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『障害学――理論形成と射程』 杉野 昭博 20070620 東京大学出版会,294p. ■杉野 昭博 20070620 『障害学――理論形成と射程』,東京大学出版会,294p. ISBN-10: 4130511270 ISBN-13: 978-4130511278 3990 [amazon] ※ b ds ■杉野さんのHPでの紹介 http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~suginoa/dstibs/index.htm ■出版社/著者からの内容紹介 アメリカやイギリスで誕生、発展してきた「障害学」とはどのよ うな理論と実践なのか。「社会モデル」理論をはじめ、障害をめぐるさまざまな 考え方や論争点、成果と課題についてわかりやすく解説し、日本における「障害 学」の可能性を探る。 ■目次 序章 障害学の理論視角 1 障害学の誕生と危機 2 社会モデルの理論射程 1章 障害学を担うのは誰か? 1 障害学は当事者のもの? 2 「非障害研究者」論争 3 日本の障害者運動で論じられたこと 4 「研究の自由」論争 5 研究と運動の線引き問題 6 「当事者の視点」はいかに担保されるのか? 7 「実践」としての障害学会 8 「観衆」としての当事者とアクセス 2章 障害学とリハビリテーション学----ICFをめぐる論争 1 障害学のインパクト 2 国際障害分類改訂の経緯 3 障害学からの批判----ファイファーによる批判 4 WHOの改訂チームによるファイファーへの反論 5 論争が障害学に与えた影響----社会モデル理論の分類と整理 6 死人に口なし 3章 マイノリティ・モデルと普遍化モデル----アーヴィング・ゾラの障害学 1 「アメリカ障害学の父」 2 ゾラが語る個人史とアイデンティティの探求 3 障害アイデンティティとマイノリティ・モデル 4 医療化批判と自己決定 5 障害の普遍化戦略 6 ゾラのラディカリズム 4章 社会モデルの広がりと再編----イギリス社会モデルの展開 1 混迷する論争と文脈依存性 2 社会モデルの功績 3 オリバー障害理論の真価----労働の近代化と障害 4 オリバー後の社会モデル論争----内在的批判と外在的批判 5 社会モデルの拡張作業----インペアメントの社会学 6 社会モデルの再編成----唯物論的モデルと観念論的モデル 7 「個人的経験」の社会性 5章 「障害」の政治と障害学----マイノリティ・モデルの展開 1 アメリカ障害学に関するいくつかの疑問 2 「公民権」としての障害者の権利 3 「人種」としての障害者----アメリカ社会モデルの淵源 4 リハビリテーション理念と「メルティングポット」 5 戦後リハビリテーション施策の展開 6 「貧困との戦争」におけるリハビリテーション理念の挫折 7 自立生活運動と利用者の権利 8 リハビリテーションから公民権へ 9 障害者権利運動----504条施行規則からADAへ 10 消極的な司法判断 11 障害文化----マイノリティの主張 12 障害の政治とマイノリティ・モデル 6章 障害学の課題----日本における論争点 1 日本の障害学----国際比較の視点から 2 障壁としての「家族」----脱「家族」と障害者福祉改革 3 「能力主義」をめぐる問題と差別禁止法 4 フェミニズム理論と障害学----「平等派対差異派」論争 5 障害学の実践課題----実践モデルとしての社会モデル 6 「利用者主権」と「当事者主権」----個人モデル実践の改革に向けて ■書評・紹介・言及 ◆立岩真也 2007/08/25 「○△学×2」(医療と社会ブックガイド・74),『看護教育』48-08(2007-08):-(医学書院) UP:20070627 REV: ◇杉野 昭博 ◇障害学 ◇身体×世界:関連書籍 ◇BOOK |