『ネット・バカ――インターネットがわたしたちの脳にしていること』
Carr, Nicholas G. 201006 The Shallows: What the Internet Is Doing to Our Brains
=20100730 篠儀 直子 訳,青土社,359+5p.
last update:20131015
■Carr, Nicholas G.(カー,ニコラス・G.) 201006 The Shallows: What the Internet Is Doing to Our Brains
=20100730 篠儀 直子 訳『ネット・バカ――インターネットがわたしたちの脳にしていること』,青土社,359+5p.
ISBN-10: 4791765559 ISBN-13: 978-4791765553 \2200+税
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/[kinokuniya]
■内容
「グーグル化」でヒトはバカになる。グーグルで知らないことを検索し、ツイッターで日常をつぶやき、iPadで本を買って読む。
さまざまなインターネットメディアを当たり前のように使う日常のなかで、実は私たちの脳は少しずつ変化しているのだ。
『クラウド化する世界』の著者がメディア論から神経科学までを使って暴きだす、まだ誰も知らない驚きの真実。
■著者略歴
著述家。『ガーディアン』紙などでコラムを連載するほか、多くの有力紙誌に論考を発表。テクノロジーを中心とした社会的、文化的、経済的問題を論じる。
『エンサイクロペディア・ブリタニカ』の編集諮問委員会、ならびに世界経済フォーラムのクラウド・コンピューティング・プロジェクト運営委員会のメンバーである。
■目次
プロローグ――番犬と泥棒
第1章 HALとわたし
第2章 生命の水路
脱線――脳について考えるときに脳が考えることについて
第3章 精神の道具
第4章 深まるページ
脱線――リー・ド・フォレストと驚異のオーディオン
第5章 最も一般的な性質を持つメディア
第6章 本そのもののイメージ
第7章 ジャグラーの脳
脱線――IQスコアの浮力について
第8章 グーグルという教会
第9章 サーチ、メモリー
脱線――この本を書くことについて
第10章 私に似た物
エピローグ――人間的要素
注
もっと知りたい人のための文献一覧
訳者あとがき
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:北村 健太郎