『中味のない人間』
Agamben, Giorgio 1970 L’uomo senza contenuto, Milano; Rizzoli.
=20021210 岡田温司・岡部宗吉・多賀健太郎 訳,人文書院,253p.
■Agamben, Giorgio 1970 L’uomo senza contenuto, Milano; Rizzoli. =20021210 岡田温司・岡部宗吉・多賀健太郎 訳,『中味のない人間』,人文書院,253p. ISBN-10:4409030698 ISBN-13:978-4409030691 \2520 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
ベンヤミンゆずりの政治と芸術の内在的連関、古代や中世から近・現代までの自由な時間の往還、ここには、哲学、美学、詩学、言語学から、神学、政治学、法学、さらには医学史や生物学にまで及ぶ思想家の仕事のすべてがある。
アガンベン28歳、恐るべき処女作。
■目次
第1章 このうえなく無気味なもの
第2章 フレンホーフェルとその分身
第3章 趣味人と分裂した弁証法
第4章 驚異の部屋
第5章 「詩についての判断は詩よりも価値がある」
第6章 自己を無にする無
第7章 剥奪は顔貌のごとく
第8章 ポイエーシスとプラクシス
第9章 芸術作品の根源的構造
第10章 メランコリーの天使
原註
訳註
解説 アガンベンへのもう一つの扉――詩的なるものと政治的なるもの
主要事項索引
主要人名索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治