『死にゆく患者の心に聴く――末期医療と人間理解』
柏木 哲夫 19961031 中山書店,256p.
■柏木 哲夫 19961031 『死にゆく患者の心に聴く――末期医療と人間理解』,中山書店,256p. ISBN-10: 4521010113 ISBN-13: 978-4521010113 \1995 [amazon]/[kinokuniya] ※ d01
■内容
(「MARC」データベースより)
2000人ものターミナルケアに取り組んできた著者が、その体験をもとに、よりよい死について考える。末期の患者や家族とのコミュニケーションを通じて、どのような治療が必要なのか、実践的な手がかりを与えてくれる書。
■目次
はじめに
第一章 ホスピスの現場から 実際例を通して
癌告知と否定の死
癌告知と人生の質
闘いの死と受容の死
日常生活動作を支えるということ
壁を持った動作とのコミュニケーション
親の死と青年
死を前にした家族関係
カウンセリングと時制
対人関係と感情の表現
魂のケア
最期の望み
死別後の悲嘆
第二章 病名・病状の告知
病名告知の是非
病名・病状を伝えた後の対応
第三章 体の痛みと心の痛み
痛みと精神的ケア
宗教的な痛み
第四章 チーム医療とコミュニケーション
チームアプローチ
コミュニケーションのひろがり
第五章 死の教育
死の準備
死の家族
死を看取る医療と医師
あとがき
初出一覧
自著目録
参考文献
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岡田 清鷹