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日本文化人類学会近畿地区研究懇談会

フレデリック・ケック講演「レヴィ=ストロース以後の人類学」

2010/11/12
於:立命館大学衣笠キャンパス末川記念館第2会議室
チラシ〔PDF〕
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last update: 20101119

■日本文化人類学会近畿地区研究懇談会
 フレデリック・ケック講演「レヴィ=ストロース以後の人類学」

日時:2010年11月12日(金)16:00〜
場所:立命館大学衣笠キャンパス末川記念館第2会議室

◆報告者:フレデリック・ケック(Frederic Keck)教授

レヴィ=ストロースの没後1年を迎えようとしていますが、100年に及んだその生涯で培われた功績には、後生の手によって今なお展開すべきものが多く遺されているように思われます。今回の地区研究懇談会では、構造人類学を手がかりに感染症の人類学的研究を進めるフレデリック・ケック教授(フランス国立研究センター教授)に「レヴィ=ストロース以後の人類学」と題した報告をしていただきます。9月に出版されたばかりのアルバン・ベンサ(Alban Bensa)氏のApres Levi-Strauss : Pour une anthropologie a taille humaine (『レヴィ=ストロース以後:ヒューマンスケールの人類学に向けて』)の検討をはじめ、レヴィ=ストロースを今日の人類学においてどのように位置づけうるのか、そして何を引き出すことができるのかを議論していただきます。

講演は英語で行われますが通訳の対応はありません

◆報告者紹介:フランス国立研究センター教授、構造人類学を現代世界の解明に適用し、感染症のカタストロフィーの人類学を追求する。著書に『レヴィ=ストロース―ひとつの序論』(2004)『レヴィ=ストロースと野生の思考』(2005)『流感にかかった世界』(いずれも未邦訳)等。2008年5月に刊行されたプレヤード版レヴィ=ストロース著作集の編集者のひとり。


■当日の光景
全体風景
写真:懇談会全体の風景

フレデリック・ケック氏
写真:フレデリック・ケック氏



◇2008年に立命館大学で行われたケック氏企画の記録
2008年12月4日 「鳥インフルエンザの人類学的研究」
http://www.arsvi.com/2000/081213kh.htm