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パレスチナ




日本パレスチナ医療協会(JPMA)
 http://www1.ttcn.ne.jp/~jpma
パレスチナ子供のキャンペーン
パレスチナの平和を考える会
◆パレスチナ情報センター
 http://palestine-heiwa.org/


◆2006/09/03 『ガーダ パレスチナの詩』上映

 ……

◆2005/03/06 ◆古居みずえさん・パレスチナ現地報告会 於:大阪

◆2004/08/04 「元米兵が語るイラク・パレスチナ」 ケン・オキーフさんを迎えて

◆2003/12/13 古居みずえさん講演会+パレスチナ映画『ガザ回廊』上映 於:京都
◆2003/05/02 国際連帯運動 プレスリリース
◆2003/07/19 「パレスチナで何が起こっているのか」
 人権弁護士ラジ・スラーニが語るパレスチナ問題とイーデス・ハンソンとの対話
◆2003/07/21 パレスチナの平和と人権--ガザからの証言--
 お話:ラジ・スーラーニさん(パレスチナ・ガザの弁護士)
◆2003/08/01〜「シャヒード、100の命 〜パレスチナで生きて死ぬこと〜」展

◆『現代思想』2002年6月臨時増刊号 総特集 思想としてのパレスチナ
 1200円(本体1143円) ISBN4-7917-1092-4
 http://www.seidosha.co.jp/siso/200206s/ ※

◆日本中東学会特別講演会
 「パレスチナ・イスラエルの現状を考える」(入場無料・参加自由)
 日時:2002年4月30日(火)午後6時―8時30分(開場5時30分)

講演者:臼杵 陽(国立民族学博物館地域研究企画交流センター教授)
    笈川 博一(杏林大学教授)
    鵜飼 哲(一橋大学教授) 
    高橋 和夫(放送大学助教授)
司会: 長沢 栄治(東京大学教授、中東学会理事)

会場:一橋記念講堂(学術総合センタービル内) 
101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
営団地下鉄半蔵門線/都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」A8,9出口
営団地下鉄東西線「竹橋」1b出口 徒歩5分
http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.htmlに地図あり
連絡先:日本中東学会事務局
〒112-8610
東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学文教育学部
比較歴史学コース三浦徹研究室内
電話&ファックス 03-58978-5184
電子メールjames@cc.ocha.ac.jp
URL:http://wwwsoc.nii.ac.jp/james/index.html

◆2002/03/17 「パレスチナ/イスラエルの女たちと語る平和・自立」3・17シンポジウム
 (↓)
◆Edward Said April 07, 2002
 Thinking ahead: After survival, what happens ?
◆ギラ・シヴィルスキー 2002/04/10
 「最前線からの手紙」
◆2002/04/12 「イスラエル大使館に抗議を(緊急)」(栗田氏)  (↓)
◆2002/04/  パレスチナ子供のキャンペーンの<現地緊急速報>
◆2002/04/  森沢典子(パレスチナ情報)

 

◆「パレスチナ/イスラエルの女たちと語る平和・自立」3・17シンポジウム

 *つるたさんより

各種のニュースや2月27日付けのJVCの佐藤さんからの報告
http://www2.mnx.jp/~jyb2774/P-Watch_02_02_27.txt
にもあるように、パレスチナの現状はますます、厳しいものに
なりつつあります。

こんな状況のなかで、わたしに出来ることは、とても限られているのですが、
まず、一人でも多くの人に現状を知って欲しいと思います。

詳しいことは以下に貼り付ける集会の案内にありますが、
こんな状況の中でもパレスチナ人とユダヤ人がいっしょに
生きて行ける社会をめざす人たちがいます。

彼女たちの声をひとりでも多くの人たちとわかちあいたいと
思います。

集会に参加してください。
賛同してもらえたら、もっとうれしいです。
そして、このメールを知り合いに転送してください。

===以下、案内==

「パレスチナ/イスラエルの女たちと語る平和・自立」3・17シンポジウムへの
参加・賛同を!!

 昨年9月11日の出来事に対する措置として、アメリカ政府は「報復戦争」という選
択を行い、「対テロ戦争」の継続を宣言しました。またイスラエル政府は、「テロ対
策」を恰好の口実としてパレスチナ人への弾圧を一層強化し、「オスロ合意」を完全
に破綻させつつあります。パレスチナ自治区への軍事攻撃は日ましに拡大し、パレス
チナ民衆は先の見えない絶望的な状況に置かれています。
 しかしパレスチナ民衆にとって、このような困難は今に始まったことではありませ
ん。彼/彼女たちは、自分たちを取り囲む状況がどうあろうと自分たちの手で生活を
切り開き、変転する現実の中で逞しく生き続けてきたのです。
 イスラエル国内で生きるパレスチナ人は、「ユダヤ人国家」イスラエルの中で「二
級市民」の扱いを受け、離散パレスチナ人とは異なる苦難の体験を重ねてきました。
イスラエル建国によって長年生きてきた土地を奪われ、移住を強いられても、いまだ
に補償金の受け取りを拒否して闘い続けている人もいます。ユダヤ人が多数を占め利
益を独占する中で、自分たちの自立のためにさまざまな取り組みを行なっている人が
います。そして、そんなパレスチナ人との「共生」のありかを探り、イスラエル国家
のあり方そのものに批判の眼を向ける、少数のユダヤ人たちがいます。
 来る3月、イスラエル国内のパレスチナ農業団体「ガリラヤのシンディアナ」から
、パレスチナ人女性サーミヤ・ナセルさんとユダヤ人女性ハダス・ラハブさんが来日
します。彼女たちはパレスチナ人とユダヤ人が平等に生きることの出来る社会のため
にはパレスチナ人が自立できる生産力・技術力を持つことが必要だと考え、農業の復
興に取り組んできました。また、草の根の教育・文化活動や女性の自立支援のための
運動を行っています。彼女たちの来日は、仙台の市民グループ「パレスチナと仙台を
結ぶ会」「パレスチナ・オリーブ」が中心になって企画されましたが、東京でも彼女
たちを迎える集会・交流会を実現したいと考えています。
 イスラエルに限らず、この日本でも軍隊が民衆を守る存在ではなく、そこに暮らす
人々の生活を脅かすものであることは、明らかです。そして「平和」は国家や軍隊に
よって守られるものではなく、そこで暮らす人々の具体的な取り組みの中で作り上げ
てゆくしかないものだと思います。それは、占領状態や基地の存在に取り囲まれなが
ら生活を続け、抵抗運動を続ける世界各地の民衆と共有できる視点でもあるでしょう
。今回は沖縄からダグラス・ラミスさんにも加わっていただきます。
 「パレスチナ/イスラエルの女たちと語る平和・自立」3・17シンポジウムでは、
軍国主義国家イスラエル(被占領パレスチナ)の中で生きる女性たちと、民衆の手で
実践する平和や自立の営みについて、共に論議してゆきたいと思います。多くの団体
・個人の参加を心から呼びかけます。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「パレスチナ/イスラエルの女たちと語る平和・自立」3・17シンポジウム
◆日時:2002年3月17日(日)午後1時半より
◆場所:茗台区民プラザ(地下鉄丸の内線茗荷谷駅徒歩10分/文京区春日2-9-5)
◆パネラー:サーミヤ・ナーセル、ハダス・ラハブ、ダグラス・ラミス
◆参加費:前売り800円/当日1000円
(事前予約[前売り扱い]は、下記のFaxか電子メールにお願いします)
◆主催:3・17シンポジウム実行委員会
◆呼びかけ人:天野恵一(日本の参戦を許さない! 実行委員会)、大野和輿(農業
ジャーナリスト)、小笠原公子(日本キリスト教協議会平和・核問題委員会委員長)
、岡田剛士(派兵チェック編集委員会)、上條充(江戸糸あやつり人形)、栗原幸夫
(元AA作家会議事務局長)、河野康弘(ジャズ・ピアニスト)、谷山博史(JVC事務
局長)、奈良本英佑(法政大学教員)、平井玄(音楽評論家)、藤田進(東京外国語
大学教員)、松井やより(VAWW-NET JAPAN)[五十音順]
◆連絡・問合せ先
 住所:東京都新宿区上落合3-25-1-301 落合BOX気付
 電話:03-5397-4843/Fax:03-5397-4898(アクト・アイン)
 電子メール:tokada@jca.apc.org
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

★彼女たちの滞在費や交通費など多くの経費が必要です。
 シンポジウムを実現させるために、賛同人・賛同団体を募っています。
★趣旨を踏まえて、ぜひとも賛同していただけますよう、お願いいたします。
★賛同金:個人1口1000円/団体1口2000円
★郵便振替口座:口座番号:00170-0-608839/加入者名:サーブリーン協会
(郵便振替の場合には、お手数ですが通信欄に「3.17シンポ賛同金」と、お書き添え
ください。)
◆また、3月13日(水)夜7時〜(どぅたっち[JR駒込駅下車、徒歩5分]/参加費
:3000円/20人程度)と、17日のシンポジウムの後(夜6時〜/文京区民センター・
3C会議室[地下鉄三田線春日駅すぐ]参加費など詳細は未定)に交流会を予定してい
ます。

−−−−−−−−−−−−−−−キリトリ線−−−−−−−−−−−−−−−−−

「パレスチナ/イスラエルの女たちと語る平和・自立」3・17シンポジウムに
賛同します

◆賛同金
 □個人1口1000円
 □団体1口2000円を、
 (  )口、(       )円

◆送金方法:□郵便振替 □手渡し □その他

◆お名前(団体名):
◆所属など:
◆ご住所(連絡先):

===案内ここまで===

 

◆200008 斉藤さん@足立区 より

標記案内をbccで転送しています。再転送できれば、よろしく。
呼びかけに応えることのできる方は署名してください。

OKA/TAZAKIさんの00.8.23 1:33 PMのメッセージを転送します:

岡@大阪です。

パレスチナからの緊急の要請です。
CPRR(パレスチナ人の財産返却/補償と帰還のための評議会)という団体が、
9月1日までに世界じゅうで、パレスチナ難民の故郷への帰還の権利と財産返却/補
償の権利を
求める請願への署名活動を展開しています。
目標は100万人(!)です。目下、8万人以上の署名が集まっているようです。
CPRRの顧問には、ハナーン・アシュラーウィー(中東和平交渉におけるパレスチナ代
表団メンバー)、
ノーム・チョムスキー、エドワード・サイードなども名を連ねています。
ぜひ、署名してくださるよう、お願いします。

世界のべつのところで、過去に犯された不正が正される実績がひとつでも
増えることは、
私たちの社会が過去に犯した不正を正していくための強力な推進力にもなります。

以下、CPRRの請願の日本語訳(岡による試訳)および原文(英語)をコピーします。

岡真理

/////////////////////////////////////////

友人のみなさん、
もし、あなたがこの請願に署名して下さったなら、
世界はもっと平和なものになるかもしれません。
どうか、あなたのお友達にもこれをまわしてください。
アビール&ウサーマ

CPRRの請願目標 2000年9月1日までに100万人署名を

パレスチナ人の財産返却/補償と帰還のための協議会(CPRR)は、
これを読む人すべてに呼びかけます。
現在進行中の、グローバルな帰還の権利の請願のために、
各人が100人あるいはそれ以上の署名を集めてください。

これまでに8万人以上の個人と225団体が以下を主張する請願に署名しています:

「すべてのパレスチナ人が、彼あるいは彼女の出自がある家に帰還し、
彼あるいは彼女の財産を絶対的に返却/補償される、合法的かつ個人的な権利を有す
る。」

CPRRの請願は、世界じゅうに流されると同時に、
パレスチナ、ヨルダン、シリア、レバノンの家々そしてキャンプの
ひとつひとつに流されます。

あなたの支援は、2000年9月1日までに100万人署名を、
というCPRRの目標を達成するために緊急に必要とされています。

あなたの支援があってはじめて、CPRRは、
パレスチナ難民のおかれている今なお続く悲惨を、
この重要な時期に、国際社会に対して提起することができます。

この請願を印刷して、あなたの仲間に回して下さい。
以下のサイトで英語とアラビア語のヴァージョンが印刷可能な形で入手できます。

http://rightofreturn.org/tell-others/materials/

お友達、家族、仕事仲間に署名をお願いしてください。
あるいは、オンラインで以下に署名してもらってください。

http://rightofreturn.org/be-active/petition/

この請願は、パレスチナ自治政府、国連、合州国議会、
そして世界じゅうの政府に提出します。

以上。

より詳しい情報が欲しい方は、CPRRにご連絡下さい。

P.O. Box 21520, Washington D.C. 20009, USA.
Fax: (775) 418-5980.
E-mail: info@rightofreturn.org
Web: http://rightofreturn.org/

(以下、CPRRの顧問の氏名一覧。)

*****
(以下、英語原文)

Dear Friends,
The world might become a more peacefull place if you
take a minute to sign this petition, please forward to
all your friends. Thank you
abier and ousama

--- CPRR Webmaster wrote:
To: From: CPRR Webmaster Date: Sat, 17 Jun 2000 16:41:03 +0100
Reply-to: cprr-news-owner@egroups.com
Subject: [cprr-news] CPRR'S PETITION GOAL - ONE
MILLION SIGNATURES BY SEPTEMBER 1, 2000

CPRR'S PETITION GOAL - ONE MILLION SIGNATURES BY
SEPTEMBER 1, 2000

The Council for Palestinian Restitution and
Repatriation (CPRR) challenges
each person reading this to personally collect 100
signatures or more for
the ongoing global Right of Return petition drive.

Over 80,000 individuals and 225 affiliated
organizations have already signed
the petition which affirms that:

"Every Palestinian has a legitimate, individual
right to return to his or
her original home and to absolute restitution of his
or her property."


As well as around the world, CPRR's petition is
being circulated
house-by-house and camp-by-camp in Palestine,
Jordan, Syria and Lebanon.

Your help is urgently needed to achieve CPRR's goal
of one million
signatures by September 1, 2000.

Only with your support will CPRR be able to raise
the continuing plight of
the Palestinian refugees before the international
community at this
important time.

Please print out the petition and distribute it in
your community. English
and Arabic versions are available from the printable
materials section on
our website at:


http://rightofreturn.org/tell-others/materials/


Ask your friends, families and colleagues to sign,
or have them sign online
at:
http://rightofreturn.org/be-active/petition/


The petition will ultimately be presented to the
Palestinian Authority, the
United Nations, US Congress, and governments around
the world.

[ends]



--------------------------------------------------------------------------


For more information, contact CPRR at:

P.O. Box 21520, Washington D.C. 20009, USA.
Fax: (775) 418-5980.
E-mail: info@rightofreturn.org
Web: http://rightofreturn.org/

CPRR's Advisory Board includes Haidar Abdul Shafi*,
Ibrahim Abu Lughod,
Salman Abu Sittah, Basel Aql, Naseer Aruri, Hanan
Ashrawi, Noam Chomsky,
Burhan Dajani, Abulhuda Farouki, Norman Finkelstein,
Muhammad Hallaj, Shafiq
al-Hout, Ali Jarbawi, Said Khoury, Mona
Makram-Ebeid, Clovis Maksoud, Fouad
Moughrabi, Ilan Pappe, Abdel Muhsin Qattan, Marty
Rosenbluth, Hasib Sabbagh,
Edward Said, and Raji Sourani.

CPRR's Legal Advisory Board includes Susan Akram,
Cherif Bassiouni, Francis
Boyle*, Abdeen Jabara, Anis F. Kasim, Atif Kubursi,
Albert Mokhiber, Allegra
Pacheco, John Quigley, George Salem, Thomas
Stauffer*, and Adrien Wing.

* Also a member of CPRR's Board of Directors

以上

 

◆2002/04/12 イスラエル大使館に抗議を(緊急)(栗田氏)

*栗田さんより

公共哲学フォーラム・公共民フォーラム各位

千葉大の栗田です。たびたび失礼致します。
以下のような呼びかけを作成いたしました。ご検討の上、ご賛同いただける場合
はお知り合いに転送していただければ幸いです。


平和と民主主義、人権を重んじるすべての市民、研究者のみなさん、

 パレスチナで起きている事態につき、皆様の緊急の行動をお願いします。
 現在パレスチナでは、異常な事態が生じています。アメリカのロジックをそっ
くり借用した「対テロ戦争」の名のもと、イスラエルのシャロン政権はパレスチ
ナ自治区に攻め込み、国際社会の非難やあいつぐ国連安保理決議にも一切耳を貸
さずに、虐殺を続けています。イスラエルは現地への報道関係者や医療関係者の
接近を妨害し、国際赤十字等の医療機関の車両までが攻撃の対象となっているた
めに、治療を受けられずに死ぬパレスチナ人が相次ぎ、この十日間で既に数百人
が死亡し、負傷者は数千人に上るとも言われます。パレスチナ人は皆(アラファ
トだけではありません)、自宅に包囲・監禁された状況に置かれ、食料も水も不
足し始め、屋外に出ればイスラエル軍の狙撃があるため死者の埋葬もできず、死
亡者の遺体は街路や屋内で腐敗し始めているという恐るべき状況です。
 イスラエルは、これらすべては「自衛」のためだと言うのですが、現在起きて
いるのがパレスチナ人の固有の領土に対するイスラエルの全く不当な侵略、虐殺
であることは明らかで(ヨルダン川西岸やガザ地区は1967年の第3次中東戦
争によるイスラエルの占領地で、これがパレスチナ人の土地であることは国際社
会も一致して認めています)、どのような口実があろうと許されることではあり
ません。また、イスラエルは「テロ」を批判しますが、実はイスラエルの政権の
側こそが、オスロ合意(1993)以降の和平プロセスが順調に進展していけば
いずれはパレスチナ人に独立国家建設を認めなければならなくなることを何より
嫌い、そのため、占領地への入植の継続やエルサレムのイスラームの聖地への訪
問強行、あるいはパレスチナ側の政治家に対する「暗殺作戦」といった挑発活動
を繰り返して、パレスチナ人の「テロ」を意図的に誘発してきたと言えます。
 われわれはパレスチナ問題というと何か特殊な問題、聖書以来の歴史が絡んだ
宗教的な問題と錯覚してしまいがちですが、今回のシャロン政権の行動からは、
イスラエル国家とパレスチナ人の関係が、要はかつてのアパルトヘイト時代の南
アフリカにおける白人政権と黒人現地人の関係、あるいは植民地時代のアルジェ
リアにおけるフランス人コロンとアルジェリア現地民衆の関係と同じものだとい
うことが、かつてなく明らかになっています。問題の本質は、きわめてコロニア
ルなものなのです。わたしたちには、かつて南アのアパルトヘイト政権を糾弾し
たのと同じように激しくイスラエルの行動を非難し、アルジェリアやベトナムの
人々と連帯したのと同じように真摯な連帯の手を、パレスチナの人々に差し伸べ
ることが求められているのではないでしょうか?
 イスラエルはかつてヨーロッパでユダヤ人が差別・虐殺されたことをもって、
「自衛」や「安全」のための政策を正当化していますが、現在シャロン政権がパ
レスチナ人に対してとっているジェノサイド的政策は、ホローコーストの犠牲と
なった人々の記憶を冒涜するものです。シャロン政権の行動は、ほとんどナチス
顔負けのものです。ナチスの蛮行を放置してはならなかったように、現在のイス
ラエルの行動を放置してもなりません。
 今すぐ、イスラエルの行動を糾弾し、パレスチナの人々と連帯するための行動
に立ち上がってください。具体的には、
   1 この問題につぃて分析、検討を加え、さまざまな場で大いに意見表明
して頂くこと(投稿、声明など)
   2 イスラエル大使館に抗議のメールを集中すること
   3 パレスチナに医薬品や医療スタッフを送るための募金をすること。例
としては、
       1 「日本国際ボランテイアセンター」の募金活動
           郵便振替口座00190・9・27495JVC東京事
務所(「パレスチナ医療支援」と明記のこと)
       2 「パレスチナ子どものキャンペーン」の募金活動
           郵便振替口座00160・7・177367 口座名
「パレスチナ子どものキャンペーン」
     などの募金活動が始まっています。(新聞やインターネットによる情
報)。
    ( ちなみに、この「パレスチナ子どものキャンペーン」のHPにはさ
まざまな情報が紹介されていますので、ご覧ください。)
などの行動が考えられます。このほかにも、それぞれに創意を生かして、多様な
活動を展開して頂ければと思います。
 お時間をおとりしました。どうか今すぐ行動をお願い致します。

      2002年4月12日

          栗田禎子(中東近現代史)


REV:......20030214,...0511,0702 ..20040404 ..20050305 20060812
世界