『日本寄せ場学会 編『寄せ場』5号 特集:YOSEBA――世界に遍在する?
日本寄せ場学会 編 199111 現代書館,224p.
[Korean]
last update: 20200115
■日本寄せ場学会 編 199111 『寄せ場』5号 特集:YOSEBA――世界に遍在する?,現代書館,224p. ISBN-10:4768477550 ISBN-13:978-4768477557 \1890
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■内容
編集後記(157ページ)
これまで春に刊行していた本誌を、本号より秋に出すことになった。第四号の刊行から約半年、早くから準備していた原稿もいくつかあったが、最後はやはりあわただしくなった。それと今一つ、全体に量をへらし、多少身を軽くして中身を集約的なものにしていくこと。本号は視野を日本の国境の外へひろげるものとなったが、内容はいかがであろうか。国家・国境・民族……。われわれは、底辺の視座からこれらを問い直し、あえて国際社会の枠組みを改めて問うていく時代の中にいる。パレスチナ難民の問題も、まさにこの点にかかわっている。藤田氏の文章の中に「混ざり合うことが活気づくこと」ということは、実際、重い問題を含むことだけれども、楽しいことではないか。
■目次
寄せ場における外国人労働者
上山純二
西日本支部越冬活動報告
西日本支部越冬実行委員会交流会
花岡事件――中国人強制連行の捉え方
新美隆
サハリンの残留韓国・朝鮮人問題を「読む」
趙喜珠・安井之彦
産油国クウェートの歴史――パレスチナ難民の体験を通して
藤田進
ニカラグァ――都市における土地占拠民の状況
崎山政毅・土肥真人・宮園龍二
【書評】
布野修司『カンポンの世界』(自著自評)
柳田大元『アラスカ最底辺』
松沢哲成
『群居』27号/特集=居住地再開発のオルタナティブ
斎藤博之
カラバオの会編『仲間はじゃないか、外国人労働者
中西昭雄
「寄せ場の声」を聴くために==パンフレット、ニュースレター案内
〔学会日報〕/〔編集後記〕/〔Summary〕
■引用
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志