『色覚差別と語りづらさの社会学――エピファニーと声と耳』

徳川直人　20160125　生活書院，320p.

last update:20160217

■徳川直人　20160125　『色覚差別と語りづらさの社会学――エピファニーと声と耳』，生活書院，320p.　ISBN-10:4865000488　ISBN-13:978-4865000481　欠品　[amazon]／[kinokuniya] ※ ds

■内容

色覚少数者の名状しがたい生きづらさは何に起因するのか！制度的な差別が撤廃されたかと思えば非言及と無顧慮が支配し、その反動で再び当事者の自覚の必要が強調される…。相互行為論の観点から、色覚と社会について書かれてきたものを読み解き、いかにして当事者の言葉が失効させられ、どこにオルタナティブの芽が出ていたのかを探る渾身の書。

■著者紹介

徳川直人［トクガワナオヒト］
社会学者。東北大学准教授。１９６１年生まれ。１９９０年、東北大学文学研究科博士課程（社会学専攻）単位取得退学。１９９０年、北海道教育大学助手（教育学部釧路校）に着任。以後、講師、助教授。１９９８年、東北大学助教授（大学院情報科学研究科）に転任。２００６年、東北大学から学位取得（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

■目次

序章　理論ノーツ：相互行為論と障害学
第１章　他者化と自己疎外
第２章　「パイプのけむり」の三つのエッセイ
第３章　色盲検査表を読む：色弱者はいかにして信頼を奪われたか
第４章　善意の思想像
終章　応答性：声と耳と自己と

■引用

■書評・紹介

■言及

＊作成：安田智博

UP:20160217　REV:

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