『生命倫理学講義――医学・医療に何が問われているか』
斎藤 隆雄 監修・神山 有史 編 19980905 日本評論社,286p.
last update:20111125
■斎藤 隆雄 監修・神山 有史 編 19980905 『生命倫理学講義――医学・医療に何が問われているか』,日本評論社,286p. ISBN-10:4535560714 ISBN-13:978-4535560710 \2625 [amazon]/[kinokuniya]※be ms f02 r06
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
体外受精、臓器移植、遺伝子治療、胎児診断などの先進医療を臨床に応用することの是非、臨床治験、脳死、がん告知、患者の権利、インフォームド・コンセント、安楽死など、生命を扱う医療が抱える問題点は多々ある。しかしながら、これらの問題の多くはいまだ解決されておらず、医療を担うものは医療をどのように実践するべきか、医療を実践する側のあり方、医の倫理を確立することが求められている。本書は、医学生、医師のみでなく、医療にたずさわられる方々、そして生命倫理に関心をお持ちの方々にとって、生命倫理学の入門書として、また、現在の医療のあり方、問題の本質を知る一助となるもので、徳島大学医学科の講義を整理したものである。
内容(「MARC」データベースより)
生と死の段階での問題、患者の権利、インフォームド・コンセント、臨床治験、臓器移植、遺伝子操作、医学のありかた、がん告知などについて講義された徳島大学の「生命倫理学」の授業を再編集した。〈ソフトカバー〉
■目次
1 社会的存在としての人間から医療行為をみる―求められる豊かなイマジネーションと感性
2 医療過誤と患者の権利―医療事故相談センターの実践から
3 インフォームド・コンセント―法と判例理論からの検証
4 臓器移植とヒト革命―文明としての医療テクノロジーの行方
5 遺伝子改変動植物と生態系―「人間一人勝ち」の世界に未来はあるか?
6 産まない権利と産む権利―生殖医療のもたらす可能性と限界
7 臨床試験はどうあるべきか―被験者・患者のおかれる立場
8 医学と戦争―いま、医学界に問われていること
9 在宅医療―生命倫理から考える
10 死と医療―医療人類学からの提言
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:櫻井浩子 更新:竹川 慎吾