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ネパール Nepal


last update:20110504

ネパール王国 Kingdom of Nepal
面積 14.1万Km2
人口 2430万人(1998年)
主都 カトマンズ(42.1万人,1991年)


 ◆VERDA LERNEJO(ネパールの女性と子どもの育成支援の会)
  http://www.yk.rim.or.jp/~ngo/
 ◆アイウエオ・サークル(ネパールの子供達に学校をプレゼントする会)
  http://www.iijnet.or.jp/aiueo/
 「1993年4月、私達の活動は、カトマンズのシャンチ・ニクンジャ・セカンダリースクールの校長のブッダ・シャルマ・マナンダール氏の、「このままでは、ネパールは世界に埋没してしまう。先進国に、100年の遅れをとってしまった。この国を救うのは教育しかない。私の土地を寄贈するから、日本の手で学校を作ってほしい。」という言葉から、始まりました。」(ホームページより)
 ◆日本ネパール教育協力会(JECS)
  http://ing.alacarte.co.jp/~oichni06/lNJ-jecs.html
 ◆ネパール:障害者・文献
 ◆ヒマラヤ保全協会
  http://www.sfc.keio.ac.jp/~t96824ky/IHC/hymalaya.html"
 ◆Nepal Info home page
  http://www.info-nepal.com/
  (ネパールのニュース,ホテルなど観光情報,等)
 ◆Kathmandu Home Page
  http://www.unc.edu/~pradhan/
  (ネパールの総合情報。写真、食べ物、トレッキング、ネパール関係のリンク,等)
 ◆Nepali Connection
  http://bass.gmu.edu/~sbhattar/
  (ネパール関係のリンク)
 ◆Kathmandu Post(日刊)
  http://www.south-asia.com/news-ktmpost.html
 ◆Explore Nepal Fortnightly(日刊)
  http://www.catmando.com/news/explore-nepal/explrnpl.htm
 ◆The Independent(週刊)
  http://www.south-asia.com/news-indep.html
 ◆HIMAL(月刊)
  http://www.south-asia.com/himal.html
 ◆ナマステ通信(日本語)
  http://www.biwa.or.jp/~h-nakai/nama.html
  (ネパールの総合案内)

◆19991213〜14
 カトマンズの聾学校のインデイラ校長の特集番組が放映されます。
 元協力隊ネパール派遣の寺井泰子さん
 がネパール語、ネパ−ル手話の翻訳作業に携わりました。

 BS112/13(月) 23:00〜23:20
    12/14(火) 10:00〜10:20(再放送)

 寺井さんから情報提供を受けました。

 長瀬修

※安積・岡原・尾中・立岩『生の技法 ─家と施設を出て暮らす障害者の社会学─ 増補・改訂版』
(19950515,藤原書店)文献リストより。
この本には尾中文哉「アジアの開発途上国における障害者運動と自立生活」,
「アジアの障害者に関する文献リスト」が収められています。

◆岩村 昇 19871120 『ネパールの「赤ひげ」タイへ行く』 岩波書店,岩波ブックレット103,62p. 250 ※
◆福山 博 1993 「ネパールの盲人と障害者福祉」,『障害者の福祉』13-7(144):25-28

 

◆「発展途上国の女児教育」

 遠藤 浩之(立命館大学政策科学部4回生)1812990261-9
 掲載:20020803

SANTARAというネパールの教育問題についてかかれたホームページを紹介します。
発展途上国の現状を考える上で非常に興味深く女子に対する差別的な伝統の現状など や、それを打開すべくなされている「チェリベリ計画」や、提言が書かれています。 女性教師がいない学校では中途退学の割合が高くなるなどは貴重な資料だと思いま す。
◇SANTARA(http://www.page.sannet.ne.jp/aoao520/

□教育史(一部を抜粋)
1951学校教育開始
1953女子のためのパドマ・カンヤ・カレッジ開校
1959トリブバン大学開校設
1960アメリカの援助により教育行政の拡大(教育省に初等・中等教育課、各地区に地
方教育委員会)
(学校教育の拡大)
1971〜1976国家教育体制計画(NESP)行われる(初等5年から3年へ、職業教育の重
視、各カリキュラム新編成)
1977初等教育(3年)無料化
1978小学3年間と僻地の女子4・5年に教科書無料配布
1981初等教育3年から5年へ、カリキュラムと教科書の改善着手
1986チェリベリ計画(正規教育を受けられない女子を対象にした6ヶ月間の教育プロ
グラム)始まる
1990〜教育の民主化
1992前期中等教育1年まで無料化
1994大学進学課程(2年)が新設される


■小学校入学者における中途退学者の割合 (Acharya,1994)

学年別中途退学者の割合(%)
    女性教師のいる学校31校    女性教師のいない学校63校
      男女計 女子のみ          男女計  女子のみ
1     18.25    17.41            24.62    25.70
2     15.73    14.86            14.40    15.19
3     13.94    15.31            12.48    11.19
4     10.81    12.75            13.20    13.50
5     11.03    10.77            12.88    11.40
1-5計   14.99    14.84            17.54    17.97

(1990-92年の3年間のネパール全地域の累積データをもとに)

人口の増加を抑制するための避妊の知識や、生まれた子供たちを病気から守る衛生の 知識。発展途上国の人たちがより豊かに暮らすには女性の知識が必要不可欠で、この 知識のもたらす効果は非常に大きいものがあります。社会の基本となる家庭での女性 の役割は非常に大きなものがあります。特に出産の面で考えればこのホームページに あるように、児童労働が大人の職場を奪っているわけですから、避妊が根付き子供が 減れば大人が職を得てその子供を学校に行かすことも出来るでしょう。ホームページ では児童労働が大人の職を奪いその結果、大人が無職のために子供を働かせる悪循環 を生んでいるというところまでしか言及していませんが、その原因を女性の避妊知識 の欠如、ひいては女性に知識を持つ機会を与えようとしない女性差別の伝統に求める べきです。地球規模の問題の多くは、フロンによるオゾン層の破壊や、二酸化炭素の 増加による温暖化など、科学や文化の発達による弊害であるのに、人口爆発には女性 差別という悪しき伝統が大きくかかわっている事は非常に興味深く思います。

  ◆フェミニズム
  ◆2002年度講義関連

REV: 20110504
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