HOME > BOOK >

『ミッシング・ピーシズ――アメリカ障害学の原点』

Zola,Irving 1983 Missing Pieces: A Chronicle of Living With a Disability,Temple Univ Pr,256p.
=20201024 ニキ リンコ,生活書院,416p.

Tweet
last update: 20210325

『ミッシング・ピーシズ――アメリカ障害学の原点』
このHP経由で購入すると寄付されます


■Zola,Irving 1983 Missing Pieces: A Chronicle of Living With a Disability,Temple Univ Pr,256p. =20201024 ニキ リンコ 『ミッシング・ピーシズ――アメリカ障害学の原点』,生活書院,416p ISBN-10: 4865001174 ISBN-13: 978-4865001174 2500+ [amazon][kinokuniya] ※ ds/ds

■内容

生活書院のページより

──人を半人前扱いするとはどういうことかという問いは、結局のところ、私たち全員に向けられた問いである。
  (本書、終章より)

身体(医学モデル)と社会(社会モデル)の二分法を架橋し、アメリカにおける「障害社会学」から「障害者の語りとしての障害学」への分水嶺ともなった、ゾラの主著にして必読の書。

引用元【生活書院ページ

■目次

序文 ナンシー・メアーズ
謝辞

第1部 その前

 序章 「障害の克服」は物語のはじまりにすぎない
 第1章 はじまりには理念があった
 第2章 初めての理想郷訪問

第2部 その間

 第3章 もりだくさんすぎる一日――五月二五日 木曜日
 第4章 一日を埋めつくす細々とした出来事――五月二六日 金曜日
 第5章 一年でもっとも華々しい夜――五月二七日 土曜日
 第6章 自分と向き合い、対話する――五月二八日日曜日
 第7章 権力も愛も、分かちあう事は難しい──五月二九日 月曜日
 第8章 立っているか座っているか、それですべてが違ってくる──五月三〇日 火曜日
 第9章 過ぎ去れど、忘れえぬ──五月三一日 水曜日

第3部 その後

 第10章 聞くのも難しいが、語るのはさらに難しい──身体障害者と慢性疾患患者という実際にはなりそうもないが、なったら問題だらけな世界についての考察
 第11章 廃疾にいたる四つの階段――性の否定、怒りの否定、脆弱さの否定、可能性の否定
 終 章 インテグレーション、個人、社会についての、締めくくりではあるがとても終わりとはいえない考えのいくつか

解説――アメリカ障害学の原点 杉野昭博


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20210325 REV:
障害学 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)