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『国策と犠牲――原爆・原発 そして現代医療のゆくえ』
山口 研一郎 編 20141117 社会評論社,370p.
last update:20150212
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山口 研一郎
編 20141117 『国策と犠牲――原爆・原発 そして現代医療のゆくえ』,社会評論社,370p. ISBN-10:4784515313 ISBN-13:978-4784515318 2600+
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※ npp. l
■内容
戦中、戦後、連綿と続けられてきた医療政策や科学技術が、国のほんの一握りの人たちにとって有意義である一方、多くの人びとに多大な被害や被災をもたらすものであった。現在、国民に徹底して「犠牲」を強いる「国策」は、その規模や凶暴性を増して推進されようとしています。その連鎖の構図をどこかで断ち切らねば、今後、私たちの生命(いのち)や生活(くらし)は、ますます追いつめられていくのではないでしょうか。
■目次
まえがき 戦後日本における「国策」をめぐって……山口 研一郎
序章 いま深くいのちをみつめる……高 史明
T 福島原発事故と内部被曝
はじめに……塩見 有生
第1章 「低線量」放射線内部被曝と健康障害……松井 英介
第2章 若狭湾における反原発の闘い……中嶌 哲演
コラム1 原発を告発し続けた反原発の闘い……水戸 喜世子
U 現代科学技術と先端医療
はじめに……西沢 いづみ
第3章 医療政策としての脳死・尊厳死――私たちはナチスを断罪できるのか……小松 美彦
第4章 人体部品資源化・商品化のいま……天笠 啓祐
コラム2 子どもと臓器移植・原発事故・遺伝子診断――国策の犠牲者としての子どもたち……川見 公子
第5章 科学技術における「国策」と「犠牲」の連鎖の構図……亀口 公一
コラム3 三池CO闘争五〇周年の今日的意義……沖 克太郎
V 被爆地・長崎の戦後
第6章 長崎の医師・永井隆、秋月辰一郎のことなど――土山秀夫先生に聞く……山口 研一郎
コラム4 被爆者医療に五〇年取り組んだ父・秋月辰一郎……藤 信子
コラム5 被爆地長崎で見た真実……西村 豊行
あとがき 苦からの解放をめざす人々へ……神戸 修
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
安田 智博
UP: 20150212 REV: 20150212
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