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原 昌平

はら・しょうへい



・読売新聞大阪本社・科学部

■新着

◆2011/09/21 「停電弱者」[今日のノート]
 『読売新聞』大阪版2011-09-21朝刊 気流面 記事・画像(pdf)

原昌平・2002

原昌平・2003

原昌平・2004


◆2000/03/29 県立2病院でカルテを公開 4月1日から/申し出は患者や家族らが可能
 2000/03/29: 西部読売山口版

◆2001/06/20 山口県 医師会費など一部負担/99年度以前 2県立病院の415万円分
 2001/06/20:西部読売朝刊社会面
◆2001/07/27 「うつ病女性の奨学金、英国政府が取り消し 主治医「留学支障なし」/ 診察せずに「リスクある」 「精神障害へ不当な差別」/抗議受け一転し7か月後支給」
 『読売新聞』大阪2001/07/27:生活面
◆2001/12/31 入院女性“不審死”届けず 山口の県立精神病院 根拠なく死因「窒息」と診断
 2001/12/31: 大阪読売朝刊2社面


 
 

◆「県立2病院でカルテを公開 4月1日から/申し出は患者や家族らが可能」
 2000/03/29: 西部読売山口版

 県は二十八日、県立中央病院(防府市)と県立病院静和荘(宇部市)の診療記
録(カルテ)を四月一日から公開すると発表した。これまでは患者本人が診療情
報の開示を希望した場合でも、口頭で説明したり、メモを渡したりするだけで、
正式の記録は公開していなかった。
 公開するのは同日以降のカルテや看護記録、処方せん、エックス線写真など。
開示の申し出ができるのは患者本人や家族ら。「患者本人が合理的な判断ができ
ない場合」「医療従事者と患者との信頼関係を損なうおそれがある場合」などに
は申し出があっても開示しない。また、当分の間、医師の判断で、カルテそのも
のでなく要約書の交付ができることにした。
 申し出は両病院のほか県庁の医務課や情報公開センターで受け付け、原則とし
て十日以内に回答する。コピー代金が一枚につき二十円、エックス線写真などは
実費が必要。県医務課は「インフォームド・コンセント(告知と同意)の理念に
基づき、患者と診療情報を共有し、相互の信頼関係を深めたい」としている。


 
 

◆山口県 医師会費など一部負担/99年度以前 2県立病院の415万円分
 2001/06/20:西部読売朝刊社会面

 山口県が、県立病院の医師らが医師会などに支払う会費の一部を公費で負担し
ていたことが、十九日の県議会で明らかになった。県は「個人負担が原則であり、
好ましくない」として、一九九九年度までに中止したが、負担総額は、県立中央
病院(山口県防府市)と県立病院静和荘(同県宇部市)で計約四百十五万円にの
ぼることがわかった。  水野純次議員(共産)が一般質問で取り上げた。
 山口県医務課によると、県立中央病院では、九〇年度から九六年度までに約四
十人の医師や歯科医師、薬剤師について、それぞれ医師会、歯科医師会、薬剤師
会の会費の一部計約三百十二万円を公費から支出していた。
 県立病院静和荘では、九〇―九九年度にかけて、院長の医師会費の全額、約百
三万円を支払っていた。

 
 

原@大阪読売です。(多重投稿ご容赦下さい)

大阪本社発行の生活家庭面に先日載せた記事です。
(発行エリアは福井、滋賀、三重県伊賀地方から広島、島根県東部、四国まで)
いろいろ経過があって紙面化が遅れましたが、
大使館に取材を申し入れたら、あわてて再支給を決めた、というのが真相です。
本当は、さらに硬派に踏み込んで、
「国連原則」に照らして批判するべきだったかも知れません。

◆うつ病女性の奨学金、英国政府が取り消し
 主治医「留学支障なし」/ 診察せずに「リスクある」
「精神障害へ不当な差別」/抗議受け一転し7か月後支給

 01/07/27: 大阪読売朝刊・生活面

 英国政府の奨学生に昨年採用された日本人女性(37)が、軽いうつ病で受診
していることを健康状態の申告書に正直に書いたところ、渡航直前に奨学金支給
を取り消された。主治医は「留学に支障は全くない」とする診断書を出していた
が、英国側は診察なしで「リスクがある」と判断した。自費で留学した女性は
「病名だけで排除したとしか思えず、精神障害への不当な差別だ」と抗議。英国
側は今年三月、一転して支給を決めたが、きちんとした経過説明はなく、女性は
納得できないでいる。
 女性は大阪のNGO(民間活動団体)に勤め、海外生活も過去二回経験。英国
外務省が諸外国の将来を担う人材に一年間の英国留学費を支給する「チーブニン
グ奨学金」に応募し、昨年四月に内定した。このあと健康に関する自己申告書を
提出し、七月七日に正式採用の通知を受けた。
 女性が通院する精神科の主治医は、英国側の求めで診断書を提出。「一、二か
月に一日か二日、疲労と無気力が生じるが、それ以外は安定。服薬していれば、
留学に問題はない」と伝えた。
 ところが、出発三日前の八月七日、「本国の医療アドバイザーが、留学のスト
レスが病気に影響するリスクがあるという意見なので」と急に取り消された。
 女性は英国の大学院に自費留学し、再検討を要請。駐日英国大使館は「再考の
余地はない」としていたが、今年三月になって、当初にさかのぼって奨学金を支
給すると伝えた。
 英国大使館は「留学を順調に続けていること、急な取り消しで彼女が困ったこ
となど、特別な環境を考慮した。アドバイザーの医師の意見に従った当初の決定
が間違いとは思わない。主治医の診断書は判断材料の一つ。反復する病気はリス
クがあると判断された」と説明。しかし、アドバイザーの氏名や所属、判断の基
準なども含めて「これ以上は説明する必要はない」としている。
 うつ病やそれに似た気分変調性障害には、五人に一人が生涯に一度はかかり、
「心の風邪」とも呼ばれる。
 女性は「会ったこともないアドバイザーが主治医の診断をなぜ否定できるのか。
何回質問しても具体的な説明がない」と不信を高める。
 主治医は「留学はプラスになると考えた。正式採用後、現地で困った時に備え
て診療情報を提供したのに、本人の不利益に使われてはたまらない」と話してい
る。
 中田智恵海・武庫川女子大助教授(障害者福祉)の話「人間は一人ひとり違う
のに、精神障害というと十把ひとからげに『無理だ』とか『危険だ』とか決めつ
ける風潮が強い。英国の公的機関がそういう対応をしたのは残念だ」

 
 

◆入院女性“不審死”届けず 山口の県立精神病院
 根拠なく死因「窒息」と診断
 2001/12/31: 大阪読売朝刊2社面
 (以下、非営利サイト転載可)
 山口県宇部市の県立精神病院「静和荘」で昨年五月、入院中の女性(当時二十
七歳)が個室内で急死し、主治医の副院長が明確な根拠がないのに死因を「窒息」
としたうえ、医師法に基づく警察への届け出を怠っていたことがわかった。副院
長は「死因の診断に自信はなく、(解剖は)しのびなかった。今考えれば届ける
べきで、反省している」などと言っている。
 病院の説明によると、女性は一九九九年十月、家族の同意で強制入院。最初の
一か月余りは保護室に隔離され、その後は同じ閉鎖病棟内の個室にいた。
 亡くなった日は午後四時半すぎ、心肺停止状態でベッドにうつぶせに倒れてい
るのを看護婦が発見。蘇生(そせい)を試みたが回復せず、五時二十分に死亡と
判断した。
 女性の両親は五時前に駆けつけたが入室を拒まれ、会えたのは死後処置を終え
た後の七時すぎだった。副院長は死亡診断書に直接死因を「窒息」と記載。その
原因は「精神分裂病による昏迷(こんめい)状態」で「水のような吐物を吸引」
とした。死因の分類欄は「不慮の外因死」にマルをつけた。
 読売新聞の取材に副院長は、窒息の根拠を「(皮膚が青くなる)チアノーゼが
みられた」、吐物吸引の根拠は「人工呼吸の時、肺でゴボゴボと音がしたから」
と説明したが、口内にも吐いた跡はなかったという。
 医師法は、異状死体を診た医師に二十四時間以内の届け出を義務づけ、怠ると
罰金刑の対象。厚生労働省は「外因死やその疑いがあれば届け出対象。死因が不
明確なら幅広く考えるべきだ」としている。
 日本法医学会理事長の塩野寛・旭川医大教授の話「当然届けるべき異状死だ。
若い人が水を飲んで死ぬとは思えないし、溺死(できし)でも肺で音はしない。
死因は不可解と言うほかない」


REV:20110922
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