イスラム教の聖典コーランには、女性は人前で肌をさらさないような服装をするよう求める記述がある。自由公正党の報道担当者は毎日新聞の取材に「党の関係者は会議後、帰った。イベントとは関係がない」と話した。

エジプトでは若者を中心にSNSの利用は定着しており、ムバラク前政権を崩壊に追い込んだ中東の民主化要求運動「アラブの春」でも、民主化勢力が連帯する手段として注目された。



 
 
>TOP

イラン大統領に靴の「歓迎」 30年ぶりのエジプト訪問で

2013.02.07 Thu posted at 09:36 JST

cnn.co.jp

カイロ(CNN) イランのアフマディネジャド大統領が訪問先のエジプトで、靴を投げつけられる事件があった。イスラム社会で靴を投げるのは、相手を強く侮辱する行為。イランの大統領がエジプトを訪問するのは約30年ぶりだった。

トルコのアナドル通信は、エジプトの首都カイロで支持者に囲まれてにこやかに握手を交わしていたアフマディネジャド大統領に対し、男が靴を投げつける映像を公開した。エジプトの検察によれば、靴を投げた男は数人いたという。

男のうち1人は、「おまえは私たちの兄弟を殺した」と叫んでいた。アナドル通信は、この男が投げた靴は警備員に当たったと伝えている。

検察は、この事件にかかわったとしてイスラム教スンニ派のサラフィ主義の男4人を拘束した。4人は500エジプトポンド(約7000円)を払って保釈されている。

サラフィ主義はスンニ派の教えに従い、シーア派がエジプトで政治活動を行うことに反対している。イランに対しては、スンニ派が多数を占めるエジプトで、シーア派に資金を供給してシーア派の教えを広めていると非難していた。 アフマディネジャド大統領はカイロでスンニ派の最高権威機関アズハルを訪問したほか、シーア派にゆかりの深い歴史的建造物のアルフセイン・モスクを訪れたと伝えられている。



 
 
>TOP

アラブの春:評価見直し…EU首脳会議、民主化後退を憂慮

毎日新聞 2013年02月07日 02時30分

【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)は7日から始まる首脳会議で、中東民主化運動「アラブの春」を巡り、EUの援助が民主化や治安の安定をもたらしたかどうか、総合的な見直しを行うことで合意する。エジプトで民主化の後退が見られるほか、リビアからの武器流出で周辺が不安定化している事態を憂慮したとみられる。首脳会議はアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)に今年6月までに見直し報告をまとめさせる。

毎日新聞が入手した首脳会議宣言最終案によると、アラブの春により民主化への「重要な進展があった」と評価する一方、民主化は「時間を要する」と指摘。民主化運動は「人権、自由、法治の擁護に基づかなければならない」と注文を付けた。またアラブの多くの国が「社会、経済上の問題」に直面しており、「民主化への移行に援助が必要だ」と述べた。

EU側は、エジプトでモルシ大統領によるデモの弾圧が続くなど、民主化の後退が見られ、ペルシャ湾岸諸国などで民主化の進展が遅いことを憂慮したとみられる。首脳宣言案では、アシュトン外相に「EUの政策や支援方法が民主化や経済改革に効果的か見直す」よう求めている。

アフリカ西部マリの不安定化やアルジェリアの人質事件の背景に、国境管理が弱体化したリビアからの武器拡散が挙げられる。首脳宣言案では、司法の確立への助言や経済協力のほか、「治安機関の改善や国境管理」への支援をあげた。



 
 
>TOP

エジプト:反セクハラ運動が活発化 集団強姦事件契機に

毎日新聞 2013年02月08日 19時05分(最終更新 02月08日 19時24分)

【カイロ秋山信一】エジプトで1月下旬に起きた集団強姦(ごうかん)事件を契機に、女性に対するセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)に抗議する運動が活発化している。背景には治安を掌握できないモルシ政権への強い不満があり、政権が女性の政治参加を阻むため、意図的にセクハラを黙認しているとの疑念まで生んでいる。国連は女性への暴力に懸念を表明し、政権に対策をとるよう求めた。

「私たちは恥をかいた」「自由と公正はどこにいった」。6日午後4時、カイロの旧市街に集まった約200人の女性がシュプレヒコールを上げた。通りかかった中年男性が「夜に出歩く女性が悪いんじゃないか」と因縁をつけると、大学2年のラナ・ラシードさん(19)は「私たちには安全を求める権利がある」と大声で言い返した。

人権活動家らが企画したデモには、フェイスブックなどを通じて参加者が集まった。きっかけはカイロのタハリール広場付近で1月25日夜、反政権デモの最中に起きた集団強姦事件だった。治安部隊は当時、デモ隊との衝突を避けるため、広場にはいなかった。

被害女性は地元テレビの取材に「友達とタハリールにいたら、30代くらいの男たちに突然囲まれ、私だけが取り残された。怖くてずっと目を閉じていた。悪夢だった」と恐怖を語った。地元メディアによると、25日だけで約20人が体を触られるなどの被害にあったという。

企画者の一人であるラシードさんは「モルシ政権は何も対策をとらない。女性への敬意がない」と話した。インテリアデザイナーのマハ・ガルバーウィさん(55)は「女性は社会を動かす原動力なのに軽視されている」と男性中心の社会構造を批判。大学2年の男性、ムスタファ・フリオさん(20)は「革命では女性が大きな役割を果たした。女性を反政権運動に参加させないために政権が暴力を放置している」と政権を非難した。

こうした状況を受けて、女性の地位向上を目指す国連組織「UNウィメン」のバチェレ事務局長は1月31日に声明を発表し、「タハリール広場で起きた性犯罪事件など女性への暴力に対して、強く懸念している」と述べ、政権に治安確保や人権擁護を求めた。また若者グループなどが「反セクハラチーム」などを結成し、デモ会場を独自に巡回する動きも出ている。

エジプトでは普段から混雑するバスなどで痴漢などの性犯罪が多発している。08年の女性団体の調査では、エジプト人女性の83%が言葉や身体的なセクハラを受けた経験があり、男性の62%がセクハラをしたことがあると答えた。11年にムバラク前政権を崩壊に追い込んだデモでは、取材中の米国人女性記者が強姦される事件が起きた。



 
 
>TOP

エジプト経済、負の連鎖 独裁政権崩壊から2年

nikkei.com

2013/2/9 1:02

【カイロ=押野真也】独裁体制の崩壊から11日で2年を迎えるエジプトが、政治・経済の両面で負の連鎖に陥っている。モルシ政権と反体制派の対立が続き、各地で断続的に衝突が発生。政権基盤が弱体化していることで抜本的な経済対策を打ち出せず、混迷が深まっている。経済低迷が続けば国民の不満はさらに高まるのは確実で、社会不安が一層強まりそうだ。

独裁のムバラク政権が崩壊したのは2011年2月11日。同年11月の人民議会選でのイスラム政党の躍進を受け、12年6月には同党を支持母体とするモルシ大統領が誕生した。ただ、新体制後も混乱は続く。

金曜礼拝日で休日にあたる今月8日にはカイロ中心部や地中海に面するアレクサンドリアなどの各都市で数千人規模のデモが発生。モルシ大統領の退陣などを要求した。

1月25日以降、反体制デモ隊と警官隊との衝突で60人以上が死亡している。モルシ大統領は北部3県に非常事態を宣言し、夜間外出禁止令を発令している。デモ参加者はこれに従わず、モルシ政権の統治能力に対する疑念も生じている。

反体制派はモルシ大統領の強権姿勢を批判しているものの、デモ参加者の不満の根底には経済の困窮がある。エジプトでは人口約9000万人のうち、約5割が1日2ドル(約186円)以下で生活する貧困層といわれ、こうした不満が反体制運動を勢いづかせている。

国際通貨基金(IMF)から48億ドル(約4400億円)の支援を受ける交渉も難航している。最大の焦点である財政赤字の改善には支出の2割以上を占める補助金改革や増税が必須だが、低所得層の反発を恐れ、政府は改革に及び腰だ。

モルシ政権は昨年12月、所得税などの増税案を発表したわずか数時間後に、反体制派の批判拡大を恐れて撤回。場当たり的な対応にも批判が高まっている。反体制派との対立が続く中では抜本的な経済改革は難しく「IMFの支援は遠のいている」(米ワシントン・ポスト紙)との指摘も出始めている。

1月末には外貨準備が過去最低水準の136億ドルになり、足元で通貨が最安値圏になるなど、エジプト経済は日に日に深刻度を増している。経済低迷が体制批判をさらに強めるのは確実で、モルシ政権は袋小路に入り込みつつある。



 
 
>TOP

エジプト:大統領宮殿に火炎瓶 デモ隊の一部

毎日新聞 2013年02月09日 20時38分

【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロで8日、モルシ政権に反対するデモ隊の一部が大統領宮殿に火炎瓶や石を投げつけた。デモはエジプト各地で起き、ロイター通信によると、治安部隊との衝突で少なくとも45人が負傷した。与野党の政治勢力は1月下旬、暴力停止を求める協定に署名。主要な若者グループも平和的にデモを行うよう呼びかけているが、こうした主要組織の抑止力が効かない状態が続いている。

大統領宮殿前では8日夜、数百人のデモ隊が大統領宮殿への投石などを繰り返し、治安部隊が催涙ガスなどで応戦した。モルシ大統領の出身組織ムスリム同胞団系の自由公正党の報道官は8日、「暴力の責任は野党勢力にある」と野党側を非難した。



 
 
>TOP

エジプトのデモ激化、「黒集団」が破壊活動へ

【カイロ=貞広貴志】約30年続いたムバラク独裁政権が大衆運動で退陣に追い込まれてから11日で2年。

エジプトでは政権への抗議デモが収束に向かう気配はなく、最近は暴動に発展するケースも目立つ。政変があった他の中東諸国でも民主化移行は難航し、「アラブの春」は苦難の季節を迎えている。

「モルシ(大統領)は政権を去れ。さもないと11日午後3時半、大統領府を襲撃する」

1月下旬から警察署襲撃や地下鉄妨害を繰り返す「黒集団」と名乗る組織が9日、交流サイト「フェイスブック」上で、ムバラク政権打倒の日に合わせた犯行予告を出した。デモ隊の間で急速に目立つようになった黒ずくめの衣装・覆面の若者たちは、反政府運動がアナーキーな破壊活動の色合いを帯び始めた象徴だ。

2011年1月から続く抗議デモだが、対立の構図はくるくると変わってきた。

2年前のムバラク政権打倒では若者の抗議にイスラム主義勢力が加勢し、軍が後押しする展開となった。続く1年半の、軍による暫定統治の間は、若者とイスラム勢力が組んで「軍政打破」を叫んだ。昨年6月にイスラム主義のモルシ政権が発足すると、今度は若者に加え、ムバラク旧政権の支持勢力が街頭に出るようになった。軍は政権から距離を置くようになった。

(2013年2月11日22時08分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト与党党首「IMFと交渉継続中」

nikkei.com

2013/2/14 23:30

【カイロ=押野真也】エジプトの与党「自由公正党」のカタトニ党首は14日、日本メディアと記者会見した。カタトニ氏は48億ドル(約4460億円)規模の支援を巡る国際通貨基金(IMF)との交渉について「難航しているが、継続中だ」と表明。決裂との見方を否定した。ただIMFが支援の条件とする財政再建では「国民生活に影響する増税には反対する」と述べ、両者の意見に溝があることを示唆した。自由公正党はモルシ大統領の出身組織「ムスリム同胞団」傘下の政党。カタトニ氏は18日に日本を訪れ、経済支援などを要請する見込み。



 
 
>TOP

エジプト:ガザ境界の密輸トンネル注水 イスラエルと協調

毎日新聞 2013年02月18日 19時34分(最終更新 02月19日 00時09分)

【カイロ秋山信一】エジプト治安当局は今月10日から、パレスチナ自治区ガザとの境界にある地下密輸トンネルを注水によって破壊する作戦を始めた。治安当局は、武装勢力の越境や、イスラエルとの戦闘に使う武器の運搬にトンネルが使われているとみている。治安の強化とともにイスラエルとの関係安定を図る狙いがあるとみられるが、物資不足からガザ住民の反発を招くことも予想される。

エジプトメディアによると、ガザの境界には2010年時点で約1200の密輸トンネルがあった。これまでも爆破などで破壊してきたが、すぐに別ルートが掘られる状況が続いたため、広範囲でトンネル掘削が困難になるように注水作戦を強化したとみられる。

背景には周辺地域での治安の悪化がある。11年のリビア内戦後、エジプトを通じて大量の武器がガザに渡ったと指摘されてきた。12年6月にはリビア国境近くでガザに運ばれる途中のロケット弾約140発などがエジプト当局に押収された。

12年8月には、ガザ境界近くの検問所が武装勢力に襲撃され、兵士ら16人が殺害された。治安当局は事件直後からトンネルの破壊作戦を開始。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、12年に100本以上のトンネルがエジプト当局に破壊された。

ガザでは、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配した07年以降、イスラエルが経済封鎖を行い、物資の輸入を規制した。中でも「軍事転用が可能だ」として輸入が原則禁止されたセメントなどの建築資材は、主にトンネル経由で調達されてきた。UNRWAによると、エジプトのトンネル破壊によって建築資材が供給不足に陥り、価格が約45%値上がりしたといい、エジプトへの非難が高まりかねない状況だった。

だがイスラエルは昨年12月末、規制を緩和し、セメントなどの輸入を認めた。11月にイスラエルが8日間にわたってガザを空爆。ハマスと関係が深いムスリム同胞団出身のモルシ大統領の仲介によって停戦が成立しており、輸入規制緩和も停戦工作の一環だった。今回の注水作戦は、譲歩を示したイスラエルとの協調姿勢を示す狙いがあるとみられる。

ただ、ガザ住民の生活への悪影響は避けられない。ロイター通信によると、ガザへの輸入物資の推定30%は密輸トンネル経由だという。イスラエルの経済封鎖は続いており、物資不足が深刻化する恐れもある。モルシ政権は、ガザ境界での人の往来制限を大幅に緩和し、人道支援も増やすなど、ガザと良好な関係を築いてきた。対パレスチナ政策は国内での人気に直結するため、ガザ住民の反発がエジプトでの支持低下につながる可能性もある。



 
 
>TOP

選挙前の内閣改造拒否=野党に対話呼び掛け−エジプト大統領

2013/02/25 時事ドットコム

【カイロ時事】エジプトのモルシ大統領は、25日未明放映の民間テレビのインタビューで、野党勢力が求める内閣改造を拒否する考えを示した。また、4月から段階実施される人民議会選挙の円滑実施に向け、野党勢力に改めて対話を呼び掛けた。(2013/02/25-11:19)



 
 
>TOP

エジプトの熱気球爆発、日本人4人含む19人死亡

AFP BB News

2013年02月26日 19:17 発信地:カイロ/エジプト

【2月26日 AFP】(一部更新)エジプトのルクソール(Luxor)で26日に発生した熱気球の爆発事故について、香港のツアー会社責任者は同日、19人の犠牲者に香港からの観光客9人が含まれている可能性が高いと述べた。日本の大手旅行会社JTBも、この事故に巻き込まれた日本人4人全員の死亡が確認されたことを明らかにした。

エジプトの治安当局者の話によると、21人を乗せた熱気球は上空約300メートルを飛行中に火災を起こした。また運営会社の従業員の話によると、パイロットと英国人観光客の1人が墜落寸前に飛び降りたため一命をとりとめた。2人は病院に搬送されたという。英外務省によると負傷した英国人の容体は安定しているという。

香港の旅行代理店は記者会見で、この事故で香港からの観光客9人が死亡した可能性が高いと述べた。死亡したと思われる女性5人と男性4人の家族らは、旅行代理店スタッフとともに後ほどカタール経由で現地入りするという。

カイロ(Cairo)から南に位置するルクソールには、「王家の谷」など、多くの古代遺跡がある。(c)AFP

エジプトの熱気球爆発、日本人4人含む19人死亡



 
 
>TOP

ガザ地下トンネルの破壊命令=「密輸経済」に打撃も−エジプト裁判所

2013/02/27 時事ドットコム

【カイロ時事】エジプトの裁判所は27日までに、エジプトとパレスチナ自治区ガザとの境界に掘られた密輸用の地下トンネルを全て破壊するよう政府に命じた。仮に実行に移されれば、イスラエルの経済封鎖に直面し、「密輸経済」に依存するガザにとっては大打撃となる。

ロイター通信によると、エジプトで権力を掌握するイスラム原理主義組織ムスリム同胞団に批判的な弁護士が裁判所で提訴。判事は「エジプトとガザの間のトンネルを破壊することは義務だ」との判断を示した。同胞団はガザを実効支配するパレスチナの原理主義組織ハマスと近い関係にある。(2013/02/27-21:14)



 
 
>TOP

社説:エジプト気球事故 世界遺産を襲った悪夢

毎日新聞 2013年02月28日 02時32分

古代遺跡の上空をゆらゆらと飛ぶ、のどかなはずの熱気球ツアーが暗転した。気球が火災を起こし、一直線に落下した時、乗客はどんなに怖かっただろう。何人かが客席から飛び降り、あるいは投げ出された後で、気球は地面に激突。日本人4人を含む19人が死亡した。エジプト南部ルクソールで起きた気球墜落事故は、悪夢のような出来事だった。

異常は、着陸寸前に起きたらしい。約20人の客が乗るバスケット(かご)にはガスボンベが積まれていたが、何らかの原因でガスが漏れ出し、乗客の頭上にあるバーナーの火が燃え移ったとの見方が強い。操縦士は火だるまになって真っ先に飛び降り、数人の乗客がこれに続いたという。軽くなった気球は急速に上昇し、他の乗客は進退に窮した。

専門家によると、気球は内部の熱を逃がせば下降を始める。その作業は通常、簡単なものだという。衣服などが燃えていたとされる操縦士には、そんな余裕はなかったのだろうか。操縦士としてのモラルの欠如や違法行為があったかどうかは、重傷を負って入院中の当人から詳しく事情を聴くしかない。

ただ、安全対策がお粗末だったことは否定できまい。ルクソールでは08年と09年にも、気球が電波塔に接触するなどして観光客が負傷する事故が起きたという。そして今回の重大事故だ。気球の事故はニュージーランドや日本でも起きているが、火災や爆発を伴う事故は異例である。

古代エジプトの遺跡が多く、世界遺産にも指定されているルクソールには、世界中から観光客が集まってくる。亡くなった日本人は、いずれも60歳代の2組の夫婦だ。子供からお年寄りまで安心して観光が楽しめるよう、エジプト当局はこの際、徹底的に安全対策を見直してほしい。

気球の装備も含めて、観光用設備の老朽化も心配だ。ムバラク政権の崩壊後、気球事業などを管轄する航空当局の検査体制が緩み、定期検査が毎週ではなく月に1度の割合になったとの声もある。モルシ政権としても体制引き締めは不可欠だ。

ルクソールでは97年、有名な古代遺跡「ハトシェプスト女王葬祭殿」で、イスラム原理主義の武装グループが自動小銃を乱射し、日本人10人を含めて60人以上の外国人観光客が殺害された。観光客の足を遠のかせ、エジプトの観光収入を減らそうとする犯行だった。

その後、「アラブの春」に伴うエジプト騒乱の時期を経て、やっと客足が戻ってきた直後の事故だった。テロと事故では事情が異なるとはいえ、古代遺跡の宝庫に危険なイメージがつきまとうのは残念だ。安全な世界遺産にすべきである。



 
 
>TOP

「一刻も早く家に」遺族が悲しみの対面 エジプト気球墜落

nikkei.com

2013/3/1 11:38

【カイロ=共同】ルクソールの気球墜落事故で、日本人犠牲者4人の遺族9人が2月28日未明(日本時間同午前)、首都カイロの国際空港に到着、市内の病院に安置されている遺体と悲しみの対面をした。遺族はこの後「一刻も早く家に連れて帰りたい。それが一番の気持ちだ」とのコメントを発表した。

遺族は報道陣の直接取材に応じておらず、同行している旅行大手JTBのグループ会社JTBグランドツアー&サービスの井上康史執行役員が同日、カイロで記者会見し、明らかにした。

4人は、東京都在住の競走馬輸送会社会長、柘植和夫さん(66)と妻の晴美さん(63)、寺田康秀さん(63)と妻の麻子さん(63)。

井上氏は対面時の遺族の様子について「気丈に振る舞っていた。取り乱す様子はなかったが、涙を浮かべている人もいた」と語った。添乗員がツアー中の4人は「とても楽しそうにしていた」と説明すると、大きくうなずく人もいたという。

井上氏によると、日本への遺体搬送の時期は未定。遺族がルクソールの現場を訪問する予定も現時点ではない。



 
 
>TOP

米国務長官がエジプト入り=政治対立打開を要請へ

時事ドットコム

【カイロ時事】欧州・中東歴訪中のケリー米国務長官は2日、エジプトの首都カイロを訪問した。2日間の滞在中、モルシ大統領らと会談し、イスラム勢力と世俗・左派の間の政治対立打開や悪化する経済問題などに関して意見交換する。

4月から人民議会(国会)選が行われるが、大統領の強権的な政治に抗議して世俗・左派が中心の野党連合体「国民救済戦線」は、選挙ボイコットを決定した。ケリー長官は訪問前に選挙参加の重要性を説いたことから、野党指導者のエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長らは反発し、長官との会談を拒否する意向を示している。(2013/03/02-22:20)



 
 
>TOP

邦人4遺体、帰国の途へ エジプト気球墜落事故

nikkei.com

2013/3/3 21:50

【カイロ=共同】エジプト南部ルクソールで起きた気球墜落事故で、死亡した日本人4人の遺体が遺族9人と共に3日、空路で帰国の途に就く。在エジプト日本大使館関係者が2日、明らかにした。

4人は東京都在住の競走馬輸送会社会長、柘植和夫さん(66)と妻の晴美さん(63)、寺田康秀さん(63)と妻の麻子さん(63)。

3日深夜(日本時間4日早朝)に首都カイロの国際空港を出発し、日本時間の4日夜に成田空港に到着するとみられる。

遺族9人は2月28日にカイロを訪れ、病院に安置された遺体と対面。旅行大手JTBのグループ会社JTBグランドツアー&サービスを通して、遺体を「一刻も早く家に連れて帰りたい。それが一番の気持ちだ」とのコメントを発表した。

遺族らは3月1日、亡くなった4人が観光に立ち寄ったギザのピラミッドなどを見て回り、4人が訪れたレストランで食事をしたという。



 
 
>TOP

米国務長官、エジプト訪問 モルシ大統領と会談へ

nikkei.com

2013/3/3 0:50

【カイロ=共同】中東歴訪を開始したケリー米国務長官は2日、エジプトの首都カイロに到着した。3日にはモルシ大統領と会談、外貨準備高の減少で危機的な状況に陥っている同国の経済や、シリア内戦などについて対応を協議する。

ケリー氏は経済関係者や野党幹部とも会談。エジプトの後は、6日までサウジアラビアやカタールなどを歴訪する。核開発疑惑が指摘されるイラン問題も重要議題となる見込み。



 
 
>TOP

米、エジプトに178億円支援 国務長官、大統領と会談

nikkei.com

2013/3/4 9:31

【カイロ=共同】エジプトを訪問したケリー米国務長官は3日、モルシ大統領との会談後、エジプトの財政立て直しなどに向け、1億9千万ドル(約178億円)の支援を実施すると発表した。昨年のモルシ政権発足を受け、米国が拠出を表明した4億5千万ドルの支援の第1弾。

ケリー氏によると、モルシ氏は会談で、国際通貨基金(IMF)から48億ドルの融資を受けるための条件となる厳しい経済改革の実施を約束。ケリー氏は声明で「エジプトの改革を進め、困難に直面する国民を助けるためだ」と述べた。

ケリー氏とモルシ氏は会談で、中東和平や内戦中のシリア情勢、イラン核問題などについて協議した。

エジプト経済は、外貨準備高が1月末の時点で危機的水準を下回る136億ドルまで低下した。IMF融資には増税や補助金制度の改革が必要とされるが、長引く生活苦にあえぐ国民からは強い反発が予想される。

エジプト政府は昨年12月、先に基本合意していたIMF融資受け入れを、政治危機などを理由に先送りした。



 
 
>TOP

邦人4遺体、4日夜に日本到着 気球墜落

nikkei.com

2013/3/4 10:13

【カイロ=共同】エジプト南部ルクソールで起きた気球墜落事故で、死亡した日本人4人の遺体が遺族9人と共に3日深夜(日本時間4日早朝)、エジプトの首都カイロの空港から帰国の途に就いた。日本時間4日夜に成田空港に到着する予定。

死亡した4人は東京都在住の競走馬輸送会社会長、柘植和夫さん(66)と妻の晴美さん(63)、寺田康秀さん(63)と妻の麻子さん(63)。

遺族9人は2月28日にカイロを訪れ、病院に安置された遺体と対面。3月1日には亡くなった4人が事故前に観光に立ち寄ったギザのピラミッドなどを見て回った。



 
 
>TOP

米、エジプトに2億5千万ドル拠出…経済支援策

【カイロ=溝田拓士】ケリー米国務長官は3日、エジプトの首都カイロでモルシ大統領と会談後に声明を発表し、同国への経済支援策として2億5000万ドル(約234億円)を拠出する方針を明らかにした。

ケリー長官は声明で、モルシ大統領が、国際通貨基金(IMF)から48億ドルの融資の条件として求められている財政再建策に「早期に取り組むと確約した」と説明。その上で、オバマ米大統領がすでに表明している長期の財政支援策(10億ドル)の一部1億9000万ドルに加え、「民主改革の重要な原動力への直接支援」として、6000万ドル上乗せするとした。

(2013年3月4日14時41分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプトで暴動、5人死亡・500人以上負傷

【カイロ=田尾茂樹】エジプト北部ポートサイドで3日から4日にかけて、デモ隊と警官隊が衝突し、保健省によると、警官2人を含む5人が死亡し、500人以上が負傷した。

同市のサッカー場で昨年2月に起きた衝突事件を巡り、内務省が被告39人を他の市に移送すると決定したことに反発した一部の市民が、警察署を襲撃するなど暴徒化した。

一部メディアは、混乱収拾のために介入した軍部隊が警官隊と衝突したと伝えたが、軍は衝突の事実を否定している。

サッカー場事件では、1月に地元出身者21人に死刑判決が下った後、同市で大規模な暴動が起き、40人以上が死亡した。事件では残る39被告に対する判決が3月9日に言い渡される予定で、判決次第では再び暴動が起きる事態が懸念される。

(2013年3月4日21時49分 読売新聞)



 
 
>TOP

asahi.com 2013年03月04日21時14分

気球墜落、補償1人600万円程度 エジプトの社長会見

【カイロ=石合力】エジプト・ルクソールで熱気球墜落事故を起こしたスカイクルーズ社のアフマド・サウィ社長は4日、カイロの観光省内で事故後初めて会見し、保険による乗客への補償額が総額で840万〜900万エジプトポンド(約1億1600万〜1億2500万円)になると語った。

事故では乗客20人のうち、飛び降りて負傷した1人を除く19人(うち日本人4人)が死亡した。死傷者1人当たりの補償額は600万円程度になる。ツアーを主催したJTBグランドツアー&サービス(東京都)は「オプションのツアーだった」(井上康史執行役員)として、現時点では補償に応じるか、明らかにしていない。

サウィ社長は、これまでの調査でバーナー(燃焼)部分と燃料ボンベを結ぶホースが着陸時にバーナー部分から外れ、火災と気球の急上昇を起こしたとの見方を示した。ホースは約2年前、気球を製造したスペインの会社からリコールの連絡があり、交換済みだったという。「(接続部分の)金属疲労や圧力不足など、製造会社側の責任も考えられる」と語った。着陸用ロープがホースに絡まったとの見方も出ているが、操縦士は社長に対し、ロープとの関係は否定したという。

会見に同席したザアゾア観光相は、事故調査委員会への日本政府側の参加について「要請があれば歓迎する」と語った。政府による補償については「(乗客と会社との)商業上の取引だった」として応じない姿勢を示した。エジプトでの熱気球での死亡事故は1989年の運航開始以来、初めてで「単発的で例のない事故だった」と指摘。再発防止に全力を挙げる考えを示した。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領、4月に再審 裁判所が請求認める

cnn.co.jp

2013.03.04 Mon posted at 13:30 JST

(CNN) エジプトの裁判所は4日までに、2011年の政変時にデモ参加者の殺害を命令した罪などで終身刑の判決を受けたムバラク前大統領の再審理を来月13日に開始すると明らかにした。エジプト国営中東通信社が伝えた。

再審が行われるのは前大統領の他、息子2人や内相経験者など。

ムバラク前大統領は昨年6月、デモ参加者殺害を命令した罪で終身刑を言い渡されていた。その後、前大統領や同じく終身刑の判決を受けた内相経験者が再審を請求。裁判所が請求を認めた。

裁判所によると、他にも6人の内務省関係者を含む複数の被告の再審が行われるという。

ムルシ大統領の上級顧問、エッサム・エリアン氏は今年1月、「神は現政権下で新たな証拠と被告を前に再審が行われることを希望している」と語り、政府の再審に対する前向きな姿勢を示していた。

ムバラク前大統領はエジプトを30年以上にわたり統治。2011年2月に政権の座を追われた後は体調の不調を訴え、裁判には移動式のベッドに横たわった姿で出廷していた。有罪判決を受けた後は、カイロ南部のトラ刑務所に収監された。

地元メディアによれば、前大統領は昨年12月には刑務所の浴室で足を滑らせて、胸部や頭部を負傷していた。



 
 
>TOP

気球墜落、燃料ホース外れ出火か 現地旅行会社が会見

nikkei.com

2013/3/5 0:40

【カイロ=共同】エジプト南部ルクソールの気球墜落事故を起こした旅行会社「スカイクルーズ」のアフマド・サウィ社長は4日、カイロで記者会見し、操縦士の上部にある燃料ホースが接続していたバーナーから外れ、出火したとみられることを明らかにした。

サウィ氏によると、外れたのは4つあるバーナーの一つに接続していたホース。原因として、操縦士のミスのほか、製品自体に不具合があった可能性を強調。ホースは数年前にリコールが出され、取り換えたという。

乗客に対する保険会社からの補償額は、最低でも総額840万〜900万エジプトポンド(約1億1600万〜1億2500万円)になると述べた。死傷者20人に均等に支払われた場合、1人当たりの補償額は600万円程度となる。



 
 
>TOP

エジプト、議会選を取りやめ 混乱拡大も

nikkei.com

2013/3/8 10:50

【カイロ=共同】エジプトの選挙管理委員会は7日、4月22日から予定されていた人民議会(国会)選の実施を取りやめることを決めた。新たな日程には言及していない。国営テレビが報じた。

議会選をめぐっては、野党勢力が既にボイコットを表明しており、今回の決定で混乱が拡大するのは必至。モルシ政権には痛手となる。

エジプトの行政裁判所は6日、政府が修正した選挙法について、最高憲法裁判所が合憲性を再審理する必要があると判断、議会選の実施を差し止めるよう命じていた。

議会選は昨年12月に制定された新憲法に基づいて実施されることになったが、政府が成立を目指した選挙法について最高憲法裁は今年2月、一部を違憲と判断。政権側が選挙法を部分的に修正していた。



 
 
>TOP

エジプト下院選、実施延期…一層の政治混乱も

【カイロ=溝田拓士】エジプトの選挙管理委員会は7日、4月22日から実施すると発表していた人民議会(下院)選について延期すると発表した。

新たな選挙日程は未定で、政治混乱は一層深まりそうだ。

選管の決定は、行政裁判所が6日、選挙法案の合憲性を最高憲法裁判所で審議するよう命じたのを受けた措置。選挙法案を巡っては、2月に憲法裁が違憲判決を出した後、暫定的に立法権を有するシューラ議会(上院)が修正したが、同議会は修正案を憲法裁に諮るという手続きを踏んでいなかった。モルシ大統領は6日、行政裁の判断を尊重する意向を表明していた。

(2013年3月8日21時08分 読売新聞)



 
 
>TOP

asahi.com 2013年3月9日20時18分

サッカーファンら21人、死刑確定 エジプトの騒乱事件

【カイロ=石合力】エジプトの刑事裁判所は9日、昨年2月に北東部ポートサイドのサッカー場で起きた騒乱死亡事件で、地元チームのファンら21人に対する死刑判決を維持、治安当局者を含む24人に最高25年の有期刑、28人を無罪とする判決を言い渡した。ポートサイドや相手チームのあるカイロでは、判決に対する抗議デモが相次ぎ、スエズ運河のフェリーの運航が止まったほか、カイロ市内の警察官クラブ、エジプトサッカー連盟本部などが放火された。訴追された警官9人のうち7人が無罪になったことへの反発とみられる。21人への死刑判決は1月末に下された後、宗教指導者大ムフティの判断を仰いだうえでこの日、最終確定した。



 
 
>TOP

エジプトでコスプレショー

MSN産経ニュース

2013.3.9 10:10

エジプトのカイロで8日、現地の若者が、日本のアニメや漫画の登場人物にふんするコスプレショーが開かれた。アニメソングコンサートに合わせたイベントの一環で、数百人の来場者でにぎわった。エジプトで大規模なアニメイベントが開かれるのは初めてとみられる。

国際交流基金カイロ日本文化センターが主催。エジプトではインターネットなどを通じて日本アニメが浸透しており、エジプト人の愛好家から、コスプレや自分の漫画を発表する場がほしいと持ち掛けられ、今回の開催につながったという。

ショーには男女約15人が参加。ナイル川沿いの会場では日本の漫画が並べられ、漫画家志望のエジプト人が似顔絵を描くコーナーも人気を集めた。(共同)



 
 
>TOP

サッカー暴動の判決に抗議デモ、死傷者17人 エジプト

cnn.co.jp

2013.03.10 Sun posted at 11:12 JST

カイロ(CNN) エジプトの首都カイロで9日、昨年のサッカー暴動をめぐる裁判の判決に抗議するデモが起き、保健当局によると2人が死亡、少なくとも15人が負傷した。

同市中心街のホテル前でデモ参加者2人が死亡し、5人が負傷。さらに、市内の高級住宅地にあるエジプトサッカー協会ビルの火災で、10人が煙を吸い込み、手当てを受けた。

カイロ市内の裁判所では同日、北東部ポートサイドのサッカー場で起きた騒乱をめぐる裁判の最終的な判決が言い渡された。被告21人が死刑、5人が終身刑、ポートサイトの元治安責任者を含む10人が禁錮10年を言い渡され、警官7人を含む28人が無罪となった。昨年の騒乱ではカイロ、ポートサイドの両サッカーチームのファンが衝突し、カイロ側を中心に74人の死者が出た。

カイロでは、警官らの量刑が軽すぎると主張する一部のファンらが暴徒化し、サッカー協会ビルに放火したとみられる。

この日の判決に対しては、ポートサイドでも抗議デモが発生し、港で緩衝材のタイヤに火をつけた。同市には軍部隊が出動して警戒態勢を敷いている。

ポートサイドの住民は1950年代以降の中東戦争で何度も避難を強いられたことに始まり、長年中央政府への反感を募らせてきた背景がある。



 
 
>TOP

エジプトのサッカー暴動、サポーターら終身

【カイロ=田尾茂樹】エジプトの刑事裁判所は9日、北部ポートサイドのサッカー場で2012年2月に74人が死亡したプロサッカーの試合後の暴動に絡み、地元チーム「アルマスリ」のサポーターら5人を終身刑、元警察幹部2人を禁錮15年などとする判決を言い渡した。

暴動を主導したとして1月に死刑判決を受けた地元サポーターら21人については、改めて死刑が相当との判断を下した。

このほか17人が禁錮15〜1年の判決を受けた一方、別の元警察幹部7人を含む28人は無罪とされた。

判決直後、カイロ中心部では警察官のための保養施設が放火され、隣接するサッカー連盟事務所が襲撃された。近くでは、サッカー場事件でアルマスリと対戦し、選手が襲われたカイロの人気チーム「アルアハリ」のサポーターが、判決に合わせて抗議集会を行っていた。元警察幹部7人の無罪に反発し、一部が暴徒化したとみられる。

(2013年3月10日00時11分 読売新聞)



 
 
>TOP

古代人も動脈硬化 世界各地のミイラで見つかる

cnn.co.jp

2013.03.12 Tue posted at 19:37 JST

(CNN) エジプトやペルーなど世界各地で発掘されたミイラをコンピューター断層撮影(CT)で調べたところ、住んでいた場所や時代、生活様式にかかわらず、全体の3分の1以上のミイラで動脈硬化が見つかった。研究結果は英医学専門誌ランセットの最新号で報告された。

セントルークス・ミッド・アメリカ心臓研究所のランドール・トンプソン博士らは、エジプト、ペルー、米南西部、米アラスカ州沖のアリューシャン列島の計4カ所で発掘されたミイラ計137体について、動脈硬化があるかどうかをCTスキャンで検査した。

その結果、確実に動脈硬化を起こしていたミイラが25体、動脈硬化の可能性が高いミイラが22体に上った。いずれの発掘場所からも症状がみられたという。

動脈硬化を示すカルシウムの沈着は、大動脈や冠動脈、頸動脈(けいどうみゃく)など、現代人と同様の所に見つかった。

トンプソン博士らはこれまでに、エジプトのミイラに動脈硬化の形跡があるとの研究結果を発表したが、「エジプト人の生活様式にはぜいたくな食事や運動不足など、現代人と同様の特徴があった」との指摘を受けていた。今回の研究では、トウモロコシや野菜、木の実、果実、魚などを食べ、体をよく動かしていた古代人の間でも、動脈硬化は珍しくなかったことが分かった。

これらのミイラをさらに調べた結果、動脈硬化が起きる最大の要因は加齢ではないかとの結論に達したという。ただトンプソン博士は、「対策の取りようがない要因がある分、できることに一層力を入れるべきだ」とコメント。コレステロールを抑え、運動を心がける方が体に良いことに変わりはないと強調した。



 
 
>TOP

エジプト文明とアイルランド文化の出会い、聖パトリック・デーでピラミッドが緑色に

AFP BB News

2013年03月17日 13:41 発信地:ギザ/エジプト

【3月17日 AFP】アイルランドの祝日「セント・パトリック・デー(St. Patrick's Day)」を2日後に控えた15日、エジプト古代文明を代表する観光名所であるギザ(Giza)のピラミッドとスフィンクスが、アイルランドを象徴する緑色の照明でライトアップされた。

セント・パトリック・デーはアイルランドの守護聖人「聖パトリック(St. Patrick)」の命日である3月17日で、祝賀行事が毎年世界各地で行われる。(c)AFP/IRISH EMBASSY

AFP BB News:エジプト文明とアイルランド文化の出会い、聖パトリック・デーでピラミッドが緑色に



 
 
>TOP

新生エジプトに日本PR カイロの国際見本市

MSN産経ニュース

2013.3.20 14:53

革命を経た新生エジプトに日本企業の製品や技術をPRしようと、日本貿易振興機構(ジェトロ)がカイロの国際見本市に設けた「日本館」の公開が19日始まった。26の日系企業・団体が出展や協力し、29日まで開催している。

エジプトは一昨年の革命後の混乱で経済は低迷しているが、8千万人以上の人口の約6割が30歳以下という有望な市場でもある。ジェトロのカイロ事務所は「消費市場や製造拠点としての潜在性は変わっておらず、日本のブランド全体と各企業の魅力をあらためて売り込みたい」という。

会場ではエジプトでもよく知られた家電、自動車の各メーカーのほか、革命後に本格的に事業展開しているユニ・チャーム、味の素などが商品を展示。訪れた家族連れらは試供品をもらったり、大型テレビで3D(立体)映像を楽しんだりしていた。(共同)



 
 
>TOP

エジプト気球ツアー、4月再開 安全対策を強化

nikkei.com

2013/3/25 10:08

【カイロ=共同】エジプト民間航空省は24日、同国南部の観光地ルクソールで日本人4人を含む19人が死亡した2月26日の気球墜落事故を受けて中止していた気球ツアーについて、安全対策が強化されるのに伴い、4月1日から再開されることを明らかにした。

気球運航の監督官庁である同省の報道担当者によると、対策として(1)機体整備と操縦士訓練に対する監督態勢の強化(2)飛行可能な時間や風速を定めた運航規則の順守(3)気球ツアーの危険性を認識しているとの乗客による書面提出−−などを実施する。

事故を起こした旅行会社スカイクルーズについては、政府の事故調査委員会による調査が終わるまで気球ツアーの運航再開は認めない。



 
 
>TOP

エジプト議会選、10月に延期

nikkei.com

2013/3/27 20:00

【カイロ=押野真也】エジプトの中東通信によると、モルシ大統領は26日、4月22日から段階的に実施する予定だった人民議会(国会に相当)選挙について、10月に延期する方針を明らかにした。行政裁判所が選挙法の不備を指摘し、新たな選挙法を制定する必要があるため。新議会の招集は年末になる見通しだ。



 
 
>TOP

エジプト:人気テレビ司会者に名誉毀損の疑いで逮捕状

毎日新聞 2013年03月31日 21時41分(最終更新 03月31日 23時31分)

【カイロ秋山信一】エジプトの検察当局は3月30日、モルシ大統領の風刺で知られる人気テレビ司会者のバセミ・ユセフ氏を、大統領やイスラム教に対する名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕するよう命じた。ユセフ氏は31日朝に検察に出頭し、事情聴取後、保釈金1万5000エジプト・ポンド(約21万円)を払って即日釈放された。モルシ政権は反政権派に対する強硬姿勢を打ち出しているが、経済が低迷する中、反発は強まる一方だ。今回のユセフ氏への捜査も、言論統制として、国民の反感を買う可能性が高い。

ユセフ氏の本業は心臓外科医。11年のムバラク大統領退陣後、ムバラク氏らを風刺した動画をインターネットで公開して人気を集めた。人気に着目したエジプトの衛星放送局と契約し、12年11月から週1回のトーク番組の司会を務めている。

過去の番組では、モルシ氏を「スーパー・モルシ」と呼び、指導力が伴わない権力者として描写。ナチス・ドイツのヒトラーや旧ソ連のスターリンを紹介後、モルシ氏の写真を示し、「これが独裁者だって」とコメントし、笑いを誘っていた。

モルシ政権は最近、反政権派への言論統制を強め、3月24日には大統領自身が「私や国家に対する行き過ぎた侮辱がある。国を守るために必要な措置はとらなければならない」と声明を出した。

ユセフ氏は検察に出頭した際、大学の卒業式などでかぶる黒いハット帽を手に登場。モルシ大統領が3月18日に訪問先のパキスタンの大学で哲学の博士号を受けた時の衣装が話題になっており、ユセフ氏の「演出」は集まった支持者の喝采を受けた。



 
 
>TOP

エジプトの人気コメディアン、大統領侮辱の疑いで聴取

cnn.co.jp

2013.04.01 Mon posted at 11:29 JST

カイロ(CNN) エジプト政界を風刺するテレビ番組で人気を集めているバッセム・ユセフ氏は3月31日、同国のムルシ大統領を侮辱した疑いをかけられたことを受けて、検察に出頭した。検察によると、同氏は事情聴取の後、保釈金2200ドル(約20万円)で釈放された。

ユセフ氏は2年前までカイロ市内で心臓外科医として勤務するかたわら、風刺ビデオを作っては動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿していた。今では全国放送の番組を持つ有名人だが、番組での風刺が大統領への侮辱やイスラム教の冒とくにあたるとして召喚された。

建物の周囲には多数の支持者らが集まり、ユセフ氏の名前を呼んだ。

ユセフ氏は出頭当日もツイッターへの書き込みを続けた。同氏が目の前に立っているのに「目の色は」などと身体的特徴を尋ねる係官や、問題の番組を見ようとしてパソコンを探したが見つけられなかった検察をあざ笑い、「警官や検察は私と一緒に写真を撮りたいようだ。呼び出された理由はこれなのか」と冗談を飛ばした。

同氏は昨年末、CNNとのインタビューで、エジプトの政情が世界の注目を集めている今こそが風刺のチャンスだと話していた。自身もエジプト人でイスラム教徒だと強調し、風刺番組は広く受け入れられ、多くの人々を力づけていると語った。

ユセフ氏は、ツイッターをはじめとするソーシャルメディアの力で有名になったといえる。ネット上にはこの日、同氏を支持するコメントがあふれた。同氏は保釈後、まじめな調子で「皆さんの支援に感激していますが、同じような支援を受けるべき活動家がほかにも多数います」とツイートした。



 
 
>TOP

エジプト:財政立て直しに苦慮 「第2の革命」懸念も

毎日新聞 2013年04月01日 19時37分(最終更新 04月01日 21時23分)

【カイロ秋山信一】中東の民主化運動「アラブの春」で独裁政権が倒れたエジプトが、財政立て直しに苦慮している。国際社会は、財政支援の条件として食料品や燃料の補助金削減を要求。しかし、補助金を削減すれば物価上昇を招き、政府への反発が強まる可能性もあり「第2の革命」を懸念する声も出ている。

「軽油を自宅に買いだめすると、火災を起こす危険が高いのでやめるように」。エジプト政府は3月、異例の声明を出して国民に注意を呼びかけた。エジプトでは1月以降、軽油の供給不足が続き、ガソリンスタンドの前にトラックやバスの車列が目立つようになった。緊急時に備えて、ポリタンクに軽油を入れて持ち帰る客も多い。20リットルあたり、30ポンド(約410円)の軽油が、闇市場では50〜60ポンドで取引されている。

供給不足の背景には、政府の財政悪化がある。ムバラク前政権時代から政府は補助金で軽油や食料品の価格を低く抑えてきた。だが2011年のムバラク前政権崩壊後、治安への不安から主要産業の観光業収入が低迷。2月末の外貨準備高は約135億ドル(約1兆2700億円)まで下落。エジプト中銀が「危機的水準」とした昨年末の150億ドルからさらに減少した。そのため、軽油の輸入や補助金に充てる予算も不足している。

財政立て直しのため、政府は国際通貨基金(IMF)から総額48億ドルの支援を受ける交渉を続けている。だが支援の条件として、補助金削減などの財政改革を突きつけられ、交渉は難航している。

政府は歳出削減策として、発電や食品製造など一部の業種を除く工業用の燃料の値上げを決定。節電のため、カイロ国際空港は6月以降、1日4時間休業することも決めた。だがエコノミストの間では、市民生活に直結するパンやガソリンの補助金削減も不可避との見方が強まっている。歳出削減策が国民の不満を高めるのは必至で、人民議会(国会)選挙を控えるモルシ政権はジレンマに陥っている。

エコノミストのイブラヒム・マンスール氏は「政府は、財政改革に必要な負担や将来の経済活性化策を国民にきちんと示すべきだ。国民の理解を得ずに生活状況の悪化だけが続けば、食糧難などへの不満から第2の革命につながることもあり得る」と指摘している。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年4月3日3時3分

エジプトのコメディアン、検察が聴取 大統領を「侮辱」

【テヘラン=北川学】エジプトのムルシ大統領を侮辱したとして、コメディアンのバセム・ユーセフ氏が検察で事情聴取を受け、保釈金1万5千エジプトポンド(約20万円)で先月末、保釈された。これに対し米国務省が1日、「表現の自由の抑圧だ」と懸念を示すなど波紋が広がっている。

ユーセフ氏は2011年2月にムバラク政権が崩壊した後、政治を風刺した動画をインターネット上に公開し、一躍人気を集めた。現在はテレビ番組の司会も務めているが、イスラム組織・ムスリム同胞団出身のムルシ氏を「独裁者」と皮肉るなどした。

ムルシ氏の支持者が「名誉毀損(きそん)に当たる」として告発、検察当局は3月30日に逮捕状を出した。ユーセフ氏は聴取を受けた後、「捜査官は私と写真を撮りたがった。呼び出しの理由はこれか」とツイッターに書き込み、当局をからかった。



 
 
>TOP

米大使館、ツイッターでエジプト政府と応酬 コメディアンの聴取巡り

cnn.co.jp

2013.04.04 Thu posted at 12:23 JST

ワシントン(CNN) エジプトで大統領を風刺した人気コメディアンが取り調べを受けた問題を巡り、短文投稿サイトのツイッターを通じてエジプト大統領府やイスラム与党勢力のムスリム同胞団とやり合っていた在エジプト米大使館が3日、ツイッターフィードを一時的に停止した。

発端は、エジプトのお笑い番組でムルシ大統領の政策や強硬派のイスラム系評論家などを題材にしていた人気コメディアンのバッセム・ユセフ氏が、エジプト当局の取り調べを受け、イスラム教とムルシ大統領を冒涜(ぼうとく)したとして罰金を科せられたことだった。

米国の人気コメディアンが自分の番組でこの問題に絡めてムルシ大統領をからかい、エジプトの風刺家を検挙するのは非民主的だと批判。その番組へのリンクが、在エジプト米大使館のツイッターアカウント「@USEmbassyCairo」に掲載された。

これに対してエジプト大統領府はツイッターの公式アカウントを通じ、「外交使節がこのようにネガティブな政治キャンペーンにかかわるのは不適切だ」と不快感を示した。

ムスリム同胞団系の自由公正党も2日のツイートで、「@USEmbassyCairoがまた非外交的かつ愚かな行動。捜査中の事件で一方の肩を持ち、エジプトの法と文化を無視した」とかみついた。

米国務省は在エジプト大使館のツイッターフィード閉鎖について、パターソン駐エジプト大使が国務省に相談なくやったことだと説明。国務省は同大使館に対し、エジプトに屈服したように思われるのを避けるため、問題のページを復活させるよう求めたという。

国務省のヌーランド報道官によれば、大使館のツイッターフィードは復活したが、問題のツイートは削除された。「そもそもこれをツイートしたこと自体、投稿管理規程に沿っていなかった」と判断したという。



 
 
>TOP

「ドルや石油どこ行った」エジプトのデモ暴徒化

【カイロ=溝田拓士】エジプト各地で6日、2年前の政変を主導した若者グループ「4月6日運動」が呼びかけた反政府デモは、同夜(日本時間7日未明)になって一部が暴徒化し、治安部隊と衝突した。

検事総長室のあるカイロ中心部の建物前では、デモ隊の投石に治安部隊が催涙弾で応戦し、19人が負傷。デモ参加者は「ドルや石油はどこに行った」と経済への不満をぶちまけ、モルシ政権打倒を叫んだ。

カイロ郊外では、キリスト教の一派コプト教徒とイスラム教徒の間で銃撃戦が起き、地元メディアによると7日までに計5人が死亡した。コプト教徒の少年らが5日、イスラム教施設の壁に落書きしたのを機に、激高したイスラム教徒がコプト教徒を攻撃、コプト教徒も反撃した。

(2013年4月7日21時18分 読売新聞)



 
 
>TOP

asahi.com 2013年4月8日

ルクソール観光熱気球、5月初め再開へ 事故型機は除外

【カイロ=石合力】エジプト南部のルクソールで今年2月、観光用の熱気球が墜落し、日本人4人を含む計19人が死亡した事故で、エジプト民間航空省は7日、事故以来、運航を停止している熱気球観光を5月初めに再開する方針を固めた。同省当局者が朝日新聞に明らかにした。

同省は当初4月初めにも運航の再開を予定していたが同当局者は「砂嵐のシーズンと重なったため、今月末までは再開しない」と語った。事故を起こしたエジプト・スカイクルーズ社、スペイン製の同型機(ウルトラマジック社N425型)は、事故原因の捜査が終了するまで再開の対象には含めないとしている。

同省は事故を受けて、事故原因の捜査とは別に安全管理に関する事故調査委員会を設置。調査報告書を同日、マダウィ民間航空相に諮問した。

再発防止に向けて、熱気球の操縦士、技師、地上の運航管理者を対象に同省主催の講習会を近く開催し、(1)運航各社の安全対策の点検(2)非常時の対応を乗客に周知するカードの作成(3)運航会社の取る義務、責任の確認(4)緊急時の対応訓練−−などに当たるとしている。

事故ではガスボンベとバーナーをつなぐホース部分が外れて引火したとの証言があり、ボンベの製造会社について、ガスの製造、補充の方法が国際的な安全基準を満たしていたかについても再調査する。



 
 
>TOP

カイロ宗教対立で暴動、1人死亡・84人負傷

【カイロ=溝田拓士】キリスト教一派で少数派のコプト教徒とイスラム教徒の宗教対立は7日もカイロで続き、エジプト保健省によると新たに1人が死亡、84人が負傷した。

ロイター通信などによると、コプト教教会で同日、5日に起きたイスラム教徒との間の銃撃戦で死亡した4人の葬儀が行われた後、数百人の参列者が反モルシ政権デモを開始。車に火を放つなどしたことから、怒ったイスラム教徒との間で投石や火炎瓶の応酬となった。また、駆けつけた治安部隊が群衆に催涙弾を撃つなどした。

モルシ大統領は7日夜、声明を出し、コプト教の宗教指導者と会談したことを明らかにした上で、「教会や、キリスト教徒への攻撃は私個人への攻撃とみなす」として、イスラム教徒に自制を求めた。

(2013年4月8日12時21分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプトで衝突6人死亡 イスラム、キリスト教徒

nikkei.com

2013/4/8 9:31

【カイロ=共同】エジプトの首都カイロと近郊の町で5日夜から7日にかけ、キリスト教の一派であるコプト教徒とイスラム教徒が衝突し、地元メディアによると計6人が死亡、多数が負傷した。両教徒の衝突拡大が懸念されている。

カイロ近郊の町ホスースで5日、子どもが建物の壁にナチス・ドイツの「かぎ十字」を描いていたことをきっかけにコプト、イスラムの両住民が衝突し、5人が死亡。このうちコプト教徒4人の葬儀が7日、カイロのコプト教会で行われ、参列者が外に出てデモを始めたところ周辺のイスラム教徒が投石や発砲するなどし、1人が死亡した。

モルシ大統領はコプト教の法王タワドロス2世に電話し「教会への攻撃は私への攻撃に等しい」と教会に対する攻撃を批判、衝突沈静化への協力を要請した。

エジプトでは人口の約1割がコプト教徒。2011年のムバラク政権崩壊後、警察力の低下を受けてイスラム教徒との衝突がたびたび発生している。コプト教徒は、イスラム勢力出身のモルシ政権下でコプト教徒への差別や規制が広がっていると不安を強めている。



 
 
>TOP

エジプト:岐路の若者運動 設立5年、革命の熱気消え デモ暴力化

毎日新聞 2013年04月08日

【カイロ秋山信一】2011年のエジプト民衆革命の原動力となった若者グループ「4月6日運動」が、活動開始から5年となる6日、首都カイロでデモを行った。革命後も民主化の推進を求めるデモを続けているが、政党結成など政治に直接的に参加する動きはなく、6日のデモも革命時とは比較にならない小規模なものだった。暴力を伴うことが増えたデモへの嫌悪感が国民に広がっており、デモ主体の運動は岐路に立っている。

6日夕(日本時間6日深夜)、カイロ中心部に、4月6日運動が計画した反モルシ政権デモの参加者が集まっていた。「革命を盗んだのを覚えているか。忘れているなら、思い出させてやる」。メンバーが政権批判の雄弁をふるうと、参加者が「ダウン、ダウン、(モルシ)政権」とシュプレヒコールを上げた。

だが集合時間に集まったのは約300人。数万人が広場に結集してムバラク前政権を倒した2年前の熱気とはほど遠かった。参加者も変化を実感しているようで、サイード・ファトヒさん(25)は「周りの人々は、デモにはうんざりしているように感じる」と力なく話した。

4月6日運動は08年、若者らがインターネットの会員制交流サイト「フェイスブック」上で組織した。グループ名は4月6日に賃上げを要求するストライキを呼びかけたことに由来する。11年の革命後も、暫定統治した軍最高評議会や、12年6月に就任したモルシ大統領に対して、少数派や女性の人権尊重、民主的な憲法の制定などを求めてデモを続けてきた。

だが革命後はデモ中の暴力などが増えた。メンバーらによると、12年夏ごろからデモ中に女性が性的嫌がらせをされたり、盗難が起きたりするなどの事件が増えたという。治安部隊との衝突も増え、今年1〜2月の一連の反政権デモでは約70人が死亡した。4月6日運動はこうした暴力への関与を否定しているが、暴力の停止を呼びかけても止められないなど、自ら企画したデモを制御できていないのも事実だ。

一方、デモ以外の政治活動は低調だ。昨年の大統領選や人民議会(国会)選に候補者を擁立せず、現時点では政党結成の動きもない。広報担当のハリド・マスリ氏は「完全な民主システムができるまで、監視の立場を続ける」と説明する。

だが国民の間では、他の野党指導者らと同様に「批判はするが、建設的ではない勢力」との見方が増えている。昨年の人民議会選でも、グループを離れて立候補した元メンバーは軒並み落選した。6日のデモを遠巻きに見ていた無職、ガマル・アハマドさん(60)は「デモをしても意味はない。破壊や混乱をもたらすのは神の意思にも反している」と話した。



 
 
>TOP

エジプト:コプト教徒とイスラム教徒が衝突、6人死亡

毎日新聞 2013年04月08日 10時19分(最終更新 04月08日 14時46分)

エジプトの首都カイロと近郊の町で5日夜から7日にかけ、キリスト教の一派であるコプト教徒とイスラム教徒が衝突し、地元メディアによると計6人が死亡、多数が負傷した。両教徒の衝突拡大が懸念されている。

カイロ近郊の町ホスースで5日、コプト教徒の子どもがイスラム教関連施設の壁にナチス・ドイツの「かぎ十字」を描いていたことをきっかけにコプト、イスラムの両住民が衝突し、5人が死亡。このうちコプト教徒4人の葬儀が7日、カイロのコプト教会で行われ、参列者が外に出てデモを始めたところ周辺のイスラム教徒が投石や発砲するなどし、1人が死亡した。(共同)



 
 
>TOP

エジプト最古の港の跡発見 4600年前、クフ王時代

nikkei.com

2013/4/12 12:22

エジプトのアリ文化財担当国務相は11日、大ピラミッドの建造で有名なクフ王(在位・紀元前2589〜同2566年)の時代に使われた港の跡を発見したと明らかにした。エジプトで見つかった港としては最古のものとしている。同国のメディアが報じた。

アリ氏は、現地でクフ王時代の日常生活の詳細が記されたパピルス40巻も発見されたと発表。この港での月々の労働者数なども記録されており、重要な史料という。

港の跡はエジプトとフランスの合同チームが調査、北東部スエズの南方約180キロの紅海沿岸で見つかった。港は商業用で、銅などをシナイ半島から運び出すのに使われていたとみられる。

港の跡では、船を係留するロープを結び付けるために使われていた複数の石も発掘された。(カイロ=共同)



 
 
>TOP

エジプト熱気球事故:操縦士を逮捕…過失致死容疑

毎日新聞 2013年04月12日 02時30分(最終更新 04月12日 04時21分)

【ルクソール秋山信一】エジプト南部ルクソールで今年2月、日本人4人を含む19人が死亡した熱気球墜落事故で、エジプトの検察当局が4月上旬に男性操縦士を過失致死容疑で逮捕していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。検察当局は操縦士が事前の気球の整備や安全点検、運航中の注意義務などを怠った疑いが強いとみて捜査している。

現在、政府の事故調査委員会による調査と、検察当局の捜査が並行して行われている。

捜査関係者によると、事故調などは気球の運航会社の担当者からの聴取や、墜落現場から回収した気球の残骸の分析、同型気球を使った実験などを通じて原因を調べている。

その結果、操縦士の安全義務違反が事故を招いたとの見方が強まった。操縦士には運航前後の気球の点検や運航中の安全確保が義務づけられている。

操縦士は着陸寸前に気球が炎上した直後、気球から飛び降りた。重度のやけどを負ってカイロの病院で治療を受けていたが、4月上旬に退院し、検察当局が拘束した。

これまでの捜査で、ガスボンベとバーナー(燃焼部分)をつなぐホースの接着が外れ、漏れたガスに引火して気球が炎上したことが分かっている。



 
 
>TOP

エジプト熱気球事故、当局が操縦士を逮捕

【カイロ=溝田拓士】エジプトの複数の地元メディアによると、同国南部ルクソールで2月、日本人4人を含む観光客19人が死亡した熱気球事故で、捜査当局が今月上旬、事故を起こした男性操縦士を業務上過失致死容疑で逮捕していたことがわかった。

捜査当局は事故機の整備状況などについて取り調べる。

(2013年4月13日18時58分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト:ムバラク前大統領の差し戻し審、波乱の幕開け

毎日新聞 2013年04月13日 19時38分(最終更新 04月14日 01時19分)

【カイロ秋山信一】2011年のエジプト民衆革命でデモ隊の殺害に関与した罪などに問われた前大統領、ホスニ・ムバラク被告(84)の差し戻し審の初公判が13日、カイロ郊外の警察学校の特設法廷で開かれ、ムバラク被告も出廷した。ムバラク被告が公の場に姿を現したのは約10カ月ぶり。だが公判は冒頭で判事団が審理を担当することを拒否すると表明し、閉廷した。今後は裁判所が別の判事団を任命するが、差し戻し審は波乱の幕開けとなった。

ムバラク被告はデモ隊の殺害に関与した罪などに問われ、昨年6月に1審で終身刑判決を受けた。だが上訴審は今年1月、審理を1審に差し戻す決定を出した。

13日の差し戻し審では冒頭、ムスタファ・ハサン裁判長が審理を担当しないと表明し、理由は述べずに退廷した。エジプトの司法専門家によると、エジプトの判事には審理を拒否する権利があるという。ハサン裁判長は、革命時にデモ隊が集結したタハリール広場にラクダの一群が乱入した事件で、ラクダを意図的に乱入させたとされたムバラク前政権幹部の審理を担当し、幹部らを無罪にしたため批判を受けたことがあった。

カイロ南部の軍病院に入院しているムバラク被告は13日、ヘリコプターで警察学校に搬送され、ベッドに横たわった姿で出廷。法廷ではサングラスをかけ、ケージで囲われた被告席から傍聴席に何度も手を振る余裕を見せた。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領裁判、5分で閉廷した理由は…

【カイロ=溝田拓士】2年前のエジプト政変でデモ参加者を殺害したとして、特別法廷で終身刑判決を受けたホスニ・ムバラク前大統領(84)に対するやり直し裁判の初公判が13日、カイロの裁判所で開かれた。

ムスタファ・ハッサン裁判長は、この件を審理することへの「困惑」を挙げ、高等裁判所に仕切り直しを求めることを宣言、約5分間で閉廷した。

今後、高裁が別の裁判所を指定し、再裁判が行われる見込みだが、審理の長期化と混乱は避けられず、「大統領の犯罪」を裁く司法プロセスは混迷を深めている。この日の公判はテレビ中継された。

(2013年4月14日20時28分 読売新聞)



 
 
>TOP

asahi.com 2013年4月15日20時41分

熱気球墜落事故、操縦士を拘束 エジプト、過失致死容疑

【カイロ=石合力】エジプト南部ルクソールで2月末に起きた熱気球墜落事故でルクソールの捜査当局は15日までに、事故機の操縦士モーメン・ムラド・アリ容疑者(28)を過失致死などの容疑で拘束した。

ルクソール地検の担当検事は朝日新聞の電話取材に対し、アリ操縦士について、乗客の過失致死容疑のほか、自ら事故機から飛び降りるなど安全確保義務に問題があったとの疑いで、4日前に拘束したと語った。計15日間の拘留が認められた。調べに対し、アリ操縦士は「事故機から飛び降りたのではなく、投げ出された」と述べ、容疑を否認したという。

アリ操縦士は、大やけどを負ってカイロ市内の軍病院で治療を受けた。入院中、朝日新聞の取材に「着陸時に燃料ボンベとホースの接合部が突然壊れたのが事故の原因だ」と証言していた。事故では乗客20人のうち、日本人観光客4人を含む計19人が死亡した。



 
 
>TOP

ルクソールの観光熱気球、運航再開 エジプト

cnn.co.jp

2013.04.18 Thu posted at 11:55 JST

(CNN) エジプト南部ルクソールで2月末に熱気球が墜落し、日本人を含む外国人旅行者ら19人が死亡した事故で、同国の民間航空省は、事故以降運航を停止していた熱気球観光を今月17日に再開すると発表した。

これまでの調査で、事故は熱気球に積まれていたガス容器が爆発したことが原因と見られている。

運航開始に当たっては、気球の検査が実施されるほか、業者に新たな規制も課せられる。操縦士らは危険な状況を想定したトレーニングを受ける必要がある。

事故を起こしたスカイクルーズ社については、調査が終わるまで運航が認められない。事故機と同じウルトラマジック社N425型の気球の飛行も認められないという。

一方、利用客は自己責任でフライトに参加することを理解している旨の念書へのサインが求められるという。

2月の事故は、気球事故としては過去20年間で最多の犠牲者が出た惨事となった。

ルクソールはエジプト有数の観光地で、ナイル川や古代の神殿を空から見る熱気球ツアーは、旅行情報サイトでもお勧めの旅として紹介されていた。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年4月21日15時20分

ルクソールの気球観光、21日に再開へ エジプト

【ドバイ=村山祐介】エジプト南部のルクソールで2月、観光用の熱気球が墜落した事故で、マダウィ民間航空相は20日、カイロで会見し、事故後に運航を停止している熱気球観光が21日に再開されるとの見通しを示した。

マダウィ氏は事故原因の捜査が続く中での再開について、これまでの調べで「(事故を起こした)スカイクルーズ社の行為に関連する理由で起きたとの確信に至ったため」と説明。スカイクルーズ社と、同型機(ウルトラマジック社N425型)を使用しているもう1社の運航は引き続き認めないという。

事故原因については「気球のバーナー(燃焼)部分に接続されていたガスホースの一つ」に問題が生じたためとし、「なぜこのホースが外れたのか調べている」と説明し、捜査は今後5週間以内に終了するという。



 
 
>TOP

ルクソールで気球ツアー再開…事故会社除く5社

【カイロ=溝田拓士】日本人を含む19人が死亡した熱気球事故が起きたエジプト南部ルクソールで21日、事故を起こした運航会社を除く5社が気球ツアーを再開した。

事故調査委員会を設置した民間航空省は20日の記者会見で、事故を起こした「スカイクルーズ」と事故機の同型機以外には「事故と関連性がない」として運航許可を出したことを明らかにした。

(2013年4月21日21時19分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプトの気球ツアーが再開

nikkei.com

2013/4/21 19:57

【カイロ=共同】エジプト南部ルクソールで日本人4人を含む観光客ら計19人が死亡した気球墜落事故を受けて中止されていた現地の気球ツアーが21日、約2カ月ぶりに再開された。監督官庁の民間航空省が安全対策強化を確認した運航会社に再開を許可した。

事故を起こした旅行会社「スカイクルーズ」のほか、事故機と同型の気球については、政府の事故調査委員会の調査が終わるまで再開は認められていない。

同省はこれまで、運航会社に対し操縦士の訓練強化など対策を指示。乗客には離陸前に緊急時の対処策を伝え、自己責任で気球に乗るとの書面にサインを求める。

地元の運航会社の一つによると、21日早朝、ルクソール全体で約70人の観光客らが、再開された気球ツアーに参加した。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年4月22日9時55分

熱気球観光を再開 19人死亡事故のエジプト

【ドバイ=村山祐介】2月に日本人4人を含む計19人が死亡する熱気球墜落事故が起きたエジプト南部のルクソールで21日、運航を停止していた熱気球観光が再開された。地元紙マスリルヤウムが伝えた。

同紙によると早朝からエジプト人や英国人、オーストラリア人らの観光客を乗せた六つの気球が飛び立った。同乗したルクソールのエザット・サード知事は「当局が乗客の安全を確保するための全ての安全対策をとった」と述べた。民間航空省は20日、事故を起こしたスカイクルーズ社と同型機を使うもう1社を除く5社の運航再開を許可していた。



 
 
>TOP

東京海上、エジプト現法2社を子会社化

nikkei.com

2013/4/25 19:17

東京海上日動火災保険は25日、エジプトでイスラム保険「タカフル」を扱う現地法人2社を子会社化したと発表した。2社はクウェートの投資会社と合弁で2008年に設立し、東京海上日動が40%を出資していた。このほど残りの株式のほぼ全部を投資会社から6億8000万円で取得した。人口の増加で成長が見込めるエジプトでの保険事業の展開を加速する。



 
 
>TOP

日清食品HD、アフリカ・中南米に進出 中期計画発表

nikkei.com

2013/4/30 19:45

日清食品ホールディングス(HD)は30日に発表した2013〜15年度の中期経営計画で、アフリカや中南米に進出し、15年度の海外売上高を12年度の1.8倍の985億円に増やす方針を示した。アフリカは北部と東部にそれぞれ進出を検討しており、エジプト、エチオピアなどが対象になっているもよう。海外事業の拡大をテコに15年度の売上高を12年度比18%増の4500億円、営業利益は同29%増の310億円にする。

同日発表した13年3月期の連結決算は売上高が前の期比微増の3827億円だった。生麺の食感を再現した袋麺などの即席麺のヒット商品が出て、日清食品本体がけん引した。本業の生み出す営業利益は9%減の239億円、純利益は前の期比2%増の188億円だった。



 
 
>TOP

惑うアラブ:革命後のエジプト/2 イスラム、影響力拡大 スカーフ着けぬと髪切る

毎日新聞 2013年05月09日 東京朝刊

「先生に髪の毛を切られたの」。2012年10月10日、エジプト南部ルクソールで農業を営むベルベシ・ハイールさん(41)宅に、小学6年生の長女モナさん(12)が泣きながら帰ってきた。リボンで結ったポニーテールの毛先が、数センチ短くなっていた。

「女の子はスカーフをかぶってこなければ、ハサミで髪を切ります」。ニカブ(目以外を覆うベール)を着用した化学担当の女性教師が児童たちに告げたのは、その1週間前だった。モナさんは嫌々、言う通りにしたが、事件の前日、他の教師に「似合わないね」とからかわれた。

翌日、スカーフを着用していないモナさんを女性教師はしかった。クラスメートの男児が差し出したハサミでモナさんの髪を切り、約35分間の授業中、両手を上げた状態で教室の前に立たせた。

マフムード副校長(48)によると、この地域では中学生からスカーフを着用するのが一般的で、小学6年の女児20人のうち着用者は5人。熱心なイスラム教徒だという教師は学校の調査に「地域の習慣に合わせようとした」と釈明したが、教育省に異動になった。

エジプトでは11年の革命後、イスラム教の影響力が拡大したと指摘される。イスラム教徒が国民の約9割を占めるが、世俗主義のムバラク前政権下では、イスラム教を厳格に社会に適用する動きは抑えられた。

だが革命後、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が政権を握った。イスラム教に従って髪をスカーフなどで覆う女性や、預言者ムハンマドに倣ってあごひげを蓄える男性も増えた。こうした潮流が極端な形で社会に顔をのぞかせる例も出てきた。

「保釈前に80回のむち打ちをせよ」。4月14日、中部ミニヤ県マタイの警察署で、署長らが検事の「命令」に頭を悩ませていた。同日未明、会社員の男(30)が路上で泥酔した容疑で逮捕された。通常は保釈金を支払えば保釈される事件だが、検事は勝手にイスラム法(シャリア)に基づくむち打ちを命じたのだ。しかも指示書には「実行しなかった場合、汚職行為とみなす」と記されていた。シャリアに基づき「担当警察官の手首を切り落とす」という意味だという。エジプトの通常の刑事手続きから逸脱した、法的根拠のない内容だ。

検事は普段からコーラン(イスラム聖典)を持ち歩く、物静かな男性だという。署長らが検察上部に相談した結果「命令」は撤回され検事は更迭された。

ただ検事の主張は一定の理解も得ている。事件を担当した警察官はこう明かす。「厳罰が実行されれば、犯罪も減るはずだ。むち打ちに賛成した同僚も多い」【秋山信一】=つづく



 
 
>TOP

惑うアラブ:革命後のエジプト/3 外貨不足の解消急務 生活必需品補助金がカギ

毎日新聞 2013年05月10日 東京朝刊

<惑(まど)うアラブ>

4月10日、エジプトの首都カイロ郊外にあるアエーシュ(丸いパン)の販売所には、近隣住民の行列ができていた。価格は1枚わずか5ピアストル(0・7円)。近くの政府系ベーカリーから焼きたてのパンが運び込まれると、客は競うように小額紙幣をカウンターに差し出した。750枚は5分で売り切れた。

「ここのパンは安くておいしいから助かる」。妻子4人と暮らす運輸省職員のムハンマド・アフマドさん(51)は20分間並んで30枚をまとめ買いした。エジプトでは公務員の給与は一般に安く、近所の民間ベーカリーで売っている1枚25〜50ピアストルのパンは買ったことがないという。

ベーカリーを運営するアッティヤ・エイドさん(63)は3代目だ。政府の補助金を受けて、格安の公定価格で販売する。1日に使う小麦粉は2・5トン。午前6時から午後7時まで休みなくパンを焼き、約2万7500枚をさばく。「市民の食を支える責任がある」と誇らしげに語る。

エジプトは長年、小麦や砂糖、ガソリンなど生活必需品に多額の補助金を出し、約4割を占める貧困層の不満を和らげてきた。2012年度の補助金予算は年間約200億ドル(約2兆円)で、歳出予算の約25%を占める。

だが革命後、治安への不安から主要産業の観光業や海外からの投資が低迷し、財政は一気に悪化した。ムバラク政権末期の11年1月に360億ドルあった外貨準備高は今年3月末には134億ドルに落ち込み、失業率も9・2%(10年)から12・3%(12年)に上昇した。

信用回復の鍵となる国際通貨基金(IMF)からの48億ドルの融資も、実現のめどが立たない。「補助金削減を含む財政改革が経済再生の柱となる」。昨年11月に政府と基本合意したIMFの調査団長は「聖域」の補助金にメスを入れることを明かした。だが当時、憲法改正を巡って野党勢力から猛反発を受けていたモルシ政権は、最終合意を先延ばしにした。国民の負担増となる改革案が、さらに反発を生むのを恐れたとみられる。

IMFとの交渉は妥結のめどが立たず、政府はカタールやトルコなどのつなぎ融資で息をついている。だが外貨不足が解消できなければ、小麦などの輸入に支障が出て、パンなどの物価が高騰する恐れがある。過去には死傷者が出る「パン暴動」もあった。エコノミストのイブラヒム・マンスール氏はこう警告する。「食糧難で暴動が起きれば、混乱は革命の比ではない。治安も経済も崩壊しかねない」【秋山信一】=つづく



 
 
>TOP

惑うアラブ:革命後のエジプト/4 9歳児が政権批判 自由と抑圧、せめぎ合う社会

毎日新聞 2013年05月11日 東京朝刊

<惑(まど)うアラブ>

エジプト東部ハルガダで4月28日、教員養成学校の開校式があった。出席したゴネイム教育相の前で、小学5年のハビーバ・ヤヒアさん(9)が手ぶりを交えて詩を披露した。

「祭りで羊が私をぶった。だけどそれは高くつくわ。お前を焼き尽くしてやる」

約200人の出席者はざわついた。モルシ大統領の出身組織の穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は、上意下達の徹底ぶりから「羊の群れ」と皮肉られている。出席者はハビーバさんが政権批判をしていることに気づいたのだ。

ハビーバさんは3分間の朗読を終えると、教育相の前に進み出て「革命で国は何も良くならなかった」と訴えた。教育相が「ここで言わなくてもいい」とやんわりと言うと「小さな声で詩は読めない」と決然と返した。

式典後、詩を作った父ヤヒアさん(51)の携帯電話が鳴った。同胞団系の自由公正党の党員からだった。「よくあんなことを言わせたな」。嫌がらせの電話は数十件続いた。産婦人科医になるのが夢だというハビーバさんは「脅しは怖くない。私はただ自分の国が心配なの」と話す。

「パンと自由、社会正義を」。2011年の革命で強く叫ばれたのは、基本的人権の保障だった。打倒された前政権下では、汚職と並び言論や思想の統制への不満が強かった。

「独立系メディアでも編集責任者は政権のスパイ。事実上の検閲をしていた」。イスラム教組織が専門の記者、モウニール・アデーブさん(36)は革命前を振り返る。だが昨年6月に発足したモルシ政権や同胞団も、批判的なメディアは「反イスラム」などと攻撃する。アデーブさんは「前政権ほど巧みではないが、検閲したがっているのは明らかだ」と指摘する。

一方、イスラム教の立場から自由を求める声もある。4月16日、カイロ中心部にある内務省の前で、イスラム教の預言者ムハンマドさながらの顎(あご)ひげを蓄えた10人の男性警察官が、座り込みをしていた。ハニ・エル・シャキリさん(30)はキャリア10年。世俗主義のムバラク前政権下で、イスラム教の影響を想起させる顎ひげは厳禁だった。「革命で自由になったはず」と上官にひげを生やしたいと申し出たが、休職処分となった。

裁判所は2月、シャキリさんらにひげを生やすことを認める判決を出したが、内務省は無視して復職を拒んでいる。強権体制の象徴だった内務省は今も前政権の影響が色濃いと指摘されている。「私は過激派でも何でもない。ただ預言者を見習いたいだけなんだ」。シャキリさんが声を落とした。【秋山信一】=つづく



 
 
>TOP

惑うアラブ:革命後のエジプト/5止 「消えた」歴代大統領 現代史教育、迷う現場

毎日新聞 2013年05月12日 東京朝刊

<惑(まど)うアラブ>

2012年9月。新学期を迎えたエジプトの小学校で教科書が配布された。南部ルクソールで歴史を教えるダイ・アフマドさん(35)はページをめくりながら、異変に気づいた。現代史の章から、ナセル、サダト、ムバラクの歴代3大統領の業績を説明する13ページ分の記述が消えていたのだ。代わりに11年の革命に関する説明が7ページ分加わっていた。「歴史を書き換えようとする意図」を感じた。

教科書通りに授業を進めると、児童から「ナセルやサダトは何をしたの?」と聞かれる。以前の教科書も参考にしながら説明をしているが、「独自に教えてもいいものなのか」という迷いもある。アフマドさんは「子供たちは歴史を『物語』として学びたいと思っている。今の教科書には物語がない」と嘆く。

「なぜ革命で追い出された大統領のことを教えなければならないのか」。取材に応じた教育省のセラジ報道官は事も無げに言った。報道官は穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団のメンバーでもある。改訂作業は同胞団出身のモルシ大統領が昨年6月に政権に就く以前の軍政下で行われ、同胞団は関与していないと説明した。

だが教育省関係者によると、昨年春、同胞団出身の人民議会(国会)議員が、ムバラク氏の記述を消すよう教育省担当者に要求したという。歴史学者で作る改訂委員会が急きょ開かれ、歴代大統領の記述削除を決めた。

革命の影響は、教科書の書き換えだけにはとどまらない。

ルクソールにあるハッダディンド小学校教師のアブドルラヒーム・ムハンマドさん(34)は「生徒のマナーが明らかに悪くなった」と嘆く。授業中に出歩いたり、騒いだりするクラスが増え、一部の学級は授業ができない「学級崩壊」の事態に陥った。だが児童たちを叱ると、今度は一部の保護者が「どうせ教育を受けても今はろくな職もない。せめて自由にさせてやってくれ」と学校に怒鳴り込んできたという。「モンスターペアレント」さながらの振る舞いだ。

同校があるルクソール県アルゴルナ地域の教育省担当者アフマド・ハムザさん(60)によると、こうした状況は多くの小中学校に共通する。今年3月、厚化粧で登校してきた中学1年の女子生徒を担任が叱ると、父親が警察に訴えた。別の小学校では、1年生が社会科の授業をボイコットするために廊下に座り込んだ。ハムザさんは「革命の悪影響だとしか思えない」と嘆く。

「教育は社会の未来を映す。エジプトの未来はどうなるんだろうね」。ハムザさんは力なく笑った。【秋山信一】=第1部おわり



 
 
>TOP

asahi.com 2013年5月14日

シリア難民、たくましく エジプトで生活再建 私塾設立・料理店オープン

140万人を超すシリア難民のうち、エジプトに逃れたのは約6万3千人、難民登録したのはうち約4万7千人だ。その多くは首都カイロ周辺に住む。子どもたちのための私塾ができ、シリア料理のレストランや商店が続々とオープン。内戦が長期化するなか、自力で生活の再建を目指す動きが広がる。

■無料の私塾で学校の授業

カイロから西に約40キロ。第4次中東戦争勃発の日にちなむシッタ・オクトーバー(10月6日)市は、砂漠を開発したベッドタウンだ。5階建ての住宅ビルを使った「シリア・アカデミー」では、シリア人の幼稚園児から11年生(日本の高2)まで約400人が学ぶ。エジプトのNGOが寄付を集めて昨年10月に設立した私塾で授業料は無料だ。教室の一つでは、小4のシリア人約35人がアラビア語の授業を受けていた。

スカーフをかぶったまま教えるシリア人教師ハナディ・シンナールさん(35)は首都ダマスカス市内の小学校の教頭。戦闘が激化するなか、7カ月前に脱出した。「子どもたちは、ぶつけようのない怒りを抱えて逃れて来る。それでも1週間くらいすると笑顔を見せるようになる」

一見、シリアの公立校そのものだが、授業にはエジプトの教科書を使う。児童・生徒はまず、エジプトの公立校に編入の登録をすることが入学の条件だ。

ムルシ大統領はシリア難民の子弟について公立校で受け入れる政策をとるが、エジプト方言での授業はわかりにくい。「アカデミー」でシリア人の教師から学び、試験はエジプトの公立校で受ける仕組みだ。開校当初800人だった児童・生徒は半年で26クラス、2千人に急増した。市内5カ所に分散し、午前と午後の2部授業で対応する。「新設校の認可を受けるには時間がかかる。この方法なら、エジプト公立校の修了証も取れる」と、エジプト人の事務スタッフ、サメフ・アブドルタワーブさん(47)は言う。

■母国料理店開き人気に

ダマスカス郊外出身のザヘル・カッサーブさん(27)は約1カ月前、シッタ・オクトーバー市内にシリア料理のファストフード店を開店した。広さ10畳ほどの店内にテーブルは一つだけ。あぶったチキンや牛肉をそぎ落とす名物のシュワルマ・サンドイッチが持ち帰り用に次々と売れる。1食10エジプトポンド(約140円)と値段も安め。エジプトにもある食べ物だが「うちは添加物も冷凍肉も使わない。全く別物だよ」。

最初はシリア人の客ばかりだったが、通りがかりの人に試食を勧める戦略でエジプト人にも人気を広げ、売り上げはいま1日当たり1千食を超す。

有名シェフの下で修業した後、ダマスカス郊外に地元料理と西欧料理を出すレストランを21歳で開業。120人が入る店の売り上げは1日2千ドル(約20万円)を超えた。「夢を描いて全力を尽くせば、いつか神が助けてくれる」

その店と近くの自宅が昨年8月、戦車の砲撃と空爆で相次いで全壊。自宅そばの路上に並べられた600人の遺体を見た。「政権側の見せしめだ」

直後に妻、2歳と8カ月の息子2人を連れてレバノン経由でエジプトに脱出した。いま、4家族24人でアパートを借りている。

エジプトとシリアはかつてアラブ連合共和国という「同じ国」だった。シリア人は事前にビザを取らずに入国できるうえ、労働許可も取りやすい。2011年の革命後、不安定な状況が続くが、規制は緩く、物価も比較的安い。シリア人にとって、ビジネスチャンスでもある。

ザヘルさんは、エジプト人の友人とオレンジを輸出する事業も手がけ、合わせてシリア人150人以上を雇用する。

「僕らに必要なのは魚ではなく、釣る道具。食料支援なんかいらない。ここに住むシリア人に失業という文字はない。起業すればいいんだから」

店のまわりには、シリア人の屋台が10軒ほど並ぶ。粘り気のあるシリア風アイスクリームを売っていたのは、中部ホムス出身のワシム・カズワンさん(34)。タイヤ販売店の経営者だったが、11年7月に軍の攻撃で自宅が破壊された。

「政権側は(反体制派の)自由シリア軍が一人でもいれば、街全体を空爆しようとした」。売上金の一部は送金し、反体制派の支援に回すつもりだ。

■シリアのパレスチナ難民、再び追われ 国連に登録拒まれ、公立校編入できず

同じくシッタ・オクトーバー市にある精肉店は、シリアから逃れた30代から40代のパレスチナ難民3人が共同経営する。3人は、1948年の第1次中東戦争で両親がパレスチナからシリアに逃れた後、シリアの難民キャンプで生まれ育った。親子2世代で居場所を追われたマハムード・シハビさん(45)は、48年のイスラエル建国と今回の事態を重ね「2度目のナクバ(大破局)だ」と語る。

支援を得ようと新たに難民登録しようとしたが、国連難民高等弁務官事務所に拒まれたと話す。エジプト公立校への編入も認められず、息子のアフマド君(11)は私立校に通う。「なぜ登録できないのか、理由を聞こうとしたが、エジプトの外務省に聞いてくれというばかりだった」

別の男性(34)は、1カ月有効の観光ビザで入国したが滞在は5カ月を過ぎた。「職務質問されてシリアに送還されたら、という不安がある」

シリアにいたパレスチナ難民は、多くが48年難民とその子孫。パレスチナ自治政府のアッバス議長は、パレスチナ難民らにシリア問題で「中立」を促したが、アサド政権は反体制派と対決するよう求めた。「中立」はそれを拒む敵対行為とみなされた。ここ数カ月、政権軍によるパレスチナ難民キャンプへの砲撃が続き、少なくとも1千人以上の死者が出ているという。

シハビさんは言う。「実際にはもっといるが、死亡を申告すれば家族全員が政権側に殺されかねない。どうせ送還されるなら、両親がもともと住んでいたパレスチナの地に戻りたい」

(カイロ=石合力)

◆キーワード

<シリア内戦> 中東各地で起きた民主化要求運動(アラブの春)の影響で、シリアでは2011年3月から首都ダマスカス郊外や中部ホムスなどで民主化要求デモが激化。アサド政権側は発砲や市民の大量拘束で弾圧した。軍から離反した兵士らが「自由シリア軍」などを組織、武力衝突から内戦状態に陥った。

英国に本拠を置く「シリア人権監視機構」は内戦による死者が8万人を超えたとしている。ロシアや中国はアサド政権、米欧やアラブ主要国は反体制派を支援しており、国連やアラブ連盟の仲介による政治的解決のめどは立っていない。



 
 
>TOP

エジプトで米仏大使館の爆破テロ計画 軍施設も標的に

cnn.co.jp

2013.05.16 Thu posted at 10:35 JST

(CNN) エジプトの検察当局は、国際テロ組織アルカイダとの関連が指摘され先週末に逮捕された3人の容疑者が、首都カイロの米国とフランスの大使館などの爆破を計画していたと明らかにした。国営中東通信(MENA)が15日、伝えた。

検察によれば、容疑者が米仏の大使館とシナイ半島にあるエジプト軍の関連施設を自動車爆弾で狙っていた証拠が見つかったという。また、3人のうち1人とイラクにいるアルカイダの幹部やシナイ半島で活動するアルカイダ関係者との関係を示す証拠も見つかったという。

エジプトの治安当局者からこの件について説明を受けたという人物は、仏大使館が標的になっていたことは聞いたものの、それ以外については聞いていないと語った。容疑者らは爆薬の材料である硝酸アンモニウム10キログラムを所持しており、逮捕時には襲撃実行の準備段階にあったとみられる。

在カイロ米国大使館はCNNに対して、テロ計画が報道されていることは知っていると述べたが、それ以上のコメントはしなかった。



 
 
>TOP

エジプト:モルシ大統領支持30%に低下

毎日新聞 2013年05月21日 18時34分(最終更新 05月21日 23時01分)

【カイロ秋山信一】就任1年を来月迎えるエジプトのモルシ大統領の支持率が、就任当初の72%から30%まで低下したことが、民間調査機関の調査で分かった。モルシ政権は経済運営に苦慮し、野党勢力との対話にも進展は見えない。政権に批判的な活動家らを名誉毀損(きそん)などの容疑で次々と拘束するなど強権的な手法に対する非難も高まり、支持離れに拍車がかかっている。

「(モルシ大統領は)革命の目的を果たすと言ったが、何もしていない」。2011年の革命を主導した若者団体「4月6日運動」の報道担当者ハリド・マスリ氏は今月13日の記者会見で政権を厳しく非難した。「4月6日運動」は昨年の大統領選でモルシ氏を支持したが、強権的な政権運営に反発。今月から「反乱」と称して、他の市民団体と連携し、早期の大統領選実施を求める署名を始めた。

大統領の支持率は、憲法改正を巡り野党との対立が激化した昨年11月以降、低下が目立っている。民間調査機関「バシーラ・センター」の4月下旬の調査では「大統領選が明日あった場合、モルシ氏に投票するか」との問いに「投票する」と答えたのは30%にとどまり、「投票しない」の45%を大きく下回った。昨年8月の調査では「投票する」が72%を占めていたが、今年に入り5割を切った。

背景には経済政策への不満がある。12年の政府統計によると、失業者数は約343万人と革命前から100万人以上増え、失業率は12%を超える。物価上昇も止まらず、今年4月までの1年間に小麦が約28%、卵が約22%、牛乳や鶏肉が約15%値上がりした。

さらに最近では批判勢力への強権的な対応も目立つ。「4月6日運動」の創設者アハメド・マーヘル氏(32)ら活動家やジャーナリストが、政権批判に関連した名誉毀損などの容疑で一時的に身柄拘束されるケースが続発。ピレイ国連人権高等弁務官が今月8日に「エジプトは重大な局面を迎えている」と述べるなど、国内外で人権侵害への懸念が広がっている。

大統領は今月7日、野党側から要求されていた内閣改造に踏み切り、財務相など9人の閣僚を交代した。しかし野党が交代を求めていた首相を留任させ、大統領の出身組織である穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」のメンバーを増やしたため、かえって反発が強まった。

地元シンクタンク・アハラム政治戦略研究所のサイード・オケーシャ氏は「当初の期待感は大きかったが、治安や経済の問題が解決せず、国民はモルシ大統領に改革を実行する能力がないと感じている。今後も支持率低下は続くだろう」と話している。



 
 
>TOP

大相撲夏場所:エジプト出身の大砂嵐が幕下優勝

毎日新聞 2013年05月24日 19時37分(最終更新 05月24日 20時35分)

大相撲夏場所13日目の24日、幕下以下の優勝は次の通りに決まった。

◇幕下 大砂嵐(おおすなあらし、東7枚目=7戦全勝)

本名・アブデルラフマン・シャーラン。エジプト・ダカハレヤ県出身。21歳。大嶽部屋。12年春場所初土俵。189センチ、143キロ。史上初のアフリカ大陸出身力士でデビュー以来、負け越し無し。

◇三段目 大栄翔(だいえいしょう、西7枚目=7戦全勝)

本名・高西勇人。埼玉県朝霞市出身。19歳。追手風部屋。12年初場所初土俵。179センチ、135キロ。

◇序二段 石浦(いしうら、西8枚目=7戦全勝)

本名・石浦将勝。鳥取市出身。23歳。宮城野部屋。13年初場所初土俵。173センチ、97キロ。現役唯一の鳥取出身力士で、序ノ口だった春場所に続く全勝優勝。

◇序ノ口 新栄山(しんえいやま、西8枚目=7戦全勝)

本名・新里昌也。東京都立川市出身。25歳。境川部屋。11年5月技量審査場所初土俵。180センチ、134キロ。埼玉栄高、日体大出身。



 
 
>TOP

エジプト憲法裁、議会上院を無効とする判決

cnn.co.jp

2013.06.03 Mon posted at 11:53 JST

(CNN) エジプト最高憲法裁判所は2日、同国の上院に当たる諮問評議会と、新憲法を起草した委員会を無効とする判決を言い渡した。国営メディアが報じた。

国営メディアによると、今回の判決により、諮問評議会は下院選が行われた後に解散することになる。

同国の下院は昨年の憲法裁判決によって解散させられ、これに伴って新たな議会が選出されるまでの間、諮問評議会が立法権を引き継いでいた。

エジプトではムルシ大統領が昨年、裁判所が大統領の決定を覆すことはできないと定めた大統領令を出したことをきっかけにデモが激化して、大統領支持派と反対派が対立。ムルシ大統領が一連の大統領令の撤回を余儀なくされた経緯がある。

新憲法はイスラム勢力を中心とする議会で11月に起草され、12月の国民投票で承認されて、大統領の署名で発効した。



 
 
>TOP

エジプト首相「資源・電力分野に投資を」

nikkei.com

2013/6/3 0:58

アフリカ開発会議で来日しているカンディール・エジプト首相は2日、日本経済新聞とのインタビューで、スエズ運河の特区への外資誘致に力を入れると表明した。日本企業に資源・電力分野への投資も求めた。

エジプトへはインド、中国、トルコなどからの投資が増えていると指摘。世界の商業輸送の要所であるスエズ運河沿いにあり主要空港へも100キロメートルと近い経済特区を軸に外資を誘致する方針を示したうえで、石油・ガスのほか、官民パートナーシップ(PPP)を通じた電力事業への外資参入について「日本は豊富な経験を持っており貢献を期待する」と述べた。

国際通貨基金(IMF)との融資交渉の焦点となる財政赤字削減については燃料補助金の合理化などを進め「月内の合意を目指す」と語った。民主化運動「アラブの春」を加速させた2011年のムバラク政権の崩壊にも触れ「6〜7%の高成長をしたが、人々は(その恩恵を)感じなかった」と指摘。中小企業育成や教育・医療などの福祉政策に配慮することが重要だとの考えを示した。

(編集委員 中西俊裕)



 
 
>TOP

エジプト:反モルシ700万人署名 「同胞団寄り」に批判

毎日新聞 2013年06月03日 11時40分(最終更新 06月03日 13時09分)

【カイロ秋山信一】エジプトで「反乱」と称して、モルシ大統領の辞任と大統領選の早期実施を求める署名活動が話題になっている。署名活動を主催する団体によると、署名数は3週間で「700万人分」に上った。野党勢力が便乗する形で運動は全国的に広がっており、主催団体はモルシ大統領の就任1年となる6月30日までに全人口の4分の1にあたる2000万人分を集めると気勢を上げている。

「同胞団の支配を打ち倒すぞ」。29日に開かれた「反乱」運動の記者会見で、演壇に立ったメンバーが演説すると、約150人が「反乱」と書かれたバナーを掲げるなどして呼応した。メンバーらは、モルシ大統領の出身母体である穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の最高指導者バディア氏が、大統領を操って、同胞団に都合の良い政治を行っていると批判した。

「反乱」運動は5月上旬、首都カイロ在住のジャーナリストやエンジニアなど13人の友人グループが発案。インターネットの交流サイト・フェイスブックや口コミを通じて、運動は一気に広がった。賛同者は、署名用紙やインターネットの専用サイトに、氏名や身分証のID番号などを記入する。

運動には主要野党勢力「国民救済戦線」や、ムバラク独裁政権を倒した2011年の革命を主導した若者グループも参加している。中心メンバーの一人で建築士のホセム・タラートさん(36)は「革命の目的だった『パン、自由、社会正義』は私たちの手にない。行動を起こさなければ変わらない」と話した。6月30日には署名を持って、大統領宮殿前に集結する予定だという。

ただ、重複署名のチェックなどは不十分で、署名の実数は分からない。署名活動に法的根拠はなく、大統領の辞任には直結しない。



 
 
>TOP

エジプト、米NGO職員ら43人に有罪 違法資金受領

nikkei.com

2013/6/5 10:46

【カイロ=共同】エジプトの裁判所は4日、外国から違法な資金提供を受けていたとして、非政府組織(NGO)の職員だった米国人やエジプト人ら43被告に禁錮刑の判決を言い渡した。米国人被告は既に全員が出国しており、収監されない。

摘発されたのは政党や市民団体の活動を支援する米共和党系の「国際共和研究所」など数団体のエジプト事務所で、判決は各事務所の閉鎖を命じた。エジプト司法当局は、各NGOが革命後の暫定軍政への反対運動を扇動したなどと非難していた。被告にはラフード米運輸長官の息子サム・ラフード氏が含まれる。

AP通信によると、ケリー米国務長官は「政治的動機に基づく判決で、市民社会を支援するというエジプトの立場に反する」と判決を批判する声明を出した。



 
 
>TOP

エジプト航空機が英国に緊急着陸、機内で脅迫メモ見つかる

cnn.co.jp

2013.06.16 Sun posted at 14:07 JST

ロンドン(CNN) 英国国防省は15日、空軍戦闘機1機が緊急発進して米ニューヨークのケネディ国際空港へ向かっていたエジプト航空機を誘導し、スコットランド・グラスゴーの空港へ緊急着陸させたと発表した。

英BBC放送は、同局のプロデューサーが同機に搭乗しているとし、機内の手洗い所の1つで「この航空機を炎上させる」との文言と座席番号が書かれたメモが見つかったため、緊急着陸したと報じた。

グラスゴーのプレストウィック空港の報道担当部門によると、米ボーイング社製777型機のエジプト航空機は15日午後、着陸した。

グラスゴーの地元警察がメモなどを調べている。



 
 
>TOP

ロ外相が飛行禁止空域拒否、エジプトが断交発表 シリア内戦

cnn.co.jp

2013.06.16 Sun posted at 16:32 JST

(CNN) ロシアのラブロフ外相は15日、シリア内戦に関連し米国製F16型戦闘機やヨルダンに配備する地対空誘導弾パトリオットを使ってシリア上空に飛行禁止空域を設定することは国際法に違反するとの立場を示した。

ロシアの国営テレビが伝えた。ヨルダンで実施する米国などによる多国間軍事演習に伴い、飛行禁止空域が設けられる可能性があるとの一部報道を踏まえた発言となっている。

米国務省のサキ報道官は14日、オバマ米政権が飛行禁止空域の設定を決めたとする一部報道を否定した。ホワイトハウスのローデス大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)も同日、地上でシリア政府軍と反体制派が諸都市の狭い範囲内で入り乱れて交戦する状況で、空域を設けたからと言って問題は解決しないと述べた。

一方、エジプトのムルシ大統領は15日、シリアとの外交関係を断絶し、首都カイロにあるシリア大使館の閉鎖を決めたと発表した。国営紙アルアハラムが報じた。

カイロで開かれたシリア反体制派支援の会合で表明したもので、シリア駐在エジプト大使を引き揚げさせる予定。同大統領は今年1月、CNNの取材に応じ、アサド大統領を戦争犯罪の罪で裁くことを求めるシリア国民の要求を支持すると語っていた。

米ホワイトハウスによると、オバマ大統領は15日、英国やフランス、イタリア、ドイツ各国首脳とビデオ会見してアサド政権による化学兵器使用への対応策などを協議した。シリア内戦に終止符を打つための政権移行を支援する方策についても意見交換した。

英国のキャメロン首相はCNNに、オバマ大統領は協議の中でシリアへのさらなる介入については行程表に従って実行すべきだと主張したことを明らかにした。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年6月16日21時27分

エジプト、シリアと関係断絶 反体制側の支援集会で発表

【カイロ=川上泰徳】エジプトのムルシ大統領は15日夜、カイロで開かれたシリアの反体制勢力を支援する集会で演説し、アサド政権との関係を断絶すると発表した。国営中東通信によると、カイロのシリア大使館は閉鎖し、駐ダマスカスの代理大使も召還するという。

ムルシ氏は「シリアの流血を止めるために飛行禁止空域の設定が必要」と国際社会に呼びかけた。さらに、レバノンのシーア派組織ヒズボラがシリア政権軍を支援して参戦していることを非難し、撤退を求めた。



 
 
>TOP

エジプト大統領、アサド政権のシリアと断交表明

【カイロ=久保健一】エジプト民間テレビCBCによると、同国のモルシ大統領は15日、カイロ市内で開かれた政治集会で演説し、アサド政権下のシリアとの関係について「関係を断つと決めた」と述べた。

ダマスカスにいる臨時代理大使を呼び戻すと同時に、シリア側の駐カイロ大使を退去させる方針という。

イスラム教シーア派の一派アラウィ派を中核にしたアサド政権は、国内で多数派のスンニ派勢力が加わる反体制派の弾圧を続けている。モルシ大統領はスンニ派のイスラム組織「ムスリム同胞団」出身で、アサド政権の対応を批判し続けてきた。

(2013年6月16日20時23分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト「シリアと断交」 飛行禁止空域を支持

nikkei.com

2013/6/16 9:56

【カイロ=共同】エジプトのモルシ大統領は15日、カイロで行った演説で「シリアとの関係を全面的に断絶することを決めた」と断交を発表した。エジプトは既にシリアのアサド大統領退陣を要求し、両国は互いに大使を引き揚げているが、今後は大使館を閉鎖する。

モルシ氏はシリア反体制派を支援するための飛行禁止空域設定を支持すると表明。アサド政権を支援して内戦に参加しているレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを強く批判し「撤退しなければならない」と述べた。

エジプトでは今月末のモルシ大統領就任1年に合わせた大規模な反政府デモが計画されており、シリアに強硬姿勢を示すことで内政批判をそらす思惑があるとの見方も出ている。



 
 
>TOP

エジプト大統領:「シリアと断交」発表

毎日新聞 2013年06月16日 10時15分

エジプトのモルシ大統領は15日、カイロで行った演説で「シリアとの関係を全面的に断絶することを決めた」と断交を発表した。エジプトは既にシリアのアサド大統領退陣を要求し、両国は互いに大使を引き揚げているが、今後は大使館を閉鎖する。

モルシ氏はシリア反体制派を支援するための飛行禁止空域設定を支持すると表明。アサド政権を支援して内戦に参加しているレバノンのシーア派組織ヒズボラを強く批判し「撤退しなければならない」と述べた。

エジプトでは大規模な反政府デモが計画されており、シリアに強硬姿勢を示すことで内政批判をそらす思惑があるとの見方も出ている。(共同)



 
 
>TOP

エジプト大統領「シリアと断交」 飛行禁止空域を支持

nikkei.com

2013/6/17 10:24

【カイロ=共同】エジプトのモルシ大統領は15日、カイロで行った演説で「シリアとの関係を全面的に断絶することを決めた」と断交を発表した。エジプトは既にシリアのアサド大統領退陣を要求し、両国は互いに大使を引き揚げているが、今後は大使館を閉鎖する。

モルシ氏はシリア反体制派を支援するための飛行禁止空域設定を支持すると表明。アサド政権を支援して内戦に参加しているレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを強く批判し「撤退しなければならない」と述べた。

エジプトでは今月末のモルシ大統領就任1年に合わせた大規模な反政府デモが計画されており、シリアに強硬姿勢を示すことで内政批判をそらす思惑があるとの見方も出ている。



 
 
>TOP

エジプト:97年テロメンバーがルクソール県の知事に

毎日新聞 2013年06月18日 22時52分

【カイロ秋山信一】エジプトのモルシ大統領は16日、南部の観光地ルクソール県の知事に1997年、日本人観光客ら62人を殺害したテロ事件を起こしたイスラム原理主義組織「イスラム集団」のメンバー、アデル・ハヤト氏を任命した。イスラム集団は事件後、暴力路線からの転換を宣言したが、地元では「観光客がさらに減りかねない」「愚かな人事だ」と反発の声が上がっている。

イスラム集団は2011年の革命後、政党を創設し、国政に進出。モルシ大統領を支持している。新任の県知事17人のうち7人は大統領の出身組織である穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団のメンバーが占めている。



 
 
>TOP

チェック:ナイルが育てた大砂嵐 15歳体重120キロ、ダンベル25キロ愛用 断食の名古屋場所へ

毎日新聞 2013年06月21日 東京夕刊

大相撲でアフリカ出身者として初の十両昇進を決めたエジプト人の大砂嵐金太郎(21)=本名・アブデルラフマン・シャーラン。7月の名古屋場所はイスラム教の断食月(ラマダン)と重なり、土俵外の戦いも待っている。目指すは角界の「ピラミッド」の頂点・横綱。大砂嵐のルーツを探った。【カイロ秋山信一、井沢真】

首都カイロから車で3時間半。エジプト北部ダカハレヤ県、ナイル川デルタの穀倉地帯が大砂嵐の故郷だ。記者が訪ねた日の最高気温は40度超。ロバがサトウキビを載せた台車を引きでこぼこ道を歩いていた。

「鍛えるため、ここの階段を何度も上り下りしていたよ」。県政府職員の父アラディーン・シャーランさん(53)が、アパート3階の実家に案内してくれた。大砂嵐が愛用した25キロのダンベル二つが置かれていた。

大砂嵐は、7歳で空手を始めた。だが12歳の時、県の空手選手権で侮辱してきた相手選手を殴って骨折させ、道場をやめさせられた。落ち込む息子にアラディーンさんは「格闘技は人を傷つけるためのものではない」と言い聞かせたという。

相撲との出合いは15歳。カイロの相撲クラブにスカウトされた。当時、身長185センチ、体重120キロ。指導したアフマド・ハリファさん(36)は「体つきからチャンピオンになる素質があると分かった。稽古(けいこ)も熱心だった」と振り返る。高校時代は週2回、バスを4回乗り継ぎ、片道4時間かけてカイロの道場に通った。約2年後の2008年、世界ジュニア選手権の無差別級で3位に。オランダ人相撲コーチの勧めで来日し、11年秋に大嶽部屋に入門した。

イスラム教の信仰が厚く、1日5回の礼拝を欠かさない。日の出から日没までの飲食が禁じられ、水も飲めない断食は子供は免除されるが、大砂嵐は7歳の時から続けている。昨年の名古屋場所は3日間、断食と重なった。大嶽親方は「夜中に起きて(夜明け前に)何かつくって食べたり、24時間開店の店で食べ物を買ってきたりしていたようだ」と話す。今年の断食は7月9日から8月7日までの予定で、名古屋場所と13日間重なる。

大嶽親方は「特別扱いは考えていない。水が飲めないから、食事ができないから何もできないでは許されない」と厳しい。本人も「初めて相撲界に入った時から、我慢は一緒です」。

日本では注目を浴びる大砂嵐だが、エジプトの相撲人口は「3000人」(ハリファさん)程度。不人気の一因はまわしだ。エジプトでは下にスパッツをはくが、それでも下半身がむき出しになるのが恥ずかしいという。

「エジプトが恋しいこともある」と語る大砂嵐。特に母マグダさん(42)お手製の「モンバール」(味付きご飯の腸詰め)を懐かしむ。そのマグダさんは「横綱になるまで帰国しない覚悟と聞いている」と、遠くから息子を応援している。



 
 
>TOP

夕感!:エジプト人新十両、大砂嵐のルーツは… 空手は12歳で挫折、相撲で世界ジュニア3位に

毎日新聞 2013年06月21日 西部夕刊

◇断食と重なる名古屋場所、やる気満々

大相撲でアフリカ出身者として初の十両昇進を決めたエジプト人の大砂嵐金太郎(21)=本名・アブデルラフマン・シャーラン。7月の名古屋場所はイスラム教の断食月(ラマダン)と重なり、土俵外の戦いも待っている。目指すは角界の「ピラミッド」の頂点・横綱。大砂嵐のルーツを探った。【カイロ秋山信一、井沢真】

首都カイロから車で3時間半。エジプト北部ダカハレヤ県、ナイル川デルタの穀倉地帯が大砂嵐の故郷だ。

「鍛えるために、ここの階段を何度も上り下りしていたよ」。県政府職員の父アラディーン・シャーランさん(53)が、4階建てアパートの3階にある実家に案内してくれた。部屋には大砂嵐が愛用していた25キロのダンベル二つが置かれていた。

大砂嵐は7歳で空手を始めた。だが12歳の時、県の空手選手権で侮辱してきた相手選手を殴って骨折させ、道場をやめさせられた。落ち込む息子にアラディーンさんは「格闘技は人を傷つけるためのものではない」と言い聞かせたという。

相撲との出合いは15歳。近所のジムでカイロにある相撲クラブのコーチにスカウトされた。当時、身長185センチ、体重120キロ。高校時代は週2回、バスを4回乗り継ぎ、片道4時間かけてカイロの道場に通った。約2年後の2008年、世界ジュニア選手権の無差別級で3位に。大会で知り合ったオランダ人相撲コーチの勧めで来日し、11年秋に大嶽部屋に入門した。

両親の影響でイスラム教の信仰が厚く1日5回の礼拝を欠かさない。日の出から日没までの飲食が禁じられ、水も飲めない断食を、大砂嵐は7歳の時から続けている。大嶽親方は「夜中に起きて(夜明け前に)何かつくって食べたり、食べ物を買ってきたりしていたようだ」と話す。今年の断食は7月9日から8月7日までの予定で、名古屋場所と13日間重なる。本人は「初めて相撲界に入った時から、我慢は一緒です」とやる気満々だ。

「エジプトが恋しいこともある」と語る大砂嵐。特に母マグダさん(42)お手製の「モンバール」(味付きご飯の腸詰め)を懐かしむ。そのマグダさんは「横綱になるまで帰国しない覚悟と聞いている」と、遠くから息子を応援している。



 
 
>TOP

エジプト、経済低迷に高まる不満 モルシ大統領就任1年

nikkei.com

2013/6/26 1:14

【カイロ=押野真也】エジプトのモルシ氏が大統領に就任し、30日で1年を迎える。当初は独裁政権崩壊後に初めて民意で選ばれた大統領への期待も大きかったが、大統領の強権姿勢や改善しない経済状況に国民の不満が募っている。反大統領勢力は30日に独裁政権崩壊以降で最大規模のデモを計画。大統領支持派との大きな衝突が起きかねず、エジプトの混迷がさらに深まる懸念もある。

モルシ氏は昨年6月の大統領選では、自身が所属するイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」以外の幅広い政治勢力も結集して国家を統治すると表明。ただ実際には、主要閣僚や自治体の知事には同胞団や他の原理主義組織のメンバーを指名。大統領権限を大幅に強める政治命令も発し、「司法権の独立を脅かす」との批判が強まった。

カイロ大学のハッサン・ナファ教授は「大統領選で掲げた理念や政策を放棄したことが、国民の間で失望が広がった最大の要因だ」と指摘する。

一向に改善しない経済状況も政権への不満に拍車をかけている。政府公表の失業率は約13%だが、30歳未満の失業率は60%を超えているとの民間統計もある。

大統領は若者の雇用改善を約束したものの、実際には状況は悪化。政治や社会情勢が不安定なことから海外からの直接投資は低迷が続く。このため、5月末の外貨準備高は160億ドル(約1兆5200億円)と革命前よりも約6割減少しており、「危機的な水準」(国際通貨基金)だ。外貨不足から輸入が滞り、発電所向けのディーゼル燃料やガソリン不足が深刻化している。

カイロでも停電やガソリンスタンドでの長蛇の列が常態化。治安の悪化も深刻で、内務省が英紙に開示した資料では、2012年の殺人件数は2144件で革命前の約3倍、強盗は2807件で約12倍に増加。経済低迷から社会不安が広がり、さらに経済低迷を招く悪循環に陥っている。

30日には、大統領の政治姿勢に反対する30以上の政治団体が全土でデモを呼び掛けており、首都カイロではデモ参加者が数十万人に達する見込み。同日には大統領支持派も支援集会をカイロなどで開く予定で、両者の衝突が懸念される。エジプトでは日曜日にあたる30日は平日だが、カイロ中心部の銀行や商店は営業時間の短縮や休業を決めた店舗もある。

軍トップのシシ国防相は「制御不能な衝突に突入すれば軍は沈黙しない」と語り、事態収拾のためには介入も辞さない姿勢を強調。双方に自制を求めた。軍は兵士を政府の主要施設に配置し、警戒にあたる計画だ。

現在、軍は中立的な立場を維持しているが、モルシ政権とは過去に対立してきた経緯がある。

軍はムバラク政権崩壊直後、エジプトを暫定統治。モルシ氏の大統領就任後も一部の政治権限を手放さず、同氏と対立した。その後、国防相を軍から指名することが新憲法に盛り込まれた点などを踏まえ、軍側はいったん矛を収めた状態だ。

米国は前政権時代からエジプトに軍事援助を続けてきたほか、エジプト軍幹部は米国への留学経験者が多く、軍と米政府とのパイプは太い。米政府はモルシ政権に自制を促す一方で、エジプト軍との人的つながりを通じ同国情勢を注視しているようだ。

モルシ大統領は26日にカイロで演説する予定。内容は不明だが、衝突回避に向け、国民に対話を呼び掛けるとみられる。ただ、反体制派との溝は深く、エジプトの混乱は長期化する可能性が大きそうだ。



 
 
>TOP

エジプト:古代の「太陽の船」引き上げ開始

毎日新聞 2013年06月26日 09時45分(最終更新 06月26日 10時00分)

エジプトの首都カイロ近郊ギザで古代のクフ王(紀元前2589〜同2566年)の副葬品「第2の太陽の船」の発掘をしている吉村作治・早稲田大名誉教授らのチームは25日、船を納めた石室から木製の部材の引き上げを始めた。エジプト考古省が発表した。

船は約600片の部材に分解して納められており、これまでのサンプル調査で、劣化のため触ると容易に崩れる状態のものが多いことが分かっている。復元に向け強化剤などを使った保存処理を進め、その後組み立て作業に入る予定。考古省によると、復元には2〜5年かかる見通しだ。(カイロ・共同)



 
 
>TOP

エジプト:ルクソールの知事辞職 任命巡り住民が強く反発

毎日新聞 2013年06月26日 18時58分

エジプト南部の観光地ルクソール県の新知事に16日に任命されたイスラム原理主義組織「イスラム集団」のアデル・ハヤト氏は23日、辞意を表明した。国営中東通信が伝えた。イスラム集団は1997年にルクソールで日本人観光客10人ら62人が死亡した無差別テロ事件を起こした元テロ組織。任命を巡り観光業者ら住民が強く反発。ハヤト氏は「流血を避けるため辞任する」と話した。【カイロ】



 
 
>TOP

衝突で死傷者、30日に大規模デモ控え エジプト

cnn.co.jp

2013.06.27 Thu posted at 10:14 JST

カイロ(CNN) エジプト北部のダカリヤ県で26日、ムルシ大統領の支持派と反対派が衝突し、当局者によると少なくとも1人が死亡。162人が負傷した。

30日には大規模な反政府デモが予定され、米大使館がこの日の一般向け業務中止を決めるなど緊張が高まっている。ムルシ氏は1年前の6月30日に大統領に就任した。

26日の衝突はダカリヤ県の中心都市マンスーラの野党勢力とイスラム系保守派の間で発生。商店や車などが破壊され、治安部隊が催涙ガスを使って鎮圧に当たった。マンスーラはムルシ大統領の支持母体、ムスリム同胞団の地盤となっている。

一方、国営通信社の報道によると、スエズ運河に面した港湾都市ポートサイドでは、反政府デモを3日後に控えて軍の配備が増強された。

デモを呼びかけた団体は、大統領の辞任と議会解散総選挙を求め、昨年の大統領選挙でムルシ大統領が集めた得票数を上回る1500万人の支持を獲得したと主張。ムルシ大統領について「一般人の生活を向上させるための政策を遂行できなかった」と批判している。

30日のデモで同団体は大統領の弾劾(だんがい)を要求する見通しで、26日までに約2000万の署名を集めたとしている。

ムルシ大統領を支持する強硬派のイスラム勢力サラフィーは、抗議デモに武力で対抗する構えを見せている。これに対してエジプト軍は、サラフィーが武力を行使した場合は介入すると表明した。



 
 
>TOP

エジプト大統領「私にも間違い」と対話呼びかけ

【カイロ=溝田拓士】エジプト政府系紙アル・アハラムなどによると、北部マンスーラやアレクサンドリアで26日、モルシ大統領支持派と反政府派のデモ隊同士が衝突し、2人が死亡、約240人が負傷した。

30日で大統領就任から1年となるのを前に大統領辞任を求めるデモが一部で暴徒化し始めており、各地で緊張が高まっている。

このうちマンスーラの衝突では、火炎瓶に加え、散弾銃が使われたとの情報もある。警官隊は催涙弾を使って鎮圧にあたった。

モルシ大統領は26日、国営テレビを通じた演説で「私にもいくつか間違いがあった」と語り、野党勢力に混乱回避に向けて対話を呼びかけた。

(2013年6月27日13時54分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプトで混乱激化 米国人死亡も

cnn.co.jp

2013.06.29 Sat posted at 11:25 JST

(CNN) 混乱が続くエジプトで28日、北部アレクサンドリアなど複数の都市でムルシ大統領の支持派と反対派が激しく衝突し、政府が沈静化のため全国各地に軍を派遣する事態となっている。

主に反対派の標的となっているのは、ムルシ大統領がかつて所属したイスラム主義組織「ムスリム同胞団」で、ここ数日間に同胞団のメンバー数人が殺害された。また28日には、同胞団が結成した与党・自由公正党のアレクサンドリアの事務所が襲撃されている。

エジプト保健省の広報担当によると、自由公正党本部の外で発生した衝突で男性1人が頭部に銃弾を受けて死亡したという。

また広報担当者は、28日夜に21歳の米国人が死亡したと述べた。

しかし、頭部に銃弾を受けて死亡したのがこの米国人なのか、またこの米国人がムスリム同胞団の関係者か、あるいは反対派かについては定かではない。

国営通信社の報道によると、一連の衝突で70人が負傷したという。

またムスリム同胞団の広報担当によると、27日にもムルシ大統領の故郷ザガジグで同胞団のメンバーが武装グループに襲われ、2人が死亡し、さらに別のメンバーが北部マンスーラで発生した暴動で負った傷が原因で死亡したという。

ムスリム同胞団は28日にデモを行い、その後に無期限の座り込みを予定しているという。仮にこの座り込みが30日まで続けば、同日予定されている大規模な反政府デモとぶつかる可能性もあり、各国政府は警戒を強めている。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年6月29日19時3分

エジプトで反政府デモ、3人死亡 大統領の辞任要求

【カイロ=川上泰徳】エジプトで28日、イスラム系のムルシ大統領に反対する世俗派や左派などのデモ隊が、イスラム系の政府支持勢力と衝突した。NGO関係者の米国人1人を含む3人が死亡、数十人の負傷者が出た。国営中東通信などが伝えた。

反政府勢力はムルシ大統領の辞任と大統領選挙の早期実施を要求。30日の大統領就任1周年に全国で大規模なデモを予定している。大統領支持のムスリム同胞団も28日からカイロで政府支持集会を開いている。

28日には反政府勢力が北部のアレクサンドリアなどで、ムスリム同胞団の事務所を襲撃した。カタールのアラビア語衛星テレビ、アルジャジーラによると、反政府勢力のデモには短銃やナイフなど武器を持った男たちが参加している。死傷者の多くは政府支持者で、死亡した米国人はデモに近寄って刺されたという。



 
 
>TOP

エジプトのデモ、米国人ら2人死亡 米「渡航自粛を」

nikkei.com

2013/6/29 8:55

【カイロ=共同】エジプトのモルシ大統領が就任して30日で1年を迎えるのを前に、大統領支持派と反政府勢力が国内全土で行ったデモは28日夜も続いた。北部アレクサンドリアでは両勢力が衝突し、ロイター通信によると、米国人とエジプト人の男性2人が死亡した。

デモがさらに過激化する恐れもあることなどから、米国務省は28日、緊急の場合を除き、エジプトへの渡航を自粛するよう米国民に勧告した。

ロイターによると、米国人男性は衝突の様子をカメラで撮影していた際に胸を刺されて死亡。エジプト人の男性は頭部に銃撃を受けて亡くなった。中東の衛星テレビ、アルアラビーヤは、米国人は教師だと伝えた。

AP通信は米国人の死因について、胸を刺されたのではなく、銃撃を受けて死亡したとしている。在エジプト米国大使館当局者は「米国人死亡の報告は受けたが、確認中」としている。

アレクサンドリアでは反政府勢力がモルシ大統領の出身母体であるイスラム組織ムスリム同胞団の事務所に放火するなどしており、ロイターによると、死亡した米国人は事務所のそばにいたという。

中東通信はアレクサンドリアで80人以上が負傷したとしている。

一方、首都カイロでも28日夜、大統領支持派と反政府勢力の大規模な集会がそれぞれ続いているが、治安当局が厳戒態勢を敷いており、目立った衝突は伝えられていない。



 
 
>TOP

エジプト、デモの死者3人に

nikkei.com

2013/6/29 22:30

【カイロ=押野真也】エジプトのモルシ大統領を支持する勢力と反大統領派の双方は29日も全土でデモを実施して断続的に衝突、これまでに3人の死亡が確認された。モルシ氏の大統領就任から1年を迎える30日には双方のデモ参加者はさらに増える見込み。参加者の中には大型のナイフや拳銃で武装している者もおり、死傷者の拡大が懸念されている。



 
 
>TOP

エジプト:デモ隊が衝突、米国人ら2人死亡

毎日新聞 2013年06月29日 06時55分(最終更新 06月29日 09時41分)

エジプトのモルシ大統領が就任して30日で1年を迎えるのを前に、大統領支持派と反政府勢力が国内全土で行ったデモは28日夜も続いた。北部アレクサンドリアでは両勢力が衝突し、ロイター通信によると、米国人1人を含む男性2人が死亡した。今後、さらにデモが過激化する恐れもある。

ロイターは、米国人男性は衝突の様子をカメラで撮影していた際に胸を刺され、別のエジプト人の男性は頭部に銃撃を受けたと伝えた。米国人も銃撃を受けたとの報道もある。中東の衛星テレビ、アルアラビーヤは、米国人は教師だと伝えた。(カイロ共同)



 
 
>TOP

エジプト:モルシ大統領就任1年 デモや集会 緊張高まる

毎日新聞 2013年06月29日 11時40分(最終更新 06月29日 13時13分)

【カイロ秋山信一】エジプトのモルシ大統領の就任から1年を迎える30日、政権に反発する市民団体や野党が大規模な抗議デモを計画している。一方、これに反発する政権支持派も集会を開くなどしており、緊張が高まっている。ロイター通信によると28日にはエジプト第2の都市、アレクサンドリアで両勢力の衝突に巻き込まれ米国人男性ら2人が死亡する事態も発生した。さらに衝突が激化すれば、経済の混乱にも拍車がかかるのは必至だ。

「間違いも犯した。達成できなかった約束もある」。26日夜、テレビ演説したモルシ大統領は1年をこう振り返り、野党が不満を抱く新憲法の修正協議を提案するなど柔軟姿勢をアピール。一方で「選挙で示された民意を無視しようとする勢力がいる」と政権打倒運動をけん制した。

主要野党勢力「国民救済連合」は27日に声明を発表し、「大統領は過ちの深刻さを認識していない」と批判。予定通り、30日のデモに加わると発表した。

26日以降、各地で反政権デモが散発的に起きている。事態を受けて米国務省は28日、エジプトへの渡航を自粛するよう米国民に勧告した。

反政権運動を盛り上げる契機になったのは、「反乱」と称してカイロ在住のジャーナリストらが始めた反政権署名活動だった。発案団体によると、署名数は延べ2000万人分に達する勢いだ。

民間調査機関によると、大統領の支持率は昨年8月の72%から今月には25%に低下。タハリール広場には28日、反政権派の市民約1000人が集まり、「政権を去れ」と気勢を上げた。30日は広場や大統領宮殿前などでデモを計画。反政権派は穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が政権を動かしているとみており、同胞団の事務所などが襲われる恐れもある。

これに対して、同胞団などイスラム勢力は28日、カイロ近郊で集会を開き、数千人以上が参加した。「神のために」というシュプレヒコールが響く中、会社員のマフムード・サイードさん(39)は「俺たちが大統領の手足となって支えていく」とまくし立てた。

こうした中、混乱を警戒する市民は、日用品やガソリンの買いだめに走っている。



 
 
>TOP

エジプト:衝突の死者3人、負傷者230人以上に

毎日新聞 2013年06月29日 23時27分

エジプトのモルシ大統領が30日で就任1年を迎えるのを前に、大統領支持派と反政府勢力が28日に国内各地で行ったデモで、保健省は29日、北部ポートサイドでも両勢力による衝突でエジプト人男性1人が死亡したと明らかにした。死者は非政府組織(NGO)関係者の米国人男性を含む計3人、負傷者は230人以上になった。

オバマ米大統領は29日、訪問先の南アフリカの首都プレトリアで、エジプトの状況を「注視している」と懸念を表明。大統領支持派と反政府勢力の双方が暴力行為をやめ、建設的な対話による解決を目指すよう求めた。(カイロ共同)



 
 
>TOP

エジプト:反・親モルシ派衝突 米国人ら2人死亡

毎日新聞 2013年06月29日 東京夕刊

【カイロ秋山信一】エジプトのモルシ大統領の就任から1年を迎える30日、政権に反発する市民団体や野党が大規模な抗議デモを計画している。一方、これに反発する政権支持派も集会を開くなどしており、緊張が高まっている。ロイター通信によると、28日にはエジプト第2の都市、アレクサンドリアで両勢力の衝突に巻き込まれ米国人男性ら2人が死亡する事態も発生した。さらに衝突が激化すれば、経済の混乱にも拍車がかかるのは必至だ。

「間違いも犯した。達成できなかった約束もある」。26日夜、テレビ演説したモルシ大統領は1年をこう振り返り、野党が不満を抱く新憲法の修正協議を提案するなど柔軟姿勢をアピール。一方で「選挙で示された民意を無視しようとする勢力がいる」と政権打倒運動をけん制した。

主要野党勢力「国民救済連合」は27日に声明を発表し、「大統領は過ちの深刻さを認識していない」と批判。予定通り、30日のデモに加わると発表した。

26日以降、各地で反政権デモが散発的に起きている。事態を受けて米国務省は28日、エジプトへの渡航を自粛するよう米国民に勧告した。

反政権運動を盛り上げる契機になったのは、「反乱」と称してカイロ在住のジャーナリストらが始めた反政権署名活動だった。発案団体によると、署名数は延べ2000万人分に達する勢いだ。

民間調査機関によると、大統領の支持率は昨年8月の72%から今月には25%に低下。タハリール広場には28日、反政権派の市民約1000人が集まり、「政権を去れ」と気勢を上げた。

30日は広場や大統領宮殿前などでデモを計画。反政権派は穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が政権を動かしているとみており、同胞団の事務所などが襲われる恐れもある。

これに対して、同胞団などイスラム勢力は28日、カイロ近郊で集会を開き、数千人以上が参加した。「神のために」というシュプレヒコールが響く中、会社員のマフムード・サイードさん(39)は「俺たちが大統領の手足となって支えていく」とまくし立てた。

こうした中、混乱を警戒する市民は、日用品やガソリンの買いだめに走っている。



 
 
>TOP

asahi.com 2013年06月30日23時10分

エジプト、反政権派が大規模デモ ムルシ大統領就任1年

【カイロ=神田大介、川上泰徳】エジプトのムルシ大統領の就任1年にあたる30日、ムルシ氏の辞任を求めるデモが各地であり、首都カイロ中心部には数万人が集まった。反政権派はムバラク前政権の崩壊につながった2011年の「アラブの春」以来となる大規模デモを呼びかけた。大統領支持派もこれに対抗する形で集会を開き、不測の事態に発展する可能性がある。

反政権派の若者たちは4月末に「タマルド(反乱)」を組織、30日に合わせカイロ中心部のタハリール広場と大統領府に向けてのデモを呼びかけた。タマルド指導部は29日の記者会見で、2200万人分の署名を集めたとして、「大統領の辞任と再選挙の実施」を要求した。

タマルドなどの反政権派は、イスラム組織「ムスリム同胞団」を基盤とするムルシ政権がイスラム色の強い新憲法を制定したことや、同胞団メンバーを閣僚や知事に任命したことなどに強く反発している。

さらに、エジプト経済を支える観光客の減少や外国からの投資の減少などで、失業者の増大や経済の悪化を招いたのはムルシ政権の失政だと非難している。

ムルシ大統領は、エルバラダイ前国際原子力機関事務局長やムーサ元アラブ連盟事務局長らが率いる野党勢力「救国共同戦線」に対話を呼びかけ、事態の沈静化を図った。しかし、野党勢力は現内閣の辞任のほか、新憲法と選挙法の改正などを要求、対話を拒否している。

デモはすでに21日からエジプト各地で起き、保健省によるとこれまでに8人が死亡。28日には北部アレクサンドリアなどで反政権派と支持派の大規模な衝突が起き、米国人1人を含む3人が死亡した。

ムスリム同胞団も30日に大統領支持を訴える大規模集会を開いた。

反政権派には、ムルシ政権を終わらせるために軍政復帰を求める声も出ているが、シーシ国防相兼軍最高評議会議長は軍の中立を宣言している。

市民は混乱を恐れて、商店で食料品を買い占める人、銀行で現金を引き出そうとする人などが長い列をつくった。空港は一時的に国外へ退避しようとする外国人で混み合った。日米など大使館の多くも30日は一般向け業務を休止している。



 
 
>TOP

エジプト、デモ拡大に懸念 死者3人に

大統領就任1年

nikkei.com

2013/6/30 0:18

【カイロ=押野真也】エジプトのモルシ大統領を支持する勢力と反大統領派の双方は29日も全土でデモを実施して断続的に衝突、これまでに3人の死亡が確認された。モルシ氏の大統領就任から1年を迎える30日には双方のデモ参加者はさらに増える見込み。死傷者がさらに増える可能性もあり、国内外から懸念の声が上がっている。

大統領支持派と反大統領派の双方は首都のカイロや地中海沿いのアレクサンドリアやポートサイドなど各地でデモを実施。いずれの都市でも衝突や小競り合いが起き、28日から29日までに米国人1人を含む3人が死亡、300人以上が負傷したもようだ。

デモ参加者には大型のナイフや拳銃などで武装した者もおり、小規模な小競り合いでも死傷者が出かねない状況が続いている。モルシ氏の大統領就任1年にあたる30日には、各地のデモ参加者は増える見込みで、死傷者がさらに増える可能性が高い。

エジプトに軍事支援するなど、同国と強いつながりがある米国は懸念を強めている。オバマ大統領は29日、訪問先の南アフリカで同国情勢について「懸念を持って注視している」と言及。政権側と反大統領派の双方に自制を促した。

モルシ氏は2011年2月の独裁政権崩壊後に選挙を経て大統領に就任。当初は事実上初めて民意で選ばれた大統領として国民の多くが支持した。しかし、経済状況が一向に改善しないことや、モルシ大統領が自身の政治権限を大幅に強める政治決定を下すなど強権的な政治姿勢を見せたことに国民は反発。大統領の即時辞任を求めている。



 
 
>TOP

エジプト大統領就任1年、全土でデモ 経済低迷に抗議

2013/6/30 23:12

【カイロ=押野真也】エジプトのモルシ大統領が就任1年を迎えた6月30日、大統領を支持する勢力と反大統領派の双方が全土で大規模なデモを繰り広げた。反大統領派は経済低迷の長期化と強権的な大統領の政治姿勢に抗議し即時に退陣するよう要求。デモは政権発足以来最大の規模となった。ただ、イスラム原理主義組織が大統領を堅固に支えており、有力な指導者がいない反大統領派は攻め手に欠くとの見方が多い。

双方のグループは、携帯電話のメッセージ機能などで全土にデモを呼び掛けた。カイロでは30日午後(日本時間30日夜)から中心部のタハリール広場や大統領府の前などに向かう人波が絶え間なく続き、両グループとも数万人ずつが集結した。30日夜(同7月1日未明)にかけて参加者はさらに増える見通しだ。

エジプトでは日曜日にあたる30日は平日だったが、金融機関や企業の多くが営業をやめた。同国には日系企業約60社が進出し、在留邦人は約1200人。日本人学校は同日を臨時休校とし、社員に自宅待機を命じた日系企業もあった。

この時期に反大統領デモが拡大した理由は「長引く景気低迷」と「大統領の強権姿勢」、そして「社会のイスラム化」の3つへの失望と反発だ。

モルシ大統領は11年2月の独裁政権崩壊に伴う大統領選で当選。当初は民意で選ばれた大統領として高い支持率を記録したが、経済や政治の改革など就任時の公約は、ほとんど実現していない。

経済は外貨不足から燃料輸入が滞り、通貨は足元で1ドル=7エジプト・ポンド台とこの1年で15%以上下落した。食料など輸入物資の価格上昇を招いた。外貨不足のためドル引き出しや海外送金が制限され「ビジネスの大きな足かせになっている」(日系商社)。

大統領の強権的な姿勢にも批判が強まる。大統領の決定事項に裁判所は介入できないという政治命令を昨年11月に発令。反発を受けて撤回したものの「三権分立の侵害」などと批判はくすぶる。

ただ、モルシ氏の政治基盤自体はなお強いという見方が大勢だ。イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」出身で、他の原理主義組織も支持を表明する。一方、反大統領派を率いる有力な指導者は見当たらず「反モルシ」以外に結集軸もない。

大統領派にも反大統領派にも批判的な人々の間では、再び軍が統治するよう求める意見も出ている。軍は政治介入に否定的だが、情勢が一段と混迷すれば軍政に期待する声が高まりそうだ。

最近はトルコやブラジルなどでも、強権的な政府への抗議や経済低迷への不満から反体制デモが起きた。ただ、エジプトは両国と異なり、独裁政権が崩壊した後の再建途上にある。法律や選挙制度など基本的な制度の構築も遅れて、デモ以外の手段で政治的な要求を訴えにくい。エジプトは10月に総選挙を予定するが、実施できるかは不透明だ。当面は社会不安や混乱の続く可能性が高い。



 
 
>TOP

エジプトで大規模デモ 経済低迷・強権政治に反発

2013/6/30 20:08 (2013/7/1 1:36更新)

【カイロ=押野真也】エジプトのモルシ大統領が就任1年を迎えた6月30日、大統領を支持する勢力と反大統領派の双方が全土で大規模なデモを繰り広げた。反大統領派は経済低迷の長期化と強権的な大統領の政治姿勢に抗議し即時に退陣するよう要求。デモは政権発足以来最大の規模となる見通しだ。ただ、イスラム原理主義組織が大統領を堅固に支えており、有力な指導者がいない反大統領派は攻め手に欠くとの見方が多い。

双方のグループは全土でデモを呼び掛けた。カイロでは中心部の「タハリール広場」や郊外の大統領府の前などにそれぞれ数万人が集結。反大統領派は「モルシはウソつき」「(2011年2月に崩壊した独裁体制の)ムバラクの再来」などと叫び、大統領に退陣を求めた。

この時期に反大統領デモが拡大した理由は「長引く景気低迷」と「大統領の強権姿勢」、そして「社会のイスラム化」の3つへの失望と反発だ。モルシ大統領は就任時、経済や政治の改革を国民と約束したが、公約はほとんど実現していない。

経済状況の悪化には失望が募っている。外貨不足から燃料輸入が滞り、通貨は足元で1ドル=7エジプト・ポンド台と、この1年で15%超下落。食料など輸入物資の価格上昇を招いた。外貨不足のためドル引き出しや海外送金が制限され「ビジネスの大きな足かせになっている」(日系商社)。

大統領の強権的な姿勢にも批判が強まっている。大統領の決定事項には裁判所が介入できないという政治命令を昨年11月に発令。猛反発を受けて撤回したものの、「三権分立の侵害」や「新たな独裁者」などと批判はくすぶる。

ただ、モルシ氏の政治基盤自体はなお強いという見方が大勢だ。大統領はイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」出身で、他の原理主義組織も大統領支持を表明している。一方、反体制派を率いる有力な指導者は見当たらず、「反モルシ」以外に結集軸もない。

大統領派にも反大統領派にも批判的な人々の間では、再び軍が統治するよう求める意見も出ている。現在のところ軍は政治介入に否定的な態度だが、情勢が一段と混迷すれば軍政に期待する声が高まりそうだ。

最近はトルコやブラジルなどでも、強権的な政府への抗議や経済低迷への不満から反体制デモが起きている。ただ、エジプトは両国と異なり、独裁政権が崩壊した後の再建途上にある。法律や選挙制度など基本的な制度の構築も遅れており、デモ以外の手段で国民が政治的な要求を訴えにくい側面もある。エジプトは10月に総選挙を予定するが、実施できるかどうかは不透明だ。当面は社会不安や混乱の続く可能性が高い。



 
 
>TOP

エジプト:反政権大規模デモ…衝突激化の恐れ

毎日新聞 2013年06月30日 21時55分(最終更新 07月01日 01時07分)

【カイロ秋山信一】エジプトのモルシ大統領の就任から1年となる30日、大統領辞任を求める市民団体や野党は首都カイロなどで大規模な抗議デモを行った。政権支持派との衝突が続発しており、保健省などによると、26日以降の死者は少なくとも8人に上った。反政権デモは30日夜(日本時間7月1日未明)にピークを迎えるとみられる。ただ大統領が辞任に応じる可能性は低く、衝突が激化すれば、経済の混乱に拍車がかかるのは必至だ。

30日午後、カイロのタハリール広場には数万人の反政権派が集まり、「(政権を)去れ」とシュプレヒコールを続けていた。近くの道路では市民団体が独自に手荷物や身元を確認。応じなかった中年男性が殴られ、口から血を流して、追い出される一幕もあった。

一方、カイロ近郊のモスク前では政権支持派が1万人以上集まった。市民は衝突を懸念し外出を控えている。日本大使館も領事業務を停止し、日本人学校も臨時休校となった。



UP:2013 REV:
アフリカ  ◇世界
TOP HOME (http://www.arsvi.com)