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ナイジェリア連邦共和国 2015年7月~12月


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アフリカアフリカ Africa 2019



おかねおくれ


作成:斉藤龍一郎
 *(特活)アフリカ日本協議会理事、生存学研究所運営委員


○外務省 各国・地域情勢 ナイジェリア連邦共和国

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。


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○最新のニュース、企画案内 ナイジェリア連邦共和国

◆2015/07/03 asahi.com ボコ・ハラム襲撃、97人死亡か ナイジェリア
◆2015/07/04 VOA Learning English Nigerian Group Provides Training for People with Disability
◆2015/07/06 nikkei.com ナイジェリアで過激派テロ、49人死亡 モスク狙う
◆2015/07/07 cnn.co.jp 宗教施設狙ったテロ続発、死者数十人に ナイジェリア
◆2015/07/09 asahi.com 少女たちは「爆弾」にされた 残虐化するボコ・ハラム
◆2015/07/12 毎日新聞 ボコ・ハラム:ナイジェリアで大量虐殺 成人男性を標的
◆2015/07/13 日経 xTECH ホンダがアフリカに挑戦、「アコード」の生産開始
◆2015/07/15 Leadership Newspapers Association Of Deaf Protests Over Marginalisation
◆2015/07/16 cnn.co.jp 高速道路など襲撃、33人死亡 ボコ・ハラムか ナイジェリア
◆2015/07/16 TheGuardian Experts seek govt support for tomato farmers
◆2015/07/17 立命館大学生存学研究センター 目の前のアフリカ 第12回「生物医療・民族・信頼:ナイジェリア・ラゴス州エグンによるマラリア治療の探求」 @立命館大学衣笠キャンパス
◆2015/07/18 asahi.com 少女3人が爆弾テロ、13人死亡 ボコ・ハラムの犯行か
◆2015/07/20 Premium Times Kano governor increases monthly allowance of handicapped children’s caregivers
◆2015/07/21 毎日新聞 米・ナイジェリア:対ボコ・ハラム、首脳会談で協議
◆2015/07/24 asahi.com 少女ら利用した爆弾テロ、50人死亡 ボコ・ハラムか
◆2015/07/27 nikkei.com カメルーンとナイジェリアで自爆テロ、計34人死亡
◆2015/08/01 cnn.co.jp インド人口、22年までに中国に並ぶ その後最多に 国連予測
◆2015/08/03 毎日新聞 ナイジェリア:過激派拠点から子供や女性ら178人救出
◆2015/08/03 日刊スポーツ オコエ瑠偉 甲子園に「今までとは違う感触」
◆2015/08/04 IT NEWS AFRICA Top 8 Apps to help navigate traffic in Lagos Nigeria
◆2015/08/04 通商弘報 自動車産業開発計画、ブハリ新政権の取り組みに注目
◆2015/08/10 AllAfrica.com Nigeria: Teacher Urges Government to Subsidise Education for Visually Impaired Students
◆2015/08/11 LAUGHY 【俊足】関東第一高校のオコエ瑠偉にプロ大注目!今年のドラフト1位候補!
◆2015/08/11 Jeune Arique ポリオ、アフリカに受け継がれる重荷
◆2015/08/12 毎日新聞 ナイジェリア:市場で爆発 47人死亡、52人負傷
◆2015/08/13 毎日新聞 ナイジェリア:過激派ボコ・ハラム指導者交代か
◆2015/08/18 スポーツ報知 【バレー】宮部はW杯欠場へ 真鍋ジャパンの新星、疲労で腰痛
◆2015/08/19 cnn.co.jp 2050年の人口予測 アフリカが浮上、日本は最大の減少
◆2015/08/19 日刊スポーツ 関東第一オコエ瑠偉「プロが第1希望」涙浮かべ宣言
◆2015/08/20 hiraoyogiさん ナイジェリア人の父を持つオコエ瑠偉選手(関東第一)についてのスポーツ報知記事が人種差別すぎる件
◆2015/08/20 日刊スポーツ 関東第一・オコエ涙「プロ第一志望」小笠原にV託す
◆2015/08/20 スポニチアネックス 東京五輪目指す「ハーフアスリート」驚異の身体能力に迫る
◆2015/08/25 毎日新聞 ナイジェリア:国連事務総長がボコ・ハラム対策を支援
◆2015/08/26 The Nation Newspaper Dufil restores hope to the visually impaired
◆2015/08/27 nikkei.com 中国減速、アフリカ経済に逆風 南アや産油国に失速懸念
◆2015/08/30 時事ドットコム 人気作家、スパイ活動の過去告白=東独や南アで極秘任務-英
◆2015/08/30 nikkei.com 英スパイ小説家、秘密情報局と協力関係に 英紙報道
◆2015/09/02 Nigerian Bulletin Middle Aged Teacher Rapes Deaf & Dumb Student in Lagos
◆2015/09/01 Jeune Afrique 2017年までにポリオ根絶を望むナイジェリア
◆2015/09/03 cnn.co.jp FIFA会長選、元ナイジェリア代表主将が名乗り
◆2015/09/04 cnn.co.jp ボコ・ハラムがカメルーンへ越境襲撃、死傷者170人超
◆2015/09/04 Jeune Afrique デンマークのArla Foodsは 西アフリカでの売上5倍増を計画
◆2015/09/08 Pulse Nigeria Traffic warden, handicapped cleaner honoured in Lagos
◆2015/09/15 nikkei.com 三井物産、アフリカで高速通信参入 欧州企業に60億円出資
◆2015/09/16 nikkei.com 米ケロッグ株が続落、ナイジェリア企業の株取得 アフリカ事業拡大
◆2015/09/18 AFP BB News ボコ・ハラム襲撃激化、子ども50万人超が避難生活 ユニセフ
◆2015/09/24 cnn.co.jp ナイジェリア軍、女性や子ども241人をボコ・ハラムから救出
◆2015/09/26 nikkei.com 原油安と中国変調、二重苦のアフリカ資源国
◆2015/10/06 Vanguard Nigeria: Why UK Govt Seized £27,000 From Diezani
◆2015/10/17 cnn.co.jp ナイジェリア北部で自爆テロ5件、34人死亡
◆2015/10/19 Jeune Afrique Olam、ADMのココア事業の買収を完了
◆2015/10/24 asahi.com ナイジェリアで爆発、55人死亡 ボコ・ハラムの犯行か
◆2015/10/29 cnn.co.jp ナイジェリア軍、ボコ・ハラムから人質338人を救出
◆2015/10/29 AFP BB News 子どもや女性338人救出、ボコ・ハラム拠点から ナイジェリア
◆2015/11/02 nikkei.com [FT]中国の減速、アフリカの成長に影(社説)
◆2015/11/10 Global Justice Now Twenty years on, Ken Saro-Wiwa's legacy echoes from the grassroots to the United Nations
◆2015/11/14 nikkei.com はしか死者79%減少 00~14年、ワクチン普及で
◆2015/11/18 cnn.co.jp 世界のテロ犠牲者3万人超、過去最悪に 14年報告書
◆2015/11/18 cnn.co.jp ナイジェリア北東部の町で爆発、死者31人以上
◆2015/11/18 cnn.co.jp リーマン予想を「解決」 ナイジェリアの教授が主張
◆2015/11/19 nikkei.com ナイジェリアでテロ相次ぐ 40人以上死亡
◆2015/11/19 cnn.co.jp ナイジェリア連続爆発、死者46人に 11歳と18歳少女が自爆
◆2015/11/19 AFP BB News 連日の爆発で40人超死亡、少女自爆も ナイジェリア
◆2015/11/20 newsweekjapan.jp 「少女自爆」のボコ・ハラムはISを上回る世界一の殺戮集団
◆2015/11/28 cnn.co.jp ナイジェリア北部で自爆テロ、21人死亡 シーア派行事狙う
◆2015/11/29 asahi.com ナイジェリアで爆発、22人死亡 ボコ・ハラムが声明
◆2015/12/06 cnn.co.jp ボコ・ハラムの「チーフカメラマン」を逮捕 ナイジェリア
◆2015/12/18 産経ニュース 【バレーボール】「ニュー宮部です」春高での復活へ再始動 日本代表の金蘭会高・宮部、
◆2015/12/22 AFP BB News ボコ・ハラム地域、学校に通えない子ども100万人 ユニセフ
◆2015/12/26 AFP BB News ナイジェリアのガス工場で大規模爆発、数十人死亡と大統領


【参考】
◇ブログ ナイジェリアの生活日記 4年間過ごしたナイジェリアでの想い出を綴ります


【参考図書】
アフリカと政治 紛争と貧困とジェンダー 改訂版
戸田真紀子著 お著の水書房 2,400円+税 2013年9月 [amazon]

「わたしたちがアフリカを学ぶ理由」とのサブ・タイトルも付された本は、内容がもりだくさんで、論じられている事象や地域についてなじみがない人にはちょっととっつきにくいかなと感じました。
ケニアの女性が立ち上げて運営するママ・ハニ孤児院を紹介する終章「立ち上がる草の根の人々とその声」、次いであやうく「姦通罪」への処罰としての石打ち刑で殺されるところであったアミナ・ラワルさんが直面したナイジェリアの政治情勢を分析する第7章「女性だけが背負う重荷」と読み進め、そこで論じられている問題を読み解くために他の章を読むという読み方がありそうだなと思いました。

序章 アフリカを勉強する10の理由
第1部 アフリカの「民族紛争」の神話と現実
 第1章 アフリカの「民族」とは何か
 第2章 アフリカの民族紛争の「神話」
 第3章 突出する紛争犠牲者
 第4章 選挙民主主義が紛争を生み出す矛盾
 第5章 ナイジェリアの宗教紛争
第2部 ジェンダーから見るアフリカ
 第6章 アフリカの女性と「人間の安全保障」
 第7章 女性だけが背負う重荷
終章 立ち上がる草の根の人々とその声


アフリカ可能性を生きる農民-環境-国家-村の比較生態研究
島田周平著 京都大学学術出版会 ¥3,780 四六判 270p 2007年2月 [amazon]

ナイジェリア、ザンビアでの農村調査を比較・検討しながら、アフリカの農村の多様性と共通性について考察する。

アフリカの医療・障害・ジェンダー-ナイジェリア社会への新たな複眼的アプローチ
落合雄彦, 金田知子編 晃洋書房 ¥3,300 A5版 257ページ 2007年3月 [amazon]

精神障害当事者の手記、当事者インタビューなども収録。ナイジェリアの精神医療がどうなっているのか、どのように調べていけばよいのかが判る。

【関連するセミナーを開催しました】
落合さんの話、たいへん興味深いものでした。
僕にとっては、以下が印象的でした。

  1. 精神医療に関心をもつ連れ合いさんと一緒に調査旅行を行ってきた中で、ナイジェリア、リベリア、シエラレオネなどの精神病院を訪ねたり、精神科医や患者へのインタビューを行うようになった。
  2. 西アフリカの精神病院に入院している患者にはアディクションの人が多く、ドラッグ依存症の人たちの話を聞いて、違ったアフリカが見えてきた。
  3. 精神病の診断、治療は、患者そして医療者の暮らす社会の文化、慣習、歴史などが大きく関わっているので、「アフリカ植民地期精神医療」という概念がなりたつ。
  4. 1990年代から、アフリカ植民地期精神医療に関する研究が発表されるようになっている。
  5. 英植民地省は、1950年代末~60年代初めにかけてケニア中央部(ホワイト・ハイランド)で展開された「マウマウの乱」の調査を精神科医に命じ、その報告書が残されている。
  6. 現在アフリカ社会は、高ストレス社会であり、まだ調査結果の数字として現れていないもののうつ病を患うアフリカ人はかなり多いと思う。
  7. アフリカのドラッグ依存症の人びとに話を聞いていると、こんなにもと思うほど誰にも頼ることができず孤独と感じる。


 
 
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ボコ・ハラム襲撃、97人死亡か ナイジェリア

asahi.com

2015年7月3日01時33分

ナイジェリア北東部で2日、イスラム過激派「ボコ・ハラム」による襲撃があり、少なくとも97人が死亡した模様だ。AFP通信が伝えた。

ナイジェリア北東部では自爆テロなどの被害が相次いでおり、ブハリ新政権が発足した5月末から約1カ月で、200人を超す犠牲者が出ている。



 
 
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ナイジェリアで過激派テロ、49人死亡 モスク狙う

nikkei.com

2015/7/6 20:52

【ナイロビ=共同】ナイジェリア中部プラトー州の州都ジョスで5日、モスク(イスラム礼拝所)と飲食店の2カ所で爆発があり、計44人が死亡、67人が負傷した。いずれもイスラム過激派ボコ・ハラムによるテロとみられる。AP通信が6日伝えた。またフランス公共ラジオによると、北東部ヨベ州ポティスクムのキリスト教会でも自爆テロがあり5人が死亡した。

ジョスのモスクでは、宗教間の融和を訴えるイスラム教指導者が演説していた。1日にも北東部ボルノ州で武装集団がモスクを襲撃しており、ボコ・ハラムに非協力的なイスラム教徒が標的となった可能性がある。

ナイジェリアではブハリ大統領が5月下旬に就任して以降、爆破テロや襲撃事件が頻発し、フランス公共ラジオによると、これまでに450人以上が死亡した。



 
 
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宗教施設狙ったテロ続発、死者数十人に ナイジェリア

cnn.co.jp

2015.07.07 Tue posted at 14:40 JST

ナイジェリア中部ジョス(CNN) イスラム過激派「ボコ・ハラム」と政府軍の攻防が続くナイジェリアで、5日から6日にかけて各地の宗教施設などを狙ったテロが相次ぎ、数十人が死亡した。

最も多くの犠牲者が出たのは中部ジョスで、市内2カ所が標的となった。5日夜にまず旅行客らでにぎわう商業施設内のレストランで爆発が発生。目撃者らによると、店内は客で満員だった。施設はイスラム教徒が多く住む地域にある。

その近くで今度はモスク(イスラム教礼拝所)が襲われた。モスクではラマダン(断食月)の説教があり、多くの信者が集まっていた。犯人グループは外の群衆を銃撃した後、モスクにロケット弾を投げ付けたとみられる。

ナイジェリアの緊急対策当局者が6日に発表したところによると、これらの攻撃で少なくとも44人が死亡、47人が負傷した。犯行声明は出ていない。

ジョスはキリスト教徒や伝統宗教の信者が多い同国北部と、イスラム教徒が多数を占める南部との中間に位置し、これまでもボコ・ハラムによるとみられる大規模なテロが発生している。

5日には同国北東部ポティスクムのキリスト教会でも自爆テロがあり、牧師1人と信者4人が死亡した。

また6日には北部カノでのモスク付近で、13歳の少女がベルトに仕掛けていた爆弾が爆発し、本人が死亡した。警察によると、ほかに死傷者はいなかった。

同国では先週も北東部の村がボコ・ハラムに次々と襲われ、150人以上が死亡した。ブハリ大統領は3日、一連の襲撃を強く非難し、ボコ・ハラムの撲滅を改めて約束していた。



 
 
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少女たちは「爆弾」にされた 残虐化するボコ・ハラム

asahi.com

カノ=三浦英之2015年7月9日21時18分

ナイジェリア北東部で、イスラム過激派「ボコ・ハラム」による自爆テロなどの被害が止まらない。5月末のブハリ新政権発足から約1カ月で、犠牲者は200人を超えた。子どもに爆弾を巻き付け、市場で爆発させるなど手口も残酷化している。

■泣きそうな顔で市場へ

北部カノの中心部。昨年12月10日に爆弾テロが起きた市場の壁に、爆弾の破片でできた無数の傷が残っていた。「17歳ぐらいのベールを着た少女が、泣きそうな顔で歩いてきた。どうしたんだろうと目をこらした瞬間に爆発した」。爆発で右目を負傷した衣料品店員アワル・ナシャッタさん(22)は振り返った。

ボコ・ハラムは、誘拐した子どもや女性に爆弾をくくりつけて人混みへ送り込み、遠隔操作で爆発させているとみられる。

市場では同日、少女2人が「爆発」し、少なくとも4人が死亡。3人目になる予定だった少女(当時13)は最初の爆発で負傷し、病院に運ばれた。

少女は2週間後に警察が開いた記者会見で「ボコ・ハラムのリーダーは『自爆テロをすれば、天国に行ける』と言った。私が『できない』と言うと、彼らは『お前を撃つ』と言った」と証言。ボコ・ハラムの拠点で多くの人が生き埋めにされるのを見たため、「生き埋めにされるのが怖かった」と打ち明けた。

国際人権団体によると、昨年以降、ボコ・ハラムに誘拐された子どもや女性は約2千人。国連児童基金(ユニセフ)によると、今年1~5月に確認された「自爆テロ」は約30件で、その4分の3で、子どもや女性が体に爆弾を装着され、爆発を強要されたとみられている。

■連行され「戦闘員の妻になれ」

カノ郊外の家で、ボコ・ハラムから逃れてきたという女性2人の話を聞いた。

「毎日怖くて仕方がなかった」。帽子職人サラマット・ユースクさん(23)は振り返った。昨年8月、自宅のある北東部グウォザがボコ・ハラムに襲われ、約600人が殺害された。ユースクさんも戦闘員に銃を突きつけられ、長男(2)と行政庁舎に連行された。

庁舎には町の女性約400人が集められていた。リーダーの男は「我々は神に選ばれた人間だ。お前たちはこれから戦闘員の妻になるのだ」と宣言。戦闘員の食事を作ったり、服を洗濯したりするよう命じられた。指示に従わない人は棒で体を激しくたたかれ、集団で暴行を加えられた。

2週間後、許可を得て衣服を取りに家に戻ると、戦闘員4人が近くに住む70歳の女性をレイプしていた。恐ろしくなり、長男と庁舎の窓から逃げたという。「彼らは神の名をかたり、人を殺したり、女性をレイプしたりしていた。とてもイスラム教徒がやることには思えなかった」

カメルーンとの国境を越えて難民キャンプに。出稼ぎのためナイジェリアの最大都市ラゴスにいて難を逃れた夫と合流し、今はボコ・ハラムに見つからないよう隠れて暮らす。

同じくグウォザ出身のアイシュ・ウマンさん(18)も、町の集会場に監禁され、激しい暴行を受けた。「このままでは殺される」と思い、2日後の夜、20人の女性と一緒にフェンスをよじ登って逃げた。カメルーン国境にたどり着き、保護された。集会場で受けた暴力の内容を聞くと「話したくない」と言って激しく首を振った。

「今も多くの女性たちが恐怖の中で助けを待っている。一日も早く彼女たちを救い出してほしい」

■政府による掃討は難航

5月29日、首都アブジャ。軍出身のブハリ新大統領は、就任式で拳を何度も振り、ボコ・ハラム打倒を訴えた。北東部マイドゥグリに対ボコ・ハラムの司令本部を設置すると表明すると、満場の拍手が起きた。

だが国内には、早くも実効性を疑問視する声が出始めている。就任式直後から、マイドゥグリを中心に、ボコ・ハラムの爆弾テロが続発しているためだ。

翌30日にはモスク(イスラム礼拝所)で爆発があり、26人が死亡。6月2日に市場での爆発で約50人が犠牲になり、22、23両日には市場やモスク近くで、10代の少女3人に装着されたとみられる爆弾が相次いで爆発した。

イスラム国家の樹立を掲げるボコ・ハラムは3月、シリアやイラクを「領土」とする過激派組織「イスラム国」(IS)への忠誠を宣言した。6月に公開された動画では「西アフリカのイスラム国」を名乗った。

チャドやカメルーンなどへの越境攻撃も始めたため、アフリカ連合は1月、周辺5カ国の約7500人からなる連合軍の創設を決めた。ナイジェリア領内で作戦を展開し、一時はボコ・ハラムの弱体化に成功したとみられていた。

ところが、ボコ・ハラムは6月上旬、ネット上に動画を公開し、「我々の領土のほとんどは我々の制圧下にある」と主張。ボコ・ハラムの拠点を制圧したとする連合軍やナイジェリア政府軍の主張を否定した。

ナイジェリア国内の対立も、ボコ・ハラムの鎮圧が進まない理由の一つだ。

同国は、イスラム教徒が多く資源が乏しい北部と、キリスト教徒が多く資源が豊かな南部に分かれる。

中部の首都アブジャを拠点にするジャーナリストは「豊かな南部の市民は、自分たちの税金が北部のボコ・ハラム対策に浪費されることを嫌っている」と指摘する。一方、北部カノが拠点の海外通信社のジャーナリストは「軍には今、ボコ・ハラム対策で多額の予算が付いている。北部には軍の駐屯で多額の資金も落ちている」と指摘。「ボコ・ハラムを必要としているのは、実は軍や北部の有力者たち。彼らがいる限り、テロは終わらない」と話す。

国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は6月3日、政府軍による対ボコ・ハラム作戦で、8千人以上の市民らが拷問などで死亡したと発表した。国際世論がナイジェリア政府軍を支援しにくい状況も生まれている。(カノ=三浦英之)

    ◇

〈ボコ・ハラム〉 現地語で「西洋の教育は罪」の意味。ナイジェリアの問題は、旧宗主国の英国がもたらした西洋的価値観にあると考え、イスラム教の預言者ムハンマドの後継者である「カリフ」が統治する国家の樹立を目指す。2002年に結成。北東部を中心に、市場やバス停での爆弾テロや誘拐を繰り返し、昨年4月には北東部の学校を襲って200人以上の女子生徒を誘拐。これまでに約1万5千人が犠牲となっている。



 
 
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ボコ・ハラム:ナイジェリアで大量虐殺 成人男性を標的

毎日新聞
2015年07月12日 13時45分(最終更新 07月12日 14時38分)

ナイジェリアのイスラム過激派組織ボコ・ハラムが、支配地で住民の成人男性を意図的に大量虐殺し、若い女性を強制的に戦闘員の妻にしていることが分かった。ボコ・ハラムが「首都」と位置付けていた北東部グウォザから避難した複数の元住民が、毎日新聞に証言した。イスラム過激派は支配地で過酷な圧政を住民に強いるケースが多いが、ボコ・ハラムの場合は問答無用で殺りくを繰り広げる暴虐ぶりが際立っている。【カノ(ナイジェリア北部)、アブジャで服部正法】

ボコ・ハラムは昨年8月初めにグウォザを支配した後、同地を「首都」とする「イスラム国家」の樹立を宣言。ナイジェリア軍は今年3月に同地を奪還したが、周辺は今もボコ・ハラムの勢力下にある。毎日新聞は6月末、ボコ・ハラム支配下のグウォザで数日から数週間過ごした後に自力でカノやアブジャに避難した元住民9人から取材した。

ナイジェリア北東部はイスラム教徒が多数派だが、グウォザはキリスト教徒人口も少なくない。

男性のアリ・ヌジダさん(60)によると、ボコ・ハラムは昨年8月5日夕にグウォザに侵攻、「翌6日から虐殺を始めた」。戦闘員は戸外の男性住民を無差別に銃撃、さらに手当たり次第に家に押し入り、男性を見つけ次第殺害した。アリさん宅にも4人の戦闘員が来たが、トウモロコシを入れた多数の袋の隙間(すきま)に隠れ、難を逃れたという。アリさんは「男性16人が殺された家もある」と証言する。

女性のハリマ・ハッサンさん(35)の家には近所の住民が避難していた。男性たちにはイスラム教徒の女性用のベールを着せてかくまったが、戦闘員はある日、全員のベールを脱がせるなどして男性を見つけ出し、戸外に連れ出した。ハリマさんの目の前で10人が喉をかき切られたり、銃で撃たれたりして殺害された。「(ショックで)精神的におかしくなってしまった」と沈鬱な表情で振り返る。

◇子供も犠牲に

戦闘員に拘束されながら殺害を免れたというブバ・オスマンさん(70)は、「目の前で3、4歳ぐらいの男児4人が殺されるのを目撃した」と話す。イスラム学校の教師たちすら殺された。「(自分たち以外の男性は皆)不信心者だから殺すというわけだ」とアリさんは憤る。川べりでは多数の男性が喉を切られて水中に投じられた。路上には遺体が散乱し、腐敗臭が満ちたという。

欧米紙によるとグウォザの人口は27万人余。ボコ・ハラムに殺害された正確な人数は不明だ。ボコ・ハラムに詳しいカノ在住の記者は「グウォザには強い自警組織があり、占拠される前にたびたびボコ・ハラムに抵抗していた」と指摘、虐殺が抵抗への報復だった可能性を推測した。



 
 
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ホンダがアフリカに挑戦、「アコード」の生産開始

日経 xTECH
2015/07/13 10:31
清水 直茂

 ホンダは2015年7月10日(現地時間)、アフリカ西部のナイジェリアの工場でセダン「Accord(アコード)」の生産を始めた。2輪車工場の敷地内に、4輪車の生産設備を導入して実現した。同社がアフリカで4輪車を生産するのは初めて。

 ナイジェリアの現地法人Honda Automobile Western Africa社の工場で生産する。生産能力は年間1000台と少ないが、「新成長市場とみるアフリカ全体への事業拡大に向けた第一歩」(ホンダ取締役・専務執行役員の山根庸史氏)と位置付ける。

 ホンダは、アフリカの4輪車市場に挑む布石をこれまで少しずつ打ってきた。1980年にナイジェリアで2輪車を生産開始。2013年に、同国で4輪車事業の現地法人を設立した。また2000年に南アフリカに現地法人を設立。アフリカ東部のケニアには2011年12月に4輪車の販売事務所を開設し、2013年3月には同国で2輪車の生産・販売機能を備えた現地法人を設立していた。

ホンダがアフリカに挑戦、「アコード」の生産開始



 
 
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高速道路など襲撃、33人死亡 ボコ・ハラムか ナイジェリア

cnn.co.jp
2015.07.16 Thu posted at 13:29 JST

ナイジェリア北部カノ(CNN) ナイジェリア北東部ボルノ州でイスラム過激派ボコ・ハラムによるとみられる襲撃事件が3件発生し、少なくとも33人が死亡した。国会議員らが15日、明らかにした。

国会議員のモハメド・サンダ氏によれば、ボコ・ハラムとみられる武装勢力が14日、ボルノ州の州都マイドゥグリと隣接するヨベ州の州都ダマトゥルを結ぶ高速道路を封鎖。車で通りがかった20人以上を殺害した。

この後、武装勢力は近くの村を襲い、住宅に火をつけたという。

また、マイドゥグリからチャド湖に近いバガの町にトラックで向かっていた8人がボコ・ハラムによって殺害された。地元の自警団員が明らかにした。殺害されたのはボコ・ハラムの襲撃を逃れてバガから避難していた人々で、ナイジェリア国軍によってバガが奪還されたことを受けて帰郷する途中だった。

また、ニジェールとの国境に近いダマサクの町の住民は、数十人の武装勢力が建物に放火、少なくとも5人を殺害したと証言した。同町は昨年11月にボコ・ハラムが支配し、その後同組織の掃討作戦で協力する隣国チャドの部隊が駐留していた。事件直前にチャドの部隊が撤退する際には、住民に避難を呼び掛けていたという。



 
 
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少女3人が爆弾テロ、13人死亡 ボコ・ハラムの犯行か

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2015年7月18日10時18分

ナイジェリア北東部ヨベ州の州都ダマトゥルで17日、少女3人に装着されていたとみられる爆弾が爆発し、13人が死亡、多数のけが人が出た。イスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行とみられている。AFP通信などが警察当局の話として伝えた。

AFPによると、市内の礼拝場所で2度の爆発が起き、2人が死亡。3度目の爆発がモスク(イスラム教礼拝所)の近くで起き、11人が死亡した。警察当局は「攻撃は未成年の3少女によって行われた」としている。この日、イスラム教のラマダン(断食月)明けを祝う祭りの準備が行われていた。

北東部では16日にも、ゴンベ州の州都ゴンベの市場で爆弾テロが2件あり、少なくとも49人が死亡、70人近くがけがをした。5月末に就任したブハリ新大統領は近く米国を訪問し、オバマ大統領にボコ・ハラム掃討作戦への協力を求めるとみられている。

ボコ・ハラムは最近、誘拐した少女に爆弾を装着し、市場などに誘導。遠隔操作で爆発させ、多数の市民を殺害するテロを相次いで仕掛けている。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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米・ナイジェリア:対ボコ・ハラム、首脳会談で協議

毎日新聞 2015年07月21日 13時01分

【ワシントン和田浩明】オバマ米大統領は20日、3月に初当選したナイジェリアのブハリ大統領とホワイトハウスで会談した。アーネスト米大統領報道官によると、両首脳は同国のイスラム過激派「ボコ・ハラム」への対応などを協議した。テロ組織掃討作戦におけるナイジェリア軍の人権侵害行為や、政府職員の汚職なども議題に上った。

会談前にオバマ大統領は報道陣にブハリ大統領を「誠実で、治安と安全の向上を目指している」と紹介。ボコ・ハラムの掃討や汚職対策などで「明確な方針を持っている」ことを歓迎した。ブハリ大統領も「米欧が圧力をかけたので、選挙が自由で公正に行われた」と感謝した。

アーネスト氏は同日の定例会見で、両首脳は治安分野での連携について協議したと説明。米国が、ボコ・ハラムなどへの対処でナイジェリア政府の支援を続ける意向を強調した。



 
 
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少女ら利用した爆弾テロ、50人死亡 ボコ・ハラムか

asahi.com

ナイロビ=三浦英之2015年7月24日21時14分

ナイジェリア北東部とカメルーン北部で22日、少女らを利用した爆弾テロが起き、計50人以上が死亡した。イスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行とみられる。AFP通信が伝えた。

カメルーン北部では、少女2人に装着されたとみられる爆弾が爆発し、11人が死亡。少女2人は15歳未満とみられている。ナイジェリア北東部ではバス停で複数の爆発があり、42人が死亡した。

ボコ・ハラムは22日までにツイッターに動画を公開し、「我々は負けていない」と主張。ナイジェリア北東部では、17日にも少女3人を利用した爆弾テロが起き、13人が死亡した。(ナイロビ=三浦英之)



 
 
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インド人口、22年までに中国に並ぶ その後最多に 国連予測

cnn.co.jp

2015.08.01 Sat posted at 15:36 JST

香港(CNNMoney) 国連は1日までに、インドの人口は2022年までに約14億人に達して中国と同水準となり、その後さらに増え続け、中国を上回るとの新たな予測を明らかにした。

中国の現在の総人口は約13億8000万人で、インドは約13億1000万人。インドは30年までに約15億人、50年までに約17億人に到達。一方、中国の人口は2030年代までは変動が少ないまま推移し、その後減少に転じると予想した。

今回の国連予測が正しければ、インドが人口の最多国に浮上するのは以前の見通しより6年早くなる計算。同国は経済に大きな影響を及ぼす今後の人口増に備え、農業や食糧供給体制の近代化、輸送手段の改善などの課題が求められることになる。

国連によると、世界全体の人口は今後15年で約10億人増え、2030年までに約85億人に達する。50年までには約97億人、2100年ごろには約112億人に膨れるとも予測した。

2030年時点での国別人口を上位10カ国で見た場合、1位がインドの約15億3000万人、2位が中国の約14億5000万人、3位の米国が約3億5600万人。以下、インドネシアの約2億9500万人、ナイジェリア約2億6300万人、パキスタン約2億4500万人、ブラジル約2億2900万人、バングラデシュ約1億8600万人、メキシコ約1億4800万人にロシア約1億3900万人と続いた。



 
 
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ナイジェリア:過激派拠点から子供や女性ら178人救出

毎日新聞 2015年08月03日 19時34分

【ヨハネスブルク服部正法】ナイジェリア政府軍は2日、北東部ボルノ州でイスラム過激派ボコ・ハラムの拠点から子供101人、女性67人を含む計178人を救出したと発表した。ただ、昨年4月に北東部チボクの女子校から拉致された約220人の少女が含まれているかは不明だ。

ナイジェリア軍は最近、攻勢を強め、ボルノ州でボコ・ハラムの拠点を徐々に奪回。4~5月に少女や女性約700人を救出した。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、ボコ・ハラムが昨年以降、少女や女性約2000人を拉致したと指摘している。



 
 
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オコエ瑠偉 甲子園に「今までとは違う感触」

日刊スポーツ

[2015年8月3日12時0分]

<全国高校野球選手権:甲子園見学>◇3日

関東第一(東東京)が甲子園見学を行い、ナイジェリア人の父を持つドラフト候補、オコエ瑠偉外野手(3年)が初めての聖地を満喫した。

昨年センバツは、ベンチ入りメンバーから外れ、アルプススタンドで応援していた。

「今までとは違う感触、眺めでした。まだ慣れてないところあるので、試合までに慣れたい」とかみしめた。

投手陣はタオルを使って、シャドーピッチングを行った。



 
 
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Top 8 Apps to help navigate traffic in Lagos Nigeria

IT NEWS AFRICA

August 4, 2015

While sitting in traffic in Lagos, the most populous city in Nigeria, may seem like a necessary evil… several app developers have found ways to make navigating the city’s roads less agonising.

Making your way through the streets of Lagos has never been easier thanks to these navigational apps, which provide detailed street maps, transit information, and provide interesting data on commuting.

If you are stuck in a gridlock or looking for easy ways to get past a roadblock, we’ve got you covered. Jovago.com has rounded up 8 apps that will help you get to your destination faster.

Gidi traffic
Gidi traffic is a community-based traffic and navigation app that lets you share real-time transit information in Lagos. It alerts you before you approach police, accidents, road hazards or traffic jams and lets you scout the city for jobs, stores, people and places. You can also make inquiries about anything and get replies instantly, as well as share traffic reports with your friends on numerous social networks.
Available on Android and Windows Phone

JonnyWaka 316
JonnyWaka 316 is a mobile app designed to improve road user experience. JonnyWaka 316 gives users the opportunity to help the administrators upload traffic incidents like accidents, floods and armed robberies for everyone to see. The incidents are then marked on the road, route, and map showing the precise location. The app assists authorities like Nigeria’s Federal Road Safety Corp, FRSC and the Nigerian police to monitor and report traffic situations, track road crimes and armed robberies.
Available on Android

The Traffic Lite App
The Traffic Lite App is aimed at easing traffic on Lagos routes. The app is a community-based traffic application, which provides real-time traffic updates including accidents, speed traps and hazards on the road, to subscribers on the platform which is intended to help them save time, money as well as aid in improving daily commuting for all.
Its traffic report shows the actual cumulative speed on the route, actual number of road commuters present on the route, an estimated travel time, route distance and bottlenecks along the route. Users can also save custom routes and share with friends as well as send automatic traffic route reports or alerts.
Available on Android, Blackberry App world

Tsaboin TrafficTalk appTsaboin Traffic Talk app provides a forum for commuters in Lagos to share real-time traffic experiences, road conditions and also other related issues like accidents and bad roads through text updates and photos. The app recently added live traffic cameras, however, these services are limited to Apapa, Ikeja, Ikorodu, Island, Surulere and Yaba areas of Lagos.
Available from tsaboin.com

Traffikator
Traffikator delivers instant traffic information using a combination of crowd-sourced traffic updates and geolocation. The app allows for easier movement in Lagos via location data (GPS). Users can connect and chat with users on the Traffikator Network directly on their mobile phone. Additionally, users can also tweet to other users who utilise the app.
Available from traffikator.com

Traffic butter
TrafficButter eases the Lagos transit stress by providing real-time updates through a mobile app. The app captures traffic situations, and presents them to its user’s in a concise manner.
Available for download on Android

Road Peer
Road Peer is a location-based mobile app, which can be used to view and report traffic conditions on major roads in Lagos. The app gathers user-reports and uses an intelligent programming algorithm to analyse and publish traffic conditions to all its users in real-time. It also has a social-networking feature, where those in gridlocked situations can share information.
Available on Blackberry (BB OS 6 & 7 compatible)

Traffic Chief Nigeria
A mobile app that features traffic tweets shared by drivers all over the country, including Lagos, in real-time, Traffic Chief Nigeria is considered an online community-based traffic visualisation and notification app. The app gathers relevant traffic data and displays it in an interactive and easy to digest format.
Available from trafficchiefng.com

Contributed by Nkem Ndem Vivienne, Travel/Technology Writer, JovagoEdited by Darryl Linington

URL: http://www.itnewsafrica.com/2015/08/top-8-apps-to-help-navigate-traffic-in-lagos-nigeria/



 
 
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自動車産業開発計画、ブハリ新政権の取り組みに注目(ナイジェリア)

Jetro 中東アフリカ課

2015年08月04日

ホンダが7月10日、中型セダン「アコード」の生産を開始した。ナイジェリアで現地生産する日系自動車メーカーは日産に次いで2社目。同国では自動車産業育成のため、前政権時代の2014年1月29日付の連邦政府官報で「自動車産業開発計画(NAIDP)」を公示している。優遇税制の法制化は間に合わなかったもようだが、ブハリ新政権が計画にどう取り組むか、注目される。

自動車産業開発計画、ブハリ新政権の取り組みに注目(記事本文は、会員/購読者の方のみご覧いただけます。)



 
 
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ポリオ、アフリカに受け継がれる重荷

Jeune Afrique
Matshidiso Moeti
2015年8月11日

※Matshidiso Moeti医師は、WHOアフリカ地域事務所で地域ディレクターを務めている人物である。

 アフリカは、ポリオという病から解放されつつあるのだろうか?1995年、この病気はアフリカ全土で猛威をふるい、75,000人もの子供の命を奪った。

 その翌年には、Nelson Mandelaが「Kick Polio Out of Africa(アフリカからポリオを追い出そう)」という新しいキャンペーンを打ち出した。彼の願いは、根絶した病として歴史にその名を記す天然痘と、ポリオが同じ結末を迎えることであり、今日、私たちは一歩ずつその目標に近づいている。

 8月11日、アフリカ大陸の人々は、人類史上初めて、野性株ポリオウイルスが1年間発生しなかったことを祝った。わずか3年前、世界の野性株ポリオ症例の半数以上がナイジェリアで発生していたが、2013年にソマリ半島と中央アフリカで新たな発生地が調査され、ポリオの根絶可能性について再び検討されることとなった。

 ナイジェリアは、今なおポリオが常在するアフリカで唯一の国である。しかし、2014年7月以降は、1件のポリオ症例も確認されていない。先月、Buhari大統領はナイジェリアでのポリオ根絶を約束し、彼自身の娘にも予防接種を行っていることを強調したうえで、世界各国に強いメッセージを発信した。研究所でのすべてのポリオ症例が分析され、検査基準が確立すれば、ナイジェリアはポリオ常在国を脱することができるだろう。

 このような状況を踏まえ、ポリオはアフリカで根絶しつつある。根絶に向けた闘いは、私たちに大切な教訓を与えてくれた。そして、ワクチンで予防可能な病気によって、どんな子供の命も失われることがないよう、この教訓を生かさねばならないのである。

アフリカを担うリーダー達の約束

 はじめに、アフリカのリーダー達が、ポリオ根絶という成功のために誓う約束は、確固としたものだ。彼らは根絶に対し、まず着手すべきこととして、重要な分野における方策を打ち出した。つまり今後、公衆衛生や開発といった、さらなる挑戦に繋がるアクションプランを活用していくということだ。アフリカの人々の健康を守り、彼らの生活を改善しようと思うならば、リーダー達が2001年のAbuja宣言での約束を果たし、国家予算の15%を公衆衛生に割り当てることは、不可欠なのである。

 そしてイノベーションも、重要な分野だ。ナイジェリアでは、7か所の緊急センターやサーベイランスシステムの強化のために行われた主要な投資が、新しいポリオ症例の早期発見、早期治療に寄与した。このように、ポリオ対策の一環として発展したインフラ設備は、ナイジェリアでエボラウイルス病が発生した際、同国の首都ラゴスで速やかな感染拡大の阻止に一役買ったことからも、その計り知れない価値を知らしめたのである。

 保健衛生のプロフェッショナル達は、アフリカのポリオ根絶プログラムにおける、真のヒーローだと言えるだろう。来る日も来る日も、離れた街へ向かうため、彼らは湿地帯を歩いた。それは、ポリオワクチンを子供たちに届けるため、そして地域の人々と信頼関係を構築するためであり、そうして彼らはこの闘争に打ち勝ったのだった。アフリカ全体を通して、私たちは保健衛生分野に投資をしなければならず、そして専門家たちが無事にミッションを遂行できるよう、教育や能力開発、活動助成といったかたちで、必要な支援を行わなければいけない。そうして、各地の人々との約束を果たすことができる。人々に対して責任を持つこと、また社会へ働きかけることは、必要不可欠である。様々なバックグラウンドを持つ数千の人々に託された、このような努力の一つひとつが、進展に繋がっていく。

官民パートナーシップ

 官民間で確立されたパートナーシップは、ポリオ根絶に向けた進展を後押しした別の成功例と言えよう。アフリカ各国の政府、そして全世界との協同を通じ、ロータリ・インターナショナル、WHO、ユニセフ、疾病管理予防センター、Bill&Melinda Gates Foundationは、政治、財政、公共といった観点から、ポリオ根絶に向けた支援活動を推進した。

 ナイジェリア、またアフリカ全体において、ポリオ根絶キャンペーンの持続的かつ全面的な成功は、ワクチンなしでは成し遂げられない。ポリオ根絶という目的を達成するには、リーダー達は財政面での措置を講じ、サーベイランスの各種手法を強化し、また体系的な予防接種の効果をより良いものとしていかなければならない。11月にエチオピアのアディスアベバで開催される、予防接種を議題とする第1回アフリカ閣僚会議では、アフリカ各国の保健大臣が、すべてのアフリカの子供が重要な予防接種(とりわけポリオや回避可能なあらゆる病気に関するもの)を受けることができるよう、強く求める予定である。

 ポリオ根絶キャンペーンは、保健システムのほか、強いリーダーシップを持つ人々、保健分野で活躍する人々、そしてワクチンに投資をすることで、保健衛生に関する困難な問題に打ち勝つことができるという事実を証明した。アフリカで、野性株ポリオウイルスに関する新しい症例が1年間まったく確認されなかったことは、大陸全体が良い方向へ進んでいくうえの一歩であり、大変喜ばしい。しかしながら、そのことに胡坐をかいてはならず、今がより一層努力を重ねるべき時期なのだ。

 私たちは、Nelson Mendelaの夢を現実に変える、またとないチャンスを得た。そして、それはアフリカをポリオから解放するだけに留まらず、子供たちが長生きし、各地で共同体が繁栄するという、新たなアフリカを生み出す。皆で、実現しようではないか。【参考訳:Y. Hirayama、AJF】

La polio, ce lourd fardeau dont a hérité l’Afrique



 
 
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ナイジェリア:市場で爆発 47人死亡、52人負傷

毎日新聞 2015年08月12日 01時22分(最終更新 08月12日 05時55分)

ロイター通信によると、ナイジェリア北東部のボルノ州の市場で11日、爆発が起き、少なくとも47人が死亡、52人が負傷した。軍関係者が明らかにした。同地域ではこの数週間で、イスラム過激派組織ボコ・ハラムによるとみられる大量殺害事件が起きている。また、同州チボクで昨年4月、ボコ・ハラムが女子生徒ら270人以上を連れ去る事件も起きた。【河津啓介】



 
 
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ナイジェリア:過激派ボコ・ハラム指導者交代か

毎日新聞 2015年08月13日 17時59分

英BBC放送などは12日、アフリカ中部チャドのデビ大統領の話として、ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムの指導者が交代したと報じた。事実とすれば、シェカウ最高指導者が失脚した可能性がある。シェカウ体制となった2009年以降、ボコ・ハラムは攻撃対象をキリスト教会や政府機関などから穏健派イスラム教徒を含む一般住民へと広げ、襲撃した集落全体を焼き尽くすなど残虐ぶりが際立ってきた。チャドは、ナイジェリアの隣国。【ヨハネスブルク】



 
 
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【バレー】宮部はW杯欠場へ 真鍋ジャパンの新星、疲労で腰痛

2015年8月18日6時0分

スポーツ報知

バレーボール女子日本代表で17歳のウィングスパイカー・宮部藍梨(大阪・金蘭会高2年)が、来年のリオデジャネイロ五輪出場権を懸けたW杯女子大会(22日開幕、東京など)を欠場する可能性が高くなった。日本代表は17日、都内で練習を公開したが、腰痛を抱える宮部は全体練習に参加しなかった。

ナイジェリア人の父をもつ181センチの宮部は、7月10日からのワールドグランプリさいたま大会で代表デビュー。最高到達点がチーム2位の309センチという高い打点から3試合で32得点を記録。W杯の代表候補20人にも選出されたが、その後は疲労による腰痛が長引き、「まだ練習で跳んだりしていません。大会までどうなるか」と明かした。

20日には登録メンバー14人を決定する。真鍋政義監督(51)は「数日様子を見たい」と話すにとどめたが、荒木田裕子・強化事業本部長(61)は「メンバーに入れて回復を待つ余裕はない」と説明。宮部が不参加だったワールドグランプリ決勝リーグでは強豪相手に5戦全敗。チームのムードを一変させる新星を欠いて、厳しいリオ五輪への挑戦が始まる。(武田 泰淳)



 
 
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2050年の人口予測 アフリカが浮上、日本は最大の減少

cnn.co.jp

2015.08.19 Wed posted at 11:51 JST

ロンドン(CNNMoney) 2050年の世界はアフリカの人口が増大し、上位10カ国のうち3カ国をアフリカが占める見通しだ。一方で日本は最も大きな人口減少が見込まれる。米人口問題研究所(PRB)が発表した年次予測で明らかにした。

予測によると、ナイジェリアの人口は2050年までに3億9700万人に増え、現在の7位から4位に浮上する。コンゴ(旧ザイール)はロシアに代わって9位に、エチオピアはメキシコに代わって10位にそれぞれ上昇する見通し。

アフリカ諸国では出生率の高さや平均余命の伸びにより、今後30年を通じて人口増加が見込まれる。アフリカを中心とする40カ国あまりでは、人口が倍以上に増えると予想している。

現在でも出生率の上位10カ国はアフリカ諸国が占めている。1人の女性が生む子どもの数は、最も多いニジェールで7.6人。次いで南スーダンの6.9人、コンゴとソマリアの6.6人と続いている。

現在の人口13億人の中国は、2022年までにインドに抜かれる見通し。世界の人口は2050年までに25億人増えて98億人となる。

一方、34カ国では2050年までに人口の減少が見込まれる。特に日本は最も落ち込みが大きく、人口は3000万人減ると予想している。

 
 


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関東第一オコエ瑠偉「プロが第1希望」涙浮かべ宣言

日刊スポーツ

[2015年8月19日19時29分]

<全国高校野球選手権:東海大相模10-3関東第一>◇19日◇準決勝

関東第一(東東京)オコエ瑠偉外野手(3年)がプロ志望を明らかにした。

試合後「プロが第1希望です。プロに行っても走攻守、すべてトップレベルの選手を目指したい。自分がチームを引っ張って行けるよう頑張りたい」と話した。

この日の試合は5打数1安打。「悔しい気持ちしか無い」と話した。それでも甲子園4試合で走攻守、すべてで持ち味を発揮。大歓声を浴び「これが甲子園なんだと。声援は力になりました」と目に涙を浮かべながら話した。



 
 
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関東第一・オコエ涙「プロ第一志望」小笠原にV託す

日刊スポーツ

[2015年8月20日7時26分 紙面から]

<全国高校野球選手権:東海大相模10-3関東第一>◇19日◇準決勝

関東第一(東東京)オコエ瑠偉外野手(3年)の夏が、涙で終わった。試合後のお立ち台、仲間への気持ちを問われると「自分を育ててもらって、感謝の思いでいっぱいです」。そう言って、瞳の奥から抑えきれない涙があふれ出した。

毎試合、走攻守で魅せた「オコエ劇場」。準決勝は、スライダーに苦しむ結果になった。1回の第1打席、東海大相模・吉田の外角スライダーに手を出し、空振り三振。3回も再び外角低めにワンバウンドするスライダーで空振り三振を喫した。「右投手の中では今まで見てきたスライダーの中でNO・1です」と言った。分かっていても、バットが止まらなかった。

それでも集中力を切らさないのがオコエだ。10点を追う7回は、内角直球を左前に運び、反撃ののろしを上げた。「気持ちだけでした」。昨秋から苦しんだ内角対策に、大会前に85センチだったバットを83センチに変えた。2センチの変化と、磨いた技術で内角苦を克服。反撃のホームを踏んだ。

チームは12安打を放ったが、3点止まりで初の決勝進出を逃した。オコエは卒業後の進路について「プロが第1希望です」と明言。「今まで日本にいなかったような、(走攻守)すべてでトップレベルの選手になりたい」と大志を語った。

整列後、東海大相模・小笠原を呼び止め「自分たちの分まで優勝してくれ」と思いを託した。「一塁強襲二塁打」「背走のスーパーキャッチ」さらに「9回決勝2ラン」…。聖地の3試合で鮮烈な印象を残し、オコエが甲子園を去った。【前田祐輔】



 
 
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ナイジェリア:国連事務総長がボコ・ハラム対策を支援

毎日新聞 2015年08月25日 13時15分

国連の潘基文事務総長は24日、訪問先のナイジェリアの首都アブジャでブハリ大統領と会談し、イスラム過激派ボコ・ハラム対策への支援をあらためて表明した。ロイター通信などが伝えた。

潘氏は会談後、ボコ・ハラムが拠点とする同国北東部の人道状況に懸念を示し、援助の強化を検討していると述べた。

ボコ・ハラムは昨年4月に女子生徒200人以上を拉致し、国際社会から非難を浴びた。ブハリ氏が今年5月下旬に就任してからも爆破テロなどを繰り返している。(共同)



 
 
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人気作家、スパイ活動の過去告白=東独や南アで極秘任務-英

時事ドットコム

【ロンドン時事】スパイ小説で人気の英作家フレデリック・フォーサイス氏が、20年以上にわたり英対外情報部(MI6)のために働いていたと、近く発売される自伝「ジ・アウトサイダー」で明らかにする。30日付の英日曜紙サンデー・タイムズが抜粋を報じた。

それによると、同氏はフリージャーナリストだった1968年、ナイジェリア東部州独立をめぐる内戦を取材中、初めてMI6から接触を受けた。

73年には当時の東ドイツに派遣され、MI6協力者のロシア人大佐と接触。ドレスデンの博物館内のトイレで包みを受け取って持ち出したが、国境近くで警察に車を止められ、危うく捕まりそうになったという。

80年代には南アフリカに飛び、デクラーク白人政権が、アパルトヘイト(人種隔離)終結後にアフリカ民族会議(ANC)へ政権を引き渡した場合、同国が当時保有していた核爆弾6発をどうするつもりなのかを探った。

「ジャッカルの日」(71年)などで知られるフォーサイス氏の小説は、スパイの世界を生々しく書いたものが多く、作品は出版前にMI6が内容をチェックしていたことも明かした。(2015/08/30-21:07)



 
 
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英スパイ小説家、秘密情報局と協力関係に 英紙報道

nikkkei.com

2015/8/30 23:00

【ロンドン=共同】英紙サンデー・タイムズは30日、スパイ小説の第一人者として知られる作家のフレデリック・フォーサイス氏と英秘密情報局(MI6)が、20年以上にわたって情報交換などを通じて協力関係にあったと報じた。

フォーサイス氏は1971年、フランスのドゴール元大統領暗殺をテーマにした小説「ジャッカルの日」を出版し作家デビュー。同作は映画化もされ、日本にもファンを多く持つ人気作家となった。

自伝の出版に合わせて行われた同紙とのインタビューで、フォーサイス氏が明らかにした。小説を書く際には、MI6側が内容をチェックしたこともあったという。

同紙によると、フォーサイス氏はジャーナリストだった68年、ナイジェリアのビアフラ内戦取材中に、MI6のメンバーと接触し現地の情勢を報告。以来、情報交換を続けた。

73年には、冷戦下の東ドイツで、情報当局が必要とする小包を国外に運び出す任務を請け負った。協力者のロシア人大佐から博物館のトイレで受け取った後、国境近くで捕まりそうになりながらも任務を遂行した。

80年代には、MI6の依頼で南アフリカに。デクラーク政権が、ネルソン・マンデラ氏が率いるアフリカ民族会議(ANC)に政権を譲る際、同国が製造した原爆6個をどう扱う計画なのかを探ったという。

フォーサイス氏は「ソ連も東ドイツもなくなった今、(事実を明らかにして)何を傷つけるのか」と述べ、時間の経過を告白の理由に挙げた。



 
 
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FIFA会長選、元ナイジェリア代表主将が名乗り

cnn.co.jp

2015.09.03 Thu posted at 13:41 JST

(CNN) サッカーのナイジェリア代表チームの元主将、セグン・オデグバミ氏がこのほど、汚職疑惑に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)の会長選に出馬する意向を明らかにした。

オデグバミ氏は63歳。汚職スキャンダルに揺れるFIFAに「信頼と清廉」を取り戻すと抱負を述べている。

現役時代はそのスピードと技術、正確さから「数学者のオデグバミ」との異名を取ったオデグバミ氏。ナイジェリア代表の一員として出場した1980年のアフリカ・ネーションズカップでは、同国の初優勝に貢献した。

オデグバミ氏は声明で、FIFAには信望を取り戻すために浄化が求められていると主張。自らが会長になったあかつきには「非常に高い責任感と誠実さ、透明性、清廉さと説明責任をもって」組織運営を行うと述べた。

ブラッター現会長は17年間、FIFA会長の地位にある。5月に再選されたものの、相前後して米当局がFIFA幹部9人を汚職で立件するという事態になった。

スイス当局も2018年と22年のワールドカップ招致活動における不正を捜査すると発表。その数日後、ブラッター会長は辞意を表明した。

会長選に正式に立候補するには、10月26日までにFIFAに加盟する各国・地域の209協会のうち少なくとも5協会の支持を集めなければならない。会長選は来年2月に予定されている。

会長選にはこれまでに、欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長や韓国の鄭夢準(チョンモンジュン)氏、ブラジルの元スター選手のジーコ氏や、リベリアサッカー協会のムサ・ビリティ会長が出馬の意向を明らかにしている。



 
 
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2017年までにポリオ根絶を望むナイジェリア

Jeune Afrique
2015年9月1日 11h22
Jeune Afrique avec AFP

最後のポリオ発症から1年以上が経過し、9月1日(火)ナイジェリア当局は、Muhammadu Buhari大統領が2017年までにポリオ根絶を目指す意向を示していることを報告した。

「2017年までにポリオウイルス根絶の認定を受けるために、勝利への道のりを確固とし、この動きを継続していくという、連邦政府が誓った約束を、私は改めて主張したい。」月曜日の夜、Abujaにてナイジェリア各州政府知事の会合で、大統領はこのように述べ、ポリオからの解放を高らかに表明した。

「したがって、その約束を果たすため、ここにいるみなさんに是非ご協力をいただきたい。というのも、専門家たちが指摘するように、我々が成し遂げてきたポリオ根絶に向けた進展は、依然として不安定なものであるのだ。」

彼はさらに、ナイジェリア国内で、引き続き新たなポリオ症例を生み出してはいけないこと、根絶のために、予防接種とサーベイランスシステムを強化し、人道的な救済方法と十分な設備を提供しなければならないことを付け加えた。

新たなポリオが発症することなく1年が経過したことで、7月、ナイジェリアは危機を脱した。WHOによると、2009年に338件を記録した症例数も、前年は6件にまで落ち着いたということである。ナイジェリアは、パキスタン、アフガニスタンと並び、ポリオが常在する最後の国なのだ。

しかし、ここ数年は、ムスリムの説教師や医師らが「ワクチンは、アフリカの人口抑制を目的とした西洋諸国の陰謀である」という噂を流したことで、予防接種キャンペーンが中断させられるといった事例も発生していた。 

Le Nigeria veut être débarrassé de la polio d’ici 2017



 
 
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デンマークのArla Foodsは 西アフリカでの売上5倍増を計画

Jeune Afrique
2015年9月4日19:06
Amadou Oury Diallo記者とRyadh Benlahrech記者
 

乳製品製造に特化した協同組合であるArla Foodsは、現地のパートナーを通じて、ナイジェリアとセネガルへの進出を計画している。目的は、2020年までに4.6億ユーロの売上を達成することである。

Arla Foodsは、西アフリカで野心的な目標を抱いている。デンマークに本社があるこの協同組合は、ヨーロッパの12,700の農家(デンマーク、スウェーデン、英国、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ)によって保有されており、2020年までに西アフリカでの売上を5倍、即ち現在の8,700万ユーロから4億6,000万ユーロに増加させることを計画している。

合弁会社

この目標を達成するため、Arla Foodsは8月末に2つの合弁会社を設立した。1つめは、ナイジェリアでシンガポールのTolaram Group傘下の現地企業と合弁で設立したもので、2つめはセネガルで、濃縮トマトのブランド”La Linguere” で知られる農業関連企業Agrolineを擁する複合企業Attieh Group と合弁で設立したものである。

この2つのArla Foodsの合弁会社は、Arla FoodsのDanoブランドの乳製品を販売することを計画している。

「生活水準の向上と共に、家庭は安全で手頃な食品を益々求めている。一方、西アフリカでは乳製品が不足しているため、我々にとっては、消費者のニーズを満たす粉ミルクやその他の乳製品を供給する良い機会が提供されているといえる。我々はこの地で長期に亘り事業を行うつもりであり、そのためにも強固な現地のパートナーとの提携が欠かせない。従って、セネガルとナイジェリアで、経験豊かな2社と提携関係を結べたことはうれしく思う」と、Arla Foodsでサブサハラ地域の責任者を務めるSteen Hadsbjergは、報道機関に対するコミュニケで述べている。

無視できない市場

Arla Foodsは既にナイジェリアで、幾つかの販売協定を通じて8,000万ユーロの年間売上を達成している。この地域で無視できないナイジェリア市場での販売を強化するため、自前の流通網を整備していく。

新設された合弁会社TG Arla Dairy Products LFTZ Entreprize は、2020年までに2億4,000万ユーロの売上達成を目標としている。Steen Hadsbjergによると、「この国は、アフリカで最大の乳製品の市場の1つである。Arlaがアフリカで成功するためには、当然ナイジェリアで成功することが必要となる」。アフリカ最大の経済規模をもつ同国で、ArlaはオランダのFrieslandCampina、Fan Milk International を通じてフランスのDanone、さらにはスイスのNestléなどの多国籍企業との競争に直面しなければならない。

Arla Dairy Productsは、今月からナイジェリアで、Arla製品の包装、営業、販売、流通をナイジェリアで手掛ける。同社には、Arla FoodsとTolaram Groupとが折半で出資する。

Tolaram Group は本社がシンガポールにあり、世界数十か国で事業を展開しているが、西アフリカでは50万の小売業者を通じて販売している。同社は1948年に設立され、数十か国で9,500人の従業員と10億ドルの売上規模をもつ。

初めの一歩

Arla Foodsは未だセネガルでは販売活動を行っていないが、同社が75%を保有する合弁会社であるArla Senegal S.A. を通じて活動を開始しようとしている。この新会社の目標はフランスのSodiaal、LactalisやDanone (現地企業La Laiterie du bergerの提携先)など既に多くの競争相手が存在するセネガルの市場で、2020年までに3,200万ユーロを達成することである。

Arla Senegal S.A.は本年末までに活動を開始する。セネガルは、乳製品の大半を輸入しており、その額は2014年には480億CFAフラン(7,336万ユーロ)に達した。

事業活動

Arla Foodsの2014年の売上は102億ユーロに達したが、そのうち8,700万ユーロはサブサハラ地域での売上である。特に同社が、コートジボワール人のAboubakar Fofana 率いるMata Holdingsと提携して乳製品の包装や流通分野の活動を2013年末より展開するナイジェリアとコートジボワールにおいて売上が高水準であった。【翻訳:大竹秀明、AJF】

Le danois Arla Foods veut quintupler ses revenus en Afrique de l’Ouest



 
 
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三井物産、アフリカで高速通信参入 欧州企業に60億円出資

2015/9/15 0:00

日本経済新聞 電子版

【欧州総局】三井物産はアフリカで高速通信サービス事業に参入する。現地で基地局建設などを手掛ける欧州企業に出資し、「ボーダフォン」ブランドでサービスを展開する。高速通信の需要が高まっているアフリカで、インフラ整備を含めて提供できる体制をいち早く整え、急成長する市場を開拓する。

オランダの通信インフラ企業、アフリマックスは14日、三井物産が出資すると発表した。出資金額は約60億円で、出資比率は20%を超える見通し。アフリマックスはすでに英ボーダフォンとウガンダで高速通信サービスを展開している。

三井物産を含む3社は「サブサハラ」と呼ばれるナイジェリアやエチオピア、南アフリカなどアフリカ十数カ国で高速データ通信「LTE」などのインフラを整備する。

同地域のスマートフォンなど携帯電話の契約数は2014年末の6.4億件から19年末には9.3億件に急増する見通しだ。モバイルデータ通信量は13~19年に年65%増と世界平均(57%増)を上回るペースで伸び、約20倍に拡大するとの試算もある。

アフリカでは仏オレンジなどの通信会社が一部地域でLTEサービスを提供している程度で、高速通信インフラの整備が遅れている。アフリマックスは11年の創業だが、現経営陣はアフリカや中南米などで通信事業を手掛けた経験を持つ。

三井物産もインドネシアで現地財閥のリッポー・グループと合弁でLTE事業の運営実績がある。アフリカでは世界的な知名度があるボーダフォンのブランドを使い、日本の商社として初めて通信インフラ整備に本格進出する。

三井物産は高速通信の整備とともに教育や医療、金融、小売りなど各種サービスも始める計画だ。さらにインドネシア以外の東南アジアや中近東にも進出する考えだ。



 
 
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米ケロッグ株が続落、ナイジェリア企業の株取得 アフリカ事業拡大

2015/9/16 0:18

日本経済新聞 電子版

【NQNニューヨーク=横内理恵】15日の米株式市場で食品大手のケロッグ株が続落して始まった。株価は前日比0.21ドル(0.3%)安の66.52ドル前後で推移している。西アフリカでの事業拡大を目的にナイジェリアの食品卸売企業マルチプロ社の株式を取得すると発表した。株価が直近の高値圏にあるため、買いは目立たなかった。

ナイジェリアの食品企業トーララムとともに合弁会社を設立したうえで、マルチプロの株式50%、約4億5000万ドル(約540億円)相当を取得する。西アフリカ諸国で強い流通網を持つ企業を買収し、同地域での朝食や菓子類の販売やシェア拡大を狙う。



 
 
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ボコ・ハラム襲撃激化、子ども50万人超が避難生活 ユニセフ

AFP BB News

2015年09月18日 14:33 発信地:ラゴス/ナイジェリア

【9月18日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は18日、ナイジェリアを拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の攻勢により、この5か月で約50万人の子どもが避難を余儀なくされたと発表した。

ボコ・ハラムは、ナイジェリア軍が近隣のカメルーン、チャド、ニジェールの各国と共同で掃討作戦に乗り出して以降、国境を越えた攻撃を活発化させている。

ユニセフの声明によると、こうした情勢下で避難生活を強いられている子どもは、チャド湖(Lake Chad)周辺地域で140万人に上る。中でも、北東部を中心に襲撃が多発しているナイジェリアでは、120万人近い子どもたちが自宅を追われ、その半数以上が5歳未満だという。

ボコ・ハラムがイスラム法の導入を掲げて2009年に活動を活発化させて以来、少なくとも1万5000人が死亡した。今年5月29日にボコ・ハラム掃討を約束するムハンマド・ブハリ(Muhammadu Buhari)大統領が就任して以降だけでも、自爆攻撃や襲撃、爆弾などで約1100人が命を落としている。(c)AFP

ボコ・ハラム襲撃激化、子ども50万人超が避難生活 ユニセフ



 
 
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ナイジェリア軍、女性や子ども241人をボコ・ハラムから救出

cnn.co.jp

2015.09.24 Thu posted at 10:14 JST

(CNN) ナイジェリア軍は23日、テロ組織「ボコ・ハラム」の拠点2カ所を急襲し、女性や子ども241人を救出したと発表した。

軍の発表によると、ボコ・ハラムに占拠されていた2つの村で22日に作戦を実施。現地の指導者だった人物を含めて武装組織のメンバー43人を拘束し、武器などを押収したという。

さらに、カメルーン北部が今月3日に襲撃された事件に関連して、ボコ・ハラムに加担したとされる人物も別の村で逮捕した。この事件では推定30人が死亡、145人が負傷していた。

ボコ・ハラムはナイジェリアで村落の襲撃や自爆テロを繰り返し、周辺国のカメルーンやニジェール、ベニン、チャドなど西アフリカや中央アフリカにも勢力を拡大。昨年はナイジェリア北東部の村チボックで女子生徒200人あまりを拉致していた。



 
 
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原油安と中国変調、二重苦のアフリカ資源国

nikkei.com

2015/9/26 5:35

ナイジェリアやアンゴラといった、アフリカの資源国が経済低迷のリスクに直面している。これまでの成長の頼みだった資源高と中国からの直接投資という要素に大きな変化が生じているためだ。アフリカの資源国はこの二重苦に直面し、通貨は大幅に下落し、国内の安定を揺るがす事態に発展しかねない情勢だ。アフリカ諸国は今後も成長を持続できるのか、重要な岐路にさしかかっている。

国連アフリカ経済委員会(UNECA、本部アディスアベバ)のチーフ・エコノミスト、アブダラ・ハンドック氏は「アフリカは長期的には成長すると見ているが、目先の情勢は厳しい」と指摘する。不安要因は2つ。資源安と中国経済の変調だ。アフリカ最大の経済規模を誇るナイジェリアでは、2015年4~6月期の経済成長率が年率換算で2.35%と、前年同期の6.54%から大幅に減速した。

ナイジェリアは歳入の7割以上を原油収入に依存しており、原油安が同国経済を直撃した格好だ。経済低迷を受け、通貨ナイラは足元で過去最安値圏である1ドル200ナイラを挟む展開が続く。食材や日用品など、生活必需品の多くを輸入に依存する同国では、物価の上昇圧力が強まっている。

5月に就任したブハリ大統領は経済成長を重要な政策テーマに掲げてきただけに、足元の経済情勢で苦悩が深まっている。もともと、同国はキリスト教徒とイスラム教徒との間で深刻な宗教対立を抱えている。経済の低迷が長引けば、ただでさえ活動が活発なイスラム過激派「ボコ・ハラム(西洋の教育は罪)」がさらに伸長しかねない。

こうした経済状況はナイジェリアだけではない。アンゴラやガーナなど、アフリカの資源国ではどこも原油安による通貨下落に見舞われている。さらに、こうした国々の経済にとって大きな影響を与えているのが中国経済の変調だ。中国は資源が豊富なアフリカ諸国に対し、多額の投資を実施してきた。中国がかつてのような高成長を見込めない「新常態(ニューノーマル)」に移行したとの見方が強まっていることも、アフリカ経済の先行きを不透明にしている。

米通信社ブルームバーグは8月下旬、中国の経済低迷や人民元切り下げなどで影響を受ける世界の10大通貨を発表し、アフリカ大陸からはナイジェリアとガーナ、ザンビアとエジプトの4カ国がランクインした。こうした資源国ではこれまで、直接投資の拡大や資源高をテコに歳入を増やして国内のインフラを整備する計画を立ててきたが、状況が変化していることを受け、過去の計画を見直する作業に着手している。

一方、同じアフリカでも、各国によって経済構造は異なる。ケニアやエチオピアといった非資源国にとっては、原油安は経済活動を活発にする上で大きな恩恵をもたらしている。それでも、UNECAのカルロス・ロペス事務局長は「アフリカの資源国はアフリカの中で経済規模が大きく、現在の原油安が続けば、アフリカ全体の経済にとってはマイナスの影響の方が大きい」との見方を示す。

貧困にあえぐ国が多いアフリカでは、経済成長を続けることが国家の安定に欠かせない。ただ、これまでアフリカの資源国は資源高と中国からの投資が続くとの甘い見通しにあぐらをかき、経済の多角化を進める努力を怠ってきた側面は否定できない。それだけに、今回の経済環境の変化は多角化を進める絶好の機会ととらえることもできる。

日本政府が支援するアフリカ開発会議(TICAD)は来年夏、初めてケニアで開催する予定だ。日本が官民一体となり、アフリカ諸国に対して製造業やサービス業の育成といった経済の多角化について具体的な提案ができるかどうか。現地の事情に即した形で、もしもこうした提案が実現すれば、日本企業のアフリカ進出の大きな足がかりになりそうだ。

(カイロ=押野真也)



 
 
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ナイジェリア北部で自爆テロ5件、34人死亡

cnn.co.jp

2015.10.17 Sat posted at 15:59 JST

(CNN) アフリカ西部のナイジェリア北部マイドゥグリ市内外で15日夕から16日朝にかけ計5件の自爆攻撃が発生、計34人が死亡、49人が負傷した。同国の国家緊急事態対策当局が16日明らかにした。

犯行声明などは出ていない。犠牲者の多くは金曜礼拝のためモスク(イスラム教礼拝所)を訪れていた信者だった。マイドゥグリはボルノ州の州都で、イスラム過激派ボコ・ハラムのテロ攻撃に長年さらされている。

国家緊急事態対策当局によると、今回の最初の攻撃は15日夕、同市のモスクに信者が集まり出した際に発生。現場の住民の証言によると、信者を装った実行犯がモスク内に入り、爆破物をさく裂させた。14人が死亡した。

この爆発を受けて住民らが現場に急行した際、モスク外で待ち伏せしていた別の実行犯が爆弾を新たに爆発させた。16人と襲撃犯が死亡した。この2件の自爆事件による負傷者は32人で、うち7人は重体とされる。

また、マイドゥグリ市郊外では16日朝に女性3人による自爆攻撃が相次いで発生。4人が死亡、17人が負傷した。



 
 
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ナイジェリアで爆発、55人死亡 ボコ・ハラムの犯行か

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2015年10月24日23時08分

ナイジェリア北東部にある2カ所のモスク(イスラム教礼拝所)で23日、爆発があり、少なくとも55人が死亡した。イスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行とみられる。AFP通信が伝えた。

AFPによると、最初の爆発は同日早朝、ボルノ州の州都マイドゥグリのモスクで発生。28人以上が死亡した。午後にはアダマワ州ヨラのモスクでも爆発が起き、少なくとも27人が死亡。100人以上が病院に運ばれた。

ナイジェリアでは、軍出身のブハリ新大統領がボコ・ハラムの掃討作戦に乗り出しているが、テロを抑え込めていない。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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ナイジェリア軍、ボコ・ハラムから人質338人を救出

cnn.co.jp

2015.10.29 Thu posted at 16:44 JST

(CNN) アフリカ西部のナイジェリア軍は28日、同国北部などに拠点を築くイスラム過激派「ボコ・ハラム」の野営地を27日に襲撃し、拘束されていた338人を救出したとの声明を発表した。

助け出したのは子ども192人、女性138人に男性8人。武器や弾薬も押収した。軍が作戦を実行したのはサンビサ森林地帯にある村落2カ所。

ボコ・ハラムは昨年4月、北東部チボクで学校を襲い、女学生数百人を拉致していたが、今回救出した人質の中にこれらの生徒が含まれているのかは不明。

ナイジェリア軍はまた、情報提供を受け、アダマワ州で自爆テロ攻撃を実行しようとしていたボコ・ハラムの拠点を攻撃し構成員4人を殺害したとも発表した。自動小銃、爆弾、迫撃砲や現金も押収した。

同国軍は今年9月にもボコ・ハラムが支配していた村落2カ所を襲い、人質となっていた女性と子ども計241人の解放に成功していた。この作戦では上位幹部1人を含む戦闘員43人を拘束していた。



 
 
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子どもや女性338人救出、ボコ・ハラム拠点から ナイジェリア

AFP BB News

2015年10月29日 08:58 発信地:ラゴス/ナイジェリア

【10月29日 AFP】ナイジェリア軍は28日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の拠点、北東部ボルノ(Borno)州のサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)近くに拘束されていた338人を解放したと発表した。

同軍は27日、サンビサ森林地帯周縁の2つの村にあるボコ・ハラムの拠点とされる複数の宿営地を襲撃、作戦を実行した。ボコ・ハラム戦闘員とみられる30人を殺害し、武器・弾薬を押収した。

解放された人質338人のうち192人が子どもで、138人が女性だった。サンビサ森林地帯には、昨年北東部のチボク(Chibok)で拉致された女学生約200人が拘束されていると考えられているが、今回救出された人質の中に、この女性らが含まれているのかは不明だ。

ナイジェリア軍が公開した写真には、赤ちゃんを抱いた女性の数人の姿もあった。(c)AFP/Aderogba OBISESAN

子どもや女性338人救出、ボコ・ハラム拠点から ナイジェリア



 
 
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[FT]中国の減速、アフリカの成長に影(社説)

nikkei.com

2015/11/2 15:45

アフリカ大陸の急成長を意味する「アフリカ・ライジング」の筋書きの信奉者はこの15年間、アフリカ諸国の目覚ましい経済発展が本質的に中国への1次産品の輸出によるものであることを強く否定してきた。その自信が厳しく試されている。

見通しは大幅に悪化した。サブサハラ地域(サハラ砂漠以南)の多くの国で成長の機運がしぼんでいる。国際通貨基金(IMF)は、同地域の成長率は今年、世界金融危機以前の最低水準にまで落ち込み、来年もほとんど回復しないと見る。

多くの新興市場国と同様にサブサハラ諸国でも、2000年以降の経済成長の多くは高額な原料の輸出と安い資本の導入によるものだ。中国は同地域にとって最大の貿易相手国であり、同国に対する1次産品の販売収入の減少がアフリカ諸国を苦しめている。

■余剰収入の蓄えを怠う

当然のことながら、経済への影響が最も深刻なのは世界的な原油安で大きな打撃を受けたナイジェリアやアンゴラなどの産油国だ。IMFは、サブサハラ諸国の国内総生産(GDP)の約半分を占める主要産油8カ国の今年の経済成長予測を7%から3.5%に引き下げた。

ある程度の減速が避けられないとはいえ、政府の対策は不十分だ。過去10年間の余剰収入で十分な蓄えを築いてこなかったことから、1次産品からの収益の逼迫で多くの国々が世界金融危機で経験した以上の財政難に陥っている。

1次産品の輸出量が多い中所得国も困窮している。例えばガーナは、金価格の下落で苦境に陥っている。天然資源の不適切な管理が恵みを災いに変えるという教訓だ。

ガーナでは2007年に石油が見つかり2010年に生産が始まった。しかし、ガーナ政府はその収益を債務の削減やオフショア市場のスタンドアローン型(独立型)ファンドへの投資、国内での生産性向上のために投じるのではなく、公務員の給与を3倍にすると共にエネルギーへの補助金を拡充して国民の歓心を買い、外国から多額の資金を借り入れた。

外国から借り入れを行っているのはガーナだけではない。超低金利の中で利回りを追求する投資家がこれまで無視されていた発展途上国に目を向けたことから、アフリカの複数の国が史上初めてユーロ債を発行した。

少なくともガーナの例では、外国からの借り入れは現時点では借り入れ当時にも増してバカげたものに映る。同国の国債の利回りは急上昇して通貨は急落し、政府はこの夏、IMFに支援を要請した。

外部環境が良かったにもかかわらず、サブサハラ諸国はその好機を十分に生かして自国経済の多様化や強化を図り、成長につなげることができなかったようだ。不安定な商品市場や資本市場に依存する昔からのパターンから抜け出すには、脆弱な事業環境や貧弱なインフラを改善する必要がある。

しかし過度に悲観的になるべきではない。アフリカ大陸には大きな可能性があり、他の新興市場国ほどには成長も伸び悩んでいない。それでもなお、低開発や不平等は色濃く残っている。サブサハラ諸国が人口の多くを貧困から引き上げる持続的な成長に乗り出したという考えが差し当たり楽観的すぎるのは明らかだ。

(2015年11月2日 英フィナンシャル・タイムズ紙)



 
 
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はしか死者79%減少 00~14年、ワクチン普及で

nikkei.com

2015/11/14 20:02

【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)はこのほど、世界のはしかによる死者がワクチン接種の普及によって大幅に減少し、2000年の推定54万6800人から14年には同11万4900人になったと発表した。この間にワクチンで同1710万人の命が救われたとしている。

特にアフリカ地域では人口の多いナイジェリアやコンゴ(旧ザイール)での予防接種キャンペーンが奏功し、13年から14年の1年間に症例が17万1千人以上から7万4千人未満へと急減した。

初回の予防接種率は00年の72%から10年には85%と上昇したものの、その後横ばいになっているとして、一層の取り組みを各国に促した。

また、南北アメリカや西太平洋地域では14年に症例が増えたと警告。エチオピアやインド、ロシアなどでも近年、大規模な流行が起きていると指摘した。

はしかは感染力が強く、高熱やせき、全身の発疹のほか、合併症として重い肺炎や脳炎を起こすこともある。



 
 
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世界のテロ犠牲者3万人超、過去最悪に 14年報告書

cnn.co.jp

2015.11.18 Wed posted at 11:47 JST

(CNN) 17日に発表された世界のテロ動向報告書によると、2014年のテロによる犠牲者は前年より80%増えて3万2658人に達し、過去最悪となった。同報告書は、フランスのパリやレバノンのベイルートで起きたようなテロが世界に拡大する現状を浮き彫りにしている。

報告書は米メリーランド大学の集計をもとに、シンクタンクの経済平和研究所がまとめた。それによると、14年に発生したテロの78%はパキスタン、ナイジェリア、アフガニスタン、シリア、イラクの5カ国に集中。しかしテロが世界に拡大する中で、発生国の数も犠牲者数も過去最多を記録した。

テロは過去15年で激増し、14年の犠牲者数は2000年の9倍に上る。犯行声明が出されたテロでは、イスラム過激派「ボコ・ハラム」と過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」による犯行が51%を占めた。

イラクのテロによる同年の死者は9929人に達し、1国の犠牲者としては過去最悪。増加数が最も高かったナイジェリアの死者は7512人となり、前年の4倍を超えた。

500人を超す死者が出た国の数は、5カ国から11カ国に増えた。この中には、289人を乗せたマレーシア航空機がミサイルで撃墜されて墜落したウクライナも含まれる。

一方、欧米では2001年の米同時多発テロを除けば、2000年以降のテロによる年間の死者は、世界全体の0.5%にとどまっている。

欧米で起きているのは主に過激派や国粋主義者、白人至上主義者などが単独で引き起こす「一匹オオカミ」型のテロで、2006年以来の死者の70%がそうした犯行による犠牲者だった。

世界の経済損失は過去最高の529億ドル(6兆5300億円)となり、13年比で61%増、2000年に比べると10倍を超す。

テロは難民や避難民を発生させる重大な要因にもなっていると報告書は解説。「テロの影響が大きい11カ国のうち10カ国では、難民や国内避難民の比率も高い。これは現在の難民危機と、テロ、紛争との間に強い相関関係があることを物語っている」と指摘する。

テロを引き起こす2大要因としては、政治的暴力と衝突を挙げた。1989~2014年のテロの92%は、国家の関与する政治的暴力が横行する国で起きていた。

ISISの台頭も著しい。イラクとシリアへは2011年以来、推定100カ国から2万5000~3万人の外国人戦闘員が流入した。この流れが衰える兆しはなく、2015年1~6月だけで7000人以上が流入したと推定している。



 
 
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ナイジェリア北東部の町で爆発、死者31人以上

cnn.co.jp

2015.11.18 Wed posted at 20:02 JST

ラゴス(CNN) ナイジェリア北東部の町ヨラで17日夜、爆弾が爆発し、現地の赤十字スタッフによると少なくとも31人が死亡、72人が負傷した。

同国の緊急対策当局者は、この爆発で32人が死亡、80人が負傷したと話している。

現場周辺には家畜市場や野外レストラン、モスク(イスラム教礼拝所)などがあり、夕べの祈りを終えた露天商や食事に訪れた客らでにぎわっていた。

この地方ではイスラム過激派「ボコ・ハラム」によるテロが続発し、避難を強いられた住民もいる。ブハリ大統領は5日前、ボコ・ハラムと戦う兵士らに勲章を授与するためにヨラを訪れたばかりだった。 爆発の犯行声明は出ていない。



 
 
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リーマン予想を「解決」 ナイジェリアの教授が主張

cnn.co.jp

2015.11.18 Wed posted at 12:46 JST

(CNN) 数学上の未解決問題のひとつで解決した人物には100万ドル(約1億2000万円)の賞金が授与される「リーマン予想」を解いたとナイジェリア人の教授が主張している。しかし、解決者に対する賞金の支払いを表明しているクレイ数学研究所には連絡が届いていないという。

複数のメディアの報道によれば、156年にわたって未解決のリーマン予想を解決したと主張しているのは オペイェミ・イーノック氏。

しかし、クレイ数学研究所はCNNの取材に対し、リーマン予想が解決されたとは考えていないと述べた。イーノック氏からの連絡もないという。同研究所によれば、賞金の獲得には世界的に評価されている科学誌に証明が掲載される必要があるという。

CNNはイーノック氏に連絡しようとしたが、コメントは得られなかった。



 
 
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ナイジェリアでテロ相次ぐ 40人以上死亡

nikkei.com

2015/11/19 23:11

【カイロ=押野真也】西アフリカのナイジェリアで17日から18日にかけて爆弾テロが相次ぎ、合わせて40人以上が死亡した。17日には北東部ヨラの市場で爆発が起き、幼い子供を含む32人が死亡した。18日には北部カノの市場で若い女性2人が身に着けていた爆弾を爆発させ、少なくとも14人が死亡。いずれもイスラム過激派「ボコ・ハラム」による犯行とみられる。ボコ・ハラムはシリアとイラクの過激派「イスラム国」(IS)に忠誠を誓っている。



 
 
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ナイジェリア連続爆発、死者46人に 11歳と18歳少女が自爆

cnn.co.jp

2015.11.19 Thu posted at 10:44 JST

ナイジェリア・ラゴス(CNN) ナイジェリア北部のヨラとカノで17日から18日にかけて爆発が相次ぎ、少なくとも46人が死亡、120人が負傷した。警察によると、カノの事件では11歳と18歳の少女が自爆した。

北東部のヨラでは17日午後7時48分ごろ、買い物客などでにぎわう地域で爆発が起きた。現地の赤十字によれば、この爆発で少なくとも31人が死亡し、72人が負傷。国家非常事態対策当局は死者32人、負傷者80人と伝えている。病院関係者などの話として、さらに多くの死傷者が出ているとの情報もある。

現場は家畜市場や屋外レストラン、モスク(イスラム教礼拝所)が並ぶ地域で、祈りを終えた人たちがモスクを出て、飲食したりしていたところで爆発が起きた。

同地では1カ月前にもモスクが襲撃され、大勢の死傷者が出ていた。住民は地元紙に対し「バラバラになった遺体が散乱していた」と証言。病院へ家族を探しに来た男性は、「現場でサトウキビを売っていた兄弟の行方が分からなくなった」と不安を募らせた。

一方、ヨラから約640キロ北西のカノでは現地時間の18日午後4時ごろ、市場で2度の自爆テロが相次ぎ、州警察によると15人が死亡、少なくとも123人が負傷した。

自爆した2人は11歳と18歳の少女だったとされ、人出が増える時間帯が狙われた。2人を現場で降ろしたワゴン車には、ほかにも自爆テロ犯にさせられていると思われる子ども4人が乗っていたという。

警察は市内や近郊の各所に検問所を設けてワゴン車の行方を追っている。市内へ入る車に対しては武装警官が捜索を行った。

犯行声明は出されていないものの、事件にはイスラム過激派「ボコ・ハラム」が関与したとの見方が強まっている。同組織が2012年にカノの同じ市場で起こしたテロ事件では、爆発や銃撃で185人が死亡した。



 
 
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連日の爆発で40人超死亡、少女自爆も ナイジェリア

AFP BB News

2015年11月19日 09:26 発信地:カノ/ナイジェリア

【11月19日 AFP】ナイジェリア最大都市の北部カノ(Kano)にある混雑した携帯電話市場で18日、11歳前後の少女と18歳前後の女による自爆攻撃が起き、少なくとも15人が死亡した。同国では前日に30人余りが死亡する爆弾攻撃が起きたばかり。

18日の爆発2件は、カノのファーム・センター(Farm Centre)市場で午後4時(日本時間19日午前0時)すぎに起きた。

カノ警察当局によると、女性数人を乗せたミニバスが市場にやってきて、ヒジャブ(頭髪を覆い隠すスカーフ)を着けていた11歳前後の少女と、18歳前後の女を降ろした。1人は市場の中で、もう1人は外でそれぞれ自爆。死者15人には、自爆犯は含まれていない。

イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」は以前から少女を人間爆弾として使っている。同組織が6年にわたりナイジェリア北東部で続ける反体制武装闘争では、少なくとも1万7000人が死亡し、260万人以上が避難を余儀なくされている。

また、17日夜には北東部ヨラ(Yola)で爆弾が爆発、少なくとも32人が死亡した。この事件も、同組織による犯行が疑われている。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR

連日の爆発で40人超死亡、少女自爆も ナイジェリア



 
 
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ナイジェリア北部で自爆テロ、21人死亡 シーア派行事狙う

cnn.co.jp

2015.11.28 Sat posted at 13:25 JST

ナイジェリア北部カノ(CNN) ナイジェリア北部カノ州の村で27日、イスラム教シーア派の行進を狙った自爆テロがあり、主催者によると、少なくとも21人が死亡、数十人が負傷した。

自爆テロが起きたのはカノ州南部のダカソエ村。自爆犯は人々の集まりに突進し起爆したという。

この行進は、同国北部を拠点とする主要なイスラム教団体「ナイジェリア・イスラム運動」が毎年恒例で行っている宗教行事だった。ナイジェリア北部はスンニ派が支配的だが、スンニ派から改宗する層を中心に、シーア派の人数も増加しつつある。

事件に対する犯行声明は出ていない。

カノ州ではイスラム過激派「ボコ・ハラム」による襲撃が相次いでいる。



 
 
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ナイジェリアで爆発、22人死亡 ボコ・ハラムが声明

asahi.com

ナイロビ=三浦英之2015年11月29日01時01分

ナイジェリア北部の村で27日、イスラム教シーア派の宗教行事の参列者の列に男が突入し、爆発。少なくとも22人が死亡し、数十人のけが人が出た。AFP通信によると、イスラム過激派「ボコ・ハラム」が28日犯行声明を出した。

AFP通信などによると、ナイジェリア北東部では昨年11月にもシーア派の宗教行事の会場で爆発があり、死傷者が出た。今年4月にもシーア派のモスク(イスラム教礼拝所)で爆弾テロが起きていた。(ナイロビ=三浦英之)



 
 
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ボコ・ハラムの「チーフカメラマン」を逮捕 ナイジェリア

cnn.co.jp

2015.12.06 Sun posted at 14:36 JST

(CNN) アフリカ西部のナイジェリア軍は5日、同国に拠点があるイスラム過激派「ボコ・ハラム」の「カメラマンの責任者」を逮捕したとの声明を発表した。

同国北西部ボルノ州のウバ町で捕まったのはアブドゥラヒ・アブバカル・サディック容疑者。カメラマンの責任者としての役目の詳細は伝えられていない。

また、ボコ・ハラムの構成員と見られる2人も逮捕された。

ナイジェリア軍は今年、最重要指名手配犯と指定するボコ・ハラム構成員100人のリストを公表していたが、同容疑者の名前は58番目に入っていた。同組織のアブバカル・シェカウ指導者は100番目となっていた。

ナイジェリア北部などを勢力圏とするボコ・ハラムは厳格なイスラム法(シャリア)に基づく統治を目指して武装闘争を展開。テロ攻撃や誘拐なども繰り返している。



 
 
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2015.12.18 20:27

【バレーボール】
「ニュー宮部です」春高での復活へ再始動 日本代表の金蘭会高・宮部、

産経ニュース

金蘭会高は日本代表アタッカー宮部(2年)を起用せずに2回戦進出を決めた。腰痛を悪化させた夏の全国高校総体以降、試合出場のない宮部は先週からスパイク練習を再開したばかり。

この日は久しぶりに同校のユニホームに袖を通し、ウオーミングアップにも参加した。「痛みはないことはないが、高校総体よりはいい」と話す17歳は、少し伸びた髪に「ニュー宮部です」とにっこり。池条監督は「春高にピークを持っていって活躍してほしい」と復活に期待をかけた。



 
 
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ボコ・ハラム地域、学校に通えない子ども100万人 ユニセフ

AFP BB News

2015年12月22日 19:51 発信地:ラゴス/ナイジェリア

【12月22日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は22日、ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の活動の影響で、同国内外で学校に通えていない子どもの数が100万人以上に上ると発表した。教育を受けないことによる周辺地域のさらなる過激化が懸念されている。

ユニセフによれば、独立したイスラム国家の建設を目指すボコ・ハラムの影響で、ナイジェリアとその周辺国のカメルーン、チャド、ニジェールを合わせて計2000校以上の学校が閉校しており、また襲撃や略奪、放火の標的にされた学校も数百単位に上っている。

ユニセフの中央・西アフリカ地域担当責任者マニュエル・フォンテーヌ(Manuel Fontaine)氏は「学校から離れている期間が長いほど、武装勢力に襲撃されたり、誘拐されたり、勧誘の対象となるリスクが増える」と語った。

「西洋の教育は罪」という意味の組織名を持つボコ・ハラムは2009年、ナイジェリア政府に対する武装闘争を開始して以来、学校や児童・生徒、教師を標的としてきた。昨年4月には同国北東部ボルノ(Borno)州チボク(Chibok)地区にある学校を襲撃して女子生徒276人を拉致し、世界を震撼させた。(c)AFP

ボコ・ハラム地域、学校に通えない子ども100万人 ユニセフ



 
 
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ナイジェリアのガス工場で大規模爆発、数十人死亡と大統領

AFP BB News

2015年12月26日 09:22 発信地:ラゴス/ナイジェリア

【12月26日 AFP】ナイジェリアのムハンマド・ブハリ(Muhammadu Buhari)大統領は25日、同国南東部のガス工場で24日に起きた大規模な爆発で「数十人」が死亡したと発表した。

爆発は24日の正午頃、南東部の工業都市ネウィ(Nnewi)のガス工場で発生。火災が数時間続き、工場周辺の建物や車も炎上して、市内は黒煙に包まれた。現場では崩壊したがれきの下敷きになった遺体が発見された。

ナイジェリア国家危機管理庁(NEMA)によると、ガスで火勢が増し、工場周囲にまたたく間に延焼。「ガス管から300メートル以内の植物は全て焼失し、400メートル離れたところにある家屋や重機にも被害が出た」という。

NEMAでは、これまでに確認された死者は4人だが、遺体が跡形もなく焼失した行方不明者がいる恐れがあると指摘した上で、現在のところ不明者の問い合わせはないとしている。

爆発の原因については複数の情報があるが、当局による説明はまだない。クリスマスの祭事に使う調理用ガスを集まった購入客のために下ろしていたトラックが爆発したという地元報道がある一方、ガス漏れを起こした貨物を廃棄したところ爆発したとの情報もある。

キリスト教徒が多数を占めるネウィは、車両部品売買が盛んな工業都市として知られている。ナイジェリアはアフリカ最大の産油国で、国家予算の大部分を石油から得ている。(c)AFP/Stephanie FINDLAY

ナイジェリアのガス工場で大規模爆発、数十人死亡と大統領



UP:2015 REV:20191124, 26
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