HOME > WORLD >

エジプト・アラブ共和国 2011年3月〜5月

アフリカアフリカ Africa 2014

○2007年6月以前のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 〜2007年6月
○2007年7月〜9月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2007年7月〜9月
○2007年10月〜12月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2007年10月〜12月
○2008年1月〜3月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2008年1月〜3月
○2008年4月〜6月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2008年4月〜6月
○2008年7月〜12月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2008年7月〜12月
○2009年のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2009年
○2010年1月〜3月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2010年1月〜3月
○2010年4月〜6月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2010年4月〜6月
○2010年7月〜12月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2010年7月〜12月
○2011年1月のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年1月
○2011年2月1日〜5日のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年2月1日〜5日
○2011年2月6日〜10日のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年2月6日〜10日
○2011年2月11日〜15日のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年2月11日〜15日
○2011年2月16日〜28日のニュース・企画案内 → エジプト・アラブ共和国 2011年2月16日〜28日

○外務省 各国・地域情勢 エジプト・アラブ共和国

◆2011/03/01 cnn.co.jp ムバラク前大統領の資産凍結と出国禁止を命令 エジプト
◆2011/03/01 cnn.co.jp 「正当性失った」 リビア政権に強まる国際社会の圧力
◆2011/03/01 毎日新聞 エジプト:ムバラク家の資産を凍結、出国禁止 検察、逮捕も視野
◆2011/03/01 毎日新聞 リビア:チュニジア国境、避難民急増で混乱続く
◆2011/03/02 NIKKEI NET トルコ大統領、エジプト訪問へ 軍部との関係構築
◆2011/03/02 NIKKEI NET EU、リビア向けに緊急人道支援1千万ユーロ
◆2011/03/02 cnn.co.jp リビアからの避難民大量流入で国境混乱、危機的状況に
◆2011/03/02 毎日新聞 エジプト:憲法改正「19日に国民投票」 軍と青年団が面談
◆2011/03/03 NIKKEI NET エジプト首相が辞任 「ムバラク側近」と批判強く
◆2011/03/03 NIKKEI NET 外相、12日にエジプトへ
◆2011/03/03 NIKKEI NET イラン艦艇、紅海へ 再びスエズ運河入り
◆2011/03/03 毎日新聞 エジプト:ムバラク氏ら、サウジ滞在か
◆2011/03/03 トラベルビジョン エジプト、国内情勢の回復強調−旅行業界と連携強化、渡航規制緩和めざす
◆2011/03/04 NIKKEI NET [FT]アラブ世界の政情不安、さらに拡大へ 米S&Pが予測
◆2011/03/04 NIKKEI NET エジプト新首相、抗議集会で演説
◆2011/03/04 NIKKEI NET EU、リビア人道支援34億円に増額
◆2011/03/04 cnn.co.jp エジプト首相が辞任、ムバラク前大統領は事情聴取へ
◆2011/03/04 毎日新聞 イラン:海軍艦船、スエズ運河へ
◆2011/03/04 毎日新聞 エジプト:首相交代 若者の要求受け、軍側柔軟姿勢
◆2011/03/05 NIKKEI NET エジプト、19日に国民投票 4日には市内でデモ
◆2011/03/05 NIKKEI NET EU大統領、北アフリカ向け貿易・投資促進策を検討へ
◆2011/03/05 NIKKEI NET エジプト前政権の閣僚が公判出廷
◆2011/03/06 NIKKEI NET EUの対北アフリカ政策に「反省の弁」相次ぐ
◆2011/03/06 NIKKEI NET (キーワード)ムバラク政権の崩壊
◆2011/03/07 NIKKEI NET エジプト新内閣、外相交代へ 旧政権との決別強調
◆2011/03/07 yomiuri.co.jp エジプト新首相、外相や内相など主要閣僚を指名
◆2011/03/07 毎日新聞 From:エジプト デモ支えた政治的希求
◆2011/03/07 毎日新聞 エジプト:デモ隊、国家保安局進入 機密書類を確保
◆2011/03/07 毎日新聞 エジプト:新内閣発足 外務など主要ポスト交代
◆2011/03/08 asahi.com エジプト・シャラフ新内閣発足 チュニジアでも新政権
◆2011/03/08 asahi.com 「議会主導の共和制めざす」エジプト憲法改正委員長会見
◆2011/03/08 yomiuri.co.jp エジプト新内閣発足、外相に元国連大使
◆2011/03/08 cnn.co.jp エジプト新内閣発足 シャラフ首相が演説
◆2011/03/09 asahi.com コプト教徒とイスラム教徒衝突 11人死亡 エジプト
◆2011/03/09 cnn.co.jp エジプトで機会均等訴える集会、男性側から反発も
◆2011/03/09 毎日新聞 スーダン:逮捕状の大統領、新体制のエジプト訪問 民衆蜂起後、アラブ首脳で初
◆2011/03/10 NIKKEI NET リビア軍幹部、エジプト訪問 大佐から伝言
◆2011/03/10 asahi.com エジプト大統領選、エルバラダイ氏も出馬表明
◆2011/03/10 yomiuri.co.jp エルバラダイ氏、エジプト大統領選に出馬表明
◆2011/03/10 cnn.co.jp エルバラダイ氏、エジプト大統領選に出馬表明
◆2011/03/10 yomiuri.co.jp カダフィ氏外交駆け引き?欧州やエジプトに特使
◆2011/03/10 毎日新聞 エジプト:宗教対立再燃、カイロで衝突 8人死亡
◆2011/03/11 asahi.com 米国務長官、リビア反体制派と会談へ
◆2011/03/11 yomiuri.co.jp 米国務長官、リビア反体制派代表と会談へ
◆2011/03/11 毎日新聞 クリントン米国務長官:来週チュニジアとエジプトを訪問
◆2011/03/12 cnn.co.jp コプト教徒数千人がデモ、差別待遇などに抗議 カイロ
◆2011/03/12 毎日新聞 「9・11」後の10年:第2部 イスラム社会の苦悩/2 ガザ内部、深まる対立
◆2011/03/13 cnn.co.jp 反政府派集会のラクダ乱入事件、前議員逮捕 エジプト
◆2011/03/16 yomiuri.co.jp 米国務長官、エジプト首相らに民政移行支援表明
◆2011/03/17 毎日新聞 エジプト:国家保安情報局、解体
◆2011/03/18 毎日新聞 エジプト:憲法改正、あす国民投票 割れる民意、承認は不透明−−大統領権限規制
◆2011/03/19 NIKKEI NET エジプトで国民投票始まる 大統領多選禁止など憲法改正案
◆2011/03/19 asahi.com エジプトで憲法改正巡る国民投票 結果は微妙な情勢
◆2011/03/20 cnn.co.jp 暴漢がエルバラダイ氏を襲撃、エジプト国民投票
◆2011/03/20 毎日新聞 エジプト:改憲国民投票開始 民主化指導者らは反発
◆2011/03/21 NIKKEI NET エジプト、国民投票で憲法改正承認 大統領任期を制限
◆2011/03/21 NIKKEI NET エジプト憲法改正、国民投票で77%賛成
◆2011/03/21 yomiuri.co.jp エジプト改憲案承認、国民投票で賛成77%
◆2011/03/21 cnn.co.jp エジプト国民投票、憲法改正を承認 6月に議会選実施へ
◆2011/03/21 毎日新聞 エジプト:エルバラダイ氏、妨害受け改憲投票できず
◆2011/03/22 毎日新聞 エジプト:親カダフィ派のデモに囲まれ、国連総長避難−−カイロ
◆2011/03/23 NIKKEI NET エジプト証取2カ月ぶり再開 開始直後に10%下落
◆2011/03/23 NIKKEI NET エジプト証取が2カ月ぶり再開 一時10%下落
◆2011/03/23 NIKKEI NET 米国防長官がエジプト訪問 ムバラク政権崩壊後初
◆2011/03/23 cnn.co.jp エジプト内務省で火災、デモ隊は「放火」否定
◆2011/03/23 毎日新聞 エジプト:内務省から出火
◆2011/03/24 NIKKEI NET 米国防長官、エジプト軍議長とリビア情勢協議
◆2011/03/24 国境なき医師団 リビア、イエメン、バーレーン、シリア、チュニジア、エジプト:政変に伴う情勢不安の中、医療援助を継続
◆2011/03/28 jp.wsj.com 【ブログ】世界の食料品10%値上がりで、反政府行動2倍に−IMF論文
◆2011/03/28 yomiuri.co.jp エジプト議会選、9月に実施
◆2011/03/29 NIKKEI NET エジプト議会選、9月に日程延期 大統領選も未定
◆2011/03/29 asahi.com エジプト議会選、9月に延期 大統領選の時期未定
◆2011/03/29 毎日新聞 エジプト:非常事態令廃止、9月までに実現
◆2011/03/31 NIKKEI NET エジプト大統領選、11月までに実施
◆2011/03/31 asahi.com エジプト大統領選、11月ごろまでに 軍機関が見通し
◆2011/04/01 毎日新聞 エジプト大統領選:今秋実施 「10月か11月」
◆2011/04/02 yomiuri.co.jp EU、リビア「人道支援」部隊編成
◆2011/04/02 イラン放送 エジプト国民、政権の完全な移行を強調
◆2011/04/09 NIKKEI NET エジプト・カイロ中心部、軍がデモ強制排除
◆2011/04/09 asahi.com エジプト軍がデモ隊強制排除、2人死亡 異例の実力行使
◆2011/04/09 毎日新聞 中東:各地で大規模デモ
◆2011/04/10 NIKKEI NET エジプト軍「今後デモ隊は排除」
◆2011/04/10 yomiuri.co.jp カイロでデモ隊と軍衝突、2人死亡…緊張再び?
◆2011/04/10 毎日新聞 エジプト:カイロ、銃撃で2人死亡 軍がデモ隊強制排除
◆2011/04/11 NIKKEI NET ムバラク氏「家族は中傷の犠牲」 中東TV局に肉声
◆2011/04/11 NIKKEI NET エジプト、ナジフ元首相を拘束 不正所得と収賄容疑
◆2011/04/11 NIKKEI NET カイロ中心部で反軍政デモ 軍評議会議長辞任求め
◆2011/04/11 asahi.com ムバラク前大統領、海外での蓄財否定 退陣後初の肉声
◆2011/04/11 毎日新聞 エジプト:検察、ムバラク氏を召喚 反政府デモ弾圧容疑
◆2011/04/12 NIKKEI NET エジプト外交官出身者、アラブ連盟局長に擁立
◆2011/04/13 NIKKEI NET ムバラク前大統領、心臓発作で入院
◆2011/04/13 NIKKEI NET ムバラク氏を拘束 エジプト、汚職・デモ弾圧の疑い
◆2011/04/13 cnn.co.jp ムバラク前大統領が入院 事情聴取中に心臓発作か
◆2011/04/13 yomiuri.co.jp ムバラク・前エジプト大統領、心臓不調訴え入院
◆2011/04/13 yomiuri.co.jp ムバラク前大統領を拘束…デモ弾圧・汚職容疑で
◆2011/04/13 asahi.com ムバラク前大統領が入院 「軍部の演出」と批判も
◆2011/04/13 asahi.com ムバラク前大統領を病院で拘束 15日間、息子2人も
◆2011/04/13 毎日新聞 エジプト:検察、ムバラク氏から聴取 息子2人拘束か
◆2011/04/14 NIKKEI NET ムバラク氏、19日にも出廷 カイロに移送検討
◆2011/04/14 cnn.co.jp ムバラク前大統領と息子2人を拘束 エジプト当局
◆2011/04/14 asahi.com ムバラク前大統領、19日にも法廷に 不正蓄財の疑い
◆2011/04/14 毎日新聞 エジプト:デモ弾圧容疑、ムバラク氏拘束 不正蓄財も捜査
◆2011/04/15 NIKKEI NET IMF、中東・北アフリカ支援検討 数十億ドル規模
◆2011/04/16 NIKKEI NET エジプト当局、ムバラク氏カイロ移送か 裁判にらみ
◆2011/04/16 NIKKEI NET エジプトの裁判所、旧与党に解党命令
◆2011/04/17 毎日新聞 エジプト:ムバラク政権の与党に解党命令
◆2011/04/18 毎日新聞 エジプト:検察、前首相ら起訴−−公金不正使用罪
◆2011/04/20 NIKKEI NET エジプト検察当局、前副大統領を聴取 デモ弾圧で
◆2011/04/21 cnn.co.jp 前大統領がデモ隊への発砲に関与、エジプト政変報告書
◆2011/04/22 NIKKEI NET エジプト前石油相を拘束
◆2011/04/23 NIKKEI NET ムバラク前エジプト大統領の拘置期間延長
◆2011/04/25 asahi.com ムバラク前大統領をカイロに移送へ エジプト検察当局
◆2011/04/26 毎日新聞 エジプト:消える「ムバラク」 全土で名称禁止判決
◆2011/04/26 毎日新聞 イラン:エジプトに急接近 国交回復へ イスラエル反発も
◆2011/04/27 cnn.co.jp ガス輸送パイプラインが爆発、原因不明 エジプト
◆2011/04/27 NIKKEI NET 中東・北アフリカ「経済、短期的に苦悩に直面」 IMF
◆2011/04/27 NIKKEI NET エジプトで天然ガス輸送管が爆発 イスラエル向け、テロか
◆2011/04/28 cnn.co.jp ムバラク氏の健康悪化、カイロへの移送中止 エジプト
◆2011/04/28 cnn.co.jp エジプトでデモ促したグーグル幹部が退社、NGO設立
◆2011/05/03 yomiuri.co.jp ファタハとハマス、エジプト仲介の和解案に署名
◆2011/05/04 NIKKEI NET パレスチナ、ファタハとハマスが統一政府樹立で合意
◆2011/05/05 NIKKEI NET パレスチナ分断解消へ ファタハとハマス、統一政府合意
◆2011/05/05 cnn.co.jp ファタハとハマス、合意文書に調印 パレスチナ
◆2011/05/05 cnn.co.jp ムバラク氏、有罪の場合は死刑もあり得る エジプト法相
◆2011/05/05 swissinfo.ch アラブ諸国の民衆革命 スイスは新たな対外戦略を決定
◆2011/05/05 jp.reuters.com 仏ソシエテ・ジェネラル、第1四半期利益は予想下回る
◆2011/05/06 NIKKEI NET ムバラク政権の閣僚に初の有罪判決 エジプト
◆2011/05/07 毎日新聞 NEWS25時:エジプト 元内相に禁錮12年
◆2011/05/08 NIKKEI NET エジプト首都で宗教勢力衝突、死者12人に
◆2011/05/08 asahi.com イスラム教徒と乱闘、コプト教会炎上 エジプト
◆2011/05/09 cnn.co.jp エジプトの宗教対立が暴動に発展、死傷者多数
◆2011/05/09 毎日新聞 エジプト:イスラム教徒、キリスト教会攻撃 12人死亡
◆2011/05/10 NIKKEI NET エジプト元観光相に有罪判決 不正取引などで
◆2011/05/11 cnn.co.jp エジプト前大統領の拘束延長、前観光相に禁固5年
◆2011/05/12 毎日新聞 NEWS25時:エジプト 元観光相にも有罪判決
◆2011/05/14 NIKKEI NET イスラエル副首相、「ムバラク後」のエジプト反動警戒
◆2011/05/14 NIKKEI NET エジプト、不正蓄財容疑で前大統領夫人の拘束命令
◆2011/05/14 NIKKEI NET 「逸脱行為は強硬に対応」 エジプト軍が声明
◆2011/05/14 yomiuri.co.jp エジプト前大統領夫人、不正蓄財容疑で拘束へ
◆2011/05/16 NIKKEI NET アラブ連盟事務局長にエジプト外相
◆2011/05/16 asahi.com アラブ連盟の新事務局長にエジプトのアラビ外相
◆2011/05/16 yomiuri.co.jp アラブ連盟事務局長にエジプト外相のアラビ氏
◆2011/05/16 毎日新聞 アラブ連盟:新事務局長にエジプト外相
◆2011/05/17 NIKKEI NET ムバラク前大統領夫人、個人資産を放棄 不動産など3億円弱
◆2011/05/18 NIKKEI NET ムバラク夫人を釈放 エジプト
◆2011/05/18 NIKKEI NET アルカイダ、暫定最高指導者を任命 アルジャズィーラ報道
◆2011/05/18 cnn.co.jp アルカイダ、指導者代理にエジプト軍出身の幹部を任命か
◆2011/05/18 asahi.com アルカイダ暫定指導者にエジプト人幹部か 米で報道
◆2011/05/18 yomiuri.co.jp アル・カーイダ、暫定指導者任命か…TV報道
◆2011/05/19 asahi.com ムバラク前大統領夫人を釈放 エジプト当局
◆2011/05/19 yomiuri.co.jp エジプト、ムスリム同胞団が新党結党届
◆2011/05/19 毎日新聞 米国:対エジプト・チュニジア、数十億ドル規模経済支援−−大統領表明へ
◆2011/05/19 asahi.com ビンラディン容疑者、中東革命を称賛 生前の録音声明で
◆2011/05/19 yomiuri.co.jp ビンラーディンの音声声明公開、殺害前録音か
◆2011/05/20 cnn.co.jp エジプト革命の死者は840人 アムネスティ
◆2011/05/20 毎日新聞 オバマ米大統領:中東政策 民主化へアメとムチ エジプトに20億ドル支援約束
◆2011/05/22 cnn.co.jp アルカイダのザワヒリ容疑者、サイトで声明発表
◆2011/05/23 NIKKEI NET エジプト証取にETF上場 来月初めて、個人呼び込む
◆2011/05/25 cnn.co.jp エジプトの街角で進む「脱ムバラク」作業
◆2011/05/25 NIKKEI NET 世銀、最大60億ドル支援へ エジプト・チュニジア向け
◆2011/05/25 NIKKEI NET ムバラク前大統領の起訴を決定 エジプト検察当局
◆2011/05/25 cnn.co.jp エジプト検察、前大統領を訴追 デモ参加者殺害などの疑い
◆2011/05/25 毎日新聞 エジプト:ムバラク前大統領を起訴
◆2011/05/25 毎日新聞 G8サミット:アラブ民主化支援、フランス主張へ 旧東欧復興策活用
◆2011/05/25 毎日新聞 世界銀行:民主化支援、エジプト・チュニジアに60億ドル拠出
◆2011/05/26 NIKKEI NET エジプト、ガザ封鎖を解除へ イスラエルの反発必至
◆2011/05/26 毎日新聞 エジプト:ガザ、出入り自由に 検問所開放、外交転換鮮明に
◆2011/05/27 時事ドットコム 「第2の怒りの日」に数千人=軍評議会への不満高まる−エジプト
◆2011/05/28 asahi.com G8、「アラブの春」支援で結束 融資・援助3.2兆円
◆2011/05/28 NIKKEI NET G8サミット「アラブの春」宣言 民主化へ200億ドル支援
◆2011/05/28 毎日新聞 G8サミット:「アラブの春」支持、付帯宣言採択へ 民主化支援、日本は産業育成で
◆2011/05/28 NIKKEI NET 未知のピラミッド17基「エジプト地中で発見」 米学者ら
◆2011/05/28 NIKKEI NET エジプト暫定政権が独自色 ガザ封鎖緩和・対イラン
◆2011/05/28 NIKKEI NET ムバラク氏らに73億円の罰金刑 ネット・電話遮断で
◆2011/05/29 asahi.com ムバラク氏らに罰金73億円 デモ封じのネット遮断で
◆2011/05/29 cnn.co.jp ムバラク前大統領ら3人に計73億円の罰金
◆2011/05/29 cnn.co.jp エジプト、ガザ境界の封鎖を解除 600人以上が通過
◆2011/05/29 毎日新聞 エジプト:ガザ封鎖緩和 移動の自由、住民歓喜 検問所開放、「アラブの春」象徴
◆2011/05/30 NIKKEI NET エジプト政変、観光に打撃 訪問客、11年は3割減の見通し
◆2011/05/30 毎日新聞 エジプト:軍政への不満高まる 革命後、市民5000人を収監 犠牲者への補償も遅れ


 
 
>TOP

ムバラク前大統領の資産凍結と出国禁止を命令 エジプト

2011.03.01 Tue posted at: 09:24 JST

カイロ(CNN) エジプトの司法長官は28日、ムバラク前大統領と家族の資産を凍結し、出国を禁止する命令を出した。

報道によると、命令はムバラク一族が銀行の隠し口座に総額2億エジプト・ポンド(約28億円)以上を蓄財していることを示す文書が元議員から提出されたことを受けた措置。この議員は複数の当局者の不正を告発した後、議席を失っている。

資産凍結を命じられたのはムバラク前大統領と妻、2人の息子夫婦とその子供。動産、不動産、株式、債券などの金融資産が対象になるという。

ムバラク前大統領は弁護士を通じ、巨額の蓄財があるという報道は「でっち上げであり事実無根のうわさ」だと否定した。

一方、文書を提出した元議員は「ムバラク一族による不正蓄財の動かぬ証拠」を司法長官に提出したと述べている。

ムバラク氏は18日間にわたった反政府デモの激化を受けて2月11日に辞任した。現在はシャルムエルシェイクの私邸に滞在しているとみられる。



 
 
>TOP

エジプト:ムバラク家の資産を凍結、出国禁止 検察、逮捕も視野

【カイロ大前仁】エジプト国営通信などによると、エジプト検察当局は28日、ムバラク前大統領の一家に対し、資産凍結と出国の禁止を決めた。ムバラク前政権の閣僚が国外移動を禁じられた後に次々と逮捕されており、検察がムバラク氏を含む一家の逮捕を視野に入れている可能性がある。

検察の広報担当者は、ムバラク前大統領一家の疑惑を捜査する間の一時的措置だと説明したが、疑惑内容には触れていない。検察はムバラク氏が退陣した直後から、アドリ前内相やマグラビ前住宅相らを汚職絡みの容疑で逮捕している。

毎日新聞 2011年3月1日 東京朝刊



 
 
>TOP

トルコ大統領、エジプト訪問へ 軍部との関係構築

2011/3/2 10:19

【カイロ=押野真也】トルコのギュル大統領は3日、エジプトを訪問する。ムバラク政権崩壊後に実権を握った軍部との関係構築が主な狙いとみられ、軍部の複数の幹部との会談を予定している。今後の両国の外交方針やリビア問題を中心とする中東・北アフリカ情勢などについても意見を交換するものとみられる。AFP通信が1日に伝えた。



 
 
>TOP

エジプト:憲法改正「19日に国民投票」 軍と青年団が面談

【カイロ大前仁】エジプトで実権を握る軍最高評議会は27日、民政移管の日程として、憲法条項改正に関する国民投票を3月19日に実施する考えを示した。評議会と面談した複数の青年団体幹部が明らかにした。国民投票の後、6月に人民議会(国会)選、8月か9月に大統領選を検討しているという。

実権を握った評議会は6カ月以内、もしくは大統領選の実施後に権限を返上する基本方針を示している。青年団体との面談では、評議会が大統領選前に権限を返上し、民主的な政体下で選挙を実施するかどうかについて明言を避けたという。

毎日新聞 2011年3月2日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト首相が辞任 「ムバラク側近」と批判強く

2011/3/3 23:41

【カイロ=花房良祐】ムバラク政権が崩壊したエジプトで3日、暫定的に実権を握る軍最高評議会はシャフィク首相の辞表を受理したと発表した。シャフィク氏はムバラク前大統領の側近との批判を浴び、退陣圧力が強まっていた。後任はシャラフ元運輸相が務める。民主化プロセスが遅いなどの批判が出始めていたため、軍が首相交代で沈静化を図った。

評議会が交流サイト「フェイスブック」で声明を発表した。シャラフ氏は2004〜05年に運輸相として入閣。前大統領の退陣を求めるカイロ中心部「タハリール広場」のデモに参加しており、軍は若者や野党勢力に受け入れられると判断したもよう。

ロイター通信によると、軍はこれまで憲法改正の国民投票を今月下旬、人民議会選挙を6月、その6週間後に大統領選挙を実施するなど民主化の行程表を、一部の野党勢力に表明している。

シャフィク首相はムバラク政権下で民間航空相を務め、政権末期に首相に就任。「ムバラク色」が強いとしてイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」など野党勢力は首相交代を求め、先月25日にカイロで抗議集会を実施していた。



 
 
>TOP

外相、12日にエジプトへ

2011/3/3 13:51

前原誠司外相は12日にエジプトを訪問する意向を固めた。ムバラク政権崩壊後、暫定統治を担う軍最高評議会の首脳らと会談する方向で調整している。同政権崩壊後、日本政府要人がエジプトを訪問するのは初めて。

外相は11日に日本を出発、12日にカイロ入りし、軍最高評議会幹部らと会談。13日に英国、14日に主要8カ国(G8)外相会合が開かれるフランスを訪れる方向で調整している。



 
 
>TOP

イラン艦艇、紅海へ 再びスエズ運河入り

2011/3/3 19:30

【ドバイ=松尾博文】ロイター通信によると、シリアを訪問していたイラン海軍の艦艇2隻が3日、地中海からスエズ運河に入った。同日中に紅海に抜ける見通し。イラン艦艇は2月22日に1979年のイラン革命以来、初めてスエズ運河を通過し、その後はシリアに入港していた。敵対するイスラエルはイランによる挑発として警戒を強めていた。



 
 
>TOP

エジプト:ムバラク氏ら、サウジ滞在か

【カイロ大前仁】2日付エジプト政府系紙アルアハバルは情報筋の話として、ムバラク前大統領が家族を帯同して、がん治療のためサウジアラビア北部タブークの軍基地に滞在していると報じた。先月11日に退陣した数日後に同地へ移動したという。ロイター通信によると、エジプトで実権を握る軍最高評議会は真偽の確認を避けている。

エジプト検察当局は2月28日にムバラク氏と一家の資産を凍結し、国外移動の禁止を命じている。

毎日新聞 2011年3月3日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト、国内情勢の回復強調−旅行業界と連携強化、渡航規制緩和めざす

2011年3月3日(木)

エジプト大使館は3月2日、メディア向け説明会を開催し、エジプト観光の現状と回復に向けた今後の方針を説明した。エジプト特命全権大使のワリード・アブデルナーセル氏は「主要な観光地やインフラに被害はなく、日本人を含む外国人への暴力行為も発生していない」と述べ、情勢の回復を強調した。

エジプト大使館エジプト学・観光局によると、ギザのピラミッドやエジプト考古学博物館など封鎖されていた観光地は現在復旧しており、国内の美術館、博物館も通常通り開館している。また、ルクソール、アスワン、アブシンベル、シャルム・エル・シェイク、ハルガダといった観光地は政情悪化の影響を受けていないという。

こうしたなか、同局日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランド観光参事官のイブラヒム・カリール氏によると、ヨーロッパを中心に世界各地でエジプトへの渡航規制が緩和傾向にあり、多くの国でシナイ半島のシャルム・エル・シェイクや紅海、アスワンを含む南エリアなどの渡航制限も解除された。ドイツやイタリア、フランス、イギリスなどからは、観光地へのチャーター便も運航しており、カイロへの観光客も戻りつつあるという。

一方、日本では、2月28日付でシナイ半島(紅海、スエズ湾、アカバ湾に面した沿岸地域を除く)以外の地域の渡航情報が「渡航の是非を検討して下さい」に引き下げられているが、大手旅行会社のパッケージツアー催行再開の目安となるのは「十分注意してください」。アブデルナーセル氏は旅行業関係各社との連携の成果としつつ、引き続き日本旅行業協会(JATA)や日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)、在日外国観光局協議会(ANTOR)などの各機関や、旅行会社、ツアーオペレーター等と連携し、渡航情報のさらなる引き下げを関係各所に働きかけていく考えを示した。

カリール氏によると、2010年の日本人観光客数は12万6000人強。日本はエジプトにとって非常に大きな市場の一つであることから、エジプトへの旅行需要回復のためにキャンペーンを実施する考えを示した。JATAやエジプト航空(MS)などの協力で現地視察ツアーを実施するほか、東京、大阪、名古屋、福岡でセミナーやワークショップの開催も検討しているという。また、新聞や各種メディアを活用した消費者向けキャンペーンも展開する考えだ。



 
 
>TOP

エジプト新首相、抗議集会で演説

2011/3/4 21:58

【カイロ=押野真也】エジプトのシャラフ新首相は4日、カイロ市内のタハリール広場で反体制派の抗議集会に参加し、「国民の様々な要求に応えていく」などと演説した。シャラフ氏は集会に参加することで「国民寄り」の姿勢をアピールし、国民の不満解消につなげる狙いがありそうだ。

金曜礼拝後、数千人が集会に参加し、政府に民主化の進展などを訴えた。シャラフ新首相は演説に先立ち、ムバラク政権打倒に向けた一連のデモで死亡した人々に哀悼の意を表明した上で「私は(首相としての)正統性を得るために来た」などと発言。群衆に支持を訴えた。

シャラフ氏はシャフィク前首相が3日に辞任したことを受けて新首相に就任。シャフィク氏の辞任の背景には、ムバラク前大統領の側近だったとの強い批判あり、シャラフ氏は「脱ムバラク体制」を掲げて支持を広げたい考えだ。



 
 
>TOP

エジプト首相が辞任、ムバラク前大統領は事情聴取へ

2011.03.04 Fri posted at: 09:15 JST

(CNN) エジプトを暫定統治する軍は3日、シャフィク首相が辞表を提出し、新首相にイサム・シャラフ元運輸相を任命したとフェイスブックで発表した。

一方、ムバラク前大統領らの不正を告発しているムスタファ・バクリ元議員によると、ムバラク氏は不正蓄財疑惑などに関連して来週カイロで事情聴取を受ける見通しとなった。同氏は現在、シャルムエルシェイクの私邸に滞在しているとみられる。

これに先立ち同国の司法長官は28日にムバラク前大統領と家族の資産を凍結し、出国禁止を命じていた。

報道によると、バクリ元議員はムバラク一族が銀行の隠し口座に総額2億エジプト・ポンド(約28億円)以上を蓄財していることを示す文書を検察当局に提出したとされる。



 
 
>TOP

イラン:海軍艦船、スエズ運河へ

【エルサレム花岡洋二】シリアに寄港していたイラン海軍艦船2隻が3日未明(日本時間同日午前)、地中海側からエジプトのスエズ運河に入った。同日中に紅海へ通過する予定だ。エジプト当局者がロイター通信に明かした。

毎日新聞 2011年3月4日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト:首相交代 若者の要求受け、軍側柔軟姿勢

【カイロ和田浩明】エジプトを暫定統治する軍最高評議会は3日、退陣したムバラク前大統領が任命した軍人出身のシャフィク首相が辞任し、後任に元運輸相のイサム・シャラフ氏(58)が就任すると発表した。シャフィク氏辞任はムバラク政権の名残払拭(ふっしょく)を求めていた若者グループの主要な要求の一つ。軍側は国民の要求に柔軟に対応する姿勢を改めてアピールした。

シャフィク氏はムバラク時代の民間航空相で、1月末に首相に就任。ムバラク氏が2月11日に辞任した後も留任していた。しかし、ムバラク退陣要求運動を主導した若者グループは前政権との決別を要求。軍最高評議会は同月22日に野党幹部を入閣させるなどの内閣改造を行ったが「シャフィク辞任」を求める声は続いていた。

若者グループ「4月6日運動」は首相交代に関する声明で「シャラフ氏は(デモの中心地だったカイロの)タハリール広場での座り込みにも参加していた」と歓迎。シャラフ氏は04〜06年に運輸相としてエジプトの交通インフラ改良などに取り組んだ。米国留学経験がありカイロ大で土木工学の教授として教えたこともある。

軍最高評議会は今回の首相交代を交流サイト「フェイスブック」で発表した。フェイスブックは若者グループらが情報発信などに活用しており、若者受けを配慮したとみられる。

毎日新聞 2011年3月4日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト、19日に国民投票 4日には市内でデモ

2011/3/5 0:16

【カイロ=押野真也】エジプトでムバラク前大統領退陣後に全権を掌握している軍最高評議会は4日、大統領の多選禁止や立候補要件の緩和などを定めた改正憲法案についての国民投票を19日に実施すると発表した。エジプトでは民主化プロセスが遅いなどの批判が出ており、軍部は投票を前倒しした。

4日の金曜礼拝後、カイロ市内のタハリール広場では数千人規模の反政府デモが発生。シャラフ新首相はデモに参加し、「国民の様々な要求に応えていく」などと演説した。シャラフ氏は集会に参加することで「国民寄り」の姿勢をアピールし、国民の不満解消につなげる狙いがありそうだ。

シャラフ氏はシャフィク前首相が3日に辞任したことを受けて新首相に就任。シャフィク氏の辞任の背景には、ムバラク前大統領の側近だったとの強い批判があり、シャラフ氏は「脱ムバラク体制」を掲げて支持を広げたい考えだ。



 
 
>TOP

エジプト前政権の閣僚が公判出廷

2011/3/5 23:17

【ドバイ=太田順尚】資金洗浄や汚職などに関与したとして拘束されたエジプトのアドリ前内相の初公判が5日開かれ、同被告が出廷した。ムバラク政権崩壊後、同政権幹部が出廷したのは初めてで、同政権の腐敗や抑圧などを追及する動きが本格化し始めた。

アドリ被告は内相の地位を利用し、業者から400万エジプトポンド(約5600万円)以上の不正な資金供与を受けたなどとされる。同被告は「そうした事実はない」と述べ、容疑を否定した。同被告に対しては、民主化要求デモを弾圧したことへの調査も進んでいる。



 
 
>TOP

(キーワード)ムバラク政権の崩壊

2011/3/6付

■ムバラク政権の崩壊 エジプトで1月25日に始まった反政府デモは、1981年にサダト大統領(当時)が暗殺された後、30年間も非常事態宣言を続けてきたムバラク大統領を、わずか18日間で退陣に追い込んだ。失業中の若者の焼身自殺を機に、チュニジアでベンアリ政権が倒れた政変が、アラブで最大の人口を抱える大国に波及した。強権政治で抑圧されてきた国民の怒りが、高い失業率や物価高への不満をきっかけに噴き出した。



 
 
>TOP

エジプト新内閣、外相交代へ 旧政権との決別強調

2011/3/7 10:22

【カイロ=花房良祐】ムバラク政権が崩壊したエジプトでシャラフ新首相は6日、主要閣僚を交代させる人事を固めた。2004年から外相を務める“大物閣僚”だったアブルゲイト氏を更迭し、元国際司法裁判所判事のエルアラビ氏を外相に充てるほか、内相や法相も交代させる。旧政権との決別を強調し、若者らの支持を得たい考えだ。ロイター通信などが報じた。

新内閣は実権を握る軍最高評議会の承認を経て近く発足する。同評議会議長のタンタウィ国防相は留任する。アブルゲイト氏はムバラク政権崩壊前にデモ隊を非難、同政権での閣僚経験も長く「ムバラク色」が強いとして更迭を求める声が高まっていた。シャラフ新首相は早くから前政権のデモ鎮圧を批判していたエルアラビ氏を起用することで、国民の理解を得られると判断したもよう。

内相には軍人出身のエサウィ氏が就く。国民の間では内閣にムバラク政権時代の閣僚が居残っていることに不満の声が出ており、カイロなどでデモが頻発。3日にシャフィク前首相が退陣に追い込まれた。



 
 
>TOP

エジプト新首相、外相や内相など主要閣僚を指名

【カイロ=長谷川由紀】エジプトのシャラフ首相は6日、外相、内相など主要閣僚を指名した。

ロイター通信などが伝えた。ムバラク政権崩壊後の暫定統治を担う最高評議会の承認を経て就任する。

外相には、国連大使や国際司法裁判所判事を歴任したナビル・アラビ氏を指名した。アラビ氏は、イスラエルとの和平交渉に当たった経験があり、1979年に締結した平和条約の堅持を支持する立場とされる。

野党・反体制勢力の一部は、ムバラク前政権崩壊後も首相や大半の閣僚が続投していたことに強く反発した。軍最高評議会は3日、シャラフ氏を新首相に指名して組閣を命じていた。

(2011年3月7日10時44分 読売新聞)



 
 
>TOP

From:エジプト デモ支えた政治的希求

内戦状態に陥りだしたリビアと違って、エジプトの民主化は、暫定政府の首相が元軍人から文民出身に交代し、2週間後に憲法改正の国民投票が予定されるなど、今のところ漸進的なプロセスを歩んでいるようだ。

反政府デモがムバラク前大統領を辞任に追い込んだ前後の約3週間、カイロで取材した。印象的だったのは、多くのエジプト人が「自分たちもやればできる、と分かったことが一番うれしい。自信と誇りを持てた」と喜びを語ったことだ。

民衆のうねりが最高潮に達した2月10、11日の晩、デモの拠点となったカイロ市中心部のタハリール広場の光景を思い出す。高揚する数十万人でひしめいた一見無秩序な人波は、笑顔で「マスル!」(アラビア語でエジプトの意味)と声を掛けながら進路を譲り合い、不思議な秩序を作り出していた。「自信と誇り」の一つの表れだろう。

広場には、その場で即席ポスターに思い思いのスローガンを掲げる人、手作りのビラを配る人がたくさんいた。「言いたいことがあって来た」という女子高生から高齢者まで、口角泡を飛ばし激論を交わしている。

「古代ギリシャのポリスとは、こういう空間だったのだろうか」という遠い空想さえ誘い、さしずめ「民主主義の学校」とでも呼びたくなる様相を呈していた。

デモに初期から参加したという人たちに理由を尋ねると、異口同音に語るのは、政権の腐敗・不正への憤り、おかしいと思っても政府を替える手段を持っていない政治的閉塞(へいそく)感についてだ。

経済評論家たちが訳知りに「引き金になった」と解説する食料高騰は、尋ねれば不平もこぼすが、デモ参加の理由に挙げた人はいない。経済(=下部構造)で政治事象を規定する20世紀型の旧思考は厳に自戒したい。

治安部隊に365人が殺され、5000人余が負傷しても、なお広場に多数が居座り、日増しに膨れあがった精神的頑強さは、「正義」や「自由」といった政治的動機からでないと生まれてこないのかもしれない。

指導者も組織も理論も欠いた民衆の勝因は、ケタ違いの人数が、予想を超える速さで集結したからだ。インターネットの威力だが、ツイッターやフェイスブックは断片情報で、きっかけしか提供しない。ネットはしょせん道具であり、政治的権利への希求がなければ勝利はあり得なかった。

さて、ムバラク退陣が「革命」と呼ぶに値するかどうかは、なお予断を許さない。革命とは、政体の転換である。非常事態令解除や民主的選挙は当然、その後の全面改憲で真価が決まる。「誇りや自信」を喜ぶ人々は、政治的にあまりに純朴で、軍政の限界や国軍の既得権を議論する素地をほとんど持ち合わせていない。エジプトの民主化には、まだ歳月を要するように思われた。【伊藤智永】

毎日新聞 2011年3月7日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト:デモ隊、国家保安局進入 機密書類を確保

【カイロ和田浩明】エジプトのムバラク前政権による国民弾圧の象徴だった国家保安情報局の本部に5日、同局の解体を求めるデモ隊が進入した。「機密書類の焼却を止めるため」(関係者)という。同局施設に対するデモは北部アレクサンドリアなど国内各地で起きており、「旧体制の残滓(ざんし)」として国民の怒りの標的になっている。

ムバラク前政権の排除を主導した若者グループ「4月6日運動」などによると、カイロ近郊の国家保安情報局本部から煙が上がり、「過去の悪行に関する記録を焼却している」と考えた民主活動家や市民ら数百人が現場に集結。建物を取り囲んで書類の保全を要求した。軍が説得にあたったが、デモ隊は建物内に進入し各種書類を確保したとみられる。

毎日新聞 2011年3月7日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト:新内閣発足 外務など主要ポスト交代

【カイロ和田浩明】軍最高評議会が暫定統治するエジプトで7日、シャラフ新首相を首班とする新内閣が発足した。外務、内務などの主要閣僚が交代し、ムバラク前大統領を退陣に追い込んだ若者グループの要求を受け入れた陣容。ただ、「親ムバラク」とされる閣僚も残留し、批判が出る可能性もある。

新外相には元国際司法裁判所判事のナビル・アラビ氏が就任した。同氏はイスラエルとの平和条約を維持する考えを表明しているが、パレスチナ自治区ガザ地区の封鎖については批判的とされる。

イスラエルやその後ろ盾の米国は、中東和平交渉などで親米路線を維持してきたエジプトの外交政策が変化する可能性に懸念を示しており、アラビ氏がどのような方向性を打ち出すか注目される。

新内相のマンスール・イサウィ氏は元警察幹部だが、前政権下で国民弾圧の象徴だった国家保安情報局の権限を制限し、テロ対策に集中させるとの考えを示している。

毎日新聞 2011年3月8日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト・シャラフ新内閣発足 チュニジアでも新政権

2011年3月8日1時55分

【カイロ=玉川透】民衆デモでムバラク大統領が辞任したエジプトで7日、シャラフ首相を首班とする新内閣が発足した。外相にはナビル・エルアラビ元国連大使、内相にはマンスール・イサウィ氏がそれぞれ起用された。

シャラフ氏はカイロ大工学部教授や交通相を歴任。ムバラク政権退陣後、暫定内閣のシャフィク首相が辞任したのに伴い、後任に指名された。

チュニジアでも同日、新内閣が発足し、カイドセブシ首相が就任した。



 
 
>TOP

「議会主導の共和制めざす」エジプト憲法改正委員長会見

2011年3月8日3時12分

【カイロ=石合力】エジプト憲法改正委員会のビシュリ委員長が6日、朝日新聞記者との単独インタビューに応じた。ムバラク前政権時代の権力構造を「大統領による国家の私物化だった」と指摘。大統領権限を議会がチェックする議会主導型の共和制を志向しながら、権力バランスを取るべきだとの考えを示した。

改憲委は2月末に大統領の任期短縮(6年から4年)、3選禁止、副大統領の常設化など大統領の権限縮小や、与党に極めて有利な大統領選立候補資格の緩和などを盛り込んだ改憲案を提示。19日に国民投票にかけられ、過半数の同意で承認される。民衆革命後のエジプトによる大統領権限の縮小は、指導者に権力が集中する中東諸国の権力構造のあり方に影響を及ぼす可能性がある。

ビシュリ氏は「改憲案では一定期間内に副大統領を指名することや、非常事態宣言に人民議会の同意を必要とすることなどを盛り込んだ」と述べ、大統領に全権が集中する現行の憲法を軌道修正したことを強調。一方で「エジプトの人民議会は、米連邦議会のようなチェック機能を果たしていない」とも指摘。大統領と議会の権限のバランスをどう取るべきか、新大統領の下での新憲法づくりで国民的な議論を進めるべきだと話した。新憲法では、大統領、議会、司法の三権が相互にチェックする三権分立の集団指導体制が望ましい、との個人的見解も示した。有権者の直接選挙で選ぶ大統領制のあり方について「改憲案では維持したが、新憲法では議論の対象になる」と述べた。

宗教を基盤とする政党の設立を禁止する条文は今回の改正項目には含まれていない。最大のイスラム勢力ムスリム同胞団が結成する政党「自由公正党」について「憲法では国の宗教をイスラムと規定しており、必ずしも違憲にはならない」と述べ、一定の制約のもとに宗教政党が認められる可能性を示した。

大統領立候補資格には「外国人と結婚していない」という項目が追加された。特定の候補を排除するためとの批判に対して「我が国では大使や、中尉以上の軍幹部にも適用されている。外交、軍のトップである大統領も当然従うべきだ。世論のコンセンサスもある」と反論した。

改憲委は革命後の全権を握る軍最高評議会が指名した判事や大学教授ら8人で構成。改憲案の発表で任務を終えた。ビシュリ氏は、行政訴訟を扱う国家評議会の元判事で法曹界の重鎮。



 
 
>TOP

エジプト新内閣発足、外相に元国連大使

【カイロ=長谷川由紀】エジプトのシャラフ首相を首班とする新内閣が7日、発足した。

外相には元国連大使のナビル・アラビ氏、内相には元警察幹部のマンスール・エサウィ氏が就任するなど主要ポストは顔ぶれを一新した。

しかし、腐敗が取りざたされるムバラク前大統領時代の閣僚も一部残っており、反体制勢力が反発する恐れもある。

政権崩壊後の暫定統治を担う軍最高評議会は、6か月以内の民政移行を目指し、準備を進めている。

(2011年3月8日13時19分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト新内閣発足 シャラフ首相が演説

2011.03.08 Tue posted at: 16:15 JST

カイロ(CNN) 先月ムバラク政権が崩壊したエジプトで7日、シャラフ新首相が率いる新内閣が発足した。首相は演説で、若者や女性、外国在住者ら幅広い層に政治参加を求めた。

シャラフ首相は若者に「革命勢力の真のメンバー」と呼び掛け、新政権の目標として女性議員の増加などを掲げた。また「以前よりさらに力強い経済」に向けて基礎を築くと表明した。

首相はさらに、イスラエルとの1979年のキャンプデービッド合意を含む国際協定を受け継いで順守する方針を改めて強調した。

最後に報道陣に対し、ジャーナリストは「無政府状態を招く真実」ではなく、正義につながる真実を追求すべきだと述べた。

これに先立つカイロ市内での式典で、ナビル・エルアラビ外相、マンスール・イサウィ内相ら新閣僚が、タンタウィ軍最高評議会議長の下で就任宣誓した。



 
 
>TOP

コプト教徒とイスラム教徒衝突 11人死亡 エジプト

2011年3月9日20時41分

【カイロ=玉川透】エジプトの首都カイロで8日、キリスト教の一派コプト教徒とイスラム教徒との間で数千人規模の衝突があり、ロイター通信などによると、少なくとも11人が死亡、110人が負傷した。

治安当局者によると、先週、カイロ郊外のコプト教会がイスラム教徒によって放火された事件をきっかけに8日夜、数千人のコプト教徒がカイロ市内の数カ所で地位改善を求めるデモを行い、一部が暴徒化。道路をタイヤや車で封鎖したことから、イスラム教徒との殴り合いや投石に発展し、衝突は4時間近く続いた。死者の大半がコプト教徒とみられる。

同国では、コプト教徒が人口約8千万人の1割近くを占め、政府に信教の自由の保証などを要求。大半を占めるイスラム教徒ともしばしば衝突が起きている。今年1月1日には、アレクサンドリアのコプト教会前で自爆テロがあり、20人以上が犠牲になった。



 
 
>TOP

エジプトで機会均等訴える集会、男性側から反発も

2011.03.09 Wed posted at: 09:30 JST

エジプト・カイロ(CNN) エジプトの首都カイロで国際女性デーの8日、男女の平等や機会均等を訴える集会が開かれ、男女約1000人が参加した。

主催者側は「ミリオンウーマンマーチ」を呼び掛け、性別、宗教、階級の区別なく、すべての国民に公平で均等な機会を与えるよう訴えた。

一方、これに反発するフェミニスト反対派も集まり、「男は男、女は女。それが変わることはない。自分のいるべき家へ帰れ」と叫ぶ男性もいた。

インターネットの交流サイト、フェイスブックでこの日の集会を呼び掛けた主催者は、ムバラク政権を倒した2月の反政府デモで女性が果たした役割に触れ、「真の戦いの場に男女の区別はない」と指摘。反政府デモに参加した女性たちは、警察の催涙ガスや銃弾に身をさらしたと振り返った。

さらに「革命の初日以来、エジプト国民が破った障壁の1つが家父長制による支配だった」「(家父長制は)長年の間、エジプト社会を締め付けてきた。それを最も痛切に感じていたのが女性だった」とも述べ、1月に始まったデモで「エジプトの女性たちは不当な支配に抵抗し、家父長的な政権を倒して自分たちと自国を解放するために戦った」と指摘した。

同国の女性団体が2008年にまとめた統計によると、エジプトでは外国人女性の98%、エジプト人女性の83%が性的嫌がらせの被害に遭っている。2月には反政府デモの混乱が広がる中、タハリール広場で取材していたCBSの女性記者が暴行される事件も起きた。



 
 
>TOP

エジプト大統領選、エルバラダイ氏も出馬表明

2011年3月10日20時36分

【カイロ=石合力】エジプトの民主化指導者で国際原子力機関前事務局長のモハメド・エルバラダイ氏(68)は9日、地元テレビ番組に出演し「立候補資格の扉が開けば、自分自身も立候補するつもりだ」と述べた。

今年後半にも実施される大統領選では、ムーサ元外相(アラブ連盟事務局長)が出馬を表明している。エルバラダイ氏は、大統領立候補規定の緩和などを盛り込み、19日に実施される憲法改正案の国民投票について「改正ではなく、新憲法を作ってから大統領選を実施すべきだ」と述べ、反対する意向も示した。



 
 
>TOP

エルバラダイ氏、エジプト大統領選に出馬表明

【カイロ=大内佐紀】ノーベル平和賞受賞者で、国際原子力機関(IAEA)の前事務局長ムハンマド・エルバラダイ氏(68)は9日、エジプトの民間テレビに出演し、反体制デモにより辞任に追い込まれたエジプトのムバラク前大統領の後継を決める次期大統領選に立候補する意向を表明した。

エルバラダイ氏は「立候補の受け付けが始まれば、自分の名前を届け出る」と述べた。

(2011年3月10日11時16分 読売新聞)



 
 
>TOP

エルバラダイ氏、エジプト大統領選に出馬表明

2011.03.10 Thu posted at: 09:46 JST

カイロ(CNN) エジプトの反政府勢力指導者でノーベル平和賞受賞者のモハメド・エルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長が9日、民放テレビ局のONTVで次期大統領選への出馬を表明した。

エルバラダイ氏はこの中で、現行の憲法は廃止して新憲法を制定する必要があると主張。選挙運動では全国民、特に貧困層への教育と医療の普及に力点を置くと表明した。

これに先立つ8日、首都カイロ中心部のタハリール広場では反政府デモの参加者が刃物や火炎瓶などで武装した集団に襲われる事件が相次いだ。

反政府運動側によると、襲撃は9日に入っても続き、少なくとも44人が負傷したという。タハリール広場は2月にムバラク政権を崩壊させた反政府デモの中心地で、現在でもデモ隊が野営している。デモ隊を襲ったのはムバラク政権の残党の治安組織を支持する集団だと反政府運動側はみている。

同広場では9日午後も銃声が響いた。



 
 
>TOP

エジプト:宗教対立再燃、カイロで衝突 8人死亡

【カイロ和田浩明】エジプトの首都カイロで8日、多数派のイスラム教徒が少数派でキリスト教一派のコプト教徒と衝突し、コプト系弁護士などによると9日までに少なくともコプト教徒8人が死亡し150人が負傷した。AP通信は治安当局や病院関係者の話として11人が死亡したと報じている。両宗教の対立はムバラク前政権の退陣劇で一時的に収まっていたが、再燃しつつある。

カイロ近郊では4日にコプト教会が焼き打ちされ2人が死亡する事件が起き、それに抗議してコプト教徒は8日、カイロ中心部でデモを行い、北部で道路を封鎖。ところが、イスラム教徒と投石合戦となり衝突に発展した。ムバラク前大統領を2月に退陣に追い込んだ民衆蜂起では両教徒は共闘するなど、一定の関係改善も見られていた。

毎日新聞 2011年3月10日 東京朝刊



 
 
>TOP

コプト教徒数千人がデモ、差別待遇などに抗議 カイロ

2011.03.12 Sat posted at: 14:38 JST

カイロ(CNN) 目撃証言などによると、エジプトの首都カイロにある国営放送の建物周辺で11日、 キリスト教の一派コプト教徒数千人が抗議デモを行った。混乱の発生などは伝えられていない。

コプト教徒による抗議行動はこれで7日連続。社会での差別や国営メディアが同教徒の苦境を報じないことなどがデモの動機となっている。

コプト教徒とイスラム教徒の反目は長く続いており、両派の衝突も過去に発生している。今月8日の衝突ではコプト教徒13人が死亡している。カイロ南部のコプト教会が焼かれたことが原因だった。

エジプトではムバラク政権を打倒した民衆蜂起後、コプト教徒は地位改善や信教の自由などの要求を強めている。



 
 
>TOP

「9・11」後の10年:第2部 イスラム社会の苦悩/2 ガザ内部、深まる対立

◇アルカイダの影響拡大懸念

エジプトで反政府デモが激化した1月末、混乱に乗じ囚人2万人以上が脱獄した。その中にはパレスチナ自治区ガザ地区の武装勢力も数多く含まれ、エジプト国境の非合法トンネルをくぐって逃げ帰ったとされる。

2月末、記者はそのうち2人と会った。2人は対イスラエル闘争などを巡って反目する組織に属し、この10年で深まったガザ内部の対立を象徴していた。

 ◇    ◇

イスラム過激派組織「イスラム軍」のハッサン・ワシェハ氏(27)は、ガザ地区のアルブレイジ避難民キャンプにある自宅で、3歳の長男をひざに乗せて語り始めた。

07年10月、イスラエルで自爆するために爆発物を体に巻いて経由地エジプトに入り、逮捕された。拷問を受け、太陽の見えない独房に拘禁され続けた。「自爆はいずれやる。これが我々の抵抗だ。考えは変わらない」と言った。

「考え」とは、世界中でイスラム法による統治を確立させ、日常生活でも宗教に厳格な「サラフィ主義」を絶対化させること。権力には執着しない。

これは思想的に国際テロ組織アルカイダと一致する。ガザにはこうした組織が複数育ち、イスラム軍はそのうち最大組織だ。

逃げ帰ったもう1人、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」のアイマン・ヌフェル氏(37)は、「アルカイダの影響は排除すべきだ」と強調した。

08年1月、エジプト国内で武器不法所持容疑で逮捕された。服役中、ハマスが人質にとるイスラエル兵の監禁場所について尋問され、拷問も受けた。エジプト、イスラエル両国の連携が見て取れた。

しかし、刑務所では、アルカイダ的思想に染まった囚人たちがあまりにも多くいた。「エジプトはシナイ半島をコントロールできなくなっている。アルカイダが投資すれば、それに応える人々が、既に育っている。ガザへも波及する」

イスラエルは米国の「対テロ戦」を手本とし、ガザ攻撃やハマス幹部暗殺を強化した。しかし、軍事的に劣るハマスは「占領軍からの解放」という地域限定の目標を強調し、アルカイダとは一線を画してきた。06年にはパレスチナ評議会(国会に相当)選に参加。非公式停戦にも応じ、「無秩序に攻撃しかねない勢力を取り締まっている」と主張してイスラエルとの対話も模索してきた。

しかし、改善しないままの生活苦で、住民には、武装抵抗を捨てたように映るハマスの姿勢に失望感が広がっている。そこに中東政変という不安定要素が加わり、路線対立の激化が懸念されている。

ワシェハ氏は2年前、15歳の弟をハマスに殺されたと語り「ハマスとは決着をつける」と言い放った。

 ◇    ◇

イスラエルが「テロとの戦い」を掲げる一方、ハマスは穏健化していった。ガザではハマスより過激なアルカイダ的組織が人々の不満を吸収し、力を蓄えつつある。【「9・11後の10年」取材班】=つづく

毎日新聞 2011年3月12日 東京朝刊



 
 
>TOP

反政府派集会のラクダ乱入事件、前議員逮捕 エジプト

2011.03.13 Sun posted at: 16:08 JST

カイロ(CNN) エジプトの検察当局は12日、ムバラク前大統領退任につながった今年1〜2月の民衆蜂起で馬やラクダに乗った前大統領派が反政府派の集会に乱入した事件に関連し、前与党の国民民主党に所属する人民議会議員だった2人を、襲撃を画策した容疑で逮捕したと発表した。

襲撃は首都カイロのタハリール広場で起きたもので、前大統領辞任を要求する集会に突っ込んでいた。この事件以降、反政府派と前大統領派との衝突が拡大し、ムバラク政権崩壊に結び付いていた。

ラクダなどに乗った男たちの一部は反政府派に引きずり下ろされ、殴られていた。男たちにはピラミッド周辺で外国人観光客を相手に商売していたラクダ使いも含まれ、政変で観光客が激減し、反政府派に反発していたともされる。



 
 
>TOP

米国務長官、エジプト首相らに民政移行支援表明

【カイロ=山口香子】エジプト訪問中のクリントン米国務長官は16日、エジプトの暫定統治を担う軍最高評議会のタンタウィ議長やシャラフ首相と会談し、米政府として民政移行を後押しする立場を表明した。

長官は、民衆蜂起の舞台となったタハリール広場を訪問。その後の首相との会談で「広場での出来事を現実のものにするため、米国はいかなる支援の用意もある」と述べ、19日に行われる憲法改正案についての国民投票など、今後の政治日程について意見を交換した。

同長官は17日には、チュニジアを訪問する。

(2011年3月16日22時02分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト:国家保安情報局、解体

【カイロ和田浩明】エジプト内務省は15日、ムバラク前政権による国民弾圧の象徴だった国家保安情報局を解体すると発表した。解体は、ムバラク氏を退陣に追い込んだ民衆蜂起参加者らの主要要求項目の一つだった。

7日に就任したイサウィ内相が同局を廃止し、「憲法と人権・自由の原則」に基づいてテロ対策などにあたる新機関の設置を決めた。民衆蜂起を主導した若者グループなどは、今回の措置を歓迎しているが、弾圧に関与した関係者の訴追や、被害者への補償も実施すべきだ、と主張している。

ムバラク体制下では国家保安情報局などの治安機関による令状なしの逮捕や裁判なしの長期拘束、拷問や言論規制が頻発した。

毎日新聞 2011年3月17日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト:憲法改正、あす国民投票 割れる民意、承認は不透明−−大統領権限規制

【カイロ和田浩明】軍最高評議会が暫定統治するエジプトで19日、憲法改正の是非を問う国民投票が実施される。これまでの強大な大統領権限を一定程度規制し、軍政が目指す今秋までの民政移管を踏まえた暫定的改正だ。ムバラク前大統領退陣を主導した若者グループは改正に反対する一方、最大野党勢力の穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」は賛成するなど国民の意見は分かれており、承認されるか不透明な情勢だ。

憲法の改正案は軍最高評議会が任命した改憲委員会が2月に発表した。主な内容は▽大統領任期を現行の1期6年から4年に短縮、最長2期に制限▽大統領立候補資格の一部変更▽司法府による選挙管理の徹底▽非常事態令の導入・延長の厳格化▽新憲法起草委員会の設置−−など9項目。有権者は18歳以上の約4500万人で、早ければ翌日にも結果が判明する見通し。

軍最高評議会は改正が承認されれば、6月に人民議会(国会)選、8月か9月に大統領選挙を実施する計画を提示している。

しかし、憲法改正には反対意見も多い。若者グループの一つ「4月6日運動」は「大統領権限の規制が不十分だ」として反対票を投じると明言。大統領選に立候補する意向のムーサ・アラブ連盟事務局長やエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長も反対姿勢を示している。

これに対し、昨年の人民議会選で敗退するまで系列議員が議席の2割を占めていたムスリム同胞団は賛成している。最高幹部の一人ハイラット・アッシャータル氏は毎日新聞の取材に「改憲と選挙を実施し早期の民政移管を実現することが重要」と語った。

国民投票で改憲案が否決された場合、軍最高評議会は現在停止中の憲法に代わる布告を出して国会・大統領選を実施する意向だが、その場合、選挙時期は年末から来年初頭にずれ込む。

毎日新聞 2011年3月18日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプトで国民投票始まる 大統領多選禁止など憲法改正案

2011/3/19 18:56

【ドバイ=太田順尚】エジプトで19日、大統領の多選禁止や任期短縮などを盛り込んだ憲法改正案の是非を問う国民投票が始まった。軍最高評議会が暫定統治するエジプトの民政移行への重要な一歩となるが、国民の間で賛否は割れており、承認されるかどうかは不透明な情勢。早ければ20日にも結果が判明する。

改正案は大統領任期をこれまでの1期6年から4年とした上で3選を禁じることや、野党候補の出馬を阻んできた立候補要件の緩和、非常事態宣言の発令・運用の厳格化などの9項目からなる。軍最高評議会は改正が承認されれば、6月に人民議会(国会)選、8月か9月の大統領選を予定する考えだ。

早期選挙を望む穏健派イスラム原理主義組織のムスリム同胞団などは改正案に賛成している。だが反政府デモを主導した若者グループや大統領選出馬の意向を表明したエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長、ムーサ・アラブ連盟事務局長らは大統領の権限の制限が不十分だとして反対している。



 
 
>TOP

エジプトで憲法改正巡る国民投票 結果は微妙な情勢

2011年3月19日23時9分

【カイロ=貫洞欣寛】エジプトで19日、大統領任期を最長2期8年とすることなどを盛り込んだ憲法改正案の是非を問う国民投票が行われた。30年にわたったムバラク政権の崩壊後、民意を問う初の機会で、民主化に向けた重要なステップだ。民主化要求デモを主導した旧野党勢力の間で賛否は分かれており、承認されるかどうかは微妙な情勢だ。

実権を握る軍最高評議会は憲法改正を経て、8月までに次期大統領選と人民議会(国会)選を行い、民政移管するとしているが、否決されれば軍が進めるロードマップ(行程表)に影響を及ぼす可能性がある。

ムバラク政権が強権支配を続けた背景に、与党候補に極端に有利な大統領選挙制度があったとして、改正案では、立候補資格が緩和され、これまでほぼ不可能だった野党や無所属からの立候補ができるようにした。任期を6年から4年に短縮、3選は禁止となっている。

改正案に対し、エジプト最大の旧野党勢力ムスリム同胞団は「民主化の第一歩」として賛成を呼び掛けるキャンペーンを展開した。一方、民主化要求デモを主導した青年グループ「4月6日運動」や、次期大統領選に立候補を表明したアラブ連盟のムーサ事務局長(元エジプト外相)らは「大統領の権限の制限などに触れておらず拙速で不完全」として反対票を投じ、否決することで民主化プロセスをやり直すよう訴えた。

有権者は18歳以上の約4500万人。即日開票され、21日にも結果が発表される予定だ。



 
 
>TOP

暴漢がエルバラダイ氏を襲撃、エジプト国民投票

2011.03.20 Sun posted at: 16:17 JST

カイロ(CNN) エジプトで19日に実施された憲法改正案の是非を問う国民投票で、次期大統領選への出馬を表明した国際原子力機関(IAEA)前事務局長のモハメド・エルバラダイ氏の車が首都カイロの投票所近くで暴漢に襲われる事件があった。同氏の兄弟アリ・エルバラダイ氏がCNNに明らかにした。

アリ氏によると、前事務局長を非難するスローガンを叫ぶ複数の暴漢が車に投石し、モハメド氏が投票所に入るのを阻止した。このため前事務局長は投票出来なかったという。国民投票は19日夕に終了した。

前事務局長は簡易投稿サイト「ツイッター」で襲われた時の様子を説明し、「家族と共に投票所へ出掛けたが組織された暴漢に襲われ、車が石で壊された。法と秩序の不在の中で投票は無責任な行為」と述べた。また、国民投票の公式監視員として投票所にいた自らの選挙対策陣営の女性2人が拘束された事実も明らかにした。投票の円滑な運営に当たった軍の報道担当者は、前事務局長の車襲撃事件の情報は届いていないとし、投票で暴力や衝突の発生はなかったと述べた。

国民投票が実施された憲法改正案には、大統領任期を最長で2期8年にする案や司法機関による選挙監視などが盛り込まれている。長期強権支配を続けたムバラク前大統領が反政府デモの高まりで今年2月に辞任した後、民意を初めて問う投票となった。同国は今年、人民議会(国会)選挙と大統領選も予定している。

野党勢力は国民の要求を満たしていないと憲法改正案を批判している。今回の投票についても、組織力がある最大の旧野党勢力ムスリム同胞団や旧与党の国民民主党に有利との不満も強い。



 
 
>TOP

エジプト:改憲国民投票開始 民主化指導者らは反発

【カイロ和田浩明】軍最高評議会が暫定統治するエジプトで19日、大統領の任期制限や非常事態令の適用の厳格化を盛り込んだ憲法改正案の国民投票が始まった。早期の民政移行に向けた最初のステップ。

だが、ムバラク前大統領を退陣に追い込んだ民衆蜂起を主導した若者グループや民主化指導者らは「大統領権限の制限が不十分」と反発している。

投票は全国約5万4000カ所の投票所で午前8時から開始。カイロ市内の投票所には有権者らが長い列を作り、政治参加への強い関心がうかがわれた。賛成票を投じたというハイザム・カマルさん(23)は「否決されれば軍政が長引く。早期に民政に移管すべきだ」と語った。

選挙監視は司法関係者や人権団体などが実施。有権者(18歳以上)総数は約4500万人で、結果判明は20日以降の見込み。

大統領選に出馬する意向を示しているアラブ連盟のムーサ事務局長はカイロで反対票を投じたことを明らかにしたうえで「民主的手続きの成功には国民皆の協力が必要。投票がどんな結果になっても尊重されるべきだ」と語った。

毎日新聞 2011年3月20日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト、国民投票で憲法改正承認 大統領任期を制限

2011/3/21 5:33

【カイロ=共同】エジプトで19日行われた憲法改正案の是非を問う国民投票の管理委員会は20日、大統領任期を最大2期8年に制限することなどを盛り込んだ憲法改正案が77%の賛成多数で承認されたと発表した。投票率は約41%だった。

憲法改正は、ムバラク政権崩壊後の暫定統治を担う軍評議会が示した民政移行プロセスの第一歩。政権崩壊後の混乱を収束させ、速やかに民政に移行する道を国民の多数が選択した結果といえる。

6月の人民議会(国会)選、8〜9月の大統領選実施がほぼ確実になったが、改正案に反対した勢力はこうした日程そのものに批判的で、不安定な政局が続きそうだ。



 
 
>TOP

エジプト憲法改正、国民投票で77%賛成

2011/3/21 17:10

【カイロ=花房良祐】エジプトで19日に実施された憲法改正案への賛否を問う国民投票の結果が20日発表され、賛成票が有効投票数の約77%に達し改正案は可決された。投票率は約41%だった。

ムバラク政権崩壊後に実権を握った軍最高評議会の進める民主化プロセスを国民が承認した形で、今年夏にも実施される人民議会選挙(国会に相当)と大統領選に向けて大きく前進した。

改憲で大統領の任期は最長で2期8年に制限される。憲法には大統領選の立候補要件の緩和なども盛り込まれ、無所属候補も出馬しやすくなる。

今回の改憲を巡っては、議会選や大統領選の早期実施につながり、旧政権与党を利するとの見方から、反政府デモを主導した若者らが反対する一方、最大野党のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団は賛成。国内で賛否が分かれていた。



 
 
>TOP

エジプト改憲案承認、国民投票で賛成77%

【カイロ=田尾茂樹】エジプトのムバラク政権崩壊を受け、19日に行われた憲法改正案の是非を問う国民投票について、国民投票管理委員会は20日夜、77・2%の賛成多数で改正案が承認された、と発表した。

これにより、大統領の任期制限などが実現。民衆蜂起で約30年にわたる独裁体制を倒したエジプトは、民主化への第一歩を踏み出した。

改正案は計11項目。多選を防ぐ規定がなかった大統領任期は1期6年から4年に短縮され、2期までに制限される。250人以上の議員推薦を義務付けて与党候補以外の大統領選出馬を事実上、阻んできた立候補要件については、有権者3万人以上の推薦でも出馬が可能などとし、無所属候補にも道を開いた。

不正が横行していた人民議会(国会)選挙では司法機関による監視制度を導入し、大統領が自由に宣言できた非常事態も、人民議会の同意を義務付けた。

(2011年3月21日23時33分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト国民投票、憲法改正を承認 6月に議会選実施へ

2011.03.21 Mon posted at: 10:18 JST

エジプト・カイロ(CNN) エジプトで19日に行われた憲法改正の是非を問う国民投票は、開票の結果、改正案が賛成対数で承認され、6月に人民議会(国会)選挙が実現する見通しとなった。投票管理委員会が20日に発表した。

管理委員会トップのマハムード・アティヤ裁判官は「エジプト国民が自らの運命を決めたことを誇りに思う。19日の国民投票は全段階で公正かつ透明に行われた」と述べた。

開票の結果、投票数1836万6764票のうち、賛成は1419万2577票、反対は417万4187票だった。これにより、年内に人民議会選と大統領選が実施されることになる。

改正案には、大統領の任期を最長で2期8年にする案や、国民投票で延長が認められない限り非常事態法は半年を期限とする案、選挙は司法による監視の下で実施するなどの案が盛り込まれた。

これに対し、改正案は拙速すぎて人民の期待に応えていないとする批判も噴出。国民投票を急げばムスリム同胞団や旧ムバラク政権の与党だった国民民主党(NDP)が不当に有利になると訴える声もあった。

アティヤ裁判官はCNNの取材に対し、同国を暫定統治している軍が6月に人民議会選挙を実施することが、民政移管に向けた次の措置になると述べた。



 
 
>TOP

エジプト:エルバラダイ氏、妨害受け改憲投票できず

【カイロ和田浩明】軍最高評議会が暫定統治するエジプトで民政移管のため19日行われた憲法改正案の国民投票で、大統領選挙に立候補する意向を示しているエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長を群衆が取り囲んで投票を妨害した。エルバラダイ氏は投票できず車で避難した。

同氏周辺などによると、エルバラダイ氏はカイロ市内で投票しようとしたが、数十人の男たちが「お前などいらない」と叫びながら取り囲んだ。AFP通信は妨害は「イスラム主義者の集団」によると報じたが、組織的な行為だったか不明だ。

エルバラダイ氏は大統領権限の制限が不十分だと表明していた。同氏の主張は、若者グループなどの間では支持者が増えていたが、最大野党勢力の穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」は早期改憲による民政移行を主張している。

毎日新聞 2011年3月21日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト:親カダフィ派のデモに囲まれ、国連総長避難−−カイロ

【カイロ和田浩明】カイロを訪問中の潘基文(バンキムン)国連事務総長が21日、国連安保理決議に基づくリビアへの軍事介入に抗議するデモ隊に取り囲まれ避難する一幕があった。デモ隊はリビアの最高指導者カダフィ大佐の支持者らで、介入に参加した米国を非難するスローガンを叫ぶなどした。

国連関係者によると潘氏がカイロ中心部にあるアラブ連盟本部から隣接するタハリール広場を訪れようとしたところ、親カダフィ派のデモ隊が集まり、反米スローガンを叫び始めた。エジプト警察や軍が介入した。

毎日新聞 2011年3月22日 東京夕刊



 
 
>TOP

エジプト証取2カ月ぶり再開 開始直後に10%下落

2011/3/23 20:15

【カイロ=花房良祐】エジプト証券取引所は23日、1月27日以来、ほぼ2カ月ぶりに取引を再開した。政情の混乱を嫌気し、取引開始直後に株価指数EGX30は一時約10%下落した。汚職などの疑いで捜査を受けている旧政権関係者が所有する企業を中心に売り込まれた。同証取はムバラク前大統領の退陣を求めるデモや、政権崩壊後に続いたストライキなどの影響で再開が遅れていた。

急落を受けて証取は規定に基づき市場参加者に冷静な取引を促すために取引を一時中断する「サーキットブレーカー」を発動した。同証取は休場が長く続き、投資信託の参考指標として使われる世界の新興国の総合株価指数から除外される可能性があった。



 
 
>TOP

エジプト証取が2カ月ぶり再開 一時10%下落

2011/3/23 22:57

【カイロ=花房良祐】エジプト証券取引所は23日、1月27日以来、ほぼ2カ月ぶりに取引を再開した。政情の混乱を嫌気し、取引開始直後に株価指数EGX30は一時、取引中断前の終値に比べ約10%下落した。汚職などの疑いで捜査を受けている旧政権関係者が所有する企業を中心に売り込まれた。同証取はムバラク前大統領の退陣を求めるデモや、政権崩壊後に続いたストライキなどの影響で再開が遅れていた。

急落を受けて証取は冷静な取引を促すために取引を30分間、中断する「サーキットブレーカー」を発動し、終値は同9%安で引けた。同証取は休場が長く続き、投資信託の参考指標として使われる世界の新興国の総合株価指数から除外される可能性があった。



 
 
>TOP

米国防長官がエジプト訪問 ムバラク政権崩壊後初

2011/3/23 23:48

【カイロ=花房良祐】ゲーツ米国防長官は23日、ムバラク政権崩壊後に初めてエジプトを訪問した。ロイター通信によると、同日中にシャラフ首相、24日に実権を握る軍最高評議会のタンタウィ議長(国防相)らと会談。欧米が空爆を始めたリビア情勢やエジプトの民主化支援について協議する。

ゲーツ国防長官はエジプトで抗議デモが始まってからタンタウィ国防相と6回以上も電話会談。緊密な関係を維持しており、エジプトの安定した民政移管に向けた支援策を話し合う。このほか米国側がリビア空爆の状況について説明。エジプトと国境を接するリビアの反体制派への支援方法についても協議する可能性がある。



 
 
>TOP

エジプト内務省で火災、デモ隊は「放火」否定

2011.03.23 Wed posted at: 12:00 JST

カイロ(CNN) エジプトの首都カイロ中心部にある内務省のビルで22日、火災が発生した。内務省前では同日、職員ら数千人がデモに参加していたが、デモ隊は放火ではないと主張した。

ビルからは炎と黒煙が上がり、人々が避難したが、1時間以内に鎮火した。

この日のデモでは多数の警官らが賃金引き上げなどを求めて集結し、同省からタハリール広場を通って国営放送局方面へ行進していた。

デモ隊によると、火災はビル内部で起きた。内務省報道官も、出火した警察通信施設の最上階にデモ隊は入っていないと指摘。「電気回路の不具合が原因ではないか」としたうえで、詳細は調査中と述べた。この階には制服や古い家具が保管されていたという。

数週間前に行われた同様のデモでは、参加者らが内務省内の別のビルや車両に放火し、小規模な火災が起きていた。



 
 
>TOP

エジプト:内務省から出火

【カイロ和田浩明】エジプトの首都カイロで22日、内務省の敷地内にある建物から出火した。周辺で賃上げを求める警察官のデモが行われており、治安関係者はAP通信に「デモ隊が放火した」と語った。エジプトでは2月に民衆蜂起でムバラク前政権が崩壊後も労働争議が相次ぎ、警官も待遇改善を求めるデモなどを実施。前政権下で国民弾圧の先兵だった治安機関への批判の高まりから警察への風当たりも強く、一般の警官は不満を強めていた。内務省関係者によると火災が発生した建物には同省の通信関係部門が入っている。負傷者の有無は不明。

毎日新聞 2011年3月23日 東京朝刊



 
 
>TOP

米国防長官、エジプト軍議長とリビア情勢協議

2011/3/24 22:07

【カイロ=花房良祐】ゲーツ米国防長官は24日、ムバラク政権崩壊後のエジプトで実権を握る軍最高評議会のタンタウィ議長(国防相)とカイロで会談した。タンタウィ議長はリビアへの軍事介入に参加しないことを明確にした上で、騒乱前に約150万人と推測されるリビアのエジプト人の安全を優先する考えを示した。

タンタウィ議長はエジプトの政変後もイスラエルとの平和条約を維持することを強調。イスラム原理主義組織ハマスが支配するガザへの武器密輸の防止についても協議した。



 
 
>TOP

エジプト議会選、9月に実施

【カイロ=田尾茂樹】エジプトの暫定統治を担う軍最高評議会は28日、ムバラク政権崩壊を受けて2月に解散された人民議会(国会)選挙を9月に実施し、選挙前に非常事態を解除すると発表した。大統領選の日程は未定という。

軍幹部は記者会見で「非常事態が継続したまま選挙が行われることはない」と、30年間続く非常事態の選挙前の解除を明言。政党結成要件を緩和する法案を承認したことも明らかにした。

軍は当初、8月半ばまでに議会選に続いて大統領選を実施し、民政復帰を実現させる方針だったが、新たに政治参加を目指す勢力からは「選挙までの準備期間が短すぎる」との批判が出ていた。

(2011年3月28日21時50分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト議会選、9月に日程延期 大統領選も未定

2011/3/29 0:11

【カイロ=花房良祐】ムバラク政権が崩壊したエジプトで実権を握る軍最高評議会は28日、人民議会(国会に相当)選挙の日程を9月に延期すると発表した。大統領選の実施時期も未定としており、従来より遅くなる可能性が出ている。

当初予定では議会選を6月、その6週間後に大統領選を実施すると公表していた。早期の選挙は旧政権与党の国民民主党(NDP)や強固な組織力を持つムスリム同胞団を利するとの見方から、延期を求める声が強かった。

また9月の議会選前に非常事態法を解除することを決めたほか、政党の設立要件を緩和する法改正案を承認したことも発表した。



 
 
>TOP

エジプト議会選、9月に延期 大統領選の時期未定

2011年3月29日0時9分

【カイロ=古谷祐伸】エジプトの実権を握る軍の最高評議会は28日、6月に実施予定だった新憲法のもとでの人民議会(国会)選を9月に延期すると発表した。議会選後に予定される大統領選の時期は明らかにしなかった。

民衆デモでムバラク前大統領が2月に退陣に追い込まれた後、権限を引き継いだ軍最高評議会は、今月19日に実施された憲法改正の国民投票を経て6月に議会選、8月に大統領選を実施し、民政移管する方針だった。だがその後、野党側から選挙までの期間が短すぎるとの反発が出たため、日程を再検討していた。



 
 
>TOP

エジプト:非常事態令廃止、9月までに実現

【カイロ和田浩明】エジプトを暫定統治する軍最高評議会は28日、人民議会(国会)選挙を9月に実施し、それまでにムバラク前政権の長期独裁支配の象徴だった非常事態令を廃止すると発表した。その後に実施される予定の大統領選挙の日程は未定だという。

評議会は秋までに両選挙を実施したい意向を示していたが、民政移行の行程は当初予定より遅れることになる。

最高評議会は新党結成要件も発表した。従来通り宗教政党は禁止されるが、これまでに比べ要件を明確化・簡素化した形だ。

毎日新聞 2011年3月29日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト大統領選、11月までに実施

2011/3/31 2:03

【カイロ=加賀谷和樹】エジプト軍最高評議会は30日、ムバラク長期政権の崩壊後で初めての大統領選挙を10月か11月に実施すると発表した。記者会見した評議会メンバーのシャヒン将軍は大統領選の時期について、9月に予定される人民議会(国会に相当)選挙を終えてから「1、2カ月内になる」と指摘した。

評議会はさらに、19日の国民投票で承認された憲法改正案の内容を含む憲法令を発布した。これは議会選後に憲法を包括的に改正するまで、暫定憲法の役割を果たす。

評議会は当初、議会選を6月、その6週間後に大統領選を計画。だが、議会選については9月に延期すると表明していた。早期の選挙は強い組織を残す旧政権与党や、比較的穏健なイスラム原理主義組織のムスリム同胞団を利するとの見方から、延期を求める声があった。



 
 
>TOP

エジプト大統領選、11月ごろまでに 軍機関が見通し

2011年3月31日19時21分

エジプトのムバラク政権崩壊後に権限を掌握した軍最高評議会は30日、19日の国民投票で承認された憲法改正案の内容を含む「憲法令」を発布した。また、大統領選の時期は、9月の人民議会(国会)選から「1〜2カ月以内」との見通しも明らかにした。

憲法令は、ムバラク前大統領が30年もの長期政権となった経緯から、大統領の任期に2期8年までとの制限を付けた。エジプトを民主国家だと宣言し、平和的なデモや表現の自由を保障すべきだとも明記した。

この憲法令は、大統領選後に新憲法が制定されるまでの間、暫定的な憲法の役割を果たす。軍最高評議会は「新たな大統領が選出されたら、権力の座から降りる」とも宣言。選挙後は、速やかに民政に移行することを強調した。(カイロ=奥寺淳)



 
 
>TOP

エジプト大統領選:今秋実施 「10月か11月」

【カイロ和田浩明】エジプトを暫定統治する軍最高評議会は30日、民政移行の最終段階となる大統領選挙を今年10月か11月に実施する意向を明らかにした。

毎日新聞 2011年4月1日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト・カイロ中心部、軍がデモ強制排除

2011/4/9 19:41 (2011/4/9 22:44更新)

【カイロ=加賀谷和樹】エジプトの首都カイロ中心部のタハリール広場で9日未明、ムバラク前大統領の訴追などを求めて集まった数百人のデモ隊を軍が強制排除した。ロイター通信はこの衝突で2人が死亡したと報じた。2月の前政権崩壊後に同広場のデモで死者が出たのは初めて。現在、暫定的に実権を握っている軍最高評議会への批判も出かねず、同評議会が進める民主政権への移行プロセスに影響を及ぼす可能性もある。

医療関係者は2人の死因が銃撃だと指摘。エジプト保健省当局者は1人が死亡、70人以上が負傷したと語った。軍の報道官はデモ隊を解散させるために空砲を撃ったことは認めたが、実弾の使用は否定した。広場周辺の軍用車両などが放火され、炎が高く上がった。

ムバラク前大統領の退陣後に実権を掌握した軍最高評議会は9日、今回の衝突の背後に「前政権関係者による扇動があった」という声明を発表。さらに、この関係者の拘束を目指すと表明した。

夜間外出禁止の時間帯が過ぎた9日朝には、デモ参加者が再び広場に集まった。タンタウィ軍最高評議会議長の辞任を求める声も出始めている。

タハリール広場はムバラク政権崩壊につながった若者らのデモの主要な舞台となった。その後も休日の金曜日を中心にデモが続き、8日昼には数万人が集まっていた。



 
 
>TOP

エジプト軍がデモ隊強制排除、2人死亡 異例の実力行使

2011年4月9日21時13分

エジプト軍は9日未明、カイロ中心部のタハリール広場に集まっていたデモ隊を強制排除した。ロイター通信は病院関係者の情報として、2人が死亡したと伝えた。軍が実力行使に出るのは異例で、2月のムバラク政権崩壊後、全権を握った軍最高評議会と市民の間で緊張が高まる可能性がある。

広場では8日、ムバラク前大統領と一族の訴追を求める大規模なデモがあった。同通信などによると、9日午前3時ごろ、約300人の兵士が広場を囲み、威嚇射撃などで残っていたデモ参加者の排除に乗り出した。軍側は同通信に対し、実弾の使用を否定している。(カイロ=松井健)



 
 
>TOP

中東:各地で大規模デモ

【カイロ支局】イスラム教の金曜礼拝が行われた8日、イエメンやシリア、エジプトなど中東各国で大規模なデモが起きた。

ロイター通信などによると、イエメンの首都サヌアではサレハ大統領の退陣を求める市民と、大統領を支持する市民の双方がデモを実施した。サレハ大統領は支持者の前で演説し、早期退陣を促す湾岸協力会議(GCC)諸国の動きを「目に余る内政干渉だ」と拒絶した。また、南部タイズではデモ隊2人が治安部隊に銃撃され死亡した。

一方、シリア南部のダルアーでは数千人規模の反政府デモが発生し、治安部隊の発砲などで17人が死亡した。エジプトの首都カイロのタハリール広場にも数千人以上のデモ隊が集い、ムバラク前大統領や旧政権関係者の訴追を求めた。

毎日新聞 2011年4月9日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト軍「今後デモ隊は排除」

2011/4/10 19:01

【ドバイ=加賀谷和樹】エジプト軍最高評議会は9日、首都カイロ中心部のタハリール広場で若者らが続けてきたムバラク前大統領の訴追などを求めるデモを今後は認めない姿勢を表明した。記者会見したイマラハ少将は「タハリール広場からは断固としてデモ隊を排除し、市民生活を通常に戻す」と述べた。

タハリール広場では9日未明にデモ隊と、これを解散させようとした軍部隊が衝突、多数の死傷者が出た。2月のムバラク政権崩壊後も同広場では休日の金曜日を中心に最大数万人規模のデモが実施され、市内の交通などに支障が出ていた。



 
 
>TOP

カイロでデモ隊と軍衝突、2人死亡…緊張再び?

【カイロ=長谷川由紀】エジプトの首都カイロ中心部のタハリール広場で9日未明、ムバラク前大統領の訴追などを求めて集まったデモ隊と、排除しようとした軍部隊とが衝突、ロイター通信によると、デモ参加者2人が死亡した。

同通信は医療関係者の話として、2人は銃撃による死亡と伝えたが、軍報道官は実弾の使用を否定しているという。

ムバラク政権崩壊後の国家運営を担う軍最高評議会は、民政移行に向けたプロセスを進めている。だが、国民の間には、抜本的改革の遅れや軍政支配に対する不満が募っており、一部はデモを続行。8日午後には数十万人がタハリール広場に集結し、旧政権幹部の訴追や軍政廃止などを求めていた。

軍は2月の政変で民衆側につき、多くの国民の信頼を得た。今回の衝突でデモ参加者に死者が出たことで、民衆の怒りが一気に軍に向かい、緊張が再び高まる恐れがある。

(2011年4月10日00時46分 読売新聞)



 
 
>TOP

エジプト:カイロ、銃撃で2人死亡 軍がデモ隊強制排除

【カイロ伊藤智永】エジプト民衆デモの拠点だったカイロ中心部のタハリール広場で9日未明、徹夜で座り込みを続けていた民衆を軍が強制排除し、保健省によると1人が死亡、71人が負傷した。銃撃による負傷者もおり、軍が発砲したとの情報がある。ロイター通信は医療関係者の話として、銃撃による負傷者15人が市内の病院に搬送され、うち2人が死亡したと伝えた。

エジプトでは憲法改正草案が国民投票で可決されるなど民主化への移行手続きが進んでいる半面、ムバラク前大統領と家族による在任中の不正追及が進んでいないとの不満がくすぶっている。

8日の金曜礼拝後のデモは過去数週間で最大規模の数万人が参加し、ムバラク一族の訴追を要求。現在、権力を掌握している軍最高評議会への批判も高まり、深夜になっても一部が広場に陣取った。複数の軍将校も加わったとの情報がある。

9日未明に約300人の兵士が強制排除を開始。銃声も響き、一部は軍車両で連行された。軍スポークスマンは「威嚇のための空砲だった」と主張し、銃撃を否定している。

1〜2月の民主化デモでは、軍は民衆を守り、支持された。今回、初めて軍による死傷者が出た可能性がある。

毎日新聞 2011年4月10日 東京朝刊



 
 
>TOP

ムバラク氏「家族は中傷の犠牲」 中東TV局に肉声

2011/4/11 1:45

中東の衛星テレビ局アルアラビーヤは10日、エジプトのムバラク前大統領の録音された肉声を伝えた。この中で同氏は不正蓄財疑惑について「私が公金を着服した事実はなく、私や家族への中傷に傷ついている」と語った。同氏の肉声が公に伝わるのは、2月の政変で大統領を退陣してから初めて。

ムバラク氏は自身や家族に対する当局の捜査に全面協力する姿勢をみせた。一方、捜査後に身の潔白が証明された場合は「私をおとしめようとした人々に法的措置をとる」可能性を示唆した。

同局は肉声が、9日にエジプト東部のシャルムエルシェイクで録音されたと説明した。本人の姿は映らなかった。エジプトでムバラク氏の訴追を求める世論が強まっているため、同氏は自らの立場を説明したようだ。(ドバイ支局)



 
 
>TOP

エジプト、ナジフ元首相を拘束 不正所得と収賄容疑

2011/4/11 1:59

エジプト検察当局は10日、ムバラク前大統領の下で1月まで首相を務めたナジフ氏の身柄を不正所得と収賄の疑いで拘束した。AFP通信が伝えた。また、ムバラク氏と2人の息子を汚職などの疑いで取り調べるため召喚すると明らかにした。

首都カイロ中心部で前政権が崩壊した2月以降も続く市民デモは、ムバラク氏と一族、側近の訴追を強く求めていた。(ドバイ支局)



 
 
>TOP

カイロ中心部で反軍政デモ 軍評議会議長辞任求め

2011/4/11 10:31

【ドバイ=加賀谷和樹】エジプトの首都カイロ中心部のタハリール広場で10日、エジプト軍最高評議会のタンタウィ議長の辞任を求めるデモがあった。千人以上の若者らが集まり、「国民の願いは司令官(タンタウィ氏)を倒すことだ」などと叫んだ。9日未明に同広場でデモ隊と軍が衝突、多数の死傷者が出た事件に抗議したとみられる。

エジプトでは2月のムバラク政権崩壊後、実権を掌握した軍最高評議会が国民の支持を得て民主政権の設立を目指していた。だが、9日の衝突によって亀裂が入った可能性がある。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領、海外での蓄財否定 退陣後初の肉声

2011年4月11日1時12分

中東の衛星テレビ局アルアラビアが10日、エジプトのムバラク前大統領の肉声を、退陣後初めて放送した。ムバラク氏は録音の中で、自身や一族が大統領権限を悪用して、海外で巨額の蓄財をしたとの批判に対し、否定した。

一方、エジプト国営通信によると、同国検察当局は同日、ムバラク氏と2人の息子に対し、デモ弾圧と汚職の疑いで事情を聴くため出頭を求めた。

ムバラク氏は民衆デモで2月11日に退陣に追い込まれた後、エジプト東部シャルムエルシェイクに滞在。出国禁止となり、重病説なども流れていた。30年間の強権支配で巨額の資産を築いたとの見方は強く、スイスの銀行などに6兆円近くを有するとの推定もある。カイロでは、ムバラク氏と一族の訴追を求めるデモが続いている。(カイロ=松井健)



 
 
>TOP

エジプト:検察、ムバラク氏を召喚 反政府デモ弾圧容疑

【カイロ伊藤智永、和田浩明】エジプト検察当局は10日、ムバラク前大統領と2人の息子に対し、反政府デモの弾圧や不正蓄財の疑いで事情を聴くため、出頭を命じた。また、ムバラク政権末期の首相だったナジフ氏の身柄を汚職の疑いで拘束したと発表した。エジプト国営通信などが伝えた。

一方、ムバラク氏は同日、中東の衛星テレビ局アルアラビーヤの番組を通じ、録音した音声で疑惑を否定した。2月の辞任以来、メディアに登場したのは初めて。アルアラビーヤによると、辞任後に事実上の軟禁状態に置かれたエジプト東部の高級保養地シャルムエルシェイクで9日に録音したという。

ムバラク氏は「外国に財産はない。自分には自身や家族の評判を守るための法的権利がある」と述べ、エジプト司法当局による財産調査に協力し、資産を公開する意向も明らかにした。

ムバラク氏と親族は、30年にわたる独裁者一家の立場を悪用して不正蓄財を重ね、海外に巨額の資産を隠しているとの見方が強い。

カイロ市中心部のタハリール広場で9日、ムバラク氏と一族の訴追を求める世論を背景にデモがあり、軍がデモ隊を強制排除。銃撃で2人が死亡、70人以上が負傷する事件が起きた。軍への反発が広がる恐れが出てきたため、暫定的に権力を握る軍最高評議会は、不正追及に強い姿勢を見せる必要に迫られた。

ナジフ前首相の汚職疑惑については、元政府高官や前政権に近かった実業家らへの捜査が進められている。

毎日新聞 2011年4月11日 東京夕刊



 
 
>TOP

エジプト外交官出身者、アラブ連盟局長に擁立

2011/4/12 13:06

エジプト外務省は11日、ムーサ・アラブ連盟事務局長の後任候補に外交官出身のムスタファ・エルフェキ氏を擁立する方針を固めた。エルフェキ氏は外務次官を経て、2005年に与党国民民主党(NDP)から人民議会選に出馬。ムバラク政権に対する反政府デモの発生を受けてNDPを離党していた。

ムーサ事務局長はエジプト大統領選への出馬に意欲を示しており、今年5月の任期をもって退任する可能性が高くなっている。エジプトはイスラエルとの平和条約締結を受けて追放された時期を除き、アラブ連盟の事務局長ポストに人材を輩出している。(カイロ支局)



 
 
>TOP

ムバラク前大統領、心臓発作で入院

2011/4/13 8:10

【ドバイ=加賀谷和樹】エジプトのムバラク前大統領は12日、同国東部シャルムエルシェイクの病院に入院した。同国の国営テレビは、ムバラク氏が公金横領や反体制デモ参加者殺害などの疑いで検察当局の聴取を受けている最中に心臓発作で倒れ、入院先で集中治療を受けていると報じた。

一方、中東の衛星テレビ局アルアラビーヤはムバラク氏が入院した病院の上層部の話として、同氏の容体が安定し、質問に回答することも可能だと伝えた。ムバラク氏の2人の息子もすでに聴取を受けたもようだ。

ムバラク氏は2月の大統領退陣後、家族とともにシャルムエルシェイクで暮らしていた。だが、ムバラク氏と一族の訴追を求める世論は強い。エジプト検察当局は10日、ムバラク氏と息子たちを召喚して聴取すると表明していた。



 
 
>TOP

ムバラク氏を拘束 エジプト、汚職・デモ弾圧の疑い



2011/4/13 19:20 (2011/4/13 22:18更新)

【カイロ=花房良祐】エジプト検察当局は13日、反政府デモで2月に退陣したムバラク前大統領と息子2人を、汚職やデモ隊への暴力行使などの疑いで拘束した。実権を握る軍最高評議会は前大統領拘束で混乱を収拾し、民主化を後押しする狙い。退陣後の拘束は反体制運動で揺れるリビアやイエメンなど周辺国の独裁者の進退にも影響を与えそうだ。

国営テレビなどが報じた。拘束期間は15日間。長男アラー氏、次男ガマル氏はすでにカイロの拘置施設に移送されたが、入院中の前大統領は院内で拘束された。仮に裁判となれば有罪となる可能性が高いとされる。

前大統領一家は、政権が崩壊した2月11日に東部のリゾート地シャルムエルシェイクに退避し、政治的な影響力を失っていた。ただ、その後も現地メディアは前大統領らの裕福な生活ぶりを暴露、不正蓄財の疑いを指摘していた。これに市民の不満は高まり、怒りの矛先は一家を追及しない軍にも向かいつつあった。今月9日未明には前大統領の訴追を求めるデモが発生し、政権崩壊後に当局との衝突で初の死者が出た。

ムバラク前大統領の拘束はデモや内戦が続くイエメンやリビアなどでの政権と反体制派との協議にも影響しそうだ。リビアの最高指導者カダフィ大佐は退陣を拒否して、あくまで反体制派への攻撃を続ける懸念もある。イエメンではサレハ大統領が退陣後の安全確保を求めており、これに反発する反体制派との協議が進まない一因となっている。 と表明していた。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領が入院 事情聴取中に心臓発作か

2011.04.13 Wed posted at: 09:31 JST

(CNN) エジプトのムバラク前大統領が12日、体調不良を訴えて入院した。同国を暫定統治する軍の報道官が明らかにした。軍関係者によると、容体は安定しており、妻と息子が付き添っているという。

国営テレビは、ムバラク氏が汚職の疑いで事情聴取を受けている最中に心臓発作を起こしたと伝えた。しかし検察はCNNの取材に対し、この日にムバラク氏が事情聴取を受けていたという報道を否定している。

国営紙アルアハラムは厚生相の話として、ムバラク氏の容体は安定しており、検察は病院で事情聴取を再開したと伝えた。

軍は13日になって、ムバラク氏とその家族に対する事情聴取を同日から開始したと発表した。

ムバラク氏は2月11日に退陣して軍に権限を移譲、その後は家族とともにリゾート地シャルムエルシェイクにいるとみられていた。国営メディアはムバラク氏が同地の病院に入院したと伝えている。

ムバラク氏は入院する2日前に検察当局から出頭を命じられ、取り調べは同氏と家族の名誉を傷つけることを狙ったものだと非難していた。10日には音声メッセージを公開し、検察が各国政府と接触して、ムバラク氏の一族が国外に資産や不動産を持っているかどうか調べるため「適切な法的措置」を取ることに同意したと述べていた。



 
 
>TOP

ムバラク・前エジプト大統領、心臓不調訴え入院

【カイロ=長谷川由紀】エジプト国営テレビによると、ムバラク前大統領(82)は12日、検察当局による取り調べ中に心臓の不調を訴え、同国東部の保養地シャルムエルシェイクの病院に入院した。集中治療室で治療を受けているという。

詳しい病状は不明だが、中東の衛星テレビ「アル・アラビーヤ」は病院関係者の話として、ムバラク氏が病院でも聴取を受けたと伝えた。

ムバラク氏は反体制デモの拡大で2月に辞任した後、シャルムエルシェイクで過ごしていたが、検察当局は今月10日、汚職や反体制デモ弾圧などの容疑でムバラク氏と一族を聴取する方針を表明していた。

(2011年4月13日11時07分 読売新聞)



 
 
>TOP

ムバラク前大統領を拘束…デモ弾圧・汚職容疑で

【カイロ=長谷川由紀】エジプト検察当局は13日、反体制デモの拡大で今年2月に辞任に追い込まれたムバラク前大統領(82)を不当なデモ弾圧や汚職などの容疑で拘束した。

拘束期間は15日間。検察当局は同日、ムバラク氏の長男アラア氏と次男ガマル氏も拘束した。約30年にわたるムバラク独裁体制の闇を暴くための取り調べが本格化する。

前大統領は12日の取り調べ中に心臓の不調を訴え、辞任後に滞在していた東部の保養地シャルムエルシェイクの病院に入院中だった。息子2人は13日、カイロ市内の拘置所に移送された。

エジプト国民の間には、ムバラク氏一族の汚職や国民弾圧への批判が根強い。カイロでは前政権崩壊後も早期訴追を求めるデモが続き、9日には排除しようとする軍と衝突、死傷者が出る事態に発展した。

(2011年4月13日18時39分 読売新聞)



 
 
>TOP

ムバラク前大統領が入院 「軍部の演出」と批判も

2011年4月13日10時58分

エジプトのムバラク前大統領(82)が12日、滞在先のエジプト東部シャルムエルシェイクで入院した。エジプト国営テレビが報じた。エジプト検察当局がこの日、不正蓄財と反体制デモ参加者への暴力行為などの容疑でムバラク氏を事情聴取していたところ、体調を崩したという。

国営テレビは「心臓発作で集中治療室に運び込まれた」と伝えた。ムバラク氏は、昨年3月に「胆嚢(たんのう)の摘出手術」(政府発表)のためドイツで入院するなど、これまでも何度か体調を崩している。一方、ゲンディ法相は12日、「病院で聴取を続けた」との声明を出した。

ムバラク氏をめぐっては、暫定統治に当たる軍最高評議会が同氏の訴追に消極的だとの批判があり、民主化グループの一人は衛星テレビ局アルジャジーラに対し「軍部の演出した三文芝居を見ている気分だ」と皮肉った。

ムバラク氏の次男で元与党幹部ガマル氏らも同日、検察の聴取を受けたという。

ムバラク氏は反体制デモの高まりで2月11日に退陣。ガマル氏ら家族とともにシャルムエルシェイクに移ったが、出国などを禁止されて事実上、軟禁されている。(カイロ=貫洞欣寛)



 
 
>TOP

ムバラク前大統領を病院で拘束 15日間、息子2人も

2011年4月13日23時3分

エジプト検察当局は13日、不正蓄財や民主化要求デモへの弾圧行為などの容疑で、ムバラク前大統領(82)と、元与党幹部のガマル氏ら息子2人を同日から15日間拘束すると発表した。息子らは滞在先のエジプト東部シャルムエルシェイクからカイロの拘置施設に送られたが、ムバラク氏は12日に入院したシャルムエルシェイクの病院で拘束された。

検察当局は12日にムバラク氏と息子2人の事情聴取を開始したが、ムバラク氏は心臓の不調を訴えて入院していた。

エジプトでは、2月11日のムバラク氏退陣後に全権を握ったエジプト軍最高評議会に対し、ムバラク氏や、同氏のもとで権勢をふるった息子や政権幹部らの責任追及を求める声が高まっていた。ムバラク氏を退陣に追い込んだ2月のデモを主導した青年グループなどは、軍部はムバラク氏訴追に消極的とみて、要求が聞き入れられなければ15日にシャルムエルシェイクで大規模デモを行うと呼びかけていた。

軍部はムバラク氏の拘束を発表することで、事態の沈静化を図ろうとしているとみられる。だが、ムバラク氏の入院を「訴追手続きを逃れるため」と懐疑的にみる市民は多く、体調悪化などを理由に今後、訴追手続きが止まった場合、強い反発を呼ぶ可能性がある。(カイロ=貫洞欣寛)



 
 
>TOP

エジプト:検察、ムバラク氏から聴取 息子2人拘束か

【カイロ伊藤智永】エジプト検察当局は12日夜、ムバラク前大統領(82)と妻、息子2人から、在任中に一家が行ったとされる不正蓄財と反政府デモ弾圧の容疑について事情聴取した。全員、容疑を否認したとみられる。ロイター通信は、息子2人が捜査のため15日間拘束されると報じた。

ムバラク氏は、辞任後に滞在していた同国東部シナイ半島南端にある高級保養地シャルムエルシェイクで同日夕、出頭を目前にして病気治療を理由に入院したが、病院で事情聴取が行われた。兄アラア氏と弟ガマル氏の息子2人は、半島南部アルトゥールで聴取。ガマル氏は元与党幹部で、一時は父親の後継者と目され、取り巻きの事業家らが汚職への関与を疑われている。

地元メディアによると、ムバラク氏は10日に検察から出頭を命じられてショックを受け、歩けるが車椅子を使っているという。昨年3月には訪問先のドイツで胆のうの摘出手術を受けている。

ムバラク氏は汚職疑惑について、中東の衛星テレビ局アルアラビーヤに9日、反論の声明を録音させ、10日に音声が放送された。

毎日新聞 2011年4月13日 東京夕刊



 
 
>TOP

ムバラク氏、19日にも出廷 カイロに移送検討

2011/4/14 9:42

【カイロ=花房良祐】エジプトの国営テレビなどは13日、汚職などの疑いで拘束されたエジプトのムバラク前大統領と息子2人が19日にカイロの裁判所に出廷し、審問されると報じた。前大統領は高齢で容体が不安定との報道もあり、検察当局は体調を見極めて東部のリゾート地シャルムエルシェイクからカイロへの移送を検討する。

エジプトメディアは13日、ムバラク前大統領が検察当局に「(治安当局を統率する)内務省はうそをついている」と述べ、デモ参加者を弾圧した疑いを否認したと報じた。カイロでは8日に前大統領の訴追を求める大規模なデモが発生したばかりで、今後はデモが沈静化するかが焦点となる。

一方、検察当局は13日、スルール前人民議会(国会に相当)議長も公金横領などの疑いで拘束した。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領と息子2人を拘束 エジプト当局

2011.04.14 Thu posted at: 09:12 JST

カイロ(CNN) エジプトの法務省当局者によると、ムバラク前大統領と息子のガマル氏、アラア氏が13日、デモ参加者の殺害にかかわったとして拘束された。拘束期間は15日間。これを受け、カイロ市内は歓喜に包まれている。

ムバラク氏は12日、体調不良を訴えて入院していた。国営テレビは同氏が汚職の疑いで事情聴取を受けている最中に心臓発作を起こしたと報じたが、国営紙アルアハラムは厚生相の話として、同氏の容体は病院で事情聴取を再開できる程度に安定していると伝えていた。

しかし13日の時点で、ムバラク氏の居場所と容体に関する情報は錯綜している。国営MENA通信は医療関係者の話として、同氏はシャルムエルシェイクの病院にとどまっており、容体は「不安定」だと伝えている。一方、国営テレビは同氏が「神経衰弱」を患い、カイロの病院に搬送される可能性があると報じている。

内務省の報道官はCNNに、ムバラク氏は13日にヘリコプターでカイロの病院に運ばれたと話している。一方、法務省当局者によると、息子2人はカイロの刑務所に移送されたという。

ムバラク氏は2月11日に退陣し、軍に権限を移譲して以降、家族と共に紅海沿岸のリゾート地シャルムエルシェイクに滞在していたとみられている。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領、19日にも法廷に 不正蓄財の疑い

2011年4月15日10時19分

不正蓄財などの容疑で身柄を検察当局に拘束されたエジプトのムバラク前大統領と息子2人が、19日にもカイロの法廷で尋問されることになった。エジプト国営テレビなどが伝えた。

ムバラク氏はエジプト東部シャルムエルシェイクで入院していた病院内で拘束されているが、当局は身柄をカイロの陸軍病院などに移すよう検討している。

検察当局は13日、スルール前人民議会議長も公金横領などの疑いで拘束した。旧与党・国民民主党のシェリフ前幹事長らもすでに拘束されており、ムバラク体制を支えた旧政権幹部らの責任追及に向けた動きが進んでいる。(カイロ=貫洞欣寛)



 
 
>TOP

エジプト:デモ弾圧容疑、ムバラク氏拘束 不正蓄財も捜査

【カイロ伊藤智永】エジプト検察当局は13日、ムバラク前大統領(82)と息子2人を、1〜2月の反政府デモに対する暴力的弾圧に深く関与し、多数の死傷者を出した容疑などで拘束した。大統領在任中、地位を利用し家族ぐるみで不正に蓄財していた容疑でも調べる。拘束期間は15日間。刑事訴追は必至とみられる。民衆が望む民主化への重要なステップとして、約30年間続いた独裁政権腐敗の中枢にメスが入る。

ムバラク氏は2月11日の退陣後、家族と共に同国東部シナイ半島の高級保養地シャルムエルシェイクに隠とんし、事実上の軟禁状態にあった。4月12日夕、同地の病院に入院したが、検察はこの日夜から13日未明にかけて病院内で事情聴取し、入院したまま拘束された。

兄アラア氏(49)と弟ガマル氏(47)の息子2人は12日夜、シャルムエルシェイクで事情聴取された後、カイロ近郊の拘置所に入れられた。

ガマル氏は反政府デモで辞任するまで与党国民民主党(NDP)の政策委員長の要職を務め、父親の後継者として次期大統領候補とも見られていた。立場を利用し、政権運営に実権をふるっていたとされ、デモ弾圧への関与が疑われている。

保健省は、デモ弾圧によって、少なくとも365人が死亡、5500人以上が負傷したと発表している。

ガマル氏は、友人のビジネスマンや政治家らによる公金横領も疑われており、捜査が進行中。アラア氏も裕福なビジネスマンだ。

英ガーディアン紙は、一家が不正蓄財によって海外に総額700億ドル(約6兆円)もの資産を保有していると報道した。欧米各国は、資産を凍結している。

エジプトでは、治安部隊にデモ弾圧を指示した当時の内相らが訴追されたほか、NDP元幹事長や大統領と議会の助言機関である諮問評議会(シューラ)の議長など、前政権の有力者が汚職容疑で次々と拘束されている。

毎日新聞 2011年4月14日 東京朝刊



 
 
>TOP

IMF、中東・北アフリカ支援検討 数十億ドル規模

2011/4/16 1:30

【ワシントン=矢沢俊樹】国際通貨基金(IMF)は14日、政情不安が続く中東・北アフリカ地域向けに包括的な支援枠組みを設ける方向で最終調整に入った。当面、暫定政権を置いているエジプトとチュニジアへの適用を視野に入れた措置で、支援総額は数十億ドル規模に上る公算が大きい。

ワシントンで15日開催する20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などでストロスカーン専務理事が支援の大枠を表明する見込みだ。

反体制デモの拡大に伴う原油などの資源価格高騰は、深刻な世界経済の下押し要因になりかねない状況にある。このためIMFは世界銀行や先進各国とも連携し、同地域の早期安定化を目指して国際協調態勢の構築を急ぐ。

支援対象の候補に挙がるエジプトやチュニジアは長期独裁政権の崩壊で暫定政権に移行。現時点でIMFへの両国からの支援要請はないもようだが、今後は投資資金の海外逃避加速や経済成長の急低下で国際収支危機に見舞われる恐れが強まっており、支援の受け皿をあらかじめ整備しようという考え方だ。

支援対象国には国際収支改善に向けた需要管理などIMFプログラムが適用される。地域で混乱がさらに拡大すれば、複数国に並行して資金供給する必要があり、まず数十億ドル程度の資金枠を設ける可能性が高い。IMFは支援条件の詰めを進めているが、支援対象は基本的に原油の輸出依存度が低く自力再建が困難な国などに限る見込みだ。



 
 
>TOP

エジプト当局、ムバラク氏カイロ移送か 裁判にらみ

2011/4/16 1:29 (2011/4/16 4:01更新)

【カイロ=花房良祐】エジプトの検察当局は15日、反政府デモで退陣したムバラク前大統領の身柄を軍病院に移すことを決めた。移送先や日時は明らかになっていないが、エジプトの中東通信は当局筋の話として、移送先が首都カイロの軍病院であると伝えた。ムバラク氏はデモ弾圧や汚職などの疑いをかけられており、カイロでは事情聴取など裁判をにらんだ本格的な調べを進める目的があるとみられる。

ムバラク氏は心臓の異常を訴え、エジプト東部のリゾート地シャルムエルシェイクで入院していた。当局は身柄を移して容体の回復を待ち、拘置施設に収容する方針。エジプト紙アルアハラムは15日、裁判の結果次第では同氏に死刑判決が下る可能性もあるとの見方を報じた。



 
 
>TOP

エジプトの裁判所、旧与党に解党命令

2011/4/16 22:47

【カイロ=花房良祐】反政府デモでムバラク政権が崩壊したエジプトの裁判所は16日、旧政権与党の国民民主党(NDP)に解党と資産の没収を命じた。エジプトでは4月に入りムバラク前大統領への訴追を求める大規模デモが発生したほか、実権を握る軍に対して前大統領への追及が甘いとの批判が高まっていた。

NDPの解党は9月に予定されている人民議会(国会)選挙にも大きな影響を与えそうだ。早期の議会選は最大の組織力を持つNDPを利するとの見方から、延期を求める声が野党勢力などから出ていた。

NDPはムバラク政権の長期支配の一翼を担ってきたため、国民の不信が根強い。政権崩壊前のデモの最中にはカイロの党本部が放火され炎上した。



 
 
>TOP

エジプト:ムバラク政権の与党に解党命令

【カイロ支局】エジプトの行政裁判所は16日、ムバラク前政権の与党・国民民主党(NDP)の解党や同党の資産の没収、党本部など建物の明け渡しを命じた。AFP通信が法曹関係者の話として報じた。命令が実行されれば、ムバラク氏は政治基盤を失う。

毎日新聞 2011年4月17日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト:検察、前首相ら起訴−−公金不正使用罪

【カイロ和田浩明】エジプト検察当局は17日、ナジフ前首相ら前政権時代の主要閣僚3人を公金不正使用の罪などで起訴した。国営メディアが報じた。ムバラク前大統領と息子2人も不正蓄財容疑などで拘束され取り調べ中で、訴追される可能性が高いとみられる。

この日、起訴されたのは、ナジフ被告、元内相のアドリー被告、ガリ元国連事務総長のおいで財務相だったガリ被告の3人。ナジフ被告らは公金乱用の罪などに問われている。

アドリー被告は、ムバラク前政権下で治安機関が行った不法拘束や拷問などを指揮したと批判されている。

毎日新聞 2011年4月18日 東京夕刊



 
 
>TOP

エジプト検察当局、前副大統領を聴取 デモ弾圧で

2011/4/20 10:33

【カイロ=花房良祐】エジプトの検察当局は19日、反政府デモで崩壊したムバラク政権のスレイマン前副大統領から事情聴取していることを明らかにする声明を出した。死者が出たデモ鎮圧や、ムバラク前大統領とその一族による蓄財への関与を調べているとした。過剰なデモ鎮圧への加担や汚職の疑いで捜査を受けている他の前政権幹部もおり、それぞれについて立件の可否の判断を急ぐ。

前副大統領は2月11日にムバラク前大統領の辞任を国営テレビで発表して以降は公の場所に姿を現していない。カイロでは今月に入り、ムバラク前大統領の訴追を求めるデモが発生しており、それを受ける形で実権を握る軍最高評議会が批判を受けて前大統領の拘束に踏み切った。前副大統領の事情聴取もムバラク政権幹部の追及の一環とみられる。



 
 
>TOP

前大統領がデモ隊への発砲に関与、エジプト政変報告書

2011.04.21 Thu posted at: 16:06 JST

カイロ(CNN) ムバラク前大統領を辞任に追い込んだ今年1〜2月のエジプト民衆蜂起で、治安部隊による反政府デモ隊への発砲の経緯などを調べる事実調査委員会は21日までに、前大統領が発砲に関与していたと結論付ける報告書を発表した。

同調査委のマラワン事務局長は記者会見で、前大統領による発砲の正式命令の有無や発砲の発生を事前に知っていたかなどにかかわりなく、前大統領は反政府派846人の死亡に責任があると強調した。

大規模な民衆デモは1月下旬から18日間続き、前大統領は2月11日に退任を発表している。

調査委の報告書は、ムバラク政権による意図的な刑務所解放で治安情勢を悪化させたことや政府当局によるメディア操作などにも言及。数カ所の刑務所の故意の解放についてはビデオ画像で確認したという。また、警察が過度の強硬手段でデモ隊の排除を図り、ビルのバルコニーや窓からデモの様子を撮影しようとする反政府派に発砲、デモ参加者を車両で意図的にひこうとした行動も確認されたとしている。

調査委は今回の報告書を検察当局に提出する方針。検察当局は、ムバラク氏退陣後、大統領権限を一時引き継いだスレイマン前副大統領を聴取、実権を握っていた際に起きた騒乱への対応なども調べている。



 
 
>TOP

エジプト前石油相を拘束

2011/4/22 9:44

【カイロ=共同】エジプトメディアによると、同国検察当局は21日、イスラエルへの天然ガス輸出契約で不正な利益を得た容疑で、ファハミ前石油相を拘束した。拘束期間は15日間。

2月に崩壊したムバラク政権は、イスラエルに対して安く天然ガスを輸出していたとされ、シャラフ首相は今月13日、契約の見直しを指示していた。

エジプトでは政変後、ムバラク前大統領を含め、前政権時代の高官に対する訴追の動きが進んでいる。



 
 
>TOP

ムバラク前エジプト大統領の拘置期間延長

2011/4/23 0:15

【カイロ=花房良祐】エジプトの検察当局は22日、ムバラク前大統領の拘置期間を15日間延長することを決めた。中東通信が伝えた。ムバラク氏は不正蓄財やデモ隊弾圧の疑いがあり、起訴に向け詰めの捜査を進める。健康不安が伝えられる同氏はエジプト東部シャルムエルシェイクの病院で拘束状態にある。

エジプトでは同氏の追及を求める声が高まり、カイロで今月に入り大規模なデモが発生。検察当局は13日、同氏を15日間を期限に拘束していた。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領をカイロに移送へ エジプト検察当局

2011年4月25日21時29分

 エジプトの検察当局は25日、ムバラク前大統領を滞在先の東部シャルムエルシェイクからカイロ市内の刑務所内の病院に移送する命令を出したと発表した。前大統領は健康の悪化が伝えられているが、移送に耐えられると判断した。近くカイロ市内の軍の病院に移送し、刑務所内の医療施設の準備が整い次第、刑務所内に移送される。前大統領は、汚職や蓄財、デモ隊殺害などの容疑に問われている。(カイロ=石合力)



 
 
>TOP

エジプト:消える「ムバラク」 全土で名称禁止判決

 【カイロ和田浩明】エジプト・カイロの裁判所は21日、全土の公共施設にムバラク前大統領一家の名前を使用することを禁止する判決を出した。

 ムバラク氏と息子2人は不正蓄財罪などで刑事訴追されるのが必至の情勢で、今回の措置は、約30年に及んだ独裁時代の「残滓(ざんし)」をさらに取り除くことになる。

 エジプトには通りや図書館、学校などムバラク一家の名前を冠した施設が「数十万カ所に及ぶ」とも推定される。絶大な権力を誇ったムバラク氏の歓心を買うために、各地の官僚や政治家、有力者が命名した。

 名称禁止を求める訴訟を起こした弁護士はロイター通信に「ムバラク一家が国民を苦しめた過去と決別し、未来に向かうためにも必要な措置だ」と語った。一方、ムバラク家の弁護士は「歴史の改変だ」と反発している。

毎日新聞 2011年4月26日 東京朝刊



 
 
>TOP

イラン:エジプトに急接近 国交回復へ イスラエル反発も

 【テヘラン鵜塚健】今年2月にムバラク政権が崩壊したエジプトに、イランが急接近している。イランは80年以降途絶えた国交の回復に向け、外務省幹部が繰り返しカイロ入りするなど本腰を入れている。これに対し、エジプトと友好関係を維持するイスラエルやサウジアラビアが反発を強めるのは確実だ。中東民主化の動きがもたらしたエジプト政変が、中東不安定化の新たな火種になる可能性が出ている。

 国営イラン通信によると、イランのアフマディネジャド大統領は今月4日、エジプトとの関係修復の動きについて「シオニスト政権(イスラエル)を除くすべての国との良好な関係構築に強い関心がある」と述べた。

 イラン革命防衛隊系のファルス通信によると、政府は半年以内に、国交断絶以来の駐エジプト大使を任命する意向で、今月18日には国交再開を見据え両国の観光業界による協力協定を結んだ。イランのサレヒ外相は21日、「双方が関係改善を切望している」と強調し、近くカイロを訪問する意向を示した。

 イランは、79年のイスラム革命に際しエジプトがパーレビ国王の亡命を受け入れ、イスラエルと平和条約を結んだことに反発し国交を断絶。80年代のイラン・イラク戦争でエジプトがイラクを支援したため対立を深めた。

 だが、今年2月にムバラク大統領は退陣に追い込まれ、両国に対立解消の機運が生まれた。エジプト新政権は同月下旬、イラン軍艦のスエズ運河通過をイスラム革命以降初めて認めた。

 中東では、「アラブの盟主」とも呼ばれるエジプトやサウジアラビアなどアラブ諸国(体制はイスラム教スンニ派)に対し、ペルシャ人主体のイラン(同シーア派)が対立してきた構図がある。

 エジプトのイスラム教スンニ派最高権威タイエブ師は先日、「イランはアラブ諸国に介入すべきでない」と批判した。エジプトでは「反イラン・親イスラエル」という従来の政策を新政権が見直すことに警戒感は根強い。

 イラン・エジプト接近に関しては、イスラエルがいら立ちを募らせているほか、現在バーレーン情勢を巡りイランと激しく対立するサウジアラビアも反発を強めそうだ。

 イスラエルの大手ニュースサイト「yネット」は、「(イランの脅威に対抗し)イスラエルはサウジアラビアと暫定戦略同盟を結ぶべきだ」との論説を掲載。イランとエジプトの動きをけん制した。

 ◇「地域大国」に意欲−−エジプト

 【カイロ和田浩明】エジプトにとりイランとの関係修復は、ムバラク前政権が「米国の代理人」と見られて低下した中東での外交的影響力を回復する取り組みの一環と言える。アラビ外相は最近「すべての重要な外交上の権益を見直し中だ」と発言、積極外交を通じた「地域大国」への復帰に意欲をみせている。

 イランとの過度の接近がアラブ諸国の懸念を招くことはエジプト政府も承知で、シャラフ首相の湾岸アラブ諸国歴訪を25日から設定するなど配慮をみせている。政府系紙アハラム・オンラインによると、エジプト外交当局者は、イランを敵視するサウジアラビアなどの湾岸諸国に「イランとは関係正常化を図っているだけで、戦略的同盟を結ぶつもりはない」と説明したと語った。イラン国営メディアが「イランが30年ぶりに駐エジプト大使を任命」と報じた際も、エジプト外務省は即座に「不正確な報道」と指摘した。

 エジプトにとり最大の外交懸案の一つは、イスラエル占領地ヨルダン川西岸のパレスチナ自治政府と、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスを和解させ、中東和平実現に貢献することだ。そのためにも、ハマスに強い影響力を持つイランとの関係改善は必要になる。

 アラビ外相は、過去にイスラエルのパレスチナ政策を厳しく批判。今月上旬にはハマス代表団とカイロで会談し、自身もガザ訪問を検討中と報じられる。米国の意を受けたムバラク前政権の融和的な対イスラエル政策を転換する意向を持っているとみられる。

毎日新聞 2011年4月26日 東京朝刊



 
 
>TOP

ガス輸送パイプラインが爆発、原因不明 エジプト

2011.04.27 Wed posted at: 16:06 JST

(CNN) エジプト当局者らによると、シナイ半島アリーシュ近郊で27日朝、天然ガスのパイプラインが爆発した。爆発の原因は不明だという。

爆発したのは、イスラエルとヨルダンにガスを送るパイプライン。負傷者は報告されていない。

アリーシュ近郊では2月にも、ヨルダンへのガス輸送パイプラインが爆発した。国営メナ通信は当時、テロ攻撃の可能性を指摘する一方、国内の反政府デモとの関連は不明と報じていた。



 
 
>TOP

中東・北アフリカ「経済、短期的に苦悩に直面」 IMF

2011/4/27 19:26

【ワシントン=御調昌邦】国際通貨基金(IMF)は27日発表した中東・北アフリカ地域の経済見通しで「短期的には商品価格の高騰や経済活動の混乱などに起因する複合的な苦悩に直面する」と指摘した。エジプトやチュニジアを含む同地域の原油輸入国の2011年の実質成長率の予想は2.3%で、前年の4.7%から大幅に落ち込むと見込んだ。

IMFは中東・北アフリカの現状について「国民参加で、力強い成長の基盤を築く良い機会になる」と評価した。ただ原油輸入国では短期的に観光業や投資受け入れに支障が出て、財政支出の拡大圧力がかかると分析した。これらの国では「(政権や統治機構の)移行を管理するために外部の支援が必要になる」と強調した。

11年のエジプトの成長率は1.0%、チュニジアは1.3%と予測し、前年から大幅低下。同地域の産油国は原油収入が増えることを背景に4.9%成長と見込んだが、構造問題を引き続き抱えるという。リビアについては成長率の見通しを出さなかった。



 
 
>TOP

エジプトで天然ガス輸送管が爆発 イスラエル向け、テロか

2011/4/27 20:35

【カイロ=花房良祐】エジプトのシナイ半島アリーシュで27日早朝、天然ガスのパイプラインが爆発した。シナイ半島はムバラク政権崩壊前後から治安が悪化しており、混乱に乗じた武装組織によるテロとの見方もある。イスラエルとヨルダンへの輸出用で、エジプト産ガスの供給能力への不安が高まりそうだ。

アリーシュのパイプラインは2月5日にも爆発が発生した。ヨルダン政府は今回の爆発後、ガスの輸入が停止したことを明らかにした一方、イスラエル政府は停電の懸念はないと強調した。イスラエルは発電用のガスを約4割、ヨルダンは約8割をエジプトに依存する。

エジプトでは2月11日の政変後、イスラエルへのガス輸出価格が国際市場の価格より不当に低いとの批判が高まっており、ファハミ前石油相とムバラク前大統領が捜査の対象になっている。



 
 
>TOP

ムバラク氏の健康悪化、カイロへの移送中止 エジプト

2011.04.28 Thu posted at: 17:25 JST

カイロ(CNN) エジプトの検察当局は28日までに、今年1〜2月の反政府デモで辞任に追い込まれたムバラク前大統領の健康状態が悪化したため、滞在先の東部シャルムエルシェイクからカイロ市内の軍病院への移送は中止になったと発表した。

移送を担当する内務省の決定としている。検察の報道担当者によると、前大統領を診察する医療チームが、移送すると生命に危険が及ぶ恐れがあるとの報告書を同省に提出したという。

ムバラク氏は2月11日の大統領辞任後、シャルムエルシェイクに滞在、心臓疾患や高血圧などで健康悪化が伝えられ病院に入院していた。エジプト当局は病院で、デモ参加者殺害や汚職、公金流用などの容疑で聴取を行っていた。検察当局は先に、カイロへの移送に耐えられる健康状態にあると判断し、軍病院への転院を命じていた。

検察当局は、前大統領の息子であるアラー、ガマル両氏をカイロで拘束、イスラエルへのガス輸出をめぐる手数料や事業民営化、株式売買の問題などで調べている。2人の拘束期間を15日間延長する決定も最近下していた。



 
 
>TOP

エジプトでデモ促したグーグル幹部が退社、NGO設立

2011.04.28 Thu posted at: 18:02 JST

ニューヨーク(CNNMoney) ムバラク前大統領を辞任に追い込んだ今年1月のエジプト政変でインターネットで反政府デモへの参加を呼び掛け国際的な脚光を浴びたネット検索大手グーグルの中東担当幹部のワエル・ゴネイム氏は28日までに、グーグルを退社し、非政府組織(NGO)を設立する考えを明らかにした。

簡易投稿サイト「ツイッター」で表明したもので、情報技術を活用しエジプトの貧困撲滅や教育普及を目指すNGOを創設する。

エジプト人のゴネイム氏はツイッターや交流サイト「フェイスブック」を通じてムバラク政権打倒のデモ参加を国民に呼び掛け、一時はエジプト当局に拘束されてもいた。釈放後のCNNとの会見ではエジプトの民衆蜂起について「ネット革命であり、革命2.0と呼びたい」とも述べていた。

ゴネイム氏は拘束に伴って一時消息を絶ち、友人、家族や国際社会で懸念が広まっていた。グーグルはこの間、同氏を支援する多数のメッセージをツイッターに掲載していた。デモ激化に伴い、エジプト当局は国内でのグーグルの業務を規制してもいた。

米週刊誌タイムは先週、ゴネイム氏を世界で最も影響力がある100人のうちの1人に選んでいた。



 
 
>TOP

ファタハとハマス、エジプト仲介の和解案に署名

【カイロ=加藤賢治】パレスチナ自治区を分断統治するパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハと、イスラム原理主義組織ハマスの代表者は3日、カイロで「統一政府」樹立を柱とする和解案に署名した。

1年以内にパレスチナ自治政府の議長と評議会(国会に相当)の両選挙を実施する。両派は4月27日、エジプト政府の仲介で和解案に合意したと明らかにしていた。

(2011年5月3日22時07分 読売新聞)



 
 
>TOP

パレスチナ、ファタハとハマスが統一政府樹立で合意

2011/5/4 20:58

【カイロ=花房良祐】パレスチナ自治政府の主流派ファタハとガザを制圧するイスラム原理主義組織ハマスが4日、統一政府の樹立で正式合意したと発表した。両者の和解で2007年から続くパレスチナの分裂状態が解消される。自治政府の議長と評議会(議会)議員を選出する選挙も1年以内に実施する。イスラエルは過激派のハマスが統一政府に参加することに反発、和平交渉が停滞する可能性が高まっている。

ファタハを率いるアッバス自治政府議長と、交渉を仲介したエジプトのアラビ外相らがカイロで発表した。分断以降初めてとなる選挙を実施することで合意し、統一政府は選挙までの暫定政府とする。自治政府とハマスの治安機関の統合についても協議する。

ハマスはイスラエルの生存権を認めておらず、武力闘争路線を継続している。3月下旬以降、100発以上のロケット弾をイスラエル南部に撃ち込んだ。欧米諸国はハマスをテロ組織と認定している。国連などはパレスチナの両勢力の和解を歓迎すると表明しているものの、欧米が今後、ハマスが参加する自治政府への援助を停止することも考えられる。

和解についてイスラエルのネタニヤフ首相は3日、「キャンセルすべきだ」とアッバス議長に呼びかけた。同首相は欧州を歴訪中で、ハマスが参加する自治政府を非難するよう欧州各国に働き掛ける。イスラエル政府はパレスチナの代理で徴収した税金を自治政府に送金しない方針も表明し、圧力を強めている。

一方、アッバス議長の側近は4日、イスラエル放送に対し、ハマスがイスラエルの生存権を認める必要がないとの考えを示唆した。ファタハ側はイスラエルとの和平交渉はパレスチナ人の代表機関であるパレスチナ解放機構(PLO)が行うとの立場で、ハマスの自治政府への参加は交渉に影響しないと主張している。



 
 
>TOP

パレスチナ分断解消へ ファタハとハマス、統一政府合意

2011/5/5 1:26

【カイロ=花房良祐】パレスチナ自治政府の主流派ファタハとガザを制圧するイスラム原理主義組織ハマスは4日、統一政府の樹立で正式合意したと発表した。両者の和解で2007年から続くパレスチナの分裂状態が解消する見込み。自治政府の議長と評議会(議会)議員を選出する選挙も1年以内に実施する。イスラエルは過激派のハマスが統一政府に参加することに反発、和平交渉が停滞する可能性が高まっている。

ファタハを率いるアッバス自治政府議長は4日、交渉を仲介したエジプトのカイロで合意式典に出席、近く統一政府の顔ぶれを公表するとの声明を読み上げた。ハマスの指導者マシャル氏は「(和解で)我々はイスラエルだけと闘争する」と述べた。分断以降初めてとなる選挙を実施し、統一政府は選挙までの暫定政府とする。自治政府とハマスの治安機関の統合についても協議する。

和解交渉が急速に進んだ背景には中東で相次ぐ民衆の抗議活動がある。ハマスを支援するシリアが反政府デモで動揺し、ハマスをファタハとの和解に動かした。エジプトでは親米政権が崩壊、ファタハ寄りの政策を中立に修正したことが仲介の成功につながった面もある。パレスチナでは両勢力の和解を求めるデモも発生していた。

ただ、ハマスはイスラエルの生存権を認めておらず、武力闘争を継続。ガザからロケット弾をイスラエル南部にたびたび撃ち込んでいる。欧米諸国はハマスをテロ組織と認定。国連などはパレスチナの両勢力の和解を歓迎すると表明しているものの、欧米が今後、ハマスが参加する自治政府への援助を停止することも考えられる。

和解についてイスラエルのネタニヤフ首相は4日、「和平交渉へのとてつもない打撃だ」と強く反発した。同首相は欧州を歴訪中で、ハマスが参加する自治政府を非難するよう欧州各国に働き掛ける。イスラエル政府はパレスチナの代理で徴収した税金を自治政府に送金しない方針も表明し、圧力を強めている。



 
 
>TOP

ファタハとハマス、合意文書に調印 パレスチナ

2011.05.05 Thu posted at: 10:08 JST

(CNN) パレスチナの2大勢力である自治政府主流派のファタハとイスラム組織ハマスが4日、エジプトのカイロで合意文書への調印式を行い、対立を続けてきた両派の間で正式に和解が成立した。ガザの街にはハマスの緑の旗とファタハの黄色い旗が自治政府の旗と並んで掲げられ、数千人の市民が和解を歓迎した。

調印式で自治政府のアッバス議長は「勢力争いのページは永遠にめくられる」と演説し、仲介役を果たしたエジプトに謝意を表した。ハマス指導者のメシャール氏も「新たなページをめくる」と述べ、両派の協力を約束した。

ハマスが実効支配するガザでは、ファタハの活動家という男性が「言いようのない幸福を感じる」「自由に自分を表現できるというのは素晴らしい」と喜びを語った。ファタハが本拠とするヨルダン川西岸でも市民が集まり、旗を掲げて色とりどりの風船を飛ばすなど祝賀ムードに包まれた。

一方、パレスチナ自治政府に対し合意撤回を求めていたイスラエルのネタニヤフ首相は同日、「(合意成立は)和平にとっての大きな打撃であり、テロリズムにとっての勝利だ」と非難した。

国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は合意成立を歓迎し、調印式に代表者を派遣した。



 
 
>TOP

ムバラク氏、有罪の場合は死刑もあり得る エジプト法相

2011.05.05 Thu posted at: 11:40 JST

カイロ(CNN) エジプトのゲンディ法相は先週、就任後初のテレビインタビューに応じ、今年1〜2月の反政府デモで辞任に追い込まれたムバラク前大統領がデモ参加者の殺害を命じたとして有罪になった場合、死刑判決が下される可能性もあるとの見解を示した。

同法相は「もし(ムバラク氏の)犯罪が証明されれば、裁判所は死刑判決を下すことをちゅうちょしない」とし、「通常は正当な理由があれば裁判官が寛大な処置をとることはあり得るが、この裁判ではいかなる減刑も議論されないと考える」と述べた。また、容疑について「エジプトを堕落させた腐敗政権の打倒を望み、権利を求めた市民800人を殺害した酷い犯罪だ」とも語った。

ムバラク氏は辞任後、健康状態が悪化したとして保養地シャルムエルシェイクに滞在している。検察当局は同氏をカイロの軍病院に移送する計画だったが、同氏の医師が移送は生命を危険にさらすおそれがあるとしたため、先月この計画をとりやめていた。

しかし、法相は自身が入手した報告からムバラク氏の健康状態は良好であると判断しているとし、時期が来たら同氏の出廷が求められるとしている。さらに、「出廷は義務」であり、体調がすぐれない場合は検察官が同氏のもとに出向くと述べた。

ムバラク氏は汚職や国費流用などでも捜査対象となっているが、法相はこうした容疑に関しても捜査を進めていると語った。



 
 
>TOP

ムバラク政権の閣僚に初の有罪判決 エジプト

2011/5/6 10:36

【ドバイ=太田順尚】エジプトの裁判所は5日、資金洗浄や汚職などの罪で追訴されたアドリ元内相に禁錮12年と1500万エジプトポンド(約2億円)の罰金を科す有罪判決を下した。同氏はムバラク政権下で13年間、内相を務めた。政権崩壊後、同政権の閣僚に有罪判決が下るのは初めて。

ロイター通信などが伝えた。元内相は罪を否定している。元内相はムバラク政権下で治安部隊を率い、政治活動などを抑圧したとされる。今年1〜2月の反政府デモに際してもデモ隊に発砲を命じたとして追訴されており、有罪になれば死刑になる可能性もある。

ムバラク政権崩壊後、腐敗や抑圧などを追及する動きが本格化し、同政権の閣僚や高官などの追訴や公判が進んでいる。



 
 
>TOP

NEWS25時:エジプト 元内相に禁錮12年

エジプトの裁判所は5日、アドリ元内相に対し、汚職罪などで禁錮12年と罰金2300万エジプトポンド(約3億1000万円)の判決を下した。民衆蜂起で打倒されたムバラク前政権の幹部が有罪判決を受けたのは初めて。元内相はデモ隊参加者の死亡で殺人罪でも起訴されており、死刑判決も予想される。アドリ元内相は1月25日に始まった民主化デモの弾圧を指揮した。【カイロ】

毎日新聞 2011年5月7日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト首都で宗教勢力衝突、死者12人に

2011/5/8 20:04 (2011/5/9 1:02更新)

【カイロ=花房良祐】エジプトのカイロで7日、キリスト教徒の一派であるコプト教徒とイスラム教徒の衝突があり、12人が死亡、200人以上が負傷した。エジプトではムバラク政権の崩壊後、治安当局の能力が低下しており、コプト教徒とイスラム教徒の衝突がたびたび発生、宗教対立の懸念が強まっている。

国営メディアなどが報じた。イスラム教の教義を厳格に解釈するサラフ主義者ら数百人が押しかけ、コプト教の教会が炎上した。コプト教の聖職者の妻がイスラム教に改宗したため、拘束されているとの噂が広がっていた。シャラフ首相は8日、ペルシャ湾岸諸国への訪問を延期し、緊急閣議で対応を協議した。

憲法改正の国民投票の際もイスラム教を巡る条文で論争になった経緯もあり、宗教間の摩擦は今夏に予定されている人民議会(国会に相当)選挙などにも影響を与えそうだ。



 
 
>TOP

イスラム教徒と乱闘、コプト教会炎上 エジプト

2011年5月8日21時57分

カイロ西部で7日、イスラム教徒とキリスト教の一派コプト教徒の間で乱闘が起き、コプト教の教会が炎上。エジプト国営中東通信などによると10人が死亡、200人近くがけがをした。エジプトでは2月の政変以降、治安機関が弱体化し、多数派のイスラム教徒と同国人口の1割程度とみられるコプト教徒との対立が暴動に発展する例が相次いでいる。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどによると、コプト教徒の女性が、イスラム教徒の夫と離婚しようとして家を出たところ、夫が「妻が拉致されて教会に閉じこめられた。妻がイスラム教に改宗したからだ」と言い出したのが騒ぎの発端だったという。

これを聞いた保守的なイスラム教徒らが教会を取り囲んで女性の解放を求め、コプト教徒との暴動に発展した。この騒ぎでエジプト当局は190人を拘束。近く軍事法廷に起訴するという。(カイロ=貫洞欣寛)



 
 
>TOP

エジプトの宗教対立が暴動に発展、死傷者多数

2011.05.09 Mon posted at: 09:33 JST

カイロ(CNN) エジプトで7日から8日にかけてイスラム教とキリスト教の一派コプト教の宗教対立が激化し、政府は臨時閣議を招集して対応を協議した。

国営テレビによると、首都カイロでは教会前で衝突が起き、少なくとも12人が死亡、232人が負傷した。当局によれば、キリスト教からイスラム教に改宗した女性が教会内に監禁されているとのうわさが広まり、暴動に発展したという。

シャラフ首相は予定していたバーレーンとアラブ首長国連邦(UAE)への訪問を延期し、臨時閣議を開いた。

在エジプト米国大使館付近には8日、コプト教徒のグループが集まり、同国のキリスト教徒を守ってほしいと国際社会に訴えるとともに、エジプト政府の対応は不十分だと批判した。

カイロ近郊の街では、キリスト教徒を中心とする数百人が融和を呼びかける集会を開いたのに対し、周辺の建物の屋上から石やれんがが投げつけられるなどして暴動に発展。治安部隊が出動して両派を引き離したが、数人の負傷者が出た。

エジプトでは数カ月前から多数派のイスラム教徒と少数派のコプト教徒との間で対立が浮上、何度も衝突が起きている。緊張が高まったきっかけは、米政府機関が発表した世界の宗教の自由に関する報告書の中で、イスラム社会で少数派のコプト教徒が敵視される問題について取り上げたことだった。



 
 
>TOP

エジプト:イスラム教徒、キリスト教会攻撃 12人死亡

【カイロ斎藤義彦】エジプト・カイロで7日、保守的なイスラム教徒が少数派でキリスト教一派のコプト教徒の教会を襲撃。教会の一部を焼き打ちし、コプト教徒少なくとも12人が死亡、200人以上が負傷した。カイロ中心部では8日も抗議のため集まったコプト教徒とイスラム教徒が互いに投石し衝突する騒ぎになった。

イスラム教徒は「イスラム教に改宗した女性をキリスト教会が拘束している」と主張。両派の対立で3月に少なくとも8人が死亡したばかり。報道によると、イスラム教徒が教会に火炎瓶を投げたほか、一部でコプト教徒と銃撃戦になった。エジプトはコプト教徒が人口の約10%。多数派のイスラム教徒との間で時折、緊張状態になる。

毎日新聞 2011年5月9日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト元観光相に有罪判決 不正取引などで

2011/5/10 19:38

【ドバイ=太田順尚】エジプトの司法関係者は10日、同国の裁判所がムバラク政権時代に観光相だったガラーナ被告に、不正取引などの罪で禁錮5年の有罪判決を下したと明らかにした。ムバラク政権時代の閣僚に有罪判決が下されるのは、アドリ元内相に続き2件目。

ガラーナ被告は観光相時代、観光プロジェクトの名目で国有地を市場価格を大幅に下回る価格で知人の実業家に払い下げ、約5000万ドル(約40億円)の損害を国に与えたとされる。取引に関与した実業家2人も有罪判決を下された。



 
 
>TOP

エジプト前大統領の拘束延長、前観光相に禁固5年

2011.05.11 Wed posted at: 11:58 JST

カイロ(CNN) エジプト国営メディアによると、同国の検察は10日、反政府デモ弾圧への関与などを問われているムバラク前大統領の拘束期間を少なくとも15日間延長した。前政権での不正取引で訴追されたガラーナ前観光相には同日、禁固5年の有罪判決が言い渡された。

ムバラク前大統領は反政府デモで辞任に追い込まれ、デモ参加者らの死などに関連して息子2人とともに拘束された。検察は前大統領の財産や銀行口座についても捜査を進めている。

一方、検察当局の報道担当者によると、ガラーナ前観光相は不正取引により国に損失を与えたとして禁固刑を言い渡された。

前政権時代の閣僚では、当時の内相が汚職罪で禁固12年の有罪判決を受け、さらにデモ参加者を殺害した罪で21日に裁判が予定されている。また2月に国外へ逃亡したとされる前財務相も、公金を不正に使った罪で起訴されている。



 
 
>TOP

NEWS25時:エジプト 元観光相にも有罪判決

カイロの裁判所は10日、ガラーナ元観光相に対し、公共財産の不正流用などの罪で、禁錮5年の有罪判決を下した。ムバラク政権の幹部に対しては、アドリ元内相に5日、禁錮12年などの有罪判決が出たばかり。

報道によると元観光相は、紅海に面した公有地を2人の業者に市場価格より安く売った。業者2人も禁錮5年の有罪判決を受けた。【カイロ】

毎日新聞 2011年5月12日 東京朝刊



 
 
>TOP

イスラエル副首相、「ムバラク後」のエジプト反動警戒

和平見直しをけん制

2011/5/14 0:57

【テルアビブ=花房良祐】イスラエルのメリドール副首相兼情報・原子力相は12日、日本経済新聞と会見し、親米・親イスラエルのムバラク政権が崩壊した後のエジプトの反動に強い警戒感を表明した。同国でイスラエルとの平和条約見直し論があることをけん制し「条約維持がエジプトの国益となる」と力説。中東・北アフリカの反体制デモの広がりが、イスラム社会全体で過激派台頭を招く展開に懸念も指摘した。

抗議デモで揺れるアラブ地域の変質はイスラエルの安全保障環境を急変させている。反イスラエル感情が強いエジプトでは、1979年に締結したイスラエルとの平和条約を見直すべきだとの声が多く、米調査団体の世論調査によると国民の54%が「和平を破棄すべきだ」と回答。最大野党のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団も反イスラエルを公言、議会選挙で台頭すれば両国の関係がこじれる可能性もある。

メリドール氏はこうした状況を踏まえ、エジプトとの和平が「地域の(国家同士の大きな)戦争はなくなり、安定をもたらした」と強調。イスラエルとの関係悪化は「エジプトの経済や外国投資にも悪影響を与える」と指摘した。

そのうえで反体制デモの危うさに触れ、中東・北アフリカ地域が「イスラム過激派に乗っ取られるかもしれない」と述べた。「(民主化を求める動きが)ハッピーエンドとなるかは分からない」とも語った。

シリア情勢にも言及した。イスラエルはシリアとは平和条約を締結しておらず、シリアのアサド政権が崩壊して急進派が実権を握れば、緊張が高まるとの指摘もあることをにらみ「戦争がなかったことはお互いにとって重要だった。不安定な国境を作り出すべきではない」と主張した。

イスラエルとの衝突を繰り返してきたパレスチナの過激派ハマスには、武力闘争の放棄など変化を促す考えを明らかにした。ハマスは今月初め、パレスチナ自治政府の主流派ファタハと統一政府の樹立で合意したが、パレスチナ問題の対話解決を目指すファタハに対し、ハマスはイスラエルへの武力闘争を続ける。メリドール氏は「統一は響きがいいが、ハマスが(変化を)受け入れなければ状況は悪化する」と強く警告した。



 
 
>TOP

エジプト、不正蓄財容疑で前大統領夫人の拘束命令

2011/5/14 1:06

【ドバイ=中西俊裕】エジプトの中東通信は13日、同国司法当局がムバラク前大統領のスーザン夫人を巨額の不正蓄財容疑で15日間拘束するよう命じたと報じた。前大統領も一族の不正蓄財とデモ隊弾圧の容疑により病院で拘束状態にあり、検察当局は起訴する方向で捜査を続けている。夫人を拘束して本格的に取り調べ、旧政権の不正追及を加速する構えだ。

前大統領が収容されている東部シャルムエルシェイクの病院関係者によると夫人は12日、同病院で初の事情聴取を受けている間に失神し医師の治療を受けているという。現地からの報道などでは、夫人は既に当局に身柄を拘束されたとの情報もある。



 
 
>TOP

「逸脱行為は強硬に対応」 エジプト軍が声明

2011/5/14 22:53

【ドバイ=太田順尚】エジプトを暫定統治する軍最高評議会は13日、国の安定や治安を脅かす「逸脱集団」は手段を選ばず取り締まるとの声明を出した。7、8日にイスラムとキリスト教徒間の衝突で12人が死亡するなどムバラク政権崩壊後の混乱が広がる兆しを見せており、軍が強硬姿勢に転じた可能性もある。



 
 
>TOP

エジプト前大統領夫人、不正蓄財容疑で拘束へ

【カイロ=田尾茂樹】エジプトの中東通信によると、同国司法当局は13日、ムバラク前大統領のスーザン夫人(70)を不正蓄財容疑で15日間拘束すると発表した。

だが、国営テレビによると、夫人は同日、心臓の不調を訴えて東部シャルムエルシェイクの病院の集中治療室に運ばれた。

夫人は、この病院にやはり心臓の不調で入院している前大統領に付き添っていたという。

(2011年5月14日17時16分 読売新聞)



 
 
>TOP

アラブ連盟事務局長にエジプト外相

2011/5/16 10:40

【ドバイ=中西俊裕】アラブ連盟は15日、事務局長にエルアラビ・エジプト外相を選出した。アラブ連盟はアラブ圏22カ国・機構で構成、アラブ諸国の主権を守り、経済協力を促進するため政策調整をする機関。

事務局長ポストを巡っては、エジプトとカタールが候補を擁立。エジプトは当初ムバラク前大統領の国民民主党(NDP)の党員だったエルフェキ氏を立てた。だがアラブ各国から批判が相次ぎ、エジプトは同氏に代えて、民主化デモを支持した元国際司法裁判所判事のエルアラビ氏を候補に起用。カタール側が立候補を取り下げて同氏が満場一致で選ばれた。



 
 
>TOP

アラブ連盟の新事務局長にエジプトのアラビ外相

2011年5月16日10時21分

アラブ圏22カ国・地域でつくるアラブ連盟(本部・カイロ)は15日、新事務局長にエジプトのナビル・アラビ外相を選出した。

アラビ氏はエジプトの国連大使などを務めた元外交官。エジプトのムバラク政権崩壊後の3月、外相に就任した。パレスチナのファタハとハマスの和解合意を成立させ、米国やイスラエルに配慮しパレスチナ諸派と距離を置いたムバラク政権の外交方針を変えた。

現在の事務局長ムーサ氏に続き、エジプトの外相経験者が事務局長に就任することとなった。ムーサ氏はこの秋に予定されるエジプト大統領選に出馬する意向を示している。(カイロ=貫洞欣寛)



 
 
>TOP

アラブ連盟事務局長にエジプト外相のアラビ氏

【カイロ支局】ロイター通信によると、アラブ連盟(本部・カイロ)は15日、次期事務局長にエジプト外相のナビル・アラビ氏を選出した。

アラビ氏はエジプトの国連大使や国際司法裁判所判事を歴任。今年3月、反体制デモが拡大したエジプトで、ムバラク前大統領が辞任した後、新内閣の外相に就任した。

前任で、ムバラク政権下で外相も務めたアムル・ムーサ氏は次期エジプト大統領選へ出馬する。

(2011年5月16日10時37分 読売新聞)



 
 
>TOP

アラブ連盟:新事務局長にエジプト外相

【テヘラン鵜塚健】アラブ諸国で作るアラブ連盟(22カ国・機構)は15日、カイロで会合を開き、ムーサ事務局長の任期満了に伴い、アラビ・エジプト外相を新事務局長に選出した。「アラブの盟主」エジプトがポストを守った。ムーサ氏は次期エジプト大統領選出馬を予定している。

アラビ氏は国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)の判事やエジプトの国連大使を務め、ムバラク大統領退陣後の3月、新政権の外相に就任した。イランとの関係修復に乗り出したほか、エジプトとパレスチナ自治区ガザ地区との国境開放を発表した。事務局長はこれまで6人のうち5人がエジプト人。

毎日新聞 2011年5月16日 東京夕刊



 
 
>TOP

ムバラク前大統領夫人、個人資産を放棄 不動産など3億円弱

2011/5/17 9:54

【ドバイ=太田順尚】エジプトの中東通信によると、不正蓄財の容疑で検察当局の捜査を受けているエジプトのスーザン・ムバラク前大統領夫人は16日、不動産や預貯金など約2000万エジプトポンド(約2億7000万円)相当の個人資産の放棄に同意した。

夫人は首都カイロの別荘や2つの銀行口座の権利を放棄し、検察当局に委任した。これを受け、当局が夫人の捜査を終える可能性もあるという。夫人は前大統領の職権を利用して不正蓄財したとして拘束されたが、その後、心臓発作で東部シャルムエルシェイクの病院に緊急入院している。



 
 
>TOP

ムバラク夫人を釈放 エジプト

2011/5/18 2:34

エジプトの中東通信などによると、不正蓄財の容疑で拘束されていたムバラク前大統領のスーザン夫人が17日、釈放された。夫人は16日、自らの銀行口座の資金2千万エジプトポンド(約2億7千万円)と首都カイロ市内に保有する邸宅の処分に関する委任状を政府に提出していた。

検察当局は釈放後もスーザン夫人に対する捜査は続けるとしている。

スーザン夫人は拘束命令が出たと知らされた13日、胸の異常を訴え、滞在中の東部シャルムエルシェイクの病院に緊急入院し、病院で拘束下に置かれていた。(カイロ=共同)



 
 
>TOP

アルカイダ、暫定最高指導者を任命 アルジャズィーラ報道

エジプト軍特殊部隊出身のアデル容疑者

2011/5/18 20:11

【ドバイ=太田順尚】中東の衛星テレビ局アルジャズィーラは18日、国際テロ組織アルカイダが最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の殺害を受け、アルカイダ軍事作戦部門トップのサイフ・アデル容疑者を暫定最高指導者に任命したと伝えた。同容疑者が正式な後継者となるかは不明。

アデル容疑者はエジプト軍の特殊部隊出身。1990年代にスーダンやアフガニスタンでアルカイダの訓練所を設置し、98年のタンザニア、ケニア両国の米大使館爆破事件にも関与したとされる。2001年の米同時テロの後、逃亡先のイランで軟禁されたが、約1年前に解放されたという。

ビンラディン容疑者の正式な後継者には、アルカイダナンバー2のアイマン・ザワヒリ容疑者が就くとの見方が強い。同容疑者と同じエジプト出身のアデル容疑者が暫定最高指導者に任命されたのは、ザワヒリ容疑者の後継を視野に、イスラム発祥の地のアラビア半島出身者以外がトップになった場合の組織内の反応をうかがうためとの見方も出ている。



 
 
>TOP

アルカイダ、指導者代理にエジプト軍出身の幹部を任命か

2011.05.18 Wed posted at: 09:32 JST

(CNN) 国際テロ組織アルカイダは、米軍の作戦で死亡した指導者オサマ・ビンラディン容疑者に代わる暫定的な指導者として、エジプト軍特殊部隊出身の幹部を任命したとみられる。アルカイダの内部事情に詳しい英シンクタンクのアナリスト、ノーマン・ベノトマン氏がCNNに語った。

ベノトマン氏はリビアのアルカイダ系武装組織、リビア・イスラム戦闘集団(LIFG)の元指導者で、アルカイダ指導部とは20年前から親交があった。LIFGはその後、アルカイダとの関係を断絶している。

同氏がメンバーらとの個人的接触やイスラム武装組織系ウェブサイトから得た情報として語ったところによると、アルカイダの指導者代理に任命されたのはエジプト人のサイフ・アデル氏。1980年代に旧ソ連のアフガニスタン侵攻に対抗するイスラム義勇兵としてアフガンへ渡り、2001年のタリバーン政権崩壊でイランへ逃れた。サウジアラビアの対テロ当局高官らによると、同氏は03年以降、アルカイダの在サウジ組織によるテロ攻撃をイランから指揮していたとみられる。過去1年間のうちにパキスタンへ移ったとの情報もある。

ベノトマン氏によると、アルカイダが任命を急いだのは、各地のイスラム武装組織から最近、ビンラディン容疑者の後継者が正式に発表されないことを不安視する声が上がり始めたためとみられる。ただ問題は、アデル氏がエジプト人であることだ。ビンラディン容疑者の母国サウジやイエメン出身のメンバーらの間では、イスラム教各派の聖地であるアラビア半島の出身者を後継者とするべきだとの意見が強い。

最終的な後継者として有力視されているビンラディン容疑者の副官、アイマン・ザワヒリ容疑者もエジプト人だ。アデル氏の任命には、アラビア半島以外の出身者を指導者とすることへの反応を探る目的もあるのではないかと、ベノトマン氏は語る。

指導者代理が決まったことにより、各地のアルカイダ系組織がビンラディン容疑者に誓っていた忠誠を、次期指導者への忠誠に変更する手続きも可能となる。具体的にはザワヒリ容疑者に忠誠を誓う形となる可能性が高いが、同容疑者にはビンラディン容疑者のようなカリスマ性がないとの指摘もある。

アルカイダ指導者の交代はタリバーンとの関係にも影響を及ぼしそうだ。ビンラディン容疑者は個人的にタリバーンの最高指導者オマル師に忠誠を誓っていたが、タリバーン側は米、アフガン両政府との和平交渉の条件としてアルカイダとの関係放棄を迫られているという事情から、次期指導者による忠誠の誓いを断る可能性もある。



 
 
>TOP

アルカイダ暫定指導者にエジプト人幹部か 米で報道

2011年5月18日21時40分

米CNNテレビやロイター通信は17日、テロ組織専門家の話として、指導者オサマ・ビンラディン容疑者を失った国際テロ組織アルカイダが、暫定的な指導者にエジプト人幹部のセイフ・アデル容疑者を選んだと報じた。この専門家は、「アルカイダのナンバー2」と呼ばれてきたアイマン・ザワヒリ容疑者に今後、全権が渡る可能性があるとみている。

リビア人の元アルカイダ幹部で、現在は英国の研究機関に勤務するノアマン・ベンオスマン氏が、アルカイダ関係者などから得た情報として「アデルが現在、軍事部門などの指揮を執っている」述べた。そのうえで「アデルは同じエジプト人のザワヒリと親しく、ザワヒリの正式後継者就任につなげたい狙いもあるようだ」とした。アルカイダ幹部の間では、指導者はエジプト人ではなくアラビア半島出身者でなければならないとの異論があるという。

アデル容疑者は元エジプト軍人で、本名ムハンマド・メッカウィ。1988年ごろにアフガニスタンに渡ったとされる。米連邦捜査局(FBI)は98年のケニア、タンザニアでの米国大使館爆破テロに関与したとして国際手配している。(カイロ=貫洞欣寛)



 
 
>TOP

アル・カーイダ、暫定指導者任命か…TV報道

【カイロ=佐藤昌宏】カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」は18日、パキスタンの情報機関から得た情報として、国際テロ組織アル・カーイダが、ウサマ・ビンラーディン殺害でトップ不在の中、エジプト人サイフ・アデル容疑者(48)を暫定指導者に任命した、と報じた。

同テレビ局などによると、アデル容疑者はエジプト軍特殊部隊出身で、アル・カーイダではテロ計画の立案などに関与。1998年のケニア、タンザニアの米大使館同時爆弾テロ事件にも関わったとされ、テロ容疑で米政府の最重要指名手配犯の一人に挙げられている。

ビンラーディンの元側近のリビア人男性は、同テレビ局に対し、有力後継者は、依然として組織ナンバー2のエジプト人アイマン・ザワヒリ容疑者(59)であると強調。アデル容疑者の任命は、同じエジプト人がトップに就任した際の組織内の反応を探るためだと指摘している。

(2011年5月18日20時43分 読売新聞)



 
 
>TOP

ムバラク前大統領夫人を釈放 エジプト当局

2011年5月19日0時11分

エジプト司法当局は17日、不正蓄財容疑で拘束していたスーザン・ムバラク前大統領夫人(70)を釈放した。国営中東通信が報じた。スーザン夫人は地位を利用して蓄財した疑いで13日に拘束されたが、直後に心臓発作で入院。16日に不動産や預金などの私有財産2400万エジプトポンド(約3億3千万円)を放棄して国庫に返還することに同意していた。

ムバラク前大統領も不正蓄財容疑などで病院で拘束されている。エジプト軍最高評議会は夫妻の訴追に消極的で、健康状態の公表や私有財産の返還などを通じて「妥協点」を探っている可能性がある。(カイロ=貫洞欣寛)



 
 
>TOP

エジプト、ムスリム同胞団が新党結党届

【カイロ=佐藤昌宏】エジプトのイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」は18日、新党「自由公正党」(ムハンマド・モルシ党首)の結党届を政府に提出した。副党首には、キリスト教の一派であるコプト教の信者で思想家のラフィク・ハビブ氏が起用された。

ムハンマド・カタトニー党幹事長は記者団に「自由公正党はイスラム教の原則に基づいた市民政党だ」と述べ、宗教政党ではないと強調した。約8800人の党員のうち、93人が人口の約1割を占めるコプト教徒だという。自由公正党は、9月の人民議会(下院、518議席)選に250人程度の候補者を擁立する方針。副党首にコプト教徒を据えたのは、国民に警戒感が強いイスラム原理主義色を薄める狙いとみられる。

(2011年5月19日22時16分 読売新聞)



 
 
>TOP

米国:対エジプト・チュニジア、数十億ドル規模経済支援−−大統領表明へ

◇中東民主化支持 対外債務放棄など

【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は19日午前(日本時間同日深夜)、新たな中東政策について演説し、中東各国の民衆による民主化要求に支持を表明する。大統領は演説で、エジプト、チュニジアの民主化支援のために、対外債務の放棄を含む総額数十億ドル規模の経済支援策を表明する。米政府高官が18日明らかにした。

米政府高官によると、大統領は演説で、中東各国の民主化が進展するためには経済成長の加速が重要との考えを表明。若年層の失業が中東各国の社会不安を生んでいるとの認識に立ち、雇用増加につながる経済支援策を表明する。世界銀行やアフリカ開発銀行などの国際金融機関や主要国にも、金融支援などの協力を求める。

エジプトとチュニジアへの支援を重視する理由について、高官は、両国が「変革のよきモデル」であると説明。両国の今後の経済的成功が、他の権威主義体制の国々に民主化を促すメッセージになるとの認識を示した。

一方、大統領は演説で、カダフィ政権と反政府派の内戦が続くリビアや、民主化要求デモへの弾圧が続くシリアについても言及する見通し。激しい弾圧が続くこれらの国々に対し、米政権は有効な対策を取りあぐねており、大統領の発言が注目される。

毎日新聞 2011年5月19日 東京夕刊



 
 
>TOP

エジプト革命の死者は840人 アムネスティ

2011.05.20 Fri posted at: 10:28 JST

(CNN)国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは19日、今年1〜2月にかけてエジプトで起きたムバラク前政権に対する抗議行動で、少なくとも840人が死亡し6000人以上が負傷したとする報告書を発表した。

この報告書でアムネスティは、エジプト政府は犠牲者遺族への補償や国民の政府に対する信頼回復に向け大きな課題を背負っていると指摘した。

「これまで公的機関は抑圧の道具として、そして正義を阻むものとして見られてきた。そうした機関に対する信頼の再構築に向け、エジプト政府はやるべきことが数多くある」

「人権侵害の発生を許した法律の徹底的な見直しから始め、そうした権力の乱用が再発しないことを保証するための手を打たなければならない」

エジプト政府はCNNの取材に対し、この報告書に関するコメントを拒否した。

アムネスティによれば調査団は2カ月以上かけて現地調査を行った。

報告書によれば、頭や胸に銃弾を受けて多くの人が死亡した。ある臨時医療施設では散弾銃の銃撃を受けた300人が視力を失ったという。また、反政府デモに参加して逮捕された人々に対して殴打や電気ショックの他、暴行すると脅すなどの拷問が数多く行われた。逮捕者のうち少なくとも189人が死亡したという。

エジプト当局は、デモ隊殺害に関与したとしてムバラク前大統領と2人の息子を逮捕している。

汚職罪で禁固12年の判決を受けたアドリ前内相もデモ隊殺害に関与した罪にも問われており、21日に裁判が始まる。検察は前政権で重要な職にあった人々を対象にした捜査を続行している。



 
 
>TOP

オバマ米大統領:中東政策 民主化へアメとムチ エジプトに20億ドル支援約束

【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は19日の中東政策演説で、民主化運動を弾圧しているシリアのアサド政権への厳しい姿勢とは対照的に、独裁政権を崩壊させたエジプト、チュニジアの民衆蜂起を称賛し、民主化へ向けた経済支援を提唱した。特にエジプトには債務減免や新規融資などで最大20億ドル(約1630億円)の支援を約束。中東民主化促進へ「アメとムチ」を使い分ける姿勢を示した。

オバマ大統領は中東各地の民主化要求を「歴史的な機会」と評価し、各国の独裁政権には「抑圧や民心を懐柔する戦略は、もはや通用しない」と警告。言論・集会・宗教の自由や男女平等など「普遍的権利」を踏まえ、「中東・北アフリカの市民の正当な要求に見合った政治経済改革を支持する」と明言した。

また親米政権のイエメン、バーレーンに対しては、反体制派との対話を促した。だが、イエメンのサレハ大統領はペルシャ湾岸産油国でつくる湾岸協力会議(GCC)の調停案を事実上拒否し、現職にとどまる意向を強くにじませており、演説が情勢を大きく変える可能性は低い。

一方でイランを「核開発」「テロ支援」「人権抑圧」で厳しく非難し、リビアの最高指導者カダフィ大佐には退陣を求めた。

大統領は演説の冒頭、米軍が殺害した国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の思想に言及し、「(中東の)圧倒的多数の人々は、大量殺害がより良い生活への答えにはならないことを知った」と述べ、暴力との決別が生活向上につながると強調した。

毎日新聞 2011年5月20日 東京夕刊



 
 
>TOP

エジプト証取にETF上場 来月初めて、個人呼び込む

2011/5/23 11:48

【カイロ=花房良祐】エジプト証券取引所は6月中にも、エジプトの代表的な株価指数EGX30に連動する上場投資信託(ETF)を上場させる方針だ。同証取にETFが上場するのは初めて。反政府デモでムバラク政権が崩壊して以降、国内の個人投資家が株式への投資に慎重になっており、金融商品の拡充で流出したマネーを呼び戻したい考え。

エジプト証取のムハンマド・アブドルサラム会長が明らかにした。エジプト株式市場の取引は2月の政変前、約70%を個人投資家が占めていたが、政変後は個人が手元資金の確保やリスク回避の姿勢を強め、取引に占める割合は30%台に落ち込んだ。一般的に個別株よりも値動きが小幅で、相対的にリスクが低いとされるETFの導入で個人投資家を市場に復帰させたい考えだ。

このほか、6月中に空売りを可能とするほか、サーキットブレーカー(取引の一時停止措置)も撤廃し、取引の自由化を進める。



 
 
>TOP

エジプトの街角で進む「脱ムバラク」作業

2011.05.25 Wed posted at: 20:08 JST

(CNN) 過去30年間にわたったムバラク政権が崩壊したエジプトで、街の至るところに掲げられていた前大統領の看板やポスターを撤去する作業が進んでいる。

これまでは同国を訪れて、ムバラク前大統領の肖像や前大統領にちなんだ道路を見かけない者はいなかった。ムバラクと名の付く学校や病院、村、農場、ビルなどは1万カ所近くに上るとされていた。

だが今、国民はその名残を消そうと作業を急いでいる。議場に掲げられた前大統領の肖像は外され、地下鉄のムバラク駅は「殉教者」を意味する名に変更された。

排除の対象は前大統領本人だけではない。スーザン夫人の名を掲げていた病院でも、その文字は消されていた。

だが、30年ぶりの大掃除には時間も手間もかかる。病院から少し離れた場所に、消し忘れた名残が見つかった。その看板には「スーザン・ムバラク病院、200メートル先」と書かれていた。



 
 
>TOP

世銀、最大60億ドル支援へ エジプト・チュニジア向け

2011/5/25 0:00

【ワシントン=矢沢俊樹】世界銀行のゼーリック総裁は24日、反政府デモで独裁政権が崩壊したエジプトとチュニジアに対し、向こう2年間で最大60億ドル(約4800億円)を資金支援する方針を明らかにした。両国への関与強化を重視するオバマ米政権の中東・北アフリカ政策を強く反映した動きといえる。

エジプトに対する資金枠は約45億ドル。既に実施している社会インフラ整備に加え、民間企業向けやプロジェクト投資を対象とした融資が追加支援の中心。国際収支悪化への対応を検討中の国際通貨基金(IMF)とも連携する。

一方、チュニジア向けには他の国際金融機関と協調し、15億ドル規模の資金を支援する。世銀グループの民間セクター向け支援機関を通じ、失業者対策などを軸に経済政策を下支えしたい考えだ。

オバマ大統領は先にエジプト向けに債務削減など20億ドル規模の支援を表明。今週末に仏ドービルで開く8カ国(G8)首脳会議でも中東・北アフリカの政治安定化を主要議題に取り上げる見込みで、両国を民主化の試金石とみる米政府が中心となって国際的な支援の枠組みづくりを急いでいる。



 
 
>TOP

ムバラク前大統領の起訴を決定 エジプト検察当局

2011/5/25 2:46

【ドバイ=太田順尚】エジプト検察当局は24日、反政府デモで2月に退陣したムバラク前大統領と息子2人をデモ隊の弾圧と汚職の罪で起訴することを決め、前大統領は近く裁判に出廷することになった。前大統領は4月に拘束されていたが、市民は早期起訴を求めており、国内の不安定化を避けたい軍事政権が要求に配慮したとみられる。

検察当局は国営通信を通じ、前大統領が「平和的なデモ参加者の計画的殺害に関与し、公金を不正蓄財した罪にも問われている」との声明を出した。前大統領の長男アラア氏と次男ガマル氏、元側近で国外逃亡している実業家も同じ罪で起訴された。デモ参加者の殺害で有罪になれば、死刑になる可能性もある。

前大統領は4月、同じ容疑で滞在先のエジプト東部シャルムエルシェイクで拘束され、同地の病院で事情聴取を受けている。これに対し、市民らは早急な起訴を求め、27日に「第二の革命」と名付けた大規模なデモをカイロのタハリール広場で実施するよう呼びかけていた。政権崩壊後に続く混乱がさらに拡大する懸念が高まっており、政権が起訴を急いだようだ。

政権崩壊後、アドリ元内相やガラーナ元観光相に汚職や不正取引などの罪で禁錮の有罪判決が下るなど、ムバラク政権関係者の弾圧や不正に対する追及が進んでいる。



 
 
>TOP

エジプト検察、前大統領を訴追 デモ参加者殺害などの疑い

2011.05.25 Wed posted at: 09:19 JST

(CNN) エジプト検察は24日、ムバラク前大統領と2人の息子をデモ参加者殺害や公金浪費の疑いで訴追すると発表した。

検察によると、ムバラク前大統領は今年1月25日、首都カイロのタハリール広場でデモ隊を殺害する計画を承認し、警官隊に実弾の使用を指示した疑い。司法相らによれば、有罪となった場合は死刑を言い渡される可能性がある。当時のデモで参加者20人殺害の罪に問われた警官は、23日に死刑判決を受けている。

前大統領は退陣要求のデモを受けて2月に辞任した後、家族や前政権関係者とともに取り調べを受けてきた。動悸(どうき)や血圧上昇のため、4月中旬以降はカイロ市内の軍病院に入院している。

前大統領はまた、長男アラア氏、次男ガマル氏とともに、リゾート地シャルムエルシェイクの別荘をめぐる権力乱用や不正蓄財などで起訴されている。検察はさらに、武器売買などでの汚職容疑で前大統領や息子らの捜査を続行中。不正蓄財容疑に絡んで拘束された妻スーザン夫人は今月初めに心臓発作を起こしたと伝えられ、私有財産の放棄と引き換えに先週釈放された。

ムバラク前政権の閣僚ら数人も汚職罪に問われ、アドリ前内相はすでに禁固12年を言い渡されている。



 
 
>TOP

エジプト:ムバラク前大統領を起訴

【カイロ和田浩明】エジプトの検察当局は24日、民衆蜂起で2月に退陣したムバラク前大統領(83)がデモ参加者の殺害に関与したとして刑事訴追したと発表した。殺人で有罪が確定すれば最高刑は死刑の可能性もある。約30年エジプトに君臨した元独裁者は、民主化弾圧への国民の強い怒りを受け法の裁きに直面することになった。

検察当局によると、ムバラク被告は国内治安の責任者だったアドリ元内相(汚職罪で有罪判決)らと共謀し、1月25日に始まった平和的デモの参加者を意図的に殺害したとして起訴された。権力乱用や収賄、公金横領の罪にも問われている。長男アラア、次男ガマルの2被告と元側近で国外逃亡した実業家1人も同罪で訴追された。

毎日新聞 2011年5月25日 東京朝刊



 
 
>TOP

G8サミット:アラブ民主化支援、フランス主張へ 旧東欧復興策活用

【パリ福原直樹】フランスで26、27日に行われる主要8カ国首脳会議(G8サミット)で、議長国の仏が参加国に求めるおもな主張の内容が24日、わかった。民主革命が起きたエジプト、チュニジアなどへの援助については、旧東欧圏の自由経済化に貢献した「欧州復興開発銀行(EBRD)」の持つノウハウを利用し、民主化や自由経済の促進を求めるほか、G8として初めて議論するインターネット問題では、ネット取引の安全性などを確立したい意向だ。

欧州復興開発銀行は、89年のベルリンの壁崩壊を機に91年、設立。欧州各国や日、米、スイス、韓国などが資金を拠出、旧東欧・ソ連圏の自由経済化を目指し援助を行ってきた。

だが、仏政府高官は毎日新聞に対し「旧東欧圏の民主化が達成された今、EBRDの使命は、ほぼ終わった」と指摘。一方で、同銀行には、東欧の民主化や自由市場化を進めたノウハウがあると指摘し、これを「民主革命が起きたアラブ諸国の民主化に利用すべきだ」と主張した。

高官は(1)同銀行が直接、エジプトなどに援助する(2)新たな援助機関を設け、同銀行のノウハウを使う−−などの可能性を指摘。これをG8の議論に反映したいとした。アラブ諸国の民主化に関してG8は26日夕に議論し、共同宣言を採択する見込みだ。

一方、インターネットに関する議論について、中国でネットの検閲が行われたこともあり、仏の外務省内ではG8で、ネットでの世界的な「表現の自由」を扱うべきだとの意見が強かった。

だが高官によると、仏のサルコジ大統領はこの問題を避け、(1)ネット取引での消費者保護(2)ネット内での知的財産権の確立−−などに議論を絞りたい意向だ。

毎日新聞 2011年5月25日 東京朝刊



 
 
>TOP

世界銀行:民主化支援、エジプト・チュニジアに60億ドル拠出

【ワシントン斉藤信宏】世界銀行は24日、長期独裁政権が崩壊したエジプトとチュニジアを対象に今後2年間で最大計60億ドル(約4920億円)の金融支援を実施すると発表した。民主化を支援し、中東・北アフリカ情勢の安定を図る狙いで、オバマ米大統領の中東政策を踏まえた決定とみられる。

世銀のゼーリック総裁は「中東・北アフリカにおける歴史的な変革を支え、経済発展を加速させるだろう」との声明を発表。エジプトには最大45億ドル、チュニジアには最大15億ドルを支援し、雇用確保につながる公共事業などへの投融資を実施する。世銀は「民主化の進展度合いを注視し、支援の是非について判断したい」としている。

中東・北アフリカ支援については、26日にフランスで開幕する主要8カ国首脳会議(G8サミット)でも主要議題として取り上げられる。

毎日新聞 2011年5月25日 東京夕刊



 
 
>TOP

エジプト、ガザ封鎖を解除へ イスラエルの反発必至

2011/5/26 9:34

【ドバイ=太田順尚】エジプト政府は25日、28日にパレスチナ自治区ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所の封鎖を解き、恒久的に開放すると発表した。イスラエルに同調し、ガザを封鎖していたムバラク前政権から大きな方針転換になる。武器などの流入を懸念するイスラエルの反発は必至とみられる。

エジプト政府は国営通信を通じた声明で、「封鎖解除はパレスチナ自治区の分裂を終わらせ、統一政府を築くための支援」と強調。週末に当たる金曜日と祝祭日を除き、毎日午前9時から午後5時まで開放する。18〜40歳の男性以外はエジプトの査証(ビザ)なしでの通過を認めるという。

エジプトはイスラム原理主義組織ハマスがガザの実効支配を固めた2007年、ハマスの弱体化を狙うイスラエルに協調する形でラファ検問所を封鎖。一時的に開放することはあったものの、境界の行き来は制限され、ガザ側は地下通路を利用した物資搬入やイスラエルが認めた食料や医薬品などの搬入しかできなかった。

ラファ検問所が開放されれば、イスラエル側の封鎖は意味をなさなくなり、同国のシャローム副首相は「武器などの流入を防げなくなる」と封鎖解除をけん制していた。エジプト・イスラエル間の関係が悪化するとともに、エジプト側に過激派が流入し、情勢が不安定化する恐れもある。



 
 
>TOP

エジプト:ガザ、出入り自由に 検問所開放、外交転換鮮明に

【カイロ和田浩明】エジプト政府は28日から、パレスチナ自治区ガザ地区との唯一の出入り口であるエジプト境界のラファ検問所を常時開放し、地区の封鎖を緩和する。国営の中東通信が25日報じた。常時開放は、イスラム原理主義組織ハマスが07年にガザを実効支配して以来初めて。

エジプトでは、イスラエルの後ろ盾である米国の意向を受けてパレスチナ人のラファ通過を厳しく制限してきたムバラク前政権が2月に民衆蜂起で崩壊しており、軍最高評議会が後を引き継いで以来、今回の措置はエジプトの対外政策の大きな変化の一つだ。イスラエルが反発を強めるとみられる。

中東通信によると、検問所は休日である金曜日と祝日を除く毎日午前9時から午後5時まで。女性は誰でも、男性は18歳未満と40歳以上なら、パスポートを所持していれば事前にビザを取得せずに出入りできる。エジプトの大学在学者や医療を受ける患者も対象。

エジプトは4月27日、イスラエルがテロ組織と見なすハマスと、パレスチナ自治政府を率いるアッバス議長の出身母体である穏健派ファタハの和解を仲介することに成功。ラファ検問所の常時開放についてもアラビ外相が実施方針を表明していた。

一方、イスラエルを承認せず武装闘争方針を放棄していないハマスに対し、イスラエル政府は、武器やテロ容疑者の出入り規制を理由にガザ地区を封鎖。米国から多額の援助を受けていたムバラク前政権も実質的に封鎖を支援してきた。ただ、ラファ周辺にはガザ地区に通じる多数の地下トンネルが掘られ、物資の密輸や人の移動が行われていた。

エジプト軍最高評議会は、反米を掲げるイランとの関係修復を模索する動きも見せており、今回の措置はイスラエルを刺激しそうだ。

毎日新聞 2011年5月26日 東京夕刊



 
 
>TOP

「第2の怒りの日」に数千人=軍評議会への不満高まる−エジプト

【カイロ時事】エジプトの首都カイロのタハリール広場に27日、数千人が集結し、ムバラク前大統領辞任後、暫定統治している軍最高評議会に前政権幹部の不正追及の加速や新憲法制定を求めるデモを行った。前政権打倒につながった「怒りの日」にちなみ「第2の怒りの日」として若者らが呼び掛けていた。

軍評議会は9月に人民議会選を行い、速やかに民政に移行する方針。しかし国民の間では前政権幹部の不正追及が手ぬるいとの批判や、警察力低下で治安が悪化しているとの不満が高まり、文民主導の暫定政権への移行を求める声が出ている。(2011/05/27-21:43)



 
 
>TOP

G8、「アラブの春」支援で結束 融資・援助3.2兆円

2011年5月28日0時8分

G8サミットは27日、中東・北アフリカの民主化の動き「アラブの春」を積極支援する「ドービル・パートナーシップ」で結束を示した。この地域の改革が、世界の政治・経済の安定につながるというG8首脳の明確な意思表示だ。

アラブの春は26日の夕食会、27日午前の会合と続けて議論された。エジプトとチュニジアを民主化の成功例として歓迎し、各国が次々と支援を申し出た。融資や援助を含めたアラブ地域への支援総枠は400億ドル(約3.2兆円)に上る。

今回、オバマ米政権はG8開幕1週間前に、経済支援策を盛った新たな中東政策を発表した。エジプトに対し雇用創出や経済開発への投資を期待し、最大10億ドルの債務を免除する。地域全体で20億ドル規模となる民間投資の促進策を講じるが、大半を両国に注ぐ。

米の動きは他のメンバー国の積極支援を促した。欧州連合(EU)もサミット開幕直前に中東・北アフリカを中心とした「欧州近隣政策」を公表。従来の支援に12.4億ユーロ(約1400億円)を追加し、向こう2年間で70億ユーロを拠出する。

こうした提案を受け、G8の場では「経済支援だけではない真の関与」(バローゾ欧州委員長)の重要性を議論。汚職の撲滅や行政機構の強化などの支援にも力を注ぐことになった。日本も職業訓練や治安対策、インフラ整備の支援など得意分野で協力する。



 
 
>TOP

未知のピラミッド17基「エジプト地中で発見」 米学者ら

「人工衛星探査で3000の集落も」

2011/5/28 20:11

【カイロ=共同】英BBC放送によると、米アラバマ大学のサラ・パーキャック博士らのチームがこのほど、人工衛星の赤外線探査で、エジプトの地下に埋もれた未知のピラミッド17基を含む1千以上の墓と3千の集落を「発見」した。地上からの試掘で、ピラミッドとみられる建造物2つも確認され、今後本格的な調査が行われるという。

同博士のチームは、約700キロ上空の人工衛星から、直径1メートル程度のものを判別できる強力な赤外線を使って撮影した画像を分析。古代エジプトの建造物には日干しれんがが使用されているため、周囲の土壌よりも密度が高く、家や神殿、墓の形を判別できるという。

ピラミッドが見つかった可能性があるとの指摘を受けたエジプトの考古当局も首都カイロ郊外サッカラで試掘調査を実施。実際に存在を確認したことで、当初は大きな関心を示していなかった同当局も、最重要の発掘現場の一つに位置付けたという。

別の場所で衛星が探知した約3千年前の住居も試掘で確認された。パーキャック博士は「建造物の形状が衛星の画像とほぼ完全に一致している」と自信を深め、今後さらに多くの古代遺構を発見できるだろうと強調している。



 
 
>TOP

エジプト暫定政権が独自色 ガザ封鎖緩和・対イラン

2011/5/28 20:25

【カイロ=花房良祐】ムバラク政権が崩壊したエジプトで、暫定政権が対外関係で独自色を徐々に出してきた。28日にはパレスチナ自治区ガザの封鎖を大幅に緩和。親米ムバラク政権はイスラエル寄りの立場をとってきたが、暫定政権はこれを修正した形だ。反米のイランとの関係回復も意欲を示している。今年9月に予定する人民議会(国会に相当)選挙以降、米国離れが加速するかが焦点となりそうだ。

ガザはイスラエルを敵視するイスラム過激派ハマスが制圧した2007年からイスラエルが封鎖を本格開始。ガザに隣接するエジプトのムバラク政権もこれに協力してきた。

中東通信によると、エジプトは28日からガザとの境界にあるラファ検問所を女性と子ども、41歳以上の男性は自由に通過できるようにした。物品の移動の規制は維持し、武器が過激派に渡ることを懸念するイスラエルには一定の配慮を示した。

一方、イランとの関係も変化の兆しが見え始めている。エジプトのアラビ外相は25日、イランのサレヒ外相と訪問先のインドネシア・バリ島で会談、「すべての国と新しい関係を築く」と伝えた。アラビ外相はエジプトメディアに「外交関係の樹立は(9月に選出される)議会が審議する」とも述べた。

イランはエジプトがイスラエルと平和条約を1979年に結んだほか、同年のイラン革命で亡命したパーレビ国王をエジプトが受け入れたことなどから同国との外交関係を断絶していた。



 
 
>TOP

ムバラク氏らに73億円の罰金刑 ネット・電話遮断で

2011/5/28 22:53

【カイロ=花房良祐】エジプトの裁判所はムバラク前大統領ら3人に対し、1月下旬から2月上旬の反政府デモの最中にインターネットと電話の回線を遮断したなどとして計5億4千万エジプトポンド(約73億円)の罰金刑を言い渡した。AFP通信が裁判当局の話として伝えた。

ムバラク前大統領は2億ポンド、ナジフ元首相は4千万ポンド、アドリ元内相は3億ポンドを科された。2月11日の辞任後に前大統領の罪を問う判決が出たのは初めて。前大統領はこのほかにデモ参加者殺害などの罪で起訴されている。



 
 
>TOP

ムバラク氏らに罰金73億円 デモ封じのネット遮断で

2011年5月29日2時28分

市民のデモで2月に退陣に追い込まれたエジプトのムバラク前大統領ら3人に対し、エジプトの裁判所は28日、デモを封じるためにインターネットや携帯電話の通信網を遮断し、経済に損害を与えたとして計5億4千万エジプトポンド(約73億円)の罰金を支払うよう命じた。国営テレビなどが伝えた。

ムバラク氏はデモ隊への発砲命令や不正蓄財などの責任を問われているが、判決が出たのは初めて。罰金額はムバラク氏が2億ポンド、治安対策を担当したアドリ元内相が3億ポンド、ナジフ元首相が4千万ポンド。

ムバラク政権は、ネットや携帯で呼びかけられた1月28日の反体制デモを妨害するため、同日未明から通信網を遮断。だが、実際には口コミなどで広がり、デモ対策にはさほど効果を上げなかった。一方で、銀行や企業などの業務が大きな影響を受け、社会は大混乱した。(カイロ=貫洞欣寛)



 
 
>TOP

ムバラク前大統領ら3人に計73億円の罰金

2011.05.29 Sun posted at: 09:21 JST

カイロ(CNN) エジプトのカイロの裁判所は、2月に政権の座を追われたムバラク前大統領と旧政権幹部2人に対し、1月の市民デモ発生後に携帯電話のネットワークやインターネットを5日間にわたり遮断し市民による抗議活動を妨げたとして、計9000万米ドル(約73億円)相当以上の罰金支払いを命じた。

ムバラク前大統領に対する司法処分は、2月11日の辞任以降今回が初めて。

検察当局によれば、前大統領は約3400万ドル相当、アドリ元内相は約5000万ドル相当、ナジフ元首相は約600万ドル相当の罰金が科された。裁判所は前大統領らに対し、各自の銀行口座から即時に罰金を支払うよう命じている。罰金はすでに凍結されている3人の口座から徴収される見込みだ。

前大統領はこのほか職権乱用による不正蓄財や抗議デモ参加者殺害などの罪でも起訴されている。



 
 
>TOP

エジプト、ガザ境界の封鎖を解除 600人以上が通過

2011.05.29 Sun posted at: 11:50 JST

エルサレム(CNN) エジプト当局は28日、パレスチナ自治区ガザとの境界にあるラファ検問所の封鎖を解除した。検問所の当局者によると、同日だけで600人以上のパレスチナ人が通過した。

ラファ検問所はガザ地区が2007年6月にイスラム組織ハマスに実効支配されてから通行規制が続いていた。エジプト外務省高官は、ガザ住民救済のために開放を決めたと述べた。同国ではムバラク政権崩壊後、暫定政権が境界の開放を約束していた。

ハマスは同日、検問所付近で封鎖解除を歓迎する集会を開いた。パレスチナ自治政府の交渉担当者ナビル・シャアス氏もこの動きを「勇気ある大胆な決断」と歓迎した。

一方、イスラエル政府は公式見解を示していない。同国の安全保障筋では、ラファの通行量が増えることで戦闘員や武器の出入りが盛んになり、ハマスの立場を強化する結果を招くとの懸念がささやかれる。

これに対してイスラエルのパレスチナ支援団体は、通行を許可されるのはイスラエルが承認した住民名簿の登録者のみで、物資の流通は依然として禁止されると説明し、懸念は無用との見方を示している。

ガザと外部をつなぐ検問所はイスラエル境界のエレズにも1カ所あるが、急病人などを除いてパレスチナ人の通行は禁止されている。



 
 
>TOP

エジプト:ガザ封鎖緩和 移動の自由、住民歓喜 検問所開放、「アラブの春」象徴

【ラファ(パレスチナ自治区ガザ地区)花岡洋二】エジプト政府は28日午前9時、パレスチナ自治区ガザ地区との唯一の出入り口であるラファ検問所の常時開放を開始した。イスラム原理主義組織ハマスによる07年のガザ実効支配に伴い、イスラエルに協力して同検問所を封鎖したエジプトだが、今年2月のムバラク政権崩壊後に外交方針を転換。今回の「移動の自由」の拡大は、中東全域に広がる民主化運動「アラブの春」を象徴する動きであり、検問所のガザ、エジプト両側では「やっと自由を得ることができる」と口にする住民らが列を作った。

ガザ側の検問所待合室では開放開始前から、約200人が待機。カイロの病院で腎臓病の治療を受けるために生まれて初めてガザを出るという主婦、ワルダさん(27)は「6年前にガザで手術を受けたが根治せず、カイロで診てもらうしかない。うれしい」と話した。姉(当時31歳)は08年、がんの治療のため越境許可を待つうちに亡くなったという。

また服飾職人のナビールさん(47)は「封鎖でずっと精神的な圧迫感があった。今日は自由を確認するためだけにエジプトに行く」と笑顔で語った。

ガザは360平方キロに約150万人が住む過密地域。病気など緊急事態を除く厳しい移動制限に加え、封鎖に伴う経済的疲弊、イスラエル軍による空爆の恐怖もあり、住民の閉塞(へいそく)感は強かった。

だが5月、エジプト新政権の仲介で、自治政府主流派ファタハとハマスが和解合意。和解条件の一つとして、ラファ検問所の常時開放が盛り込まれた。金曜日と祝日を除く毎日午前9時〜午後5時、女性と、18歳未満と41歳以上の男性はエジプトのビザなしで出入りができる。

ただラファ検問所の常時開放は「人」のみが対象。イスラエル境界のエレズ検問所での移動制限は継続する。さらに「物」の出入りは、現在も有効なイスラエル、自治政府、エジプトの3者合意により、イスラエルとの境界検問所を通すことになっている。

ガザ地区のシンクタンク「パル・シンク」代表のオマル・シャバン氏によると、封鎖によるガザの実質的な失業率は75%近い。イスラエルが陸・海・空のガザ封鎖を解除しない限り、ガザの窮状が根本的に改善することはなく、同氏は「ファタハとハマスは、和解合意に基づいて作られる統一政府と封鎖解除をイスラエルに承認させる政治・経済的な戦略を立案、実行しなければならない」と語る。

常時開放について、イスラエル政府は「ガザへの武器密輸が増える可能性があり、危険な展開だ」(シャローム副首相)と批判する。

一方で、ガザへの違法越境や密輸は既に、境界の地下トンネルで行われており、むしろ陸・海・空の封鎖を続けるイスラエルに対する国際的な批判が「消滅する可能性がある」(イスラエル紙ハーレツ)との見方もある。

◇「やっと会える」20人待ち受け

【ラファ検問所(エジプト側)和田浩明】ラファ検問所のエジプト側には午前9時の開門前に、大きな荷物を持ったパレスチナ人約20人が待ち受けた。

アクルーク・アジザさん(60)はアルジェリアから4年ぶりの帰郷。ハマスがガザを実効支配して以来、教師をしていたアルジェリアから戻れなかった。

「アラブの春」で、イスラエルのガザ封鎖に反発するアラブ民衆の声が反映されたと感じるアジザさん。「やっと息子に会えるわ」。笑顔で語る彼女が両手にかかえた大きなビニール袋には、孫にあげるお菓子や教科書が詰まっていた。

また検問所のエジプト側出口から姿を現した技師、ガミール・シャムートさん(52)は、パレスチナのパスポートを見せながら「今回は本当にスムーズに入国できた」と弾んだ声で語った。エジプトでやけど治療を受ける娘を見舞う。「今後も安定して出入りができる状態が続いてほしい」。シャムートさんの祈りだ。

毎日新聞 2011年5月29日 東京朝刊



 
 
>TOP

エジプト政変、観光に打撃 訪問客、11年は3割減の見通し

2011/5/30 11:47

【カイロ=花房良祐】ムバラク政権崩壊後も続くエジプトの混乱が主要産業の観光に打撃を与えている。アブデルヌール観光相は日本経済新聞の取材に対し、今年エジプトを訪れる観光客の数について1千万人を目標とする考えを示した。過去最大だった前年と比べると約3割の減少で、2006年以来の低水準となる。観光収入の減少は経済全体にも影響を与えている。

エジプトで観光とその関連産業は国内総生産(GDP)の11%を占め、雇用も8人に1人は従事。重要な外貨獲得の手段だ。政変の影響で11年1〜3月にエジプトを訪れた観光客数は前年比46%減。ホテル稼働率は現在、首都カイロで20〜25%程度にとどまる。10年の観光収入は125億ドルだったのに対し、アブデルヌール観光相は「11年は(2割減の)100億ドル前後」との見通しを示した。

観光客の呼び戻しのためにテコ入れ策も進めている。チャーター便への補助金を支給しているほか宣伝広告の実施などもしているという。

一方で「エジプトの観光資源は競争力がある。治安が回復し、外国人のエジプトに対する認識が変われば客は戻ってくる」との見方も示した。日本政府に対しては団体旅行客が訪問できる水準まで渡航情報を緩和するよう要請した。

エジプトの経済成長率は政変前、今財政年度(10年7月〜11年6月)で約6%と予想されていた。それが政変後は観光や生産活動の回復が遅れていることを受け、暫定政権は2.6%に落ち込むとの見通しを示している。財政も悪化し、フランスで開催した主要8カ国首脳会議(サミット)ではエジプトへの資金支援を打ち出したほか、世界銀行も融資に向けてエジプトと交渉中だ。



 
 
>TOP

エジプト:軍政への不満高まる 革命後、市民5000人を収監 犠牲者への補償も遅れ

【ブリュッセル斎藤義彦】ムバラク前大統領を辞任に追い込んだ「革命」後、軍が暫定統治するエジプトで、軍に逮捕され、軍法会議で収監された市民が5000人に達し、革命で死亡した犠牲者への補償も遅れていることから、軍政への不満が高まりつつある。革命は評価しながら「以前よりひどい」との失望感が広がっている。

革命前後に警察や軍警察に逮捕された市民の家族と支持者らは数日おきにデモを行い、釈放を訴えている。

乳飲み子を抱えるハスマ・マニスさん(24)らの夫は、ムバラク氏辞任から約1カ月後の3月9日、カイロ市内の地下鉄駅で軍警察に逮捕された。12日に軍法会議で禁錮3年の判決を受けた。近くでデモが鎮圧され、その余波で逮捕されたという。しかし、デモには参加していなかった。

「革命はムバラクから逃れるため良かったと思う。でも、もっとひどい時代になってしまった」。ハスマさんの嘆きだ。

同じ日の夜、カイロ市内で逮捕され、「火炎瓶製造」など身に覚えのない罪状で翌日、軍法会議で3年の実刑判決を受けたという売店経営、アーデル・ゴマーさん(26)は、刑務所での電話取材に「革命は不正義を正した。でも軍はひどい。エジプトが変わるためには時間が必要だ」と訴えた。

軍法会議法は、市民の審理を軍施設での犯罪に限るが、暫定政府は治安維持のため市民にも適用している。活動家は「無差別に逮捕され、弁護士もなく短期間で判決が下されている」と批判。軍は今月初めの声明で「不明朗な逮捕は調査する」としたが、具体的な進展はない。

一方、革命で死傷した市民への補償も遅れている。大規模デモ開始3日後の1月28日、何者かに右胸を撃たれ死亡した調理師のサーベル・ファルーさん(当時32歳)の兄、オサマさん(35)は残された3歳半と11カ月の子供の面倒をみている。「撃った警官は見つからない。補償も届かない。ムバラクが去っても何も変わらない」と失望感をあらわにした。

毎日新聞 2011年5月30日 東京朝刊



*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

UP:2011 REV:
アフリカ  ◇世界
TOP HOME (http://www.arsvi.com)