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安楽死・尊厳死:1980's

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安楽死・尊厳死 -1970's 1980's 1990's 2000- 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
last update: 20131108

   *以下とりあえず。未整理。共同作業者を求めています。
   *関連書籍のリストは死 death/dyingをご覧ください。ここに掲載されているのはごく一部です。


太田 典礼 19800227 『反骨医師の人生』,現代評論社,270p. 1400 ※ *d01 et
◆フライブルク検察庁 19800718 「フライブルク検察庁1980年7月18日処分」
 町野朔他編[1997:249-252]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01
◆1980  米国:ヘムロック協会創設
 「自由意志に基づいて安楽死を選ぶ末期患者の権利を訴える運動の一環として、一九八〇年、ロスアンジェルスに創設されて以来、着実に発展を遂げ、十年後の現在、会員数、三万八千、支部数、七十。
 主要創設者のデレック・ハンフリーはイギリス人だが、全面的にアメリカ人の組織であり、カリフォルニア州及びオレゴン州の法に基づいて法人化され、国税庁から非営利団体の認可を受けている。」(Humphry, Derek 1991 Final Exit=19920229 田口 俊樹訳,『FINAL EXIT――安楽死の方法』,徳間書店,262p.)

◆198112  日本安楽死協会「新運動方針」
 「一、自発的消極的安楽死に重点を置く
 この思想の普及と、実践のためにその法制化をめざし、リビング・ウィルを強力に推進する。
 これは今まで最も力をそそいできたもので、無益な延命の停止は、意義ある生の権利と共に、死ぬ権利が認められる厳粛な道である。
 二、積極的安楽死は原則として認めない
 法制化も計画しない。その主なる原因の苦痛は、軽減できる段階に達したからである。
 三、自殺をすすめたり助けたりしない
 自殺の自由は認める。罪悪視したりしない。健全な精神の持主は見苦しい死を避けたい、ボケてなお生きたいとは思わないのだが、自殺は自ら行うことで、第三者の手による積極的安楽死と混同してはならない。従って『自殺の手引き』は発行しないことに決定した。
 四、進歩しつつある医療技術の普及
 とくにガン治療について一般医師の知識水準の向上をはかる。
 五、鎮痛医療の促進
 六、医師と患者の疎通をはかる
 両者の反省と理解を深めないと、人権尊重の正しい医療はない。
 七、死に対する医の倫理、理念、姿勢の改革
 医師の独善性や延命論、医療の密室主義、専門のセクト主義、営利主義などを改めるように努力する。」(以上全文)
◆1981   オランダ:検察長官委員会の設置
◆1981   オランダ:国家安楽死委員会の設置
◆第84回ドイツ医師会議 1981 「第84回ドイツ医師会議決議・尊厳死」
 町野朔他編[1997:270-271]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01
◆1981   アーサー医師事件→「障害新生児の選択的治療停止」×
「一九八一年、ダウン症の新生児にシヒドロコデインを処方した医師を生命擁護団体「Life」が告訴した(レナード・)アーサー医師事件について家永登[1995a]。Johnson[1990=1992:130]でも言及されている。」(立岩『私的所有論』p.207)

◆1982   米国:ベビー・ジョン・ドゥー(Baby John Doe)事件
 「米国インディアナ州ブルーミントンで一九八二年四月九日に生まれたダウン症(二一トリソミー=二一番の染色体が一本多い)の男の子、食道閉鎖と気管食道瘻を併発、両親は手術を受けさせない決定をした、病院が裁判所に判断を仰ぎ、審理中、四月一五日死亡」(立岩『私的所有論』p.206)
◆ミュンヘン地方裁判所 19820129 「ミュンヘン地方裁判所1982年1月29日判決」
 町野朔他編[1997:247-249]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01

◆1983   米国:ベビー・ジェイン・ドゥー(Baby Jane Doe)事件
 「一九八三年一〇月、ニューヨークに生まれた女の子、レイチェルズによれば「脊
椎披裂、脳水腫、および――これが最も重度の障害だと思われるが――小頭症等の
複数の障害を合わせもっていた」(Rachels[1986=1991:111])、両親は手術を拒否、看護婦が弁護士に救援を求め、弁護士が訴訟を起こす、第一審で勝利、第二審・第三審では他人の子どもの手術を要求するのは法廷を侮辱する行為として罰金刑を受ける、これと別に政府は医療記録の提出を要求する訴訟を起こす、州第一〜三審、連邦第一〜二審で敗訴、連邦最高裁に控訴中、両親は手術に合意、手術、政府は控訴を取り下げた。」(立岩『私的所有論』pp.206-207)
◆1983   日本安楽死協会,日本尊厳死協会に改名
 太田典礼「(協会名改称にあたって)消極的安楽死の思想を普及させるためには、『どちらの表現が正しいか誤りか』ではなく、その時その時の内外の情勢を考えて運動に有利な表現を採用すればよいわけであります。今回の改称はあくまで今日の情勢への対応に過ぎません」(太田 1984: 10)
◆1983   「末期医療の特別措置法」,請願署名を添えて国会に提出。審議未了
唄 孝一 19830719 「尊厳死の”虚像”を憂える――米報告書の精密な検討を」
 『朝日新聞』1983-07-19夕刊→唄[199011:398-400]* et
*唄 孝一 19901130 ×『生命維持治療の法理と倫理』,有斐閣,453+8p. 10300 ※
唄 孝一 19830916 「アメリカにおけるいわゆる「死ぬ権利」(?)判決の動向――医療と裁判との間で」
 唄編[1983:462-510]*→1990 唄[1990:099-149]**
唄 孝一 編 19830916 『医療と法と倫理』,岩波書店,547+4p. 6300 ※ *d01 et
**唄 孝一 19901130 ×『生命維持治療の法理と倫理』,有斐閣,453+8p. 10300 ※
唄 孝一 19830901 「生命維持治療を受けない条件(1)――大統領委員会報告は「尊厳死」を認めたか」
 『判例タイムズ』34-21(500):053-057→唄[199011:151-244] ※COPY et
唄 孝一 19831001 「生命維持治療を受けない条件(2)――大統領委員会報告は「尊厳死」を認めたか」
 『判例タイムズ』34-23(502):039-042→唄[199011:151-244] ※COPY et
唄 孝一 19831101 「生命維持治療を受けない条件(3)――大統領委員会報告は「尊厳死」を認めたか」
 『判例タイムズ』34-25(504):022-026→唄[199011:151-244] ※COPY et

◆1984   日本尊厳死協会,厚生省に社団法人設立の許可申請を出すが,「時期尚早」と認められず
◆198410  米国:児童虐待予防修正法(←ベビー・ジョン・ドゥー(Baby John Doe)事件
◆1984   オランダ:KNMGの「安楽死に関する公式の見解」
◆1984   オランダ:KNMGの「医師へのガイドラインの5要件」
◆1984   オランダ:アルクマール事件
◆第87回ドイツ医師会議 1984 「第87回ドイツ医師会議決議・医師による臨死介助」
 町野朔他編[1997:271-272]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01
◆19840101 「生命維持治療を受けない条件(4)――大統領委員会報告は「尊厳死」を認めたか」
 『判例タイムズ』35-01(510):048-056→唄[199011:151-244] ※COPY et
唄 孝一 19840201 「生命維持治療を受けない条件(5)――大統領委員会報告は「尊厳死」を認めたか」
 『判例タイムズ』35-03(512):044-046→唄[199011:151-244] ※COPY et
唄 孝一 19840301 「生命維持治療を受けない条件(6)――大統領委員会報告は「尊厳死」を認めたか」
 『判例タイムズ』35-06(515):041-044→唄[199011:151-244] ※COPY et
唄 孝一 19840401 「生命維持治療を受けない条件(7)――大統領委員会報告は「尊厳死」を認めたか」
 『判例タイムズ』35-08(517):031-040→唄[199011:151-244] ※COPY et
◆オランダ最高裁判所刑事部 19841127 「オランダ最高裁判所刑事部1984四年11月27日判決(アルクマール事件)」
 町野朔他編[1997:073-076]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01
「安楽死の要求は、唯一患者が求めているものでなければならない。そして、その要求は、患者が完全に自由な意思に基づいて自己決定したものでなければならない。
患者の安楽死の要求は、十分に熟慮したもので、永続的かつ持続的でなければならない。
患者は改善する見込みがなく、耐え難い苦痛を体験していなければならない。耐え難い苦痛には、身体的な苦痛ばかりでなく精神的な苦痛も含む。
安楽死は、最後の手段でなければならない。患者の苦痛を緩和する方法を追求した結果、安楽死の他には方法がないことが分かっていなければならない。
安楽死は、医師によって実施されなければならない。
安楽死を実行する医師は、安楽死の経験があるもうひとりの医師に相談しなければならない。」(『日経メディカル』1989-9-10:173)

◆1985   オランダ:ハーグ下級裁判事件
◆ニュージャージー最高裁判所 19850117 「ニュージャージー最高裁判所1985年1月17日判決(コンロイ事件)」
 町野朔他編[1997:189-194]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01
◆198504  米国:児童虐待法施行規則(←198410児童虐待予防修正法)
「この「規則」では「@患者の意識が永久に消失している場合。A患者の死が不可避的であり、その子にとって治療が不毛な場合。B患者にとって治療が実質上不毛で、かつ人間的でない場合」に限り、生命を維持する医学的治療を差し控えたり、停止することが認められた。(高木[1991:345-346]、この規則についての新聞報道を受けた批判として山尾謙二[1985→1986]、新聞の誤報道の指摘も含めより詳しくは秋葉[1987]、また八五年の規則への批判としてMoscop ; Saldahna[1986]。)」(立岩『私的所有論』p.206)
◆198506 までに 米国:36州 メリーランド州の場合:「死ぬ権利」を主張した書類に健康なうちにサインし、家族以外の2人の承認のサインを得る 2人の医師が「末期で死が切迫している」と判断すれば、昏睡状態でも宣言は有効(『朝日』85.8.29)
◆Rollin, Betty 1985 Last Wish, Simon & Schuster=19860300 長岡 沙里 訳,『最後の願い』,二見書房, 329p. ISBN: 4576860488 1200 ※ ** *d01 et
◆19850611 カレン・クインラン、肺炎による呼吸困難で死去
大谷 實  19850701 「ターミナル・ケア」,唄編[1985:276-296]*
唄 孝一 編 19850701 『医療と人権』(明日の医療9),中央法規出版,348p. 4800 *d01
◆マインツ検察庁 19850906 「マインツ検察庁1985年11月6日中止処分およびコブレンツ検事総長1985年9月6日抗告決定」
 町野朔他編[1997:245-247]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01
◆19851205 太田典礼死去

Rachels, Jame 1986 The End of Life: Euthanasia and Morality, Oxford University Press=1991 加茂直樹監訳,『生命の終わり――安楽死と道徳』,晃洋書房,389p. 2800 [amazon][boople][品切] ※ *d01 et
◆カリフォルニア州控訴裁判所 19860416 「カリフォルニア州控訴裁判所1986年4月16日判決(ブービア事件)」
 町野朔他編[1997:185-189]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01
◆ドイツ医事法学会(DGMR) 19860629 「ドイツ医事法学会(DGMR)・最重度障害新生児における医師の治療義務の限界――1986年6月29日「アインベッカー勧告」」
 町野朔他編[1997:268-270]* *
◆ラーヴェンスブルク地方裁判所 19861203 「ラーヴェンスブルク地方裁判所1986年12月3日判決」
 町野朔他編[1997:244-245]* *
◆(ドイツ) 1986 「臨死介助に関する法律対案(1986年)」
 町野朔他編[1997:255-256]* *
◆第56回ドイツ法曹会議刑法部会 1986 「第56回ドイツ法曹会議刑法部会決議」
 町野朔他編[1997:256-260]* *
◆オランダ最高裁判所刑事部 19861021 「オランダ最高裁判所刑事部1986年10月21日判決(フローニンゲン事件 [第一次上告審])」
 町野朔他編[1997:076-080]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01

◆唄 孝一 19870310 「アメリカにおける社会的合意の探究と形成――いわゆる大統領委員会の構造と役割」,唄編[1987:253-273]*
唄 孝一 編 19870310 『医の倫理』,日本評論社,講座・21世紀へ向けての医学と医療1,編集代表:森亘 278p. 4535807019 4725(2920) [amazon][kinokuniya] *d01
千葉 敦子 19870415 『よく死ぬことは,よく生きることだ』,文藝春秋,214p. 1000 ※ d01
千葉 敦子 19870820 『「死への準備」日記』
 朝日新聞社,214p. 1000 ※ d01→19891020 朝日文庫,240p. 500 ※
◆秋葉 聰 19871015 「アメリカにおける障害新生児の「助命と生命維持」の諸問題」,日本臨床心理学会編[1987:247-324]*
*日本臨床心理学会 編 19871015 『「早期発見・治療」はなぜ問題か』,現代書館,445p. 3500 <1997:319,431,437> ※ *b *d01
八木 晃介 19871225 「安楽死の陥穽と呪縛――「自立と共生の観点から」(リレー連載・私たちの生と生活――病院化社会を超えられるか3),『季刊福祉労働』37:138-153 

◆厚生省末期医療に関するケアの在り方の検討会 19880616 「末期医療に関するケアの在り方の検討会報告書」
 町野朔他編[1997:277-283]* *
◆日本尊厳死協会 編 19881031 『誰もが知っておきたいリビング・ウィル』,人間の科学社,233p. 1200 ※
 「説明・納得・同意の医療の時代 自然の摂理に身を委ね 人生の結末は自分で決める」(帯・表)「人間が地上のすべての支配者だと錯覚したときから始まった危険な徴候。人類の生命現象にまで介入しようとする科学技術の”進歩”にストップをかけて、末期の無用な医療を拒否する尊厳死問題のすべて。」(帯・裏)
◆厚生省・日本医師会昭和63年厚生科学研究費補助金(特別研究事業)「プライマリ・ケアに関する総合的研究」プライマリ・ケアにおけるがん末期医療のケアの在り方研究班 1988 「がん末期医療に関するケアのマニュアル」
 町野朔他編[1997:283-294]* *

◆アメリカ合衆国 1989 「1989年統一末期病者権利法」
 町野朔他編[1997:158-166]* *
*町野 朔・西村 秀二・山本 輝之・秋葉 悦子・丸山 雅夫・安村 勉・清水 一成・臼木 豊 編 19970420 『安楽死・尊厳死・末期医療――資料・生命倫理と法II』,信山社,333p. ISBN:4-7972-5506-4 3150 [boople][bk1] ※ b ** *d01
◆Pross, Christian ; Aly, Gotz eds. 1989 Der Wert des Menschen: Medizin in Deutschland 1918-1945, Edition Hentrich Berlin=19930110 林功三訳,『人間の価値――1918年から1945年までのドイツ医学』,風行社,144p." 2136 ※ *d01 et
 cf.立岩 2001/11/25 「優生学について――ドイツ・2」(医療と社会ブックガイド・10),『看護教育』2001-11


UP:20050115 REV:20050116, 20090213, 20131108
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