『社会学の世界』
荻野 昌弘・正村 俊之・三上 剛史・中島 道男・小林 久高 19951220 八千代出版,308p.
last update:20111024
■荻野 昌弘・正村 俊之・三上 剛史・中島 道男・小林 久高 19951220 『社会学の世界』,八千代出版,308p. ISBN-10:4842909803 ISBN-13:978-4842909806 \2835 [amazon]/[kinokuniya] ※ s s01 s03 er w0111 wm06 pt01 al03 ln01
■内容
■目次
はしがき
Ⅰ部 社会学はどのような発想をするか
[1]知る喜び
[2]社会学の前史としてのマルクス理論
[3]自殺は個人的な行為ではない
[4]資本主義は宗教から生まれた?
[5]価値と役割
Ⅱ部 現代社会に何が起こっているか
1章 二〇世紀社会とその変容
[1]パーソンズ理論の社会的背景
[2]最初の大量生産――印刷術
[3]資本主義
[4]二〇世紀社会の変容
2章 現代における生産と消費
[1]公的領域と私的領域
[2]消費社会化
[3]高度情報社会化
[4]ネットワークとマルチメディア
3章 現代人のアイデンティティと自己意識
[1]現代人を取り巻く情勢
[2]近代人の社会的性格とその変遷
[3]アイデンティティとその拡散
[4]演技する自己
[5]私秘化とナルシシズム
[6]自己の差異化とリアリティ
4章 現代における国家の意味
[1]国家とは何か
[2]民族、エスニシティと国家
[3]移民と外国人労働者
[4]国家と資本主義システム
Ⅲ部 社会はいかにして可能か
1章 構造主義とその後
[1]近代を相対化する
[2]構造とは何か
[3]アルチュセールとイデオロギー
[4]歴史の生成過程
[5]生成的構造主義とブルデュー
[6]構造と相互作用
2章 ルーマンのシステム理論
[1]導入――社会はどうして存在しているのか?
[2]複雑性とパラドクス
[3]二重の不確実性と価値
[4]コミュニケーション
[5]社会システムと心的システム
[6]二元コードとコミュニケーション・メディア
[7]機能システムとパラドクス
[8]オートポイエシス
[9]時代的要請
3章 「意味学派」の立場
[1]シンボリック相互作用論
[2]シュッツの現象学的社会学
[3]規範的パラダイム/解釈的パラダイム
[4]エスノメソドロジー
[5]〔主観主義/客観主義〕を越えて
4章 合理選択理論からの展開――秩序問題の経験的研究に向けて
[1]秩序の概念をめぐって
[2]無秩序の源泉
[3]秩序問題の解決
文献
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志