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『聖典「クルアーン」の思想――イスラームの世界観』

大川 玲子 20040320 講談社,236p.

last update:20110620

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■大川 玲子 20040320 『聖典「クルアーン」の思想――イスラームの世界観』,講談社,236p. ISBN-10:4061497111 ISBN-13:978-4061497115 \735 [amazon][kinokuniya] ※ als-b2 6900jw 7000jw

■内容

出版社/著者からの内容紹介
ラマダーン月、ジハードから原型「天の書」まで
アッラーはすべてを決定する! 運命は書き換えられない!?
ユダヤ教・キリスト教への愛憎、運命観、社会の規範……ムスリムの聖典を読み解き、真のイスラーム理解へ誘う。

内容(「BOOK」データベースより)
ユダヤ教・キリスト教への愛憎、運命観、社会の規範…ムスリムの聖典を読み解き、真のイスラーム理解へ誘う。

著者について
1971年、大阪生まれ。文学博士。東京大学文学部イスラム学科卒、カイロ留学、ロンドン大学大学院東洋アフリカ研究学院(SOAS)修士課程修了(MA)の後、東京大学大学院人文社会系研究科イスラム学博士課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員。専攻はイスラーム学。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大川 玲子
1971年、大阪生まれ。文学博士。東京大学大学院を経て、カイロ留学、ロンドン大学大学院東洋アフリカ研究学院(SOAS)修士課程修了(MA)の後、東京大学大学院人文社会系研究科イスラム学博士課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員。専攻はイスラーム学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

第一章 クルアーンとはいかなる聖典なのか?
 1 誕生の経緯――アッラーの啓示から書物へ
 2 構成と内容
 3 読誦されるクルアーン――日常生活のなかで
 4 クルアーンが語るクルアーン――その自己認識

第二章 預言者たちとクルアーンに先行する諸啓典
 1 「啓典の民」と「純正一神教徒」―クルアーンのユダヤ・キリスト教徒観
 2 預言者たちと啓典―アダムからアブラハムへ
 3 モーセの「律法の書」、ダビデの「詩篇」、イエスの「福音の書」
 4 クルアーンの優越性

第三章 「天の書」とクルアーン
 1 「天の書」と人間の運命
 2 「記録の書」と人間の自由意思
 3 「天の書」からクルアーンへ――啓示が下される時

第四章 日本人とクルアーン
 1 英雄「マホメット」への関心――大正のクルアーン訳
 2 「亜細亜との連帯」を目指して――戦前のクルアーン訳
 3 学問と信仰――戦後のクルアーン訳

おわりに
主要参考文献

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20110620 REV:
『ALS:不動の身体と息する機械』文献表+ ◇『宗教的経験の諸相 上』 ◇『宗教的経験の諸相 下』身体×世界:関連書籍 2000-2004  ◇BOOK
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