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『ガンの夫を自宅で看取る――医療ソーシャルワーカーの介護日記から』

児島 美都子 19980625 農山漁村文化協会,263p.


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■児島 美都子 19980625 『ガンの夫を自宅で看取る――医療ソーシャルワーカーの介護日記から』,農山漁村文化協会,263p. ISBN-10:4540980297 ISBN-13:978-4540980299 \1500 [amazon][kinokuniya] ※ l9ms0000

■内容(「BOOK」データベースより)
夫が末期ガン、余命は約六ケ月の告知、仕事の講義は無理という。この時、夫妻が選んだのは“普通の生活”。治療・民間療法も続けながら、大学の最終講義を終え、一年半後に皆にみまもられて自宅で亡くなった。医師はガンの告知、QOL(クオリティ・オブ・ライフ、人生の質)と言うが、じつは病人のQOLを知らない。人生はそれこそ千差万別。この時にキイワードとなるのが“普通の生活”。本書は夫の病状メモを入れた妻の介護日記。ガン患者がおだやかに生を終える鍵がのべられている、医療・福祉・人のネットワークをどうつくるか。長年の“普通の生活”の中に、それへの道がひそんでいる。

■内容(「MARC」データベースより)
末期ガンで余命六カ月の告知を夫が受けた。その時夫妻が選んだのは「普通の生活」だった…。ガン患者がおだやかに生を終えるためにはどうしたらいいか、妻の介護日記の中にその鍵が述べられている。〈ソフトカバー〉

■目次

はじめに ラストソング「カチューシャの歌」/もう一つの選択
私たちのプロフィール
一章 告知前後(1995年8〜9月)
二章 仕事を続けながらの療養生活(1995年9〜10月)
三章 脳への転移を本人には告げず(1995年10〜12月)
四章 近藤論文をどう受け止めたか(1996年1〜4月)
五章 音楽は最高のメンタルケア(1996年4月〜7月)
六章 脳への転移を告知し放射線治療を開始(1996年7月〜12月)
七章 最終講義、在宅酸素の導入(1996年12月〜1997年1月)
八章 検査入院が治療のための入院に(1997年1月〜2月)
九章 「ようやく人間らしくなれたよ」――自宅で過ごした最期の13日間(1997年2月)
終章 末期ガン患者の在宅介護はどこまで可能か――体験者として、医療ソーシャルワーカーとしての提言
おわりに

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:石田 智恵
UP:20081029 REV:
医療ソーシャルワーカー  ◇身体×世界:関連書籍 1990'  ◇BOOK
 
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