『ホスピスという力――死(いのち)のケアとはなにか』
米沢 慧 20021004 日本医療企画,236p.
■米沢 慧 20021004 『ホスピスという力――死(いのち)のケアとはなにか』,日本医療企画,236p. ISBN-10: 4890415734 ISBN-13: 978-4890415731 \1890 [amazon]/[kinokuniya] ※ t02
■内容
(「BOOK」データベースより)
ホスピスの誕生から現在までの歩みを検証し、その可能性を探り、ひいては理想的な医療のあり方も模索する。ホスピスケアの本質に深く言及した根源的なホスピス考察論。
(「MARC」データベースより)
ホスピス誕生から現在までの歩みを検証し、その可能性を探り、ひいては理想的な医療のあり方も模索する。ホスピスケアの本質に深く言及した根源的なホスピス考察論。月刊『ばんぶう』連載をもとに、加筆・訂正してまとめる。
■目次
第T部 ホスピスという磁場
序章 ホスピスというミッション
1 ホスピスへの遠い道
2 日本ホスピスの黎明期への眼差し
第1章 死(いのち)の医療化と脱病院化――シシリー・ソンダース
1 脱病院化への道
2 愛の共同体
3 自己実現の物語
第2章 死(いのち)の過程と臨死の位相
1 死とその過程
2 五つの自然的感情
3 シャーマン
4 ホスピスという磁場
第U部 ホスピスという臨床
第3章 ホスピス医の臨床
1 ホスピス医になるということ
2 ホスピス宣言
3 <いのち>の物語に参加すること
第4章 モルヒネという思想
1 痛みへの共感
2 モルヒネの力
3 脱病人宣言
第5章 ようこそ、ホスピスへ
1 住居としてのホスピス
2 ファミリー・トライアングル
3 「共にある」関係へ
第V部 ホスピスという力
第6章 いのちの位相をめぐって
1 いのちの往路と帰路
2 動物生命と植物生命
3 還りのいのちのケア
終章 いのちの深さ
1 終末期のイノセンス
2 スピリチュアル
3 ホスピスの力
4 自己受けとめの明け渡し
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岡田 清鷹