『老人喰いーー高齢者を狙う詐欺の正体』

鈴木大介　20150210　筑摩書房，240p.

last update:20210615

■鈴木大介　20150210　『老人喰いーー高齢者を狙う詐欺の正体』，筑摩書房，240p.　ISBN-10:4480068155　ISBN-13:978-4480068156　800+　[amazon]／[kinokuniya] ※　a06

■内容

紹介

内容（「BOOK」データベースより）
オレオレ詐欺、騙り調査、やられ名簿…。平均2000万円の預金を貯め込んだ高齢者を狙う詐欺「老人喰い」が、いま急速に進化している。高齢者を騙すために合理化された組織をつくり、身元を徹底的に調べあげ、高いモチベーションで詐欺を行う若者たち。彼らは、どのような手口で高齢者を騙しているのか。どのような若者たちが、どのような心理で行っているのか。裏稼業で生きる若者たちに迫ることから、階層化社会となった日本の抱える問題をあぶりだす。

著者略歴

鈴木大介［スズキダイスケ］
１９７３年千葉県生まれ。「犯罪する側の論理」「犯罪現場の貧困問題」をテーマに、裏社会・触法少年少女らの生きる現場を中心とした取材活動を続けるルポライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

■目次

第１章　老人を喰らうのは誰かー高齢者詐欺の恐ろしい手口（会社員風の若者たち；彼らは誰を狙っているのか　ほか）
第２章　なぜ老人喰いは減らないかー（株）詐欺本舗の正体（なぜ老人喰いは減らないか；（株）詐欺本舗の企業概要　ほか）
第３章　いかに老人喰いは育てられるかープレイヤーができるまで（平手打ちの飛ぶ研修；「ダミー研修」による選抜　ほか）
第４章　老人喰いとはどのような人物かー４人の実例からみた実像（激変するプレイヤーの素性；ケース１　闇金系融資保証金詐欺プレイヤーからの転業　ほか）
第５章　老人喰いを生んだのは誰かー日本社会の闇のゆくえ（老人喰いはダークヒーローなのか；カスになるまで使い尽くせ　ほか）

■引用

■書評・紹介

■言及

＊作成：今井浩登

UP:20210615　REV:

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