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身体論研究会


last update: 20120219

■目次

計画
 ◇研究課題
 ◇研究会メンバー
 ◇2011年度の研究会企画の目的・実施計画の概要
 ◇2010年度の研究会企画の目的・実施計画の概要
活動/成果
 ◇定例研究会・2011年度第4回(第9回)
 ◇定例研究会・2011年度第3回(第8回)
 ◇定例研究会・2011年度第2回(第7回)
 ◇定例研究会・2011年度第1回(第6回)
 ◇定例研究会・第5回(2010年度第3回)
 ◇定例研究会・第4回(2010年度第2回)
 ◇定例研究会・第3回(2010年度第1回)
 ◇定例研究会・第2回(2009年度第2回)
 ◇定例研究会・第1回(2009年度第1回)
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■ 計画 ■

◆研究課題
「障老病異」の生存と実践を「身体」という局面から様々な方法で研究する。そのための文献を精読し、批判的に検討する。


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◆研究会メンバー:計18名 *所属などは2009年度のもの
【研究代表者】
田島 明子  立命館大学大学院先端総合学術研究科 公共領域・6年次

【研究分担者】
綾屋 紗月  ものかき
荒木 重嗣  新潟青陵大学短期大学部人間総合学科
有吉 玲子  立命館大学大学院先端総合学術研究科 公共領域・4年次
伊藤 弘喜  中日新聞彦根支局
植村 要  立命館大学大学院先端総合学術研究科 公共領域・4年次
岡本 晃明  京都新聞社会部
各務 勝博  立命館大学大学院先端総合学術研究科 公共領域・4年次
川口 有美子  立命館大学大学院先端総合学術研究科 公共領域・6年次
北村 健太郎  立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー
熊谷 晋一郎  小児科医師
齊藤 由香  立命館大学大学院先端総合学術研究科 公共領域・3年次
徳山 貴子  新大阪歯科衛生士専門学校3年生
野崎 泰伸  立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー
韓 星民  立命館大学大学院先端総合学術研究科 公共領域・5年次
堀田 義太郎  日本学術振興会特別研究員
村上 潔  日本学術振興会特別研究員
渡邊 あい子  立命館大学大学院先端総合学術研究科 公共領域・4年次

【研究推進担当者】
小泉 義之  立命館大学大学院先端総合学術研究科教授


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【2011年度の研究会企画の目的・実施計画の概要】
本研究会は、「身体」から発せられる言葉に着目し、介護・ケア論、メディア論、芸術論、リハビリテーション論など、様々に語り尽くされてきたかにみえる多様な言論に対し、広く関心の裾野を広げながら、その破綻や限界を見極め、「身体」に根差した新たな地平を模索することを目的としている。
また、一方で、「身体」を基軸とした語りは、ナラティブ、主観的世界、個別性と称揚され、それは科学性や客観性と対称的位置におかれ、「良し」とされる一方の車輪でもある。しかしながらその決着のつけられ方も、安易な感じがして府に落ちなくもある。つまり、現状の言論世界において(特に対人援助の学問分野において)「身体」をめぐる記述は、多量な生産期を迎えつつあると同時に、その精査が求められ、その落とし方・所にも我々は考えを巡らせる必要があるのである。
昨年度は、必ずしも本研究会の本来的な趣旨である「身体論」の検討にまで深く立ち入れなかった感が否めない。今後は、「身体論」を検討するという本研究会の視座に立ち返り、研究会メンバーの関心を集約して焦点化をしつつ、研究会で行う題材についての検討を行う必要があると考える。
そこで、今年度の大きな企画として、大阪大学の村上靖彦氏を招き、研究会員である川口有美子氏の『逝かない身体』(医学書院)の解読によるALSという身体性から立ち上がるコミュニケーションの次元についてご講義いただき、議論の契機としたい。

※前後の研究計画:事前に別研究会における村上氏の報告内容、村上氏の著書の学習会を開催し、指定討論者の検討含め、討議内容を深める。研究会開催後は、研究会での内容を基に、本研究会の主旨である「身体論」的視座から、研究会構成員の研究領域との連関で議論を発案してもらう機会を設定する。


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【2010年度研究会企画の目的・実施計画の概要】
「身体」から発せられる言葉に着目し、介護・ケア論、メディア論、芸術論、リハビリテーション論など、様々に語り尽くされてきたかにみえる多様な言論に対し、広く関心の裾野を広げながら、その破綻や限界を見極め、「身体」に根差した新たな地平を模索することを目的としている。
また、一方で、「身体」を基軸とした語りは、ナラティブ、主観的世界、個別性と称揚され、それは科学性や客観性と対称的位置におかれ、「良し」とされる一方の車輪でもある。しかしながらその決着のつけられ方も、安易な感じがして府に落ちなくもある。つまり、現状の言論世界において(特に対人援助の学問分野において)「身体」をめぐる記述は、多量な生産期を迎えつつあると同時に、その精査が求められ、その落とし方・所にも我々は考えを巡らせる必要があるのである。
今年度は、発足期にあたるためこれまでの蓄積も存在しないし、軌道に乗った研究課題なども存在しない。したがって、各院生の研究テーマと「身体」的記述の繋がりに関心を沿わせながら、問題点や不足、新しい着想などを提案しあい、各院生の研究を深める契機とすることが大きな目的となる。
また、院生の研究に資する形で、関連する研究を深めている方を外部講師として適宜お招きする予定である。


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■ 活動/成果 ■

【定例研究会】

□2011年度第4回(第9回)身体論研究会

日時:平成23(2011)年10月30日(日)13:00-15:30
参加者:相澤、田島、野崎
場所:創思館410教室

内容:
1) 野崎氏:『治癒の現象学』(終章) レジュメ
2) 田島氏:「痛み」をモチーフにした現象学的記述、その批判――現象学の意義と限界 レジュメ



□2011年度第3回(第8回)身体論研究会

日時:平成23(2011)年9月25日(日)13:00-17:30
参加者:前野、堀田、徳山、相澤、由井、野崎、田島、他1名
場所:創思館403教室

内容:
1) 前野氏より、『自閉症の現象学』の解題をしていただく
2) 『治癒の現象学』を読む 前野氏
1・2章 相澤氏 レジュメ
3・4章 田島氏 レジュメ
3) 『自閉症の現象学』と『自閉症の社会学』比較検討 堀田氏 レジュメ

※音声ファイルは、録音環境悪くうまく録音できず、なし。


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□2011年度第2回(第7回)身体論研究会

日時:平成23(2011)8月23日(火) 13:00-16:30頃まで
場所:創思館416(生存学書庫)
参加者:各務、小西、野崎、由井、相澤、徳山、前野、田島

研究会の様子(写真)
内容:
1)木村×村上対談について、前野氏より説明
2)『自閉症の現象学』を読む
小西氏、由井氏、各務氏の各章の説明
 レジュメ 小西真理子氏
 レジュメ 各務勝博
 レジュメ 由井秀樹氏
3)野崎さんより、西村ユミ氏、村上靖彦氏の文章についての批判的視座の提示
 レジュメ 野崎泰伸


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□2011年度第1回(第6回)身体論研究会

日時:平成23(2011)年07月21日(木) 12時30分から16時15分まで
場所:創思館416(生存学書庫)
参加者:河合、小西、由井、各務(途中参加)、野崎(途中参加)、田島
内容:現代思想の木村敏×村上靖彦「統合失調症と自閉症の現象学」の、統合失調症と自閉症の現象学区分、治癒・治療について、現象学的精神病理学の「衰退」と「復活」をみんなで精読する

*音声ファイルによる記録なし

○掬いあげたところの要点(文責・田島明子)

【統合失調症と自閉症の現象学区分】
(共通点)
・どちらもビオスとゾーエーが繋がらないことの問題
→ビオスとゾーエーの概念確認を精読しながらその都度行う
・自閉症者には未来や「外部」の感覚がない、(ついでに)フッサールの時間論にも未来が無い。統合失調症にも未来がない。だからこそあれだけ未来に集中する
(違う点)
・統合失調症ではゾーエーをヴィヴィットに感じてしまい、自閉症ではむしろそれがない状態
・統合失調症者は、他性がおび過ぎて、自己の根底にも他性があるようになり、他性どうしで繋がるようになっているのでは。そこが自閉症と大きく違う
(各特徴)
・自閉症者は言語を道具のように扱う(視線触発に基づいた情動的交流がないゆえ)
・第2次世界大戦後、ビオス優位の時代→ゆえに統合失調症が衰退?
・統合失調症は、個人と環境の「あいだ」の病理→そこにコンステレーションを持った人が犠牲者に

【治癒・治療について】
・木村敏が治療論を書いたことがないのは、それは周囲の対処療法でしかないから。本人が治るのはあくまで自然治癒。
・統合失調症の治癒は「寛解」、前の状態に戻るのではない、あくまで「欠陥治癒」。だからレベルの落ちた社会生活に。
●・患者の話を「聴く」という技法を作りだした時代のエピステーメーは現象学が誕生して他者論に発展したことと関係?
→患者の体験過程に内側からシンクロする現象学的探求と治療行為としての聴くことのあいだには重なる部分があるような気がする
→聴くことができているときは通底してしまっている

【現象学的精神病理学の「衰退」と「復活」】
・例えば、ハイデカー、フッサールの歴史研究では、現象学の生成にはつながらない。事象研究が必要。
・アガンペンの「ゾーエー」はここで用いた「ゾーエー」と使い方が違うが、生命の問題まで掘り下げて個人の心理を語ることを考えるうえで期待できる。
・精神科の医局に入ると、実証的な仕事、数字をはじき出す統計、実験ばかり。大学の口も量産できる実験系の人が入り込みやすい。すると、なかでもOJT的にも構造的にもこつこつ現象学的研究をつづける土壌がない。
・現象の目には見えないはずの生成過程を見て取る眼力、聴きとる聴力はテクネー(それができる人から「芸」を学びとらないとできるようにならない)

*特に●の部分、参加者で議論した記憶があるのですが、思い出せません・・。
そのほか、参加なさった方、補足をよろしくお願いいたします。


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□第5回身体論研究会

日時:平成23(2011)年03月21日(月) 13時(頃)から開始
場所:立命館大学衣笠キャンパス403・404教室(創思館)

報告:
1.ゲストスピーカー
徳永健介氏(児童自立支援施設阿武山学園)
「生活臨床における身体について〜『WITHの精神』を題材に」
指定討論者:北村 健太郎

2.院生報告
1)植村 要氏:
「視覚障害のある女性の身体管理について――スティーブンス・ジョンソン症候群患者へのインタビュー調査から」
2)徳山 貴子氏(短時間報告):
「歯科衛生士の支援‐口腔ケア・健康増進法(衛生行政の転換)」
3)林道也氏(短時間報告)「成年後見の一幕から」


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□第4回身体論研究会

日時:平成22(2010)年10月10日(日) 13:00〜
場所:創思館416(生存学書庫)
【第一報告】
荒木 重嗣さん*
『小澤勲の「認知症論」の精査――もの盗られ妄想生成論批判』
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/10_as01.htm
【第二報告】
林道也さん*
『私が、どう迷い、ゆらぎ、しがみつこうとしてきたか――〈ケア〉の仕事に就いて10年』

現在、京都市修徳地域包括支援センターにて社会福祉士として勤務。
林氏が所属する「学び」の会:
「〈ケア〉を考える会」 http://care-kyoto.jimdo.com/
「権利擁護〈成年後見・虐待〉学習会」http://kenriyougo.jimdo.com/


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□第3回身体論研究会

日時:平成22(2010)年04月25日(日) 13:00〜17:30
場所:創思館401・402 リンク先にレジュメ等あり
第3回身体論研究会案内(別ページ)
1.報告:ソンタグ 『他者の苦痛へのまなざし』を読む
1〜3章 レジュメ[PDF] 徳山 貴子
4〜6章 レジュメ[PDF] 岡本 晃明
7〜9章 レジュメ[PDF] 田島 明子

2.熊谷 晋一郎さんの報告
 「脳性まひの身体と運動――イメージ、力学系、官能」[PPT]


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□第2回身体論研究会

日時 平成22(2010)年01月23日(土) 13:00〜17:00
場所:創思館416(生存学書庫)
1.報告:齊藤 由香 「一人称の科学を考える――インタビューで生じた対話者とのある「ずれ」の感覚の考察」
2.報告:各務 勝博 「『自立』をめぐる関係性について――プレイバックシアターを通じて」
3.上映:ALS-D PROJECT ‘踊る身体と不動の身体の映像的共存’ "Koutani's house"(英語版編集) Director:岡本 晃明


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□第1回身体論研究会

日時 平成21(2009)年10月16日(金) 12:30〜17:00
場所:創思館416(生存学書庫)
1.合評:田島 明子 2009/06/25 『障害受容再考――「障害受容」から「障害との自由」へ』, 三輪書店,212p. ISBN-10: 4895903389 ISBN-13: 978-4895903387 \1890 [amazon][kinokuniya]
提起:北村 健太郎 「田島明子『障害受容再考』を読む」
2.検討:宮本 省三 「リハビリテーション身体論」(『現代思想』連載第1回・第2回)
報告:田島 明子 「私が身体であり、身体が私である――リハビリテーション身体論・序説」
「世界に意味を与える身体――ペルフェッティの身体思想と認知運動療法」


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*作成:北村 健太郎
UP: 20100102 REV: 20100105, 0123, 0506,20110123, 0407, 0920, 23, 1005, 24, 25, 20120219
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