『盲人福祉事業の歴史 』
谷合 侑（たにあい・すすむ） 19980420 明石書店 ，259p.
last update:20120220
■谷合 侑 19980420 『盲人福祉事業の歴史』，明石書店，259p. ISBN-10: 4750310379 ISBN-13: 978-4750310374 \3045 ［amazon］／[kinokuniya] r06 f02
■内容（「MARC」データベースより）
点字出版、点字図書館、授産施設、新職業、盲老人ホーム、救護施設、盲人用具そして盲導犬に至るまでの福祉事業とその歴史を詳細に解説する。盲人福祉事業のこれまでとこれからを考える上で役立つ一冊。
■目次
推薦のことば(日本点字図書館理事長 本間一夫) 3
まえがき 5
序章 希望の泉の文字――「点字」誕生の歩み 13
第一章 点字印刷・出版事業 23
第一節 明治期の点字出版事業 24
第二節 国産点字盤と点字製版機の製作 33
第三節 大正期の点字出版事業 40
第四節 昭和前期の点字出版事業 47
第五節 昭和後期の点字出版事業 58
第六節 現在の状況と課題 65
第二章 点字図書館事業 69
第一節 日本盲人図書館の開設 70
第二節 身体障害者福祉法と点字図書館 78
第三節 事業の拡大 84
第四節 日本盲人社会福祉施設協議会・点字図書館部会の取り組み 93
第五節 現在の状況と課題 97
第三章 授産施設などの事業 101
第一節 授産施設の開拓者――近藤正秋 102
第二節 盲重複障害者のための授産施設の開拓者――中道益平 109
第三節 授産施設の法規定と四種の授産施設 115
第四節 現在の諸運動と課題 122
第四章 新職業開拓の事業 127
第一節 新職業開拓と職能開発研究 128
第二節 新職業開拓の歴史 135
第三節 新職業教育の展開と新職業の現状 139
第四節 大学卒業者と職域拡大の現状 149
第五章 盲老人ホームおよび救護施設の事業 159
第一節 盲老人ホームの誕生と全国組織の結成 160
第二節 施設の増設と職員配置の推移 164
第三節 現在の課題とそれへの取り組み 167
第四節 救護施設の変遷 170
第五節 救護施設の現状と課題 176
第六章 盲人用具の開発・頒布事業 181
第一節 点字器の開発事業の変遷 182
第二節 盲人用安全杖(白杖)の変遷 187
第三節 盲人用日常生活用具の開発と普及の活動 193
第四節 点字ブロックと音響式信号機 197
第五節 現在の課題 200
第七章 盲導犬育成事業 203
第一節 盲導犬史のあけぼの 204
第二節 東京盲導犬協会からアイメイト協会へ 211
第三節 新規事業所の設立相次ぐ
第四節 法的な裏付け 217
第五節 盲導犬に対する理解の広がり 219
終章 絶えることのない地下水――ボランティア活動の歩み 225
あとがき 241
＊作成：植村 要