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石川 准
いしかわ・じゅん
Ishikawa Jun (Korean Page)
http://fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp/~ishikawa/index.html
・石川 准
・いしかわ じゅん
・1956年富山県生まれ
・社会学
・静岡県立大学・教授
・
障害学会
会長(~2007)→理事
■2014
◆石川 准・河村 宏・立岩 真也 20140322
「視覚障害学生石川准と東大図書館員河村宏――その1970年代から21世紀へ」
■2008
◆2008/04/10 「本を読む権利はみんなにある」,上野 千鶴子・大熊 由紀子・大沢 真理・神野 直彦・副田 義也 編 20080410
『ケアという思想』
,岩波書店,ケアその思想と実践1,249p. ISBN-10: 4000281216 ISBN-13: 978-4000281218 2310 pp.***-***
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※
■2007
◆石川 准 編 20070130
『脈打つ身体――身体をめぐるレッスン3』
,岩波書店,276p. ISBN-10: 4000267299 ISBN-13: 978-4000267298 2835
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※
◆石川編 20070130 「序論 マテリアルと折り合うためのレッスン」,石川編[2007:vii-xiii]
◆塚本 昌彦・石川 准 20070130 「〈対談〉身体のコンピュータ化、コンピュータの身体化」,石川編[2007:27-47]
◆石川 准 20070130 「身体の位置――歩く、感じる、考える」,石川編[2007:103-125]
■2006
◆石川 20061225 「第5章 アクセシビリティはユニバーサルデザインと支援技術の共同作業により実現する」,村田編[2006:124-138]*
*村田 純一 編 20061225
『共生のための技術哲学――「ユニバーサルデザイン」という思想』
,未来社,UTCP叢書,216p. ISBN-10: 4624011732 ISBN-13: 978-4624011734 1890
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※ a01.,
……
■2004
◆2004/01/13
『見えないものと見えるもの――社交とアシストの障害学』
,医学書院,270p. 2000 ※
◆2004/06/13 石川 准・
立岩 真也
(対談)
障害学会
大会 於:静岡県立大学
◆2002/11/11
「障害学の時代へ」
『東京新聞』『中日新聞』2002-11-11朝刊
■著書/共編書
◆19920925
『アイデンティティ・ゲーム――存在証明の社会学』
,新評論,256p. ISBN:4794801416 2310
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※ d s
◆19990730
『人はなぜ認められたいのか――アイデンティティ依存の社会学』
,旬報社,214p. ISBN:4-8451-0593-4 1890
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[bk1]
s d
◆1999 『人はな著『同化と異化のはざまで』」
『解放社会学研究』06:183-185 ※
◆19920925 『アイデンティティ・ゲーム――存在証明の社会学』
新評論,256p. ISBN:4794801416 2200 ※/千葉社4789共通
◆1995 「GUI用スクリーン・リーダーの現状と課題:北米と欧州の取り組みを中心に」,
『情報処理』,12,1995
◆1996 「共生のインターフェイス:電能福祉論によせて」,
『社会臨床雑誌』,3,
◆1996 「アイデンティティの政治学」
『岩波現代社会学講座15 差別と共生の社会学』 岩波書店、171-186頁
◆19970701
「新任教員の前途を祝す」
『ノーマライゼーション 障害者の福祉』17-7(192):10-11
◆19971128
「アクセスビリティの今日的動向:バリアフリー社会の内実を考える」
シンポジウムでの発表 於:筑波技短
◆石川 准・岡原 正幸・好井 裕明 19851103
「スティグマと相互作用の安定化――「自立生活」を営む障害者の聞き取りから」
『第58回日本社会学会大会報告要旨』:267-278
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■言及
◆立岩 真也 2004/01/14
『自由の平等――簡単で別な姿の世界』
岩波書店,349+41p.,3100
◇第2章・注1
「[…]石川准(注4)も永井[1997]経由できつねとぶどうの話を持ち出す。もう一つ疑問。Nietzsche[1887]等でニーチェの言った…」
梶田孝道
編『国際化とアイデンティティ』,ミネルヴァ書房
◆20021031 「ディスアビリティの削減、インペアメントの変換」,石川・倉本編[2002:017-046]*
*石川 准・
倉本 智明
編 20021031
『障害学の主張』
,明石書店,294p. \2600
◆OCRによるハイテク読書法の紹介
http://fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp/~ishikawa/newread.htm
◆2000
日本語英語自動点訳プログラムやスクリーンリーダーなど視覚障害者向けのソフトウェア開発の功績により通商産業大臣表彰を受賞(点字毎日活字版10月19日より)
■訳書
◆Hochschild, Arlie Russell 1983
The Managed Heart: Commercialization of Human Feeling
, University of California Press=2000 石川准・室伏亜希訳,
『管理される心――感情が商品になるとき』
,世界思想社 ※
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◆石川 准・長瀬 修 編 19990331
『障害学への招待――社会、文化、ディスアビリティ』
,2017/08/24明石書店,2800円+税
◆19990331「障害、テクノロジー、アイデンティティ」
石川准・長瀬修編
『障害学への招待――社会、文化、ディスアビリティ』
,明石書店,第2章(pp.41-77)
1 方法を考えることと意味を与えること/41
2 存在証明の政治/48
・印象操作
・補償努力
・他者の価値剥奪
・価値の取り戻し
・存在証明からの自由
3 意味を与えるテクノロジーとしての感情管理/54
4 テクノロジーへの障害者の態度の両義性/60
5 克服論の現代的バージョン/65
「アイデンティティ問題に直面する人々にとっては、印象操作や補償努力や他者の価値剥奪は存在証明のための道具的な手段である。価値の取り戻しも、同じように存在証明のための手段である。存在(p.52)証明からの自由でさえ、存在証明の挫折を超越する手段でありうる。」([52-53])
「存在証明からの自由は、存在証明への圧力そのものを無視・軽視することで、秩序原理として作動する存在証明のシステムと、そのようなシステムに依存して存立する社会のあり方を一挙に揺さぶる。」([53])
……
「以上が存在証明に関する私の枠組みの素描である。自尊心の損傷と呼ぶか、ルサンチマンと言うかは違っていても、人はいかにしても価値に手が届かない時には新しい価値を創造する、と考える点では共通である。」([53])
「テクノロジーへの障害者の態度はまったく多様である。克服できなければ肯定するしかないし、肯定できなければ克服するしかない。克服の挫折は人を肯定へと反転させるし、肯定を疑うようになった人は再び克服へと向かう。克服によって自由や自己実現が可能になることもあるし、肯定によってそれらが得られることもある。だから克服と肯定を同時に遂行することのほうがむしろ普通のことだ。「障害を最高の恵みとして」という宣言と「障碍者は機会が与えられれば働ける」という力説の間に多く(p.64)の障害者がいる。障害にかかわる言説は克服と肯定をあれかこれかの二者択一的な生き方として概念化し選択を強いるが、それはむしろ「アイデンティティへの罠」である。」([64-65])
「だがこういう言い方がある。社会は克服を要求する。……だから克服努力はやめて障害文化を育もう、と。
これは……近年の社会的克服論……に対する批判としてはいささか弱い。」([65])
◆19991011
「ディスアビリティの政治学――健常者という位置を可視化する」
第72回日本社会学会大会シンポジウム「ミスター・ノーマルのアイデンティティを問う」
◆20000105 「感情管理社会の感情言説――作為的でも自然でもないもの」
『思想』907(2000-01):041-061
一 感情を操る社会という言説
二 本来的な感情という言説
「カウンセリングは、本質的な、真実の人間関係だとするカウンセリング文化と、感情管理を遂行するのがカウンセリングであるという感情社会学的な見方とは鋭く対立する。」(p.47)
…… ……
◆1983 「社会問題過程の分析」
『ソシオロゴス』
07
◆198510 「逸脱の政治――スティグマを貼られた人々のアイデンティティ管理」
『思想』736:107-126 ※COPY
◆19860701 「自立生活運動のフレーム分析に向けて」
『ソシオロゴス』
10:012-023 ※
◆19870901 「自立生活へのプレッシャー」
『障害者の福祉』07-08(073):41 ※COPY
◆19900215 「二つの選択――ある自立生活プログラムの実践から」
『あくしょん』13:28-31
◆1991 「二つの選択――ある自立生活プログラムの現状と課題」
『あくしょん』13
◆19920801 「書評:福岡安則・辻山ゆき子著『同化と異化のはざまで』」
『解放社会学研究』06:183-185 ※
◆19920925 『アイデンティティ・ゲーム――存在証明の社会学』
新評論,256p. ISBN:4794801416 2200 ※/千葉社4789共通
◆1995 「GUI用スクリーン・リーダーの現状と課題:北米と欧州の取り組みを中心に」,
『情報処理』,12,1995
◆1996 「共生のインターフェイス:電能福祉論によせて」,
『社会臨床雑誌』,3,
◆1996 「アイデンティティの政治学」
『岩波現代社会学講座15 差別と共生の社会学』 岩波書店、171-186頁
◆19970701
「新任教員の前途を祝す」
『ノーマライゼーション 障害者の福祉』17-7(192):10-11
◆19971128
「アクセスビリティの今日的動向:バリアフリー社会の内実を考える」
シンポジウムでの発表 於:筑波技短
◆石川 准・岡原 正幸・好井 裕明 19851103
「スティグマと相互作用の安定化――「自立生活」を営む障害者の聞き取りから」
『第58回日本社会学会大会報告要旨』:267-278
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■言及
◆立岩 真也 2004/01/14
『自由の平等――簡単で別な姿の世界』
,岩波書店,349+41p.,3100
◇第2章・注1
「[…]石川准(注4)も永井[1997]経由できつねとぶどうの話を持ち出す。もう一つ疑問。Nietzsche[1887]等でニーチェの言ったこと、言ったとされていることはとてもおもしろいのだが、同時になにかおかしいと思える。それはなぜか。こうしたことも気にしながら本章は書かれる。注12に続く。」
◇第2章・注4
「注1に記したことともう一つ、別の領域(と私は思わないのだが)での議論が気になってきた。つまり、「できないこと」や「障害」をどう考えるという主題がある。例えば石川准は「存在証明」について考えてきた人だが、その方法に「印象操作」「補償努力」「他者の価値剥奪」「価値の取り戻し」の四つがあるとする(石川[1999]、石川[1992]でも四つだが用語が少し変わっている)。「アイデンティティ問題に直面する人々にとっては、印象操作や補償努力や他者の価値剥奪は存在証明のための道具的な手段である。価値の取り戻しも、同じように存在証明のための手段である。存在証明からの自由でさえ、存在証明の挫折を超越する手段でありうる。[…]自尊心の損傷と呼ぶか、ルサンチマンと言うかは違っていても、人はいかにしても価値に手が届かない時には新しい価値を創造する、と考える点では共通である。」(石川[1999:52-53])そんな自分が好きなんですと言うこと、自分はそんなことを気にしないと言うことが、やはりやせがまんだと見られることがある、これは不快なことだが、たしかにそんなこともあるかもしれない。そんな辺りを気にしてきた。これは感情というものをどう扱ったらよいか、考えたらよいかを考え、逡巡することでもある(石川[2000]、奥村[1998]、等)。この文章は、そんなことを考えてきた人たちへの――同じ場所に立って何か言うというより、自らの場所を示すというかたちをとった――返信でもある。」
REV:...20040120,1108 20080506, 0517, 20100903, 20210730
◇
Ishikawa Jun (Korean Page)
◇
社会学(者)
◇
障害学
◇
感情
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情報・コミュニケーション/と障害者
◇
障害者(の運動)史のための資料・人
◇
生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築
◇
視覚障害
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WHO
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