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Butler, Judith

ジュディス・バトラー


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◇ Rhetoric Department, University of California, Berkeley[本務校]での紹介
http://rhetoric.berkeley.edu/faculty_bios/judith_butler.html#top

◇European Graduate School (EGS) のHPでの紹介
 http://www.egs.edu/faculty/butler.html

◇ 著作目録


☆ 主著

◆1987 Subjects of Desire: Hegelian Reflections in Twentieth-Century France, Columbia University Press.
[paperback版が1999年に出ており、Butler自身によるもう一つの序文が新たに加えられています]
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◆1990 Gender Trouble : Feminism and the Subversion of Identity, Routledge.
[10周年記念版が1999年に出ており、Butler自身によるもう一つの序文が新たに加えられています(この序文についても日本語訳あり)]
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=1999 (竹村 和子 訳)『ジェンダー・トラブル──フェミニズムとアイデンティティの攪乱』 青土社 ※

[10周年記念版の序文の訳]
=2000 (高橋 愛 訳)「『ジェンダ-・トラブル』序文(1999)」『現代思想』28(14)(特集=ジュディス・バトラ-――ジェンダ-・トラブル以降) 2000.12 pp.66-83 青土社

[同書第一章の訳として以下もあり]
=1994-1995 (荻野 美穂 訳)「セックス/ジェンダ-/欲望の主体」(上) "思想" 846(フ-コ-の遺産――歿後10年) 1994.12 p113〜133; (下) "思想" 847 1995.1 pp.121-143 岩波書店


◆1993 Bodies that Matter: On the Discursive Limits of "Sex", Routledge.
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[最終章 Critically Queer の訳]
=1997 (クレァ・マリィ 訳・解題)「批評的にクィア」"現代思想" 25(6) <5月臨時増刊:総特集 レズビアン/ゲイ・スタディ-ズ――90年代のクィアとアイデンティティ> 青土社 pp.159-177.


◆1997a The Psychic Life of Power: Theories in Subjection, Stanford University Press.
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[第一章の訳]
=2000 (大池 真知子 訳)「ヘ-ゲルの「不幸な意識」論を読む――執拗な取り憑きと身体の主体化/隷属化(サブジェクション)」"現代思想" 28(14)(特集=ジュディス・バトラ-――ジェンダ-・トラブル以降) 2000.12 pp.104-124 青土社

[第四章の訳]
=1999 (伊吹 浩一 訳)「良心がわれわれみなを主体にする――アルチュセ-ル」"情況 第二期" 10(8)(特集 二十世紀後期のマルクス主義) 1999.9 pp.49-70 情況出版
 →2000 (情況出版編集部 編)『アルチュセールを読む』pp.116-141 にも所収 情況出版
=2000 (井川 ちとせ 訳)「良心がわたしたち皆を主体にする――アルチュセ-ルの主体化/隷属化(サブジェクション)」"現代思想" 28(14)(特集=ジュディス・バトラ-――ジェンダ-・トラブル以降) 2000.12 pp.84-103 青土社


◆ 1997b Excitable Speech: A Politics of the Performative, Routledge.
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[Introduction の訳]
=1999 (竹村 和子 訳)「触発する言葉――パフォーマティヴィティの政治性」"思想" 892 1998.10 pp.4-46 岩波書店
=20040427 竹村 和子 訳,『触発する言葉――言語・権力・行為体』,岩波書店,295+3p.ISBN:4-00-023392-0 3500 [amazon] ※

◆ 2000 Antigone's Claim: Kinship between Life and Death. Wellek Library Lecture at the University of California, Irvine. Columbia University Press.
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=20021220 竹村 和子 訳,『アンティゴーネの主張――問い直される親族関係』,青土社,199p.ISBN:4-7917-6013-1 2400 [amazon] ※

☆ 共著

◆ 1995 (with Linda Nicholson, Seyla Benhabib, Drucilla Cornell and Nancy Fraser), Feminist Contentions : A Philosophical Exchange, (Thinking Gender), Routledge.
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◆ 2000 (with Ernesto Laclau and Slavoj Zizek) Coningency, Hegemony, Universality: Cotemporary Dialogues on the Left, Verso
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=20020418 竹村 和子・村山 敏勝 訳,『偶発性・ヘゲモニー・普遍性──新しい対抗政治への対話』,青土社,441p. ISBN:4-7917-5957-5 3200 ※ [bk1]

□内容説明[bk1]
新しい民主主義のための政治理論をいかに創造するか。「ジェンダー・トラブル」のバトラー、「ポスト・マルクス主義」のラクラウ、「ラカン派」のジジェクが一堂に会し、最先端の課題をめぐって激しく論争する。
□著者紹介[bk1]
〈バトラー〉カリフォルニア大学バークレー校マクシーン・エリオット教授(修辞学・比較文学)。
□著者紹介[bk1]
〈ラクラウ〉エセックス大学教授(政治理論)。


☆ 編著

◆1992 (with Joan W. Scott) Feminists Theorize the Political, Routledge.
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◆1993 (with Maureen MacGrogan) Linda Singer's Erotic Welfare: Sexual Theory and Politics in the Age of Epidemic. Thinking Gender, Routledge.

◆ 2000 (with John Guillory and Kendall Thomas) What's Left of Theory? New Work on the Politics of Literary Theory, Essays from the English Institute, Routledge.
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☆ 上記以外の、日本語になっている文章

1991? "Contingent Foundations: Feminism and the Question of 'Postmodernism'"? 詳細調査中
=2000 (中馬 祥子 訳)「偶発的な基礎付け――フェミニズムと「ポストモダニズム」による問い」 "アソシエ" 3 (特集 現代思想と批判的知性――5 ポスト・現代の「政治性」) 2000.7 pp.247-270 御茶の水書房

1993 "Endangered/Endangering: Schematic Racism and White Paranoia." In Robert Gooding-Williams, ed., Reading Rodney King/Reading Urban Uprising, pp. 15-22. Routledge.
=1997 (池田 成一 訳)「危険にさらされている/危険にさらす――図式的人種差別と白人のパラノイア」"現代思想" 25(11)(特集=ブラック・カルチャ-) 1997.10 pp.123-131 青土社

1994 "Sexual Traffic." (Judith Butler interviews Gayle Rubin) differences: A Journal of Feminist Cultural Studies (Summer-Fall 1994), 6(2-3), pp.62-99.
=1997 (Keith Vincent・河口 和也 訳)「性の交易」"現代思想" 25(13)(特集=「女」とは誰か) 1997.12 pp.290-323. 青土社

1994 "Gender as Performance: An Interview with Judith Butler." Radical Philosophy (Summer 1994),67 pp.32-39. [Peter Osborne と Lynne Segal によるインタヴュー]
=1996 (竹村 和子 訳)「パフォ-マンスとしてのジェンダ-」"批評空間 2期" 8(特集=セックス/ジェンダ-) 1996.1 pp.48-63 太田出版

1996 "Universality in Culture." In Joshua Cohen, ed., For Love of Country: Debating the Limits of Patriotism. Martha C. Nussbaum with Respondents, pp.45-52. Beacon Press.
=2000 (辰巳 伸知 訳)「文化における普遍性」 (辰巳 伸知・能川 元一 訳)『国を愛するということ 愛国主義の限界をめぐる論争』所収 pp.88-100. 人文書院

1998 "Merely Cultural", New Left Review227:33-44.
[Social Text (Fall/Winter 1997), 52/53, pp.265-277.にも掲載]
=1999 大脇 美智子 訳,「単に文化的な」,『批評空間 2期』23 1999.10 pp.227-240 太田出版
[Nancy Fraser を批判したもの。これに対するFraserの応答も、New Left Review, Social Text, 批評空間の同じ号に収録]

1998 (with Drucilla Cornell, Pheng Cheah, and Elizabeth Grosz) "The Future of Sexual Difference: An Interview with Judith Butler and Drucilla Cornell", diacritics, 28-1 (Spring 1998)
=2000 (板場 純子 訳)「性的差異の未来――ジュディス・バトラ-、ドゥルシラ・コ-ネルとのインタビュ-」"現代思想" 28(14)(特集=ジュディス・バトラ-――ジェンダ-・トラブル以降) 2000.12 pp.126-153 青土社


☆ 関連情報
Martha Nussbaum によるJ. Butler 批判については、Martha Nussbaum の項をご参照ください。

◇引用

「では、かりにわたしたちが言語的な存在でなければ、つまり存在するために言語を必要とするような存在でなければ、言葉によって中傷されることはなくなるのだろうか。言語に対して被傷性をもっているということは、言語の語彙のなかでわたしたちが構築されているゆえの、当然の帰結ではないか。わたしたちが言語によって形成されているなら、その言語の形成力は、どんな言葉を使うかをわたしたちが決定する前に存在しており、またわたしたちの決定を条件づけてもいる。つまり言語は、いわばその先行力によって、そもそもの初めから、わたしたちを侮辱していると言える。」(Butler 1997=2004: 3-4)

「私たちがだれか他人を承認するとき、あるいは自分自身を承認してほしいと頼むとき、私たちは他人に私たちをありのままに見るようにと頼んでいるわけではない。私たちが以前にそうであったように、その他者との出会いの前からそうだったような私たちを承認してほしいと、私たちは望んでいるわけではないのだ。そうではなくて、私たちが他者に自己の承認を迫るとき、その要請するという行いにおいて、すでに私たちは何か別の新しい存在となっている。なぜなら、私たちはそう他者に呼びかけることによって、もっとも広い意味で言語によって営まれる他者の必要、他者への欲望によって自己構築されるからであり、そのような他者がいなければそれは不可能だからである。承認を求める、あるいは承認を行うとは、人がすでにそうであるようなものとして承認を迫ることではない。それはある生成を願うこと、変化をうながすこと、つねに他者との関係において未来を招きよせることだ。」(Butler 2004=2007: 87)


*作成:立岩 真也八木 慎一
UP:20030301 REV:0304, 0403, 0509, 0725, 20040824, 20100301, 20100704
WHO  ◇フェミニズム feminism

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