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COVID-19から世界を構想する(仮)

2020/06/23正午応募締切 [English]

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■戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)
 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム
 科学技術振興機構・社会技術研究開発センター 2020年5月
 https://www.jst.go.jp/ristex/proposal/current/proposal_2020.html
 ◇「戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)研究開発プロジェクト提案書」 [WORD]
 ◇「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム令和2年度公募要領」 [PDF]

 2020/06/23正午応募締切
 面接:2020/07

■関連する企画・立岩の文章

◆立岩 真也 2020/04/14 「だいじょうぶ、あまっている・1」
 『現代ビジネス』 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71768
◆立岩 真也 2020/04/21 「「自己犠牲」や「指針」で、命をめぐる医療現場の困難は減らない――だいじょうぶ、あまっている・2」
 『現代ビジネス』 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71974
◆立岩 真也 2020/05/02 「新型コロナの医療現場に、差別なく、敬意をもって人に来てもらう――だいじょうぶ、あまっている・3」
 『現代ビジネス』 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72304
◆立岩 真也 2020/05/11 「新型コロナウィルスの時に『介助する仕事』(仮題)を出す――新書のための連載・1」
 『eS』009
◆2020/07/18 1620〜1630 East Asia Disability Studies Forum 2020, Webinar on COVID-19 and Persons with Disabilities in East Asia(障害学国際セミナー2020,オンラインセミナー:東アジアにおける新型コロナウイルス感染症と障害者
◆立岩 真也 2020/07/18 「Closing Address(閉会挨拶)」
 1620〜1630 East Asia Disability Studies Forum 2020, Webinar on COVID-19 and Persons with Disabilities in East Asia(障害学国際セミナー2020,オンラインセミナー:東アジアにおける新型コロナウイルス感染症と障害者


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■■申請書(下書き作成中)

1-1.プロジェクトの概要(300〜500字程度)※なおします。

 T既に始めている作業を拡大し、示された政策、科学者組織の対応、報道等を収集し整理する。報道機関の全国組織と協議し、公開可能な部分を公開できるようにする。とくに災害災厄に関わる情報公開の基本的指針を得る。U:この事態に当たる「人」、建物・機器・薬品等の「もの」、これらを巡る「技術」の需要・生産・供給について何が言われ、何がなされ、なされなかったかを調べる。そこからより合理的な人・もの・技術の配置のあり方を示す。V:対策の対象とする/しない人の選別等、人命と社会の状態を巡る優先順位の設定について、議論と実際を調査し検証する。そして今言われていることと別のことを言う。Wこの世界的なできごとの受け止められ方は明らかに偏っている。問題が深刻になっている地域での事態を把握し、そこへの技術・知識・物資・人材の提供・移転を検討し提言する。同時に、結核、ハンセン病、ポリオ、HIV/エイズ等についての情報収集・研究を増強し、今般の事態との異同を確認し、ただ流言飛語に惑わせられてはならないといった教訓以上を得る。T〜Wにより、COVID-19を巡って作り出された危機感の覆う現況に向かい、そこから脱する社会・世界を構想する。
 ※504字

1-2 プロジェクトの全体構想

■(1) プロジェクトの目標

 緊急の時に、ものと人、両者をつなぐ技術・知識をどのように配置・移転したらよいのかを探る。それは、平時――むろん緊急を想定した平時――に何をなすべきかを考え、そして定めるということでもある。今起こっており世界にさらに広がっていくだろう事態の改善のためにいくらかでも貢献しようとするとともに、今後幾度も起こるだろう各種の危機への対応を含めた長期的なありかたを探ろうとするのである。

 ■T 収集・検証し公開し、評価・提案する
 ■U もの・人・技術の配置を知り案を示す
 ■V 倫理の位置を測り確かな論理を述べる
 ■W 時間を辿り空間を拡げ社会を見晴らす


■(2) 研究開発の対象・テーマ、その意義と背景

■■T 収集・検証し公開し、評価・提案する

■対象・テーマ
事態の認識・把握、対応策の立案と実施、その告知、そしてこれらに関わる報道のあり方 これら全体を整理し検証する。まず、研究所のサイトにある「感染症」の頁が既に300キロバイト=約15万字あり、そこから1315のファイル(頁)にリンクされている。分類を再考し、増補し整理する。
◇一部地域では、報道機関や行政機関を介し、感染者個人を特定する情報がかなり広い範囲に知らされる結果となった。どのような事情・経過があってそうした事態が生じたのかを知リ、最低限のルールを確認する。
公開体制 報道機関やその協議会と協議し、著作権を尊重しつつ、公開の意義ある情報について公開の方向での協議を行う。そしてその公開の基準と仕組を研究し作ることと並行して、可能で妥当なところから公開する。そして汎用可能な公開の規則・仕組みとし、今後の範型とする。
■意義と背景
◇政策の立案、立案体制、情報収集やその伝達の上手下手、そして是非をこれから検討するためにも、まず、いつどこがまた誰が何を言い、指示したか、どこがどのように受け止められたかを確認することの意義がある。例えば官庁発の情報の変遷も、例えばその官庁のサイトにおいて、経時的にまとめられてはおらず、いつ何があったのか、わかるようにできていない。公表されているものについても、再度整理の必要がある。
◇報じられ方について。全体的な評価を下すには時間を擁するが、まず単純な誤報の類がかなりの数ある。何に基づいて、あるいは基づかず、なにが言われたのかを確認することは急ぐべきである。まだ人々の記憶のあるうちに、この短期間のできごとを反省する必要がある。これは科学知識・情報の伝達のあり方を点検し、より望ましい方途を提示するものとなる。
◇私たちはこれまで、例えば東日本震災の時(2011〜)、その日その日の情報を集め、サイト上に掲載するといったことをしてきて、その価値があることはわかっているし、それを遂行できる態勢もある。しかし、著作権(法)等に配慮して公開の範囲を自制してきた。しかし一つ、とくに緊急の事態において有意義な情報については、すくなくともいくらか特別な扱いが認めらるれべきである。そしてそれは日々報道に携わっている人たち自身が望み、報道機関もまたその必要性を認めることである。協議し、一致点を見出せる可能性がある。協議する相手としては日本新聞協会などが候補にあがっている。
◇もう一つはWに関わり、歴史に関わる報道他の公開可能性である。例えば戦前について、また地方・地域でのできごとについて、有料・無料にかかわらずネットに収蔵されていない記事がある。まずは感染症という限定された主題について、その過去に接近しやすい体制を作ることの意義がある。
◇研究所(立命館大学生存学研究所)としてアーカイブの構築を進めてきた(「生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築」→http://www.arsvi.com/a/arc.htm)。報道されたもの刊行されたものだけでなく、インタビューを行い、その記録を文字にし、了承を得て、手をいれてもらったうえで整理し公開することもしている。その経験を生かし、この時代のアーカイブの一環として、記録を収集・整理する。

■■U もの・人・技術の配置を知り案を示す

■対象・テーマ
事態に応ずる人・もの・技術 COVID-19に関わる経済全般の変容も視野にいれつつ、まず中心を、感染症の予防・治療に関わる「もの」(医薬品・機材・設備)、「人」(医療・看護・介護等の人材)、両者に関わり両者を媒介する「技術」、の動き(不足・生産・流通…)、そこへの政策的介入、それがもたらしたものを検証し、これから可能な道筋、また可能であるはずだった(実現されなかった)道筋を探る。
◇その際、とくに途上国における現在・今後のCOVID-19の拡大を視野に入れる。研究開発は国際的な技術移転、人・ものの配置・移動についての検討も含むものとする。人の移動の制限は必要なことではあったし、今後もその必要はなくならないだろう。しかしそのような事態であるからこそ、移動を求められているものがある。つまり、人々が自らは望まない(多く国境を越えた)移動を防ぐためにも、移動・供与・贈与すべきもの・技術があるということである。
距離と接近に関わる技術 この事態によって、人と人が接触する範囲・距離が変わった。そしてこのたびはっきりしたのは、主には通信技術によって、遠隔でかなりのことができることだった。それは物理的移動の不便な人にも便益をもらたしうる。だが緊急という状況下で、誰でもが使える技術、技術に関する社会体制の構築の課題があることもわかった。私たちはこの主題についても、例えばオンライン会議における手話・字幕の使用についての調査・実験を開始しているが、それをさらに進める。
■意義と背景
◇「トリアージ」の倫理を語る(→V)前に、すくなくとも同時に、どれだけ倫理を考えねばならないかを確認するべきである。いったい何が苦しい状態、苦しい選択をもたらすのか。21世紀を迎えた最初の10年に私たちが経験し、しかし忘れたのはIV/AIDSによる大量死だったが、そこには技術の所有・移転の問題が大きく関わった(→W)。その時は薬を巡る特許権、それに規定された価格の問題だった。この度も、薬品、ワクチンの開発、とくに供給がどのように行われるのかに注目するが、その手前でまた同時に、現在、様々の別のものも求められている。その多くは既に開発され製造可能なものだが、そのことは、どこででも、必要なだけを届け、人々が得られる状態をそのまま帰結していない。しかし、その状態の実現は本来は可能なはずだ。ではなにが困難をもたらしているか。検証し、実現の方向を示す。
◇身体を物理的に移動させることと、その場所にいるままなにがしかのことができること、この二者は二択ではない。人の身体と人の身体とが接することと、人の介在がなくても用がすんだり遠いままで交わること、この二者は二択ではない。接近することと離れていられること、その両方が同時に求められているし、求められてよい。ここまでは誰にも異論はない。そのうえで、一つ、その各々をどのように上手に成し遂げるかである。一つ、様々をこのおおむね二つのどちらに振り分け組み合わせるかである。そして、その時に誰のどんな声を聴くかである。これは距離と時間についての実験でもある。
◇このたびは事態の速度がとりあえずの対応を促した。それは身体の物理的制約が面倒な者にとっては好機でもある。しかし例えば、物理的な人が近くにいなくてすむなら通訳はより容易になるはずだが、現場では今のところそうでもない。種々の工夫が必要だが、遅れている。本来はそう難しくもないはずだ。技術と利用者の間に入って、両者を結べば、より効果的・効率的な技術とその社会的使用が可能になるだろう。
◇ただ他方で、人々が接触せずにすむ技術、人が介在しない技術の方に向かう方向の速度については慎重さが必要である。今回の事態を別にしても省力化の流れは以前よりある。機械化は例えば介助(介護)を要する人たちにとって有益なものでありうるが、不快・不利益もありうる。他方、力を省ける周囲の人たちにってはもっぱら利益になり、不利益はない。すると、本人の得失が軽視されてしまうこともありうる。人の身体と接近を不要にする技術の導入のあり方について検討し提言する。

■■V 倫理の位置を測り確かな論理を述べる

■対象・テーマ
倫理が語られる位置を見定める こんな事態であるから、医療・救命について優先順位をつけざるをえない場面があるとされ、実際にそんなことがあったことも報じられた。日本でも、そうした文書が出されると、そんなことを取り上げるのもまた報道機関の使命なのだと思われたのか、報道された。実際にはそうした動きに対する懸念も世界中から出されているのだが、それはあまり知られていない。そこで私たちのサイトに各国からの発信を集めている。この7月には、毎年各国で開催してきた「障害学国際セミナー」の開催が当面不可能となったことも受け、私たちがホストとなり、東アジアの範囲でのオンラインでのセミナーも企画している。こうして、収集と発信を続ける。従前よりある「トリアージ」「救命ボート問題」の議論についての議論がどの程度のものであってきたかも振り返るものとする。
その上で問い、答える こうした議論が存在し、広く知られる媒体に載ること自体を深刻に受け止める人たちがいる。しかし、やはりそれでも、必要な時には仕方がない、やむをえないともされる。その倫理の言葉は「こんな事態」との関係において語られる。だからこの企画はUの研究と密接に関わる。どんな事態、そして事態についての認識と、決定、決定についての議論とが関わったのか。「いつ」そして「誰が」語るのか、その位置の問題をも含め、現時点で示すことのできる見解を出す。そしてこの厄介ではある問いに、このプロジェクトの終了までには、基本的で包括的な見解を提示する。
■意義と背景
◇虚言や錯誤がある。なかには悪意のあるものもあり、単純な間違いもある。それはそれとして確認していく(→T)。ただ、真剣に、緊急の時のやむをえぬこととして、そして/あるいは善や正義として語られ示されることも、その取り上げ方も含め、よくよく検討する必要がある。日頃は机上の空論として語られることが、緊急であるとされる状況において、実行に移されてよいとなる。その論が机上のものであっても論理として受け入れるしかないのであれば、使ってよいかもしれない。しかし、今示されている議論はそのような水準に達しているか。そうとも思えないのだが、ときに誠実であろうとする人々・メディアは、わからぬままそれを受け止め、報じたりする。しかしまずその多くは学問的に受け入れがたい。少なくとも、議論を行うのであれば、議論と言えるに足る議論がなされるべきである。
◇そして問題は、たんに学問的な問題であるのではない。言われたことが実行されてしまうことがあり、そして、「生命倫理」なのだから当然のことであるが、それは人の生き死にに関わる。また、実際に実行されないとしても、この世から退場すべき人としてあてにされているのはどうやら私らしいと知るなら、その人は平常でいられないかもしれない。だから、どのような場で、誰が語り、それがどのように広められたかも含めて、知る必要がある。何が言われたか、言われてなされたか、言われぬままなされたか、を確認する必要がある。そして、すでに言説と現実は広まってしまっているがゆえに、正面から受け止め、応答するしかないのであれば、議論というにたる議論を行ない、その結果を示すものとする。

■■W 時間を辿り空間を拡げ社会を見晴らす

■対象・テーマ
世界 COVID-19は世界に広がっていく。それは、確実な予測というより、既に現実になっている。これまでいくつかの感染症についての関心の濃淡や無知、忘却そのものをまた研究の対象としつつ、COVID-19については対象とする地域を広げる。既にアフリカについては収集を開始しているが、アフリカ、東南・南アジア、中央・南アフリカの状況を注視し、医療体制、経済などについて調べる。ここ20年ほどの国際的な感染症対策の推移と今般の状況との関わりについて、政策に長く関わってきた活動家・研究者を中心に研究し、21世紀前半の基本的な方向を見定める。
歴史 感染症と社会との関わりの歴史について、20世紀以降に限るものとするが、これまでの研究をまとめ、欠落を補い、各々の異同を確かめ、COVID-19を位置づける。騒動、夥しい報道、流言、熱狂とともに、無視、無知、忘却の経緯を知る。
◇過去との類似はすでに言われている。しかし記述の精度をあげる必要がある。まず焦点となるのは資源・技術に関わることだ(→U)。1960年代の日本におけるポリオの流行においては、ソ連製のワクチンの輸入が求められ、当時の政治状況とも関わって複雑な様相を呈した。
◇さらにいくつかの視点がある。一つ、どんな時に病院・施設への収容に向かい、いつ逆の方に転じるのか。結核については終戦直後から大規模な収容が行なわれたが、早くも1950年代からは退院策が進み、それに抵抗する入所者たちの運動も展開された。一つ、予防、予防のための隔離とその限界設定について。ハンセン病については隔離の過剰が指摘され批判されてきた。感染力が弱いのだから不要だというのである。その通りなのだが、しかしそれでも長く隔離は否定されなかったし、また否定されたにもかかわらず、隔離の政策・現実は継続した。そこにどんな事情があったかという研究はいくらかある。しかし、その科学・政策の推移、どこまでのことをする/しないかの境界設定が、国内でまた国際的に、どのように変位してきたきたかを通覧する研究はない。推移そのものがまったくごく少数の専門家にしか知られないでいる。しかも、その知識や見立ては政策を実践する医療の専門家たちのものであって、予めその人たちの立場ははっきりしている。距離をとった研究が求められる。それを行う。
■意義と背景
○このたびのことでは、比較的近くに流行のあった鳥インフルエンザ、SARS等がすぐに想起されるだろう。また他方では、かつて大量の死者の出たペストやコレラを、歴史家とされる人たちがテレビで語ったりもする。しかしそうしてそれらを回顧し反芻するだけではまったく足りない。20世紀の後半だけをとっても、ハンセン病、結核、ポリオ、…、そしてHIV/AIDSがあった。しかし例外的に一定の研究があるハンセン病とその療養者・療養施設以外のことについて、ほんのわずかのことしか記録され研究されていない。今、かつての体験を有する人たちが、過去を呼び覚まされ、今般の事態との類似性を思い起こし、嘆いてもいるが、それにただ共感していても仕方がない。その記憶をいまさらながら収集することも含め、過去の種々の感染症と社会の関わりと今度のそれとの異同を確かめる。こんなことがあってから研究をしようなどと言うのはまったく恥ずかしいことではあるが、それでも、しないよりはよい。
○アフリカにおけるHIV/AIDSについて、私たちは2003年から2007年にかけて情報を集め、4冊の報告書他を作成し、政策提言をした。一定の意義はあったと考える。しかしとくにこの日本の社会においては、その時から現在に継がれる事態は知られず、一度すこし知られてもすぐ忘れられた。年に300万人といった死者が出た時期があった。そして、薬の特許と価格の問題が、大量の死に関わった。特許の問題で一定の妥協が成立することで技術移転が容易になり、インドやブラジルからの薬がアフリカにもたらされ、いくらか事態は改善された。そうしたことがあって、国連・WHO・外務省と継続的に協議してきた民間組織の活動家も企画に加わってくれる。

■■(3) プロジェクトが考察する根源的問い

 本プロジェクトは、人と、ものと、その間にあって両者をつなぐ科学・技術のあり方を示そうとするものである。
 例えば社会(科)学者の業界では、ある時期から、「社会防衛」は、予め否定的な意味を付された言葉としてあってきた。だが、そんな気分は、こうした事態において、あるいはもっと前から、たんに無視される。分析と言説の精度をあげないと、どうにもならない。個人の権利と公益との「バランス」をとるべきであるというのは、まちがってはいないだろう。しかし、ただそれを言うだけでは、何も言わないに等しい。できごとは、「私」と私以外の人たち=「社会」との間において、二者の対立としてだけ起こっているのではないはずだ。資源の有限性という認識のもとで、あるものが別のものより優先される。結果として、あるいは意図されて、ある人たちが後回しにされる。結果、その人たちはいなくなったり、いなくなったことに気づかれなかったりするのである。
 技術を作りだし、使用するそのあり様が、さらにそのことへの社会的関心のあり様や無知が、人々の間の差を広げることもあるだろう。21世紀になってからでも、現在のCOVID-19よりはるかに多くの人が、多い年で年間300万人もの人が、HIV/AIDSで死んでいったのに、忘れられている。というより最初から知られなかったに近い。同じことは、この度にも、既に、起こっているし、そのままにすれば拡大していくだろう。私たちは、半ば意図的な忘却がある時、それに抗する側に立つことにしようと思う。研究とはそのようなものであるべきだと考える。
 そしてまったく夥しく危機や困難が語られる中にあって、私たちは冷静になり分析的でありたいと思う。危機(の語り)はどのような成分によってできているのか。それを一つひとつにばらして考えていった時、その一つひとつに対する対応はいかほど困難なのか。危機には緊急対応が必要で、ゆえにそこに分断、取り残し、忘却があっても仕方がない、と言われる。そのような物語を受け入れる必要があるのかと立ち止まって、冷静に調べ、考える。学問はそのように使われるべきだと考える。

■■1-3. プロジェクトの先に見据える将来展望

 社会の危機において、人々と社会に存するものの程度、例えば知識・見識の程度が、もっと言えば品位が、顕わになる。我慢することはたしかに仕方のないことであり、我慢に耐えようと励まし合うのはよいことであるとして、しかし、その我慢はどのような場所に集中させられ、結果、社会とそこに暮らす人たちに何をもたらすだろうか。
 私たちは、この、広範で、そして具体的にであるかにみえて漠然とした、そして実はどこまで真剣に受け止められているのかわからない危機・危機感に対して、まず冷静であること、距離をとることが必要であり有効であると考える。
 とくに、いったい何が、究極の人の生命の選択・選別を必要としているのか、と考えればよい。「特効薬」が現れるまで、いや、それが現れた後でも、種々のものが必要である。このことはその通りである。しかし、その必要なものが、ないのだと、だから危機なのであり、だから…、と話が進む。しかし、それは具体的に何であるのか。
 私たちの技術によって作ることができない「もの」が求められているのか。原料が既に希少であったり、すぐに枯渇するから不足しているのか。では、消毒用のアルコールは、マスクは、人工呼吸器は、人工呼吸器を備えたユニットはそうしたものであるのか。
 また、求められているのは「人」でもあり、そして病や病の人に接することのできる知識や技術を有する人である。その人を足りるようにするのは「もの」の場合よりも難しいかもしれない。しかし、まずとりあえず必要な技術と知識を伝授したり、実は既に有している人を得たりすることは、少なくとも不可能なことではないはずだ。
 危機であるからこそ、私たちは余裕のある社会の可能性を思考し、探る。探るだけでなく現実のものとする。その余裕は、危機において発揮できる余力となる。技術の上手な使い方によって人間の力を効率的に使うことができることによって、まだあるいは既に生産的でない人たちを除外すること、除外することを考えずにすむ社会を構想し実現することができる。
 ここで大切なことは、それが遠くに夢想されるような状態ではないということである。たしかに今はいささか慌てて急がねばならないのではあるが、慌てたりすることをいくらかは減らすためにも、事態に冷静に淡々と対処することが求められており、その手際が、今の状況において、たんなる思考実験ということではなく、現実のこととして試されている。この企画は、今よりは手際よく社会をやっていくその試みの一部となる。


■■1-4. 想定される課題や障壁と、その対応方策

 なすべきことをすべてなそうとすれば、それはまったく膨大な作業になる。予算、予算に制約される人員の制約、等の種々の制約のもとで、その全部はできない。そして、長くとも2〜3年の間にまとめ、結果を知らせるべきことがある。だから、優先順位をつけるしかないし、それは積極的に求められてもいる。2月に1度は企画の各々の進行の具合の全体を点検し、優先順位・各作業の重みづけを検討し必要に応じて変更する――私たちはさきに選択・選別についていささか懐疑的・批判的なことを述べたのだが、ここではそれは認められよう。その結果、一部については作業をいったん休止させ、別のより優先度の高いところに資金と人員を集中させることがあるだろう。

■■1-5. 独創性・挑戦性、その他特記事項

 本来この企画が独創的である必要はない。当たり前のことが当たり前になされるべきであり、私たちはそれを行うと言っているにすぎない。しかし、それを実際に行える機関・人は、残念ながら限られている。
 「生存学創成拠点」は2007年に文部科学省のグローバルCOEに採択された。その5年後の「事業仕分け」でその制度自体は消滅した。多くの「拠点」がその後どうなったかは把握していないが、休止かそれに近い状態であるものも少なくはないと聞く。私たちは、COE採択と同時に立ち上がった「生存学研究センター」(2019年度から大学の恒常的研究機関としての「生存学研究所」)での活動を持続させ、拡大させてきた。そのなかで、多くの人材を育て、業績を生み出してきた。
 そして、東日本震災(2011年)といった災害・災厄の時、緊急事態であるとされることで周縁化されてきた人たちがさらに周縁化される事態を調査し、いくらかの、多くは小さな――例えば人工呼吸器の配分・利用を巡る――方策を示そうとした。優生保護法下(そしてその後)の不妊生手術に関わるできごと(提訴は2017年)について寄せられる情報を集め示し、そのなかで、各報道機関が懸命に集めた新たな資料の散逸を記者たちが危惧していることを知ることにもなった。相模原市の施設での障害者殺傷事件(2016年)後の情報や報道の収集においては(おいても)、悪に抗して善(グッド・プラクティス)を示そうとすることの意義と限界を確認した。人の意識に訴えることは自らの意識を反省する人たちにしか届ないこと、社会の未来に対する不安が悲観をもたらし、しかしその悲観が諦念をもたらすわけでもなく、むしろ過激な生命の選別の行ないと、それに対する諦めをもたらしていることを見た。それとCOVID-19で巡って起こっていることを短絡させようとは思わない。しかし、たしかに繋がりはある。
 この時代に起こってしまっていることを私たちは捉えることができる。このかん悲しい苦しいできごとを追うことばかりせざるをえないできたが、そこから、私たちは、落ち着いて社会を構想し、それを実現することの可能性も感じてきたし、その道筋も見えてきたと思う。COVID-19を巡って起こっていること、これから起こるだろうことから発して、そしてそこから抜けて、この世界が辿ることのできる道を示し、それを現実のものにしていく。


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 以下「公募要領」p.19
 「新型コロナウイルス感染症などの新興感染症への取り組みについて
 新型コロナウイルス感染症の“パンデミック”は、雇用・労働、産業、教育、流通・消費など生活・経済活動のあらゆる局面に影響を及ぼし、世界各国がこれまで経験したことのない状況に直面しています。未知のウイルスと感染症のリスク、急激な環境変化や見通しの不透明性、真偽が不明な情報も含む膨大な情報の流通など、不安や恐れ、批判や差別、分断や格差、極端な消費行動など混乱につながる状況があちらこちらで生じています。こうした未曽有の課題に対処するために、人文・社会科学も含めた科学技術の知見を応用して課題解決を目指すことこそ、社会技術の役割と考えます。
 新型コロナウイルス感染症に関わる問題は、科学技術研究そのものから生じる ELSI ではありませんが、この根底には、人・社会と科学技術とのあり方の問題が存在します。これまでも、SARS、MERS、鳥インフルエンザなどの新興感染症の発生と感染拡大時に同じような問題が繰り返され、また、今後も同様の新興感染症が起こりうることを踏まえると、ここで根本的な取り組みを行い将来につなげることが必要と考えます。
 そこで本プログラムでは、令和 2 年度公募において、新型コロナウイルス感染症など新興感染症に関する研究開発の提案を募集します。
 現在直面している新型コロナウイルス感染症に起因するさまざまな社会的事象の把握、例えば、政策立案を含む社会的意思決定への提言のためのエビデンス生成や、人々の行動変容やそれに関わる情報の利活用・保護に関する課題の整理、リスクリテラシーの向上に資する過去の新興感染症の事例や類似の社会的事象との比較検討など、まずは短期的に実施可能な範囲での基礎調査・アーカイブ研究の実施を想定します。
 このテーマに関する研究開発提案については、上述の「3.2 研究開発対象」および「3.3 研究開発の実施体制、アプローチについての留意事項」の記述や例示に関わらず、緊急性・必要性、意義、実施可能性などの視点で評価を行い、数件の課題採択を予定します。」


●和文タイトル(30文字程度・副題はつけない)
 COVID-19から世界を構想する(仮)

●英文タイトル

●研究開発期間:2020年9月から2023年9月(3年0か月)

●研究開発費  45,000千円

●カテゴリ(複数選択可)
 ○科学技術や……
 ○……
 ○……

●研究代表者氏名 タテイワシンヤ 立岩真也

●年齢 59歳

●研究代表者所属機関・部署・役職
 立命館大学生存学研究所所長(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)

●本提案のエフォート 2020年度:20%

●研究代表者研究者番号 30222110 △p.01

【様式2】研究開発計画

 ※図を書く〜お願いします。

【様式3】研究開発実施体制

アフリカ日本協議会
◇稲場が関係する組織


■■3-1.研究開発実施体制(プロジェクト全体)


□T 人
岡本 晃明(京都新聞・客員研究員)
原 昌平(元読売新聞・客員研究員)
・(法学部の人〜著作権法関連)

□U 人
・(BKCの人)
・植村 要(国立国会図書館)
・韓 星民(福岡教育大学)
・安田(ゆに)

□V 人
・小泉義之



□W 人
歴史・松原洋子
・美馬
・後藤基行
・川端
国際・長瀬修
稲場 雅紀 English
斉藤 龍一郎 English
牧野 久美子

(1)実施体制図

 ※おまかせ

(2)実践的な連携・協業体制の構築に向けた準備状況


■■3-2.研究開発実施体制(グループ別)

(1)○○○グループ

(2)○○○グループ

(3)その他の研究開発協力者・機関

(3)実施体制に関する特記事項(代表者の特別任務、所属機関の変更、海外機関の参画)

■■3-3.プロジェクトで雇用する研究人材の育成計画

 公募して採用する。……

【様式4】研究開発費

■■4-1.費目別の研究開発費計画(プロジェクト全体)

 ※大部分を人件費とする

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■■業績

・美馬の本

■立岩

01)[記事]田中陽子 2020/05/24 「命と選別」(仮題),『朝日新聞』2020-5-24朝刊 ※コメント掲載予定
02)[論文]立岩真也 2020/05/11 「新型コロナウィルスの時に『介助する仕事』(仮題)を出す――新書のための連載・1」,『eS』009 http://www.arsvi.com/ts/20200091.htm
03)[イベント]生存学研究所 2020/05/08 「オンラインセミナー 新型コロナウイルス感染症と生存学」
04)[論文]立岩真也 2020/05/02 「新型コロナの医療現場に、差別なく、敬意をもって人に来てもらう――だいじょうぶ、あまっている・3」,『現代ビジネス』,講談社 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72304
05)[論文]立岩真也 2020/04/21 「「自己犠牲」や「指針」で、命をめぐる医療現場の困難は減らない――だいじょうぶ、あまっている・2」,『現代ビジネス』,講談社 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71974
06)[論文]立岩真也 2020/04/14 「少子高齢化・新型コロナ…この危機はどんな危機か――だいじょうぶ、あまっている 1」,『現代ビジネス』,講談社 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71768
07)[論文]立岩真也 2020/04/01 「無駄に引かず無益に悩まないことができる」,『社会福祉研究』137:31-37

08)[著書]立岩真也 2020/01/10 『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術 増補新版』,青土社
09)[著書]立岩真也 2018/12/20 『病者障害者の戦後――生政治史点描』,青土社
10)[著書]立岩真也 2018/11/30 『不如意の身体――病障害とある社会』,青土社

※事務局があげてくれたもの

(1)研究代表者 (氏名 立岩 真也・所属 先端総合学術研究科・役職 教授/      生存学研究所所長)
〈主要な実績〉
※本提案内容に関連する、著書、学術論文、学会発表、講演、雑誌・新聞投稿記事、会議・イベントの主催などの成果について、10件以内を選んで、現在から順に実施・発表年次を過去に遡って記載してください。
※行頭に連番を付けてください。
※著書・論文・発表等については、発表者をすべて記載の上、本人部分に下線を引いてください。

<記載例>
1) 欧文書籍:編著者氏名1, 編著者氏名2. (出版年). 書名. 出版地: 出版社.
2) 欧文論文:著者氏名1, 著者氏名2. (出版年). 論文名. 雑誌名, 巻 (号), pp.該当ページ. DOI:
3) 和文書籍:編著者氏名1, 編著者氏名2 (出版年) 『書名』出版社.
4) 和文論文:著者氏名1, 著者氏名2 (出版年) 「論文名」『雑誌名』巻 (号), pp.該当ページ. DOI:
5) Webサイトでしか公開されていない文献:著者氏名1, 著者氏名2 (公開年月日) 「文献名」(必要に応じてシリーズ名など)DOI: <あるいは掲載URL>
6) 新聞記事:記者名 (発行年月日) 「記事名」紙名, pp.該当ページ.
7) Web記事:記者名 (発行年月日) 「記事名」紙名, <URL>
8) 口頭発表:発表者氏名1, 発表者氏名2 (発表年) 「表題」『学会等イベント名』 開催地・開催場所
9) 会議・イベント:主催者名 (開催年月日) 「会議・イベント名」(必要に応じてシリーズ名など)開催地・開催場所


1)【著書】

・和文書籍:1.共著:青木千帆子・瀬山紀子・立岩真也・田中恵美子・土屋 葉 2. 2019/09、『往き還り繋ぐ――障害者運動 於&発 福島の50年』、生活書院
・和文書籍:1立岩真也 2. 2018/12、『病者障害者の戦後――生政治史点描』、青土社
・和文書籍:1立岩真也 2. 2018/11、『不如意の身体――病障害とある社会』、青土社
・和文書籍:1立岩真也 2. 2018/04、『人間の条件――そんなものない 第2版』、新曜社
・和文書籍:1.共著:若林幹夫・立岩真也・佐藤俊樹 2. 2018/02、『社会が現れるとき』、東京大学出版会

2)【論文】
・和文論文:立岩真也 (2019) 「身体×社会アーカイブの構築――『弱くある自由へ』第二版に・補章」『現代思想』47巻, pp.該当ページ. DOI:
・和文論文:立岩真也(2019)  「高橋修・下――『弱くある自由へ』第二版に・3」、『現代思想』47巻/ 13号, pp.該当ページ 215-231
・和文論文:立岩真也(2019)  「高橋修・中――『弱くある自由へ』第二版に・2」『現代思想』47巻/ 12号, pp.該当ページ206-221
・和文論文:立岩真也(2019)  「高橋修・上&話を残すこと――『弱くある自由へ』第二版に・1」『現代思想』47巻/ 10号, pp.該当ページ222-237
・和文論文:立岩真也(2019)  「遺したものを記録する――何がおもしろうて読むか書くか 第9回」『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』124号

3)【新聞記事】
・新聞記事:記者名 上東麻子(2019年12月18日) 「相模原事件を考える〜公判を前にともに生きることと優生思想 社会学者・立岩さんの視点」毎日新聞, 会員限定有料記事
/https://mainichi.jp/articles/20191217/k00/00m/040/214000c
新聞記事:記者名 好書好日編集部(2019年7月20日)「やまゆり園事件から3年 「生きる価値」の大切さ問う」、朝日新聞、コラム好書好日/https://book.asahi.com/article/12562727

・聞き手・山下寛久(2020年3月23日)『「生きることの価値」問え やまゆり事件判決』朝日新聞、会員限定有料記事/https://www.asahi.com/articles/ASN3Q74FSN3QULOB008.html

4)【テレビ出演】
・NHK Eテレ「バリバラ」出演 出演日:2016年8月7日(日)夜7:00「緊急企画 障害者殺傷事件を考える」http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=211

5)【インターネット記事】
・インタビュアー:泉谷由梨子(2016年11月25日)長谷川豊アナ「殺せ」ブログと相模原事件、社会は暴論にどう対処すべきか?【インタビュー】、The Huffington Post、/ https://www.huffingtonpost.jp/2016/11/22/hasegawa-yutaka_n_13162488.html

6)【研究発表】
・立岩真也(2019年)「往き還り繋ぐ」『大学院ウィーク企画』
・立岩真也(2019年)「ソーシャルワーク、をする」『第10回四国地区社会福祉士合同研修会/ソーシャルワークフォーラムとくしま2019』
・立岩真也(2019年)「コメント3」『有馬斉著『死ぬ権利はあるか――安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値』合評会』
・立岩真也(2019年)「往き還り繋ぐ――福島障害者運動史本刊行も機してアーカイヴィング公開シンポジウム第2回」『往き還り繋ぐ――福島障害者運動史本刊行も機してアーカイヴィング公開シンポジウム第2回』
・立岩真也(2019年)「国家に抗する社会を再構築する手立て」『学園坂スタジオ・思想ゼミナール 連続対談「政治・身体・自己――問いの移動」』

7)【イベント】
・主催・立岩真也(2019年6月2日(日))「 遠離遭遇――人と時代を書く」立命館大学衣笠キャンパス創思館1階
・共催・立岩真也(2020年2月8日)『第34回 「国際障害者年」連続シンポジウム
「自立生活運動・オープンダイアローグ・当事者研究」』立命館大学 衣笠キャンパス 創思館1Fカンファレンスルーム

〈RISTEXにおける研究開発への参画経験〉不明のため記入しない
※過去に社会技術研究開発センター(RISTEX)における研究開発への参画経験があれば、領域・プログラム名、プロジェクト名、当時の研究代表者名を記載し、自身がどのような役割を担っていたのかについて、簡潔に記載してください。
(2)グループリーダー(氏名 川端 美季・所属 衣笠総合研究機構・役職 准教授)

 
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■■cf.

◆「感染症 | Infectious Disease」 http://www.arsvi.com/d/id.htm
 300キロバイト=約15万字/1315のファイル(頁)にリンク

□目次
◇新型コロナウイルス / Coronavirus : COVID-19
 ◇研究所発関連ツイート
 ◇新型コロナウイルスと障害者・病者、マイノリティ
  ・声明・発言… ・報道等 ・関連ページ/関連サイト
 ◇新型コロナウイルスとトリアージ、命の選別
 ◇新型コロナウイルスと介助・介護 2020
 ◇ニュース   ◇政府機関などによる告知等
 ……

生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築

◆アフリカにおけるHIV/AIDSについて。4冊、計*p.の報告書を作成した。
 ↓
◇アフリカ日本協議会+立岩 真也 編 2005.6 『貧しい国々でのエイズ治療実現へのあゆみ――アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争』,<分配と支援の未来>刊行委員会,62p. 500円+送料
◇アフリカ日本協議会+三浦藍 編 2005.09 『貧しい国々でのエイズ治療実現へのあゆみ――アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争 第2部 先進国・途上国をつなぐPLWHA自身の声と活動』,<分配と支援の未来>刊行委員会,66p. 500円+送料
◇アフリカ日本協議会+三浦藍 編 2005.09 『貧しい国々でのエイズ治療実現へのあゆみ――アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争 第3部』,<分配と支援の未来>刊行委員会,p. 1000円+送料
◇アフリカ日本協議会 編 2007.05 『アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争 第4部 課題は克服されたのか? 南アフリカの現状報告を読む』,53p. MS Word:500円
◇立岩真也・アフリカ日本協議会 編 2007/12/31 『運動と国境――2005年前後のエイズ/南アフリカ+国家と越境を巡る覚書 第2版』Kyoto Books,100p. MS Word:800円
◇稲場 雅紀・山田 真・立岩 真也 2008/11/30 『流儀――アフリカと世界に向い我が邦の来し方を振り返り今後を考える二つの対話』,生活書院,272p.

◇立岩 真也 2005/10/25「『エイズとの闘い――世界を変えた人々の声』」(医療と社会ブックガイド・53),『看護教育』46-09(2005-10):798-799(医学書院)[了:20050829]
◇立岩 真也 2005/11/25「エイズとアフリカの本・2」(医療と社会ブックガイド・54),『看護教育』46-10(2005-11):900-901(医学書院)
◇立岩 真也 2006/01/25 「エイズとアフリカの本・3」(医療と社会ブックガイド・56),『看護教育』47-01(2006-01):-(医学書院)

◇人
武藤 香織

岡本 晃明(京都新聞・客員研究員)
原 昌平(元読売新聞・客員研究員)

稲場 雅紀 English
斉藤 龍一郎 English
牧野 久美子


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■関連した代表者の文章・関連する企画

◆立岩 真也 2020/04/14 「だいじょうぶ、あまっている・1」
 『現代ビジネス』 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71768
◆立岩 真也 2020/04/21 「「自己犠牲」や「指針」で、命をめぐる医療現場の困難は減らない――だいじょうぶ、あまっている・2」
 『現代ビジネス』 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71974
◆立岩 真也 2020/05/02 「新型コロナの医療現場に、差別なく、敬意をもって人に来てもらう――だいじょうぶ、あまっている・3」
 『現代ビジネス』 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72304
◆立岩 真也 2020/05/11 「新型コロナウィルスの時に『介助する仕事』(仮題)を出す――新書のための連載・1」
 『eS』009

◆立岩 真也 1998/10/31 「闘争と遡行」,STS Network Japan シンポジウム「医療問題は科学論で語れるか」,於:京都大学
 佐藤純一/蔵田伸雄/立岩真也 がまず話し、それを受けて 松山圭子/小林傳司 がコメントする 続いて質疑応答という構成 司会は横山輝雄※
 ※今回募集の企画については小林傳司さんが関わっているらしい、と誰かが言っていた気がする。

生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築


UP:20200608 REV:20200609,13,14,15, 0710
感染症・新型コロナウィルス  ◇生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa 
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