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『動物に魂はあるのか――生命を見つめる哲学』

金森 修 20100330 ミネルヴァ書房,359p.

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last update: 20220725

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■金森 修 20100330 『〈生政治〉の哲学』,ミネルヴァ書房,359p. ISBN-10:462305702X ISBN-13:978-4623057023 [amazon][kinokuniya]

内容(「BOOK」データベースより)
「死なせて、生きるに任せる」から「生かして、死へと廃棄する」権力へ―一九七〇年代、フーコーによってあらためて世に問われた新しい権力・政治の形態、“生政治”。昨今、思想界を賑わせている“生政治”や“生権力”概念とはいかなるものか。フーコー、アレント、ネグリ、アガンベンらの検討を経て、これら概念の変遷と、現代における浸潤の意味、さらにその思想的・社会的な根拠を論じる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
金森/修
1954年札幌生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(哲学・パリ第一大学)。筑波大学講師、東京水産大学助教授などを経て、東京大学大学院教育学研究科教授。専門はフランス哲学、科学思想史、生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■書評・紹介・言及・引用

◆立岩 真也 2022/12/20 『人命の特別を言わず/言う』,筑摩書房
◆立岩 真也 2022/12/25- 『人命の特別を言わず/言う 補註』Kyoto Books

 第4章★06 「『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』(立岩[2015])、『病者障害者の戦後――生政治史点描』(立岩[2018])、等。『病者障害者の戦後』の「あとがき」より。
 「「序」で当初考えていた題と副題が入れ代わることになったことを記した。「生政治」は副題の方に使△244 われている。私は、生政治というものは、こういうふうに、つまり本書に記したように、凡庸に作動するものだと考えている。その凡庸な動きをひとつずつ、一度ずつは記述せねばならないと思って、結局ずいぶん長くなった本書を書いた。」(立岩[2018c:474])。
 種々の思想家における「生政治」を紹介し論じた本として『〈生政治〉の哲学』(金森[2010])。


*作成:立岩 真也 
UP: 20220729 REV:20221230
金森 修  ◇殺生  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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