『いのちの始まりの生命倫理――受精卵・クローン胚の作成・利用は認められるか』
島薗進 20060120 春秋社, 326p.
■島薗 進 20060120 『いのちの始まりの生命倫理――受精卵・クローン胚の作成・利用は認められるか』, 春秋社, 326p. ISBN-10: 4393332474 ISBN-13: 978-4393332474 [amazon]/[kinokuniya] ※ be. c19.
■内容(「BOOK」データベースより)
医療技術の急速な発達により、人類はいま新たな局面に達している。七年間、国の生命倫理の審議に関わった立場から入り組んだ議論を解きほぐし、問題点を整理する必読の書。
(「MARC」データベースより)
「ヒト胚・ES細胞」をめぐる国の審議はなぜ挫折したのか。医療技術の急速な発達により、人類はいま新たな局面に達している。7年間、国の生命倫理の審議に関わった立場から、入り組んだ議論を解きほぐし、問題点を整理する。
■目次
第1部 対案・ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方(ヒト受精胚特定胚 ほか)
第2部 何が争点だったのか(人間の胚を利用することの是非―二〇〇二年三月、生命倫理専門調査会の審議の中で先端生命科学の倫理をどう論じるか―二〇〇三年一二月、中間報告をうけて ほか)
第3部 ヒト胚の研究・利用をめぐる討議の経緯(生命倫理委員会とヒト胚審議の始まりクローン技術規制法の問題点 ほか)
第4部 資料集(「ヒト胚の取扱い」をめぐる審議・関連略年表生命倫理専門調査会発足当初の配布資料(抄) ほか)
■書評・紹介・言及
◆立岩 真也 2013 『私的所有論 第2版』,生活書院・文庫版
*作成:櫻井浩子