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出生・出産と技術/生殖技術 1995

出生・出産と技術/生殖技術



199504  日本人類遺伝学会臨床細胞遺伝学認定士制度を開始
     →日本人類遺伝学会臨床遺伝学認定医制度と同臨床細胞遺伝学認定士制度
1995   北京会議
19951207 自民党社会部会が優生保護法に関する勉強会を開く。精神保健課が歴史,
     内容などを説明。この資料には国民優生法から優生保護法になった過程
     で「優生思想が強化」となっていた。『JB』
19951213 各界女性有志が森井厚生大臣に面会。カイロ会議,北京会議のフォロー
     アップを要望。優生保護法・堕胎罪の撤廃も訴える。『JB』
19951216 『朝日新聞』論壇に毛利子来の「優生保護法の廃止を望む」が掲載され
     る。中絶はとりあえず母子保健法に移行することの主張に運動内部で議
     論沸騰。『JB』
19951217 不妊と生殖技術を考えるオープンフォーラム第1回
     不妊と生殖技術、いま何が問題か──〔患者のニ−ズ〕って何ですか?
19951218 DPI女性障害者ネットワークと阻止連が精神保健課・母子保健課と会
     談。とりあえず優生思想を削除し,次に女性の自己決定権をとの2段階
     論が厚生省から提起される。『JB』
19951226 なくそう優生保護法・堕胎罪,変えよう母子保健全国連絡会が社会党朝
     日議員,堀議員,新党さきがけ堂本議員を呼び優生保護法の動きを議論。
     『JB』

 
 
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◆1995/04
 日本人類遺伝学会臨床遺伝学認定医制度と同臨床細胞遺伝学認定士制度

 妊娠早期における出生前診断は,遺伝カウンセリングの一環として行われる必要がある.わが国においては臨床遺伝学の専門家が少ないことを鑑み,日本人類遺伝学会では臨床遺伝学の発展と普及を目的として1991年より臨床遺伝学認定医制度を開始した.すでに300名以上が認定されており,今後ますます実地の遺伝医療の場で活躍することが期待される.
 同様に,日本人類遺伝学会では染色体検査に携わる医師,研究者,技術者を対象とした認定士制度を発足させ,1995年4月より認定を開始する.染色体検査は診断に直結することが多いため,認定士は高度な技術を駆使し,診療に必要な正確な情報を的確に依頼者に伝える役割を担うものである.
 今後,わが国における出生前診断が健全に発展していくためには,これら臨床遺伝学認定医および臨床細胞遺伝学認定士の役割は大きいものと考える.それぞれの連絡先は以下のとおりである.

○臨床遺伝学認定医制度委員会事務局
長崎大学医学部附属原爆後障害医療研究施設遺伝部門
〒852 長崎市坂本町1124
TEL:0958−47−2111,FAX:0958442658

○臨床細胞遺伝学認定士制度委員会事務局
兵庫医科大学遺伝学教室
〒663西富市武庫川11
TEL:0798−45−6587,FAX:0798-40−7639

 
 
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◆♪ 「不妊と生殖技術を考えるオ−プンフォ−ラム」主催/第1回フォ−ラム ♪

●テ−マ  「不妊と生殖技術、いま何が問題か             
              〔患者のニ−ズ〕って何ですか?」  
●日時   1995年12月17日 (日)  13:30 〜16:30 (会場13:00)
●場所   東京ウィメンズプラザ・ホ−ル 
        渋谷区神宮前5-53-67    03(5467)1711
        地下鉄「表参道」駅下車7 分、国連大学・こどもの城の裏
●参加費  1,500 円
●発言者  児島孝久( 産婦人科医)  古矢美代子(患者の立場から)
      高濱一宏( 産婦人科医)   岩本かす美(患者の立場から)
      加部一彦( 新生児科医)

 いま、不妊をめぐって新たな技術がつぎつぎと登場しています。体外受精や顕微受精減数手術はもちろんのこと、第三者の精子による体外受精、精子細胞による顕微受精、そして受精卵の着床前診断・・・。けれど、こうした技術の^ 進歩”に不安を抱く人も多いのではないでしょうか。技術があるがゆえに降りられない苦しみ、治療によって心も体も傷ついていく現実・・・。なのに、日本ではこうした当事者の声はほとんど取りあげられることがなく、医師主導で技術ばかりが先行していっています。
 「不妊と生殖技術を考えるオ−プンフォ−ラム」は、そんな現状に風穴をあけようと5人の「呼びかけ人」によって企画されたものです。第一の目的は、不妊と生殖技術について公開の場での議論を行うこと。「賛成」「反対」で片づけるのではなく、現場でいま何が行われているのかを明らかにしていきたいのです。その議論を通じて不妊治療についての十分な情報を公開し、さらに社会的・文化的な背景を含めた不妊の問題を、アピ−ルしていきたいと考えます。今後も2〜3カ月に1回、「減数手術」「治療における説明」などをテ−マに連続的に開催します。
 第1回目のテ−マは「患者のニ−ズ」。それぞれの立場からの発言のあとは、参加者の皆さんも交えての質疑応答およびディスカッションです。
 多くの方々のご参加をお待ちしています。
   〔呼びかけ人/鈴木良子 謝花麻里 岩本かす美 加部一彦 尾澤彰宣〕

 ●申し込み・お問い合わせは
  往復はがき    156 世田谷区経堂1-28-4-307 鈴木方「フォ−ラム」宛
  FAX      03(3324)2086 (12 月31日までの専用回線)   
  ニフティ・サ−ブ  VFC05762 岩本かす美 まで

……

052/177 岩本 かす美 不妊と生殖技術を考えるオ−プンフォ−ラム
( 2) 95/12/01 11:36

※以上は,NIFTY-Serve:GO FMEDSOC(<医と社会のフォーラム>)→3:電子会議
- FMEDSOC MES( 2):「交差点(イベント情報・ネット医療情報)」より転載した
ものです。


ファイル名等変更:20031227
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