Les 網 (Les amis)
我々の社会は網の目のようなもの。立ちえ機械で作ろうが、決して同じ網の目はできない(違い、差異、個別)。つまりそれぞれの網の目は取り換え不可能なものとして存在している。一か所切れてしまったとしてもその網は(社会は)網としての機能を果たせない。細いから、太いから、という理由で、切って捨てるわけにはいかないのである。ところどころちょっと大きい網の目が合って、小さい魚はつかめないかもしれないが、それこそがその網の存在証明だ。すべてがそろって(共同で)一つの仕事、ひとつの社会を実現できる。