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『話せる医療者ーーシミュレイテッド・ペイシェントに聞く』
佐伯 晴子・日下 隼人 20001115 医学書院,189p.
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last update:20220509
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■佐伯 晴子・日下 隼人 20001115 『話せる医療者ーーシミュレイテッド・ペイシェントに聞く』,医学書院,189p. ISBN-10:4260331027 ISBN-13:978-4260331029 2000+
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※ dr
■内容
紹介
出版社からのコメント
「他者としての患者」という問いかけ 本書の基本的立場は、「患者ー医療者間のコミュニケーションは異文化交流である」ということに尽きます。患者と医療者はしょせん「言葉」が違うのだから、ちょうど言葉の通じない外国人と交流するようにしたらよい、という立場です。だから挨拶も必要ですし、パターナリスティックな対応も失礼です。
「異文化交流」というー見穏和な言葉は、さらに、医療の枠を超えて存在する「他者としての患者」がなぜ見えないのか、という厳しい問いかけも含んでいます。本書中で佐伯氏が執拗に述べている「簡単に理解したつもりにならないでほしい」の痛烈さはそこにあります。理解できないことを認めたところからしかコミュニケーションは始まらないーーこれが本書のメッセージです。
内容(「BOOK」データベースより)
あなたのことばは不思議な歌詞のようだし、私のことばはゆらゆらと宙に漂ったまま…患者ー医療者間のコミュニケーションは「異文化交流」だ。誤解とすれちがいに満ちている。ならば相手に聞いてみたい。「ほんとうに伝わりましたか?ほんとうはどう感じたのですか?」と。実践!医療コミュニケーション。
内容(「MARC」データベースより)
医療面接の患者役になって、医療者に症状を話したり質問に答えたりするのがシミュレイテッド・ペイシェント。SPの実践事例を上げ、SPの世界からみえること、コミュニケーションのあり方を解説する。
著者略歴
佐伯晴子[サエキハルコ]
兵庫県宝塚市生まれ。1977年大阪外国語大学ロシア語科卒業。インターグループにて通訳派遣・国際会議事務局。イタリア・ミラノ国立がんセンターにて緩和ケア協会事務局ボランティア。帰国後、翻訳、高校講師などをしながら、東京SP研究会事務局担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
■目次
1 今日こそ病院にいくしかない
2 SP実践事例
3 SPの世界からみえること
4 ケアの本質としてのコミュニケーション
付章 対談…異文化としての医療
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
今井 浩登
UP:20220509 REV:
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医師
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