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新聞記事「森崎和江の世界:著作集『精神史の旅』全5巻完結/下 「日本」と「いのち」」

『毎日新聞』東京夕刊 20090526


■森崎和江の世界:著作集『精神史の旅』全5巻完結/下 「日本」と「いのち」

 ◇「わたし」探しの旅の先に

 1960年代初頭、雑誌『サークル村』を離れた詩人、作家の森崎和江さんは、それでも筑豊に住み続けた。炭鉱の女性たちが、森崎さんを支えた。
 炭鉱の合理化が進むなか、女性たちは<夫(および男たち)に興味を失って、同じ現場で働く同性を愛しはじめました。(略)彼女らは顔をかがやかしたままアトヤマを>(『森崎和江コレクション』第2巻)やるようになる。つまり、かつて男性と坑内に入った女性たちは、再び、自ら外で働き出した。その姿に、森崎さんはひかれた。
 自らは、以前坑内で働いた女性らの話を聞き、それをまとめた。 [以下略]

┃2009/05/26『毎日新聞』東京夕刊
http://mainichi.jp/enta/art/news/20090526dde018040062000c.html


*作成:村上 潔
UP: 20091109 REV:20230929(中井 良平
全文掲載  ◇森崎 和江
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