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『欲望・暴力のレジーム――揺らぐ表象/格闘する理論』

竹村 和子 編著 20080220 作品社,258p. ISBN: 4861821797 2625


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竹村 和子 編著 20080220 『ジェンダー研究のフロンティア5 欲望・暴力のレジーム――揺らぐ表象/格闘する理論』,作品社,258p. ISBN: 4861821797 ISBN-13: 978-4861821790 2625 [amazon] ※ f03 v02

■内容紹介
世界では現在、いかなる暴力の物語が流通し、どのような欲望を語っているのか? 文化表象の分析とジェンダー理論の再考を相互往還しながら、「欲望・暴力のレジーム」の変容を読み解く。


■目次

序文 竹村和子
第1部 文化と流通
 第1章 視覚「芸術」における身体――フェミニズムによる美術史の再検討 天野知香
 第2章 性のヴィジョン 仮想フェミニズム美術館逍遙――一九二〇年代を中心に グリゼルダ・ポロック、中嶋泉訳
 第3章 俳句から小説へ――明示的ホモソーシャリティの終焉 キース・ヴィンセント、小畑文・倉田容子訳
 第4章 戦後少女の本棚――第二次世界大戦後の文化占領と翻訳文学 越智博美
第2部 欲望と暴力の表象
 第5章 『サンセット大通り』を逆走する欲望の未来――フィルム・ノワールのクィア分析 山口菜穂子
 第6章 武術映画における男性性の逸脱――性とエスニシティのきたす混乱 新田啓子
 第7章 女の男性性――歴史と現代 ジュディス・ハルバーシュタム、高橋愛訳
 第8章 〈暴力〉の表象/表象の〈暴力〉――欲望の再生産とメディア 菅聡子
第3部 心的機制とジェンダー体制――ジェンダー理論の現在
 第9章 ジェンダーをほどく ジュディス・バトラー、竹村和子訳
 第10章 羞恥のなかに下りて ジョアン・コプチェク、丹羽敦子・内堀奈保子訳
 第11章 ガヤトリ・スピヴァクとの対話 ガヤトリ・チャクラボルティ・スピヴァク、竹村和子訳 竹村和子/大橋史恵
 第12章 生と死のポリティクス――暴力と欲望の再配置 竹村和子
初出一覧
著訳者紹介


■引用


■言及・紹介


UP:20080304 REV:
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