『ゲノムの波紋』
Wingerson, Lois 1998 Unnatural Selection: The Promise and the Power of Human Gene Research, Bantam, 416p..
=20001230 牧野 賢治・青野 由利 訳,化学同人, 480p.
last update:20220316
■Wingerson, Lois 1998
Unnatural Selection: The Promise and the Power of Human Gene Research,Bantam,416p.
=20001230 牧野 賢治・青野 由利 訳 『ゲノムの波紋』,化学同人, 480p. ISBN-10:4759808698 ISBN-13:978-4759808698 2800+
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■内容
紹介
内容(「BOOK」データベースより)
人間の遺伝子を解読することによって、将来私たちが直面するであろう真の危機とは何か。「遺伝子検査」「遺伝的差別」「遺伝子情報の管理」「遺伝カウンセリング」「遺伝子サービスと医療保険」など、いくつかの倫理上のジレンマを紹介し、その意味を問う。
内容(「MARC」データベースより)
ヒトゲノム研究は人間社会に何をもたらすか。遺伝子検査、遺伝的差別、遺伝子情報の管理、遺伝カウンセリングなど倫理上のジレンマを紹介し、その意味を問う。
著者略歴
■目次
正しいものの世代ーテイ・サックス病の悲劇
悩ましい検査ーストレス検査の波紋
最後の選択ー遺伝子検査のゆくえ
フォークナー会議ー出生前検査のジレンマ
倫理的な境界線ーヒト胚研究の是非
新しいパラダイムー遺伝子検査の光と影
失われた環ー優生学の系譜
ナチに仕えた一人の学者ー優生学を信奉した崇高な科学者
彼らは悪魔だったのかー欠けていた医学倫理
遺伝子と原子爆弾ー生物学のマンハッタン計画
私たちの遺伝子地図ーヒトゲノム計画の発端
キセキと驚異の日々ー遺伝子情報の管理をめぐる論争
優しき番犬ー遺伝子情報を守るのはだれだ
アイデンティティ・クライシスー遺伝カウンセリングの危機:だれのための医療かー遺伝子サービスと管理型医療の矛盾
パンドラの箱ー遺伝子と犯罪研究
痕跡を消すなーヒトゲノム多様性計画の受難
人類の進化についてー自然選択を超える日
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:今井 浩登