山崎學(学)日本精神科病院協会会長★03が「業界紙に書いた文章」は『日本精神科病院協会雑誌』二〇一二年一月号に掲載された巻頭言「Japan as No.1」(山崎[2012])だろう。そこには「大規模入院施設で刑務所もどきの処遇がいまも行われているといった[…]偏見を助長したのは、日本の精神科医療について歪曲化して発言をしている確信犯的原理主義者、外国カブレの学者、精神科病院を非難することで生活の糧を得ているといった人たちです」といった文章がある★04。
さきに「政治過程」と述べた。この山崎会長は率直な人であるようで、その辺りのことはとてもすなおに書いている。紹介した巻頭言の翌年、二〇一三年二月号の巻頭言では以下のように記している。