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『狂気という隣人――精神科医の現場報告』

岩波 明 20040810 新潮社,222p.

last update: 20110505

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岩波 明 20040810 『狂気という隣人――精神科医の現場報告』,新潮社,222p. ISBN-10: 4104701017 ISBN-13: 978-4104701018 [amazon][kinokuniya] ※ m →20070201(文庫版)265p. ISBN-10: 4101305714 ISBN-13: 978-4101305714 \459 [amazon][kinokuniya]

■内容

・出版社/著者からの内容紹介
精神分裂病の発症率は人口の1パーセント。しかもその数字は貧富の差、国などの地域差はなく、全世界で変わらないと言われます。どのような生活を営もうが、誰もが発症する可能性を持っているということです。また、少なくともその30倍の人々は「スキゾフレニック(精神分裂病的)」と呼ぶことの出来る、いわば予備軍と指摘する声もあります。
 それだけ身近な病であるのに、私たちはその実際を知りません。長いこと、多くの差別や偏見により閉ざされた世界であったのも事実です。精神病院もまた同様です。「こわいところ」「汚いところ」、そういったイメージで語られることも少なくありません。一方で巷では、精神障害者の犯罪が紙面を賑わせます。ところが、これもまた刑法39条により、その詳細は明らかにされません。確実に被害者は存在するのに起訴されることもなく、事件はなかったことにされてしまいます。つまり、あらゆる場面で私たちは何も知らされないし、知ることもなかったのです。
 殺人に手を染めた触法精神障害者は、どのような生活を送り、その後、どう生きていくのか。警察から拒否され、たらい回しにされた患者は、どう処置されるのか。治癒し社会復帰した者たちは、何故、再び病院へと戻ることになるのか……。本書は精神医療の現場について専門家が綴ったものです。
著者の岩波さんは、東京都立松沢病院を始め、長年、精神病院に勤めてきた現役の医師です。生身で付き合った当事者だからこそ見ることが出来た、本当の世界がそこに描かれます。医師だからこその、冷静な人間観察の記録となっています。その凄絶な現実をお読み下さい。

・(「BOOK」データベースより)
殺人に手を染めた触法精神障害者たちは、どのような生活を送り、その後、どう生きていくのか。警察から拒否され、病院をたらい回しにされた患者は、果たしてどう処置されるのか。そして治癒し社会復帰した者たちは、何故に、再び病院へと戻ることになるのか―。その「発症率」100人に1人!遮蔽されてきた、精神病棟の壮絶な現実を描く。

■目次

第1章 もう一つのER
第2章 精神科救急の外国人
第3章 スキゾフレニック・キラー
第4章 殺戮する脳髄
第5章 幻聴と殺人
第6章 自殺クラブ
第7章 サイコティック・ジャンキー
第8章 保安病棟

■引用


■書評・紹介


■言及




*作成:山口 真紀

UP: 20110505 REV:
精神障害/精神医療  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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