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『からだ・私たち自身』

ボストン女の健康の本集団 19881005 松香堂書店,608p.

last update:20101203

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The Boston Women's Health Book Collective 1984 The New Our Bodies, Ourselves : A Book by and for Women, Simon & Schuster ISBN-10: 0671460889 ISBN-13: 978-0671460884 [amazon]/[kinokuniya]
=「からだ・私たち自身」日本語版翻訳グループ訳;「からだ・私たち自身」日本語版編集グループ編 19881005 『からだ・私たち自身』 松香堂書店,608p. ISBN-10:4879748811 ISBN-13:978-4879748812 \5000 [amazon][kinokuniya] ※ f03 w

cf. 原著最新版は以下の通り。The Boston Women's Health Book Collective 2005 Our Bodies, Ourselves: A New Edition for A New Era (4th Edition), Touchstone, 848p. ISBN-10: 0743256115 ISBN-13: 978-0743256117 [amazon][kinokuniya] ※ f03 w

■内容

◇書誌(奥付より) からだ・私たち自身
(c) 1988
普及版 定価5,000円
1988年10月5日初版発行
編著 ボストン女の健康の本集団
翻訳 『からだ・私たち自身」日本語版翻訳グループ
編集 『からだ・私たち自身』日本語版編集グループ
発行者 中西豊子
発行所 有限会社松香堂書店
〒603 京都市上京区下立売通西洞院西入
電話 075-441-6905
振替 京都8-7950
印刷所 中西印刷株式会社
ISBN 4-87974-881-1

◇日本語版製作スタッフ
監修 藤枝澪子
校閲 河野美代子、荻野美穂

◇日本語版翻訳グループ
秋元千枝子、岩田文、上野千鶴子、大沼恭子、荻野美穂、桂容子、金共子、桐口生美、国信潤子、小畠純子、坂下寛子、津田里子、鳥居祥子、中西清美、萩谷美樹子、浜尾幸恵、藤枝澪子、本田敏子、松里篤子、村上真砂美、八木由利子、善積京子、渡辺和子

◇日本語版編集グループ
乾泰子、今井孝子、荻野美穂、笠原きく子、木下明美、栗原葉子、小橋模子、小宮山千代、杉原登喜子、田中愛子、田間泰子、中西豊子、中村珠美、中山紀代子、信次啓子、朴真理子、広橋美保、藤美津子、藤枝澪子、藤岡康子、堀田珠子、松井京子、松本美恵子、村井ひろみ、渡辺美智子

■目次

◆詳細な目次へのリンク

第T部 わたしのからだは私たち自身で
第1章 からだのイメージ
第2章 食べもの
第3章 お酒とクスリとタバコ
第4章 運動
第5章 健康でいるために――医療にかわるもの
第6章 精神療法
第7章 環境と職業
第8章 女性に対する暴力

第U部 人間関係と性
第9章 男女の協力へ向って――男性との関係
第10章 女を愛する――レズビアンの生活と関係
第11章 セクシャリティ

第V部 生殖ということ
第12章 性と生殖――構造と生理
第13章 避妊
第14章 性感染症
第15章 妊娠したかなと思ったら――診断と決断
第16章 妊娠中絶
第17章 新しい生殖テクノロジー

第W部 出産
第18章 妊娠
第19章 出産
第20章 出産のあと
第21章 不妊と流産

第V部 女と老化
第22章 女が老いるとき

第Y部 病気
第32章 よくある病気・珍しい病気

第Z部 女と医療制度
第24章 女と医療の政治学
第25章 変革を求めて
第26章 国際的視野

◆詳細な目次

序文(原書から) 3
日本語版発刊にあたって 7

第T部 わたしのからだは私たち自身で
はじめに

第1章 からだのイメージ 21

第2章 食べもの 26
よい食事 26
菜食主義 30
栄養剤をのむべきか 31
子供によい食事をさせるために 35
食事のパターンからくる問題 35
なぜ上手に食べることはむずかしいのか 38
食料システムと女性労働者 41

第3章 お酒とクスリとタバコ 42
アルコール 42
気分を変える薬物 43
喫煙 47

第4章 運動 50
からだを動かすこととその影響 50
障害の克服 52
運動と身体障害 53
運動と肥満 53
運動と老化 54
運動と病気 54
さまざまな選択 54
歩行 55
ジョギングやランニング 55
水泳 55
東洋的訓練 56
武道 56
ダンス 56
サイクリング、ハイキング、スキー、ラケットポール、その他 57
重量スポーツ 57
グループスポーツ 57
自分で気をつけること 58
けが 60

第5章 健康でいるために――医療にかわるもの 61
養生療法の根底にある考え方 61
養生療法と施療者についての問題点 62
養生療法と施療者を選ぶ 63
養生療法 65

第6章 精神療法 76
いろいろな種類のセラピスト 78

第7章 環境と職業 80
化学薬品 80
放射能 80
有害物質の健康への影響 82
環境汚染に挑む 84
職場の危険 86

第8章 女性に対する暴力 92
被害者を責める 92
男性と女性と権力――女性に対する暴力の真の意味 93
人種と階級と女性に対する暴力 93
暴力に立ち向かう――予防と警戒 94
法制度 94
強姦 94
女性への虐待 97
性的いやがらせ 99
子どもたちを対象とする近親相姦と性的虐待 100
護身術 101
今日と明日 103
付記 売春 104

第U部 人間関係と性
はじめに 109

第9章 男女の協力へ向って――男性との関係 111
個人の問題は政治の問題 111
男性との緊張関係――対等な力関係に向けて 114
「いい関係」を持続させるために 120

第10章 女を愛する――レズビアンの生活と関係 117
カムアウト――レズビアンであることの表明 128
レズビアンコミューーティの発見 131
関係 132
セクシャリティ 135
法的問題 137
医療 138
さまざまなレズビアン 140
日本のレズビアンたち 146

第11章 セクシャリティ 149
成長 150
空想 151
自分自身とのセックス――マスターベーション 152
セクシャリティの身体的側面 153
処女性 157
「禁欲」の新たな解釈 157
両性愛 158
関係の中でのセックス 159
性についてのコミュニケーション 160
性行為の探究 161
生涯にわたる性 166
性とからだの障害 167
性の政治学 170
からだの障害とセックス 174
性の健康のために 177

第V部 生殖ということ
はじめに 185

第12章 性と生殖――構造と生理 186
からだの発見 186
性・生殖器の構造と生理 186
生殖サイクルの各時期 191
排卵周期・排卵 191
子宮の周期 191
付記 ホルモンと月経周期 197

第13章 避妊 99
避妊への障害 199
私たちにできること 201
妊娠はどうやって起きるか 201
避妊法の選び方 201
ペッサリー 204
コンドーム 207
避妊用スポンジ 208
サーピカル・キャップ 209
殺精子ゼリーとクリーム 211
フォーム(エアゾール式膣用殺精子剤) 212
自己観察法(別名自然避妊法) 213
排卵法(頸管粘液自覚法) 214
観察体温法(STM) 214
禁欲 215
経口避妊薬ピル 215
混合ピル 217
プロゲスチンだけのピル 223
合成ホルモンの研究と開発 224
デポ・プロペラとその他の注射避妊薬 224
男性用ピル 225
モーニングアフター・ピル(性交後のピル) 225
IUD 226
膣外射精 232
避妊とはいえない方法 232
不妊手術 232
卵管結紮 234
新しい女性用不妊法 235
男性用不妊手術――パイプカット 235

第14章 性感染症 238
性感染症とは何か 238
どのようにして性感染症は広がるか 239
私が性感染症になる確率は 239
避妊と性感染症 239
問題がいかに大きいか 240
なぜ予防が大切か 240
どうやって性感染症を予防するか 240
従来の治療法とそれ以外の方法 241
社会問題 241
性感染症の症状と治療 242

第15章 妊娠したかなと思ったら――診断と決断 256
どこで妊娠テストを受けるか 256
妊娠テストの種類 256
どうするか決めかねているとき 258
子供を産み育てること 258
中絶 258

第16章 妊娠中絶 260
医学的中絶法 262
危険と合併症 265
麻酔 266
中期中絶 269
中期誘発中絶を受けるとき 271
食塩水注入法とプロスタグランディン中絶の比較 271
中絶のあと 273
中絶の歴史と政治 275

第17章 新しい生殖テクノロジー 284
他人の精子による授精(DI) 285
代理母 286
体外受精(IVF) 287
男女の産み分け 289
未来―人工処女生殖、卵融合、クローニング 290

第W部 出産
はじめに 295

第18章 妊娠 297
出産前ケアー――妊娠、陣痛、出産の準備 297
病院での出産 307
独立の出産センター 207
自宅分娩 308
妊娠そのものについての話 310
附録 320

第19章 出産 331
信頼の環境 331
疑いの環境 332
陣痛 335
出産 344
分娩直後 344
胎盤の娩出(後産) 345
赤ちゃん誕生後の数時間 345
異常な陣痛と分娩のいくつかの兆候 347
早期産 348
産科の定石、処置、薬品 349
病院出産の場合の薬と医療の介入 350
帝王切開 355
分娩の後で 360

第20章 出産のあと 362
母親になること 362
産後の体験: 362
第1段階――親になること 363
授乳 365
第2段階――赤ちゃんのいる生活への適応 369
第3段階――長期にわたる問題 373
母親の健康と幸福 375
保育 379

第21章 不妊と流産 384
不妊症 384
不妊症と心のうごき 385
不妊症の原因 386
診断 388
治療 389
流産 390
子宮外妊娠 392
死産 393
不妊のカップルのための選択 393

第V部 女と老化

第22章 女が老いるとき 299
年をとるということは 399
中年期 402
更年期 406
成熟した女性とセクシャリティ 412
老化と予防保健――特別な問題 415
医療を受けるとき 418
老年期 420
介護と生活上の取決め 425
死 428
生きぬく技術 429

第Y部 病気

第32章 よくある病気・珍しい病気 435
婦人科の診察、検査および処置 435
寄生虫の侵入 442
子宮頚部 444
悪性ではない乳房の状態とは 447
DES 456
子宮内膜症 459
骨盤内感染症 461
尿路感染症 464
子宮と卵巣 467
子宮摘出術と卵巣摘出術 469
膣と外性器 475
貧血 478
関節炎 479
癌について 480
乳癌 486
子宮癌 卵巣癌 493
糖尿病 495
高血圧、心臓病、循環器の病気 496
毒物ショック症候群(TSS)――新たに注目されてきた病気 501

第Z部 女と医療制度

第24章 女と医療の政治学 507
アメリカ合州国の医療制度 507
日本の医療制度
医療費 515
保険制度 516
薬規制 518
医師養成制度 519
看護制度 525
医療制度 532
問題の報告先 534
医療過誤と訴訟 539
なにか問題が起こったら
制度の中で――医療の選び方、利用のしかた 527
あなたの医師を調べるには 530
入院経験――問題点と対処のしかた 531
保健医療施設の評価 532
ひとりの女性に何ができるか――もっともよい医療への3つのステップ 533
問題を報告しよう 534
苦情のいい方 537

第25章 変革を求めて 546
力をあわせよう 546
女性の健康運動 548
日本のグループ 552

第26章 国際的視野 556
性差別主義 556
生殖――産む 産まないの権利を管理するのは女性か、社会か 556
誤った優先事項の輸出 558
「フェミニズムは夢物語ではない」 564

附録 産婦人科 助産院アンケート 566
参考図書 596
アメリ力の団体名一覧表 601

索引 606

日本語版製作にあたってご協力してくださったグループ・個人名 607
日本語版製作スタッフ 608

表紙 宮迫千鶴
カット ふじみつこ


*作成:箱田 徹
UP:20101203
フェミニズム (feminism)/家族/性… 女性学(women's studies) 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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